JPH11310743A - 油性ボールペン用インキ - Google Patents
油性ボールペン用インキInfo
- Publication number
- JPH11310743A JPH11310743A JP13457298A JP13457298A JPH11310743A JP H11310743 A JPH11310743 A JP H11310743A JP 13457298 A JP13457298 A JP 13457298A JP 13457298 A JP13457298 A JP 13457298A JP H11310743 A JPH11310743 A JP H11310743A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- ink
- fatty acid
- ballpoint pen
- acid amide
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】着色剤、溶剤、脂肪酸アマイドワックスを含有
してなる油性ボールペン用インキにおいて、インキを透
明又は半透明のボールペンレフィールのインキ収容部又
はボールペンの軸筒内に収容しても、インキの残量が確
実に読みとれるように、前記インキ収容部又は軸筒の内
壁面に前記インキが付着しにくいようにする。 【解決手段】着色剤、溶剤及び脂肪酸アマイドワックス
を含有してなる油性ボールペン用インキにおいて、脂肪
酸アマイドワックスと相溶しないオイルをインキ全量に
対し0.5〜10重量%添加する。
してなる油性ボールペン用インキにおいて、インキを透
明又は半透明のボールペンレフィールのインキ収容部又
はボールペンの軸筒内に収容しても、インキの残量が確
実に読みとれるように、前記インキ収容部又は軸筒の内
壁面に前記インキが付着しにくいようにする。 【解決手段】着色剤、溶剤及び脂肪酸アマイドワックス
を含有してなる油性ボールペン用インキにおいて、脂肪
酸アマイドワックスと相溶しないオイルをインキ全量に
対し0.5〜10重量%添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明又は半透明の
ボールペンレフィールのインキ収容部又はボールペンの
軸筒内に収容した際に、筆記によるインキの消費状態の
外部からの透視性であるビジブル性を向上させた、着色
剤、溶剤及び脂肪酸アマイドワックスを含有してなる油
性ボールペン用インキに関する。
ボールペンレフィールのインキ収容部又はボールペンの
軸筒内に収容した際に、筆記によるインキの消費状態の
外部からの透視性であるビジブル性を向上させた、着色
剤、溶剤及び脂肪酸アマイドワックスを含有してなる油
性ボールペン用インキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筆跡濃度が濃く、書き味もよく、
インキ漏れや筆跡のカスレを極力抑制しうる、着色剤、
溶剤及び脂肪酸アマイドワックスを含有してなるインキ
については、特開平7−196972号「ボールペン用
油性インキ組成物」の公報、又は特開平7−26826
8号「油性ボールペン用インキ組成物」の公報等により
開示されて知られている。
インキ漏れや筆跡のカスレを極力抑制しうる、着色剤、
溶剤及び脂肪酸アマイドワックスを含有してなるインキ
については、特開平7−196972号「ボールペン用
油性インキ組成物」の公報、又は特開平7−26826
8号「油性ボールペン用インキ組成物」の公報等により
開示されて知られている。
【0003】ところで、着色剤、溶剤及び脂肪酸アマイ
ドワックスを含有した油性ボールペン用インキは、透明
又は半透明にしたボールペンレフィールのインキ収容部
又はボールペンの軸筒内に収容して筆記してみると、イ
ンキ収容部や軸筒の内壁面に前記インキが付着し、筆記
によるインキの消費状態の外部からの透視性であるビジ
ブル性(以下、単に「ビジブル性」と言う。)が損なわ
れることが判っている。
ドワックスを含有した油性ボールペン用インキは、透明
又は半透明にしたボールペンレフィールのインキ収容部
又はボールペンの軸筒内に収容して筆記してみると、イ
ンキ収容部や軸筒の内壁面に前記インキが付着し、筆記
によるインキの消費状態の外部からの透視性であるビジ
ブル性(以下、単に「ビジブル性」と言う。)が損なわ
れることが判っている。
【0004】前記問題の解決手段として、前記ボールペ
ンレフィールのインキ収容部又はボールペンの軸筒の内
壁面に潤滑剤層を設ける手段は、従来より良く知られて
