JPH11312111A - データベース復旧方法及びデータベース管理システム - Google Patents

データベース復旧方法及びデータベース管理システム

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JPH11312111A
JPH11312111A JP10120992A JP12099298A JPH11312111A JP H11312111 A JPH11312111 A JP H11312111A JP 10120992 A JP10120992 A JP 10120992A JP 12099298 A JP12099298 A JP 12099298A JP H11312111 A JPH11312111 A JP H11312111A
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Yoshiaki Shoji
吉明 庄司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信障害発生時に待機系データベース装置で
の格納データの復旧を行う際に、少量データのメッセー
ジIDで未格納データを確認して転送し、その転送デー
タ量を低減して処理負荷の軽減を図る。 【解決手段】 クライアント/データ処理端末1での処
理データ(通知メッセージ)を現用系監視装置3及び待
機系監視装置4が、少量データの一つの数字又は文字の
メッセージIDを付与して保持する。更に、通知メッセ
ージを現用系データベース装置34及び待機系データベ
ース装置44に格納する。通信障害発生時に現用系監視
装置3へ待機系監視装置4が保持しているメッセージI
Dを送信する。現用系監視装置3が受け取ったメッセー
ジID以外に保持しているメッセージIDを判定し、こ
のメッセージIDに対応する通知メッセージ(格納デー
タ)を現用系データベース装置34から読み出し、待機
系監視装置4の待機系データベース装置44へ転送して
未格納データに対する復旧を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワークなどに二重化した現用系及び待機系における
データベース装置に格納しているデータを、通信障害発
生時に待機系データベース装置へ転送して復旧するデー
タベース復旧方法及びデータベース管理システムに関
し、特に、復旧シーケンスでの転送データ量を低減して
ネットワーク負荷を軽減するデータベース復旧方法及び
データベース管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データベース装置には、汎用小型
コンピュータなどが処理可能な多量のデータ(ファイ
ル)を整理して蓄積している。特に、プログラム実行に
よってデータの検索、追加、更新を効率的に実行する制
御機能を備えたデータベース管理システム(DBMS:D
ata Base Management System) は、階層型、網型と共
に、構造化照会言語(SQL:Structured Query Langua
ge) を使用して検索する関係型(リレーショナル)のデ
ータ管理形態が周知である。
【0003】このようなデータベース管理システムは、
サーバ/クライアントシステムなどと共に、現用系及び
待機系からなるシステム保全を考慮した二重化によっ
て、イーサネット、FDDIのLANなどに配置される
ことが多い。このようなデータベース管理システムの実
際の構成としては、現用系及び待機系の監視装置にデー
タベース装置を設けた構成が多用されている。このデー
タベース管理システムにおけるデータベース装置の格納
データを、サーバ/クライアントシステムにおける小型
汎用コンピュータ(データ処理端末)が、変更(検索、
追加、更新)する場合、まず、現用系監視装置に設けら
れるデータベース装置に対する格納データを更新する。
【0004】次に、待機系監視装置に設けられるデータ
ベース装置に対する格納データを更新して、現用系と待
機系のデータベース装置の格納データが、常時同一にな
るように更新している。この場合、現用系監視装置に設
けられるデータベース装置に対する格納データを更新し
た後に、通信障害が発生すると待機系監視装置に設けら
れるデータベース装置でデータ更新が正常に行われなく
なる。したがって、現用系及び待機系のデータベース装
置の格納データが不一致となる。
【0005】この場合、監視装置の制御によって、待機
系監視装置に設けられるデータベース装置を処理不能と
してLAN通信路から制御的に切り離し、これ以降の格
納データの変更が出来なくなる。この復旧処置として
は、運用者が現用系監視装置及び待機系監視装置を収容
するLAN上のデータ処理端末や保守装置からの入力操
作によって、現用系監視装置に設けられたデータベース
装置の格納データを、待機系監視装置に設けられたデー
タベース装置へ転送して、その復旧を行っている。
