JPH11305448A - 平版印刷版 - Google Patents
平版印刷版Info
- Publication number
- JPH11305448A JPH11305448A JP11090798A JP11090798A JPH11305448A JP H11305448 A JPH11305448 A JP H11305448A JP 11090798 A JP11090798 A JP 11090798A JP 11090798 A JP11090798 A JP 11090798A JP H11305448 A JPH11305448 A JP H11305448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing plate
- lithographic printing
- group
- plate
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】粗面化され陽極酸化されたアルミニウム板を支
持体とする銀錯塩拡散転写法を利用した平版印刷版にお
いて、アルミニウム板の表面形状等の影響を受けにく
く、かつインキ受理性及び耐刷力に優れた平版印刷版を
提供する。 【解決手段】粗面化され陽極酸化されたアルミニウム支
持体とハロゲン化銀乳剤層の間に物理現像核層を有する
平版印刷版において、アルミニウム支持体とハロゲン化
乳剤層の間にカチオン性ポリマーあるいはポリオレフィ
ン系ワックスを含有することを特徴とする平版印刷版。
持体とする銀錯塩拡散転写法を利用した平版印刷版にお
いて、アルミニウム板の表面形状等の影響を受けにく
く、かつインキ受理性及び耐刷力に優れた平版印刷版を
提供する。 【解決手段】粗面化され陽極酸化されたアルミニウム支
持体とハロゲン化銀乳剤層の間に物理現像核層を有する
平版印刷版において、アルミニウム支持体とハロゲン化
乳剤層の間にカチオン性ポリマーあるいはポリオレフィ
ン系ワックスを含有することを特徴とする平版印刷版。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム板を
支持体とする平版印刷版、特に銀錯塩拡散転写法を用い
る平版印刷版に関するものである。
支持体とする平版印刷版、特に銀錯塩拡散転写法を用い
る平版印刷版に関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用いた
平版印刷版については、フォーカル・プレス、ロンドン
ニューヨーク(1972年)発行、アンドレロット及び
エディスワイデ著、「フォトグラフィック・シルバー・
ハライド・ディヒュージョン・プロセシズ」、第101
頁〜第130頁に幾つかの例が記載されている。
平版印刷版については、フォーカル・プレス、ロンドン
ニューヨーク(1972年)発行、アンドレロット及び
エディスワイデ著、「フォトグラフィック・シルバー・
ハライド・ディヒュージョン・プロセシズ」、第101
頁〜第130頁に幾つかの例が記載されている。
【0003】その中で述べられているように、DTR法
を用いた平版印刷版には、転写材料と受像材料を別々に
したツーシートタイプ、あるいはそれらを一枚の支持体
上に設けたモノシートタイプの二方式が知られている。
ツーシートタイプの平版印刷版については、特開昭57
−158844号公報に詳しく記載されている。又、モ
ノシートタイプについては、特公昭48−30562
号、同51−15765号、特開昭51−111103
号、同52−150105号などの各公報に詳しく記載
されている。
を用いた平版印刷版には、転写材料と受像材料を別々に
したツーシートタイプ、あるいはそれらを一枚の支持体
上に設けたモノシートタイプの二方式が知られている。
ツーシートタイプの平版印刷版については、特開昭57
−158844号公報に詳しく記載されている。又、モ
ノシートタイプについては、特公昭48−30562
号、同51−15765号、特開昭51−111103
号、同52−150105号などの各公報に詳しく記載
されている。
【0004】紙を支持体とした平版印刷版は、印刷中の
版伸びや水分のしみ込みなどのため耐刷性を含め高品質
の印刷は困難である。これらの問題点を改良し印刷性能
を向上する目的でフィルム支持体が用いられる。例え
ば、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタールフ
ィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、或はポリエ
ステル、ポリプロピレン、又はポリスチレンフィルムな
どをポリエチレンフィルムで被覆した複合フィルム等が
支持体として利用できる。
版伸びや水分のしみ込みなどのため耐刷性を含め高品質
の印刷は困難である。これらの問題点を改良し印刷性能
を向上する目的でフィルム支持体が用いられる。例え
ば、酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタールフ
ィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、或はポリエ
ステル、ポリプロピレン、又はポリスチレンフィルムな
どをポリエチレンフィルムで被覆した複合フィルム等が
支持体として利用できる。
【0005】しかしながら、フィルムを支持体とした平
版印刷版は紙ベースの印刷版と比べ、版伸び性や水分の
しみ込みなどの点で改良されたものの、耐刷性、保水
性、更には印刷機への版掛け性等の点で問題を残してい
る。
版印刷版は紙ベースの印刷版と比べ、版伸び性や水分の
しみ込みなどの点で改良されたものの、耐刷性、保水
性、更には印刷機への版掛け性等の点で問題を残してい
る。
【0006】そこで、上に述べた紙やプラスチックフィ
ルムを支持体とした平版印刷版の種々の問題点を解決す
るために、アルミニウム板を支持体とした銀塩方式の平
版印刷版が知られており、特開昭57−118244
号、同57−158844号、同63−260491
