JPH11311865A - 段差をもった基板上の高精度レジストパターニング方法 - Google Patents
段差をもった基板上の高精度レジストパターニング方法Info
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- JPH11311865A JPH11311865A JP29702098A JP29702098A JPH11311865A JP H11311865 A JPH11311865 A JP H11311865A JP 29702098 A JP29702098 A JP 29702098A JP 29702098 A JP29702098 A JP 29702098A JP H11311865 A JPH11311865 A JP H11311865A
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、CD制御エラーを無くして信頼性
の向上を図る。 【解決手段】 本発明は、段差をもった基板上の高精度
レジストパターニング方法を開示する。具体的には、段
差をもった基板1上に平坦化膜21を形成して下地段差
を平坦化し、その上に反射防止膜22を平坦に形成し、
その上にレジスト23を精度良くパターニングする。こ
れにより、定在波効果の出現を阻止でき、定在波効果に
よるCD制御エラーを無くすことができる。平坦化膜
は、シルセスキオキサン化水素を材料とした場合、レジ
スト等と同様にアルカリ現像液で除去できる。このた
め、SiO2 膜、多結晶シリコン及びSiN膜に対して
選択比を大きく取れ、平坦化膜除去時のオーバーエッチ
ングによる下地パターンのCD制御エラーを無くすこと
ができる。
の向上を図る。 【解決手段】 本発明は、段差をもった基板上の高精度
レジストパターニング方法を開示する。具体的には、段
差をもった基板1上に平坦化膜21を形成して下地段差
を平坦化し、その上に反射防止膜22を平坦に形成し、
その上にレジスト23を精度良くパターニングする。こ
れにより、定在波効果の出現を阻止でき、定在波効果に
よるCD制御エラーを無くすことができる。平坦化膜
は、シルセスキオキサン化水素を材料とした場合、レジ
スト等と同様にアルカリ現像液で除去できる。このた
め、SiO2 膜、多結晶シリコン及びSiN膜に対して
選択比を大きく取れ、平坦化膜除去時のオーバーエッチ
ングによる下地パターンのCD制御エラーを無くすこと
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段差をもった基板
上の高精度レジストパターニング方法に関する。
上の高精度レジストパターニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集積回路は、多数の微細な半導
体素子が基板に集積されて形成され、各半導体素子が正
常に動作することにより、全体が正常に動作する。ここ
で、各半導体素子は、例えばゲート電極等の寸法が変わ
ると、しきい値電圧等の動作も変わる。このため、各半
導体素子は、設計寸法の通りに形成されることが求めら
れる。この設計寸法通りの形成制御は、クリティカル・
ディメンション(critical dimension;CD)制御と呼
ばれる。
体素子が基板に集積されて形成され、各半導体素子が正
常に動作することにより、全体が正常に動作する。ここ
で、各半導体素子は、例えばゲート電極等の寸法が変わ
ると、しきい値電圧等の動作も変わる。このため、各半
導体素子は、設計寸法の通りに形成されることが求めら
れる。この設計寸法通りの形成制御は、クリティカル・
ディメンション(critical dimension;CD)制御と呼
ばれる。
【0003】ところで、この種の集積回路は、例えば基
板表面の層上へのレジスト塗布、露光・現像によるレジ
ストのパターニング、パターニングにより露出された層
のエッチング、レジストの除去、といった工程をもつリ
ソグラフィ技術及びエッチング技術が用いられて製造さ
れる。
板表面の層上へのレジスト塗布、露光・現像によるレジ
ストのパターニング、パターニングにより露出された層
のエッチング、レジストの除去、といった工程をもつリ
ソグラフィ技術及びエッチング技術が用いられて製造さ
れる。
【0004】従って、前述したCD制御には、レジスト
のパターニングに代表されるリソグラフィ技術の高精度
化が要求される。例えば、波長248nmのKrFエキ
シマレーザといった短波長の露光装置を用い、約250
nm幅のレジスト層を設計寸法の通りに形成するような
高精度なレジストパターニング方法の開発も要求されて
いる。
のパターニングに代表されるリソグラフィ技術の高精度
化が要求される。例えば、波長248nmのKrFエキ
シマレーザといった短波長の露光装置を用い、約250
nm幅のレジスト層を設計寸法の通りに形成するような
高精度なレジストパターニング方法の開発も要求されて
いる。
【0005】しかしながら通常、露光の際には、異なる
屈折率の媒体からの各反射光の光干渉によって光強度が
空間的に変動する定在波が生じる。この定在波は、反射
光軸上に沿ってレジスト線幅を周期的に波面のように変
動させる効果をもつ。この定在波効果は、高い精度を要
する微細な半導体素子ほど悪影響が大きいので、反射防
止(anti-reflection coating 以下、ARCという)膜
やCMP(chemical mechanical polishing)などを用い
た平坦化技術により、抑制されることが好ましい。
屈折率の媒体からの各反射光の光干渉によって光強度が
空間的に変動する定在波が生じる。この定在波は、反射
光軸上に沿ってレジスト線幅を周期的に波面のように変
動させる効果をもつ。この定在波効果は、高い精度を要
する微細な半導体素子ほど悪影響が大きいので、反射防
止(anti-reflection coating 以下、ARCという)膜
やCMP(chemical mechanical polishing)などを用い
た平坦化技術により、抑制されることが好ましい。
【0006】図5は従来の活性領域(active area;以
下、AAという)リソグラフィ工程の一部を示す断面図
である。図5中、基板1上の半導体層2には複数の深い
トレンチ(deep trench;以下、DTという)3が形成さ
れ、各DT3内にはカラー酸化膜4を介して多結晶シリ
コン5が半導体層2の表面よりも50nm下の高さまで
埋込み形成されている。各DT3間の半導体層2の表面
