JPH11308012A - 導波管型フィルタ - Google Patents
導波管型フィルタInfo
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- JPH11308012A JPH11308012A JP11486898A JP11486898A JPH11308012A JP H11308012 A JPH11308012 A JP H11308012A JP 11486898 A JP11486898 A JP 11486898A JP 11486898 A JP11486898 A JP 11486898A JP H11308012 A JPH11308012 A JP H11308012A
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- coaxial
- filter
- coaxial connector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 導波管同軸変換器を用いないで、導波管型フ
ィルタに直接同軸型コネクタを結合させることにより、
小形軽量化を図った導波管型フィルタを提供する。 【解決手段】 導波管1内がアイリス型リアクタンス素
子21〜23により仕切られて1または複数個の空洞共
振器51〜54が形成され、1または複数個の空洞共振
器51〜54の入力側および出力側の少なくとも一方
(図1に示される例では両方)のリアクタンス素子が短
絡板31、32で形成され、短絡板31、32の近傍の
空洞共振器51、54内に入出力用の同軸型コネクタ4
1、42の中心導体41a、42aが所望の通過帯域が
得られるように結合されている。
ィルタに直接同軸型コネクタを結合させることにより、
小形軽量化を図った導波管型フィルタを提供する。 【解決手段】 導波管1内がアイリス型リアクタンス素
子21〜23により仕切られて1または複数個の空洞共
振器51〜54が形成され、1または複数個の空洞共振
器51〜54の入力側および出力側の少なくとも一方
(図1に示される例では両方)のリアクタンス素子が短
絡板31、32で形成され、短絡板31、32の近傍の
空洞共振器51、54内に入出力用の同軸型コネクタ4
1、42の中心導体41a、42aが所望の通過帯域が
得られるように結合されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はUHF帯、マイクロ
波帯、ミリ波帯などの高周波帯で使用する導波管型フィ
ルタに関する。さらに詳しくは、入出力の少なくとも一
方を同軸型コネクタを介して行う導波管型フィルタの入
出力用の同軸コネクタの取付構造を改良して小形化が可
能な導波管型フィルタに関する。
波帯、ミリ波帯などの高周波帯で使用する導波管型フィ
ルタに関する。さらに詳しくは、入出力の少なくとも一
方を同軸型コネクタを介して行う導波管型フィルタの入
出力用の同軸コネクタの取付構造を改良して小形化が可
能な導波管型フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の導波管型フィルタは、たとえば図
5(a)〜(b)に斜視説明図およびそのA−A線断面
図が示されるような構造になっている。すなわち、導波
管1の内部に、アイリス型のリアクタンス素子21〜2
5が、共振器51〜54をそれぞれ形成すると共に、隣
接する共振器間で所望の帯域特性が得られるように結合
させて設けられることにより構成されている。このリア
クタンス素子21〜25のアイリスは、所定の帯域幅の
信号のみが通過できるような弱い結合度が得られるよう
に設定されている。そのため、この導波管型フィルタへ
の入出力は、導波管の接続によりなされており、入出力
が同軸型コネクタを介して行われる場合でも、図5に示
されるように、導波管1の入出力端部のフランジ11、
12に導波管同軸変換器45、46が接続され、導波管
同軸変換器45、46に設けられた同軸型コネクタ4
1、42により入出力される構造になっている。
5(a)〜(b)に斜視説明図およびそのA−A線断面
図が示されるような構造になっている。すなわち、導波
管1の内部に、アイリス型のリアクタンス素子21〜2
5が、共振器51〜54をそれぞれ形成すると共に、隣
接する共振器間で所望の帯域特性が得られるように結合
させて設けられることにより構成されている。このリア
クタンス素子21〜25のアイリスは、所定の帯域幅の
信号のみが通過できるような弱い結合度が得られるよう
