JPH11302567A - 熱硬化型塗料組成物の製造方法 - Google Patents
熱硬化型塗料組成物の製造方法Info
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- JPH11302567A JPH11302567A JP11471998A JP11471998A JPH11302567A JP H11302567 A JPH11302567 A JP H11302567A JP 11471998 A JP11471998 A JP 11471998A JP 11471998 A JP11471998 A JP 11471998A JP H11302567 A JPH11302567 A JP H11302567A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 仕上がり外観に優れた塗膜が形成できる熱硬
化型塗料組成物の製造方法。 【解決手段】 有機溶剤に溶解もしくは分散してなる固
形分10〜90重量%の範囲の熱硬化型粉体塗料用原料
溶液を、該有機溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になる
ように減圧下に加熱溶融混合しながら除去してなること
を特徴とする熱硬化型塗料組成物の製造方法。
化型塗料組成物の製造方法。 【解決手段】 有機溶剤に溶解もしくは分散してなる固
形分10〜90重量%の範囲の熱硬化型粉体塗料用原料
溶液を、該有機溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になる
ように減圧下に加熱溶融混合しながら除去してなること
を特徴とする熱硬化型塗料組成物の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱硬化型塗料組成
物の新規な製造方法に関する。
物の新規な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の粉体塗料組成物は硬
化型樹脂、硬化剤、添加剤をドライブレンドした後、溶
融混練機により混和分散させ、次いで粉砕、分級させる
ことによって製造してきた。
化型樹脂、硬化剤、添加剤をドライブレンドした後、溶
融混練機により混和分散させ、次いで粉砕、分級させる
ことによって製造してきた。
【0003】しかしながら、この方法では硬化型樹脂と
硬化剤を熱で溶融させて混練りするため、硬化型樹脂と
硬化剤との反応が進行し高分子量化する。このため粉体
塗料の溶融粘度が高くなり仕上がり性が低下したりする
といった問題点がある。
硬化剤を熱で溶融させて混練りするため、硬化型樹脂と
硬化剤との反応が進行し高分子量化する。このため粉体
塗料の溶融粘度が高くなり仕上がり性が低下したりする
といった問題点がある。
【0004】このような問題点を改善する方法として、
硬化型樹脂、硬化剤、添加剤等の粉体用原料を有機溶剤
に溶解して得られる粉体塗料用原料溶液を減圧下で溶融
混練しながら配合した有機溶剤を除去する方法(特開昭
53−50232号公報、特開昭53−50233号公
報、特開昭53−50234号公報及び特開平5−31
1096号公報)が公知である。しかしながら、これら
の公知の方法によって得られた粉体塗料は、有機溶剤を
全く含まないかもしくは1.5重量%以下の量に調整さ
れたものであり、この様なものを使用しても高度な仕上
がり外観を有する塗膜は得られないことが分かった。
硬化型樹脂、硬化剤、添加剤等の粉体用原料を有機溶剤
に溶解して得られる粉体塗料用原料溶液を減圧下で溶融
混練しながら配合した有機溶剤を除去する方法(特開昭
53−50232号公報、特開昭53−50233号公
報、特開昭53−50234号公報及び特開平5−31
1096号公報)が公知である。しかしながら、これら
の公知の方法によって得られた粉体塗料は、有機溶剤を
全く含まないかもしくは1.5重量%以下の量に調整さ
れたものであり、この様なものを使用しても高度な仕上
がり外観を有する塗膜は得られないことが分かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の方法
において更に高度な仕上がり外観を有する塗膜が形成で
きる熱硬化型粉体塗料組成物の製造方法を確立すること
を目的とする。
において更に高度な仕上がり外観を有する塗膜が形成で
きる熱硬化型粉体塗料組成物の製造方法を確立すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、従来の製造方
法において、特に有機溶剤量を特定範囲に調整すること
により、従来からの問題点を解消できることが分かり、
本発明を完成するに至った。
