JPH11311123A - 内燃機関の過給及びエネルギ回収装置 - Google Patents

内燃機関の過給及びエネルギ回収装置

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JPH11311123A
JPH11311123A JP10118057A JP11805798A JPH11311123A JP H11311123 A JPH11311123 A JP H11311123A JP 10118057 A JP10118057 A JP 10118057A JP 11805798 A JP11805798 A JP 11805798A JP H11311123 A JPH11311123 A JP H11311123A
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JP
Japan
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electric machine
rotating electric
supercharging
compressor
turbine
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JP10118057A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tazaki
豊 田崎
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】応答性の良い過給特性と良好な燃費を維持しつ
つ、非過給時には排気エネルギを効率よく回収する。 【解決手段】排気通路18にタービン17を介装し、タ
ービン17の回転より駆動されるコンプレッサ16を吸
気通路11に介装する。タービン17とコンプレッサ1
6とを連結する回転軸に回転電機21を取付け、少なく
とも回転電機21とコンプレッサ16との間に電磁クラ
ッチ22を介装する。運転条件によりコントローラ24
が、電磁クラッチ22のオンオフと、回転電機21をモ
ータあるいはジェネレータとして機能するように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機付き過給及
びエネルギ回収装置を備える内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転電機を有する過給機を備えた
内燃機関としては、特開平6−50163号公報に開示
されたようなものがある。
【0003】これはエンジンに過給するためのターボチ
ャージャの回転軸に回転電機を取り付け、エンジンの加
速時など、エンジンにより駆動される交流発電機からの
電流を回転電機に供給して回転電機を駆動し、これによ
りターボチャージャを回転させて加速時のブーストアッ
プを応答良く行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回転電機付きの過給機を備える内燃機関にあって
は、加速時、登坂走行時など高出力を要求されるときに
回転電機を力行させることで、ターボチャージャの応答
性を向上させられるものの、過給を行わない通常運転時
(自然吸気時)には排気エネルギの有効利用はできず、
あるいはコンプレッサが吸気抵抗となったりする問題が
あった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
提案されたもので、応答性の良い過給特性を維持しつ
つ、非過給時には排気エネルギを効率よく回収すること
を可能とした内燃機関を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、排気通路
にタービンを介装し、タービンの回転より駆動されるコ
ンプレッサを吸気通路に介装した内燃機関において、タ
ービンとコンプレッサとを連結する回転軸に回転電機を
取付け、かつ少なくとも回転電機とコンプレッサとの間
にクラッチを介装し、このクラッチと回転電機を運転条
件に応じて制御する制御手段を備えたことを特徴とす
る。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、前記
回転電機とコンプレッサの間、及び回転電機とタービン
