JPH11312215A - 二次元コードデコード装置、及び記憶媒体 - Google Patents

二次元コードデコード装置、及び記憶媒体

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JPH11312215A
JPH11312215A JP10119221A JP11922198A JPH11312215A JP H11312215 A JPH11312215 A JP H11312215A JP 10119221 A JP10119221 A JP 10119221A JP 11922198 A JP11922198 A JP 11922198A JP H11312215 A JPH11312215 A JP H11312215A
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JP10119221A
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Shuichi Yamazaki
修一 山崎
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、二次元コードの切り出し、
及び読取時間を短縮させると共に、二次元コードのデー
タ誤り検出の信頼性を向上させる、二次元コードのデコ
ード装置及びその記憶媒体を提供することである。 【解決手段】 二次元コードは中セルを処理単位とし
て、前記複数の中セルを配置することで構成されてい
る。また、配置された当該各中セルは誤り検出セルと認
識ポインタセルを含む一連のコードデータから構成され
ている。このため、中セル単位で当該二次元コードを読
み取ることができ、また、当該各中セルを構成する当該
各認識ポインタセルの位置をそれぞれ識別し、当該各中
セルの読み出し位置を判断することで、当該各中セルそ
れぞれを切り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次元コードを読
み取ってデコードする二次元コードデコード装置、及び
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ等にデータを入力
する手段として、例えば光学的に読み取りさせる手段で
は、パンチカードやマークシート等のOMRから、文字
をそのまま読み取るOCRまで様々な手段がある。その
中で、シンボルコードの一種として広く普及しているの
がバーコードであり、販売管理、物流管理、生産管理等
におけるデータの入力に用いられている。
【0003】バーコードが発明されてから今日まで、さ
まざまな種類のバーコードが提案、開発、改善されてお
り、一次元のコードとしてのバーコードはほぼ完成され
たと言っても過言ではない。
【0004】そのような中、一次元のバーコードではコ
ード化できる情報は限られており、より多くの情報をコ
ード化したいという要望の元、二次元のバーコードが開
発された。しかし、二次元のバーコードは一次元のバー
コードを単に積み上げた考え方であった為、情報量と情
報密度を数倍に高めただけであり、誤り訂正機能や漢字
の情報化までは困難であった。
【0005】その一方で、情報量、情報密度共に多いマ
トリクス方式の二次元コードが開発された。この二次元
コードは、データが入っているデータセルと、コードを
読み取る際の基準となるタイミングセルで構成されてお
り、タイミングセルを基にデータセルを読み取り、デー
タ値を決定している。その為、二次元コードをエリアセ
ンサー等でセンスする際の向きや、歪みに対しては、タ
イミングセルの向きや、歪みから推測してデータ値を決
定する必要がある。また、エリアセンサー等で二次元コ
ードをセンスする際、どの部分を二次元コードとして判
断するのか、というデータの切り出しに関しては、二次
元コードのマトリクス周辺を四角形、もしくは方向を判
断し易くする為、L字の枠で囲み、切り出し用の枠パタ
ーンとする方法があり、この四角形の枠パターン、もし
くはL字の枠パターンを検出した時に二次元コードであ
ると判断し、それらの枠パターンから推測して二次元コ
ードを切り出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、四角形
の枠パターンで囲んだ二次元コードを検出する場合、エ
リアセンサー等でセンスする角度や、センスし始める箇
所が四角形の頂点なのか辺なのか、等により、二次元コ
ードを検出するまでに時間がかかるという問題点があっ
た。また、L字の枠パターンの場合は、枠が実線となる
L字側から読み取る場合と、枠が空白となるL字の反対
側から読み取る場合とでは、切り出し方法が異なり、同
様に、二次元コードの検出には時間がかかるという問題
があった。
【0007】また、データセルとタイミングセルが離れ
ている為に、各データセルを読み取る場合は、離れたタ
イミングセルを基準に値判定する必要から、局所的歪み
の他、多少の歪みがあった場合でも読み取りが不可能で
あったり、読み取れた場合でも、エラー訂正コード(以
下、ECC(Error-Correcting Code)と呼ぶ)による
データの訂正に頼る場合が多く、デコードに多大な時間
を要していた。
【0008】さらに、通常、二次元コードをエリアセン
サーでセンスする際、二次元コードのどのあたりをセン
スしているのか、ユーザに分かり難く、エリアセンサー
のセンス範囲に正しく二次元コードを読み取らせるのが
困難であった。また、従来の二次元コードは、コード全
てを読み取らないとデータの切り出しおよびデータ誤り
の検出ができない為、デコードの時間を短縮させたとし
ても、ユーザ操作に依存しているエリアセンサーによる
センスから、二次元コードの切り出し、デコードに至る
までのトータル時間の短縮には限界があった。
【0009】本発明の課題は、二次元コードの切り出
し、及び読取時間を短縮させると共に、二次元コードの
データ誤り検出の信頼性を向上させる、二次元コードの
デコード装置及びその記憶媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
二次元コードを読み取ってデコードする二次元コードデ
コード装置において、前記二次元コードは、当該二次元
