JPH1130476A - 乾燥方法、及び乾燥装置 - Google Patents
乾燥方法、及び乾燥装置Info
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- JPH1130476A JPH1130476A JP20252097A JP20252097A JPH1130476A JP H1130476 A JPH1130476 A JP H1130476A JP 20252097 A JP20252097 A JP 20252097A JP 20252097 A JP20252097 A JP 20252097A JP H1130476 A JPH1130476 A JP H1130476A
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- drying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湿ったゴム材料等の主乾燥機への搬送途上で
HC等が大気中へ放出されることを防止し、さらに、主
乾燥機での乾燥時間を短縮する。 【解決手段】 管内21を流している過熱蒸気流により乾
燥に供する粒子を搬送して予備乾燥する搬送管21と、該
搬送管21の所定部位に設けられて該搬送管内21を搬送さ
れる粒子を補集する固気分離器22と、該固気分離器22に
より補集された粒子を取り込んで過熱蒸気により乾燥す
る乾燥機27と、を有する乾燥装置。
HC等が大気中へ放出されることを防止し、さらに、主
乾燥機での乾燥時間を短縮する。 【解決手段】 管内21を流している過熱蒸気流により乾
燥に供する粒子を搬送して予備乾燥する搬送管21と、該
搬送管21の所定部位に設けられて該搬送管内21を搬送さ
れる粒子を補集する固気分離器22と、該固気分離器22に
より補集された粒子を取り込んで過熱蒸気により乾燥す
る乾燥機27と、を有する乾燥装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿った粒子の乾燥
方法と乾燥装置に関する。特に、湿ったゴム粒子や樹脂
粒子の乾燥に好適な方法と装置に関する。
方法と乾燥装置に関する。特に、湿ったゴム粒子や樹脂
粒子の乾燥に好適な方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】合成ゴムの乾燥工程に於いて、図2に示
すように、通気型バンド乾燥機270 が用いられている。
図2に即して説明する。まず、含水率50wt%WB
(WB:Wet Base=(水分量)/(乾燥粒子重
量+水分量),以下同様)程度のゴム材料が、脱水機11
により含水率10〜20wt%WB程度まで脱水され
る。この含水率10〜20wt%WB程度のゴム材料
が、ベルトコンベア70により搬送されて、通気型バンド
乾燥機270 内に送られる。通気型バンド乾燥機270 は、
多段に設けたエンドレス金網又は多孔板製のバンド(コ
ンベア)27a とヒータ27b を内部に有し、バンド27a 上
を搬送されるゴム材料を、吸気口71から供給されてヒー
タ27b により加熱された後に排気口72から排出される高
温の空気により加熱して乾燥する装置である。ここで、
各段は隔壁により複数個の部屋に仕切られており、各部
屋毎又は1〜2個の部屋毎に各々送風機が設けられてい
て上述の吸気/排気が行われる。なお、順に次の送風機
に送るように構成される場合もある。また、ヒータ27b
は、一般に、各部屋毎に設けられている。こうして、通
気型バンド乾燥機270 内にて40〜60分かけて乾燥さ
れたゴム材料は、通気型バンド乾燥機270 から排出され
た後、エレベータ44を介して、後段の成型機43に供され
る。
すように、通気型バンド乾燥機270 が用いられている。
図2に即して説明する。まず、含水率50wt%WB
(WB:Wet Base=(水分量)/(乾燥粒子重
量+水分量),以下同様)程度のゴム材料が、脱水機11
により含水率10〜20wt%WB程度まで脱水され
る。この含水率10〜20wt%WB程度のゴム材料
が、ベルトコンベア70により搬送されて、通気型バンド
乾燥機270 内に送られる。通気型バンド乾燥機270 は、