上には8nm厚のSiO2 薄膜6を介して100〜15
0nm厚のSiN膜7が形成されている。すなわち、こ
の基板1は、各DT3内の多結晶シリコン5の表面と、
各DT3間のSiN膜7の表面とで約150nmの高低
差をもつ段差を有している。
下、AAという)リソグラフィ工程の一部を示す断面図
である。図5中、基板1上の半導体層2には複数の深い
トレンチ(deep trench;以下、DTという)3が形成さ
れ、各DT3内にはカラー酸化膜4を介して多結晶シリ
コン5が半導体層2の表面よりも50nm下の高さまで
埋込み形成されている。各DT3間の半導体層2の表面
上には8nm厚のSiO2 薄膜6を介して100〜15
0nm厚のSiN膜7が形成されている。すなわち、こ
の基板1は、各DT3内の多結晶シリコン5の表面と、
各DT3間のSiN膜7の表面とで約150nmの高低
差をもつ段差を有している。
【0007】ここで、基板1全面には、前述した定在波
効果を防止するためのARC膜8が形成され、ARC膜
8上にはレジスト層9が形成されている。しかしなが
ら、段差上に形成されたARC膜8は、不均一な厚さ分
布を有してしまう。
効果を防止するためのARC膜8が形成され、ARC膜
8上にはレジスト層9が形成されている。しかしなが
ら、段差上に形成されたARC膜8は、不均一な厚さ分
布を有してしまう。
【0008】同様に、段差を埋込むようにARC膜8上
に形成されたレジスト層9は、DT3上方の凹領域B
と、SiN膜7上方の凸領域Aとでは互いに約150n
m異なる厚みを有してしまう。
に形成されたレジスト層9は、DT3上方の凹領域B
と、SiN膜7上方の凸領域Aとでは互いに約150n
m異なる厚みを有してしまう。
【0009】このようなレジスト厚の不均一な分布は、
2つの領域A・B間で互いに最良な焦点位置及び最良な
照射量(dose)条件が異なるために、定在波効果により、
CD制御エラーを発生させる問題がある。
2つの領域A・B間で互いに最良な焦点位置及び最良な
照射量(dose)条件が異なるために、定在波効果により、
CD制御エラーを発生させる問題がある。
【0010】また、ARC厚の不均一な分布は、ARC
膜8に対しRIE等を用いたエッチングを困難とするた
め、完全なエッチングのためのオーバーエッチングを必
要とする。しかしながら、オーバーエッチングは、レジ
ストの膜厚減少をもたらし、オーバーエッチングにより
レジストの膜減りを増加させ、CD制御エラーの誘因と
なり易い問題がある。
膜8に対しRIE等を用いたエッチングを困難とするた
め、完全なエッチングのためのオーバーエッチングを必
要とする。しかしながら、オーバーエッチングは、レジ
ストの膜厚減少をもたらし、オーバーエッチングにより
レジストの膜減りを増加させ、CD制御エラーの誘因と
なり易い問題がある。
【0011】以上のような問題は、AAリソグラフィ工
程に特有なものではなく、段差を有する基板上でのAR
Cを用いたレジストパターニングに共通である。例え
ば、図6は従来のゲート導電体(gate conductor; 以
下、GCという)リソグラフィ工程の一部を示す断面図
である。図6中、図5と同様の各DT3は、各DT3間
の領域が各DT3の側半部を含んでエッチングで浅く除
去された後に酸化物層10が埋込形成されることによ
り、浅いトレンチ分離(shallow trench isolation;以
下、STIという)領域が設けられている。
程に特有なものではなく、段差を有する基板上でのAR
Cを用いたレジストパターニングに共通である。例え
ば、図6は従来のゲート導電体(gate conductor; 以
下、GCという)リソグラフィ工程の一部を示す断面図
である。図6中、図5と同様の各DT3は、各DT3間
の領域が各DT3の側半部を含んでエッチングで浅く除
去された後に酸化物層10が埋込形成されることによ
り、浅いトレンチ分離(shallow trench isolation;以
下、STIという)領域が設けられている。
【0012】ここで、この基板1は、STI領域の表面
と、それ以外の各DT3外の領域の表面とで約50nm
の高低差を持つ段差を有している。各領域上には、ゲー
ト酸化膜用の酸化膜11、多結晶シリコン配線層12、
WSi配線層13及びSiN層14が順次形成されてい
る。SiN層14上には、ARC膜15及びレジスト層
16が順次形成されている。但し、レジスト層16は、
前述した段差に対応し、STI領域上方の凹領域Cと、
各DT外の領域上方の凸領域Dとで互いに約50nm異
なる厚みを有してしまう。
と、それ以外の各DT3外の領域の表面とで約50nm
の高低差を持つ段差を有している。各領域上には、ゲー
ト酸化膜用の酸化膜11、多結晶シリコン配線層12、
WSi配線層13及びSiN層14が順次形成されてい
る。SiN層14上には、ARC膜15及びレジスト層
16が順次形成されている。但し、レジスト層16は、
前述した段差に対応し、STI領域上方の凹領域Cと、
各DT外の領域上方の凸領域Dとで互いに約50nm異
なる厚みを有してしまう。
【0013】そして同様に、レジスト厚の不均一な分布
は、定在波効果により、CD制御エラーを発生させてし
まう。また、ARC膜15は、前述同様に不均一に分布
し、CD制御エラーの誘因となり易いオーバーエッチン
グを必要とする問題がある。
は、定在波効果により、CD制御エラーを発生させてし
まう。また、ARC膜15は、前述同様に不均一に分布
し、CD制御エラーの誘因となり易いオーバーエッチン
グを必要とする問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
段差をもった基板上のレジストパターニングは、段差の
ためにARC膜及びレジスト層の両者の厚さ分布を不均
一にし、CD制御エラーを発生させて信頼性を低下させ
る問題がある。
段差をもった基板上のレジストパターニングは、段差の
ためにARC膜及びレジスト層の両者の厚さ分布を不均
一にし、CD制御エラーを発生させて信頼性を低下させ
る問題がある。
【0015】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、CD制御エラーを無くして信頼性を向上し得る、段
差をもった基板上の高精度レジストパターニング方法を
提供することを目的とする。
で、CD制御エラーを無くして信頼性を向上し得る、段
差をもった基板上の高精度レジストパターニング方法を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明は上記目的を