コード中に展開されたコードデータ中の誤りを検出させ
るための誤り検出セルと、当該二次元コードの展開位置
を認識させるための認識ポインタセルとを含む一連のコ
ードデータを中セルとし、この中セルをデコードすべき
二次元コードデータの処理単位として複数配置して構成
され、この二次元コードを読み取る際に、前記認識ポイ
ンタセルに基づいて前記各中セルの読み出し位置を識別
して当該二次元コードを読み取る読取手段と、この読取
手段により読み取られた各中セルに含まれる前記誤り検
出セルに基づいて、当該中セル毎にデコードすべきコー
ドデータ中の誤り箇所を検出して、当該二次元コード内
のコードデータを中セル単位でデコードするデコード手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項1記載の発明の二次元コードデコー
ド装置によれば、二次元コードは前記中セルを処理単位
として、前記複数の中セルを配置することで構成されて
いる。また、配置された当該各中セルは前記誤り検出セ
ルと前記認識ポインタセルを含む一連のコードデータか
ら構成されている。このため、前記読取手段は、中セル
単位で当該二次元コードを読み取ることができ、また、
当該各中セルを構成する当該各認識ポインタセルの位置
をそれぞれ識別し、当該各中セルの読み出し位置を判断
することで、当該各中セルそれぞれを切り出すことがで
きる。
【0012】したがって、二次元コードの切り出し、及
び読み取りは、当該二次元コードを構成する当該各中セ
ル単位で行えるため、二次元コード全てに対して一度に
切り出し、及び読み取りを行う必要がなく、更に、中セ
ル単位の切り出し、及び読み取り処理を複数並行して行
うことにより、切り出し、及び読取時間を短縮させるこ
とができる。また、二次元コードが歪んでいた場合であ
っても、当該各中セルに影響がない範囲であれば、切り
出し、及び読み取りを行うことができる。
【0013】また、前記デコード手段は、前記中セルを
構成する前記誤り検出セルに基づいて当該中セル毎にデ
コードすべきコードデータ中の誤りを検出しながら、当
該二次元コード内のコードデータを中セル単位でデコー
ドする。したがって、中セル単位でデータ誤りの検出が
行えるため、データ誤りの範囲を二次元コードの当該中
セルの範囲に特定することができ、データ誤り検出の信
頼性を向上させることができる。また、前記デコード手
段は、中セル単位でデコードするため、読み取った複数
の中セルをそれぞれ並行してデコード処理することによ
り、デコード時間を短縮させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1〜8は、本発明
を適用した第1の実施の形態におけるコンピュータシス
テムを示す図である。
【0016】まず、構成を説明する。
【0017】図1は、本第1の実施の形態におけるコン
ピュータシステム1の要部構成を示すブロック図であ
る。この図1において、コンピュータシステム1は、C
PU2、RAM3、記憶装置4、記憶媒体5、表示部
6、入力部7、及びエリアセンサー8によって構成され
ており、記憶媒体5を除く各部はバス9によって接続さ
れている。
【0018】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶装置4内に格納されているシステムプログラム
及び当該システムに対応する各種アプリケーションプロ
グラムの中から指定されたアプリケーションプログラム
をRAM3内の図示しないプログラム格納領域に展開
し、入力部7から入力される各種指示あるいはデータを
RAM3内に一時的に格納し、この入力指示及び入力デ
ータに応じて記憶装置4内に格納されたアプリケーショ
ンプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果
をRAM3内に格納するとともに、表示部6に表示す
る。そして、RAM3に格納した処理結果を入力部7か
ら入力指示される記憶装置4内の保存先に保存する。
【0019】また、CPU2は、画像データ処理におい
て、エリアセンサー8から入力される電気信号を画像デ
ータとして認識し、後述する枠が画像データ内にあるか
検出し、存在する場合は、枠の切り出しおよび二次元コ
ードの切り出し処理を行う。また、切り出した二次元コ
ードの角の黒色領域をポインタセルと判断して、後述す
る中セルの切り出しを行うと共に、中セル内の後述する
各小セルの位置及び色を検出し、各小セルのデータを判
断する。
【0020】また、CPU2は、検出した各小セルのデ
ータのうち、後述するパリティセルの値を元に、データ
誤りの検出処理を行う。
【0021】入力部7は、カーソルキー、数字入力キー
及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウス等の
ポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて押
下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2
に出力する。表示部6は、CRT(Cathode Ray Tube)
等により構成され、CPU2から入力される表示データ
(エリアセンサーの画像データや二次元コードのデコー
ド結果等)を表示する。
【0022】RAM(Random Access Memory)3は、C
PU2が前記各種アプリケーションプログラムを実行す
る際に各種データを展開するプログラム格納領域を形成
すると共に、CPU2が前記画像データ処理を実行する
際に、エリアセンサー8から入力された電気信号を展開
するとともに、二次元コードを切り出すための後述する
枠、中セルを構成する各小セルの位置、色、及びデータ
等展開するメモリ領域を形成する。
【0023】記憶装置4は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体5を有しており、この記憶媒
体5は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体5は記憶装置4に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体4には前記システムプログラム及び当
