JPH11310046A - 4輪駆動車用駆動装置 - Google Patents
4輪駆動車用駆動装置Info
- Publication number
- JPH11310046A JPH11310046A JP11739798A JP11739798A JPH11310046A JP H11310046 A JPH11310046 A JP H11310046A JP 11739798 A JP11739798 A JP 11739798A JP 11739798 A JP11739798 A JP 11739798A JP H11310046 A JPH11310046 A JP H11310046A
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- drive
- transmission
- power
- gear
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】駆動装置のコンパクト化を図り、充分な居住空
間及びクラッシュストローク及び脱着時等の作業空間を
確保しつつ車載互換性に優れ、構造及びその制御装置の
簡素化が得られる4輪駆動車用駆動装置を提供する。 【解決手段】縦置きエンジン10、トルクコンバータ2
0、ベルト式無段変速機30を順次連結し、エンジン1
0のクランク軸11の下方にフロントドライブ軸51、
リヤドライブ軸52を配設し、フロントドライブ軸51
にサンギヤ57がスプライン嵌合するダブルピニオン式
プラネタリギヤ56、第1、第2、第3、第4の多板ク
ラッチ68、78、84、94及び第5多板ブレーキ1
02を有し、これらを選択的に作動せしめて変速機30
からの出力をリヤドライブ軸52及びフロントドライブ
軸51に動力配分及び前後進切換えして動力伝達する。
間及びクラッシュストローク及び脱着時等の作業空間を
確保しつつ車載互換性に優れ、構造及びその制御装置の
簡素化が得られる4輪駆動車用駆動装置を提供する。 【解決手段】縦置きエンジン10、トルクコンバータ2
0、ベルト式無段変速機30を順次連結し、エンジン1
0のクランク軸11の下方にフロントドライブ軸51、
リヤドライブ軸52を配設し、フロントドライブ軸51
にサンギヤ57がスプライン嵌合するダブルピニオン式
プラネタリギヤ56、第1、第2、第3、第4の多板ク
ラッチ68、78、84、94及び第5多板ブレーキ1
02を有し、これらを選択的に作動せしめて変速機30
からの出力をリヤドライブ軸52及びフロントドライブ
軸51に動力配分及び前後進切換えして動力伝達する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦置きエンジンに
用いられる4輪駆動車用駆動装置に関する。
用いられる4輪駆動車用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン及び変速機を縦置きに配
置した駆動装置に関しては特開平2−150539号公
報の先行技術がある。この先行技術には、エンジンと、
トルクコンバータと、ベルト式無段変速機のプライマリ
軸と、プラネタリギヤ式の前後進切換装置を車体前後方
向に同軸上で配置し、ベルト式無段変速機のセカンダリ
軸を上記入力駆動系の下方に配置し、このセカンダリ軸
上に別のプラネタリギヤ式の減速機を設け、前輪または
後輪へ動力伝達する駆動系が示されている。
置した駆動装置に関しては特開平2−150539号公
報の先行技術がある。この先行技術には、エンジンと、
トルクコンバータと、ベルト式無段変速機のプライマリ
軸と、プラネタリギヤ式の前後進切換装置を車体前後方
向に同軸上で配置し、ベルト式無段変速機のセカンダリ
軸を上記入力駆動系の下方に配置し、このセカンダリ軸
上に別のプラネタリギヤ式の減速機を設け、前輪または
後輪へ動力伝達する駆動系が示されている。
【0003】しかし、この駆動装置にあっては、エンジ
ン、トルクコンバータ、前後進切換装置及び変速機がプ
ライマリ軸等の入力駆動系が車体前後方向に同軸上で配
置されることから車体前後方向の長さが大となり、かつ
上記入力駆動系の下方にセカンダリ軸等の出力駆動系が
軸間を離して配置されているため、上記入力駆動系は比
較的高い位置となり、駆動系の後部が車室下面に形成さ
れるトンネル内に大きく張り出した状態でエンジンルー
ム内に収容設置される。
ン、トルクコンバータ、前後進切換装置及び変速機がプ
ライマリ軸等の入力駆動系が車体前後方向に同軸上で配
置されることから車体前後方向の長さが大となり、かつ
上記入力駆動系の下方にセカンダリ軸等の出力駆動系が
軸間を離して配置されているため、上記入力駆動系は比
較的高い位置となり、駆動系の後部が車室下面に形成さ
れるトンネル内に大きく張り出した状態でエンジンルー
ム内に収容設置される。
【0004】従って、エンジンルームと車室とを区画す
るトーボードが車室側に押しやられて車室内の有効居住
区間が制限されて居住性に影響を及ぼすと共に、駆動装
置とトーボードが接近して配置され、前面衝突時のクラ
ッシュストロークを充分に確保しようとすると更に居住
性に影響を与え、またエンジンルーム内の作業空間が得
難く、駆動装置の脱着時や整備等の円滑な作業が妨げら
れるおそれがある。
るトーボードが車室側に押しやられて車室内の有効居住
区間が制限されて居住性に影響を及ぼすと共に、駆動装
置とトーボードが接近して配置され、前面衝突時のクラ
ッシュストロークを充分に確保しようとすると更に居住
性に影響を与え、またエンジンルーム内の作業空間が得
難く、駆動装置の脱着時や整備等の円滑な作業が妨げら
れるおそれがある。
【0005】この対策としては、エンジン、トルクコン
バータ及びベルト式無段変速機のプライマリ軸を車体前
後方向で同軸上に配置し、エンジンの下方のベルト式無
段変速機の出力駆動系であるセカンダリ軸側に前後進切
換装置を配置して変速機からの出力を前後進切換装置を
介してドライブ軸によりディファレンシャル装置に動力
伝達するように構成して車体前後方向の長さの縮小化を
図ることが考えられる。
バータ及びベルト式無段変速機のプライマリ軸を車体前
後方向で同軸上に配置し、エンジンの下方のベルト式無
段変速機の出力駆動系であるセカンダリ軸側に前後進切
換装置を配置して変速機からの出力を前後進切換装置を
介してドライブ軸によりディファレンシャル装置に動力
伝達するように構成して車体前後方向の長さの縮小化を
図ることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記先行技術
のものにあっては、トルクコンバータとベルト式無段変
速機との間に介装される前後進切換装置がエンジンの下
方に位置することから車体前後方向の長さは縮小される
が、エンジンの下方に前後進切換装置が上下関係に配置
することから駆動装置の全高が増大され、エンジンフー
ドを低くする、いわゆるスラントノーズ化が制限されて
車両設計の自由度が拘束される。
のものにあっては、トルクコンバータとベルト式無段変
速機との間に介装される前後進切換装置がエンジンの下
方に位置することから車体前後方向の長さは縮小される
が、エンジンの下方に前後進切換装置が上下関係に配置
することから駆動装置の全高が増大され、エンジンフー
ドを低くする、いわゆるスラントノーズ化が制限されて
車両設計の自由度が拘束される。
【0007】一方、同一形状のエンジンルーム構造体内
にベルト式無段変速機、手動変速機(マニュアルトラン
スミッション、MT)及び有段自動変速機(オートマチ
ックトランスミッション、AT)等との車載互換性を有
することが望ましく、比較的コンパクトに設計可能な手
動変速機と全長寸法やトランスミッションケース外周寸
法、いわゆる胴回り寸法を略同一にすれば車載搭載のた
めの支持部材や排気系の共用化が可能になる。
にベルト式無段変速機、手動変速機(マニュアルトラン
スミッション、MT)及び有段自動変速機(オートマチ
ックトランスミッション、AT)等との車載互換性を有
することが望ましく、比較的コンパクトに設計可能な手
動変速機と全長寸法やトランスミッションケース外周寸
法、いわゆる胴回り寸法を略同一にすれば車載搭載のた
めの支持部材や排気系の共用化が可能になる。
【0008】従って、本発明はかかる点に鑑みなされた
ものであって、その目的は、駆動装置のコンパクト化を
図ることにより充分な居住空間及びクラッシュストロー
クが確保でき、他の駆動装置との車載互換性に優れる4
輪駆動車用駆動装置を提供することにある。
ものであって、その目的は、駆動装置のコンパクト化を
図ることにより充分な居住空間及びクラッシュストロー
クが確保でき、他の駆動装置との車載互換性に優れる4
輪駆動車用駆動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する4輪
駆動車用駆動装置の発明は、縦置きに配置されたエンジ
ンと、該エンジンからの出力が入力される変速機と、上
記エンジンのクランク軸に対して下方に平行配置されて
一方のディファレンシャル装置に動力伝達する第1ドラ
イブ軸と、該第1ドライブ軸に対して同軸上に配置され
て他方のディファレンシャル装置に動力伝達する第2ド
ライブ軸と、上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、
上記変速機からの入力を所定の比率で動力配分及び前後
進切換えして上記第1及び第2のドライブ軸に動力伝達
するダブルピニオン式プラネタリギヤとを有することを
特徴とする。
駆動車用駆動装置の発明は、縦置きに配置されたエンジ
ンと、該エンジンからの出力が入力される変速機と、上
記エンジンのクランク軸に対して下方に平行配置されて
一方のディファレンシャル装置に動力伝達する第1ドラ
イブ軸と、該第1ドライブ軸に対して同軸上に配置され
て他方のディファレンシャル装置に動力伝達する第2ド
ライブ軸と、上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、
上記変速機からの入力を所定の比率で動力配分及び前後
進切換えして上記第1及び第2のドライブ軸に動力伝達
するダブルピニオン式プラネタリギヤとを有することを
特徴とする。
【0010】この発明によると、エンジン側からの入力
を第1ドライブ軸と同軸上に配置したダブルピニオン式
プラネタリギヤに入力し、この入力を単一のダブルピニ
オン式プラネタリギヤにより所定の比率で動力配分及び
前後進切り換えして第1及び第2のドライブ軸に動力伝
達することから、単一のダブルピニオン式プラネタリギ
ヤによってセンターディファレンシャル装置及び前後進
切換装置としての両機能が達成されてコンパクト化が得
られると共に、エンジンのクランク軸に対して下方に第
1及び第2ドライブ軸、ダブルピニオン式プラネタリギ
ヤ等が配置されて、従来使用される駆動装置における駆
動系のレイアウトとほぼ同様のレイアウトが可能にな
り、車載互換性に優れると共に、ドライブ軸に連結され
るプロペラ軸が比較的低位置に配置することが可能にな
り、車室下部に形成されるトンネルの車室内張り出しが
抑制されて車室内の有効居住空間が確保され、居住性が
向上する。
を第1ドライブ軸と同軸上に配置したダブルピニオン式
プラネタリギヤに入力し、この入力を単一のダブルピニ
オン式プラネタリギヤにより所定の比率で動力配分及び
前後進切り換えして第1及び第2のドライブ軸に動力伝
達することから、単一のダブルピニオン式プラネタリギ
ヤによってセンターディファレンシャル装置及び前後進
切換装置としての両機能が達成されてコンパクト化が得
られると共に、エンジンのクランク軸に対して下方に第
1及び第2ドライブ軸、ダブルピニオン式プラネタリギ
ヤ等が配置されて、従来使用される駆動装置における駆
動系のレイアウトとほぼ同様のレイアウトが可能にな
り、車載互換性に優れると共に、ドライブ軸に連結され
るプロペラ軸が比較的低位置に配置することが可能にな
り、車室下部に形成されるトンネルの車室内張り出しが
抑制されて車室内の有効居住空間が確保され、居住性が
向上する。
【0011】
【発明の実施形態】(第1実施形態)以下本発明の第1
実施形態を図面に基づいて説明する。
実施形態を図面に基づいて説明する。
【0012】図1において、本発明が適用される4輪駆
動車用駆動装置としてベルト式無段変速機付4輪駆動車
用駆動装置の駆動系について説明する。
動車用駆動装置としてベルト式無段変速機付4輪駆動車
用駆動装置の駆動系について説明する。
【0013】符号10は縦置きに配置されたエンジンで
あり、この縦置きエンジン10に接合されてトルクコン
バータ20を収容するトルクコンバータケース1、この
トルクコンバータケース1の後方にベルト式無段変速機
30及びフロントディファレンシャル40を収容するデ
フアンドコンバータハウジング2、このデフアンドコン
バータハウジング2の後方に後述する軸承板3を介して
トランスファユニット50を収容するケース4及びケー
ス4の後方に位置してトランスファユニット50からの
出力を後輪へ伝達する動力伝達機構を収容するエクステ
ンションケース5が順次接合されてトランスミッション
ケース6を形成し、トランスミッションケース6の下部
にオイルパン7が取り付けられる。
あり、この縦置きエンジン10に接合されてトルクコン
バータ20を収容するトルクコンバータケース1、この
トルクコンバータケース1の後方にベルト式無段変速機
30及びフロントディファレンシャル40を収容するデ
フアンドコンバータハウジング2、このデフアンドコン
バータハウジング2の後方に後述する軸承板3を介して
トランスファユニット50を収容するケース4及びケー
ス4の後方に位置してトランスファユニット50からの
出力を後輪へ伝達する動力伝達機構を収容するエクステ
ンションケース5が順次接合されてトランスミッション
ケース6を形成し、トランスミッションケース6の下部
にオイルパン7が取り付けられる。
【0014】縦置きエンジン10のクランク軸11がト
ルクコンバータケース1内部のトルクコンバータ20に
連結し、トルクコンバータ20からの入力軸21がデフ
アンドコンバータハウジング2内部のベルト式無段変速
機30のプライマリ軸31に連結することにより、クラ
ンク軸11からの動力をトルクコンバータ20を介して
無段変速機30のプライマリ軸31に伝動構成される。