に設定されている。そのため、この導波管型フィルタへ
の入出力は、導波管の接続によりなされており、入出力
が同軸型コネクタを介して行われる場合でも、図5に示
されるように、導波管1の入出力端部のフランジ11、
12に導波管同軸変換器45、46が接続され、導波管
同軸変換器45、46に設けられた同軸型コネクタ4
1、42により入出力される構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の同軸型コネクタ
により入出力する構造の導波管型フィルタでは、前述の
ように導波管同軸変換器を用いて一旦導波管に変換し、
その導波管内の電磁波を結合度が調整されたアイリスを
介してフィルタを構成する空洞共振器と結合している。
しかし、この導波管同軸変換器は、通常導波管型フィル
タの1つの共振器と同程度かそれ以上の大きさで形成さ
れ、その幅広面にコネクタの中心導体が導波管内を伝搬
し得る広い帯域で結合するように挿入されているため、
全体の大きさが大きく、重量も重く、コスト的にも高価
になるという問題がある。この構造は近年の電子機器の
小形軽量化の要請にも反する。
により入出力する構造の導波管型フィルタでは、前述の
ように導波管同軸変換器を用いて一旦導波管に変換し、
その導波管内の電磁波を結合度が調整されたアイリスを
介してフィルタを構成する空洞共振器と結合している。
しかし、この導波管同軸変換器は、通常導波管型フィル
タの1つの共振器と同程度かそれ以上の大きさで形成さ
れ、その幅広面にコネクタの中心導体が導波管内を伝搬
し得る広い帯域で結合するように挿入されているため、
全体の大きさが大きく、重量も重く、コスト的にも高価
になるという問題がある。この構造は近年の電子機器の
小形軽量化の要請にも反する。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、導波管同軸変換器を用いないで、導
波管型フィルタに直接同軸型コネクタを結合させること
により、小形軽量化を図った導波管型フィルタを提供す
ることを目的とする。
になされたもので、導波管同軸変換器を用いないで、導
波管型フィルタに直接同軸型コネクタを結合させること
により、小形軽量化を図った導波管型フィルタを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、導波管同軸変
換器を使用しないで、たとえば同軸型コネクタと導波管
との結合では通常考えられない導波管内の電界と垂直方
向に同軸型コネクタの中心導体を挿入し、必要に応じて
その先端部を太くしたり、電界方向に沿った形状の金属
板などを設けることにより、または電界と平行方向に挿
入してもその挿入深さをたとえば導波管壁の内面より外
側に位置させるなどの結合度調整をすることにより、所
望の帯域特性が得られるように結合させることができ、
所望の帯域特性の導波管型フィルタが得られることに特
徴がある。
換器を使用しないで、たとえば同軸型コネクタと導波管
との結合では通常考えられない導波管内の電界と垂直方
向に同軸型コネクタの中心導体を挿入し、必要に応じて
その先端部を太くしたり、電界方向に沿った形状の金属
板などを設けることにより、または電界と平行方向に挿
入してもその挿入深さをたとえば導波管壁の内面より外
側に位置させるなどの結合度調整をすることにより、所
望の帯域特性が得られるように結合させることができ、
所望の帯域特性の導波管型フィルタが得られることに特
徴がある。
【0006】本発明による導波管型フィルタは、導波管
内がアイリス型またポスト型などのリアクタンス素子に
より仕切られて1または複数個の空洞共振器が形成さ
れ、前記1または複数個の空洞共振器の入力側および出
力側の少なくとも一方の前記リアクタンス素子が短絡板
で形成され、該短絡板の近傍の空洞共振器内に入出力用
の同軸型コネクタのコネクタピン(中心導体)が所望の
通過帯域が得られるように電気的に結合されている。
内がアイリス型またポスト型などのリアクタンス素子に
より仕切られて1または複数個の空洞共振器が形成さ
れ、前記1または複数個の空洞共振器の入力側および出
力側の少なくとも一方の前記リアクタンス素子が短絡板
で形成され、該短絡板の近傍の空洞共振器内に入出力用
の同軸型コネクタのコネクタピン(中心導体)が所望の
通過帯域が得られるように電気的に結合されている。
【0007】この構成にすることにより、同軸型コネク
タと導波管型フィルタを構成する空洞共振器とを直接結
合させながら、所望の帯域フィルタを形成することがで
き、導波管同軸変換器をなくすることができるため、非
