JPH11301385A - 助手席用エアバッグ - Google Patents

助手席用エアバッグ

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Publication number
JPH11301385A
JPH11301385A JP10104391A JP10439198A JPH11301385A JP H11301385 A JPH11301385 A JP H11301385A JP 10104391 A JP10104391 A JP 10104391A JP 10439198 A JP10439198 A JP 10439198A JP H11301385 A JPH11301385 A JP H11301385A
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JP
Japan
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airbag
folded
gas inlet
inflation
windshield
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10104391A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Yamada
郁雄 山田
Yuji Kuriyama
雄治 栗山
Hiroki Murase
寛起 村瀬
Yasushi Okada
靖 岡田
Yukihiko Yamazaki
行彦 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開膨張時のウインドシールドへの押圧力を
低減させることができる助手席用エアバッグを提供する
こと。 【解決手段】 助手席用エアバッグ30は、膨張用ガス
の流入によって、インストルメントパネル2の開口2a
を覆っていたドア28・28を開いて上方へ突出し、ウ
インドシールド1に沿って車両の後方側へ展開膨張す
る。エアバッグ30は、膨張完了時におけるガス流入口
部31と略対向する天井壁部34側をガス流入口部31
側に接近させるように、畳んだ後、流入口部31を中心
とした左右の両縁側を、左右方向の中央側に接近させる
ように折り、ついで、ガス流入口部31を中心とした前
部側部位40を、後部側部位41に対して、外周側に配
置させるように、重ねてロール折りして、ケース5内に
収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の助手席前方
におけるインストルメントパネルの部位に配置される助
手席用エアバッグ装置に使用されるエアバッグに関し、
さらに詳しくは、トップマウントタイプの助手席用エア
バッグ装置に使用されるエアバッグに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、トップマウントタイプ
の助手席用エアバッグ装置では、エアバッグの突出する
開口が、ウインドシールドの下方におけるインストルメ
ントパネルの上面側に配置されていた。そして、エアバ
ッグは、膨張用ガスの流入によって、インストルメント
パネルの開口を覆っていたドアを押し、そのインストル
メントパネルに設けられている開口を開かせて、インス
トルメントパネルから上方へ突出し、さらに、ウインド
シールドに沿って車両の後方側へ展開膨張するように構
成されていた。
【0003】しかしながら、従来のトップマウントタイ
プの助手席用エアバッグ装置に使用されるエアバッグで
は、つぎのように、エアバッグ装置のケース内に折り畳
まれて収納されていた(特開平6−227353号公報
等参照)。
【0004】すなわち、従来のエアバッグでは、まず、
膨張完了時における膨張用ガス流入用のガス流入口部と
略対向する天井壁部側を、ガス流入口部側に接近させる
ように、畳み、その後、ガス流入口部を中心とした左右
の両縁側を、左右方向の中央側に接近させるように折り
畳む。ついで、ガス流入口部を間にした前部側部位と後
部側部位とを、それぞれ、前後方向の中央側に接近させ
るように、ロール折りや蛇腹折り等で折り畳んで、折り
畳み作業を完了させ、その後、ケース内に収納してい
た。
【0005】そのため、従来のトップマウントタイプの
助手席用エアバッグ装置に使用されるエアバッグでは、
