JPH11301089A - カラー潜像表示方法及びカラー潜像表示体 - Google Patents
カラー潜像表示方法及びカラー潜像表示体Info
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- JPH11301089A JPH11301089A JP11995198A JP11995198A JPH11301089A JP H11301089 A JPH11301089 A JP H11301089A JP 11995198 A JP11995198 A JP 11995198A JP 11995198 A JP11995198 A JP 11995198A JP H11301089 A JPH11301089 A JP H11301089A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望の階調をもたせた任意の色調のカラー画
像を秘密情報となるように潜像として形成し、且つ、所
定の視認条件のもとで該カラー画像を原稿と同様の色調
で、又は、原稿と異なる色調で繰り返し再現、表示する
ことができる表示体を得る。 【解決手段】 所定の形状からなる一群の微小な基本色
要素eが隙間なく交互に配置された所望の階調を表現す
ることのできる単位画素Eによって構成された色表示面
Oにおいて、表示すべきカラー画像の色情報に応じて単
位画素Eごとに基本色要素eを布置し、且つ、布置され
た基本色要素eを除く領域、あるいは、布置された基本
色要素eからなる領域に通常の状態で無色透明な状態を
示す機能性色材Zを重ね刷りする。
像を秘密情報となるように潜像として形成し、且つ、所
定の視認条件のもとで該カラー画像を原稿と同様の色調
で、又は、原稿と異なる色調で繰り返し再現、表示する
ことができる表示体を得る。 【解決手段】 所定の形状からなる一群の微小な基本色
要素eが隙間なく交互に配置された所望の階調を表現す
ることのできる単位画素Eによって構成された色表示面
Oにおいて、表示すべきカラー画像の色情報に応じて単
位画素Eごとに基本色要素eを布置し、且つ、布置され
た基本色要素eを除く領域、あるいは、布置された基本
色要素eからなる領域に通常の状態で無色透明な状態を
示す機能性色材Zを重ね刷りする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階調をもった任意
の色調のカラー画像が潜像となるように埋め込まれた全
体として一様な色調をもった色表示面から、使用された
機能性色材の性質に応じた所定の視認条件のもとで、カ
ラー画像を原稿と同様の色調となるように、又は、原稿
と異なる色調となるように顕像として再現、表示せしめ
る技術に関するものである。
の色調のカラー画像が潜像となるように埋め込まれた全
体として一様な色調をもった色表示面から、使用された
機能性色材の性質に応じた所定の視認条件のもとで、カ
ラー画像を原稿と同様の色調となるように、又は、原稿
と異なる色調となるように顕像として再現、表示せしめ
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、IDカード、有価証券等の貴
重印刷物の悪意の複製、偽造を困難とならしめるための
方法として、特開昭50―6410号、特開昭54―1
59004号、特開昭55―510号、特開昭55―3
6871号、特開平5―262086号、実開昭63―
194371号、実公平1―31511号、実公平7―
53987号、実登第3029273号などに示される
如く、表示すべき画像の画素部分又は画素以外の部分を
条件等色性(メタメリック)インキ、フォトクロミック
インキ、示温インキ、無色蛍光インキ、赤外線発光イン
キなどの機能性色材を用いて印刷することで表示体上に
潜像となるように情報を記録した上、使用した機能性色
材の性質に応じて所定の光線や熱線を照射するなどして
視認条件を変化させることによって、表示体上に記録さ
れていた秘密情報を再現、表示させる方法が広く用いら
れてきた。
重印刷物の悪意の複製、偽造を困難とならしめるための
方法として、特開昭50―6410号、特開昭54―1
59004号、特開昭55―510号、特開昭55―3
6871号、特開平5―262086号、実開昭63―
194371号、実公平1―31511号、実公平7―
53987号、実登第3029273号などに示される
如く、表示すべき画像の画素部分又は画素以外の部分を
条件等色性(メタメリック)インキ、フォトクロミック
インキ、示温インキ、無色蛍光インキ、赤外線発光イン
キなどの機能性色材を用いて印刷することで表示体上に
潜像となるように情報を記録した上、使用した機能性色
材の性質に応じて所定の光線や熱線を照射するなどして
視認条件を変化させることによって、表示体上に記録さ
れていた秘密情報を再現、表示させる方法が広く用いら
れてきた。
【0003】また、特開昭63―133185号、特開
平7―137349号、特開平8−310102号、特
開平9−150569号などには、加熱手段や被覆シー
トを用いるなど所定の視認条件のもとで、所望の色彩を
もった画像情報を表示体上に表示せしめる色画像の表示
方法とその情報表示体について開示されている。
平7―137349号、特開平8−310102号、特
開平9−150569号などには、加熱手段や被覆シー
トを用いるなど所定の視認条件のもとで、所望の色彩を
もった画像情報を表示体上に表示せしめる色画像の表示
方法とその情報表示体について開示されている。
【0004】更に、あらかじめR(レッド)、G(グリ
ーン)、B(ブルー)の三原色成分を希土類蛍光体等に
埋め込んだシャドーマスクに対して、表示すべき階調を
もった任意のカラー画像の色情報量に応じて電子線を照
射することで、ディスプレイ上にR、G、Bの蛍光成分
を発光させ、表示すべきカラー画像に関する電気信号を
色要素の配置信号に変換してカラフルな画像をディスプ
レイ上に表示せしめるテレビジョンの原理が広く知られ
ている。ディスプレイ上に表示される画像の表示色バラ
ンス、輝度レベルを調整、補正する方法等については、
特開平7―140949号、特開平7―168549
号、特開平7―274014号、特開平8―30768
号、特許第2522369号などに開示されている。
ーン)、B(ブルー)の三原色成分を希土類蛍光体等に
埋め込んだシャドーマスクに対して、表示すべき階調を
もった任意のカラー画像の色情報量に応じて電子線を照
射することで、ディスプレイ上にR、G、Bの蛍光成分
を発光させ、表示すべきカラー画像に関する電気信号を
色要素の配置信号に変換してカラフルな画像をディスプ
レイ上に表示せしめるテレビジョンの原理が広く知られ
ている。ディスプレイ上に表示される画像の表示色バラ
ンス、輝度レベルを調整、補正する方法等については、
特開平7―140949号、特開平7―168549
号、特開平7―274014号、特開平8―30768
号、特許第2522369号などに開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来からの技術を用いて得られた画像表示体では、顕像と
して表示されるべき画像の階調、色調が、印刷された色
要素の形状、使用される印刷インキや被印刷基材の色
調、あるいは、所定の視認条件のもとで発光、発色した
機能性色材の色調によって少なからず制約されてしま
い、所望の階調をもたせた任意の色調のカラー画像を潜
像となるように表示体の内部に埋め込み、且つ、表示体
上に印刷された機能性色材の性質に応じた所定の視認条
件のもとで原稿と同様の色調となるように、又は、原稿
と異なる色調となるように再現、表示せしめることによ
って、高度の偽造防止機能を付与することはできなかっ
た。
来からの技術を用いて得られた画像表示体では、顕像と
して表示されるべき画像の階調、色調が、印刷された色
要素の形状、使用される印刷インキや被印刷基材の色
調、あるいは、所定の視認条件のもとで発光、発色した
機能性色材の色調によって少なからず制約されてしま
い、所望の階調をもたせた任意の色調のカラー画像を潜
像となるように表示体の内部に埋め込み、且つ、表示体
上に印刷された機能性色材の性質に応じた所定の視認条
件のもとで原稿と同様の色調となるように、又は、原稿
と異なる色調となるように再現、表示せしめることによ
って、高度の偽造防止機能を付与することはできなかっ
た。
【0006】このため、従来からの技術を用いて得られ
た画像表示体では、所定の視認条件のもとで顕像として
表示することのできる画像情報の階調、色調、デザイン
等が制約されざるを得ないので、十分な偽造防止効果が
期待できない難点があった。
た画像表示体では、所定の視認条件のもとで顕像として
表示することのできる画像情報の階調、色調、デザイン
等が制約されざるを得ないので、十分な偽造防止効果が
期待できない難点があった。
【0007】また、従来のテレビジョン方式による画像
表示方法では、画像信号処理回路、電子線照射装置など
の特殊な装置類を含むディスプレイ構成が必要とされ、
その製造コストが相当に高価なものとならざるを得なか
った。
表示方法では、画像信号処理回路、電子線照射装置など
の特殊な装置類を含むディスプレイ構成が必要とされ、
その製造コストが相当に高価なものとならざるを得なか
った。
【0008】そこで、本発明では、印刷という一般的で
簡便な方法を用いて、所望の階調をもたせた任意の色調
のカラー画像を通常の状態において潜像となるように表
示体上に形成し、印刷された色要素の形状、使用される
印刷インキや被印刷基材の種類、色調、あるいは、所定
の視認条件のもとで発光、発色させた機能性色材の種
類、色調に制約されることなく、所望の階調をもたせた
任意の色調のカラー画像を原稿と同様の色調となるよう
に、又は、原稿と異なる色調となるように顕像として再
現、表示することのできる画像表示方法と画像表示体を
開示することによって、より高度な偽造防止手段を提供
することを目的としている。
簡便な方法を用いて、所望の階調をもたせた任意の色調
のカラー画像を通常の状態において潜像となるように表
示体上に形成し、印刷された色要素の形状、使用される
印刷インキや被印刷基材の種類、色調、あるいは、所定
の視認条件のもとで発光、発色させた機能性色材の種
類、色調に制約されることなく、所望の階調をもたせた
任意の色調のカラー画像を原稿と同様の色調となるよう
に、又は、原稿と異なる色調となるように顕像として再
現、表示することのできる画像表示方法と画像表示体を
開示することによって、より高度な偽造防止手段を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示され
るように、所定の形状からなる一群の微小な基本色要素
eが隙間なく交互に配置された所望の階調を表現するこ
とのできる単位画素Eによって構成された色表示面Oに
おいて、カラー入力画像の任意の座標点Pにおける色情
報に対応するフルカラー色空間F内の色座標点C(P)
との距離によって示される色差△Eが最小となるよう
に、単位画素Eが構築する有限個の色座標点を持つ色空
間L内で近似的な色座標点E(P)を求め、前記E
(P)の色座標値を色表示面O上に表示可能な基本色要
素eの布置として展開し、基本色要素eの布置を除く色
表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で所定の視認
条件のもとで下地となる基本色要素eを隠蔽する色材Z
を付与するか、あるいは、基本色要素eの布置からなる
色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で所定の視
認条件のもとで下地となる基本色要素eのみを表示する
色材Zを付与することによって、任意の階調をもったカ
ラー画像を色材Zの特性に応じた所定の視認条件のもと
で再現、表示せしめる画像表示方法及び画像表示体、並
びに、それらを用いたIDカード、通行証、登録証、入
場券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する
証書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券など
の有価証券類に関するものであり、更には、複数の異な
る種類の機能性色材を用いた複合的な画像表示方法及び
画像表示体、並びに、それらを用いたIDカード、通行
証、登録証、入場券、出入国証などの身分、権利、資格
などを証明する証書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債
券、商品券などの有価証券類に関するものである。
るように、所定の形状からなる一群の微小な基本色要素
eが隙間なく交互に配置された所望の階調を表現するこ
とのできる単位画素Eによって構成された色表示面Oに
おいて、カラー入力画像の任意の座標点Pにおける色情
報に対応するフルカラー色空間F内の色座標点C(P)
との距離によって示される色差△Eが最小となるよう
に、単位画素Eが構築する有限個の色座標点を持つ色空
間L内で近似的な色座標点E(P)を求め、前記E
(P)の色座標値を色表示面O上に表示可能な基本色要
素eの布置として展開し、基本色要素eの布置を除く色
表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で所定の視認
条件のもとで下地となる基本色要素eを隠蔽する色材Z
を付与するか、あるいは、基本色要素eの布置からなる
色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で所定の視
認条件のもとで下地となる基本色要素eのみを表示する
色材Zを付与することによって、任意の階調をもったカ
ラー画像を色材Zの特性に応じた所定の視認条件のもと
で再現、表示せしめる画像表示方法及び画像表示体、並
びに、それらを用いたIDカード、通行証、登録証、入
場券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する
証書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券など
の有価証券類に関するものであり、更には、複数の異な
る種類の機能性色材を用いた複合的な画像表示方法及び
画像表示体、並びに、それらを用いたIDカード、通行
証、登録証、入場券、出入国証などの身分、権利、資格
などを証明する証書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債
券、商品券などの有価証券類に関するものである。
【0010】なお、上述した「布置」という用語は、所
定の視認条件のもとで任意の階調をもったカラー画像を
所望の色調で再現、表示せしめるために、単位画素Eご
とに所定の配置をもって存在せしめている基本色要素e
の中から選択すべき基本色要素eの位置を特定すること
を意味する用語として用いられている。
定の視認条件のもとで任意の階調をもったカラー画像を
所望の色調で再現、表示せしめるために、単位画素Eご
とに所定の配置をもって存在せしめている基本色要素e
の中から選択すべき基本色要素eの位置を特定すること
を意味する用語として用いられている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、肉眼で判別すること
のできない所定の形状の微小な基本色要素を隙間なく交
互に配置することによって、あらかじめ全ての基本色要
素を内在させた所望の階調を表現することのできる単位
画素を形成する。この単位画素をオフセット印刷や凸版
印刷等の通常の印刷方法、又は、レーザープリンター、
ジェットプリンター、昇華転写等のいずれかの出力形態
を用いて被印刷基材の表面上に隙間なく配置することに
よって、通常の状態で全体として一様な色調をもつが、
たとえば、加熱手段を用いたり、あるいは、紫外線を照
射するなど所定の視認条件のもとで、所望の階調をもっ
た任意の色調のカラー画像を再現、表示することのでき
る色表示面を作製する。
のできない所定の形状の微小な基本色要素を隙間なく交
互に配置することによって、あらかじめ全ての基本色要
素を内在させた所望の階調を表現することのできる単位
画素を形成する。この単位画素をオフセット印刷や凸版
印刷等の通常の印刷方法、又は、レーザープリンター、
ジェットプリンター、昇華転写等のいずれかの出力形態
を用いて被印刷基材の表面上に隙間なく配置することに
よって、通常の状態で全体として一様な色調をもつが、
たとえば、加熱手段を用いたり、あるいは、紫外線を照
射するなど所定の視認条件のもとで、所望の階調をもっ
た任意の色調のカラー画像を再現、表示することのでき
る色表示面を作製する。
【0012】この時の基本色要素には、単位画素によっ
て構築される色空間の領域が色彩的に最大となるよう
に、たとえばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)といった一般的な3要素が選択されるべきである