多段に設けたエンドレス金網又は多孔板製のバンド(コ
ンベア)27a とヒータ27b を内部に有し、バンド27a 上
を搬送されるゴム材料を、吸気口71から供給されてヒー
タ27b により加熱された後に排気口72から排出される高
温の空気により加熱して乾燥する装置である。ここで、
各段は隔壁により複数個の部屋に仕切られており、各部
屋毎又は1〜2個の部屋毎に各々送風機が設けられてい
て上述の吸気/排気が行われる。なお、順に次の送風機
に送るように構成される場合もある。また、ヒータ27b
は、一般に、各部屋毎に設けられている。こうして、通
気型バンド乾燥機270 内にて40〜60分かけて乾燥さ
れたゴム材料は、通気型バンド乾燥機270 から排出され
た後、エレベータ44を介して、後段の成型機43に供され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ベルトコンベア70によ
り搬送されて通気型バンド乾燥機270 の上部投入口に投
入されるゴム材料は、50〜90℃程度と比較的低温で
あるため、加熱空気ではなく過熱水蒸気で乾燥する場合
には過熱水蒸気が凝縮してゴム材料表面に結露したり、
再吸収されたりする。このため、一時的にゴム材料の含
水率が増加して、その結果、通気型バンド乾燥機270 内
での乾燥に余分な時間が必要となるという問題がある。
50〜90℃と比較的低温であることも、乾燥時間の長
時間化を招く原因となっている。また、ベルトコンベア
70上を搬送される間に、ゴム材料からは水分、HC(ハ
イドロカーボン)、溶剤成分等が蒸発して大気中へ放出
されるのであるが、HCは臭気を有しており、臭気公害
を引き起こすという問題がある。また、溶剤成分が大気
中へ放出されることは好ましくないという事情もある。
本発明は、通気型バンド乾燥機等の主乾燥機の上述の問
題に鑑みたもので、ゴムや樹脂等の湿った材料を主乾燥
機へ搬送する途上に於いてHCや溶剤成分が大気中に放
出されず、主乾燥機入口付近での結露や水分の再吸収に
よる含水率の増加が無く、さらに主乾燥機入口付近に於
いてもゴムや樹脂等の乾燥対象の材料が比較的高温であ
るような乾燥方法と乾燥装置の提供を目的とする。
り搬送されて通気型バンド乾燥機270 の上部投入口に投
入されるゴム材料は、50〜90℃程度と比較的低温で
あるため、加熱空気ではなく過熱水蒸気で乾燥する場合
には過熱水蒸気が凝縮してゴム材料表面に結露したり、
再吸収されたりする。このため、一時的にゴム材料の含
水率が増加して、その結果、通気型バンド乾燥機270 内
での乾燥に余分な時間が必要となるという問題がある。
50〜90℃と比較的低温であることも、乾燥時間の長
時間化を招く原因となっている。また、ベルトコンベア
70上を搬送される間に、ゴム材料からは水分、HC(ハ
イドロカーボン)、溶剤成分等が蒸発して大気中へ放出
されるのであるが、HCは臭気を有しており、臭気公害
を引き起こすという問題がある。また、溶剤成分が大気
中へ放出されることは好ましくないという事情もある。
本発明は、通気型バンド乾燥機等の主乾燥機の上述の問
題に鑑みたもので、ゴムや樹脂等の湿った材料を主乾燥
機へ搬送する途上に於いてHCや溶剤成分が大気中に放
出されず、主乾燥機入口付近での結露や水分の再吸収に
よる含水率の増加が無く、さらに主乾燥機入口付近に於
いてもゴムや樹脂等の乾燥対象の材料が比較的高温であ
るような乾燥方法と乾燥装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、過熱水蒸気等
の過熱蒸気流を用いてゴムや樹脂等の湿った材料を主乾
燥機へ搬送することにより、上述の問題を解決するもの
である。即ち、本発明は、乾燥に供する粒子を過熱蒸気
流路として構成された搬送管内に取り込んで過熱蒸気流
により搬送して予備乾燥し、前記搬送管の所定部位に設
けた固気分離器により粒子を補集して該固気分離器に連
結した乾燥機内に送り込み、該乾燥機内にて粒子を乾燥
する、乾燥方法である。また、本発明は、管内を流して
いる過熱蒸気流により乾燥に供する粒子を搬送して予備
乾燥する搬送管と、前記搬送管の所定部位に設けられて