号、特開平3−116151号、同4−282295号
などの各公報に詳しく記載されている。これらのアルミ
ニウム板を支持体とする銀錯塩拡散転写法を利用したモ
ノシートタイプの平版印刷版(以降、アルミニウム平版
印刷版と称す)は、粗面化され陽極酸化されたアルミニ
ウム支持体上に物理現像核層を有し、更にその上にハロ
ゲン化銀乳剤層を設けた構成に成っている。この平版印
刷版の一般的な製版方法は、露光後、現像処理、水洗処
理(ウォッシュ・オフ:ハロゲン化銀乳剤層の除去)が
施される。また版面の保護のために仕上げ処理が通常施
されている。
ルムを支持体とした平版印刷版の種々の問題点を解決す
るために、アルミニウム板を支持体とした銀塩方式の平
版印刷版が知られており、特開昭57−118244
号、同57−158844号、同63−260491
号、特開平3−116151号、同4−282295号
などの各公報に詳しく記載されている。これらのアルミ
ニウム板を支持体とする銀錯塩拡散転写法を利用したモ
ノシートタイプの平版印刷版(以降、アルミニウム平版
印刷版と称す)は、粗面化され陽極酸化されたアルミニ
ウム支持体上に物理現像核層を有し、更にその上にハロ
ゲン化銀乳剤層を設けた構成に成っている。この平版印
刷版の一般的な製版方法は、露光後、現像処理、水洗処
理(ウォッシュ・オフ:ハロゲン化銀乳剤層の除去)が
施される。また版面の保護のために仕上げ処理が通常施
されている。
【0007】詳細には、現像処理によって物理現像核上
に金属銀画像部が形成され、次の水洗処理によってハロ
ゲン化銀乳剤層が除去されてアルミニウム支持体上に金
属銀画像部(以降、銀画像部と称す)が露出する。同時
に陽極酸化されたアルミニウム表面自身が非画像部とし
て露出する。
に金属銀画像部が形成され、次の水洗処理によってハロ
ゲン化銀乳剤層が除去されてアルミニウム支持体上に金
属銀画像部(以降、銀画像部と称す)が露出する。同時
に陽極酸化されたアルミニウム表面自身が非画像部とし
て露出する。
【0008】上記の本発明が対象とするアルミニウム平
版印刷版は、前述した紙支持体やプラスチックフィルム
支持体を用いた銀塩印刷版に比べて大幅に耐刷力は向上
するものの、10万枚以上の耐刷力を安定して得られる
までには至ってなく、更に改良が望まれていた。
版印刷版は、前述した紙支持体やプラスチックフィルム
支持体を用いた銀塩印刷版に比べて大幅に耐刷力は向上
するものの、10万枚以上の耐刷力を安定して得られる
までには至ってなく、更に改良が望まれていた。
【0009】一方、本発明に用いられるアルミニウム支
持体は、その表面に形成された銀画像部との接着性を向
上させ、かつ保水性を改善するため、アルミニウム支持
体表面を粗面化及び陽極酸化することが行われている。
この粗面化処理(いわゆるグレイニング)には、ボール
グレイニング、ワイヤグレイニング、ブラシグレイニン
グ等の機械的粗面化処理、塩化物、フッ化物等で化学的
にアルミニウムを溶解することにより行う化学的粗面化
処理、及び電気化学的にアルミニウムを溶解することに
より行う電解粗面化処理がある。さらに、デスマット処
理や後処理等の処理も一般に行われている。
持体は、その表面に形成された銀画像部との接着性を向
上させ、かつ保水性を改善するため、アルミニウム支持
体表面を粗面化及び陽極酸化することが行われている。
この粗面化処理(いわゆるグレイニング)には、ボール
グレイニング、ワイヤグレイニング、ブラシグレイニン
グ等の機械的粗面化処理、塩化物、フッ化物等で化学的
にアルミニウムを溶解することにより行う化学的粗面化
処理、及び電気化学的にアルミニウムを溶解することに
より行う電解粗面化処理がある。さらに、デスマット処
理や後処理等の処理も一般に行われている。
【0010】印刷版用アルミニウム板の表面処理は平版
印刷版の種類、印刷用途などによって、粗面の形状、構
造等の異なる極めて多くの粗面化アルミ版が提案されて
いる。特開平7−56344号、同平7−64293号
公報では、0.03〜0.30μmの直径を有する微細
なピットが100μm2当たり500個以上存在すること
が好ましいとされ、特開昭56−28893号公報に於
いては機械的粗面化と化学的エッチング及び電解粗面化
を併用することにより形成されるプラトー(第一次構
造)とピット(プラトーの表面にできる第二次構造)の
投影面積も印刷性能に大きな影響を与えることが示され
ている。
印刷版の種類、印刷用途などによって、粗面の形状、構
造等の異なる極めて多くの粗面化アルミ版が提案されて
いる。特開平7−56344号、同平7−64293号
公報では、0.03〜0.30μmの直径を有する微細
なピットが100μm2当たり500個以上存在すること
が好ましいとされ、特開昭56−28893号公報に於
いては機械的粗面化と化学的エッチング及び電解粗面化
を併用することにより形成されるプラトー(第一次構
造)とピット(プラトーの表面にできる第二次構造)の
投影面積も印刷性能に大きな影響を与えることが示され
ている。
【0011】また、感光性樹脂を用いたPS版(プレセ
ンシタイズド版)の分野においても、同様に粗面化及び
陽極酸化された各種アルミニウム支持体が提案されてお
り、多くの製造メーカーによって供給されている。
ンシタイズド版)の分野においても、同様に粗面化及び
陽極酸化された各種アルミニウム支持体が提案されてお
り、多くの製造メーカーによって供給されている。
【0012】前記アルミニウム支持体の表面形状は機械
的粗面化処理、化学的粗面化処理、電解粗面化処理の条
件、陽極酸化の条件、アルミニウム板の合金組成など多
くの条件の組み合わせによって決まるものであるが、そ
れら諸条件によって印刷版としてのインキ受理性・耐刷
力等の印刷性能にフレが生じることが容易に予想され
る。特に、本発明が対象とする銀錯塩拡散転写法を利用
した平版印刷版は、アルミニウム支持体の影響を受けや
すかった。従って、アルミニウム板の表面形状及び表面
処理に影響を受けず、安定して高い印刷性能が得られる
銀錯塩拡散転写法を利用した平版印刷板が望まれてい
た。
的粗面化処理、化学的粗面化処理、電解粗面化処理の条
件、陽極酸化の条件、アルミニウム板の合金組成など多
くの条件の組み合わせによって決まるものであるが、そ
れら諸条件によって印刷版としてのインキ受理性・耐刷
力等の印刷性能にフレが生じることが容易に予想され
る。特に、本発明が対象とする銀錯塩拡散転写法を利用
した平版印刷版は、アルミニウム支持体の影響を受けや
すかった。従って、アルミニウム板の表面形状及び表面
処理に影響を受けず、安定して高い印刷性能が得られる
銀錯塩拡散転写法を利用した平版印刷板が望まれてい
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高い
耐刷力が安定して得られる銀錯塩拡散転写法を利用した
アルミニウム印刷版を提供することにある。本発明の第
2の目的は、アルミニウム支持体の表面形状や表面処理
等による影響を受けにくく、更に、耐刷力、インキ受理
性に優れた銀錯塩拡散転写法を利用したアルミニウム印
刷版を提供することである。
耐刷力が安定して得られる銀錯塩拡散転写法を利用した
アルミニウム印刷版を提供することにある。本発明の第
2の目的は、アルミニウム支持体の表面形状や表面処理
等による影響を受けにくく、更に、耐刷力、インキ受理
性に優れた銀錯塩拡散転写法を利用したアルミニウム印
刷版を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、粗
面化され陽極酸化されたアルミニウム支持体とハロゲン
化銀乳剤層の間に物理現像核層を有する平版印刷版にお
いて、アルミニウム支持体とハロゲン化乳剤層の間にカ
チオン性ポリマーあるいはポリオレフィン系ワックスを
含有させることによって達成された。
面化され陽極酸化されたアルミニウム支持体とハロゲン
化銀乳剤層の間に物理現像核層を有する平版印刷版にお
いて、アルミニウム支持体とハロゲン化乳剤層の間にカ
チオン性ポリマーあるいはポリオレフィン系ワックスを
含有させることによって達成された。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に於けるカチオン性ポリマーとしては、4級アン
モニウム塩型カチオン性ポリマーが好ましく、下記化1
から化5で示される繰り返し単位を含むものが挙げられ
る。
本発明に於けるカチオン性ポリマーとしては、4級アン
モニウム塩型カチオン性ポリマーが好ましく、下記化1
から化5で示される繰り返し単位を含むものが挙げられ
る。
【0016】
【化1】 式中、R1は水素原子または低級アルキル基(好ましく
はメチル基、エチル基)を表し、R2、R3、R4はそれ
ぞれアルキル基(好ましくは、炭素数1〜8のアルキル
基、シクロアルキル基)、アラルキル基(好ましくはベ
ンジル基)、アルケニル基、アリール基を表す。また、
R2、R3、R4の内の2つが連結して窒素原子と共に5
員環、6員環を形成しても良い。L1は2価基を表し、
mは0または1を表す。L1の2価基としては、例えば
炭素数1〜6のアルキレン基、フェニレン基、アルケニ
レン基、炭素数7から18のアラルキレン基、-COO-Y-,
-CONR7-Y-で表される基を表す。R7は水素原子またはア
ルキル基(好ましくは炭素数1〜6のアルキル基を表
す)、Yはアルキレン基、アルケニレン基、アリーレン
基またはアラルキレン基を表す。X1はハロゲンイオ
ン、亜硫酸イオン等のアニオンを表す。
はメチル基、エチル基)を表し、R2、R3、R4はそれ
ぞれアルキル基(好ましくは、炭素数1〜8のアルキル
基、シクロアルキル基)、アラルキル基(好ましくはベ
ンジル基)、アルケニル基、アリール基を表す。また、
R2、R3、R4の内の2つが連結して窒素原子と共に5
員環、6員環を形成しても良い。L1は2価基を表し、
mは0または1を表す。L1の2価基としては、例えば
炭素数1〜6のアルキレン基、フェニレン基、アルケニ
レン基、炭素数7から18のアラルキレン基、-COO-Y-,
-CONR7-Y-で表される基を表す。R7は水素原子またはア
ルキル基(好ましくは炭素数1〜6のアルキル基を表
す)、Yはアルキレン基、アルケニレン基、アリーレン
基またはアラルキレン基を表す。X1はハロゲンイオ
ン、亜硫酸イオン等のアニオンを表す。
【0017】
【化2】 式中、R5は水素原子または低級アルキル基(好ましく
はメチル基、エチル基)を表し、R6はアルキル基、ア
ルケニル基、アラルキル基、アリール基を表す。L2は
2価基(化1のL1の説明と同じ)を表し、mは0また
は1を表す。Dは下記化3、化4で表される。
はメチル基、エチル基)を表し、R6はアルキル基、ア
ルケニル基、アラルキル基、アリール基を表す。L2は
2価基(化1のL1の説明と同じ)を表し、mは0また
は1を表す。Dは下記化3、化4で表される。
【0018】
【化3】
【0019】
【化4】
【0020】化3に於いて、Z1、Z2は炭素数1〜7の
アルキレン基を表し、R7、R8は炭素数1〜10のアル
キル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基を表
す。Z1、Z2、R7、R8はアルキル基、シクロアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基等の置換基を
有していても良い。R7、R8は連結して環を形成しても
良い。W1はアルキレン基、アルケニレン基、アラルキ
レン基等の2価基を表す。X2はハロゲンイオン、硫酸
イオン等のアニオンを表す。n1は1〜100の整数であ
る。
アルキレン基を表し、R7、R8は炭素数1〜10のアル
キル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基を表
す。Z1、Z2、R7、R8はアルキル基、シクロアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基等の置換基を
有していても良い。R7、R8は連結して環を形成しても
良い。W1はアルキレン基、アルケニレン基、アラルキ
レン基等の2価基を表す。X2はハロゲンイオン、硫酸
イオン等のアニオンを表す。n1は1〜100の整数であ
る。
【0021】化4に於いて、Z3、Z4は4級窒素を含む
環を形成する炭素数3から10の原子群を表す。R9、
R10は炭素数1〜10のアルキル基、アルケニル基、ア
ラルキル基を表し、またこれらの基はアルキル基、シク
ロアルキル基、ヒドロキシアルキル基からなる置換基を
有していても良い。Q1、W2はアルキレン基、アルケニ
レン基、アラルキレン基等の2価基を表す。X3はハロ
ゲンイオン、硫酸イオン等のアニオンを表す。n2は1〜
100の整数である。aは0または1である。
環を形成する炭素数3から10の原子群を表す。R9、
R10は炭素数1〜10のアルキル基、アルケニル基、ア
ラルキル基を表し、またこれらの基はアルキル基、シク
ロアルキル基、ヒドロキシアルキル基からなる置換基を
有していても良い。Q1、W2はアルキレン基、アルケニ
レン基、アラルキレン基等の2価基を表す。X3はハロ
ゲンイオン、硫酸イオン等のアニオンを表す。n2は1〜
100の整数である。aは0または1である。
【0022】
【化5】 化5に於いて、R11、R12は炭素数1〜10のアルキル
基、シクロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケ
ニル基、アラルキル基、アリール基を表し、またこれら
の基は炭素数1〜10のアルキル基、シクロアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基から成る置換
基を有していても良い。X4はハロゲンイオン、硫酸イ
オン等のアニオンを表す。
基、シクロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケ
ニル基、アラルキル基、アリール基を表し、またこれら
の基は炭素数1〜10のアルキル基、シクロアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基から成る置換
基を有していても良い。X4はハロゲンイオン、硫酸イ
オン等のアニオンを表す。
【0023】本発明に於けるカチオン性ポリマーは、前
記化1〜化5で示される繰り返し単位からなるホモポリ
マーあるいは化1〜化5で示される繰り返し単位と種々
のエチレン系モノマー、いわゆるビニルモノマーから成
るコポリマーが使用できる。コポリマーの場合は、化1
〜化5の含有率は10重量%以上必要であり、好ましく
は30重量%である。ビニルモノマーとしてはアクリル
酸エステル(メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、t−
ブチルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシルア
クリレート、オクチルアクリレート等)、α−置換アク
リル酸エステル(メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート等)、アクリ
ルアミド(ブチルアクリルアミド、ヘキシルアクリルア
ミド等)、ハロゲン化ビニル(塩化ビニル等)、ハロゲ
ン化ビニリデン(塩化ビニリデン等)、ビニルエーテル
(ビニルメチルエーテル、ビニルオクチルエーテル
等)、スチレン類(スチレン、α−メチルスチレン)、
酢酸ビニル等のビニルエステル類、オレフィン類(エチ
レン、ブタジエン)、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸等の酸類またはスルホン酸基を有するビニルモノ
マーを挙げることができる。
記化1〜化5で示される繰り返し単位からなるホモポリ
マーあるいは化1〜化5で示される繰り返し単位と種々
のエチレン系モノマー、いわゆるビニルモノマーから成
るコポリマーが使用できる。コポリマーの場合は、化1
〜化5の含有率は10重量%以上必要であり、好ましく
は30重量%である。ビニルモノマーとしてはアクリル
酸エステル(メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、t−
ブチルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシルア
クリレート、オクチルアクリレート等)、α−置換アク
リル酸エステル(メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート等)、アクリ
ルアミド(ブチルアクリルアミド、ヘキシルアクリルア
ミド等)、ハロゲン化ビニル(塩化ビニル等)、ハロゲ
ン化ビニリデン(塩化ビニリデン等)、ビニルエーテル
(ビニルメチルエーテル、ビニルオクチルエーテル
等)、スチレン類(スチレン、α−メチルスチレン)、
酢酸ビニル等のビニルエステル類、オレフィン類(エチ
レン、ブタジエン)、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸等の酸類またはスルホン酸基を有するビニルモノ
マーを挙げることができる。
【0024】また、ジビニルベンゼン、1,3-ブチレンジ
アクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、エチレンジアクリレート、1,6-ヘキサンジアクリレ
ート、N,N-メチレンビスアクリルアミド、トリエチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート等のエチレン性不飽和基を2個以上有するモ
ノマーも使用することができる。
アクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、エチレンジアクリレート、1,6-ヘキサンジアクリレ
ート、N,N-メチレンビスアクリルアミド、トリエチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート等のエチレン性不飽和基を2個以上有するモ
ノマーも使用することができる。
【0025】エチレン、プロピレン等のα−オレフィン
とアクリル酸、メタクリル酸などとの共重合体を金属イ
オン(Na+、K+、Ca2+、Ba2+など)で橋かけし
たアイオノマーも有効である。
とアクリル酸、メタクリル酸などとの共重合体を金属イ
オン(Na+、K+、Ca2+、Ba2+など)で橋かけし
たアイオノマーも有効である。
【0026】上記カチオン性ポリマーの分子量は、約1
万〜約100万程度で、好ましくは約1万〜約50万程
度である。これらのカチオン性ポリマーは、中央理化工
業(株)、センカ(株)等からリカボンドシリーズ、ユ
ニセンスCPシリーズ(商品名)として入手することが
できる。以下に本発明に於いて使用するカチオン性ポリ
マーの具体例を挙げるがこれらに限定されるものではな
い。
万〜約100万程度で、好ましくは約1万〜約50万程
度である。これらのカチオン性ポリマーは、中央理化工
業(株)、センカ(株)等からリカボンドシリーズ、ユ
ニセンスCPシリーズ(商品名)として入手することが
できる。以下に本発明に於いて使用するカチオン性ポリ
マーの具体例を挙げるがこれらに限定されるものではな
い。
【0027】
【化6】
【0028】
【化7】
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】
【化11】
【0033】
【化12】
【0034】
【化13】
【0035】本発明に係わるポリオレフィン系ワックス
とはポリエチレンワックスやポリプロピレンワックスの
ことで、主鎖がエチレンやプロピレンの重合体であるワ
ックスが含まれる。これらのポリオレフィン系ワックス
は、置換基を持たない一般タイプと、水酸基、カルボキ
シ基、スルホ基などの置換基を持つ酸化タイプがある
が、酸化タイプのほうが塗液を調整する際に分散性に優
れていることから好ましい。具体的な例としては、三井
石油化学工業(株)製のハイワックスシリーズ、三洋化
成工業(株)製のパーマリンシリーズ、サンワックスシ
リーズ、ビスコールシリーズなどが挙げられる。これら
のポリオレフィン系ワックスの平均分子量は、500〜
50000、好ましくは1000〜20000程度であ
る。
とはポリエチレンワックスやポリプロピレンワックスの
ことで、主鎖がエチレンやプロピレンの重合体であるワ
ックスが含まれる。これらのポリオレフィン系ワックス
は、置換基を持たない一般タイプと、水酸基、カルボキ
シ基、スルホ基などの置換基を持つ酸化タイプがある
が、酸化タイプのほうが塗液を調整する際に分散性に優
れていることから好ましい。具体的な例としては、三井
石油化学工業(株)製のハイワックスシリーズ、三洋化
成工業(株)製のパーマリンシリーズ、サンワックスシ
リーズ、ビスコールシリーズなどが挙げられる。これら
のポリオレフィン系ワックスの平均分子量は、500〜
50000、好ましくは1000〜20000程度であ
る。
【0036】以上に述べたカチオン性ポリマーあるいは
ポリオレフィン系ワックスをアルミニウム支持体とハロ
ゲン化乳剤層の間に含有させる方法としては、物理現像
核層を設ける際に該カチオン性ポリマーあるいは該ポリ
オレフィン系ワックスを物理現像核と混合して塗布する
方法が工程上からも好ましいが、物理現像核の塗布前あ
るいは塗布後に該カチオン性ポリマーあるいは該ポリオ
レフィン系ワックスを塗布する方法によっても同等の効
果が得られる。塗布量としては、0.1〜200mg/
m2が好ましく、これより少ない量では目的とする効果が
得られなかったり、またこれより多い量では画質の点で
劣るなど好ましくない。
ポリオレフィン系ワックスをアルミニウム支持体とハロ
ゲン化乳剤層の間に含有させる方法としては、物理現像
核層を設ける際に該カチオン性ポリマーあるいは該ポリ
オレフィン系ワックスを物理現像核と混合して塗布する
方法が工程上からも好ましいが、物理現像核の塗布前あ
るいは塗布後に該カチオン性ポリマーあるいは該ポリオ
レフィン系ワックスを塗布する方法によっても同等の効
果が得られる。塗布量としては、0.1〜200mg/
m2が好ましく、これより少ない量では目的とする効果が
得られなかったり、またこれより多い量では画質の点で
劣るなど好ましくない。
【0037】本発明で用いられる物理現像核層の物理現
像核としては、公知の銀錯塩拡散転写法に用いられるも
のでよく、例えば金、銀等のコロイド、パラジウム、亜
鉛等の水溶性塩と硫化物を混合した金属硫化物などが使
用できる。保護コロイドとして各種親水性コロイドを用
いることもできる。これらの詳細及び製法については、
例えば、フォーカル・プレス、ロンドン・ニューヨーク
(1972年)発行、アンドレ・ロット及びエディス・
ワイデ著、「フォトグラフィック・シルバー・ハライド
・ディヒュージョン・プロセシズ」を参照し得る。
像核としては、公知の銀錯塩拡散転写法に用いられるも
のでよく、例えば金、銀等のコロイド、パラジウム、亜
鉛等の水溶性塩と硫化物を混合した金属硫化物などが使
用できる。保護コロイドとして各種親水性コロイドを用
いることもできる。これらの詳細及び製法については、
例えば、フォーカル・プレス、ロンドン・ニューヨーク
(1972年)発行、アンドレ・ロット及びエディス・
ワイデ著、「フォトグラフィック・シルバー・ハライド
・ディヒュージョン・プロセシズ」を参照し得る。
【0038】物理現像核層には各種の界面活性剤、例え
ばサポニン等の天然界面活性剤、アルキレンオキサイド
系、グリセリン系、グリシドール系統のノニオン界面活
性剤、高級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩
類、ピリジンその他の複素環類、スルホニウム類等のカ
チオン界面活性剤、カルボン酸、スルホン酸、リン酸、
硫酸エステル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むア
ニオン界面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸またはリ
ン酸エステル類等の両性界面活性剤、フッ素を含むフッ
素系アニオン及び両性界面活性剤などが使用できる。
ばサポニン等の天然界面活性剤、アルキレンオキサイド
