JPH11309643A - 金属作業用流体の処理方法 - Google Patents

金属作業用流体の処理方法

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JPH11309643A
JPH11309643A JP10355264A JP35526498A JPH11309643A JP H11309643 A JPH11309643 A JP H11309643A JP 10355264 A JP10355264 A JP 10355264A JP 35526498 A JP35526498 A JP 35526498A JP H11309643 A JPH11309643 A JP H11309643A
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属作業用流体の処理方法を提供する。 【解決手段】 サンプ12に配設された金属作業用流体
を処理するための方法を開示する。この方法は、サンプ
内の濃度よりも高い漏れ油濃度の金属加工用流体を収集
するステップと、セパレータを通させずにこの漏れ油の
一部を流してサンプ内の循環を向上させるステップとを
含んでいる。種々のステップは、サンプから漏れ油のレ
ベルを低下させ、流体である作動媒体に酸素を導入する
ために改善されている。本方法における1つの実施例に
おいては、サンプへと加圧下で流体を戻すステップは、
空気に対して垂直とされた流体のスプレイを形成させる
ステップを含んでいて、金属加工用流体をばっ気すると
ともに、嫌気性バクテリアの増殖を防止するようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダビットR.フォ
ルティエ(David.R.Fortier)による同時係属中の米国特
許出願(EH-10138)、名称「金属作業用流体を受ける装
置」及びダビットR.フォルティエによる同時係属中の
米国特許出願(EH-10108)の「金属作業用流体の処理装
置」に関する。
【0002】本発明は、金属を除去するための器具に用
いられる金属加工用流体の処理装置に関し、より詳細に
は汚染物を除去し、バクテリアの成長を遅らせるための
流体の処理装置に関する。
【0003】
【従来の技術】金属加工は、切断器具と、切削デバイス
又は作業物体上から金属を除去するための別の器具を備
えた機械を用いる。これらの器具は、滑り摩擦により器
具と作業物体との間の界面に熱を生じさせる。金属加工
用流体は、この界面にスプレイされ、削りくずを洗浄し
て表面仕上げを向上させるとともに器具の寿命を増加さ
せることで、器具や作業物体を冷却するために必要とさ
れる電力を低減させるようになっている。これらの流体
は、共通して冷却材と呼ばれているが、この理由は、こ
の流体の主要な機能が冷却にあるためである。
【0004】金属加工用流体には種々のものがあり、こ
れらには配合された鉱物油、凝固され、硫黄が添加され
たオイル、水とオイルエマルジョンを挙げることができ
る。水のエマルジョンと水溶性オイルは、金属加工プロ
セスに広く用いられている金属加工用流体の1つの種類
のものである。このエマルジョンは、見かけがミルクに
類似しており、高価ではなく、かつエマルジョンがチッ
プ上で迅速に分離するような低粘度を有している。これ
に加えて、エマルジョンは、良好な冷却特性を有してい
て、器具や作業物体から熱を除去してこれらの温度を許
容可能な限度内に保持する。切断用器具や作業物体が許
容できないレベルの温度となることにより、作業物体や
切断器具の劣化を生じさせ、究極的には切断器具が破損
したり、作業物体が修理できない程度に損傷してしまう
ことになる。
【0005】一つの用途においては、水95%と5%の
潤滑油のエマルジョンが器具及び作業物体へとスプレイ
される。金属加工用流体が作業物体及び切断器具へとス
プレイされると、金属加工用流体はその機能を発揮して
冷却を行い、流体サンプへとあふれるようにされてい
る。このサンプは、機械の下に配設されていて、チップ
に流れた金属加工用流体や別の金属片を集めるようにな
っている。この流体はまた、機械のギアボックス及び変
速機から漏れ、途中の潤滑面を潤滑する漏れ油を含有し
ている。このような漏れ油は、機械加工操作の前の浸食
から作業物体を保護するようになっている。この漏れ油
は、サンプ内の流体の表面に浮かぶことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この漏れ油によって汚
染された金属加工用流体は、サンプ内において嫌気性バ
クテリアの理想的な成長場所を形成する。この漏れ油
は、流体の表面に層を形成し、空気中の酸素からこの流
体を遮断する。成長したバクテリアは、漏れ油を養分と
して消費しながら究極的には流体の品質を劣化させ、有
用な機能を提供することができなくさせるとともに悪臭
を放つようになる。このため、この流体は廃棄されるこ