ルクコンバータケース1内部のトルクコンバータ20に
連結し、トルクコンバータ20からの入力軸21がデフ
アンドコンバータハウジング2内部のベルト式無段変速
機30のプライマリ軸31に連結することにより、クラ
ンク軸11からの動力をトルクコンバータ20を介して
無段変速機30のプライマリ軸31に伝動構成される。
【0015】そして無段変速機30で無段変速した動力
をセカンダリ軸32に出力し、セカンダリ軸32からの
出力をケース4及びエクステンションケース5内部のト
ランスファユニット50に入力し、トランスファユニッ
ト50によってディファレンシャル装置、例えばフロン
トディファレンシャル装置40を介して前輪に伝動する
一方、プロペラ軸98及び他方のディファレンシャル装
置、例えばリヤディファレンシャル装置99等を介して
後輪に伝動される。
をセカンダリ軸32に出力し、セカンダリ軸32からの
出力をケース4及びエクステンションケース5内部のト
ランスファユニット50に入力し、トランスファユニッ
ト50によってディファレンシャル装置、例えばフロン
トディファレンシャル装置40を介して前輪に伝動する
一方、プロペラ軸98及び他方のディファレンシャル装
置、例えばリヤディファレンシャル装置99等を介して
後輪に伝動される。
【0016】トルクコンバータケース1内には、トルク
コンバータ20に設けられるオイルポンプドライブ軸に
連結して駆動されるオイルポンプ8が設けられ、オイル
ポンプ8により油圧を発生してトルクコンバータ20等
を給油し、無段変速機30の油圧制御を可能にし、かつ
車速センサ9a、スロットルセンサ9b、シフトスイッ
チ9c、前輪回転数センサ9d、後輪回転数センサ9
e、蛇角センサ9f等からの各信号に基づいて油圧制御
ユニット9によって制御し、その制御出力をコントロー
ルバルブ97に入力してトランスファユニット50の油
圧制御を可能にしている。
コンバータ20に設けられるオイルポンプドライブ軸に
連結して駆動されるオイルポンプ8が設けられ、オイル
ポンプ8により油圧を発生してトルクコンバータ20等
を給油し、無段変速機30の油圧制御を可能にし、かつ
車速センサ9a、スロットルセンサ9b、シフトスイッ
チ9c、前輪回転数センサ9d、後輪回転数センサ9
e、蛇角センサ9f等からの各信号に基づいて油圧制御
ユニット9によって制御し、その制御出力をコントロー
ルバルブ97に入力してトランスファユニット50の油
圧制御を可能にしている。
【0017】次に、図2乃至図12によってトルクコン
バータ20、ベルト式無段変速機30、フロントディフ
ァレンシャル装置40及びトランスファユニット50に
ついて順次説明する。
バータ20、ベルト式無段変速機30、フロントディフ
ァレンシャル装置40及びトランスファユニット50に
ついて順次説明する。
【0018】トルクコンバータ20は、図2に要部断面
を示すようにデフアンドコンバータハウジング2及び軸
承板3に各々ボールベアリングを介して軸支されるプラ
イマリ軸31の入力軸21部でコンバータハウジング2
から延出されたステータ軸22に軸支されクランク軸1
1と一体のドライブプレート26に取り付けられて回転
自在に軸支されている。
を示すようにデフアンドコンバータハウジング2及び軸
承板3に各々ボールベアリングを介して軸支されるプラ
イマリ軸31の入力軸21部でコンバータハウジング2
から延出されたステータ軸22に軸支されクランク軸1
1と一体のドライブプレート26に取り付けられて回転
自在に軸支されている。
【0019】入力軸21は、デフアンドコンバータハウ
ジング2にボルト結合されたステータ軸22によって回
転自在に囲まれ、ステータ軸22の外周にはインペラ2
4に一体的に結合されたオイルポンプドライブ軸が嵌合
している。
ジング2にボルト結合されたステータ軸22によって回
転自在に囲まれ、ステータ軸22の外周にはインペラ2
4に一体的に結合されたオイルポンプドライブ軸が嵌合
している。
【0020】インペラ24は、その外周がフロントカバ
ー25の外周に結合され、フロントカバー25及びドラ
イブプレート26を介してクランク軸11にボルト結合
することによってクランク軸11と一体的に回転駆動さ
れる。
ー25の外周に結合され、フロントカバー25及びドラ
イブプレート26を介してクランク軸11にボルト結合
することによってクランク軸11と一体的に回転駆動さ
れる。
【0021】インペラ24と対向して入力軸21にスプ
ライン嵌合するタービン27が配置され、インペラ24
とタービン27との間においてステータ軸22にワンウ
ェイクラッチを介して支持されるステータ28が介装さ
れている。
ライン嵌合するタービン27が配置され、インペラ24
とタービン27との間においてステータ軸22にワンウ
ェイクラッチを介して支持されるステータ28が介装さ
れている。
【0022】そして、クランク軸11が回転すると、イ
ンペラ24が回転駆動され、インペラ24の回転によっ
てオイルを介してタービン27にインペラ24の回転と
同方向のトルク伝達することによりタービン27とスプ
ライン嵌合する入力軸21を回転駆動する。
ンペラ24が回転駆動され、インペラ24の回転によっ
てオイルを介してタービン27にインペラ24の回転と
同方向のトルク伝達することによりタービン27とスプ
ライン嵌合する入力軸21を回転駆動する。
【0023】ベルト式無段変速機30は、互いに平行配
置されたプライマリ軸31及びセカンダリ軸32と、プ
ライマリ軸31とセカンダリ軸32に各々設けられたプ
ライマリプーリ33及びセカンダリプーリ34と、これ
ら両プーリ33、34間に巻き掛けられた駆動ベルト3
5とを有し、各プーリ33、34のプーリ溝巾を変える
ことにより、各プーリ33、34に対する駆動ベルト3
5の有効巻き付け径の比率を換えて無段階に変速するよ
うに構成されている。
置されたプライマリ軸31及びセカンダリ軸32と、プ
ライマリ軸31とセカンダリ軸32に各々設けられたプ
ライマリプーリ33及びセカンダリプーリ34と、これ
ら両プーリ33、34間に巻き掛けられた駆動ベルト3
5とを有し、各プーリ33、34のプーリ溝巾を変える
ことにより、各プーリ33、34に対する駆動ベルト3
5の有効巻き付け径の比率を換えて無段階に変速するよ
うに構成されている。
【0024】このため上記入力軸21と一体に形成され
たプライマリ軸31に設けられるプライマリプーリ33
は、プライマリ軸31と一体に形成された固定シーブ3
3aと、この固定シーブ33aに対して軸方向への移動
を可能にする可動シーブ33bを有している。
たプライマリ軸31に設けられるプライマリプーリ33
は、プライマリ軸31と一体に形成された固定シーブ3
3aと、この固定シーブ33aに対して軸方向への移動
を可能にする可動シーブ33bを有している。
【0025】可動シーブ33bの固定シーブ33aと反
対側の背面には、略円筒状の第1ピストン37aが固定
されており、この第1ピストン37aはプライマリ軸3
1に中心部が固定された有底円筒状のシリンダ37bと
協働して油圧室37Aを形成し、更に可動シーブ33b
の背面に固定されるピストン部材37cと第1ピストン
37aの間に第2ピストン37dが嵌合して油圧室37
Bを形成すると共に、プーリ溝巾を狭くする方向に可動
シーブ33bを付勢するスプリングを具備する油圧アク
チュエータ37が設けられている。
対側の背面には、略円筒状の第1ピストン37aが固定
されており、この第1ピストン37aはプライマリ軸3
1に中心部が固定された有底円筒状のシリンダ37bと
協働して油圧室37Aを形成し、更に可動シーブ33b
の背面に固定されるピストン部材37cと第1ピストン
37aの間に第2ピストン37dが嵌合して油圧室37
Bを形成すると共に、プーリ溝巾を狭くする方向に可動
シーブ33bを付勢するスプリングを具備する油圧アク
チュエータ37が設けられている。
【0026】プライマリ軸31には油圧室37A、37
Bに連通する油路が形成され、スロットル開度等に基づ
いて油圧制御ユニット9によって制御され、軸承板3に
形成される油路を介して油圧室37A、37B内に給排
する油圧によって可動シーブ33bを移動させることに
よってプーリ溝巾を可動制御している。
Bに連通する油路が形成され、スロットル開度等に基づ
いて油圧制御ユニット9によって制御され、軸承板3に
形成される油路を介して油圧室37A、37B内に給排
する油圧によって可動シーブ33bを移動させることに
よってプーリ溝巾を可動制御している。
【0027】一方、セカンダリ軸32は、デフアンドコ
ンバータハウジング2及び軸承板3にボールベアリング
を介して回転自在に軸支され、セカンダリプーリ34
は、セカンダリ軸32と一体形成された固定シーブ34
aと、この固定シーブ34aに対して軸方向への移動を
可能にする可動シーブ34bを有している。
ンバータハウジング2及び軸承板3にボールベアリング
を介して回転自在に軸支され、セカンダリプーリ34
は、セカンダリ軸32と一体形成された固定シーブ34
aと、この固定シーブ34aに対して軸方向への移動を
可能にする可動シーブ34bを有している。
【0028】可動シーブ34bの背面にはシリンダ36
aが固定されており、このシリンダ36aはセカンダリ
軸32に中心部が固定されたピストン36bと協働して
油圧室36Aを形成すると共にプーリ溝巾を狭くする方
向に可動シーブ34bを付勢するスプリングを有する油
圧アクチュエータ36が設けられ、スロットル開度等に
基づいて油圧制御ユニット9によって制御されてセカン
ダリ軸32及びケース4に形成される油路、スリーブ等
を介して油圧アクチュエータ36の油圧室36Aに油圧
を給排するように構成され、かつセカンダリ軸32の一
端にはドライブスプロケット39が設けられている。
aが固定されており、このシリンダ36aはセカンダリ
軸32に中心部が固定されたピストン36bと協働して
油圧室36Aを形成すると共にプーリ溝巾を狭くする方
向に可動シーブ34bを付勢するスプリングを有する油
圧アクチュエータ36が設けられ、スロットル開度等に
基づいて油圧制御ユニット9によって制御されてセカン
ダリ軸32及びケース4に形成される油路、スリーブ等
を介して油圧アクチュエータ36の油圧室36Aに油圧
を給排するように構成され、かつセカンダリ軸32の一
端にはドライブスプロケット39が設けられている。
【0029】ここでセカンダリプーリ34の可動シーブ
34bが油圧作用を受ける受圧面積に比べて、プライマ
リプーリ33の可動シーブ33bの油圧面積が大である
ことから油圧室37A、37B及び36Aに給排される
油圧に従ってプライマリプーリ33とセカンダリプーリ
34のプーリ溝巾が逆の関係に変化して各プーリ33、
34に対する駆動ベルト35の有効巻き付け径の比率を
無段階に変化し、無段変速した動力をセカンダリ軸32
に出力する。
34bが油圧作用を受ける受圧面積に比べて、プライマ
リプーリ33の可動シーブ33bの油圧面積が大である
ことから油圧室37A、37B及び36Aに給排される
油圧に従ってプライマリプーリ33とセカンダリプーリ
34のプーリ溝巾が逆の関係に変化して各プーリ33、
34に対する駆動ベルト35の有効巻き付け径の比率を
無段階に変化し、無段変速した動力をセカンダリ軸32
に出力する。
【0030】フロントディファレンシャル装置40は、
デフケース41のクラウンギヤ取付部材に取り付けたク
ラウンギヤ43に第1ドライブ軸となるフロントドライ
ブ軸51が交差して噛み合っている。
デフケース41のクラウンギヤ取付部材に取り付けたク
ラウンギヤ43に第1ドライブ軸となるフロントドライ
ブ軸51が交差して噛み合っている。
【0031】一方、デフケース41にはピニオン軸44
aにより一対のピニオン44bが設けられ、両ピニオン
44bに噛み合う左右のサイドギヤ44cによってディ
ファレンシャルギヤ44を構成し、各サイドギヤ44c
に連結する駆動軸は、等速継手、アクスル軸等を介して
前車輪に動力伝達する。
aにより一対のピニオン44bが設けられ、両ピニオン
44bに噛み合う左右のサイドギヤ44cによってディ
ファレンシャルギヤ44を構成し、各サイドギヤ44c
に連結する駆動軸は、等速継手、アクスル軸等を介して
前車輪に動力伝達する。
【0032】次に図2及び図2の要部拡大を示す図3に
よってトランスファユニット50について説明する。
よってトランスファユニット50について説明する。
【0033】トランスファユニット50は、エンジン1
0のクランク軸11、入力軸21、プライマリ軸31等
に対して下方に平行配置されるフロントドライブ軸5
1、第2ドライブ軸となるリヤドライブ軸52等を有し
ている。
0のクランク軸11、入力軸21、プライマリ軸31等
に対して下方に平行配置されるフロントドライブ軸5
1、第2ドライブ軸となるリヤドライブ軸52等を有し
ている。
【0034】図2における矢視A方向からの配置を図4
に示すように、略車体幅中心線上にクランク軸11の回
転軸芯11a、入力軸21、プライマリ軸31が車体前
後方向に同軸上に位置し、セカンダリ軸32がプライマ
リ軸31に対して略同一高さで側方に平行配置されてプ
ライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とが略同一
高さで配置される。なお符号Bは車室下部に形成される
トンネルである。
に示すように、略車体幅中心線上にクランク軸11の回
転軸芯11a、入力軸21、プライマリ軸31が車体前
後方向に同軸上に位置し、セカンダリ軸32がプライマ
リ軸31に対して略同一高さで側方に平行配置されてプ
ライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とが略同一
高さで配置される。なお符号Bは車室下部に形成される
トンネルである。
【0035】そして上記フロントドライブ軸51、リヤ
ドライブ軸52が平面視プライマリ軸31とセカンダリ
軸32との間で、かつ下方にクランク軸11と平行に配
置されて上記クラウンギヤ43に噛合することにより無
段変速機30との整合性を良好にして全体の上下方向の
寸法を抑えてコンパクト化を図ることにより、エンジン
フードを低くする、いわゆるスラントノーズ化が可能に
なり、車両設計の自由度が確保される。
ドライブ軸52が平面視プライマリ軸31とセカンダリ
軸32との間で、かつ下方にクランク軸11と平行に配
置されて上記クラウンギヤ43に噛合することにより無
段変速機30との整合性を良好にして全体の上下方向の
寸法を抑えてコンパクト化を図ることにより、エンジン
フードを低くする、いわゆるスラントノーズ化が可能に
なり、車両設計の自由度が確保される。
【0036】また、リヤドライブ軸52をフロントドラ
イブ軸51と同軸上に配置することによりリヤドライブ
軸52から車体後方に自在継手を介して長く延設される
プロペラ軸98等を比較的低位置に配置することによっ
て車室下部に形成されるトンネルBの張り出しを抑制し
て車室内の有効居住空間を確保して居住性を良好にして
いる。
イブ軸51と同軸上に配置することによりリヤドライブ
軸52から車体後方に自在継手を介して長く延設される
プロペラ軸98等を比較的低位置に配置することによっ
て車室下部に形成されるトンネルBの張り出しを抑制し
て車室内の有効居住空間を確保して居住性を良好にして
いる。
【0037】フロントドライブ軸51は先端にフロント
ディファレンシャル装置40のクラウンギヤ43と噛み
合うピニオン部51aが設けられると共に、ローラベア
リング51dを介在して軸承板3に回転自在に軸支さ
れ、後端部はエクステンションケース5にボルト結合さ
れる軸保持部材45に回転自在に支持されるリヤドライ
ブ軸52にニードルベアリング51eを介して回転自在
に軸支されている。
ディファレンシャル装置40のクラウンギヤ43と噛み
合うピニオン部51aが設けられると共に、ローラベア
リング51dを介在して軸承板3に回転自在に軸支さ
れ、後端部はエクステンションケース5にボルト結合さ
れる軸保持部材45に回転自在に支持されるリヤドライ
ブ軸52にニードルベアリング51eを介して回転自在
に軸支されている。
【0038】また、フロントドライブ軸51の軸方向中
央部外周にはダブルピニオン式プラネタリギヤ55のサ
ンギヤ56が嵌合するスプライン51bが、軸方向後端
部外周には第4摩擦係合要素となる第4多板クラッチ8
0のクラッチハブ81が嵌合するスプライン51cが形
成されている。
央部外周にはダブルピニオン式プラネタリギヤ55のサ
ンギヤ56が嵌合するスプライン51bが、軸方向後端
部外周には第4摩擦係合要素となる第4多板クラッチ8
0のクラッチハブ81が嵌合するスプライン51cが形
成されている。
【0039】フロントドライブ軸51に形成されるスプ
ライン51bに嵌合するダブルピニオン式プラネタリギ
ヤ55は、スプライン51bにスプライン嵌合するサン
ギヤ56と、リングギヤ57と、サンギヤ56及びリン
グギヤ57に各々が噛み合いかつ互いに噛み合う第1及
び第2のピニオン58、59と、第1及び第2のピニオ
ン58、59をニードルベアリングを介して回転自在に
支持するキャリヤ60によって構成され、リングギヤ5
7に入力する動力をサンギヤ56とリングギヤ57との
歯車諸元によるトルク配分でサンギヤ56とキャリヤ6
0に伝達し、リングギヤ57をケース4に係止すること
によりキャリヤ60に入力する動力によってサンギヤ5
6をキャリヤ60に対して逆方向に回転せしめる機能を
有する。
ライン51bに嵌合するダブルピニオン式プラネタリギ
ヤ55は、スプライン51bにスプライン嵌合するサン
ギヤ56と、リングギヤ57と、サンギヤ56及びリン
グギヤ57に各々が噛み合いかつ互いに噛み合う第1及
び第2のピニオン58、59と、第1及び第2のピニオ
ン58、59をニードルベアリングを介して回転自在に
支持するキャリヤ60によって構成され、リングギヤ5
7に入力する動力をサンギヤ56とリングギヤ57との
歯車諸元によるトルク配分でサンギヤ56とキャリヤ6
0に伝達し、リングギヤ57をケース4に係止すること
によりキャリヤ60に入力する動力によってサンギヤ5
6をキャリヤ60に対して逆方向に回転せしめる機能を
有する。
【0040】軸承板3には固定軸53が設けられてい
る。固定軸53は、フロントドライブ軸51を囲む略円
筒状であって、基端をボルトによって軸承板3に固定す
ることで取り付けられ、固定軸53にはドライブスプロ
ケット39とサイレントチエーン45によって動力伝達
可能に連結されるドリブンスプロケット46がニードル
ベアリングを介して回転自在に設けられ、ドリブンスプ
ロケット46と上記ダブルピニオン式プラネタリギヤ5
5との間に選択的にドリブンスプロケット46からの出
力をリングギヤ57或いはキャリヤ60に入力する第1
摩擦係合要素となる第1多板クラッチ65及び第2摩擦
係合要素となる第2多板クラッチ70とを有する入力切
換手段64が設けられている。
る。固定軸53は、フロントドライブ軸51を囲む略円
筒状であって、基端をボルトによって軸承板3に固定す
ることで取り付けられ、固定軸53にはドライブスプロ
ケット39とサイレントチエーン45によって動力伝達
可能に連結されるドリブンスプロケット46がニードル
ベアリングを介して回転自在に設けられ、ドリブンスプ
ロケット46と上記ダブルピニオン式プラネタリギヤ5
5との間に選択的にドリブンスプロケット46からの出
力をリングギヤ57或いはキャリヤ60に入力する第1
摩擦係合要素となる第1多板クラッチ65及び第2摩擦
係合要素となる第2多板クラッチ70とを有する入力切
換手段64が設けられている。
【0041】第1多板クラッチ65は、固定軸53に回
転自在に軸支されたドリブンスプロケット46にクラッ
チドラム66が一体に結合し、クラッチハブ67がダブ
ルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギヤ57に結
合する。
転自在に軸支されたドリブンスプロケット46にクラッ
チドラム66が一体に結合し、クラッチハブ67がダブ
ルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギヤ57に結
合する。
【0042】このようにして第1多板クラッチ65はド
リブンスプロケット46とリングギヤ57との間に介設
され、そして油圧室68の油圧でピストン69を介して
クラッチドラム66とクラッチハブ67との間に配設さ
れたドライブプレートとドリブンプレートとの圧接を図
ることにより動力伝達するように構成されている。
リブンスプロケット46とリングギヤ57との間に介設
され、そして油圧室68の油圧でピストン69を介して
クラッチドラム66とクラッチハブ67との間に配設さ
れたドライブプレートとドリブンプレートとの圧接を図
ることにより動力伝達するように構成されている。
【0043】第2多板クラッチ70は、クラッチドラム
66を第1多板クラッチ65と共用し、クラッチハブ7
1がダブルピニオン式プラネタリギヤ55のキャリヤ6
0に結合して、第2多板クラッチ70は、ドリブンスプ
ロケット46とキャリヤ60との間に介設される。
66を第1多板クラッチ65と共用し、クラッチハブ7
1がダブルピニオン式プラネタリギヤ55のキャリヤ6
0に結合して、第2多板クラッチ70は、ドリブンスプ
ロケット46とキャリヤ60との間に介設される。
【0044】そして油圧室72の油圧でピストン73を
介してクラッチドラム66とクラッチハブ71との間に
配設されたドライブプレートとドリブンプレートとの圧
接を図ることにより動力伝達するように構成されてい
る。
介してクラッチドラム66とクラッチハブ71との間に
配設されたドライブプレートとドリブンプレートとの圧
接を図ることにより動力伝達するように構成されてい
る。
【0045】ダブルピニオン式プラネタリギヤ55に対
して入力切換手段64と反対側にはダブルピニオン式プ
ラネタリギヤ55のキャリヤ60からの出力をリヤドラ
イブ軸52に選択的に動力伝達する第3摩擦係合要素と
なる第3多板クラッチ75が設けられる。
して入力切換手段64と反対側にはダブルピニオン式プ
ラネタリギヤ55のキャリヤ60からの出力をリヤドラ
イブ軸52に選択的に動力伝達する第3摩擦係合要素と
なる第3多板クラッチ75が設けられる。
【0046】第3多板クラッチ75は、クラッチハブ7
6がボールベアリング76aを介在して回転自在にケー
ス4に軸支され、かつブッシュ76bを介してフロント
ドライブ軸51に回転自在に軸支されると共にキャリヤ
60にスプライン嵌合する一方、クラッチドラム77が
リヤドライブ軸52に結合されている。そして油圧室7
8の油圧でピストン79を介してクラッチドラム77と
クラッチハブ76との間に配設されたドライブプレート
とドリブンプレートとの圧接を図ることにより動力伝達
するように構成される。
6がボールベアリング76aを介在して回転自在にケー
ス4に軸支され、かつブッシュ76bを介してフロント
ドライブ軸51に回転自在に軸支されると共にキャリヤ
60にスプライン嵌合する一方、クラッチドラム77が
リヤドライブ軸52に結合されている。そして油圧室7
8の油圧でピストン79を介してクラッチドラム77と
クラッチハブ76との間に配設されたドライブプレート
とドリブンプレートとの圧接を図ることにより動力伝達
するように構成される。
【0047】フロントドライブ軸51とクラッチドラム
77との間にフロントドライブ軸51とクラッチドラム
77とを選択的に動力伝達する第4摩擦係合要素となる
第4多板クラッチ80が配設される。
77との間にフロントドライブ軸51とクラッチドラム
77とを選択的に動力伝達する第4摩擦係合要素となる
第4多板クラッチ80が配設される。
【0048】第4多板クラッチ80は、クラッチドラム
77を第3多板クラッチ75と共用し、クラッチハブ8
1がフロントドライブ軸51のスプライン51cにスプ
ライン嵌合してフロントドライブ軸51とクラッチドラ
ム77との間に介設される。
77を第3多板クラッチ75と共用し、クラッチハブ8
1がフロントドライブ軸51のスプライン51cにスプ
ライン嵌合してフロントドライブ軸51とクラッチドラ
ム77との間に介設される。
【0049】そして油圧室82の油圧でピストン83を
介してクラッチドラム77とクラッチハブ81との間に
配設されたドライブプレートとドリブンプレートとの圧
接を図ることにより動力伝達するように構成されてい
る。
介してクラッチドラム77とクラッチハブ81との間に
配設されたドライブプレートとドリブンプレートとの圧
接を図ることにより動力伝達するように構成されてい
る。
【0050】トランスミッションケース6のケース4と
ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギヤ57
との間にはリングギヤ57を係止固定するための第5の
摩擦係合要素となる第5多板ブレーキ85が配設され
る。
ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギヤ57
との間にはリングギヤ57を係止固定するための第5の
摩擦係合要素となる第5多板ブレーキ85が配設され
る。
【0051】第5多板ブレーキ85は、油圧室86の油
圧でピストン87を介してケース4とリングギヤ57に
設けられたクラッチハブ67との間に配設されたドライ
ブプレートとドリブンプレートの圧接を図ることにより
リングギヤ57をケース4に係止固定するよう構成され
ている。
圧でピストン87を介してケース4とリングギヤ57に
設けられたクラッチハブ67との間に配設されたドライ
ブプレートとドリブンプレートの圧接を図ることにより
リングギヤ57をケース4に係止固定するよう構成され
ている。
【0052】トランスミッションケース6の下部に設け
られるオイルパン7内には、オイルポンプ8からの油圧
を車速センサ9a、スロットルセンサ9b、シフトスイ
ッチ9c、前輪回転数センサ9d、後輪回転数センサ9
e、蛇角センサ9f等からの信号に基づく油圧制御ユニ
ット9によって制御され、上記各多板クラッチ65、7
0、75、80及び第5多板ブレーキ85の各油圧室6
8、72、78、82、86及び無段変速機30に選択
的に切り換え供給するためのコントロールバルブ97が
設けられている。
られるオイルパン7内には、オイルポンプ8からの油圧
を車速センサ9a、スロットルセンサ9b、シフトスイ
ッチ9c、前輪回転数センサ9d、後輪回転数センサ9
e、蛇角センサ9f等からの信号に基づく油圧制御ユニ
ット9によって制御され、上記各多板クラッチ65、7
0、75、80及び第5多板ブレーキ85の各油圧室6
8、72、78、82、86及び無段変速機30に選択
的に切り換え供給するためのコントロールバルブ97が
設けられている。
【0053】次に、このように構成された4輪駆動車用
駆動装置の作動を図5乃至図9に示す概略説明図及び図
10に示す各走行レンジにおける各多板クラッチ65、
70、75、80及び第5多板ブレーキ85の連結状態
を示す摩擦係合要素作動説明図に従って説明する。この
摩擦係合要素作動説明図において○印は、対応する多板
クラッチ或いは多板ブレーキが係合或いは作動している
ことを示し、(○)は後述する必要に応じて係合或いは
作動していることを示している。
駆動装置の作動を図5乃至図9に示す概略説明図及び図
10に示す各走行レンジにおける各多板クラッチ65、
70、75、80及び第5多板ブレーキ85の連結状態
を示す摩擦係合要素作動説明図に従って説明する。この
摩擦係合要素作動説明図において○印は、対応する多板
クラッチ或いは多板ブレーキが係合或いは作動している
ことを示し、(○)は後述する必要に応じて係合或いは
作動していることを示している。
【0054】先ず、エンジン10の動力は、クランク軸
11からトルクコンバータ20を介して無段変速機30
のプライマリ軸31に入力する。そしてプライマリ軸3
1、プライマリプーリ33、駆動ベルト35及びセカン
ダリプーリ34により無段階に変速してセカンダリ軸3
2に出力する。
11からトルクコンバータ20を介して無段変速機30
のプライマリ軸31に入力する。そしてプライマリ軸3
1、プライマリプーリ33、駆動ベルト35及びセカン
ダリプーリ34により無段階に変速してセカンダリ軸3
2に出力する。
【0055】セカンダリ軸32からの変速出力は、ドラ
イブスプロケット39からサイレントチエーン45を介
してドリブンスプロケット46に伝達され、ドライブス
プロケット39とドリブンスプロケット46の歯数諸元
に従って減速されてクラッチドラム66を介して第1多