【0006】この復旧処置では、現用系監視装置に設け
られたデータベース装置の、全ての格納データを、待機
系監視装置に設けられたデータベース装置へ転送するた
め、その転送データ量が多く、LAN上での処理負荷の
増大化をまねくという問題がある。
【0007】このような問題を解決する技術として特開
平1−128142号「二重化ファイルの複写方式」公
報の従来例が周知であり、この従来例は、二重化ファイ
ルにおける正ファイルのデータを更新し、かつ、副ファ
イルを同一内容とするため、更新情報管理テーブルと更
新したブロックデータのみを複写することによって、そ
の複写時間を短縮できるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例は、二重化ファイルの正ファイルと副ファイルとを
同一内容とするため、更新情報管理テーブル及び更新し
たブロックデータのみを複写し、その複写時間を短縮で
きるものの、更新情報管理テーブル及び更新ブロックデ
ータは比較的、そのデータ量が多いことが考えられる。
したがって、転送データ量を低減してシステムの処理負
荷を軽減する視点からの改善の余地がある。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、現用系及び待機系からなる
二重化データベース装置にあって、通信障害発生時に少
量データの識別コードに基づいて、待機系データベース
の未格納データを確認して転送できるようになり、その
転送データ量が低減してネットワークの処理負荷を軽減
できるデータベース復旧方法及びデータベース管理シス
テムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のデータベース復旧方法は、通信ネットワー
クに現用系及び待機系からなる二重化データベース装置
が接続され、かつ、通信障害発生時に待機系データベー
ス装置の格納データを復旧する方法であり、通信ネット
ワークにおける処理データに少量データの識別コードを
付与して現用系及び待機系データベース装置で保持し、
かつ、処理データを現用系及び待機系データベース装置
で格納し、更に、通信障害発生時に待機系データベース
装置から現用系データベース装置へ保持している識別コ
ードを送信し、次に、現用系データベース装置が、受け
取った識別コード以外に保持している識別コードを判定
し、この判定による識別コードに対応する処理データ
を、待機系データベース装置に転送して格納データの復
旧を行うようにしている。
【0011】また、本発明は、通信ネットワークに現用
系及び待機系からなる二重化データベース装置が接続さ
れ、かつ、通信障害発生時に待機系データベース装置の
格納データを復旧するデータベース管理システムにおい
て、通信ネットワークにおける処理データを、現用系及
び待機系のそれぞれの通信監視制御手段が少量データの
識別コードを付与して保持し、かつ、処理データを現用
系及び待機系のそれぞれのデータベース装置に格納し、
通信障害発生時に現用系通信監視制御手段へ待機系通信
監視制御手段から識別コードを送信すると共に、現用系
通信監視制御手段が、受信した識別コード以外に保持し
ている識別コードを判定し、かつ、この判定による識別
コードに対応する処理データを、現用系通信監視制御手
段が、現用系データベース装置から読み出し、待機系通
信監視制御手段へ送信するための復旧シーケンスを実行
して待機系データベース装置での格納データを復旧する
構成としてある。
【0012】前記現用系及び待機系の通信監視制御手段
として、所定のアクセス方式によって送受信を行う通信
プロトコルを実行する通信制御部と、通信障害発生時の
復旧シーケンスを実行するためのメイン制御部と、通信
障害発生時に現用系及び待機系のデータベース装置へ格
納するデータに対して、復旧シーケンスを実行するため
の識別コードとしてのメッセージIDを付与して保持す
る通知メッセージ領域部と、メイン制御部と通知メッセ
ージ領域部との間のデータ送受信を処理するデータ処理
部とを備える構成としてある。
【0013】前記通信ネットワークが、処理データを送
出するサーバ/クライアントシステムにおけるサーバデ
ータ処理装置及びクライアントデータ処理端末を収容す
るローカルエリアネットワークであり、少量データの識
別コードが、少なくとも一つの数字又は文字のデータで
ある。また、前記現用系通信監視制御手段及び現用系デ
ータベース装置、かつ、待機系通信監視制御手段及び待
機系データベース装置が、それぞれ個別に構成され、又
は、一体化して構成される。更に、前記待機系通信監視
制御手段及び待機系データベース装置が、複数配置され
ると共に、前記通信ネットワークが、公衆回線又は専用
回線を通じて他の通信ネットワークと接続されて、現用
系及び待機系通信監視制御手段と現用系及び待機系デー
タベース装置を共用化する構成としてある。
【0014】前記待機系通信監視制御手段からの通信障
害発生通知を受け取った通信ネットワーク上のデータ処
