JPH11301012A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11301012A
JPH11301012A JP11681098A JP11681098A JPH11301012A JP H11301012 A JPH11301012 A JP H11301012A JP 11681098 A JP11681098 A JP 11681098A JP 11681098 A JP11681098 A JP 11681098A JP H11301012 A JPH11301012 A JP H11301012A
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Japan
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toner
recording medium
image
voltage
flying
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Application number
JP11681098A
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English (en)
Inventor
Koichi Fujita
浩一 藤田
Takasumi Wada
孝澄 和田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のトナー担持体から飛翔したトナーの記録
媒体上における相対的な位置関係を正確に制御し、カラ
ー画像等の画像形成状態を良好に維持する。 【構成】各々が別のトナー担持体に対向する飛翔制御部
2a,2bのそれぞれに同数の通過孔22を形成し、飛
翔制御部2aの通過孔22と飛翔制御部22bの通過孔
22とを記録媒体の搬送方向に直交する方向に交互に配
置し、各通過孔22の縁部に互いに独立して偏向電圧が
印加される偏向電極26a〜26cを設けた。飛翔制御
部2aと飛翔制御部2bとのそれぞれに含まれる偏向電
極26a〜26cに対する偏向電圧の印加状態の関係を
制御することにより、飛翔制御部2aと飛翔制御部2b
とのそれぞれに含まれる通過孔22におけるトナーの飛
翔方向の相対的な関係を調整し、全ての通過孔22を通
過したトナーが記録媒体の搬送方向に直交する方向にお
いて等間隔に位置するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体の搬送方向
に並列配置された複数のトナー担持体に担持されたトナ
ーを飛翔電界が形成される貫通孔を経由して記録媒体に
飛翔させて画像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル複写機等の画像形成装
置では、画像信号に基づいて記録媒体上に可視像を形成
する方式と、インクを飛翔させる方式、インクを溶融転
写する方式、インクを昇華せさる方式、及び、トナーを
用いた電子写真方式等が知られている。このうち、イン
クを飛翔させる所謂インクジェット方式では、装置の構
成が簡単で高速化、高画質化及び低価格化の要請に適合
するものの、液体インクを使用するために記録媒体上で
滲みを生じ易く、固化の問題からインクの保管に困難性
を有し、大量の画像形成を行う使用環境に適さない。こ
のため、大量の画像形成やカラー画像形成を行う場合に
は、トナーを用いた電子写真方式が一般的に採用されて
いる。
【0003】ところが、電子写真方式の画像形成では、
粉体であるトナーの保管が容易で、記録媒体上での滲み
を生じることがなく、カラー画像形成時の混色が加熱及
び加圧の定着過程で行われことから混合色の制御が容易
である反面、多数の工程を実行するための構造が複雑化
し、装置が大型化する問題がある。
【0004】そこで、従来より、トナーを用いてインク
ジェット方式のプロセスを行うようにしたトナー飛翔に
よる直接記録方式の画像形成装置が多数提案されてい
る。例えば、特公平1−503221号公報には、マト
リックス状に配置した複数のワイヤに選択的に電圧を印
加することにより、ワイヤの近傍に電荷像を形成し、こ
の電荷像にトナーを作用させてトナー像を形成する方式
が開示されている。また、特開平6−305178号公
報には、記録媒体の搬送方向に平行な開口部を形成し、
この開口部を挟んで長手方向に複数対の制御電極を配置
し、複数対の制御電極のそれぞれに対して独立して電圧
を印加することにより、開口部を通過するトナー流を複
数段階に制御して画像の解像度を向上するようにした構
成が開示されている。
【0005】さらに、特開平6−234233号公報に
は、記録媒体の搬送方向に各色のトナーを収納した複数
の現像器を配置し、複数の現像器に対向する基板に各現
像器に対応するトナー通過孔を形成し、画像信号に応じ
て各トナー通過孔におけるトナーの通過を制御するよう
にした構成が開示されている。加えて、特開平8−13
2663号公報には、記録媒体の搬送方向に各色のトナ
ーを収納した複数のトナータンクのそれぞれに対応した
制御電極を有するトナー通過孔を形成した共通基板、及
び、各トナータンクに対応した背面電極を設け、制御電
極及び背面電極に対する電圧の印加状態を制御して制御
電極と背面電極との間に搬送された記録媒体にトナータ
ンクからトナーを飛翔させる飛翔電界を選択的に形成す