達成するために、段差をもった基板上の高精度レジスト
パターニング方法であって、基板上に表面を平坦にする
ための平坦化(planarization) 膜を形成する工程と、平
坦化膜上に露光用の光の反射を防止するための反射防止
(anti-reflection coating;ARC) 膜を形成する工程
と、ARC膜上にフォトレジストを塗布する工程と、フ
ォトレジストを露光・現像によりパターニングしてAR
C膜を部分的に露出させるようにフォトレジストパター
ンを形成する工程と、露出されたARC膜をエッチング
した後、平坦化膜を介して基板の途中の深さに至る領域
をエッチングする工程と、エッチングの後、フォトレジ
スト及びARC膜を除去し、平坦化膜を除去する工程と
を含んでいることを特徴とする。
達成するために、段差をもった基板上の高精度レジスト
パターニング方法であって、基板上に表面を平坦にする
ための平坦化(planarization) 膜を形成する工程と、平
坦化膜上に露光用の光の反射を防止するための反射防止
(anti-reflection coating;ARC) 膜を形成する工程
と、ARC膜上にフォトレジストを塗布する工程と、フ
ォトレジストを露光・現像によりパターニングしてAR
C膜を部分的に露出させるようにフォトレジストパター
ンを形成する工程と、露出されたARC膜をエッチング
した後、平坦化膜を介して基板の途中の深さに至る領域
をエッチングする工程と、エッチングの後、フォトレジ
スト及びARC膜を除去し、平坦化膜を除去する工程と
を含んでいることを特徴とする。
【0017】また、第2の発明は、段差をもった基板上
の高精度レジストパターニング方法であって、基板上に
配線層を形成する工程と、配線層上に絶縁層を形成する
工程と、絶縁層上に表面を平坦にするための平坦化膜を
形成する工程と、平坦化膜上に露光用の光の反射を防止
するための反射防止膜を形成する工程と、反射防止膜上
にフォトレジストを塗布する工程と、フォトレジストを
露光・現像によりパターニングして反射防止膜を部分的
に露出させる工程と、露出された反射防止膜から平坦化
膜及び絶縁層を介して配線層に至る領域をエッチングす
る工程と、エッチングの後、フォトレジスト及び反射防
止膜を除去する工程と、平坦化膜を除去する工程とを含
んでいることを特徴とする。
の高精度レジストパターニング方法であって、基板上に
配線層を形成する工程と、配線層上に絶縁層を形成する
工程と、絶縁層上に表面を平坦にするための平坦化膜を
形成する工程と、平坦化膜上に露光用の光の反射を防止
するための反射防止膜を形成する工程と、反射防止膜上
にフォトレジストを塗布する工程と、フォトレジストを
露光・現像によりパターニングして反射防止膜を部分的
に露出させる工程と、露出された反射防止膜から平坦化
膜及び絶縁層を介して配線層に至る領域をエッチングす
る工程と、エッチングの後、フォトレジスト及び反射防
止膜を除去する工程と、平坦化膜を除去する工程とを含
んでいることを特徴とする。
【0018】従って、第1及び第2の発明では、局所的
な段差をもつ基板が、平坦化膜により、段差が平坦化さ
れて平坦な基板となる。この平坦化膜の上にARC膜及
びレジスト層を順次形成するので、ARC膜及びレジス
ト層の両者を夫々均一な厚みに形成できる。ここで、レ
ジスト層を均一な厚みに形成できるので、定在波効果の
影響を排除でき、CD制御エラーを無くして信頼性を向
上できる。また、ARC膜を均一に形成できるので、A
RC膜を完全に除去するためのオーバーエッチング時間
を低減できる。また、平坦化膜の除去には、下地の酸化
膜やシリコン窒化膜、多結晶シリコン膜に対して大きな
エッチング選択比を取れるアルカリ液等が使用できるた
め、選択的に平坦化膜のみを除去できる。
な段差をもつ基板が、平坦化膜により、段差が平坦化さ
れて平坦な基板となる。この平坦化膜の上にARC膜及
びレジスト層を順次形成するので、ARC膜及びレジス
ト層の両者を夫々均一な厚みに形成できる。ここで、レ
ジスト層を均一な厚みに形成できるので、定在波効果の
影響を排除でき、CD制御エラーを無くして信頼性を向
上できる。また、ARC膜を均一に形成できるので、A
RC膜を完全に除去するためのオーバーエッチング時間
を低減できる。また、平坦化膜の除去には、下地の酸化
膜やシリコン窒化膜、多結晶シリコン膜に対して大きな
エッチング選択比を取れるアルカリ液等が使用できるた
め、選択的に平坦化膜のみを除去できる。
【0019】また、例えば段差が150nm以下あるい
は50nm以下のような微細な製造工程でも有効であ
る。ARC膜の直下に位置する平坦化膜は、シルセスキ
オキサン化水素を材料として用いた場合、前述した作用
効果に加え、次の(1)〜(4)に示す特性及び利点を
有する。 (1)塗布により平坦な表面を得やすい。即ち、スピン
コーティングのようにレジスト膜に適用される塗布方法
により、平坦な表面を得ることが容易である。この膜の
塗布及びベーキングの後、この平坦化膜は、SiO2 膜
に似た性質に変化する。DT段差は、AA及びGCリソ
グラフィの場合に平坦化膜に完全に埋込まれる。 (2)ウェハの膜厚制御が良好である。例えば、ウエハ
内の膜厚変動は、塗布する膜厚の20%未満である。例
えば100nm塗布する場合に15nmの膜厚変動がウ
ェハ内にある。 (3)平坦化膜は、SiO2 膜に類似したドライエッチ
ング(RIE)特性をもつ。RIEによるARCドライ
エッチング及びAAドライエッチングの後、例えばトレ
ンチの深さ方向に沿った平坦化膜の膜厚分布は良好であ
る。そして、ARC膜のオーバーエッチング時間は、均
一なARC膜厚に起因して低減できる。すなわち、オー
バーエッチングに起因するCD制御エラーを低減でき
る。これは、ARC膜のエッチング後、高精度なレジス
トパターン分布に対応させて微細な半導体素子を設計寸
法通りに形成するのに有益である。 (4)現像液のようなエッチング溶液による膜の剥離が
容易である。
は50nm以下のような微細な製造工程でも有効であ
る。ARC膜の直下に位置する平坦化膜は、シルセスキ
オキサン化水素を材料として用いた場合、前述した作用
効果に加え、次の(1)〜(4)に示す特性及び利点を
有する。 (1)塗布により平坦な表面を得やすい。即ち、スピン
コーティングのようにレジスト膜に適用される塗布方法
により、平坦な表面を得ることが容易である。この膜の
塗布及びベーキングの後、この平坦化膜は、SiO2 膜
に似た性質に変化する。DT段差は、AA及びGCリソ