系、グリセリン系、グリシドール系統のノニオン界面活
性剤、高級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩
類、ピリジンその他の複素環類、スルホニウム類等のカ
チオン界面活性剤、カルボン酸、スルホン酸、リン酸、
硫酸エステル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むア
ニオン界面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸またはリ
ン酸エステル類等の両性界面活性剤、フッ素を含むフッ
素系アニオン及び両性界面活性剤などが使用できる。
【0039】本発明に用いられる感光性ハロゲン化銀乳
剤の種類としては、一般に用いられる塩化銀、臭化銀、
ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ臭化銀、ヨウ臭化銀等から
選択される。また乳剤のタイプとしてはネガ型、ポジ型
のいずれでもよい。該ハロゲン化銀乳剤は必要に応じて
貴金属増感、硫黄増感、還元増感及びこれらを組み合わ
せた増感などの化学増感、あるいは増感色素、例えばシ
アニン、メロシアニン等の色素を使用して分光増感する
ことが出来る。さらに、該ハロゲン化銀乳剤は通常の安
定剤、例えばメルカプトトリアゾールの如き複素環化合
物を含有することが出来る。また他の成分、例えばかぶ
り防止剤、現像剤及び/又は現像促進剤、湿潤剤などを
含有できる。該化合物は又、メルカプト基やチオン基を
含む化合物のいくつかと併用して構成層中に含有させる
ことができる。
剤の種類としては、一般に用いられる塩化銀、臭化銀、
ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ臭化銀、ヨウ臭化銀等から
選択される。また乳剤のタイプとしてはネガ型、ポジ型
のいずれでもよい。該ハロゲン化銀乳剤は必要に応じて
貴金属増感、硫黄増感、還元増感及びこれらを組み合わ
せた増感などの化学増感、あるいは増感色素、例えばシ
アニン、メロシアニン等の色素を使用して分光増感する
ことが出来る。さらに、該ハロゲン化銀乳剤は通常の安
定剤、例えばメルカプトトリアゾールの如き複素環化合
物を含有することが出来る。また他の成分、例えばかぶ
り防止剤、現像剤及び/又は現像促進剤、湿潤剤などを
含有できる。該化合物は又、メルカプト基やチオン基を
含む化合物のいくつかと併用して構成層中に含有させる
ことができる。
【0040】該ハロゲン化銀乳剤の保護コロイドとし
て、酸処理ゼラチン、アルカリ処理ゼラチン、ゼラチン
誘導体、グラフト化ゼラチン等の各種ゼラチンを使用す
ることができるほか、ポリビニルピロリドン、各種でん
ぷん、アルブミン、ポリビニルアルコール、アラビアゴ
ム、ヒドロキシエチルセルロース等の親水性高分子化合
物を含有することができるが、好ましくは、物理現像後
の親水性コロイド層の剥離性を容易にするために実質的
に硬膜剤を含まない親水性コロイド層を使用することが
望ましい。
て、酸処理ゼラチン、アルカリ処理ゼラチン、ゼラチン
誘導体、グラフト化ゼラチン等の各種ゼラチンを使用す
ることができるほか、ポリビニルピロリドン、各種でん
ぷん、アルブミン、ポリビニルアルコール、アラビアゴ
ム、ヒドロキシエチルセルロース等の親水性高分子化合
物を含有することができるが、好ましくは、物理現像後
の親水性コロイド層の剥離性を容易にするために実質的
に硬膜剤を含まない親水性コロイド層を使用することが
望ましい。
【0041】本発明で用いられる現像液には、現像主
薬、例えばポリヒドロキシベンゼン類、3−ピラゾリジ
ノン類、アルカリ性物質、例えば水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化リチウム、第3燐酸ナトリウム、
あるいはアミン化合物、保恒剤、例えば亜硫酸ナトリウ
ム、粘稠剤、例えばカルボキシメチルセスロース、カブ
リ防止剤、例えば臭化カリウム、1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール、現像変成剤、例えばポリオキシ
アルキレン化合物等の添加剤等を含ませることが出来
る。
薬、例えばポリヒドロキシベンゼン類、3−ピラゾリジ
ノン類、アルカリ性物質、例えば水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化リチウム、第3燐酸ナトリウム、
あるいはアミン化合物、保恒剤、例えば亜硫酸ナトリウ
ム、粘稠剤、例えばカルボキシメチルセスロース、カブ
リ防止剤、例えば臭化カリウム、1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール、現像変成剤、例えばポリオキシ
アルキレン化合物等の添加剤等を含ませることが出来
る。
【0042】現像液のpHとして通常約10〜14、好
ましくは約12〜14であるが、使用する平版印刷版の
アルミニウム支持体の前処理(例えば陽極酸化)条件、
写真要素、所望の像、現像液中の各種化合物の種類及び
量、現像条件等によって異なる。
ましくは約12〜14であるが、使用する平版印刷版の
アルミニウム支持体の前処理(例えば陽極酸化)条件、
写真要素、所望の像、現像液中の各種化合物の種類及び
量、現像条件等によって異なる。
【0043】ゼラチン層を除去するためのウォッシュオ
フは、温度20〜30℃程度の流水で洗い流すことによ
って行なうことが出来る。
フは、温度20〜30℃程度の流水で洗い流すことによ
って行なうことが出来る。
【0044】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。 実施例1 アルミニウム支持体の電解粗面化処理及び陽極酸化は特
開平7−56344号に記載の方法に従って、平均直径
約5μmのプラト−上に直径0.03〜0.30μmの
ピットを100μm2当たり約5,600個有し、かつこ
れらのピットの平均直径が0.08μmである厚さ0.