とになる。
【0007】漏れ油を除去するための1つの方策として
は、サンプ内の流体上部層に連通するフローティングイ
ンレットを備える導管を配設することである。このフロ
ーティングインレットは、漏れ油を流体から分離させる
ためのセパレータと連通されている。このセパレータ
は、典型的には流体が沿って流れる曲がりくねった流路
を有している。この流路は、セパレータの頂部において
流体から漏れ油を分離した漏れ油を連なったプールとし
て残留させる。この漏れ油が除去されると、サンプへと
より汚染が少ない流体が戻されるようになっている。し
ばしばながら、セパレータ導管のフロ−ティングインレ
ットは、サンプ内において流体表面の下側へと沈んでし
まい、主としてセパレータへと純粋な流体を戻してしま
い、流体層の上部の漏れ油を残してしまうことになり、
上述した望まれざる結果を生じさせる。
【0008】したがって、本発明の譲受人の指示のもと
に作業する作業者は、流体から漏れ油を分離し、流体中
の嫌気性バクテリアの成長を改善する流体処理システム
の改善を検討してきた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、セパレータへ
の流れを金属加工用流体内での金属加工用流体の循環を
低いレベルとすると、サンプ内で循環が僅かにしか行わ
れないか又は全く循環しないデッドゾーンが形成され、
このデッドゾーン内でバクテリア及びこれ以外の他の悪
影響を与える微生物が繁殖して一旦薄い漏れ油のフィル
ムがデッドゾーンに形成されることに基づいてなされた
ものである。
【0010】本発明によれば、サンプ内に収容された漏
れ油を有する金属加工用流体を処理するための方法は、
サンプから金属加工用流体のさらなる量を循環させ、セ
パレータへと流す流速よりも大きな流速によりサンプへ
と戻すステップを有していて、金属加工用流体サンプ内
の所定のデッドゾーン内において金属加工用流体の充分
な循環がなされるようにされている。
【0011】本発明によればサンプから金属加工用流体
のさらなる量を循環させるステップは、セパレータから
バイパスされた金属加工用流体の一部をばっ気するステ
ップを有している。
【0012】本発明の1つの詳細な実施例によれば、金
属加工用流体をばっ気するステップは、流体が収集用チ
ャンバから吸引される際に渦を形成させて、金属加工用
流体に空気を含ませるとともに、嫌気性バクテリアの成
長を防止するステップを有している。本発明の別の実施
例によれば、戻された金属加工用流体の一部は、垂直方
向にこの金属加工用流体をジェットとしてスプレイさせ
ることによりばっ気され、さらに金属加工用流体の表面
をたたいてさらに機械の下側面を衝撃して酸素富裕状態
とされてサンプへと戻されるように構成されている。
【0013】本発明の主な特徴は、サンプへと金属加工
流体の一部を、セパレータへと流れて行く金属加工用流
体の流速と等しいかあるいはこれよりも大きな速度で循
環させて、サンプ内の選択的に発生するデッドゾーン内
に金属加工用流体を分散させるステップを有しているこ
とにある。このステップは、セパレータからサンプへと
加圧下で流体部分の一部を流すステップを含んでいる。
本発明の別の特徴は、流体がサンプから吸引される際に
金属加工用流体をばっ気するステップを有していること
にある。本発明のさらに別の1つの実施例の特徴は、金
属加工用流体をばっ気するステップが、この金属加工用
流体が金属加工用流体サンプへと戻される際に、金属加
工用流体サンプの上側にある機械部分に対してスプレイ
されることによって戻されるように構成されることにあ
る。
【0014】本発明の主な効果は、機械器具のための機
械加工流体システムの操作コストを低減させることにあ
り、この効果は、金属加工用流体内におけるバクテリア
の成長を防止すること及び金属加工用流体から漏れ油を
分離することによりもたらされるものである。本発明の
別の効果は、作業場所の衛生と安全性とにあり、これ
は、金属加工用流体内におけるバクテリアの成長を防止
すること及びこの金属加工用流体による臭気を防止する
ことによりもたらされる。本発明にさらなる効果は、金
属加工流体のライフサイクルにわたった金属加工用流体
の潤滑特性のレベルと冷却特性とにあり、これは、金属
加工用流体における汚染物のレベルを低減させることに
よって得られるものである。
【0015】本発明の上述の特徴及び効果については、
図面を持ってする本発明の詳細な説明により、より明確
とされよう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、金属加工用の機械10を
示した概略斜視図である。この機械は、金属加工用流体
を受けるためのこの機械の下側に配設されたサンプ12
を有している。この機械は、スプレイシステム(図示せ
ず)を有していて、このスプレイシステムは、加工用物
体(図示せず)上に金属加工用流体をスプレイさせてい