との間にそれぞれクラッチが介装される。
【0008】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記吸気通路を迂回する通路に前記コンプレッサ
を介装し、迂回通路または吸気通路に選択的に吸気を流
す切換バルブを設け、この切換バルブを運転条件に応じ
て前記制御手段により切換えるようにした。
【0009】第4の発明は、第3の発明において、前記
切換バルブの上流に電動制御スロットルを介装し、この
電動制御スロットルの開度を運転条件に応じて前記制御
手段により制御するようにした。
【0010】第5の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記制御手段は非過給領域において前記コンプレ
ッサと回転電機との間のクラッチを切り、かつ回転電機
をジェネレータとして発電させる。
【0011】第6の発明は、第1、第2または第5の発
明において、前記制御手段は過給領域において前記コン
プレッサと回転電機との間のクラッチを接続し、かつ回
転電機を運転状態に応じてモータまたはジェネレータと
して機能させる。
【0012】
【発明の作用、効果】第1の発明では、運転条件によっ
てクラッチをオンオフし、また回転電機をモータあるい
はジェネレータとして機能させることより、例えば過給
の不必要な運転領域においてはタービンにより回転電機
のみを駆動し、排気エネルギを利用して発電をしたり、
あるいは過給を必要とする運転領域ではタービンとモー
タによりコンプレッサを駆動し、低回転域から応答よく
過給をしたり、あるいはジェネレータにより排気エネル
ギの一部を吸収し、エンジン過回転を防ぎつつ最良の燃
費域で運転したりできる。これらにより非過給時の排気
エネルギの回収と、過給時の応答性や燃費特性の改善が
図れる。
【0013】第2の発明では、回転電機の両側にそれぞ
れクラッチを介装し、運転条件に応じてこれら2つのク
ラッチを断接することにより、きめ細かく排気エネルギ
の回収や燃費の改善が図れる。
【0014】第3の発明では、切換バルブにより吸気の
流れをコンプレッサに導いたり、迂回させたりすること
で、過給不要時の吸気抵抗を減らすことができる。
【0015】第4の発明では、クラッチや回転電機の制
御と共に電動制御スロットルの開度を制御することで、
コールド運転時などに吸気温度や排気温度を高め、暖機
を促進したり、バッテリの過充電時に回転電機による電
力消費量を増やし、過充電を緩和することなどができ
る。
【0016】第5の発明では、非過給領域においてクラ
ッチを切り、排気エネルギによりジェネレータの発電を
行い、またコンプレッサをフリーにして吸気損失を低減
できる。
【0017】第6の発明では、過給領域においてクラッ
チを接続し、回転電機を運転状態に応じてモータまたは
ジェネレータとして機能させることで、加速特性を改善
したり、エンジン回転数を最良燃費域に維持することな
どができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】この実施形態は本発明をハイブリッド車両
に適用したもので、図1において、1は燃料の燃焼によ
り出力するエンジンで、エンジン1の出力軸2には電磁
クラッチ3を介してジェネレータ・モータ4が連結し、
ジェネレータ・モータ4の出力側には無段変速機(CV
T)5が連結され、この無段変速機5の出力回転が車軸
を介して左右の駆動輪6、6に伝達される。
【0020】車両の発進時を含む低速、低負荷域ではエ
ンジン1が停止していると共に電磁クラッチ3が遮断さ
れ、ジェネレータ・モータ4が図示しないバッテリから
の電力の供給を受けてモータとして機能し、無段変速機
5を介して駆動輪6を回転させる。また車両の加速時な
ど負荷が大きくなると、エンジン1を起動し、電磁クラ
ッチ3を繋ぎ、エンジン出力とモータ出力によって車両
が駆動される。一方、車両の減速時やバッテリ電圧が低
下したときなど、ジェネレータ・モータ4が車両の慣性
エネルギやエンジン出力により回転駆動され、ジェネレ
ータとして発電し、バッテリを充電する。これらの制御
は後述するコントローラ24によって行われる。
【0021】エンジン1の吸気通路11には電動制御さ
れるスロットル12が介装され、その下流において、切
換バルブ13を介して選択的に接続される迂回通路14