展開膨張時、前部側部位と後部側部位とが別々に展開膨
張することとなっていた。そして、前部側部位が、展開
膨張時、ウインドシールドに対して強い押圧力で干渉す
る場合があった。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するもので、
展開膨張時のウインドシールドへの押圧力を低減させる
ことができる助手席用エアバッグを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る助手席用エ
アバッグは、ウインドシールドの下方のインストルメン
トパネルの部位に配置される助手席用エアバッグ装置の
ケース内に、折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入
によって、前記インストルメントパネルの開口を覆って
いたドアを開いて上方へ突出し、前記ウインドシールド
に沿って車両の後方側へ展開膨張する助手席用エアバッ
グであって、前記エアバッグが、膨張完了時における前
記膨張用ガス流入用のガス流入口部と略対向する天井壁
部側を前記ガス流入口部側に接近させるように、畳んだ
後、前記流入口部を中心とした左右の両縁側を、左右方
向の中央側に接近させるように折り、ついで、前記ガス
流入口部を中心とした前部側部位を、前記ガス流入口部
を中心とした後部側部位に対して、外周側に配置させる
ように、重ねてロール折りして、前記ケース内に収納さ
れていることを特徴とする。
【0008】そして、前記前部側部位と前記後部側部位
とは、先端を蛇腹折りさせて、ロール折りすることが望
ましい。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る助手席用エアバッグでは、
エアバッグの展開膨張時、ガス流入口部から膨張用ガス
が流入すると、ガス流入口部が天井壁部の中央部付近で
覆われているため、まず、天井壁部の中央部付近及びそ
の付近の重ねられた折り部位が、エアバッグの内圧上昇
に伴ってドアを押し、さらに、インストルメントパネル
に設けられいる開口を開かせ、その開口から上方へ突出
する。
【0010】そして、インストルメントパネルから突出
したエアバッグは、前部側部位と後部側部位とが展開膨
張しようとする。
【0011】その際、前部側部位は、ガス流入口部を中
心とした後部側部位に対して、外周側に配置されるよう
に、重ねてロール折りされているため、展開時、後部側
部位の車両後方側へ展開する力で引っ張られ、車両前方
側への展開力が抑えられ、斜め上の後方へ突出すること
となる。さらに、前部側部位は、後部側部位とともにロ
ール折りされているため、展開時、前下がりに傾斜して
いるウインドシールドの内側面に沿って転がるように、
ロール折りをほどいて展開することとなって、ウインド
シールドに対して直交方向で押圧力を作用させ難くな
る。
【0012】したがって、本発明に係る助手席用エアバ
ッグでは、前部側部位が、後部側部位によって車両後方
側へ引っ張られて展開するとともに、ウインドシールド
の内側面に沿って、巻いた状態をほどくように、転がっ
て展開することから、展開膨張時のウインドシールドへ
の押圧力を低減させることができる。
【0013】そして、前部側部位と後部側部位とを、先
端を蛇腹折りさせて、ロール折りするように折り畳んで
おけば、つぎのような作用・効果を得ることができる。
【0014】すなわち、蛇腹折りの場合には、ロール折
りに比べて、素早く展開膨張することから、前部側部位
と後部側部位との全部をロール折りする場合に比べて、
蛇腹折りした部位を有した分、エアバッグの膨張完了ま
での時間を短くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1〜3に示す第1実施形態の助手席用エ
アバッグ30が使用される助手席用エアバッグ装置M1
は、ウインドシールド1の下方のインストルメントパネ
ル(以下、インパネと略す)2の部位に配置されるトッ
プマウントタイプであり、ケース5、インフレーター2
4、蓋体27、及び、エアバッグ30、を備えて構成さ
れている。
【0017】ケース5は、板金製として、略直方体形状
の本体6と、ディフューザー14と、2つずつの押え部
材15・16と、キャップ17と、取付ブラケット19
・20と、を備えて構成されている。
