JPH1130340A - 吸気機能を備えたバタフライ弁 - Google Patents
吸気機能を備えたバタフライ弁Info
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- JPH1130340A JPH1130340A JP18644797A JP18644797A JPH1130340A JP H1130340 A JPH1130340 A JP H1130340A JP 18644797 A JP18644797 A JP 18644797A JP 18644797 A JP18644797 A JP 18644797A JP H1130340 A JPH1130340 A JP H1130340A
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- Japan
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- valve
- intake
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- intake passage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁体を小開度で保持した絞り運転や中間度で
保持した運転で使用しても、キャビテーションの発生を
防止できる吸気機能を備えたバタフライ弁を提供する。 【解決手段】 弁体1の表面に弁箱2の内部に臨む出口
7Aが開口し、この出口7Aから弁棒嵌合部8に開口す
る入口7Bまで延びる複数の第1吸気通路7を設け、弁
棒3には盲貫孔10Aと切欠部10B,10Bとからな
る第2吸気通路10を設ける。弁体1を小開度または中
間開度で保持すした時の縮流部6での圧力低下に伴い、
吸気手段11を構成している周知の空気弁が弁開して、
第2吸気通路10の入口10a→盲貫孔10A→切欠部
10B,10B→出口10b→複数の第1吸気通路7そ
れぞれの入口7B→出口7Aの経路により弁箱2内に吸
気し、圧力がその時の水温における蒸気圧以下になるの
を防止して、キャビテーションの発生を抑える。
保持した運転で使用しても、キャビテーションの発生を
防止できる吸気機能を備えたバタフライ弁を提供する。 【解決手段】 弁体1の表面に弁箱2の内部に臨む出口
7Aが開口し、この出口7Aから弁棒嵌合部8に開口す
る入口7Bまで延びる複数の第1吸気通路7を設け、弁
棒3には盲貫孔10Aと切欠部10B,10Bとからな
る第2吸気通路10を設ける。弁体1を小開度または中
間開度で保持すした時の縮流部6での圧力低下に伴い、
吸気手段11を構成している周知の空気弁が弁開して、
第2吸気通路10の入口10a→盲貫孔10A→切欠部
10B,10B→出口10b→複数の第1吸気通路7そ
れぞれの入口7B→出口7Aの経路により弁箱2内に吸
気し、圧力がその時の水温における蒸気圧以下になるの
を防止して、キャビテーションの発生を抑える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気機能を備えた
バタフライ弁に関する。
バタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】バタフライ弁は、図9および図10に示
すように、弁体1が弁箱2の軸線C1に交差する軸線C
2を有する弁棒3に取付けられて、該弁棒3とともにそ
の軸まわりに回転可能に弁箱2に収容され、弁体1の回
転によって該弁体1外周部の弁体シート4が弁箱2内面
の弁箱シート5に接離して開閉を行うように構成されて
いる。弁箱1の内面は一様な内径の正円形を呈して軸線
C1方向にのびている。
すように、弁体1が弁箱2の軸線C1に交差する軸線C
2を有する弁棒3に取付けられて、該弁棒3とともにそ
の軸まわりに回転可能に弁箱2に収容され、弁体1の回
転によって該弁体1外周部の弁体シート4が弁箱2内面
の弁箱シート5に接離して開閉を行うように構成されて
いる。弁箱1の内面は一様な内径の正円形を呈して軸線
C1方向にのびている。
【0003】このように構成されたバタフライ弁では、
弁体1を図10の実線で示す弁閉位置から仮想線で示す
全開位置にかけて実線矢印方向に回転させると、弁体1
の回転角の拡大に伴って弁箱2の内面と弁体1の外周部
の回転軌跡との間隔、詳しくは、弁箱2の内面と弁体シ
ート4の回転軌跡との間隔が大きくなり、流体(水など
の液体)の通過断面積が拡大されて流量を増大させるこ
とができる。また、仮想線で示す全開位置から実線で示
す弁閉位置にかけて破線矢印方向に回転させると、弁体