30mmのアルミニウム板を得た。このアルミ板は粗面
化処理後に陽極酸化したものであり、平均粗さ(Ra)
は0.5〜0.6μmであった。
開平7−56344号に記載の方法に従って、平均直径
約5μmのプラト−上に直径0.03〜0.30μmの
ピットを100μm2当たり約5,600個有し、かつこ
れらのピットの平均直径が0.08μmである厚さ0.
30mmのアルミニウム板を得た。このアルミ板は粗面
化処理後に陽極酸化したものであり、平均粗さ(Ra)
は0.5〜0.6μmであった。
【0045】このアルミニウム支持体に下記の物理現像
核液を塗布し、その後乾燥した。 <物理現像核液>物理現像核として硫化パラジウムを3
mg/m2と、親水性バインダーとしてポリビニルピロリ
ドンを1mg/m2含有する物理現像核液Aを作成した。
該物理現像核液Aに化8(重量平均分子量約3万)ある
いは化13(重量平均分子量約5万)のカチオン性ポリ
マーを5mg/m2になるように添加して、物理現像核液
B(化8を含有)、C(化13を含有)を作成した。ま
た前記物理現像核液A中にポリエチレン系ワックスとし
て酸化タイプのパーマリンKUE-8(平均分子量200
0、三洋化成工業株式会社製)を20mg/m2になるよ
うに添加して物理現像核液Dを作成した。
核液を塗布し、その後乾燥した。 <物理現像核液>物理現像核として硫化パラジウムを3
mg/m2と、親水性バインダーとしてポリビニルピロリ
ドンを1mg/m2含有する物理現像核液Aを作成した。
該物理現像核液Aに化8(重量平均分子量約3万)ある
いは化13(重量平均分子量約5万)のカチオン性ポリ
マーを5mg/m2になるように添加して、物理現像核液
B(化8を含有)、C(化13を含有)を作成した。ま
た前記物理現像核液A中にポリエチレン系ワックスとし
て酸化タイプのパーマリンKUE-8(平均分子量200
0、三洋化成工業株式会社製)を20mg/m2になるよ
うに添加して物理現像核液Dを作成した。
【0046】次に、下記のようにしてハロゲン化銀乳剤
層を作成した。 <ハロゲン化銀乳剤層>ハロゲン化銀乳剤として、コン
トロールダブルジェット法で平均粒径0.2μmの、ヘ
キサクロロイリジウム(IV)酸カリウムを銀1モル当
り0.006mmolドープさせた塩ヨウ臭化銀乳剤
(AgBr20モル%、AgI0.4モル%)を作成し
た。更に、この乳剤に硫黄金増感を施し、化14の増感
色素を銀1g当り3mg用いて分光増感した。
層を作成した。 <ハロゲン化銀乳剤層>ハロゲン化銀乳剤として、コン
トロールダブルジェット法で平均粒径0.2μmの、ヘ
キサクロロイリジウム(IV)酸カリウムを銀1モル当
り0.006mmolドープさせた塩ヨウ臭化銀乳剤
(AgBr20モル%、AgI0.4モル%)を作成し
た。更に、この乳剤に硫黄金増感を施し、化14の増感
色素を銀1g当り3mg用いて分光増感した。
【0047】
【化14】
【0048】このようにして作成したハロゲン化銀乳剤
に界面活性剤を加え、前記物理現像核が塗布されたアル
ミニウム支持体上に銀量が2g/m2になるように塗布、
乾燥して平版印刷材料を得た。
に界面活性剤を加え、前記物理現像核が塗布されたアル
ミニウム支持体上に銀量が2g/m2になるように塗布、
乾燥して平版印刷材料を得た。
【0049】上記平版印刷材料を633nmの赤色LD
レーザーを光源とする出力機で画像露光し、下記現像液
で現像を行った後、直ちに流水で30秒間水洗してハロ
ゲン化銀乳剤層を洗い流した。版面が乾かないうちに特
開平5−265217記載の版面保護液を脱脂綿等で塗
布し乾燥させた。
レーザーを光源とする出力機で画像露光し、下記現像液
で現像を行った後、直ちに流水で30秒間水洗してハロ
ゲン化銀乳剤層を洗い流した。版面が乾かないうちに特
開平5−265217記載の版面保護液を脱脂綿等で塗
布し乾燥させた。
【0050】 <現像液> ハイドロキノン 20g フェニドン 2g 亜硫酸ナトリウム 80g EDTA 4g チオ硫酸ナトリウム 5g 水酸化ナトリウム 22g N−メチルエタノールアミン 10g ポリエチレングリコール(平均分子量400) 10g 水を加えて全量を 1000cc
【0051】このようにして作成した平版印刷版を、印
刷機ハイデルベルグTOK(Heidelberg社製オフセット
印刷機の商標)、インキ(大日本インキ株製のニューチ
ャンピオン墨H)及び市販のPS版用給湿液を用いて印
刷を行い、インキ受理性及び耐刷力を評価した。
刷機ハイデルベルグTOK(Heidelberg社製オフセット
印刷機の商標)、インキ(大日本インキ株製のニューチ
ャンピオン墨H)及び市販のPS版用給湿液を用いて印
刷を行い、インキ受理性及び耐刷力を評価した。
【0052】インキ受理性は版面にインキローラーを接
触させながら同時に紙送りを始め、良好な画像濃度の印
刷物が得られるまでの印刷枚数で評価した。耐刷力は画
像部のインキ乗りの不良、あるいは線飛びが生じる時の
いずれかにより印刷が不可能となったときの印刷枚数で
評価した。結果を表1に示す。
触させながら同時に紙送りを始め、良好な画像濃度の印
刷物が得られるまでの印刷枚数で評価した。耐刷力は画
像部のインキ乗りの不良、あるいは線飛びが生じる時の
いずれかにより印刷が不可能となったときの印刷枚数で
評価した。結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】上記結果から分かるように、本発明の平版
印刷版は、高い耐刷力と高いインキ受理性を有する。
印刷版は、高い耐刷力と高いインキ受理性を有する。
【0055】実施例2 実施例1のアルミニウム支持体上に前記化8あるいは化
13を5mg/m2、ワックス(パーマリンKUE-8)を2
0mg/m2になるように予め塗布し、その上に実施例
1の物理現像核液A及びハロゲン化銀乳剤層を塗布して
平版印刷版を作成した。これらの平版印刷版を実施例1
と同様に印刷試験した結果、前記本発明B〜Cと同様の
結果が得られた。
13を5mg/m2、ワックス(パーマリンKUE-8)を2
0mg/m2になるように予め塗布し、その上に実施例
1の物理現像核液A及びハロゲン化銀乳剤層を塗布して
平版印刷版を作成した。これらの平版印刷版を実施例1
と同様に印刷試験した結果、前記本発明B〜Cと同様の
結果が得られた。
【0056】実施例3 実施例1のアルミニウム支持体上に物理現像核液Aを塗
布し、その上に、前記化8あるいは化13を5mg/m
2、ワックス(パーマリンKUE-8)を20mg/m2になる
ように塗布し、更にその上に前記ハロゲン化銀乳剤層を
塗布して平版印刷版を作成した。これらの平版印刷版を
実施例1と同様に印刷試験した結果、前記本発明B〜C
と同様の結果が得られた。
布し、その上に、前記化8あるいは化13を5mg/m
2、ワックス(パーマリンKUE-8)を20mg/m2になる
ように塗布し、更にその上に前記ハロゲン化銀乳剤層を
塗布して平版印刷版を作成した。これらの平版印刷版を
実施例1と同様に印刷試験した結果、前記本発明B〜C
と同様の結果が得られた。
【0057】実施例4 下記に示す表面形状の異なるアルミニウム支持体(厚み
0.30mm)を用意した。 Al-1:A社製のPS版用アルミニウム支持体 Al-2:B社製のPS版用アルミニウム支持体 Al-3:C社製のPS版用アルミニウム支持体 Al-4:D社製のPS版用アルミニウム支持体
0.30mm)を用意した。 Al-1:A社製のPS版用アルミニウム支持体 Al-2:B社製のPS版用アルミニウム支持体 Al-3:C社製のPS版用アルミニウム支持体 Al-4:D社製のPS版用アルミニウム支持体
【0058】上記アルミニウム支持体上に、実施例1の
物理現像核液及びハロゲン化銀乳剤層をそれぞれ塗布し
て平版印刷版を作成し、実施例1と同様に印刷試験し
た。その結果を表2に示す。
物理現像核液及びハロゲン化銀乳剤層をそれぞれ塗布し
て平版印刷版を作成し、実施例1と同様に印刷試験し
た。その結果を表2に示す。
【0059】
【表2】
【0060】上記結果から分かるように、本発明の平版
印刷版は、アルミニウム支持体の表面形状等に左右され
ず、高い耐刷力とインキ受理性が得られる。
印刷版は、アルミニウム支持体の表面形状等に左右され
ず、高い耐刷力とインキ受理性が得られる。
【0061】
【発明の効果】本発明により、アルミニウム板の表面形
状の影響を受けにくく、かつインキ受理性及び耐刷力に
優れた平板印刷板を提供することができた。
状の影響を受けにくく、かつインキ受理性及び耐刷力に
優れた平板印刷板を提供することができた。
Claims (2)
- 【請求項1】 粗面化され陽極酸化されたアルミニウム
支持体とハロゲン化銀乳剤層の間に物理現像核層を有す
る平版印刷版において、アルミニウム支持体とハロゲン
化乳剤層の間にカチオン性ポリマーを含有することを特
徴とする平版印刷版。 - 【請求項2】 粗面化され陽極酸化されたアルミニウム
支持体とハロゲン化銀乳剤層の間に物理現像核層を有す
る平版印刷版において、アルミニウム支持体とハロゲン
化乳剤層の間にポリオレフィン系ワックスを含有するこ
とを特徴とする平版印刷版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11090798A JPH11305448A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 平版印刷版 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11090798A JPH11305448A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 平版印刷版 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11305448A true JPH11305448A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14547687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11090798A Pending JPH11305448A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 平版印刷版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11305448A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12203006B2 (en) | 2017-08-03 | 2025-01-21 | W.R. Grace & Co.-Conn. | Silica-based matting agents and methods of making and using the same |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP11090798A patent/JPH11305448A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12203006B2 (en) | 2017-08-03 | 2025-01-21 | W.R. Grace & Co.-Conn. | Silica-based matting agents and methods of making and using the same |
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