JPH11307673A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents
半導体装置とその製造方法Info
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Abstract
ると共に、実装時の半田の吸着による事故を回避した、
半導体装置を提供する。 【解決手段】 第1の絶縁基板11aの表面にアイラ
ンド部13とリード部14を形成し、スルーホール1
7、18と切り欠き部21を介して外部電極19、20
と電気的に接続する。アイランド部13に半導体チップ
12を搭載し、リード部14とワイヤボンドする。半導
体チップ12上を樹脂層24で被覆し、ダイシングする
ことで第1と第2の絶縁基板11a、11bの外周端面
26、27と樹脂層24の外周端面25とを連続した同
一水平面とする。外周端面26付近からアイランド部1
2とリード部13の金メッキ層を後退させる。
Description
特にパッケージ外形を縮小し、実装面積を低減できる半
導体装置に関する。
グの技術には、金型と樹脂注入によるトランスファーモ
ールドが多用されている。このトランスファーモールド
技術にはリードフレームが用いられており、1本のリー
ドフレームで複数の半導体装置を同時に製造することに
なる。
を示す図である。ダイボンド、ワイヤボンドにより半導
体チップ1をリードフレーム2に固着し、上下金型3
A、3Bで形成したキャビティ4の内部にリードフレー
ム2を設置し、キャビティ4内にエポキシ樹脂を注入す
ることにより、半導体チップ1の封止が行われる。この
ようなトランスファーモールド工程の後、リードフレー
ム2を各半導体チップ1毎に切断して、個別の半導体装
置が製造される。
よって製造した半導体装置を示す図である。トランジス
タ等の素子が形成された半導体チップ1がアイランド5
上に半田等のろう材6によって固着実装され、半導体チ
ップ1の電極パッドとリード7とがワイヤ8で接続さ
れ、半導体チップ1の周辺部分が上記キャビティの形状
に合致した樹脂9で被覆され、樹脂9の外部にリード7
の先端部分が導出されたものである。
とトランスファーモールドを用いたパッケージでは、外
部接続用のリード端子を樹脂から突出させるので、リー
ド端子の先端部までの距離を実装面積として考慮しなく
てはならず、樹脂の外形寸法より実装面積の方が遥かに
大きくなるという欠点がある。
どを用いることで外形寸法と実装面積とをほぼ等しくす
るような手法や、実装基板上にベアチップを直接ダイボ
ンドする方法等が提案されている。
縁基板とダイシング技術を用いることにより、実装面積
を大幅に低減した半導体装置を特願平9−262160
号に提案した。
縁基板51に導電パターンによりアイランド部52とリ
ード部53を設け、半導体チップ54をダイボンド、ワ
イヤボンドし、第2の絶縁基板55の裏面に外部電極5
6を設け、更に第2の絶縁基板55の4隅に導電メッキ
を施した切り欠き57を設けて外部電極56と接続し、
該外部電極56とアイランド部52及びリード部53と
を中間の導電体パターン58とスルーホール59とによ
り電気的に接続したものである。パッケージの外形寸法
は金型のキャビティで決めるのではなく、半導体チップ
54の周囲で樹脂60と共にダイシングで切断すること
により形成している。これを実装するときは、切り欠き
57内面に露出する導電メッキ層と共に第2の絶縁基板
55裏面に形成した外部電極56を電極として、実装基
板に半田で接着するものである。この構造は、リード端
子が突出しないので、実装面積を大幅に低減する事がで
きる。尚、図7(B)は図7(A)のBB線断面図であ
る。
第1の絶縁基板51の境界部分にアイランド部52とリ
ード部53の導電パターンの端面が露出した構造とな
る。導電パターンに用いる金(Au)は半田との塗れ性が
極めて高いため、実装用の半田が前記導電パターンの端
面に達すると半田を吸着してしまい、第1の絶縁基板5
1と樹脂60との境界に半田が侵入して剥がれ不良を生
じることが明らかになった。
に鑑みて成されたものであり、第1に、複数の絶縁基板
を貼着して形成した基板上に複数の半導体チップを搭載
し、半導体チップを樹脂層で封止し、半導体チップを囲
むように樹脂と絶縁基板とをダイシング・切断すること
により、装置の外形寸法及び実装面積を大幅に低減でき
る半導体装置を提供するものである。
導電体パターンを、第1の絶縁基板の外周端面から内側
に後退させることにより、導電体パターンが外周端面に
露出することを防止し、もって実装時のはんだが樹脂層
と第1の絶縁基板との間に吸着される事故を防止するも
のである。
に説明する。
面図、(B)AA線断面図、図2(A)は本発明の半導
体装置を示す斜視図である。この半導体装置は、板厚が
各々150〜250μのセラミックやガラスエポキシ等
からなる第1と第2の絶縁基板11a、11bと、第1
の絶縁基板11の上に搭載され、トランジスタ素子など
を形成した半導体チップ12とを有する。
キ層によってアイランド部13とリード部14とが形成
されており、第1の絶縁基板11aの裏面にも金メッキ
層により中間電極15、16が形成されている。中間電
極15、16は、アイランド部13、リード部14のパ
ターンと同等のパターンを有している。アイランド部1
3とリード部14の第1の絶縁基板11aにはスルーホ
ール17、18が設けられており、該スルーホール1
7、18の内部がタングステン、Ag−Pd等の導電材
料によって埋設され、これによってアイランド部13と
中間電極15、及びリード部14と中間電極16とが各
々電気的に接続されている。
ーンにより外部電極19、20が形成されており、この
外部電極19、20は第2の絶縁基板11bの終端付近
にまで延在している。第2の絶縁基板11bの4隅に
は、円筒形の4分の1に相当する切り欠き部21が形成
されており、該切り欠き部21の内周面にも導電パター
ンが形成されて、外部電極19、20と中間電極15、
16とが電気的に接続される。結果、トランジスタのベ
ース・コレクタ・エミッタに各々相当する外部電極1
9、20が形成される。
13に銀ペーストや金シリコン共晶等の接着剤22によ
って固着されており、半導体チップ12表面に形成した
ボンディングパッドとリード部14とが、ワイヤ23で
ワイヤボンディングされている。これらの半導体チップ
12とワイヤ23を被覆するように、第1の絶縁基板1
1aの上にエポキシ系の樹脂層24を形成してこれを封
止し、略直方体のパッケージを形成している。
より、下面が第2の絶縁基板11bの裏面により、そし
て4つの側面が樹脂層24と第1と第2の絶縁基板11
a、11bの外周端面25、26、27によって各々構
成される。樹脂層24の外周端面25と、第1と第2の
絶縁基板11a、11bの外周端面26、27とは連続
する同一水平面を成している。
成したアイランド部13とリード部14の金メッキ層
は、第1の絶縁基板11aの外周端面26には達せず、
第1の絶縁基板11aの全周にわたって、その端部から
30〜70μの距離だけ後退されている。後退された箇
所には、第1の絶縁基板11aの外周端面26に沿って
半導体チップ12の周囲を囲むように幅が30〜70
μ、深さ100μ程度の溝28が形成されている。
を示す断面図である。実装基板29上に形成された回路
網形成用のプリント配線30に、装置の外部電極19、
20を位置あわせして、半田により装置が固着される。
半田は表面張力によって端部に盛り上がって半田フィレ
ット31を形成する。
21の内面が金メッキ層等の導電パターンで被覆されて
いるので、半田フィレット31を大きく盛り上げること
ができる。このとき、アイランド部13とリード部14
を後退させたことにより、樹脂層24と第1の絶縁基板
11aの境界にこれらの金メッキ層が露出しないので、
半田フィレット31の半田を吸収することもない。その
ため、樹脂層24が剥離する事故を回避できる。また、
溝28を設けたことにより、第1の絶縁基板11aと樹
脂層24との密着面積が増大するので、両者の接着強度
を増大できる。
によって得ることができる。
る。この基板32は、第1と第2の絶縁基板11a、1
1bを貼着したものである。第1の絶縁基板11aの表
面には金メッキ層によりアイランド13とリード部14
に対応するパターンが櫛歯状の連続パターンで描画され
ている。第2の絶縁基板11bの裏面にも同様の連続パ
ターンで外部電極19、20に対応する金メッキ層が形
成される。アイランド13とリード部14の第1の絶縁
基板11aには外部電極19、20と電気的接続を取る
ためのスルーホール17、18が設けられている。この
段階では、アイランド部13とリード部14とは分離し
ていない連続したパターンである。
まれた領域が1つの半導体装置として後に切り出される
ことになる。そして、ダイシングライン33の交差する
箇所の第2の絶縁基板11bには、切り欠き21に相当
するスルーホール34が設けられている。
半導体チップ12をダイボンドし、チップ上に形成した
ボンディングパッドとリード部14とをボンディングワ
イヤ23で接続する。
幅50〜80μ、深さ約100μの溝28を形成する。
溝28はダイシングブレードを用いて金メッキ層と共に
第1の絶縁基板11a表面をダイシングすることによっ
て形成する。これにより、溝28を形成すると同時にア
イランド部13とリード部14をダイシングライン33
から後退させることができる。
より樹脂層24を形成する。樹脂層24は半導体チップ
12を個別に被覆するものではなく、複数の半導体チッ
プ12を連続した樹脂で一括して被覆する。例えば一枚
の基板32に50個の半導体チップ12を搭載した場合
は、50個全てのチップを一括して被覆する。
に沿って樹脂層24と第1と第2の絶縁基板11a、1
1bを同時に切断し、個々の半導体装置に分離する。こ
の工程では溝28の幅よりも板厚が狭いダイシングブレ
ードを用いており、これによって第1の絶縁基板11a
の外周端面26に溝28を残し、アイランド部13とリ
ード部14との金メッキ層が樹脂層24の外周端面25
に露出しない構造を得ている。また、ダイシングライン
33の交差部分に設けたスルーホール34はダイシング
により4分割されて切り欠き部21を形成する。更に、
ダイシングによってパッケージの4つの側面を構成する
ことにより、それらの切断面(外周端面25、26、2
7)が同一平面で構成される。
は、以下のメリットを有する。
ングするので、個々にパッケージングする場合に比べ
て、無駄にする樹脂材料を少なくでき。材料費の低減に
つながる。
わせ精度がプラス・マイナス50μ程度であるのに対し
て、ダイシング装置の位置あわせ精度はプラス・マイナ
ス10μ程度と精度が高い。従って樹脂外形をダイシン
グで形成すれば、アイランド部13から樹脂21の切断
面までの肉厚を薄くして、より外形寸法の小さなパッケ
ージを得ることができるほか、同じ外形寸法で比較すれ
ばアイランド部13の面積を増大して、搭載可能な半導
体チップ12を大型化できる。
代えて、アイランド部13とリード部14のパターンを
形成する際に、あらかじめダイシングライン26から後
退させたパターンで形成することでも同様の構造を得る
ことができる。
同時的にアイランド部13とリード部14との間の空白
部分にも溝28aを形成することにより、樹脂との密着
強度を更に向上することも可能である。
ンジスタを形成したが、縦型或いは比較的発熱量の少な
い横型のデバイスであればこれに限らず、例えば、パワ
ーMOSFET、IGBT、HBT等のデバイスを形成
した半導体チップであっても、本発明に応用ができるこ
とは説明するまでもない。
ば、リードフレームを用いた半導体装置よりも更に小型
化できるパッケージ構造を提供できる利点を有する。こ
のとき、リード端子が突出しない構造であるので、実装
したときの占有面積を低減し、高密度実装を実現でき
る。
ット31が容易に盛り上がる構造にできる。このとき、
第1の絶縁基板11aと樹脂層24との境界部分に金メ
ッキ層が露出しない構成としたので、実装時の半田が境
界部分に接触・吸い込まれて樹脂層24が剥離する事故
を回避することができる。
に溝28を形成することにより、第1の絶縁基板11a
と樹脂層24との密着力を増大できる他、溝28をダイ
シングで形成することにより、金メッキ層の後退と溝2
8の形成を同時的に実施することができる。く寄与する
ことができる。
(B)断面図である。
(B)断面図である。
ある。
ある。
(B)断面図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 貼着して支持基板を形成する第1と第2
の絶縁基板と、 前記第1の絶縁基板の表面に導電体パターンによって形
成したアイランド部、及びリード部と、 前記アイランド部に搭載した半導体チップと、 前記半導体チップの電極と前記リード部とを電気的に接
続する手段と、 前記第1の絶縁基板の上に設けられて前記半導体チップ
及び前記アイランド部と前記リード部とを被覆する樹脂
層と、 前記第1の絶縁基板と第2の絶縁基板の間に設けた中間
電極と、 前記第2の絶縁基板の裏面側に形成され、前記アイラン
ド部またはリード部と前記中間電極を介して電気的に接
続された外部電極と、 前記第2の絶縁基板の角部に設けられ、その表面に前記
外部電極と連続する導電パターンが設けられた切り欠き
部と、 前記第1と第2の絶縁基板の外周端面と、 前記樹脂層の外周端面とを具備し、 前記第1と第2の絶縁基板の外周端面と前記樹脂層の外
周端面とがほぼ一致し、 前記アイランド部と前記リード部の導電体パターンが前
記外周端面より内側に位置し、 前記外周端面付近では前記第1の絶縁基板の素材と前記
樹脂層とが密着していることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記外周端面が前記樹脂層と前記第1と
第2の絶縁基板とを同時に切断した切断面で構成されて
いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記第1の絶縁基板の外周端面付近に溝
を設けたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 その表面に複数個の半導体素子を形成す
るための導電体パターンを形成した第1の絶縁基板と、
外部接続用の外部電極を形成した第2の絶縁基板とを、
前記導電体パターンと前記外部電極とが電気的に接続さ
れるように貼着し、大判の基板を構成する工程と、 前記導電体パターンを前記第1の絶縁基板の端から後退
させる工程と、 前記導電体パターンに半導体チップを固着する工程と、 前記半導体チップを被覆するように前記第1の絶縁基板
の上部を樹脂層で被覆する工程と、 前記半導体チップの周囲で、前記樹脂層と前記第1と第
2の絶縁基板とを切断して前記半導体素子を個々に分離
する工程と、を具備することを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項5】前記導電体パターンと共に前記第1の絶縁
基板の表面をダイシングすることにより、前記導電体パ
ターンをパッケージ外周予定部位より後退させたことを
特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10651998A JP3269025B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 半導体装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10651998A JP3269025B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 半導体装置とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11307673A true JPH11307673A (ja) | 1999-11-05 |
| JP3269025B2 JP3269025B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=14435663
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10651998A Expired - Fee Related JP3269025B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 半導体装置とその製造方法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3269025B2 (ja) |
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