るようにした構成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直接記
録方式の画像形成装置において複数色のトナーの混色に
よってカラー画像を形成する場合には、各色のトナーを
各色毎のトナー担持体から通過孔を経由して記録媒体の
表面における同一の位置に正確に飛翔させなければなら
ず、複数のトナー担持体のそれぞれから飛翔した各色の
トナーの記録媒体の表面における相対的な飛翔位置を高
精度で制御する必要がある。また、単色の画像を形成す
る際に、複数のトナー担持体を記録媒体の搬送方向に並
列するとともに、複数のトナー担持体のそれぞれに対向
する通過孔を記録媒体の搬送方向に直交する方向に位置
をずらせて配置することによって解像度を高くする場合
があり、この場合にも複数のトナー担持体のそれぞれか
ら飛翔したトナーの記録媒体の表面における相対的な位
置関係を高精度で制御する必要がある。
【0007】この点で、特開平6−35274号公報に
開示された構成では、画素毎に記録媒体の搬送方向の開
口範囲におけるイオン流を偏向させることはできるもの
の、一定の質量を有するトナー粒子を飛翔させるための
運動エネルギや電極に対するトナーの付着等により、ト
ナーの飛翔方向を十分に偏向させることができない。ま
た、特開平6−316101号公報に開示された構成で
は、同一平面上に両方の制御電極が配置されているた
め、トナーの飛翔方向を偏向する電極がトナー流を発生
する電極によってシールドされ、トナーの飛翔方向を十
分に偏向させることができない問題がある。
【0008】さらに、特開平6−305178号公報に
開示されているように、記録媒体の搬送方向に長く形成
した開口部の縁部に複数対の制御電極を配置した構成で
は、開口部の長手方向についてトナーの漏れを生じ易
く、電極が複雑化する問題がある。また、特開平6−2
34233号公報に開示されているように、複数色のト
ナータンクについての電極部を一体化することによって
各色のトナーの飛翔位置の精度を向上するようにした構
成や、特開平8−132663号公報に開示されている
ように、各色毎に最適なトナー量が得られるように通過
孔径や制御電圧を決定する構成では、基板上において適
正な位置に制御電極を形成し、かつ、この基板を各トナ
ータンクに対して適正な位置に取り付ける作業必要があ
り、部品の製造作業や装置の組立作業が極めて煩雑にな
る問題があった。
【0009】この発明の目的は、複数のトナー担持体か
らトナーを飛翔させて直接記録方式の画像形成を行う場
合に、複数のトナー担持体から飛翔したトナーの記録媒
体上における相対的な位置関係を容易かつ正確に制御す
ることができ、カラー画像や高解像度の画像の画像形成
状態を良好に維持することができる画像形成装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、記録媒体の移動方向に並列された複数のトナー担持
体のそれぞれに対向する複数の通過孔に選択的に飛翔電
界を形成し、各トナー担持体が担持するトナーを飛翔電
界が形成された通過孔を経由して記録媒体に飛翔させて
画像形成を行う画像形成装置において、複数の通過孔の
それぞれの縁部に複数の範囲に分割した制御電極を配置
し、複数のトナー担持体のそれぞれから飛翔したトナー
の記録媒体上における相対的な位置関係に応じて制御電
極の複数の範囲のそれぞれに対する電圧の印加状態を制
御する電圧制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項1に記載した発明においては、複数
のトナー担持体のそれぞれに対向する通過孔のそれぞれ
の縁部に複数の範囲に分割された制御電極が配置され、
複数の範囲に分割された制御電極のそれぞれに対する電
圧の印加状態が、複数のトナー担持体のそれぞれから飛
翔したトナーの記録媒体における相対的な位置関係に応
じて制御される。各通過孔の縁部に配置された制御電極
の複数の範囲のそれぞれに印加する電圧値を変化させる
ことにより、通過孔に形成される飛翔電界の方向が変化
し、通過孔を経由して飛翔するトナーの飛翔方向が偏向
する。したがって、制御電極の複数の範囲のそれぞれに
は、複数のトナー担持体のそれぞれから飛翔したトナー
が記録媒体において所定の相対的な位置関係を実現する
ようにトナーの飛翔方向を偏向させるための電圧が印加
され、複数のトナー担持体のそれぞれから飛翔したトナ
ーの記録媒体における相対的な位置関係は、所定の状態
に維持される。
【0012】請求項2に記載した発明は、前記複数の通
過孔のそれぞれの記録媒体側の縁部に複数の範囲に分割
した第1の制御電極を配置するとともに、トナー担持体
側の縁部に第2の制御電極を配置し、複数のトナー担持
体のそれぞれから飛翔したトナーの記録媒体における相
対的な位置関係に応じて第1の制御電極の複数の範囲の
それぞれに対する電圧の印加状態を制御するとともに画
像信号に応じて第2の制御電極に対する電圧の印加状態
を制御する電圧制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載した発明においては、通過
孔の記録媒体側の縁部に複数の範囲に分割した第1の制
御電極が配置されるとともに、通過孔のトナー担持体側
の縁部に第2の制御電極が配置され、第1の制御電極の
複数の範囲のそれぞれに複数のトナー担持体のそれぞれ
から飛翔したトナーが記録媒体において所定の相対的な