る。スプレイシステムのための金属加工用流体の実質的
な部分は、機械の下側のサンプ12内に配設されてい
て、スプレイシステムによって循環されるように構成さ
れている。
【0017】図2は、図1に示した機械10の斜視図を
機械を仮想線で示した図である。図2は、サンプ12を
特によく示している。サンプ14のための流体分散シス
テム14は、機械の下側のサンプに配設されている。こ
の流体分散システム14は、流体の表面レベルSの下と
なるように配設されている。このサンプは、運転条件下
で流体を循環させる領域を有しており、この領域は少な
くとも1つの低い循環量の領域Rを有している。この低
い循環量の領域は、サンプの形状及びサンプへと延ばさ
れた機械部分によるものである。これらの領域は、流体
が上述した流体分散システムによって循環されなければ
僅かしか循環されないか又は全く循環されないゾーンで
ある。
【0018】図3は、金属加工用流体を処理するための
装置18を示した図である。この装置18は、サンプ1
2と、図2に示した実施例の流体分散システム14とを
備えている。図3に示すように、金属加工用流体を処理
するための装置は、漏れ油を含んだ金属加工用流体を処
理するためのセパレータ22を有している。このセパレ
ータは、インレットチャンバ26とアウトレットチャン
バ28とを備えたタンク24として示されている。金属
加工用流体のための連続した流路32は、タンクを通し
て延ばされている。下側に突出したバッフル34と上側
に突出したバッフル36とが流路を規定している。これ
らのバッフルは、タンクをそれぞれのセパレーション領
域の頂部にプール42を備えた複数のセパレーション領
域38へと分割している。このプールは、セパレータ内
に配設された収集用チャンバ44を有している。許容さ
れる1つのセパレータは、トランプチャンプ型(Tramp C
hamp model)のセパレータであり、このセパレータは、
ポーターシステムズ(Porter Systems)社、P. O. BOX
535、ブリッジポート(Bridgeport)、ニューヨーク州130
30を挙げることができる。
【0019】金属加工用流体の処理のための装置18
は、循環システム42を備えている。この循環システム
は、セパレータ22と、サンプ12の流体分散システム
14と連通されている。この循環システムは、サンプか
ら金属加工用流体を除去して、サンプから単位時間あた
りに所定量の流体を流させている。この単位時間あたり
の第1の流量は、セパレータへと送られている。単位時
間あたりの第2の流量は、セパレータ22をバイパスし
て、直接サンプの流体分散システム14へと送られるも
のである。
【0020】この循環システム42は、システムを通し
て金属加工用流体を流させるための1つ以上のポンプ4
4を有している。図示した実施例においては、単一のポ
ンプを適切なバルブV1,V2,V3とともに用いてい
る。ポンプは2つ以上の導管に連通されているか、又は
サンプ12内の流体分散システムに配設されていて、図
3から図5に示される1つ以上のポンプと同等とされて
いる。
【0021】循環システム42は、金属加工用流体を受
ける(収集する)ための装置46を有している。この装
置は、収集用チャンバ48と少なくとも1つの収集オリ
フィス52を図4〜図5(A)に示すように備えてい
る。このオリフィスは、収集用チャンバに配設され、収
集用チャンバとは別体として、又はチャンバに形成され
た単なる開口として収集用チャンバと一体として形成さ
れていても良い。
【0022】この収集用チャンバ48は、サンプ内の金
属加工用流体のプール内に配設されている。この収集用
チャンバは、内側54を有している。その内部は、チャ
ンバに適合化されてサンプ12内の隣接した流体よりも
漏れ油の多くなった金属加工用流体を受け取るように構
成されている。すなわち、収集用チャンバ内の単位体積
あたりの金属加工用流体の漏れ油の濃度は、サンプ内の
単位体積あたりの漏れ油濃度よりも高くなっている。
【0023】チャンバの内側54は、壁56により画成
されている。この壁は、少なくとも1つの開口58を有
しており、この開口58は、略流体のレベル(流体の高
さH)に等しい位置とされているので、サンプ内のより
上部分の流体は開口58を通して収集用チャンバ48へ
と流れて行くようになっている。
【0024】1つ以上の収集用導管62は、1つ以上の
収集用チャンバ54と連通されている。すべての導管
は、例えば導管62は、符号f(62f)を付して示し
た流路を有している。それぞれの収集用導管は、少なく
とも1つの脚部64を有しており、この脚部は、収集用
オリフィス52を通して収集用チャンバの内側54に連
通されている。この収集用導管は、調節自在のバルブV
1を有している。ポンプ44aは、第1のインレット6
6を有しており、この第1のインレット66は、別のサ
ンプ(図示せず)の収集用導管62aと連通されてい
る。第2のインレット68は、第1の収集用導管を通し