が、必要に応じて特徴をもった色再現を実現するため
に、当然にも任意の特定色を採用することが可能であ
る。
て構築される色空間の領域が色彩的に最大となるよう
に、たとえばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)といった一般的な3要素が選択されるべきである
が、必要に応じて特徴をもった色再現を実現するため
に、当然にも任意の特定色を採用することが可能であ
る。
【0013】次に、色座標点圧縮アルゴリズムによっ
て、表示すべきカラー入力画像の任意の座標点における
色情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点との距
離によって示される色差を最小とならしめるように、本
発明の単位画素から構築される有限個の色座標点をもつ
色空間内で近似的な色座標点を求め、色座標値展開アル
ゴリズムによって、この色座標点がもつ色座標値を色表
示面で再現、表示することができるように単位画素ごと
に基本色要素の布置として展開し、更に、基本色要素の
布置を除く色表示面の領域に通常の状態で無色透明であ
るとともに所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった色材を付与する。こうして、
表示しようとするカラー画像の色情報に基いて、使用さ
れた機能性色材の性質に応じた所定の視認条件のもとで
カラー画像を表示する際に不必要とされる基本色要素を
単位画素ごとに除去することができる。
て、表示すべきカラー入力画像の任意の座標点における
色情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点との距
離によって示される色差を最小とならしめるように、本
発明の単位画素から構築される有限個の色座標点をもつ
色空間内で近似的な色座標点を求め、色座標値展開アル
ゴリズムによって、この色座標点がもつ色座標値を色表
示面で再現、表示することができるように単位画素ごと
に基本色要素の布置として展開し、更に、基本色要素の
布置を除く色表示面の領域に通常の状態で無色透明であ
るとともに所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった色材を付与する。こうして、
表示しようとするカラー画像の色情報に基いて、使用さ
れた機能性色材の性質に応じた所定の視認条件のもとで
カラー画像を表示する際に不必要とされる基本色要素を
単位画素ごとに除去することができる。
【0014】このうち、色座標点圧縮アルゴリズムで
は、たとえば図5に示す演算処理を行うことでカラー入
力画像の任意の座標点Pに対応する近似的な色座標点E
(P)を求め、色座標値展開アルゴリズムでは、所定の
視認条件のもとで表示すべきカラー画像に要求される階
調、色調を実現できるように、所定の形状からなる一群
の微小な基本色要素eが隙間なく交互に配置された単位
画素E内で、カラー画像を再現、表示せしめる際に必要
とされる基本色要素eを布置として展開すべく、単位画
素E内で選択すべき基本色要素eの位置に関する所定の
順序を定めた単純なシーケンシャルな方法によって、単
位画素E内で布置すべき基本色要素eの位置を特定すれ
ばよい。
は、たとえば図5に示す演算処理を行うことでカラー入
力画像の任意の座標点Pに対応する近似的な色座標点E
(P)を求め、色座標値展開アルゴリズムでは、所定の
視認条件のもとで表示すべきカラー画像に要求される階
調、色調を実現できるように、所定の形状からなる一群
の微小な基本色要素eが隙間なく交互に配置された単位
画素E内で、カラー画像を再現、表示せしめる際に必要
とされる基本色要素eを布置として展開すべく、単位画
素E内で選択すべき基本色要素eの位置に関する所定の
順序を定めた単純なシーケンシャルな方法によって、単
位画素E内で布置すべき基本色要素eの位置を特定すれ
ばよい。
【0015】ここで、上記のアルゴリズムにしたがって
本発明の表示体を得るためには、たとえば表示すべきカ
ラー画像の分色版から合成されたカラー印刷版のネガ状
態に相当する刷版を用いて、全ての基本色要素が内在さ
れた単位画素から構成される色表示面のうち、所定の視
認条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に、又
は、原稿と異なる色調に再現、表示するために必要とさ
れることのない領域に機能性色材を重ね刷りすればよ
い。
本発明の表示体を得るためには、たとえば表示すべきカ
ラー画像の分色版から合成されたカラー印刷版のネガ状
態に相当する刷版を用いて、全ての基本色要素が内在さ
れた単位画素から構成される色表示面のうち、所定の視
認条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に、又
は、原稿と異なる色調に再現、表示するために必要とさ
れることのない領域に機能性色材を重ね刷りすればよ
い。
【0016】実際に使用される機能性色材は、太陽光、
蛍光灯、白熱電球などの通常照明下では下地となる基本
色要素が地色として表示されるように無色透明な状態を
示すが、所定の視認条件のもとでは下地となる基本色要
素が隠蔽される程度に白濁、又は、特定の色調に発色す
るものであればよく、例えば、特開昭55―15419
8号、特開昭57―89992号、特開昭57―923
70号、特開昭62―257883号、特開平3―20
0935号、特開平9―123611号、特開平9―1
69181号に開示されている熱履歴によって透明度が
変化する可逆性の感熱記録材料、あるいは、熱線照射に
よって変色するサーモクロミック色材等を必要に応じて
適宜、選択して用いればよい。
蛍光灯、白熱電球などの通常照明下では下地となる基本
色要素が地色として表示されるように無色透明な状態を
示すが、所定の視認条件のもとでは下地となる基本色要
素が隠蔽される程度に白濁、又は、特定の色調に発色す
るものであればよく、例えば、特開昭55―15419
8号、特開昭57―89992号、特開昭57―923
70号、特開昭62―257883号、特開平3―20
0935号、特開平9―123611号、特開平9―1
69181号に開示されている熱履歴によって透明度が
変化する可逆性の感熱記録材料、あるいは、熱線照射に
よって変色するサーモクロミック色材等を必要に応じて
適宜、選択して用いればよい。
【0017】また、本発明においては、色座標点圧縮ア
ルゴリズムによって、表示すべきカラー入力画像の任意
の座標点における色情報に対応するフルカラー色空間内
の色座標点との距離によって示される色差を最小となら
しめるように、単位画素から構築される有限個の色座標
点をもつ色空間内で近似的な色座標点を求め、色座標値
展開アルゴリズムによって、この色座標点がもつ色座標
値を色表示面で再現、表示することができるように単位
画素ごとに基本色要素の布置として展開し、更に、基本
色要素の布置からなる色表示面の領域に通常の状態で無
色透明であるとともに所定の視認条件のもとで下地とな
る基本色要素のみを表示する特性をもった色材を付与す
ることにより、表示しようとするカラー画像の色情報に
基いて、使用された機能性色材の性質に応じた所定の視
認条件のもとでカラー画像を表示する際に必要とされる
基本色要素のみを単位画素ごとに抽出して表示すること
ができる。
ルゴリズムによって、表示すべきカラー入力画像の任意
の座標点における色情報に対応するフルカラー色空間内
の色座標点との距離によって示される色差を最小となら
しめるように、単位画素から構築される有限個の色座標
点をもつ色空間内で近似的な色座標点を求め、色座標値
展開アルゴリズムによって、この色座標点がもつ色座標
値を色表示面で再現、表示することができるように単位
画素ごとに基本色要素の布置として展開し、更に、基本
色要素の布置からなる色表示面の領域に通常の状態で無
色透明であるとともに所定の視認条件のもとで下地とな
る基本色要素のみを表示する特性をもった色材を付与す
ることにより、表示しようとするカラー画像の色情報に
基いて、使用された機能性色材の性質に応じた所定の視
認条件のもとでカラー画像を表示する際に必要とされる
基本色要素のみを単位画素ごとに抽出して表示すること
ができる。
【0018】このうち、色座標点圧縮アルゴリズムで
は、たとえば図5に示す演算処理を行うことでカラー入
力画像の任意の座標点Pに対応する近似的な色座標点E
(P)を求め、色座標値展開アルゴリズムでは、所定の
視認条件のもとで表示すべきカラー画像に要求される階
調、色調を実現できるように、所定の形状からなる一群
の微小な基本色要素eが隙間なく交互に配置された単位
画素E内で、カラー画像を再現、表示せしめる際に必要
とされる基本色要素eを布置として展開すべく、単位画
素E内で選択すべき基本色要素eの位置に関する所定の
順序を定めた単純なシーケンシャルな方法によって、単
位画素E内で布置すべき基本色要素eの位置を特定すれ
ばよい。
は、たとえば図5に示す演算処理を行うことでカラー入
力画像の任意の座標点Pに対応する近似的な色座標点E
(P)を求め、色座標値展開アルゴリズムでは、所定の
視認条件のもとで表示すべきカラー画像に要求される階
調、色調を実現できるように、所定の形状からなる一群
の微小な基本色要素eが隙間なく交互に配置された単位
画素E内で、カラー画像を再現、表示せしめる際に必要
とされる基本色要素eを布置として展開すべく、単位画
素E内で選択すべき基本色要素eの位置に関する所定の
順序を定めた単純なシーケンシャルな方法によって、単
位画素E内で布置すべき基本色要素eの位置を特定すれ
ばよい。
【0019】ここで、上記のアルゴリズムにしたがって
本発明の表示体を得るためには、たとえば表示すべきカ
ラー画像の分色版から合成されたカラー印刷版のポジ状
態に相当する刷版を用いて、全ての基本色要素が内在さ
れた単位画素から構成される色表示面のうち、所定の視
認条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に、又
は、原稿と異なる色調に再現、表示するために必要とさ
れる領域に機能性色材を重ね刷りすればよく、実際に使
用される機能性色材は、太陽光、蛍光灯、白熱電球など
の通常照明下では下地となる基本色要素が地色として表
示されるべく無色透明な状態を示すが、所定の視認条件
のもとでは下地となる基本色要素のみを表示できるもの
であればよく、例えば、特開昭55―5896号、特開
昭60―23464号、特開平3―166276号に開
示されている紫外励起光下で発光する性質をもった、い
わゆる無色蛍光インキ、燐光インキ、蓄光インキ等の色
材を必要に応じて適宜、選択して用いればよい。
本発明の表示体を得るためには、たとえば表示すべきカ
ラー画像の分色版から合成されたカラー印刷版のポジ状
態に相当する刷版を用いて、全ての基本色要素が内在さ
れた単位画素から構成される色表示面のうち、所定の視
認条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に、又
は、原稿と異なる色調に再現、表示するために必要とさ
れる領域に機能性色材を重ね刷りすればよく、実際に使
用される機能性色材は、太陽光、蛍光灯、白熱電球など
の通常照明下では下地となる基本色要素が地色として表
示されるべく無色透明な状態を示すが、所定の視認条件
のもとでは下地となる基本色要素のみを表示できるもの
であればよく、例えば、特開昭55―5896号、特開
昭60―23464号、特開平3―166276号に開
示されている紫外励起光下で発光する性質をもった、い
わゆる無色蛍光インキ、燐光インキ、蓄光インキ等の色
材を必要に応じて適宜、選択して用いればよい。
【0020】本発明の表示体は、所定の形状からなる一
群の微小な基本色要素を隙間なく交互に配置した所望の
階調を表現することができる単位画素から構成されてお
り、且つ、表示すべき任意の色調のカラー画像の色情報
に応じて単位画素ごとに基本色要素を布置できる構成と
なっているため、所望の階調をもった任意の色調のカラ
ー画像が潜像となるように埋め込まれているにもかかわ
らず、通常の状態では反射光による混色(並置混色)の
ために全体として一様な色調を示す画像表示体となって
いる。
群の微小な基本色要素を隙間なく交互に配置した所望の
階調を表現することができる単位画素から構成されてお
り、且つ、表示すべき任意の色調のカラー画像の色情報
に応じて単位画素ごとに基本色要素を布置できる構成と
なっているため、所望の階調をもった任意の色調のカラ
ー画像が潜像となるように埋め込まれているにもかかわ
らず、通常の状態では反射光による混色(並置混色)の
ために全体として一様な色調を示す画像表示体となって
いる。
【0021】ところが、本発明の表示体では、表示すべ
きカラー画像を再現、表示するために必要とされない基
本色要素を単位画素ごとに抽出し、且つ、所定の視認条
件のもとでこれらの基本色要素を隠蔽することができる
のであるから、表示すべきカラー画像を再現、表示する
ために必要とされる基本色要素を単位画素ごとに選択し
て表示せしめることができる。
きカラー画像を再現、表示するために必要とされない基
本色要素を単位画素ごとに抽出し、且つ、所定の視認条
件のもとでこれらの基本色要素を隠蔽することができる
のであるから、表示すべきカラー画像を再現、表示する
ために必要とされる基本色要素を単位画素ごとに選択し
て表示せしめることができる。
【0022】また、本発明の表示体では、表示すべきカ
ラー画像を再現、表示するために必要とされる基本色要
素を単位画素ごとに抽出し、且つ、所定の視認条件のも
とでこれらの基本色要素のみを表示できるのであるか
ら、表示すべきカラー画像を再現、表示するために必要
とされる基本色要素を単位画素ごとに選択して表示せし
めることができる。
ラー画像を再現、表示するために必要とされる基本色要
素を単位画素ごとに抽出し、且つ、所定の視認条件のも
とでこれらの基本色要素のみを表示できるのであるか
ら、表示すべきカラー画像を再現、表示するために必要
とされる基本色要素を単位画素ごとに選択して表示せし
めることができる。
【0023】このため、本発明の表示体においては、所
望の階調をもたせた任意の色調のカラー画像を通常の状
態で表示体上に潜像となるように形成せしめ、且つ、所
定の視認条件のもとで原稿と同様の色調となるように、
又は、原稿と異なる色調となるように再現、表示せしめ
ることができる。
望の階調をもたせた任意の色調のカラー画像を通常の状
態で表示体上に潜像となるように形成せしめ、且つ、所
定の視認条件のもとで原稿と同様の色調となるように、
又は、原稿と異なる色調となるように再現、表示せしめ
ることができる。
【0024】ここで、本発明の表示体では、表示すべき
カラー画像の階調の程度に応じて単位画素の大きさと単
位画素を構成する基本色要素の種類、形状を自由に設定
できるので、任意の色調のカラー画像を所望の階調をも
たせて原稿と同様の色調に、又は、原稿と異なる色調に
再現、表示せしめることができる。
カラー画像の階調の程度に応じて単位画素の大きさと単
位画素を構成する基本色要素の種類、形状を自由に設定
できるので、任意の色調のカラー画像を所望の階調をも
たせて原稿と同様の色調に、又は、原稿と異なる色調に
再現、表示せしめることができる。
【0025】そして、潜像として隠蔽されているカラー
画像を所定の視認条件のもとで顕像として再現、表示さ
せるプロセス、又は、所定の視認条件のもとで顕像とし
て表示されているカラー画像を潜像として表示体の内部
に隠蔽させるプロセスは、視認条件を変化させることで
容易に、且つ、繰り返し実行できる。
画像を所定の視認条件のもとで顕像として再現、表示さ
せるプロセス、又は、所定の視認条件のもとで顕像とし
て表示されているカラー画像を潜像として表示体の内部
に隠蔽させるプロセスは、視認条件を変化させることで
容易に、且つ、繰り返し実行できる。
【0026】更に、本発明では、カラーコピー機では解
像することのできない程度の微小な基本色要素からなる
単位画素によって表示体を構成し、且つ、表示すべき任
意の色調のカラー画像の色情報に応じて布置された基本
色要素を除く領域、あるいは、表示すべき任意の色調の
カラー画像の色情報に応じて布置された基本色要素から
なる領域に、たとえば通常の状態で無色透明の機能性色
材を重ね刷りすることによって、カラーコピー機や写真
製版による悪意の複製、偽造に対して強い抵抗力を備え
ることができる。
像することのできない程度の微小な基本色要素からなる
単位画素によって表示体を構成し、且つ、表示すべき任
意の色調のカラー画像の色情報に応じて布置された基本
色要素を除く領域、あるいは、表示すべき任意の色調の
カラー画像の色情報に応じて布置された基本色要素から
なる領域に、たとえば通常の状態で無色透明の機能性色
材を重ね刷りすることによって、カラーコピー機や写真
製版による悪意の複製、偽造に対して強い抵抗力を備え
ることができる。
【0027】なお、表示すべきカラー画像を原稿と同様
