JPH11301588A - 救命浮袋兼用の防舷体 - Google Patents
救命浮袋兼用の防舷体Info
- Publication number
- JPH11301588A JPH11301588A JP11348498A JP11348498A JPH11301588A JP H11301588 A JPH11301588 A JP H11301588A JP 11348498 A JP11348498 A JP 11348498A JP 11348498 A JP11348498 A JP 11348498A JP H11301588 A JPH11301588 A JP H11301588A
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- Japan
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- fender
- pair
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- hull
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特に小型の舟艇や船舶に有効で、船体同士ま
たは桟橋などとの接触衝突時の衝撃を緩衝して、乗員人
体や船体を損傷から保護でき、しかも落水した急場の乗
員遭難者に対して、即座に投与して救命浮袋の代用足り
得るフェンダ(防舷体)を提供する。 【解決手段】 フェンダ本体11は左右一対と前後一対
の袋部よりなる矩形袋状であり、その矩形中央部の開口
が落水乗員4が胴部を挿入保持できる。フェンダ本体1
1はロープまたは引き綱5で船体1に繋止され、防舷体
として使用時は外舷に吊り下げ可能である。救命浮袋と
して使用に備え、フェンダ本体11の適所数個所に、例
えば光反射鏡16による位置確認手段を設けている。日
光や月光でその光反射鏡16を乱反射などさせると、船
体1から落水乗員4の位置を明確に把握でき、早期救助
が可能となる。
たは桟橋などとの接触衝突時の衝撃を緩衝して、乗員人
体や船体を損傷から保護でき、しかも落水した急場の乗
員遭難者に対して、即座に投与して救命浮袋の代用足り
得るフェンダ(防舷体)を提供する。 【解決手段】 フェンダ本体11は左右一対と前後一対
の袋部よりなる矩形袋状であり、その矩形中央部の開口
が落水乗員4が胴部を挿入保持できる。フェンダ本体1
1はロープまたは引き綱5で船体1に繋止され、防舷体
として使用時は外舷に吊り下げ可能である。救命浮袋と
して使用に備え、フェンダ本体11の適所数個所に、例
えば光反射鏡16による位置確認手段を設けている。日
光や月光でその光反射鏡16を乱反射などさせると、船
体1から落水乗員4の位置を明確に把握でき、早期救助
が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にヨットクルー
ザ、パワーボートおよび小型漁船等の小型舟艇、船舶同
士による衝突、あるいは桟橋等への接岸時や離岸時の衝
撃を吸収して乗員や船体を損傷から保護するための緩衝
用フェンダ(防舷体)に係り、落水者に緊急投与される
救命浮袋に兼用可能なフェンダに関する。
ザ、パワーボートおよび小型漁船等の小型舟艇、船舶同
士による衝突、あるいは桟橋等への接岸時や離岸時の衝
撃を吸収して乗員や船体を損傷から保護するための緩衝
用フェンダ(防舷体)に係り、落水者に緊急投与される
救命浮袋に兼用可能なフェンダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船体同士の接触衝突、あるいは桟
橋や岸壁に接岸時の衝撃を緩衝して、乗員はもとより船
体外舷の損傷を保護するための船用防具の1つに、フェ
ンダ(Fender)がある。このフェンダには、船体の外舷
に取り付けてあるもの、桟橋や岸壁などに固定してある
もの、そして必要に応じて移動できるものなどがある。
材質には木材、索材、ゴム材およびプラスチック材など
が用いられ、丸棒形や球体形に形成されたものが一般的
である。
橋や岸壁に接岸時の衝撃を緩衝して、乗員はもとより船
体外舷の損傷を保護するための船用防具の1つに、フェ
ンダ(Fender)がある。このフェンダには、船体の外舷
に取り付けてあるもの、桟橋や岸壁などに固定してある
もの、そして必要に応じて移動できるものなどがある。
材質には木材、索材、ゴム材およびプラスチック材など
が用いられ、丸棒形や球体形に形成されたものが一般的
