JPH11305437A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH11305437A
JPH11305437A JP10110654A JP11065498A JPH11305437A JP H11305437 A JPH11305437 A JP H11305437A JP 10110654 A JP10110654 A JP 10110654A JP 11065498 A JP11065498 A JP 11065498A JP H11305437 A JPH11305437 A JP H11305437A
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Japan
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resist
film
pattern
organic silicon
solution
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JP10110654A
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English (en)
Inventor
Masashi Asano
昌史 浅野
Yasuro Mitsuyoshi
靖郎 三吉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 下地へのダメージを抑えてレジストのみを効
率よく除去することの可能なパターン形成方法を提供す
ること。 【解決手段】 被処理基板上にレジスト膜を形成する工
程と、前記レジスト膜を、レジスト膜中の溶解抑止基又
は溶解抑止剤を分解する温度以上の温度に加熱する工程
と、前記レジスト膜を、レジストを溶解する溶液に浸漬
して、前記レジスト膜を除去する工程とを具備すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、パターン形成方法
に係り、特に、半導体素子の製造における、反射防止膜
を使用したパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の製造方法には、ウェハー上
に複数の物質を堆積し、所望のパターンにパターニング
する工程を多く含んでいる。このパターニング工程は、
一般にレジストと呼ばれる感光性物質を半導体ウェハー
上の被加工膜の上に堆積し、このレジストを選択的に紫
外光を光源としてパターン露光する工程を伴う。
【0003】このようなパターン露光工程においては、
露光光の被加工膜からの反射光を防ぐことが重要であ
り、特開昭49−55280号公報に開示されているよ
うに、レジストと被加工膜との間に反射防止膜を形成す
る方法が提案されている。反射防止膜としては種々の材
料が用いられているが、下記に示すような、プロセスコ
ストが安価なスピンコーテング法により塗布可能な材料
が主に用いられる。
【0004】1)ポリサルフォンなどのプラズマ分解型
の樹脂(特開昭58−149045号) 2)ポリシラン(米国特許5,380,621号、特開
平5−257288号) しかしながら、これらの材料には、次のような問題があ
る。
【0005】即ち、1)の材料は、レジストパターンを
ドライエッチング法で転写する際に反射防止膜とレジス
トとのエッチング速度がほぼ等しいため、反射防止膜の
エッチング途中でレジストパターンが全てなくなり、所
望の寸法で反射防止膜を加工することが困難となる。特
に、解像度を高めるために、レジストの膜厚を反射防止
膜と同程度まで薄くした場合、この問題はより一層顕著
になる。
【0006】また、2)の材料は、レジストに対して反
射防止膜のエッチング速度が速いという利点を有するも
のの、被加工膜の加工後、反射防止膜を剥離する際に残
渣が発生したり、或は残渣が発生しない状況で剥離処理
を行うと、被加工膜も同時に削れてしまう。
【0007】2)の材料については、現在までに、ポリ
シランなどの、シリコンとシリコンの結合を主鎖に持つ
有機シリコン化合物が知られている。このような有機シ
リコン化合物を含有する有機シリコン膜を反射防止膜と
して用いたパターン形成方法としては、まずレジストパ
ターンを形成し、次いで、このレジストパターンをマス
クとして用いて、有機シリコン膜にレジストパターンを
転写し、転写された有機シリコン膜パターンをマスクと
して用いて被加工膜のパターニングを行い、次に、レジ
ストパターンと有機シリコン膜パターンを剥離するとい
うプロセスが知られている。
【0008】このようなパターン形成方法によれば、残
渣が発生することなく、ポリシラン等の有機シリコン膜
を剥離することが出来る。
【0009】但し、実際のパターン形成プロセスにおい
ては、何らかの装置トラブルなどによって、プロセスの
一部にミスが生じることがある。典型的なものが、レジ
ストパターンを形成したときのミスで、例えば、露光不
足、フォーカス位置ずれを起こすなどの理由により、所
望のパターンが形成されないときがある。また、アライ
メントの不具合によって、被加工膜の下にある膜(すで
に形成されている)のパターンと、このプロセスで形成
したレジストパターンとの間で位置ずれがおきる場合も
ある。
【0010】このようにレジストパターンの形成に失敗
した場合は、すでに形成したレジストパターンを取り去
り、再び新しいレジスト膜を形成し、露光、現像して、
レジストパターンを形成し直す必要がある。また、レジ
ストを塗布した段階で、レジストの塗布むら等により、
レジストを塗布し直す必要があることも有り得る。この
ような時に、レジスト膜或いはレジストパターンを取り
去る必要があるが、有機シリコン膜を反射防止膜として
用いたプロセスにおいては、従来、レジストを取り去る
ために、酸素とCF4 の混合プラズマを用いるなどし
て、レジスト膜と有機シリコン膜を同時に剥離し、その
後、被加工膜上に有機シリコン膜を形成し、その上にレ
ジスト膜を形成し、露光、現像してレジストパターンを
再形成していた。ところが、このプロセスには以下の2
つの欠点がある。
【0011】1)レジストを除去するときに有機シリコ
ン膜も取り去ってしまうため、有機シリコン膜の再塗布
が必要であり、そのため、プロセスコストがかさむ。
【0012】2)有機シリコン膜を取り去った後に再び
有機シリコン膜を形成した場合、被加工膜と有機シリコ
ン膜との密着性が悪くなり、所々で有機シリコン膜の膜
剥がれを起こしてしまう。
【0013】そのため、レジストパターンを再形成する
プロセスにおいては、レジストパターンのみを取り去
り、有機シリコン膜はそのまま残るようなプロセスが望
まれていた。
【0014】一方、半導体装置製造プロセスにおけるレ
ジスト剥離には、従来より、過酸化水素水と硫酸との混
合溶液を用いてレジストを溶解する方法、有機溶剤を用
いて溶解する方法、O2 アッシャーにより灰化する方法
等が知られている。しかしながら、いずれの方法を用い
ても、少なからず、下地基板にダメージを与えてしま
う。
【0015】例えば、最近では、露光光の下地基板から
の反射を低減させる目的で、反射防止膜技術の検討が進
められているが、有機塗布型の反射防止膜(例えば、特
開昭58−149045号)を用いた場合に、レジスト
のみを剥離することは困難である。上述した方法では、
往々にしてレジストのみならず反射防止膜も剥離されて
しまう。これは、露光時に合わせずれや線幅異常が生じ
た場合に、レジストを剥離、再塗布し、露光をやり直す
際、反射防止膜の塗布から行うことになり、工程の増加
につながってしまう。
【0016】半導体回路の高集積化に従い、合わせ精度
や寸法精度のスペックが厳しくなり、必然的に露光のや
り直しも多くならざるを得ない。そこで、簡便にレジス
トのみを剥離することが必要になってくる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情の
下でなされ、下地へのダメージを抑えてレジストのみを
効率よく除去することの可能なパターン形成方法を提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、被処理基板上にレジスト膜を形成す
る工程と、前記レジスト膜を、レジスト膜中の溶解抑止
基又は溶解抑止剤を分解する温度以上の温度に加熱する
工程と、前記レジスト膜を、レジストを溶解する溶液に
浸漬して、前記レジスト膜を除去する工程とを具備する
ことを特徴とするパターン形成方法を提供する。
【0019】第2の発明は、被処理基板上にレジスト膜
を形成する工程と、前記レジスト膜に対し、放射線の照
射、加熱、またはそれらの組合せを行う工程と、前記レ
ジスト膜を、レジストを溶解する溶液に浸漬して、前記
レジスト膜を除去する工程とを具備することを特徴とす
るパターン形成方法を提供する。
【0020】第3の発明は、被処理基板上に、シリコン
とシリコンの結合を主鎖に有する有機シリコン膜を形成
する工程と、前記有機シリコン膜上に第1のレジストパ
ターンを形成する工程と、(a)前記レジスト溶液に含
まれる溶剤の少なくとも一種、(b)界面活性剤、およ
び(c)0.20規定より高濃度のアルカリ水溶液から
なる群から選ばれた少なくとも1種を含む溶液に前記第
1のレジストパターンを浸漬することにより前記第1の
レジスト膜を除去する工程と、前記有機シリコン膜上に
第2のレジストパターンを形成する工程とを具備するこ
とを特徴とするパターン形成方法を提供する。
【0021】第4の発明は、被処理基板上に、シリコン
とシリコンの結合を主鎖に有する有機シリコン膜を形成
する工程と、前記有機シリコン膜上にレジスト膜を形成
する工程と、(a)前記レジスト溶液に含まれる溶剤の
少なくとも一種、(b)界面活性剤、および(c)0.