グラフィの場合に平坦化膜に完全に埋込まれる。 (2)ウェハの膜厚制御が良好である。例えば、ウエハ
内の膜厚変動は、塗布する膜厚の20%未満である。例
えば100nm塗布する場合に15nmの膜厚変動がウ
ェハ内にある。 (3)平坦化膜は、SiO2 膜に類似したドライエッチ
ング(RIE)特性をもつ。RIEによるARCドライ
エッチング及びAAドライエッチングの後、例えばトレ
ンチの深さ方向に沿った平坦化膜の膜厚分布は良好であ
る。そして、ARC膜のオーバーエッチング時間は、均
一なARC膜厚に起因して低減できる。すなわち、オー
バーエッチングに起因するCD制御エラーを低減でき
る。これは、ARC膜のエッチング後、高精度なレジス
トパターン分布に対応させて微細な半導体素子を設計寸
法通りに形成するのに有益である。 (4)現像液のようなエッチング溶液による膜の剥離が
容易である。
【0020】プロセスの後に平坦化膜を除去するには、
平坦化膜がシルセスキオキサン化水素である場合、レジ
スト現像液に似たアルカリ液が有効である。レジスト現
像液と同じシステムは、平坦化膜の除去に使用できる。
平坦化膜がシルセスキオキサン化水素である場合、レジ
スト現像液に似たアルカリ液が有効である。レジスト現
像液と同じシステムは、平坦化膜の除去に使用できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)本発明の第1の実施形態に係る高精
度レジストパターニング方法について説明するが、始め
に各実施形態で共通に用いられる平坦化膜及びARC膜
について述べる。
て図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)本発明の第1の実施形態に係る高精
度レジストパターニング方法について説明するが、始め
に各実施形態で共通に用いられる平坦化膜及びARC膜
について述べる。
【0022】平坦化膜の材料は、表面の平坦性、ドライ
エッチングの特性及び除去の容易性の観点から、シルセ
スキオキサン化水素(hydrogen silosesquioxane)が好
ましく用いられる。シルセスキオキサン化水素は、流動
に適した酸化物(flowable oxide ;以下、FOXとい
う)という商品名でダウ・コーニング社から商業上入手
できるため、以下、FOXともいう。
エッチングの特性及び除去の容易性の観点から、シルセ
スキオキサン化水素(hydrogen silosesquioxane)が好
ましく用いられる。シルセスキオキサン化水素は、流動
に適した酸化物(flowable oxide ;以下、FOXとい
う)という商品名でダウ・コーニング社から商業上入手
できるため、以下、FOXともいう。
【0023】このFOX膜の光学特性は、SiO2 から
なる石英基板に酷似しており、且つ1%未満の厚さ変動
(±3σ)がSOG(spin-on-glass )に似ている。し
かし、FOX膜は、SOGとは異なり、レジストパター
ニングなどに用いられる現像液のようなアルカリ液によ
り、溶かされる性質をもっている。即ち、除去の際に、
SiO2 膜、ポリSi膜及びSiN膜に対して選択比を
大きく取れるので、オーバーエッチングによる下地に形
成したパターンのCD制御エラーが生じない。なお、ア
ルカリ液としては、例えばpH8〜13の範囲が好まし
く、具体的にはTMAH(テトラメチルアンモニウムハ
イドロオキサイド)(CH3 )4 NOH、又はコリン
(トリメチルジオキシエチルアンモニウムハイドロオキ
サイド)(CH3 )3 N(CH2 CH2 OH)が使用可
能である。
なる石英基板に酷似しており、且つ1%未満の厚さ変動
(±3σ)がSOG(spin-on-glass )に似ている。し
かし、FOX膜は、SOGとは異なり、レジストパター
ニングなどに用いられる現像液のようなアルカリ液によ
り、溶かされる性質をもっている。即ち、除去の際に、
SiO2 膜、ポリSi膜及びSiN膜に対して選択比を
大きく取れるので、オーバーエッチングによる下地に形
成したパターンのCD制御エラーが生じない。なお、ア
ルカリ液としては、例えばpH8〜13の範囲が好まし
く、具体的にはTMAH(テトラメチルアンモニウムハ
イドロオキサイド)(CH3 )4 NOH、又はコリン
(トリメチルジオキシエチルアンモニウムハイドロオキ
サイド)(CH3 )3 N(CH2 CH2 OH)が使用可
能である。
【0024】FOX膜の典型的な特性は次に示される
(これはダウ・コーニング社の小冊子(brochure)に記載
されていた)。 固体含有範囲 40%まで 塗布厚さ範囲 1000nmまで 厚さ変動(±3σ) 1%未満 少量金属不純物(溶液中) 10ppb未満 湿度吸収 1%未満 機械的ストレス範囲 −1×108 〜1×109 dynes/cm2 屈折率 1.40〜1.45 1MHzでの誘電率 3.3〜4.2 なお、上記屈折率及び1MHzでの誘電率は転換(conve
rsion)条件により、制御される。
(これはダウ・コーニング社の小冊子(brochure)に記載
されていた)。 固体含有範囲 40%まで 塗布厚さ範囲 1000nmまで 厚さ変動(±3σ) 1%未満 少量金属不純物(溶液中) 10ppb未満 湿度吸収 1%未満 機械的ストレス範囲 −1×108 〜1×109 dynes/cm2 屈折率 1.40〜1.45 1MHzでの誘電率 3.3〜4.2 なお、上記屈折率及び1MHzでの誘電率は転換(conve
rsion)条件により、制御される。
【0025】このようなFOX膜は、例えば約3000
〜5000回転/分の間の回転スピン速度が好ましいス
ピンコーティングにより塗布され、そして約150〜4
50℃の間の温度で約150℃で1分間、250℃で1
分間、450℃で60分間焼かれて形成される。FOX
膜の好ましい厚さは、約50〜800nmの間である。
〜5000回転/分の間の回転スピン速度が好ましいス
ピンコーティングにより塗布され、そして約150〜4
50℃の間の温度で約150℃で1分間、250℃で1
分間、450℃で60分間焼かれて形成される。FOX
膜の好ましい厚さは、約50〜800nmの間である。
【0026】一方、ARC膜の材料は、例えばポリマー
があり、この種のポリマーは、例えばTSP−4型とし
て日本の東京応化工業株式会社により生産されている。
ARC膜の他の材料の例は、モンテフロスにより供給さ
れるパーフロロアルキルポリエーテル(perfluoroalkyl
polyether;PFAE)、東レ株式会社により供給される
ポリシロキサン(polysiloxane;SH410)、サイエ
ンティフィック・ポリマー・プロダクツ・インコーポレ
ーテッドにより生産されるポリエチルビニルエーテル
(polyethylvinylether;PEVE)及び株式会社クラレ
により供給されるポリビニルアルコール(polyvinylalc
ohol;PVA)が夫々使用可能である。
があり、この種のポリマーは、例えばTSP−4型とし
て日本の東京応化工業株式会社により生産されている。
ARC膜の他の材料の例は、モンテフロスにより供給さ
れるパーフロロアルキルポリエーテル(perfluoroalkyl
polyether;PFAE)、東レ株式会社により供給される
ポリシロキサン(polysiloxane;SH410)、サイエ
ンティフィック・ポリマー・プロダクツ・インコーポレ
ーテッドにより生産されるポリエチルビニルエーテル
(polyethylvinylether;PEVE)及び株式会社クラレ
により供給されるポリビニルアルコール(polyvinylalc
ohol;PVA)が夫々使用可能である。
【0027】なお、PFAEは、三井・デュポン・フロ
ロ・ケミカル会社により供給されるFREON TFに
より除去可能である。ポリシロキサンはキシレン中で除
去可能である。PEVE及びPVAは夫々水に溶ける。
ロ・ケミカル会社により供給されるFREON TFに
より除去可能である。ポリシロキサンはキシレン中で除
去可能である。PEVE及びPVAは夫々水に溶ける。
【0028】各ARC膜は、例えば約3000〜500
0回転/分の間の回転スピン速度が好ましいスピンコー
ティングにより塗布され、そして約80〜200℃の間
の温度で約1分間、焼かれて形成される。ARC膜の好
ましい厚さは、約30〜80nmの間である。
0回転/分の間の回転スピン速度が好ましいスピンコー
ティングにより塗布され、そして約80〜200℃の間
の温度で約1分間、焼かれて形成される。ARC膜の好
ましい厚さは、約30〜80nmの間である。
【0029】次に、以上のようなFOX膜及びARC膜
を用いた高精度レジストパターニング方法について説明
する。図1及び図2はこの高精度レジストパターニング
方法を説明するためのAAリソグラフィの工程断面図で
ある。なお、添付図面中の同類の参照符号は数多の図中
の同等部分を示すものである。
を用いた高精度レジストパターニング方法について説明
する。図1及び図2はこの高精度レジストパターニング
方法を説明するためのAAリソグラフィの工程断面図で
ある。なお、添付図面中の同類の参照符号は数多の図中
の同等部分を示すものである。
【0030】図1(a)に示すように、基板1上の半導
体層2には複数のDT3が形成され、各DT3内にはカ
ラー酸化膜4を介してゲート用の多結晶シリコン5が半
導体層2の表面よりも50nm下の高さまで埋込み形成
されている。各DT3間の半導体層2の表面上には8n
m厚のSiO2 薄膜6を介してCMPストッパーとして
の100〜150nm厚のSiN膜7が形成されてい
る。すなわち、この基板1は、各DT3内の多結晶シリ
コン5の表面と、各DT3間のSiN膜7の表面とで約
150nmの高低差をもつ段差を有している。
体層2には複数のDT3が形成され、各DT3内にはカ
ラー酸化膜4を介してゲート用の多結晶シリコン5が半
導体層2の表面よりも50nm下の高さまで埋込み形成
されている。各DT3間の半導体層2の表面上には8n
m厚のSiO2 薄膜6を介してCMPストッパーとして
の100〜150nm厚のSiN膜7が形成されてい
る。すなわち、この基板1は、各DT3内の多結晶シリ
コン5の表面と、各DT3間のSiN膜7の表面とで約
150nmの高低差をもつ段差を有している。
【0031】ここで、従来とは異なり、この段差を埋込
んで平坦化するようにFOX膜21が基板1全面上に形
成されている。なお、FOX膜21は、DT3上で約2
00nm厚で且つSiN膜7上で約50nm厚となるよ
うに、スピンコーティングにより塗布形成される。しか
る後、FOX膜21を乾燥させるため、150℃(1
分)+200℃(1分)+350℃(1分)のベーキン
グ条件により、基板1全体がベーキングされる。
んで平坦化するようにFOX膜21が基板1全面上に形
成されている。なお、FOX膜21は、DT3上で約2
00nm厚で且つSiN膜7上で約50nm厚となるよ
うに、スピンコーティングにより塗布形成される。しか
る後、FOX膜21を乾燥させるため、150℃(1
分)+200℃(1分)+350℃(1分)のベーキン
グ条件により、基板1全体がベーキングされる。
【0032】次に、図1(b)に示すように、FOX膜
21の全面にARC膜22が形成される。ARC膜22
上には、塗布、乾燥、露光及び現像により、各DT3の
互いに対向する面を含む半分部の上方領域を露出させる
ように、選択的にレジスト層23が形成される。なお、
FOX膜21は、レジストパターニング用のアルカリ現
像液に溶ける性質をもつが、ここではARC膜22に覆
われているので、溶けない。
21の全面にARC膜22が形成される。ARC膜22
上には、塗布、乾燥、露光及び現像により、各DT3の
互いに対向する面を含む半分部の上方領域を露出させる
ように、選択的にレジスト層23が形成される。なお、
FOX膜21は、レジストパターニング用のアルカリ現
像液に溶ける性質をもつが、ここではARC膜22に覆
われているので、溶けない。
【0033】次に、図2(a)に示すように、各レジス
ト層23間で露出されたARC膜22がRIE(reacti
ve ion etching)により、除去される。その後、FOX
膜21と、各DT3の側半部を含むDT3間領域とが、
非選択RIEにより、浅くエッチングされて除去され
る。これにより、STI領域24が形成される。
ト層23間で露出されたARC膜22がRIE(reacti
ve ion etching)により、除去される。その後、FOX
膜21と、各DT3の側半部を含むDT3間領域とが、
非選択RIEにより、浅くエッチングされて除去され
る。これにより、STI領域24が形成される。
【0034】次に、図2(b)に示すように、レジスト
層23及びARC膜22が、例えばO2 アッシング等に
より除去された後、前述したレジストパターニング用の
アルカリ現像液により、FOX膜21が溶かされ、除去
される。すなわち、FOX膜21は、基板1から下地の
他のパターンに対して選択的に除去される。
層23及びARC膜22が、例えばO2 アッシング等に
