JPH11312442A - 多方向スイッチおよびこの多方向スイッチを用いた電子機器 - Google Patents

多方向スイッチおよびこの多方向スイッチを用いた電子機器

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JPH11312442A
JPH11312442A JP11828198A JP11828198A JPH11312442A JP H11312442 A JPH11312442 A JP H11312442A JP 11828198 A JP11828198 A JP 11828198A JP 11828198 A JP11828198 A JP 11828198A JP H11312442 A JPH11312442 A JP H11312442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも部品点数が少なくすると共に、操
作性フィーリングのよい多方向スッチを提供する。 【解決手段】 本発明の多方向スイッチSは、ステム1
9を傾斜させた時、このステム19が傾斜した側の第2
押圧部19gで第2可動接点18の接点部18bを押圧
して、接点部18bが第2固定接点14に接触し、第2
固定接点14とコモン接点13とを導通させ、また、ス
テム19が直立状態でステム19を垂直方向に押圧した
時、第1押圧部19dにより第1可動接点17が変位し
て第1固定接点12と接触し、第1固定接点12とコモ
ン接点13とを導通させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多方向スイッチに
係わり、特に、ステムの傾斜操作とプッシュ操作のどち
らかの操作で、切り替え信号を出力することができる多
方向スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の多方向スイッチの従来例として
特願平8−35079号に提案されているもので説明す
る。このような多方向スイッチは図9、10に示すよう
に、上方が開放されて内底部1aを有するハウジング1
が図示下方に配設されている。前記内底部1aには、中
央固定接点2と、この中央固定接点2を囲むコモン接点
3、およびこのコモン接点3の周囲の前後左右4箇所に
位置する周縁固定接点4とが露出されている。これら中
央固定接点2、コモン接点3、および周縁固定接点4に
接続する端子5が、ハウジング1の側面から突出形成さ
れている。またハウジングの内底部1aには、4本の突
起1bが立設され、各突起1bに対向するハウジング1
の4隅には位置決め部1cとボス1dとがそれぞれ形成
されている。
【0003】前記中央固定接点2の上方には円形でドー
ム状の中央タクトばね6と、この中央タクトばね6の外
方で周縁固定接点4の上方には、外形が矩形の4個の周
縁タクトばね7が、それぞれ対向した状態で4方向に配
設されている。これら中央タクトばね6と周縁タクトば
ね7とはSUS等の弾性に富む材料から形成されてい
る。前記4個の周縁タクトばね7は、平行な2本のスリ
ットに挟まれた中央部が上方に膨出形成された膨出部7
aが弾性を有して設けられている。このような4個の周
縁タクトばね7は、一部がコモン接点3に常時接した状
態で、膨出部7aが周縁固定接点4上に位置するよう
に、ハウジング1の内壁と各突起1bの外側とで位置決
めされて、内底部1a上に載置されている。
【0004】前記中央タクトばね6と、周縁固定接点4
の上方には、第1ステム8が配設され、この第1ステム
8は円柱状部8aと、テーパ状のスカート部8bとが形
成されている。また、スカート部8bの下面には4個の
突部8cが略90度の等間隔を保って一体形成され、こ
れら突部8cは各周縁タクトばね7の膨出部7aに接し
て、膨出部7aの弾性力で第1ステム8が上方に押し上
げられている。前記円柱部8aの中央には上下方向に貫
通するガイド孔8eが設けられ、スカート部8bの下部
周縁には4個の突片8bが外方に突出して一体形成され
ており、この突片8bがハウジング1の位置決め部1c
とスライド可能に嵌合して、第1ステム8がハウジング
1の内底部1a上に揺動可能に収納されている。
【0005】前記第1ステム8のガイド孔8eには第2
ステム9がスライド可能に挿入され、第2ステム9を傾
斜させると、第1ステム8も同方向に傾斜するようにな
っている。また、前記第1ステム8が垂直状態の時は、
第2ステム9が第1ステム8のガイド孔8e内を上下に
スライド可能になっている。そのために、第2ステム9
とガイド孔8eとはガタ嵌合になっていている。前記第
2ステム9の下端には略矩形の鍔部9aが形成され、こ
の鍔部9aで上方への抜け止めがされいる。また鍔部9
aの下面中央には、押圧突起9bが形成され、この押圧
突起9bの先端部が中央タクトばね6のドーム上の頂上
部に接し、中央タクトばね6の弾性力で第2ステム9が
上方に押し上げられている。
【0006】前述したような、中央タクトばね6、周縁
タクトばね7、第1と第2ステム8、9をそれぞれ収納