てサンプ12へと連通されている。ポンプは、サンプ1
2へと流体を加圧するための第1のアウトレット(図示
せず)といった1つ以上のアウトレットと、別のサンプ
からセパレータ22へと加圧された流れを流すための第
2のアウトレットと、セパレータ22へと加圧された流
れを流すための第3のアウトレットとを備えている。第
2のセパレータ導管76は、ポンプのアウトレット74
をセパレータ22のインレット26へと連通している。
第3の戻り導管78は、セパレータから延ばされてい
て、サンプ内の流体よりも漏れ油濃度の低い金属加工用
流体をサンプ12へと戻すようにしている。第4の戻り
導管82は、ポンプのアウトレットを通して収集用導管
と連結されている。第4の戻り導管は、加圧された流れ
をバルブを通して流体分散システム14へと戻すように
している。
【0025】サンプ12内の流体分散システム14は、
第4の戻り導管82と連通された第1の導管84と第2
の導管86とを備えている。この流体分散システムは、
加圧された流体をサンプ12へと供給している。第1の
導管は、サンプへと自然に下って行く領域にまで延びた
流路88fを備えた第1の脚部88を有している。この
導管の第1の脚部は、複数の排出用オリフィスを有して
おり、これらが矢線92によって示されている。これら
は、角度20゜を持って水平面内にある流路の方向に対
して角度が付けられているとともに、垂直面に対して上
向きに20゜から25゜の角度が付けられている。これ
らの排出オリフィスは、流れを導管から離れる向きに、
流体サンプ12内の流体面Sへと向かって上側に向かわ
せるようになっている。第2の脚部94は、流路94f
を有しているとともに、複数の排出オリフィス96を有
しており、これらの排出オリフィスは、流体を通過させ
て、流体のジェットを空気中へと向かわせるように垂直
に図1及び図2の機械の上側へと開いている。
【0026】第2の導管86は、流路98fを備えた第
1の脚部98を有しており、この脚部98は、サンプへ
と自然に循環されるような領域Rにまで延ばされてい
る。この導管は、矢線102で示される複数の排出オリ
フィスを有しており、角度20゜を持って水平面内の流
路の方向に対して角度が付けられているとともに、垂直
面に対して上向きに20゜から25゜の角度が付けられ
ている。排出オリフィス102は、流体を導管86から
離すように、かつ流体サンプ12内の流体S表面に向か
って流させている。第2の脚部104は、流路104f
を有しているとともに、複数の排出オリフィス106を
有していて、これらの排出オリフィス106は、流体を
通して流体のジェットを空気中へと向かわせるように垂
直に図1及び図2の機械の上側へと開いている。
【0027】流れFのラインは、サンプ12内に示され
ている。流れを示すこれらのラインは、サンプ内におけ
る金属作業用流体の1つの流れパターンを示している。
流れラインは、サンプ内において流れが低い部分又は全
く流れが生じない領域Rを通して金属作業用流体を向か
わせるように延びている。この結果、漏れ油を含有する
金属作業用流体は、サンプ12内の残された流体と連通
されることになる。このようにすることによって、表面
上の漏れ油は、収集用チャンバ48に隣接する領域へと
移動する。これからわかるように、同一のサンプ12の
ための流体用導管84,86も同一の配置としても、異
なった機械に対しては異なった流れパターンを生じさせ
ることができることが理解されよう。この結果は、図1
の構成とは異なる領域におけるサンプ領域へと金属作業
用流体をスプレイによって分散させる異なった機械の異
なった形状、及びサンプの別の一に延ばされている異な
った機械の支持構造体によるものである。
【0028】図4(A)は、収集用チャンバ48の側面
立面図を示した図であり、一部切り欠いて収集用導管6
2と、チャンバの内側54上に配設された収集用オリフ
ィス52とが示されている。図示している実施例におい
ては、収集用チャンバの壁56は、曲面とされており、
具体的には円筒状とされている。別の実施例では壁は、
4つの壁のうちの1つが矩形、正方形、又はこれら以外
の形状とされていても良い。
【0029】円筒状壁56は、チャンバ48の内側54
の周りに周方向に延ばされている。この円筒形の壁は、
対称軸Aを中心として配設されている。底部108は、
この壁から延ばされているとともに、収集用チャンバの
底部をシールしている。別の実施例では、収集用チャン
バの底部は、サンプの底部によりシールされる構成とさ
れた底部に向かって開かれた収集用チャンバとされても
良い。
【0030】複数の円筒状の開口58は、壁56を通し
て延ばされている。開口58は、互いに周方向に離間し
ている。開口58は、収集用チャンバ48の1/3の高
さに略等しい径を有している。各円筒状開口は、通常運
転下ではサンプ12の冷媒レベルHに略等しいレベルの
位置に中心が設けられている。図示されている実施例で