常にローコストで小形軽量化を達成することができる。
タと導波管型フィルタを構成する空洞共振器とを直接結
合させながら、所望の帯域フィルタを形成することがで
き、導波管同軸変換器をなくすることができるため、非
常にローコストで小形軽量化を達成することができる。
【0008】前記同軸型コネクタは、前記短絡板に設け
られてコネクタピンが前記短絡板と垂直方向に挿入され
たり、前記導波管の幅狭側面に設けられてコネクタピン
が前記幅狭側面と垂直方向に挿入されたり、前記導波管
の幅広側面に設けられてコネクタピンが前記幅広側面と
垂直方向に挿入されることにより形成される。
られてコネクタピンが前記短絡板と垂直方向に挿入され
たり、前記導波管の幅狭側面に設けられてコネクタピン
が前記幅狭側面と垂直方向に挿入されたり、前記導波管
の幅広側面に設けられてコネクタピンが前記幅広側面と
垂直方向に挿入されることにより形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の導波管型フィルタについて説明をする。
明の導波管型フィルタについて説明をする。
【0010】本発明による導波管型フィルタは、その一
実施形態の斜視説明図およびそのA−A線断面図が図1
(a)〜(b)にそれぞれ示されるように、導波管1内
がアイリス型リアクタンス素子21〜23により仕切ら
れて1または複数個の空洞共振器51〜54が形成さ
れ、1または複数個の空洞共振器51〜54の入力側お
よび出力側の少なくとも一方(図1に示される例では両
方)のリアクタンス素子が短絡板31、32で形成さ
れ、短絡板31、32の近傍の空洞共振器51、54内
に入出力用の同軸型コネクタ41、42の中心導体(コ
ネクタピン)41a、42aが所望の通過帯域が得られ
るように電気的に結合されている。
実施形態の斜視説明図およびそのA−A線断面図が図1
(a)〜(b)にそれぞれ示されるように、導波管1内
がアイリス型リアクタンス素子21〜23により仕切ら
れて1または複数個の空洞共振器51〜54が形成さ
れ、1または複数個の空洞共振器51〜54の入力側お
よび出力側の少なくとも一方(図1に示される例では両
方)のリアクタンス素子が短絡板31、32で形成さ
れ、短絡板31、32の近傍の空洞共振器51、54内
に入出力用の同軸型コネクタ41、42の中心導体(コ
ネクタピン)41a、42aが所望の通過帯域が得られ
るように電気的に結合されている。
【0011】導波管1は通常アルミニウム、黄銅、イン
バーなどの金属で構成されることが多い。その大きさは
周波数に応じた通常の寸法の導波管が用いられる。図に
は矩形導波管が示されているが、円形や正方形など他の
形状の導波管でもよい。リアクタンス素子21〜23
は、同様に金属板や金属棒からなり、たとえば1つの空
洞共振器52の部分が一部破断で図1(c)に示されて
いるように、その中心部にアイリス21a、22aが形
成されており、このアイリス21aの幅Wは、所定の帯
域幅のフィルタを実現できるような結合度が得られるよ
うに設定されており、リアクタンス素子21、22の間
隔Lはその周波数に応じて共振するように設定されてい
る。
バーなどの金属で構成されることが多い。その大きさは
周波数に応じた通常の寸法の導波管が用いられる。図に
は矩形導波管が示されているが、円形や正方形など他の
形状の導波管でもよい。リアクタンス素子21〜23
は、同様に金属板や金属棒からなり、たとえば1つの空
洞共振器52の部分が一部破断で図1(c)に示されて
いるように、その中心部にアイリス21a、22aが形
成されており、このアイリス21aの幅Wは、所定の帯
域幅のフィルタを実現できるような結合度が得られるよ
うに設定されており、リアクタンス素子21、22の間
隔Lはその周波数に応じて共振するように設定されてい
る。
【0012】本発明では、入力側の空洞共振器51を構
成する入力側のリアクタンス素子、および出力側の空洞
共振器54を構成する出力側のリアクタンス素子がそれ
ぞれ短絡板31、32で形成され、その短絡板31、3
2に同軸型コネクタ41、42が、その中心導体41
a、42aがそれぞれ空洞共振器51、54と結合する
ように設けられていることに特徴がある。同軸型コネク
タの中心導体と導波管との結合は、通常は前述のよう
に、電界と平行に中心導体を一定の深さ挿入することに
より行われる。すなわち、一般には図1に示されるよう
に電界に垂直に薄い金属板などの導電体を挿入しても電
磁界はこれに影響を受けないことからも分るように、電