が分岐する。この迂回通路14にはターボチャージャ1
5で構成された過給機のコンプレッサ16が介装され、
エンジン加速時など吸気を過給する。ターボチャージャ
15のタービン17がエンジン1の排気通路18に介装
され、排気エネルギによりタービン17が回転する。タ
ービン17は回転軸20を介してコンプレッサ16と連
結するが、この途中にはジェネレータとモータの機能を
兼用する回転電機21が取り付けられ、タービン17の
回転により回転電機21も同一的に回転する。この回転
電機21とコンプレッサ16との間には、電磁クラッチ
22が介装され、電磁クラッチ22を遮断(オフ)する
と、コンプレッサ16がタービン17から分離する。な
お、ターボチャージャ15の下流の排気通路18には触
媒23が設置される。
【0022】過給機は車両の要求出力が大きいときに排
気エネルギを利用して吸気の過給を行い、また必要に応
じて回転電機21によりコンプレッサ16を駆動し、あ
るいは過給を必要としないときは電磁クラッチ22を切
り離してタービン17により回転電機21を駆動して発
電する。
【0023】このため、スロットル12、切換バルブ1
3、電磁クラッチ22、及び回転電機21の各作動を運
転条件に応じて制御するコントローラ(制御手段)24
が設けられる。コントローラ24には、アクセルペダル
開度を検出するアクセルセンサ(エンジン負荷セン
サ)、エンジン回転数を検出する回転数センサ、スロッ
トル開度を検出するスロットルセンサ、エンジン潤滑油
温または冷却水温を検出する温度センサなどの運転条件
を代表する検出信号、さらには、バッテリ充電レベルを
検出するバッテリセンサ、吸気系の負圧を検出する負圧
センサ、排気系のタービン上流と下流の圧力を検出する
圧力センサなどからの各検出信号が入力し、これらに基
づいて後述するように、スロットル12、切換バルブ1
3、電磁クラッチ22、回転電機21の動作を制御す
る。
【0024】なお、コントローラ24は同時にエンジン
1の燃料噴射量、点火時期なども制御する。
【0025】コントローラ24で実行される制御内容を
図2のフローチャートに示す。
【0026】まず、ステップS1では機関始動後の経過
時間を積算し、ステップS2で各種の運転条件を代表す
る信号として、エンジン負荷、回転数、スロットル開
度、油温または冷却水温、バッテリ充電レベルなどを検
出する。
【0027】ステップS3において、これら運転条件を
代表する信号に基づいて、非過給時と過給時とに大別
し、かつそれぞれの範囲で、図3に示すような作動条件
〜のうちから該当する条件を選択する(ただし、ク
ラッチの作動条件については、図中でタイプAとして記
載されているものを指す)。
【0028】そして、ステップS4ではこれら作動条件
に対応して制御内容を選択する。これら制御内容につい
ては、以下に詳しく説明する。そして、ステップS5で
はエンジン1がオンかオフかを判断し、車両の走行がエ
ンジン1の作動を伴うオンのときには上記ルーチンを繰
り返し実行し、エンジン1がオフならばこの制御を停止
する。
【0029】図3に示す前記制御内容は、エンジン負荷
と回転数に基づいて図4に示すような運転領域から過給
域か非過給域が選択され、負荷(トルク)のそれほど大
きくないAゾーンは非過給域、これよりも負荷の大きい
Bゾーンは過給域となる。
【0030】まず、非過給域(Aゾーン)について説明
する。
【0031】アイドルやコールド時などでない通常運
転時 すなわち、アクセルペダルが踏み込まれてオン、水温が
所定値T0以上、かつバッテリレベルが許容最大電圧V
0以下のときには、図5にも示すように、切換バルブ1
3が吸気通路11を開き(迂回通路14を閉じ)、電磁
クラッチ22をオフとし、回転電機21はジェネレータ
として機能させられる。また図8のように、アクセルペ
ダルの開度などに応じてスロットル開度が決まり、エン
ジンの回転数が制御される。
【0032】この状態では、吸気通路11の吸気は迂回
通路14を通ることはなく、この自然吸気運転時にコン
プレッサ16が吸気抵抗となることもない。
【0033】またターボチャージャ15のタービン17
によって、回転電機21のみが駆動され、これがジェネ
レータとして発電作用を行い、これによりバッテリを充
電したりして、効率よく排気エネルギ回収が行える。
【0034】アクセルペダルが全閉のアイドル運転条
件 このアイドル条件においては、上記に対して、回転電
機21をモータとして機能させることで相違し、タービ
ン17をモータで駆動してタービン上流側の排気圧力に
比較して下流側圧力を上昇させる。これにより、吸気圧
と排気圧(タービン上流側圧力)との差圧に依存する内
部排気環流率を下げ、アイドル時の燃焼を安定させる。
【0035】コールド運転時 エンジン冷却水温または油温が低い(例えば水温が40
°C以下)のコールド運転時には、aとbの場合が選択
できるが、aの場合は、切換バルブ13を閉じて迂回通
路14を開き、電磁クラッチ22をオンにし、かつ回転
電機21はモータとして機能させ、コンプレッサ16を
回転駆動する。このときスロットル12開度は図9のよ
うに、暖機後の非過給での通常運転時に比較して絞り込
む。これにより、吸気を絞り込んだ状態で過給するの
で、吸気温度が上昇し、エンジン1の暖機を促進するこ
とができる。なお、過給してもスロットル12を絞り込
んでいるため、エンジン吸入空気量が必要以上に大きく
なることはない。
【0036】これに対してbの場合は、前記のアイド
ル条件と同じように、切換バルブ12は開き、電磁クラ
ッチ22はオフで、回転電機21をモータとして機能さ
せ、タービン下流の排気圧力を高め、排気温度を上昇さ
せ、その下流の触媒23の活性化を促進する。
【0037】バッテリ過充電時 バッテリ充電レベルが規定よりも高いバッテリ過充電時
にも、aとbの場合が選択できるが、aの場合には、切
換バルブ13、電磁クラッチ22、回転電機21が、全
て上記aの場合と同じように制御される。また、図1
0に示すように、スロットルの開度も通常よりも絞り込
まれる。このため、コンプレッサ16を回転させるモー
タとしての回転電機21の仕事量は大きくなり、バッテ
リの消費電力は増大し、過充電の状態を緩和する。
【0038】これに対してbの場合には、スロットル開
度を除いて、前記のアイドル条件のときと全く同じに
制御される。したがって回転電機21をモータとしてタ
ービン17を回転駆動し、バッテリ電流を消費し、過充
電の緩和を図る。なお、この場合にはコンプレッサ16
はフリーとなり、吸気量などに影響を与えないため、ス
ロットル12を介しての吸気量の制御は単純となる。
【0039】次に、運転領域が図4のBゾーンの過給域
について説明する。
【0040】通常運転時 アクセルオンで冷却水温も十分に高い通常運転時には、
切換バルブ13を図6のように切り換えて、迂回通路1
4に吸気を流し、電磁クラッチ22を接続し、コンプレ
ッサ16を回転駆動し、かつスロットル12を全開に保
持して過給を行う。
【0041】この場合、スロットル全開でも、吸入空気
量はコンプレッサ16の回転により制御でき、そのとき
のエンジン運転が要求出力に対して最良燃費となるよう
に、回転電機21を条件に応じてモータとしたり、ある
いはジェネレータとして機能させつつ、コンプレッサ1
6の回転を制御する。
【0042】エンジンの各等出力特性線について燃費が
最良となるエンジン回転数は特定され、あるエンジン回
転数を維持するのに、コンプレッサ16、すなわち回転
電機21の要求回転数を下げたいときは、ジェネレータ
とし、上昇させたいときはモータとする。したがって、
過給中の要求出力特性に応じて回転電機21をジェネレ
ータとしたりモータするように切り換え制御すること
で、コンプレッサ16の回転を自由に制御し、エンジン
回転数を要求通りに制御することができる。
【0043】なお、回転電機21をジェネレータとして
いるときは、図7にも示すように、回転数が低いときほ
どタービン17の上流の排気圧力が下流の排気圧力より
も高くなり、かつ回転数が低いときほどその差圧は大き
く、またモータとして機能させると、排圧は逆転し、回
転数が高くなるほど下流側の圧力が高くなる。
【0044】回転電機21をジェネレータとして機能さ
せているときは、排気の余剰エネルギにより発電をし、
エネルギが回収され、また、モータに切り換えてコンプ
レッサ16を回転させるときは、排気圧力が十分でない
ときなどにも必要量の過給が行え、良好な出力特性が発
揮できる。
【0045】コールド運転時 次に冷却水温などが低いコールド運転時には、の通常
運転の条件に対して、回転電機21を常時モータのまま
とする。そして、スロットル12の開度を絞り込み、こ
れにより同一の吸入空気量に対するコンプレッサ16の
