JPH11302136A - シャンプー組成物 - Google Patents

シャンプー組成物

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JPH11302136A
JPH11302136A JP12828798A JP12828798A JPH11302136A JP H11302136 A JPH11302136 A JP H11302136A JP 12828798 A JP12828798 A JP 12828798A JP 12828798 A JP12828798 A JP 12828798A JP H11302136 A JPH11302136 A JP H11302136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】適度な粘性により使用性、保存安定性が良く、
洗浄中の泡立ち、泡の感触が良好で、すすぎ時に毛髪が
きしまず、洗い上がりの毛髪に滑らかで柔らかな感触を
与えるシャンプー組成物を提供する。 【解決手段】(A)テトラデセンスルホン酸塩2〜15
重量%、(B)N−アシルメチルタウリン塩2〜15重
量%、(C)第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性
剤0.5〜5重量%および(D)カチオン化グアーガム
0.1〜3重量%を含有するシャンプー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャンプー組成物に
関し、更に詳しくは、適度な粘性により使用性、保存安
定性が良く、洗浄中の泡、すすぎ時の髪、洗い上がりの
髪のいずれにおいても良好な感触を有するシャンプー組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シャンプーにおいてはその目的や
用途に応じ、起泡性や洗浄力などを考慮して各種の界面
活性剤を選択したり、またはそれらを組み合わせること
などにより要求品質を満たすことが行われてきた。シャ
ンプーにおいては通常、洗浄剤の主成分として各種のア
ニオン性界面活性剤が用いられるが、その中でもα−オ
レフィンスルホン酸塩は高い起泡力および耐硬水性を有
するため、広く使用されている。一方、別のアニオン性
界面活性剤の一種であるN−アシルメチルタウリン塩は
皮膚や眼粘膜に対し低刺激であること、また優れた起泡
性を有することから広く用いられてきた。これらの洗浄
剤のはたらきに加え、近年ではシャンプーとしてより高
い付加価値を付与するために種々の試みがなされてき
た。例えば、ジアリルアンモニウムクロリド−アクリル
アミド共重合体と有機カルボン酸塩を用いて泡質や髪の
感触、くし通り等を改良したり(特許第2558703
号)、特定の両性界面活性剤および脂肪酸アルカノール
アミド型界面活性剤を配合して皮膚に対する刺激を低減
させたり(特公昭59−42038号、特公平2−26
677号)、また高級脂肪酸石鹸および特定の両性界面
活性剤を配合して使用時の泡持続性、さっぱり感やすす
ぎ時の泡切れ等を改良する方法(特開平6−88100
号)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれにおいても使用時の使用性(手に取って使う時の扱
い易さ)、泡立ち、泡質や、すすぎ時の感触、洗い上が
りの髪の感触など全ての項目において十分なものとは言
えず、シャンプーとして優れた品質が得られるにいたっ
ていない。従って、これらの点について、より改善され
たシャンプー組成物の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、α−オレフィンスルホン酸塩の1種であるテトラデ
センスルホン酸塩の特定量を用い、これに特定量のN−
アシルメチルタウリン塩、第4級アンモニウム塩型カチ
オン界面活性剤および特定のカチオン性ポリマ−を組み
合わせることにより、適度な粘性が得られて使用性、保
存安定性が良く、洗浄中においては良好な泡立ちと滑ら
かでクリーミィな泡の感触が得られ、すすぎ時には毛髪
がきしまず、更に洗い上がりの毛髪に滑らかさと柔らか
さを付与する優れたシャンプー組成物が得られることを
見出し、これらの知見に基づいて本発明を完成させた。
【0005】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(D)、 (A)テトラデセンスルホン酸塩 2〜15重量% (B)N−アシルメチルタウリン塩 2〜15重量% (C)第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤
0.5〜5重量% (D)カチオン化グアーガム 0.1〜3重量% を含有することを特徴とするシャンプー組成物である。
