JPH11300261A - 塗布用ダイ清掃装置およびこれを用いた塗布方法並びにカラーフィルターの製造装置および製造方法 - Google Patents
塗布用ダイ清掃装置およびこれを用いた塗布方法並びにカラーフィルターの製造装置および製造方法Info
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- JPH11300261A JPH11300261A JP11240098A JP11240098A JPH11300261A JP H11300261 A JPH11300261 A JP H11300261A JP 11240098 A JP11240098 A JP 11240098A JP 11240098 A JP11240098 A JP 11240098A JP H11300261 A JPH11300261 A JP H11300261A
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- discharge port
- die
- cleaning
- coating liquid
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/50—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
- B05B15/52—Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter for removal of clogging particles
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】塗布用ダイから塗布液を吐出した後、ダイの吐
出口周辺に摺接して余分な液を除去する塗布用ダイ清掃
装置において、吐出口周辺を常に拭き残りのない、清浄
な状態に維持して、塗膜面に縦スジなどの塗布欠点を発
生させない塗布用ダイ清掃装置とこれを用いた塗布方法
並びにカラーフィルター製造装置並びに製造方法を提供
する。 【解決手段】塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出口に接
触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させることによ
って、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから除去す
る清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、さらに
前記清掃具を洗浄する洗浄手段を設けたことを特徴とす
る塗布用ダイ清掃装置。
出口周辺に摺接して余分な液を除去する塗布用ダイ清掃
装置において、吐出口周辺を常に拭き残りのない、清浄
な状態に維持して、塗膜面に縦スジなどの塗布欠点を発
生させない塗布用ダイ清掃装置とこれを用いた塗布方法
並びにカラーフィルター製造装置並びに製造方法を提供
する。 【解決手段】塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出口に接
触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させることによ
って、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから除去す
る清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、さらに
前記清掃具を洗浄する洗浄手段を設けたことを特徴とす
る塗布用ダイ清掃装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば液晶ディ
スプレイ用カラーフィルター、光学フィルター、プリン
ト基板、集積回路、半導体の製造分野に使用されるもの
であり、詳しくはガラス基板などの被塗布部材表面に塗
布液を吐出するダイの吐出口およびその周辺の清掃装置
およびこれを用いた塗布方法、さらにはこれらの装置お
よび方法を使用したカラーフィルター製造装置および製
造方法に関するものである。
スプレイ用カラーフィルター、光学フィルター、プリン
ト基板、集積回路、半導体の製造分野に使用されるもの
であり、詳しくはガラス基板などの被塗布部材表面に塗
布液を吐出するダイの吐出口およびその周辺の清掃装置
およびこれを用いた塗布方法、さらにはこれらの装置お
よび方法を使用したカラーフィルター製造装置および製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板の被塗布部材への塗布方法と
してダイコータ塗布がある。ダイコータは特開平5−2
08154号公報に開示されているとおり、フィルム、
基板等の被塗布部材を移動させながら、ダイの吐出口か
ら塗布液を被塗布部材に吐出し、被塗布部材上に所定の
塗膜面を形成するものである。
してダイコータ塗布がある。ダイコータは特開平5−2
08154号公報に開示されているとおり、フィルム、
基板等の被塗布部材を移動させながら、ダイの吐出口か
ら塗布液を被塗布部材に吐出し、被塗布部材上に所定の
塗膜面を形成するものである。
【0003】ガラス基板等の枚葉塗布にこのダイコータ
を使用する場合、外観上良好で、しかも膜厚が均一な塗
膜面を形成するために、常にダイ吐出口周辺を清浄な状
態に保つ必要がある。
を使用する場合、外観上良好で、しかも膜厚が均一な塗
膜面を形成するために、常にダイ吐出口周辺を清浄な状
態に保つ必要がある。
【0004】上記の問題を解決する手段として、特開平
7−168015号公報等に開示されているように、耐
薬品性のある高分子材料からなる清掃具を吐出口に摺接
させて、吐出口およびその周辺に付着した塗布液を掻き
取る清掃装置および清掃方法が提案されている。
7−168015号公報等に開示されているように、耐
薬品性のある高分子材料からなる清掃具を吐出口に摺接
させて、吐出口およびその周辺に付着した塗布液を掻き
取る清掃装置および清掃方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た清掃装置および清掃方法では、清掃具に付着した塗布
液がダイ吐出口と清掃具との摺接開始部に転写されるの
で、多数回清掃を行うと転写された塗布液がしだいに集
積して大きくなり、これが凝固する。そして、この凝固
物が被塗布部材に接触して、塗膜面に縦すじ等の塗布欠
点を発生させることがあった。
た清掃装置および清掃方法では、清掃具に付着した塗布
液がダイ吐出口と清掃具との摺接開始部に転写されるの
で、多数回清掃を行うと転写された塗布液がしだいに集