より除去された後、前述したレジストパターニング用の
アルカリ現像液により、FOX膜21が溶かされ、除去
される。すなわち、FOX膜21は、基板1から下地の
他のパターンに対して選択的に除去される。
【0035】上述したように第1の実施形態によれば、
局所的な段差をもつ基板1が、平坦化膜としてのFOX
膜21を形成したことにより、段差が平坦化されてFO
X膜21表面は平坦となる。このFOX膜21の上にA
RC膜22及びレジスト層23を順次形成するので、A
RC膜22及びレジスト層23の両者を夫々均一な厚み
に形成できる。ここで、レジスト層23を均一な厚みに
形成できるので、定在波効果の影響を排除でき、定在波
効果によるレジストパターンのCD制御エラーを無くし
てパターン寸法の制御性を向上でき、それにより素子特
性の信頼性を向上できる。
局所的な段差をもつ基板1が、平坦化膜としてのFOX
膜21を形成したことにより、段差が平坦化されてFO
X膜21表面は平坦となる。このFOX膜21の上にA
RC膜22及びレジスト層23を順次形成するので、A
RC膜22及びレジスト層23の両者を夫々均一な厚み
に形成できる。ここで、レジスト層23を均一な厚みに
形成できるので、定在波効果の影響を排除でき、定在波
効果によるレジストパターンのCD制御エラーを無くし
てパターン寸法の制御性を向上でき、それにより素子特
性の信頼性を向上できる。
【0036】また、ARC膜22を均一に形成できるの
で、ARC膜22を完全に除去するためのオーバーエッ
チング時間を低減できる。このため、ARC膜22のオ
ーバーエッチングによるレジスト膜減りを防止でき、レ
ジスト膜減りによるCD制御エラーを無くすことができ
る。
で、ARC膜22を完全に除去するためのオーバーエッ
チング時間を低減できる。このため、ARC膜22のオ
ーバーエッチングによるレジスト膜減りを防止でき、レ
ジスト膜減りによるCD制御エラーを無くすことができ
る。
【0037】さらに、FOX膜21は、1%未満の厚さ
変動(±3σ)という特性を有する上、スピンコーティ
ングを用いることにより、段差を持つ下地の上にも容易
且つ確実に平坦に塗布することができる。
変動(±3σ)という特性を有する上、スピンコーティ
ングを用いることにより、段差を持つ下地の上にも容易
且つ確実に平坦に塗布することができる。
【0038】また、FOX膜21が、SiO2 に似たド
ライエッチング特性を有しているので、高精度なレジス
トパターンに対応して高精度に下地のSiO2 膜等と同
時にRIEを施すことができ、ドライエッチング時のC
D制御エラーを無くすことができる。
ライエッチング特性を有しているので、高精度なレジス
トパターンに対応して高精度に下地のSiO2 膜等と同
時にRIEを施すことができ、ドライエッチング時のC
D制御エラーを無くすことができる。
【0039】さらに、FOX膜21がアルカリ現像液に
より溶かされるので、SiO2 膜6、多結晶シリコン5
及びSiN膜7に対して選択比を大きく取れ、平坦化膜
除去時のオーバーエッチングによる下地、SiO2 膜、
Si3 N4 膜、多結晶シリコン膜等のCD制御エラーを
無くすことができる。
より溶かされるので、SiO2 膜6、多結晶シリコン5
及びSiN膜7に対して選択比を大きく取れ、平坦化膜
除去時のオーバーエッチングによる下地、SiO2 膜、
Si3 N4 膜、多結晶シリコン膜等のCD制御エラーを
無くすことができる。
【0040】また、アルカリ溶液を用いてFOX膜21
を基板1から選択的に除去するので、簡易な工程によっ
て実現することができる。同様に、レジスト現像と同じ
システムを、FOX膜21の除去に使用できるので、既
存の設備を有効に利用することができる。 (第2の実施形態)図3及び図4は本発明の第2の実施
形態に係る高精度レジストパターニング方法を説明する
ためのGCリソグラフィの工程断面図である。
を基板1から選択的に除去するので、簡易な工程によっ
て実現することができる。同様に、レジスト現像と同じ
システムを、FOX膜21の除去に使用できるので、既
存の設備を有効に利用することができる。 (第2の実施形態)図3及び図4は本発明の第2の実施
形態に係る高精度レジストパターニング方法を説明する
ためのGCリソグラフィの工程断面図である。
【0041】図3(a)に示すように、各DT3は、各
DT3間の領域が各DT3の側半部を含んでエッチング
で浅く除去された後に酸化物層10が埋込形成されるこ
とにより、STI領域24が設けられている。この基板
1は、STI領域24の表面と、それ以外の各DT3外
の領域の表面とで約50nmの高低差を持つ段差を有し
ている。各領域上には、ゲート酸化膜用の酸化膜11、
多結晶シリコン配線層12、WSi配線層13及びSi
N層14が順次形成されている。SiN層14は、前述
した段差に対応し、STI領域24上方の凹領域と、各
DT3外の領域とで互いに約50nm異なる段差を有し
ている。
DT3間の領域が各DT3の側半部を含んでエッチング
で浅く除去された後に酸化物層10が埋込形成されるこ
とにより、STI領域24が設けられている。この基板
1は、STI領域24の表面と、それ以外の各DT3外
の領域の表面とで約50nmの高低差を持つ段差を有し
ている。各領域上には、ゲート酸化膜用の酸化膜11、
多結晶シリコン配線層12、WSi配線層13及びSi
N層14が順次形成されている。SiN層14は、前述
した段差に対応し、STI領域24上方の凹領域と、各
DT3外の領域とで互いに約50nm異なる段差を有し
ている。
【0042】ここで、従来とは異なり、この段差を埋込
んで平坦化するようにFOX膜31がSiN層14全面
上に形成されている。なお、FOX膜31は、凹領域で
約100nm厚で且つ凸領域で約50nm厚となるよう
に、スピンコーティングにより塗布形成される。しかる
後、FOX膜31を乾燥させるため、例えば前述したベ
ーキング条件により、基板1全体がベーキングされる。
んで平坦化するようにFOX膜31がSiN層14全面
上に形成されている。なお、FOX膜31は、凹領域で
約100nm厚で且つ凸領域で約50nm厚となるよう
に、スピンコーティングにより塗布形成される。しかる
後、FOX膜31を乾燥させるため、例えば前述したベ
ーキング条件により、基板1全体がベーキングされる。
【0043】次に、図3(b)に示すように、FOX膜
31の全面にARC膜32が形成される。ARC膜32
上には、塗布、乾燥、露光及び現像により、各DT3間
の上方領域などを露出させるように、選択的にレジスト