気的な結合をしない。しかし、前述のように、本発明者
らは、鋭意検討を重ねた結果、図1に示されるごとき矩
形TE10モードのフィルタで、同軸コネクタの中心導体
のような一定の直径寸法を有する金属棒を図1に示され
るように電界と垂直方向に挿入すると、僅かではあるが
結合が生じ、その挿入長や金属棒の径を調整することに
より狭帯域のフィルタ特性を得るための最適結合が得ら
れ、同軸型コネクタと導波管型フィルタとを直接結合す
ることができることを見出した。
成する入力側のリアクタンス素子、および出力側の空洞
共振器54を構成する出力側のリアクタンス素子がそれ
ぞれ短絡板31、32で形成され、その短絡板31、3
2に同軸型コネクタ41、42が、その中心導体41
a、42aがそれぞれ空洞共振器51、54と結合する
ように設けられていることに特徴がある。同軸型コネク
タの中心導体と導波管との結合は、通常は前述のよう
に、電界と平行に中心導体を一定の深さ挿入することに
より行われる。すなわち、一般には図1に示されるよう
に電界に垂直に薄い金属板などの導電体を挿入しても電
磁界はこれに影響を受けないことからも分るように、電
気的な結合をしない。しかし、前述のように、本発明者
らは、鋭意検討を重ねた結果、図1に示されるごとき矩
形TE10モードのフィルタで、同軸コネクタの中心導体
のような一定の直径寸法を有する金属棒を図1に示され
るように電界と垂直方向に挿入すると、僅かではあるが
結合が生じ、その挿入長や金属棒の径を調整することに
より狭帯域のフィルタ特性を得るための最適結合が得ら
れ、同軸型コネクタと導波管型フィルタとを直接結合す
ることができることを見出した。
【0013】本発明者らがさらに鋭意検討を重ねた結
果、広帯域なフィルタが所望される場合は、同軸コネク
タの中心導体先端部の直径を大きくしたり、さらには先
端部に電界方向に沿った形状の金属板などの導電体を取
り付けることによりより大きな結合度を得ることがで
き、所望の広帯域のフィルタを構成することができるこ
とを見出した。
果、広帯域なフィルタが所望される場合は、同軸コネク
タの中心導体先端部の直径を大きくしたり、さらには先
端部に電界方向に沿った形状の金属板などの導電体を取
り付けることによりより大きな結合度を得ることがで
き、所望の広帯域のフィルタを構成することができるこ
とを見出した。
【0014】その結果、前述のように、導波管フィルタ
を構成する空洞共振器のうち、端部の空洞共振器の入力
側または出力側のリアクタンス素子を短絡板にしてショ
ートし、その短絡板31、32に同軸型コネクタ41、
42を設けて導波管同軸変換器を使用しないで同軸型コ
ネクタと直接結合させ得るコンパクトな導波管型フィル
タを構成できた。
を構成する空洞共振器のうち、端部の空洞共振器の入力
側または出力側のリアクタンス素子を短絡板にしてショ
ートし、その短絡板31、32に同軸型コネクタ41、
42を設けて導波管同軸変換器を使用しないで同軸型コ
ネクタと直接結合させ得るコンパクトな導波管型フィル
タを構成できた。
【0015】図2は、本発明の導波管型フィルタの他の
実施形態の図1(a)と同様の斜視説明図である。この
例は、図1の場合と同様に空洞共振器の両端部の入力側
と出力側のリアクタンス素子を短絡板31、32で形成
し、同軸型コネクタ41、42を導波管1の幅狭側面1
4に設け、その中心導体を導波管1の幅狭側面14側か
ら結合しているものである。なお、13は導波管1の幅
広側面を示している。この例でも、図1に示される例と
同様に、同軸コネクタ41、42の中心導体は電界の方
向に垂直になっているため、空洞共振器との結合は小さ
く、その挿入長を調整したり、中心導体の先端部の直径
を大きくしたり、さらには先端部に電界方向に沿った形
状の金属板などを取り付けることにより、所望の帯域特
性を有する導波管型フィルタが得られる。リアクタンス
素子21〜23などの他の部分の機能も図1に示される
例と同じで、図1と同じ部分には同じ符号を付してその
説明を省略する。なお、図2に示される例では、入力側
と出力側の同軸型コネクタ41、42が同じ幅狭側面1
4に設けられているが、両者が対向する幅狭側面に別々
に設けられていてもよいことはいうまでもない。
実施形態の図1(a)と同様の斜視説明図である。この
例は、図1の場合と同様に空洞共振器の両端部の入力側
と出力側のリアクタンス素子を短絡板31、32で形成
し、同軸型コネクタ41、42を導波管1の幅狭側面1
4に設け、その中心導体を導波管1の幅狭側面14側か
ら結合しているものである。なお、13は導波管1の幅