1の回転角の縮小に伴って弁箱2の内面と弁体1の外周
部(弁体シート4)の回転軌跡との間隔が小さくなり、
流体の通過断面積が縮小されて流量を減少させ、全閉位
置では流量を「0」にすることができる。したがって、
弁体1を回転角0゜の実線で示す弁閉位置に位置決めし
た流量「0」の状態から、回転角90゜の仮想線で示す
全開位置に位置決めした最大流量の範囲内で弁体の回転
角に応じて配管の通過流量を調整することができる。
弁体1を図10の実線で示す弁閉位置から仮想線で示す
全開位置にかけて実線矢印方向に回転させると、弁体1
の回転角の拡大に伴って弁箱2の内面と弁体1の外周部
の回転軌跡との間隔、詳しくは、弁箱2の内面と弁体シ
ート4の回転軌跡との間隔が大きくなり、流体(水など
の液体)の通過断面積が拡大されて流量を増大させるこ
とができる。また、仮想線で示す全開位置から実線で示
す弁閉位置にかけて破線矢印方向に回転させると、弁体
1の回転角の縮小に伴って弁箱2の内面と弁体1の外周
部(弁体シート4)の回転軌跡との間隔が小さくなり、
流体の通過断面積が縮小されて流量を減少させ、全閉位
置では流量を「0」にすることができる。したがって、
弁体1を回転角0゜の実線で示す弁閉位置に位置決めし
た流量「0」の状態から、回転角90゜の仮想線で示す
全開位置に位置決めした最大流量の範囲内で弁体の回転
角に応じて配管の通過流量を調整することができる。
【0004】ところが、図11で示すように、弁体1を
小開度で保持した状態で流体(水)Fを通過させると、
通過断面積が縮小される縮流部6では、水の流速が高く
なつて圧力を低下させる。圧力がその時の水温における
蒸気圧以下になると、水が蒸発したり、水中の溶存空気
が分離して気泡(キャビテーション)を発生させ、圧力
が回復する下流側で、気泡がつぶされて消滅する際に騒
音や振動を発生させるとともに、このような状態を継続
するとキャビテーションにさらされた部分(管壁の内
面)に、特有のキャビテーション壊食を発生させること
になる。このことは、弁体1を小開度で保持した絞り運
転での使用のみならず、弁体1を中間度で保持した運転
にも当てはまる。
小開度で保持した状態で流体(水)Fを通過させると、
通過断面積が縮小される縮流部6では、水の流速が高く
なつて圧力を低下させる。圧力がその時の水温における
蒸気圧以下になると、水が蒸発したり、水中の溶存空気
が分離して気泡(キャビテーション)を発生させ、圧力
が回復する下流側で、気泡がつぶされて消滅する際に騒
音や振動を発生させるとともに、このような状態を継続
するとキャビテーションにさらされた部分(管壁の内
面)に、特有のキャビテーション壊食を発生させること
になる。このことは、弁体1を小開度で保持した絞り運
転での使用のみならず、弁体1を中間度で保持した運転
にも当てはまる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のバタ
フライ弁では、キャビテーションの発生により騒音や振
動あるいはキャビテーション壊食などが生じるので、弁
体を小開度で保持した絞り運転や中間度で保持した運転
での使用が制限される。
フライ弁では、キャビテーションの発生により騒音や振
動あるいはキャビテーション壊食などが生じるので、弁
体を小開度で保持した絞り運転や中間度で保持した運転
での使用が制限される。
【0006】そこで、本発明は、弁体を小開度で保持し
た絞り運転や中間度で保持した運転で使用しても、キャ
ビテーションの発生を防止できる吸気機能を備えたバタ
フライ弁を提供することを目的としている。
た絞り運転や中間度で保持した運転で使用しても、キャ
ビテーションの発生を防止できる吸気機能を備えたバタ
フライ弁を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、弁体が弁箱の軸線に交差する軸線を有す
る弁棒に嵌合して取付けられ、弁棒とともにその軸まわ
りに回転可能に弁箱に収容され、その回転によって外周
部が弁箱の内面に接離して開閉を行うように構成された
バタフライ弁において、前記弁体に該弁体の表面に開口
した弁箱内部に臨む出口から前記弁棒嵌合部に開口する
入口まで延びる第1吸気通路が設けられ、前記弁棒には
前記弁体への嵌合時に前記第1吸気通路の入口に通じる
出口を有する第2吸気通路が設けられているとともに、
この第2吸気通路の入口に連通する吸気手段が設けられ
ていることを特徴としている。
に、本発明は、弁体が弁箱の軸線に交差する軸線を有す
る弁棒に嵌合して取付けられ、弁棒とともにその軸まわ
りに回転可能に弁箱に収容され、その回転によって外周