積して大きくなり、これが凝固する。そして、この凝固
物が被塗布部材に接触して、塗膜面に縦すじ等の塗布欠
点を発生させることがあった。
【0006】また、ダイ吐出口付近に付着した余分な塗
布液を除去する時、除去したものがすべて落下せず、一
部が清掃具とダイとの接触領域以外に溢れて、ダイに付
着、残存する不都合も発生していた。さらに、清掃回数
を重ねると、この付着、残存した塗布液が蓄積して大き
な固まりとなって凝固し、これが清掃具とダイが密着す
る前に清掃具の端面と接触するので、ダイの吐出口と清
掃部材の清掃面が接触できず、吐出口に拭き残りが発生
し、良好な塗膜面を形成できないという問題があった。
布液を除去する時、除去したものがすべて落下せず、一
部が清掃具とダイとの接触領域以外に溢れて、ダイに付
着、残存する不都合も発生していた。さらに、清掃回数
を重ねると、この付着、残存した塗布液が蓄積して大き
な固まりとなって凝固し、これが清掃具とダイが密着す
る前に清掃具の端面と接触するので、ダイの吐出口と清
掃部材の清掃面が接触できず、吐出口に拭き残りが発生
し、良好な塗膜面を形成できないという問題があった。
【0007】また、従来の清掃具ではダイとの密着性が
悪く、それを補うために清掃具をダイに大きな力で押し
付けるので、摺接を繰り返す過程で摩耗を引き起こし、
削れた摩耗粉が基板上の塗膜面に付着し、製品の欠点不
良率を高めていた。
悪く、それを補うために清掃具をダイに大きな力で押し
付けるので、摺接を繰り返す過程で摩耗を引き起こし、
削れた摩耗粉が基板上の塗膜面に付着し、製品の欠点不
良率を高めていた。
【0008】さらにまた、清掃具を吐出口付近に密着さ
せて摺接するためには、清掃具の位置合わせに微妙な調
整を必要とするが、これに長時間要し、生産性の低下を
も引き起こしていた。
せて摺接するためには、清掃具の位置合わせに微妙な調
整を必要とするが、これに長時間要し、生産性の低下を
も引き起こしていた。
【0009】本発明は上述の事情に基づいてなされたも
のであり、その目的とするところは常に基板上に欠点不
良のない良好な塗膜面を形成するため、リップ面に拭き
残りも生じさせず、しかも清掃具の微妙な位置合わせを
必要としない塗布用ダイ清掃装置およびこれを用いた塗
布方法並びにカラーフィルター製造装置および製造方法
を提供することにある。
のであり、その目的とするところは常に基板上に欠点不
良のない良好な塗膜面を形成するため、リップ面に拭き
残りも生じさせず、しかも清掃具の微妙な位置合わせを
必要としない塗布用ダイ清掃装置およびこれを用いた塗
布方法並びにカラーフィルター製造装置および製造方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は以下のとおりである。すなわち、 (1)塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出口に接触さ
せ、かつ該吐出口の長手方向に移動させることによっ
て、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから除去する
清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、さらに前
記清掃具を洗浄する洗浄手段を設けたことを特徴とする
塗布用ダイ清掃装置。
明の構成は以下のとおりである。すなわち、 (1)塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出口に接触さ
せ、かつ該吐出口の長手方向に移動させることによっ
て、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから除去する
清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、さらに前
記清掃具を洗浄する洗浄手段を設けたことを特徴とする
塗布用ダイ清掃装置。
【0011】(2)前記洗浄手段が、前記清掃具に洗浄
用溶剤を吐出するノズルであることを特徴とする前記
(1)記載の塗布用ダイ清掃装置。
用溶剤を吐出するノズルであることを特徴とする前記
(1)記載の塗布用ダイ清掃装置。
【0012】(3)塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出
口に接触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させるこ
とによって、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから
除去する清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、
前記吐出口から除去した塗布液を吸引排除する吸引ユニ
ットを前記清掃具近傍に配したことを特徴とする塗布用
ダイ清掃装置。
口に接触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させるこ
とによって、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから
除去する清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、
前記吐出口から除去した塗布液を吸引排除する吸引ユニ
ットを前記清掃具近傍に配したことを特徴とする塗布用
ダイ清掃装置。
【0013】(4)塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出
口に接触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させるこ
とによって、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから
除去する清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、
前記清掃具は前記吐出口の輪郭に沿って線接触する形状
を有すると共に、前記清掃具と前記吐出口間の線接触を
清掃具の移動時に維持するならい機構をさらに有するこ
とを特徴とする塗布用ダイ清掃装置。
口に接触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させるこ
とによって、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから
除去する清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、
前記清掃具は前記吐出口の輪郭に沿って線接触する形状