は、収集用チャンバは、略9/2インチ(1インチは、
25.4mmである)の高さを有しているとともに、略
3/2インチの直径の円筒状開口を有し、開口58の中
心は、チャンバの底部108から略3インチとされてい
る。
【0031】収集用チャンバ48は、複数の収集用オリ
フィス52を有しており、これらは、第1の収集用導管
62の脚部と連通されている。この収集用オリフィス
は、収集用チャンバから流体を吸引するため所定の方向
に配設されている。これらのオリフィスは、壁の開口の
レベルよりも下のレベルに配設されている。図示した実
施例では、収集用オリフィスは、開口の底部面から1/
2インチ以下(略3/10インチ)の離間とされてい
る。図示されているように、このオリフィスは、収集用
チャンバの底部から垂直方向に離間している。
【0032】図4(B)は、収集用チャンバ48の上面
図である。金属作業用流体の流れを示すラインは、収集
用チャンバ内の矢線によって示されている。図4(A)
に示されているように、収集用チャンバは、3つのオリ
フィス52を備えており、このうちの2つは、第3のオ
リフィスから互いに90°離間している。チャンバ内の
流れを示したラインは、矢線Fvで示されていて、各オ
リフィスにおいて渦が形成されているのが示されてい
る。ラインFcは、概ね収集用チャンバ内の循環を示し
ており、これは、部分的には、オリフィスでの流れFv
の影響によるものである。
【0033】図5は、図4に示した収集用チャンバ48
の別実施例48aを示した側面立面図である。収集用チ
ャンバ48aは、底部112と頂部114とを有してい
る。第1の導管62aは、収集用チャンバの頂部を通し
て下側に延ばされた脚部64aを備えている。この実施
例では、収集用チャンバは、開口58の下側に1インチ
以上離間した2つのオリフィス52aが設けられてい
る。これらのオリフィスは、水平方向を向いていて、壁
56に垂直とされている。実験的には、図4に示した実
施例よりも著しく大きな流速が渦を形成させるために必
要とされた。
【0034】図5(B)は、図5(A)に示す収集用チ
ャンバ48aの上面図であり、渦Fvと流れのラインF
dとが示されている。
【0035】図6は、図3に示した金属作業用流体を処
理するための装置18の別実施例を示した図である。図
6においては、循環システム42は、中間供給タンク1
16を有している。ポンプ118は、液体分散システム
14へと加圧流体を供給している。セパレータ22から
の第3の導管78aは、加圧されていない通常の流体を
含んでおり、第4の導管82aは、中間タンクへと送ら
れる加圧された収集された流体を含んでいる。タンク内
の金属作業用流体は、セパレータ22から収集された漏
れ油濃度より、高い濃度の漏れ油濃度を有しているが、
第4の導管から回収された流体の漏れ油濃度よりも低い
濃度を有している。
【0036】図3の装置18の運転中には、装置18
は、金属加工用流体を処理する。収集領域は、収集用チ
ャンバ48の内側壁54に形成されており、この収集用
チャンバ48は、オイルサンプ12内の漏れ油濃度より
も高い漏れ油濃度を有している。収集用チャンバオリフ
ィス52は、流体表面に近接して配設されている。漏れ
油を含んだ作業用流体が流入する。この結果、オリフィ
ス52,52aによって吸引された流体の漏れ油濃度
は、収集領域における概ねの漏れ油濃度よりも高く、セ
パレータ22へと流入する漏れ油濃度はサンプ内の漏れ
油濃度よりも高くされる。流体分散システム14を備え
たサンプを設けることによって、サンプ内で流れを循環
することにより、収集される流体の量は、セパレータと
流体分散システムの間の循環システム42によって分割
される。流体分散システムを通してこの循環システムか
らサンプ12へと戻される流体は、加圧流体であり、循
環程度の低い領域へと戻されるようになっている。
【0037】図示している実施例においては、サンプ1
2へと戻された流体は、また、その流体を空気及び機械
10へとスプレイさせることによってまたばっ気され、
さらに空気へと晒されることになる。空気は、酸素を含
有しており、嫌気性バクテリアに対して好ましくない環
境を提供する。これに加えてスプレイは、流体の表面を
たたいて、漏れ油を通して酸素を下部のサンプ内の金属
加工用流体にまで導入する。
【0038】図6に示した実施例では、この金属加工用
流体は、中間タンク116まで流れ、この中間タンク1
16は、作動媒体流体のリザーバを備えている。この流
体リザーバは、ポンプ118手段により、サンプ12へ
と流体を追加するために用いられる。このポンプの流速
は、通常の電気的な流速及び/又は圧力検出手段(図示
せず)によってサンプ内の冷媒レベルに応答するように
されている。
【0039】このようにすることによって、収集用チャ
ンバ48への開口58よりも低いレベルにまで低下する
ような蒸発や激しい切削により金属加工用流体の使用レ
ベルが増加して、サンプ12内の金属加工用流体のレベ