位置関係を実現するようにトナーの飛翔方向を偏向させ
るための電圧が印加され、第2の制御電極に画像信号に
応じた電圧が印加される。したがって、第2の制御電極
によって形成される飛翔電界により、画像信号に応じて
各トナー担持体から選択的に飛翔したトナーは、第1の
制御電極によって形成される飛翔電界により、他のトナ
ー担持体から飛翔したトナーと記録媒体において所定の
相対的な位置関係を実現する方向に飛翔する。
【0014】請求項3に記載した発明は、前記電圧制御
手段が、単一のトナー担持体に対向する複数の通過孔に
ついて第1の制御電極の複数の範囲のそれぞれに共通の
電圧を印加することを特徴とする。
【0015】請求項3に記載した発明においては、単一
のトナー担持体に対向して配置されている複数の通過孔
のそれぞれについて、第1の制御電極の各範囲に対して
共通の電圧が印加される。したがって、単一のトナー担
持体に対向する全ての通過孔においてトナーの飛翔方向
が一定方向に偏向され、単一のトナー担持体に対向する
全ての通過孔について単一の電圧制御手段によってトナ
ーの飛翔方向が制御される。
【0016】請求項4に記載した発明は、前記電圧制御
手段が、複数のトナー担持体のそれぞれを介して記録媒
体に形成された画像を読み取る画像読取手段を含み、画
像読取手段の読取結果に基づいて制御電極に対する電圧
の印加状態を制御することを特徴とする。
【0017】請求項4に記載した発明においては、複数
のトナー担持体のそれぞれを介して記録媒体に形成され
た画像の読取結果に基づいて、制御電極に対する電圧の
印加状態が制御される。したがって、複数のトナー担持
体のそれぞれにより形成された画像の記録媒体における
相対的な位置関係が適正になるように、制御電極に対す
る電圧の印加状態が制御される。
【0018】請求項5に記載した発明は、前記電圧制御
手段が、前記位置検出用のパターン画像の読取結果に基
づいて、前記制御電極に印加する電圧値、及び、電圧の
印加タイミングを制御することを特徴とする。
【0019】請求項5に記載した発明においては、複数
のトナー担持体のそれぞれを介して記録媒体に形成され
た画像の読取結果に基づいて、制御電圧に印加する電圧
値、及び、電圧の印加タイミングが制御される。複数に
分割された制御電極のそれぞれの範囲に印加する電圧を
制御することによってトナーの飛翔方向が偏向され、記
録媒体の搬送方向及び搬送方向に直交する方向における
トナーの飛翔位置が変化する。また、制御電極に対する
電圧の印加タイミングを制御することによって記録媒体
の搬送方向におけるトナーの飛翔位置が変化する。した
がって、複数のトナー担持体のそれぞれにより形成され
た画像の記録媒体における相対的な位置関係が適正にな
るように、記録媒体の搬送方向及び搬送方向に直交する
方向のトナーの飛翔位置が制御される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施形態
に係る画像形成装置の構成を示す概略図であり、図2は
上記画像形成装置の印字部の近傍の構成を示す図であ
り、図3は上記印字部を構成する飛翔制御部の平面図及
び部分破断斜視図であり、図4は上記画像形成装置の制
御部の構成を示す図である。画像形成装置10は、高解
像度の単色の画像を形成する画像形成装置であり、印字
部1、給紙部4、定着部6及び制御部7から構成されて
いる。給紙部4は、画像形成装置10の本体の上面に装
着された給紙カセット41、給紙カセット41に収納さ
れている記録媒体Pを1枚ずつ送り出すピックアップロ
ーラ42、及び、送り出された記録媒体Pを所定のタイ
ミングで印字部1内に導くレジストローラ42を備えて
いる。ピックアップローラ41及びレジストローラ42
は、制御部7から出力される駆動信号に基づいて図外の
駆動機構を介して駆動される。
【0021】定着部6は、内部にハロゲンランプ等のヒ
ータ61を収納した円筒状のヒートローラ62、ヒート
ローラ62に所定の圧力で当接する圧力ローラ63、及
び、ヒートローラ62の温度を検出する温度センサ64
を備えており、温度センサ64の検出信号に基づいてヒ
ータ61をオン/オフ制御することにより、ヒートロー
ラ62の表面温度をトナーを溶融可能な温度に維持す
る。印字部1を通過した記録媒体Pは、定着部6におい
てヒートローラ62と圧力ローラ63との間に導かれ、
加熱及び加圧を受ける。これによって、記録媒体Pの表
面に付着したトナーが溶融して記録媒体Pの表面に定着
する。
【0022】図2に示すように、印字部1は、所定の極
性及び所定の値に帯電させた所定量のトナーTを供給す
るトナー帯電器3、トナー帯電器3によって供給された
トナーの飛翔制御を行う飛翔制御部2a,2b、飛翔制
御部2a,2bに一定の間隙を挟んで対向する対向電極
11a,11b、及び、記録媒体Pを吸引するファン1
3a,13bを、下方から上方に向かってこの順に配置
して構成されている。対向電極11a,11bは、トナ
ー担持体31a,31bの周面に対して例えば1mmの
間隙を設けて配置されており、後述する対向電極電源7
5から2kVの電圧が印加される。
【0023】トナーTを収納するトナー帯電器3は、2
本のトナー担持体31a,31b、2個のブレード32
a,32b及び2本の供給ローラ33a,33bを備え
ている。トナー担持体31a,31bは、図外の駆動機
構を介して駆動され、図2中に矢印で示す方向に例えば
周速60mm/secで回転する。トナー担持体31