を有すると共に、前記清掃具と前記吐出口間の線接触を
清掃具の移動時に維持するならい機構をさらに有するこ
とを特徴とする塗布用ダイ清掃装置。
【0014】(5)前記ならい機構は、前記吐出口の長
手方向と直交する2方向に自在に直線移動する機構と前
記清掃具の前記吐出口への付勢方向を軸心とした回転機
構からなることを特徴とする前記(4)に記載の塗布用
ダイ清掃装置。
手方向と直交する2方向に自在に直線移動する機構と前
記清掃具の前記吐出口への付勢方向を軸心とした回転機
構からなることを特徴とする前記(4)に記載の塗布用
ダイ清掃装置。
【0015】(6)前記(1)〜(5)のいずれかに記
載の塗布用ダイ清掃装置を用いて、カラーフィルターを
製造することを特徴とするカラーフィルターの製造装
置。
載の塗布用ダイ清掃装置を用いて、カラーフィルターを
製造することを特徴とするカラーフィルターの製造装
置。
【0016】(7)塗布液を吐出口から吐出する塗布用
ダイを用いて被塗布部材に塗布する前または後で、清掃
具を該ダイの吐出口に接触させながら、該吐出口の長手
方向に移動させることによって、該吐出口に付着した塗
布液を前記ダイから除去する塗布方法において、塗布の
前または後に前記清掃具を溶剤で洗浄することを特徴と
する塗布方法。
ダイを用いて被塗布部材に塗布する前または後で、清掃
具を該ダイの吐出口に接触させながら、該吐出口の長手
方向に移動させることによって、該吐出口に付着した塗
布液を前記ダイから除去する塗布方法において、塗布の
前または後に前記清掃具を溶剤で洗浄することを特徴と
する塗布方法。
【0017】(8)塗布液を先端部にある吐出口から吐
出する塗布用ダイを用いて被塗布部材に塗布する前また
は後で、清掃具を該ダイの吐出口に接触させながら、該
吐出口の長手方向に移動させることによって、該吐出口
に付着した塗布液を前記ダイから除去する塗布方法にお
いて、前記清掃具で塗布液を前記ダイから除去した直後
に、前記吐出口周辺および清掃具に付着した液を吸引排
出することを特徴とする塗布方法。
出する塗布用ダイを用いて被塗布部材に塗布する前また
は後で、清掃具を該ダイの吐出口に接触させながら、該
吐出口の長手方向に移動させることによって、該吐出口
に付着した塗布液を前記ダイから除去する塗布方法にお
いて、前記清掃具で塗布液を前記ダイから除去した直後
に、前記吐出口周辺および清掃具に付着した液を吸引排
出することを特徴とする塗布方法。
【0018】(9)塗布液を先端部にある吐出口から吐
出する塗布用ダイを用いて被塗布部材に塗布する前また
は後で、清掃具を該ダイの吐出口に接触させながら、該
吐出口の長手方向に移動させることによって、該吐出口
に付着した塗布液を前記ダイから除去する塗布方法にお
いて、前記吐出口の輪郭に沿って線接触する清掃部材と
該清掃部材を前記吐出口に接触させるならい機構を用い
て、線接触を維持して、前記吐出口に付着した塗布液を
除去することを特徴とする塗布方法。
出する塗布用ダイを用いて被塗布部材に塗布する前また
は後で、清掃具を該ダイの吐出口に接触させながら、該
吐出口の長手方向に移動させることによって、該吐出口
に付着した塗布液を前記ダイから除去する塗布方法にお
いて、前記吐出口の輪郭に沿って線接触する清掃部材と
該清掃部材を前記吐出口に接触させるならい機構を用い
て、線接触を維持して、前記吐出口に付着した塗布液を
除去することを特徴とする塗布方法。
【0019】(10)前記(7)〜(9)のいずれかに
記載の塗布方法を用いて、カラーフィルターを製造する
ことを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
記載の塗布方法を用いて、カラーフィルターを製造する
ことを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
【0020】前記(1)、(7)の塗布用ダイ清掃装置
および塗布方法によれば、常に清掃具を清浄な状態に保
つので、清掃具に付着した塗布液がダイの吐出口周辺に
転写されることがなく、吐出口に塗布液が凝固したもの
が蓄積して悪影響を及ぼすことがない。
および塗布方法によれば、常に清掃具を清浄な状態に保
つので、清掃具に付着した塗布液がダイの吐出口周辺に
転写されることがなく、吐出口に塗布液が凝固したもの
が蓄積して悪影響を及ぼすことがない。
【0021】前記(3)、(8)の塗布用ダイ清掃装置
および塗布方法によれば、清掃具に付着した塗布液を吸
引して排除するので、清掃具を常に清浄な状態に維持す
ると共に、ダイと清掃具との接触領域以外に液が溢れな
くなり、ダイに液が付着、残存することを防止できる。
および塗布方法によれば、清掃具に付着した塗布液を吸
引して排除するので、清掃具を常に清浄な状態に維持す
ると共に、ダイと清掃具との接触領域以外に液が溢れな
くなり、ダイに液が付着、残存することを防止できる。
【0022】前記(4)、(9)の塗布用ダイ清掃装置
および塗布方法によれば、清掃具がならい機構を有して
いるので、初期の微妙な清掃具位置合わせが不要になる
とともに、清掃具が吐出口に常に線接触で摺接すること
が可能となるので、吐出口に比較的弱い押し付け力で押
圧しても清掃具が吐出口周辺に常に密着して清掃効果を
高めて、さらに清掃具の耐摩耗性も向上できる。
および塗布方法によれば、清掃具がならい機構を有して
いるので、初期の微妙な清掃具位置合わせが不要になる
とともに、清掃具が吐出口に常に線接触で摺接すること
が可能となるので、吐出口に比較的弱い押し付け力で押
圧しても清掃具が吐出口周辺に常に密着して清掃効果を
高めて、さらに清掃具の耐摩耗性も向上できる。
【0023】前記(6)、(10)のカラーフィルター
製造装置および製造方法によれば、本発明の塗布用ダイ
清掃装置および塗布方法を用いてカラーフィルターを製
造するのでので、常に良好な塗膜面を有する高品質な製
品を生産できる。
製造装置および製造方法によれば、本発明の塗布用ダイ
清掃装置および塗布方法を用いてカラーフィルターを製
造するのでので、常に良好な塗膜面を有する高品質な製
品を生産できる。
【0024】
【発明の実施の態様】以下、本発明の好ましい形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の塗布用ダイ清掃
装置10を塗布装置であるダイコータに適用した一例を
示す概略斜視図である。
面に基づいて説明する。図1は本発明の塗布用ダイ清掃
装置10を塗布装置であるダイコータに適用した一例を
示す概略斜視図である。
【0025】図1を見ると、ダイコータ8はダイ1とダ
イ1を塗布の前または後で清掃する塗布用ダイ清掃装置
10と基台4とテーブル5および支柱7から構成され
る。ここで、ダイ1は昇降できるように支柱7に図示し