である。
【0003】一方、船舶には救命浮袋を含む各種保安救
命具の搭載が義務づけられている。小型舟艇や小型船舶
では、船上デッキの格納スペースに制約されることか
ら、救命浮袋などはキャビンや船底に収納されることが
多い。
命具の搭載が義務づけられている。小型舟艇や小型船舶
では、船上デッキの格納スペースに制約されることか
ら、救命浮袋などはキャビンや船底に収納されることが
多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、航行中の船
体から乗員が落水した緊急時、迅速な応急が望まれる。
そうした急場の応急処置として、船上の身近な救命用具
を落水遭難者に投与することも窮余の策として適切であ
る。
体から乗員が落水した緊急時、迅速な応急が望まれる。
そうした急場の応急処置として、船上の身近な救命用具
を落水遭難者に投与することも窮余の策として適切であ
る。
【0005】しかしながら、キャビンまたは船底に収納
された救命浮袋をデッキ上に取り上げて落水遭難者に投
与するまでには、かなりの手間と時間がかかる不都合が
ある。そうした急場にあって、デッキ上や外舷付近に設
備のフェンダを投与して救命浮袋の代用足り得れば好都
合である。ところが、従前からのフェンダの多くは、前
述のように丸棒形や球体形のために、海面等の水上に浮
遊はするが、落水遭難者にとってそれは浮力不足でしか
も形状的に保持しづらい。そのため、安心して身を任せ
にくいといった不具合がある。
された救命浮袋をデッキ上に取り上げて落水遭難者に投
与するまでには、かなりの手間と時間がかかる不都合が
ある。そうした急場にあって、デッキ上や外舷付近に設
備のフェンダを投与して救命浮袋の代用足り得れば好都
合である。ところが、従前からのフェンダの多くは、前
述のように丸棒形や球体形のために、海面等の水上に浮
遊はするが、落水遭難者にとってそれは浮力不足でしか
も形状的に保持しづらい。そのため、安心して身を任せ
にくいといった不具合がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、特に小型の
舟艇や船舶に有効で、船体同士または桟橋などとの接触
衝突時の衝撃を最大限緩衝して、乗員人体や船体を損傷
から保護でき、しかも落水した急場の乗員遭難者に対し
て、即座に投与して救命浮袋の代用足り得るフェンダを
提供することにある。
舟艇や船舶に有効で、船体同士または桟橋などとの接触
衝突時の衝撃を最大限緩衝して、乗員人体や船体を損傷
から保護でき、しかも落水した急場の乗員遭難者に対し
て、即座に投与して救命浮袋の代用足り得るフェンダを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による救命浮袋兼
用のフェンダは、左右一対と前後一対の袋部よりなる矩
形袋状に成形され、その矩形中央部の開口が人体の胴部
を挿入保持できる大きさに形成されているフェンダ本体
を有し、このフェンダ本体はロープまたは引き綱で船体
に繋止されて外舷に吊り下げ可能となっており、またそ
の適所数個所に位置認識手段を設けて構成されている。
用のフェンダは、左右一対と前後一対の袋部よりなる矩
形袋状に成形され、その矩形中央部の開口が人体の胴部
を挿入保持できる大きさに形成されているフェンダ本体
を有し、このフェンダ本体はロープまたは引き綱で船体
に繋止されて外舷に吊り下げ可能となっており、またそ
の適所数個所に位置認識手段を設けて構成されている。
【0008】係る構成によって、船体の外舷に吊り下げ
て用いるときは、他船や桟橋岸壁などとの接触衝撃を緩
衝して、乗員人体および船体を損傷から保護する。ま
た、船体から落水した乗員に対して、引き綱で繋止され
たフェンダ本体を投与し、落水乗員は矩形袋状のフェン
ダ本体の中央開口に自らの胴部を通して浮遊することが
できる。
て用いるときは、他船や桟橋岸壁などとの接触衝撃を緩
衝して、乗員人体および船体を損傷から保護する。ま
た、船体から落水した乗員に対して、引き綱で繋止され
たフェンダ本体を投与し、落水乗員は矩形袋状のフェン
ダ本体の中央開口に自らの胴部を通して浮遊することが
できる。
【0009】また、請求項2に記載の救命浮袋兼用の防
舷体は、前記フェンダ本体の矩形袋状の全体に空気が充
填されているとともに、さらに矩形袋状の要部に浮子と
なる発泡部材が充填されている。
舷体は、前記フェンダ本体の矩形袋状の全体に空気が充
填されているとともに、さらに矩形袋状の要部に浮子と
なる発泡部材が充填されている。