該搬送管内を搬送される粒子を補集する固気分離器と、
前記固気分離器により補集された粒子を取り込んで乾燥
する乾燥機と、を有する乾燥装置である。なお、乾燥機
に於ける乾燥は、例えば、過熱蒸気により行うことがで
きる。
の過熱蒸気流を用いてゴムや樹脂等の湿った材料を主乾
燥機へ搬送することにより、上述の問題を解決するもの
である。即ち、本発明は、乾燥に供する粒子を過熱蒸気
流路として構成された搬送管内に取り込んで過熱蒸気流
により搬送して予備乾燥し、前記搬送管の所定部位に設
けた固気分離器により粒子を補集して該固気分離器に連
結した乾燥機内に送り込み、該乾燥機内にて粒子を乾燥
する、乾燥方法である。また、本発明は、管内を流して
いる過熱蒸気流により乾燥に供する粒子を搬送して予備
乾燥する搬送管と、前記搬送管の所定部位に設けられて
該搬送管内を搬送される粒子を補集する固気分離器と、
前記固気分離器により補集された粒子を取り込んで乾燥
する乾燥機と、を有する乾燥装置である。なお、乾燥機
に於ける乾燥は、例えば、過熱蒸気により行うことがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は通気型バンド乾燥機27を主
乾燥機として備えた乾燥システムの構成を示す模式図で
ある。以下、図1に即して説明する。まず、含水率50
wt%WB程度のゴム材料が、脱水機11により含水率1
0〜15wt%WB程度まで脱水され、さらに、粉砕機
12にて粉砕された後、過熱蒸気流路である気流乾燥機21
に供給される。この時の温度は、60〜80℃程度であ
る。気流乾燥機21内には、ブロワー24により20〜10
0m/sec程度の流速とされ、蒸気加熱器25により1
20〜150℃程度に加熱された(飽和水蒸気とならな
い程度に加熱された)過熱水蒸気が流されている。この
気流乾燥機21内に送り込まれたゴム材料と水蒸気は、過
熱水蒸気流により搬送されて、固気分離器22に到る。こ
の間にゴム材料は予熱されて予備乾燥されるため、固気
分離器22に到達した時点で、その温度は100〜120
℃程度となっている。固気分離器22ではゴム材料が補集
されて、ゴム材料と気体とが分離される。ゴム材料は、
通気型バンド乾燥機27内へ送り込まれて、多段に設けら
れたバンド27a 上を搬送される間に、内部に設けられた
ヒータ27b で加熱される過熱水蒸気により乾燥される。
過熱水蒸気の温度は120〜150℃程度、圧力は0〜
200mmAqGである。この通気型バンド乾燥機27
は、バンド27a やヒータ27b の構成に関しては従来の通
気型バンド乾燥機270 と同様であるが、空気を吸入する
吸入口71が無く、高温の空気等を大気中へ排出する排気
口72が無い点、及び、これに関連して、内部の過熱水蒸
気の圧力を圧力センサ31により検出してコントローラ32
により監視し、その結果に応じて弁33を開閉することで
乾燥機27の内部圧力を調整するとともに、余分な蒸気
(水蒸気,HC,溶剤蒸気等)を凝縮器34へ導いて凝縮
させ、凝縮タンク35にて回収する点に於いて、従来の通
気型バンド乾燥機270 と異なる。なお、通気型バンド乾
燥機27にて乾燥されたゴム材料は、ロータリーバルブ28
等のシール機構を経て排出された後、エレベータ44を経
て成型機43に到る。一方、固気分離器22にて分離された
気体(水蒸気,HC,溶剤蒸気)は、蒸気洗浄器23にて
洗浄され、その後、前述のブロワー24により昇圧され、
蒸気加熱器25により加熱されて、気流乾燥機21への再循
環に供される。この循環路は通気型バンド乾燥機27と連
通されているため、その圧力は、通気型バンド乾燥機27
内の圧力と同様に、弁33の開閉により制御されることと
なり、且つ、固気分離器22にて分離された気体(水蒸
気,HC,溶剤蒸気)も、弁33と凝縮器34を経て凝縮タ
ンク35に回収されることとなる。このように、図1のシ
ステムでは、脱水されたゴム粒子を過熱蒸気流の循環路
として構成された搬送管内に取り込んで過熱蒸気流によ
り搬送して予備乾燥し、前記搬送管の所定部位に設けた
固気分離器によりゴム粒子を捕集して該固気分離器に連
結した乾燥機内に送り込み、前記乾燥器内に設けた多孔
板製バンド上を搬送することによりゴム粒子を過熱水蒸