板クラッチ65及び第2多板クラッチ70へ入力され
る。ここでニュートラル(N)レンジ、パーキング
(P)レンジでは第1及び第2の多板クラッチ65、7
0は解放されて動力伝達遮断状態となり、これ以降の動
力伝達はしなくなる。
イブスプロケット39からサイレントチエーン45を介
してドリブンスプロケット46に伝達され、ドライブス
プロケット39とドリブンスプロケット46の歯数諸元
に従って減速されてクラッチドラム66を介して第1多
板クラッチ65及び第2多板クラッチ70へ入力され
る。ここでニュートラル(N)レンジ、パーキング
(P)レンジでは第1及び第2の多板クラッチ65、7
0は解放されて動力伝達遮断状態となり、これ以降の動
力伝達はしなくなる。
【0056】前進段となるドライブ(D)レンジでは、
第1多板クラッチ65及び第3多板クラッチ75が係合
し、図5に動力伝達状態を太線で示すようになる。即ち
係合した第1多板クラッチ65によりドリブンスプロケ
ット46からダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリ
ングギヤ57に動力伝達すると共に、第3多板クラッチ
75によりキャリヤ60とリヤドライブ軸52を動力伝
達可能に連結する。
第1多板クラッチ65及び第3多板クラッチ75が係合
し、図5に動力伝達状態を太線で示すようになる。即ち
係合した第1多板クラッチ65によりドリブンスプロケ
ット46からダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリ
ングギヤ57に動力伝達すると共に、第3多板クラッチ
75によりキャリヤ60とリヤドライブ軸52を動力伝
達可能に連結する。
【0057】従って、ダブルピニオン式プラネタリギヤ
55は、図6に示すように入力側のリングギヤ57が第
2ピニオン59に噛み合い、第2ピニオン59に噛み合
う第1ピニオン58がサンギヤ56に噛み合いサンギヤ
56及びキャリヤ60をリングギヤ57と同一方向に回
転させてサンギヤ56とキャリヤ60とに所定の配分比
でトルクを伝達しながら回転するように構成される。
55は、図6に示すように入力側のリングギヤ57が第
2ピニオン59に噛み合い、第2ピニオン59に噛み合
う第1ピニオン58がサンギヤ56に噛み合いサンギヤ
56及びキャリヤ60をリングギヤ57と同一方向に回
転させてサンギヤ56とキャリヤ60とに所定の配分比
でトルクを伝達しながら回転するように構成される。
【0058】そしてサンギヤ56とスプライン嵌合する
フロントドライブ軸51をリングギヤ57に対して同方
向に回転駆動すると共に、キャリヤ60にスプライン嵌
合するクラッチハブ76及び第3多板クラッチ75のク
ラッチドラム77を介してリヤドライブ軸52をリング
ギヤ57と同一方向に回転駆動する。また、トルク伝達
時に第1ピニオン58及び第2ピニオン59の自転と公
転とによりサンギヤ56とキャリヤ60との回転差を吸
収するいわゆるセンタディファレンシャル装置として機
能する。
フロントドライブ軸51をリングギヤ57に対して同方
向に回転駆動すると共に、キャリヤ60にスプライン嵌
合するクラッチハブ76及び第3多板クラッチ75のク
ラッチドラム77を介してリヤドライブ軸52をリング
ギヤ57と同一方向に回転駆動する。また、トルク伝達
時に第1ピニオン58及び第2ピニオン59の自転と公
転とによりサンギヤ56とキャリヤ60との回転差を吸
収するいわゆるセンタディファレンシャル装置として機
能する。
【0059】ここで図6の略図を用いてダブルピニオン
式プラネタリギヤ55のトルク配分について説明する。
式プラネタリギヤ55のトルク配分について説明する。
【0060】リングギヤ57の入力トルクをTi、サン
ギヤ56によるフロント側トルクをTF、キャリヤ60
によるリヤ側トルクをTR、サンギヤ56の歯数をZ
S、リングギヤ57の歯数をZRとすると、 Ti=TF+TR TF:TR=ZS:(ZR−ZS) が成立する。
ギヤ56によるフロント側トルクをTF、キャリヤ60
によるリヤ側トルクをTR、サンギヤ56の歯数をZ
S、リングギヤ57の歯数をZRとすると、 Ti=TF+TR TF:TR=ZS:(ZR−ZS) が成立する。
【0061】このことからサンギヤ56の歯数ZSとリ
ングギヤ57の歯数ZRとを適切に設定することでフロ
ント側トルクTF及びリヤ側トルクTRの基準トルク配
分を自由に設定し得ることがわかる。
ングギヤ57の歯数ZRとを適切に設定することでフロ
ント側トルクTF及びリヤ側トルクTRの基準トルク配
分を自由に設定し得ることがわかる。
【0062】ここでZS=37、ZR=82に仮定する
と、 TF:TR=37:(82−37) になる。従って前後輪トルク配分率は TF:TR≒45:55 になり、前輪に約45%、後輪に約55%各々配分され
充分に後輪偏重の基準トルク配分に設定し得る。
と、 TF:TR=37:(82−37) になる。従って前後輪トルク配分率は TF:TR≒45:55 になり、前輪に約45%、後輪に約55%各々配分され
充分に後輪偏重の基準トルク配分に設定し得る。
【0063】一方第4多板クラッチ80は油圧室82の
油圧でピストン83を介してドライブプレートとドリブ
ンプレートを圧接せしめてクラッチトルクTcを生じる
ように構成され、油圧制御ユニット9によって制御され
るコントロールバルブ97からの油圧によってクラッチ
トルクTcを可変制御する。
油圧でピストン83を介してドライブプレートとドリブ
ンプレートを圧接せしめてクラッチトルクTcを生じる
ように構成され、油圧制御ユニット9によって制御され
るコントロールバルブ97からの油圧によってクラッチ
トルクTcを可変制御する。
【0064】ここで、前輪回転数センサ9d及び後輪回
転数センサ9eにより検出された前輪回転数NF、後輪
回転数NRは、油圧制御ユニット9に入力されるが滑り
易い路面走行時にはTF<TRの後輪偏重の基準トルク
配分で常に後輪が先にスリップすることから、スリップ
率S=NF/NR(S>0)に算出される。
転数センサ9eにより検出された前輪回転数NF、後輪
回転数NRは、油圧制御ユニット9に入力されるが滑り
易い路面走行時にはTF<TRの後輪偏重の基準トルク
配分で常に後輪が先にスリップすることから、スリップ
率S=NF/NR(S>0)に算出される。
【0065】このスリップ率Sと蛇角センサ9fから油
圧制御ユニット9に入力される蛇角ψとによって油圧制
御ユニット9の図7に示すマップからクラッチ圧Pcを
検索する。ここでS≧1のノンスリップではクラッチ圧
Pcは低い値にされていて、S<1のスリップ状態では
スリップ率Sの減少に応じてクラッチ圧Pcを増大し、
スリップ率S1 以下になるとPmax に定める。このクラ
ッチ圧Pcにライン圧が調圧され第4多板クラッチ80
のクラッチトルクTcを可変制御する。
圧制御ユニット9に入力される蛇角ψとによって油圧制
御ユニット9の図7に示すマップからクラッチ圧Pcを
検索する。ここでS≧1のノンスリップではクラッチ圧
Pcは低い値にされていて、S<1のスリップ状態では
スリップ率Sの減少に応じてクラッチ圧Pcを増大し、
スリップ率S1 以下になるとPmax に定める。このクラ
ッチ圧Pcにライン圧が調圧され第4多板クラッチ80
のクラッチトルクTcを可変制御する。
【0066】従って、第4多板クラッチ80によってサ
ンギヤ56からのフロントドライブ軸51とキャリヤ6
0からのリヤドライブ軸52との間にバイパス系96が
別個に構成される。
ンギヤ56からのフロントドライブ軸51とキャリヤ6
0からのリヤドライブ軸52との間にバイパス系96が
別個に構成される。
【0067】このバイパス系96では、後輪がスリップ
すると、トランスファユニット50内で後輪回転数NR
>リングギヤ57の回転数>前輪回転数NFの作動機能
が成立し、クラッチトルクTcに応じて第4多板クラッ
チ80を介してフロントドライブ軸51にトルクがTc
だけ増加して伝達する一方、リヤドライブ軸52にはク
ラッチトルクTc分を減じたトルクが伝達される。この
結果、前後輪トルクTF、TRは以下のようになる。
すると、トランスファユニット50内で後輪回転数NR
>リングギヤ57の回転数>前輪回転数NFの作動機能
が成立し、クラッチトルクTcに応じて第4多板クラッ
チ80を介してフロントドライブ軸51にトルクがTc
だけ増加して伝達する一方、リヤドライブ軸52にはク
ラッチトルクTc分を減じたトルクが伝達される。この
結果、前後輪トルクTF、TRは以下のようになる。
【0068】TF=0.45Ti+Tc TR=0.55Ti−Tc
【0069】従って、ノンスリップ状態においては、ク
ラッチトルクTcが零であることからTF:TR=4
5:55の後輪偏重にトルク配分され、後輪スリップ発
生時にクラッチトルクTcが生じると、このクラッチト
ルクTcに応じてクラッチトルクTcが大きい程バイパ
ス系96を経由して入力トルクTiが前輪側に流れ、図
7に示すようにTF:TR=TF1 :TR1 に変化して
前輪トルクが積極的に増大制御され、後輪トルクが減じ
てスリップの発生がなくなり走破性も良好になる。
ラッチトルクTcが零であることからTF:TR=4
5:55の後輪偏重にトルク配分され、後輪スリップ発
生時にクラッチトルクTcが生じると、このクラッチト
ルクTcに応じてクラッチトルクTcが大きい程バイパ
ス系96を経由して入力トルクTiが前輪側に流れ、図
7に示すようにTF:TR=TF1 :TR1 に変化して
前輪トルクが積極的に増大制御され、後輪トルクが減じ
てスリップの発生がなくなり走破性も良好になる。
【0070】一方前輪がスリップすると、トランスファ
ユニット50内で後輪回転数NR<リングギヤ57の回
転数<前輪回転数NFの作動機能が成立し、クラッチト
ルクTcに応じてフロントドライブ軸51から第4多板
クラッチ80を介してリヤドライブ軸52にトルクが伝
達し、かつフロントドライブ軸51にはクラッチトルク
Tc分を減じたトルクが伝達されるものであり、この結
果前後輪トルクTF、TRは以下のようになる。
ユニット50内で後輪回転数NR<リングギヤ57の回
転数<前輪回転数NFの作動機能が成立し、クラッチト
ルクTcに応じてフロントドライブ軸51から第4多板
クラッチ80を介してリヤドライブ軸52にトルクが伝
達し、かつフロントドライブ軸51にはクラッチトルク
Tc分を減じたトルクが伝達されるものであり、この結
果前後輪トルクTF、TRは以下のようになる。
【0071】TF=0.45Ti−Tc TR=0.55Ti+Tc
【0072】従って、ノンスリップ状態では、クラッチ
トルクTcが零のためTF:TR=45:55の後輪偏
重にトルク配分され、前輪スリップ発生時にクラッチト
ルクTcが生じると、このクラッチトルクTcに応じて
後輪トルクが積極的に増大制御され、前輪トルクが減じ
てスリップの発生がなくなり走破性も良好になる。
トルクTcが零のためTF:TR=45:55の後輪偏
重にトルク配分され、前輪スリップ発生時にクラッチト
ルクTcが生じると、このクラッチトルクTcに応じて
後輪トルクが積極的に増大制御され、前輪トルクが減じ
てスリップの発生がなくなり走破性も良好になる。
【0073】後退段にとなるリバース(R)レンジで
は、第1多板クラッチ65及び第3多板クラッチ75が
解放され、第2多板クラッチ70、第4多板クラッチ8
0及び第5多板ブレーキ85が係合して図8に示す動力
伝達状態を太線で示すようになる。すなわち第2多板ク
ラッチ70を係合してドリブンスプロケット46からダ
ブルピニオン式プラネタリギヤ55のキャリヤ60に動
力伝達すると共に、第5多板ブレーキ85によりリング
ギヤ57をケース4に係止固定する。そして第4多板ク
ラッチ80はトランスファクラッチとして作用しフロン
トドライブ軸51からリヤドライブ軸52にに動力伝達
可能にする。
は、第1多板クラッチ65及び第3多板クラッチ75が
解放され、第2多板クラッチ70、第4多板クラッチ8
0及び第5多板ブレーキ85が係合して図8に示す動力
伝達状態を太線で示すようになる。すなわち第2多板ク
ラッチ70を係合してドリブンスプロケット46からダ
ブルピニオン式プラネタリギヤ55のキャリヤ60に動
力伝達すると共に、第5多板ブレーキ85によりリング
ギヤ57をケース4に係止固定する。そして第4多板ク
ラッチ80はトランスファクラッチとして作用しフロン
トドライブ軸51からリヤドライブ軸52にに動力伝達
可能にする。
【0074】従って、ダブルピニオン式プラネタリギヤ
55は図9に示すように入力側のキャリヤ60の回転に
より互いに噛合した第1及び第2のピニオン58、59
は互いに逆方向に回転しつつリングギヤ57に沿って回
転してサンギヤ56をキャリヤ60と逆方向に回転して
フロントドライブ軸51を入力側に対して逆方向に回転
せしめる一方、第4多板クラッチ80を介してリヤドラ
イブ軸52をフロントドライブ軸51と同方向に回転駆
動する。
55は図9に示すように入力側のキャリヤ60の回転に
より互いに噛合した第1及び第2のピニオン58、59
は互いに逆方向に回転しつつリングギヤ57に沿って回
転してサンギヤ56をキャリヤ60と逆方向に回転して
フロントドライブ軸51を入力側に対して逆方向に回転
せしめる一方、第4多板クラッチ80を介してリヤドラ
イブ軸52をフロントドライブ軸51と同方向に回転駆
動する。
【0075】従ってドリブンスプロケット46からの入
力は、ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギ
ヤ57を第5多板ブレーキ85によってケース4に係止
することによりドライブ(D)レンジ状態と逆方向にフ
ロントドライブ軸51及びリヤドライブ軸52に出力さ
れ、このダブルピニオン式プラネタリギヤ56は前後進
切換機能を有する。
力は、ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギ
ヤ57を第5多板ブレーキ85によってケース4に係止
することによりドライブ(D)レンジ状態と逆方向にフ
ロントドライブ軸51及びリヤドライブ軸52に出力さ
れ、このダブルピニオン式プラネタリギヤ56は前後進
切換機能を有する。
【0076】この場合、キャリヤ60の入力に対するフ
ロントドライブ軸51及びリヤドライブ軸52に出力さ
れる変速比は次式で設定される。
ロントドライブ軸51及びリヤドライブ軸52に出力さ
れる変速比は次式で設定される。
【0077】変速比=[ZS+(−ZR)]/ZS ここで上記同様ZS=37、ZR=82とすると、 変速比=[37+(−82)]/37=−1.216 となり、リバース(R)レンジでの減速比が適切に確保
される。
される。
【0078】一方、キャリヤ60に入力するトルクTi
はクラッチトルクTcに応じてリヤドライブ軸52に伝
達し、フロントドライブ軸51には後輪に伝達したクラ
ッチトルクTc分を減じたトルクが入力され、この結果
前後輪トルクTF、TRは以下のようになる。
はクラッチトルクTcに応じてリヤドライブ軸52に伝
達し、フロントドライブ軸51には後輪に伝達したクラ
ッチトルクTc分を減じたトルクが入力され、この結果
前後輪トルクTF、TRは以下のようになる。
【0079】Ti=TF+TR TF=Ti−Tc TR=Tc
【0080】従って前輪スリップ発生時にクラッチトル
クTcを増大することにより入力トルクTiを後輪側に
流して後輪トルクを積極的に増大制御し、前輪トルクを
減じてスリップを生じなくして走破性を良好にする。
クTcを増大することにより入力トルクTiを後輪側に
流して後輪トルクを積極的に増大制御し、前輪トルクを
減じてスリップを生じなくして走破性を良好にする。
【0081】従って、ベルト式無段変速機30の出力側
に伝動構成したフロントドライブ軸51、リヤドライブ
軸52を縦置きエンジン10のクランク軸11の下方に
平行配置し、フロントドライブ軸51にサンギヤ56が
結合するダブルピニオン式プラネタリギヤ55を設け、
フロントドライブ軸51と同軸上に配置された多板クラ
ッチ65、70、75、80及び第5多板ブレーキ85
を選択的に制御することによりドライブ(D)レンジ及
びリバース(R)レンジでは前後輪へ適切なトルク配分
及び作動制限を可能にするセンターディファレンシャル
装置として機能して良好な走行が得られ、かつドライブ
(D)レンジ、リバース(R)レンジへの切換時の前後
進切換装置として機能する。
に伝動構成したフロントドライブ軸51、リヤドライブ
軸52を縦置きエンジン10のクランク軸11の下方に
平行配置し、フロントドライブ軸51にサンギヤ56が
結合するダブルピニオン式プラネタリギヤ55を設け、
フロントドライブ軸51と同軸上に配置された多板クラ
ッチ65、70、75、80及び第5多板ブレーキ85
を選択的に制御することによりドライブ(D)レンジ及
びリバース(R)レンジでは前後輪へ適切なトルク配分
及び作動制限を可能にするセンターディファレンシャル
装置として機能して良好な走行が得られ、かつドライブ
(D)レンジ、リバース(R)レンジへの切換時の前後
進切換装置として機能する。
【0082】よって、従来センターディファレンシャル
装置用及び前後進切換装置用として各々専用のダブルピ
ニオン式プラネタリギヤを要したが単一のダブルピニオ
ン式プラネタリギヤによって両機能が達成され、高性能
を維持しつつ駆動装置の構成及び制御の簡素化及び軽量
化が可能になり、全高を増大させることなく全長が短縮
されてコンパクト化が得られ、トーボードと駆動装置と
の間、即ちトーボードの前方空間の増大に伴って衝突時
のクラッシュストロークが確保され、駆動装置脱着時の
作業空間として有効活用でき、更にリヤドライブ軸52
に連結されるプロペラ軸98が比較的低位置に配置され
て、車室底部に形成されるトンネルの車室内突出が減少
され、車室内の居住空間が容易に確保されて良好な居住
性がもたされる。
装置用及び前後進切換装置用として各々専用のダブルピ
ニオン式プラネタリギヤを要したが単一のダブルピニオ
ン式プラネタリギヤによって両機能が達成され、高性能
を維持しつつ駆動装置の構成及び制御の簡素化及び軽量
化が可能になり、全高を増大させることなく全長が短縮
されてコンパクト化が得られ、トーボードと駆動装置と
の間、即ちトーボードの前方空間の増大に伴って衝突時
のクラッシュストロークが確保され、駆動装置脱着時の
作業空間として有効活用でき、更にリヤドライブ軸52
に連結されるプロペラ軸98が比較的低位置に配置され
て、車室底部に形成されるトンネルの車室内突出が減少
され、車室内の居住空間が容易に確保されて良好な居住
性がもたされる。
【0083】また、特にフロントドライブ軸51、リヤ
ドライブ軸52、ダブルピニオン式プラネタリギヤ5
5、各多板クラッチ65、70、75、80及び第5多
段ブレーキ85が同軸上に配置されることから、手動変
速機とトランスミッションケース6の外周寸法、いわゆ
る胴回り寸法を略同一に形成可能でかつ、従来一般に使
用される手動変速機、有段自動変速機と略同一のレイア
ウトが可能になり、手動変速機及び有段自動変速機等搭
載車との車載互換性に優れ、搭載のための支持部材や排
気系の共用化が可能になる。
ドライブ軸52、ダブルピニオン式プラネタリギヤ5
5、各多板クラッチ65、70、75、80及び第5多
段ブレーキ85が同軸上に配置されることから、手動変
速機とトランスミッションケース6の外周寸法、いわゆ
る胴回り寸法を略同一に形成可能でかつ、従来一般に使
用される手動変速機、有段自動変速機と略同一のレイア
ウトが可能になり、手動変速機及び有段自動変速機等搭
載車との車載互換性に優れ、搭載のための支持部材や排
気系の共用化が可能になる。
【0084】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態を図面に基づいて説明する。
態を図面に基づいて説明する。
【0085】先ず、本実施形態におけるベルト式無段変
速機付4輪駆動車用駆動装置の駆動系について図11に
よって説明する。
速機付4輪駆動車用駆動装置の駆動系について図11に
よって説明する。
【0086】図1と対応する部分に同一符号を付するこ
とで詳細な説明は省略するが、縦置きエンジン10に接
合されてトルクコンバータ20を収容するトルクコンバ
ータケース1、ベルト式無段変速機30及びフロントデ
ィファレンシャル40を収容するデフアンドコンバータ
ハウジング2、このデフアンドコンバータハウジング2
の後方に軸承板3を介してトランスファユニット100
を収容するケース4及びトランスファユニット100か
らの出力を後輪へ伝達する動力伝達機構を収容するエク
ステンションケース5が順次接合されてトランスミッシ
ョンケース6を形成し、トランスミッションケース6の
下部にオイルパン7が取り付けられる。
とで詳細な説明は省略するが、縦置きエンジン10に接
合されてトルクコンバータ20を収容するトルクコンバ
ータケース1、ベルト式無段変速機30及びフロントデ
ィファレンシャル40を収容するデフアンドコンバータ
ハウジング2、このデフアンドコンバータハウジング2
の後方に軸承板3を介してトランスファユニット100
を収容するケース4及びトランスファユニット100か
らの出力を後輪へ伝達する動力伝達機構を収容するエク
ステンションケース5が順次接合されてトランスミッシ
ョンケース6を形成し、トランスミッションケース6の
下部にオイルパン7が取り付けられる。
【0087】縦置きエンジン10のクランク軸11がト
ルクコンバータケース1内部のトルクコンバータ20に
連結し、トルクコンバータ20からの入力軸21がデフ
アンドコンバータハウジング2内部のベルト式無段変速
機30のプライマリ軸31と一体形成され、クランク軸
11からの動力をトルクコンバータ20を介して無段変
速機30のプライマリ軸31に伝動構成される。
ルクコンバータケース1内部のトルクコンバータ20に
連結し、トルクコンバータ20からの入力軸21がデフ
アンドコンバータハウジング2内部のベルト式無段変速
機30のプライマリ軸31と一体形成され、クランク軸
11からの動力をトルクコンバータ20を介して無段変
速機30のプライマリ軸31に伝動構成される。
【0088】そして無段変速機30で無段変速した動力
をセカンダリ軸32に出力し、セカンダリ軸32からの
出力をトランスファユニット100に入力し、トランス
ファユニット100によってフロントディファレンシャ
ル装置40を介して前輪に伝動する一方、プロペラ軸9
8及びリヤディファレンシャル装置99等を介して後輪
に伝動される。
をセカンダリ軸32に出力し、セカンダリ軸32からの
出力をトランスファユニット100に入力し、トランス
ファユニット100によってフロントディファレンシャ
ル装置40を介して前輪に伝動する一方、プロペラ軸9
8及びリヤディファレンシャル装置99等を介して後輪
に伝動される。
【0089】次に、図12によってトランスファユニッ
ト100について説明する。
ト100について説明する。
【0090】このトランスファユニット100は、エン
ジン10のクランク軸11、入力軸21、プライマリ軸
31等に対して下方に平行配置される第1ドライブ軸で
あるフロントドライブ軸101、第2ドライブ軸となる
リヤドライブ軸102を有している。
ジン10のクランク軸11、入力軸21、プライマリ軸
31等に対して下方に平行配置される第1ドライブ軸で
あるフロントドライブ軸101、第2ドライブ軸となる
リヤドライブ軸102を有している。
【0091】エンジン10のクランク軸11、入力軸2
1、プライマリ軸31が略車体幅中心線上において車体
前後方向に同軸上に位置し、セカンダリ軸32がプライ
マリ軸31に対して略同一高さで側方に平行配置されて
プライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とが略同
一高さで配置される。
1、プライマリ軸31が略車体幅中心線上において車体
前後方向に同軸上に位置し、セカンダリ軸32がプライ
マリ軸31に対して略同一高さで側方に平行配置されて
プライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とが略同
一高さで配置される。
【0092】そして上記のフロントドライブ軸101が
平面視プライマリ軸31とセカンダリ軸32との間で、
かつ下方に配置されて上記クラウンギヤ43に噛合する
ことにより無段変速機30との接合性を良好にして全体
の上下方向の寸法を抑えてコンパクト化を図っている。
平面視プライマリ軸31とセカンダリ軸32との間で、
かつ下方に配置されて上記クラウンギヤ43に噛合する
ことにより無段変速機30との接合性を良好にして全体
の上下方向の寸法を抑えてコンパクト化を図っている。
【0093】フロントドライブ軸101は、先端にフロ
ントディファレンシャル装置40のクラウンギヤ43に
噛み合うピニオン部101aが形成されると共に、先端
部はローラベアリングを介在して軸承板3に軸支され、
後端部はエクステンションケース5にボルト結合される
軸保持部材45に回転自在に支持されるリヤドライブ軸
102にニードルベアリングを介して回転自在に軸支さ
れている。
ントディファレンシャル装置40のクラウンギヤ43に
噛み合うピニオン部101aが形成されると共に、先端
部はローラベアリングを介在して軸承板3に軸支され、
後端部はエクステンションケース5にボルト結合される
軸保持部材45に回転自在に支持されるリヤドライブ軸
102にニードルベアリングを介して回転自在に軸支さ
れている。
【0094】また、フロントドライブ軸101の軸方向
後端部外周には第3摩擦係合要素となる第3多板クラッ
チ130のクラッチハブ132を支持するディスク12
7が嵌合するスプライン101bが形成されている。
後端部外周には第3摩擦係合要素となる第3多板クラッ
チ130のクラッチハブ132を支持するディスク12
7が嵌合するスプライン101bが形成されている。
【0095】フロントドライブ軸101には回転自在に
ハブ103が嵌合している。ハブ103はフロントドラ
イブ軸101に嵌合する円筒部103aと、円筒部10
3aの基端に形成されるフランジ部103bを有し、円
筒部103aのフランジ部103bの近傍外周にはダブ
ルピニオン式プラネタリギヤ55のサンギヤ56が一体
に形成され、後端には第4摩擦係合要素となる第4多板
クラッチ140のクラッチドラム141が嵌合するスプ
ライン103dが形成され、フランジ部103bには第
2摩擦係合要素となる第2多板クラッチ120のクラッ
チハブ121が形成されている。
ハブ103が嵌合している。ハブ103はフロントドラ
イブ軸101に嵌合する円筒部103aと、円筒部10
3aの基端に形成されるフランジ部103bを有し、円
筒部103aのフランジ部103bの近傍外周にはダブ
ルピニオン式プラネタリギヤ55のサンギヤ56が一体
に形成され、後端には第4摩擦係合要素となる第4多板
クラッチ140のクラッチドラム141が嵌合するスプ
ライン103dが形成され、フランジ部103bには第
2摩擦係合要素となる第2多板クラッチ120のクラッ
チハブ121が形成されている。
【0096】ダブルピニオン式プラネタリギヤ55は、
ハブ103に一体形成されたサンギヤ56と、リングギ
ヤ57と、サンギヤ56及びリングギヤ57に各々が噛
み合いかつ互いに噛み合う第1及び第2のピニオン5
8、59と、第1及び第2のピニオン58、59をニー
ドルベアリングを介して回転自在に支持するキャリヤ6
0によって構成されている。
ハブ103に一体形成されたサンギヤ56と、リングギ
ヤ57と、サンギヤ56及びリングギヤ57に各々が噛
み合いかつ互いに噛み合う第1及び第2のピニオン5
8、59と、第1及び第2のピニオン58、59をニー
ドルベアリングを介して回転自在に支持するキャリヤ6
0によって構成されている。
【0097】そしてリングギヤ57に入力する動力をサ
ンギヤ56とリングギヤ57との歯車諸元によるトルク
配分でサンギヤ56とキャリヤ60に伝達し、リングギ
ヤ57をケース4に係止固定することによりサンギヤ5
6に入力する動力によってキャリヤ60をサンギヤ56
に対して逆方向に回転せしめる機能を有する。
ンギヤ56とリングギヤ57との歯車諸元によるトルク
配分でサンギヤ56とキャリヤ60に伝達し、リングギ
ヤ57をケース4に係止固定することによりサンギヤ5
6に入力する動力によってキャリヤ60をサンギヤ56
に対して逆方向に回転せしめる機能を有する。
【0098】固定軸104は、フロントドライブ軸10
1を囲む略円筒状であって、基端をボルトによって軸承
板3に固定することで取り付けられ、固定軸104には
ドライブスプロケット39とサイレントチエーン45に
よって動力伝達可能に連結されるドリブンスプロケット
46がニードルベアリングを介して回転自在に設けら
れ、ドリブンスプロケット46と上記ダブルピニオン式
プラネタリギヤ55との間に選択的にドリブンスプロケ
ット46からの出力をリングギヤ57或いはハブ103
を介してサンギヤ56に入力する第1多板クラッチ11
0及び第2多板クラッチ120とを有する入力切換手段
109が設けられている。
1を囲む略円筒状であって、基端をボルトによって軸承
板3に固定することで取り付けられ、固定軸104には
ドライブスプロケット39とサイレントチエーン45に
よって動力伝達可能に連結されるドリブンスプロケット
46がニードルベアリングを介して回転自在に設けら
れ、ドリブンスプロケット46と上記ダブルピニオン式
プラネタリギヤ55との間に選択的にドリブンスプロケ
ット46からの出力をリングギヤ57或いはハブ103
を介してサンギヤ56に入力する第1多板クラッチ11
0及び第2多板クラッチ120とを有する入力切換手段
109が設けられている。
【0099】第1多板クラッチ110は、固定軸104
にブッシュを介して回転自在に軸支されたクラッチドラ
ム111がドリブンスプロケット46に結合し、クラッ
チハブ112がダブルピニオン式プラネタリギヤ55の
リングギヤ57に結合して第1多板クラッチ110はド
リブンスプロケット46とリングギヤ57との間に介設
され、油圧室113の油圧でピストン114を介してク
ラッチドラム111とクラッチハブ112との間に配設
されたドライブプレートとドリブンプレートとの圧接を
図ることにより動力伝達するように構成されている。
にブッシュを介して回転自在に軸支されたクラッチドラ
ム111がドリブンスプロケット46に結合し、クラッ
チハブ112がダブルピニオン式プラネタリギヤ55の
リングギヤ57に結合して第1多板クラッチ110はド
リブンスプロケット46とリングギヤ57との間に介設
され、油圧室113の油圧でピストン114を介してク
ラッチドラム111とクラッチハブ112との間に配設
されたドライブプレートとドリブンプレートとの圧接を
図ることにより動力伝達するように構成されている。
【0100】第2多板クラッチ120は、クラッチドラ
ム111を第1多板クラッチ110と共用し、クラッチ
ハブ121が上記ハブ103と一体に形成され、第2多
板クラッチ120はドリブンスプロケット46とハブ1
03を介してサンギヤ56との間に介設され、油圧室1
23の油圧でピストン124を介してクラッチドラム1
11とクラッチハブ121との間に配設されたドライブ
プレートとドリブンプレートとの圧接を図ることにより
動力伝達するように構成されている。
ム111を第1多板クラッチ110と共用し、クラッチ
ハブ121が上記ハブ103と一体に形成され、第2多
板クラッチ120はドリブンスプロケット46とハブ1
03を介してサンギヤ56との間に介設され、油圧室1
23の油圧でピストン124を介してクラッチドラム1
11とクラッチハブ121との間に配設されたドライブ
プレートとドリブンプレートとの圧接を図ることにより
動力伝達するように構成されている。
【0101】ダブルピニオン式プラネタリギヤ55に対
して入力切換手段109と反対側には筒状の連結部材1
25がボールベアリングを介して回転自在にトランスミ
ッションケース6のケース4に支持され、かつブッシュ
を介してハブ103に回転自在に軸支されている。ダブ
ルピニオン式プラネタリギヤ55のキャリヤ60と連結
部材125とは動力伝達可能にスプライン嵌合されてい
る。
して入力切換手段109と反対側には筒状の連結部材1
25がボールベアリングを介して回転自在にトランスミ
ッションケース6のケース4に支持され、かつブッシュ
を介してハブ103に回転自在に軸支されている。ダブ
ルピニオン式プラネタリギヤ55のキャリヤ60と連結
部材125とは動力伝達可能にスプライン嵌合されてい
る。
【0102】第3多板クラッチ130は、クラッチドラ
ム131がドラム部材131aを介して連結部材125
に結合してフロントドライブ軸101と同軸上で回転自
在にエクステンションケース5に設けられた軸保持部材
45に支持されると共にリヤドライブ軸102に結合さ
れている。
ム131がドラム部材131aを介して連結部材125
に結合してフロントドライブ軸101と同軸上で回転自
在にエクステンションケース5に設けられた軸保持部材
45に支持されると共にリヤドライブ軸102に結合さ
れている。
【0103】一方、クラッチハブ132がディスク12
7を介してフロントドライブ軸101のスプライン10
1bに嵌合して第3多板クラッチ130はフロントドラ
イブ軸101と連結部材125との間にバイパスして介
設される。そして油圧室133の油圧でピストン134
を介してクラッチドラム131とクラッチハブ131と
の間に配設されたドライブプレートとドリブンプレート
との圧接を図ることにより動力伝達するように構成され
る。
7を介してフロントドライブ軸101のスプライン10
1bに嵌合して第3多板クラッチ130はフロントドラ
イブ軸101と連結部材125との間にバイパスして介
設される。そして油圧室133の油圧でピストン134
を介してクラッチドラム131とクラッチハブ131と
の間に配設されたドライブプレートとドリブンプレート
との圧接を図ることにより動力伝達するように構成され
る。
【0104】フロントドライブ軸101とハブ103の
後端部との間にはフロントドライブ軸101とハブ10
3とを選択的に動力伝達する第4の摩擦係合要素となる
第4多板クラッチ140が配設される。
後端部との間にはフロントドライブ軸101とハブ10
3とを選択的に動力伝達する第4の摩擦係合要素となる
第4多板クラッチ140が配設される。
【0105】第4多板クラッチ140は、クラッチドラ
ム141がハブ103に結合され、クラッチハブ142
がディスク127を介してフロントドライブ軸101に
スプライン嵌合してフロントドライブ軸101とハブ1
03との間に介設され、油圧室143の油圧でピストン
144を介してクラッチドラム141とクラッチハブ1
42との間に配設されたドライブプレートとドリブンプ
レートの圧接を図ることにより動力伝達するように構成
されている。
ム141がハブ103に結合され、クラッチハブ142
がディスク127を介してフロントドライブ軸101に
スプライン嵌合してフロントドライブ軸101とハブ1
03との間に介設され、油圧室143の油圧でピストン
144を介してクラッチドラム141とクラッチハブ1
42との間に配設されたドライブプレートとドリブンプ
レートの圧接を図ることにより動力伝達するように構成
されている。
【0106】トランスミッションケース6のケース4と
ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギヤ57
との間にはリングギヤ57を固定するための第5の摩擦
係合要素となる第5多板ブレーキ150が配設される。
ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギヤ57
との間にはリングギヤ57を固定するための第5の摩擦
係合要素となる第5多板ブレーキ150が配設される。
【0107】第5多板ブレーキ150は、油圧室151
の油圧でピストン152を介してケース4とリングギヤ
57に設けられたクラッチハブ112との間に配設され
たドライブプレートとドリブンプレートの圧接を図るこ
とによりリングギヤ57をケース4に係止固定するよう
構成されている。
の油圧でピストン152を介してケース4とリングギヤ
57に設けられたクラッチハブ112との間に配設され
たドライブプレートとドリブンプレートの圧接を図るこ
とによりリングギヤ57をケース4に係止固定するよう
構成されている。
【0108】トランスミッションケース6の下部に設け
られるオイルパン7内には、オイルポンプ8からの油圧
を車速センサ9a、スロットルセンサ9b、シフトスイ
ッチ9c、前輪回転数センサ9d、後輪回転数センサ9
e、蛇角センサ9f等からの信号に基づく油圧制御ユニ
ット9によって制御され、上記各多板クラッチ110、
120、130、140及び第5多板ブレーキ150の
各油圧室113、123、133、143、151及び
無段変速機30に選択的に切り換え供給するためのコン
トロールバルブ97が設けられている。
られるオイルパン7内には、オイルポンプ8からの油圧
を車速センサ9a、スロットルセンサ9b、シフトスイ
ッチ9c、前輪回転数センサ9d、後輪回転数センサ9
e、蛇角センサ9f等からの信号に基づく油圧制御ユニ
ット9によって制御され、上記各多板クラッチ110、
120、130、140及び第5多板ブレーキ150の
各油圧室113、123、133、143、151及び
無段変速機30に選択的に切り換え供給するためのコン
トロールバルブ97が設けられている。
【0109】次に、このように構成された4輪駆動車用
駆動装置の作動を図13及び図14に示す概略説明図及
び図15に示す各走行レンジにおける各多板クラッチ1
10、120、130、140及び第5多板ブレーキ1
50の連結状態を示す摩擦係合要素作動説明図に従って
説明する。この摩擦係合要素作動説明図において○印
は、対応する各多板クラッチ或いは第5多板ブレーキが
係合或いは作動していることを示し、(○)は必要に応
じて係合或いは作動していることを示している。
駆動装置の作動を図13及び図14に示す概略説明図及
び図15に示す各走行レンジにおける各多板クラッチ1
10、120、130、140及び第5多板ブレーキ1
50の連結状態を示す摩擦係合要素作動説明図に従って
説明する。この摩擦係合要素作動説明図において○印
は、対応する各多板クラッチ或いは第5多板ブレーキが
係合或いは作動していることを示し、(○)は必要に応
じて係合或いは作動していることを示している。
【0110】先ず、エンジン10の動力は、クランク軸
11からトルクコンバータ20を介して無段変速機30
のプライマリ軸31に入力する。そしてプライマリプー
リ33、駆動ベルト35及びセカンダリプーリ34によ
り無段階に変速してセカンダリ軸32に出力する。
11からトルクコンバータ20を介して無段変速機30
のプライマリ軸31に入力する。そしてプライマリプー
リ33、駆動ベルト35及びセカンダリプーリ34によ
り無段階に変速してセカンダリ軸32に出力する。
【0111】セカンダリ軸32からの変速出力は、ドラ
イブスプロケット39からサイレントチエーン45を介
してドリブンスプロケット46に伝達され、クラッチド
ラム111を介して第1多板クラッチ110及び第2多
板クラッチ120へ入力される。ここでニュートラル
(N)レンジ、パーキング(P)レンジでは第1及び第
2の多板クラッチ110、120は解放されて動力伝達
遮断状態となり、これ以降の動力伝達はしなくなる。
イブスプロケット39からサイレントチエーン45を介
してドリブンスプロケット46に伝達され、クラッチド
ラム111を介して第1多板クラッチ110及び第2多
板クラッチ120へ入力される。ここでニュートラル
(N)レンジ、パーキング(P)レンジでは第1及び第
2の多板クラッチ110、120は解放されて動力伝達
遮断状態となり、これ以降の動力伝達はしなくなる。
【0112】前進段となるドライブ(D)レンジでは、
第1多板クラッチ110及び第4多板クラッチ140が
係合し、図13に動力伝達状態を太線で示すようにな
る。即ち係合した第1多板クラッチ110によりドリブ
ンスプロケット46からダブルピニオン式プラネタリギ
ヤ55のリングギヤ57に動力伝達すると共に、第4多
板クラッチ140によりサンギヤ56とフロントドライ
ブ軸101がハブ103、第4多板クラッチ140、デ
ィスク127等を介して動力伝達可能に連結する。
第1多板クラッチ110及び第4多板クラッチ140が
係合し、図13に動力伝達状態を太線で示すようにな
る。即ち係合した第1多板クラッチ110によりドリブ
ンスプロケット46からダブルピニオン式プラネタリギ
ヤ55のリングギヤ57に動力伝達すると共に、第4多
板クラッチ140によりサンギヤ56とフロントドライ
ブ軸101がハブ103、第4多板クラッチ140、デ
ィスク127等を介して動力伝達可能に連結する。
【0113】従って、ダブルピニオン式プラネタリギヤ
55は、上記第1実施形態と同様に入力側のリングギヤ
57が第2ピニオン59に噛み合い、第2ピニオン59
に噛み合う第1ピニオン58がサンギヤ56に噛み合い
サンギヤ56及びキャリヤ60をリングギヤ57と同一
方向に回転させてサンギヤ56とキャリヤ60とに所定
の配分比でトルクを伝達しながら作動回転するように構
成される。
55は、上記第1実施形態と同様に入力側のリングギヤ
57が第2ピニオン59に噛み合い、第2ピニオン59
に噛み合う第1ピニオン58がサンギヤ56に噛み合い
サンギヤ56及びキャリヤ60をリングギヤ57と同一
方向に回転させてサンギヤ56とキャリヤ60とに所定
の配分比でトルクを伝達しながら作動回転するように構
成される。
【0114】そしてサンギヤ56が結合するハブ10
3、第4多板クラッチ140、フロントドライブ軸10
1にスプライン嵌合するディスク127等を介して結合
するフロントドライブ軸101及びキャリヤ60にスプ
ライン嵌合する連結部材125をリングギヤ57と同一
方向に回転せしめると共に、連結部材125に結合され
たドラム部材131a、第3多板クラッチ130のクラ
ッチドラム131を介してリヤドライブ軸102をリン
グギヤ57と同一方向に回転駆動する。
3、第4多板クラッチ140、フロントドライブ軸10
1にスプライン嵌合するディスク127等を介して結合
するフロントドライブ軸101及びキャリヤ60にスプ
ライン嵌合する連結部材125をリングギヤ57と同一
方向に回転せしめると共に、連結部材125に結合され
たドラム部材131a、第3多板クラッチ130のクラ
ッチドラム131を介してリヤドライブ軸102をリン
グギヤ57と同一方向に回転駆動する。
【0115】また、トルク伝達時に第1ピニオン58及
び第2ピニオン59の自転と公転とによりサンギヤ56
とキャリヤ60との回転差を吸収するいわゆるセンタデ
ィファレンシャル装置として機能する。
び第2ピニオン59の自転と公転とによりサンギヤ56
とキャリヤ60との回転差を吸収するいわゆるセンタデ
ィファレンシャル装置として機能する。
【0116】一方第3多板クラッチ130は油圧室13
3の油圧でピストン134を介してドライブプレートと
ドリブンプレートを圧接せしめてクラッチトルクTcを
生じるように構成され、油圧制御ユニット9によって制
御されるコントロールバルブ97からの油圧によってク
ラッチトルクTcを可変制御することにより、第3多板
クラッチ130によってフロントドライブ軸101から
第3多板クラッチ130、連結部材125を介してキャ
リヤ60、サンギヤ56、ハブ103、第4多板クラッ
チ140を介してフロントドライブ軸101に至るバイ
パス系が別個に構成される。
3の油圧でピストン134を介してドライブプレートと
ドリブンプレートを圧接せしめてクラッチトルクTcを
生じるように構成され、油圧制御ユニット9によって制
御されるコントロールバルブ97からの油圧によってク
ラッチトルクTcを可変制御することにより、第3多板
クラッチ130によってフロントドライブ軸101から
第3多板クラッチ130、連結部材125を介してキャ
リヤ60、サンギヤ56、ハブ103、第4多板クラッ
チ140を介してフロントドライブ軸101に至るバイ
パス系が別個に構成される。
【0117】このバイパス系では、後輪がスリップする
と、クラッチトルクTcに応じてフロントドライブ軸1
01には、連結部材125から第3多板クラッチ130
を介してフロントドライブ軸101にトルクがTcだけ
増加して伝達する一方、第3多板クラッチ130のクラ
ッチドラム131に結合されるリヤドライブ軸102に
はクラッチトルクTc分を減じたトルクが伝達され、こ
のクラッチトルクTcに応じて後輪トルクが減じてスリ
ップの発生がなくなり走破性も良好になる。
と、クラッチトルクTcに応じてフロントドライブ軸1
01には、連結部材125から第3多板クラッチ130
を介してフロントドライブ軸101にトルクがTcだけ
増加して伝達する一方、第3多板クラッチ130のクラ
ッチドラム131に結合されるリヤドライブ軸102に
はクラッチトルクTc分を減じたトルクが伝達され、こ
のクラッチトルクTcに応じて後輪トルクが減じてスリ
ップの発生がなくなり走破性も良好になる。
【0118】一方、前輪がスリップすると、クラッチト
ルクTcに応じてフロントドライブ軸101から第3多
板クラッチ130のクラッチドラム131を介してリヤ
ドライブ軸102にトルクが伝達し、このクラッチトル
クTcに応じて入力トルクTiが後輪側に流れて後輪ト
ルクが積極的に増大制御され、前輪トルクが減じてスリ
ップの発生がなくなり走破性も良好になる。
ルクTcに応じてフロントドライブ軸101から第3多
板クラッチ130のクラッチドラム131を介してリヤ
ドライブ軸102にトルクが伝達し、このクラッチトル
クTcに応じて入力トルクTiが後輪側に流れて後輪ト
ルクが積極的に増大制御され、前輪トルクが減じてスリ
ップの発生がなくなり走破性も良好になる。
【0119】後退段にとなるリバース(R)レンジで
は、第1多板クラッチ110及び第4多板クラッチ14
0が解放され、第2多板クラッチ120、第3多板クラ
ッチ130及び第5多板ブレーキ150が係合して図1
4に示す動力伝達状態を太線で示すようになる。
は、第1多板クラッチ110及び第4多板クラッチ14
0が解放され、第2多板クラッチ120、第3多板クラ
ッチ130及び第5多板ブレーキ150が係合して図1
4に示す動力伝達状態を太線で示すようになる。
【0120】すなわち第2多板クラッチ120を係合し
てドリブンスプロケット46からハブ103を介してダ
ブルピニオン式プラネタリギヤ55のサンギヤ56に動
力伝達すると共に、第5多板ブレーキ150によりリン
グギヤ57をケース4に係止固定する。そして第3多板
クラッチ130によって連結部材125から出力軸10
1に動力伝達可能にする。
てドリブンスプロケット46からハブ103を介してダ
ブルピニオン式プラネタリギヤ55のサンギヤ56に動
力伝達すると共に、第5多板ブレーキ150によりリン
グギヤ57をケース4に係止固定する。そして第3多板
クラッチ130によって連結部材125から出力軸10
1に動力伝達可能にする。
【0121】従って、ダブルピニオン式プラネタリギヤ
55は、入力側のサンギヤ56の回転により第1及び第
2のピニオン58、59は互いに逆方向に回転しつつリ
ングギヤ57に沿って回転してキャリヤ60をサンギヤ
56と逆方向に回転して連結部材125を入力側に対し
て逆方向に回転せしめ、第3多板クラッチ130を介し
てフロントドライブ軸101に動力伝達し、リヤドライ
ブ軸102をフロントドライブ軸101と同方向に回転
駆動する。
55は、入力側のサンギヤ56の回転により第1及び第
2のピニオン58、59は互いに逆方向に回転しつつリ
ングギヤ57に沿って回転してキャリヤ60をサンギヤ
56と逆方向に回転して連結部材125を入力側に対し
て逆方向に回転せしめ、第3多板クラッチ130を介し
てフロントドライブ軸101に動力伝達し、リヤドライ
ブ軸102をフロントドライブ軸101と同方向に回転
駆動する。
【0122】従ってドリブンスプロケット46からの入
力は、ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギ
ヤ57を第5多板ブレーキ150によってケース4に係
止することによりドライブ(D)レンジ状態と逆方向に
フロントドライブ軸101及びリヤドライブ軸102に
出力され、このダブルピニオン式プラネタリギヤ55は
前後進切換機能を有する。
力は、ダブルピニオン式プラネタリギヤ55のリングギ
ヤ57を第5多板ブレーキ150によってケース4に係
止することによりドライブ(D)レンジ状態と逆方向に
フロントドライブ軸101及びリヤドライブ軸102に
出力され、このダブルピニオン式プラネタリギヤ55は
前後進切換機能を有する。
【0123】一方、サンギヤ56に入力するトルクTi
はクラッチトルクTcに応じてフロントドライブ軸10
1に伝達し、後輪には前輪に伝達したクラッチトルクT
c分を減じたトルクが入力される。
はクラッチトルクTcに応じてフロントドライブ軸10
1に伝達し、後輪には前輪に伝達したクラッチトルクT
c分を減じたトルクが入力される。
【0124】従って後輪スリップ発生時にクラッチトル
クTcを増大することにより前輪トルクを積極的に増大
制御し、後輪トルクを減じてスリップを生じなくして走
破性を良好にし、かつ前輪スリップ時にはクラッチトル
クTcを後輪側に流し、後輪トルクを積極的に増大制御
して前輪トルクを減じてスリップを生じなくして走破性
を良好にする。
クTcを増大することにより前輪トルクを積極的に増大
制御し、後輪トルクを減じてスリップを生じなくして走
破性を良好にし、かつ前輪スリップ時にはクラッチトル
クTcを後輪側に流し、後輪トルクを積極的に増大制御
して前輪トルクを減じてスリップを生じなくして走破性
を良好にする。
【0125】従って、以上説明した本実施形態では、フ
ロントドライブ軸101と同軸上に配置された各多板ク
ラッチ110、120、130、140及び第5多板ブ
レーキ150を選択的に制御することにより、ダブルピ
ニオン式プラネタリギヤ55はドライブ(D)レンジ及
びリバース(R)レンジにおいて前後輪へ適切なトルク
配分及び作動制限を可能にするセンターディファレンシ
ャル装置として機能すると共に、ドライブ(D)レン
ジ、リバース(R)レンジへの切換時の前後進切換装置
として機能する。
ロントドライブ軸101と同軸上に配置された各多板ク
ラッチ110、120、130、140及び第5多板ブ
レーキ150を選択的に制御することにより、ダブルピ
ニオン式プラネタリギヤ55はドライブ(D)レンジ及
びリバース(R)レンジにおいて前後輪へ適切なトルク
配分及び作動制限を可能にするセンターディファレンシ
ャル装置として機能すると共に、ドライブ(D)レン
ジ、リバース(R)レンジへの切換時の前後進切換装置
として機能する。
【0126】よって、第1実施形態と同様に、単一のダ
ブルピニオン式プラネタリギヤによって両機能が達成さ
れ、高性能を維持しつつ駆動装置の構成及び制御の簡素
化及び軽量化が可能になり、コンパクト化が得られリヤ
ドライブ軸102に延設されるプロペラ軸98が比較的
低位置に配置されることから車室下部に形成されるトン
ネルの車室内張り出しの削減されることと相俟って車室
内の居住区間が容易に確保されて良好な居住性がもたさ
れると共に、特にフロントドライブ軸101、リヤドラ
イブ軸102、ダブルピニオン式プラネタリギヤ55及
び各多板クラッチ110、120、130、140及び
第5多板ブレーキ150が同軸上に配置され、手動変速
機とトランスミッションケース6の外周寸法を略同一に
形成可能でかつ、従来一般に使用される手動変速機、有
段自動変速機と略同一のレイアウトが可能になり、手動
変速機及び有段自動変速機等搭載車との車載互換性に優
れる。
ブルピニオン式プラネタリギヤによって両機能が達成さ
れ、高性能を維持しつつ駆動装置の構成及び制御の簡素
化及び軽量化が可能になり、コンパクト化が得られリヤ
ドライブ軸102に延設されるプロペラ軸98が比較的
低位置に配置されることから車室下部に形成されるトン
ネルの車室内張り出しの削減されることと相俟って車室
内の居住区間が容易に確保されて良好な居住性がもたさ
れると共に、特にフロントドライブ軸101、リヤドラ
イブ軸102、ダブルピニオン式プラネタリギヤ55及
び各多板クラッチ110、120、130、140及び
第5多板ブレーキ150が同軸上に配置され、手動変速
機とトランスミッションケース6の外周寸法を略同一に
形成可能でかつ、従来一般に使用される手動変速機、有
段自動変速機と略同一のレイアウトが可能になり、手動
変速機及び有段自動変速機等搭載車との車載互換性に優
れる。
【0127】上記各実施形態では、トルクコンバータ2
0を用いたが、トルクコンバータ20に代えて発進クラ
ッチとして電磁クラッチや湿式クラッチを用いることも
可能であり、また無段変速機30のセカンダリ軸32に
設けられたサイレントドライブ軸39とトランスファユ
ニット50或いは100のドライブスプロケット46と
の間をサイレントチエーン45によって動力伝達した
が、サイレントチエーン49によらずアイドルギヤ等を
介在して動力伝達することも可能であり、本発明は上記
実施の形態に限定されることなく本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能である。
0を用いたが、トルクコンバータ20に代えて発進クラ
ッチとして電磁クラッチや湿式クラッチを用いることも
可能であり、また無段変速機30のセカンダリ軸32に
設けられたサイレントドライブ軸39とトランスファユ
ニット50或いは100のドライブスプロケット46と
の間をサイレントチエーン45によって動力伝達した
が、サイレントチエーン49によらずアイドルギヤ等を
介在して動力伝達することも可能であり、本発明は上記
実施の形態に限定されることなく本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能である。
【0128】
【発明の効果】以上説明した4輪駆動車用駆動装置によ
ると、縦置きエンジンからの入力をダブルピニオン式プ
ラネタリギヤにより選択的に動力配分及び前後進切り換
えして第1及び第2のドライブ軸に動力伝達することか
ら、単一のダブルピニオン式プラネタリギヤによってセ
ンタディファレンシャル装置及び前後進切換装置として
両機能が達成され、高性能を維持しつつ構成及び簡素化
が得られ軽量化、コンパクト化が得られ、かつトンネル
内への突出量の削減によるトンネル断面積の削減が可能
で車室内の居住空間が確保されて居住性の向上がもたら
されると共に車両設計に自由度が得られ、更に衝突時の
クラッシュストローク及び組立、整備等の作業空間が確
保できる。
ると、縦置きエンジンからの入力をダブルピニオン式プ
ラネタリギヤにより選択的に動力配分及び前後進切り換
えして第1及び第2のドライブ軸に動力伝達することか
ら、単一のダブルピニオン式プラネタリギヤによってセ
ンタディファレンシャル装置及び前後進切換装置として
両機能が達成され、高性能を維持しつつ構成及び簡素化
が得られ軽量化、コンパクト化が得られ、かつトンネル
内への突出量の削減によるトンネル断面積の削減が可能
で車室内の居住空間が確保されて居住性の向上がもたら
されると共に車両設計に自由度が得られ、更に衝突時の
クラッシュストローク及び組立、整備等の作業空間が確
保できる。
【0129】また、縦置きエンジンのクランク軸に対し
て下方に一方のディファレンシャル装置に動力伝達する
第1ドライブ軸を平行配置し、他方のディファレンシャ
ル装置に動力伝達する第2ドライブ軸を第1ドライブ軸
と同軸上に配置すると共に、ダブルピニオン式プラネタ
リギヤを第1ドライブ軸と同軸上に配置することによっ
て、従来一般に使用される駆動装置と略同一の駆動系の
レイアウトが可能になり、他種類の駆動装置が搭載され
る車体構造への車載互換性に優れ、搭載のための支持部
材や排気系の共用化が可能になる等自動車の製造及び利
用分野に貢献すること大なるものである。
て下方に一方のディファレンシャル装置に動力伝達する
第1ドライブ軸を平行配置し、他方のディファレンシャ
ル装置に動力伝達する第2ドライブ軸を第1ドライブ軸
と同軸上に配置すると共に、ダブルピニオン式プラネタ
リギヤを第1ドライブ軸と同軸上に配置することによっ
て、従来一般に使用される駆動装置と略同一の駆動系の
レイアウトが可能になり、他種類の駆動装置が搭載され
る車体構造への車載互換性に優れ、搭載のための支持部
材や排気系の共用化が可能になる等自動車の製造及び利
用分野に貢献すること大なるものである。
【図1】本発明による4輪駆動車用駆動装置の第1実施
形態の概要を説明する駆動系を示す図である。
形態の概要を説明する駆動系を示す図である。
【図2】同じく、4輪駆動車用駆動装置を説明する要部
断面図である。
断面図である。
【図3】同じく、図2の要部拡大断面図である。
【図4】同じく、図2における矢視A方向から見た要部
配置説明図である。