【0006】以下、本発明について詳述する。本発明に
用いられる(A)成分のテトラデセンスルホン酸塩は洗
浄剤において汎用のアニオン性界面活性剤であり、シャ
ンプーの重要な基剤の1つであるが、本発明においては
十分な泡を形成し、毛髪や地肌の汚れを落とす高い洗浄
効果を得るために必要な成分である。(A)成分のテト
ラデセンスルホン酸塩における対塩基としては、ナトリ
ウム、カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、トリエタノールアミン、アンモニウム、アルギ
ニン等が挙げられるが、本発明においてはナトリウムが
特に好ましい。
【0007】本発明において、(A)成分のテトラデセ
ンスルホン酸塩の配合量は全組成中2〜15重量%(以
下、特に記載のあるもの以外は、重量%を単に%で示
す)であり、特に5〜10%が好ましい。2%未満では
十分な泡立ちや洗浄効果を得ることが難しく、また15
%を超えるとすすぎ時に毛髪のきしみ感を生じ、使用感
が悪くなるなど、シャンプーとして十分な品質を得るこ
とが難しい。
【0008】本発明に用いられる(B)成分のN−アシ
ルメチルタウリン塩は、これもシャンプーの重要な洗浄
剤の1つであり、増泡性を向上させるのに有効な成分で
あるが、本発明においては(A)成分のテトラデセンス
ルホン酸塩と併用することにより、洗浄時に良好な起泡
性を示して豊かな泡が得られ、また泡の感触が相乗的に
向上して滑らかでクリーミィな泡を得ることができる。
(B)成分のN−アシルメチルタウリン塩における対塩
基としては特に限定されず、ナトリウム、カリウム、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、アンモニウム、アルギニン等、通常塩基と
して使用されるものが使用可能であるが、本発明におい
てはナトリウムが特に好ましい。(B)成分として具体
的には、N−ココイル−N−メチルタウリンナトリウ
ム、N−ココイル−N−メチルタウリンカリウム、N−
ラウロイル−N−メチルタウリンナトリウム、N−ミリ
ストイル−N−メチルタウリンナトリウム、N−パルミ
トイル−N−メチルタウリンナトリウム、N−ステアロ
イル−N−メチルタウリンナトリウム等が挙げられる
が、本発明においては、N−ココイル−N−メチルタウ
リンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチルタウリン
ナトリウムが特に好ましい。
【0009】本発明において、(B)成分のN−アシル
メチルタウリン塩の配合量は全組成中2〜15%であ
り、特に3〜10%が好ましい。2%未満では十分な泡
立ち、洗浄効果や良好な泡の感触を得ることが難しく、
また15%を超えると特に低温での経時安定性が低下
し、均一な系を形成しにくく外観が悪くなるなど、シャ
ンプーとして十分な品質を得ることが難しい。
【0010】本発明に用いられる(C)成分の第4級ア
ンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、主として毛髪用
コンディショナーやリンス剤等に配合される成分であ
り、毛髪への親和性、吸着性が良好で、毛髪に滑らかさ
や柔らかさを与えるはたらきがある。本発明においては
(A)成分および(B)成分と併用することにより、洗
浄剤においても泡立ちや洗浄効果を損なうことなく、す
すぎ時の髪のきしみ感をなくし、毛髪に滑らかな感触を
与えることができる。本発明で用いられる(C)成分の
第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、通常化
粧料に使用されているものであれば特に限定されない
が、モノ長鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩、ジ長
鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩、エチレンオキサ
イド(EO)付加型の第4級アンモニウム塩等を例示す
ることができる。具体的には、塩化ステアリルトリメチ
ルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウ
ム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステア
リルジメチルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルア
ンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化
ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジラウ
リルジメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン
(15EO)ヤシ油アルキルメチルアンモニウム、塩化
ジポリオキシエチレン(4EO)ラウリルエーテルジメ
チルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニ
ウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリ
ルトリメチルアンモニウム等を挙げることができ、これ
らのうち塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化
ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチ
ルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウ
ムなどのモノ長鎖アルキル型第4級アンモニウム塩が好
ましく、その中でも特に臭化ステアリルトリメチルアン
モニウムが好ましい。
【0011】本発明において、(C)成分の第4級アン
モニウム塩型カチオン界面活性剤の配合量は、全組成中
0.5〜5%であり、特に1〜2.5%が好ましい。
0.5%未満では毛髪への滑らかさ、柔らかさの付与が
十分でなく、また、5%を超えて配合しても毛髪への滑
らかさ、柔らかさの付与効果がそれ以上向上することが
なく、また製品としての系の安定性を損なう場合があ
る。
【0012】本発明に用いられる(D)成分のカチオン
化グアーガムは、グアーガムにカチオン性基を付加させ
て得られる増粘多糖系のカチオン性ポリマ−であり、グ
アーガムに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付
加させて得られる、塩化O−(2−ヒドロキシ−3−
(トリメチルアンモニオ)プロピル)グア−ガムを好適
な例として挙げることができる。通常、塩化O−(2−
ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル)
グア−ガムにおけるカチオン性基の置換度は0.1〜
0.2のものが用いられ、本発明においてもこの範囲の
ものが好適である。本発明において、(A)〜(C)成
分により得られる洗浄剤系は泡立ち、泡質、すすぎ時の
感触、洗い上がりの髪の感触等において良好なものを得
ることができるが、(D)成分のカチオン化グアーガム
により泡の感触や毛髪へのコンディショニング効果をよ
り高め、更に(A)〜(C)成分系の粘度を適度に高く
し、手に取った時にこぼれず扱い易く(使用性が良
く)、また系の保存安定性を良好にして、シャンプーと
してより優れた品質を得ることができる。この時の系の
適度な粘度とは、B型粘度計を用いた場合常温で500
〜30000cs程度の粘度に相当するものである。
【0013】本発明において、(D)成分のカチオン化
グアーガムの配合量は、全組成中0.1〜3%であり、
特に0.3〜1.5%が好ましい。0.1%未満では十
分な粘度が得られにくく、良好な使用性や保存安定性が
得られにくい。また、3%を超えて配合すると系の粘度
が高くなり過ぎ、毛髪に十分に拡がりにくく、また泡立
ちも悪くなる傾向があり、製品として良好な品質が得ら
れにくい。本発明において、(D)成分のカチオン化グ
アーガムとしては、ジャガーC−13−S、C−14−
S、C−17、C−162(ローヌ・プーラン社製)等
の市販品を使用することができる。
【0014】本発明のシャンプー組成物は、上記必須成
分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲で、上記(A)成分および(B)成分以外
のアニオン性界面活性剤;脂肪酸アルキロールアミド、
ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン変
性シリコーン等のノニオン性界面活性剤;両性界面活性
剤;上記(D)成分以外の水溶性高分子、水溶性多糖類
等の粘度または感触改良剤;アルキレングリコール脂肪
酸エステル等のパール剤;多価アルコール等の水性成
分;ラノリン、炭化水素、油脂類、シリコーン油、高分
子シリコーン等の油性成分;pH調整剤;粉体;紫外線
吸収剤;抗フケ剤;酸化防止剤;防腐剤;キレート剤;
電解質;着色剤;香料;ヘアケア用の美容成分など、シ
ャンプーにおいて汎用である他の成分の配合が可能であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のシャンプー組成物は、上
記必須成分であるテトラデセンスルホン酸塩、N−アシ