いる。しかし、前記解決手段では、ボールペンレフィー
ルのインキ収容部又はボールペンの軸筒の内壁面に潤滑
剤層を設ける工程が必要となり、低価格品の油性インキ
ボールペンに採用しようとした場合には原価率のアップ
につながり、低価格品に採用しにくいという問題があ
る。
ンレフィールのインキ収容部又はボールペンの軸筒の内
壁面に潤滑剤層を設ける手段は、従来より良く知られて
いる。しかし、前記解決手段では、ボールペンレフィー
ルのインキ収容部又はボールペンの軸筒の内壁面に潤滑
剤層を設ける工程が必要となり、低価格品の油性インキ
ボールペンに採用しようとした場合には原価率のアップ
につながり、低価格品に採用しにくいという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、着色
剤、溶剤、脂肪酸アマイドワックスを含有してなる油性
ボールペン用インキにおいて、該インキを透明又は半透
明のボールペンレフィールのインキ収容部又はボールペ
ンの軸筒内に収容しても、インキの残量が確実に読みと
れるように、前記インキ収容部又は軸筒の内壁面に前記
インキが付着しにくい油性ボールペン用インキを得るこ
とにある。
剤、溶剤、脂肪酸アマイドワックスを含有してなる油性
ボールペン用インキにおいて、該インキを透明又は半透
明のボールペンレフィールのインキ収容部又はボールペ
ンの軸筒内に収容しても、インキの残量が確実に読みと
れるように、前記インキ収容部又は軸筒の内壁面に前記
インキが付着しにくい油性ボールペン用インキを得るこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、着色剤、溶剤及び脂肪酸アマイドワックス
を含有してなる油性ボールペン用インキにおいて、脂肪
酸アマイドワックスと相溶しないオイルをインキ全量に
対し0.5〜10%添加するものである。
するために、着色剤、溶剤及び脂肪酸アマイドワックス
を含有してなる油性ボールペン用インキにおいて、脂肪
酸アマイドワックスと相溶しないオイルをインキ全量に
対し0.5〜10%添加するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】着色剤、溶剤、脂肪酸アマイドワ
ックスおよび樹脂等のその他の油性ボールペン用インキ
を構成する組成物に脂肪酸アマイドワックスと相溶しな
いオイルをインキ全量に対し0.5〜10%添加し、混
合後、加温攪拌し、例えば、着色剤として染料を用いた
場合には、染料、樹脂を溶解して油性ボールペン用イン
キを得る。
ックスおよび樹脂等のその他の油性ボールペン用インキ
を構成する組成物に脂肪酸アマイドワックスと相溶しな
いオイルをインキ全量に対し0.5〜10%添加し、混
合後、加温攪拌し、例えば、着色剤として染料を用いた
場合には、染料、樹脂を溶解して油性ボールペン用イン
キを得る。
【0008】着色剤としては、従来のボールペン用油性
インキ組成物で使用されている油溶性染料又は顔料を用
いることができる。染料と顔料を併用しても良い。配合
の割合は、インキ全量に対し5〜50重量%が好まし
い。
インキ組成物で使用されている油溶性染料又は顔料を用
いることができる。染料と顔料を併用しても良い。配合
の割合は、インキ全量に対し5〜50重量%が好まし
い。
【0009】溶剤としては、一般的なものを用いること
ができ、特に特定されるものではない。配合の割合は、
インキ全量に対し10〜90重量%が好ましい。
ができ、特に特定されるものではない。配合の割合は、
インキ全量に対し10〜90重量%が好ましい。
【0010】脂肪酸アマイドワックスとしては、脂肪酸
モノアマイド、脂肪酸ビスアマイド及びこれらの誘導体
を用いることができ、これらを併用しても良い。配合の
割合は、インキ全量に対し0.1〜5重量%が好まし
い。
モノアマイド、脂肪酸ビスアマイド及びこれらの誘導体
を用いることができ、これらを併用しても良い。配合の
割合は、インキ全量に対し0.1〜5重量%が好まし
い。
【0011】脂肪酸アマイドワックスと相溶しないオイ
ルとしては、側鎖が脂肪族炭化水素で変性されているシ
リコンオイルやフッ素変性シリコンオイルがある。前者
のシリコンオイルの具体例としては、東芝シリコン株式
会社製の商品名:XF3905、TSF483、XF4
0・A0153、XF40・A1987等があげられる
が、特に、インキ収容部又は軸筒のビジブル性から下記
の式で表せるアルキル変性シリコンオイルが好ましい。
アルキル変性シリコンオイルの具体例は、東芝シリコン
株式会社製の商品名:TSF4420、信越化学工業株
式会社製の商品名:KF413、KF968等がある。
後者のフッ素変性シリコンオイルの具体例としては、信
越化学工業株式会社製の商品名:FL100等があげら
れる。
ルとしては、側鎖が脂肪族炭化水素で変性されているシ
リコンオイルやフッ素変性シリコンオイルがある。前者
のシリコンオイルの具体例としては、東芝シリコン株式
会社製の商品名:XF3905、TSF483、XF4
0・A0153、XF40・A1987等があげられる
が、特に、インキ収容部又は軸筒のビジブル性から下記
の式で表せるアルキル変性シリコンオイルが好ましい。
アルキル変性シリコンオイルの具体例は、東芝シリコン
株式会社製の商品名:TSF4420、信越化学工業株
式会社製の商品名:KF413、KF968等がある。
後者のフッ素変性シリコンオイルの具体例としては、信
越化学工業株式会社製の商品名:FL100等があげら
れる。
【0012】
【式2】
【0013】(R1、R2、R3は、次式で示されるア
ルキル基で、R1=CxH2x+1、R2=CyH2y
+1、R3=CzH2z+1で、x、y、z、m、n≧
1の整数である。)
ルキル基で、R1=CxH2x+1、R2=CyH2y
+1、R3=CzH2z+1で、x、y、z、m、n≧
1の整数である。)
【0014】本発明は、着色剤、溶剤及び脂肪酸アマイ
ドワックスを含有してなる油性ボールペン用インキを、
ボールペンレフィールのインキ収容部又はボールペンの
軸筒内に収容しても、インキの残量が確実に読みとれる
ように、前記インキ収容部又は軸筒の内壁面に前記イン
キが付着しにくくするために、脂肪酸アマイドワックス
と相溶しないオイルを添加する。その理由は、オイルが
脂肪酸アマイドワックスと相溶しないため、長期保存に
おけるインキとオイルとの比重差による分離を、脂肪酸
アマイドワックスを添加することにより降伏値を有する
インキ物性になるのを防ぎ、均一な発汗作用が起こる。
そのためにオイルがインキ表面に析出し、そのために発
汗したオイルがインキとボールペンレフィールのインキ
収容部又はボールペンの軸筒の内壁面との間に存在する
ことになり、オイルが前記した潤滑剤層の役割を果た
し、ビジブル性が得られるからである。オイルが脂肪酸
アマイドワックスと相溶してしまうと前記発汗作用が得
られず、ボールペンレフィールのインキ収容部又はボー
ルペンの軸筒の内壁面との間に存在しない。
ドワックスを含有してなる油性ボールペン用インキを、
ボールペンレフィールのインキ収容部又はボールペンの
軸筒内に収容しても、インキの残量が確実に読みとれる
ように、前記インキ収容部又は軸筒の内壁面に前記イン
キが付着しにくくするために、脂肪酸アマイドワックス
と相溶しないオイルを添加する。その理由は、オイルが
脂肪酸アマイドワックスと相溶しないため、長期保存に
おけるインキとオイルとの比重差による分離を、脂肪酸
アマイドワックスを添加することにより降伏値を有する
インキ物性になるのを防ぎ、均一な発汗作用が起こる。
そのためにオイルがインキ表面に析出し、そのために発
汗したオイルがインキとボールペンレフィールのインキ
収容部又はボールペンの軸筒の内壁面との間に存在する
ことになり、オイルが前記した潤滑剤層の役割を果た
し、ビジブル性が得られるからである。オイルが脂肪酸
アマイドワックスと相溶してしまうと前記発汗作用が得
られず、ボールペンレフィールのインキ収容部又はボー
ルペンの軸筒の内壁面との間に存在しない。
【0015】脂肪酸アマイドワックスの配合の割合は、
インキ全量に対し0.1〜5重量%が好ましいが、その
理由は前記オイルを、10%以上添加すると、前記発汗
作用が強過ぎてしまい、インキをボールペンレフィール
のインキ収容部又はボールペンの軸筒内に収容しボール
ペンチップを上向き又は下向きにした場合、ボールペン
チップ内にオイルが留まってしまい、筆記不良等の不具
合が生じてしまうからである。また0.5%未満である
と、発汗作用がおきても、発汗したオイルの量が僅かす
ぎてインキとボールペンレフィールのインキ収容部又は
ボールペンの軸筒の一部の内壁面との間に存在するだけ
で、他の内壁面ではインキが付着してしまい、全体のビ
ジブル性は良くならないからである。
インキ全量に対し0.1〜5重量%が好ましいが、その
理由は前記オイルを、10%以上添加すると、前記発汗
作用が強過ぎてしまい、インキをボールペンレフィール
のインキ収容部又はボールペンの軸筒内に収容しボール
ペンチップを上向き又は下向きにした場合、ボールペン
チップ内にオイルが留まってしまい、筆記不良等の不具
合が生じてしまうからである。また0.5%未満である
と、発汗作用がおきても、発汗したオイルの量が僅かす
ぎてインキとボールペンレフィールのインキ収容部又は
ボールペンの軸筒の一部の内壁面との間に存在するだけ
で、他の内壁面ではインキが付着してしまい、全体のビ
ジブル性は良くならないからである。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を説明する。 実施例1 着色剤としての染料、溶剤、脂肪酸アマイドワックスお
よび樹脂と、脂肪酸アマイドワックスと相溶しないオイ
ルとしてアルキル変性シリコンオイルを、下記に示す割
合で混合した後、50℃に加温攪拌し、染料、樹脂を溶
解して黒色の油性ボールペン用インキを得た。 スピロンブラックGMH−スペシャル(染料、保土谷化学工業株式会社製) 15重量% バリファーストレッドV1701(染料、オリエント化学工業株式会社製) 15重量% ケトン樹脂(日立化成株式会社製、ハイラック111) 14重量% ポリビニルピロリドン樹脂(ISP株式会社製、PVP K−120) 0.5重量% エチレングリコールモノフェニルエーテル 31.1重量% ベンジルアルコール 20.6重量% オレイン酸 2.0重量% 脂肪酸アマイドワックス(共栄社化学株式会社製、フローノンSH−290) 1.0重量% アルキル変性シリコンオイル(信越化学工業株式会社製、KF968) 0.8重量%
よび樹脂と、脂肪酸アマイドワックスと相溶しないオイ
ルとしてアルキル変性シリコンオイルを、下記に示す割
合で混合した後、50℃に加温攪拌し、染料、樹脂を溶
解して黒色の油性ボールペン用インキを得た。 スピロンブラックGMH−スペシャル(染料、保土谷化学工業株式会社製) 15重量% バリファーストレッドV1701(染料、オリエント化学工業株式会社製) 15重量% ケトン樹脂(日立化成株式会社製、ハイラック111) 14重量% ポリビニルピロリドン樹脂(ISP株式会社製、PVP K−120) 0.5重量% エチレングリコールモノフェニルエーテル 31.1重量% ベンジルアルコール 20.6重量% オレイン酸 2.0重量% 脂肪酸アマイドワックス(共栄社化学株式会社製、フローノンSH−290) 1.0重量% アルキル変性シリコンオイル(信越化学工業株式会社製、KF968) 0.8重量%
【0017】実施例2〜4 インキの配合を表1に示す通りとした以外は、実施例1
と同様にして、黒色の油性ボールペン用インキを得た。 注)実施例2において、脂肪酸アマイドワックスと相
溶しないオイルとしてアルキル変性シリコンオイルであ
る東芝シリコン株式会社製の商品名:TSF4420を
用いた。 実施例3において、脂肪酸アマイドワックスと相溶し
ないオイルとしてフッ素変性シリコンオイルである信越
化学工業株式会社製の商品名:FL100を用いた。 実施例4において、着色剤として三菱化成工業株式会
社製の商品名:カーボンブラック MA−100の顔料
を用いた。
と同様にして、黒色の油性ボールペン用インキを得た。 注)実施例2において、脂肪酸アマイドワックスと相
溶しないオイルとしてアルキル変性シリコンオイルであ
る東芝シリコン株式会社製の商品名:TSF4420を
用いた。 実施例3において、脂肪酸アマイドワックスと相溶し
ないオイルとしてフッ素変性シリコンオイルである信越
化学工業株式会社製の商品名:FL100を用いた。 実施例4において、着色剤として三菱化成工業株式会
社製の商品名:カーボンブラック MA−100の顔料
を用いた。
【0018】比較例1〜3 インキの配合を表1に示す通りとした以外は、実施例1
と同様にして、黒色の油性ボールペン用インキを得た。 注)比較例1において、脂肪酸アマイドワックスと相
溶しないオイルの代わりに、脂肪酸アマイドワックスと
相溶する信越化学工業株式会社製の商品名:KF354
を用いた。 比較例2において、脂肪酸アマイドワックスと相溶し
ないオイルを無添加とした。 比較例3において、脂肪酸アマイドワックスと相溶し
ないオイルを15重量%添加した。
と同様にして、黒色の油性ボールペン用インキを得た。 注)比較例1において、脂肪酸アマイドワックスと相
溶しないオイルの代わりに、脂肪酸アマイドワックスと
相溶する信越化学工業株式会社製の商品名:KF354
を用いた。 比較例2において、脂肪酸アマイドワックスと相溶し
ないオイルを無添加とした。 比較例3において、脂肪酸アマイドワックスと相溶し
ないオイルを15重量%添加した。
【0019】
【表1】
【0020】試験及び評価 前記各インキを、直径が0.7mmのボールを挿着したボ
ールペンチップを有したボールペンレフィールの透明な
インキ収容部に収容し、該ボールペンレフィールを透明
な軸筒内に挿着してボールペンを形成し、下記の性能試
験を行ない、評価した。
ールペンチップを有したボールペンレフィールの透明な
インキ収容部に収容し、該ボールペンレフィールを透明
な軸筒内に挿着してボールペンを形成し、下記の性能試
験を行ない、評価した。
【0021】筆記性能:室温が20℃で相対湿度が6
5%時の環境下で、ボールペンチップが上向きになるよ
うにボールペンを倒立した状態で30日間放置後、走行
試験機(自社で製造)により筆圧加重が200gとなる
ように設定し、走行速度1m/min の条件下で円筆記を
100m以上の走行試験を行い、筆跡状態を目視観察し
た。 書き始めから最後までの筆跡状態において、線われ、線
かすれがないもの・・・・・・・・・・・・・・○ 書き始めから最後までの筆跡状態において、少しでも線
われ、線かすれがあったもの・・・・・・・・・×
5%時の環境下で、ボールペンチップが上向きになるよ
うにボールペンを倒立した状態で30日間放置後、走行
試験機(自社で製造)により筆圧加重が200gとなる
ように設定し、走行速度1m/min の条件下で円筆記を
100m以上の走行試験を行い、筆跡状態を目視観察し
た。 書き始めから最後までの筆跡状態において、線われ、線
かすれがないもの・・・・・・・・・・・・・・○ 書き始めから最後までの筆跡状態において、少しでも線
われ、線かすれがあったもの・・・・・・・・・×
【0022】ビジブル性能:前記筆記性能試験後にお
ける、ボールペンの軸筒の外部からのインキ残量に対す
るビジブル性を目視観察した。 ボールペンレフィールのインキ収容部にインキが付着す
ることなく、インキ残量が確認できたもの・・・○ ボールペンレフィールのインキ収容部にインキが付着
し、インキ残量が確認できなかったもの・・・・・×
ける、ボールペンの軸筒の外部からのインキ残量に対す
るビジブル性を目視観察した。 ボールペンレフィールのインキ収容部にインキが付着す
ることなく、インキ残量が確認できたもの・・・○ ボールペンレフィールのインキ収容部にインキが付着
し、インキ残量が確認できなかったもの・・・・・×
【0023】各実施例及び比較例の評価結果は、表1に
示す通りである。
示す通りである。
【0024】比較例1は、脂肪酸アマイドワックスと相
溶しないオイルの代わりに、脂肪酸アマイドワックスと
相溶するオイルを用いたために、オイルの発汗作用が得
られず、インキがボールペンレフィールのインキ収容部
の内壁面に付着してしまった。
溶しないオイルの代わりに、脂肪酸アマイドワックスと
相溶するオイルを用いたために、オイルの発汗作用が得
られず、インキがボールペンレフィールのインキ収容部
の内壁面に付着してしまった。
【0025】比較例2は、脂肪酸アマイドワックスと相
溶しないオイルが添加されておらず、インキがボールペ
ンレフィールのインキ収容部の内壁面に付着してしまっ
た。
溶しないオイルが添加されておらず、インキがボールペ
ンレフィールのインキ収容部の内壁面に付着してしまっ
た。
【0026】比較例3は、脂肪酸アマイドワックスと相
溶しないオイルの添加量が多すぎ、前記発汗作用が強過
ぎてしまい、ボールペンレフィールのボールペンチップ
内にオイルが留まってしまい、筆記性能において不具合
が生じてしまった。
溶しないオイルの添加量が多すぎ、前記発汗作用が強過
ぎてしまい、ボールペンレフィールのボールペンチップ
内にオイルが留まってしまい、筆記性能において不具合
が生じてしまった。
【0027】
【発明の効果】本発明は、着色剤、溶剤及び脂肪酸アマ
イドワックスを含有してなる油性ボールペン用インキに
おいて、脂肪酸アマイドワックスと相溶しないオイルを
添加したので、ボールペンレフィールのインキ収容部又
はボールペンの軸筒内にインキを収容しても、インキ収
容部又は軸筒の内壁面に前記インキが付着しにくくな
り、インキ残量が確実に読みとれるようになった。
イドワックスを含有してなる油性ボールペン用インキに
おいて、脂肪酸アマイドワックスと相溶しないオイルを
添加したので、ボールペンレフィールのインキ収容部又
はボールペンの軸筒内にインキを収容しても、インキ収
容部又は軸筒の内壁面に前記インキが付着しにくくな
り、インキ残量が確実に読みとれるようになった。
Claims (4)
- 【請求項1】着色剤、溶剤及び脂肪酸アマイドワックス
を含有してなる油性ボールペン用インキにおいて、脂肪