の色調に再現、表示するために必要とされない基本色要
素の領域に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認
条件のもとで下地となる基本色要素を隠蔽する特性をも
った機能性色材を付与し、且つ、原稿を適宜、所望の色
調に変換したカラー入力画像を用いて、表示すべきカラ
ー画像を原稿と異なる色調に再現、表示するために必要
とされない基本色要素の領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
を隠蔽する特性をもった他の種類の機能性色材を付与す
れば、使用された互いに異なる種類の機能性色材の性質
に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示すべき
カラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異なる
色調で可逆的に再現、表示することができる。ここで、
ある単位画素を構成するいずれかの基本色要素の領域で
互いに異なる種類の機能性色材が重畳して印刷されるこ
とになったとしても、機能性色材の性質に応じて視認条
件を変化させるたびごとに、共通の画像情報を原稿と同
様の色調で、又は、原稿と異なる色調で再現、表示せし
める機能に支障をもたらすものではない。
の色調に再現、表示するために必要とされない基本色要
素の領域に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認
条件のもとで下地となる基本色要素を隠蔽する特性をも
った機能性色材を付与し、且つ、原稿を適宜、所望の色
調に変換したカラー入力画像を用いて、表示すべきカラ
ー画像を原稿と異なる色調に再現、表示するために必要
とされない基本色要素の領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
を隠蔽する特性をもった他の種類の機能性色材を付与す
れば、使用された互いに異なる種類の機能性色材の性質
に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示すべき
カラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異なる
色調で可逆的に再現、表示することができる。ここで、
ある単位画素を構成するいずれかの基本色要素の領域で
互いに異なる種類の機能性色材が重畳して印刷されるこ
とになったとしても、機能性色材の性質に応じて視認条
件を変化させるたびごとに、共通の画像情報を原稿と同
様の色調で、又は、原稿と異なる色調で再現、表示せし
める機能に支障をもたらすものではない。
【0028】また、表示すべきカラー画像を原稿と同様
の色調に再現、表示するために必要とされる基本色要素
の領域に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認条
件のもとで下地となる基本色要素のみを表示する特性を
もった機能性色材を付与し、且つ、原稿を適宜、所望の
色調に変換したカラー入力画像を用いて、表示すべきカ
ラー画像を原稿と異なる色調に再現、表示するために必
要とされる基本色要素の領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
のみを表示する特性をもった他の種類の機能性色材を付
与すれば、使用された互いに異なる種類の機能性色材の
性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示す
べきカラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異
なる色調で可逆的に再現、表示することができる。ここ
で、ある単位画素を構成するいずれかの基本色要素の領
域で互いに異なる種類の機能性色材が重畳して印刷され
ることになったとしても、機能性色材の性質に応じて視
認条件を変化させるたびごとに、共通の画像情報を原稿
と同様の色調で、又は、原稿と異なる色調で再現、表示
せしめる機能に支障をもたらすものではない。
の色調に再現、表示するために必要とされる基本色要素
の領域に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認条
件のもとで下地となる基本色要素のみを表示する特性を
もった機能性色材を付与し、且つ、原稿を適宜、所望の
色調に変換したカラー入力画像を用いて、表示すべきカ
ラー画像を原稿と異なる色調に再現、表示するために必
要とされる基本色要素の領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
のみを表示する特性をもった他の種類の機能性色材を付
与すれば、使用された互いに異なる種類の機能性色材の
性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示す
べきカラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異
なる色調で可逆的に再現、表示することができる。ここ
で、ある単位画素を構成するいずれかの基本色要素の領
域で互いに異なる種類の機能性色材が重畳して印刷され
ることになったとしても、機能性色材の性質に応じて視
認条件を変化させるたびごとに、共通の画像情報を原稿
と同様の色調で、又は、原稿と異なる色調で再現、表示
せしめる機能に支障をもたらすものではない。
【0029】このように、通常の状態で無色透明な状態
を示す複数の種類の機能性色材を用いた表示体は、通常
の状態で並置混色のために全体として一様な色調を示す
表示体に過ぎないが、共通の画像情報を適宜、所望の色
調に変換した複数の異なる色調のカラー入力画像を用い
ることによって、使用された複数の異なる種類の機能性
色材の性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、
共通の画像情報を複数の異なる色調で再現、表示させる
ことができるため、共通の画像情報を複合的に活用しな
がら表示体のより正確な真偽判別をなし得る構造となっ
ている。また、通常の状態では無色透明な状態を示すが
所定の視認条件のもとでは互いに異なる特性を示す複数
の種類の機能性色材を用いている場合は、カラーコピー
機や写真製版による悪意の複製、偽造に対する抵抗力を
より一層、強めることができる。
を示す複数の種類の機能性色材を用いた表示体は、通常
の状態で並置混色のために全体として一様な色調を示す
表示体に過ぎないが、共通の画像情報を適宜、所望の色
調に変換した複数の異なる色調のカラー入力画像を用い
ることによって、使用された複数の異なる種類の機能性
色材の性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、
共通の画像情報を複数の異なる色調で再現、表示させる
ことができるため、共通の画像情報を複合的に活用しな
がら表示体のより正確な真偽判別をなし得る構造となっ
ている。また、通常の状態では無色透明な状態を示すが
所定の視認条件のもとでは互いに異なる特性を示す複数
の種類の機能性色材を用いている場合は、カラーコピー
機や写真製版による悪意の複製、偽造に対する抵抗力を
より一層、強めることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例として、印刷画素によ
って構成される潜像を任意の色調のカラー画像として表
示せしめる方法と表示体について、図面を参照しながら
説明するが、本発明は必ずしもこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、被印刷基材の表面の状態及び表示す
べきカラー画像の階調の程度や色調の情報に応じて基本
色要素の種類、形状、配置、単位画素の大きさ、形状、
構成、あるいは、使用される機能性色材の種類などを適
宜、選択しながら、オフセット印刷、グラビア印刷、ス
クリーン印刷、凸版印刷等の通常の印刷方法、又は、レ
ーザープリンター、ジェットプリンター、昇華転写、サ
ーマル転写等の出力形態など使用される機能性色材に応
じた印刷方式を採用して実施することができる。
って構成される潜像を任意の色調のカラー画像として表
示せしめる方法と表示体について、図面を参照しながら
説明するが、本発明は必ずしもこれらの実施例に限定さ
れるものではなく、被印刷基材の表面の状態及び表示す
べきカラー画像の階調の程度や色調の情報に応じて基本
色要素の種類、形状、配置、単位画素の大きさ、形状、
構成、あるいは、使用される機能性色材の種類などを適
宜、選択しながら、オフセット印刷、グラビア印刷、ス
クリーン印刷、凸版印刷等の通常の印刷方法、又は、レ
ーザープリンター、ジェットプリンター、昇華転写、サ
ーマル転写等の出力形態など使用される機能性色材に応
じた印刷方式を採用して実施することができる。
【0031】なお、被印刷基材(1)としてセルロース
系の基材を用いる場合には、表示すべきカラー画像を所
望の階調と色調をもたせて正確に再現、表示せしめるた
めにも、所定の形状が必要とされる基本色要素(2、
3、4)を印刷するインキ成分が被印刷基材(1)のセ
ルロース繊維内に浸透することによって単位画素(8)
の形状に歪みを生じることのないように、あらかじめ表
面サイズをほどこした用紙やアート紙、コート紙などの
塗工紙を選択して用いることが好ましい。
系の基材を用いる場合には、表示すべきカラー画像を所
望の階調と色調をもたせて正確に再現、表示せしめるた
めにも、所定の形状が必要とされる基本色要素(2、
3、4)を印刷するインキ成分が被印刷基材(1)のセ
ルロース繊維内に浸透することによって単位画素(8)
の形状に歪みを生じることのないように、あらかじめ表
面サイズをほどこした用紙やアート紙、コート紙などの
塗工紙を選択して用いることが好ましい。
【0032】また、被印刷基材(1)としては、必ずし
もセルロース系の基材に限定されるものではなく、プラ
スチック系のカード基材などを適宜、選択して用いるこ
ともできるが、その際に使用される機能性色材として、
緑色発光蛍光インキなどのいわゆる無色蛍光インキを用
いる場合には、無色蛍光インキが重ね刷りされている基
本色要素の領域のみを所定の視認条件のもとで高輝度に
発光させるためにも、蛍光増白剤を含まない被印刷基材
を選択して用いることが好ましい。
もセルロース系の基材に限定されるものではなく、プラ
スチック系のカード基材などを適宜、選択して用いるこ
ともできるが、その際に使用される機能性色材として、
緑色発光蛍光インキなどのいわゆる無色蛍光インキを用
いる場合には、無色蛍光インキが重ね刷りされている基
本色要素の領域のみを所定の視認条件のもとで高輝度に
発光させるためにも、蛍光増白剤を含まない被印刷基材
を選択して用いることが好ましい。
【0033】(実施例1)図2は、単位画素(8)によ
って再現、表示可能な階調レベルをC(シアン)、M
(マゼンタ)、Y(イエロー)の基本色要素ごとに4段
階、すなわち、単位画素(8)によって再現、表示可能
な全色調を 125(=5×5×5)段階に設計した場合を
示したものであって、被印刷基材(1)(東レ社製、商
品名「ルミラー」)上に、たとえば通常のオフセット印
刷や凸版印刷等によって正六角形の形状のC、M、Yの
微小な基本色要素(2、3、4)から構成された太枠部
に相当する単位画素(8)を隙間なく配置して色表示面
を作製し、且つ、所定の視認条件のもとで原稿と同様の
色調でカラー画像を再現、表示せしめるために必要とさ
れないC、M、Yの基本色要素(5、6、7)の領域
に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認条件のも
とで下地となる基本色要素(5、6、7)を隠蔽する程
度に白濁する特性をもった機能性色材である熱可逆性材
料(9)をスクリーン印刷等によって重ね刷りした印刷
物とその部分拡大図を示したものである。
って再現、表示可能な階調レベルをC(シアン)、M
(マゼンタ)、Y(イエロー)の基本色要素ごとに4段
階、すなわち、単位画素(8)によって再現、表示可能
な全色調を 125(=5×5×5)段階に設計した場合を
示したものであって、被印刷基材(1)(東レ社製、商
品名「ルミラー」)上に、たとえば通常のオフセット印
刷や凸版印刷等によって正六角形の形状のC、M、Yの
微小な基本色要素(2、3、4)から構成された太枠部
に相当する単位画素(8)を隙間なく配置して色表示面
を作製し、且つ、所定の視認条件のもとで原稿と同様の
色調でカラー画像を再現、表示せしめるために必要とさ
れないC、M、Yの基本色要素(5、6、7)の領域
に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認条件のも
とで下地となる基本色要素(5、6、7)を隠蔽する程
度に白濁する特性をもった機能性色材である熱可逆性材
料(9)をスクリーン印刷等によって重ね刷りした印刷
物とその部分拡大図を示したものである。
【0034】ここで、単位画素(8)内で機能性色材で
ある熱可逆性材料(9)が重ね刷りされるべきC、M、
Yの基本色要素(5、6、7)を求めるにあたっては、
色座標点圧縮アルゴリズムによって、単位画素(8)内
で実現可能な図3に示す 125(=5×5×5)通りの
C、M、Yの基本色要素の組み合わせの中から、所定の
視認条件のもとで原稿と同様の色調で再現、表示すべき
カラー画像の任意の座標点における色情報に対応するフ
ルカラー色空間内の色座標点との距離によって示される
色差△Eを最小とならしめるように、単位画素(8)内
のC、M、Yの基本色要素の組み合わせを選択した上
で、任意の色座標値展開アルゴリズムによって、単位画
素(8)内で展開された前記C、M、Yの基本色要素の
組み合わせの布置を除く領域を求めればよい。こうした
一連のアルゴリズムをフローチャートとして図示したも
のが図4であり、このうち色座標点圧縮部の演算処理を
図示したものが図5である。
ある熱可逆性材料(9)が重ね刷りされるべきC、M、
Yの基本色要素(5、6、7)を求めるにあたっては、
色座標点圧縮アルゴリズムによって、単位画素(8)内
で実現可能な図3に示す 125(=5×5×5)通りの
C、M、Yの基本色要素の組み合わせの中から、所定の
視認条件のもとで原稿と同様の色調で再現、表示すべき
カラー画像の任意の座標点における色情報に対応するフ
ルカラー色空間内の色座標点との距離によって示される
色差△Eを最小とならしめるように、単位画素(8)内
のC、M、Yの基本色要素の組み合わせを選択した上
で、任意の色座標値展開アルゴリズムによって、単位画
素(8)内で展開された前記C、M、Yの基本色要素の
組み合わせの布置を除く領域を求めればよい。こうした
一連のアルゴリズムをフローチャートとして図示したも
のが図4であり、このうち色座標点圧縮部の演算処理を
図示したものが図5である。
【0035】図4には、所定の形状からなる一群の微小
な基本色要素eが隙間なく交互に配置された所望の階調
を表現することのできる単位画素Eによって構成された
色表示面Oにおいて、カラー入力画像の任意の座標点P
k における色情報に対応するフルカラー色空間F内の色
座標点C(Pk) との距離によって示される色差△El
が最小となるように、色座標点圧縮部によって単位画素
Eが構築する有限個の色座標点を持つ色空間L内で近似
的な色座標点E(Pk)lを求め、色座標値展開部によっ
て前記E(Pk)lの色座標値を色表示面O上に表示可能
な基本色要素eの布置として展開し、基本色要素eの布
置を除く色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で
所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素eを隠蔽
する色材Zを付与するか、あるいは、基本色要素eの布
置からなる色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明
で所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素eのみ
を表示する色材Zを付与する本発明のフローチャートが
示されているが、実施例1においては、基本色要素eの
布置を除く色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明
で所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素eを隠
蔽する色材Zを付与すればよい。
な基本色要素eが隙間なく交互に配置された所望の階調
を表現することのできる単位画素Eによって構成された
色表示面Oにおいて、カラー入力画像の任意の座標点P
k における色情報に対応するフルカラー色空間F内の色
座標点C(Pk) との距離によって示される色差△El
が最小となるように、色座標点圧縮部によって単位画素
Eが構築する有限個の色座標点を持つ色空間L内で近似