a,31bは、後述する対向電極11a,11b及び飛
翔制御部2a,2bとの間でトナーTを飛翔させるため
の飛翔電界を形成する。
【0024】トナー担持体31a,31bの表面には、
数μm程度の凹凸が形成されており、ブレード32a,
32bの端部が圧接する。このブレード32a,32b
の圧接により、トナー担持体31a,31bの表面にト
ナーTが担持される。供給ローラ33a,33bは、図
外の駆動機構を介して駆動され、図2中に矢印で示す方
向に回転し、トナー帯電器3内に収納されたトナーTを
攪拌してトナー担持体31a,31bに供給する。トナ
ーTは、例えばスチレンアクリルを主体とする粒径10
μm程度の粉体であり、供給ローラ33a,33bによ
る攪拌を受けて所定の電荷を帯電する。この実施形態で
は、一例として負の電荷を帯電するトナーTを用いる。
【0025】給紙部4からレジストローラ43の回転に
より印字部1に導かれた記録媒体Pは、ファン13a,
13bの吸引力により、対向電極11a,11bの下面
に吸着した状態で、対向電極11a,11bと飛翔制御
部2a,2bとの間に搬送される。この間において記録
媒体Pの下面にトナー担持体31a,31bから選択的
に飛翔したトナーTが付着する。下面にトナーTが付着
した記録媒体Pは、ヒートローラ62と圧力ローラ63
との間において加熱及び加圧され、トナーTが溶融して
記録媒体Pの下面に定着する。
【0026】なお、定着部6の排紙側には、ヒートロー
ラ62と圧力ローラ63との間を通過した記録媒体Pの
下面に対向する画像読取センサ81が設けられている。
この画像読取センサ81は、後述するように記録媒体P
に形成された位置検出用のパターン画像を読み取る。
【0027】図3に示すにように、飛翔制御部2a,2
bは、例えば厚さ25μmのポリイミド樹脂を素材とす
るベース基板25に、複数の通過孔22、給電電極24
及び制御電極26を形成して構成されている。ベース基
板25には、上面にカバーレイヤ28、下面にシールド
電極27が積層して形成されている。カバーレイヤ28
は、ベース基板の上面に形成された給電電極24及び制
御電極26を保護する。シールド電極27は、ベース基
板25を介して給電電極24及び対向電極11a,11
bの電界のトナー担持体31a,31bに担持されたト
ナーTへの作用を防止する。このベース基板25は、対
向電極11a,11bに平行にして、トナー担持体31
a,31bとの間に例えば100μmの間隙を設けて取
付台21に取り付けられる。
【0028】制御電極26の電極径は約200μmにさ
れており、通過孔22の開口径は約160μmにされて
いる。通過孔22は、一例として、ベース基板25内の
飛翔制御部2aにおいて、記録媒体Pの搬送方向に対し
て所定角度傾斜した方向に4個ずつ、記録媒体Pの搬送
方向に直交する方向に640個ずつ形成されており、合
計2560個の通過孔22a−1〜22a−2560が
形成されている。即ち、この例では、飛翔制御部2aに
おいて、長手方向に搬送されるA4サイズの記録媒体P
に対して、300DPIの解像度に対応する個数の通過
孔22が形成されており、各通過孔22の記録媒体Pの
搬送方向に直交する方向の間隔は、1/300インチ
(85μm)にされている。
【0029】飛翔制御部2bにおいても、飛翔制御部2
aと同様の配置状態で合計2560個の通過孔22b−
1〜22b−2560が形成されている。但し、飛翔制
御部2aの通過孔22a−1〜22a−2560と飛翔
制御部2bの通過孔22b−1〜22b−2560と
は、記録媒体Pの搬送方向に直交する方向に1/600
インチ(42μm)だけ偏位して配置されている。した
がって、飛翔制御部2bと飛翔制御部2aとに順に対向
して搬送される間に記録媒体Pの下面には、搬送方向に
直交する方向に通過孔22が1/600インチの間隔で
対向することになり、600DPIの解像度で画像が形
成される。
【0030】飛翔制御部2a,2bのそれぞれにおい
て、制御電極26は、2560個の通過孔22のそれぞ
れの縁部を囲む位置に形成されている。各制御電極26
は、通過孔22の縁部の周囲を3分割する範囲の偏向電
極26a〜26cによって構成されている。また、給電
電極24は、制御電極26を構成する偏向電極26a〜
26cのそれぞれと後述する偏向電極電源76a〜76
cのそれぞれとの間を接続する。
【0031】なお、トナー担持体31a,31bと飛翔
電極部2a,2b及び対向電極11a,1bとの距離、
通過孔22の開口径、制御電極26の電極径、対向電極
11a,11bに印加する電圧、並びに、ベース基板2
5の構成は、トナーTの組成や記録媒体Pの種類等によ
って適宜決定することができる。
【0032】図4に示すように、制御部7は、飛翔制御
部2a,2bのそれぞれに対応する制御部7a,7bに
分割して構成されている。この制御部7aと制御部7b
とは、同一の構成であり、ここでは、制御部7aについ
て説明する。制御部7aは、CPU71、シフトレジス
タ72、偏向電極ドライバ74、対向電極電源75及び
偏向電極電源76a〜76cを備えている。CPU71
は、対向電極電源75及び偏向電極電源76a〜76c
に対して制御信号を出力する。シフトレジスタ72は、
偏向電極ドライバ74に対して画像信号に応じたタイミ
ングで動作信号を出力する。
【0033】対向電極電源75は、CPU71から出力
される制御信号に基づいて印字動作時に対向電極11
a,11bに2kVの電圧を印加する。偏向電極電源7