ルが低下した場合にも、中間タンクがサンプ12へと流
体を供給するようにされている。これによって、ポンプ
が定常的に流体を供給してポンプを通して流体が連続的
に流れるようにされている。
【0040】図3又は図6の実施例に示されているよう
に、本発明の特徴的な効果は、サンプ12へと循環する
加圧された流体の必要量を流すことができること、全く
流れがないか、又は流れの低い領域における流れを形成
させることができること、金属加工用流体を使用できな
いものとしてしまうか又はその特性を低減させてしまう
嫌気性バクテリアの成長を防止することにある。図3の
循環ラインにより示されるように、オイルは、収集用チ
ャンバと、典型的にはポリ塩化ビニル製チューブによっ
て形成される導管とに向かって流され、このチューブは
容易に交換できるとともにフレキシブルで装着又は循環
の必要に応じて配置することができるようにされてい
る。
【0041】セパレータ22は、限定された流量を有し
ており、セパレータへの流体内の漏れ油の濃度が2倍に
まで増加される。収集用チャンバ48の運転により漏れ
油濃度が増加するためである。
【0042】収集用チャンバ48の別の効果は、収集用
チャンバ48内に渦を形成することができることにあ
る。これらの渦は、図4の収集用チャンバ内で互いに組
み合わされてチャンバ内における金属作業用流体の周方
向の循環を生じさせる。より低密度の漏れ油は、この流
体の回転運動により、より密度の高い金属作業用流体に
よって内側へと向かわせられる。この力は、より低密度
の漏れ油を収集用チャンバの中心の周りへと向かわせ
て、セパレータ22による処理のためにオリフィスから
吸引されるように構成されている。別の効果は、流れを
制限することによって渦のサイズを調節できることにあ
る。この制御は、金属作業用流体の渦に取り込まれる空
気の量を調節する。バルブ、したがって流れが調節され
るので、渦は、過大な空気を取り込まないようにされて
いる。過大な空気は、ポンプのキャビテーションを生じ
させる。それにも拘わらず、この渦は、上述した回転を
起こさせることができる程度に供給され、収集された流
れにおける漏れ油密度を増加させるようにされている。
【0043】本発明を詳細な実施例を持って説明してき
たが、当業者によれば、形態及び細部にわたって、本発
明の趣旨及び範囲内で種々の変更を加えることができる
ことが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属作業用流体を受けるため、機械の下側に配
設されたサンプを備えた金属加工のための機械を示した
斜視図。
【図2】図1の機械を仮想線で示し、サンプ及びサンプ
に配設されサンプに対して流体を分散させるためのシス
テムを示した図。
【図3】サンプと、図2に示した実施例の流体分散シス
テムの実施例を示した金属加工用流体処理装置を示した
概略図。
【図4】(A)は、収集用チャンバ内に配設された導管
とオリフィスを示すために主収容チャンバを一部切り欠
いて示した側面立面図であり、(B)は、矢線によって
金属加工用流体の流れを示した収集用チャンバの上面
図。
【図5】(A)は、図4に示した収集用チャンバ別実施
例の側面立面図であり、(B)は、(A)に示した収集
用チャンバの実施例を示した上面図。
【図6】図3に示した金属作業用流体の処理を行う装置
の別実施例を示した図。
【符号の説明】
10…金属加工機械 12…サンプ 14…流体分散システム 18…金属加工用流体処理装置 22…セパレータ 24…タンク 26…インレットチャンバ 28…アウトレットチャンバ 32…連続流路 34…バッフル 36…バッフル 38…セパレーション領域 42…プール 44…収集用チャンバ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプに収容され、表面にプールが形成
    された金属加工用流体を処理するための方法であって、
    運転条件下で循環性の低い少なくとも1つの領域を有
    し、かつ前記流体の単位体積あたりの第1の濃度のプー
    ルが表面に蓄積されその一部がセパレータへと流される
    ことで除去される漏れ油を含有するサンプを備えてお
    り、該方法は、 収集領域においてサンプから前記流体を収集して前記サ
    ンプ内の前記第1の濃度よりも高い第2の濃度の漏れ油
    を収集するステップと、 前記循環性の低い領域に連通した流路を有する前記サン
    プへと流体を分散させるためのシステムを配置するステ
    ップと、 サンプから収集された流体量のうち、単位時間あたり収
    集された前記流体のうちの第1の量をセパレータへとな
    がして、収集された流体の漏れ油濃度を第3の濃度にま
    で減少させるステップと前記サンプへと前記第3の濃度
    の漏れ油を単位時間あたり収集された前記流体のうちの