広側面を示している。この例でも、図1に示される例と
同様に、同軸コネクタ41、42の中心導体は電界の方
向に垂直になっているため、空洞共振器との結合は小さ
く、その挿入長を調整したり、中心導体の先端部の直径
を大きくしたり、さらには先端部に電界方向に沿った形
状の金属板などを取り付けることにより、所望の帯域特
性を有する導波管型フィルタが得られる。リアクタンス
素子21〜23などの他の部分の機能も図1に示される
例と同じで、図1と同じ部分には同じ符号を付してその
説明を省略する。なお、図2に示される例では、入力側
と出力側の同軸型コネクタ41、42が同じ幅狭側面1
4に設けられているが、両者が対向する幅狭側面に別々
に設けられていてもよいことはいうまでもない。
【0016】図3は、本発明の導波管型フィルタのさら
に他の実施形態の図1と同様の説明図である。この例で
は、同軸型コネクタ41、42の中心導体41a、42
aの先端部が電界の方向に平行に挿入されているため、
空洞共振器51、54との結合は強く、その挿入長を短
くして結合させる。とくに狭帯域のフィルタ特性を得る
ためには、その結合度を弱くする必要があり、同軸型コ
ネクタ41、42の中心導体41a、42aの先端部を
空洞共振器51、54の内壁面よりさらにひっ込んだ状
態で空洞共振器51、54と結合するようにさせること
が好ましい場合もある。すなわち、従来の導波管同軸変
換器などの同軸型コネクタと導波管との結合は導波管内
に相当の挿入長により結合されるが、本発明の導波管型
フィルタと直接結合させる場合には、通常その中心導体
の先端部を非常に浅く、またはひっ込めた状態にして結
合させることにより、所望の帯域特性の導波管型フィル
タが得られる。なお、図3において、図1と同じ部分に
は同じ符号を付してその説明を省略する。
に他の実施形態の図1と同様の説明図である。この例で
は、同軸型コネクタ41、42の中心導体41a、42
aの先端部が電界の方向に平行に挿入されているため、
空洞共振器51、54との結合は強く、その挿入長を短
くして結合させる。とくに狭帯域のフィルタ特性を得る
ためには、その結合度を弱くする必要があり、同軸型コ
ネクタ41、42の中心導体41a、42aの先端部を
空洞共振器51、54の内壁面よりさらにひっ込んだ状
態で空洞共振器51、54と結合するようにさせること
が好ましい場合もある。すなわち、従来の導波管同軸変
換器などの同軸型コネクタと導波管との結合は導波管内
に相当の挿入長により結合されるが、本発明の導波管型
フィルタと直接結合させる場合には、通常その中心導体
の先端部を非常に浅く、またはひっ込めた状態にして結
合させることにより、所望の帯域特性の導波管型フィル
タが得られる。なお、図3において、図1と同じ部分に
は同じ符号を付してその説明を省略する。
【0017】図4は、本発明のさらに他の実施形態の図
1と同様の説明図で、この例では、一方の端部、たとえ
ば出力側が同軸型コネクタではなく、導波管回路6が接
続されたものである。この導波管回路6が接続される側
は従来と同様に端部のリアクタンス素子24はアイリス
型のリアクタンス素子で形成されている。この構造では
出力側に導波管回路6が接続されるが、入力側はその端
部のリアクタンス素子が短絡板31で形成され、その端
部の空洞共振器51に直接同軸型コネクタ41が結合さ
れるため、小形軽量で低価格の導波管型フィルタが得ら
れる。すなわち、前述の各例では入出力の両端部のリア
クタンス素子を短絡板としてその近傍に同軸型コネクタ
を設けたが、入力側および出力側の少なくとも一方に同
軸型コネクタを用いる場合に本発明を適用することがで
きる。なお、図4においても図1と同じ部分には同じ符
号を付してその説明を省略する。
1と同様の説明図で、この例では、一方の端部、たとえ
ば出力側が同軸型コネクタではなく、導波管回路6が接
続されたものである。この導波管回路6が接続される側
は従来と同様に端部のリアクタンス素子24はアイリス
型のリアクタンス素子で形成されている。この構造では
出力側に導波管回路6が接続されるが、入力側はその端
部のリアクタンス素子が短絡板31で形成され、その端
部の空洞共振器51に直接同軸型コネクタ41が結合さ
れるため、小形軽量で低価格の導波管型フィルタが得ら
れる。すなわち、前述の各例では入出力の両端部のリア
クタンス素子を短絡板としてその近傍に同軸型コネクタ
を設けたが、入力側および出力側の少なくとも一方に同
軸型コネクタを用いる場合に本発明を適用することがで
きる。なお、図4においても図1と同じ部分には同じ符
号を付してその説明を省略する。
【0018】本発明によれば、フィルタを構成する空洞
共振器に直接同軸型コネクタの中心導体を電気的に結合
させているため、導波管同軸変換器を必要としないで、
同軸型コネクタを介して直接導波管型フィルタに結合す
ることができる。一方、空洞共振器と同軸型コネクタの
中心導体との結合は電界と垂直方向に中心導体を挿入し
たり、電界と平行方向に挿入する場合には、中心導体を
導波管の内壁より引込んだ状態とすることも含めて結合
方法を設定しているため、所望の帯域幅が得られるよう
に結合度を調整することができる。その結果、導波管同
軸変換器が不要となり、非常に小形で軽量な導波管型フ
ィルタが得られる。
共振器に直接同軸型コネクタの中心導体を電気的に結合
させているため、導波管同軸変換器を必要としないで、
同軸型コネクタを介して直接導波管型フィルタに結合す
ることができる。一方、空洞共振器と同軸型コネクタの
中心導体との結合は電界と垂直方向に中心導体を挿入し
たり、電界と平行方向に挿入する場合には、中心導体を
導波管の内壁より引込んだ状態とすることも含めて結合
方法を設定しているため、所望の帯域幅が得られるよう
に結合度を調整することができる。その結果、導波管同
軸変換器が不要となり、非常に小形で軽量な導波管型フ
ィルタが得られる。
【0019】以上の各例では、すべて矩形導波管の例で
あったが、円形導波管や、断面が正方形の導波管など、
他の形状のものでも同様である。また、図1〜3に示さ
れる例では、入出力側の同軸型コネクタ41、42の取
付面が、同一壁面または対向する壁面に取り付ける構造
であったが、その取付面には限定されず、たとえば短絡
板31と幅狭側面14などの異なる壁面に入力側と出力
側の同軸型コネクタを別々に設けるなどの他の組合せに
することもできる。また、たとえば図1に示されるアイ
リス型リアクタンス素子21、22、23のごとく共振
器と共振器との間に設けられたものは、良く知られてい
るように、棒状の金属などを用いたポスト型リアクタン
ス素子を用いても本発明の効果は全く同じであり、この
ような導波型フィルタも本発明の目的にかなうものであ
る。
あったが、円形導波管や、断面が正方形の導波管など、
他の形状のものでも同様である。また、図1〜3に示さ
れる例では、入出力側の同軸型コネクタ41、42の取
付面が、同一壁面または対向する壁面に取り付ける構造
であったが、その取付面には限定されず、たとえば短絡
板31と幅狭側面14などの異なる壁面に入力側と出力
側の同軸型コネクタを別々に設けるなどの他の組合せに
することもできる。また、たとえば図1に示されるアイ
リス型リアクタンス素子21、22、23のごとく共振
器と共振器との間に設けられたものは、良く知られてい
るように、棒状の金属などを用いたポスト型リアクタン
ス素子を用いても本発明の効果は全く同じであり、この
ような導波型フィルタも本発明の目的にかなうものであ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、同軸型コネクタにより
入出力する導波管型フィルタでも、導波管同軸変換器を
必要とせず、非常に小形軽量に形成することができ、電
子機器の軽薄短小化の要請に応えることができる。しか
も、アイリス型リアクタンス素子による結合度調整より
も非常に容易に調整をすることができ、部品の削減と相
俟って大幅なコストダウンを達成することができる。
入出力する導波管型フィルタでも、導波管同軸変換器を
必要とせず、非常に小形軽量に形成することができ、電
子機器の軽薄短小化の要請に応えることができる。しか
も、アイリス型リアクタンス素子による結合度調整より
も非常に容易に調整をすることができ、部品の削減と相
俟って大幅なコストダウンを達成することができる。
【図1】本発明の導波管型フィルタの一実施形態の説明
図である。
図である。
【図2】本発明の導波管型フィルタの他の実施形態の説
明図である。
明図である。
【図3】本発明の導波管型フィルタのさらに他の実施形
態の説明図である。
態の説明図である。
【図4】本発明の導波管型フィルタのさらに他の実施形
態の説明図である。
態の説明図である。
【図5】従来の導波管型フィルタの一例の説明図であ
る。
る。
1 導波管 21〜23 アイリス型リアクタンス素子 31、32 短絡板 41、42 同軸型コネクタ 51〜54 空洞共振器
Claims (4)
- 【請求項1】 導波管内がアイリス型またはポスト型の
リアクタンス素子により仕切られて1または複数個の空
洞共振器が形成され、前記1または複数個の空洞共振器
