JPH11306948A - 電気機器の押ボタン - Google Patents

電気機器の押ボタン

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JPH11306948A
JPH11306948A JP12825098A JP12825098A JPH11306948A JP H11306948 A JPH11306948 A JP H11306948A JP 12825098 A JP12825098 A JP 12825098A JP 12825098 A JP12825098 A JP 12825098A JP H11306948 A JPH11306948 A JP H11306948A
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JP
Japan
Prior art keywords
push button
shaft portion
window hole
piece
electric device
Prior art date
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Pending
Application number
JP12825098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Furuhata
幸生 古畑
Toshikatsu Ogami
聡克 大上
Naoki Fukaya
直樹 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸部に弾性的に後退する係合突起を有する押ボ
タンにおいて、軸部の強度を損なうことなく、係合突起
の係合代を大きくする。 【解決手段】押ボタン24の軸部に軸方向に細長い窓穴
24gを形成するとともに、先端に係合突起24aを形
成した撓み片24dを窓穴24gの天井面から吊り下げ
るように設け、撓み片24dを窓穴24g内で弾性変形
させる。窓穴24gの両側に脚部24eが存在するため
軸部の強度が大きくなる一方、撓み片24dは窓穴24
g内で背部を妨げられることなく撓むことができるの
で、係合突起24aの係合代Dを大きく取ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気機器の筐体
に滑動自在に挿入され、弾性的に進退可能な係合突起に
より抜け止めされる押ボタン、特に熱動形過負荷継電器
に用いられる電気機器の押ボタンに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図5及び図6により、上記押ボタ
ンを備えた電気機器としての熱動形過負荷継電器につい
て簡単に説明する。ここで、図5はカバーを外して内部
を示した正面図、図6はそのVI−VI線に沿う断面図であ
る。図5及び図6において、熱動形過負荷継電器は正面
形状が凸形の箱状のケース1と、その開口面を覆う板状
のカバー2とからなるモールド容器に収容されて構成さ
れ、負荷側主端子3はケース1にねじ4により固定さ
れ、電源側主端子5はねじ6により、L形の中継端子7
と一緒に固定されている。負荷側主端子3には熱動素子
を構成するバイメタル8及びヒータ9の一端が接合さ
れ、逆U字状のヒータ9の他端は中継端子7に接合され
ている。
【0003】バイメタル8の自由端にはシフタ10が組
み合わされ、このシフタ10はケース1に図5の左右方
向に滑動可能に支持されている。シフタ10の上方に
は、V字状の釈放レバー11がピン12を支点に回動可
能に配置され、その一端はシフタ10に係合している。
なお、ピン12には補償バイメタルの一端が接合され、
また補償バイメタルの他端は調整ダイヤルのカム面で押
されるようになっているが、それらについての説明は省
略する。図示熱動形過負荷継電器には常閉接点と常開接
点の2組のリレー接点が設けられているが、まず常閉接
点の固定板ばね13は一方の常閉端子14に片持ち支持
され、その先端には常閉固定接点13aが取り付けられ
ている。もう一方の常閉端子15は先端が門形になって
おり、その一方の脚部に形成されたV溝に常閉接点の可
動板ばねを兼ねた反転板16の一端が揺動可能に挿入さ
れ、他端には常閉可動接点16aが取り付けられてい
る。反転板16の背面には、絶縁板17が取り付けられ
ている。また、常閉端子15の他方の脚部には鋸歯状の
V溝が形成され、このV溝に一端が掛けられた引張スプ
リング18の他端が反転板16に掛けられている。そし
て、この引張スプリング18には、釈放レバー11の他
端に固定されたピン19が接している。
【0004】次ぎに、常開接点の固定板ばね20は一方
の常開端子21に片持ち支持され、その先端より内側に
常開固定接点20aが取り付けられている。また、常開
接点の可動板ばね22はもう一方の常開端子23に片持
ち支持され、その先端に常開可動接点22aが取り付け
られている。
【0005】一方、常開固定板ばね20の上方に位置し
て、押ボタン(リセット棒)24が設けられている。押
ボタン24はケース1のガイド穴27に図5の上下方向
にに滑動自在に挿入されているが、この押ボタン24は
押圧操作される頭部と、それよりも小径の軸部とからな
る段付円柱状で、軸部の下寄りに図5の紙面に垂直に手
前に突き出すように係合突起24aが一体形成され、ま
た頭部には係合突起24aと90度ずれた位置で図5の
左方向に突出するように突当片24bが一体形成されて
いる。係合突起24aはケース1の溝25に滑動自在に
挿入され、押ボタン24の回り止めの作用をするととも
に、溝25の上端部に突き当たることにより押ボタン2
4の抜け止めの作用をしている。係合突起24aは後述
するように、押ボタン24を回転させるときには、溝2
5の下端部の開口から抜き出される。また、押ボタン2
4の軸部は係合突起24aが設けられた部分が、その背
後にスリットが設けられることにより可撓性を持たされ
ており、押ボタン24をケース1に装着する際は、係合
突起24aは溝25に落ち込むまでは弾性的に後退する
ようになっている。
【0006】上述した熱動形過負荷継電器において、電
流は電源側主端子5→中継端子7→ヒータ9→バイメタ
ル8→負荷側主端子3の経路で流れ、ヒータ9の生じる
ジュール熱により加熱されたバイメタル8は図5に鎖線
で示すように湾曲する。バイメタル8が湾曲するとシフ
タ10が左方向に移動し、それに伴い釈放レバー11が
ピン12を支点に右回りに回動する。この釈放レバー1
1はピン19を介して引張スプリング18を図5の上方
向に押し上げる。そして、通電電流が過電流状態となっ
て引張スプリング18の押上量が増え、反転板16に対
する引張スプリング18の作用がそれまでの左回りから
右回りに変わると、反転板16は一方の安定状態から他
方の安定状態にスナップ動作して図7に示すように反転
する。
【0007】図7において、常閉可動板ばねを兼ねた反
転板16が反転すると、図示の通り常閉接点がOFFす
る一方、絶縁板17を介して常開可動板ばね22が突き
上げられ、可動接点22aが固定接点20aに接触して
常開接点がONする。この接点の切換えにより、図示し
ない電磁接触器が釈放して電流が遮断されると、バイメ
タル8が冷えて釈放レバー11が図示状態に復帰する
が、反転板16は反転したままとなる。この反転板16
を図6の初期状態に復帰させるには、押ボタン24を図
7の矢印方向に押し込む。押し込まれた押ボタン24
は、図8に示すように、常開接点の固定板ばね20及び
可動板ばね22を撓ませて絶縁板17を押し下げ、これ
と一体の反転板16を図5の状態に復帰させる。その
後、手を離すと、押ボタン24は弾性復帰する固定板ば
ね20により持ち上げられて図7の状態に復帰する。
【0008】上記リセット動作は手動リセットである
が、この他に自動リセットと呼ばれる復帰方式がある。
これは押ボタン24を予め押し込んだ後に90度回し、
図9に示すように、図5の溝25から抜け出させた係合
突起24aをケース1の段部に係止させておくものであ
る。このように押ボタン24を押し込んでおくと、常開
接点の固定板ばね20が押し下げられて、可動板ばね2
2との間隔Cが狭められる。そのため、釈放レバー11
により引張スプリング18が押されても、反転板16は
固定板ばね20にじゃまされて反転できず、バイメタル
8が冷えると自動的に初期状態に復帰する。
【0009】ここで上記リセット動作において、手動リ
セットの際に誤って押ボタン24に回転を与えると、復
帰方式が自動リセットに切り換わってしまう恐れがあ
る。そこで、これを防止するために常時はストッパ片で
押ボタン24の回転を妨げておき、自動リセットに切り
換える場合にはストッパ片を折り取るようにしている。
すなわち、図5に示すように、ケース1の押ボタン装着
部を覆う表示カバー26にストッパ片26aが一体形成
される一方、すでに述べたように押ボタン24の頭部に
側方に突出するように突当片24bが一体形成されてい
る。図5において、押ボタン24は手動復帰位置にあ
り、自動復帰位置に切り換えるには、押ボタン24を図
示位置から90度押し回すが、ストッパ片26aは押ボ
タン24の突当片24bの回転経路の途中に突出し、こ
のストッパ片26aは押ボタン24を回そうとすると突
当片24bに当たるので、押ボタン24が不用意に自動
復帰位置に切り換わることがない。押ボタン24を自動
復帰位置へ切り換える際は、ストッパ片26aを折り取
る。これにより、押ボタン24の回転が可能になり、図
9に示す自動復帰位置への切換えが可能になる。
【0010】図10は押ボタン24の詳細な構成を示す
もので、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正
面図である。図10において、押ボタン24は押圧操作
される頭部とそれよりも小径の軸部とからなり、頭部に
は側方に突出するように突当片24bが一体形成されて
いる。軸部には係合突起24aが弾性的に後退できるよ
うに形成されているが、そのための軸部の弾性は軸方向
のスリット24cにより軸部が撓み片24dと脚部24
eとに二股状に分離されることにより得られ、係合突起
24aは撓み片24dの先端に一体形成されている。脚
部24eの先端には、リセット時に常開固定板ばね20
を押す半球状の操作部24fが形成されている。このよ
うな押ボタン24は、撓み片24dの撓み方向と直交す
る方向、つまり図10(C)のA−A方向に成形金型が
型抜きされて成形される。
【0011】図5に示すように、図10の押ボタン24
はケース1のガイド穴27に上方から挿入されて装着さ
れるが、その際、係合突起24aは下側の斜面がガイド
穴27の入口に当たって後方に押され、撓み片24dの
弾性変形により後退してガイド穴27内をくぐり抜け、
溝25に達すると前方に復帰してその上端部に係合し、
押ボタン24の抜け止めの作用をする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記押ボタン24のケ
ース1への挿入において、係合突起24aは撓み片24
dの撓みによりガイド穴27内で後退するが、その後退
代は図10(B)に示すスリット24cの幅dにより制
限を受ける。一方、係合突起24aの係合代Dは後退
代、つまりスリット幅dで定まる。そこで、係合代Dを
大きくするためにはスリット幅dを大きくしなければな
らないが、スリット幅dが大きくなると脚部24eが薄
くなり強度が弱くなる。そのため、従来の押ボタン24
は係合突起24aの係合代Dがスリット幅dで抑えら
れ、十分に大きく取ることができなかった。しかし、係
合代Dが小さいと、抜け止めの作用が不十分になってし
まう。この発明は、押ボタンとしての強度を保ちなが
ら、係合突起に十分な係合代を持たせることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、電気機器の筐体のガイド穴に挿入され
て滑動自在に案内される軸部を有し、この軸部には前記
ガイド穴への挿入後の抜け止めのための係合突起が側方
に突出するように形成されるとともに、この係合突起は
前記ガイド穴への挿入時に前記軸部の一部が弾性変形し
て後退するように構成された電気機器の押ボタンにおい
て、前記軸部に軸方向に細長い窓穴を形成するととも
に、この窓穴内で横方向に弾性変形可能な撓み片を前記
窓穴の天井面から吊り下げるように設け、この撓み片の
先端に前記係合突起を形成するものとする。このよう
に、撓み片を窓穴内で弾性変形するように構成すること
により、撓み片の背部にその撓みを妨げる壁が生じない
ので、係合突起に必要十分な係合代を与えられる。ま
た、押ボタンの軸部は窓穴の両側が脚部となるので強度
の低下が生じない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づいて、従
来例と同じ熱動形過負荷継電器に用いられる押ボタンの
実施の形態を説明する。ここで、図1の(A)は押ボタ
ンの平面図、(B)は縦断面図、(C)は正面図、図2
は図1(C)のII−II線に沿う断面図、図3は同じくII
I −III 線に沿う断面図である。なお、従来例と対応す
る部分には同一の符号を用いるものとする。これらの図
において、押ボタン24は押圧操作される頭部とそれよ
りも小径の軸部とからなり、頭部には側方に突出するよ
うに突当片24bが一体形成されている。一方、軸部に
は軸方向に細長い窓穴24gが図1(B)の左右に貫通
するように形成され、その一方(図1(B)の右側)の
開口寄りの天井面から吊り下げられるように、板状の撓
み片24dが一体に設けられ、その先端に係合突起24
aが形成されている。頭部の24h( 図 1(A)) は押
ボタン24を回すためのドライバの挿入穴である。
【0015】撓み片24dの厚さは窓穴24gの幅より
僅かに小さく、窓穴24g内で横方向に弾性変形可能で
ある。撓み片24dは、その背面(図1(B)の左側の
面)に図示θの勾配がつけられ、撓み方向(図1(B)
の左右方向)の幅が根元から先端に向かって次第に狭く
されている。また、図2及び図3から分かるように、窓
穴24gは撓み片24dを挟む両側部分で段付状に幅が
拡げられ、その段部には撓み片24dの背面と平行に勾
配がつけられている。図1(B)から分かるように、係
合突起24aは下面が傾斜したくさび状に形成されると
ともに、この傾斜面の始点は軸部の外周面から、寸法g
だけ内側にある。このような押ボタン24は、撓み片2
4dの撓み方向、つまり図1(B)のB−B方向に成形
金型が型抜きされて成形される。
【0016】上記押ボタン24は、従来例と同様、図4
に示すように熱動形過負荷継電器のケース1の装着され
る。その際、係合突起24aは撓み片24dの撓みによ
り後退してガイド穴27をくぐり抜け、溝25(図5)
の上端部に係合するが、図1(B)から明らかなよう
に、窓穴24gは軸部を貫通しているため、撓み片24
dの撓み方向(図1(B)の左方向)にその撓みを妨げ
る壁がなく、撓み代dを大きくすることができる。従っ
て、係合突起24aの係合代Dも十分に大きく取ること
ができ、また回転力をうけたとき撓み片24dの捩じれ
が脚部24eの内壁面Sで支えられるので係合突起24
aが回転力に負けて溝25から外れることがない。一
方、軸部は窓穴24gの両側に脚部24eがあるため、
前後・左右のいずれの方向にも強度が大きく、形態安定
性にも優れている。更に、撓み片24dは根元から先端
に向かって勾配θがつけられているため、撓み時の応力
分布が平均化して折損の危険が少ない。更にまた、係合
突起24aは傾斜面が軸部の外周面より寸法gだけ内側
にあるため、ガイド穴27への挿入開始がスムーズであ
る。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、窓穴内で撓み片を撓
ませる構成とすることにより撓み片の撓み量に制約が生
じず、必要十分な係合突起の係合代が得られる一方、窓
穴の両側の脚部により十分な軸部の強度を確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の形態の押ボタンを示
し、(A)は平面図、(B)は縦断面図、(C)は正面
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1の III−III 線に沿う断面図である。
【図4】図1の押ボタンを備えた熱動形過負荷継電器の
要部正面図である。
【図5】従来の押ボタンを備えた熱動形過負荷継電器の
正面図である。
【図6】図6のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5における反転機構が反転した状態を示す要
部正面図である。
【図8】図7における押ボタンを押し込んだ状態を示す
要部正面図である。
【図9】図5における押ボタンを自動復帰位置に切り換
えた状態を示す要部正面図である。
【図10】図5における押ボタンを示し、(A)は平面
図、(B)は側面図、(C)は正面図である。
【符号の説明】
24 押ボタン 24a 係合突起 24d 撓み片 24g 窓穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器の筐体のガイド穴に挿入されて滑
    動自在に案内される軸部を有し、この軸部には前記ガイ
    ド穴への挿入後の抜け止めのための係合突起が側方に突
    出するように形成されるとともに、この係合突起は前記
    ガイド穴への挿入時に前記軸部の一部が弾性変形して後
    退するように構成された電気機器の押ボタンにおいて、 前記軸部に軸方向に細長い窓穴を形成するとともに、こ
    の窓穴内で横方向に弾性変形可能な撓み片を前記窓穴の
    天井面から吊り下げるように設け、この撓み片の先端に
    前記係合突起を形成したことを特徴とする電気機器の押
    ボタン。
  2. 【請求項2】前記撓み片の前記撓み方向の幅を根元から
    先端に向かって次第に狭くしたことを特徴とする請求項
    1記載の電気機器の押ボタン。
  3. 【請求項3】前記係合突起を下面が傾斜したくさび状に
    形成するとともに、前記傾斜面の始点を前記軸部の外周
    面と同じかその内側にしたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の電気機器の押ボタン。
JP12825098A 1998-04-22 1998-04-22 電気機器の押ボタン Pending JPH11306948A (ja)

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