理装置が、ここでの手動操作による復旧指示コマンド
を、現用系通信監視制御手段及び/又は待機系通信監視
制御手段へ送信して復旧シーケンスを実行し、また、前
記待機系通信監視制御手段からの通信障害発生通知を受
け取った通信ネットワーク上のデータ処理装置が、復旧
指示コマンドを現用系通信監視制御手段及び/又は待機
系通信監視制御手段へ自動送信して復旧シーケンスを実
行する。
【0015】前記待機系通信監視制御手段が、通信障害
発生を認識した際に、現用系通信監視制御手段へ通知
し、現用系通信監視制御手段と待機系通信監視制御手段
との間で復旧シーケンスを実行する構成としてある。
【0016】このような構成の発明のデータベース復旧
方法及びデータベース管理システムは、復旧シーケンス
の実行時に通信ネットワークに接続される現用系及び待
機系からなる二重化データベース装置にあって、通信障
害発生時に少量データの識別コードに基づいて待機系デ
ータベースの未格納データを確認し、その転送を行って
いる。この結果、ローカルエリアネットワークなどの通
信ネットワークにおける転送データ量が低減してネット
ワークの処理負荷を軽減できるようになる。
【0017】また、本発明のデータベース管理システム
は、二重化の現用系通信監視制御手段及び現用系データ
ベース装置、かつ、待機系通信監視制御手段及び待機系
データベース装置が、それぞれ個別に構成され、又は、
一体的、すなわち、慣用的なデータベース管理システム
として構成される。また、待機系通信監視制御手段及び
待機系データベース装置が、複数配置される。更に、通
信ネットワークを公衆回線又は専用回線を通じて他の通
信ネットワークと接続して、現用系及び待機系通信監視
制御手段と現用系及び待機系データベース装置とを共用
化している。
【0018】この結果、通信ネットワーク、すなわち、
閉鎖領域、例えば、企業内などに構築されるローカルエ
リアネットワークの構成の自由度が向上する。
【0019】また、本発明のデータベース管理システム
は、障害発生通知を受け取ったデータ処理装置での手動
操作又は自動送信による復旧指示コマンドによって、復
旧シーケンスを実行し、また、通信障害発生を待機系通
信監視制御手段が認識した際に、復旧シーケンスを実行
している。
【0020】この結果、通信ネットワーク、例えば、ロ
ーカルエリアネットワークにおける多様な通信制御が可
能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明のデータベース復旧
方法及びデータベース管理システムの実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明のデータベー
ス管理システムの実施形態における構成を示すブロック
図である。このデータベース管理システムは、例えば、
UNIXファイル共有システムなどにおけるNFS(Net
work File System) のサーバ/クライアントシステムな
どを収容するイーサネット、FDDIなどのLANに設
けられている。図1の例はクライアントとしてのデータ
処理を行うクライアント/データ処理端末1と、サーバ
としてのプログラム実行及びデータ処理を行うサーバ/
データ処理装置2とを有している。
【0022】更に、このデータベース管理システムは、
現用系及び待機系のデータベース装置を内蔵した現用系
監視装置3を有している。すなわち、二重化データベー
ス装置である。現用系監視装置3は、通常動作時におい
て、内部のデータベース装置にクライアント/データ処
理端末1やサーバ/データ処理装置2が処理したデータ
を格納し、待機系監視装置4は、通信障害発生時に内部
のデータベース装置にクライアント/データ処理端末1
やサーバ/データ処理装置2が処理したデータを格納す
る。また、クライアント/データ処理端末1から待機系
監視装置4までの装置をバス形式(マルチドロップ接続
方式)でLAN通信路5に接続している。
【0023】なお、クライアント/データ処理端末1
は、実際には多数が配置される。また、現用系監視装置
3及び待機系監視装置4は、それぞれデータベース装置
と通信制御処理装置を備えた、いわゆる、データベース
管理システムである。
【0024】また、現用系監視装置3は、CSMA/C
DなどのLANアクセス方式によってクライアント/デ
ータ処理端末1、サーバ/データ処理装置2及び待機系
監視装置4との間の送受信制御を行う通信制御部31
と、この現用系監視装置3の各部を制御し、特に、待機
系監視装置4における待機系データベース装置44に対
する通信障害発生時に復旧シーケンスを実行するメイン
制御部32とを有している。
【0025】更に、現用系監視装置3には、メイン制御
部32との間のデータのやり取りを処理するデータ処理
部33と、各種の処理データ(通知メッセージ)を更新
して格納し、そのリレーショナル処理による検索、追
加、更新の効率的な処理が可能な現用系データベース装
置34と、この現用系データベース装置34に格納する