【0018】本体6は、底壁部7と、底壁部7の前後左
右から上方へ延びる側壁部8・9・10・11と、右側
壁部11の挿入孔11bの内側周縁に溶接等で固着され
た収納筒部12と、から構成されている。実施形態の場
合、底壁部7と前・後側壁部8・9とは、一枚の板金を
曲げて形成されて、本体6は、その曲げた板金部材の左
右の部位に、左側壁部10と、収納筒部12を組み付け
た右側壁部11と、が溶接等で固着されて、形成されて
いる。
【0019】前・後側壁部8・9には、リベット21を
挿通させる貫通孔8a・9aが形成されている。各貫通
孔8a・9aは、前・後側壁部8・9に、水平方向に間
隔を空けて3個ずつ形成されている。これらの貫通孔8
a・9aに挿入されるリベット21は、押え部材15・
15を前・後側壁部8・9に固着させて、各押え部材1
5と前・後側壁部8・9との間に介在させたエアバッグ
30の後述する取付片部32の前後の部位32a・32
aを、ケース5に取り付けることとなる。なお、リベッ
ト21は、リベット22とともに、一方向から挿入して
部材相互を締結できるいわゆるブラインドリベットであ
る。
【0020】左・右側壁部10・11には、リベット2
2を挿通させる貫通孔10a・11aが形成されてい
る。各貫通孔10a・11aは、左・右側壁部10・1
1に、略水平方向に間隔を空けて2個ずつ形成されてい
る。これらの貫通孔10a・11aに挿入されるリベッ
ト22は、平面から見てコ字形とした押え部材16・1
6の両端をそれぞれ左・右側壁部10・11に固着させ
て、各押え部材16と左・右側壁部10・11との間に
介在させたエアバッグ30の取付片部32の左右の部位
32b・32bを、ケース5に取り付けることとなる。
なお、押え部材16・16は、このリベット22止め時
に、蓋体27の後述する側壁部27dを、押え部材15
の係止爪15bの係止から、外れないように、押える役
目も果たす。
【0021】また、左側壁部10には、下部に、インフ
レーター24を取り付ける取付孔10bが形成されてい
る。右側壁部11の下部には、インフレーター24を挿
入させる挿入孔11bが形成されている。さらに、右側
壁部11に固着された収納筒部12には、先端全周に、
軟質ポリウレタン等の軟質樹脂材料からなるシール部1
2aが形成されている。このシール部12aは、インフ
レーター24の外周面に圧接されて、インフレーター2
4から吐出される膨張用ガスの漏れを防止する役目を果
たす。
【0022】さらにまた、本体6には、エアバッグ装置
M1を車両のフレームに連結固定するための図示しない
取付ブラケットが、底壁部7と前側壁部8とに固着され
ている。
【0023】ディフューザー14は、板金から形成され
て、前後方向の中央付近を僅かに折曲させた略長方形の
板状とし、所定の複数箇所に、膨張用ガスを挿通させる
ガス流通孔14bを備えて構成されている。ディフュー
ザー14は、前後縁におけるの下方へ折り曲げた部位
に、リベット21を挿通させる貫通孔14aを備えてお
り、リベット21止め時に共締めされて、本体6の前・
後側壁部8・9に固着されている。
【0024】各押え部材15は、略長方形板状の板金か
ら形成されて、下部に本体6の前・後側壁部8・9にリ
ベット21止めされるための3個ずつの貫通孔15aを
備えるとともに、貫通孔15aの上方部位に、水平方向
に配置される突条15cを備えて構成されている。各突
条15cは、蓋体27の側壁部27dの下端を位置決め
する役目を果たす。さらに、各押え部材15・15に
は、それぞれ、突条15cの上方に、水平方向に複数配
置される係止爪15bが形成されている。各係止爪15
bは、切り起こされて形成されている。なお、図1の前
側壁部8近傍の押え部材15には、断面表示部位が異な
っているため、係止爪15bを図示していないが、後側
壁部9の近傍の押え部材15と同様に、係止爪15bを
備えている。そして、各係止爪15bは、それぞれ、蓋
体27の側壁部27dに形成された係止孔27eの周縁
を係止して、蓋体27をケース5に取り付ける役目を果
たす。
【0025】各押え部材16は、板金製として、それぞ
れ、前側壁部8若しくは後側壁部9を覆って、左・右側
壁部10・11にわたるように、平面から見た形状を
「コ」字形に形成されている。これらの押え部材16
は、左・右側壁部10・11に配置される両端に、リベ
ット22を挿通させる貫通孔16aを備え、既述したよ