20規定より高濃度のアルカリ水溶液からなる群から選
ばれた少なくとも1種を含む溶液に前記レジスト膜を浸
漬することにより前記レジスト膜を除去する工程と、前
記有機シリコン膜上にレジストパターンを形成する工程
とを具備することを特徴とするパターン形成方法を提供
する。
【0022】次に、以上のように構成される第1〜第4
の発明に係るパターン形成方法について、より詳細に説
明する。
【0023】まず、第1および第2の発明について、現
在主流となっている化学増幅型レジストを例に挙げて説
明する。KrFエキシマレーザー露光に適用される化学
増幅型ポジレジストの一般的な構成例として、ポリビニ
ルフェノールの水酸基の一部を溶解抑止基であるt−ブ
トキシカルボニル基等で置換し、酸発生剤としてオニウ
ム塩を用いたものがある。このような系のレジストで
は、露光部に発生した酸の触媒反応により、溶解抑止基
又は溶解抑止剤が分解して、アルカリ現像液に可溶とな
る。
【0024】このように、溶解抑止基又は溶解抑止剤を
分解すればアルカリ現像液に溶けるという基本的な特性
を利用すれば、簡単にレジストを剥離することができ
る。即ち、第1の発明では、溶解抑止基又は溶解抑止剤
の分解を、紫外光、X線、電子ビーム、イオンビーム等
の放射線照射や加熱処理、またはこれらの組み合わせに
より行い、その後、アルカリ現像液等で処理すれば、レ
ジストのみを効率的に剥離することが出来る。
【0025】これは、露光後のレジストパターン検査で
合わせずれや寸法異常等が生じた場合の露光やり直しの
際のレジスト剥離に非常に有効である。
【0026】またより簡単に、露光済のレジスト膜に対
し、更に全面露光および現像を経て剥離することも可能
である。ただし、非化学増幅型であるナフトキノン/ノ
ボラック型のポジレジストに対し、第1の発明は容易に
適用できるが、化学増幅型レジストの場合、レジスト種
によっては1度現像された膜中に不純物が残り、それが
全面露光の際の酸触媒反応を阻害して、現像液による剥
離を困難にする可能性もある。そのような場合は、上述
した加熱による溶解抑止基又は溶解抑止剤の分解を適用
したほうがよい。
【0027】第1の発明では、レジスト膜は、レジスト
膜中の溶解抑止基又は溶解抑止剤を分解する温度以上の
温度に加熱される。即ち、化学増幅型ポジレジストを剥
離する際、まず溶解抑止基又は溶解抑止剤が分解する温
度以上で加熱し、続いてアルカリ溶液で溶解する。化学
増幅型ポジレジストの溶解抑止基又は溶解抑止剤は、酸
による触媒反応の他に、加熱等により分解することが知
られている。そこで、下層に有機型反射防止膜等を用い
た場合でも、加熱によりレジスト中の溶解抑止基又は溶
解抑止剤を分解してアルカリ溶液に浸せば、レジストの
みを剥離することが可能となる。
【0028】図6は、Si基板上に形成された膜厚60
00オングストロームの化学増幅型ポジレジスト(溶解
抑止基としてt−ブトキシカルボニルメチル基を使用)
について、0.21規定のTMAH水溶液に60秒間浸
漬した後の、レジスト残膜量の加熱温度依存性(加熱温
度60秒)を示す。
【0029】図6のグラフからわかるように、レジスト
膜を、溶解抑止基であるt−ブトキシカルボニルメチル
基の分解温度である155℃以上に加熱することで、レ
ジストの現像後の残膜は0となる。この結果は、155
℃で溶解抑止基が充分に分解されていることを示してい
る。即ち、レジストを剥離するためには、この溶解抑止
基が分解される温度より高い温度で加熱すればよい。
【0030】ただし、あまり温度を上げ過ぎると、レジ
ストの種類によっては高分子樹脂間で架橋反応が起こ
り、現像液に対する溶解性が落ちる可能性がある。その
ため、予め加熱温度に対する溶解特性の変化を調べてお
くことが必要である。
【0031】第2の発明において、放射線の照射は、K
rFエキシマレーザー(248nm)、ArFエキシマ
レーザー(193nm)、水銀ランプのi線(365n
m)、電子線、X線などの高エネルギー線を用いること
ができる。放射線の照射量は、通常の露光における照射
量よりも多くする必要がある。
【0032】また、加熱温度は、レジストの種類により
相違するが、一般に、130〜200℃程度が適当であ
る。
【0033】第1および第2の発明において用いられ
る、レジストを溶解する溶液としては、アルカリ溶液を
用いることが出来る。アルカリとしては、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、アンモニア、ケイ酸ナトリウム
等の無機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピルアミ
ン等の第一級アミン類、ジエチルアミン等の第二級アミ
ン類、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン等の第
三級アミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
(TMAH)、トリメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ムヒドロキシド等の第4級アンモニウム塩などが挙げら
れる。
【0034】第1および第2の発明において、被処理基
板として、有機化合物または有機シリコン化合物を含む
膜が最上部に形成されているものを用いることが出来
る。有機シリコン化合物としては、後述するポリシラン
を用いることが出来る。
【0035】例えば反射防止膜として使用される有機化
合物や有機シリコン膜上のレジスト膜のみを剥離するこ
とは一般に困難である。それは、これらの有機化合物や
有機シリコン膜を構成物質は、レジストと似通っている
ため、有機溶剤や剥離液、或いはドライエッチングによ
る処理では、レジストと下層有機膜との選択比が取り難
いからである。
【0036】一方、上述の第1および第2の発明では、
レジストに固有な反応を利用するため、レジストのみを
効率よく剥離できる。従って、第1および第2の発明
は、特に、有機化合物や有機シリコン膜上のレジスト膜
のみの剥離に対して有効と考えられる。
【0037】第3および第4の発明では、まず、シリコ
ン基板上の被加工膜上に、反射防止膜として、シリコン
とシリコンの結合を主鎖に持つ有機シリコン化合物を含
有する有機シリコン膜を形成する。即ち、反射防止膜と
しての有機シリコン膜を形成することが必須である。次
に、有機シリコン膜上に、レジスト溶液を塗布、ベーク
して、レジスト膜を形成する。次いで、レジスト膜を露
光、現像して、レジストパターンを形成する。この際、
レジスト塗布、露光の不具合などで、レジストパターン
を形成し直す必要がある場合がある(第3の発明)。あ
るいは、レジスト膜を形成した段階で、膜厚の均一性が
悪い等の理由で、レジスト膜を除去する場合がある(第