データに対して、通信障害発生時に復旧シーケンスを実
行するためのメッセージIDを付与して保持する通知メ
ッセージ領域部35とを有している。メッセージIDは
少量データの識別コードであり、例えば、数字1,2,
3…又は文字A,B,Cのデータである。
【0026】待機系監視装置4も現用系監視装置3と同
様の通信制御部41、メイン制御部42、データ処理部
43、待機系データベース装置44及び通知メッセージ
領域部45を有している。
【0027】次に、この実施形態の動作について説明す
る。ここでの動作において、現用系データベース装置3
4及び待機系データベース装置44は、例えば、構造化
照会言語(SQL)を使用して検索する関係型(リレー
ショナル)のデータ管理形態である。また、クライアン
ト/データ処理端末1及びサーバ/データ処理装置2
は、サーバ/クライアント処理である一部のプログラム
実行を遠隔手続き呼び出し(RPC:Remote Procedure Cal
l) を通じて処理している。
【0028】更に、LAN通信路5は、その網トポロジ
ーがバス形式(マルチドロップ接続方式)である。ま
た、LANアクセス方式としてはバス形式用のCSMA
/CDであり、ネットワーク上でのデータの衝突発生や
通信障害発生時に再送信アルゴリズムを実行している。
また、現用系監視装置3内の現用系データベース装置3
4と待機系監視装置4内の待機系データベース装置44
とでそれぞれの格納データが一致しているか否かを、通
信制御部31,41の間での確認アルゴリズム(通信シ
ーケンス)で認識している。この通信シーケンスは専用
のものを開発して用いても良いし、既存のY−MODE
Mなどの転送シーケンスを利用しても良い。
【0029】この確認では、例えば、メモリ領域を示す
ビットなどを交換して確認する。更に、クライアント/
データ処理端末1、サーバ/データ処理装置2、現用系
監視装置3及び待機系監視装置4は、データ送信時にア
ドレスを指定し、このアドレスを通信制御部間のネゴシ
エーション(トレーニングアルゴリズム)実行によって
相互認証し、そのデータ送受信を行う。
【0030】二重化による現用系監視装置3及び待機系
監視装置4が、クライアント/データ処理端末1での処
理データのパケットを、LAN通信路5を通じて取り込
み、それぞれの現用系データベース装置34及び待機系
データベース装置44に格納する。この処理では、クラ
イアント/データ処理端末1が、そのデータ処理の終了
ごとに通知メッセージのパケットを、まず、現用系監視
装置3へ、そのアドレスを指定して送信する。
【0031】現用系監視装置3では、通知メッセージを
通信制御部31が通信制御によって受信する。このパケ
ットの送受信の通信制御は、CSMA/CD、すなわ
ち、キャリア検出によるマルチランダムアクセス方式に
よって実行する。通知メッセージがメイン制御部32及
びデータ処理部33を通じて通知メッセージ領域部35
が取り込み、その通知メッセージごとにメッセージID
を付与して保持する。この通知メッセージをデータ処理
部33を通じて現用系データベース装置34に転送して
格納する。
【0032】この現用系データベース装置34への転送
による格納後に、この通知メッセージを現用系監視装置
3が予備系監視装置4へ送信する。予備系監視装置4は
通信制御部41、メイン制御部42及びデータ処理部4
3を通じて、通知メッセージ領域部45が取り込んで書
き込む。そして、データ処理部43を通じて待機系デー
タベース装置44に転送して格納する。この結果、クラ
イアント/データ処理端末1で処理したデータ(格納デ
ータ)が、現用系監視装置3内の現用系データベース装
置34及び待機系監視装置4内の待機系データベース装
置44で一致していることになる。
【0033】ここで現用系監視装置3内の現用系データ
ベース装置34が更新された後に、LAN通信路5での
障害発生によって待機系監視装置4内の待機系データベ
ース装置44で更新されない場合、この現用系データベ
ース装置34と待機系データベース装置44との格納デ
ータの不一致によって、待機系監視装置4に設けられた
待機系データベース装置44の使用が出来なくなる。
【0034】この待機系監視装置4に設けた待機系デー
タベース装置44の使用不能に対して、クライアント/
データ処理端末1からの復旧指示が待機系監視装置4へ
行われる。待機系監視装置4では、メイン制御部42が
データ処理部43を通じて、最後に受け取った通知メッ
セージに対応するメッセージIDを検索する。この検索
で得られたメッセージIDを、データ処理部43、メイ
ン制御部42及び通信制御部41からLAN通信路5を
通じて現用系監視装置3に送信する。
【0035】現用系監視装置3では、待機系監視装置4
からのメッセージIDを通信制御部31を通じてメイン
制御部42が取り込み、データ処理部43を通じて通知
メッセージ領域部45を検索する。この検索で待機系監
視装置4から送られてきたメッセージID以外のメッセ
ージIDに対応する通知メッセージを、現用系データベ
ース装置34から読み出し、現用系監視装置3へLAN
通信路5を通じて転送する。現用系監視装置3は待機系
監視装置4からの通知メッセージを、クライアント/デ
ータ処理端末1からの通知メッセージと同様に通信制御
部41、メイン制御部42及びデータ処理部43を通じ
て通知メッセージ領域部45が取り込んで書き込み、か
つ、メッセージIDを付与して保持する。
【0036】なお、この現用系監視装置3及び待機系監
視装置4では、それぞれの通知メッセージ領域部35,
45が、メッセージIDを循環的に更新する。すなわ
ち、最大格納数になると、最も早く格納した通知メッセ
ージに対応するメッセージIDを消去して、新たな通知
メッセージに対応するメッセージIDを保持する。この
最大数は、現用系データベース装置34及び待機系デー
タベース装置44の記憶容量、すなわち、スループット
に対応する。
【0037】そして、通知メッセージを通知メッセージ
領域部45からデータ処理部43を通じて待機系データ
ベース装置44に転送して格納する。この結果、クライ
アント/データ処理端末1で処理されたデータ(格納デ
ータ)が、現用系監視装置3内の現用系データベース装
置34と待機系監視装置4内の待機系データベース装置
44とで一致することになる。すなわち、待機系データ
ベース装置44での未格納データに対する復旧が完了す
る。
【0038】次に、この動作の要部を詳細に説明する。
図2は上記説明の要部動作における伝送シーケンス図で
ある。図2において、クライアント/データ処理端末1
は、データ処理完了ごとに、その記憶保存(格納)する
更新を現用系監視装置3及び待機系監視装置4に対して
指示する。この場合の通知メッセージ、例えば、新たな
パス登録1,2,3を順次登録する場合、このパス登録
1に必要な設定情報の入力を行う。この入力した設定情
報に対応した通知メッセージが、現用系監視装置3のア
ドレスを指定して送信される。
【0039】現用系監視装置3では、自アドレスを通信
制御部31が識別して通知メッセージ(パス登録1)を
受信し、かつ、メイン制御部32及びデータ処理部33
を通じて通知メッセージ領域部35が、パス登録1のデ
ータを取り込む。次に、データ処理部33を通じて現用
系データベース装置34に転送して更新する。この場
合、通知メッセージ領域部35が、パス登録1に対する
少量データ、例えば、数字1,2,3…や文字A,B,
C…のメッセージID1を付与して保持する。この後、
通知メッセージ領域部35からの格納完了を示す肯定応
答通知(ACK)が、データ処理部33、メイン制御部
32及び通信制御部31からLAN通信路5を通じてク
ライアント/データ処理端末1のアドレスを指定して送
信される。
【0040】現用系監視装置3での現用系データベース
装置34にパス登録1が登録して更新されると、このパ
ス登録1のデータをデータ処理部33、メイン制御部3
2及び通信制御部31を通じてLAN通信路5から待機
系監視装置4へ転送する。待機系監視装置4では、現用
系監視装置3の場合と同様にして待機系データベース装
置44にパス登録1を登録して更新する。
【0041】なお、現用系監視装置3の通信制御部31
と待機系監視装置4の通信制御部41は、それぞれの現
用系データベース装置34と待機系データベース装置4
4との更新データの一致を相互認識するための確認アル
ゴリズムを実行している。この確認アルゴリズムは、通
知メッセージ(パス登録1,2,3)の更新ごと、又
は、一定間隔で実行する。
【0042】現用系監視装置3から待機系監視装置4へ
パス登録1を転送する際に、通信障害が発生して待機系
監視装置4でのデータ更新が不能の場合、現用系監視装
置3の通信制御部31が、待機系監視装置4でのデータ
更新不能を認識し、LAN通信路5から制御的に切り離
される。この状態では現用系監視装置3の通知メッセー
ジ領域部35にはメッセージID1が保持され、かつ、
待機系監視装置4の通知メッセージ領域部45にはメッ
セージID1は保持していないことになる。
【0043】ここで現用系監視装置3の通信制御部31
が、LAN通信路5を通じてクライアント/データ処理
端末1へ、待機系監視装置4でのデータ更新不能を、そ
のデータを格納したパケットを送信して通知する。この
通知に対応してクライアント/データ処理端末1では、
使用者が復旧作業に対する入力操作を行う。この復旧指
示コマンドのパケットが、LAN通信路5を通じて、待
機系監視装置4のアドレスを指定して送信される。待機
系監視装置4は復旧指示コマンドのパケットを、通信制
御部41を通じてメイン制御部42が取り込む。
【0044】なお、この復旧指示コマンドの送出は、ク
ライアント/データ処理端末1での手動操作に代えて、
サーバ/データ処理装置2から自動送出しての復旧も可
能である。この場合、サーバ/データ処理装置2が待機
系監視装置4でのデータ更新不能のデータを格納したパ