配置説明図である。
【図5】同じく、作用を示す概略説明図である。
【図6】同じく、作用を示す概略説明図である。
【図7】同じく、作用を示す概略説明図である。
【図8】同じく、作用を示す概略説明図である。
【図9】同じく、作用を示す概略説明図である。
【図10】同じく、作動を示す摩擦係合要素作動説明図
である。
である。
【図11】本発明による4輪駆動車用駆動装置の第2実
施形態の概要を説明する駆動系を示す図である。
施形態の概要を説明する駆動系を示す図である。
【図12】同じく、4輪駆動車用駆動装置を説明する要
部断面図である。
部断面図である。
【図13】同じく、作用を示す概略説明図である。
【図14】同じく、作用を示す概略説明図である。
【図15】同じく、作動を示す摩擦係合要素作動説明図
である。
である。
10 エンジン 11 クランク軸 20 トルクコンバータ 30 ベルト式無段変速機 31 プライマリ軸 32 セカンダリ軸 33 プライマリプーリ 34 セカンダリプーリ 35 駆動ベルト 40 フロントディファレンシャル装置 50 トランスファユニット 51 フロントドライブ軸 52 リヤドライブ軸 55 ダブルピニオン式プラネタリギヤ 56 サンギヤ 57 リングギヤ 60 キャリヤ 65 第1多板クラッチ(第1摩擦係合要素) 70 第2多板クラッチ(第2摩擦係合要素) 75 第3多板クラッチ(第3摩擦係合要素) 80 第4多板クラッチ(第4摩擦係合要素) 85 第5多板ブレーキ(第5摩擦係合要素) 98 プロペラ軸 99 リヤディファレンシャル装置 100 トランスファユニット 101 フロントドライブ軸 103 リヤドライブ軸 110 第1多板クラッチ(第1摩擦係合要素) 120 第2多板クラッチ(第2摩擦係合要素) 130 第3多板クラッチ(第3摩擦係合要素) 140 第4多板クラッチ(第4摩擦係合要素) 150 第5多板ブレーキ(第5摩擦係合要素)
Claims (17)
- 【請求項1】縦置きに配置されたエンジンと、 該エンジンからの出力が入力される変速機と、 上記エンジンのクランク軸に対して下方に平行配置され
て一方のディファレンシャル装置に動力伝達する第1ド
ライブ軸と、 該第1ドライブ軸に対して同軸上に配置されて他方のデ
ィファレンシャル装置に動力伝達する第2ドライブ軸
と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、上記変速機か
らの入力を所定の比率で動力配分及び前後進切換えして
上記第1及び第2のドライブ軸に動力伝達するダブルピ
ニオン式プラネタリギヤと、 を有することを特徴とする4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項2】上記ダブルピニオン式プラネタリギヤが、
上記第1ドライブ軸と同軸上に配置された複数の摩擦係
合要素の制御によって上記変速機からの入力を所定の比
率で動力配分及び前後進切換えして上記第1及び第2の
ドライブ軸に動力伝達することを特徴とする請求項1に
記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項3】縦置きに配置されたエンジンと、 該エンジンからの出力が入力される変速機と、 上記エンジンのクランク軸に対して下方に平行配置され
て一方のディファレンシャル装置に動力伝達する第1ド
ライブ軸と、 該第1ドライブ軸に対して同軸上に配置されて他方のデ
ィファレンシャル装置に動力伝達する第2ドライブ軸
と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されたダブルピニオ
ン式プラネタリギヤと、 該ダブルピニオン式プラネタリギヤのリングギヤ及びキ
ャリヤに変速機からの出力を選択的に動力伝達する入力
切換手段と、 上記ダブルピニオン式プラネタリギヤのサンギヤからの
出力を第1ドライブ軸に動力伝達する手段と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されて上記ダブルピ
ニオン式プラネタリギヤのキャリヤからの出力を第2ド
ライブ軸に動力伝達する第3摩擦係合要素と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されて第1ドライブ
軸と第2ドライブ軸との間を動力伝達する第4摩擦係合
要素と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されて上記ダブルピ
ニオン式プラネタリギヤのリングギヤを回転係止する第
5摩擦係合要素とを有し、 上記入力切換手段及び上記各摩擦係合要素を作動せしめ
て上記変速機からの入力を上記ダブルピニオン式プラネ
タリギヤを介して所定に比率で動力配分及び前後進切換
えして上記第1及び第2ドライブ軸に動力伝達すること
を特徴とする4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項4】前進段は、上記入力手段が変速機からの出
力をリングギヤへ動力伝達状態であって、上記第5摩擦
係合要素が解放したリングギヤ回転許容状態でありダブ
ルピニオン式プラネタリギヤがキャリヤとサンギヤに所
定の比率で動力配分するセンタディファレンシャル装置
として機能し、第3摩擦係合要素が動力伝達状態であ
り、かつ第4摩擦係合要素を動力伝達状態にしてキャリ
ヤとサンギヤとの間の差動制限を行うことを特徴とする
請求項3に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項5】前進段において、第4摩擦係合要素が走行
状態に基づいて伝達トルクを可変制御して動力伝達する
ことを特徴とする請求項4に記載の4輪駆動車用駆動装
置。 - 【請求項6】後退段は、上記入力切換手段が変速機から
の出力をキャリヤへ動力伝達状態であって、上記第5摩
擦係合要素が締結してリングギヤ回転係止状態でありダ
ブルピニオン式プラネタリギヤが変速動力をサンギヤに
出力し、第4摩擦係合要素が動力伝達状態で第3摩擦係
合要素が解放状態であることを特徴とする請求項3〜5
に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項7】後退段において、第4摩擦係合要素が走行
状態に基づいて伝達トルクを可変制御することを特徴と
する請求項6に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項8】入力切換手段が、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、前進段におい
て係合して変速機からの出力をリングギヤへ動力伝達す
る第1摩擦係合要素と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、後退段におい
て係合して変速機からの出力をキャリヤへ動力伝達する
第2摩擦係合要素とを有することを特徴とする請求項3
〜7に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項9】縦置きに配置したエンジンと、 該エンジンからの出力が入力される変速機と、 上記エンジンのクランク軸の下方に平行配置されて一方
のディファレンシャル装置に動力伝達する第1ドライブ
軸と、 該第1ドライブ軸に対して同軸上に配置されて他方のデ
ィファレンシャル装置に動力伝達する第2ドライブ軸
と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、上記変速機か
らリングギヤ或いはサンギヤへの入力を所定の比率で動
力配分及び前後進切換えして上記第1及び第2のドライ
ブ軸に動力伝達するダブルピニオン式プラネタリギヤ
と、 を有することを特徴とする4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項10】上記ダブルピニオン式プラネタリギヤ
が、上記第1ドライブ軸と同軸上に配置された複数の摩
擦係合要素の制御によって上記変速機からリングギヤ或
いはサンギヤへの入力を所定の比率で動力配分及び前後
進切換えして上記第1及び第2のドライブ軸に動力伝達
することを特徴とする請求項9に記載の4輪駆動車用駆
動装置。 - 【請求項11】縦置きに配置したエンジンと、 該エンジンからの出力が入力される変速機と、 上記エンジンのクランク軸の下方に平行配置されて一方
のディファレンシャル装置に動力伝達する第1ドライブ
軸と、 該第1ドライブ軸に対して同軸上に配置されて他方のデ
ィファレンシャル装置に動力伝達する第2ドライブ軸
と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されたダブルピニオ
ン式プラネタリギヤと、 該ダブルピニオン式プラネタリギヤのリングギヤ及びサ
ンギヤに変速機からの出力を動力伝達する入力切換手段
と、 上記ダブルピニオン式プラネタリギヤのキャリヤからの
出力を第2ドライブ軸に動力伝達する手段と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されて第1ドライブ
軸と第2ドライブ軸との間を動力伝達する第3摩擦係合
要素と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されて上記ダブルピ
ニオン式プラネタリギヤのサンギヤからの出力を第1ド
ライブ軸に動力伝達する第4摩擦係合要素と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置されて上記ダブルピ
ニオン式プラネタリギヤのリングギヤを回転係止する第
5摩擦係合要素とを有し、 上記入力切換手段及び上記各摩擦係合要素を作動せしめ
て上記変速機からの入力を上記ダブルピニオン式プラネ
タリギヤを介して所定に比率で動力配分及び前後進切換
えして上記第1及び第2ドライブ軸に動力伝達すること
を特徴とする4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項12】前進段は、上記入力手段が変速機からの
出力をリングギヤへ動力伝達状態であって、上記第5摩
擦係合要素が解放したリングギヤ回転許容状態でありダ
ブルピニオン式プラネタリギヤがキャリヤとサンギヤに
所定の比率で動力配分するセンタディファレンシャル装
置として機能し、第4摩擦係合要素が動力伝達状態であ
り、かつ第3摩擦係合要素を動力伝達状態にしてキャリ
ヤとサンギヤとの間の差動制限を行うことを特徴とする
請求項11に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項13】前進段において、第3摩擦係合要素が走
行状態に基づいて伝達トルクを可変制御して動力伝達す
ることを特徴とする請求項12に記載の4輪駆動車用駆
動装置。 - 【請求項14】後退段は、上記入力切換手段が変速機か
らの出力をサンギヤへ動力伝達状態であって、上記第5
摩擦係合要素が締結してリングギヤ回転係止状態であり
ダブルピニオン式プラネタリギヤが変速動力をキャリヤ
に出力し、第3摩擦係合要素が動力伝達状態で第4摩擦
係合要素が解放状態であることを特徴とする請求項11
〜13に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項15】後退段において、第3摩擦係合要素が走
行状態に基づいて伝達トルクを可変制御することを特徴
とする請求項14に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項16】入力切換手段が、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、前進段におい
て係合して変速機からの出力をリングギヤへ動力伝達す
る第1摩擦係合要素と、 上記第1ドライブ軸と同軸上に配置され、後退段におい
て係合して変速機からの出力をサンギヤへ動力伝達する
第2摩擦係合要素とを有することを特徴とする請求項1
1〜15に記載の4輪駆動車用駆動装置。 - 【請求項17】上記変速機が、 上記エンジンのクランク軸と同軸上に配置されたプライ
マリ軸と、 該プライマリ軸と平行配置されたセカンダリ軸と、 上記プライマリ軸及びセカンダリ軸に各々設けられたプ
ライマリプーリ及びセカンダリプーリと、 該プライマリプーリとセカンダリプーリとの間に巻き掛
けられた駆動ベルトとを有し、 上記駆動ベルトのプライマリプーリとセカンダリプーリ
とに対する巻付径の比率を換えて無段階に変速するベル
ト式無段変速機であることを特徴とする請求項1〜16
に記載の4輪駆動車用駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11739798A JPH11310046A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 4輪駆動車用駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11739798A JPH11310046A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 4輪駆動車用駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11310046A true JPH11310046A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14710648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11739798A Withdrawn JPH11310046A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 4輪駆動車用駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11310046A (ja) |
-
1998
- 1998-04-27 JP JP11739798A patent/JPH11310046A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051219 |