    前記第1の量で流すステップと、 前記第1の量の低い第3の濃度よりも高い漏れ油濃度の
    単位時間あたりに収集される流体の第2の量を前記流体
    分散システムへと流すステップと、を有しており、 前記サンプの前記流体分散システムへと流される収集さ
    れた前記流体の第2の量は、少なくとも単位時間あたり
    前記セパレータへと流される収集された前記第1の流体
    量に少なくとも等しくされ、前記第2の量は、前記サン
    プ内の金属作業用流体を前記収集領域へと循環させるよ
    うな位置へと少なくとも1つのジェットによって流され
    ており、前記サンプ内の濃度に比較して前記セパレータ
    へと流される漏れ油濃度を増加させることにより、前記
    サンプ流体の単位の流量あたりにセパレータによって除
    去される漏れ油の量を増加させることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 前記収集領域から流体を収集するステッ
    プは、 前記収集領域を形成する前記サンプ内に前記収集用チャ
    ンバに隣接した流体の上側最大1インチと連通させて前
    記収集用チャンバを配設するステップと、 前記収集用チャンバに隣接した上側最大1インチの深さ
    から前記収集用チャンバへと前記流体を流すステップと
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記流体分散システムを通して前記サン
    プへと流される収集された流体の第2の量は、前記第1
    の量よりも多くされ、かつ前記収集された第1の量の少
    なくとも一部を含んでいることを特徴とする請求項2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記サンプから収集された流体を所定量
    で流すステップは、前記収集用チャンバ内の前記流体の
    レベルが前記サンプ内の流体レベルよりも低くなる流速
    で前記収集用チャンバから単位時間あたりの収集量を吸
    引するステップを有することを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記サンプから収集された流体量を流す
    ステップは、前記収集された流体に渦を形成させるステ
    ップを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記サンプから収集された流体量を流す
    ステップは、前記収集用チャンバ内の前記収集された流
    体に渦を形成させるステップを含んでいることを特徴と
    する請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記流体分散システムは、第1の流路と
    第2の流路とを備えており、単位時間あたりに第2の量
    の収集された流体を前記流体分散システムへと流すステ
    ップは、前記第1の流路に沿って前記収集された流体の
    第1の部分を流すステップと、前記サンプ内で流体循環
    が低い領域に角度を付けて複数のジェットを形成させる
    ステップとを有していることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の経路に沿って収集された前記
    第1の流体部分を流すステップは、前記流路に対して水
    平の角度の複数の前記流体ジェットを形成するステップ
    と、表面において漏れ油に対してかつ、前記サンプ内の
    前記流体循環の低い領域へと前記ジェットを上向きの角
    度とするステップとを含むことを特徴とする請求項7に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の流路に沿って前記第1の流体
    部分を流すステップと、前記第2の流路に沿って収集さ
    れた第2の流体部分を流すステップと、収集された流体
    の複数のジェットを、垂直方向で、前記サンプ上の周囲
    空気が取り込まれるように前記流体表面にたたきつける
    ように形成させるステップとを含むことを特徴とする請
    求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記収集された流体から複数のジェッ
    トを垂直方向で、前記サンプ上の周囲空気が取り込まれ
    るよう前記流体表面にたたきつけるように形成させるス
    テップは、前記収集された流体をばっ気しながら前記機
    械の下部に前記ジェットを衝突させるステップを含むこ
    とを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 サンプ内に収容された金属加工用流体
    を処理するための方法であって、該サンプは、少なくと
    も機械の下側に延びた部分を備えるとともに流体が循環