該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、画像データ処理プログラム、二次元コード切り出し
処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理された
データ等を記憶する。
【0024】また、この記憶媒体4に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に前記記憶媒体を
備えた記憶装置を設け、この記憶媒体4に記憶されてい
るプログラム、データを通信回線を介して使用する構成
にしてもよい。
【0025】次に、エリアセンサー8を図2を用いて説
明する。図2は、エリアセンサー8を中心としたコンピ
ュータシステム1の構成を示している。図2において、
RAM3、記憶装置4、記憶媒体5、表示部6、入力部
7、及びバス9は説明を分かり易くする為、図示してい
ない。図2において、エリアセンサー8は、例えばCC
D(Charge-Coupled Devices)のように、フォトダイオ
ードを線上あるいは平面上に配置し、光の強度を測定す
る受光部と、受光時の精度を高めるためのレンズ等を用
いた焦点制御部と、この受光部を順次走査するための走
査部と、この走査部を通じて受光部から出力された電気
信号を数値化するA/D変換回路等から構成され、光信
号を電気信号に変換する周知のものである。CPU2
は、エリアセンサー8から出力された電気信号から、画
像認識処理を行い、後述する二次元コードの検出、デー
タ誤りの検出、及びデコードを行うと共に、エリアセン
サー8に対して焦点の絞り等を変化させるための制御信
号を出力する。
【0026】図3は、本第1の実施の形態で処理される
二次元コードに含まれる中セル10の基本構成を示す図
である。
【0027】二次元コードにおいて、最小のデータ構成
である1ビットを表記する方法は、図3中において最小
単位の正方形を1つのセルとし、このセルの色を黒とし
た場合を「1」、白とした場合を「0」と表す。本第1
の実施の形態では、このセルを小セルと呼ぶこととす
る。また、この小セルを縦5セル×横5セルとして構成
させたブロックを、前記中セル10と呼ぶこととする。
【0028】図3に示すように、中セル10は、「PO
1」で示す1つのポインタセルと、「S0〜S3」で示
す4つのセパレータセルと、「P0〜P3」で示す4つ
のパリティセルと、「D0〜D15」で示す16個のデ
ータセルから構成されている。
【0029】ここで、ポインタセルPO1は、常に黒色
に設定され、このポインタセルPO1を使用して後述す
る縦5セル×横5セルの中セル10の切り出しを行うと
共に、切り出した後のデータセルD0〜D15やパリテ
ィセルP0〜P3の検出に用いる。また、セパレータセ
ルS0〜S3は常に白色に設定される。これは、後述す
る中セル10を複数並べて二次元コードを構成する際
に、黒色のポインタセルPO1に隣接する小セルを白色
とさせ、ポインタセルPO1を検出し易くする為であ
る。
【0030】また、パリティセルP0はデータセルD0
〜D7のパリティビットを表し、同様にパリティセルP
1はデータセルD8〜D15のパリティビットを、パリ
ティセルP2はデータセルD0、D1、D4、D5、D
8、D9、D12、D13のパリティビットを、パリテ
ィセルP3はデータセルD2、D3、D6、D7、D1
0、D11、D14、D15のパリティビットを表す。
【0031】これらのパリティセルP0〜P3により、
データセルD0〜D15のデータが汚れ等で黒白反転し
てしまった場合に、中セル10の範疇で後述するデータ
誤りの検出を行い、1つのデータセルに対して2つのパ
リティセルを対象とさせることにより、データ誤り検出
の信頼性を向上させるものである。また、データセルD
0〜D15は、バイナリデータを表した小セルで、二次
元コードで表記したい実際のデータが格納されている。
【0032】図4に前記中セル10内のデータ誤り検出
方法を示す。中セル10−1、10−2、10−3は検
出可能なデータ誤りの場合、10−4は検出不可能なデ
ータ誤りの場合を示している。中セル10−1では、デ
ータセルD6がデータ誤りの場合を示しており、前記デ
ータセルD6のパリティビットである当該パリティセル
P0とP3により誤りが検出される。同様に中セル10
−2では、データセルD6とD9が誤りの場合を示して
おり、当該パリティセルP0、P1、P2、P3により
誤りが検出される。同様に、中セル10−3では、デー
タセルD5、D6が誤りの場合を示しており、後述する
通り、当該パリティセルP0は検出できないが、当該パ
リティセルP2、P3により誤りが検出される。
【0033】しかし、中セル10−4では、データセル
D4とD5が誤りであるが、どのパリティセルを用いて
も誤りを検出できない。これは、周知の通り、パリティ
ビットは対象データのビット1の数が偶数個か奇数個か
の判定ビットの為、誤りデータが偶数個の場合は検出で
きないことによる。中セル10−4の場合、データ誤り
であるデータセルD4とD5は、このパリティビットと
なる当該パリティセルP0にとって偶数個のデータ誤り
となり検出できない。また同様に当該パリティセルP2
にとっても偶数個のデータ誤りとなり検出できない為、
中セル10−4のデータ誤りは検出できないことにな
る。
【0034】ここで、中セル10−3をもう一度見直す
と、データセルD5とD6が誤りの場合、このパリティ
ビットとなる当該パリティセルP0にとって、偶数個の
データ誤りとなり、前記の通り検出できないが、データ
セルD5とD6は、それぞれ当該パリティセルP2とP
3の対象データともなっており、この当該パリティセル
P2とP3によってデータ誤りを検出している。このよ
うに、該中セル内にデータ誤りが複数あり、かつ、当該
パリティセル内で偶数個であり、かつ、該データ誤りの
他の当該パリティセル内でも偶数個であるような場合は
稀にしか有り得ず、前記の通り、データセル1つに対し
て当該パリティセル2つを対象とし、また、データセル
8つに対して当該パリティセル1つを割り当てること
で、データ誤り検出の信頼性を向上させている。
【0035】図5は中セル10〜90により構成された
本第1の実施の形態の二次元コード100を示してい
る。二次元コード100はこのように、中セル10を同
一向きに順に配置することで構成される。ここで中セル
の切り出し方法について、中セル10を例に取って説明
する。前記の通り、各中セル10〜90のセパレータセ
ル10−PO1〜90−PO1は黒色の為、隣接する白
色のセパレータセルにより、容易に検出しやすい位置に
配置されている。中セル10の範囲は、隣接する中セル
20、中セル40、中セル50のそれぞれのポインタセ
ル20−PO1、40−PO1、50−PO1により指
示される。また、ポインタセルの大きさは小セル1つ分
であり、ポインタセルとポインタセルの間隔は小セル4
つ分であることから、中セル10は、中セル10の自身
のポインタセル10−PO1を基準とすることで、容易
にかつ正確に切り出せる。このように、他の中セルも同
様な方法で切り出しが可能である。
【0036】図6に、本第1の実施の形態の枠150で
囲んだ本第1の実施の形態の二次元コード100を示
す。図6に示すように、本第1の実施の形態の枠150
は、本第1の実施の形態の二次元コード100の周囲を
1小セル幅の白色枠とこの白色枠の周囲を1小セル幅の
黒色枠で囲むものである。二次元コード100を枠15
0で囲むことにより、二次元コード100の切り出しが
高速に実現可能となる。これは、枠150がない場合、
二次元コード100の切り出しには、二次元コード10
0周辺に存在する、文字や絵等との違いを認識しながら
切り出しを行う必要がある為、多くの時間がかかってい
たが、枠150で囲んだことにより、二次元コード10
0の切り出しは、枠150の切り出しに置き換わるから
であり、また、枠150は前記構成の決まった特定パタ
ーンである為、容易に切り出しが可能である為である。
【0037】次に動作を説明する。
【0038】本第1の実施の形態におけるコンピュータ
システム1内のCPU2により実行される、二次元コー
ドの検出処理について、図7に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0039】まず、対象とする二次元コード100を含
む枠150をエリアセンサー8によりセンスし、得られ
た画像データをCPU2が解析して、前記枠150の切
り出しを行う(ステップS1)。また、CPU2は、切
り出した二次元コード100を含む枠150の画像デー
タから、前記構成に従い、枠150の黒枠、及び白枠を
除くことで、二次元コード100の切り出しを行う(ス
テップS1)。
【0040】この際、エリアセンサー8によりセンスし
た画像データは、RAM3内のメモリ領域に一旦保存さ
れ、この保存された画像データをCPU2が読み出して
解析を行う。また以降、同様にCPU2により解析を行
ったデータは、適宜RAM3内のメモリ領域に保存され
る。
【0041】次に、CPU2は、前記二次元コード10
0及び中セル10の構成により、ステップS1により検
出された二次元コード100の角に存在する黒領域をポ
インタセルAと判断し(ステップS2)、ポインタセル
Aと判断した黒領域の大きさを小セル1つ分の大きさと
判断する(ステップS3)。
【0042】さらに、CPU2は、二次元コード100
の縦方向にステップS3にて大きさを判断した小セルの
5つ分の箇所の黒領域をポインタセルBと判断する。ま
た同様に、横方向に小セル5つ分の箇所の黒領域をポイ
ンタセルC、ポインタセルBから横方向に小セル5つ分
の箇所の黒領域をポインタセルDと判断する(ステップ
S4)。
【0043】次に、CPU2は、ステップS3にて判断
したポインタセルAの中心アドレスを求め(ステップS
5)、ステップS4にて判断したポインタセルA、B、
C、Dに囲まれる範囲を中セル10と判断し、前記中セ
ル10の構成により、ポインタセルAとポインタセルB
の間を小セル4つ分の等間隔と判断し、パリティセル2
つの中心アドレスに相当する箇所の色を判断して、2つ
のパリティセルそれぞれの値とする(ステップS6)。
【0044】続いて、同様にCPU2は、前記中セル1
0の構成の通り、ポインタセルA、B、C、Dから、該
中セルの他のパリティセル及びデータセルそれぞれの中
心アドレスを判断し、当該箇所の色を判断して、値を決
定する(ステップS7)。
【0045】以下ポインタセルBまたはCまたはDをポ
インタセルAと置き換える(ステップS9)ことで、同
様に、各ポインタセルから該ポインタセルを含む該中セ
ルを切り出し、前記中セルを構成する各小セルの値を決
定することを順次繰り返すことで、二次元コード100
のコードを検出する。
【0046】以上のように、本第1の実施の形態のコン
ピュータシステム1では、CPU2は二次元コード10
0の切り出しにおいて、枠150が二次元コード100
の周囲を囲っている為に、エリアセンサー8でセンスさ
れる画像データから枠150を検出することで二次元コ
ード100を容易に切り出すことができる。
【0047】また、検出した二次元コード100は、縦
5×横5の25個の小セルにより構成された中セル10
が複数配置されたものであり、また、この中セル10
は、それぞれの中セル10の場所を示すポインタセルP
O1、中セル10を複数配置した際にポインタセルPO
1を検出し易くするためのセパレータセルS0〜S3、
二次元コード100の実際のデータに当たるデータセル
D0〜D15、及びデータセルD0〜D15のデータ誤
り検出の為のパリティセルP0〜P3により構成されて
いる為、CPU2は、二次元コード100から各中セル
10の切り出しを行って、二次元コード100の全ての
小セルのデータを検出する。
【0048】また、CPU2は、検出した二次元コード
100から中セル10を切り出すが、ポインタセルPO
1を用いて、隣接する中セル10のポインタセルPO1
から、中セル10の境界を判断することで、容易に中セ
ル10を切り出すことができる。さらにCPU2は、中
セル10のポインタセルPO1の中心アドレスを求め、
中セル10が、縦5×横5の25の小セルにより構成さ
れていることにより、各セルのアドレスを決定し、デー
タを検出する。同様に、CPU2は、他の中セル10の
切り出しを行い、中セル10を構成する各セルのデータ
を検出し、二次元コード100のデータ全てを検出す
る。また、中セル10のパリティセルP0〜P3を用い
ることで、CPU2は、データセルD0〜D15のデー
タ誤りを検出することができる。
【0049】したがって、CPU2は、エリアセンサー
8でセンスする画像データから、枠150を切り出すこ
とにより、容易に二次元コード100を切り出すことが
でき、また、二次元コード100は、等間隔に並んだポ
インタセルPO1から、二次元コード100を構成する
複数の中セル10を容易に切り出すことができる。ま
た、CPU2は、切り出した中セル10の構成から容易
に各セルのデータを検出すると共に、パリティセルP0
〜3によりデータ誤りがあるかどうかを検出することが
できる。
【0050】なお、枠150は、二次元コード100を
切り出す為に二次元コード100を囲んだが、二次元コ
ード100等のパターン認識をする必要のある画像の印
刷時と同時、または前後に当該画像を囲む様に印刷、若
しくは枠印として、二次元コード100以外にも適用す
ることができ、また、枠150の構成を黒色と白色の1
小セル幅の枠としたが、図8に示すように、細線や太
線、または多重線等の他の線種の枠線としてもよく、ま
た、パターン認識をする画像の上下左右の向きを判別可
能とする為、枠の各辺の線幅、線種を変更しても良い。
【0051】また、二次元コード100の検出方法で
は、二次元コード100の角に存在する黒領域をポイン
タセルPO1と判断し、中セル10を切り出し始めた
が、ポインタセルPO1は二次元コード100に小セル
5つ分の等間隔に複数存在する為、二次元コード100
の角以外のポインタセルPO1から切り出し始めても良
い。
【0052】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態におけるコンピュータシステムについて説明する。
【0053】本第2の実施の形態におけるコンピュータ
システムの要部構成は、第1の実施の形態のコンピュー
タシステムの要部構成と同様のものであるため、説明を
省略する。また、第1の実施の形態との相違点は、コン
ピュータシステム内のCPUにより実行される、二次元
コードの検出処理である為、図9を用いて、この処理を
説明する。
【0054】図9に、本第2の実施の形態の二次元コー
ド100をエリアセンサー8が捉えた映像の模式図を示
す。エリアセンサー8は前記の通り、受光部、走査部、
A/D変換回路等から構成されており、周知の通り、受
光部は、図9に示すように、画素と呼ばれる方眼状の細
かなマス毎に光の強度を検知する。一般的に二次元コー
ドを構成する最小単位のセルの大きさは、この画素1つ
よりも十分大きいため、図9に示すように、本第2の実
施の形態の二次元コード100を構成する小セルの大き
さもエリアセンサー8の画素1つ分より大きくなる。
【0055】また、図9において、エリアセンサー8に
対して二次元コード100が平行位置ではないが、ユー
ザが二次元コード100をエリアセンサー8でセンスす
る場合、平行にセンスすることは困難かつ時間を要する
ため、図9の様に、斜めにセンスする場合が殆どであ
る。
【0056】CPU2は、エリアセンサー8によりセン
スされた画像データを解析して、枠150及び二次元コ
ード100の切り出しを行い、さらに、二次元コード1
00の角に存在する黒領域をポインタセルと判断して、
中セルの切り出しを行うと共に、中セルを構成する各小
セルの位置及び色を検出し、各小セルのデータを判断す
る。この各小セルの位置を検出する際に用いる二次元コ
ード100の画像データはRAM3上に展開されてい
る、エリアセンサー8で検出した画素のデータである。
小セルの位置を検出する方法は、詳細には、CPU2
が、小セルの中心アドレスとなる画素を求め、当該画素
の色を判断してこの小セルのデータ値としている。
【0057】本第2の実施の形態におけるコンピュータ
システムでは、この小セルの中心アドレスを求める際、
前記RAM3上に展開されている二次元コード100の
画像データ全体を1画素分左右方向に移動し、移動前後
のそれぞれの当該画素位置の色の論理積演算を行うこと
で、左右方向に白色画素が隣接する黒色画素は白色とし
て、当該画素の画像データを書き換える。また同様に、
画像データを1画素分上下方向に移動し、移動前後のそ
れぞれの当該画素位置の色の論理積演算を行って、上下
方向に白色画素が隣接する黒色画素は白色として、当該
画素の画像データを書き換える。この上下左右に画像デ
ータを1画素分移動させ、移動前後の当該画素の色の論
理演算を行うことを「画像データを揺らす」ことと呼ぶ
こととする。
【0058】このように画像データを揺らすことで、黒
色画素の数を減らす。CPU2は、この画像データを揺
らした後に、小セルのアドレスを検出する。例えば、中
セルを切り出す為のポインタセルの中心アドレスを求め
る場合、ポインタセルは、白色のセパレータセルが隣接
する為、ポインタセルを占める黒色画素の数は、画像デ
ータを揺らすことで周囲1画素分少なくなっている為、
画像データを揺らす以前より、容易かつ高速に中心アド
レスに該当する画素を検出することができる。
【0059】また、CPU2は、同様に他の小セルの中
心アドレスに該当する画素を検出し、当該小セルの値と
するが、前記の通り、白色セルが隣接する場合は、画素
数が少ない為、容易かつ高速に中心アドレスの当該画素
を検出できる。また、2次元コード100に汚れ等があ
る場合、画像データを揺らすことでこの汚れを消す、若
しくは小さくすることができ、データを誤って検出する
ことを防止することができる。
【0060】以上のように、本第2の実施の形態のコン
ピュータシステムでは、二次元コードの各中セルを構成
する各小セルの中心アドレスを検出する際、二次元コー
ドの画像データ全体を1画素分上下左右方向に移動し、
移動前後の当該画素位置の色の論理演算を行うこととし
た為、各小セルの当該画素の数を減少させることができ
る。したがって、当該小セルの中心アドレスに該当する
画素を容易かつ高速に検出することができる。また、汚
れ等がある場合、この汚れを消す、若しくは小さくする
ことができ、データを誤って検出することを防止でき
る。
【0061】なお、画像データを揺らすのは1画素分と
したが、小セルの当該画素を無くさない範囲で複数画素
分移動することとしても良く、この場合は、小セルの当
該画素数がさらに減少することで、より容易かつ高速に
当該小セルの中心アドレスを検出することができる。ま
た、画像データを揺らすことは定まった処理で可能であ
る為、この処理を行う制御部を設け、ハードウェアとし
て処理を実行させることとしても良く、この場合、さら
に高速に処理を実行することが可能である。
【0062】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態におけるコンピュータシステムについて説明する。
【0063】本第3の実施の形態におけるコンピュータ
システムの要部構成は、第1の実施の形態のコンピュー
タシステムの要部構成と同様のものであるため、説明を
省略する。また、第1の実施の形態との相違点は、コン
ピュータシステム内のCPUにより実行される、二次元
コードを含む枠の切り出し処理、及び枠の構成である
為、この処理、及び構成について、図10〜12を用い
て説明する。
【0064】図10に本第3の実施の形態の後述する枠
200を構成する円形パターンを示す。図10に示す通
り、円形パターン10−Aは、円であり、10−Bは、
黒色の円であり、10−Cは、黒色のドーナツ状の同心
円であり、10−Dは、二重線の円である。
【0065】図11に本第3の実施の形態の枠200を
示す。枠200は、第1の実施の形態の枠150の角の
うち、左上角に円形パターン10−Aを、右上角に円形
パターン10−Bを、左下角に円形パターン10−C
を、右下角に円形パターン10−Dを配置した構成とな
っている。このように、枠200の四隅が異なる円形パ
ターンである為、二次元コードを含む枠200の上下左
右方向、及び表裏を容易に判別できる。
【0066】また、二次元コードの切り出しは、第1の
実施の形態と同様、枠200を切り出すことであるが、
枠200は四隅に前記円形パターンを配置する構成の
為、円形パターンを検出することで容易に切り出しが可
能である。また、前記円形パターンは、1つ若しくは複
数の円を同心円として構成させたパターンであり、図1
2に示す通り、エリアセンサーにより何れの方向からセ
ンスする場合であっても、同一の円形パターンとなる。
この為、斜めにセンスした場合の処理を考慮する必要が
なくなり、円形パターンの認識プログラムを単純化でき
るため、認識処理に係るメモリ容量の低減が実現できる
と同時に、処理速度の高速化が実現できる。
【0067】次にCPU2が、枠200を切り出す処理
について説明する。CPU2は、まず、エリアセンサー
でセンスした画像データから、円形パターン10−A〜
10−Dを検出する。枠200が斜めにセンスされた画
像データであった場合でも、円形パターン10−A〜1
0−Dは前記構成の為、容易かつ高速に検出ができる。
また、CPU2は、検出した円形パターン10−A〜1
0−Dの位置から枠200の上下左右、及び表裏を判断
する。次に、パターン10−A〜10−Dを結ぶ、枠2
00の範囲を検出することで、枠200の切り出しを行
うと共に、二次元コードの切り出しを行うことができ
る。
【0068】以上のように、本第3の実施の形態のコン
ピュータシステムでは、枠200は円形パターン10−
A〜10−Dを四隅に配置させた構成としており、ま
た、この円形パターンはそれぞれ1つ若しくは複数の同
心円で構成されている為、枠200を斜めにセンスした
としても、画像データは同一の円形パターンとなる。こ
のため、円形パターンの認識プログラムを単純化できる
ため、認識処理に係るメモリ容量の低減が実現できると
同時に、処理速度の高速化が実現できる。
【0069】また、円形パターン10−A〜10−Dは
それぞれ異なる円形パターンである為、切り出した枠2
00の上下左右、及び表裏を容易かつ高速に判断するこ
とができる。
【0070】なお、円形パターンは他の同心円を複数用
いた構成としても良く、その場合、円形パターン4つの
組み合わせにより、どのような二次元コードなのか、と
いう判断を二次元コードの切り出し時に行うことができ
る。
【0071】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態におけるコンピュータシステムについて説明する。
【0072】本第4の実施の形態におけるコンピュータ
システムの要部構成は、第1の実施の形態のコンピュー
タシステムの要部構成と同様のものであるため、説明を
省略する。また、第1の実施の形態との相違点は、コン
ピュータシステム内のCPUにより実行される、二次元
コードの切り出し処理、及び後述する切り出し用パター
ンの構成である為、この処理、及び二次元コードの構成
について、図13〜14を用いて説明する。
【0073】まず、二次元コードの構成を説明する。
【0074】図13に本第4の実施の形態における二次
元コードのコード発見用パターンと切り出し用パターン
を示す。第1の実施の形態の切り出し用パターンとの混
同を避ける為、「中心十字切り出しパターン」と呼ぶこ
ととする。中心十字切り出しパターンは、二次元コード
100の中心位置に配置したコード発見用パターン13
−1と、このコード発見用パターン13−1から上下左
右方向に配置したコード切り出し用パターン13−2〜
13−5から構成される。
【0075】また、コード発見用パターン13−1は、
二次元コード100の中心に配置した直径1〜2小セル
相当の白円と、この白円の周囲を幅1小セル相当の黒線
で囲んだ黒円と、さらにこの黒円を幅1小セル相当の白
線で囲んだ黒円で構成される。
【0076】また、コード切り出し用パターン13−2
は、コード発見用パターン13−1の黒円の右端から、
二次元コードの外枠右端まで引いた、幅1小セル分の黒
線と幅1小セル分の白線で構成される。同様にコード切
り出し用パターン13−3は、コード発見用パターン1
3−1の黒円の下端から二次元コードの外枠下端まで、
幅1小セル分の黒線と幅1小セル分の白線で引いた構成
であり、コード切り出し用パターン13−4は、コード
発見用パターン13−1の黒円の左端から二次元コード
の外枠左端まで、幅1小セル分の黒線と幅1小セル分の
白線で引いた構成であり、コード切り出し用パターン1
3−5は、コード発見用パターン13−1の黒円の上端
から二次元コードの外枠上端まで、幅1小セル分の黒線