の入力側および出力側の少なくとも一方の前記リアクタ
ンス素子が短絡板で形成され、該短絡板の近傍の空洞共
振器内に入出力用の同軸型コネクタのコネクタピンが所
望の通過帯域が得られるように結合されてなる導波管型
フィルタ。 - 【請求項2】 前記同軸型コネクタが前記短絡板に設け
られ、該同軸型コネクタのコネクタピンが前記短絡板と
垂直方向に挿入されてなる請求項1記載の導波管型フィ
ルタ。 - 【請求項3】 前記同軸型コネクタが前記導波管の幅狭
側面に設けられ、該同軸型コネクタのコネクタピンが前
記幅狭側面と垂直方向に挿入されてなる請求項1記載の
導波管型フィルタ。 - 【請求項4】 前記同軸型コネクタが前記導波管の幅広
側面に設けられ、該同軸型コネクタのコネクタピンが前
記幅広側面と垂直方向に挿入されてなる請求項1記載の
導波管型フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11486898A JPH11308012A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 導波管型フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11486898A JPH11308012A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 導波管型フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11308012A true JPH11308012A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14648710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11486898A Pending JPH11308012A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 導波管型フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11308012A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003289201A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Anritsu Corp | ポスト壁導波管と空洞導波管の接続変換構造 |
| JP2007013759A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Nec Corp | 変換器、無線機、測定器、評価試験方法 |
| KR101493328B1 (ko) * | 2014-03-12 | 2015-02-16 | 연세대학교 산학협력단 | 가변 금속필터판을 포함하는 도파관 필터 |
| CN111653463A (zh) * | 2020-04-16 | 2020-09-11 | 四川大学 | 微波同轴转换装置 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP11486898A patent/JPH11308012A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003289201A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Anritsu Corp | ポスト壁導波管と空洞導波管の接続変換構造 |
| JP2007013759A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Nec Corp | 変換器、無線機、測定器、評価試験方法 |
| KR101493328B1 (ko) * | 2014-03-12 | 2015-02-16 | 연세대학교 산학협력단 | 가변 금속필터판을 포함하는 도파관 필터 |
| CN111653463A (zh) * | 2020-04-16 | 2020-09-11 | 四川大学 | 微波同轴转换装置 |
| CN111653463B (zh) * | 2020-04-16 | 2022-02-11 | 四川大学 | 微波同轴转换装置 |
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