4の発明)。
【0038】これらの場合に、レジスト膜、あるいはレ
ジストパターンを取り去る目的で、膜を(a)レジスト
溶液に含まれる溶剤の少なくとも一種、(b)界面活性
剤、、(c)0.20規定より高濃度のアルカリ水溶液
のいずれかを含む溶液に含浸して、有機シリコン膜は除
去せずにレジストのみを除去し、その後残った有機シリ
コン膜上に、再びレジスト溶液を塗布、ベークしてレジ
スト膜を形成し、露光、現像してレジストパターンを形
成する。
【0039】以上のような第3および第4の発明におい
て、有機シリコン膜の形成方法として、ここでは塗布法
による有機シリコン膜形成方法について詳述する。
【0040】最初に、シリコンとシリコンの結合を主鎖
に有する有機シリコン化合物を有機溶剤に溶解して、溶
液材料を作成する。シリコンとシリコンの結合を主鎖に
有する有機シリコン化合物としては、例えば一般式(S
iR1112)で表わすことができるポリシランが挙げら
れる(ここで、R11およびR12は、水素原子または炭素
数1〜20の置換もしくは非置換の脂肪族炭化水素また
は芳香族炭価水素などを示す)。
【0041】ポリシランは単独重合体でも共重合体でも
よく、2種以上のポリシランが酸素原子、窒素原子、脂
肪族基、芳香族基を解して互いに結合した構造を有する
ものでもよい。有機シリコン化合物の具体例を下記式
[1−1]〜[1−114]に示す。なお、式中、m、
nは正の整数を表わす。
【0042】これらの化合物の重量平均分子量は、特に
限定されることはないが、200〜100,000が好
ましい。その理由は、分子量が200未満では、レジス
トの溶剤に有機シリコン膜が溶解してしまい、一方、1
00,000を超えると、有機溶剤に溶解しにくく、溶
液材料を作成しにくくなるためである。
【0043】
【化1】
【0044】
【化2】
【0045】
【化3】
【0046】
【化4】
【0047】
【化5】
【0048】
【化6】
【0049】
【化7】
【0050】
【化8】
【0051】
【化9】
【0052】
【化10】
【0053】
【化11】
【0054】
【化12】
【0055】
【化13】
【0056】
【化14】
【0057】
【化15】
【0058】有機シリコン化合物は、一種類に限ること
はなく、数種類の化合物を混合してもよい。また、必要
に応じて、貯蔵安定性をはかるための熱重合防止剤、シ
リコン系絶縁膜への密着性を向上させるための密着性向
上剤、シリコン系絶縁膜からレジスト膜中へ反射する光
を防ぐために紫外光を吸収する染料、ポリサルフォン、
ポリベンズイミダゾールなどの紫外光を吸収するポリマ
ー、導電性物質、光、熱により導電性が生じる物質、あ
るいは有機シリコン化合物を架橋し得る架橋剤を添加し
てもよい。
【0059】導電性物質としては、例えば、有機スルフ
ォン酸、有機カルボン酸、多価アルコール、多価チオー
ル(例えばヨウ素、臭素)、SbF5 、PF5 、B
5 、SnF5 などが挙げられる。
【0060】光、熱などのエネルギーで導電性が生じる
物質としては、炭素クラスタ(C60、C70)、シア
ノアントラセン、ジシアノアントラセン、トリフェニル
ピリウム、テトラフルオロボレート、テトラシアノキノ
ジメタン、テトラシアノエチレン、フタルイミドトリフ
レート、パークロロペンタシクロドデカン、ジシアノベ
ンゼン、ベンゾニトリル、トリクロロメチルトリアジ
ン、ベンゾイルペルオキシド、ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸、t−ブチルペルオキシドなどが挙げられる。
【0061】より具体的には、下記式[2−1]〜[2
−106]に示す化合物を挙げることができる。
【0062】
【化16】
【0063】
【化17】
【0064】
【化18】
【0065】
【化19】
【0066】
【化20】
【0067】
【化21】
【0068】
【化22】
【0069】
【化23】
【0070】
【化24】
【0071】
【化25】
【0072】架橋剤としては、例えば多重結合を有する
有機ケイ素化合物や、アクリル系の不飽和化合物が挙げ
られる。溶剤としては、極性の有機溶剤でも、無極性の
有機溶剤でもよく、具体的には、乳酸エチル(EL)、
エチル−3−エトキシプロピオネート(EEP)、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PG
MEA)、プロピレングリコールモノメチルエーテル
(PGME)等や、シクロヘキサン、2−ヘプタノン、
3−ヘプタノン、アセチルアセトン、シクロペンタノン
などのケトン類、プロピレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、エチルセロソルブアセテート、メチル
セロソルブアセテート、メチル−3−メトキシプロピオ
ネート、エチル−3−メトキシプロピオネート、メチル
−3−エトキシプロピオネート、ピルビン酸メチル、ピ
ルビン酸エチルなどのエステル類、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエ
ーテルなどのエーテル類、乳酸メチル、グリコール酸エ
チルなどのグリコール酸エチル誘導体などが挙げられる
が、それらに限定されるものではない。
【0073】以上の方法で塗布材料を作成し、シリコン
系絶縁膜上に、例えばスピンコーテング法などで溶液材
料を塗布した後、加熱して溶剤を気化することにより、
有機シリコン膜を作成する。この段階でレジストに対す
る十分な選択比が得られるガラス転移温度が得られれば
よいが、得られない場合、さらに塗膜に対して加熱、或
いはエネルギービームを照射して、塗膜を架橋させるこ
とが望ましい。
【0074】エネルギービームとしては、例えば紫外
光、X線、電子線、イオン線などを挙げることができ
る。特に、加熱とエネルギービームの照射を同時に行う
ことで、架橋反応の進行を早め、実用的なプロセス処理
時間でガラス転移温度を著しく向上させることができ
る。なお、加熱、或いはエネルギービームの照射でシリ
コンとシリコンとの結合を主鎖に有する有機シリコン化
合物中の主鎖のシリコンとシリコンとの結合が開烈し、
酸素と結合し、酸化しやすくなり、レジストとシリコン
有機膜とのエッチング選択比が低下することが生じる。
このような場合、加熱およびエネルギービームの照射
は、空気中より酸素濃度が低い雰囲気下で行うことが好
ましい。
【0075】次に、有機シリコン膜上にレジスト溶液を
塗布し、ベークして、レジスト膜を形成する。この時の
レジストとしては、例えば、ノボラック樹脂とナフトキ
ノンアジド化合物を含有するレジストや、アルカリ可溶
性樹脂、酸によってアルカリ可溶性が増大する化合物、
露光により酸を発生する化合物からなるレジスト、架橋
剤とアルカリ可溶性樹脂からなるレジスト、などを挙げ
ることができるが、これらに限定されるものではない。
【0076】また、レジスト中には、必要に応じて、溶
解抑止剤や、界面活性剤、保存安定剤等が含まれていて
もよい。このレジストに含まれる溶剤としては、通常用
いられるものとして、乳酸エチル(EL)、エチル−3
−エトキシプロピオネート(EEP)、プロピレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、
プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)
などが挙げられ、その他にもシクロヘキサノン、2−ヘ
プタノン、3−ヘプタノン、アセチルアセトン、シクロ
ペンタノンなどのケトン類、プロピレングリコールモノ
エチルエーテルアセテート、エチルセロソルブアセテー
ト、メチルセロソルブアセテート、メチル−3−メトキ
シプロピオネート、エチル−3−メトキシプロピオネー
ト、メチル−3−エトキシプロピオネート、ピルビン酸
メチル、ピルビン酸エチルなどのエステル類、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコール
ジメチルエーテルなどのエーテル類、乳酸メチル、グリ
コール酸エチルなどのグリコール酸エステル誘導体など
が挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0077】次に、形成したレジスト膜に露光、現像を
行って、レジストパターンを形成する。この場合の露光
光源としては、KrFエキシマレーザー(248n
m)、ArFエキシマレーザー(193nm)、水銀ラ
ンプのi線(365nm)、電子線、X線などの高エネ
ルギー線を用いることができるが、それらに限定される
ものではない。
【0078】何らかのプロセス上のトラブル、例えば露
光装置のフォーカスずれ等によって、所望のレジストパ
ターンが形成されなかった場合、有機シリコン膜を除去
せずに前記レジストパターンのみを取り去る必要があ
る。あるいは、レジストを塗布した段階で、レジストの
塗布むら等があった場合は、レジストを露光する前に、
有機シリコン膜を除去せずにレジストのみを除去する必
要がある。これらの場合に、有機シリコン膜を除去せず
にレジストを除去するための手段として、以下の3つを
用いることが出来る。
【0079】1)前記レジスト溶液に含まれる溶剤のう
ち1種類以上を含む溶液にレジストパターンを含浸し、
レジストパターンを除去する。またこの溶液中には、下
記2)で示すような界面活性剤、あるいは下記3)で示
すようなアルカリ溶液を含むことができる。
【0080】2)界面活性剤を含む溶液にレジストパタ
ーンを含浸する。この時の溶媒は、例えば水溶性有機溶
媒が使用できる。水溶性有機溶媒として、例えば疎水性
アルキル基の炭素総数が3以上のジメチルスルホキシド
などのスルホキシド類、ジメチルスルホン等のスルホン
類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド等のアミド類、N−メチル−2−ピロリド
ン等のラクタム類、エチレングリコール、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメ
チルエーテルアセテート等の多価アルコール及びその誘
導体等が挙げられる。
【0081】含まれる界面活性剤としては、通常知られ
ているアニオン系、カチオン系、ノニオン系のどれを使
用してもよい。界面活性剤の具体例としては、例えば次
のものが挙げられる。まずアニオン系として、アルキル
ベンゼンスルフォン酸類、アルキルナフタレンスルフォ
ン酸類等がある。カチオン系としては、炭素総数6個以
上の第4級アンモニウム塩がある。またノニオン系とし
ては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル等が挙げられる。溶液中に
は、下記3)で示すようなアルカリ水溶液を含むことが
できる。
【0082】3)高濃度のアルカリ水溶液にレジストパ
ターンを含浸する。アルカリとしては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、アンモニア、ケイ酸ナトリウム等
の無機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピルアミン
等の第一級アミン類、ジエチルアミン等の第二級アミン
類、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン等の第三
級アミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
(TMAH)、トリメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ムヒドロキシド等の第4級アンモニウム塩などが挙げら
れる。アルカリ水溶液の濃度は濃い方が望ましく、例え
ばTMAHの場合、0.3規定以上が好ましい。
【0083】上記の各溶液の温度は室温でも良いが、含
浸時間を短くする等の目的で、150℃を越えない温度
に加熱してもよい。
【0084】上記1)〜3)のいずれかの方法でレジス
トパターンを除去した後、再びレジスト溶液を塗布し、
ベークしてレジスト膜を形成し、露光、現像を行ってレ
ジストパターンを形成する。その結果、有機シリコン膜
やレジストの膜剥がれは見られず、上述のような露光装
置のトラブルなどがなければ、所望のレジストパターン
が形成される。もし、露光装置のトラブルなどで、再び
所望のレジストパターンが得られなかった場合は、再び
レジストパターンの除去、レジスト膜の形成、露光、現
像のプロセスを繰り返す必要がある。所望のレジストパ
ターンが得られた場合は、レジストパターンをマスクと
して用いて、有機シリコン膜にパターンを転写する。有
機シリコン膜のパターンの形成方法としては、例えば、
塩素プラズマを用いて有機シリコン膜をエッチングする
等の方法が挙げられるが、それらに限定されるものでは
ない。
【0085】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0086】実施例1 本実施例は、第1の発明に係る実施例である。
【0087】図1(a)に示すように、第1のパターン
2が形成された下地基板1の上に、塗布型有機反射防止
膜3(商品名CD9:ブリューワサイエンス社製)を9
00オングストロームの厚さに塗布した。ここで第1の
パターン2を構成する膜の材質は、一般的に素子製造に
用いられる導体であれば、特に限定されない。また、反
射防止膜の材質も特に限定されない。
【0088】次いで、図1(b)に示すように、溶解抑
止基としてt−ブトキシカルボニル基を有する化学増幅
型ポジ型レジストを塗布し、100℃で90秒間のプレ