層33が形成される。
31の全面にARC膜32が形成される。ARC膜32
上には、塗布、乾燥、露光及び現像により、各DT3間
の上方領域などを露出させるように、選択的にレジスト
層33が形成される。
【0044】次に、図4(a)に示すように、各レジス
ト層33間で露出されたARC膜32がRIEにより、
除去される。その後、FOX膜31及びその直下のSi
N層14がRIEにより、除去される。これにより、所
定のパターン形状をもつSiNキャップ層14aが形成
される。
ト層33間で露出されたARC膜32がRIEにより、
除去される。その後、FOX膜31及びその直下のSi
N層14がRIEにより、除去される。これにより、所
定のパターン形状をもつSiNキャップ層14aが形成
される。
【0045】次に、図4(b)に示すように、レジスト
層33及びARC膜32をO2 アッシング等により除去
した後、前述したアルカリ現像液により、FOX膜31
が溶かされ、基板1から剥離されて除去される。しかる
後、SiNキャップ層14aをマスクとして、WSi配
線層13及び多結晶シリコン配線層12がエッチングさ
れる。
層33及びARC膜32をO2 アッシング等により除去
した後、前述したアルカリ現像液により、FOX膜31
が溶かされ、基板1から剥離されて除去される。しかる
後、SiNキャップ層14aをマスクとして、WSi配
線層13及び多結晶シリコン配線層12がエッチングさ
れる。
【0046】上述したように第2の実施形態によれば、
段差をもった基板1上にFOX膜31を形成して下地段
差を平坦化し、その上にARC膜32を平坦に形成し、
その上にレジスト層33を精度良くパターニングする工
程を含んでいるので、第1の実施形態と同様の効果を得
ることができる。 (他の実施形態)上記第1及び第2の実施形態は、RI
E後のFOX膜21,31の除去工程にアルカリ現像液
を用いた場合を説明したが、これに限らず、アルカリ現
像液に代えて、希HF溶液を用いるように変形してもよ
い。このように変形しても、本発明を同様に実施して同
様の効果を得ることができる。
段差をもった基板1上にFOX膜31を形成して下地段
差を平坦化し、その上にARC膜32を平坦に形成し、
その上にレジスト層33を精度良くパターニングする工
程を含んでいるので、第1の実施形態と同様の効果を得
ることができる。 (他の実施形態)上記第1及び第2の実施形態は、RI
E後のFOX膜21,31の除去工程にアルカリ現像液
を用いた場合を説明したが、これに限らず、アルカリ現
像液に代えて、希HF溶液を用いるように変形してもよ
い。このように変形しても、本発明を同様に実施して同
様の効果を得ることができる。
【0047】また、基板1の段差、FOX膜21,31
及びARC膜22,32の厚さ、ARC膜22,32の
材料、スピンコーティングの回転速度やベーキング条件
などは、適宜変更できることは言うまでもない。
及びARC膜22,32の厚さ、ARC膜22,32の
材料、スピンコーティングの回転速度やベーキング条件
などは、適宜変更できることは言うまでもない。
【0048】また、第2の実施形態でFOX膜31を除
去してから、SiNキャップ層14aをマスクにして下
地をエッチング加工したが、FOX膜31を残したま
ま、下地をエッチングしても良い。その他、本発明はそ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
去してから、SiNキャップ層14aをマスクにして下
地をエッチング加工したが、FOX膜31を残したま
ま、下地をエッチングしても良い。その他、本発明はそ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
D制御エラーを無くして信頼性を向上し得る、段差をも
った基板上の高精度レジストパターニング方法を提供で
きる。
D制御エラーを無くして信頼性を向上し得る、段差をも
った基板上の高精度レジストパターニング方法を提供で
きる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る高精度レジスト
パターニング方法を説明するためのAAリソグラフィの
工程断面図
パターニング方法を説明するためのAAリソグラフィの
工程断面図
【図2】同実施形態におけるAAリソグラフィの工程断
面図
面図
【図3】本発明の第2の実施形態に係る高精度レジスト
パターニング方法を説明するためのGCリソグラフィの
工程断面図
パターニング方法を説明するためのGCリソグラフィの
工程断面図
【図4】同実施形態におけるGCリソグラフィの工程断
面図
面図
【図5】従来のAAリソグラフィ工程の一部を示す断面
図
図
【図6】従来のGCリソグラフィ工程の一部を示す断面
図
図
1…基板 2…半導体層 3…DT 4…カラー酸化膜 5…多結晶シリコン 6…SiO2 薄膜 7…SiN膜 10…酸化物層 11…酸化膜 12…多結晶シリコン配線層 13…WSi配線層 14…SiN層 14a…SiNキャップ層 21,31…FOX膜 22,32…ARC膜 23,33…レジスト層 24…STI領域
Claims (8)
- 【請求項1】 段差をもった基板上の高精度レジストパ
ターニング方法であって、 前記基板上に表面を平坦にするための平坦化膜を形成す
る工程と、 前記平坦化膜上に露光用の光の反射を防止するための反
射防止膜を形成する工程と、 前記反射防止膜上にフォトレジストを塗布する工程と、 前記フォトレジストを露光・現像によりパターニングし
て前記反射防止膜を部分的に露出させる工程と、 前記露出された反射防止膜から前記平坦化膜を介して前
記基板の途中の深さに至る領域をエッチングする工程
と、 前記エッチングの後、前記フォトレジスト及び前記反射
防止膜を除去する工程と、 前記平坦化膜を下地膜に対して選択的に除去する工程と
を含んでいることを特徴とする段差をもった基板上の高
精度レジストパターニング方法。 - 【請求項2】 前記段差は、150nm以下であること
を特徴とする請求項1に記載の段差をもった基板上の高
精度レジストパターニング方法。 - 【請求項3】 段差をもった基板上の高精度レジストパ
ターニング方法であって、 前記基板上に配線層を形成する工程と、 前記配線層上に絶縁層を形成する工程と、 前記絶縁層上に表面を平坦にするための平坦化膜を形成
する工程と、 前記平坦化膜上に露光用の光の反射を防止するための反
射防止膜を形成する工程と、 前記反射防止膜上にフォトレジストを塗布する工程と、 前記フォトレジストを露光・現像によりパターニングし