6a〜76cは、給電電極24及び偏向電極ドライバ7
4を介して偏向電極26a〜26cのそれぞれに接続さ
れており、CPU71から偏向電極電源76a〜76c
のそれぞれに個別に出力される制御信号によって設定さ
れる偏向電圧を出力する。偏向ドライバ74は、シフト
レジスタ72から出力される動作信号に基づいて偏向電
極電源76a〜76cから出力された偏向電圧を偏向電
極26a〜26cのそれぞれに供給する。
【0034】なお、偏向電極電源76a〜76cは、飛
翔制御部2aに形成された2560個の通過孔22に形
成された全ての制御電極26に対して1組のみ備えるこ
とができる。これによって、飛翔制御部2aに含まれる
2560個の通過孔22のそれぞれに形成された制御電
極26の全てについて、同一の偏向電圧の印加状態が設
定される。一方、偏向電極ドライバ74は飛翔制御部2
aに含まれる通過孔22毎に備えられており、画像信号
に応じて通過孔22a−1〜22a−2560のそれぞ
れに形成された制御電極26に選択的に偏向電圧が印加
される。
【0035】図5は、上記画像形成装置における画像形
成状態を示す図である。上述のように構成された画像形
成装置10において、制御部7a,7bの対向電極電源
75から対向電極11a,11bに所定の電圧を印加
し、偏向電極ドライバ74によって選択された通過孔2
2に形成された偏向電極26a〜26cに偏向電極電源
76a〜76cにおいて設定された偏向電圧を印加する
と、偏向電圧が印加された通過孔22においてトナー担
持体31a,31bから対向電極11a,11bへの飛
翔電界が形成され、トナー担持体31a,31bの表面
に担持されたトナーTが飛翔制御部2a,2bにおける
通過孔22を経由して対向電極11a,11b方向に飛
翔し、対向電極11a,11bと飛翔制御部2a,2b
との間に存在する記録媒体Pの表面にトナーTが付着す
る。
【0036】この結果、トナー担持体31aから飛翔制
御部2aを経由して飛翔したトナーTと、トナー担持体
31bから飛翔制御部2bを経由して飛翔したトナーT
と、によって600DPIの解像度の画像が記録媒体P
に形成される。したがって、記録媒体Pにおいて所定の
解像度で正確に画像を形成するためには、トナー担持体
31aから飛翔したトナーTとトナー担持体31bから
飛翔したトナーTとを、設定された解像度に応じた所定
の間隔で記録媒体Pの搬送方向に直交する方向に交互に
位置させる必要がある。
【0037】そこで、上記画像形成装置10では、記録
媒体Pに形成した位置検出用のパターン画像を画像読取
センサ81によって読み取り、この読取結果に基づいて
制御部7a,7bにおいてCPU71から出力される制
御信号を介して偏向電極電源76a〜76cに設定する
偏向電圧の電圧値を変更することにより、トナー担持体
31aから飛翔したトナーTとトナー担持体31bから
飛翔したトナーTとが、設定された解像度に応じた所定
の間隔で記録媒体Pの搬送方向に直交する方向に交互に
位置するように、両者の相対的な位置関係を調整する。
【0038】即ち、トナー担持体31a,31bから対
向電極11a,11bに対するトナーTの飛翔方向を決
定する飛翔電界の方向は、偏向電圧26a〜26cのそ
れぞれに印加する偏向電圧の電圧値に応じて変化する。
したがって、飛翔制御部2a及び飛翔制御部2bにおけ
る偏向電圧26a〜26cに対する偏向電圧の印加状態
を変えることにより、トナー担持体31aから飛翔した
トナーTとトナー担持体31bから飛翔したトナーTと
の記録媒体Pの表面における相対的な位置関係を調整す
ることができる。
【0039】例えば、制御部7aにより飛翔制御部2a
の通過孔22a−1に形成された偏向電極26a〜26
cに+250Vの偏向電圧を印加するとともに、記録媒
体Pの搬送方向において通過孔22a−1から380μ
mの距離にあるべき飛翔制御部2bの通過孔22b−5
に形成された偏向電極26a〜26cに制御部7bから
+250Vの偏向電圧を印加することにより、記録媒体
Pの表面に2本の線画像L1,L2によって構成される
位置検出用のパターン画像を形成し、このパターン画像
を画像読取センサ81によって読み取る。画像読取セン
サ81によって読み取られた線画像L1,L2の間隔が
400μmであった場合には、制御部7bのCPU71
により、偏向電極電源76a,76cに例えば+230
Vの偏向電圧を設定し、偏向電極電源76bに例えば+
300Vの偏向電圧を設定する。これによって、通過孔
22b−5に形成された偏向電極26a及び26cに+
230Vの偏向電圧を印加し、偏向電極26bに+30
0Vの偏向電圧を印加して画像形成を行うことにより、
記録媒体Pの表面に形成された線画像L1,L2の間隔
が380μmの適正値になるようにする。
【0040】なお、位置検出用のパターン画像は、記録
媒体Pにおける印字領域外に形成することにより、通常
の画像の印字処理と同時に偏向電圧を調整するための位
置検出用のパターン画像を形成することができる。この
場合に位置検出用のパターン画像の形成位置及び形状
を、例えば、記録媒体Pの搬送方向又は搬送方向に直交
する方向についての中点位置や罫線位置の目印として使
用できるものとしてもよい。
【0041】また、各制御電極26を構成する偏向電極
26a〜26cに印加する偏向電圧の電圧値は、通過孔
22を経由するトナーTの飛翔方向のみならず、トナー
Tの飛翔量にも影響を与える。そこで、画像読取センサ