ない昇降運動機構を介して取り付けられている。また、
テーブル5はダイ1の下部を矢印5A、5Bの方向に直
進運動できるように、図示しない往復運動機構を介して
基台4に取り付けられる。なお、塗布時には、基板6は
テーブル5に真空吸着により保持され、塗布液が図示し
ないポンプ等の送液装置によってダイ1に供給される。
イ1を塗布の前または後で清掃する塗布用ダイ清掃装置
10と基台4とテーブル5および支柱7から構成され
る。ここで、ダイ1は昇降できるように支柱7に図示し
ない昇降運動機構を介して取り付けられている。また、
テーブル5はダイ1の下部を矢印5A、5Bの方向に直
進運動できるように、図示しない往復運動機構を介して
基台4に取り付けられる。なお、塗布時には、基板6は
テーブル5に真空吸着により保持され、塗布液が図示し
ないポンプ等の送液装置によってダイ1に供給される。
【0026】次に、塗布用ダイ清掃装置10の構成を説
明する。図2は本発明の塗布用ダイ清掃装置の一例を示
す概略フロー図である。図3は図1の清掃部の拡大斜視
図である。
明する。図2は本発明の塗布用ダイ清掃装置の一例を示
す概略フロー図である。図3は図1の清掃部の拡大斜視
図である。
【0027】塗布用ダイ清掃装置10は、先端部に取り
付けられた清掃具110をダイ1の吐出口2の周辺に摺
接させて、余分な塗布液を掻き取って除去する清掃ユニ
ット100と、不要な液を排出して回収する排液ユニッ
ト200と、清掃具を溶剤で洗浄する洗浄ユニット30
0から構成されている。
付けられた清掃具110をダイ1の吐出口2の周辺に摺
接させて、余分な塗布液を掻き取って除去する清掃ユニ
ット100と、不要な液を排出して回収する排液ユニッ
ト200と、清掃具を溶剤で洗浄する洗浄ユニット30
0から構成されている。
【0028】清掃ユニット100は、清掃具110と、
これを保持する清掃具保持部材120と、これらを吐出
口と清掃具との離接方向に弾性支持する清掃具支持部1
30と、吐出口より落下する液を受けるトレイ140、
およびトレイ、清掃具を吐出口2の長手方向に駆動する
駆動装置150を有する。
これを保持する清掃具保持部材120と、これらを吐出
口と清掃具との離接方向に弾性支持する清掃具支持部1
30と、吐出口より落下する液を受けるトレイ140、
およびトレイ、清掃具を吐出口2の長手方向に駆動する
駆動装置150を有する。
【0029】図4に清掃具の正面断面図、図5に清掃具
の側面断面図を示す。
の側面断面図を示す。
【0030】図4、図5を見ると、清掃具110はダイ
1と線接触できるように、先端部が、吐出口長手方向に
2mm以下のエッジ部111を有する。エッジ部111
はリップ面3に接触するリップ面接触エッジ111A
と、リップ面の側面部に接するリップ側面部接触エッジ
111Bを有する。111Bの長さは、掻き取った塗布
液がエッジ部の最上部まで達してダイに付着するのを防
止するために、3mm以上とすることが好ましい。清掃
具110をリップ面3に線接触させることにより、ブレ
ード効果が生じ、面接触の場合よりもはるかに塗布液の
除去能力が高められる。
1と線接触できるように、先端部が、吐出口長手方向に
2mm以下のエッジ部111を有する。エッジ部111
はリップ面3に接触するリップ面接触エッジ111A
と、リップ面の側面部に接するリップ側面部接触エッジ
111Bを有する。111Bの長さは、掻き取った塗布
液がエッジ部の最上部まで達してダイに付着するのを防
止するために、3mm以上とすることが好ましい。清掃
具110をリップ面3に線接触させることにより、ブレ
ード効果が生じ、面接触の場合よりもはるかに塗布液の
除去能力が高められる。
【0031】また、清掃具とダイが摺接する時、清掃具
の移動方向前面とリップ面3が斜めに接触するのが良
い。すなわち、清掃具接触角110Cは45度〜135
度の範囲にするのが好ましい。この範囲外の角度では、
十分な塗布液の掻き取り効果が得られない。
の移動方向前面とリップ面3が斜めに接触するのが良
い。すなわち、清掃具接触角110Cは45度〜135
度の範囲にするのが好ましい。この範囲外の角度では、
十分な塗布液の掻き取り効果が得られない。
【0032】清掃具の材質としてはリップ面を傷つけな
い高分子樹脂が良く、その高分子樹脂としてはフッ素樹
脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリプロピレン樹脂、シリコーンゴム、エチレンプロピ
レンゴム、フッ素ゴム等を用いることができるが、ダイ
に密着できるように弾性を有するものが好ましい。そし
てさらに、使用する塗液に対して耐薬品性を有するもの
を選定するのが好ましい。さらに、清掃具110に発生
する静電気を除去し、埃の付着を防止するために、高分
子樹脂中に導電性粉末を混入するようにしても良い。導
電性粉末しては導電性カーボン、白金、ニッケル、銀、
銅等が好ましく、混入する割合としては40重量%〜1
00重量%が好ましい。
い高分子樹脂が良く、その高分子樹脂としてはフッ素樹
脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリプロピレン樹脂、シリコーンゴム、エチレンプロピ
レンゴム、フッ素ゴム等を用いることができるが、ダイ
に密着できるように弾性を有するものが好ましい。そし
てさらに、使用する塗液に対して耐薬品性を有するもの
を選定するのが好ましい。さらに、清掃具110に発生
する静電気を除去し、埃の付着を防止するために、高分
子樹脂中に導電性粉末を混入するようにしても良い。導
電性粉末しては導電性カーボン、白金、ニッケル、銀、
銅等が好ましく、混入する割合としては40重量%〜1
00重量%が好ましい。
【0033】図6は清掃具を取り付けた清掃具保持部材
の一例を示す概略斜視図である。これを参照すると、清
掃具保持部材120の斜面124A、124Bに吸引口
121A、121Bが配されている。この吸引口121
A、121Bはパイプ122を介して排液ポンプ210
等の吸引源に接続されており、清掃具に付着する液を吸
引するとともに、ダイ1との摺接時に接触部以外の領域
に溢れる塗布液も吸引する。吸引した塗布液は廃液とし
て廃液タンク220に送液される。なお、吸引時の圧力
は吸引口121で10Torr〜600Toorが良
く、さらに好ましくは100Torr〜500Torr
が良い。吸引することにより、清掃具110に液が残存
するのを防止できるので、清掃具110からダイ1へ液
が再付着することがない。さらに、摺接時には清掃具1
10とダイ1との接触領域外に溢れる液も吸引するの
で、吐出口周辺に塗布液が残存しなくなる。
の一例を示す概略斜視図である。これを参照すると、清