題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、従来の製造方
法において、特に有機溶剤量を特定範囲に調整すること
により、従来からの問題点を解消できることが分かり、
本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は 1、有機溶剤に溶解もしくは分散してなる固形分10〜
90重量%の範囲の熱硬化型粉体塗料用原料溶液を、該
有機溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になるように減圧
下に加熱溶融混合しながら除去してなることを特徴とす
る熱硬化型塗料組成物の製造方法、 2、下記工程 (1)熱硬化型粉体用樹脂を有機溶剤溶液で製造して有
機溶剤樹脂溶液を得る工程、(2)該有機溶剤樹脂溶液
中に硬化剤を配合して固形分10〜90重量%の範囲の
熱硬化型粉体塗料用原料溶液を得る工程、(3)該有機
溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になるように減圧下に
加熱溶融混合しながら除去して熱硬化型粉体塗料組成物
を得る工程、を連続して製造することを特徴とする熱硬
化型塗料組成物に関する。
90重量%の範囲の熱硬化型粉体塗料用原料溶液を、該
有機溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になるように減圧
下に加熱溶融混合しながら除去してなることを特徴とす
る熱硬化型塗料組成物の製造方法、 2、下記工程 (1)熱硬化型粉体用樹脂を有機溶剤溶液で製造して有
機溶剤樹脂溶液を得る工程、(2)該有機溶剤樹脂溶液
中に硬化剤を配合して固形分10〜90重量%の範囲の
熱硬化型粉体塗料用原料溶液を得る工程、(3)該有機
溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になるように減圧下に
加熱溶融混合しながら除去して熱硬化型粉体塗料組成物
を得る工程、を連続して製造することを特徴とする熱硬
化型塗料組成物に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で使用する熱硬化型粉体塗
料用原料溶液は、有機溶剤に硬化型樹脂、硬化剤及び必
要に応じて添加剤を溶解もしくは分散してなるものであ
る。硬化型樹脂としてはエポキシ基、水酸基、カルボキ
シル基等の官能基を有する、常温で固形のアクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系
樹脂、フッ素系樹脂及びこれら2種以上の変性樹脂又は
混合樹脂などが用いられる。硬化型樹脂はガラス転移温
度が40〜100℃、好ましくは50℃〜80℃の範囲で、数平
均分子量が1000〜30000好ましくは2000〜10000のものが
好ましい。ガラス転移温度が40℃より低いと得られる粉
体塗料は粒子同士が融着をおこし耐ブロッキング性が悪
くなるので好ましくない。また100℃より高いと熱フロ
ー時の粘度が上がり仕上がり性が低下するばかりでな
く、溶解性が低下する。また数平均分子量が1000を下回
ると粉体塗料の耐ブロッキング性が劣る。数平均分子量
が30000を超えると塗膜の仕上がり外観が劣るので好ま
しくはない。該ガラス転移温度は、例えばDSC (示査走
査熱量計)によって求めることができる。
料用原料溶液は、有機溶剤に硬化型樹脂、硬化剤及び必
要に応じて添加剤を溶解もしくは分散してなるものであ
る。硬化型樹脂としてはエポキシ基、水酸基、カルボキ
シル基等の官能基を有する、常温で固形のアクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系
樹脂、フッ素系樹脂及びこれら2種以上の変性樹脂又は
混合樹脂などが用いられる。硬化型樹脂はガラス転移温
度が40〜100℃、好ましくは50℃〜80℃の範囲で、数平
均分子量が1000〜30000好ましくは2000〜10000のものが
好ましい。ガラス転移温度が40℃より低いと得られる粉
体塗料は粒子同士が融着をおこし耐ブロッキング性が悪
くなるので好ましくない。また100℃より高いと熱フロ
ー時の粘度が上がり仕上がり性が低下するばかりでな
く、溶解性が低下する。また数平均分子量が1000を下回
ると粉体塗料の耐ブロッキング性が劣る。数平均分子量
が30000を超えると塗膜の仕上がり外観が劣るので好ま
しくはない。該ガラス転移温度は、例えばDSC (示査走
査熱量計)によって求めることができる。
【0009】硬化剤としては、脂肪族ポリカルボン酸類
およびその(ポリ)酸無水物、芳香族ポリカルボン酸類
およびその(ポリ)酸無水物、脂肪族、脂環族または芳
香族ポリイソシアネートをフェノール類、カプロラクタ
ム類、アルコール類などのブロック剤でブロックしたも
の等のブロックイソシアネート化合物、ポリエポキシ化
合物、アミノプラスト樹脂、アミド化合物、酸ヒドラジ
ド等が用いられる。
およびその(ポリ)酸無水物、芳香族ポリカルボン酸類
およびその(ポリ)酸無水物、脂肪族、脂環族または芳
香族ポリイソシアネートをフェノール類、カプロラクタ
ム類、アルコール類などのブロック剤でブロックしたも
の等のブロックイソシアネート化合物、ポリエポキシ化
合物、アミノプラスト樹脂、アミド化合物、酸ヒドラジ
ド等が用いられる。
【0010】上記した中でもグリシジル基含有アクリル
系樹脂に脂肪族ポリカルボン酸(特にドデカン二酸)を
配合してなる粉体塗料組成物を本発明の方法に適用する
ことが好ましい。
系樹脂に脂肪族ポリカルボン酸(特にドデカン二酸)を
配合してなる粉体塗料組成物を本発明の方法に適用する
ことが好ましい。
【0011】これら以外にも、必要に応じて、例えば、
ワキ防止剤、表面調整剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
紫外線安定剤、ブロッキング防止剤、流動調整剤、帯電
制御剤、充てん剤、硬化促進剤等の添加剤を配合するこ
とができる。
ワキ防止剤、表面調整剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
紫外線安定剤、ブロッキング防止剤、流動調整剤、帯電
制御剤、充てん剤、硬化促進剤等の添加剤を配合するこ
とができる。
【0012】有機溶剤としては、硬化型樹脂を溶解もし
くは分散し加熱、減圧により除去できるものが好まし
い。有機溶剤としては、沸点が50〜300℃のものが
好ましく、特に、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、セロソルブ、メチルセロソルブ、メチルセロ
ソルブアセテート、セロソルブアセテート、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル等のものを主有機溶剤として使用することが
好ましい。これらの主有機溶剤は1種もしくは2種以上
混合して使用することができる。また、上記した主有機
溶剤以外に以外に上記した以外のその他の有機溶剤を併
用して使用することができる。
くは分散し加熱、減圧により除去できるものが好まし
い。有機溶剤としては、沸点が50〜300℃のものが
好ましく、特に、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、セロソルブ、メチルセロソルブ、メチルセロ
ソルブアセテート、セロソルブアセテート、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル等のものを主有機溶剤として使用することが
好ましい。これらの主有機溶剤は1種もしくは2種以上
混合して使用することができる。また、上記した主有機
溶剤以外に以外に上記した以外のその他の有機溶剤を併
用して使用することができる。
【0013】本発明において、特にグリシジル基含有ア
クリル樹脂を基体樹脂とし、ドデカン二酸を硬化剤とす
る粉体塗料では、基体樹脂を溶解し、ドデカン二酸を溶
解しない有機溶剤として、例えば、キシレン、トルエン
等を使用し、また、基体樹脂及びドデカン二酸を溶解す
る有機溶剤として、例えば、セロソルブ系、エーテル系
等の有機溶剤を使用することが好ましい。これらの有機
溶剤は2種以上混合して使用することができる。
クリル樹脂を基体樹脂とし、ドデカン二酸を硬化剤とす
る粉体塗料では、基体樹脂を溶解し、ドデカン二酸を溶
解しない有機溶剤として、例えば、キシレン、トルエン
等を使用し、また、基体樹脂及びドデカン二酸を溶解す
る有機溶剤として、例えば、セロソルブ系、エーテル系
等の有機溶剤を使用することが好ましい。これらの有機
溶剤は2種以上混合して使用することができる。
【0014】熱硬化型粉体塗料用原料溶液に含まれる有
機溶剤の含有量は、10〜90重量%、好ましくは約2
0〜80重量%の範囲である。有機溶剤の量が10重量
%未満になると原料溶液の粘度が高くなり取扱が困難と
なり、一方、90重量%を超えると脱溶剤に時間がかか
り過ぎるので生産性が劣る。
機溶剤の含有量は、10〜90重量%、好ましくは約2
0〜80重量%の範囲である。有機溶剤の量が10重量
%未満になると原料溶液の粘度が高くなり取扱が困難と
なり、一方、90重量%を超えると脱溶剤に時間がかか
り過ぎるので生産性が劣る。
【0015】かくして得られた熱硬化型粉体塗料用原料
溶液は、最終的に得られる熱硬化型粉体塗料組成物に含
まれる有機溶剤量が1.6〜5重量%、好ましくは1.
8〜4重量%の範囲になるように除去される。有機溶剤
量が1.6重量%未満になると塗膜の平滑性が悪くな
り、一方、5重量%を超えると粉体塗料の耐ブロッキン
グ性が悪くなる。該有機溶剤の含有量の調整は、例え
ば、有機溶剤量が上記した範囲に入るように予め減圧条
件を設定しておき、その設定された減圧下のもとで加熱
溶融混合することにより製造するかもしくは減圧下で除
去できる有機溶剤とこの減圧下では除去できない高沸点
(例えば、140〜300℃)の有機溶剤を特定量配合
しておくことにより製造できる。また、該高沸点の有機
溶剤としては塗膜を焼き付けることにより揮発するもの
を使用することが好ましい。
溶液は、最終的に得られる熱硬化型粉体塗料組成物に含
まれる有機溶剤量が1.6〜5重量%、好ましくは1.
8〜4重量%の範囲になるように除去される。有機溶剤
量が1.6重量%未満になると塗膜の平滑性が悪くな
り、一方、5重量%を超えると粉体塗料の耐ブロッキン
グ性が悪くなる。該有機溶剤の含有量の調整は、例え
ば、有機溶剤量が上記した範囲に入るように予め減圧条
件を設定しておき、その設定された減圧下のもとで加熱
溶融混合することにより製造するかもしくは減圧下で除
去できる有機溶剤とこの減圧下では除去できない高沸点
(例えば、140〜300℃)の有機溶剤を特定量配合
しておくことにより製造できる。また、該高沸点の有機
溶剤としては塗膜を焼き付けることにより揮発するもの
を使用することが好ましい。
【0016】上記した原料溶液を減圧下で加熱溶融混合
できる装置としては、特に制限なしに従来のものを使用
することができる。この様な装置としては、従来から使
用されているものは多くあるが、例えば、特開平6−2
3253号公報のスクリュ−型加熱冷却装置、2−25
8043号公報の加熱型攪拌熱処理機等が挙げられる。
できる装置としては、特に制限なしに従来のものを使用
することができる。この様な装置としては、従来から使
用されているものは多くあるが、例えば、特開平6−2
3253号公報のスクリュ−型加熱冷却装置、2−25
8043号公報の加熱型攪拌熱処理機等が挙げられる。
【0017】このようにして原料溶液を減圧下で加熱溶
融混合して得られた粉体塗料は、冷却、粗粉砕、微粉
砕、分級を行って最終的に製造される。
融混合して得られた粉体塗料は、冷却、粗粉砕、微粉
砕、分級を行って最終的に製造される。
【0018】本発明の方法は、特に上記した工程におい
て、有機溶剤樹脂溶液は、例えば、有機溶剤中でアクリ
ル樹脂となるアクリル酸エステルモノマーやその他の不
飽和モノマー等の原料をラジカル開始剤の触媒の存在下
で溶液ラジカル重合反応して得られる有機溶剤樹脂溶液
としてそのまま使用することができる。即ち、反応容器
中で樹脂の合成と硬化剤の混合の工程を同時に行うこと
ができ、しかも次の減圧、加熱溶融混合の工程を一つの
装置で行うことができ、更にこれらの工程は連続的に組
み合わせることができるので生産性に優れる。
て、有機溶剤樹脂溶液は、例えば、有機溶剤中でアクリ
ル樹脂となるアクリル酸エステルモノマーやその他の不
飽和モノマー等の原料をラジカル開始剤の触媒の存在下
で溶液ラジカル重合反応して得られる有機溶剤樹脂溶液
としてそのまま使用することができる。即ち、反応容器
中で樹脂の合成と硬化剤の混合の工程を同時に行うこと
ができ、しかも次の減圧、加熱溶融混合の工程を一つの
装置で行うことができ、更にこれらの工程は連続的に組
み合わせることができるので生産性に優れる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を揚げて本発明を詳細に説明す
る。尚、特に断らない限り「部」または「%」は重量基
準を表す。
る。尚、特に断らない限り「部」または「%」は重量基
準を表す。
【0020】実施例1 温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器および滴
下装置を備えた反応容器に、キシレン100部を仕込
み、窒素ガスを吹き込みながら、82℃に加熱して、シ
クロヘキシルメタクリレート50部、メチルメタクリレ
ート15部、グリシジルメタクリレート35部、アゾビ
スジメチルバレロニトリル7部の混合液を約3時間かけ
て滴下した。滴下終了後82℃で2時間放置し、反応を
終了し、有機溶剤樹脂溶液Aを製造した。
下装置を備えた反応容器に、キシレン100部を仕込
み、窒素ガスを吹き込みながら、82℃に加熱して、シ
クロヘキシルメタクリレート50部、メチルメタクリレ
ート15部、グリシジルメタクリレート35部、アゾビ
スジメチルバレロニトリル7部の混合液を約3時間かけ
て滴下した。滴下終了後82℃で2時間放置し、反応を
終了し、有機溶剤樹脂溶液Aを製造した。
【0021】次いで、40℃に冷却した樹脂溶液A20
0部にドデカン二酸25部及びキシレンを加え、この配
合したドデカン二酸をサンドミル分散機で樹脂溶液中に
分散した後、固形分74%(有機溶剤含有量26%)の
熱硬化型粉体塗料用原料溶液Bを得た。
0部にドデカン二酸25部及びキシレンを加え、この配
合したドデカン二酸をサンドミル分散機で樹脂溶液中に
分散した後、固形分74%(有機溶剤含有量26%)の
熱硬化型粉体塗料用原料溶液Bを得た。
【0022】次いで、得られた樹脂溶液Bを供給導管を
通して連続式減圧脱溶剤装置((株)栗本鐵工所社製、
タイプSCP−100使用)の原料仕込み口に供給し、
熱媒温度100℃、スクリュー回転数20rpm、塗出
量9.1kg/時間、真空度40Torrで製造した。
得られたものを20℃に冷却、粗粉砕、微粉砕し250
メッシュの篩いで分級して実施例1の粉体塗料を得た。
通して連続式減圧脱溶剤装置((株)栗本鐵工所社製、
タイプSCP−100使用)の原料仕込み口に供給し、
熱媒温度100℃、スクリュー回転数20rpm、塗出
量9.1kg/時間、真空度40Torrで製造した。
得られたものを20℃に冷却、粗粉砕、微粉砕し250
メッシュの篩いで分級して実施例1の粉体塗料を得た。
【0023】実施例2〜3 実施例1において表1に記載の条件、組成以外は実施例
1と同様にして実施例2〜3の粉体塗料を製造した。
1と同様にして実施例2〜3の粉体塗料を製造した。
【0024】比較例1〜2 実施例1において表1に記載の条件、組成以外は実施例
1と同様にして比較例1〜2の粉体塗料を製造した。
1と同様にして比較例1〜2の粉体塗料を製造した。
【0025】結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1において、*1はプロピレングリコー
ルモノメチルエーテル/ブチルセロソルブ=1/1重量
比、*2はキシレン/スワゾール1000=98/2重
量比の意味を表す。
ルモノメチルエーテル/ブチルセロソルブ=1/1重量
比、*2はキシレン/スワゾール1000=98/2重
量比の意味を表す。
【0028】表1において、固形分(又は有機溶剤量)
はサンプル1gを150℃×1時間加熱乾燥して測定し
たものを(加熱後のサンプル重さ/初期サンプルの重
さ)×100の式で求めた。
はサンプル1gを150℃×1時間加熱乾燥して測定し
たものを(加熱後のサンプル重さ/初期サンプルの重
さ)×100の式で求めた。
【0029】表1における試験は次の様にして行った。
【0030】粉体塗料の耐ブロッキング性;ポリエチレ
ン袋に入れた粉体塗料を30℃の貯蔵室に1カ月放置し
た後、粉体塗料の状態を調べた。○は初期のものと比較
して全く変化なく良好なもの、△は小さな塊を生じ、そ
の塊を手でほぐすのが大変であるもの、×は全体が大き
な塊になるものを示す。
ン袋に入れた粉体塗料を30℃の貯蔵室に1カ月放置し
た後、粉体塗料の状態を調べた。○は初期のものと比較
して全く変化なく良好なもの、△は小さな塊を生じ、そ
の塊を手でほぐすのが大変であるもの、×は全体が大き
な塊になるものを示す。
【0031】塗膜仕上がり外観:燐酸亜鉛化成処理を施
した厚さ0.8mmのダル鋼鈑上にエポキシ系カチオン
電着塗料を乾燥膜厚20ミクロンとなるように電着塗装
し、焼き付けた。次いで該素材の表面に粉体塗料を膜厚
が約50ミクロンとなるように静電塗装し、乾燥器で1
60℃で30分加熱硬化させた。得られた塗板について
次の試験を行い下記の基準で評価した。○は良好なも
の、△は平滑感が劣るもの、×は平滑感が非常に劣るも
の。
した厚さ0.8mmのダル鋼鈑上にエポキシ系カチオン
電着塗料を乾燥膜厚20ミクロンとなるように電着塗装
し、焼き付けた。次いで該素材の表面に粉体塗料を膜厚
が約50ミクロンとなるように静電塗装し、乾燥器で1
60℃で30分加熱硬化させた。得られた塗板について
次の試験を行い下記の基準で評価した。○は良好なも
の、△は平滑感が劣るもの、×は平滑感が非常に劣るも
の。
【0032】塗膜の耐ワキ性:上記と同様の方法で塗膜
を形成して下記の基準で塗膜の耐ワキ性を評価した。○
はワキがないもの、△ワキが認められるもの、×ワキが
著しく認められるもの。
を形成して下記の基準で塗膜の耐ワキ性を評価した。○
はワキがないもの、△ワキが認められるもの、×ワキが
著しく認められるもの。
【0033】ペレットフロー性:ペレットフロ−性:粉
体塗料約0.8gを直径13mm、高さ約4mmの円筒状にな
るように30Kg/mm2 加圧成型したものを、水平に保
ったアルミニウム板の上に乗せ、 150℃で10分間加熱フ
ロ−させた時の広がり長さを測定した。
体塗料約0.8gを直径13mm、高さ約4mmの円筒状にな
るように30Kg/mm2 加圧成型したものを、水平に保
ったアルミニウム板の上に乗せ、 150℃で10分間加熱フ
ロ−させた時の広がり長さを測定した。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記した如き構成を有するこ
とから、特に仕上がり外観に優れた塗膜を形成すること
ができる。
とから、特に仕上がり外観に優れた塗膜を形成すること
ができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 有機溶剤に溶解もしくは分散してなる固
形分10〜90重量%の範囲の熱硬化型粉体塗料用原料
溶液を、該有機溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になる
ように減圧下に加熱溶融混合しながら除去してなること
を特徴とする熱硬化型塗料組成物の製造方法。 - 【請求項2】 下記工程 (1)熱硬化型粉体用樹脂を有機溶剤中で合成して熱硬
化型粉体用樹脂の有機溶剤樹脂溶液を得る工程、 (2)該有機溶剤樹脂溶液中に硬化剤を配合して固形分
10〜90重量%の範囲の熱硬化型粉体塗料用原料溶液
を得る工程、 (3)該有機溶剤量が1.6〜5重量%の範囲になるよ
うに減圧下に加熱溶融混合しながら除去して熱硬化型粉
体塗料組成物を得る工程、を連続して製造することを特
徴とする熱硬化型塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11471998A JPH11302567A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 熱硬化型塗料組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11471998A JPH11302567A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 熱硬化型塗料組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11302567A true JPH11302567A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14644916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11471998A Pending JPH11302567A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 熱硬化型塗料組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11302567A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1253174A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-10-30 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Method of producing polyester powdery coating material |
| EP1245647A3 (en) * | 2001-03-13 | 2003-12-10 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Method of producing powdery coating material |
| US7192994B2 (en) | 2001-04-25 | 2007-03-20 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Inc. | Method of producing polyester powdery coating material |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP11471998A patent/JPH11302567A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1245647A3 (en) * | 2001-03-13 | 2003-12-10 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Method of producing powdery coating material |
| US6933348B2 (en) | 2001-03-13 | 2005-08-23 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Inc. | Method of producing powdery coating material |
| EP1253174A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-10-30 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Method of producing polyester powdery coating material |
| US7192994B2 (en) | 2001-04-25 | 2007-03-20 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Inc. | Method of producing polyester powdery coating material |
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