気により乾燥して乾燥機外へ送り出すとともに該乾燥機
に連結した回収管に設けた凝縮器によりゴム粒子から蒸
発されるHC、溶剤蒸気を回収するという機能が実現さ
れる。
乾燥機として備えた乾燥システムの構成を示す模式図で
ある。以下、図1に即して説明する。まず、含水率50
wt%WB程度のゴム材料が、脱水機11により含水率1
0〜15wt%WB程度まで脱水され、さらに、粉砕機
12にて粉砕された後、過熱蒸気流路である気流乾燥機21
に供給される。この時の温度は、60〜80℃程度であ
る。気流乾燥機21内には、ブロワー24により20〜10
0m/sec程度の流速とされ、蒸気加熱器25により1
20〜150℃程度に加熱された(飽和水蒸気とならな
い程度に加熱された)過熱水蒸気が流されている。この
気流乾燥機21内に送り込まれたゴム材料と水蒸気は、過
熱水蒸気流により搬送されて、固気分離器22に到る。こ
の間にゴム材料は予熱されて予備乾燥されるため、固気
分離器22に到達した時点で、その温度は100〜120
℃程度となっている。固気分離器22ではゴム材料が補集
されて、ゴム材料と気体とが分離される。ゴム材料は、
通気型バンド乾燥機27内へ送り込まれて、多段に設けら
れたバンド27a 上を搬送される間に、内部に設けられた
ヒータ27b で加熱される過熱水蒸気により乾燥される。
過熱水蒸気の温度は120〜150℃程度、圧力は0〜
200mmAqGである。この通気型バンド乾燥機27
は、バンド27a やヒータ27b の構成に関しては従来の通
気型バンド乾燥機270 と同様であるが、空気を吸入する
吸入口71が無く、高温の空気等を大気中へ排出する排気
口72が無い点、及び、これに関連して、内部の過熱水蒸
気の圧力を圧力センサ31により検出してコントローラ32
により監視し、その結果に応じて弁33を開閉することで
乾燥機27の内部圧力を調整するとともに、余分な蒸気
(水蒸気,HC,溶剤蒸気等)を凝縮器34へ導いて凝縮
させ、凝縮タンク35にて回収する点に於いて、従来の通
気型バンド乾燥機270 と異なる。なお、通気型バンド乾
燥機27にて乾燥されたゴム材料は、ロータリーバルブ28
等のシール機構を経て排出された後、エレベータ44を経
て成型機43に到る。一方、固気分離器22にて分離された
気体(水蒸気,HC,溶剤蒸気)は、蒸気洗浄器23にて
洗浄され、その後、前述のブロワー24により昇圧され、
蒸気加熱器25により加熱されて、気流乾燥機21への再循
環に供される。この循環路は通気型バンド乾燥機27と連
通されているため、その圧力は、通気型バンド乾燥機27
内の圧力と同様に、弁33の開閉により制御されることと
なり、且つ、固気分離器22にて分離された気体(水蒸
気,HC,溶剤蒸気)も、弁33と凝縮器34を経て凝縮タ
ンク35に回収されることとなる。このように、図1のシ
ステムでは、脱水されたゴム粒子を過熱蒸気流の循環路
として構成された搬送管内に取り込んで過熱蒸気流によ
り搬送して予備乾燥し、前記搬送管の所定部位に設けた
固気分離器によりゴム粒子を捕集して該固気分離器に連
結した乾燥機内に送り込み、前記乾燥器内に設けた多孔
板製バンド上を搬送することによりゴム粒子を過熱水蒸
気により乾燥して乾燥機外へ送り出すとともに該乾燥機
に連結した回収管に設けた凝縮器によりゴム粒子から蒸
発されるHC、溶剤蒸気を回収するという機能が実現さ
れる。
【0006】図3は連続流動層乾燥機60を主乾燥機とし
て備えた乾燥システムの構成を示す模式図である。以
下、図3に即して説明する。まず、湿った樹脂材料(S
T系樹脂)が、脱水機11により含水率10〜40wt%
WB程度まで脱水され、シール機能を持つ供給器を介し
て、過熱蒸気流路である気流乾燥機21に供給される。こ
の時の樹脂の温度は30〜40℃である。気流乾燥機21
内には、ブロワー24により150Torrの圧力とさ
れ、蒸気加熱器25により140℃程度に加熱された過熱
蒸気が流されている。樹脂粒子と過熱蒸気は、粉砕機12
にて分散された後、気流乾燥機21により連続流動層乾燥
機60へ送られるまでの間に、過熱蒸気の顕熱により15
0Torrの圧力下での沸点60℃まで昇温され、水分
5〜30wt%WBまで乾燥される。気流乾燥機21内で
乾燥された樹脂粒子と過熱蒸気は、固気分離器22にて分
離される。分離された樹脂粒子は、連続流動層乾燥機60
に供給されるが、その際、特別なシール機構は不要であ
る。なぜならば、固気分離器22からの供給前後の雰囲気
は、何れも同一圧力の過熱蒸気となっているためであ
る。連続流動層乾燥機60に供給される過熱蒸気は、圧力
150Torr、温度140℃程度あり、過熱蒸気の顕
熱により、樹脂粒子は、温度80℃、含水率0.3〜4
wt%WBまで乾燥される。乾燥後の樹脂粒子は、シー
ル機構を持つ排出器61を経て排出される。このように、
本例では過熱蒸気を用いて樹脂粒子を連続流動層乾燥機
60まで搬送しているため、該乾燥機60での乾燥時間を短
縮できる。気流乾燥機内での乾燥に用いられた過熱蒸
気、及び、連続流動層乾燥機60内での乾燥に用いられた
過熱蒸気は、各々固気分離器22,22aにて樹脂粒子を分離
された後、蒸気洗浄器23にて更に樹脂粒子を除去・洗浄
されて、略60℃の飽和蒸気となる。この飽和蒸気は、
蒸気加熱器25にて再度加熱されて140℃の過熱蒸気と
されて、前述のように、ブロワー24により昇圧されて、
再び、気流乾燥機21や連続流動層乾燥機60での乾燥に供
される。また、上記の循環系を構成する管路内の圧力
は、常時、圧力センサ31により検出されてコントローラ
32により監視されており、その結果に基づいて、コント
ローラ32は弁33を開閉制御して、弁33の側の分岐管29に
設けられた凝縮器34により余分な蒸気を凝縮して、凝縮
タンク35により排水と水不溶性の残留溶媒に分離して回
収するように構成されている。なお、系内に混入した空
気等の非凝縮成分は、凝縮タンク35のベントから放出さ
れる。このように、図3のシステムでは、脱水された樹
脂粒子を過熱蒸気流の循環路として構成された搬送管内
に取り込んで過熱蒸気流により搬送して予備乾燥し、前
記搬送管の所定部位に設けた固気分離器により樹脂粒子
を捕集して該固気分離器に連結された乾燥機内に送り込
み過熱蒸気により乾燥して乾燥機外へ送り出すとともに
該乾燥器に連結した回収管により樹脂粒子から蒸発した
溶剤蒸気を前記固気分離器の下流側で前記搬送管へ戻
し、前記戻し位置の下流側で且つ前記取り込み位置の上
流側にて分岐させた分岐管に設けた凝縮器により樹脂粒
子から蒸発した溶剤蒸気を回収するという機能が実現さ
れる。
て備えた乾燥システムの構成を示す模式図である。以
下、図3に即して説明する。まず、湿った樹脂材料(S
T系樹脂)が、脱水機11により含水率10〜40wt%
WB程度まで脱水され、シール機能を持つ供給器を介し
て、過熱蒸気流路である気流乾燥機21に供給される。こ
の時の樹脂の温度は30〜40℃である。気流乾燥機21
内には、ブロワー24により150Torrの圧力とさ
れ、蒸気加熱器25により140℃程度に加熱された過熱
蒸気が流されている。樹脂粒子と過熱蒸気は、粉砕機12
にて分散された後、気流乾燥機21により連続流動層乾燥
機60へ送られるまでの間に、過熱蒸気の顕熱により15
0Torrの圧力下での沸点60℃まで昇温され、水分
5〜30wt%WBまで乾燥される。気流乾燥機21内で
乾燥された樹脂粒子と過熱蒸気は、固気分離器22にて分
離される。分離された樹脂粒子は、連続流動層乾燥機60
に供給されるが、その際、特別なシール機構は不要であ
る。なぜならば、固気分離器22からの供給前後の雰囲気
は、何れも同一圧力の過熱蒸気となっているためであ
る。連続流動層乾燥機60に供給される過熱蒸気は、圧力
150Torr、温度140℃程度あり、過熱蒸気の顕
熱により、樹脂粒子は、温度80℃、含水率0.3〜4
wt%WBまで乾燥される。乾燥後の樹脂粒子は、シー
ル機構を持つ排出器61を経て排出される。このように、
本例では過熱蒸気を用いて樹脂粒子を連続流動層乾燥機
60まで搬送しているため、該乾燥機60での乾燥時間を短
縮できる。気流乾燥機内での乾燥に用いられた過熱蒸
気、及び、連続流動層乾燥機60内での乾燥に用いられた
過熱蒸気は、各々固気分離器22,22aにて樹脂粒子を分離
された後、蒸気洗浄器23にて更に樹脂粒子を除去・洗浄
されて、略60℃の飽和蒸気となる。この飽和蒸気は、