掃具保持部材120の斜面124A、124Bに吸引口
121A、121Bが配されている。この吸引口121
A、121Bはパイプ122を介して排液ポンプ210
等の吸引源に接続されており、清掃具に付着する液を吸
引するとともに、ダイ1との摺接時に接触部以外の領域
に溢れる塗布液も吸引する。吸引した塗布液は廃液とし
て廃液タンク220に送液される。なお、吸引時の圧力
は吸引口121で10Torr〜600Toorが良
く、さらに好ましくは100Torr〜500Torr
が良い。吸引することにより、清掃具110に液が残存
するのを防止できるので、清掃具110からダイ1へ液
が再付着することがない。さらに、摺接時には清掃具1
10とダイ1との接触領域外に溢れる液も吸引するの
で、吐出口周辺に塗布液が残存しなくなる。
【0034】図3を見ると清掃具支持部130は、支持
部材A131、支持部材Aを保持する支持部材B13
2、支持部材Aの下面に配されたコロ133から構成さ
れる。支持部材A131は、清掃具保持部材120を所
定の範囲内で回転自由に保持するように、清掃具保持部
材の突出部123を差し込む穴134を有している。こ
の時の回転可能な範囲は−10度〜10度であることが
好ましい。支持部材A131はコロ133の上に配置さ
れているので、清掃具110がリップ面3と平行な面内
でダイの長手方向と直角な方向に自在に移動できる。こ
の時の移動可能な範囲はリップ面3の幅方向に5mm以
内であることが好ましい。さらに、支持部材B132は
下面でバネ135によって弾性支持されており、これに
よって清掃具110が吐出口2に対して離接する方向1
10Bにリップ面3を押圧できる。以上の機構によっ
て、清掃部材110のエッジ部111が容易にリップ面
3に沿って線接触できるようになるので、清掃具の位置
調整が不要になると共に、清掃部材110のリップ面3
への押し付け力を小さく設定することができ、清掃部材
の摩耗を大幅に減じることができる。
部材A131、支持部材Aを保持する支持部材B13
2、支持部材Aの下面に配されたコロ133から構成さ
れる。支持部材A131は、清掃具保持部材120を所
定の範囲内で回転自由に保持するように、清掃具保持部
材の突出部123を差し込む穴134を有している。こ
の時の回転可能な範囲は−10度〜10度であることが
好ましい。支持部材A131はコロ133の上に配置さ
れているので、清掃具110がリップ面3と平行な面内
でダイの長手方向と直角な方向に自在に移動できる。こ
の時の移動可能な範囲はリップ面3の幅方向に5mm以
内であることが好ましい。さらに、支持部材B132は
下面でバネ135によって弾性支持されており、これに
よって清掃具110が吐出口2に対して離接する方向1
10Bにリップ面3を押圧できる。以上の機構によっ
て、清掃部材110のエッジ部111が容易にリップ面
3に沿って線接触できるようになるので、清掃具の位置
調整が不要になると共に、清掃部材110のリップ面3
への押し付け力を小さく設定することができ、清掃部材
の摩耗を大幅に減じることができる。
【0035】また、トレイ140は内部に吸引口141
を有し、溜まった液を図示しない吸引装置によって吸
引、排出する。吸引された液は廃液として廃液タンク2
20に送液される。
を有し、溜まった液を図示しない吸引装置によって吸
引、排出する。吸引された液は廃液として廃液タンク2
20に送液される。
【0036】一方、図2に示しているように、清掃具1
10に溶剤を付着させて洗浄する洗浄ユニット300
は、溶剤を吐出するノズル310とこのノズルにパイプ
320を介して接続された開閉弁334、溶剤タンク3
31とこれに圧力をかける圧空ライン332と調圧弁3
33から構成されている。
10に溶剤を付着させて洗浄する洗浄ユニット300
は、溶剤を吐出するノズル310とこのノズルにパイプ
320を介して接続された開閉弁334、溶剤タンク3
31とこれに圧力をかける圧空ライン332と調圧弁3
33から構成されている。
【0037】ノズル310は清掃具110のエッジ部1
11の全域に溶剤が付着するように平面扇状に液体を吐
出させるものが好ましい。ノズル310から吐出する溶
剤の種類として、用いる塗布液に含まれる溶剤成分と同
一のものが好ましいが、塗布液そのものを使用しても良
い。
11の全域に溶剤が付着するように平面扇状に液体を吐
出させるものが好ましい。ノズル310から吐出する溶
剤の種類として、用いる塗布液に含まれる溶剤成分と同
一のものが好ましいが、塗布液そのものを使用しても良
い。
【0038】また、清掃具の適正な位置に溶剤を付着さ
せるために、ノズルはその吐出方向を清掃具の上部で任
意に調整できる機構を有していることが好ましいさら
に、ノズル310からの吐出圧は溶剤が周辺に飛散する
ことなく十分な洗浄力を得るために、好ましくは0.0
1MPa〜0.7MPa、より好ましくは0.01MP
a〜0.05MPaが良く、溶剤の一回の吐出量は0.
5cc〜5ccが好ましい。
せるために、ノズルはその吐出方向を清掃具の上部で任
意に調整できる機構を有していることが好ましいさら
に、ノズル310からの吐出圧は溶剤が周辺に飛散する
ことなく十分な洗浄力を得るために、好ましくは0.0
1MPa〜0.7MPa、より好ましくは0.01MP
a〜0.05MPaが良く、溶剤の一回の吐出量は0.
5cc〜5ccが好ましい。
【0039】また、溶剤が飛散した場合でも、ラインを
流れる製品や周辺の装置に付着しないように、周囲にカ
バーを配することが好ましい。
流れる製品や周辺の装置に付着しないように、周囲にカ
バーを配することが好ましい。
【0040】以上のもので、溶剤を吹き付けることによ
り清掃具110を常に清浄な状態に維持できるので、こ
の後で清掃具110をリップ面3に接触させても塗布液
が再付着することはない。
り清掃具110を常に清浄な状態に維持できるので、こ
の後で清掃具110をリップ面3に接触させても塗布液
が再付着することはない。
【0041】次に、本発明の塗布用ダイ清掃装置を用い
た塗布方法の一例を図1と図2を用いて説明する。
た塗布方法の一例を図1と図2を用いて説明する。
【0042】先ず、基板5上に塗布液を塗布する前に、
ダイ1の内部に塗布液を充填する。。塗布液の充填には
図示しない圧送、ポンプ等の送液手段を用いて、塗液タ
ンクからチューブ等の配管を介して塗布液をダイ1に送
液する。この時、吐出口2から塗布液が吐出されるの
で、予め、駆動装置150によって、トレイ140を吐
出口2の下側に移動させて、吐出される塗布液を受けな
がら排液ポンプ210を駆動させて、吸引口141から
トレイ140内に溜まる塗布液を排出する。
ダイ1の内部に塗布液を充填する。。塗布液の充填には
図示しない圧送、ポンプ等の送液手段を用いて、塗液タ