仕事量を高め、吸気温度を上昇させ、エンジンの暖機を
促進する。
【0046】バッテリ過充電時 バッテリの過充電時には、非過給での過充電時と同じよ
うに、回転電機21をモータとして、ターボチャージャ
15を駆動し、これよりバッテリの電力を消費させる。
なお、タービン17の回転に加えてモータの駆動力を付
加するので、ターボチャージャ15の過給の応答性が良
好となる。
【0047】このようにして本発明では、ターボチャー
ジャ15のコンプレッサ16と回転電機21との間に介
装した電磁クラッチ22を運転条件に応じて断接し、か
つ回転電機21をモータあるいはジェネレータとして機
能させたりすることより、非過給時には、通常吸気のエ
ンジンとして、その排気エネルギの回収を行い、また過
給時には燃費や出力応答性を改善したりすることができ
る。
【0048】また、この実施形態のように、ハイブリッ
ド車両に適用すると、高出力運転の要求時に効率のよい
過給を行うことで、エンジンの小型化が図れ、また非過
給時の排気エネルギ回収により低燃費化を促進できる。
【0049】ただし、本発明はハイブリッド車両に限ら
ず、通常の内燃機関によってのみ駆動される車両に適用
できることは言うまでもない。
【0050】次に図11によって第2の実施形態を説明
する。
【0051】これはターボチャージャ15のタービン1
7と回転電機21との間に第2の電磁クラッチ35を設
け、第1、第2の電磁クラッチ22と25を制御するこ
とにより、さらに燃費効率やエネルギ回収効率を高めら
れるようにしたものである。
【0052】これら第1、第2電磁クラッチ22、25
の作動については、図3に記載した通りであるが、切換
バルブ13、回転電機21、第1の電磁クラッチ22に
ついては、原則的に上記した第1の実施形態と同じよう
に制御される(ただし、図3において、タイプBとして
図示され、クラッチaは第1電磁クラッチ、クラッチb
は第2電磁クラッチを意味する)。
【0053】まずの通常運転時には、第2の電磁クラ
ッチ25がオンで、このためタービン17により回転電
機21をジェネレータとして駆動し、過給をすることな
く、発電によりエネルギ回収を行う。のアイドル時は
第2の電磁クラッチ25をオンまたはオフとすること
で、モータによりタービン17を駆動したり、タービン
17をフリーにしたりする。タービン17の駆動により
内部排気環流率を下げ、またフリーにすることで排気抵
抗を減じられる。
【0054】のコールド運転時には、aとbの場合の
いずれも第2の電磁クラッチ25はオフとする。この場
合、第1の電磁クラッチ22がオンのときは、モータに
よりコンプレッサ16を回転することで、吸気を圧縮し
て吸気温度を高め、暖機を促進するし、電磁クラッチ2
2がオフのときは、コンプレッサ16とタービン17が
共にフリーとなり、排気損失を低減し、暖機の促進を図
る。
【0055】のバッテリが過充電のときは、第2の電
磁クラッチ25はオンまたはオフに制御される。第2の
電磁クラッチ25がオンのときは、モータによりターボ
チャージャ15を駆動し、スロットルを絞りながら過給
することにより、回転電機21の仕事量を大きくし、過
充電を緩和する。このとき、第2の電磁クラッチ25を
オフとすることにより、タービン17が切り離される
と、さらに回転電機21の駆動負荷が高まり、電力消費
を増すことができる。第1の電磁クラッチ22をオフと
しているときは、コンプレッサ16、タービン17が共
にフリーとなり、エンジンの性能に影響を与えることな
く、単に回転電機21により電力を消費し、過充電を緩
和できる。
【0056】次に過給運転時について説明すると、まず
の通常運転時には第2の電磁クラッチ25はオンとな
る。この状態では第1の実施形態と全く同じで、エンジ
ン運転が要求出力に対して最良燃費となるように、回転
電機21を条件に応じてモータとしたり、あるいはジェ
ネレータとして機能させつつ、コンプレッサ16の回転
を制御する。また、のコールド運転時にも、第2の電
磁クラッチ25はオンで、回転電機21を常時モータの
ままとする。これにより吸気を圧縮して吸気温度を上昇
させ、エンジンの暖機を促進する。
【0057】のバッテリ過充電時は第2の電磁クラッ
チ25をオンまたはオフとする。第2電磁クラッチ35
をオンとしたときは、第1の実施形態と同じとなり、ま
たオフとしたときは、モータによってのみコンプレッサ
16を駆動するので、それだけ回転電機21の電力消費
量が高まり、過充電の緩和が図れる。
【0058】このように第2の電磁クラッチ25を回転
電機21とタービン17との間に介装することにより、
第1電磁クラッチ22と共にこれらを運転条件に応じて
さらにきめ細かく制御することで、なお一層良好な排気
エネルギの回生や燃費の改善が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】同じくその制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】クラッチと回転電機を含む各部の動作状態を示
す説明図である。
【図4】過給領域と非過給領域を示す説明図である。
【図5】切換バルブが迂回通路を閉じている状態を示す
概略構成図である。
【図6】切換バルブが迂回通路を開いている状態を示す
概略構成図である。
【図7】回転電機の機能とタービン入口と出口の差圧の
関係を示す説明図である。
【図8】非過給アイドル時のスロットル開度の特性を示
す説明図である。
【図9】非過給コールド時のスロットル開度の特性を示
す説明図である。
【図10】非過給過充電時のスロットル開度の特性を示
す説明図である。
【図11】本発明の他の実施形態を示すターボチャージ
ャの概略構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン 3 電磁クラッチ 4 モータ・ジェネレータ 5 無段変速機 11 吸気通路 12 電制スロットル 13 切換バルブ 15 ターボチャージャ 16 コンプレッサ 17 タービン 18 排気通路 21 回転電機 22 電磁クラッチ 24 コントローラ 25 電磁クラッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02B 61/00 F02B 61/00 E F02D 29/06 F02D 29/06 L F02N 11/04 F02N 11/04 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気通路にタービンを介装し、タービンの
    回転より駆動されるコンプレッサを吸気通路に介装した
    内燃機関において、タービンとコンプレッサとを連結す
    る回転軸に回転電機を取付け、かつ少なくとも回転電機
    とコンプレッサとの間にクラッチを介装し、このクラッ
    チと回転電機を運転条件に応じて制御する制御手段を備
    えたことを特徴とする内燃機関の過給及びエネルギ回収
    装置。
  2. 【請求項2】前記回転電機とコンプレッサの間、及び回
    転電機とタービンとの間にそれぞれクラッチが介装され
    る請求項1に記載の内燃機関の過給及びエネルギ回収装
    置。
  3. 【請求項3】前記吸気通路を迂回する通路に前記コンプ
    レッサを介装し、迂回通路または吸気通路に選択的に吸
    気を流す切換バルブを設け、この切換バルブを運転条件
    に応じて前記制御手段により切換えるようにした請求項
    1または2に記載の内燃機関の過給及びエネルギ回収装
    置。
  4. 【請求項4】前記切換バルブの上流に電動制御スロット
    ルを介装し、この電動制御スロットルの開度を運転条件
    に応じて前記制御手段により制御するようにした請求項
    3に記載の内燃機関の過給及びエネルギ回収装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は非過給領域において前記コ
    ンプレッサと回転電機との間のクラッチを切り、かつ回
    転電機をジェネレータとして発電させる請求項1または
    2に記載の内燃機関の過給及びエネルギ回収装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は過給領域において前記コン
    プレッサと回転電機との間のクラッチを接続し、かつ回
    転電機を運転状態に応じてモータまたはジェネレータと
    して機能させる請求項1,2または5に記載の内燃機関
    の過給及びエネルギ回収装置。
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