蒸気加熱器25にて再度加熱されて140℃の過熱蒸気と
されて、前述のように、ブロワー24により昇圧されて、
再び、気流乾燥機21や連続流動層乾燥機60での乾燥に供
される。また、上記の循環系を構成する管路内の圧力
は、常時、圧力センサ31により検出されてコントローラ
32により監視されており、その結果に基づいて、コント
ローラ32は弁33を開閉制御して、弁33の側の分岐管29に
設けられた凝縮器34により余分な蒸気を凝縮して、凝縮
タンク35により排水と水不溶性の残留溶媒に分離して回
収するように構成されている。なお、系内に混入した空
気等の非凝縮成分は、凝縮タンク35のベントから放出さ
れる。このように、図3のシステムでは、脱水された樹
脂粒子を過熱蒸気流の循環路として構成された搬送管内
に取り込んで過熱蒸気流により搬送して予備乾燥し、前
記搬送管の所定部位に設けた固気分離器により樹脂粒子
を捕集して該固気分離器に連結された乾燥機内に送り込
み過熱蒸気により乾燥して乾燥機外へ送り出すとともに
該乾燥器に連結した回収管により樹脂粒子から蒸発した
溶剤蒸気を前記固気分離器の下流側で前記搬送管へ戻
し、前記戻し位置の下流側で且つ前記取り込み位置の上
流側にて分岐させた分岐管に設けた凝縮器により樹脂粒
子から蒸発した溶剤蒸気を回収するという機能が実現さ
れる。
【0007】図4はバッチ流動層乾燥機60a を主乾燥機
として備えた乾燥システムの構成を示す模式図である。
図4の構成は、略図3と同様である。以下、図3と同じ
部分については説明を省略して、図4に即して説明す
る。ST系樹脂材料が、脱水機11、粉砕機12、気流乾燥
機21を経て、固気分離器22に到るまでは図3と同様であ
り、固気分離器22に到った時点で、樹脂粒子は、過熱蒸
気の顕熱により150Torrの圧力下での沸点60℃
まで昇温され、水分5〜30wt%WBまで乾燥されて
いる。固気分離器22にて分離された樹脂粒子は、フィー
ドホッパー26に供給され、フィードホッパー26とバッチ
流動層乾燥機60a との間をシールするシール機構を経
て、バッチ流動層乾燥機60a に供給される。こうしてバ
ッチ流動層乾燥機60a に送り込まれた樹脂粒子は、その
内部にて、熱風を利用した乾燥方法により乾燥されるの
であるが、その供給前に於いて、前述のように60℃程
度まで昇温されているため、バッチ流動層乾燥機60a で
の乾燥時間を短縮することができる。なお、固気分離器
22にて分離された過熱蒸気が、蒸気洗浄器23、蒸気加熱
器25、ブロワー24により循環されて再利用に供される
点、及び、余分な蒸気が凝縮器34へ送られて凝縮され
て、凝縮タンク35にて分離・回収される点については、
図3の場合と同様である。このように、図4のシステム
では、脱水された樹脂粒子を過熱蒸気流の循環路として
構成された搬送管内に取り込んで過熱蒸気流により搬送
して予備乾燥し、前記搬送管の所定部位に設けた固気分
離器により樹脂粒子を捕集して該固気分離器に連結され
た乾燥機内に送り込み乾燥して乾燥機外へ送り出し、一
方、樹脂粒子から蒸発した溶剤蒸気を余分な蒸気として
分岐管に設けた凝縮器により回収するという機能が実現
される。
として備えた乾燥システムの構成を示す模式図である。
図4の構成は、略図3と同様である。以下、図3と同じ
部分については説明を省略して、図4に即して説明す
る。ST系樹脂材料が、脱水機11、粉砕機12、気流乾燥
機21を経て、固気分離器22に到るまでは図3と同様であ
り、固気分離器22に到った時点で、樹脂粒子は、過熱蒸
気の顕熱により150Torrの圧力下での沸点60℃
まで昇温され、水分5〜30wt%WBまで乾燥されて
いる。固気分離器22にて分離された樹脂粒子は、フィー
ドホッパー26に供給され、フィードホッパー26とバッチ
流動層乾燥機60a との間をシールするシール機構を経
て、バッチ流動層乾燥機60a に供給される。こうしてバ
ッチ流動層乾燥機60a に送り込まれた樹脂粒子は、その
内部にて、熱風を利用した乾燥方法により乾燥されるの
であるが、その供給前に於いて、前述のように60℃程
度まで昇温されているため、バッチ流動層乾燥機60a で
の乾燥時間を短縮することができる。なお、固気分離器
22にて分離された過熱蒸気が、蒸気洗浄器23、蒸気加熱
器25、ブロワー24により循環されて再利用に供される
点、及び、余分な蒸気が凝縮器34へ送られて凝縮され
て、凝縮タンク35にて分離・回収される点については、
図3の場合と同様である。このように、図4のシステム
では、脱水された樹脂粒子を過熱蒸気流の循環路として
構成された搬送管内に取り込んで過熱蒸気流により搬送
して予備乾燥し、前記搬送管の所定部位に設けた固気分
離器により樹脂粒子を捕集して該固気分離器に連結され
た乾燥機内に送り込み乾燥して乾燥機外へ送り出し、一
方、樹脂粒子から蒸発した溶剤蒸気を余分な蒸気として
分岐管に設けた凝縮器により回収するという機能が実現
される。
【0008】なお、上記では、通気バンド型乾燥機、連
続流動層乾燥機、バッチ流動層乾燥機について述べてい
るが、本発明は、他に、材料静置型乾燥機である回分式
箱型乾燥機、材料移送型乾燥機である並行流バンド(ト
ンネル乾燥機),噴出量(ノズルジェット)乾燥機,通
気堅型乾燥機、材料攪拌型乾燥機である円筒及び溝型攪
拌乾燥機,棹和乾燥機,円盤乾燥機,回転乾燥機,水蒸
気管付回転乾燥機、通気回転乾燥機,その他の流動層乾
燥機,円錐型乾燥機,振動輸送乾燥機、熱風移送型乾燥
機である噴霧乾燥機,気流乾燥機、円筒乾燥機であるド
ラム乾燥機,多円筒乾燥機についても適用可能である。
続流動層乾燥機、バッチ流動層乾燥機について述べてい
るが、本発明は、他に、材料静置型乾燥機である回分式
箱型乾燥機、材料移送型乾燥機である並行流バンド(ト
ンネル乾燥機),噴出量(ノズルジェット)乾燥機,通
気堅型乾燥機、材料攪拌型乾燥機である円筒及び溝型攪
拌乾燥機,棹和乾燥機,円盤乾燥機,回転乾燥機,水蒸
気管付回転乾燥機、通気回転乾燥機,その他の流動層乾
燥機,円錐型乾燥機,振動輸送乾燥機、熱風移送型乾燥
機である噴霧乾燥機,気流乾燥機、円筒乾燥機であるド
ラム乾燥機,多円筒乾燥機についても適用可能である。
【0009】
【発明の効果】本発明によると、ゴムや樹脂等の湿った
材料を主乾燥機へ搬送する途上に於いてHCや溶剤成分
が大気中に放出されることはなく、主乾燥機入口付近で
の結露や水分の再吸収による含水率の増加も無く、さら
に主乾燥機入口付近に於いてもゴムや樹脂等の乾燥対象
の材料が比較的高温であるため主乾燥機内での乾燥時間
を短縮することができる。
材料を主乾燥機へ搬送する途上に於いてHCや溶剤成分
が大気中に放出されることはなく、主乾燥機入口付近で
の結露や水分の再吸収による含水率の増加も無く、さら
に主乾燥機入口付近に於いてもゴムや樹脂等の乾燥対象
の材料が比較的高温であるため主乾燥機内での乾燥時間
を短縮することができる。
【図1】通気バンド型乾燥機に本発明を適用した場合の
乾燥システムの構成を示す模式図。
乾燥システムの構成を示す模式図。
【図2】従来の通気バンド型乾燥機を用いた乾燥システ
ムの構成を示す模式図。
ムの構成を示す模式図。
【図3】連続流動層型乾燥機に本発明を適用した場合の
乾燥システムの構成を示す模式図。
乾燥システムの構成を示す模式図。
【図4】バッチ流動層乾燥機に本発明を適用した場合の
乾燥システムの構成を示す模式図。
乾燥システムの構成を示す模式図。
21 気流乾燥機 27 通気バンド型乾燥機 60 連続流動層乾燥機 60a バッチ流動層乾燥機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 敏朗 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 橘高 賢治 東京都中央区京橋一丁目18番1号 テクノ ポリマー株式会社内 (72)発明者 大高 康裕 東京都中央区京橋一丁目18番1号 テクノ ポリマー株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 乾燥に供する粒子を過熱蒸気流路として
構成された搬送管内に取り込んで過熱蒸気流により搬送
して予備乾燥し、 前記搬送管の所定部位に設けた固気分離器により粒子を
補集して該固気分離器に連結した乾燥機内に送り込み、 該乾燥機内にて粒子を乾燥する、 乾燥方法。 - 【請求項2】 管内を流している過熱蒸気流により乾燥
に供する粒子を搬送して予備乾燥する搬送管と、 前記搬送管の所定部位に設けられ、該搬送管内を搬送さ
れる粒子を補集する固気分離器と、 前記固気分離器により補集された粒子を取り込んで乾燥
する乾燥機と、 を有する乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20252097A JPH1130476A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 乾燥方法、及び乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20252097A JPH1130476A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 乾燥方法、及び乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1130476A true JPH1130476A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16458862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20252097A Withdrawn JPH1130476A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 乾燥方法、及び乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1130476A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133591A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-18 | Ohkawara Kakohki Co Ltd | 連続式常圧過熱水蒸気乾燥方法及び装置 |
| JP2009160886A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Kyocera Mita Corp | 乾燥装置及びそれを備えたインクジェット記録装置 |
| JP2013505816A (ja) * | 2009-09-28 | 2013-02-21 | グアンチョウ、ピュデ、エンバイロンメンタル、プロテクション、エキップメント、リミテッド | 下水汚泥の濃縮‐脱水および好気的空気乾燥を統合する方法 |
| JP2023007563A (ja) * | 2021-07-02 | 2023-01-19 | 株式会社アーステクニカ | 乾燥システム及び乾燥方法 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP20252097A patent/JPH1130476A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133591A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-18 | Ohkawara Kakohki Co Ltd | 連続式常圧過熱水蒸気乾燥方法及び装置 |
| JP2009160886A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Kyocera Mita Corp | 乾燥装置及びそれを備えたインクジェット記録装置 |
| JP2013505816A (ja) * | 2009-09-28 | 2013-02-21 | グアンチョウ、ピュデ、エンバイロンメンタル、プロテクション、エキップメント、リミテッド | 下水汚泥の濃縮‐脱水および好気的空気乾燥を統合する方法 |
| JP2023007563A (ja) * | 2021-07-02 | 2023-01-19 | 株式会社アーステクニカ | 乾燥システム及び乾燥方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |