JPH11307844A - 能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器 - Google Patents
能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器Info
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- JPH11307844A JPH11307844A JP10117041A JP11704198A JPH11307844A JP H11307844 A JPH11307844 A JP H11307844A JP 10117041 A JP10117041 A JP 10117041A JP 11704198 A JP11704198 A JP 11704198A JP H11307844 A JPH11307844 A JP H11307844A
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- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/09—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
- H01S3/091—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping
- H01S3/094—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light
- H01S3/094003—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light the pumped medium being a fibre
-
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- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/06—Construction or shape of active medium
- H01S3/063—Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
- H01S3/067—Fibre lasers
- H01S3/0675—Resonators including a grating structure, e.g. distributed Bragg reflectors [DBR] or distributed feedback [DFB] fibre lasers
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01S3/14—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range characterised by the material used as the active medium
- H01S3/16—Solid materials
- H01S3/1601—Solid materials characterised by an active (lasing) ion
- H01S3/1603—Solid materials characterised by an active (lasing) ion rare earth
- H01S3/1608—Solid materials characterised by an active (lasing) ion rare earth erbium
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Abstract
(57)【要約】
【課題】能動型光ファイバに入射される励起光の変換効
率を高くして光増幅特性の向上を図った能動型光ファイ
バ及び光ファイバ増幅器を提供する。 【解決手段】本発明の能動型光ファイバ10は、希土類
元素をドープした光ファイバ内の長手方向に沿った所定
の範囲に、信号光Lsを透過し、励起光Lpを反射する
ファイバグレーティングが形成される。また、本発明の
光ファイバ増幅器は、励起光Lpを発生する励起光源1
と、信号光Ls及び励起光Lpを合波して上記能動型光
ファイバ10の一端に出力する合波器2と、を備えて構
成される。これにより、励起光Lpがファイバグレーテ
ィングで反射されて能動型光ファイバ10内を往復する
ようになり、励起光の変換効率が向上する。
率を高くして光増幅特性の向上を図った能動型光ファイ
バ及び光ファイバ増幅器を提供する。 【解決手段】本発明の能動型光ファイバ10は、希土類
元素をドープした光ファイバ内の長手方向に沿った所定
の範囲に、信号光Lsを透過し、励起光Lpを反射する
ファイバグレーティングが形成される。また、本発明の
光ファイバ増幅器は、励起光Lpを発生する励起光源1
と、信号光Ls及び励起光Lpを合波して上記能動型光
ファイバ10の一端に出力する合波器2と、を備えて構
成される。これにより、励起光Lpがファイバグレーテ
ィングで反射されて能動型光ファイバ10内を往復する
ようになり、励起光の変換効率が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希土類元素をドー
プした能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器に関し、
特に、能動型光ファイバに入射される励起光の変換効率
を高くして光増幅特性の向上を図った能動型光ファイバ
及び光ファイバ増幅器に関する。
プした能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器に関し、
特に、能動型光ファイバに入射される励起光の変換効率
を高くして光増幅特性の向上を図った能動型光ファイバ
及び光ファイバ増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の長距離の光伝送システムでは、光
信号を電気信号に変換し、タイミング再生(retiming)、
波形等化(reshaping) 及び識別再生(regenerating)を行
う光再生中継器を用いて伝送を行っていた。しかし、現
在では光ファイバ増幅器の実用化が進み、光ファイバ増
幅器を線形中継器として用いる光増幅中継伝送方式が検
討されている。光再生中継器を光増幅中継器に置き換え
ることにより、中継器内の部品点数を大幅に削減し、信
頼性を確保するとともに大幅なコストダウンが見込まれ
る。
信号を電気信号に変換し、タイミング再生(retiming)、
波形等化(reshaping) 及び識別再生(regenerating)を行
う光再生中継器を用いて伝送を行っていた。しかし、現
在では光ファイバ増幅器の実用化が進み、光ファイバ増
幅器を線形中継器として用いる光増幅中継伝送方式が検
討されている。光再生中継器を光増幅中継器に置き換え
ることにより、中継器内の部品点数を大幅に削減し、信
頼性を確保するとともに大幅なコストダウンが見込まれ
る。
【0003】また、光伝送システムの大容量化を実現す
る方法のひとつとして、1つの伝送路に2つ以上の異な
る波長を持つ光信号を多重して伝送する波長多重(WD
M)光伝送方式が注目されている。WDM光伝送方式と
光増幅中継伝送方式を組み合わせたWDM光増幅中継伝
送方式においては、光ファイバ増幅器を用いて2つ以上
の異なる波長を持つ光信号を一括して増幅することが可
能であり、簡素な構成による経済的で大容量かつ長距離
の光伝送が可能である。
る方法のひとつとして、1つの伝送路に2つ以上の異な
る波長を持つ光信号を多重して伝送する波長多重(WD
M)光伝送方式が注目されている。WDM光伝送方式と
光増幅中継伝送方式を組み合わせたWDM光増幅中継伝
送方式においては、光ファイバ増幅器を用いて2つ以上
の異なる波長を持つ光信号を一括して増幅することが可
能であり、簡素な構成による経済的で大容量かつ長距離
の光伝送が可能である。
【0004】図22は、従来の光ファイバ増幅器(前方
励起)の基本的な構成の一例を示す。図22において、
励起光源1から出力される励起光Lpは、合波器2にお
いて入力端子T1からの信号光Lsと合波されて、図で
太線で示す能動型光ファイバ3の一端に入射される。能
動型光ファイバ3は、例えばエルビウム等の希土類元素
をドープした光ファイバである。この能動型光ファイバ
3を用いた光ファイバ増幅器を非飽和動作させると、平
坦な利得波長特性を得ることができ、大容量伝送を実現
できる。
励起)の基本的な構成の一例を示す。図22において、
励起光源1から出力される励起光Lpは、合波器2にお
いて入力端子T1からの信号光Lsと合波されて、図で
太線で示す能動型光ファイバ3の一端に入射される。能
動型光ファイバ3は、例えばエルビウム等の希土類元素
をドープした光ファイバである。この能動型光ファイバ
3を用いた光ファイバ増幅器を非飽和動作させると、平
坦な利得波長特性を得ることができ、大容量伝送を実現
できる。
【0005】しかし、この従来の光ファイバ増幅器で
は、非飽和動作させる場合に、能動型光ファイバ3に入
射された励起光パワーの一部だけが希土類元素を励起す
るのに用いられ、大量の励起光パワーが能動型光ファイ
バの後方側に漏れてしまう。具体的には、能動型光ファ
イバに入射された励起光パワーのうちの約70%が能動
型光ファイバ3を通過してしまい、希土類元素の励起に
は励起光パワーの約30%しか使用されない場合があ
る。このため、従来の光ファイバ増幅器では励起効率が
悪いとういう欠点があった。
は、非飽和動作させる場合に、能動型光ファイバ3に入
射された励起光パワーの一部だけが希土類元素を励起す
るのに用いられ、大量の励起光パワーが能動型光ファイ
バの後方側に漏れてしまう。具体的には、能動型光ファ
イバに入射された励起光パワーのうちの約70%が能動
型光ファイバ3を通過してしまい、希土類元素の励起に
は励起光パワーの約30%しか使用されない場合があ
る。このため、従来の光ファイバ増幅器では励起効率が
悪いとういう欠点があった。
【0006】そこで、励起効率の向上を図った従来の光
ファイバ増幅器として、例えば、U.S.Patent5,138,483
号明細書で公知のものなどがある。この従来の光ファイ
バ増幅器の構成を図23に示す。図23において、励起
効率を向上させた光ファイバ増幅器は、図22に示した
光ファイバ増幅器について、能動型光ファイバ3の後方
側(励起光の入射端とは反対側の他端の外側)に、励起
光Lpは反射し、かつ、信号光Lsは透過する光反射器
4を付加したものである。この付加された光反射器4に
よって、励起光Lpが反射されて能動型光ファイバ3内
を1往復するようになり、励起効率の改善が図られる。
具体的には、入射された励起光パワーの約50%が希土
類元素の励起に使用されるようになる。
ファイバ増幅器として、例えば、U.S.Patent5,138,483
号明細書で公知のものなどがある。この従来の光ファイ
バ増幅器の構成を図23に示す。図23において、励起
効率を向上させた光ファイバ増幅器は、図22に示した
光ファイバ増幅器について、能動型光ファイバ3の後方
側(励起光の入射端とは反対側の他端の外側)に、励起
光Lpは反射し、かつ、信号光Lsは透過する光反射器
4を付加したものである。この付加された光反射器4に
よって、励起光Lpが反射されて能動型光ファイバ3内
を1往復するようになり、励起効率の改善が図られる。
具体的には、入射された励起光パワーの約50%が希土
類元素の励起に使用されるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記励
起効率の向上を図った従来の光ファイバ増幅器では、付
加された光反射器4の挿入損失や、能動型光ファイバ3
と光反射器4を接続する接続部における損失などによ
り、光ファイバ増幅器から出力される信号光Lsのパワ
ーが低下して、かえって励起効率が悪くなってしまう可
能性がある。
起効率の向上を図った従来の光ファイバ増幅器では、付
加された光反射器4の挿入損失や、能動型光ファイバ3
と光反射器4を接続する接続部における損失などによ
り、光ファイバ増幅器から出力される信号光Lsのパワ
ーが低下して、かえって励起効率が悪くなってしまう可
能性がある。
【0008】そこで、従来の光ファイバ増幅器につい
て、励起光の変換効率の改善を図り光ファイバ増幅器の
出力光パワーの高出力化を可能にすることが望まれる。
また、出力光パワーの高出力化とともに、光ファイバ増
幅器の雑音指数の低減を図ることも求められる。光ファ
イバ増幅器の出力光パワーを高出力化するためには、能
動型光ファイバの信号光出射側に位置する部分に十分な
励起光パワーが存在することや、光ファイバ増幅器の出
力部における内部損失を低減することなどが必要であ
る。
て、励起光の変換効率の改善を図り光ファイバ増幅器の
出力光パワーの高出力化を可能にすることが望まれる。
また、出力光パワーの高出力化とともに、光ファイバ増
幅器の雑音指数の低減を図ることも求められる。光ファ
イバ増幅器の出力光パワーを高出力化するためには、能
動型光ファイバの信号光出射側に位置する部分に十分な
励起光パワーが存在することや、光ファイバ増幅器の出
力部における内部損失を低減することなどが必要であ
る。
【0009】また、光ファイバ増幅器の雑音指数を低減
するためには、能動型光ファイバの信号光入射側に位置
する部分に十分な励起光パワーが存在することや、光フ
ァイバ増幅器の入力部における内部損失を低減すること
などが必要である。さらに、光ファイバ増幅器の出力光
パワー及び雑音指数が、それぞれ励起光波長に依存して
異なる特性を持つことにも注目する。即ち、励起光波長
に対して、光ファイバ増幅器の出力光パワーは図24に
示すような特性を有し、光ファイバ増幅器の雑音指数は
図25に示すような特性を有する。したがって、出力光
パワーを高出力化するためには、比較的長い励起光波長
を用いるのが良く、雑音指数を低減するためには、比較
的短い励起光波長を用いるのが良い。
するためには、能動型光ファイバの信号光入射側に位置
する部分に十分な励起光パワーが存在することや、光フ
ァイバ増幅器の入力部における内部損失を低減すること
などが必要である。さらに、光ファイバ増幅器の出力光
パワー及び雑音指数が、それぞれ励起光波長に依存して
異なる特性を持つことにも注目する。即ち、励起光波長
に対して、光ファイバ増幅器の出力光パワーは図24に
示すような特性を有し、光ファイバ増幅器の雑音指数は
図25に示すような特性を有する。したがって、出力光
パワーを高出力化するためには、比較的長い励起光波長
を用いるのが良く、雑音指数を低減するためには、比較
的短い励起光波長を用いるのが良い。
【0010】本発明は上記の点に着目してなされたもの
で、励起光の変換効率が高く、高出力で低雑音な光増幅
特性を持つ能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器を提
供することを目的とする。
で、励起光の変換効率が高く、高出力で低雑音な光増幅
特性を持つ能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため本発明の能動型
光ファイバは、希土類元素をドープした能動型光ファイ
バにおいて、光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範
囲に、信号光を透過し、かつ、励起光を反射する回折格
子を配置した励起光反射領域を備えて構成される。ま
た、本発明の光ファイバ増幅器は、上記能動型光ファイ
バと、励起光を発生する少なくとも1つの励起光源と、
該励起光源からの励起光を前記能動型光ファイバに入射
させる少なくとも1つの合波部と、を備えて構成され
る。
光ファイバは、希土類元素をドープした能動型光ファイ
バにおいて、光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範
囲に、信号光を透過し、かつ、励起光を反射する回折格
子を配置した励起光反射領域を備えて構成される。ま
た、本発明の光ファイバ増幅器は、上記能動型光ファイ
バと、励起光を発生する少なくとも1つの励起光源と、
該励起光源からの励起光を前記能動型光ファイバに入射
させる少なくとも1つの合波部と、を備えて構成され
る。
【0012】かかる能動型光ファイバ及び光ファイバ増
幅器によれば、能動型光ファイバに入射した励起光が、
励起光反射領域に配置された回折格子により反射されて
能動型光ファイバ内を往復する。これにより高い励起効
率で信号光が増幅される。また、励起光を反射する回折
格子が能動型光ファイバ内に形成されることで、励起光
反射領域における損失が低く抑えられるようになる。
幅器によれば、能動型光ファイバに入射した励起光が、
励起光反射領域に配置された回折格子により反射されて
能動型光ファイバ内を往復する。これにより高い励起効
率で信号光が増幅される。また、励起光を反射する回折
格子が能動型光ファイバ内に形成されることで、励起光
反射領域における損失が低く抑えられるようになる。
【0013】また、励起光反射領域は、光ファイバの長
手方向全域に亘って回折格子が配置されるようにしても
よく、或いは、光ファイバの両端近傍に限って回折格子
が配置されるようにしてもよい。さらに、上記の場合の
励起光反射領域は、反射中心波長の異なる2以上の回折
格子が光ファイバの長手方向に配置されるようにしても
よい。具体的には、光ファイバの信号光入射端近傍に配
置された回折格子の反射中心波長が、励起光の波長範囲
のうちの短波長側に対応したものとしたり、光ファイバ
の信号光出射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、励起光の波長範囲のうちの長波長側に対応したも
のとするのが好ましい。
手方向全域に亘って回折格子が配置されるようにしても
よく、或いは、光ファイバの両端近傍に限って回折格子
が配置されるようにしてもよい。さらに、上記の場合の
励起光反射領域は、反射中心波長の異なる2以上の回折
格子が光ファイバの長手方向に配置されるようにしても
よい。具体的には、光ファイバの信号光入射端近傍に配
置された回折格子の反射中心波長が、励起光の波長範囲
のうちの短波長側に対応したものとしたり、光ファイバ
の信号光出射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、励起光の波長範囲のうちの長波長側に対応したも
のとするのが好ましい。
【0014】このように光ファイバの長手方向に反射中
心波長の異なる2以上の回折格子を配置し、特に、信号
光入射端近傍の回折格子の反射中心波長を波長の短い励
起光に対応させることで、雑音指数の低減を図ることが
可能となる。また、信号光出射端近傍の回折格子の反射
中心波長を波長の長い励起光に対応させることで、高出
力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
心波長の異なる2以上の回折格子を配置し、特に、信号
光入射端近傍の回折格子の反射中心波長を波長の短い励
起光に対応させることで、雑音指数の低減を図ることが
可能となる。また、信号光出射端近傍の回折格子の反射
中心波長を波長の長い励起光に対応させることで、高出
力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
【0015】加えて、励起光反射領域は、単位長さあた
りの反射率の異なる2以上の回折格子が光ファイバの長
手方向に配置されるようにしてもよい。具体的には、励
起光が光ファイバの一端から一方向に入射されるとき、
光ファイバの一端近傍に配置された回折格子の単位長さ
あたりの反射率が、光ファイバの他端近傍に配置された
回折格子の単位長さあたりの反射率よりも低く設定され
るのが好ましい。さらに、光ファイバの中央部に配置さ
れた回折格子の単位長さあたりの反射率が、光ファイバ
の一端近傍の回折格子の単位長さあたりの反射率よりも
低く設定されるようにしても構わない。
りの反射率の異なる2以上の回折格子が光ファイバの長
手方向に配置されるようにしてもよい。具体的には、励
起光が光ファイバの一端から一方向に入射されるとき、
光ファイバの一端近傍に配置された回折格子の単位長さ
あたりの反射率が、光ファイバの他端近傍に配置された
回折格子の単位長さあたりの反射率よりも低く設定され
るのが好ましい。さらに、光ファイバの中央部に配置さ
れた回折格子の単位長さあたりの反射率が、光ファイバ
の一端近傍の回折格子の単位長さあたりの反射率よりも
低く設定されるようにしても構わない。
【0016】このように、光ファイバの長手方向におけ
る単位長さあたりの反射率について、前方励起または後
方励起の場合に、励起光が入射される光ファイバ一端近
傍の回折格子の反射率を低く、他端近傍の回折格子の反
射率を高く設定することによって、励起光入射側に存在
する励起光パワーが増大するようになるため、光増幅の
高出力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
る単位長さあたりの反射率について、前方励起または後
方励起の場合に、励起光が入射される光ファイバ一端近
傍の回折格子の反射率を低く、他端近傍の回折格子の反
射率を高く設定することによって、励起光入射側に存在
する励起光パワーが増大するようになるため、光増幅の
高出力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
【0017】また、励起光反射領域は、光ファイバの長
手方向の一部分のみに回折格子が配置されるようにして
も構わない。具体的には、励起光が光ファイバの一端か
ら一方向に入射されるとき、光ファイバの他端近傍に限
って回折格子を配置してもよく、励起光が光ファイバの
両端から双方向に入射されるときには、光ファイバの中
央部に限って回折格子を配置してもよい。さらに、双方
向励起の場合には、中央部の回折格子の反射波長範囲が
異なる2以上の波長を含むようにしてもよい。このよう
な構成によっても、励起光の変換効率の向上を図ること
が可能である。
手方向の一部分のみに回折格子が配置されるようにして
も構わない。具体的には、励起光が光ファイバの一端か
ら一方向に入射されるとき、光ファイバの他端近傍に限
って回折格子を配置してもよく、励起光が光ファイバの
両端から双方向に入射されるときには、光ファイバの中
央部に限って回折格子を配置してもよい。さらに、双方
向励起の場合には、中央部の回折格子の反射波長範囲が
異なる2以上の波長を含むようにしてもよい。このよう
な構成によっても、励起光の変換効率の向上を図ること
が可能である。
【0018】本発明の光ファイバ増幅器の他の態様とし
ては、励起光を発生する少なくとも1つの励起光源と、
希土類元素をドープした第1能動型光ファイバと、該第
1能動型光ファイバの一端から入射された励起光を反射
し、かつ、信号光を透過する第1光反射手段と、希土類
元素をドープした第2能動型光ファイバと、該第2能動
型光ファイバの一端から入射された励起光を反射し、か
つ、信号光を透過する第2光反射手段と、励起光源から
の励起光を第1能動型光ファイバの一端に一方向にのみ
伝達し、かつ、第1光反射手段で反射され第1能動型光
ファイバの一端に戻された励起光を第2能動型光ファイ
バの一端に一方向にのみ伝達する光サーキュレータと、
を備えて構成され、信号光が、第1、2光反射手段を透
過して第1、2能動型光ファイバを伝搬することで増幅
されるものである。
ては、励起光を発生する少なくとも1つの励起光源と、
希土類元素をドープした第1能動型光ファイバと、該第
1能動型光ファイバの一端から入射された励起光を反射
し、かつ、信号光を透過する第1光反射手段と、希土類
元素をドープした第2能動型光ファイバと、該第2能動
型光ファイバの一端から入射された励起光を反射し、か
つ、信号光を透過する第2光反射手段と、励起光源から
の励起光を第1能動型光ファイバの一端に一方向にのみ
伝達し、かつ、第1光反射手段で反射され第1能動型光
ファイバの一端に戻された励起光を第2能動型光ファイ
バの一端に一方向にのみ伝達する光サーキュレータと、
を備えて構成され、信号光が、第1、2光反射手段を透
過して第1、2能動型光ファイバを伝搬することで増幅
されるものである。
【0019】かかる構成の光ファイバ増幅器では、励起
光源で発生した励起光が光サーキュレータを介して第1
能動型光ファイバに入射され、第1光反射手段により反
射されて光サーキュレータに戻される。その励起光は、
光サーキュレータを通って第2能動型光ファイバに入射
され、第2光反射手段により反射されて光サーキュレー
タに戻される。これにより励起光が第1、2能動型光フ
ァイバ内を1往復するようになるため、励起光の変換効
率を向上させることが可能となる。
光源で発生した励起光が光サーキュレータを介して第1
能動型光ファイバに入射され、第1光反射手段により反
射されて光サーキュレータに戻される。その励起光は、
光サーキュレータを通って第2能動型光ファイバに入射
され、第2光反射手段により反射されて光サーキュレー
タに戻される。これにより励起光が第1、2能動型光フ
ァイバ内を1往復するようになるため、励起光の変換効
率を向上させることが可能となる。
【0020】また、各第1、2光反射手段は、第1、2
能動型光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範囲に、
信号光を透過し、かつ、励起光を反射する回折格子を配
置したものとするのが好ましい。このようにすること
で、第1、2光反射手段における損失が低く抑えられ、
励起効率のより高い光ファイバ増幅器が実現されるよう
になる。
能動型光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範囲に、
信号光を透過し、かつ、励起光を反射する回折格子を配
置したものとするのが好ましい。このようにすること
で、第1、2光反射手段における損失が低く抑えられ、
励起効率のより高い光ファイバ増幅器が実現されるよう
になる。
【0021】さらに、光サーキュレータは、第2光反射
手段で反射され第2能動型光ファイバの一端に戻された
励起光を、励起光源に一方向にのみ伝達する例えば3ポ
ート光サーキュレータや、光終端器に伝達する例えば4
ポート光サーキュレータとしてもよい。3ポート光サー
キュレータとするときには、励起光源が、励起光を光サ
ーキュレータに一方向にのみ伝達するアイソレータを備
えるようにする。
手段で反射され第2能動型光ファイバの一端に戻された
励起光を、励起光源に一方向にのみ伝達する例えば3ポ
ート光サーキュレータや、光終端器に伝達する例えば4
ポート光サーキュレータとしてもよい。3ポート光サー
キュレータとするときには、励起光源が、励起光を光サ
ーキュレータに一方向にのみ伝達するアイソレータを備
えるようにする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、第1の実施形態に係る光フ
ァイバ増幅器の構成を示す図である。ただし、上述した
従来の光ファイバ増幅器の構成と同じ部分には同一の符
号を付すものとし、以下同様とする。
基づいて説明する。図1は、第1の実施形態に係る光フ
ァイバ増幅器の構成を示す図である。ただし、上述した
従来の光ファイバ増幅器の構成と同じ部分には同一の符
号を付すものとし、以下同様とする。
【0023】図1において、本光ファイバ増幅器は、励
起光Lpを発生する励起光源1と、信号光Ls及び励起
光Lpを合波して出力する合波部としての合波器2と、
合波器2からの信号光Ls及び励起光Lpを入射して信
号光Lsの増幅を行い出力端子T2に出力する能動型光
ファイバ10と、から構成される。ここでは、励起光L
pが能動型光ファイバ10の前方側(信号光Lsが入射
される側)から入射される前方励起の場合を考える。
起光Lpを発生する励起光源1と、信号光Ls及び励起
光Lpを合波して出力する合波部としての合波器2と、
合波器2からの信号光Ls及び励起光Lpを入射して信
号光Lsの増幅を行い出力端子T2に出力する能動型光
ファイバ10と、から構成される。ここでは、励起光L
pが能動型光ファイバ10の前方側(信号光Lsが入射
される側)から入射される前方励起の場合を考える。
【0024】能動型光ファイバ10は、例えばエルビウ
ム等の希土類元素をドープした一般的なドープファイバ
に対して、その内部の長手方向に沿った所定の範囲に、
回折格子であるグレーティング(ファイバグレーティン
グ)が形成されている。このファイバグレーティングが
形成されている部分が励起光反射領域となる。図1で
は、ファイバグレーティングの施されている様子が、光
ファイバに直交する複数の線分により模式的に示してあ
る。ここでは、光ファイバの長手方向全域に亘ってファ
イバグレーティングが形成されているものとする。
ム等の希土類元素をドープした一般的なドープファイバ
に対して、その内部の長手方向に沿った所定の範囲に、
回折格子であるグレーティング(ファイバグレーティン
グ)が形成されている。このファイバグレーティングが
形成されている部分が励起光反射領域となる。図1で
は、ファイバグレーティングの施されている様子が、光
ファイバに直交する複数の線分により模式的に示してあ
る。ここでは、光ファイバの長手方向全域に亘ってファ
イバグレーティングが形成されているものとする。
【0025】励起光源1は、例えば、波長が0.98μm帯
や1.48μm帯等の励起光Lpを発生する。ここでは、多
モード発振する光源を用い、その励起光パワーは、図2
のスペクトル図に示すように、ある波長範囲内で広がり
を持つものとする。図2には、例えば1.48μm帯の励起
波長の場合が示してあり、波長分布が10〜20nmと
広い。また、励起光Lpの波長分布は、光源に注入する
電流を変調するなどの手段を用いて拡げることも可能で
ある。発生した励起光Lpは、図示しないアイソレータ
等を介して合波器2に送られる。このアイソレータは、
能動型光ファイバ10のファイバグレーティングで反射
した戻り光が励起光源1に入射しないようにするための
ものである。
や1.48μm帯等の励起光Lpを発生する。ここでは、多
モード発振する光源を用い、その励起光パワーは、図2
のスペクトル図に示すように、ある波長範囲内で広がり
を持つものとする。図2には、例えば1.48μm帯の励起
波長の場合が示してあり、波長分布が10〜20nmと
広い。また、励起光Lpの波長分布は、光源に注入する
電流を変調するなどの手段を用いて拡げることも可能で
ある。発生した励起光Lpは、図示しないアイソレータ
等を介して合波器2に送られる。このアイソレータは、
能動型光ファイバ10のファイバグレーティングで反射
した戻り光が励起光源1に入射しないようにするための
ものである。
【0026】合波器2は、例えば一般的な光カプラ等が
使用され、入力端子T1と能動型光ファイバ10の一端
との間に接続される。この合波器2は、入力端子T1を
介して入力される波長1.55μm帯の信号光Lsと励起光
源1からの励起光Lpとを合波した光を能動型光ファイ
バ10の一端に送る。ここで、ファイバグレーティング
について詳しく説明する。
使用され、入力端子T1と能動型光ファイバ10の一端
との間に接続される。この合波器2は、入力端子T1を
介して入力される波長1.55μm帯の信号光Lsと励起光
源1からの励起光Lpとを合波した光を能動型光ファイ
バ10の一端に送る。ここで、ファイバグレーティング
について詳しく説明する。
【0027】ファイバグレーティングは、例えば、光フ
ァイバ内部のコアに対して外部から紫外線照射等を行う
ことにより、周期的な屈折率変化を与えてフィルタ特性
を持たせたものである。図3には、ファイバグレーティ
ングの波長に対する反射率及び透過率の一例を示す。図
3のように、ファイバグレーティングは、所定の反射中
心波長を有し、この反射中心波長が励起光の波長に対応
したものに設定されることで、光ファイバに入射された
励起光を反射し、信号光を透過する特性となる。なお、
反射中心波長は、クレーティングのピッチを変えること
で所要の値に設定でき、反射率は、クレーティング数や
屈折率の変化量を変えることで所要の値に設定できる。
ァイバ内部のコアに対して外部から紫外線照射等を行う
ことにより、周期的な屈折率変化を与えてフィルタ特性
を持たせたものである。図3には、ファイバグレーティ
ングの波長に対する反射率及び透過率の一例を示す。図
3のように、ファイバグレーティングは、所定の反射中
心波長を有し、この反射中心波長が励起光の波長に対応
したものに設定されることで、光ファイバに入射された
励起光を反射し、信号光を透過する特性となる。なお、
反射中心波長は、クレーティングのピッチを変えること
で所要の値に設定でき、反射率は、クレーティング数や
屈折率の変化量を変えることで所要の値に設定できる。
【0028】次に、ファイバグレーティングの施された
光ファイバの長手方向における励起光パワーの分布につ
いて、図4に示す解析モデルを用いて具体的に説明す
る。図4の解析モデルでは、光ファイバにN個の反射板
が挿入され励起光パワーの入射方向を順方向(図で左か
ら右への方向)とし、各点(i=0,1,・・,N)における順方
向の励起光パワーをA(i) とし,逆方向(図で右から左
への方向)の励超光パワーをB(i) とする。ただし,説
明を簡単にするために次のことを仮定する。・光ファイ
バの伝送損失を無視すること。・励起光の吸収を無視す
ること。・ファイバグレーティングの単位長さあたりの
反射率が一定であること。・片方向のみに励起光パワー
が入力されること。すなわち、境界条件は次の(1)式及
び(2) 式で表される。
光ファイバの長手方向における励起光パワーの分布につ
いて、図4に示す解析モデルを用いて具体的に説明す
る。図4の解析モデルでは、光ファイバにN個の反射板
が挿入され励起光パワーの入射方向を順方向(図で左か
ら右への方向)とし、各点(i=0,1,・・,N)における順方
向の励起光パワーをA(i) とし,逆方向(図で右から左
への方向)の励超光パワーをB(i) とする。ただし,説
明を簡単にするために次のことを仮定する。・光ファイ
バの伝送損失を無視すること。・励起光の吸収を無視す
ること。・ファイバグレーティングの単位長さあたりの
反射率が一定であること。・片方向のみに励起光パワー
が入力されること。すなわち、境界条件は次の(1)式及
び(2) 式で表される。
【0029】 A(0) =P …(1) B(N) =0 …(2) ただし、励起光パワーの入力値をPとする。このとき、
励起光パワーが定常状態にあると、次の(3) 式及び(4)
式の関係が成り立つ。 A(i) =(1−r)×A(i-1) +r×B(i) (i=1,2,・・,N) …(3) B(i) =r×A(i) +(1−r)×B(i+1) (i=0,1,・・,N-1) …(4) ただし、分布する反射板1個に対する反射率をrとす
る。上記(1) 式〜(4) 式を解くと、次の(5) 式のように
なる。
励起光パワーが定常状態にあると、次の(3) 式及び(4)
式の関係が成り立つ。 A(i) =(1−r)×A(i-1) +r×B(i) (i=1,2,・・,N) …(3) B(i) =r×A(i) +(1−r)×B(i+1) (i=0,1,・・,N-1) …(4) ただし、分布する反射板1個に対する反射率をrとす
る。上記(1) 式〜(4) 式を解くと、次の(5) 式のように
なる。
【0030】 A(i) =[1+(N-i-1)×r]×P/[1+(N-1)×r] (i=0,1,・・,N) …(5) B(i) =(N-1) ×r ×P/[1+(N-1)×r] (i=0,1,・・,N) …(6) 順方向および逆方向の励起光パワーの和をC(i) とする
と、C(i) は次の(7) 式のようになる。 C(i) =A(i) +B(i) =[1+(2N-2i-1)×r]×P/[1+(N-1)×r] (i=0,1,・・,N) …(7) (7) 式より、i点における励起光パワーC(i) は等差数
列となり、反射率rが大きいほど、励起光の入射部近傍
において高い励起光パワーが存在するようになる。
と、C(i) は次の(7) 式のようになる。 C(i) =A(i) +B(i) =[1+(2N-2i-1)×r]×P/[1+(N-1)×r] (i=0,1,・・,N) …(7) (7) 式より、i点における励起光パワーC(i) は等差数
列となり、反射率rが大きいほど、励起光の入射部近傍
において高い励起光パワーが存在するようになる。
【0031】図5には、ファイバグレーティング反射率
を変化させたときの光ファイバ内の励起光パワーの分布
を(7) 式に従って計算した一例を示す。図5の(a) に示
す励起光パワー分布は、(b) に示すようにファイバグレ
ーティングが光ファイバの長手方向全域に亘って分布
し、その反射率が均一である場合の計算結果である。
(a) に示すように、反射率rを大きくすると、入射側で
の励起光パワーが増大し、他方の側ので励起光パワーが
減少することがわかる。なお、図5(a) に点線で示した
反射率r=0の場合は、ファイバグレーティングが形成
されていないときの励起光パワー分布を比較のために示
したものである。
を変化させたときの光ファイバ内の励起光パワーの分布
を(7) 式に従って計算した一例を示す。図5の(a) に示
す励起光パワー分布は、(b) に示すようにファイバグレ
ーティングが光ファイバの長手方向全域に亘って分布
し、その反射率が均一である場合の計算結果である。
(a) に示すように、反射率rを大きくすると、入射側で
の励起光パワーが増大し、他方の側ので励起光パワーが
減少することがわかる。なお、図5(a) に点線で示した
反射率r=0の場合は、ファイバグレーティングが形成
されていないときの励起光パワー分布を比較のために示
したものである。
【0032】このように、ファイバグレーティングの反
射率を設計パラメータとして、光ファイバの長手方向に
ついての励起光パワーの分布が、適宜に設計可能とな
る。なお、上記の解析モデルでは光ファイバの伝送損失
及び励起光の吸収を無視したが、実際の能動型ファイバ
の場合には、それら伝送損失及び励起光の吸収があるた
めに、能動型ファイバに入射した励起光パワーは、その
光ファイバ中を伝送されるのに従って小さくなる。ただ
し、能動型ファイバの長さは、一般に数メートルから数
百メートル程度であるため、伝送損失による励起光パワ
ーの減衰量は比較的小さい。また、入出力特性が飽和し
ない動作点を用いた光増幅器の場合、励起光の吸収によ
る励起光パワーの減衰量は、飽和する動作点を用いた場
合に比べて小さい。このため、上述した解析モデルによ
る計算例と同様にして実際の能動型ファイバの場合を考
えても構わないといえる。
射率を設計パラメータとして、光ファイバの長手方向に
ついての励起光パワーの分布が、適宜に設計可能とな
る。なお、上記の解析モデルでは光ファイバの伝送損失
及び励起光の吸収を無視したが、実際の能動型ファイバ
の場合には、それら伝送損失及び励起光の吸収があるた
めに、能動型ファイバに入射した励起光パワーは、その
光ファイバ中を伝送されるのに従って小さくなる。ただ
し、能動型ファイバの長さは、一般に数メートルから数
百メートル程度であるため、伝送損失による励起光パワ
ーの減衰量は比較的小さい。また、入出力特性が飽和し
ない動作点を用いた光増幅器の場合、励起光の吸収によ
る励起光パワーの減衰量は、飽和する動作点を用いた場
合に比べて小さい。このため、上述した解析モデルによ
る計算例と同様にして実際の能動型ファイバの場合を考
えても構わないといえる。
【0033】次に、第1の実施形態の動作について説明
する。励起光源1で励起光Lpが発生すると、その励起
光Lpは、合波器2を介して能動型光ファイバ10の一
端に入射される。能動型光ファイバ10に入射した励起
光Lpは、長手方向全域に亘って形成されたファイバグ
レーティングにより反射されて、上記図5(a) に示した
ように能動型光ファイバ10の入射側に十分な励起光パ
ワーが存在する状態となる。この励起光Lpにより、能
動型光ファイバ10内の希土類元素が励起状態とされ
る。そして、信号光Lsが入力端子T1から合波器2を
介して能動型光ファイバ10の一端に入射されると、そ
の信号光Lsは誘導放出により増幅されながらファイバ
グレーティングを透過して、能動型光ファイバ10の他
端から出力端子T2に出力される。
する。励起光源1で励起光Lpが発生すると、その励起
光Lpは、合波器2を介して能動型光ファイバ10の一
端に入射される。能動型光ファイバ10に入射した励起
光Lpは、長手方向全域に亘って形成されたファイバグ
レーティングにより反射されて、上記図5(a) に示した
ように能動型光ファイバ10の入射側に十分な励起光パ
ワーが存在する状態となる。この励起光Lpにより、能
動型光ファイバ10内の希土類元素が励起状態とされ
る。そして、信号光Lsが入力端子T1から合波器2を
介して能動型光ファイバ10の一端に入射されると、そ
の信号光Lsは誘導放出により増幅されながらファイバ
グレーティングを透過して、能動型光ファイバ10の他
端から出力端子T2に出力される。
【0034】このように第1の実施形態によれば、励起
光Lpを反射し、信号光Lsを透過するファイバグレー
ティングを能動型光ファイバ10内に形成したことによ
り、励起光Lpが能動型光ファイバ10内で反射され往
復するようになり、能動型光ファイバの外側に光反射器
を付加した従来の光ファイバ増幅器と比べて、光反射器
の挿入損失や接続損失がなくなるため、光ファイバ増幅
器から出力される信号光パワーの高出力化が実現でき、
励起効率の向上を図ることが可能となる。また、能動型
光ファイバ10の長手方向全域にファイバグレーティン
グを設けたことにより、前方励起の場合に、信号光Ls
の入射側に十分な励起光パワーが存在するようになるた
め、光ファイバ増幅器の雑音指数の低減を図ることがで
きる。さらに、ファイバグレーティングの反射中心波長
及び反射率を長手方向について均一としたことで、能動
型光ファイバ10の製造が容易であるとともに、能動型
光ファイバ10の長さの調整も容易に行うことができ
る。
光Lpを反射し、信号光Lsを透過するファイバグレー
ティングを能動型光ファイバ10内に形成したことによ
り、励起光Lpが能動型光ファイバ10内で反射され往
復するようになり、能動型光ファイバの外側に光反射器
を付加した従来の光ファイバ増幅器と比べて、光反射器
の挿入損失や接続損失がなくなるため、光ファイバ増幅
器から出力される信号光パワーの高出力化が実現でき、
励起効率の向上を図ることが可能となる。また、能動型
光ファイバ10の長手方向全域にファイバグレーティン
グを設けたことにより、前方励起の場合に、信号光Ls
の入射側に十分な励起光パワーが存在するようになるた
め、光ファイバ増幅器の雑音指数の低減を図ることがで
きる。さらに、ファイバグレーティングの反射中心波長
及び反射率を長手方向について均一としたことで、能動
型光ファイバ10の製造が容易であるとともに、能動型
光ファイバ10の長さの調整も容易に行うことができ
る。
【0035】なお、上記第1の実施形態では、前方励起
の場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例
えば図6に示すように、合波器2を能動型光ファイバ1
0の反対側に接続する後方励起とすることもできる。こ
の場合には、信号光Lsの出射側に十分な励起光パワー
が存在するようになるため、より高出力な光ファイバ増
幅器とすることができる。また、図示しないが、励起光
源及び合波器をそれぞれ2つ用い、能動型光ファイバの
両端から励起光を入射させる双方向励起とすることも応
用可能である。
の場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例
えば図6に示すように、合波器2を能動型光ファイバ1
0の反対側に接続する後方励起とすることもできる。こ
の場合には、信号光Lsの出射側に十分な励起光パワー
が存在するようになるため、より高出力な光ファイバ増
幅器とすることができる。また、図示しないが、励起光
源及び合波器をそれぞれ2つ用い、能動型光ファイバの
両端から励起光を入射させる双方向励起とすることも応
用可能である。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図7は、第2の実施形態に係る光ファイバ増幅
器の構成を示す図である。図7において、本光ファイバ
増幅器の構成が第1の実施形態の構成と異なる部分は、
能動型光ファイバ10に代えて、反射中心波長が長手方
向で異なる能動型光ファイバ11を用いた部分である。
その他の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるた
め説明を省略する。
明する。図7は、第2の実施形態に係る光ファイバ増幅
器の構成を示す図である。図7において、本光ファイバ
増幅器の構成が第1の実施形態の構成と異なる部分は、
能動型光ファイバ10に代えて、反射中心波長が長手方
向で異なる能動型光ファイバ11を用いた部分である。
その他の構成は、第1の実施形態の場合と同様であるた
め説明を省略する。
【0037】能動型光ファイバ11は、光ファイバの長
手方向全域にファイバグレーティングが形成されてお
り、その反射中心波長が信号光Lsの入射側及び出射側
で異なる値を持つことを特徴とする。具体的には、入射
側の反射中心波長が、励起光源1で発生する励起光Lp
の波長範囲(図2参照)について、短波長側に対応した
値を持ち、出射側の反射中心波長が、励起光Lpの波長
範囲について、長波長側に対応した値を持つ。図7で
は、ファイバグレーティングの反射中心波長の様子が、
光ファイバに直交する複数の線分の間隔に応じて模式的
に示してある。ただし、ここでの入射側または出射側
は、光ファイバの中央部を含む範囲を意味するものとす
る。また、ファイバグレーティングの反射率について
は、第1の実施形態の場合と同様に、光ファイバの長手
方向について均一とする。
手方向全域にファイバグレーティングが形成されてお
り、その反射中心波長が信号光Lsの入射側及び出射側
で異なる値を持つことを特徴とする。具体的には、入射
側の反射中心波長が、励起光源1で発生する励起光Lp
の波長範囲(図2参照)について、短波長側に対応した
値を持ち、出射側の反射中心波長が、励起光Lpの波長
範囲について、長波長側に対応した値を持つ。図7で
は、ファイバグレーティングの反射中心波長の様子が、
光ファイバに直交する複数の線分の間隔に応じて模式的
に示してある。ただし、ここでの入射側または出射側
は、光ファイバの中央部を含む範囲を意味するものとす
る。また、ファイバグレーティングの反射率について
は、第1の実施形態の場合と同様に、光ファイバの長手
方向について均一とする。
【0038】このような能動型光ファイバ11を用いた
光ファイバ増幅器では、上述したように10〜20nm
程度の波長範囲を有する励起光Lpが、合波器2を介し
て能動型光ファイバ11の一端(信号光入射端)に入射
されると、上記波長範囲のうちの短波長側の励起光Lp
が主に信号光入射端側で反射され、長波長側の励起光L
pが主に信号光出射端側で反射される。これにより、波
長の短い励起光Lpが信号光入射端側に多く分布し、波
長の長い励起光Lpが信号光出射側に多く分布するよう
になる。ただし、ファイバグレーティングの反射率が長
手方向で均一であるため、励起光パワーの分布(波長を
問わない)は、上記の図5(a) に示した場合と同様に、
信号光入射側に十分な励起光パワーが存在する状態とな
る。
光ファイバ増幅器では、上述したように10〜20nm
程度の波長範囲を有する励起光Lpが、合波器2を介し
て能動型光ファイバ11の一端(信号光入射端)に入射
されると、上記波長範囲のうちの短波長側の励起光Lp
が主に信号光入射端側で反射され、長波長側の励起光L
pが主に信号光出射端側で反射される。これにより、波
長の短い励起光Lpが信号光入射端側に多く分布し、波
長の長い励起光Lpが信号光出射側に多く分布するよう
になる。ただし、ファイバグレーティングの反射率が長
手方向で均一であるため、励起光パワーの分布(波長を
問わない)は、上記の図5(a) に示した場合と同様に、
信号光入射側に十分な励起光パワーが存在する状態とな
る。
【0039】このような状態の能動型光ファイバ11に
信号光Lsが入射されると、その信号光Lsは、まず、
入射端側で波長の短い励起光Lpの作用に基づいて増幅
され、出射端側に移ると波長の長い励起光Lpの作用に
基づいて増幅されるようになる。波長の短い励起光Lp
により信号光Lsの増幅を行うと、上述の図25に示し
たように雑音指数を低くすることができ、また、波長の
長い励起光Lpにより信号光Lsの増幅を行うと、上述
の図24に示したように出力光パワーを大きくすること
ができる。
信号光Lsが入射されると、その信号光Lsは、まず、
入射端側で波長の短い励起光Lpの作用に基づいて増幅
され、出射端側に移ると波長の長い励起光Lpの作用に
基づいて増幅されるようになる。波長の短い励起光Lp
により信号光Lsの増幅を行うと、上述の図25に示し
たように雑音指数を低くすることができ、また、波長の
長い励起光Lpにより信号光Lsの増幅を行うと、上述
の図24に示したように出力光パワーを大きくすること
ができる。
【0040】したがって第2の実施形態によれば、能動
型光ファイバ11を用いることにより、能動型光ファイ
バ11の信号光入射側における雑音の発生が抑制される
とともに、信号光出力側における光増幅作用が増大する
ため、第1の実施形態の場合よりも、雑音指数が低く高
出力な光ファイバ増幅器を提供することができる。な
お、上記第2の実施形態では、前方励起の場合について
説明したが、後方励起としてもよい。また、図8に示す
ように、上記の構成に加えて、能動型光ファイバ11の
信号光出射端の外側に励起光源1’及び合波器2’を設
けて、双方向励起とすることもできる。
型光ファイバ11を用いることにより、能動型光ファイ
バ11の信号光入射側における雑音の発生が抑制される
とともに、信号光出力側における光増幅作用が増大する
ため、第1の実施形態の場合よりも、雑音指数が低く高
出力な光ファイバ増幅器を提供することができる。な
お、上記第2の実施形態では、前方励起の場合について
説明したが、後方励起としてもよい。また、図8に示す
ように、上記の構成に加えて、能動型光ファイバ11の
信号光出射端の外側に励起光源1’及び合波器2’を設
けて、双方向励起とすることもできる。
【0041】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図9は、第3の実施形態に係る光ファイバ増幅
器の構成を示す図である。図9において、本光ファイバ
増幅器の構成が第2の実施形態の構成と異なる部分は、
2つの励起光源1a,1b及び励起光合波器1cを用い
た部分である。その他の構成は、第2の実施形態の場合
と同様である。
明する。図9は、第3の実施形態に係る光ファイバ増幅
器の構成を示す図である。図9において、本光ファイバ
増幅器の構成が第2の実施形態の構成と異なる部分は、
2つの励起光源1a,1b及び励起光合波器1cを用い
た部分である。その他の構成は、第2の実施形態の場合
と同様である。
【0042】励起光源1a,1bは、例えば図10に示
すように、それぞれの中心波長がずれた励起光を発生す
る。ここでは、励起光源1aで発生する励起光Lpaが、
第2の実施形態で短波長側の励起光としていたものに相
当し、励起光源1bで発生する励起光Lpbが、短波長側
の励起光としていたものに相当する。励起光合波器1c
は、励起光源1a,1bから出射される各励起光Lpa,
Lpbを合波して、合波器2に出力するものである。
すように、それぞれの中心波長がずれた励起光を発生す
る。ここでは、励起光源1aで発生する励起光Lpaが、
第2の実施形態で短波長側の励起光としていたものに相
当し、励起光源1bで発生する励起光Lpbが、短波長側
の励起光としていたものに相当する。励起光合波器1c
は、励起光源1a,1bから出射される各励起光Lpa,
Lpbを合波して、合波器2に出力するものである。
【0043】このような光ファイバ増幅器では、各励起
光源1a,1bで発生した中心波長の異なる励起光Lp
a,Lpbが、励起光合波器1c及び合波器2を介して能
動型光ファイバ11の一端に入射される。能動型光ファ
イバ11内では、中心波長の短い励起光Lpaが主に信号
光入射側で反射され、中心波長の長い励起光Lpbが主に
信号光出射側で反射される。これにより、励起光Lpaが
入射端側に多く分布し、励起光Lpが出射側に多く分布
するようになる。そして、信号光Lsが能動型光ファイ
バ11に入射されると、第2の実施形態の場合と同様に
して信号光Lsの増幅が行われ、能動型光ファイバ11
の信号光入射側における雑音の発生が抑制されるととも
に、信号光出力側における光増幅作用が増大する。
光源1a,1bで発生した中心波長の異なる励起光Lp
a,Lpbが、励起光合波器1c及び合波器2を介して能
動型光ファイバ11の一端に入射される。能動型光ファ
イバ11内では、中心波長の短い励起光Lpaが主に信号
光入射側で反射され、中心波長の長い励起光Lpbが主に
信号光出射側で反射される。これにより、励起光Lpaが
入射端側に多く分布し、励起光Lpが出射側に多く分布
するようになる。そして、信号光Lsが能動型光ファイ
バ11に入射されると、第2の実施形態の場合と同様に
して信号光Lsの増幅が行われ、能動型光ファイバ11
の信号光入射側における雑音の発生が抑制されるととも
に、信号光出力側における光増幅作用が増大する。
【0044】このように第3の実施形態によれば、中心
波長の異なる2つの励起光源を用いるようにしても、第
2の実施形態の効果と同様に、雑音指数が低く高出力な
光ファイバ増幅器を提供することができる。なお、上記
第3の実施形態では、前方励起の場合について説明した
が、後方励起または双方向励起とすることも応用可能で
ある。また、2つの励起光源を用いるようにしたが、例
えば、偏波合成器などを用いて3つ以上の励起光源を組
み合わせることも可能である。
波長の異なる2つの励起光源を用いるようにしても、第
2の実施形態の効果と同様に、雑音指数が低く高出力な
光ファイバ増幅器を提供することができる。なお、上記
第3の実施形態では、前方励起の場合について説明した
が、後方励起または双方向励起とすることも応用可能で
ある。また、2つの励起光源を用いるようにしたが、例
えば、偏波合成器などを用いて3つ以上の励起光源を組
み合わせることも可能である。
【0045】次に、第4の実施形態について説明する。
図11は、第4の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構
成を示す図である。図11において、本光ファイバ増幅
器は、第1の実施形態で用いた能動型光ファイバ10に
代えて、単位長さあたりの反射率が長手方向で異なる能
動型光ファイバ12を用いたものである。上記以外の構
成は、第1の実施形態の場合と同様である。
図11は、第4の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構
成を示す図である。図11において、本光ファイバ増幅
器は、第1の実施形態で用いた能動型光ファイバ10に
代えて、単位長さあたりの反射率が長手方向で異なる能
動型光ファイバ12を用いたものである。上記以外の構
成は、第1の実施形態の場合と同様である。
【0046】能動型光ファイバ12は、光ファイバの長
手方向全域にファイバグレーティングが形成されてお
り、その単位長さあたりの反射率が励起光Lpの入射側
及びそ反対側で異なる値を持つことを特徴とする。具体
的には、励起光入射側の反射率r1 がその反対側の反射
率r2 よりも低くなるようにファイバグレーティングが
形成される。図11では、反射率の様子が、光ファイバ
に直交する複数の線分の長さに応じて模式的に示してあ
る。ただし、ここでの入射側またはその反対側は、光フ
ァイバの中央部を含む範囲を意味するものとする。ま
た、ファイバグレーティングの反射中心波長について
は、第1の実施形態の場合と同様に、光ファイバの長手
方向について均一とする。
手方向全域にファイバグレーティングが形成されてお
り、その単位長さあたりの反射率が励起光Lpの入射側
及びそ反対側で異なる値を持つことを特徴とする。具体
的には、励起光入射側の反射率r1 がその反対側の反射
率r2 よりも低くなるようにファイバグレーティングが
形成される。図11では、反射率の様子が、光ファイバ
に直交する複数の線分の長さに応じて模式的に示してあ
る。ただし、ここでの入射側またはその反対側は、光フ
ァイバの中央部を含む範囲を意味するものとする。ま
た、ファイバグレーティングの反射中心波長について
は、第1の実施形態の場合と同様に、光ファイバの長手
方向について均一とする。
【0047】ここで、能動型光ファイバ12内の励起光
パワーの分布について考える。図12は、能動型光ファ
イバ12について上述した解析モデルを適用し、(7)式
を計算した一例である。図12の(a) に示す励起光パワ
ー分布は、(b) に示すようにファイバグレーティングが
2種類の反射率r1 ,r2 (r1 <r2 )を有する場合
の計算結果である。(a) に示すように、励起光入射側に
おける励起光パワーが、反射率の均一な場合(図5)と
比較して、より広い範囲で増大することがわかる。
パワーの分布について考える。図12は、能動型光ファ
イバ12について上述した解析モデルを適用し、(7)式
を計算した一例である。図12の(a) に示す励起光パワ
ー分布は、(b) に示すようにファイバグレーティングが
2種類の反射率r1 ,r2 (r1 <r2 )を有する場合
の計算結果である。(a) に示すように、励起光入射側に
おける励起光パワーが、反射率の均一な場合(図5)と
比較して、より広い範囲で増大することがわかる。
【0048】このような能動型光ファイバ12を用いた
前方励起の光ファイバ増幅器では、励起光Lpが合波器
2を介して能動型光ファイバ12の一端に入射される
と、図12(a) に示したように、能動型光ファイバ12
の励起光入射側(信号光入射側)に十分な励起光パワー
が存在する状態となる。このような状態の能動型光ファ
イバ12に信号光Lsが入射されると、信号光Lsは、
入射側での増幅作用がより大きくなり、光ファイバ増幅
器全体での励起効率が第1の実施形態の場合よりも高く
なる。このことは、図12(a) において、計算結果を示
す実線で囲まれた部分の面積が、点線で囲んだ部分の面
積(第1の実施形態の場合に相当)よりも広くなること
からも判断される。
前方励起の光ファイバ増幅器では、励起光Lpが合波器
2を介して能動型光ファイバ12の一端に入射される
と、図12(a) に示したように、能動型光ファイバ12
の励起光入射側(信号光入射側)に十分な励起光パワー
が存在する状態となる。このような状態の能動型光ファ
イバ12に信号光Lsが入射されると、信号光Lsは、
入射側での増幅作用がより大きくなり、光ファイバ増幅
器全体での励起効率が第1の実施形態の場合よりも高く
なる。このことは、図12(a) において、計算結果を示
す実線で囲まれた部分の面積が、点線で囲んだ部分の面
積(第1の実施形態の場合に相当)よりも広くなること
からも判断される。
【0049】このように第4の実施形態によれば、ファ
イバグレーティングの単位長さあたりの反射率が、励起
光入射側よりもその反対側で高くなるうように設定した
ことで、励起光Lpの変換効率の向上を図ることが可能
である。なお、上記第4の実施形態では、能動型光ファ
イバ12が2種類の反射率r1,r2 を有する場合を説
明したが、これ以外にも例えば図13に示すように、能
動型光ファイバの中央部での反射率r3 が、励起光の入
射側での反射率r1 よりもさらに小さくなるように設定
した能動型光ファイバ12’を用いてもよい。この能動
型光ファイバ12’を使用すれば、光ファイバの中央部
にも大きな励起光パワーが存在するようになり、励起光
の変換効率を一層向上させることが可能である。また、
反射中心波長については長手方向に均一としたが、上述
した第2、3の実施形態の場合と同様に、励起光Lpの
波長範囲に応じて異なる反射中心波長を有するようにし
てもよい。
イバグレーティングの単位長さあたりの反射率が、励起
光入射側よりもその反対側で高くなるうように設定した
ことで、励起光Lpの変換効率の向上を図ることが可能
である。なお、上記第4の実施形態では、能動型光ファ
イバ12が2種類の反射率r1,r2 を有する場合を説
明したが、これ以外にも例えば図13に示すように、能
動型光ファイバの中央部での反射率r3 が、励起光の入
射側での反射率r1 よりもさらに小さくなるように設定
した能動型光ファイバ12’を用いてもよい。この能動
型光ファイバ12’を使用すれば、光ファイバの中央部
にも大きな励起光パワーが存在するようになり、励起光
の変換効率を一層向上させることが可能である。また、
反射中心波長については長手方向に均一としたが、上述
した第2、3の実施形態の場合と同様に、励起光Lpの
波長範囲に応じて異なる反射中心波長を有するようにし
てもよい。
【0050】次に、第5の実施形態について説明する。
図14は、第5の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構
成を示す図である。図14において、本光ファイバ増幅
器は、第1の実施形態で用いた能動型光ファイバ10に
代えて、光ファイバの両端近傍に限ってファイバグレー
ティングが形成された能動型光ファイバ13を用いたこ
とを特徴とするものである。上記以外の構成は、第1の
実施形態の場合と同様である。
図14は、第5の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構
成を示す図である。図14において、本光ファイバ増幅
器は、第1の実施形態で用いた能動型光ファイバ10に
代えて、光ファイバの両端近傍に限ってファイバグレー
ティングが形成された能動型光ファイバ13を用いたこ
とを特徴とするものである。上記以外の構成は、第1の
実施形態の場合と同様である。
【0051】能動型光ファイバ13は、光ファイバの両
端近傍のみにファイバグレーティングが形成され、中央
部にはグレーティングの施されていないことを特徴とす
る。ここでは、例えば、励起光入射側(信号光入射側)
の単位長さあたりの反射率r 1 が、その反対側(信号光
出射側)の反射率r2 よりも低くなるように設定され、
各端部近傍の反射中心波長は均一であるものとする。
端近傍のみにファイバグレーティングが形成され、中央
部にはグレーティングの施されていないことを特徴とす
る。ここでは、例えば、励起光入射側(信号光入射側)
の単位長さあたりの反射率r 1 が、その反対側(信号光
出射側)の反射率r2 よりも低くなるように設定され、
各端部近傍の反射中心波長は均一であるものとする。
【0052】ここで、能動型光ファイバ13内の励起光
パワーの分布について考える。図15は、能動型光ファ
イバ13について上述した解析モデルを適用し、(7)式
を計算した一例である。図15の(a) に示す励起光パワ
ー分布は、(b) に示すようにファイバグレーティングが
光ファイバの励起光入射側及びその反対側にのみ分布
し、それぞれの反射率r1 ,r2 (r1 <r2 )が異な
る場合の計算結果である。(a) に示すように、励起光パ
ワーは、励起光入射側のより広い範囲で増大し、計算結
果を示す実線で囲まれた部分の面積が、上記第4の実施
形態での計算例(図12参照)の場合よりも広くなるこ
とがわかる。
パワーの分布について考える。図15は、能動型光ファ
イバ13について上述した解析モデルを適用し、(7)式
を計算した一例である。図15の(a) に示す励起光パワ
ー分布は、(b) に示すようにファイバグレーティングが
光ファイバの励起光入射側及びその反対側にのみ分布
し、それぞれの反射率r1 ,r2 (r1 <r2 )が異な
る場合の計算結果である。(a) に示すように、励起光パ
ワーは、励起光入射側のより広い範囲で増大し、計算結
果を示す実線で囲まれた部分の面積が、上記第4の実施
形態での計算例(図12参照)の場合よりも広くなるこ
とがわかる。
【0053】このような光ファイバ増幅器の動作は、基
本的に第4の実施形態の場合と同様であり、能動型光フ
ァイバ13の励起光入射側に最も大きな励起光パワーが
存在し、中央部にも比較的大きな励起光パワーが存在す
るようになる。励起光Lpの変換効率は、図15(a) の
実線で囲まれた部分の面積から判断できるように、第4
の実施形態の場合の変換効率よりも向上させることが可
能である。
本的に第4の実施形態の場合と同様であり、能動型光フ
ァイバ13の励起光入射側に最も大きな励起光パワーが
存在し、中央部にも比較的大きな励起光パワーが存在す
るようになる。励起光Lpの変換効率は、図15(a) の
実線で囲まれた部分の面積から判断できるように、第4
の実施形態の場合の変換効率よりも向上させることが可
能である。
【0054】なお、上記第5の実施形態では、前方励起
の場合について説明したが、後方励起としてもよい。こ
の場合には、励起光入射側(信号光出射側)の単位長さ
あたりの反射率が、その反対側(信号光入射側)の反射
率よりも低くなるように設定する。また、各端部近傍の
反射中心波長を均一としたが、上述した第2、3の実施
形態の場合と同様に、励起光Lpの波長範囲に応じて異
なる反射中心波長を有するようにしてもよい。
の場合について説明したが、後方励起としてもよい。こ
の場合には、励起光入射側(信号光出射側)の単位長さ
あたりの反射率が、その反対側(信号光入射側)の反射
率よりも低くなるように設定する。また、各端部近傍の
反射中心波長を均一としたが、上述した第2、3の実施
形態の場合と同様に、励起光Lpの波長範囲に応じて異
なる反射中心波長を有するようにしてもよい。
【0055】次に、第6の実施形態について説明する。
図16は、第6の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構
成を示す図である。図16において、本光ファイバ増幅
器は、第1の実施形態で用いた能動型光ファイバ10に
代えて、励起光入射側とは反対側の近傍に限ってファイ
バグレーティングが形成された能動型光ファイバ14を
用いたことを特徴とするものである。上記以外の構成
は、第1の実施形態の場合と同様である。
図16は、第6の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構
成を示す図である。図16において、本光ファイバ増幅
器は、第1の実施形態で用いた能動型光ファイバ10に
代えて、励起光入射側とは反対側の近傍に限ってファイ
バグレーティングが形成された能動型光ファイバ14を
用いたことを特徴とするものである。上記以外の構成
は、第1の実施形態の場合と同様である。
【0056】能動型光ファイバ14は、前方励起の場合
において、励起光Lpが入射される一端(信号光入射
端)とは反対側の他端(信号光出射端)近傍のみにファ
イバグレーティングが形成され、励起光入射側及び中央
部にはグレーティングの施されていない能動型光ファイ
バである。ここで、能動型光ファイバ14内の励起光パ
ワーの分布について考える。
において、励起光Lpが入射される一端(信号光入射
端)とは反対側の他端(信号光出射端)近傍のみにファ
イバグレーティングが形成され、励起光入射側及び中央
部にはグレーティングの施されていない能動型光ファイ
バである。ここで、能動型光ファイバ14内の励起光パ
ワーの分布について考える。
【0057】図17は、能動型光ファイバ14について
上述した解析モデルを適用し、(7)式を計算した一例で
ある。図17の(a) に示す励起光パワー分布は、(b) に
示すようにファイバグレーティングが光ファイバの励起
光入射側とは反対側にのみ分布し、反射率が均一である
場合の計算結果である。(a) に示すように、励起光パワ
ーは、光ファイバの励起光入射側の広い範囲で増大する
ことがわかる。また、計算結果を示す実線で囲まれた部
分の面積が、点線で囲んだ部分の面積(第1の実施形態
の場合に相当)よりも広くなることから、励起光の変換
効率が高くなることがわかる。
上述した解析モデルを適用し、(7)式を計算した一例で
ある。図17の(a) に示す励起光パワー分布は、(b) に
示すようにファイバグレーティングが光ファイバの励起
光入射側とは反対側にのみ分布し、反射率が均一である
場合の計算結果である。(a) に示すように、励起光パワ
ーは、光ファイバの励起光入射側の広い範囲で増大する
ことがわかる。また、計算結果を示す実線で囲まれた部
分の面積が、点線で囲んだ部分の面積(第1の実施形態
の場合に相当)よりも広くなることから、励起光の変換
効率が高くなることがわかる。
【0058】このように第6の実施形態によれば、励起
光入射側とは反対側の端部近傍にのみファイバグレーテ
ィングを施した能動型光ファイバ14を用いることで、
ファイバグレーティングを長手方向全域に形成する第1
の実施形態の場合と比較して、励起光Lpの変換効率の
より高い光ファイバ増幅器を提供することができる。励
起光入射側とは反対側で励起光Lpを反射させる技術
は、能動型光ファイバの外側に光反射器を付加する従来
の光ファイバ増幅器と同様であるが、本実施形態は励起
光Lpを反射するファイバグレーティングが能動型光フ
ァイバ内に形成されるため、光反射器の挿入損失や接続
損失が生じないという効果を有する。
光入射側とは反対側の端部近傍にのみファイバグレーテ
ィングを施した能動型光ファイバ14を用いることで、
ファイバグレーティングを長手方向全域に形成する第1
の実施形態の場合と比較して、励起光Lpの変換効率の
より高い光ファイバ増幅器を提供することができる。励
起光入射側とは反対側で励起光Lpを反射させる技術
は、能動型光ファイバの外側に光反射器を付加する従来
の光ファイバ増幅器と同様であるが、本実施形態は励起
光Lpを反射するファイバグレーティングが能動型光フ
ァイバ内に形成されるため、光反射器の挿入損失や接続
損失が生じないという効果を有する。
【0059】なお、上記第6の実施形態では、前方励起
の場合について説明したが、後方励起としてもよい。次
に、本発明の第7の実施形態について説明する。図18
は、第7の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構成を示
す図である。図18において、本光ファイバ増幅器は、
上述の図8に示したような双方向励起の光ファイバ増幅
器について、ファイバグレーティングが長手方向全域に
形成された能動型光ファイバ11に代えて、光ファイバ
の中央部に限ってファイバグレーティングが形成された
能動型光ファイバ15を用いたことを特徴とする。ま
た、励起光源1で発生する励起光Lpの中心波長と励起
光源1’で発生する励起光Lp'の中心波長とが互いに異
なるものとする。ここでは、励起光Lpの中心波長が励
起光Lp'の中心波長よりも短くしてある。その他の構成
は、図8に示した光ファイバ増幅器の構成と同様であ
る。
の場合について説明したが、後方励起としてもよい。次
に、本発明の第7の実施形態について説明する。図18
は、第7の実施形態に係る光ファイバ増幅器の構成を示
す図である。図18において、本光ファイバ増幅器は、
上述の図8に示したような双方向励起の光ファイバ増幅
器について、ファイバグレーティングが長手方向全域に
形成された能動型光ファイバ11に代えて、光ファイバ
の中央部に限ってファイバグレーティングが形成された
能動型光ファイバ15を用いたことを特徴とする。ま
た、励起光源1で発生する励起光Lpの中心波長と励起
光源1’で発生する励起光Lp'の中心波長とが互いに異
なるものとする。ここでは、励起光Lpの中心波長が励
起光Lp'の中心波長よりも短くしてある。その他の構成
は、図8に示した光ファイバ増幅器の構成と同様であ
る。
【0060】能動型光ファイバ15は、励起光源1,
1’の各中心波長に対応した2つの反射中心波長を有す
るファイバグレーティングが光ファイバの中央部のみに
形成され、光ファイバの両端近傍にはファイバグレーテ
ィングが施されていないものである。このような光ファ
イバ増幅器では、励起光源1,1’から合波器2,2’
を介して能動型光ファイバ15の両端に中心波長の異な
る励起光Lp,Lp'がそれぞれ入射され双方向に伝搬さ
れると、各励起光Lp,Lp'は、中央部のファイバグレ
ーティングで反射して能動型光ファイバ15の片側半分
を往復する。これにより、各励起光Lp,Lp'の入射側
(信号光の入射側及び出射側)それぞれにおける励起光
パワーが増大する。
1’の各中心波長に対応した2つの反射中心波長を有す
るファイバグレーティングが光ファイバの中央部のみに
形成され、光ファイバの両端近傍にはファイバグレーテ
ィングが施されていないものである。このような光ファ
イバ増幅器では、励起光源1,1’から合波器2,2’
を介して能動型光ファイバ15の両端に中心波長の異な
る励起光Lp,Lp'がそれぞれ入射され双方向に伝搬さ
れると、各励起光Lp,Lp'は、中央部のファイバグレ
ーティングで反射して能動型光ファイバ15の片側半分
を往復する。これにより、各励起光Lp,Lp'の入射側
(信号光の入射側及び出射側)それぞれにおける励起光
パワーが増大する。
【0061】したがって第7の実施形態によれば、双方
向励起の場合に能動型光ファイバ15を用いることでも
励起効率の向上を図ることが可能である。なお、上記第
7の実施形態では、励起光源が前方及び後方にそれぞれ
1台ずつ設けるようにしたが、これに限らず複数台の励
起光源を前方及び後方に設けるようにしてもよい。この
場合には、能動型光ファイバ15のファイバグレーティ
ングの反射中心波長が、各励起光源で発生する励起光の
中心波長にそれぞれ対応したものとなるようにする。
向励起の場合に能動型光ファイバ15を用いることでも
励起効率の向上を図ることが可能である。なお、上記第
7の実施形態では、励起光源が前方及び後方にそれぞれ
1台ずつ設けるようにしたが、これに限らず複数台の励
起光源を前方及び後方に設けるようにしてもよい。この
場合には、能動型光ファイバ15のファイバグレーティ
ングの反射中心波長が、各励起光源で発生する励起光の
中心波長にそれぞれ対応したものとなるようにする。
【0062】次に、本発明の第8の実施形態について説
明する。第8の実施形態では、例えば、上記第6の実施
形態で用いた能動型光ファイバ14等を2つ組み合わせ
ることで、励起光の変換効率をより高くした光ファイバ
増幅器について説明する。図19は、第8の実施形態に
係る光ファイバ増幅器の構成を示す図である。
明する。第8の実施形態では、例えば、上記第6の実施
形態で用いた能動型光ファイバ14等を2つ組み合わせ
ることで、励起光の変換効率をより高くした光ファイバ
増幅器について説明する。図19は、第8の実施形態に
係る光ファイバ増幅器の構成を示す図である。
【0063】図19において、本光ファイバ増幅器は、
例えば、2本の能動型光ファイバ14,14’が、3つ
のポートを有する光サーキュレータ20を介して接続さ
れる。この光サーキュレータ20の第1ポートP1に
は、励起光源1の出力端子が図示しないアイソレータを
介して接続され、第2及び第3ポートP2,P3には、
各能動型光ファイバ14,14’のファイバグレーティ
ングが形成されていない側の端部がそれぞれ接続され
る。また、入力端子T1,T2が、各能動型光ファイバ
14,14’のファイバグレーティング側の端部にそれ
ぞれ接続される。ここでは、能動型光ファイバ14,1
4’内に形成された各ファイバグレーティングが、第
1、2光反射手段として機能する。
例えば、2本の能動型光ファイバ14,14’が、3つ
のポートを有する光サーキュレータ20を介して接続さ
れる。この光サーキュレータ20の第1ポートP1に
は、励起光源1の出力端子が図示しないアイソレータを
介して接続され、第2及び第3ポートP2,P3には、
各能動型光ファイバ14,14’のファイバグレーティ
ングが形成されていない側の端部がそれぞれ接続され
る。また、入力端子T1,T2が、各能動型光ファイバ
14,14’のファイバグレーティング側の端部にそれ
ぞれ接続される。ここでは、能動型光ファイバ14,1
4’内に形成された各ファイバグレーティングが、第
1、2光反射手段として機能する。
【0064】光サーキュレータ20は、各ポート間で一
方向にのみ光を伝達するものであり、ここでは、図19
の矢印に示すように、第1ポートP1から第2ポートP
2へ、第2ポートP2から第3ポートP3へ、第3ポー
トP3から第1ポートP1へ光を伝達する。このような
光ファイバ増幅器では、励起光源1で発生した励起光L
pは、アイソレータを介して光サーキュレータ20の第
1ポートP1に入力され、第2ポートP2から能動型光
ファイバ14に送られる。能動型光ファイバ14に入射
した励起光Lpは、能動型光ファイバ14のファイバグ
レーティングで反射して光サーキュレータ20の第2ポ
ートP2に戻り、第3ポートP3から能動型光ファイバ
14’に送られる。能動型光ファイバ14’に入射した
励起光Lpは、能動型光ファイバ14’のファイバグレ
ーティングで反射して光サーキュレータ20の第3ポー
トP3に戻り、第1ポートP1から出力される。このよ
うに励起光源1で発生した励起光Lpは、光サーキュレ
ータ20を介して能動型光ファイバ14,14’をそれ
ぞれ1往復するようになる。なお、光サーキュレータ2
0の第1ポートから出力された励起光Lpは、アイソレ
ータにより励起光源1への入射が阻止される。このよう
にして励起光Lpが供給された能動型光ファイバ14,
14’の間を、入力端子T1からの信号光Lsが順に通
って増幅され、出力端子T2から外部に出力される。
方向にのみ光を伝達するものであり、ここでは、図19
の矢印に示すように、第1ポートP1から第2ポートP
2へ、第2ポートP2から第3ポートP3へ、第3ポー
トP3から第1ポートP1へ光を伝達する。このような
光ファイバ増幅器では、励起光源1で発生した励起光L
pは、アイソレータを介して光サーキュレータ20の第
1ポートP1に入力され、第2ポートP2から能動型光
ファイバ14に送られる。能動型光ファイバ14に入射
した励起光Lpは、能動型光ファイバ14のファイバグ
レーティングで反射して光サーキュレータ20の第2ポ
ートP2に戻り、第3ポートP3から能動型光ファイバ
14’に送られる。能動型光ファイバ14’に入射した
励起光Lpは、能動型光ファイバ14’のファイバグレ
ーティングで反射して光サーキュレータ20の第3ポー
トP3に戻り、第1ポートP1から出力される。このよ
うに励起光源1で発生した励起光Lpは、光サーキュレ
ータ20を介して能動型光ファイバ14,14’をそれ
ぞれ1往復するようになる。なお、光サーキュレータ2
0の第1ポートから出力された励起光Lpは、アイソレ
ータにより励起光源1への入射が阻止される。このよう
にして励起光Lpが供給された能動型光ファイバ14,
14’の間を、入力端子T1からの信号光Lsが順に通
って増幅され、出力端子T2から外部に出力される。
【0065】上記のように第8の実施形態によれば、励
起光源1で発生した励起光Lpが2本の能動型光ファイ
バ14,14’の間を往復することが可能となるため、
励起光Lpの変換効率をより一層高くすることができ
る。なお、上記第8の実施形態では、2本の能動型光フ
ァイバ14,14’間を3ポートの光サーキュレータ2
0により接続する構成としたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば図20に示すように、能動型光ファイバ1
4,14’間を4ポートの光サーキュレータ20’で接
続するようにしてもよい。この場合には、第3ポートP
3に戻った励起光が第4ポートP4から光終端器21に
送られようになるため、励起光源1と光サーキュレータ
の第1ポートP1との間にアイソレータを設ける必要が
なくなる。
起光源1で発生した励起光Lpが2本の能動型光ファイ
バ14,14’の間を往復することが可能となるため、
励起光Lpの変換効率をより一層高くすることができ
る。なお、上記第8の実施形態では、2本の能動型光フ
ァイバ14,14’間を3ポートの光サーキュレータ2
0により接続する構成としたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば図20に示すように、能動型光ファイバ1
4,14’間を4ポートの光サーキュレータ20’で接
続するようにしてもよい。この場合には、第3ポートP
3に戻った励起光が第4ポートP4から光終端器21に
送られようになるため、励起光源1と光サーキュレータ
の第1ポートP1との間にアイソレータを設ける必要が
なくなる。
【0066】また、ファイバグレーティングが一端近傍
に形成された能動型光ファイバ14を2本用いる構成と
したが、上述の各実施形態で用いたそれぞれの能動型光
ファイバ10〜13を用いても構わない。さらに、図2
1に示すように、従来の光反射器4,4’を外側に接続
した能動型光ファイバ3,3’を2本組み合わせて、上
記と同様の光ファイバ増幅器を構成することも可能であ
る。この場合には、光反射器を接続した能動型光ファイ
バを単独で使用する場合に比べて、励起効率を向上させ
ることが可能である。ただし、各光反射器4,4’の挿
入損失及び接続損失により、上記第8の実施形態の場合
よりも励起効率が低くなる。
に形成された能動型光ファイバ14を2本用いる構成と
したが、上述の各実施形態で用いたそれぞれの能動型光
ファイバ10〜13を用いても構わない。さらに、図2
1に示すように、従来の光反射器4,4’を外側に接続
した能動型光ファイバ3,3’を2本組み合わせて、上
記と同様の光ファイバ増幅器を構成することも可能であ
る。この場合には、光反射器を接続した能動型光ファイ
バを単独で使用する場合に比べて、励起効率を向上させ
ることが可能である。ただし、各光反射器4,4’の挿
入損失及び接続損失により、上記第8の実施形態の場合
よりも励起効率が低くなる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の能動型光
ファイバ及び光ファイバ増幅器によれば、信号光を透過
し、かつ、励起光を反射する回折格子を能動型光ファイ
バ内に形成したことにより、励起光が能動型光ファイバ
内で反射されて往復するようになる。これにより、従来
の外側に光反射器を付加した能動型光ファイバと比べ
て、光反射器の挿入損失や接続損失がなくなるため、出
力される信号光パワーの高出力化が実現でき、励起効率
の向上を図ることが可能となる。
ファイバ及び光ファイバ増幅器によれば、信号光を透過
し、かつ、励起光を反射する回折格子を能動型光ファイ
バ内に形成したことにより、励起光が能動型光ファイバ
内で反射されて往復するようになる。これにより、従来
の外側に光反射器を付加した能動型光ファイバと比べ
て、光反射器の挿入損失や接続損失がなくなるため、出
力される信号光パワーの高出力化が実現でき、励起効率
の向上を図ることが可能となる。
【0068】また、能動型光ファイバの長手方向全域に
亘って回折格子を配置したことにより、前方励起の場合
に信号光入射側、後方励起の場合に信号光出射側に存在
する励起光パワーが増大するようになり、光ファイバ増
幅器の雑音指数の低減または高出力化及び励起効率の向
上を図ることができる。さらに、光ファイバの長手方向
に反射中心波長の異なる2以上の回折格子を配置し、特
に、信号光入射端近傍の回折格子の反射中心波長を波長
の短い励起光に対応させることで、雑音指数の低減を図
ることが可能となる。また、信号光出射端近傍の回折格
子の反射中心波長を波長の長い励起光に対応させること
で、信号光出射側における光増幅作用が増大するため、
高出力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
亘って回折格子を配置したことにより、前方励起の場合
に信号光入射側、後方励起の場合に信号光出射側に存在
する励起光パワーが増大するようになり、光ファイバ増
幅器の雑音指数の低減または高出力化及び励起効率の向
上を図ることができる。さらに、光ファイバの長手方向
に反射中心波長の異なる2以上の回折格子を配置し、特
に、信号光入射端近傍の回折格子の反射中心波長を波長
の短い励起光に対応させることで、雑音指数の低減を図
ることが可能となる。また、信号光出射端近傍の回折格
子の反射中心波長を波長の長い励起光に対応させること
で、信号光出射側における光増幅作用が増大するため、
高出力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
【0069】加えて、光ファイバの長手方向における単
位長さあたりの反射率について、前方励起または後方励
起の場合に、励起光が入射される光ファイバの一端近傍
の回折格子の反射率を低く、他端近傍の回折格子の反射
率を高く設定することによって、励起光入射側に存在す
る励起光パワーが増大するようになるため、光増幅の高
出力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
位長さあたりの反射率について、前方励起または後方励
起の場合に、励起光が入射される光ファイバの一端近傍
の回折格子の反射率を低く、他端近傍の回折格子の反射
率を高く設定することによって、励起光入射側に存在す
る励起光パワーが増大するようになるため、光増幅の高
出力化及び励起効率の改善を図ることが可能となる。
【0070】一方、励起光反射領域の反射中心波長及び
反射率を長手方向について均一とすれば、能動型光ファ
イバの製造が容易になるとともに、能動型光ファイバの
長さの調整も容易に行うことができる。また、光ファイ
バの長手方向の一部分に限って回折格子を配置すること
でも、上記の効果と同様に、光増幅の高出力化及び励起
効率の向上を図ることが可能である。
反射率を長手方向について均一とすれば、能動型光ファ
イバの製造が容易になるとともに、能動型光ファイバの
長さの調整も容易に行うことができる。また、光ファイ
バの長手方向の一部分に限って回折格子を配置すること
でも、上記の効果と同様に、光増幅の高出力化及び励起
効率の向上を図ることが可能である。
【0071】さらに、第1、2光反射手段が設けられた
第1、2能動型光ファイバを光サーキュレータを介して
接続し、励起光源からの励起光を光サーキュレータから
第1、2能動型光ファイバに供給する構成としたことに
よって、励起光が第1、2能動型光ファイバ内を1往復
するようになるため、従来の光ファイバ増幅器と比較し
て励起光の変換効率をより高くすることができる。
第1、2能動型光ファイバを光サーキュレータを介して
接続し、励起光源からの励起光を光サーキュレータから
第1、2能動型光ファイバに供給する構成としたことに
よって、励起光が第1、2能動型光ファイバ内を1往復
するようになるため、従来の光ファイバ増幅器と比較し
て励起光の変換効率をより高くすることができる。
【0072】加えて、第1、2光反射手段を第1、2能
動型光ファイバ内に配置された回折格子とすることで、
第1、2光反射手段における挿入損失や接続損失が低く
抑えられ、一層の高出力化及び励起効率の向上を図るこ
とが可能となる。
動型光ファイバ内に配置された回折格子とすることで、
第1、2光反射手段における挿入損失や接続損失が低く
抑えられ、一層の高出力化及び励起効率の向上を図るこ
とが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光ファイバ増幅
器の構成を示す図である。
器の構成を示す図である。
【図2】同上第1の実施形態における励起光源の出力ス
ペクトルを示す図である。
ペクトルを示す図である。
【図3】同上第1の実施形態におけるファイバグレーテ
ィングの波長に対する反射率及び透過率の一例を示す図
である。
ィングの波長に対する反射率及び透過率の一例を示す図
である。
【図4】同上第1の実施形態における能動型光ファイバ
内の励起光パワー分布を計算するための解析モデルを示
す図である。
内の励起光パワー分布を計算するための解析モデルを示
す図である。
【図5】同上第1の実施形態における能動型光ファイバ
内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
【図6】同上第1の実施形態に関し、後方励起とした場
合の他の構成例を示す図である。
合の他の構成例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る光ファイバ増幅
器の構成を示す図である。
器の構成を示す図である。
【図8】同上第2の実施形態に関し、双方向励起とした
場合の他の構成例を示す図である。
場合の他の構成例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る光ファイバ増幅
器の構成を示す図である。
器の構成を示す図である。
【図10】同上第3の実施形態における各励起光源の出
力スペクトルを示す図である。
力スペクトルを示す図である。
【図11】本発明の第4の実施形態に係る光ファイバ増
幅器の構成を示す図である。
幅器の構成を示す図である。
【図12】同上第4の実施形態における能動型光ファイ
バ内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
バ内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
【図13】同上第4の実施形態に関し、光ファイバ中央
部の反射率を変えた場合の他の構成例を示す図である。
部の反射率を変えた場合の他の構成例を示す図である。
【図14】本発明の第5の実施形態に係る光ファイバ増
幅器の構成を示す図である。
幅器の構成を示す図である。
【図15】同上第5の実施形態における能動型光ファイ
バ内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
バ内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
【図16】本発明の第6の実施形態に係る光ファイバ増
幅器の構成を示す図である。
幅器の構成を示す図である。
【図17】同上第6の実施形態における能動型光ファイ
バ内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
バ内の励起光パワー分布の計算例を示す図である。
【図18】本発明の第7の実施形態に係る光ファイバ増
幅器の構成を示す図である。
幅器の構成を示す図である。
【図19】本発明の第8の実施形態に係る光ファイバ増
幅器の構成を示す図である。
幅器の構成を示す図である。
【図20】同上第8の実施形態に関し、4ポートの光サ
ーキュレータを用いた場合の他の構成例を示す図であ
る。
ーキュレータを用いた場合の他の構成例を示す図であ
る。
【図21】同上第8の実施形態に関し、光反射器を外付
けした能動型光ファイバを用いた場合の他の構成例を示
す図である。
けした能動型光ファイバを用いた場合の他の構成例を示
す図である。
【図22】従来の光ファイバ増幅器の基本的な構成の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図23】従来の光反射器を付加した光ファイバ増幅器
の構成の一例を示す図である。
の構成の一例を示す図である。
【図24】励起光波長に対する出力光パワーの関係を示
す図である。
す図である。
【図25】励起光波長に対する雑音指数の関係を示す図
である。
である。
1,1’,1a,1b…励起光源 1c…励起光合波器 2,2’…合波器 10〜15…能動型光ファイバ 20,20’…光サーキュレータ Lp, Lp',Lpa,Lpb…励起光 Ls…信号光 P1〜P4…ポート T1…入力端子
Claims (42)
- 【請求項1】希土類元素をドープした能動型光ファイバ
において、光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範囲
に、信号光を透過し、かつ、励起光を反射する回折格子
を配置した励起光反射領域を備えて構成されたことを特
徴とする能動型光ファイバ。 - 【請求項2】前記励起光反射領域は、前記光ファイバの
長手方向全域に亘って前記回折格子が配置されたことを
特徴とする請求項1記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項3】前記励起光反射領域は、反射中心波長の異
なる2以上の回折格子が前記光ファイバの長手方向に配
置されたことを特徴とする請求項2記載の能動型光ファ
イバ。 - 【請求項4】前記励起光反射領域は、前記光ファイバの
信号光入射端近傍に配置された回折格子の反射中心波長
が、励起光の波長範囲のうちの短波長側に対応したもの
であることを特徴とする請求項3記載の能動型光ファイ
バ。 - 【請求項5】前記励起光反射領域は、前記光ファイバの
信号光出射端近傍に配置された回折格子の反射中心波長
が、励起光の波長範囲のうちの長波長側に対応したもの
であることを特徴とする請求項3または4記載の能動型
光ファイバ。 - 【請求項6】前記励起光反射領域は、単位長さあたりの
反射率の異なる2以上の回折格子が前記光ファイバの長
手方向に配置されたことを特徴とする請求項2〜5のい
ずれか1つに記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項7】前記励起光反射領域は、励起光が前記光フ
ァイバの一端から一方向に入射されるとき、前記光ファ
イバの一端近傍に配置された回折格子の単位長さあたり
の反射率が、前記光ファイバの他端近傍に配置された回
折格子の単位長さあたりの反射率よりも低く設定される
ことを特徴とする請求項6記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項8】前記励起光反射領域は、前記光ファイバの
中央部に配置された回折格子の単位長さあたりの反射率
が、前記光ファイバの一端近傍の回折格子の単位長さあ
たりの反射率よりも低く設定されることを特徴とする請
求項7記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項9】前記励起光反射領域は、配置される回折格
子の反射中心波長及び単位長さあたりの反射率が、前記
光ファイバの長手方向について均一であることを特徴と
する請求項2記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項10】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の両端近傍に限って前記回折格子が配置されたことを特
徴とする請求項1記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項11】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の信号光入射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、励起光の波長範囲のうちの短波長側に対応したも
のであることを特徴とする請求項10記載の能動型光フ
ァイバ。 - 【請求項12】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の信号光出射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、励起光の波長範囲のうちの長波長側に対応したも
のであることを特徴とする請求項10または11記載の
能動型光ファイバ。 - 【請求項13】前記励起光反射領域は、励起光が前記光
ファイバの一端から一方向に入射されるとき、前記光フ
ァイバの一端近傍に配置された回折格子の単位長さあた
りの反射率が、前記光ファイバの他端近傍に配置された
回折格子の単位長さあたりの反射率よりも低く設定され
ることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1つに
記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項14】前記励起光反射領域は、励起光が前記光
ファイバの一端から一方向に入射されるとき、前記光フ
ァイバの他端近傍に限って前記回折格子が配置される構
成としたことを特徴とする請求項1記載の能動型光ファ
イバ。 - 【請求項15】前記励起光反射領域は、励起光が前記光
ファイバの両端から双方向に入射されるとき、前記光フ
ァイバの中央部に限って前記回折格子が配置される構成