と幅1小セル分の白線で引いた構成である。
【0077】このように、本第4の実施の形態の二次元
コードは、中心十字切り出しパターンを内部に持つた
め、二次元コードの切り出しは、この中心十字切り出し
パターンを検出することで容易に実現することができ
る。
【0078】次に動作を説明する。
【0079】本第4の実施の形態におけるコンピュータ
システム内のCPU2により実行される、二次元コード
の切り出し処理について、図14に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0080】まず、CPU2は、中心十字切り出しパタ
ーンを含む、二次元コードの画像データから、直径1小
セル以上の白色の円を検索する(ステップS141)。
次に、検出した白色の円の周囲が、黒色の円かどうかを
判断し(ステップS142)、黒色の円でない場合はス
テップS141に戻る。
【0081】次に、CPU2は、黒色の円であった場
合、この円と繋がっている黒線を検察し、その黒線のア
ドレスを記憶する(ステップS143)。この際、記憶
したデータは適宜RAM3内のメモリ領域に保存する。
【0082】次に、CPU2は、この記憶した、若しく
はRAM3内のメモリ領域に保存した黒線を、コード切
り出し用パターンと判断し、この黒線の横方向若しくは
縦方向の、黒線のアドレス範囲内の領域を二次元コード
のデータ領域と判断し、二次元コードの切り出しを行う
(ステップS144)。
【0083】以上のように、本第4の実施の形態のコン
ピュータシステムでは、二次元コードの内部に中心十字
切り出しパターンを持つため、この中心十字切り出しパ
ターンを検出することで、容易かつ高速に画像データか
ら二次元コードを切り出すことができる。
【0084】なお、本第4の実施の形態では、中心十字
切り出しパターンは、二次元コードに1つとしている
が、二次元コードのサイズによって、複数配置する構成
としても良く、その場合には、中心十字切り出しパター
ンの個々の範囲において、二次元コードの局所的な歪み
にも、当該中心十字切り出しパターンのコード切り出し
用パターンにより、対応することが可能である。
【0085】
【発明の効果】請求項1及び請求項7記載の発明によれ
ば、二次元コードの切り出し、及び読み取りは、当該二
次元コードを構成する当該各中セル単位で行えるため、
二次元コード全てに対して一度に切り出し、及び読み取
りを行う必要がなく、更に、中セル単位の切り出し、及
び読み取り処理を複数並行して行うことにより、切り出
し、及び読取時間を短縮させることができる。また、二
次元コードが歪んでいた場合であっても、当該各中セル
に影響がない範囲であれば、切り出し、及び読み取りを
行うことができる。
【0086】また、デコード手段により、中セル単位で
データ誤りの検出が行えるため、データ誤りの範囲を二
次元コードの当該中セルの範囲に特定することができ、
データ誤り検出の信頼性を向上させることができる。ま
た、中セル単位でデコードするため、読み取った複数の
中セルをそれぞれ並行してデコード処理することによ
り、デコード時間を短縮させることができる。
【0087】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、読取手段は、切り出し用枠パ
ターンを認識することで、二次元コード全体の切り出し
を行えるため、二次元コードの切り出し時間を短縮させ
ることができる。また、切り出し用枠パターンをそれぞ
れ異種の枠線とすることで、二次元コードの上下左右方
向を容易に認識することができる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、読取手段は、切り出し用枠パ
ターンの四隅に配置された円形の切り出し用パターンを
認識することで、二次元コードを含む切り出し用枠パタ
ーンの上下左右方向及び表裏を容易に認識することがで
きる。また、円形のため、エリアセンサーによる何れの
方向からのセンスであっても同一の円形パターンとな
り、円形パターンの認識プログラムを単純化でき、認識
処理に係るメモリ容量の低減が実現できると同時に、処
理速度の高速化が実現できる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、読取手段は、コード発見用パ
ターンと切り出し用パターンを認識することで、二次元
コード全体の切り出しを行えるため、二次元コードの切
り出し時間を短縮させることができる。
【0090】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、読取手段は、当該中セルの当
該認識ポインタセルの中心画素を識別する際に、コード
データを上下左右方向に所定量移動させ、この移動前後
の当該コードデータの論理積をとることにより、当該認
識ポインタセルの黒色画素数が、上下左右方向に隣接す
るセパレータセルの白色画素により減少することで、当
該認識ポインタセルの中心画素を容易かつ高速に識別す
ることが可能である。
【0091】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、デコード手段は、当該中セル
を構成する各コードデータそれぞれの中心画素から当該
各コードデータの値を判断することから、各コードデー
タそれぞれを表す多数の画素から当該各コードデータの
値を判断する必要がなく、容易かつ高速に判断すること
が可能である。また、各中セルの構成は同一のため、読
取手段が識別した当該中セルの当該認識ポインタセルの
中心画素から容易かつ高速に当該コードデータそれぞれ
の中心画素位置を識別することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるコンピュー
タシステム1の要部構成を示すブロック図。
【図2】図1のエリアセンサー8を中心としたコンピュ
ータシステム1の構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態の中セル10の基本構成を示
す図。
【図4】第1の実施の形態の中セル10内のデータ誤り
検出方法を示す図。
【図5】第1の実施の形態の二次元コード100を示す
図。
【図6】第1の実施の形態の枠150で囲んだ二次元コ