【0010】係る構成によって、落水者が発生した緊急
時に備えて、防舷体として通常使用時に不用意に空気が
抜けることで、突発的な落水事故に対応できなくなるこ
とを、抜けた空気に代わって発泡部材が浮子となり、救
命浮袋としての機能を損なわずに済む。
時に備えて、防舷体として通常使用時に不用意に空気が
抜けることで、突発的な落水事故に対応できなくなるこ
とを、抜けた空気に代わって発泡部材が浮子となり、救
命浮袋としての機能を損なわずに済む。
【0011】また、請求項3に記載の救命浮袋兼用の防
舷体は、前記位置認識手段として、前記フェンダ本体に
貼着可能な光反射鏡または蛍光部材を用いている。
舷体は、前記位置認識手段として、前記フェンダ本体に
貼着可能な光反射鏡または蛍光部材を用いている。
【0012】係る構成によって、落水乗員に対して救命
浮袋として用いた際、光反射鏡が日光や月光によって乱
反射することで、船上から遭難者の位置を明確に把握す
ることができる。
浮袋として用いた際、光反射鏡が日光や月光によって乱
反射することで、船上から遭難者の位置を明確に把握す
ることができる。
【0013】なお、本発明では、前記位置認識手段に付
帯するものとして、フェンダ本体の適所に照明弾、発煙
筒および警笛等アラーム音発生手段の少なくとも1つを
装備することにより、落水乗員はその装備を用いて自ら
の位置を船上側等に明確に告知させるのに有効である。
帯するものとして、フェンダ本体の適所に照明弾、発煙
筒および警笛等アラーム音発生手段の少なくとも1つを
装備することにより、落水乗員はその装備を用いて自ら
の位置を船上側等に明確に告知させるのに有効である。
【0014】また一方、請求項7に記載の救命浮袋兼用
の防舷体は、前記フェンダ本体が、小型舟艇の船尾の角
部に跨いで装着可能な大きさの矩形袋状となっている。
の防舷体は、前記フェンダ本体が、小型舟艇の船尾の角
部に跨いで装着可能な大きさの矩形袋状となっている。
【0015】これにより、従来のフェンダが丸棒形状や
球体形状で船体外舷の周りにおいてかなり多数を使用す
るのに対して、特に船尾(スターン)では、その角部に
回り込むようにして装備できるので、従来の設置数と比
べて半減できる。
球体形状で船体外舷の周りにおいてかなり多数を使用す
るのに対して、特に船尾(スターン)では、その角部に
回り込むようにして装備できるので、従来の設置数と比
べて半減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による救命浮袋兼用
のフェンダの実施の形態について、図面を参照して詳細
に説明する。
のフェンダの実施の形態について、図面を参照して詳細
に説明する。
【0017】図1および図2は、本実施の形態によるフ
ェンダ10を装着したパワーボートの船体外観を示すそ
の側面図とフェンダ単体を示す斜視図である。船体(ハ
ル)1の多くは、例えばガラス繊維を主たる補強材とす
る強化プラスチック(FRP)製である。そうした船体
1の両側外舷、船首(バウ)および船尾(スターン)な
ど数カ所において、フェンダ10が吊り下げられる形で
配置されている。
ェンダ10を装着したパワーボートの船体外観を示すそ
の側面図とフェンダ単体を示す斜視図である。船体(ハ
ル)1の多くは、例えばガラス繊維を主たる補強材とす
る強化プラスチック(FRP)製である。そうした船体
1の両側外舷、船首(バウ)および船尾(スターン)な
ど数カ所において、フェンダ10が吊り下げられる形で
配置されている。
【0018】外舷へのフェンダ10の吊り下げには、デ
ッキ上のクリートと呼ばれるロープやシートを結索する
止め金具2が利用される。ただし、通常航行中は風圧抵
抗や体裁を配慮して、フェンダ10をデッキ上に収容し
ておく場合が多い。
ッキ上のクリートと呼ばれるロープやシートを結索する
止め金具2が利用される。ただし、通常航行中は風圧抵
抗や体裁を配慮して、フェンダ10をデッキ上に収容し
ておく場合が多い。
【0019】そこで、フェンダ10は、図2に示す独特
の形状に形成されている。フェンダ本体11は全体が矩
形枠状の袋体である。すなわち、矩形袋体の左右両側に
一対の円柱部12を有し、これら円柱部12間に横渡し
されるように上下一対のつなぎ部13を設けてなってい
る。
の形状に形成されている。フェンダ本体11は全体が矩
形枠状の袋体である。すなわち、矩形袋体の左右両側に
一対の円柱部12を有し、これら円柱部12間に横渡し
されるように上下一対のつなぎ部13を設けてなってい
る。
【0020】このフェンダ本体11は、材質に樹脂ゴム