ルタウリン塩、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活
性剤およびカチオン化グアーガムの各々特定量を攪拌混
合し、必要な場合にはpH調整や加熱、冷却処理を行
い、更に必要に応じて上記任意成分を適宜配合すること
により、毛髪用シャンプーとして製造することができ
る。また、本発明のシャンプー組成物は、他の成分との
併用や容器の機構により、低粘度〜高粘度の液状、パー
ル光沢液状、乳液状、クリーム状、ジェル状等、種々の
形態にて実施することができる。
【0016】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。
【0017】実施例1〜10および比較例1〜8 シ
ャンプー(液状) 表1および表2に示す組成および下記製法にて液状のシ
ャンプーを調製し、使用試験により使用性(手に取った
時の扱い易さ)、洗浄中の泡立ち、泡の感触、すすぎ時
の毛髪の感触、洗い上がりの毛髪の感触、系の安定性に
ついて評価した。結果を表1および表2に併記する。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】(製法) A.成分(1)〜(13)を70℃で均一に加熱混合
し、後に冷却する。 B.Aを容器に充填して、シャンプーを得る。
【0021】(評価方法)10名の専門パネルに実施例
1〜10および比較例1〜8の各試料を分配して使用し
てもらい、各々に対して使用性(手に取った時の扱い易
さ)、洗浄中の泡立ち、泡の感触、すすぎ時の毛髪の感
触、洗い上がりの毛髪の感触の各評価項目について、下
記(イ)評価基準を用いて7段階評価してもらった。そ
の後、各試料の評点の平均値を(ロ)4段階判定基準を
用いて判定した。また、系の保存安定性については、各
試料を調製後、加速試験として40℃の環境下に1ヶ月
間靜置し、下記(ハ)4段階判定基準を用いて判定し
た。 評価項目 〈1〉使用性 〈2〉洗浄中の泡立ち 〈3〉洗浄中の泡の感触(滑らかさ、クリーミィ感) 〈4〉すすぎ時の感触(きしみ感のなさ) 〈5〉洗い上がりの毛髪の感触(滑らかさ、柔らかさ) 〈6〉系の保存安定性(40℃1ヶ月後の系の状態) (イ)評価基準 (評点): (評価) 6 : 非常に良い 5 : 良い 4 : やや良い 3 : 普通 2 : やや悪い 1 : 悪い 0 : 非常に悪い (ロ)4段階判定基準 (評点) : (判定) 5.0以上 : ◎ 3.0以上、5.0未満 : ○ 1.0以上、3.0未満 : △ 1.0未満 : × (ハ)4段階判定基準 (評点) : (判定) 異常なし : ◎ ほとんど分離なし : ○ やや分離 : △ 分離 : ×
【0022】表1および表2の結果から明らかなよう
に、本発明のシャンプー組成物は比較例1〜8のものと
比較して、使用性、洗浄中の泡立ち、滑らかでクリーミ
ィな泡の感触、すすぎ時のきしみ感のなさ、洗い上がり
の毛髪の滑らかさ、柔らかさの全ての項目において優れ
た効果を示し、更に系の保存安定性も良好なものである
ことが実証された。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のシャンプー
組成物は、適度な粘性により使用性、保存安定性が良
く、洗浄中の泡立ち、泡の感触が良好で、すすぎ時に毛
髪がきしまず、洗い上がりの毛髪に滑らかで柔らかな感
触を与える優れた効果を示すものであり、シャンプー組
成物として優れた品質を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)〜(D)、 (A)テトラデセンスルホン酸塩 2〜15重量% (B)N−アシルメチルタウリン塩 2〜15重量% (C)第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤
    0.5〜5重量% (D)カチオン化グアーガム 0.1〜3重量% を含有することを特徴とするシャンプー組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017078037A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 ロート製薬株式会社 毛髪洗浄組成物、褪色抑制剤、及びそれらを用いた毛髪の褪色を抑制する方法
JP2021054867A (ja) * 2014-12-12 2021-04-08 ロレアル 直鎖状アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アニオン性界面活性剤並びに非イオン性及び/又は両性界面活性剤を含有する化粧用組成物、並びに美容トリートメント方法

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