部が弁箱の内面に接離して開閉を行うように構成された
バタフライ弁において、前記弁体に該弁体の表面に開口
した弁箱内部に臨む出口から前記弁棒嵌合部に開口する
入口まで延びる第1吸気通路が設けられ、前記弁棒には
前記弁体への嵌合時に前記第1吸気通路の入口に通じる
出口を有する第2吸気通路が設けられているとともに、
この第2吸気通路の入口に連通する吸気手段が設けられ
ていることを特徴としている。
【0008】本発明によれば、弁体を小開度もしくは中
間開度で保持して液体を通過させることで、縮流部での
流速が高くなつて、圧力が低下するのに伴い、吸気手段
から第2吸気通路、第1吸気通路の経路により弁箱内に
吸気され、圧力がその時の水温における蒸気圧以下にな
るのを防止して、キャビテーションの発生を抑えること
ができる。吸気によって生じた気泡は、下流側で消滅す
ることはないので、騒音や振動あるいは管壁内面の壊食
などが発生することはない。一方、弁体を全開位置また
は全開位置付近の大きい開度で保持している時は、吸気
手段の吸気作動停止により、第2吸気通路、第1吸気通
路の経路による弁箱内への吸気が止まるとともに、弁箱
内通過液体が第1吸気通路から第2吸気通路を通って外
部に漏洩するのを阻止することができる。
間開度で保持して液体を通過させることで、縮流部での
流速が高くなつて、圧力が低下するのに伴い、吸気手段
から第2吸気通路、第1吸気通路の経路により弁箱内に
吸気され、圧力がその時の水温における蒸気圧以下にな
るのを防止して、キャビテーションの発生を抑えること
ができる。吸気によって生じた気泡は、下流側で消滅す
ることはないので、騒音や振動あるいは管壁内面の壊食
などが発生することはない。一方、弁体を全開位置また
は全開位置付近の大きい開度で保持している時は、吸気
手段の吸気作動停止により、第2吸気通路、第1吸気通
路の経路による弁箱内への吸気が止まるとともに、弁箱
内通過液体が第1吸気通路から第2吸気通路を通って外
部に漏洩するのを阻止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係るバタフライ
弁の一実施の形態を示す縦断面図、図2は図1のA−A
線断面図である。なお、図9ないし図11に示す従来例
と同一もしくは相当部分には、同一符号を付して説明す
る。図1および図2において、弁体1には弁箱2の軸線
C1に交差する軸線C2を有する弁棒3が嵌合して取付
けられ、弁棒3とともにその軸まわりに回転可能に弁箱
2に収容されており、この弁体1の回転によって該弁体
1外周部の弁体シート4が弁箱2内面の弁箱シート5に
接離して開閉を行うように構成されている。弁箱1の内
面は一様な内径の正円形を呈して軸線C1方向にのびて
いる。
面に基づいて説明する。図1は本発明に係るバタフライ
弁の一実施の形態を示す縦断面図、図2は図1のA−A
線断面図である。なお、図9ないし図11に示す従来例
と同一もしくは相当部分には、同一符号を付して説明す
る。図1および図2において、弁体1には弁箱2の軸線
C1に交差する軸線C2を有する弁棒3が嵌合して取付
けられ、弁棒3とともにその軸まわりに回転可能に弁箱
2に収容されており、この弁体1の回転によって該弁体
1外周部の弁体シート4が弁箱2内面の弁箱シート5に
接離して開閉を行うように構成されている。弁箱1の内
面は一様な内径の正円形を呈して軸線C1方向にのびて
いる。
【0010】弁体1には、図2および図3に示すよう
に、その表面に弁箱2の内部に臨む出口7Aが開口し、
この出口7Aから弁棒嵌合部8に開口する入口7Bまで
延びる複数の第1吸気通路7,7……が設けられ、出口
7Aは、弁体1の両面外周部において円周方向に等間隔
で設けられている。したがって、弁棒嵌合部8は、複数
の第1吸気通路7,7……を介して弁箱2の内部に連通
する。
に、その表面に弁箱2の内部に臨む出口7Aが開口し、
この出口7Aから弁棒嵌合部8に開口する入口7Bまで
延びる複数の第1吸気通路7,7……が設けられ、出口
7Aは、弁体1の両面外周部において円周方向に等間隔
で設けられている。したがって、弁棒嵌合部8は、複数
の第1吸気通路7,7……を介して弁箱2の内部に連通
する。
【0011】弁棒3の軸方向一端部は、液密かつ軸線C
2まわりの回転を自在に弁箱2の一側外部に突出し、こ
の突出部3Xに開閉装置の出力軸(ともに図示せず)が
カップリング9を介して同時回転可能に連結される。ま
た、弁棒3の軸方向他端部は、液密かつ軸線C2まわり
の回転を自在に弁箱2の他側外部に突出し、この突出部
3Yに後述する吸気手段が取付けられる。
2まわりの回転を自在に弁箱2の一側外部に突出し、こ
の突出部3Xに開閉装置の出力軸(ともに図示せず)が
カップリング9を介して同時回転可能に連結される。ま
た、弁棒3の軸方向他端部は、液密かつ軸線C2まわり
の回転を自在に弁箱2の他側外部に突出し、この突出部
3Yに後述する吸気手段が取付けられる。
【0012】一方、図3ないし図5で明らかなように、
弁棒3には、他側突出部3Yの外端面から軸方向一端部
側に向けて軸線C2上で延びる盲貫孔10Aが形成さ
れ、この盲貫孔10Aから弁棒3の外周に向かって径方
向両側に延びる切欠部10B,10Bが設けられ、盲貫
孔10Aと切欠部10B,10Bとで第2吸気通路10
を構成しているとともに、切欠部10B,10Bは、弁
棒3を弁体1の弁棒嵌合部8に嵌合した時に、弁体1に
設けられた複数の第1吸気通路7,7……の入口7Bに
通じる。つまり、切欠部10B,10Bは第2吸気通路
10の出口10bとして機能する。
弁棒3には、他側突出部3Yの外端面から軸方向一端部
側に向けて軸線C2上で延びる盲貫孔10Aが形成さ
れ、この盲貫孔10Aから弁棒3の外周に向かって径方
向両側に延びる切欠部10B,10Bが設けられ、盲貫
孔10Aと切欠部10B,10Bとで第2吸気通路10
を構成しているとともに、切欠部10B,10Bは、弁
棒3を弁体1の弁棒嵌合部8に嵌合した時に、弁体1に
設けられた複数の第1吸気通路7,7……の入口7Bに
通じる。つまり、切欠部10B,10Bは第2吸気通路
10の出口10bとして機能する。
【0013】他方、図6に示すように、第2吸気通路1
0の入口10aに連通して空気弁によってなる吸気手段
11が設けられている。
0の入口10aに連通して空気弁によってなる吸気手段
11が設けられている。
【0014】前記構成において、弁体1を図2の実線で
示す弁閉位置から仮想線で示す全開位置にかけて実線矢
印方向に回転させると、弁体1の回転角の拡大に伴って
弁箱2の内面と弁体1の外周部の回転軌跡との間隔、詳
しくは、弁箱2の内面と弁体シート4の回転軌跡との間
隔が大きくなり、水の通過断面積が拡大されて流量を増
大させることができる。また、仮想線で示す全開位置か
ら実線で示す弁閉位置にかけて破線矢印方向に回転させ
ると、弁体1の回転角の縮小に伴って弁箱2の内面と弁
体1の外周部(弁体シート4)の回転軌跡との間隔が小
さくなり、流体の通過断面積が縮小されて流量を減少さ
せ、全閉位置では流量を「0」にすることができる。し
たがって、弁体1を回転角0゜の実線で示す弁閉位置に
位置決めした流量「0」の状態から、回転角90゜の仮
想線で示す全開位置に位置決めした最大流量の範囲内で
弁体の回転角に応じて配管の通過流量を調整することが
できる。
示す弁閉位置から仮想線で示す全開位置にかけて実線矢
印方向に回転させると、弁体1の回転角の拡大に伴って
弁箱2の内面と弁体1の外周部の回転軌跡との間隔、詳
しくは、弁箱2の内面と弁体シート4の回転軌跡との間
隔が大きくなり、水の通過断面積が拡大されて流量を増
大させることができる。また、仮想線で示す全開位置か
ら実線で示す弁閉位置にかけて破線矢印方向に回転させ
ると、弁体1の回転角の縮小に伴って弁箱2の内面と弁
体1の外周部(弁体シート4)の回転軌跡との間隔が小
さくなり、流体の通過断面積が縮小されて流量を減少さ
せ、全閉位置では流量を「0」にすることができる。し
たがって、弁体1を回転角0゜の実線で示す弁閉位置に
位置決めした流量「0」の状態から、回転角90゜の仮
想線で示す全開位置に位置決めした最大流量の範囲内で
弁体の回転角に応じて配管の通過流量を調整することが
できる。
【0015】一方、弁体1を図7の実線で示す小開度ま
たは仮想線で示す中間開度で保持した状態で流体(水)
Fを通過させると、通過断面積が縮小されている縮流部
6では、水の流速が高くなつて圧力を低下させる。この
圧力低下に伴い、吸気手段11を構成している周知の空
気弁が弁開して、第2吸気通路10の入口10a→盲貫
孔10A→切欠部10B,10B→出口10b→複数の
第1吸気通路7,7……それぞれの入口7B→出口7A
の経路により弁箱2内に吸気され、圧力がその時の水温
における蒸気圧以下になるのを防止して、キャビテーシ
ョンの発生を抑えることができる。しかも、吸気によっ
て生じた気泡は、下流側で消滅することはないので、騒
音や振動あるいは管壁内面の壊食などが発生することは
ない。また、弁体1図2の仮想線で示す全開位置または
その付近の大きい開度で保持している時は、吸気手段1
1を構成している周知の空気弁が弁閉するので、吸気手
段11の吸気作動を停止するとともに、弁箱1内を通過
する水が外部に漏洩するのを阻止することができる。
たは仮想線で示す中間開度で保持した状態で流体(水)
Fを通過させると、通過断面積が縮小されている縮流部
6では、水の流速が高くなつて圧力を低下させる。この
圧力低下に伴い、吸気手段11を構成している周知の空
気弁が弁開して、第2吸気通路10の入口10a→盲貫
孔10A→切欠部10B,10B→出口10b→複数の
第1吸気通路7,7……それぞれの入口7B→出口7A
の経路により弁箱2内に吸気され、圧力がその時の水温
における蒸気圧以下になるのを防止して、キャビテーシ
ョンの発生を抑えることができる。しかも、吸気によっ
て生じた気泡は、下流側で消滅することはないので、騒
音や振動あるいは管壁内面の壊食などが発生することは
ない。また、弁体1図2の仮想線で示す全開位置または
その付近の大きい開度で保持している時は、吸気手段1
1を構成している周知の空気弁が弁閉するので、吸気手
段11の吸気作動を停止するとともに、弁箱1内を通過
する水が外部に漏洩するのを阻止することができる。
【0016】前記実施の形態では、中実の弁体1に出口
7Aから弁棒嵌合部8に開口する入口7Bまで延びる複
数の第1吸気通路7,7……を設け、1本の弁棒3に盲
貫孔10Aと切欠部10B,10Bとで構成した第2吸
気通路10を設けているが、図8に示すように、中空部
1Aを備えた中空弁体1を使用し、前記中空部1Aと中
空弁体1の外周部に貫設されて中空部1Aと弁箱2の内
部とを連通させる複数個の連通孔1B,1B……とで第
1吸気通路7を構成するとともに、弁棒3を一方の弁棒
3Aと他方の弁棒3Bに分割し、他方の弁棒3Bを軸線
C2方向に貫通して設けた吸気通路によって、第2吸気
通路10を構成しても、前記実施の形態と同様の作用・
効果を奏することができる。として機能する。
7Aから弁棒嵌合部8に開口する入口7Bまで延びる複
数の第1吸気通路7,7……を設け、1本の弁棒3に盲
貫孔10Aと切欠部10B,10Bとで構成した第2吸
気通路10を設けているが、図8に示すように、中空部
1Aを備えた中空弁体1を使用し、前記中空部1Aと中
空弁体1の外周部に貫設されて中空部1Aと弁箱2の内
部とを連通させる複数個の連通孔1B,1B……とで第
1吸気通路7を構成するとともに、弁棒3を一方の弁棒
3Aと他方の弁棒3Bに分割し、他方の弁棒3Bを軸線
C2方向に貫通して設けた吸気通路によって、第2吸気
通路10を構成しても、前記実施の形態と同様の作用・
効果を奏することができる。として機能する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、弁体を
小開度で保持した絞り運転や中間度で保持した運転で使
用しても、キャビテーションの発生を抑えることができ
る。このため、騒音や振動あるいは管壁内面の壊食など
が発生することはない。すなわち、弁体を小開度や中間
開度で保持した運転で使用しても、何等、不都合を生じ
ることはない。
小開度で保持した絞り運転や中間度で保持した運転で使
用しても、キャビテーションの発生を抑えることができ
る。このため、騒音や振動あるいは管壁内面の壊食など
が発生することはない。すなわち、弁体を小開度や中間
開度で保持した運転で使用しても、何等、不都合を生じ
ることはない。
【図1】本発明に係るバタフライ弁の一実施の形態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】弁体と弁棒の一実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】図3のC−C線断面図である。
【図6】第2吸気通路と吸気手段との関係を示す部分断
面図である。
面図である。
【図7】本発明のバタフライ弁を小開度と中間開度で保
持した状態を示す説明図である。
持した状態を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図9】従来例の正面図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】従来のバタフライ弁を小開度で保持した状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 弁体 2 弁箱 3 弁棒 7 第1吸気通路 7A 第1吸気通路の出口 7B 第1吸気通路の入口 8 弁棒嵌合部 10 第2吸気通路 10a 第2吸気通路の入口 10b 第2吸気通路の出口 11 空気弁(吸気手段) C1 弁箱の軸線 C2 弁棒の軸線
Claims (1)
- 【請求項1】 弁体が弁箱の軸線に交差する軸線を有す
る弁棒に嵌合して取付けられ、弁棒とともにその軸まわ
りに回転可能に弁箱に収容され、その回転によって外周
部が弁箱の内面に接離して開閉を行うように構成された
バタフライ弁において、前記弁体に該弁体の表面に開口
した弁箱内部に臨む出口から前記弁棒嵌合部に開口する
入口まで延びる第1吸気通路が設けられ、前記弁棒には
前記弁体への嵌合時に前記第1吸気通路の入口に通じる
出口を有する第2吸気通路が設けられているとともに、
この第2吸気通路の入口に連通する吸気手段が設けられ
ていることを特徴とする吸気機能を備えたバタフライ
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18644797A JPH1130340A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 吸気機能を備えたバタフライ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18644797A JPH1130340A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 吸気機能を備えたバタフライ弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1130340A true JPH1130340A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16188622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18644797A Pending JPH1130340A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 吸気機能を備えたバタフライ弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1130340A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015523485A (ja) * | 2012-04-27 | 2015-08-13 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ベーン型ロータリアクチュエータに駆動される空気弁 |
| JP2016509172A (ja) * | 2013-01-29 | 2016-03-24 | エム ケー エス インストルメンツインコーポレーテッドMks Instruments,Incorporated | 流量制御弁 |
| CN105889525A (zh) * | 2016-06-22 | 2016-08-24 | 河北科技大学 | 一种用于高炉煤气管道的在线除尘式蝶阀 |
| KR20180055141A (ko) * | 2016-11-16 | 2018-05-25 | 동아대학교 산학협력단 | 다중 디스크 타입 밸브 |
| JP2021116909A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | 株式会社栗本鐵工所 | 回転弁 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18644797A patent/JPH1130340A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015523485A (ja) * | 2012-04-27 | 2015-08-13 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ベーン型ロータリアクチュエータに駆動される空気弁 |
| JP2016509172A (ja) * | 2013-01-29 | 2016-03-24 | エム ケー エス インストルメンツインコーポレーテッドMks Instruments,Incorporated | 流量制御弁 |
| CN105889525A (zh) * | 2016-06-22 | 2016-08-24 | 河北科技大学 | 一种用于高炉煤气管道的在线除尘式蝶阀 |
| KR20180055141A (ko) * | 2016-11-16 | 2018-05-25 | 동아대학교 산학협력단 | 다중 디스크 타입 밸브 |
| JP2021116909A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | 株式会社栗本鐵工所 | 回転弁 |
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