81により、パターン画像の形成位置のみならず、パタ
ーン画像の画像濃度をも同時に検出し、検出したパター
ン画像の画像濃度に基づいて制御部2a,2bの偏向電
極電源76a〜76cにおける偏向電圧の設定値を増減
変化させ、形成される画像の濃度を調整するようにして
もよい。
【0042】さらに、上記の実施形態では、各制御電極
26を3個の偏向電極26a〜26cによって構成した
が、各制御電極26を2個又は4個以上の偏向電極によ
って構成することもできる。但し、制御電極26を2個
の偏向電極によって構成する場合に、記録媒体Pの搬送
方向に2個の偏向電極を配置すると、記録媒体Pの搬送
方向に直交する方向にトナーTの飛翔方向を調整するこ
とができなくなることに考慮すべきである。
【0043】加えて、画像読取センサ81が読み取った
パターン画像に基づくトナー飛翔位置の検出では、位置
検出用のパターン画像は、図6(A)に破線で示すよう
に、記録媒体Pの搬送方向に垂直な境界線、及び、記録
媒体Pの搬送方向と所定角度θをなす境界線とを含む基
準パターン画像Gaの画像データに基づいて、記録媒体
Pにパターン画像G1を形成するようにしてもよい。こ
の場合、画像読取センサ81による基準パターン画像G
aの読取信号S1をCPU71において図6(B)に示
す基準信号Saと比較する。この比較において、パター
ン画像G1の読取信号S1の立ち上がり及び立ち下がり
のタイミングをt1及びt3、基準信号Saの立ち上が
り及び立ち下がりのタイミングをt0及びt2、記録媒
体Pの搬送速度をVとして、基準パターン画像Gaに対
するパターン画像G1の記録媒体Pの搬送方向と直交す
る方向の誤差ΔX、及び、記録媒体Pの搬送方向の誤差
ΔYは、 ΔX={(t1−t0)−(t3−t2)}×V/ta
nθ ΔY=(t3−t2)×V によって算出される。このようにして算出した誤差、又
は、誤差に対応して決定された偏向電圧値を制御部7が
備える図外の不揮発性メモリに更新的に記憶しておくこ
とにより、画像形成時に不揮発性メモリの記憶内容を読
み出して制御電極26に対する電圧の印加タイミングや
偏向電圧値を適正に決定することができる。
【0044】なお、記録媒体Pの搬送方向について、制
御部7のCPU71及びシフトレジスタ72から対向電
極11及び偏向電極ドライバ74に対する信号の出力タ
イミングの制御によって1画素分の誤差を補正すること
ができ、CPU71から偏向電極26a〜26cに設定
する偏向電圧の電圧値を制御することによって1画素未
満の誤差を補正することができる。
【0045】図7はこの発明の第2の実施形態に係る画
像形成装置の構成を示す図であり、図8は上記画像形成
装置の印字部の構成を示す図である。この実施形態に係
る画像形成装置10は、印字部1に飛翔制御部2a〜2
d、トナー帯電器3a〜3d、対向電極11a〜11d
及び転写ベルト12を備えたものである。トナー帯電器
3a〜33dのそれぞれには、イエロー、マゼンタ、シ
アン及びブラックの各色のトナーが収納されており、図
8に示すように、トナー帯電器3a〜3dのそれぞれ
は、トナー担持体31、ブレード32、供給ローラ33
及び攪拌部材34を備えている。対向電極11a〜11
dのそれぞれは、トナー帯電器3a〜3dのそれぞれに
備えられたトナー担持体31の周面に所定の間隔を設け
て対向する位置に配置されており、飛翔制御部2a〜2
dのそれぞれを構成する図外のベース基板は、対向電極
11a〜11dの下面において対向電極11a〜11d
のそれぞれに平行に配置されている。転写ベルト12
は、対向電極11a〜11dと飛翔制御部2a〜2dと
の間を通過する状態に張架されており、転写ベルト12
を張架する一方のローラは、定着部6において圧力ロー
ラを兼ねる。
【0046】以上の構成により、トナー帯電器3a〜3
dのそれぞれが備えるトナー担持体31から飛翔した4
色のトナーTが、転写ベルト12の表面に付着し、4色
のトナーの混合によってカラー画像が形成される。給紙
部4において給紙カセット41に収納された記録媒体P
は、ピックアップローラ42の回転によって1枚ずつ送
り出され、レジストローラ43の回転によって転写ベル
ト12の表面に形成されたカラー画像に同期するタイミ
ングで定着部6内に導かれる。これによって、転写ベル
ト12においてカラー画像を構成する4色のトナーが記
録媒体Pの表面に転写するとともに、定着部6における
加熱及び加圧を受けて溶融し、記録媒体Pの表面に定着
する。定着部6を通過して記録媒体Pは、カラー画像を
構成するトナーが定着した面を画像読取センサ81に対
向させた後、排紙ローラ65の回転によって装置の上面
に排出される。
【0047】上述したように、画像形成装置10は、4
個のトナー帯電器3a〜3dのそれぞれに収納している
4色のトナーの混合によってカラー画像を形成するもの
であり、形成されたカラー画像において忠実な再現性を
得るためには、カラー画像の各画素について、トナー帯
電器3a〜3dのそれぞれに備えられたトナー担持体3
1から飛翔したトナーTが転写ベルト12の同一の位置
に正確に付着するようにしなければならない。
【0048】このため、トナー帯電器3a〜3dのそれ
ぞれに備えられたトナー担持体31の周面に対向する飛
翔制御部2a〜2dのそれぞれは、例えば、図3(A)
に示した飛翔制御部2aと同様に構成され、それぞれに
含まれる通過孔22の位置が転写ベルト12の回転方向