ケットがLAN通信路5を通じて取り込まれ、この更新
不能を認識した後に、復旧指示コマンドを待機系監視装
置4へ自動送信する。この後、復旧シーケンスを現用系
監視装置3の通信制御部31及び待機系監視装置4の通
信制御部41で実行して待機系データベース装置44の
格納データを復旧する。また、復旧指示コマンドは、待
機系監視装置4へ送信せずに、現用系監視装置3へ送信
して、現用系監視装置3と待機系監視装置4との間で復
旧シーケンスを実行するようにしても良い。
【0045】また、現用系監視装置3及び待機系監視装
置4での自己復旧処理も可能である。この場合、待機系
監視装置4は、通信障害の通知を現用系監視装置3のア
ドレスを指定して送信し、この後、復旧シーケンスを現
用系監視装置3の通信制御部31及び待機系監視装置4
の通信制御部41で実行して待機系データベース装置4
4の格納データを復旧する。
【0046】待機系監視装置4は復旧指示コマンドのパ
ケットを通信制御部41からメイン制御部42が取り込
んだ後に、データ処理部43を通じて通知メッセージ領
域部45に対するメッセージIDの検索を行う。ここで
はパス登録1に対するメッセージID1を保持しておら
ず、この「メッセージIDなし」をメイン制御部42が
認識し、通信制御部41,LAN通信路5を通じて現用
系監視装置3のアドレスを指定し、かつ、「通信障害発
生時の復旧シーケンス実行」及び「メッセージIDな
し」である旨のデータを格納したパケットを送信する。
【0047】現用系監視装置3の通信制御部31が、待
機系監視装置4からの「障害発生の確認シーケンス実
行」及び「メッセージIDなし」のパケットを受信し、
メイン制御部32が取り込む。メイン制御部32は、デ
ータ処理部33を通じて通知メッセージ領域部35を検
索する。この検索では「メッセージID1」が得られ、
更にデータ処理部33を通じて現用系データベース装置
34に格納している「メッセージID1」に対応するパ
ス登録1の通知メッセージを読み出す。この通知メッセ
ージを待機系監視装置4にLAN通信路5を通じて転送
する。
【0048】待機系監視装置4では、通信制御部41、
メイン制御部42及びデータ処理部43を通じて通知メ
ッセージ領域部45がパス登録1の通知メッセージを取
り込み、メッセージID1を付与して保持する。更に、
データ処理部43を通じてパス登録1の通知メッセージ
を、待機系データベース装置44が更新して格納する。
このようにして通信障害発生時の復旧シーケンスを実行
して、クライアント/データ処理端末1が処理したデー
タ(格納データ)が、現用系監視装置3内の現用系デー
タベース装置34と待機系監視装置4内の待機系データ
ベース装置44とで一致するようにしている。
【0049】なお、パス登録3までをクライアント/デ
ータ処理端末1から現用系監視装置3に送信した後に通
信障害が発生した場合は、現用系監視装置3の通知メッ
セージ領域部35は、メッセージID1,2,3を保持
し、かつ、待機系監視装置4の通知メッセージ領域部4
5はメッセージID1,2を保持している。したがっ
て、現用系監視装置3から待機系監視装置4へは、メッ
セージID3に対応するパス登録3の通知メッセージの
みを転送することになる。
【0050】このように通信障害発生時には、少量デー
タ(例えば、数字1,2,3…又は文字A,B,C…)
のメッセージIDを、まず転送して、その待機系監視装
置4の待機系データベース装置44で未格納の通知メッ
セージを確認している。したがって、極めて少ないデー
タ量で、未格納の通知メッセージを確認できるようにな
る。
【0051】なお、この実施形態では、LANをバス形
式用のCSMA/CDで構成した例をもって説明した
が、これに限定しない。例えば、リング形式、スター形
式でも良い。この場合のLANアクセス方式としてはト
ークンパッシング方式などを用いる。
【0052】更に、この実施形態では、クライアント/
データ処理端末1からの通知データを、まず、現用系監
視装置3にアドレスを指定して送信している。そして、
ここで格納した後に、現用系監視装置3から待機系監視
装置4へ転送しているが、現用系監視装置3及び待機系
監視装置4に同時的に送信するようにしても良い。この
場合、クライアント/データ処理端末1からの通知デー
タを、まず、現用系監視装置3に送信して格納する。
【0053】そして、その肯定応答通知をクライアント
/データ処理端末1が受け取った後に、クライアント/
データ処理端末1から待機系監視装置4へ、同一の通知
データを送信する。この場合、現用系監視装置3と待機
系監視装置4との間で実行する通信アルゴリズムが簡素
化される。換言すれば、現用系監視装置3及び待機系監
視装置4を多数のクライアント/データ処理端末が共用
する場合、現用系監視装置3及び待機系監視装置4での
空き時間が増えることになり、そのデータベースアクセ
スが容易になる。
【0054】また、この実施形態では、一つの待機系監
視装置4をもって説明したが、待機系監視装置は複数で
も良い。この設置数はシステム安全性を考慮して決定す
る。この場合、複数の待機系監視装置は、それぞれに異
なるアドレスを付与して、そのデータ転送の送受信(L
ANアクセス)を実行する。
【0055】更に、この実施形態では現用系監視装置3
及び待機系監視装置4にそれぞれ通信制御/データ処理
系(通信制御部31,41から通知メッセージ領域部3
5,45までの構成)と、現用系データベース装置34
及び待機系データベース装置44を一体的に設けた構
成、いわゆる、データベース管理システムとして説明し
たが、通信制御/データ処理系と現用系データベース装
置34及び待機系データベース装置44とを別個に配置
する構成でも良い。
【0056】この場合、通信制御/データ処理系をLA
N通信路5に接続し、この通信制御/データ処理系に、
例えば、ハードディスク装置をデータベース装置として
接続する。この構成はシステム規模(スループット)な
どを考慮して構築すれば良い。
【0057】また、この実施形態では閉鎖的な一つのL
AN構成をもって説明したが、大規模な通信ネットワー
ク上に構成しても良い。例えば、図1に示すLAN構成
をISDNやPSTNなどの公衆回線網や専用回線網に
接続し、遠隔地の他のLANやセンター装置(ホストコ
ンピュータ)が、現用系監視装置3及び待機系監視装置
4の現用系データベース装置34及び待機系データベー
ス装置44を使用するようにも出来る。
【0058】この場合、図1に示すLAN構成をISD
Nで収容する場合、デジタル回線終端装置(DSU)の
T点にターミナルアダプタ(TA)を接続し、かつ、こ
の出力側のR点に図1に示すLAN構成を収容する。こ
の場合のパケット転送は制御(D)チャネル及び情報
(B)チャネルでの伝送シーケンスを実行して行う。例
えば、伝送シーケンスをレイヤ2におけるQ.921や
X.25プロトコルなどで実行する。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデータベース復旧方法及びデータベース管理システム
によれば、復旧シーケンスの実行時に、通信ネットワー
クに接続される現用系及び待機系からなる二重化データ
ベース装置にあって、通信障害発生時に少量データの識
別コードに基づいて待機系データベースの未格納データ
を確認し、その転送を行っている。これによって、ロー
カルエリアネットワークなどの通信ネットワークにおけ
る転送データ量が低減してネットワークの処理負荷を軽
減できるようになる。
【0060】また、本発明のデータベース管理システム
によれば、二重化の現用系通信監視制御手段及び現用系
データベース装置、かつ、待機系通信監視制御手段及び
待機系データベース装置が、それぞれ個別に構成され、
又は、一体的に構成される。また、待機系通信監視制御
手段及び待機系データベース装置が、複数配置される。
更に、通信ネットワークを、公衆回線又は専用回線を通
じて他の通信ネットワークと接続して、現用系及び待機
系通信監視制御手段及び現用系及び待機系データベース
装置を共用化している。これによって、通信ネットワー
クであるローカルエリアネットワークの構成の自由度が
向上する。
【0061】また、本発明のデータベース管理システム
によれば、障害発生通知を受け取ったデータ処理装置で
の手動操作又は自動送信による復旧指示コマンドによっ
て、復旧シーケンスを実行し、また、通信障害発生を待
機系通信監視制御手段が認識した際に、復旧シーケンス
を実行している。これによって、通信ネットワークであ
るローカルエリアネットワークにおける多様な通信制御
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータベース復旧方法及びデータベー
ス管理システムの実施形態における構成を示すブロック
図である。
【図2】実施形態の動作における伝送シーケンス図であ
る。
【符号の説明】
1 クライアント/データ処理端末 2 サーバ/データ処理装置 3 現用系監視装置 4 待機系監視装置 5 LAN通信路 31,41 通信制御部 32,42 メイン制御部 33,43 データ処理部 34 現用系データベース装置 35,45 通知メッセージ領域部 44 待機系データベース装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに現用系及び待機系か
    らなる二重化データベース装置が接続され、かつ、通信
    障害発生時に待機系データベース装置の格納データを復
    旧するデータベース復旧方法において、 前記通信ネットワークにおける処理データに少量データ
    の識別コードを付与して現用系及び待機系データベース
    装置で保持し、かつ、処理データを現用系及び待機系デ
    ータベース装置で格納し、更に、通信障害発生時に待機
    系データベース装置から現用系データベース装置へ保持
    している識別コードを送信し、次に、現用系データベー
    ス装置が、受け取った識別コード以外に保持している識
    別コードを判定し、この判定による識別コードに対応す
    る処理データを、待機系データベース装置に転送して格
    納データの復旧を行うことを特徴とするデータベース復
    旧方法。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークに現用系及び待機系か
    らなる二重化データベース装置が接続され、かつ、通信
    障害発生時に待機系データベース装置の格納データを復
    旧するデータベース管理システムにおいて、 前記通信ネットワークにおける処理データを、現用系及
    び待機系のそれぞれの通信監視制御手段が少量データの
    識別コードを付与して保持し、かつ、処理データを前記
    現用系及び待機系のそれぞれのデータベース装置に格納
    し、 通信障害発生時に前記現用系通信監視制御手段へ前記待
    機系通信監視制御手段から識別コードを送信すると共
    に、 前記現用系通信監視制御手段が、受信した識別コード以
    外に保持している識別コードを判定し、かつ、この判定
    による識別コードに対応する処理データを、前記現用系
    通信監視制御手段が、現用系データベース装置から読み
    出し、前記待機系通信監視制御手段へ送信するための復
    旧シーケンスを実行して、前記待機系データベース装置
    での格納データを復旧することを特徴とするデータベー
    ス管理システム。
  3. 【請求項3】 前記現用系及び待機系の通信監視制御手
    段として、 所定のアクセス方式によって送受信を行う通信プロトコ
    ルを実行する通信制御部と、 通信障害発生時の復旧シーケンスを実行するためのメイ
    ン制御部と、 通信障害発生時に現用系及び待機系のデータベース装置
    へ格納するデータに対して、復旧シーケンスを実行する
    ための識別コードとしてのメッセージIDを付与して保
    持する通知メッセージ領域部と、 前記メイン制御部と前記通知メッセージ領域部との間の
    データ送受信を処理するデータ処理部と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のデータベース
    管理システム。
  4. 【請求項4】 前記通信ネットワークが、処理データを
    送出するサーバ/クライアントシステムにおけるサーバ
    データ処理装置及びクライアントデータ処理端末を収容
    するローカルエリアネットワークであることを特徴とす
    る請求項2記載のデータベース管理システム。
  5. 【請求項5】 前記少量データの識別コードが、 少なくとも一つの数字又は文字のデータであることを特
    徴とする請求項2記載のデータベース管理システム。
  6. 【請求項6】 前記現用系通信監視制御手段及び現用系
    データベース装置、かつ、待機系通信監視制御手段及び
    待機系データベース装置が、それぞれ個別に構成され、
    又は、一体化して構成されることを特徴とする請求項2
    記載のデータベース管理システム。
  7. 【請求項7】 前記待機系通信監視制御手段及び待機系
    データベース装置が、複数配置されることを特徴とする
    請求項2記載のデータベース管理システム。
  8. 【請求項8】 前記通信ネットワークが、 公衆回線又は専用回線を通じて他の通信ネットワークと
    接続されて、現用系及び待機系通信監視制御手段と現用
    系及び待機系データベース装置を共用化することを特徴
    とする請求項2記載のデータベース管理システム。
  9. 【請求項9】 前記待機系通信監視制御手段からの通信
    障害発生通知を受け取った通信ネットワーク上のデータ
    処理装置が、ここでの手動操作による復旧指示コマンド
    を現用系通信監視制御手段及び/又は待機系通信監視制
    御手段へ送信して復旧シーケンスを実行することを特徴
    とする請求項2記載のデータベース管理システム。
  10. 【請求項10】 前記待機系通信監視制御手段からの通
    信障害発生通知を受け取った通信ネットワーク上のデー
    タ処理装置が、復旧指示コマンドを現用系通信監視制御
    手段及び/又は待機系通信監視制御手段へ自動送信して
    復旧シーケンスを実行することを特徴とする請求項2記
    載のデータベース管理システム。
  11. 【請求項11】 前記待機系通信監視制御手段が、通信
    障害発生を認識した際に、現用系通信監視制御手段へ通
    知し、現用系通信監視制御手段と待機系通信監視制御手
    段との間で復旧シーケンスを実行することを特徴とする
    請求項2記載のデータベース管理システム。
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