ンクからチューブ等の配管を介して塗布液をダイ1に送
液する。この時、吐出口2から塗布液が吐出されるの
で、予め、駆動装置150によって、トレイ140を吐
出口2の下側に移動させて、吐出される塗布液を受けな
がら排液ポンプ210を駆動させて、吸引口141から
トレイ140内に溜まる塗布液を排出する。
【0043】ダイ1の内部まで完全に塗布液が満たされ
たら、ダイ1への送液を停止させて、吐出口2を清掃す
る。清掃工程は先ず、駆動装置150によって、清掃具
110を予め設定しておいた位置まで上昇させ、ダイの
摺接開始部2Aに接触させる。この時、清掃具110は
吐出口2への押し付け力が適切となるように図3に示す
バネ135の収縮量は調整されており、清掃具110が
吐出口2に接触すると、コロ133及び清掃具保持部材
120の平行移動と回転の作用によって、清掃具110
がリップ面3の形状に追従して密着する。
たら、ダイ1への送液を停止させて、吐出口2を清掃す
る。清掃工程は先ず、駆動装置150によって、清掃具
110を予め設定しておいた位置まで上昇させ、ダイの
摺接開始部2Aに接触させる。この時、清掃具110は
吐出口2への押し付け力が適切となるように図3に示す
バネ135の収縮量は調整されており、清掃具110が
吐出口2に接触すると、コロ133及び清掃具保持部材
120の平行移動と回転の作用によって、清掃具110
がリップ面3の形状に追従して密着する。
【0044】次に、駆動装置150によって、清掃具1
10をダイの摺接終了部2Bに向かって移動させると、
清掃具110はリップ面3との線接触を維持しながら移
動し、吐出口周辺に付着した余分な塗布液を掻き取る。
この時、同時に排液ポンプ210を作動させて、清掃具
保持部材120に付着する塗布液と吐出口周辺に付着し
ている塗布液とを吸引し、廃液タンク220に排出し
て、塗布液を除去する。作業が完了したら、待機位置1
10Aまでもどる。
10をダイの摺接終了部2Bに向かって移動させると、
清掃具110はリップ面3との線接触を維持しながら移
動し、吐出口周辺に付着した余分な塗布液を掻き取る。
この時、同時に排液ポンプ210を作動させて、清掃具
保持部材120に付着する塗布液と吐出口周辺に付着し
ている塗布液とを吸引し、廃液タンク220に排出し
て、塗布液を除去する。作業が完了したら、待機位置1
10Aまでもどる。
【0045】清掃具110が待機位置110Aで停止し
たら、洗浄ユニット300を作動させて、ノズル310
から溶剤を清掃具に向けて吐出して、清掃具110を洗
浄する。さらに洗浄効果を高めるために、これと同時
に、排液ポンプ210を作動させて、図5に示す吸引口
121から清掃具110に付着している塗布液、溶剤を
吸引して、廃液タンク220に排出する。
たら、洗浄ユニット300を作動させて、ノズル310
から溶剤を清掃具に向けて吐出して、清掃具110を洗
浄する。さらに洗浄効果を高めるために、これと同時
に、排液ポンプ210を作動させて、図5に示す吸引口
121から清掃具110に付着している塗布液、溶剤を
吸引して、廃液タンク220に排出する。
【0046】上記のダイ内部への塗布液充填及び清掃作
業が完了すると、塗布工程を開始する。
業が完了すると、塗布工程を開始する。
【0047】先ず、テーブル5上に図示しないローダを
介して基板6が移載され、図示しない位置決め装置によ
って位置決めされた状態で、基板6は吸着保持される。
次に、テーブル5が5A方向に直進して、基板の塗布開
始部が吐出口2の位置まで達すると、ダイ1が基板塗布
面と所定の距離を確保するまで下降する。次に、吐出口
から塗布液を所定の膜厚が得られる吐出量で吐出を開始
すると、テーブル5を5A方向に移動させて、基板に塗
膜面を形成する。さらに、基板6の塗布終了部がほぼ吐
出口の位置に達したとき、塗布液の吐出を停止して、ダ
イ1を上昇させる。さらにテーブル5は終了位置まで移
動し、停止したら吸着を解除して図示しないアンローダ
によって基板の取り出しを行って、次工程に搬送する。
介して基板6が移載され、図示しない位置決め装置によ
って位置決めされた状態で、基板6は吸着保持される。
次に、テーブル5が5A方向に直進して、基板の塗布開
始部が吐出口2の位置まで達すると、ダイ1が基板塗布
面と所定の距離を確保するまで下降する。次に、吐出口
から塗布液を所定の膜厚が得られる吐出量で吐出を開始
すると、テーブル5を5A方向に移動させて、基板に塗
膜面を形成する。さらに、基板6の塗布終了部がほぼ吐
出口の位置に達したとき、塗布液の吐出を停止して、ダ
イ1を上昇させる。さらにテーブル5は終了位置まで移
動し、停止したら吸着を解除して図示しないアンローダ
によって基板の取り出しを行って、次工程に搬送する。
【0048】基板の取り出しを終えた後、テーブル5は
5B方向に移動し、ダイ1の下部を通過して原点位置ま
でもどる。これと同時に、清掃具を吐出口2の下側に移
動させ、上昇した後、前述したように清掃具を吐出口に
摺接させて吐出口周辺に付着した塗布液を掻き取って、
除去する。リップ面3に摺接した後、清掃具110が待
機位置110Aに戻った後、前述したようにノズル21
0で清掃具を洗浄し、上述した一連の塗布工程を繰り返
す。
5B方向に移動し、ダイ1の下部を通過して原点位置ま
でもどる。これと同時に、清掃具を吐出口2の下側に移
動させ、上昇した後、前述したように清掃具を吐出口に
摺接させて吐出口周辺に付着した塗布液を掻き取って、
除去する。リップ面3に摺接した後、清掃具110が待
機位置110Aに戻った後、前述したようにノズル21
0で清掃具を洗浄し、上述した一連の塗布工程を繰り返
す。
【0049】なお、この清掃具の洗浄は1枚の基板塗布
毎に行っても、2〜5枚の基板塗布毎に行っても良い。
また、本実施態様ではトレイ140と清掃具110は一
緒に移動させたが、各々別々に移動しても良い。
毎に行っても、2〜5枚の基板塗布毎に行っても良い。
また、本実施態様ではトレイ140と清掃具110は一
緒に移動させたが、各々別々に移動しても良い。
【0050】本発明の塗布用ダイ清掃装置は基板表面に
液体を塗布するスリットダイの吐出口周辺の清掃に有効
であり、特にカラーフィルターの製造工程でのBM、
R、G、Bの各画素用塗布液および、レジスト液、オー
バーコート剤を枚葉塗布するスリットダイの清掃に用い
ることができる。
液体を塗布するスリットダイの吐出口周辺の清掃に有効
であり、特にカラーフィルターの製造工程でのBM、
R、G、Bの各画素用塗布液および、レジスト液、オー
バーコート剤を枚葉塗布するスリットダイの清掃に用い
ることができる。
【0051】
【実施例】吐出口長手方向の長さが550mm、リップ
面の幅が3mmであるスリットダイの清掃装置を製作し
た。
面の幅が3mmであるスリットダイの清掃装置を製作し
た。
【0052】清掃具はシリコーンゴムをリップ面で吐出
口長手方向に1mmの接触長を有するように金型成形し
たものであり、この清掃具を図5の110Cが120度
となるように取り付けた。清掃具保持部材は吐出口と直
角方向に離接する方向にバネ定数0.98N/mmのバ
ネで弾性支持すると共に、リップ面の幅方向に3mm自
在に移動できるように、φ3mmのコロを配し、さらに
清掃具保持部材を清掃具の吐出口に対する付勢方向を軸
心として−5度〜5度の範囲で回転自由に玉軸受けで保
持した。
口長手方向に1mmの接触長を有するように金型成形し
たものであり、この清掃具を図5の110Cが120度
となるように取り付けた。清掃具保持部材は吐出口と直
角方向に離接する方向にバネ定数0.98N/mmのバ
ネで弾性支持すると共に、リップ面の幅方向に3mm自
在に移動できるように、φ3mmのコロを配し、さらに
清掃具保持部材を清掃具の吐出口に対する付勢方向を軸
心として−5度〜5度の範囲で回転自由に玉軸受けで保
持した。
【0053】また、清掃具保持部材には2mm角の吸引
口を2箇所設け、吸引口で600Torrとなるように
吸引した。
口を2箇所設け、吸引口で600Torrとなるように
吸引した。
【0054】洗浄液には濃度99.5%以上のプロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテートを用い、こ
れを吐出するノズルは平面扇状に液を吐出するフラット
スプレーノズルであり、0.02MPaの吐出圧で、清
掃具のダイとの接触部に洗浄液がかかるようにした。な
お、洗浄液の吐出量は一度の吐出で1ccとした。
ングリコールモノメチルエーテルアセテートを用い、こ
れを吐出するノズルは平面扇状に液を吐出するフラット
スプレーノズルであり、0.02MPaの吐出圧で、清
掃具のダイとの接触部に洗浄液がかかるようにした。な
お、洗浄液の吐出量は一度の吐出で1ccとした。
【0055】塗布液タンクからダイまで固形分濃度15
%、粘度5cpのレジスト液を充填させた後、550×
650サイズのガラス基板への塗布(乾燥後膜厚1.7
μm)と本清掃装置によるダイの清掃動作を10000
回連続で行った。清掃動作は次のように行った。
%、粘度5cpのレジスト液を充填させた後、550×
650サイズのガラス基板への塗布(乾燥後膜厚1.7
μm)と本清掃装置によるダイの清掃動作を10000
回連続で行った。清掃動作は次のように行った。
【0056】1)洗浄液を清掃具にかけて洗浄。吸引口
からの吸引開始。2)清掃具を待機位置からダイの端部
まで移動。3)清掃具を停止、上昇させて吐出口に接触
させてから、清掃具を摺接させて、清掃具を待機位置ま
で戻す。4)吸引部の吸引終了。
からの吸引開始。2)清掃具を待機位置からダイの端部
まで移動。3)清掃具を停止、上昇させて吐出口に接触
させてから、清掃具を摺接させて、清掃具を待機位置ま
で戻す。4)吸引部の吸引終了。
【0057】その結果、塗布液が吐出口周辺に残って固
化することがなく、清掃具とダイとの密着性が常に確保
され、拭き残りは見られなかった。これに伴って、ガラ
ス基板上の塗膜面も縦すじ等の塗布欠点も見られなかっ
た。さらに、顕微鏡で清掃具の先端部を観察した結果、
問題となる摩耗は見られず、摩耗粉による基板の汚染も
観察されなかった。
化することがなく、清掃具とダイとの密着性が常に確保
され、拭き残りは見られなかった。これに伴って、ガラ
ス基板上の塗膜面も縦すじ等の塗布欠点も見られなかっ
た。さらに、顕微鏡で清掃具の先端部を観察した結果、
問題となる摩耗は見られず、摩耗粉による基板の汚染も
観察されなかった。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように塗布用ダイの吐出
口の清掃に本発明の塗布用ダイ清掃装置を用いれば、ノ
ズルから洗浄液を吐出させて、清掃具を洗浄することに
より、清掃具を常に清浄な状態に保つので、繰り返して
塗布を行っても、リップ面に塗布液が清掃具から付着す
ることがなく、縦すじ等の塗膜面上の欠点を防止でき
る。
口の清掃に本発明の塗布用ダイ清掃装置を用いれば、ノ
ズルから洗浄液を吐出させて、清掃具を洗浄することに
より、清掃具を常に清浄な状態に保つので、繰り返して
塗布を行っても、リップ面に塗布液が清掃具から付着す
ることがなく、縦すじ等の塗膜面上の欠点を防止でき
る。
【0059】また、清掃具を保持する部材に吸引ユニッ
トを設けることにより、清掃具およびダイに付着する余
分な液を効率良く排出できるので、被塗布部材に常に良
好な塗膜面を形成して、品質の向上に寄与する。
トを設けることにより、清掃具およびダイに付着する余
分な液を効率良く排出できるので、被塗布部材に常に良
好な塗膜面を形成して、品質の向上に寄与する。
【0060】さらに、ならい機構によって、線接触でダ
イの吐出口と清掃具を低い接触圧で摺接させて、ダイ吐
出口に付着した塗布液を除去できるので、清掃具の摩耗
が大幅に減少し、摩耗粉による基板の汚染を防止でき、
収率の向上に寄与する。
イの吐出口と清掃具を低い接触圧で摺接させて、ダイ吐
出口に付着した塗布液を除去できるので、清掃具の摩耗
が大幅に減少し、摩耗粉による基板の汚染を防止でき、
収率の向上に寄与する。
【0061】また、このならい機構により、清掃具を無
調整でリップ面形状に沿わせることが可能となり、微妙
な清掃具の位置合わせを行わなくても、十分な清掃効果
が得られ、生産性の向上に寄与する。
調整でリップ面形状に沿わせることが可能となり、微妙
な清掃具の位置合わせを行わなくても、十分な清掃効果
が得られ、生産性の向上に寄与する。
【0062】そして、本発明の塗布用ダイ清掃装置を用
いた塗布方法によれば、繰り返して塗布を行っても、ダ
イの吐出口周辺は常に清浄であるため、欠点のない良好
な塗膜面を形成することが可能で、製品の品質向上に寄
与する。
いた塗布方法によれば、繰り返して塗布を行っても、ダ
イの吐出口周辺は常に清浄であるため、欠点のない良好
な塗膜面を形成することが可能で、製品の品質向上に寄
与する。
【0063】さらに、本発明によるカラーフィルター製
造装置および製造方法によれば、高品質なカラーフィル
ターを高い生産性で製造することができる。
造装置および製造方法によれば、高品質なカラーフィル
ターを高い生産性で製造することができる。
【図1】本発明の塗布用ダイ清掃装置を適用した塗布装
置の一例を示す概略斜視図である。
置の一例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の塗布用ダイ清掃装置の一例を示す概略
フロー図である。
フロー図である。
【図3】図1の清掃部の概略斜視図である。