    する前記サンプの領域及び運転条件下で少なくとも1つ
    の循環の低い領域を有し、前記流体は、表面に蓄積され
    セパレータの部分に流れることによって取り除かれる漏
    れ油によって汚染されており、前記方法は、 前記サンプ内に前記収集用チャンバに隣接した最上部の
    1インチの深さと連通した収集用チャンバを配設するス
    テップと、 前記収集用チャンバへと前記収集用チャンバに隣接する
    流体の最上部から1インチの深さで単位時間あたり所定
    量流体を流すことによって前記収集用チャンバに前記流
    体を収集し、前記サンプ内の前記漏れ油よりも前記収集
    用チャンバに収集された前記流体の前記流体の単位体積
    あたりの前記漏れ油濃度を高い濃度とするステップと、 前記収集用チャンバ内の前記流体のレベルが前記サンプ
    内の流体レベルよりも低くなる流速で前記収集用チャン
    バから単位時間あたりの収集量を吸引するステップを有
    し、前記収集された流体を吸引するステップは、さらに
    前記収集された流体に渦を形成させるステップと、前記
    収集された流体をばっ気するステップと、少なくとも直
    前の2時間内の前記サンプ内における体積に等しい流体
    体積を吸引するステップを有し、さらに、 前記収集された流体中の漏れ油の濃度を減少させるため
    に前記セパレータに単位時間あたり収集された前記流体
    の第1の量を流すステップと、 前記サンプへと漏れ油の濃度の低下した前記流体を単位
    時間あたり第1の量で流すステップと、 濃度が低下された前記第1の量の流体よりも高い濃度の
    漏れ油濃度の第2の濃度の前記流体を単位時間あたり第
    2の量で前記サンプ内に配設された第1の流路と第2の
    流路を有する流体分散システムへと流すステップとを有
    しており、 該第2の量で流体を流すステップは、 前記第1の流路に沿って前記収集された流体の第1の部
    分を流すステップと、前記サンプ内で流体循環が低い領
    域に水平に対して角度を着けるとともに、前記表面に向
    かって上向きの複数のジェットを形成させるステップと
    前記第2の流路に沿って収集された第2の流体部分を流
    すステップと、収集された流体の複数のジェットを、垂
    直方向に向けられ、前記サンプ上の周囲空気が取り込ま
    れるように前記流体表面にたたきつけるよう形成させる
    ステップと、 前記サンプ上の周囲空気を取り込むステップとを有して
    おり、このステップは、 前記収集された流体をばっ気しながら前記機械の下部に
    前記ジェットを衝突させるステップを含み、 前記サンプ中の前記流体分散システムへと前記収集され
    た流体を流す第2の量は、単位時間あたりに前記セパレ
    ータへと流される前記収集された流体の前記第1の量と
    少なくとも等しくされ、前記収集用チャンバでは前記収
    集された流体に酸素が加えられ前記サンプへの垂直ジェ
    ットが前記金属加工用流体内での嫌気性バクテリアの成
    長を防止しており、前記サンプ内に収集された流体の前
    記ジェットは、前記サンプ内の前記流体を前記収集用チ
    ャンバに向けて循環させるように力を加えており、前記
    セパレータへと高濃度の漏れ油が流されることにより、
    前記サンプ内の流体の単位時間あたりの流れによって漏
    れ油取り除かれる量を増大させていることを特徴とする
    方法。
  12. 【請求項12】 前記サンプ内の前記分散システムへと
    流される前記収集された流体の第2の量は、単位時間あ
    たりに前記セパレータへと流される前記収集された流体
    の前記第1の量の少なくとも2倍とされていることを特
    徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記サンプ内の前記分散システムへと
    流される前記収集された流体の第2の量は、単位時間あ
    たりに前記セパレータへと流される前記収集された流体
    の前記第1の量の少なくとも2倍とされていることを特
    徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記サンプ内の前記流体体積に等しい
    前記流体の体積を吸引するステップは、1時間以内で行
    われるようにされていることを特徴とする請求項11に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記サンプ内の前記流体体積に等しい
    前記流体の体積を吸引するステップは、1時間以内で行
    われるようにされていることを特徴とする請求項14に
    記載の方法。
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