ード100を示す図。
【図7】第1の実施の形態のコンピュータシステム1に
より実行される二次元コードの検出処理を示すフローチ
ャート。
【図8】第1の実施の形態の枠150の変形例。
【図9】第2の実施の形態の二次元コード100をエリ
アセンサー8が捉えた映像を示す模式図。
【図10】第3の実施の形態の枠200を構成する円形
パターンを示す図。
【図11】第3の実施の形態の円形パターンを示す図。
【図12】第3の実施の形態の円形パターンを斜めにセ
ンスした場合を示す図。
【図13】第4の実施の形態のコード発見用パターンと
切り出し用パターンを示す図。
【図14】第4の実施の形態のコンピュータシステム1
により実行される二次元コードの切り出し処理を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 RAM 4 記憶装置 5 記憶媒体 6 表示部 7 入力部 8 エリアセンサー 9 バス 10 中セル PO1 ポインタセル S0〜S3 セパレータセル P0〜P3 パリティセル D0〜D15 データセル 10−1、10−2、10−3、10−4
中セル 20、30、40、50、60、70、80、90、
中セル 10−PO1、20−PO1、40−PO1、50−P
O1、 ポインタセル 10−A、10−B、10−C、10−D 切り出し用
円形パターン 13−1 コード発見用パターン 13−2、13−3,13−4,13−5 コード切り
出し用パターン 100 二次元コード 150、151〜153、200 切り出し
用枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 19/06 G06K 19/00 E

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次元コードを読み取ってデコードする二
    次元コードデコード装置において、 前記二次元コードは、当該二次元コード中に展開された
    コードデータ中の誤りを検出させるための誤り検出セル
    と、当該二次元コードの展開位置を認識させるための認
    識ポインタセルとを含む一連のコードデータを中セルと
    し、この中セルをデコードすべき二次元コードデータの
    処理単位として複数配置して構成され、 この二次元コードを読み取る際に、前記認識ポインタセ
    ルに基づいて前記各中セルの読み出し位置を識別して当
    該二次元コードを読み取る読取手段と、 この読取手段により読み取られた各中セルに含まれる前
    記誤り検出セルに基づいて、当該中セル毎にデコードす
    べきコードデータ中の誤り箇所を検出して、当該二次元
    コード内のコードデータを中セル単位でデコードするデ
    コード手段と、 を備えたことを特徴とする二次元コードデコード装置。
  2. 【請求項2】前記二次元コードは、展開した前記複数の
    中セルの周囲を囲む切り出し用枠パターンを更に配置し
    て構成され、 前記読取手段は、この二次元コードを読み取る際に、前
    記切り出し用枠パターンを認識して、当該二次元コード
    全体を切り出して読み取ることを特徴とする請求項1記
    載の二次元コードデコード装置。
  3. 【請求項3】前記二次元コードは、前記切り出し用枠パ
    ターンを配置し、この切り出し用枠パターンの四隅に更
    に円形の切り出し用パターンを配置して構成され、 前記読取手段は、この二次元コードを読み取る際に、前
    記円形の切り出し用パターンを認識して、当該二次元コ
    ード全体を切り出して読み取ることを特徴とする請求項
    1記載の二次元コードデコード装置。
  4. 【請求項4】前記二次元コードは、展開した前記複数の
    中セルの内部にコード発見用パターンと切り出し用パタ
    ーンを配置して構成され、 前記読取手段は、この二次元コードを読み取る際に、前
    記コード発見用パターンと切り出し用パターンを認識し
    て、当該二次元コード全体を切り出して読み取ることを
    特徴とする請求項1記載の二次元コードデコード装置。
  5. 【請求項5】前記読取手段は、前記認識ポインタセルを
    識別する際に、当該認識ポインタセルの中心画素を識別
    し、当該画素から当該認識ポインタセルの位置を判断す
    ることを特徴とする請求項1記載の二次元コードデコー
    ド装置。
  6. 【請求項6】前記デコード手段は、前記読取手段が識別
    した前記認識ポインタセルの中心画素位置を基に、前記
    中セルを構成する各コードデータの中心画素位置をそれ
    ぞれ識別し、当該各中心画素の識別結果から当該各コー
    ドデータの値を判断することを特徴とする請求項1記載
    の二次元コードデコード装置。
  7. 【請求項7】二次元コードを読み取ってデコードするた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムを格納した記
    憶媒体において、 前記二次元コードは、当該二次元コード中に展開された
    コードデータ中の誤りを検出させるための誤り検出セル
    と、当該二次元コードの展開位置を認識させるための認
    識ポインタセルとを含む一連のコードデータを中セルと
    し、この中セルをデコードすべき二次元コードデータの
    処理単位として複数配置して構成され、 この二次元コードを読み取る際に、前記認識ポインタセ
    ルに基づいて前記各中セルの読み出し位置を識別して当
    該二次元コードを読み取るためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 読み取られた各中セルに含まれる前記誤り検出セルに基
    づいて、当該中セル毎にデコードすべきコードデータ中
    の誤り箇所を検出して、当該二次元コード内のコードデ
    ータを中セル単位でデコードするためのコンピュータが
    実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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