JPH11304596A - シース型熱電対とその製造方法 - Google Patents

シース型熱電対とその製造方法

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JPH11304596A
JPH11304596A JP11299698A JP11299698A JPH11304596A JP H11304596 A JPH11304596 A JP H11304596A JP 11299698 A JP11299698 A JP 11299698A JP 11299698 A JP11299698 A JP 11299698A JP H11304596 A JPH11304596 A JP H11304596A
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利幸 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電対素線の延性低下を引き起こすことな
く、かつシース管の曲げ時に熱電対素線の局部的な伸び
を回避することができ、これにより、容易に曲げ加工が
でき、かつ曲げ加工による断線が生じにくい、シース型
熱電対とその製造方法を提供する。 【解決手段】 1対の熱電対素線1を互いに間隔を隔て
て保持する相対的に強度の高い複数の高強度絶縁部材2
と、長さ方向に隣接する高強度絶縁部材の間に挟持され
相対的に強度の低い複数の低強度絶縁部材4と、高強度
絶縁部材と低強度絶縁部材を囲む細長いシース管6とか
らなる。1対の貫通孔2aを有する複数の円筒形セラ
ミック部材2(高強度絶縁部材)を準備し、セラミッ
ク部材の各貫通孔に熱電対素線1を通し、各セラミッ
ク部材を所定の間隔を隔てて位置決めし、その間にセラ
ミックス接着剤4(低強度絶縁部材))を充填して硬化
処理し、これにより、熱電対コンポーネント8を製造
し、次いで、熱電対コンポーネントを細長いシース管
6に挿入してシース型熱電対を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易に曲げ加工が
できかつ曲げ加工による断線が少ないシース型熱電対と
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二種の金属線の両端を接合し、両接合点
の温度を異なる温度に保つとき、この閉回路に起電力が
発生する。このように二種の金属線を組み合わせたもの
を熱電対という。熱電対の熱起電力は組み合わせた金属
線の種類と両接合点の温度によって決まる。熱電対の一
方の接合点を一定の基準温度に保つとき、起電力は他方
の接合点の温度により決まる。そのため熱起電力を測定
すれば温度を知ることができる。図4は、測定回路の一
例を示している。補償導線は、使用する熱電対とほぼ同
一の熱電的特性をもっており、熱電対の端子と基準接点
との間をこれによって接続し、熱電対の端子部分の温度
変化によって生ずる誤差を補償するために使用する。
【0003】熱電対の素線は、一般に細く使用中に断線
等するおそれがある。このため、図5に例示するよう
に、熱電対の素線をシースと呼ぶ金属製の保護管(シー
ス管)内に収納したシース型熱電対が広く用いられてい
る。シース型熱電対は、被測定部への設置時にシース管
を装置構成に合わせて適宜曲げて用いられる。そのため
シース型熱電対は、曲げ加工が可能なように絶縁材とし
てセラミック粉末が用いられ、熱電対の素線同士及び素
線とシース管の間の絶縁を確保するために高密度にセラ
ミック粉末が充填されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したシース型熱電
対の製造において、細いシース管内に高密度にセラミッ
ク粉末を充填することは困難であるため、ドローイング
アニール法と呼ぶ製造方法が従来から用いられている。
この方法は、製品径より大きな径のスターティングチュ
ーブ内にセラミック粉末の成形体と熱電対素線をセット
し、加熱・引張を繰り返しながら全体を同時に縮径し
て、熱電対の細径化と絶縁材の充填率を上昇させるもの
である。
【0005】しかし、かかる製造方法によるシース型熱
電対では、曲げ加工の際に保護管内部で素線が断線する