的な色座標点E(Pk)lを求め、色座標値展開部によっ
て前記E(Pk)lの色座標値を色表示面O上に表示可能
な基本色要素eの布置として展開し、基本色要素eの布
置を除く色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で
所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素eを隠蔽
する色材Zを付与するか、あるいは、基本色要素eの布
置からなる色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明
で所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素eのみ
を表示する色材Zを付与する本発明のフローチャートが
示されているが、実施例1においては、基本色要素eの
布置を除く色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明
で所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素eを隠
蔽する色材Zを付与すればよい。
【0036】図5には、カラー入力画像の任意の座標点
Pk における色情報に対応するフルカラー色空間F内の
色座標点C(Pk) との距離によって示される色差△E
l が最小となるように、単位画素Eが構築する有限個の
色座標点を持つ色空間L内で近似的な色座標点E
(Pk)lを求める処理を前記入力画像の全ての座標点に
わたっておこなう色座標点圧縮部の演算処理が示されて
いる。
Pk における色情報に対応するフルカラー色空間F内の
色座標点C(Pk) との距離によって示される色差△E
l が最小となるように、単位画素Eが構築する有限個の
色座標点を持つ色空間L内で近似的な色座標点E
(Pk)lを求める処理を前記入力画像の全ての座標点に
わたっておこなう色座標点圧縮部の演算処理が示されて
いる。
【0037】なお、図6は、図2に示す印刷物のX―X
方向の断面図を示したものであり、図7は、所定の視認
条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に再現、表
示せしめた状態の図2に相当する印刷物とその部分拡大
図を示したものである。
方向の断面図を示したものであり、図7は、所定の視認
条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に再現、表
示せしめた状態の図2に相当する印刷物とその部分拡大
図を示したものである。
【0038】図2に示す印刷物は、太陽光、蛍光灯、白
熱電球等の通常の光源下では並置混色のために全体とし
て褐色の一様な色調をもった印刷物に過ぎないが、90℃
〜 130℃に一様に加熱したプレートを被印刷基材(1)
の裏面から20〜30秒間あてがったのちに常温まで冷却す
れば、図7に示すように、基本色要素(5、6、7)の
領域に重ね刷りされた通常の状態で無色透明な機能性色
材である熱可逆性材料(9)が白濁して基本色要素
(5、6、7)を隠蔽する状態となり、機能性色材
(9)を重ね刷りされていないC、M、Yの基本色要素
(2、3、4)から構成される原稿と同様の色調をもっ
たカラー画像が白地の背景部(10)とともに再現、表示
された。
熱電球等の通常の光源下では並置混色のために全体とし
て褐色の一様な色調をもった印刷物に過ぎないが、90℃
〜 130℃に一様に加熱したプレートを被印刷基材(1)
の裏面から20〜30秒間あてがったのちに常温まで冷却す
れば、図7に示すように、基本色要素(5、6、7)の
領域に重ね刷りされた通常の状態で無色透明な機能性色
材である熱可逆性材料(9)が白濁して基本色要素
(5、6、7)を隠蔽する状態となり、機能性色材
(9)を重ね刷りされていないC、M、Yの基本色要素
(2、3、4)から構成される原稿と同様の色調をもっ
たカラー画像が白地の背景部(10)とともに再現、表示
された。
【0039】また、図7に示す状態の印刷物を 100℃〜
120℃に再び加熱して常温まで冷却すれば、所定の視認
条件のもとで原稿と同様の色調でカラー画像を再現、表
示せしめるために必要とされないC、M、Yの基本色要
素(5、6、7)の領域に重ね刷りされた機能性色材で
ある熱可逆性材料(9)は、白濁した状態から再び無色
透明な状態に戻り、通常の状態で全体として褐色の一様
な色調をもった図2に示す印刷物を再び得ることができ
た。このように、潜像を顕像として表示させるプロセ
ス、顕像を潜像として隠蔽させるプロセスは、いずれも
可逆的に必要に応じて適宜、実行することができた。
120℃に再び加熱して常温まで冷却すれば、所定の視認
条件のもとで原稿と同様の色調でカラー画像を再現、表
示せしめるために必要とされないC、M、Yの基本色要
素(5、6、7)の領域に重ね刷りされた機能性色材で
ある熱可逆性材料(9)は、白濁した状態から再び無色
透明な状態に戻り、通常の状態で全体として褐色の一様
な色調をもった図2に示す印刷物を再び得ることができ
た。このように、潜像を顕像として表示させるプロセ
ス、顕像を潜像として隠蔽させるプロセスは、いずれも
可逆的に必要に応じて適宜、実行することができた。
【0040】更に、図8は、図2に示す表示体(20)を
少なくとも一部に有するIDカード(21)を示したもの
であるが、使用した機能性色材の特性に応じた所定の視
認条件のもとで上述した作用、効果を奏することが容易
に確認できた。
少なくとも一部に有するIDカード(21)を示したもの
であるが、使用した機能性色材の特性に応じた所定の視
認条件のもとで上述した作用、効果を奏することが容易
に確認できた。
【0041】(実施例2)図9は、単位画素(8)によ
って再現、表示可能な階調レベルをC(シアン)、M
(マゼンタ)、Y(イエロー)の基本色要素ごとに3段
階、すなわち、単位画素(8)によって再現、表示可能
な全色調を64(=4×4×4)段階に設計した場合を示
したものであって、被印刷基材(1)(山陽国策パルプ
社製、商品名「銀環」)上に実施例1と同様の方法によ
って正六角形の形状のC、M、Yの微小な基本色要素
(2、3、4)から構成された太枠部に相当する単位画
素(8)を隙間なく配置して色表示面を作製し、且つ、
所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー画像
を再現、表示せしめるために必要とされるC、M、Yの
基本色要素(11、12、13)の領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素(11、12、13)のみを表示する程度に発光する特性
をもった機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)を実
施例1と同様の方法によって重ね刷りした印刷物とその
部分拡大図を示したものである。
って再現、表示可能な階調レベルをC(シアン)、M
(マゼンタ)、Y(イエロー)の基本色要素ごとに3段
階、すなわち、単位画素(8)によって再現、表示可能
な全色調を64(=4×4×4)段階に設計した場合を示
したものであって、被印刷基材(1)(山陽国策パルプ
社製、商品名「銀環」)上に実施例1と同様の方法によ
って正六角形の形状のC、M、Yの微小な基本色要素
(2、3、4)から構成された太枠部に相当する単位画
素(8)を隙間なく配置して色表示面を作製し、且つ、
所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー画像
を再現、表示せしめるために必要とされるC、M、Yの
基本色要素(11、12、13)の領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素(11、12、13)のみを表示する程度に発光する特性
をもった機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)を実
施例1と同様の方法によって重ね刷りした印刷物とその
部分拡大図を示したものである。
【0042】ここで、単位画素(8)内で機能性色材
(緑色発光蛍光インキ)(14)が重ね刷りされるべき
C、M、Yの基本色要素(11、12、13)を求めるにあた
っては、実施例1と同様の色座標点圧縮アルゴリズムに
よって、単位画素(8)内で実現可能な図10に示す64
(=4×4×4)通りのC、M、Yの基本色要素の組み
合わせの中から、所定の視認条件のもとで原稿と同様の
色調に再現、表示すべきカラー画像の任意の座標点にお
ける色情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点と
の距離によって示される色差△Eを最小とならしめるよ
うに、単位画素(8)内のC、M、Yの基本色要素の組
み合わせを選択した上で、実施例1と同様に任意の色座
標値展開アルゴリズムによって、単位画素(8)内で展
開された前記C、M、Yの基本色要素の組み合わせの布
置からなる領域を求めればよい。
(緑色発光蛍光インキ)(14)が重ね刷りされるべき
C、M、Yの基本色要素(11、12、13)を求めるにあた
っては、実施例1と同様の色座標点圧縮アルゴリズムに
よって、単位画素(8)内で実現可能な図10に示す64
(=4×4×4)通りのC、M、Yの基本色要素の組み
合わせの中から、所定の視認条件のもとで原稿と同様の
色調に再現、表示すべきカラー画像の任意の座標点にお
ける色情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点と
の距離によって示される色差△Eを最小とならしめるよ
うに、単位画素(8)内のC、M、Yの基本色要素の組
み合わせを選択した上で、実施例1と同様に任意の色座
標値展開アルゴリズムによって、単位画素(8)内で展
開された前記C、M、Yの基本色要素の組み合わせの布
置からなる領域を求めればよい。
【0043】なお、図11は、図9に示す印刷物のX―X
方向の断面図を示したものであり、図12は、所定の視認
条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に再現、表
示せしめた状態の図9に相当する印刷物とその部分拡大
図を示したものである。
方向の断面図を示したものであり、図12は、所定の視認
条件のもとでカラー画像を原稿と同様の色調に再現、表
示せしめた状態の図9に相当する印刷物とその部分拡大
図を示したものである。
【0044】図9に示される印刷物は、太陽光、蛍光
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として褐色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、市販のブラック
ライト照射装置により紫外線を照射すれば、図12に示す
ように、通常の状態で無色透明である機能性色材(緑色
発光蛍光インキ)(14)を重ね刷りした基本色要素(1
1、12、13)の領域のみが基本色要素(11、12、13)を
表示できる程度に発光する状態となり、機能性色材(1
4)を重ね刷りされているC、M、Yの基本色要素(1
1、12、13)から構成される原稿とほぼ同様の色調をも
ったカラー画像が発光しない黒地の背景部(15)ととも
に再現、表示された。
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として褐色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、市販のブラック
ライト照射装置により紫外線を照射すれば、図12に示す
ように、通常の状態で無色透明である機能性色材(緑色
発光蛍光インキ)(14)を重ね刷りした基本色要素(1
1、12、13)の領域のみが基本色要素(11、12、13)を
表示できる程度に発光する状態となり、機能性色材(1
4)を重ね刷りされているC、M、Yの基本色要素(1
1、12、13)から構成される原稿とほぼ同様の色調をも
ったカラー画像が発光しない黒地の背景部(15)ととも
に再現、表示された。
【0045】ここで、単位画素(8)内のYの基本色要
素(4)は、下地となる基本色要素を表示せしめるため
の機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)が重ね刷り
されているといないとにかかわらず、市販のブラックラ
イト照射装置による紫外線の照射によって通常、それ自
体が微妙にYの色情報を伴って発光してしまうことが多
いので、紫外線の照射によってYの色情報を伴って発光
することのない特性をもったインキを選択してYの基本
色要素(4)を印刷するか、あるいは、あらかじめ単位
画素(8)の構成要素としてのYの基本色要素(4)を
色表示面の全体にわたって白抜き状態となるように除い
ておき、所定の視認条件のもとでカラー画像を所望の色
調で再現、表示するためにYの色情報が必要とされる単
位画素では、その単位画素内の白抜き状態の領域に通常
の状態で無色透明であるが紫外線の照射によってYの色
情報を伴って発光する特性をもった機能性色材(黄色発
光蛍光インキ)(16)を付与しておくことが好ましい。
素(4)は、下地となる基本色要素を表示せしめるため
の機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)が重ね刷り
されているといないとにかかわらず、市販のブラックラ
イト照射装置による紫外線の照射によって通常、それ自
体が微妙にYの色情報を伴って発光してしまうことが多
いので、紫外線の照射によってYの色情報を伴って発光
することのない特性をもったインキを選択してYの基本
色要素(4)を印刷するか、あるいは、あらかじめ単位
画素(8)の構成要素としてのYの基本色要素(4)を
色表示面の全体にわたって白抜き状態となるように除い
ておき、所定の視認条件のもとでカラー画像を所望の色
調で再現、表示するためにYの色情報が必要とされる単
位画素では、その単位画素内の白抜き状態の領域に通常
の状態で無色透明であるが紫外線の照射によってYの色
情報を伴って発光する特性をもった機能性色材(黄色発
光蛍光インキ)(16)を付与しておくことが好ましい。
【0046】図13は、色表示面の全体にわたって単位画
素(8)を構成するYの基本色要素(4)を白抜き状態
とし、カラー画像を原稿と同様の色調で再現、表示せし
めるために必要とされるC、Mの基本色要素(11、12)
に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認条件のも
とで下地となる基本色要素(11、12)のみを表示する特
性をもった機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)を
重ね刷りし、且つ、カラー画像を原稿と同様の色調で再
現、表示せしめるために必要とされる単位画素内の白抜
き状態の領域に、通常の状態で無色透明であるが所定の
視認条件のもとでYの色情報を伴って発光する特性をも
った機能性色材(黄色発光蛍光インキ)(16)を付与し
た印刷物とその部分拡大図を示したものである。また、
図14は、図13に示す印刷物のX―X方向の断面図を示し
たものであり、図15は、所定の視認条件のもとでカラー
画像を原稿と同様の色調に再現、表示せしめた状態の図
13に相当する印刷物とその部分拡大図を示したものであ
る。
素(8)を構成するYの基本色要素(4)を白抜き状態
とし、カラー画像を原稿と同様の色調で再現、表示せし
めるために必要とされるC、Mの基本色要素(11、12)
に、通常の状態で無色透明であるが所定の視認条件のも
とで下地となる基本色要素(11、12)のみを表示する特
性をもった機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)を
重ね刷りし、且つ、カラー画像を原稿と同様の色調で再
現、表示せしめるために必要とされる単位画素内の白抜
き状態の領域に、通常の状態で無色透明であるが所定の
視認条件のもとでYの色情報を伴って発光する特性をも
った機能性色材(黄色発光蛍光インキ)(16)を付与し
た印刷物とその部分拡大図を示したものである。また、
図14は、図13に示す印刷物のX―X方向の断面図を示し
たものであり、図15は、所定の視認条件のもとでカラー
画像を原稿と同様の色調に再現、表示せしめた状態の図
13に相当する印刷物とその部分拡大図を示したものであ
る。
【0047】図13に示される印刷物は、太陽光、蛍光
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として紫色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、市販のブラック
ライト照射装置により紫外線を照射すれば、図15に示す
ように、通常の状態で無色透明である機能性色材(緑色
発光蛍光インキ)(14)を重ね刷りした基本色要素(1