材や布などの適宜素材で矩形袋体に成形され、内部には
空気を所要圧に充填してある。また、係るフェンダ10
は、防舷体として本来の用途の他、救命浮袋として代用
する本発明の重要な用途がある。そのため、常用時、不
意の空気抜けによって救命浮袋の機能を損なわないよ
う、矩形袋体の要所要所に発泡ウレタンや発泡スチロー
ルなどの発泡素材を浮き子として充填してある。
材や布などの適宜素材で矩形袋体に成形され、内部には
空気を所要圧に充填してある。また、係るフェンダ10
は、防舷体として本来の用途の他、救命浮袋として代用
する本発明の重要な用途がある。そのため、常用時、不
意の空気抜けによって救命浮袋の機能を損なわないよ
う、矩形袋体の要所要所に発泡ウレタンや発泡スチロー
ルなどの発泡素材を浮き子として充填してある。
【0021】また、フェンダ本体11の両側円柱部12
では、柱両端にそれぞれ掛止フック14が設けられ、こ
こにロープ3を繋ぎ止めて上記デッキ上のクリート2に
吊り下げられるようになっている。また、両側の円柱部
12に水平方向へ張り出して一対の把持アーム15が設
けられ、後述する救命浮袋として使用する際、落水遭難
者がその一対の把持アーム15を保持できるようになっ
ている。
では、柱両端にそれぞれ掛止フック14が設けられ、こ
こにロープ3を繋ぎ止めて上記デッキ上のクリート2に
吊り下げられるようになっている。また、両側の円柱部
12に水平方向へ張り出して一対の把持アーム15が設
けられ、後述する救命浮袋として使用する際、落水遭難
者がその一対の把持アーム15を保持できるようになっ
ている。
【0022】さらに、フェンダ本体11では、その表側
と裏側の両面でその適所数個所、例えば両側の円柱部1
2の表裏側と、上下のつなぎ部13の表裏側のそれぞれ
に反射鏡16が貼着などして設けてある。この反射鏡1
6は、救命浮袋として海上などにフェンダ10を投与し
て浮遊させた際、それを乱反射などさせてフェンダ10
の存在位置を船上から明確に確認できる効果を狙ったも
のである。
と裏側の両面でその適所数個所、例えば両側の円柱部1
2の表裏側と、上下のつなぎ部13の表裏側のそれぞれ
に反射鏡16が貼着などして設けてある。この反射鏡1
6は、救命浮袋として海上などにフェンダ10を投与し
て浮遊させた際、それを乱反射などさせてフェンダ10
の存在位置を船上から明確に確認できる効果を狙ったも
のである。
【0023】そうしたフェンダ10の位置確認の効果を
得るうえで、反射鏡16に代えて、発光塗料を塗布した
蛍光板や蛍光材料を用いることも可能である。または、
構造的に複雑化するが、点滅式や点灯式の救急信号ラン
プも有効であろう。
得るうえで、反射鏡16に代えて、発光塗料を塗布した
蛍光板や蛍光材料を用いることも可能である。または、
構造的に複雑化するが、点滅式や点灯式の救急信号ラン
プも有効であろう。
【0024】次に、以上の構成による本実施の形態のフ
ェンダ10について、その使用形態の一例を図3を参照
しつつ図1および図2を用いて説明する。
ェンダ10について、その使用形態の一例を図3を参照
しつつ図1および図2を用いて説明する。
【0025】海上航行中、他船との衝突が予測される緊
急時、あるいは桟橋接岸時などにあっては、船体1の外
舷数個所でフェンダ10を吊り下げ、衝撃を緩衝して乗
員人体や船体を損傷から保護する。
急時、あるいは桟橋接岸時などにあっては、船体1の外
舷数個所でフェンダ10を吊り下げ、衝撃を緩衝して乗
員人体や船体を損傷から保護する。
【0026】図1に示すように、特に桟橋接岸時や離岸
時において、船体1の船尾スターンの角部が接触し易
い。それに対応して本実施の形態によるフェンダ10は
矩形袋体であるので、その1個(図中、符号10Aで示
す)を用いて船尾スターンの角部を跨ぐようにセットす
る。それによって、船尾スターンの角部における接触時
の衝撃力を有効に緩衝することができる。
時において、船体1の船尾スターンの角部が接触し易
い。それに対応して本実施の形態によるフェンダ10は
矩形袋体であるので、その1個(図中、符号10Aで示
す)を用いて船尾スターンの角部を跨ぐようにセットす
る。それによって、船尾スターンの角部における接触時
の衝撃力を有効に緩衝することができる。
【0027】このような用い方によって、従来の丸棒形
や球体形によるフェンダの設置個数と比較すれば、本実
施の形態のフェンダ10はその半数の設置で済み、しか
も有効に緩衝できる利点がある。
や球体形によるフェンダの設置個数と比較すれば、本実