不具合が多発する問題点があった。すなわち、従来の製
造方法では、素線が引き伸ばされる過程において絶縁材
が素線表面と擦り合わされ、素線表面に無数の傷が形成
されるために、完成したシース型熱電対内の素線が見掛
け上延性低下を起こしている。また、引き伸ばし加工の
際、絶縁材はシース管によって圧縮され素線に強く押付
けられているため、完成したシース型熱電対の曲げ加工
の際に素線の伸びる範囲が曲げ部近傍に限定されてい
る。従って、素線の延性低下と局部的な伸びのため、素
線が断線しやすい問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、熱電
対素線の延性低下を引き起こすことなく、かつシース管
の曲げ時に熱電対素線の局部的な伸びを回避することが
でき、これにより、容易に曲げ加工ができ、かつ曲げ加
工による断線が生じにくいシース型熱電対とその製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1対の
熱電対素線(1)を互いに間隔を隔てて保持する相対的
に強度の高い複数の高強度絶縁部材(2)と、長さ方向
に隣接する高強度絶縁部材の間に挟持され相対的に強度
の低い複数の低強度絶縁部材(4)と、高強度絶縁部材
と低強度絶縁部材を囲む細長いシース管(6)と、から
なることを特徴とするシース型熱電対が提供される。
【0008】本発明の構成によれば、シース管(6)と
熱電対素線(1)は別々に所定の製品径に加工され、絶
縁部材は高強度部材(2)と低強度部材(4)が交互に
繰り返し配置された構造となる。絶縁部材の高強度部材
(2)は従来のセラミック粉末と違い、細い保護管(シ
ース管)内にも比較的容易に挿入することができる。ま
た、低強度部材(4)は、外力によって崩壊することに
より変形可能であるので、熱電対のシース管の曲げ加工
に対して容易に追従することができる。更に、繰り返し
配置された高強度部部材(2)により、熱電対素線同士
を所定の間隔を保って保持するので、低強度部材(4)
の密度が低くても短絡の心配はない。従って、この構成
により、熱電対素線の延性低下と、絶縁部材による熱電
対素線の圧迫の両方を回避することができる。
【0009】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
高強度絶縁部材(2)及び低強度絶縁部材(4)は共
に、円筒形のセラミック部材であり、1対の熱電対素線
(1)を互いに間隔を隔てて長さ方向に通す1対の貫通
孔(2a,4a)を有する。この構成により、例えば、
熱電対素線(1)が通る貫通孔(2a,4a)の径を素
線径よりわずかに大きく設計することにより、絶縁部材
による熱電対素線の拘束は更に小さくなる。そのため、
曲げ加工を行ったときに熱電対素線が広い領域で伸びを
生じ、曲げ加工に対する耐久性が向上する。絶縁部材
(2,4)の強度は、例えばセラミック部品の密度を変
えることによって制御できる。
【0010】また、前記高強度絶縁部材(2)は円筒形
のセラミック部材であり、かつ2本の熱電対素線を互い
に間隔を隔てて長さ方向に通す1対の貫通孔(2)を有
し、前記低強度絶縁部材(4)は、高強度絶縁部材の間
に充填し硬化処理されたセラミック接着剤であってもよ
い。高強度絶縁部材(2)の間をセラミック接着剤で充
填し硬化処理を行うことにより、実質的に低強度絶縁部
材(4)としてセラミック部材を用いた場合と同様の構
造を得ることができる。セラミック接着剤は外力によっ
て破壊するときに微細な粉末状となるので、熱電対シー
ス管の曲げ加工時の熱電対素線の損傷の危険性が低減さ
れる。
【0011】また、本発明によれば、(a)互いに間隔
を隔てた1対の長さ方向貫通孔(2a)を有する複数の
円筒形セラミック部材(2)を準備し、(b)セラミッ
ク部材の各貫通孔に1対の熱電対素線(1)のそれぞれ
を通し、(c)各セラミック部材を所定の間隔を隔てて
位置決めし、その間にセラミックス接着剤(4)を充填
して硬化処理し、これにより、セラミック部材、セラミ
ックス接着剤及び熱電対素線からなる熱電対コンポーネ
ント(8)を製造し、(d)次いで、熱電対コンポーネ
ントを細長いシース管(6)に挿入する、ことを特徴と
するシース型熱電対の製造方法が提供される。
【0012】この製造方法により、従来のドローイング
