JPH11302065A - 無機質複合物およびその成形体 - Google Patents
無機質複合物およびその成形体Info
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- JPH11302065A JPH11302065A JP10129651A JP12965198A JPH11302065A JP H11302065 A JPH11302065 A JP H11302065A JP 10129651 A JP10129651 A JP 10129651A JP 12965198 A JP12965198 A JP 12965198A JP H11302065 A JPH11302065 A JP H11302065A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/24—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
- C04B28/26—Silicates of the alkali metals
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のコンクリートやモルタルは圧縮強度は
高いが、耐火性に劣り、曲げ強度も低かった。また従来
の無機質複合物は、導電性を有するものではなかった。
本発明は、導電性を有し、耐火性に優れ、圧縮強度、曲
げ強度等が高く、比重を自由に選択できる無機質複合物
およびその成形体を提供する。 【解決手段】 水ガラス、金属珪素、白色セメント、無
機質骨材、電波吸収性を有する繊維状材料または粒子分
を含む無機質複合物を調製した。この配合によれば、導
電性を有し、耐火性、圧縮強度、曲げ強度等に優れ、比
重を自由に選択できる無機質複合物およびその成形体が
得られる。
高いが、耐火性に劣り、曲げ強度も低かった。また従来
の無機質複合物は、導電性を有するものではなかった。
本発明は、導電性を有し、耐火性に優れ、圧縮強度、曲
げ強度等が高く、比重を自由に選択できる無機質複合物
およびその成形体を提供する。 【解決手段】 水ガラス、金属珪素、白色セメント、無
機質骨材、電波吸収性を有する繊維状材料または粒子分
を含む無機質複合物を調製した。この配合によれば、導
電性を有し、耐火性、圧縮強度、曲げ強度等に優れ、比
重を自由に選択できる無機質複合物およびその成形体が
得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、好適には完全にあ
るいは中程度まで乾燥している状態の無機質骨材と、珪
酸アルカリ溶液、金属珪素またはその合金およびセメン
トからなる「バインダーA」とを含み、さらに導電性を
付与しかつ各種物性を高める追加素材Bおよび/または
電波吸収性を有する追加素材Cを含む無機質複合物、お
よびこれを用いた成形体に関するものである。さらに詳
しくは、本発明は、耐火性に優れ、さらには圧縮強度お
よび/または曲げ強度も高く、そしてまたその比重も自
由に選択できる無機質複合物およびこれを用いた成形体
に関するものである。
るいは中程度まで乾燥している状態の無機質骨材と、珪
酸アルカリ溶液、金属珪素またはその合金およびセメン
トからなる「バインダーA」とを含み、さらに導電性を
付与しかつ各種物性を高める追加素材Bおよび/または
電波吸収性を有する追加素材Cを含む無機質複合物、お
よびこれを用いた成形体に関するものである。さらに詳
しくは、本発明は、耐火性に優れ、さらには圧縮強度お
よび/または曲げ強度も高く、そしてまたその比重も自
由に選択できる無機質複合物およびこれを用いた成形体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セメントに水を加えてバインダー
として用いた、通称コンクリートまたはモルタルは、無
機質であり圧縮強度は高いが、耐火性に劣り、曲げ強度
も低い。従来提案されている、粒状無機質発泡体を珪酸
アルカリ系バインダーで硬化させた無機質軽量成型体
(特開昭62−7681号)等は、圧縮強度も曲げ強度
も低い。また、従来の無機質複合物は、導電性を有して
いなかった。
として用いた、通称コンクリートまたはモルタルは、無
機質であり圧縮強度は高いが、耐火性に劣り、曲げ強度
も低い。従来提案されている、粒状無機質発泡体を珪酸
アルカリ系バインダーで硬化させた無機質軽量成型体
(特開昭62−7681号)等は、圧縮強度も曲げ強度
も低い。また、従来の無機質複合物は、導電性を有して
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】火災時における無機質
複合物よりなる柱・梁・床等部材は耐火性に弱い。ま
た、部材の強度は高い方が望ましい。部材を使う目的に
よっては、軽いものが必要な場合も重いものが必要な場
合もあり、部材の比重を自由に選択できる材料、構造、
工法が必要である。本発明は、このような実状に鑑みて
なされたものであり、導電性および/または電波吸収性
を有し、耐火性に優れ、圧縮強度、曲げ強度等の各種物
性が高く、比重を自由に選択できる無機質複合物および
これを用いた成形体を提供することを目的としている。
複合物よりなる柱・梁・床等部材は耐火性に弱い。ま
た、部材の強度は高い方が望ましい。部材を使う目的に
よっては、軽いものが必要な場合も重いものが必要な場
合もあり、部材の比重を自由に選択できる材料、構造、
工法が必要である。本発明は、このような実状に鑑みて
なされたものであり、導電性および/または電波吸収性
を有し、耐火性に優れ、圧縮強度、曲げ強度等の各種物
性が高く、比重を自由に選択できる無機質複合物および
これを用いた成形体を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来のコン
クリートでは必然であった爆裂の危険性と、その比重に
比べると低い圧縮強度、さらには曲げ強度を改善すべく
鋭意研究を行った結果、珪酸アルカリ溶液、金属珪素ま
たはその合金およびセメントの3成分からなる「バイン
ダーA」を用い、好ましくは完全にあるいは中程度まで
乾燥した無機質骨材と、さらには、追加素材Bおよび/
またはCを組合せて使用することにより、上記従来の課
題を一気に解決できる驚くべき事実を見出し、本発明を
完成することができた。
クリートでは必然であった爆裂の危険性と、その比重に
比べると低い圧縮強度、さらには曲げ強度を改善すべく
鋭意研究を行った結果、珪酸アルカリ溶液、金属珪素ま
たはその合金およびセメントの3成分からなる「バイン
ダーA」を用い、好ましくは完全にあるいは中程度まで
乾燥した無機質骨材と、さらには、追加素材Bおよび/
またはCを組合せて使用することにより、上記従来の課
題を一気に解決できる驚くべき事実を見出し、本発明を
完成することができた。
【0005】すなわち本発明は、珪酸アルカリ溶液、金
属珪素またはその合金、セメント(以上の3成分を合わ
せて以下「バインダーA」と称する)および無機質骨材
を含む無機質複合物であって、珪酸アルカリ溶液は、珪
酸ナトリウム溶液、珪酸カリウム溶液、または水ガラス
であり、金属珪素またはその合金は、金属珪素、金属珪
素と二酸化珪素等との混合物、またはフェロシリコン等
のFe−Si合金であり、セメントは、普通ポルトラン
ドセメント、早強ポルトランドセメント、アルミナセメ
ント、混合セメント、三成分セメント、ビーライトセメ
ント、超速硬セメント、または白色セメントであり、無
機質複合物中の「バインダーA」の量は、無機質複合物
重量の40%以下であり、「バインダーA」中の珪酸ア
ルカリ溶液の量は、「バインダーA」重量の45%以上
であり、「バインダーA」中のセメントの量は、「バイ
ンダーA」重量の25%以下であり、無機質骨材は、人
工軽量骨材、天然軽量骨材、人工セラミック骨材、天然
岩石の砕石または砕砂、川砂利または川砂、陸砂利また
は陸砂の単品あるいは混合物からなり、さらに導電性を
有する繊維状材料からなる追加素材Bおよび/または電
波吸収性を有する粉体からなる追加素材Cを加えたこと
を特徴とする無機質複合物を提供するものである。また
本発明は、無機質骨材として、絶乾状態ないし該無機質
骨材の最大吸水率の半分程度まで吸水している状態のも
のを用いることを特徴とする前記の無機質複合物を提供
するものである。さらに本発明は、前記の無機質複合物
を、所望の形状の型枠に打設し、硬化させて得られる無
機質成形体を提供するものである。
属珪素またはその合金、セメント(以上の3成分を合わ
せて以下「バインダーA」と称する)および無機質骨材
を含む無機質複合物であって、珪酸アルカリ溶液は、珪
酸ナトリウム溶液、珪酸カリウム溶液、または水ガラス
であり、金属珪素またはその合金は、金属珪素、金属珪
素と二酸化珪素等との混合物、またはフェロシリコン等
のFe−Si合金であり、セメントは、普通ポルトラン
ドセメント、早強ポルトランドセメント、アルミナセメ
ント、混合セメント、三成分セメント、ビーライトセメ
ント、超速硬セメント、または白色セメントであり、無
機質複合物中の「バインダーA」の量は、無機質複合物
重量の40%以下であり、「バインダーA」中の珪酸ア
ルカリ溶液の量は、「バインダーA」重量の45%以上
であり、「バインダーA」中のセメントの量は、「バイ
ンダーA」重量の25%以下であり、無機質骨材は、人
工軽量骨材、天然軽量骨材、人工セラミック骨材、天然
岩石の砕石または砕砂、川砂利または川砂、陸砂利また
は陸砂の単品あるいは混合物からなり、さらに導電性を
有する繊維状材料からなる追加素材Bおよび/または電
波吸収性を有する粉体からなる追加素材Cを加えたこと
を特徴とする無機質複合物を提供するものである。また
本発明は、無機質骨材として、絶乾状態ないし該無機質
骨材の最大吸水率の半分程度まで吸水している状態のも
のを用いることを特徴とする前記の無機質複合物を提供
するものである。さらに本発明は、前記の無機質複合物
を、所望の形状の型枠に打設し、硬化させて得られる無
機質成形体を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】まず、「バインダーA」について
説明する。「バインダーA」に用いる珪酸アルカリ溶液
としては、珪酸ナトリウム溶液、珪酸カリウム溶液、ま
たは市販の水ガラスのいずれも、用いることができる。
金属珪素またはその合金としては、金属珪素、金属珪素
と二酸化珪素等との混合物、フェロシリコン等のFe−
Si合金のいずれも、用いることができる。セメントと
しては、普通ポルトランドセメント、アルミナセメン
ト、混合セメント、三成分セメント、ビーライトセメン
ト、超速硬セメント、または白色セメントのいずれも、
用いることができる。中でも作業性を考慮すると、普通
ポルトランドセメントが望ましい。それらはすべて、市
販品として入手できる。
説明する。「バインダーA」に用いる珪酸アルカリ溶液
としては、珪酸ナトリウム溶液、珪酸カリウム溶液、ま
たは市販の水ガラスのいずれも、用いることができる。
金属珪素またはその合金としては、金属珪素、金属珪素
と二酸化珪素等との混合物、フェロシリコン等のFe−
Si合金のいずれも、用いることができる。セメントと
しては、普通ポルトランドセメント、アルミナセメン
ト、混合セメント、三成分セメント、ビーライトセメン
ト、超速硬セメント、または白色セメントのいずれも、
用いることができる。中でも作業性を考慮すると、普通
ポルトランドセメントが望ましい。それらはすべて、市
販品として入手できる。
【0007】無機質複合物中の「バインダーA」の量
は、無機質複合物重量の40%以下であり、好ましくは
25〜38%であり、「バインダーA」中の珪酸アルカ
リ溶液の量は、「バインダーA」重量の45%以上であ
り、好ましくは50〜90%であり、「バインダーA」
中の金属珪素またはその合金の量は、「バインダーA」
重量の55%以下であり、好ましくは20〜45%であ
り、「バインダーA」中のセメントの量は、「バインダ
ーA」重量の25%以下であり、好ましくは8〜20%
である。
は、無機質複合物重量の40%以下であり、好ましくは
25〜38%であり、「バインダーA」中の珪酸アルカ
リ溶液の量は、「バインダーA」重量の45%以上であ
り、好ましくは50〜90%であり、「バインダーA」
中の金属珪素またはその合金の量は、「バインダーA」
重量の55%以下であり、好ましくは20〜45%であ
り、「バインダーA」中のセメントの量は、「バインダ
ーA」重量の25%以下であり、好ましくは8〜20%
である。
【0008】本発明に用いる珪酸アルカリ溶液、金属珪
素またはその合金、セメントの3種の成分は混ぜ合わさ
れて「バインダーA」になると発泡し発熱するが、その
状態であっても「バインダーA」と無機質骨材とを混合
することは実際に可能である。本発明に用いる無機質骨
材としては、人工軽量骨材、天然軽量骨材、人工セラミ
ック骨材、天然セラミック骨材、天然岩石の砕石や砕
砂、川砂利や川砂、陸砂利や陸砂等を、単品として、あ
るいは混合して、用いることができる。また、軽い骨
材、重い骨材のいずれも用いることができ、用いる骨材
の比重に特別の制限はない。これにより、得られる無機
質複合物の比重が所望の値になるように、無機質骨材の
容積率を勘案して比重を適宜調節することができる。無
機質骨材の配合量はとくに制限されないが、上記の「バ
インダーA」の配合量が達成されるように適宜選択され
る。無機質骨材は、絶乾状態ないし無機質骨材の最大吸
水率の半分程度まで吸水している状態のものを用いるの
が好ましい。これにより耐火性が一層高まる。
素またはその合金、セメントの3種の成分は混ぜ合わさ
れて「バインダーA」になると発泡し発熱するが、その
状態であっても「バインダーA」と無機質骨材とを混合
することは実際に可能である。本発明に用いる無機質骨
材としては、人工軽量骨材、天然軽量骨材、人工セラミ
ック骨材、天然セラミック骨材、天然岩石の砕石や砕
砂、川砂利や川砂、陸砂利や陸砂等を、単品として、あ
るいは混合して、用いることができる。また、軽い骨
材、重い骨材のいずれも用いることができ、用いる骨材
の比重に特別の制限はない。これにより、得られる無機
質複合物の比重が所望の値になるように、無機質骨材の
容積率を勘案して比重を適宜調節することができる。無
機質骨材の配合量はとくに制限されないが、上記の「バ
インダーA」の配合量が達成されるように適宜選択され
る。無機質骨材は、絶乾状態ないし無機質骨材の最大吸
水率の半分程度まで吸水している状態のものを用いるの
が好ましい。これにより耐火性が一層高まる。
【0009】また本発明は、前記の各成分の他に、導電
性を有する繊維状材料からなる追加素材Bを加え、耐久
性、圧縮強度、曲げ強度等をさらに高めることができ
る。この追加素材Bとしては、例えばカーボンファイバ
ーが好適に用いられる。この追加素材Bの配合量を適宜
選択することによっても、無機質複合物の比重を調節す
ることができる。
性を有する繊維状材料からなる追加素材Bを加え、耐久
性、圧縮強度、曲げ強度等をさらに高めることができ
る。この追加素材Bとしては、例えばカーボンファイバ
ーが好適に用いられる。この追加素材Bの配合量を適宜
選択することによっても、無機質複合物の比重を調節す
ることができる。
【0010】さらに本発明は、前記の各成分の他に、電
波吸収性を有する粒子分からなる追加素材Cを加え、耐
久性、圧縮強度、曲げ強度等をさらに高めることができ
る。この追加素材Cとしては、例えばカーボンブラック
微粉末、グラファイト微粉末等が好適に用いられるが、
とくに制限はない。この追加素材Cの配合量を適宜選択
することによっても、無機質複合物の比重を調節するこ
とができる。
波吸収性を有する粒子分からなる追加素材Cを加え、耐
久性、圧縮強度、曲げ強度等をさらに高めることができ
る。この追加素材Cとしては、例えばカーボンブラック
微粉末、グラファイト微粉末等が好適に用いられるが、
とくに制限はない。この追加素材Cの配合量を適宜選択
することによっても、無機質複合物の比重を調節するこ
とができる。
【0011】本発明において、追加素材Bの配合量は、
「バインダーA」重量の8%以下であり、また、追加素
材Cの配合量は、「バインダーA」重量の20%以下が
望ましい。これらの配合料を適宜変更することにより、
製造される無機質複合物の導電性能を自由に選択するこ
とができる。
「バインダーA」重量の8%以下であり、また、追加素
材Cの配合量は、「バインダーA」重量の20%以下が
望ましい。これらの配合料を適宜変更することにより、
製造される無機質複合物の導電性能を自由に選択するこ
とができる。
【0012】本発明の無機質複合物は、所望の形状の型
枠に打設し、硬化させることにより、所望の形状の成形
体にすることが可能である。例えば、柱・梁・床等の部
材に成形することができる。また、本発明の無機質複合
物およびその成形体は、電波吸収性を有することによ
り、例えば電波吸収性を要する部位・部材の用途に好適
に用いることができる。
枠に打設し、硬化させることにより、所望の形状の成形
体にすることが可能である。例えば、柱・梁・床等の部
材に成形することができる。また、本発明の無機質複合
物およびその成形体は、電波吸収性を有することによ
り、例えば電波吸収性を要する部位・部材の用途に好適
に用いることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によりさ
らに説明する。調合1から調合8を、比較のための従来
のモルタルの調合例とともに表1および2の上半に、ま
た、下半に、それらの試験結果の物性値等を記載した。
本例において用いたセメントは、本発明の実施例では表
1では普通ポルトランドセメントであり、表2では白色
セメントである。比較用の従来モルタルは、両表とも普
通ポルトランドセメントである。また、本実施例で用い
た骨材は、絶乾状態のものであり、従来モルタルに用い
た骨材は、川砂である。本実施例の表1では追加素材B
としてカーボンファイバー繊維を用い、本実施例の表2
では追加素材Cとしてカーボンのグラファイト微粉末を
用いている。上記各々の調合について、6×40×40
cmの試験体と4×4×16cmの試験体とを作成し
た。6×40×40cmの試験体は材齢28日で導電性
を確認した後に耐火試験に、また、4×4×16cmの
試験体は、材齢1日および28日で圧縮試験に、さらに
表1では材齢1日で曲げ試験に用いた。結果を表1およ
び表2に示す。
らに説明する。調合1から調合8を、比較のための従来
のモルタルの調合例とともに表1および2の上半に、ま
た、下半に、それらの試験結果の物性値等を記載した。
本例において用いたセメントは、本発明の実施例では表
1では普通ポルトランドセメントであり、表2では白色
セメントである。比較用の従来モルタルは、両表とも普
通ポルトランドセメントである。また、本実施例で用い
た骨材は、絶乾状態のものであり、従来モルタルに用い
た骨材は、川砂である。本実施例の表1では追加素材B
としてカーボンファイバー繊維を用い、本実施例の表2
では追加素材Cとしてカーボンのグラファイト微粉末を
用いている。上記各々の調合について、6×40×40
cmの試験体と4×4×16cmの試験体とを作成し
た。6×40×40cmの試験体は材齢28日で導電性
を確認した後に耐火試験に、また、4×4×16cmの
試験体は、材齢1日および28日で圧縮試験に、さらに
表1では材齢1日で曲げ試験に用いた。結果を表1およ
び表2に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】本発明によれば、表1および表2に記載の
試験結果のとおり、耐火性に優れ、強度も高く、比重も
自由に選択できる、無機質複合物の製造が可能である。
本発明の無機質複合物の製造に際しては、追加素材Bお
よび/またはCを混入することにより、導電性に富む無
機質複合物の製造が可能であり、その導電性は自由に選
択できる。
試験結果のとおり、耐火性に優れ、強度も高く、比重も
自由に選択できる、無機質複合物の製造が可能である。
本発明の無機質複合物の製造に際しては、追加素材Bお
よび/またはCを混入することにより、導電性に富む無
機質複合物の製造が可能であり、その導電性は自由に選
択できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、耐火性に優れ、さらに
は圧縮強度および/または曲げ強度も高く、そしてまた
その比重も自由に選択できる無機質複合物およびこれを
用いた成形体が提供される。本発明の無機質複合物から
成形された成形体は、耐火性に優れ、火災時においても
十分に耐え得る。また追加素材Bおよび/またはCを配
合したことにより、無機質複合物に導電性または電波吸
収を付与することができ、各種用途に有用であり、加え
て、耐久性、圧縮強度、引張強度、曲げ性能等を一層改
善することができる。本発明の成形体は、その比重に比
べて圧縮強度および曲げ強度が高いものであり、比重
1.0以下のものでも簡単に製造できる。
は圧縮強度および/または曲げ強度も高く、そしてまた
その比重も自由に選択できる無機質複合物およびこれを
用いた成形体が提供される。本発明の無機質複合物から
成形された成形体は、耐火性に優れ、火災時においても
十分に耐え得る。また追加素材Bおよび/またはCを配
合したことにより、無機質複合物に導電性または電波吸
収を付与することができ、各種用途に有用であり、加え
て、耐久性、圧縮強度、引張強度、曲げ性能等を一層改
善することができる。本発明の成形体は、その比重に比
べて圧縮強度および曲げ強度が高いものであり、比重
1.0以下のものでも簡単に製造できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 14:02) 111:28
Claims (3)
- 【請求項1】 珪酸アルカリ溶液、金属珪素またはその
合金、セメント(以上の3成分を合わせて以下「バイン
ダーA」と称する)および無機質骨材を含む無機質複合
物であって、 珪酸アルカリ溶液は、珪酸ナトリウム溶液、珪酸カリウ
ム溶液、または水ガラスであり、 金属珪素またはその合金は、金属珪素、金属珪素と二酸
化珪素等との混合物、またはフェロシリコン等のFe−
Si合金であり、 セメントは、普通ポルトランドセメント、早強ポルトラ
ンドセメント、アルミナセメント、混合セメント、三成
分セメント、ビーライトセメント、超速硬セメント、ま
たは白色セメントであり、 無機質複合物中の「バインダーA」の量は、無機質複合
物重量の40%以下であり、「バインダーA」中の珪酸
アルカリ溶液の量は、「バインダーA」重量の45%以
上であり、「バインダーA」中のセメントの量は、「バ
インダーA」重量の25%以下であり、無機質骨材は、
人工軽量骨材、天然軽量骨材、人工セラミック骨材、天
然岩石の砕石または砕砂、川砂利または川砂、陸砂利ま
たは陸砂の単品あるいは混合物からなり、 さらに導電性を有する繊維状材料からなる追加素材Bお
よび/または電波吸収性を有する粉体からなる追加素材
Cを加えたことを特徴とする、 無機質複合物。 - 【請求項2】 無機質骨材として、絶乾状態ないし該無
機質骨材の最大吸水率の半分程度まで吸水している状態
のものを用いることを特徴とする請求項1に記載の無機
質複合物。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の無機質複合物
を、所望の形状の型枠に打設し、硬化させて得られる無
機質成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129651A JPH11302065A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 無機質複合物およびその成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10129651A JPH11302065A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 無機質複合物およびその成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11302065A true JPH11302065A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=15014796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10129651A Pending JPH11302065A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 無機質複合物およびその成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11302065A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007033622A1 (de) * | 2007-07-17 | 2009-01-22 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Vorrichtung zur Verwendung bei Temperaturen oberhalb 1000 °C oder in Stahlschmelzen sowie deren Verwendung |
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| CN110670002A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-10 | 湖南易兴建筑有限公司 | 陶瓷合金材料及其制备方法 |
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1998
- 1998-04-22 JP JP10129651A patent/JPH11302065A/ja active Pending
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