うに、リベット22止めによって、エアバッグ取付片部
32の左右部位32bを本体6に取り付けるとともに、
係止爪15bで係止した蓋体側壁部27dを外れないよ
うに押える役目を果たす。
【0026】取付ブラケット19・20は、板金製とし
て、それぞれ、リベット22を挿通させる貫通孔19a
・20aを備えており、リベット22の締結時に左・右
側壁部10・11に共締めされて、本体6に取り付けら
れている。これらの取付ブラケット19・20は、ボル
ト19b・20bを固着させており、これらのボルト1
9b・20bをインパネ2に挿通させてナット3止めす
ることにより、ケース5とインパネ2の開口2aとの位
置ずれを防止する役目を果たす。
【0027】キャップ17は、板金製として、ケース本
体6の右側壁部11における挿入孔11bを塞ぐよう
に、図示しないリベットを利用して、右側壁部11に取
り付けられている。
【0028】インフレーター24は、エアバッグ30を
膨張させるための膨張用ガスを吐出させるガス吐出口2
4bを先端側に配置させた略円柱状の本体部24aを備
えて構成され、本体部24の先端には、雄ねじ部24c
が形成されている。インフレーター24は、キャップ1
7を取り付けない状態で、雄ねじ部24cを先頭にし
て、右側壁部11における挿入孔11bからケース本体
6内に挿入し、雄ねじ部24cを左側壁部10の取付孔
10bから突出させ、雄ねじ部24cにナット25を螺
合させることにより、ケース5に取付保持されている。
なお、キャップ17は、インフレーター24をケース5
に取り付けた後、右側壁部11に取り付けられることと
なる。
【0029】蓋体27は、オレフィン系やスチレン系の
熱可塑性エラストマー等から形成されて、インパネ2に
おける長方形形状で略上下方向に開口した開口2aに配
置される天井壁部27aと、天井壁部27aの下面から
四角筒形状に下方へ延びる側壁部27dと、を備えて構
成されている。天井壁部27aには、外周縁の下面に、
天井壁部27aのインパネ2との見切りを良好にするた
めに、開口周縁2bに係止させるための複数の係止爪2
7bが形成されている。また、天井壁部27aにおける
側壁部27dより内側部位には、エアバッグ30の膨張
時に、薄肉の破断予定部27cを破断させて開く2枚の
ドア28・28が配設されている。破断予定部27c
は、車両の前後方向の上方から見て、「H」字形状に形
成されており、2枚のドア28は、車両の前後に配置さ
れることとなる。そして、エアバッグ30の膨張時、前
方側に配置されるドア28(F)が、前方側に開き、後
方側に配置されるドア28(B)が後方側へ開くように
構成されている。
【0030】また、側壁部27dには、ケース5の押え
部材15に設けられた係止爪15bに周縁を係止される
係止孔27eが形成されている。
【0031】エアバッグ30は、四角筒形状のガス流入
口部31を備えた袋状として、ポリエステル糸やポリア
ミド糸からなる織布を縫合して形成されている。なお、
エアバッグ30の膨張時の形状は、ガス流入口部31に
つながる袋状の周壁部33を略裁頭四角錐台形状に膨張
させる形状としている。そして、エアバッグ30を形成
するために使用する織布は、実施形態の場合、膨張時の
左右の側面部位にそれぞれ配置される2枚の布材と、そ
の残部、すなわち、膨張時の上下の側面部位とガス流入
口部31に略対向する天井壁部34とに配置される1枚
の布材と、の合計3枚としている。
【0032】そして、エアバッグ30は、ガス流入口部
31の先端側に、ケース5に連結固定するための取付孔
32cを備えた取付片部32を備えている。取付片部3
2の前後の部位32a・32aは、リベット21を挿通
させるために、3つずつの取付孔32cが形成され、取
付片部32の左右の部位32bには、リベット22を挿
通させるために、2つずつの取付孔32cが形成されて
いる。
【0033】このエアバッグ30の折り畳み工程を説明
すると、まず、図4のAに示すように、下部側に配置さ
れた膨張完了時における膨張用ガス流入用のガス流入口
部31と略対向する天井壁部34側を、ガス流入口部3
1側に接近させるように、畳む。
【0034】ついで、図4のBに示すように、左右方向
の縁36・37をガス流入口部31に折り返す。
【0035】その後、図4のC・Dに示すように、流入
口部31を中心とした周壁部33における左右の両縁側
38・39を、左右方向の中央側に接近させるように縦
折りする。この縦折りの折目Vは、エアバッグ30が車
両に装着された際の車両の前後方向に沿う方向の折目で
あり、実施形態の場合には、蛇腹折りで折り畳まれてい
る。
【0036】ついで、図4のD・Eに示すように、ガス
流入口部31を中心とした後部側部位41を、ガス流入
口部31を中心とした前部側部位40の上に重ねる。
【0037】その後、図4のEの二点鎖線で示すよう
に、前部側部位40の先端40aを後部側部位41の先
端41aに折り重ね、その状態で、その先端部分40b
・41bを2回蛇腹折りし、さらに、前部側部位40
を、後部側部位41に対して、外周側に配置させるよう
に、ロール折りして、周壁部33の折り畳み作業を完了
させる。なお、この時の蛇腹折りやロール折りは、横折
りであり、この横折り折目Hは、エアバッグ30が車両
に装着された際の車両の左右方向に沿う方向の折目とな
る。また、折り畳みを完了させて車両へ装着後の前部側
部位40と後部側部位41との状態を、図5に示す。斜
線部位は、前部側部位40であり、ドット部位は、後部
側部位41である。
【0038】エアバッグ30の周壁部33をこのように
折り畳んだ後は、ケース5に収納させて、エアバッグ装
置M1を組み立てることとなり、この組立作業は、予
め、ケース本体6に、ナット25を利用してインフレー
ター24を取り付けるとともに、キャップ17を嵌め、
さらに、ディフューザー14を所定位置に配置させた状
態としておく。
【0039】そして、折り畳んだエアバッグ30のガス
流入口部31をケース5の本体6に外装して、各取付孔
32cと貫通孔8a・9a・10a・11aとを一致さ
せ、さらに、それらの孔32c・8a・9aに貫通孔1
5aを一致させるように、押え部材15・15を配置さ
せて、孔32c・8a・9a・15aを貫通するよう
に、リベット21を挿通させて締結すれば、ディフュー
ザー14をケース本体6に固定できると共に、エアバッ
グ30の取付片部32における前後の部位32aを本体
6に取り付けることができる。
【0040】なお、実施形態の場合、エアバッグ30の
取付片部32をケース本体6に外装して固定しているた
め、ケース本体6内に収納する際には、取付片部32の
近傍のガス流入口部31に、側壁部8・9・10・11
の上端からディフューザー14の部位まで、側壁部8・
9・10・11の内側面に沿わせる折り返し部43を設
けて、エアバッグ30の周壁部33がケース本体6にお
けるディフューザー14の上部に収納されている。
【0041】さらに、蓋体27の側壁部27dを外装さ
せて、各係止孔27eの周縁に押え部材15の係止爪1
5bを係止させ、その後、孔32c・10a・11aに
貫通孔16a・19a・20aを一致させるように、押
え部材16・16と取付ブラケット19・20とを配置
させて、孔32c・10a・11a・19a・20aを
貫通するように、リベット22を挿通させて締結すれ
ば、エアバッグ30の取付片部32における左右の部位
32bを、取付ブラケット19・20や蓋体27ととも
に、本体6に取り付けることができて、エアバッグ装置
M1を組み立てることができる。
【0042】そして、その後、蓋体27の係止爪27b
をインパネ2の開口周縁2bに係止させるとともに、取
付ブラケット19・20のボルト19b・20bをイン
パネ2の開口周縁2bにナット3止めし、さらに、ケー
ス5から延びる図示しないブラケットを車両のフレーム
に連結固定させれば、図1に示すように、エアバッグ装
置M1をインパネ2の所定部位に装着することができ
る。
【0043】エアバッグ装置M1の車両への装着後、イ
ンフレーター24のガス吐出口24bから膨張用ガスが
吐出されたならば、エアバッグ30の展開膨張時、ガス
流入口部31から膨張用ガスが流入すると、ガス流入口
部31が天井壁部34の中央部34a付近で覆われてい
るため、まず、天井壁部34の中央部34a付近及びそ
の付近の重ねられた折り部位が、エアバッグ30の内圧
上昇に伴って、蓋体27の天井壁部27を押す。
【0044】その結果、蓋体27の破断予定部27cが
破断して、ドア28・28が前後に開き、エアバッグ3
0が、図6のAに示すように、インパネ2の開口2aか
ら上方へ突出する。この時、実施形態のエアバッグ30
は、折り返し部43が延びつつ、折り畳まれた周壁部3
3が開口2aから突出する。
【0045】そして、インパネ2から突出したエアバッ
グ30の周壁部33は、前部側部位40と後部側部位4
1とが展開膨張しようとする。
【0046】その際、前部側部位40は、後部側部位4
1に対して、外周側に配置されるように、重ねてロール
折りされているため、展開時、図6のB・Cに示すよう
に、後部側部位41の車両後方側へ展開する力で引っ張
られ、車両前方側への展開力が抑えられて、斜め上の後
方へ突出することとなる。さらに、前部側部位40は、
後部側部位41とともにロール折りされているため、展
開時、前下がりに傾斜しているウインドシールド1の内
側面に沿って転がるように、ロール折りをほどいて展開
することとなって、ウインドシールド1に対して直交方
向で押圧力を作用させ難くなる。
【0047】その後、ロール折りが解消されると、図6
のD・E・F・Gに示すように、順次、蛇腹折りも解消
されて、エアバッグ30が大きく膨張することとなる。
【0048】したがって、第1実施形態の助手席用エア
バッグ30では、前部側部位40が、後部側部位41に
よって車両後方側へ引っ張られて展開するとともに、ウ
インドシールド1の内側面に沿って、巻いた状態をほど
くように、転がって展開することから、展開膨張時のウ
インドシールド1への押圧力を低減させることができ
る。
【0049】そして、実施形態のエアバッグ30では、
前部側部位40と後部側部位41とを、横折り時、先端
部40b・41bを蛇腹折りさせて、ロール折りするよ
うに折り畳んでいる。
【0050】すなわち、蛇腹折りの場合には、ロール折
りに比べて、素早く展開膨張することから、前部側部位
40と後部側部位41との全部をロール折りする場合に
比べて、蛇腹折りした部位40b・41bを有した分、
エアバッグ30の膨張完了までの時間を短くすることが
できる。
【0051】なお、第1実施形態のエアバッグ30で
は、たるませたような折り返し部43を設けて、ケース
5内に収納させているが、図7・8に示す第2実施形態
のエアバッグ30Aのように、折り返し部43を設けず
に、ケース5内に収納させても良い。
【0052】この第2実施形態のエアバッグ30Aは、
第1実施形態のエアバッグ30のガス流入口部31にお
ける取付片部32の前後の部位32a・32aを周壁部
33側に接近させるように、ガス流入口部31を部分的
に短くした他、第1実施形態のエアバッグ30と同一形
状として、第1実施形態と同一の折り方で折り畳まれて
いる。さらに、このエアバッグ30Aも、折り畳まれた
後、リベット21・22を利用して、ケース本体6に取
付片部32が取り付けられている。ただし、取付片部3
2の前後の部位32aは、ディフューザー14と前・後
側壁部8・9との間に固定され、取付片部32の図示し
ない左右の部位は、第1実施形態と同様に、左・右側壁
部10・11にリベット22によって、ケース本体6に
取り付けられている。そして、このエアバッグ30A
は、取付部位が既述したように相違している他、第1実
施形態と同様なケース5・インフレーター24・蓋体2
7等を使用したエアバッグ装置M2に組み付けられてい
る。
【0053】この第2実施形態のエアバッグ30Aで
は、車両への装着後の展開膨張時、図9のAに示すよう
に、ガス流入口部31における車両の前方側の部位31
aが第1実施形態の折り返し部43をなくして短くなっ
た分、折り畳まれた周壁部33が開口2aから突出する
膨張初期段階での上方への突出距離L(図6参照)を、
短くすることができ、一層、ウインドシールド1への押
圧力を低減することができる。
【0054】なお、このような作用・効果は、第1実施
形態のエアバッグ30のガス流入口部31における車両
の前方側の部位31a、すなわち、ケース5への取付部
位から周壁部33までの距離を短くすれば良いことか
ら、図10に示すエアバッグ30Bのように、ガス流入
口部31における車両の前方側の部位31aについて、
折り返し部43を設けない長さとして、ガス流入口部3
1をケース本体6に外装して、リベット21・22止め
するように構成しても良い。このエアバッグ30Bで
も、第1実施形態と同様に折り畳んで車両に装着すれ
ば、ガス流入口部31における車両の前方側の部位31
aが第1実施形態の折り返し部43をなくして短くなっ
た分、折り畳まれた周壁部33が開口2aから突出する
膨張初期段階での上方への突出距離L(図6参照)を、
短くすることができて、一層、ウインドシールド1への
押圧力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の助手席用エアバッグが使
用されるエアバッグ装置の使用態様を示す断面図であ
る。
【図2】同実施形態が使用されるエアバッグ装置の左側
面図である。
【図3】図2の III− III部位の断面図である。
【図4】同実施形態の折り畳み工程を説明する図であ
る。
【図5】同実施形態のエアバッグの折り畳み完了状態で
の前部側部位と後部側部位とを示す断面図である。
【図6】同実施形態のエアバッグの展開膨張時を示す図
である。
【図7】第2実施形態のエアバッグが使用されるエアバ
ッグ装置の使用態様を示す断面図である。
【図8】同実施形態のエアバッグの折り畳み完了状態で
の前部側部位と後部側部位とを示す断面図である。
【図9】同実施形態のエアバッグの展開膨張時を示す図
である。
【図10】他の実施形態のエアバッグが使用されるエア
バッグ装置の使用態様を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ウインドシールド、 2…インストルメントパネル、 2a…開口、 5…ケース、 30・30A・30B…エアバッグ、 31…ガス流入口部、 34…天井壁部、 40…前部側部位、 40b…先端部 41…後部側部位、 41b…先端部、 M1・M2…助手席用エアバッグ装置。
フロントページの続き (72)発明者 栗山 雄治 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 村瀬 寛起 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 岡田 靖 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 山▲崎▼ 行彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールドの下方のインストルメ
    ントパネルの部位に配置される助手席用エアバッグ装置
    のケース内に、折り畳まれて収納され、 膨張用ガスの流入によって、前記インストルメントパネ
    ルの開口を覆っていたドアを開いて上方へ突出し、前記
    ウインドシールドに沿って車両の後方側へ展開膨張する
    助手席用エアバッグであって、 前記エアバッグが、 膨張完了時における前記膨張用ガス流入用のガス流入口
    部と略対向する天井壁部側を前記ガス流入口部側に接近
    させるように、畳んだ後、前記流入口部を中心とした左
    右の両縁側を、左右方向の中央側に接近させるように折
    り、 ついで、前記ガス流入口部を中心とした前部側部位を、
    前記ガス流入口部を中心とした後部側部位に対して、外
    周側に配置させるように、重ねてロール折りして、 前記ケース内に収納されていることを特徴とする助手席
    用エアバッグ。
  2. 【請求項2】 前記前部側部位と前記後部側部位との先
    端が蛇腹折りされて、前記前部側部位と前記後部側部位
    とがロール折りされていることを特徴とする請求項1に
    記載の助手席用エアバッグ。
JP10104391A 1998-04-15 1998-04-15 助手席用エアバッグ Withdrawn JPH11301385A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7182365B2 (en) 2000-07-07 2007-02-27 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag device for knee protection
US7370881B2 (en) 2000-07-07 2008-05-13 Toyoda Gosei Co., Ltd. Knee protecting airbag device
JP2013006537A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Takata Corp エアバッグ装置
KR101366239B1 (ko) * 2009-06-23 2014-02-21 오토리브 디벨로프먼트 에이비 에어백 장치

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