に直交する方向において一致するようにされている。こ
れとともに、トナー帯電器3a〜3dのそれぞれのトナ
ー担持体31と対向電極11a〜11dとの間における
飛翔電界の形成タイミングは、転写ベルト12の表面が
トナー帯電器3a〜3dのそれぞれに対向するタイミン
グに一致するようにされている。これによって、理想的
には、転写ベルト12を介して記録媒体Pの表面には3
00DPIの解像度のカラー画像が形成される。
【0049】しかし、飛翔制御部2a〜2dを構成する
ベース基板の取付位置の誤差や対向電極11a〜11d
に対する対向電圧の印加タイミングの誤差等により、ト
ナー帯電器3a〜3dのそれぞれのトナー担持体31か
ら飛翔した各色のトナーTの転写ベルト12の表面にお
ける付着位置が一致しない場合がある。これを放置する
と、カラー画像の各画素において4色のトナーを正確に
混合させることができず、カラー画像を忠実に再現する
ことができない。
【0050】そこで、トナー帯電器3a〜3dのそれぞ
れに収納されている4色のトナーTのそれぞれによって
転写ベルト12を介して記録媒体Pに位置検出用のパタ
ーン画像を形成し、このパターン画像を画像読取センサ
81によって読み取り、パターン画像の読取結果に基づ
いて、飛翔制御部2a〜2dのそれぞれに含まれる偏向
電極26a〜26cに印加すべき偏向電圧を調整する。
これによって、トナー帯電器3a〜3dのそれぞれのト
ナー担持体3から飛翔したトナーTの転写ベルト12の
表面における付着位置の相対的な位置関係を制御し、4
色のトナーTが転写ベルト12の表面の同一の位置に正
確に付着させることより、カラー画像の各画素において
4色のトナーが正確に混合するようにして、カラー画像
を忠実に再現することができる。
【0051】図9はこの発明の別の実施形態に係る画像
形成装置の飛翔制御部の構成を示す拡大破断斜視図であ
り、図10は同画像形成装置の制御部の構成を示す図で
ある。この実施形態に係る画像形成装置の飛翔制御部2
は、上下面にカバーレイヤ28を形成したベース基板2
5に形成された複数の貫通孔22のそれぞれにおいて、
ベース基板25の対向電極側である上面側の縁部に偏向
電極26a〜26cによって構成された第1の制御電極
26を形成するとともに、ベース基板25のトナー担持
体側である下面側の縁部に第2の制御電極23を全周に
わたって一体的に形成したものである。第2の制御電極
23、及び、偏向電極26a〜26dのそれぞれには、
制御部7から独立して電圧が印加される。
【0052】以上のように構成した飛翔制御部2に対し
て、制御部7からトナーTを飛翔させるか否かを選択す
る電圧を第2の制御電極23に印加し、トナーTの飛翔
方向を調整するための偏向電圧を偏向電極26a〜26
cに印加する。例えば、図3(A)に示した状態に通過
孔22を配置した飛翔制御部2a,2bにおいて、飛翔
制御部2aに含まれる通過孔22a−1と飛翔制御部2
bに含まれる通過孔22b−5とにおいて、偏向電極2
6a〜26cに0Vの電圧を印加するとともに第2の制
御電極23に+250Vの電圧を印加して形成した2本
の線画像の間隔が410μmであった場合、通過孔22
b−5の偏向電極26bに+30Vの偏向電圧を印加す
ることにより、2本の線画像の間隔を380μmの適正
な値にすることができた。
【0053】このように、飛翔制御部2に含まれる通過
孔22の対向電極側の縁部に偏向電極26a〜26cに
よって構成される第1の制御電極26を形成するととも
に、トナー担持体側の縁部に第2の制御電極23を形成
することにより、飛翔制御部2を構成するベース基板の
下面から記録媒体Pの表面に至る比較的長い距離に対し
てトナーの飛翔方向を偏向する電界が作用することにな
り、比較的低い偏向電圧によってトナーの飛翔方向を制
御することができる。また、第2の制御電極23に印加
する電圧を制御することにより、トナーの飛翔量を確実
に制御することができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、複数
のトナー担持体のそれぞれに対向する通過孔のそれぞれ
の縁部に複数の範囲に分割した制御電極を配置し、複数
の範囲に分割された制御電極のそれぞれに対する電圧の
印加状態を、複数のトナー担持体のそれぞれから飛翔し
たトナーの記録媒体における相対的な位置関係に応じて
制御することにより、制御電極の複数の範囲のそれぞれ
に、複数のトナー担持体のそれぞれから飛翔したトナー
が記録媒体において所定の相対的な位置関係を実現する
ようにトナーの飛翔方向を偏向させるための電圧を印加
することができ、複数のトナー担持体のそれぞれから飛
翔したトナーの記録媒体における相対的な位置関係を適
正にして、カラー画像や高解像度の画像の画像形成状態
を良好に維持することができる。
【0055】請求項2に記載した発明によれば、通過孔
の記録媒体側の縁部に複数の範囲に分割した第1の制御
電極を配置するとともに、通過孔のトナー担持体側の縁
部に第2の制御電極を配置し、第1の制御電極の複数の
範囲のそれぞれに複数のトナー担持体のそれぞれから飛
翔したトナーが記録媒体において所定の相対的な位置関
係を実現するようにトナーの飛翔方向を偏向させるため
の電圧を印加し、第2の制御電極に画像信号に応じた電
圧を印加することにより、第2の制御電極において形成
される飛翔電界によって画像信号に応じて各トナー担持
体から選択的に飛翔したトナーを、第1の制御電極にお