としたことを特徴とする請求項1記載の能動型光ファイ
バ。 - 【請求項16】前記励起光反射領域は、前記回折格子の
反射波長範囲が異なる2以上の波長を含むことを特徴と
する請求項15記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項17】前記回折格子は、ファイバグレーティン
グであることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1
つに記載の能動型光ファイバ。 - 【請求項18】前記希土類元素は、エルビウムであるこ
とを特徴とする請求項1〜17のいずれか1つに記載の
能動型光ファイバ。 - 【請求項19】希土類元素をドープした能動型光ファイ
バと、励起光を発生する少なくとも1つの励起光源と、
該励起光源からの励起光を前記能動型光ファイバに入射
させる少なくとも1つの合波部と、を備えて構成された
光ファイバ増幅器において、前記能動型光ファイバが、
光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範囲に、信号光
を透過し、かつ、励起光を反射する回折格子を配置した
励起光反射領域を備えたことを特徴とする光ファイバ増
幅器。 - 【請求項20】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の長手方向全域に亘って前記回折格子が配置されたこと
を特徴とする請求項19記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項21】前記励起光反射領域は、反射中心波長の
異なる2以上の回折格子が前記光ファイバの長手方向に
配置されたことを特徴とする請求項20記載の光ファイ
バ増幅器。 - 【請求項22】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の信号光入射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、前記励起光源で発生する励起光の波長範囲のうち
の短波長側に対応したものであることを特徴とする請求
項21記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項23】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の信号光出射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、前記励起光源で発生する励起光の波長範囲のうち
の長波長側に対応したものであることを特徴とする請求
項21または22記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項24】前記励起光反射領域は、単位長さあたり
の反射率の異なる2以上の回折格子が前記光ファイバの
長手方向に配置されたことを特徴とする請求項20〜2
3のいずれか1つに記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項25】前記励起光反射領域は、前記励起光源で
発生する励起光が前記合波部を介して前記光ファイバの
一端から一方向に入射されるとき、前記光ファイバの一
端近傍に配置された回折格子の単位長さあたりの反射率
が、前記光ファイバの他端近傍に配置された回折格子の
単位長さあたりの反射率よりも低く設定されることを特
徴とする請求項24記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項26】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の中央部に配置された回折格子の単位長さあたりの反射
率が、前記光ファイバの一端近傍の回折格子の単位長さ
あたりの反射率よりも低く設定されることを特徴とする
請求項25記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項27】前記励起光反射領域は、配置される回折
格子の反射中心波長及び単位長さあたりの反射率が、前
記光ファイバの長手方向について均一であることを特徴
とする請求項20記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項28】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の両端近傍に限って前記回折格子が配置されたことを特
徴とする請求項19記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項29】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の信号光入射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、前記励起光源で発生する励起光の波長範囲のうち
の短波長側に対応したものであることを特徴とする請求
項28記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項30】前記励起光反射領域は、前記光ファイバ
の信号光出射端近傍に配置された回折格子の反射中心波
長が、前記励起光源で発生する励起光の波長範囲のうち
の長波長側に対応したものであることを特徴とする請求
項28または29記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項31】中心波長が短波長側にある励起光を発生
する第1励起光源と、中心波長が長波長側にある励起光
を発生する第2励起光源と、前記第1励起光源からの励
起光を前記能動型光ファイバの信号光入射端に入射させ
る第1合波部と、前記第2励起光源からの励起光を前記
能動型光ファイバの信号光出射端に入射させる第2合波
部と、備えて構成され、励起光が能動型光ファイバの両
端から双方向に入射されることを特徴とする請求項30
記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項32】前記励起光反射領域は、前記励起光源で
発生する励起光が前記合波部を介して前記光ファイバの
一端から一方向に入射されるとき、前記光ファイバの一
端近傍に配置された回折格子の単位長さあたりの反射率
が、前記光ファイバの他端近傍に配置された回折格子の
単位長さあたりの反射率よりも低く設定されることを特
徴とする請求項28記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項33】前記励起光反射領域は、前記励起光源で
発生する励起光が前記合波部を介して前記光ファイバの
一端から一方向に入射されるとき、前記光ファイバの他
端近傍に限って前記回折格子が配置される構成としたこ
とを特徴とする請求項19記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項34】中心波長が短波長側にある励起光を発生
する第1励起光源と、中心波長が長波長側にある励起光
を発生する第2励起光源と、前記第1励起光源からの励
起光を前記能動型光ファイバの信号光入射端に入射させ
る第1合波部と、前記第2励起光源からの励起光を前記
能動型光ファイバの信号光出射端に入射させる第2合波
部と備え、前記励起光反射領域は、前記光ファイバの中
央部に限って前記回折格子が配置される構成としたこと
を特徴とする請求項19記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項35】前記励起光反射領域は、前記回折格子の
反射波長範囲が異なる2以上の波長を含むことを特徴と
する請求項34記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項36】前記回折格子は、ファイバグレーティン
グであることを特徴とする請求項19〜35のいずれか
1つに記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項37】前記希土類元素は、エルビウムであるこ
とを特徴とする請求項19〜36のいずれか1つに記載
の光ファイバ増幅器。 - 【請求項38】励起光を発生する少なくとも1つの励起
光源と、希土類元素をドープした第1能動型光ファイバ
と、該第1能動型光ファイバの一端から入射された励起
光を反射し、かつ、信号光を透過する第1光反射手段
と、希土類元素をドープした第2能動型光ファイバと、
該第2能動型光ファイバの一端から入射された励起光を
反射し、かつ、信号光を透過する第2光反射手段と、前
記励起光源からの励起光を前記第1能動型光ファイバの
一端に一方向にのみ伝達し、かつ、前記第1光反射手段
で反射され前記第1能動型光ファイバの一端に戻された
励起光を前記第2能動型光ファイバの一端に一方向にの
み伝達する光サーキュレータと、を備えて構成され、信
号光が、前記第1、2光反射手段を透過して前記第1、
2能動型光ファイバを伝搬することで増幅されることを
特徴とする光ファイバ増幅器。 - 【請求項39】前記第1光反射手段が、前記第1能動型
光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範囲に、前記信
号光を透過し、かつ、前記励起光を反射する回折格子を
配置したものであることを特徴とする請求項38記載の
光ファイバ増幅器。 - 【請求項40】前記第2光反射手段が、前記第2能動型
光ファイバ内の長手方向に沿った所定の範囲に、前記信
号光を透過し、かつ、前記励起光を反射する回折格子を
配置したものであることを特徴とする請求項38または
39記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項41】前記光サーキュレータが、前記第2光反
射手段で反射され前記第2能動型光ファイバの一端に戻
された励起光を前記励起光源に一方向にのみ伝達するも
のであり、前記励起光源が、発生した励起光を前記光サ
ーキュレータに一方向にのみ伝達するアイソレータを備
えたことを特徴とする請求項38〜40のいずれか1つ
に記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項42】前記光サーキュレータが、前記第2光反
射手段で反射され前記第2能動型光ファイバの一端に戻
された励起光を光終端器に伝達するものであることを特
徴とする請求項38〜40のいずれか1つに記載の光フ
ァイバ増幅器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10117041A JPH11307844A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器 |
| US09/162,144 US6061172A (en) | 1998-04-27 | 1998-09-29 | Active optical fiber and optical fiber amplifier |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10117041A JPH11307844A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11307844A true JPH11307844A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14701983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10117041A Pending JPH11307844A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 能動型光ファイバ及び光ファイバ増幅器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6061172A (ja) |
| JP (1) | JPH11307844A (ja) |
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| EP1241746A1 (en) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Europäische Organisation für astronomische Forschung in der südlichen Hemisphäre | Narrow band high power fibre lasers |
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| US5712715A (en) * | 1992-12-23 | 1998-01-27 | Lucent Technologies Inc. | Optical transmission system with spatially-varying Bragg reflector |
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-
1998
- 1998-04-27 JP JP10117041A patent/JPH11307844A/ja active Pending
- 1998-09-29 US US09/162,144 patent/US6061172A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6061172A (en) | 2000-05-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |