JPH11311101A - 繊維強化樹脂製翼構造体 - Google Patents
繊維強化樹脂製翼構造体Info
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- JPH11311101A JPH11311101A JP11861698A JP11861698A JPH11311101A JP H11311101 A JPH11311101 A JP H11311101A JP 11861698 A JP11861698 A JP 11861698A JP 11861698 A JP11861698 A JP 11861698A JP H11311101 A JPH11311101 A JP H11311101A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 FRP製の翼構造体の疲労寿命は、引張と圧
縮が混在する曲げ疲労にあるとの仮説に基づき、従来以
上の高い曲げ疲労強度を有する翼構造体を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 補強繊維と樹脂からなる繊維強化樹脂製
の翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内にある層Bま
たは−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが連続
していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造体。
縮が混在する曲げ疲労にあるとの仮説に基づき、従来以
上の高い曲げ疲労強度を有する翼構造体を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 補強繊維と樹脂からなる繊維強化樹脂製
の翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内にある層Bま
たは−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが連続
していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力発電用の風車
ブレード、ヘリコプターの回転翼、飛行機の主翼、尾翼
などの、翼あるいはブレードという名称で総称される繊
維強化樹脂(以下FRPと略す)製の翼構造体に関する
ものである。
ブレード、ヘリコプターの回転翼、飛行機の主翼、尾翼
などの、翼あるいはブレードという名称で総称される繊
維強化樹脂(以下FRPと略す)製の翼構造体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ブレードとも呼ばれる翼には、風力発電
の風車ブレードやヘリコプターのように翼自体が回転し
て推力を担う回転翼と、ジェット飛行機のように、推力
はエンジンが担って、翼自体は回転などしない固定翼と
に分けられるが、回転翼、固定翼ともに、空気などの気
体中において、より小さい流体抵抗が得られるように、
流線型の翼断面構造を有している。
の風車ブレードやヘリコプターのように翼自体が回転し
て推力を担う回転翼と、ジェット飛行機のように、推力
はエンジンが担って、翼自体は回転などしない固定翼と
に分けられるが、回転翼、固定翼ともに、空気などの気
体中において、より小さい流体抵抗が得られるように、
流線型の翼断面構造を有している。
【0003】さらに、固定翼、回転翼ともに気体中で運
動することから、軽量性が重要であり、金属よりも比強
度・比弾性の高い繊維強化樹脂製(以下FRPと略す)
の翼構造体が研究されている。
動することから、軽量性が重要であり、金属よりも比強
度・比弾性の高い繊維強化樹脂製(以下FRPと略す)
の翼構造体が研究されている。
【0004】繊維強化樹脂製の翼は、通常、プリプレグ
と呼ばれる繊維強化樹脂製のシート状物を積み重ねて形
成されるため、翼の断面は層構造を有している。そし
て、層中の補強繊維は翼の長手方向に配列している。
と呼ばれる繊維強化樹脂製のシート状物を積み重ねて形
成されるため、翼の断面は層構造を有している。そし
て、層中の補強繊維は翼の長手方向に配列している。
【0005】中でも、回転翼においては、回転数の増減
に伴い、遠心力により翼の長手方向に増減する引張力が
発生するため、翼の長手方向に多くの繊維を配列させ
(例えば特開昭64−63132、特開平6−7414
2)、翼の引張−引張疲労による寿命の低下を防止する
設計がとられている。
に伴い、遠心力により翼の長手方向に増減する引張力が
発生するため、翼の長手方向に多くの繊維を配列させ
(例えば特開昭64−63132、特開平6−7414
2)、翼の引張−引張疲労による寿命の低下を防止する
設計がとられている。
【0006】しかし、層構造においては、隣接する層同
士が複雑に影響しあうため、引張以外の例えば、圧縮力
が作用し、引張−引張疲労で設計した場合より、翼の寿
命は短くなるのが通例である。
士が複雑に影響しあうため、引張以外の例えば、圧縮力
が作用し、引張−引張疲労で設計した場合より、翼の寿
命は短くなるのが通例である。
【0007】翼には振動等により圧縮やねじり、剪断等
が複雑に作用していることが推定されるが、それらの影
響を定量化するにはかなりの労力が必要であるため、従
来は、翼の長手方向に配列する繊維に加え、長手方向と
±45度および90度の方向に繊維を配列させた、等方
性に近い疑似当方性積層構成をとって対応していた。例
えば、特開平3−271566では配向角が10乃至は
50度の構成が、特開平6−66244には長手方向の
一方向ロービング上にガラスクロスとガラスマットが包
帯状に積層された構成が開示されている。
が複雑に作用していることが推定されるが、それらの影
響を定量化するにはかなりの労力が必要であるため、従
来は、翼の長手方向に配列する繊維に加え、長手方向と
±45度および90度の方向に繊維を配列させた、等方
性に近い疑似当方性積層構成をとって対応していた。例
えば、特開平3−271566では配向角が10乃至は
50度の構成が、特開平6−66244には長手方向の
一方向ロービング上にガラスクロスとガラスマットが包
帯状に積層された構成が開示されている。
【0008】しかしながら、むやみやたらに、±45度
方向や90度方向に配列させるというやり方では、FR
Pの最大の利点である軽量効果を必ずしも生かしきった
積層構成とはいえず、しいては、翼用途へのFRPのさ
らなる適用拡大を阻害しかねず、産業界は翼構造体によ
り適する積層構成を必要としていた。
方向や90度方向に配列させるというやり方では、FR
Pの最大の利点である軽量効果を必ずしも生かしきった
積層構成とはいえず、しいては、翼用途へのFRPのさ
らなる適用拡大を阻害しかねず、産業界は翼構造体によ
り適する積層構成を必要としていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したF
RP製の翼構造体の疲労寿命は、引張と圧縮が混在する
曲げ疲労にあるとの仮説に基づき、従来以上の高い曲げ
疲労強度を有する翼構造体を提供することを目的とす
る。また、本発明のもう一つの目的は、そのような翼構
造体を設計・製造する技術を提供することにある。
RP製の翼構造体の疲労寿命は、引張と圧縮が混在する
曲げ疲労にあるとの仮説に基づき、従来以上の高い曲げ
疲労強度を有する翼構造体を提供することを目的とす
る。また、本発明のもう一つの目的は、そのような翼構
造体を設計・製造する技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
翼構造体は、補強繊維と樹脂からなる繊維強化樹脂製の
翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内にある層Bま
たは−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが連続
していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造体。
翼構造体は、補強繊維と樹脂からなる繊維強化樹脂製の
翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内にある層Bま
たは−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが連続
していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造体。
【0011】もしくは、補強繊維と樹脂からなる繊維強
化樹脂製の翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内である層B
と、θが−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが
連続していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造
体。
化樹脂製の翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内である層B
と、θが−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが
連続していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造
体。
【0012】を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の翼構造体を図1〜3に示
す実施態様により説明する。本発明にかかる翼構造体の
軸、および補強繊維の配列角の定義は、特に限定される
ものではないが、図1で、その一例を説明する。本発明
における翼1の長手軸2は、翼の付け根部分の断面重心
3と翼の長さの1/2の断面重心4を結ぶ直線で定義す
る。なお、翼の長さは、プロペラにおいては0.5m〜
5m程度、ヘリコプターの回転翼では5m〜10m程
度、風車翼では10〜50m程度である。
す実施態様により説明する。本発明にかかる翼構造体の
軸、および補強繊維の配列角の定義は、特に限定される
ものではないが、図1で、その一例を説明する。本発明
における翼1の長手軸2は、翼の付け根部分の断面重心
3と翼の長さの1/2の断面重心4を結ぶ直線で定義す
る。なお、翼の長さは、プロペラにおいては0.5m〜
5m程度、ヘリコプターの回転翼では5m〜10m程
度、風車翼では10〜50m程度である。
【0014】本発明にかかる翼構造体の構造は、特に限
定されるものではないが、軽量化を図るために、翼内部
に空洞を有する構造が好ましい。空洞とは、文字通り、
何ら部材が存在していない空間でも良いし、発泡体など
の強度保持性能が繊維強化樹脂に劣るか実質的に有さな
い部材で充填された空間でも良い。翼内部の空洞は翼の
体積の30〜90%が好ましく、40〜80%がより好
ましい。
定されるものではないが、軽量化を図るために、翼内部
に空洞を有する構造が好ましい。空洞とは、文字通り、
何ら部材が存在していない空間でも良いし、発泡体など
の強度保持性能が繊維強化樹脂に劣るか実質的に有さな
い部材で充填された空間でも良い。翼内部の空洞は翼の
体積の30〜90%が好ましく、40〜80%がより好
ましい。
【0015】図2で、本発明にかかる翼構造体の構造の
一例を説明する。図2に示すように翼の断面は、前縁部
5と後縁部6を結ぶ上スキン7と下スキン8と呼ばれる
外板からなり、上スキンと下スキンの間には、翼の長手
方向に亘り、層構造を有するスパー9と呼ばれる棒状、
板状、コの字状、Cの字状、Iの字状、ロの字状(ボッ
クス状)の桁材が入っている。さらに、板状を除くスパ
ーは、スキンと接触しているフランジ部10と翼の上と
下のフランジ部をつなぐウエブ部11に分けることがで
きる。板状のスパーはフランジ部のみであることが多
く、ウエブの代わりにフォーム材を翼内部に充填したり
する。
一例を説明する。図2に示すように翼の断面は、前縁部
5と後縁部6を結ぶ上スキン7と下スキン8と呼ばれる
外板からなり、上スキンと下スキンの間には、翼の長手
方向に亘り、層構造を有するスパー9と呼ばれる棒状、
板状、コの字状、Cの字状、Iの字状、ロの字状(ボッ
クス状)の桁材が入っている。さらに、板状を除くスパ
ーは、スキンと接触しているフランジ部10と翼の上と
下のフランジ部をつなぐウエブ部11に分けることがで
きる。板状のスパーはフランジ部のみであることが多
く、ウエブの代わりにフォーム材を翼内部に充填したり
する。
【0016】本発明において繊維強化樹脂製翼構造体と
は、翼構造体の少なくとも一部に前記層構成をなす繊維
強化樹脂製構造体を有するものであり、少なくとも翼内
部の桁材が繊維強化樹脂製であることが好ましい。上下
スキンは、カンバス地でもよいが、FRP製であること
が好ましい。ただし、FRP製の場合でも前記層構成を
有する必要はない。
は、翼構造体の少なくとも一部に前記層構成をなす繊維
強化樹脂製構造体を有するものであり、少なくとも翼内
部の桁材が繊維強化樹脂製であることが好ましい。上下
スキンは、カンバス地でもよいが、FRP製であること
が好ましい。ただし、FRP製の場合でも前記層構成を
有する必要はない。
【0017】なお、補強繊維12、樹脂13はフランジ
部10に隣接する上下スキン7、8に設けても良い。つ
まり、図2において、上下スキン7、8のうち、少なく
とも一方のフランジ部10に隣接している部分について
は、スキンの他の部分より薄くするかあるいは、実質的
に欠落した構造として、スパーの一部、例えば図3のそ
の他の層17等で置換されている構造でも良い。
部10に隣接する上下スキン7、8に設けても良い。つ
まり、図2において、上下スキン7、8のうち、少なく
とも一方のフランジ部10に隣接している部分について
は、スキンの他の部分より薄くするかあるいは、実質的
に欠落した構造として、スパーの一部、例えば図3のそ
の他の層17等で置換されている構造でも良い。
【0018】翼の曲げ疲労寿命に最も影響するのは図3
に示す、補強繊維12と樹脂13からなる繊維強化樹脂
(以下FRP)からなる層構造を有するスパー9のフラ
ンジ部10であり、少なくとも翼の長手軸に対し、±9
度以内の角度で配列する補強繊維を有する層A14と、
長手軸に対し、50≦θ≦70度の範囲内にある層Bま
たは−70≦θ≦−50度の範囲内にある層C15とが
連続した構造を有している。また、必要によりその他の
層17を積層しても良い。これは、層A、B、またはC
であっても良いし、それ以外のFRP層であっても良い
し、場合によってはFRP層でなくても良い。
に示す、補強繊維12と樹脂13からなる繊維強化樹脂
(以下FRP)からなる層構造を有するスパー9のフラ
ンジ部10であり、少なくとも翼の長手軸に対し、±9
度以内の角度で配列する補強繊維を有する層A14と、
長手軸に対し、50≦θ≦70度の範囲内にある層Bま
たは−70≦θ≦−50度の範囲内にある層C15とが
連続した構造を有している。また、必要によりその他の
層17を積層しても良い。これは、層A、B、またはC
であっても良いし、それ以外のFRP層であっても良い
し、場合によってはFRP層でなくても良い。
【0019】層Aは、主として翼の長手方向の剛性およ
び強度を担うものであるから、好ましい繊維の配列角度
は、+9度〜−9度の範囲内であることが好ましい。翼
の長さが大きいほど翼の変形量が大きくなるので、配列
角度は上記範囲より0度方向に近い方が、特の剛性が高
くなりたわみが小さくなるので、より好ましい。尚、翼
の剛性を高くする他の方法として、翼の表面に近い位置
に層Aを配したり、層Aの厚みを大きくしたり、後述す
る炭素繊維などの高弾性率繊維をより多く使用すること
がある。
び強度を担うものであるから、好ましい繊維の配列角度
は、+9度〜−9度の範囲内であることが好ましい。翼
の長さが大きいほど翼の変形量が大きくなるので、配列
角度は上記範囲より0度方向に近い方が、特の剛性が高
くなりたわみが小さくなるので、より好ましい。尚、翼
の剛性を高くする他の方法として、翼の表面に近い位置
に層Aを配したり、層Aの厚みを大きくしたり、後述す
る炭素繊維などの高弾性率繊維をより多く使用すること
がある。
【0020】層Bまたは層Cは、層Aと連続することで
層Aの曲げ疲労寿命を向上させる役割を果たす。層Bの
補強繊維の配列角θは、50≦θ≦70度の範囲内また
はまたは層Cの補強繊維の配列角θは−70≦θ≦−5
0度の範囲内にある。θが本範囲内にあることで、翼の
曲げ寿命は著しく向上する。
層Aの曲げ疲労寿命を向上させる役割を果たす。層Bの
補強繊維の配列角θは、50≦θ≦70度の範囲内また
はまたは層Cの補強繊維の配列角θは−70≦θ≦−5
0度の範囲内にある。θが本範囲内にあることで、翼の
曲げ寿命は著しく向上する。
【0021】すなわち、層Bは、補強繊維の配列角度が
50〜70度の範囲内にあるため、層Aの繊維直交方向
の変形を抑制する効果を有する。さらに、層Aと連続す
るため、曲げ疲労時に層Aが繊維直交方向へポアソン変
形して繊維がスプリッティングすることを妨げ、層Aの
圧縮荷重負担能力を増加させる効果を有する。層Bの配
列角度70度以上にすると、熱応力が大きくなり、結果
として曲げ寿命が低下する傾向にある。
50〜70度の範囲内にあるため、層Aの繊維直交方向
の変形を抑制する効果を有する。さらに、層Aと連続す
るため、曲げ疲労時に層Aが繊維直交方向へポアソン変
形して繊維がスプリッティングすることを妨げ、層Aの
圧縮荷重負担能力を増加させる効果を有する。層Bの配
列角度70度以上にすると、熱応力が大きくなり、結果
として曲げ寿命が低下する傾向にある。
【0022】一方層Bの補強繊維の配列角度が50度以
下であると、層Aと層Bの層間が曲げ疲労下で剥離し易
く、結果として曲げ疲労寿命が低下する傾向にある。
下であると、層Aと層Bの層間が曲げ疲労下で剥離し易
く、結果として曲げ疲労寿命が低下する傾向にある。
【0023】従って、層Bのθは、50≦θ≦70度の
範囲内であることが必要である。
範囲内であることが必要である。
【0024】同様の理由により、層Cは−70≦θ≦−
50度の範囲内であることが必要である。
50度の範囲内であることが必要である。
【0025】本発明において、層が連続しているとは、
例えば、層の間に他の繊維強化樹脂等が挟まれずに隣接
した状態にあることでを指す。ただし、成形の際に層の
間に生ずる層間樹脂等は例外とする。
例えば、層の間に他の繊維強化樹脂等が挟まれずに隣接
した状態にあることでを指す。ただし、成形の際に層の
間に生ずる層間樹脂等は例外とする。
【0026】層Bまたは層Cの厚みは、層Aの拘束力を
強化するという目的では厚い方が好ましいが、翼の長手
方向の剛性を低下させるので、層Aと、層Bまたは層C
の厚み比率は1:0.05〜1:0.5の範囲内にある
ことが好ましい。本範囲より小さいと、曲げ疲労寿命の
向上効果が十分ではなく、大きいと長手方向の剛性が十
分ではなくなる可能性がある。より好ましくは1:0.
05〜1:0.2の範囲内である。
強化するという目的では厚い方が好ましいが、翼の長手
方向の剛性を低下させるので、層Aと、層Bまたは層C
の厚み比率は1:0.05〜1:0.5の範囲内にある
ことが好ましい。本範囲より小さいと、曲げ疲労寿命の
向上効果が十分ではなく、大きいと長手方向の剛性が十
分ではなくなる可能性がある。より好ましくは1:0.
05〜1:0.2の範囲内である。
【0027】また、層Bまたは層Cの位置は、層Aの曲
げ変形の大きい翼の外側(スキン側)を拘束するという
作用をもたせるためには、層Aより外側に位置させる方
が好ましい。
げ変形の大きい翼の外側(スキン側)を拘束するという
作用をもたせるためには、層Aより外側に位置させる方
が好ましい。
【0028】さらに、層B以外に、層Bと同様の拘束効
果をもつ繊維強化樹脂製の層Cを層Bととも併用するこ
とで、層Aの曲げ寿命をさらに向上させることができ
る。この場合、層Cは、層Bまたは層Aと連続してい
る。連続している必要がある理由は、拘束効果をより顕
著にするためであり、このことにより曲げ疲労寿命が大
幅に向上する。中でも、層Cが層Aよりも表面側に位置
させると層Bの場合と同様の理由により好ましい。
果をもつ繊維強化樹脂製の層Cを層Bととも併用するこ
とで、層Aの曲げ寿命をさらに向上させることができ
る。この場合、層Cは、層Bまたは層Aと連続してい
る。連続している必要がある理由は、拘束効果をより顕
著にするためであり、このことにより曲げ疲労寿命が大
幅に向上する。中でも、層Cが層Aよりも表面側に位置
させると層Bの場合と同様の理由により好ましい。
【0029】次に、層Bと層Cの位置を外側にしすぎる
と、翼の剛性が低下する方向にあるので、翼の曲げ剛性
を維持して、曲げ疲労寿命を向上させようとする場合に
は、層Aは層Cおよび層Bで挟み込むことが好ましい。
この場合、層C、層Bともに層Aと連続するので、A層
の変形を拘束する効果がより高くなり、翼の曲げ疲労寿
命は飛躍的に向上する。層Bまたは層Cを複数層配する
ことでも拘束効果をさらに高めることもできる。
と、翼の剛性が低下する方向にあるので、翼の曲げ剛性
を維持して、曲げ疲労寿命を向上させようとする場合に
は、層Aは層Cおよび層Bで挟み込むことが好ましい。
この場合、層C、層Bともに層Aと連続するので、A層
の変形を拘束する効果がより高くなり、翼の曲げ疲労寿
命は飛躍的に向上する。層Bまたは層Cを複数層配する
ことでも拘束効果をさらに高めることもできる。
【0030】この際、翼の長手方向の剛性を極端に低下
させないためには、層Bおよび層Cの1層の厚みを薄く
して、全体厚みは増加させずに、層の数を増加させるこ
とが極めて効果的である。
させないためには、層Bおよび層Cの1層の厚みを薄く
して、全体厚みは増加させずに、層の数を増加させるこ
とが極めて効果的である。
【0031】中でも、層Aに対し、層B、層Cからなる
層が鏡面対称であると、層Aの面外変形が少なくなり好
ましい。面外変形は、翼構造体の厚みが薄いほど、ま
た、翼構造体が大きいほど顕著となるので、翼の厚みが
10mm以下の場合には、層Bと層Cからなる層を、層
Aに対し鏡面対称に近づけることが有効である。
層が鏡面対称であると、層Aの面外変形が少なくなり好
ましい。面外変形は、翼構造体の厚みが薄いほど、ま
た、翼構造体が大きいほど顕著となるので、翼の厚みが
10mm以下の場合には、層Bと層Cからなる層を、層
Aに対し鏡面対称に近づけることが有効である。
【0032】層Bおよび層Cを有する場合も前述した理
由により、層Aに対する層Bと層Cを合わせた厚みの比
率は、1:0.05〜1:0.7の範囲内(より好まし
くは1:0.05〜1:0.5の範囲内)にあることが
好ましい。
由により、層Aに対する層Bと層Cを合わせた厚みの比
率は、1:0.05〜1:0.7の範囲内(より好まし
くは1:0.05〜1:0.5の範囲内)にあることが
好ましい。
【0033】より具体的には、翼の長さが20m〜50
m程度のものであれば、A層の厚みは1mm〜20mm
程度の範囲内であることが好ましい。
m程度のものであれば、A層の厚みは1mm〜20mm
程度の範囲内であることが好ましい。
【0034】次に、本発明の層A、層B、層Cの補強補
強繊維としては炭素繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維、
窒化珪素繊維等の無機繊維、アラミド繊維、ポリエチレ
ン繊維、ナイロンなどのポリアミド系合成繊維、ポリオ
レフィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリフェニルス
ルホン繊維等の有機繊維といった公知の繊維を使用する
ことができる。
強繊維としては炭素繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維、
窒化珪素繊維等の無機繊維、アラミド繊維、ポリエチレ
ン繊維、ナイロンなどのポリアミド系合成繊維、ポリオ
レフィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリフェニルス
ルホン繊維等の有機繊維といった公知の繊維を使用する
ことができる。
【0035】炭素繊維(略称:CF)とは、ポリアクリ
ルニトリル繊維やピッチを原料として、耐炎化、炭化/
黒鉛化工程等を経て製造されるいわゆる炭素繊維(グラ
ファイト繊維とも呼ばれる)のことで、単繊維の直径は
5〜10μmで、高強度タイプのものと、高弾性率タイ
プのものが市販されている。本発明においては、PAN
(ポリアクリルニトリル)系、ピッチ系のいずれでもか
まわないが、中でもPAN系の炭素繊維は上記弾性率、
伸度以外に径方向の強度も高いので、翼の厚み方向の強
度を向上させ、しいては曲げ疲労を向上させるので特に
好ましい。また、軽量化には炭素繊維を使用することが
好ましい。
ルニトリル繊維やピッチを原料として、耐炎化、炭化/
黒鉛化工程等を経て製造されるいわゆる炭素繊維(グラ
ファイト繊維とも呼ばれる)のことで、単繊維の直径は
5〜10μmで、高強度タイプのものと、高弾性率タイ
プのものが市販されている。本発明においては、PAN
(ポリアクリルニトリル)系、ピッチ系のいずれでもか
まわないが、中でもPAN系の炭素繊維は上記弾性率、
伸度以外に径方向の強度も高いので、翼の厚み方向の強
度を向上させ、しいては曲げ疲労を向上させるので特に
好ましい。また、軽量化には炭素繊維を使用することが
好ましい。
【0036】一般に、炭素繊維は、単繊維(モノフィラ
メント)を数千〜数十万本単位に束ねたストランド形態
で使用するが、本発明においては、繰り返し曲げ荷重を
受けた際のCFRP内部のストランド間のスプリッティ
ングを低減する意味で、ストランド間隔の大きい、24
000本以上の単繊維からなるCF束が好ましい。中で
も、プロセス(生産)性向上を考慮すると、48000
本〜200000本の間のトウ(太束)CFがより好ま
しい。
メント)を数千〜数十万本単位に束ねたストランド形態
で使用するが、本発明においては、繰り返し曲げ荷重を
受けた際のCFRP内部のストランド間のスプリッティ
ングを低減する意味で、ストランド間隔の大きい、24
000本以上の単繊維からなるCF束が好ましい。中で
も、プロセス(生産)性向上を考慮すると、48000
本〜200000本の間のトウ(太束)CFがより好ま
しい。
【0037】また、特公平1−272867号公報に示
されている測定方法で得られるストランドの毛羽が30
個/m以下であることが好ましい。毛羽がこれ以上であ
ると、成形中に糸切れが発生し、長尺のCFRPが得に
くいからである。
されている測定方法で得られるストランドの毛羽が30
個/m以下であることが好ましい。毛羽がこれ以上であ
ると、成形中に糸切れが発生し、長尺のCFRPが得に
くいからである。
【0038】翼の剛性が小さいと、翼の変形が大きくな
り、本発明が問題としている曲げモードでの変形量が大
きくなり、曲げ疲労し易くなるので、翼は高剛性である
ことが好ましいので、炭素繊維は、弾性率が230〜6
00GPaの範囲内であることが好ましい。中でも層A
に使用するとより効果的である。また、この範囲の炭素
繊維を使用することで、翼のねじり剛性が向上して翼の
空力学的特性を維持できるというメリットも有する。
り、本発明が問題としている曲げモードでの変形量が大
きくなり、曲げ疲労し易くなるので、翼は高剛性である
ことが好ましいので、炭素繊維は、弾性率が230〜6
00GPaの範囲内であることが好ましい。中でも層A
に使用するとより効果的である。また、この範囲の炭素
繊維を使用することで、翼のねじり剛性が向上して翼の
空力学的特性を維持できるというメリットも有する。
【0039】尚、ねじり剛性に関連して、特開平1−1
24629で測定される補強繊維のネジリ弾性率は14
GPa以上であると、ネジリ剛性は飛躍的に向上して好
ましい。
24629で測定される補強繊維のネジリ弾性率は14
GPa以上であると、ネジリ剛性は飛躍的に向上して好
ましい。
【0040】繰り返し曲げ特性を向上させるためには、
翼の曲げ強度も高い方が好ましく、炭素繊維の強度は3
GPa〜10GPaのものが好ましい。
翼の曲げ強度も高い方が好ましく、炭素繊維の強度は3
GPa〜10GPaのものが好ましい。
【0041】尚、炭素繊維の弾性率と強度は、JIS
R7601により測定することができる。
R7601により測定することができる。
【0042】ガラス繊維は、圧縮/引張の強度バランス
が良く(圧縮強度と引張強度がほぼ等しい)、また伸度
が大きいので曲げ特性に優れ、本発明において好ましい
補強繊維の一つである。ガラス繊維とは、二酸化珪素
(SiO2 )を主成分とするいわゆるEガラス、Cガラ
ス、Sガラスなどの繊維状ガラスのことで、繊維径は5
〜20μm程度のものである。また、炭素繊維と比較し
て安価にできるという特長を有する。
が良く(圧縮強度と引張強度がほぼ等しい)、また伸度
が大きいので曲げ特性に優れ、本発明において好ましい
補強繊維の一つである。ガラス繊維とは、二酸化珪素
(SiO2 )を主成分とするいわゆるEガラス、Cガラ
ス、Sガラスなどの繊維状ガラスのことで、繊維径は5
〜20μm程度のものである。また、炭素繊維と比較し
て安価にできるという特長を有する。
【0043】有機繊維とは、アラミド繊維、ナイロンな
どのポリアミド系合成繊維、ポリエチレン繊維などのポ
リオレフィン系合成繊維、ポリエステル系合成繊維、ポ
リフェニルスルフォン繊維、ポリベンゾオキサジン繊
維、アセテート、アクリロニトリル系合成繊維、ポリ塩
化ビニル系合成繊維、ポリ塩化ビニリデン系合成繊維、
ポリビニルアルコール系合成繊維、ポリウレタン繊維、
タンパク−アクリロニトリル共重合系繊維、フッ素系繊
維、ポリグリコール酸繊維、フェノール繊維などの産業
用および衣料用などに使用されている人造繊維である。
どのポリアミド系合成繊維、ポリエチレン繊維などのポ
リオレフィン系合成繊維、ポリエステル系合成繊維、ポ
リフェニルスルフォン繊維、ポリベンゾオキサジン繊
維、アセテート、アクリロニトリル系合成繊維、ポリ塩
化ビニル系合成繊維、ポリ塩化ビニリデン系合成繊維、
ポリビニルアルコール系合成繊維、ポリウレタン繊維、
タンパク−アクリロニトリル共重合系繊維、フッ素系繊
維、ポリグリコール酸繊維、フェノール繊維などの産業
用および衣料用などに使用されている人造繊維である。
【0044】これら有機繊維は、炭素繊維やガラス繊維
のように脆性ではなく、延性でありしなやかで、屈曲さ
せても容易に破断しないという特徴がある。翼構造体の
衝撃エネルギー吸収性能を向上させるためには、繊維強
化樹脂は曲がりによる変形に対する追従性能が重要であ
り、延性を呈する有機繊維を補強繊維とすることで、F
RPとしての曲がり変形追従性能が発現し、衝撃吸収性
能が著しく向上する。
のように脆性ではなく、延性でありしなやかで、屈曲さ
せても容易に破断しないという特徴がある。翼構造体の
衝撃エネルギー吸収性能を向上させるためには、繊維強
化樹脂は曲がりによる変形に対する追従性能が重要であ
り、延性を呈する有機繊維を補強繊維とすることで、F
RPとしての曲がり変形追従性能が発現し、衝撃吸収性
能が著しく向上する。
【0045】また、ガラス繊維と比較した場合には、燃
焼が可能であるため廃棄が容易であるという特長、さら
には比重がガラス繊維の約半分であるので部材を極めて
軽量にすることができるという特長もある。
焼が可能であるため廃棄が容易であるという特長、さら
には比重がガラス繊維の約半分であるので部材を極めて
軽量にすることができるという特長もある。
【0046】尚、アラミド繊維は脂環式ポリアミド系と
パラ系アラミドがあり、ナイロン以上に酸に対する抵抗
性があると同時に、強度は2.5GPa〜3.8GPa
と極めて高い。
パラ系アラミドがあり、ナイロン以上に酸に対する抵抗
性があると同時に、強度は2.5GPa〜3.8GPa
と極めて高い。
【0047】上記の炭素繊維、ガラス繊維、有機繊維を
2種類以上混用して、各繊維の長所を引き出して物性上
も経済上もバランスの取れたFRPを得ることも好まし
い方法である。例えば、層Aには炭素繊維、層Bにはガ
ラス繊維を使用することである。
2種類以上混用して、各繊維の長所を引き出して物性上
も経済上もバランスの取れたFRPを得ることも好まし
い方法である。例えば、層Aには炭素繊維、層Bにはガ
ラス繊維を使用することである。
【0048】補強繊維の形態としては、連続繊維あるい
は長繊維状であることがこのましく、あらかじめ連続繊
維に樹脂を含浸させてシート状にしたプリプレグ、連続
繊維織物に樹脂を含浸させた織物プリプレグを積層した
り、ストランド、ロービング、織物、マット状の補強繊
維に樹脂を含浸させながら層構造を形成しても差し支え
ない。複数の補強繊維を混用する場合には、補強繊維同
士は合糸状であっても、カバリング糸状などであっても
構わない。強度および剛性上の観点から好ましいのは、
ヤーン、ストランドあるいは、ロービング形態である。
は長繊維状であることがこのましく、あらかじめ連続繊
維に樹脂を含浸させてシート状にしたプリプレグ、連続
繊維織物に樹脂を含浸させた織物プリプレグを積層した
り、ストランド、ロービング、織物、マット状の補強繊
維に樹脂を含浸させながら層構造を形成しても差し支え
ない。複数の補強繊維を混用する場合には、補強繊維同
士は合糸状であっても、カバリング糸状などであっても
構わない。強度および剛性上の観点から好ましいのは、
ヤーン、ストランドあるいは、ロービング形態である。
【0049】また、後述の樹脂との相性を向上させるた
めに補強繊維には、油剤、カップリング剤、サイジング
剤、平滑剤などと呼ばれる表面仕上げ剤が塗布されてい
てもかまわない。
めに補強繊維には、油剤、カップリング剤、サイジング
剤、平滑剤などと呼ばれる表面仕上げ剤が塗布されてい
てもかまわない。
【0050】次に、層A、層B、層Cを構成する樹脂
は、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、フェノール樹脂、ベンゾオキサジン樹脂、
などの熱硬化性樹脂、あるいは、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ABS樹脂、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカ
ーボネート等の樹脂などの熱可塑性樹脂、及びこれら樹
脂をアロイ化した変性樹脂が挙げられる。
は、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、フェノール樹脂、ベンゾオキサジン樹脂、
などの熱硬化性樹脂、あるいは、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ABS樹脂、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカ
ーボネート等の樹脂などの熱可塑性樹脂、及びこれら樹
脂をアロイ化した変性樹脂が挙げられる。
【0051】中でもエポキシ樹脂は、伸度が大きく、繊
維強度の利用率が高いので耐疲労特性上最好ましい。ま
た、耐環境性、耐熱性、耐衝撃性もエポキシ樹脂および
エポキシ樹脂をベースにして無機粒子、熱可塑性樹脂、
ゴムなどを添加した変性エポキシ樹脂(アロイ樹脂とも
呼ばれる)が好ましい。また、エポキシ樹脂は、翼の振
動減衰(ダンピング)性能上も好ましい樹脂である。
維強度の利用率が高いので耐疲労特性上最好ましい。ま