ベークを行い、6000オングストロームの厚さのレジ
スト膜4を形成した。次に、KrFエキシマレーザ露光
装置NSR−S201A(ニコン社製)を用い、KrF
エキシマレーザ光5を第2のパターンを有する露光マス
ク6を通して露光した。
【0089】その後、100℃で90秒間の露光後ベー
ク(PEB)を行い、0.21規定のテトラメチルアン
モニウムハイドライド(TMAH)水溶液により現像
し、図1(d)に示すように、レジストパターン4を形
成した。ところが重ね合わせずれが生じたため、以下に
示す2つの方法でレジストパターン4を剥離した。方法
1は、本発明を適用したもの、方法2は、従来技術によ
るものである。
【0090】(方法1)まず、図2(a)に示すよう
に、レジストパターン4が形成された処理基板1を、ホ
ットプレート7上で160℃で60秒間のベークを行っ
た。次いで、0.21規定のTMAH水溶液8中に60
秒間浸漬し、図2(b)に示すように、レジストパター
ン4を除去した。
【0091】(方法2)レジストパターンが形成された
処理基板を、過酸化水素水と硫酸との混合溶液中に3分
間浸漬し、レジストパターンを除去した。溶液の混合比
は、過酸化水素水1に対して硫酸3とした。
【0092】以上のように、方法1および2によりレジ
ストパターンを剥離したところ、次のような結果を得
た。
【0093】方法1によると、加熱により化学増幅型ポ
ジレジストの溶解抑止基を分解してTMAH水溶液に溶
解させたため、下地反射防止膜には何ら影響を与えない
ことがわかった。一方、方法2では、強い酸を用いてい
るため、下地の有機反射防止膜も溶解してしまった。
【0094】方法1及び方法2によりレジストパターン
を剥離したものの断面形状をそれぞれ図3(a)及び図
3(b)に示す。図3(a)と図3(b)との比較か
ら、従来技術の方法2では、反射防止膜まで剥離されて
おり、やり直し露光のためには反射防止膜塗布から行う
必要があるのに対し、本発明の方法1では、レジストパ
ターンのみが剥離されており、レジスト塗布からやり直
せば済むことがわかる。
【0095】実施例2 本実施例は、第2の発明に係る実施例である。
【0096】実施例1と同様にして、第1のパターン上
に第2のパターンを作成した。即ち、図4(a)に示す
ように、第1のパターン9が形成された下地基板12の
上に、塗布型有機反射防止膜10を形成し、次いで、そ
の上にレジストパターン11を形成した。
【0097】次に、以下に示す方法3及び方法4によ
り、レジストパターン11を剥離した。方法3は、本発
明を適用したもの、方法4は、従来技術によるものであ
る。
【0098】(方法3)まず、図4(b)に示すよう
に、レジストパターン11が形成された処理基板12に
対し、KrFエキシマ露光装置によりKrFエキシマレ
ーザ13の全面露光を行った。ここで、露光量は通常の
パターン露光時の2倍とした。次いで、図4(c)に示
すように、ホットプレート上で110℃で90秒間のベ
ークを行った。次に、図4(d)に示すように、0.2
1規定のTMAH水溶液15に60秒間浸し、レジスト
パターン11を除去した。
【0099】(方法4)レジストパターンの形成された
処理基板を、過酸化水素水と硫酸との混合溶液に3分間
浸漬し、レジストパターンを除去した。溶液の混合比
は、過酸化水素水1に対して硫酸を3とした。
【0100】以上のように、方法3および4によりレジ
ストパターンを剥離したところ、次のような結果を得
た。
【0101】方法3によると、全面露光により第2のパ
ターンの未露光部を再露光しているため、下地反射防止
膜には何ら影響を与えない。また、全面露光時の露光量
を通常のパターン露光時よりも高めにしているので、レ
ジストをアルカリ現像液等に十分に可溶にすることがで
きる。一方、方法4では、強い酸を用いているため、下
地の有機反射防止膜も溶解してしまった。
【0102】方法3及び方法4によりレジストパターン
を剥離したものの断面形状をそれぞれ図5(a)及び図
5(b)に示す。図5(a)と図5(b)の比較から、
従来技術の方法4では、反射防止膜まで剥離されてお
り、やり直し露光のためには反射防止膜塗布から行う必
要があるのに対し、本発明の方法3では、レジストパタ
ーンのみが剥離されており、レジスト塗布からやり直せ
ば済むことがわかる。
【0103】以下の実施例3〜5は、第3の発明に係る
実施例である。
【0104】実施例3 まず、図7(a)に示すように、シリコン基板21上に
形成された厚さ500nmのSiO2 膜22上に、上記
式[1−84]に示す重量平均分子量12,000の有
機シリコン化合物(m/n=4/1)10gをトルエン
90gに溶解して作成した溶液材料をスピンコーテング
法により塗布した。次いで、ホットプレートを用いて1
60℃で90秒間加熱して溶剤を気化乾燥させて、膜厚
0.15μmの有機シリコン膜23を形成した。
【0105】次に、以下の方法で、レジスト溶液を作成
した。すなわち、約40%をt−ブトキシカルボニル化
した平均分子量7,000のポリビニルフェノール15
g、トリフェニルフルフォニウムトリフレート1gを乳
酸エチル84gに溶解し、孔径0.15μmのメンブレ
ンフィルターでろ過して、フォトレジスト溶液とした。
【0106】次に、上記の有機シリコン膜23上に、上
記のフォトレジスト溶液を0.8μmの厚さに回転塗布
し、ホットプレートで100℃で90秒間ベークして、
レジスト膜24を形成した(図7(a))。
【0107】その後、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジストの露光を行い、ホットプレートで100℃
で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAHで6
0秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25μm
のラインアンドスペースパターン25を形成した(図7
(b))。
【0108】次に、上記レジストパターンを、室温で乳
酸エチルに15分間含浸し、レジストパターンを除去し
た(図7(c))。残存した有機シリコン膜23の表面
を光学顕微鏡、電子顕微鏡で観察したところ、レジスト
の残さは見られず、また有機シリコン膜の腐食はまった
く見られなかった。
【0109】次に、残存した有機シリコン膜上に、上記
のフォトレジスト溶液を0.8μmの厚さに回転塗布
し、ホットプレートで100℃で90秒間ベークして、
レジスト膜26を形成した(図7(d))。
【0110】その後、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジストの露光を行い、ホットプレートで100℃
で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAHで6
0秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25μm
のラインアンドスペースパターン27を形成した。この
パターン27を電子顕微鏡で観察したところ、有機シリ
コン膜の剥がれや、レジスト膜の剥がれは見られず、ま
たレジストと有機シリコン膜とのミキシングも観察され
ず、0.25μmのラインアンドスペースパターン27
が良好に形成された(図7(e))。レジストパターン
27の形状は、レジスト再塗布前のレジストパターン2
5と同じぐらい良好であった。
【0111】比較例1 まず、図8(a)に示すように、シリコン基板31上に
形成された厚さ500nmのSiO2 膜32上に、上記
式[1−84]に示す重量平均分子量12,000の有
機シリコン化合物(m/n=4/1)をトルエン90g
に溶解して作成した溶液材料をスピンコーテング法によ
り塗布した。次いで、ホットプレートを用いて160℃
で90秒間加熱して溶剤を気化乾燥させて、膜厚0.1
5μmの有機シリコン膜33を形成した。
【0112】次に、以下の方法でレジスト溶液を作成し
た。すなわち、約40%をt−ブトキシカルボニル化し
た平均分子量7,000のポリビニルフェノール15
g、トリフェニルフルフォニウムトリフレート1gを乳
酸エチル84gに溶解し、孔径0.15μmのメンブレ
ンフィルターでろ過してフォトレジスト溶液とした。
【0113】その後、上記の有機シリコン膜33上に、
上記のフォトレジスト溶液を0.8μmの厚さに回転塗
布し、ホットプレートで100℃で90秒間ベークし
て、レジスト膜34を形成した(図8(a))。
【0114】次いで、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジスト膜34の露光を行い、ホットプレートで1
00℃で90秒間ベークした後、0.21規定のTMA
Hで60秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.2
5μmのラインアンドスペースパターン35を形成した
(図8(b))。
【0115】次に、上記レジストパターン35を、O2
+CF4 の混合ガスを用いたダウンフロープラズマに1
0分間さらした。プラズマ条件は、O2 ガス流量=10
00sccm、CF4 ガス流量=100sccm、20
00W、圧力2Torr、温度200℃のダウンフロー
プラズマである。
【0116】このようなダウンフロープラズマにさらす
ことで、レジストパターン35と有機シリコン膜33と
が同時に除去された(図8(c))。残存したSiO2
膜32の腐食は見られず、レジストや有機シリコン膜の
残渣は見られなかった。
【0117】次に、残存したSiO2 膜32上に、上記
式[1−1]に示す重量平均分子量12,000の有機
シリコン化合物10gをトルエン90gに溶解して作成
した溶液材料をスピンコーテング法により塗布した。次
いで、ホットプレートを用いて、160℃で90秒間加
熱して溶剤を気化乾燥させて、膜厚0.15μmの有機
シリコン膜36を形成した。
【0118】その後、有機シリコン膜36上に、上記の
フォトレジスト溶液を0.8μmの厚さに回転塗布し、
ホットプレートで100℃で90秒間ベークして、レジ
スト膜37を形成した(図8(d))。
【0119】その後、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジストの露光を行い、ホットプレートで100℃
で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAHで6
0秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25μm
のラインアンドスペースパターン38を形成した。とこ
ろが、パターンを光学顕微鏡、電子顕微鏡で観察したと
ころ、有機シリコン膜36が所々で下地のSiO2 膜3
2からはがれており、そのため、レジストパターン38
も、図8(e)に示すようにはがれてしまっていた。し
たがって、レジストパターン38の一部が良好に形成さ
れない結果となった。
【0120】実施例4 実施例3と同様の操作を、レジスト膜24,26を形成
するためのレジスト溶液、被加工膜22、有機シリコン
膜23の種類を変えて行い、また、レジストパターン2
5の除去に用いる溶剤、この溶剤にレジストパターン2
5を含浸させる時間、温度を変化させた。
【0121】具体的な手順は以下の通りである。
【0122】まず、図7(a)において、シリコン基板
21上の被加工膜22として、次の3種類を形成した。
【0123】(A1):膜厚500nmのSiO2 膜 (A2):スパッタ法で形成した300nmのSiO2
膜上に形成した、TiN/Ti/0.5%Cu−Al/
Ti/TiN(膜厚は400オングストローム/50オ
ングストローム/2300オングストローム/100オ
ングストローム/200オングストローム)からなる金
属配線層 (A3):厚さ500nmのSiO2 膜上に形成した厚
さ390nmのポリシリコン膜 被加工膜22上に形成する有機シリコン膜23として
は、次の2種類の膜を用いた。
【0124】(B1):上記式[1−84]に示す重量
平均分子量12,000の有機シリコン化合物(m/n
=4/1)10gをトルエン90gに溶解して作成した
溶液材料をスピンコーテング法により塗布し、次いで、
ホットプレートを用いて160℃で90秒間加熱して溶
剤を気化乾燥させて作成した、膜厚0.15μmの有機
シリコン膜 (B2):上記式[1−84]に示す重量平均分子量1
2,000の有機シリコン化合物(m/n=4/1)1
0gとフラーレン0.1gとをトルエン90gに溶解し
て作成した溶液材料をスピンコーテング法により塗布
し、次いで、ホットプレートを用いて160℃で90秒
間加熱して溶剤を気化乾燥させて作成した、膜厚0.1
5μmの有機シリコン膜有機シリコン膜23上のレジス
ト24としては、以下の2種類を用いた。
【0125】(C1):約40%をt−ブトキシカルボ
ニル化した平均分子量7,000のポリビニルフェノー
ル15g、トリフェニルフルフォニウムトリフレート1
gを乳酸エチル(EL)84gに溶解し、孔径0.15
μmのメンブレンフィルターでろ過してフォトレジスト
溶液とした。次いで、上記の有機シリコン膜23上に、
前記フォトレジスト溶液を0.8μmの厚さに回転塗布
し、ホットプレートで100℃で90秒間ベークして、
レジスト膜24を形成した。
【0126】(C2):約50%をt−ブトキシカルボ
ニル化した平均分子量10,000のポリビニルフェノ
ール19g、トリフェニルフルフォニウムトリフレート
1.3gをEL50gとエチル−3−エトキシプロピオ
ネート(EEP)30gの混合溶液に溶解し、孔径0.
15μmのメンブレンフィルターでろ過してフォトレジ
スト溶液とした。次いで、上記の有機シリコン膜23上
に、前記フォトレジスト溶液を0.85μmの厚さに回
転塗布し、ホットプレートで100℃で90秒間ベーク
して、レジスト膜24を形成した。
【0127】以上のようにして、図7(a)に示すよう
な積層構造を作成した後、KrFエキシマステッパを用
いて、上記レジスト膜24の露光を行い、ホットプレー
トで100℃で90秒間ベークした後、0.21規定の
TMAHで60秒間の現像を行って、上記レジストの幅
0.25μmのラインアンドスペースパターン25を形
成した(図7(b))。
【0128】次に、上記レジストパターン25を、有機
溶剤に含浸し、レジストパターン25を除去した(図7
(c))。有機溶剤の種類、温度、時間は、下記表1に
示すように変化させた。
【0129】残存した有機シリコン膜23の表面を光学
顕微鏡、電子顕微鏡で観察して、レジストの残りがある
か、また有機シリコン膜に対する腐食があるかどうかを
調べた。その結果を下記表2に示す。下記表2から、レ
ジストの残渣が生じることなく、レジストが除去できる
ことがわかる。また、表2で「O]であったものは全て
有機シリコン膜に対する腐食はなかった。
【0130】
【表1】
【0131】
【表2】
【0132】次に、有機シリコン膜上に残渣のないもの
について、以下の操作を行った。
【0133】残存した有機シリコン膜23上に、レジス
ト膜24を形成したときに用いたのと同じフォトレジス
ト溶液、同じ処理条件を用いて、レジスト膜26を形成
した(図2(d))。
【0134】その後、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジストの露光を行い、ホットプレートで100℃
で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAHで6
0秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25μm
のラインアンドスペースパターン27を形成した(図7
(e))。
【0135】パターンを電子顕微鏡で観察し、有機シリ
コン膜の剥がれの有無を観察した結果を下記表3に示
す。下記表3で、結果が「○」であったものについて
は、レジスト膜の剥がれ、レジストと有機シリコン膜と
のミキシングはまったく観測されず、0.25μmのラ
インアンドスペースパターン27が良好に形成されてお
り、レジストパターン27の形状は、レジスト再塗布前
のレジストパターン25と同じぐらい良好であった。
【0136】
【表3】
【0137】比較例2 比較例1と同様の操作を、レジスト膜34,37を形成
するためのレジスト溶液、被加工膜32、有機シリコン
膜33,36の種類を変えて行い、また、レジストパタ
ーンと有機シリコン膜の除去の処理条件を変化させた。
【0138】具体的な手順は次の通りである。
【0139】まず、図8(a)において、シリコン基板
31上の被加工膜32としては、実施例4の(A1)〜
(A3)を用いた。次に、被加工膜32上に形成する有
機シリコン膜33としては、実施例4の(B1)、(B
2)を用いた。有機シリコン膜33上のレジスト34と
しては、実施例4の(C1)、(C2)を用いた。
【0140】上記のようにして図8(a)に示すような
積層構造を作成した後、KrFエキシマステッパを用い
て上記レジストの露光を行い、ホットプレートで100
℃で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAHで
60秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25μ
mのラインアンドスペースパターン35を形成した(図
8(b))。
【0141】次に、上記レジストパターン35を、O2
+CF4 の混合ガスを用いたダウンフロープラズマにさ
らした。プラズマ条件は、以下の(E1)〜(E4)の
ように変化させて、レジストパターン35と有機シリコ
ン膜33とを同時に除去した。
【0142】(E1):O2 流量=1000sccm、
CF4 流量=100sccm、2000W、圧力2To
rr、温度200℃、10min (E2):O2 流量=1000sccm、CF4 流量=
20sccm、2000W、圧力2Torr、温度20
0℃、10min (E3):O2 流量=1000sccm、CF4 流量=
100sccm、2000W、圧力2Torr、温度は
室温、10min (E4):O2 流量=1000sccm、CF4 流量=
20sccm、2000W、圧力2Torr、温度は室
温、10min 以上のようにレジストパターン35をプラズマにさらし
た後、被加工膜32上に残渣が見られたかどうかを観察
した。その結果を下記表4に示す。なお、結果が「○」
であったものについては、被加工膜32の腐食は見られ
なかった。
【0143】
【表4】
【0144】次に、上記で被加工膜上に残渣が見られな
かったものについて、有機シリコン膜33の作成に用い
たものと同じ溶液、処理条件で有機シリコン膜36を形
成し、その上に、レジスト膜34の形成に用いたものと
同じ溶液、処理条件でレジスト膜37を形成した(図8
(d))。
【0145】その後、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジスト膜37の露光を行い、ホットプレートで1
00℃で90秒間ベークした後、0.21規定のTMA
Hで60秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.2
5μmのラインアンドスペースパターン38を形成した
(図8(e))。
【0146】パターン38を電子顕微鏡で観察し、有機
シリコン膜36の剥がれの有無を観察した。その結果を
下記表5に示す。下記表5からわかるように、すべての
条件で、有機シリコン膜36の被加工膜32からの剥が
れが観察され、そのため、レジストパターン38も、図
8(e)に示すように剥がれてしまい、レジストパター
ン38の一部が形成されない結果となった。
【0147】
【表5】
【0148】実施例5 まず、図7(a)に示すように、シリコン基板21上に
形成された被加工膜22として、実施例4で用いた(A
1)〜(A3)の3種類を形成した。次いで、被加工膜
22上に、有機シリコン膜23を形成した。有機シリコ
ン膜としては、実施例4で用いた(B1)および(B
2)の2種類を用いた。
【0149】次に、有機シリコン膜23上に、レジスト
膜24を形成した。レジスト膜24としては、実施例4
で用いた(C1)および(C2)の2種類を用いた。
【0150】以上のようにして、図7(a)に示すよう
な積層構造を作成した後、KrFエキシマステッパを用
いて上記レジストの露光を行い、ホットプレートで10
0℃で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAH
で60秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25
μmのラインアンドスペースパターン25を形成した
(図7(b))。
【0151】次に、上記レジストパターン25を、界面
活性剤入りの溶液や、濃度を変えたアルカリ現像液に含
浸した。その時の組成、溶液温度、時間を、下記表6の
(F1)から(F12)のように変化させた。
【0152】
【表6】
【0153】残存した有機シリコン膜23の表面を光学
顕微鏡、電子顕微鏡で観察し、レジストの残渣の有無を
調べた。その結果を下記表7に示す。表7において、結
果が「○」、つまりレジストの残渣が無かったものにつ
いては、全て、有機シリコン膜の腐食はまったく見られ
なかった。
【0154】
【表7】
【0155】次に、上記表7で結果が「○」であったも
のについて、残存した有機シリコン膜上に、上記のフォ
トレジスト溶液を0.8μmの厚さに回転塗布し、ホッ
トプレートで100℃で90秒間ベークして、レジスト
膜26を形成した(図7(d))。
【0156】その後、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジストの露光を行い、ホットプレートで100℃
で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAHで6
0秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25μm
のラインアンドスペースパターン25を形成した。パタ
ーン25を電子顕微鏡で観察したところ、有機シリコン
膜の剥がれや、レジスト膜の剥がれは全く見られず、ま
たレジストと有機シリコン膜とのミキシングも観察され