アニール法のように熱電対素線の延性低下を引き起こす
ことなく、熱電対の素線同士及び素線とシース管の間の
絶縁を確保したシース型熱電対を容易に製造することが
でき、かつ、シース管の曲げ時に熱電対素線の局部的な
伸びを回避することができる。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照しつつ説明する。なお、共通する部分には
同一の符号を付し、重複した説明を省略する。図1は、
本発明によるシース型熱電対の構成図である。この図に
示すように、本発明のシース型熱電対は、1対の熱電対
素線1を互いに間隔を隔てて保持する相対的に強度の高
い複数の高強度絶縁部材2と、長さ方向に隣接する高強
度絶縁部材の間に挟持され相対的に強度の低い複数の低
強度絶縁部材4と、高強度絶縁部材と低強度絶縁部材を
囲む細長いシース管6とからなる。
【0014】図2は、本発明の高強度絶縁部材又は低強
度絶縁部材の斜視図である。この図に示すように、高強
度絶縁部材2及び低強度絶縁部材4は共に、円筒形のセ
ラミック部材であり、1対の熱電対素線1を互いに間隔
を隔てて長さ方向に通す1対の貫通孔2a,4aを有し
ている。
【0015】図2に模式的に示すように、絶縁部材2,
4の外径Dはシース管6の内径よりわずかに小さく設計
する。また、熱電対素線1が通る孔の径dは素線径より
大きくする。これらのクリアランスは大きい方が熱電対
の製造が容易になるが、シース径や高強度部材2と低強
度部材4の繰り返しのピッチを考慮し、熱電対シース管
6の曲げ加工を行っても絶縁不良が起こらないような間
隔を熱電対素線同士あるいは熱電対素線とシースの間に
確保できるように設計しなければならない。
【0016】高強度絶縁部材2の長さBは、保証したい
曲げ半径によって規定される。長さBが広すぎると高強
度絶縁部材2が芯材となって小さい半径の曲げができな
くなる。
【0017】低強度部材4にも図2に示す形状のセラミ
ック部材を用いることができる。低強度絶縁部材4の長
さBは、曲げ加工に対する追従性と絶縁性を考慮して決
定する必要がある。低強度絶縁部材4の長さが高強度絶
縁部材2の長さに比べて短すぎると、小さい曲げ半径へ
の追従性が悪くなる。一方、低強度絶縁部材4の長さが
長すぎると、曲げ加工によって低強度絶縁部材4が破壊
した時に、熱電対素線同士あるいは熱電対素線とシース
管の接触のおそれがある。また、低強度絶縁部材4は熱
電対素線を保持する機能は必要としないため、ハンドリ
ング可能である範囲でできるだけ低強度である方がよ
い。
【0018】以上のことを配慮して作製した高強度絶縁
部材2と低強度絶縁部材4を一対の熱電対素線1に交互
に通し、図1のような構造を所定の長さ製造する。これ
を、あらかじめ所定の長さに切断したシース管6に挿入
し、従来の方法で温接点の形成及び補償導線のつなぎ込
みを行うことにより本発明によるシース型熱電対が得ら
れる。
【0019】次に、絶縁部材の低強度部分にセラミック
接着剤を用いる場合について述べる。この場合、高強度
絶縁部材2は、前述の通り、円筒形のセラミック部材で
あり、かつ2本の熱電対素線を互いに間隔を隔てて長さ
方向に通す1対の貫通孔2を有しているが、低強度絶縁
部材4は、高強度絶縁部材2の間に充填し硬化処理され
たセラミック接着剤である。
【0020】このシース型熱電対は、次のステップで製
造する。 (a)まず、互いに間隔を隔てた1対の長さ方向貫通孔
2aを有する複数の円筒形セラミック部材2を準備す
る。 (b)次いで、セラミック部材2の各貫通孔2aに1対
の熱電対素線1のそれぞれを通す。 (c)次に、各セラミック部材2を所定の間隔を隔てて
位置決めし、その間にセラミックス接着剤4を充填して
硬化処理する。これにより、セラミック部材2、セラミ
ックス接着剤4及び熱電対素線1からなる熱電対コンポ
ーネント8が完成する。 (d)次いで、熱電対コンポーネント8を細長いシース
管6に挿入して本発明によるシース型熱電対が完成す
る。
【0021】すなわち、まず、図2の形状を持つ高強度
絶縁部材2を一対の熱電対素線1に通し、所定の間隔を
おいて配置する。次に、高強度絶縁部材2の間をセラミ
ック接着剤で埋めていき、低強度部分を形成する。な
お、高強度部材2と低強度部材4の寸法は、ともにセラ
ミック部材を用いる場合と同様に決定される。また、セ
ラミック接着剤は熱電対の使用温度までの範囲でガス発
生や熱電対の構成材料との反応がなく、導電性のないも
のを選択しなければならない。セラミック接着剤が充分
乾燥したならば、サンドペーパーを用いるなどして外径
が高強度絶縁部材2の外径以下になるように余分な接着
剤を取り除く。その後、使用した接着剤に指定された硬
化処理を行い、硬化反応に伴うガス発生などを完全に終
了させる。
【0022】このようにして得られた熱電対コンポーネ
ント8の構造は、絶縁材の高強度部材2及び低強度部材
4がともにセラミック部材からなる図2に示した構造と
実質的に同じである。これを、シース管6に挿入し、従
来と同様に温接点の形成及び補償導線のつなぎ込みを行
うことによりシース型熱電対として用いることができ
る。
【0023】なお、本発明によるシース型熱電対は高強
度部材2と低強度部材4が繰り返し配置された構造を持
つものであり、上記の製造方法に限定されるものではな
い。また、実使用時の曲げ加工部位が限定される場合、
曲げ加工を行わない部分を高強度セラミックの二孔直管
で形成し、曲げ部位付近にのみ本発明の構造を用いても
良い。
【0024】
【実施例】以下に、低強度絶縁部材4にセラミック接着
剤を用いた場合の本発明の実施例を説明する。製造した
シース型熱電対は、外径1mmのTaシースW−Re熱
電対であり、シース内径は0.7mm、熱電対素線径は
0.2inchである。高強度絶縁部材2は、図2にお
ける絶縁部材の長さBを0.55mmとして、相対密度
97%以上、純度99%以上のアルミナ焼結体で形成し
た。これに熱電対素線1を通したうえで0.55mm間
隔で配置し、アルミナ系セラミック接着剤4を用いて低
強度絶縁部材4を形成した。この構造を120mm作製
し、24時間以上自然乾燥させた後、サンドペーパーを
用いて余分な接着剤を除去した。接着剤で形成した低強
度部材4は、独立した構造体として熱電対素線1に沿っ
て動かすことも可能であり、低強度部材にセラミック部
材を用いる場合と実質的に同じ構造となっている。
【0025】このようにして製造した120mmの熱電
対内部構造(熱電対コンポーネント8)を約90℃で2
時間乾燥させた後、約150℃で1時間硬化処理した。
さらに、これを120mmのTaシース管6に挿入し、
シース型熱電対を得た。これに、温接点を形成し補償導
線を接続することにより通常の熱電対と同様に使用する
ことができる。
【0026】更に、本発明の効果を検証するために、上
述したとおり作製した120mmの本体構造に曲げ試験
を実施した。曲げ半径R1mmで図3に示した形状に、
図中の番号順に6ケ所の曲げ加工を行ったが、熱電対素
線1の断線は発生しなかった。一方、従来のシース型熱
電対を120mm切り取り同様の曲げ試験を行ったとこ
ろ、図4中5番目の曲げを行ったときに熱電対素線の断
線が起こった。これにより、本発明によるシース型熱電
対が従来のシース型熱電対と比較して優れた耐曲げ加工
性を有することが確認された。
【0027】また、上記と同じ方法で150mmのシー
ス型熱電対を作製し、従来行われている方法で温接点の
形成と補償導線の接続を行った後、動作確認をし、本発
明のシース型熱電対が従来品と同様の測温機能を有する
ことを確認した。
【0028】なお、本発明は、上述した実施形態及び実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で変更できることは勿論である。例えば、本発
明のシース型熱電対は、実施例に示したW−Re熱電対
に限定されるものではなく、シース型熱電対全般にその
効果が期待できることは明らかである。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるシ
ース型熱電対は下記の如き優れた機能を有する。 細いシース径であっても確実な絶縁材の配置が可能で
あるため、従来のように熱電対素線を延性低下させる工
程をとる必要がない。その結果、曲げ加工時の断線の危
険が少ない。 絶縁部材による熱電対素線の拘束が少ないため、曲げ
加工時の熱電対素線の長さ変化を広い領域の伸びで吸収
することができ、断線の危険が少ない。
【0030】上述したように、本発明のシース型熱電対
とその製造方法は、熱電対素線の延性低下を引き起こす
ことなく、かつシース管の曲げ時に熱電対素線の局部的
な伸びを回避することができ、これにより、容易に曲げ
加工ができ、かつ曲げ加工による断線が生じにくい、等
の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシース型熱電対の構成図である。
【図2】本発明の高強度絶縁部材又は低強度絶縁部材の
斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す折り曲げ図である。
【図4】熱電対の使用例を示す図である。
【図5】従来のシース型熱電対の構造図である。
【符号の説明】
1 熱電対素線 2 高強度絶縁部材 2a 貫通孔 4 低強度絶縁部材(セラミック接着剤) 4a 貫通孔 6 シース管 8 熱電対コンポーネント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依田 真一 東京都港区浜松町2丁目4番1号 宇宙開 発事業団内 (72)発明者 早坂 裕二 東京都港区浜松町2丁目4番1号 宇宙開 発事業団内 (72)発明者 東野 和幸 東京都西多摩郡瑞穂町殿ケ谷229 石川島 播磨重工業株式会社瑞穂工場内 (72)発明者 阿部 安秀 東京都西多摩郡瑞穂町殿ケ谷229 石川島 播磨重工業株式会社瑞穂工場内 (72)発明者 石橋 利幸 福岡県北九州市戸畑区中原新町2番1号 北九州テクノセンタービル702号 アドバ ンストスペーステクノロジー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の熱電対素線(1)を互いに間隔を
    隔てて保持する相対的に強度の高い複数の高強度絶縁部
    材(2)と、長さ方向に隣接する高強度絶縁部材の間に
    挟持され相対的に強度の低い複数の低強度絶縁部材
    (4)と、高強度絶縁部材と低強度絶縁部材を囲む細長
    いシース管(6)と、からなることを特徴とするシース
    型熱電対。
  2. 【請求項2】 前記高強度絶縁部材(2)及び低強度絶
    縁部材(4)は共に、円筒形のセラミック部材であり、
    1対の熱電対素線(1)を互いに間隔を隔てて長さ方向
    に通す1対の貫通孔(2a,4a)を有する、ことを特
    徴とする請求項1に記載のシース型熱電対。
  3. 【請求項3】 前記高強度絶縁部材(2)は円筒形のセ
    ラミック部材であり、かつ2本の熱電対素線を互いに間
    隔を隔てて長さ方向に通す1対の貫通孔(2)を有し、
    前記低強度絶縁部材(4)は、高強度絶縁部材の間に充
    填し硬化処理されたセラミック接着剤である、ことを特
    徴とする請求項1に記載のシース型熱電対。
  4. 【請求項4】 (a)互いに間隔を隔てた1対の長さ方
    向貫通孔(2a)を有する複数の円筒形セラミック部材
    (2)を準備し、(b)セラミック部材の各貫通孔に1
    対の熱電対素線(1)のそれぞれを通し、(c)各セラ
    ミック部材を所定の間隔を隔てて位置決めし、その間に
    セラミックス接着剤(4)を充填して硬化処理し、これ
    により、セラミック部材、セラミックス接着剤及び熱電
    対素線からなる熱電対コンポーネント(8)を製造し、
    (d)次いで、熱電対コンポーネントを細長いシース管
    (6)に挿入する、ことを特徴とするシース型熱電対の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101517377B1 (ko) * 2013-10-28 2015-05-06 한국원자력연구원 내구성을 가진 고온용융물 온도 측정 장치
JP2022149045A (ja) * 2021-03-25 2022-10-06 Jfe建材株式会社 土留構造物

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KR101517377B1 (ko) * 2013-10-28 2015-05-06 한국원자력연구원 내구성을 가진 고온용융물 온도 측정 장치
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