た、耐環境性、耐熱性、耐衝撃性もエポキシ樹脂および
エポキシ樹脂をベースにして無機粒子、熱可塑性樹脂、
ゴムなどを添加した変性エポキシ樹脂(アロイ樹脂とも
呼ばれる)が好ましい。また、エポキシ樹脂は、翼の振
動減衰(ダンピング)性能上も好ましい樹脂である。
【0052】エポキシ樹脂以外に好ましい樹脂として
は、ポリエステル樹脂が耐候性、耐環境性に優れていて
耐久性上好ましい。また、ビニルエステル樹脂も耐衝撃
性に優れていて好ましい。
は、ポリエステル樹脂が耐候性、耐環境性に優れていて
耐久性上好ましい。また、ビニルエステル樹脂も耐衝撃
性に優れていて好ましい。
【0053】また、体積固有抵抗が1×1012〜1×1
016Ω・cmの範囲にある樹脂は、落雷などによる通電に
よる損傷を低減するので安全上好ましい。
016Ω・cmの範囲にある樹脂は、落雷などによる通電に
よる損傷を低減するので安全上好ましい。
【0054】曲げ疲労においては、樹脂の伸度が影響す
るので、好ましくは、樹脂の伸度は2〜10%の範囲内
であることが好ましい。2%以下であると繊維より先に
樹脂自体が疲労する可能性があり、10%以上であると
クリープする可能性があるからである。尚、樹脂の伸度
はJIS−K7113により求める。
るので、好ましくは、樹脂の伸度は2〜10%の範囲内
であることが好ましい。2%以下であると繊維より先に
樹脂自体が疲労する可能性があり、10%以上であると
クリープする可能性があるからである。尚、樹脂の伸度
はJIS−K7113により求める。
【0055】伸度を上記範囲にする手段として、エポキ
シ樹脂系の熱硬化樹脂において、硬化剤を柔軟な構造の
ものにしたり硬化温度を低下させるなどして、架橋点間
距離を大きくしたり架橋密度を小さくしたりすることが
有効である。熱可塑樹脂においては、冷却速度を速める
などして結晶化度を小さくすることが有効である。
シ樹脂系の熱硬化樹脂において、硬化剤を柔軟な構造の
ものにしたり硬化温度を低下させるなどして、架橋点間
距離を大きくしたり架橋密度を小さくしたりすることが
有効である。熱可塑樹脂においては、冷却速度を速める
などして結晶化度を小さくすることが有効である。
【0056】また、FRP中のボイド量を5%以下に抑
えることでも繊維強化樹脂層の伸度が増大して、曲げ疲
労寿命が向上するので好まし。ボイド量が3%以下にな
るとさらに伸度が向上して、より好ましい。尚、ボイド
量はJIS−K7053またはJIS−K7075によ
り求められる。
えることでも繊維強化樹脂層の伸度が増大して、曲げ疲
労寿命が向上するので好まし。ボイド量が3%以下にな
るとさらに伸度が向上して、より好ましい。尚、ボイド
量はJIS−K7053またはJIS−K7075によ
り求められる。
【0057】生産面からは、層A、層B、層Cには同一
の樹脂を使用することが好ましいが、層Aの抑制効果を
大きくするために、層Bと層Cの樹脂を層Aの樹脂とは
異なる高弾性率樹脂としても差し支えない。
の樹脂を使用することが好ましいが、層Aの抑制効果を
大きくするために、層Bと層Cの樹脂を層Aの樹脂とは
異なる高弾性率樹脂としても差し支えない。
【0058】尚、熱応力を低減する必要がある場合に
は、室温(10℃〜40℃)硬化タイプの樹脂が好まし
い。
は、室温(10℃〜40℃)硬化タイプの樹脂が好まし
い。
【0059】層A、層B、層Cには上記した補強繊維と
樹脂のいずれを組み合わせて使用しても差し支えない
が、同一の補強繊維、樹脂を使用すると生産効率はよ
い。曲げ疲労性能上最も好ましいのは、全て炭素繊維と
することであるが、経済性からはガラス繊維と炭素繊維
を併用することが好ましい。例えば、層Aに炭素繊維と
ガラス繊維、層Bと層Cにガラス繊維を使用するなどで
ある。この場合、ガラス繊維と炭素繊維の量は重量比率
で1:0.05〜1:2の範囲内であると好ましい。
樹脂のいずれを組み合わせて使用しても差し支えない
が、同一の補強繊維、樹脂を使用すると生産効率はよ
い。曲げ疲労性能上最も好ましいのは、全て炭素繊維と
することであるが、経済性からはガラス繊維と炭素繊維
を併用することが好ましい。例えば、層Aに炭素繊維と
ガラス繊維、層Bと層Cにガラス繊維を使用するなどで
ある。この場合、ガラス繊維と炭素繊維の量は重量比率
で1:0.05〜1:2の範囲内であると好ましい。
【0060】尚、翼には遠心力により翼の長手方向に引
張力も作用するので、層Aの補強繊維の割合は大きいこ
とが好ましいが、軽量化効果、クリープ性能、経済性な
どのバランスを考慮すると、全補強繊維に占める割合は
重量含有量にして30〜90%であることが好ましい。
張力も作用するので、層Aの補強繊維の割合は大きいこ
とが好ましいが、軽量化効果、クリープ性能、経済性な
どのバランスを考慮すると、全補強繊維に占める割合は
重量含有量にして30〜90%であることが好ましい。
【0061】また、層A、層B、層Cの樹脂に対する補
強繊維の体積含有率は、40%以上80%未満であるこ
とが好ましい。体積含有率はJIS−K7052または
JIS−K7075により測定できる。
強繊維の体積含有率は、40%以上80%未満であるこ
とが好ましい。体積含有率はJIS−K7052または
JIS−K7075により測定できる。
【0062】次に、本発明の繊維強化樹脂製構造体乃至
は積層体の成形方法としては、プリプレグ法、レジント
ランスファーモールディング(RTM)法、フィラメン
トワインド法、ハンドレイアップ法等、公知のあらゆる
成形技術を用いることができる。中でも、補強繊維の強
度を発現させ、曲げ疲労特性を向上させるためには、プ
リプレグ法とRTM法が好ましい。プリプレグ法という
のは、補強繊維に樹脂を含浸させたシート状のプリプレ
グ(中間基材)を積層(層状に積み重ねる)して、加熱
または非加熱で樹脂を硬化させる成型法である。通常、
硬化あるいは積層時に圧力を負荷する。
は積層体の成形方法としては、プリプレグ法、レジント
ランスファーモールディング(RTM)法、フィラメン
トワインド法、ハンドレイアップ法等、公知のあらゆる
成形技術を用いることができる。中でも、補強繊維の強
度を発現させ、曲げ疲労特性を向上させるためには、プ
リプレグ法とRTM法が好ましい。プリプレグ法という
のは、補強繊維に樹脂を含浸させたシート状のプリプレ
グ(中間基材)を積層(層状に積み重ねる)して、加熱
または非加熱で樹脂を硬化させる成型法である。通常、
硬化あるいは積層時に圧力を負荷する。
【0063】RTM法とは、プリフォームと呼ばれる織
物やマット状物などの補強繊維からなる基材を所定の型
内にセットし、未硬化の樹脂を流し込んで、加熱又は非
加熱で賦形/硬化させる成形法である。
物やマット状物などの補強繊維からなる基材を所定の型
内にセットし、未硬化の樹脂を流し込んで、加熱又は非
加熱で賦形/硬化させる成形法である。
【0064】
【実施例】実施例1 PAN系の炭素繊維(強度490MPa、弾性率235
GPa、ねじり弾性率25GPa、伸度2%、比重1.
8)とエポキシ樹脂(樹脂伸度4%、体積固有抵抗5.
7×1015Ω・cm)からなるプリプレグ(炭素繊維の体
積含有率60%)を積層して、長さ3mのコの字型のス
パーを得た。
GPa、ねじり弾性率25GPa、伸度2%、比重1.
8)とエポキシ樹脂(樹脂伸度4%、体積固有抵抗5.
7×1015Ω・cm)からなるプリプレグ(炭素繊維の体
積含有率60%)を積層して、長さ3mのコの字型のス
パーを得た。
【0065】本スパーの上下フランジ部はともに厚み5
mm、幅100mm、ウエブ部の厚み10mm、高さ5
0mmとした。
mm、幅100mm、ウエブ部の厚み10mm、高さ5
0mmとした。
【0066】フランジ部の積層構成は、外側より、厚み
1mm、繊維の配列角度60度の層(層Bに相当)、連
続して厚み3mm、配列角度は0度の層(層Aに相
当)、その内側に厚み1mm、配列角度90度の層とし
た。
1mm、繊維の配列角度60度の層(層Bに相当)、連
続して厚み3mm、配列角度は0度の層(層Aに相
当)、その内側に厚み1mm、配列角度90度の層とし
た。
【0067】本スパーを静的強度の70%のたわみ量で
3点曲げ疲労試験(スパン2.5m)したところ、サイ
クル数106回後も曲げ剛性の低下はみられなかった。
また、上下フランジともA層とB層の間に剥離など異常
は認められなかった。
3点曲げ疲労試験(スパン2.5m)したところ、サイ
クル数106回後も曲げ剛性の低下はみられなかった。
また、上下フランジともA層とB層の間に剥離など異常
は認められなかった。
【0068】比較例1 実施例1において、層Bの配列角度を90度とした以外
は実施例1と全く同様にして曲げ疲労試験したところ、
サイクル数105回で下部フランジ(引張側)の層B中
にクラックが認められ、106回後には曲げ剛性が90
%に低下した。
は実施例1と全く同様にして曲げ疲労試験したところ、
サイクル数105回で下部フランジ(引張側)の層B中
にクラックが認められ、106回後には曲げ剛性が90
%に低下した。
【0069】実施例2 実施例1において、層Aの内側の層の配列角度を−60
度(層Cに相当)とし、静的強度のたわみ量の80%と
した以外は実施例1と全く同様にして曲げ疲労試験した
ところ、サイクル数106回後も剛性の低下あるいは、
層間の剥離などの異常は全く認められなかった。
度(層Cに相当)とし、静的強度のたわみ量の80%と
した以外は実施例1と全く同様にして曲げ疲労試験した
ところ、サイクル数106回後も剛性の低下あるいは、
層間の剥離などの異常は全く認められなかった。
【0070】実施例3 PAN系の炭素繊維(強度350MPa、弾性率240
GPa、ねじり弾性率17GPa、伸度1.5%、比重
1.75)とエポキシ樹脂(樹脂伸度5%、体積固有抵
抗4×1014Ω・cm)からなるプリプレグ(炭素繊維の
体積含有率60%)と、ガラス繊維(強度160MP
a、弾性率75GPa、伸度2.1%、比重2.5)プ
リプレグ(繊維体積含有率55%)を用いて厚さ9.2
mm、幅300mm、長さ5mの平板2枚を得た。
GPa、ねじり弾性率17GPa、伸度1.5%、比重
1.75)とエポキシ樹脂(樹脂伸度5%、体積固有抵
抗4×1014Ω・cm)からなるプリプレグ(炭素繊維の
体積含有率60%)と、ガラス繊維(強度160MP
a、弾性率75GPa、伸度2.1%、比重2.5)プ
リプレグ(繊維体積含有率55%)を用いて厚さ9.2
mm、幅300mm、長さ5mの平板2枚を得た。
【0071】本平板の積層構成は、表面から厚さ0.3
mm、配列角度60度、連続して厚さ0.3mm、配列
角度−60度、連続して厚さ2mm、配列角度3度、連
続して厚さ2mm、配列角度−3度で厚み方向に鏡面対
称とした。
mm、配列角度60度、連続して厚さ0.3mm、配列
角度−60度、連続して厚さ2mm、配列角度3度、連
続して厚さ2mm、配列角度−3度で厚み方向に鏡面対
称とした。
【0072】次に、本平板2枚を高さ100mmのウレ
タンフォーム材で接合してスパーを形成し、静的強度の
70%のたわみ量で曲げ疲労試験したところ、サイクル
数106回後も曲げ剛性の低下はなかった。フォーム内
で一部亀裂がみられたが、上下フランジとも層間に剥離
などの異常は認められなかった。
タンフォーム材で接合してスパーを形成し、静的強度の
70%のたわみ量で曲げ疲労試験したところ、サイクル
数106回後も曲げ剛性の低下はなかった。フォーム内
で一部亀裂がみられたが、上下フランジとも層間に剥離
などの異常は認められなかった。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の繊維強化
樹脂製翼構造体は、軽量かつ曲げ疲労特性に優れること
からメンテナンスの労力が省け、運転効率が向上するの
で省エネルギーとなり、しいては、産業界の発展に寄与
するものである。
樹脂製翼構造体は、軽量かつ曲げ疲労特性に優れること
からメンテナンスの労力が省け、運転効率が向上するの
で省エネルギーとなり、しいては、産業界の発展に寄与
するものである。
【図1】本発明の繊維強化樹脂製翼構造体の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明の繊維強化樹脂製翼構造体の一例を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明において好ましく用いられるリブ部の断
面図である。
面図である。
1:翼 2:翼の長手軸 3:翼の付け根部の断面重心 4:翼の長さの1/2の断面重心 5:前縁部 6:後縁部 7:上スキン 8:下スキン 9:スパー 10:フランジ部 11:リブ部 12:補強繊維 13:樹脂 14:A層 15:B層 16:C層 17:その他の層
Claims (17)
- 【請求項1】 補強繊維と樹脂からなる繊維強化樹脂製
の翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内にある層Bま
たは−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが連続
していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項2】 層Aと、層Bまたは層Cの厚み比率が、
1:0.05〜1:0.5の範囲にあることを特徴とす
る請求項1に記載の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項3】 層Bまたは層Cが、層Aより翼表面側に
位置することを特徴とする請求項1または2に記載の繊
維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項4】 補強繊維と樹脂からなる繊維強化樹脂製
の翼構造体であって、 1)繊維強化樹脂は層構造を有しており、 2)層中の補強繊維の配列角θを翼の長手方向となす角
度で定義するとき、θが−9度≦θ≦9度の範囲内であ
る層Aと、θが50≦θ≦70度の範囲内である層B
と、θが−70≦θ≦−50度の範囲内にある層Cとが
連続していることを特徴とする繊維強化樹脂製翼構造
体。 - 【請求項5】 層Bおよび層Cが、層Aよりも翼表面に
近い側にあることを特徴とする請求項4に記載の繊維強
化樹脂製翼構造体。 - 【請求項6】 層Aの両側に、少なくとも層Bまたは層
Cがあることを特徴とする請求項4または5に記載の繊
維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項7】 層Aを対称面として、層Bおよび層Cか
らなる層が対称積層構造であることを特徴とする請求項
4または5に記載の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項8】 層Aの厚みと、層Bと層Cの厚みをたし
合わせた厚みの比率が、1:0.05〜1:0.7の範
囲にあることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記
載の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項9】 層Aの厚みが1mm〜20mmの範囲内
であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項10】 層Aの補強繊維は少なくとも炭素繊維
を含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
記載の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項11】 層Bまたは層Cの補強繊維は少なくと
もガラス繊維を含有することを特徴とする請求項1〜1
0のいずれかに記載の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項12】 樹脂の伸度が3%以上、10%未満で
あることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載
の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項13】 補強繊維の体積含有率が40%以上、
80%未満であることを特徴とする請求項1〜12のい
ずれかに記載の繊維強化樹脂製翼構造体。 - 【請求項14】 翼内部に空洞を有することを特徴とす
る請求項1〜13のいずれかに記載の繊維強化樹脂製翼
構造体。 - 【請求項15】 該空洞が翼全体の体積の30〜90%
であることを特徴とする請求項14に記載の繊維強化樹
脂製翼構造体。 - 【請求項16】 該空洞に発泡体が充填されていること
を特徴とする請求項14に記載の繊維強化樹脂製翼構造
体。 - 【請求項17】 翼の長手方向に亘り、層構造を有する
棒状、板状、コの字状、Cの字状、Iの字状、またはロ
の字状の繊維強化樹脂よりなる桁材が入っていることを
特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の繊維強化
樹脂製翼構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11861698A JPH11311101A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 繊維強化樹脂製翼構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11861698A JPH11311101A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 繊維強化樹脂製翼構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11311101A true JPH11311101A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14740963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11861698A Pending JPH11311101A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 繊維強化樹脂製翼構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11311101A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012519603A (ja) * | 2009-03-05 | 2012-08-30 | エアバス オペレーションズ リミテッド | 複合部品の製造方法 |
| JP2012176614A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-13 | Airbus Operations Ltd | 複合構造体 |
| JP2013240882A (ja) * | 2011-02-23 | 2013-12-05 | Airbus Operations Ltd | 複合構造体 |
| JP2014015159A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | プロペラ翼体及びその製造方法 |
| JP2015199315A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 日産自動車株式会社 | 繊維強化複合材 |
| JP2025066942A (ja) * | 2023-10-12 | 2025-04-24 | ヤマハ発動機株式会社 | 回転翼機用ロータブレード |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11861698A patent/JPH11311101A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012519603A (ja) * | 2009-03-05 | 2012-08-30 | エアバス オペレーションズ リミテッド | 複合部品の製造方法 |
| JP2012176614A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-13 | Airbus Operations Ltd | 複合構造体 |
| JP2013240882A (ja) * | 2011-02-23 | 2013-12-05 | Airbus Operations Ltd | 複合構造体 |
| JP2014015159A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | プロペラ翼体及びその製造方法 |
| JP2015199315A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 日産自動車株式会社 | 繊維強化複合材 |
| JP2025066942A (ja) * | 2023-10-12 | 2025-04-24 | ヤマハ発動機株式会社 | 回転翼機用ロータブレード |
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