1、12)がそれぞれ発光し、且つ、機能性色材(黄色発
光蛍光インキ)(16)を付与された単位画素内の白抜き
状態の領域がYの色情報を伴って発光する状態となり、
原稿とほぼ同様の色調をもったカラー画像が発光しない
黒地の背景部(15)とともに再現、表示された。
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として紫色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、市販のブラック
ライト照射装置により紫外線を照射すれば、図15に示す
ように、通常の状態で無色透明である機能性色材(緑色
発光蛍光インキ)(14)を重ね刷りした基本色要素(1
1、12)がそれぞれ発光し、且つ、機能性色材(黄色発
光蛍光インキ)(16)を付与された単位画素内の白抜き
状態の領域がYの色情報を伴って発光する状態となり、
原稿とほぼ同様の色調をもったカラー画像が発光しない
黒地の背景部(15)とともに再現、表示された。
【0048】また、図12に示す状態の印刷物に対して、
市販のブラックライト照射装置による紫外線の照射を中
止すれば、通常の状態で全体として褐色の一様な色調を
もった図9に示す印刷物を再び得ることができた。
市販のブラックライト照射装置による紫外線の照射を中
止すれば、通常の状態で全体として褐色の一様な色調を
もった図9に示す印刷物を再び得ることができた。
【0049】同様に、図15に示す状態の印刷物に対し
て、市販のブラックライト照射装置による紫外線の照射
を中止すれば、通常の状態で全体として紫色の一様な色
調をもった図13に示す印刷物を再び得ることができた。
て、市販のブラックライト照射装置による紫外線の照射
を中止すれば、通常の状態で全体として紫色の一様な色
調をもった図13に示す印刷物を再び得ることができた。
【0050】このように、潜像を顕像として表示させる
プロセス、顕像を潜像として隠蔽させるプロセスは、い
ずれも市販のブラックライト照射装置による紫外線の照
射の有無に応じて可逆的に適宜、実行することができ
た。
プロセス、顕像を潜像として隠蔽させるプロセスは、い
ずれも市販のブラックライト照射装置による紫外線の照
射の有無に応じて可逆的に適宜、実行することができ
た。
【0051】更に、図16は、図9に示す表示体(22)を
少なくとも一部に有するIDカード(21)を示したもの
であるが、使用した機能性色材の特性に応じた所定の視
認条件のもとで上述した作用、効果を容易に奏すること
が確認できた。
少なくとも一部に有するIDカード(21)を示したもの
であるが、使用した機能性色材の特性に応じた所定の視
認条件のもとで上述した作用、効果を容易に奏すること
が確認できた。
【0052】(実施例3)図17は、被印刷基材(1)
(東レ社製、商品名「ルミラー」)上に実施例1と同様
の方法によって正六角形の形状のC(シアン)、M(マ
ゼンタ)、Y(イエロー)の微小な基本色要素(2、
3、4)から構成された太枠部に相当する単位画素
(8)を隙間なく配置することで色表示面を作製した
上、所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないC、
M、Yの基本色要素(17、18、19)の領域に、通常の状
態で無色透明であるが所定の視認条件のもとで下地とな
る基本色要素(17、18、19)を隠蔽する程度に白濁する
特性をもった機能性色材である熱可逆性材料(9)を実
施例1と同様の方法によって重ね刷りし、且つ、所定の
視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー画像を再
現、表示せしめるために必要とされるC、M、Yの基本
色要素(11、12、13)の領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(11、12、13)のみを表示する程度に発光する特性をも
った機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)を実施例
2と同様の方法によって重ね刷りした印刷物とその部分
拡大図を示したものである。
(東レ社製、商品名「ルミラー」)上に実施例1と同様
の方法によって正六角形の形状のC(シアン)、M(マ
ゼンタ)、Y(イエロー)の微小な基本色要素(2、
3、4)から構成された太枠部に相当する単位画素
(8)を隙間なく配置することで色表示面を作製した
上、所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないC、
M、Yの基本色要素(17、18、19)の領域に、通常の状
態で無色透明であるが所定の視認条件のもとで下地とな
る基本色要素(17、18、19)を隠蔽する程度に白濁する
特性をもった機能性色材である熱可逆性材料(9)を実
施例1と同様の方法によって重ね刷りし、且つ、所定の
視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー画像を再
現、表示せしめるために必要とされるC、M、Yの基本
色要素(11、12、13)の領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(11、12、13)のみを表示する程度に発光する特性をも
った機能性色材(緑色発光蛍光インキ)(14)を実施例
2と同様の方法によって重ね刷りした印刷物とその部分
拡大図を示したものである。
【0053】ここで、単位画素(8)内で機能性色材で
ある熱可逆性材料(9)が重ね刷りされるべきC、M、
Yの基本色要素(17、18、19)を求めるにあたっては、
実施例1と同様の色座標点圧縮アルゴリズムによって、
単位画素(8)内で実現可能な図18に示す27(=3×3
×3)通りのC、M、Yの基本色要素の組み合わせの中
から、原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画
像を用いて、所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調
で再現、表示すべきカラー画像の任意の座標点における
色情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点との距
離によって示される色差△Eを最小とならしめるよう
に、単位画素(8)内のC、M、Yの基本色要素の組み
合わせを選択した上で、実施例1と同様に任意の色座標
値展開アルゴリズムによって、単位画素(8)内で展開
された前記C、M、Yの基本色要素の組み合わせの布置
を除く領域を求めればよい。
ある熱可逆性材料(9)が重ね刷りされるべきC、M、
Yの基本色要素(17、18、19)を求めるにあたっては、
実施例1と同様の色座標点圧縮アルゴリズムによって、
単位画素(8)内で実現可能な図18に示す27(=3×3
×3)通りのC、M、Yの基本色要素の組み合わせの中
から、原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画
像を用いて、所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調
で再現、表示すべきカラー画像の任意の座標点における
色情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点との距
離によって示される色差△Eを最小とならしめるよう
に、単位画素(8)内のC、M、Yの基本色要素の組み
合わせを選択した上で、実施例1と同様に任意の色座標
値展開アルゴリズムによって、単位画素(8)内で展開
された前記C、M、Yの基本色要素の組み合わせの布置
を除く領域を求めればよい。
【0054】また、単位画素(8)内で機能性色材(緑
色発光蛍光インキ)(14)が重ね刷りされるべきC、
M、Yの基本色要素(11、12、13)を求めるにあたって
は、実施例1と同様の色座標点圧縮アルゴリズムによっ
て、単位画素(8)内で実現可能な図18に示す27(=3
×3×3)通りのC、M、Yの基本色要素の組み合わせ
の中から、所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調に
再現、表示すべきカラー画像の任意の座標点における色
情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点との距離
によって示される色差△Eを最小とならしめるように、
単位画素(8)内のC、M、Yの基本色要素の組み合わ
せを選択した上で、実施例1と同様に任意の色座標値展
開アルゴリズムによって、単位画素(8)内で展開され
た前記C、M、Yの基本色要素の組み合わせの布置から
なる領域を求めればよい。
色発光蛍光インキ)(14)が重ね刷りされるべきC、
M、Yの基本色要素(11、12、13)を求めるにあたって
は、実施例1と同様の色座標点圧縮アルゴリズムによっ
て、単位画素(8)内で実現可能な図18に示す27(=3
×3×3)通りのC、M、Yの基本色要素の組み合わせ
の中から、所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調に
再現、表示すべきカラー画像の任意の座標点における色
情報に対応するフルカラー色空間内の色座標点との距離
によって示される色差△Eを最小とならしめるように、
単位画素(8)内のC、M、Yの基本色要素の組み合わ
せを選択した上で、実施例1と同様に任意の色座標値展
開アルゴリズムによって、単位画素(8)内で展開され
た前記C、M、Yの基本色要素の組み合わせの布置から
なる領域を求めればよい。
【0055】なお、図19は、図17に示す印刷物のX―X
方向の断面図を示したものであり、図20は、所定の視認
条件のもとでカラー画像を原稿と異なる色調に、図21
は、所定の視認条件のもとでカラー画像を原稿と同様の
色調に再現、表示せしめた状態の図17に示す印刷物とそ
の部分拡大図を示したものである。ここで、図19に示す
ように単位画素(8)を構成するいくつかのC、M、Y
の基本色要素の領域で、通常の状態で無色透明であるが
所定の視認条件のもとで基本色要素(17、18、19)を隠
蔽する程度に白濁する特性をもった機能性色材である熱
可逆性材料(9)、通常の状態で無色透明であるが所定
の視認条件のもとで基本色要素(11、12、13)のみを表
示する程度に発光する特性をもった機能性色材(緑色発
光蛍光インキ)(14)が重畳して印刷されていたとして
も、カラー画像を所定の視認条件のもとで所望の色調に
再現、表示せしめる機能に支障をもたらすものではな
い。
方向の断面図を示したものであり、図20は、所定の視認
条件のもとでカラー画像を原稿と異なる色調に、図21
は、所定の視認条件のもとでカラー画像を原稿と同様の
色調に再現、表示せしめた状態の図17に示す印刷物とそ
の部分拡大図を示したものである。ここで、図19に示す
ように単位画素(8)を構成するいくつかのC、M、Y
の基本色要素の領域で、通常の状態で無色透明であるが
所定の視認条件のもとで基本色要素(17、18、19)を隠
蔽する程度に白濁する特性をもった機能性色材である熱
可逆性材料(9)、通常の状態で無色透明であるが所定
の視認条件のもとで基本色要素(11、12、13)のみを表
示する程度に発光する特性をもった機能性色材(緑色発
光蛍光インキ)(14)が重畳して印刷されていたとして
も、カラー画像を所定の視認条件のもとで所望の色調に
再現、表示せしめる機能に支障をもたらすものではな
い。
【0056】ここで、部分的に互いに重畳して印刷され
るべき2種類の機能性色材(9)と(14)を付与せしめ
る順序は、それぞれの機能性色材がもつ熱又は光エネル
ギー受理性や下地に形成された基本色要素のインキ層と
の親和性などを考慮しながら適宜、選択すればよい。
るべき2種類の機能性色材(9)と(14)を付与せしめ
る順序は、それぞれの機能性色材がもつ熱又は光エネル
ギー受理性や下地に形成された基本色要素のインキ層と
の親和性などを考慮しながら適宜、選択すればよい。
【0057】図17に示される印刷物は、太陽光、蛍光
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として褐色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、90℃〜 130℃に
一様に加熱したプレートを被印刷基材(1)の裏面から
20〜30秒間あてがったのちに常温まで冷却すれば、図20
に示すように、基本色要素(17、18、19)の領域に重ね
刷りされた通常の状態で無色透明な機能性色材である熱
可逆性材料(9)が白濁して基本色要素(17、18、19)
を隠蔽する状態となり、機能性色材である熱可逆性材料
(9)を重ね刷りされていないC、M、Yの基本色要素
から構成される原稿と異なる色調をもったカラー画像が
白地の背景部(10)とともに再現、表示された。
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として褐色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、90℃〜 130℃に
一様に加熱したプレートを被印刷基材(1)の裏面から
20〜30秒間あてがったのちに常温まで冷却すれば、図20
に示すように、基本色要素(17、18、19)の領域に重ね
刷りされた通常の状態で無色透明な機能性色材である熱
可逆性材料(9)が白濁して基本色要素(17、18、19)
を隠蔽する状態となり、機能性色材である熱可逆性材料
(9)を重ね刷りされていないC、M、Yの基本色要素
から構成される原稿と異なる色調をもったカラー画像が
白地の背景部(10)とともに再現、表示された。
【0058】また、図20に示す状態の印刷物を100℃〜1
20℃以上に再び加熱して常温まで冷却すれば、所定の視
認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー画像を再現、
表示せしめるために必要とされないC、M、Yの基本色
要素(17、18、19)の領域に重ね刷りされた機能性色材
である熱可逆性材料(9)は、白濁した状態から再び無
色透明な状態に戻り、通常の状態で全体として褐色の一
様な色調をもった図17に示す印刷物を再び得ることがで
きた。
20℃以上に再び加熱して常温まで冷却すれば、所定の視
認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー画像を再現、
表示せしめるために必要とされないC、M、Yの基本色
要素(17、18、19)の領域に重ね刷りされた機能性色材
である熱可逆性材料(9)は、白濁した状態から再び無
色透明な状態に戻り、通常の状態で全体として褐色の一
様な色調をもった図17に示す印刷物を再び得ることがで
きた。
【0059】図17に示される印刷物は、太陽光、蛍光
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として褐色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、市販のブラック
ライト照射装置により紫外線を照射すれば、図21に示す
ように、通常の状態で無色透明である機能性色材(緑色
発光蛍光インキ)(14)を重ね刷りした基本色要素(1
1、12、13)の領域のみが基本色要素(11、12、13)を
表示できる程度に発光する状態となり、機能性色材(1
4)を重ね刷りされているC、M、Yの基本色要素(1
1、12、13)から構成される原稿とほぼ同様の色調をも
ったカラー画像が発光しない黒地の背景部(15)ととも
に再現、表示された。
灯、白熱電球等の通常の光源下では全体として褐色の一
様な色調をもった印刷物に過ぎないが、市販のブラック
ライト照射装置により紫外線を照射すれば、図21に示す
ように、通常の状態で無色透明である機能性色材(緑色
発光蛍光インキ)(14)を重ね刷りした基本色要素(1
1、12、13)の領域のみが基本色要素(11、12、13)を
表示できる程度に発光する状態となり、機能性色材(1
4)を重ね刷りされているC、M、Yの基本色要素(1
1、12、13)から構成される原稿とほぼ同様の色調をも
ったカラー画像が発光しない黒地の背景部(15)ととも
に再現、表示された。
【0060】また、図21に示す状態の印刷物に対して、
市販のブラックライト照射装置による紫外線の照射を中
止すれば、通常の状態で全体として褐色の一様な色調を
もった図17に示す印刷物を再び得ることができた。
市販のブラックライト照射装置による紫外線の照射を中
止すれば、通常の状態で全体として褐色の一様な色調を
もった図17に示す印刷物を再び得ることができた。
【0061】このように、共通の画像情報を視認条件の
変化に応じて複数の色調で顕像として表示させるプロセ
ス、表示させた顕像を潜像として隠蔽させるプロセス
は、視認条件の変化に応じて可逆的に適宜、実行するこ
とができた。
変化に応じて複数の色調で顕像として表示させるプロセ