ず、0.25μmのラインアンドスペースパターン27
が良好に形成された(図7(e))。
【0157】レジストパターン27の形状は、レジスト
再塗布前のレジストパターン25と同じぐらい良好であ
った。
【0158】実施例6 本実施例は、第4の発明に係る実施例である。
【0159】まず、図9(a)に示すように、シリコン
基板41上に形成された被加工膜42として、実施例4
で用いた(A1)〜(A3)の3種類を形成した。次い
で、被加工膜42上に有機シリコン膜43を形成した。
有機シリコン膜43としては、実施例4で用いた(B
1)および(B2)の2種類を用いた。
【0160】次に、有機シリコン膜43上に、レジスト
膜44を形成した。レジスト膜としては、実施例4で用
いた(C1)および(C2)の2種類を用いた。
【0161】上記のようにして図9(a)に示すような
積層構造を作成した後、上記レジスト膜を、前記レジス
トの溶剤、あるいは界面活性剤入りの溶液、濃度を変え
たアルカリ現像液に含浸した。そして、残存した有機シ
リコン膜43の表面を光学顕微鏡、電子顕微鏡で観察
し、レジストの残渣の有無を調べた。含浸した溶液の組
成、含浸条件、残渣の有無の評価結果を下記表8に示
す。下記表8で結果が「○」、つまりレジストの残渣が
無かったものについては、全て、有機シリコン膜の腐食
はまったく見られなかった(図9(b))。
【0162】
【表8】
【0163】次に、上記表8で結果が「○」であったも
のについて、残存した有機シリコン膜上に、上記のフォ
トレジスト溶液を0.8μmの厚さに回転塗布し、ホッ
トプレートで100℃で90秒間ベークして、レジスト
膜45を形成した(図9(c))。
【0164】その後、KrFエキシマステッパを用いて
上記レジストの露光を行い、ホットプレートで100℃
で90秒間ベークした後、0.21規定のTMAHで6
0秒間の現像を行って、上記レジストの幅0.25μm
のラインアンドスペースパターン46を形成した。パタ
ーン46を電子顕微鏡で観察したところ、有機シリコン
膜の剥がれや、レジスト膜の剥がれは全く見られず、ま
たレジストと有機シリコン膜とのミキシングも観察され
ず、0.25μmのラインアンドスペースパターン46
が良好に形成された(図9(d))。
【0165】
【発明の効果】以上説明したように、第1および第2の
発明によると、紫外光、X線、電子ビーム、イオンビー
ム等の放射線照射や加熱処理、またはこれらの組み合わ
せにより、レジストの溶解抑止基を分解し、アルカリ現
像液等で処理することにより、レジストのみを効率的に
剥離することができる。これは、露光後のレジストパタ
ーン検査における合わせずれや寸法異常等が生じた場合
の露光やり直しの際のレジスト剥離に特に有効である。
【0166】また、本発明の第3および第4の発明によ
ると、レジストパターンまたはレジスト膜を除去すると
きに、レジストパターンまたはレジスト膜のみを除去
し、その後、レジストのみを再塗布してレジストパター
ンを形成した場合には、有機シリコン膜の膜剥がれが生
ずることはなく、所望のレジストパターンを得ることが
出来る。
【0167】またこの時、レジストの膜剥がれや、下
地、例えば有機シリコン膜とレジストとのミキシングは
生じない。また、本発明の方法を用いると、有機シリコ
ン膜の再塗布をする必要がないため、レジスト膜と有機
シリコン膜の両方を除去する場合に比べて、プロセスコ
ストが低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るパターン形成方法を工程順に示
す断面図。
【図2】実施例1に係るパターン形成方法を工程順に示
す断面図。
【図3】実施例1に係る方法と従来の方法によるレジス
トパターン剥離後の構造を示す断面図。
【図4】実施例2に係るパターン形成方法を工程順に示
す断面図。
【図5】実施例2に係る方法と従来の方法によるレジス
トパターン剥離後の構造を示す断面図。
【図6】レジスト残渣の加熱温度依存性を示す特性図。
【図7】実施例3に係るパターン形成方法を工程順に示
す断面図。
【図8】比較例1に係るパターン形成方法を工程順に示
す断面図。
【図9】実施例6に係るパターン形成方法を工程順に示
す断面図。
【符号の説明】
1,12,21,31,41…シリコン基板 2,9…パターン 3,10,23,33,43…反射防止膜 4,24,26,34,37,44,45…レジスト膜 4,9,25,27,35,38,46…レジストパタ
ーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 572B 574

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板上にレジスト膜を形成する工
    程と、 前記レジスト膜を、レジスト膜中の溶解抑止基又は溶解
    抑止剤を分解する温度以上の温度に加熱する工程と、 前記レジスト膜を、レジストを溶解する溶液に浸漬し
    て、前記レジスト膜を除去する工程とを具備することを
    特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 被処理基板上にレジスト膜を形成する工
    程と、 前記レジスト膜に対し、放射線の照射、加熱、またはそ
    れらの組合せを行う工程と、 前記レジスト膜を、レジストを溶解する溶液に浸漬し
    て、前記レジスト膜を除去する工程とを具備することを
    特徴とするパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記レジストを溶解する溶液としてアル
    カリ溶液を用いることを特徴とする請求項1または2に
    記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記被処理基板として、シリコンとシリ
    コンの結合を主鎖に有する有機シリコン化合物を含む膜
    が最上部に形成されているものを用いることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかの項に記載のパターン形成方
    法。
  5. 【請求項5】 前記レジストは化学増幅型ポジレジスト
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に
    記載のパターン形成方法。
  6. 【請求項6】 被処理基板上に、シリコンとシリコンの
    結合を主鎖に有する有機シリコン膜を形成する工程と、 前記有機シリコン膜上に第1のレジストパターンを形成
    する工程と、 (a)前記レジスト溶液に含まれる溶剤の少なくとも一
    種、(b)界面活性剤、および(c)0.20規定より
    高濃度のアルカリ水溶液からなる群から選ばれた少なく
    とも1種を含む溶液に前記第1のレジストパターンを浸
    漬することにより前記第1のレジストパターンを除去す
    る工程と、 前記有機シリコン膜上に第2のレジストパターンを形成
    する工程とを具備することを特徴とするパターン形成方
    法。
  7. 【請求項7】 被処理基板上に、シリコンとシリコンの
    結合を主鎖に有する有機シリコン膜を形成する工程と、 前記有機シリコン膜上にレジスト膜を形成する工程と、 (a)前記レジスト溶液に含まれる溶剤の少なくとも一
    種、(b)界面活性剤、および(c)0.20規定より
    高濃度のアルカリ水溶液からなる群から選ばれた少なく
    とも1種を含む溶液に前記レジスト膜を浸漬することに
    より前記レジスト膜を除去する工程と、 前記有機シリコン膜上にレジストパターンを形成する工
    程とを具備することを特徴とするパターン形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128064A (ja) * 2005-10-14 2007-05-24 Air Products & Chemicals Inc 残留物を除去するための水性洗浄組成物及びそれを使用する方法
JP2007519942A (ja) * 2003-12-02 2007-07-19 アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド レジスト、barc、およびギャップフィル材料を剥離する化学物質ならびに方法
JP2014165340A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Seiko Instruments Inc 半導体装置の製造方法

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