施の形態のフェンダ10はその半数の設置で済み、しか
も有効に緩衝できる利点がある。
【0028】一方、海上航行中などにあって、船体1か
ら乗員の一名4が落水事故に遭遇した場合、その急場に
即座に対応して、デッキ上または外舷に備わっているフ
ェンダ10の1つもしくは複数個を素早くその落水乗員
4に対して投与する。投与されたフェンダ10には、船
体1から相応の長さの引き綱5が繋止されている。
ら乗員の一名4が落水事故に遭遇した場合、その急場に
即座に対応して、デッキ上または外舷に備わっているフ
ェンダ10の1つもしくは複数個を素早くその落水乗員
4に対して投与する。投与されたフェンダ10には、船
体1から相応の長さの引き綱5が繋止されている。
【0029】投与された落水乗員4は、その投与された
フェンダ10をキャッチし、矩形袋体の中央開口に自ら
の上半身を入れることができる。また、落水乗員4は、
自らの両手でフェンダ本体11の両側の円柱部12に設
けた把持アーム15を握り、極めて安定した姿勢でフェ
ンダ10に我身を任せて浮遊することができる。
フェンダ10をキャッチし、矩形袋体の中央開口に自ら
の上半身を入れることができる。また、落水乗員4は、
自らの両手でフェンダ本体11の両側の円柱部12に設
けた把持アーム15を握り、極めて安定した姿勢でフェ
ンダ10に我身を任せて浮遊することができる。
【0030】その間、船上の他の乗員は、フェンダ本体
11の反射鏡16が波間で日光や月明かり、あるいは船
上からのサーチライトの光で乱反射することにより、遭
難した落水乗員4の所在を確認できる。所在の確認に併
せて、船上からは引き綱5を手繰り寄せて救助する。
11の反射鏡16が波間で日光や月明かり、あるいは船
上からのサーチライトの光で乱反射することにより、遭
難した落水乗員4の所在を確認できる。所在の確認に併
せて、船上からは引き綱5を手繰り寄せて救助する。
【0031】なお、本実施の形態においては、フェンダ
本体11に位置確認用の反射鏡16を設けた構造が開示
されている。しかし、構造上の問題や製造コストの許容
される範囲内であれば、落水乗員4がそのフェンダ10
をキャッチした後、船体1に向けて照明弾や発煙筒を発
射したり、あるいはアラーム音を発生できる設備が付帯
してあればなお一層好ましい。そうした照明弾やアラー
ム音は夜間海上での落水事故にとってより有効な救助手
段となる。
本体11に位置確認用の反射鏡16を設けた構造が開示
されている。しかし、構造上の問題や製造コストの許容
される範囲内であれば、落水乗員4がそのフェンダ10
をキャッチした後、船体1に向けて照明弾や発煙筒を発
射したり、あるいはアラーム音を発生できる設備が付帯
してあればなお一層好ましい。そうした照明弾やアラー
ム音は夜間海上での落水事故にとってより有効な救助手
段となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による救命
浮袋兼用のフェンダは、特に小型の舟艇や船舶に有効
で、船体同士または桟橋などとの接触衝突時の衝撃を最
大限緩衝して、乗員人体や船体を損傷から保護でき、し
かも落水した急場の乗員遭難者に対して、即座に投与し
て救命浮袋の代用足り得る。
浮袋兼用のフェンダは、特に小型の舟艇や船舶に有効
で、船体同士または桟橋などとの接触衝突時の衝撃を最
大限緩衝して、乗員人体や船体を損傷から保護でき、し
かも落水した急場の乗員遭難者に対して、即座に投与し
て救命浮袋の代用足り得る。
【図1】本発明の実施の形態による救命浮袋兼用のフェ
ンダを船体数カ所に装備した小型舟艇の外観を示す側面
図である。
ンダを船体数カ所に装備した小型舟艇の外観を示す側面
図である。
【図2】本実施の形態によるフェンダ単体を示す斜視図
である。
である。
【図3】本実施の形態のフェンダを救命浮袋に用いて落
水乗員を救助する態様を示す説明図である。
水乗員を救助する態様を示す説明図である。
1 船体 2 クリート 3 吊り下げシート 4 落水乗員 5 救助引き綱 10 フェンダ(防舷体) 15 救命浮袋として使用時の把持アーム 16 反射鏡
Claims (7)
- 【請求項1】左右一対と前後一対の袋部よりなる矩形袋
状に成形され、その矩形中央部の開口が人体の胴部を挿
入保持できる大きさに形成されているフェンダ本体を有
し、このフェンダ本体はロープまたは引き綱で船体に繋
止されて外舷に吊り下げ可能となっており、またその適
所数個所に位置認識手段を設けてなっていることを特徴
とする救命浮袋兼用の防舷体。 - 【請求項2】前記フェンダ本体の矩形袋状の全体に空気
が充填されているとともに、さらに矩形袋状の要部に浮
子となる発泡部材が充填されていることを特徴とする請
求項1に記載の救命浮袋兼用の防舷体。 - 【請求項3】前記フェンダ本体における左右一対の袋部
のそれぞれに、落水乗員が両手で把持可能なアームを設
けてなっていることを特徴とする請求項1または2に記
載の救命浮袋兼用の防舷体。 - 【請求項4】前記左右一対の袋部がフェンダ本体の浮体
主部となっており、前記前後一対の袋部はその浮体主部
である左右一対間を横渡しに連結しているつなぎ部であ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の救
命浮袋兼用の防舷体。 - 【請求項5】前記位置認識手段が、前記フェンダ本体に
貼着可能な光反射鏡または蛍光部材であることを特徴と
する請求項1に記載の救命浮袋兼用の防舷体。 - 【請求項6】前記位置認識手段が、前記光反射鏡または
蛍光部材の他に、照明弾、発煙筒およびアラーム音発生
手段の少なくとも1つを付帯していることを特徴とする
請求項5に記載の救命浮袋兼用の防舷体。 - 【請求項7】前記フェンダ本体が、小型舟艇の船尾の角
部に跨いで装着可能な大きさの矩形袋状となっているこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の救命浮
袋兼用の防舷体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11348498A JPH11301588A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 救命浮袋兼用の防舷体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11348498A JPH11301588A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 救命浮袋兼用の防舷体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11301588A true JPH11301588A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14613466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11348498A Pending JPH11301588A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 救命浮袋兼用の防舷体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11301588A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2435014A (en) * | 2006-02-14 | 2007-08-15 | Harald Mannes | A buoyant life survival aid |
| CN102285432A (zh) * | 2011-09-09 | 2011-12-21 | 靳洪伟 | 便携式救生飞盘 |
| US9365268B1 (en) | 2012-07-16 | 2016-06-14 | Bombardier Recreational Products Inc. | Fender for a watercraft |
| CN106240767A (zh) * | 2016-08-25 | 2016-12-21 | 惠州市大隆科技有限公司 | 伸缩浮筒 |
| CN109050831A (zh) * | 2018-08-08 | 2018-12-21 | 南通航运职业技术学院 | 救生圈自动收揽系统 |
| US11738833B1 (en) | 2020-03-31 | 2023-08-29 | Bombardier Recreational Products Inc. | Fender system for a watercraft |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP11348498A patent/JPH11301588A/ja active Pending
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