ス、表示させた顕像を潜像として隠蔽させるプロセス
は、視認条件の変化に応じて可逆的に適宜、実行するこ
とができた。
【0062】ただし、図13に示す場合と同様に、単位画
素(8)内のYの基本色要素(4)は、下地となる基本
色要素を表示せしめるための機能性色材(緑色発光蛍光
インキ)(14)が重ね刷りされているといないとにかか
わらず、市販のブラックライト照射装置による紫外線の
照射によって通常、それ自体が微妙にYの色情報を伴っ
て発光してしまうことが多いので、紫外線の照射によっ
てYの色情報を伴って発光することのない特性をもった
インキを選択してYの基本色要素(4)を印刷するか、
あるいは、あらかじめ単位画素(8)の構成要素として
のYの基本色要素(4)を色表示面の全体にわたって白
抜き状態となるように除いておき、所定の視認条件のも
とでカラー画像を所望の色調で再現、表示するためにY
の色情報が必要とされる単位画素では、その単位画素内
の白抜き状態の領域に通常の状態で無色透明であるが紫
外線の照射によってYの色情報を伴って発光する特性を
もった機能性色材(黄色発光蛍光インキ)(16)を付与
しておくことが好ましい。
素(8)内のYの基本色要素(4)は、下地となる基本
色要素を表示せしめるための機能性色材(緑色発光蛍光
インキ)(14)が重ね刷りされているといないとにかか
わらず、市販のブラックライト照射装置による紫外線の
照射によって通常、それ自体が微妙にYの色情報を伴っ
て発光してしまうことが多いので、紫外線の照射によっ
てYの色情報を伴って発光することのない特性をもった
インキを選択してYの基本色要素(4)を印刷するか、
あるいは、あらかじめ単位画素(8)の構成要素として
のYの基本色要素(4)を色表示面の全体にわたって白
抜き状態となるように除いておき、所定の視認条件のも
とでカラー画像を所望の色調で再現、表示するためにY
の色情報が必要とされる単位画素では、その単位画素内
の白抜き状態の領域に通常の状態で無色透明であるが紫
外線の照射によってYの色情報を伴って発光する特性を
もった機能性色材(黄色発光蛍光インキ)(16)を付与
しておくことが好ましい。
【0063】更に、図22は、図17に示す表示体(23)を
少なくとも一部に有するIDカード(21)を示したもの
であるが、使用した機能性色材の特性に応じた所定の視
認条件のもとで上述した作用、効果を容易に奏すること
が確認できた。
少なくとも一部に有するIDカード(21)を示したもの
であるが、使用した機能性色材の特性に応じた所定の視
認条件のもとで上述した作用、効果を容易に奏すること
が確認できた。
【0064】
【発明の効果】本発明は、これまでに説明した特徴と構
成を備えているので、以下に示すような従来にない顕著
な作用、効果を奏する。
成を備えているので、以下に示すような従来にない顕著
な作用、効果を奏する。
【0065】あらかじめ所定の形状の微小な基本色要素
が隙間なく交互に配置された所望の階調を表現すること
のできる単位画素ごとに、表示すべきカラー画像の色情
報に応じて基本色要素を布置として展開し、且つ、布置
された基本色要素を除く領域、あるいは、布置された基
本色要素からなる領域に通常の状態では無色透明な状態
を示す機能性色材を付与することによって、通常の状態
では反射光による並置混色のために全体として一様な色
調を示す表示体を作製することができ、表示すべきカラ
ー画像を隠蔽された秘密の情報となるように潜像として
内部に埋め込んだ表示体を作製することができる。
が隙間なく交互に配置された所望の階調を表現すること
のできる単位画素ごとに、表示すべきカラー画像の色情
報に応じて基本色要素を布置として展開し、且つ、布置
された基本色要素を除く領域、あるいは、布置された基
本色要素からなる領域に通常の状態では無色透明な状態
を示す機能性色材を付与することによって、通常の状態
では反射光による並置混色のために全体として一様な色
調を示す表示体を作製することができ、表示すべきカラ
ー画像を隠蔽された秘密の情報となるように潜像として
内部に埋め込んだ表示体を作製することができる。
【0066】表示すべきカラー画像の階調の程度に応じ
た所定の形状の基本色要素からなる単位画素によって表
示体を構成しているので、表示すべきカラー画像を所定
の視認条件のもとで所望の階調をもたせて再現、表示す
ることができる。
た所定の形状の基本色要素からなる単位画素によって表
示体を構成しているので、表示すべきカラー画像を所定
の視認条件のもとで所望の階調をもたせて再現、表示す
ることができる。
【0067】表示すべきカラー画像を原稿と同様の色調
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透
明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった機能性色材を付与し、且つ、
表示すべきカラー画像を原稿と同様の色調に再現、表示
することができるように単位画素ごとに布置された基本
色要素からなる領域に、通常の状態で無色透明であるが
所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素のみを表
示する特性をもった他の種類の機能性色材を付与すれ
ば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の性質に
応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示すべきカ
ラー画像を原稿と同様の色調に再現、表示することがで
きる。
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透
明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった機能性色材を付与し、且つ、
表示すべきカラー画像を原稿と同様の色調に再現、表示
することができるように単位画素ごとに布置された基本
色要素からなる領域に、通常の状態で無色透明であるが
所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素のみを表
示する特性をもった他の種類の機能性色材を付与すれ
ば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の性質に
応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示すべきカ
ラー画像を原稿と同様の色調に再現、表示することがで
きる。
【0068】表示すべきカラー画像を原稿と同様の色調
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透
明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった機能性色材を付与し、且つ、
原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画像を用
いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調で再
現、表示することができるように単位画素ごとに布置さ
れた基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透明で
あるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素を
隠蔽する特性をもった他の種類の機能性色材を付与すれ
ば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の性質に
応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示すべきカ
ラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異なる色
調で再現、表示することができる。
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透
明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった機能性色材を付与し、且つ、
原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画像を用
いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調で再
現、表示することができるように単位画素ごとに布置さ
れた基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透明で
あるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素を
隠蔽する特性をもった他の種類の機能性色材を付与すれ
ば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の性質に
応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示すべきカ
ラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異なる色
調で再現、表示することができる。
【0069】表示すべきカラー画像を原稿と同様の色調
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透
明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった機能性色材を付与し、且つ、
原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画像を用
いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調で再
現、表示することができるように単位画素ごとに布置さ
れた基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
のみを表示する特性をもった他の種類の機能性色材を付
与すれば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の
性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示す
べきカラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異
なる色調で再現、表示することができる。
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色透
明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要
素を隠蔽する特性をもった機能性色材を付与し、且つ、
原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画像を用
いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調で再
現、表示することができるように単位画素ごとに布置さ
れた基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色透明
であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
のみを表示する特性をもった他の種類の機能性色材を付
与すれば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の
性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示す
べきカラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿と異
なる色調で再現、表示することができる。
【0070】表示すべきカラー画像を原稿と同様の色調
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素のみを表示する特性をもった機能性色材を付与し、
且つ、原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画
像を用いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調
で再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素のみを表示する特性をもった他の種類の機能性色材
を付与すれば、使用された複数の異なる種類の機能性色
材の性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表
示すべきカラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿
と異なる色調で再現、表示することができる。
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素のみを表示する特性をもった機能性色材を付与し、
且つ、原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画
像を用いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調
で再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素のみを表示する特性をもった他の種類の機能性色材
を付与すれば、使用された複数の異なる種類の機能性色
材の性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表
示すべきカラー画像を原稿と同様の色調で、又は、原稿
と異なる色調で再現、表示することができる。
【0071】表示すべきカラー画像を原稿と同様の色調
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素のみを表示する特性をもった機能性色材を付与し、
且つ、原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画
像を用いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調
で再現、表示することができるように布置された基本色
要素を除く領域に、通常の状態で無色透明であるが所定
の視認条件のもとで下地となる基本色要素を隠蔽する特
性をもった他の種類の機能性色材を付与すれば、使用さ
れた複数の異なる種類の機能性色材の性質に応じて視認
条件を変化させるたびごとに、表示すべきカラー画像を
原稿と同様の色調で、又は、原稿と異なる色調で再現、
表示することができる。
に再現、表示することができるように単位画素ごとに布
置された基本色要素からなる領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素のみを表示する特性をもった機能性色材を付与し、
且つ、原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー入力画
像を用いて、表示すべきカラー画像を原稿と異なる色調
で再現、表示することができるように布置された基本色
要素を除く領域に、通常の状態で無色透明であるが所定
の視認条件のもとで下地となる基本色要素を隠蔽する特
性をもった他の種類の機能性色材を付与すれば、使用さ
れた複数の異なる種類の機能性色材の性質に応じて視認
条件を変化させるたびごとに、表示すべきカラー画像を
原稿と同様の色調で、又は、原稿と異なる色調で再現、
表示することができる。
【0072】原稿を適宜、所望の色調に変換したカラー
入力画像を用いて、表示すべきカラー画像を原稿と異な
る色調に再現、表示することができるように単位画素ご
とに布置された基本色要素からなる領域に、通常の状態
で無色透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる
基本色要素のみを表示する特性をもった機能性色材を付
与し、且つ、原稿を前記色調と異なる所望の色調に変換
したカラー入力画像を用いて、表示すべきカラー画像を
原稿と異なる色調で再現、表示することができるように
布置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素を隠蔽する特性をもった他の種類の機能性色材を付
与すれば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の
性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示す
べきカラー画像を原稿と異なる複数の種類の色調で再
現、表示することができる。
入力画像を用いて、表示すべきカラー画像を原稿と異な
る色調に再現、表示することができるように単位画素ご
とに布置された基本色要素からなる領域に、通常の状態
で無色透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる
基本色要素のみを表示する特性をもった機能性色材を付
与し、且つ、原稿を前記色調と異なる所望の色調に変換
したカラー入力画像を用いて、表示すべきカラー画像を
原稿と異なる色調で再現、表示することができるように
布置された基本色要素を除く領域に、通常の状態で無色
透明であるが所定の視認条件のもとで下地となる基本色
要素を隠蔽する特性をもった他の種類の機能性色材を付
与すれば、使用された複数の異なる種類の機能性色材の
性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに、表示す
べきカラー画像を原稿と異なる複数の種類の色調で再
現、表示することができる。
【0073】なお、使用された複数の種類の機能性色材
の性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに色表示
面O上に再現、表示されるカラー画像が、互いに同一の
形状をもったカラー画像として互いに異なる領域に再
現、表示されるようにすることも可能であるし、あるい
は、互いに異なる形状をもったカラー画像として互いに
異なる領域に再現、表示されるようにすることも可能で
ある。この場合、視認条件を変化させるたびごとに色表
示面O上に再現、表示されるカラー画像が、互いに同一
の色調となるようにすることも可能であるし、あるい
は、互いに異なる色調となるようにすることも可能であ
る。
の性質に応じて視認条件を変化させるたびごとに色表示
面O上に再現、表示されるカラー画像が、互いに同一の
形状をもったカラー画像として互いに異なる領域に再
現、表示されるようにすることも可能であるし、あるい
は、互いに異なる形状をもったカラー画像として互いに
異なる領域に再現、表示されるようにすることも可能で
ある。この場合、視認条件を変化させるたびごとに色表
示面O上に再現、表示されるカラー画像が、互いに同一
の色調となるようにすることも可能であるし、あるい
は、互いに異なる色調となるようにすることも可能であ
る。
【0074】本発明に示された表示体では、カラーコピ
ー機では解像することのできない程度の所定の形状の微
小な基本色要素によって単位画素が構成されており、且
つ、通常の状態で無色透明な機能性色材が重ね刷りされ
ているので、カラーコピー機や写真製版による悪意の複
製、偽造に対して強い抵抗力が付与されている。
ー機では解像することのできない程度の所定の形状の微
小な基本色要素によって単位画素が構成されており、且
つ、通常の状態で無色透明な機能性色材が重ね刷りされ
ているので、カラーコピー機や写真製版による悪意の複
製、偽造に対して強い抵抗力が付与されている。
【0075】本発明に示された表示体では、使用された
機能性色材の性質に応じて視認条件を変化させることに
よって、潜像として表示体の内部に隠蔽されている任意
の色調のカラー画像を顕像として繰り返し再現、表示せ
しめることができるので、表示体の真偽判別を容易に、
且つ、正確に行うことができる。
機能性色材の性質に応じて視認条件を変化させることに
よって、潜像として表示体の内部に隠蔽されている任意
の色調のカラー画像を顕像として繰り返し再現、表示せ
しめることができるので、表示体の真偽判別を容易に、
且つ、正確に行うことができる。
【0076】また、本発明に示された表示体では、使用
された機能性色材の性質に応じて視認条件を変化させる
ことによって、潜像として表示体の内部に隠蔽されてい
る画像情報を複数の種類の色調で再現、表示せしめるこ
とができるので、表示体の真偽判別を複合的に行うこと
ができる。
された機能性色材の性質に応じて視認条件を変化させる
ことによって、潜像として表示体の内部に隠蔽されてい
る画像情報を複数の種類の色調で再現、表示せしめるこ
とができるので、表示体の真偽判別を複合的に行うこと
ができる。
【図1】 本発明の表示体にかかる画像入力方法、画像
表示方法を図示した説明図
表示方法を図示した説明図
【図2】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
部分拡大図
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
部分拡大図
【図3】 基本色要素の組み合わせにより表示可能な単
位画素の色空間を示す図
位画素の色空間を示す図
【図4】 本発明の表示体を作製するための一連のアル
ゴリズムをフローチャートとして示した図
ゴリズムをフローチャートとして示した図
【図5】 図4に示すフローチャートのうち色座標点圧
縮部の演算処理を示した図
縮部の演算処理を示した図
【図6】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
X―X方向の断面図
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
X―X方向の断面図
【図7】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
【図8】 印刷画素によって構成された潜像を熱線の照
射によって原稿と同様の色調のカラー画像として表示せ
しめる表示体を少なくとも一部に有するIDカードを示
した図
射によって原稿と同様の色調のカラー画像として表示せ
しめる表示体を少なくとも一部に有するIDカードを示
した図
【図9】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
部分拡大図
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
部分拡大図
【図10】 基本色要素の組み合わせにより表示可能な単
位画素の色空間を示す図
位画素の色空間を示す図
【図11】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
X―X方向の断面図
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
X―X方向の断面図
【図12】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
【図13】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
部分拡大図
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
部分拡大図
【図14】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
X―X方向の断面図
様の色調のカラー画像として表示せしめる表示体とその
X―X方向の断面図
【図15】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
【図16】 印刷画素によって構成された潜像を紫外線の
照射によって原稿と同様の色調のカラー画像として表示
せしめる表示体を少なくとも一部に有するIDカードを
示した図
照射によって原稿と同様の色調のカラー画像として表示
せしめる表示体を少なくとも一部に有するIDカードを
示した図
【図17】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と異
なる色調のカラー画像として、又は、原稿と同様の色調
のカラー画像として表示せしめる表示体とその部分拡大
図
なる色調のカラー画像として、又は、原稿と同様の色調
のカラー画像として表示せしめる表示体とその部分拡大
図
【図18】 基本色要素の組み合わせにより表示可能な単
位画素の色空間を示す図
位画素の色空間を示す図
【図19】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と異
なる色調のカラー画像として、又は、原稿と同様の色調
のカラー画像として表示せしめる表示体とそのX−X方
向の断面図
なる色調のカラー画像として、又は、原稿と同様の色調
のカラー画像として表示せしめる表示体とそのX−X方
向の断面図
【図20】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と異
なる色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
なる色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
【図21】 印刷画素によって構成された潜像を原稿と同
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
様の色調のカラー画像として表示せしめた表示体とその
部分拡大図
【図22】 印刷画素によって構成された潜像を熱線の照
射によって原稿と異なる色調のカラー画像として、又
は、紫外線の照射によって原稿と同様の色調のカラー画
像として表示せしめる表示体を少なくとも一部に有する
IDカードを示した図
射によって原稿と異なる色調のカラー画像として、又
は、紫外線の照射によって原稿と同様の色調のカラー画
像として表示せしめる表示体を少なくとも一部に有する
IDカードを示した図
1 被印刷基材 2 シアン(C)インキからなる基本色要素 3 マゼンタ(M)インキからなる基本色要素 4 イエロー(Y)インキからなる基本色要素 5 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないシアン
(C)インキからなる基本色要素 6 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないマゼン
タ(M)インキからなる基本色要素 7 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないイエロ
ー(Y)インキからなる基本色要素 8 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の
基本色要素を隙間なく交互に配置した所望の階調を表現
することのできる単位画素 9 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)を隠蔽する性質をもった機能性色材 10 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)を隠蔽する程度に発色した機能性色材の
色調(W)が示される基本色要素 11 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされるシアン
(C)インキからなる基本色要素 12 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされるマゼンタ
(M)インキからなる基本色要素 13 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされるイエロー
(Y)インキからなる基本色要素 14 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)を表示する性質をもった機能性色材 15 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)が表示されずに黒地(K)となって表示
される基本色要素 16 通常の状態で無色透明であるが、所定の視認条件の
もとでYの色情報を伴って発光する特性をもった機能性
色材 17 所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないシアン
(C)インキからなる基本色要素 18 所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないマゼン
タ(M)インキからなる基本色要素 19 所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないイエロ
ー(Y)インキからなる基本色要素 20 印刷画素によって構成された潜像を熱線の照射によ
って原稿と同様の色調のカラー画像として表示せしめる
表示体 21 IDカード 22 印刷画素によって構成された潜像を紫外線の照射に
よって原稿と同様の色調のカラー画像として表示せしめ
る表示体 23 印刷画素によって構成された潜像を熱線の照射によ
って原稿と異なる色調のカラー画像として、又は、紫外
線の照射によって原稿と同様の色調のカラー画像として
表示せしめる表示体
画像を再現、表示せしめるために必要とされないシアン
(C)インキからなる基本色要素 6 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないマゼン
タ(M)インキからなる基本色要素 7 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないイエロ
ー(Y)インキからなる基本色要素 8 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の
基本色要素を隙間なく交互に配置した所望の階調を表現
することのできる単位画素 9 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)を隠蔽する性質をもった機能性色材 10 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)を隠蔽する程度に発色した機能性色材の
色調(W)が示される基本色要素 11 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされるシアン
(C)インキからなる基本色要素 12 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされるマゼンタ
(M)インキからなる基本色要素 13 所定の視認条件のもとで原稿と同様の色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされるイエロー
(Y)インキからなる基本色要素 14 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)を表示する性質をもった機能性色材 15 所定の視認条件のもとで下地となる基本色要素
(C、M、Y)が表示されずに黒地(K)となって表示
される基本色要素 16 通常の状態で無色透明であるが、所定の視認条件の
もとでYの色情報を伴って発光する特性をもった機能性
色材 17 所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないシアン
(C)インキからなる基本色要素 18 所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないマゼン
タ(M)インキからなる基本色要素 19 所定の視認条件のもとで原稿と異なる色調でカラー
画像を再現、表示せしめるために必要とされないイエロ
ー(Y)インキからなる基本色要素 20 印刷画素によって構成された潜像を熱線の照射によ
って原稿と同様の色調のカラー画像として表示せしめる
表示体 21 IDカード 22 印刷画素によって構成された潜像を紫外線の照射に
よって原稿と同様の色調のカラー画像として表示せしめ
る表示体 23 印刷画素によって構成された潜像を熱線の照射によ
って原稿と異なる色調のカラー画像として、又は、紫外
線の照射によって原稿と同様の色調のカラー画像として
表示せしめる表示体
Claims (36)
- 【請求項1】 所定の形状からなる一群の微小な基本色
要素eが隙間なく交互に配置された所望の階調を表現す
ることのできる単位画素Eによって構成された色表示面
Oにおいて、カラー入力画像の任意の座標点Pにおける
色情報に対応するフルカラー色空間F内の色座標点C
(P)との距離によって示される色差△Eが最小となる
ように、単位画素Eが構築する有限個の色座標点を持つ
色空間L内で近似的な色座標点E(P)を求め、前記E
(P)の色座標値を色表示面O上に表示可能な基本色要
素eの布置として展開し、基本色要素eの布置を除く色
表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で所定の視認
条件のもとで下地となる基本色要素eを隠蔽する色材Z
を付与することによって、任意の階調をもったカラー画
像を色材Zの特性に応じた所定の視認条件のもとで再
現、表示せしめることを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項2】 所定の形状からなる一群の微小な基本色
要素eが隙間なく交互に配置された所望の階調を表現す
ることのできる単位画素Eによって構成された色表示面
Oにおいて、カラー入力画像の任意の座標点Pにおける
色情報に対応するフルカラー色空間F内の色座標点C
(P)との距離によって示される色差△Eが最小となる
ように、単位画素Eが構築する有限個の色座標点を持つ
色空間L内で近似的な色座標点E(P)を求め、前記E
(P)の色座標値を色表示面O上に表示可能な基本色要
素eの布置として展開し、基本色要素eの布置からなる
色表示面Oの領域に通常の状態では無色透明で所定の視
認条件のもとで下地となる基本色要素eのみを表示する
色材Zを付与することによって、任意の階調をもったカ
ラー画像を色材Zの特性に応じた所定の視認条件のもと
で再現、表示せしめることを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の表示方法によって、色表
示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一方の
領域に、任意の階調をもったカラー画像を再現、表示せ
しめ、且つ、請求項2記載の表示方法によって、色表示
面O上の前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記カ
ラー画像と同一の形状をもったカラー画像を前記カラー
画像と同一の色調で再現、表示せしめることを特徴とす
る画像表示方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の表示方法によって、色表
示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二つの
領域のいずれか一方の領域に、任意の階調をもったカラ
ー画像を再現、表示せしめ、且つ、請求項2記載の表示
方法によって、色表示面O上の前記二つの領域のうちの
他方の領域に、前記カラー画像と同一の形状をもったカ
ラー画像を前記カラー画像と同一の色調で再現、表示せ
しめることを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の表示方法によって、色表
示面O上の所定の領域に、任意の階調をもったカラー画
像を再現、表示せしめ、且つ、請求項2記載の表示方法
によって、色表示面O上の前記領域と同一の領域に、前
記カラー画像と同一の形状をもったカラー画像を前記カ
ラー画像と同一の色調で再現、表示せしめることを特徴
とする画像表示方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の表示方法によって、色表
示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一方の
領域に、任意の階調をもったカラー画像を再現、表示せ
しめ、且つ、請求項2記載の表示方法によって、色表示
面O上の前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記カ
ラー画像と同一の形状をもったカラー画像を前記カラー
画像と異なる色調で再現、表示せしめることを特徴とす
る画像表示方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の表示方法によって、色表
示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二つの
領域のいずれか一方の領域に、任意の階調をもったカラ
ー画像を再現、表示せしめ、且つ、請求項2記載の表示
方法によって、色表示面O上の前記二つの領域のうちの
他方の領域に、前記カラー画像と同一の形状をもったカ
ラー画像を前記カラー画像と異なる色調で再現、表示せ
しめることを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項8】 請求項1記載の表示方法によって、色表
示面O上の所定の領域に、任意の階調をもったカラー画
像を再現、表示せしめ、且つ、請求項2記載の表示方法
によって、色表示面O上の前記領域と同一の領域に、前
記カラー画像と同一の形状をもったカラー画像を前記カ
ラー画像と異なる色調で再現、表示せしめることを特徴
とする画像表示方法。 - 【請求項9】 請求項1記載の表示方法によって、色表
示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一方の
領域に、任意の階調をもったカラー画像を再現、表示せ
しめ、且つ、請求項2記載の表示方法によって、色表示
面O上の前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記カ
ラー画像と異なる形状をもったカラー画像を前記カラー
画像と同一の色調で再現、表示せしめることを特徴とす
る画像表示方法。 - 【請求項10】 請求項1記載の表示方法によって、色
表示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二つ
の領域のいずれか一方の領域に、任意の階調をもったカ
ラー画像を再現、表示せしめ、且つ、請求項2記載の表
示方法によって、色表示面O上の前記二つの領域のうち
の他方の領域に、前記カラー画像と異なる形状をもった
カラー画像を前記カラー画像と同一の色調で再現、表示
せしめることを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項11】 請求項1記載の表示方法によって、色
表示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一方
の領域に、任意の階調をもったカラー画像を再現、表示
せしめ、且つ、請求項2記載の表示方法によって、色表
示面O上の前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記
カラー画像と異なる形状をもったカラー画像を前記カラ
ー画像と異なる色調で再現、表示せしめることを特徴と
する画像表示方法。 - 【請求項12】 請求項1記載の表示方法によって、色
表示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二つ
の領域のいずれか一方の領域に、任意の階調をもったカ
ラー画像を再現、表示せしめ、且つ、請求項2記載の表
示方法によって、色表示面O上の前記二つの領域のうち
の他方の領域に、前記カラー画像と異なる形状をもった
カラー画像を前記カラー画像と異なる色調で再現、表示
せしめることを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項13】 請求項1記載の表示方法によって、色
表示面O上に特定の階調をもったカラー画像を所定の視
認条件のもとで再現、表示せしめることを特徴とする画
像表示体。 - 【請求項14】 請求項2記載の表示方法によって、色
表示面O上に特定の階調をもったカラー画像を所定の視
認条件のもとで再現、表示せしめることを特徴とする画
像表示体。 - 【請求項15】 請求項3記載の表示方法によって、色
表示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一方
の領域に、特定の階調をもったカラー画像を所定の視認
条件のもとで再現、表示せしめ、且つ、色表示面O上の
前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記カラー画像
と同一の形状をもったカラー画像を前記視認条件と異な
る視認条件のもとで前記カラー画像と同一の色調で再
現、表示せしめることを特徴とする画像表示体。 - 【請求項16】 請求項4記載の表示方法によって、色
表示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二つ
の領域のいずれか一方の領域に、特定の階調をもったカ
ラー画像を所定の視認条件のもとで再現、表示せしめ、
且つ、色表示面O上の前記二つの領域のうちの他方の領
域に、前記カラー画像と同一の形状をもったカラー画像
を前記視認条件と異なる視認条件のもとで前記カラー画
像と同一の色調で再現、表示せしめることを特徴とする
画像表示体。 - 【請求項17】 請求項5記載の表示方法によって、色
表示面O上の所定の領域に、特定の階調をもったカラー
画像を所定の視認条件のもとで再現、表示せしめ、且
つ、色表示面O上の前記領域と同一の領域に、前記カラ
ー画像と同一の形状をもったカラー画像を前記視認条件
と異なる視認条件のもとで前記カラー画像と同一の色調
で再現、表示せしめることを特徴とする画像表示体。 - 【請求項18】 請求項6記載の表示方法によって、色
表示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一方
の領域に、特定の階調をもったカラー画像を所定の視認
条件のもとで再現、表示せしめ、且つ、色表示面O上の
前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記カラー画像
と同一の形状をもったカラー画像を前記視認条件と異な
る視認条件のもとで前記カラー画像と異なる色調で再
現、表示せしめることを特徴とする画像表示体。 - 【請求項19】 請求項7記載の表示方法によって、色
表示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二つ
の領域のいずれか一方の領域に、特定の階調をもったカ
ラー画像を所定の視認条件のもとで再現、表示せしめ、
且つ、色表示面O上の前記二つの領域のうちの他方の領
域に、前記カラー画像と同一の形状をもったカラー画像
を前記視認条件と異なる視認条件のもとで前記カラー画
像と異なる色調で再現、表示せしめることを特徴とする
画像表示体。 - 【請求項20】 請求項8記載の表示方法によって、色
表示面O上の所定の領域に、特定の階調をもったカラー
画像を所定の視認条件のもとで再現、表示せしめ、且
つ、色表示面O上の前記領域と同一の領域に、前記カラ
ー画像と同一の形状をもったカラー画像を前記視認条件
と異なる視認条件のもとで前記カラー画像と異なる色調
で再現、表示せしめることを特徴とする画像表示体。 - 【請求項21】 請求項9記載の表示方法によって、色
表示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一方
の領域に、特定の階調をもったカラー画像を所定の視認
条件のもとで再現、表示せしめ、且つ、色表示面O上の
前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記カラー画像
と異なる形状をもったカラー画像を前記視認条件と異な
る視認条件のもとで前記カラー画像と同一の色調で再
現、表示せしめることを特徴とする画像表示体。 - 【請求項22】 請求項10記載の表示方法によって、
色表示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二
つの領域のいずれか一方の領域に、特定の階調をもった
カラー画像を所定の視認条件のもとで再現、表示せし
め、且つ、色表示面O上の前記二つの領域のうちの他方
の領域に、前記カラー画像と異なる形状をもったカラー
画像を前記視認条件と異なる視認条件のもとで前記カラ
ー画像と同一の色調で再現、表示せしめることを特徴と
する画像表示体。 - 【請求項23】 請求項11記載の表示方法によって、
色表示面O上の互いに独立する二つの領域のいずれか一
方の領域に、特定の階調をもったカラー画像を所定の視
認条件のもとで再現、表示せしめ、且つ、色表示面O上
の前記二つの領域のうちの他方の領域に、前記カラー画
像と異なる形状をもったカラー画像を前記視認条件と異
なる視認条件のもとで前記カラー画像と異なる色調で再
現、表示せしめることを特徴とする画像表示体。 - 【請求項24】 請求項12記載の表示方法によって、
色表示面O上の一部の領域が共有された互いに異なる二
つの領域のいずれか一方の領域に、特定の階調をもった
カラー画像を所定の視認条件のもとで再現、表示せし
め、且つ、色表示面O上の前記二つの領域のうちの他方
の領域に、前記カラー画像と異なる形状をもったカラー
画像を前記視認条件と異なる視認条件のもとで前記カラ
ー画像と異なる色調で再現、表示せしめることを特徴と
する画像表示体。 - 【請求項25】 請求項13記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項26】 請求項14記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項27】 請求項15記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項28】 請求項16記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項29】 請求項17記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項30】 請求項18記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項31】 請求項19記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項32】 請求項20記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項33】 請求項21記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項34】 請求項22記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項35】 請求項23記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。 - 【請求項36】 請求項24記載の画像表示体を少なく
とも一部に有するIDカード、通行証、登録証、入場
券、出入国証などの身分、権利、資格などを証明する証
書類及び紙幣、切手、印紙、株券、債券、商品券などの
有価証券類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11995198A JP3567184B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | カラー潜像表示方法及びカラー潜像表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11995198A JP3567184B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | カラー潜像表示方法及びカラー潜像表示体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11301089A true JPH11301089A (ja) | 1999-11-02 |
| JP3567184B2 JP3567184B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=14774239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11995198A Expired - Fee Related JP3567184B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | カラー潜像表示方法及びカラー潜像表示体 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3567184B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004133932A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Xerox Corp | 動画ソース画像を形成するためのソース画像のスペクトル多重化及びレンダリング、及びスペクトル逆多重化のためのシステム |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP11995198A patent/JP3567184B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004133932A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Xerox Corp | 動画ソース画像を形成するためのソース画像のスペクトル多重化及びレンダリング、及びスペクトル逆多重化のためのシステム |
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