て前記反射防止膜を部分的に露出させる工程と、 前記露出された反射防止膜から前記平坦化膜及び前記絶
縁層をエッチングする工程と、 前記エッチングの後、前記フォトレジスト及び前記反射
防止膜を除去する工程と、 前記平坦化膜を選択的に除去する工程と、 前記配線層を前記絶縁層をマスクにしてエッチングする
工程とを含んでいることを特徴とする段差をもった基板
上の高精度レジストパターニング方法。 - 【請求項4】 前記段差は、50nm以下であることを
特徴とする請求項3に記載の段差をもった基板上の高精
度レジストパターニング方法。 - 【請求項5】 前記平坦化膜の材料は、シルセスキオキ
サン化水素(hydrogen silosesquioxane)であることを
特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載
の段差をもった基板上の高精度レジストパターニング方
法。 - 【請求項6】 前記平坦化膜は、スピンコーティングに
より形成されることを特徴とする請求項5に記載の段差
をもった基板上の高精度レジストパターニング方法。 - 【請求項7】 前記除去する工程は、アルカリ液により
前記平坦化膜を溶かしていることを特徴とする請求項5
又は請求項6に記載の段差をもった基板上の高精度レジ
ストパターニング方法。 - 【請求項8】 前記エッチングする工程は、反応性イオ
ンエッチングであることを特徴とする請求項5乃至請求
項7のいずれか1項に記載の段差をもった基板上の高精
度レジストパターニング方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US4559498A | 1998-03-23 | 1998-03-23 | |
| US045594 | 1998-03-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11311865A true JPH11311865A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=21938826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29702098A Pending JPH11311865A (ja) | 1998-03-23 | 1998-10-19 | 段差をもった基板上の高精度レジストパターニング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11311865A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011082510A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 分子性ガラス材料を用いたトポグラフィ上の平坦化 |
| WO2017145808A1 (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 日産化学工業株式会社 | シリコン含有組成物を用いた半導体基板の平坦化方法 |
| KR20230029408A (ko) * | 2021-08-24 | 2023-03-03 | 주식회사 선익시스템 | 가공면 보호층 및 이를 이용한 실리콘 마스크 제조방법 |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP29702098A patent/JPH11311865A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011082510A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 分子性ガラス材料を用いたトポグラフィ上の平坦化 |
| US9235124B2 (en) | 2009-10-06 | 2016-01-12 | Globalfoundries Inc. | Planarization over topography with molecular glass materials |
| WO2017145808A1 (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 日産化学工業株式会社 | シリコン含有組成物を用いた半導体基板の平坦化方法 |
| KR20180118636A (ko) * | 2016-02-24 | 2018-10-31 | 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 | 실리콘 함유 조성물을 이용한 반도체 기판의 평탄화방법 |
| CN108885997A (zh) * | 2016-02-24 | 2018-11-23 | 日产化学株式会社 | 使用了含硅组合物的半导体基板的平坦化方法 |
| JPWO2017145808A1 (ja) * | 2016-02-24 | 2018-12-13 | 日産化学株式会社 | シリコン含有組成物を用いた半導体基板の平坦化方法 |
| US20190051518A1 (en) * | 2016-02-24 | 2019-02-14 | Nissan Chemical Corporation | Planarization method for a semiconductor substrate using a silicon-containing composition |
| US10910220B2 (en) | 2016-02-24 | 2021-02-02 | Nissan Chemical Corporation | Planarization method for a semiconductor substrate using a silicon-containing composition |
| CN108885997B (zh) * | 2016-02-24 | 2023-06-02 | 日产化学株式会社 | 使用了含硅组合物的半导体基板的平坦化方法 |
| KR20230029408A (ko) * | 2021-08-24 | 2023-03-03 | 주식회사 선익시스템 | 가공면 보호층 및 이를 이용한 실리콘 마스크 제조방법 |
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