酸アマイドワックスと相溶しないオイルをインキ全量に
対し0.5〜10重量%添加したことを特徴とする、油
性ボールペン用インキ。 - 【請求項2】前記脂肪酸アマイドワックスと相溶しない
オイルが、側鎖が脂肪族炭化水素で変性されているシリ
コンオイルである、請求項1に記載の油性ボールペン用
インキ。 - 【請求項3】前記側鎖が脂肪族炭化水素で変性されてい
るシリコンオイルが、下記の式で表せるアルキル変性シ
リコンオイルである、請求項2に記載の油性ボールペン
用インキ。 【式1】 (R1、R2、R3は、次式で示されるアルキル基で、
R1=CxH2x+1、R2=CyH2y+1、R3=
CzH2z+1で、x、y、z、m、n≧1の整数であ
る。) - 【請求項4】前記脂肪酸アマイドワックスと相溶しない
オイルが、フッ素化合物で変性されているシリコンオイ
ルである、請求項1に記載の油性ボールペン用インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13457298A JPH11310743A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 油性ボールペン用インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13457298A JPH11310743A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 油性ボールペン用インキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11310743A true JPH11310743A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15131492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13457298A Pending JPH11310743A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 油性ボールペン用インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11310743A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6479568B1 (en) * | 1999-11-18 | 2002-11-12 | Kabushiki Kaisha Pilot | Non-aqueous ball point pen ink and ball point pen using the ink |
| JP2011080025A (ja) * | 2009-10-10 | 2011-04-21 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用可逆熱変色性油性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
| JP2018053205A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社パイロットコーポレーション | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
-
1998
- 1998-04-27 JP JP13457298A patent/JPH11310743A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6479568B1 (en) * | 1999-11-18 | 2002-11-12 | Kabushiki Kaisha Pilot | Non-aqueous ball point pen ink and ball point pen using the ink |
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| JP2018053205A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社パイロットコーポレーション | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
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