いて形成される飛翔電界によって他のトナー担持体から
飛翔したトナーと記録媒体において所定の相対的な位置
関係を実現する方向に飛翔させることができ、複数のト
ナー担持体のそれぞれから飛翔したトナーの記録媒体に
おける相対的な位置関係を適正にして、カラー画像や高
解像度の画像の画像形成状態を良好に維持することがで
きる。
【0056】請求項3に記載した発明によれば、単一の
トナー担持体に対向して配置した複数の通過孔のそれぞ
れについて、第1の制御電極の各範囲に対して共通の電
圧を印加することにより、トナー担持体毎に単一の電圧
制御手段によってトナーの飛翔方向を制御することがで
き、電圧制御手段の構成及び制御内容を簡略化してコス
トダウンを実現できる。
【0057】請求項4に記載した発明によれば、複数の
トナー担持体のそれぞれを介して記録媒体に形成された
画像の読取結果に基づいて、制御電極に対する電圧の印
加状態を制御することにより、複数のトナー担持体のそ
れぞれにより形成された画像の記録媒体における相対的
な位置関係を適正にするための制御電極に対する電圧の
印加状態を正確に制御することができる。
【0058】請求項5に記載した発明によれば、複数の
トナー担持体のそれぞれを介して記録媒体に形成された
画像の読取結果に基づいて、制御電圧に印加する電圧
値、及び、電圧の印加タイミングを制御することによ
り、複数のトナー担持体のそれぞれにより形成された画
像の記録媒体における相対的な位置関係が適正になるよ
うに、記録媒体の搬送方向及び搬送方向に直交する方向
のトナーの飛翔位置を正確に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る画像形成装置
の構成を示す概略図である。
【図2】上記画像形成装置の印字部の近傍の構成を示す
図である。
【図3】上記印字部を構成する飛翔制御部の平面図及び
部分破断斜視図であ上記画像形成装置の印字部を構成す
るトナー帯電器の構成を示す図である。
【図4】上記画像形成装置の制御部の構成を示す図であ
る。
【図5】上記画像形成装置における画像形成状態を示す
図である。
【図6】上記画像形成装置における別の画像形成状態、
及び、画像読取状態を示す図である。
【図7】この発明の第2の実施形態に係る画像形成装置
の構成を示す図である。
【図8】上記画像形成装置の印字部の構成を示す図であ
る。
【図9】この発明の別の実施形態に係る画像形成装置の
飛翔制御部の構成を示す拡大破断斜視図である。
【図10】同画像形成装置の制御部の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】 1−印字部 2a,2b−飛翔制御部 3−トナー帯電器 4−給紙部 7−制御部 10−画像形成装置 11a,11b−対向電極 22−通過孔 26−制御電極 26a〜26c−偏向電極 31a,31b−トナー担持体 75−対向電極電源 76a〜76c−偏向電極電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の移動方向に並列された複数のト
    ナー担持体のそれぞれに対向する複数の通過孔に選択的
    に飛翔電界を形成し、各トナー担持体が担持するトナー
    を飛翔電界が形成された通過孔を経由して記録媒体に飛
    翔させて画像形成を行う画像形成装置において、 複数の通過孔のそれぞれの縁部に複数の範囲に分割した
    制御電極を配置し、複数のトナー担持体のそれぞれから
    飛翔したトナーの記録媒体上における相対的な位置関係
    に応じて制御電極の複数の範囲のそれぞれに対する電圧
    の印加状態を制御する電圧制御手段を設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記複数の通過孔のそれぞれの記録媒体側
    の縁部に複数の範囲に分割した第1の制御電極を配置す
    るとともに、トナー担持体側の縁部に第2の制御電極を
    配置し、複数のトナー担持体のそれぞれから飛翔したト
    ナーの記録媒体上における相対的な位置関係に応じて第
    1の制御電極の複数の範囲のそれぞれに対する電圧の印
    加状態を制御するとともに画像信号に応じて第2の制御
    電極に対する電圧の印加状態を制御する電圧制御手段
    と、を設けた請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記電圧制御手段が、単一のトナー担持体
    に対向する複数の通過孔について第1の制御電極の複数
    の範囲のそれぞれに共通の電圧を印加する請求項2に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記電圧制御手段が、複数のトナー担持体
    のそれぞれを介して記録媒体に形成された画像を読み取
    る画像読取手段を含み、画像読取手段の読取結果に基づ
    いて制御電極に対する電圧の印加状態を制御する請求項
    1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記電圧制御手段が、前記位置検出用のパ
    ターン画像の読取結果に基づいて、前記制御電極に印加
    する電圧値、又は、電圧の印加タイミングを制御する請
    求項4に記載の画像形成装置。
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