【図4】図3の清掃具の正面断面図である。
【図5】図3の清掃具の側面断面図である。
【図6】図3の清掃具保持部材の概略斜視図である。
1:ダイ 2:吐出口 3:リップ面 4:基台 5:テーブル 5A:テーブル送り方向 5B:テーブル戻り方向 6:基板 7:支柱 8:ダイコータ 100:清掃ユニット 110:清掃具 110A:清掃具待機位置 110B:清掃具−ダイ離接方向 110C:清掃具接触角 111:エッジ部 111A:リップ面接触エッジ 111B:リップ側面部接触エッジ 120:清掃具保持部材 121A、121B:吸引口 122:パイプ 123:突出部 124A、124B:斜面 130:清掃支持部 131:支持部材A 132:支持部材B 133:コロ 134:穴 135:バネ 140:トレイ 141:吸引口 150:駆動装置 200:排液ユニット 210:排液ポンプ 220:廃液タンク 300:洗浄ユニット 310:ノズル 320:パイプ 331:溶剤供給タンク 332:圧空ライン 333:調圧弁 334:開閉弁
Claims (10)
- 【請求項1】塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出口に接
触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させることによ
って、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから除去す
る清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、さらに
前記清掃具を洗浄する洗浄手段を設けたことを特徴とす
る塗布用ダイ清掃装置。 - 【請求項2】前記洗浄手段が、前記清掃具に洗浄用溶剤
を吐出するノズルであることを特徴とする請求項1に記
載の塗布用ダイ清掃装置。 - 【請求項3】塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出口に接
触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させることによ
って、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから除去す
る清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、前記吐
出口から除去した塗布液を吸引排除する吸引ユニットを
前記清掃具近傍に配したことを特徴とする塗布用ダイ清
掃装置。 - 【請求項4】塗布液を吐出する塗布用ダイの吐出口に接
触させ、かつ該吐出口の長手方向に移動させることによ
って、該吐出口に付着した塗布液を前記ダイから除去す
る清掃具を設けた塗布用ダイ清掃装置において、前記清
掃具は前記吐出口の輪郭に沿って線接触する形状を有す
ると共に、前記清掃具と前記吐出口間の線接触を清掃具
の移動時に維持するならい機構をさらに有することを特
徴とする塗布用ダイ清掃装置。 - 【請求項5】前記ならい機構は、前記吐出口の長手方向
と直交する2方向に自在に直線移動する機構と前記清掃
具の前記吐出口への付勢方向を軸心とした回転機構から
なることを特徴とする請求項4に記載の塗布用ダイ清掃
装置。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の塗布用ダ
イ清掃装置を用いて、カラーフィルターを製造すること
を特徴とするカラーフィルターの製造装置。 - 【請求項7】塗布液を吐出口から吐出する塗布用ダイを
用いて被塗布部材に塗布する前または後で、清掃具を該
ダイの吐出口に接触させながら、該吐出口の長手方向に
移動させることによって、該吐出口に付着した塗布液を
前記ダイから除去する塗布方法において、塗布の前また
は後に前記清掃具を溶剤で洗浄することを特徴とする塗
布方法。 - 【請求項8】塗布液を先端部にある吐出口から吐出する
塗布用ダイを用いて被塗布部材に塗布する前または後
で、清掃具を該ダイの吐出口に接触させながら、該吐出
口の長手方向に移動させることによって、該吐出口に付
着した塗布液を前記ダイから除去する塗布方法におい
て、前記清掃具で塗布液を前記ダイから除去した直後
に、前記吐出口周辺および清掃具に付着した液を吸引排
出することを特徴とする塗布方法。 - 【請求項9】塗布液を先端部にある吐出口から吐出する
塗布用ダイを用いて被塗布部材に塗布する前または後
で、清掃具を該ダイの吐出口に接触させながら、該吐出
口の長手方向に移動させることによって、該吐出口に付
着した塗布液を前記ダイから除去する塗布方法におい
て、前記吐出口の輪郭に沿って線接触する清掃部材と該
清掃部材を前記吐出口に接触させるならい機構を用い
て、線接触を維持して、前記吐出口に付着した塗布液を
除去することを特徴とする塗布方法。 - 【請求項10】請求項7〜9のいずれかに記載の塗布方
法を用いて、カラーフィルターを製造することを特徴と
するカラーフィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11240098A JPH11300261A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 塗布用ダイ清掃装置およびこれを用いた塗布方法並びにカラーフィルターの製造装置および製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11240098A JPH11300261A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 塗布用ダイ清掃装置およびこれを用いた塗布方法並びにカラーフィルターの製造装置および製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11300261A true JPH11300261A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14585720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11240098A Pending JPH11300261A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 塗布用ダイ清掃装置およびこれを用いた塗布方法並びにカラーフィルターの製造装置および製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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