した状態のハウジング1の上方から、蓋体10がかぶせ
られて取り付けられている。この蓋体10は、中央に円
形で下方に向かって広がるテーパ状の周縁を有する中央
孔10aと、四隅に取付孔10bがそれぞれ形成されて
いる。そして、蓋体10の中央孔10aに第1のステム
8のスカート部8bを貫通させた状態で、蓋体10の取
付孔10bに挿通したボス1dをカシメ付けて、従来の
多方向スイッチが構成されている。
【0007】このような構成の従来の多方向スイッチの
動作について説明すると、第2のステム9を例えば矢印
G方向に傾斜させると、第1のステム8も同方向に傾斜
して、図9に示す第1ステム8の右側の突部8cが周縁
可動接点7の膨出部7aを下方に押圧し、膨出部7aが
周縁固定接点4に接触して導通する。また、第2ステム
9に加えていた矢印G方向への加重を解除し、第1、第
2ステム8、9を直立状態にし、この状態の第2ステム
9を矢印J方向に押圧すると、押圧突起9bの先端がド
ーム上の中央可動接点6の中央部を押圧して、中央可動
接点6が変形して中央部が中央固定接点2に接触して導
通する。このように、従来提案されている多方向スイッ
チは、ステムの傾斜方向に応じて複数のスイッチング操
作ができ、ステムのプッシュ操作によってもスイッチン
グを行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来提案されている多方向スイッチでは、第1
ステム8のガイド孔8eに挿入している第2ステム9
が、スムーズに上下動できるようにガタ嵌合にしている
ため、第2ステム9を傾斜させるときに、第1と第2の
ステム8、9間でガタが発生し、第2ステム9を操作す
るときの操作フィーリングが悪いという問題があった。
また、従来提案されている多方向スイッチは、小型化の
要求に対して、それぞれの部品を小型にしているため
に、第2ステム9を傾斜させたときのストッパ強度が弱
いという問題があった。また、第1と第2のステム8、
9、あるいは、4個の周縁タクトばね7がそれぞれバラ
バラになっていたため、部品点数が多くて、且つ、組立
も複雑になってコストアップになっていた。本発明は、
前述のような課題を解決して、操作フィーリングがよ
く、ストッパ強度も強く、部品点数の少ない低コストの
多方向スイッチを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明の多方向スイッチは、内
底部を有するハウジングと、前記内底部の中央部に位置
する第1固定接点と、この第1固定接点の周縁に位置す
るコモン接点および複数の第2固定接点と、前記ハウジ
ング内に位置し、中心部が前記内底部方向に突出する第
1押圧部、および、この第1押圧部の周縁に設けられた
前記内底部方向に突出する複数の第2押圧部とを有する
揺動可能なステムと、前記コモン接点に常時導通し、前
記第1固定接点と接離可能な第1可動接点と、前記コモ
ン接点に常時導通し、前記第2固定接点と接離可能な複
数の接点部を有する第2可動接点とを備え、前記ステム
を所定方向に傾斜させた時、このステムが傾斜した側の
前記第2押圧部で前記接点部を押圧して、前記接点部が
前記第2固定接点に接触し、前記第2固定接点と前記コ
モン接点とを導通させ、また、前記ステムが直立状態で
前記ステムを垂直方向に押圧した時、前記第1押圧部に
より前記第1可動接点が変位して前記第1固定接点と接
触し、前記第1固定接点と前記コモン接点とを導通させ
るような構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記ハウジングの内底部には、前記ステ
ムの垂直方向への移動をガイドするステムガイド部を設
け、このステムガイド部の一部と対向する側のステムに
も凸部を形成し、前記ステムを垂直方向に押圧して垂直
方向に移動させたときは前記ステムガイド部の一部で前
記ステムの凸部をガイドして前記ステムの傾斜する動き
を規制し、また、前記ステムを傾斜させたときは、前記
ステムガイド部の一部と前記ステムの前記凸部とが対向
状態となって、前記ステムの内底部方向への動きを規制
するような構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記ハウジングには、開口部が設けられ
た蓋体を取り付け、前記ステムには前記蓋体の開口部か
ら突出する摘み部を設け、この摘み部の根元にストッパ
部を設け、前記ステムを傾斜させた時、前記ストッパ部
が前記開口部の端面に当接して、前記ステムの移動を停
止可能にするような構成とした。
【0012】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記複数の接点部を有する前記第2可動
接点を、一枚のばね部材で一体形成するような構成とし
た。
【0013】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記第2可動接点には中央部に開口部を
設けると共に、この開口部周辺に折り曲げ部を設け、こ
の折り曲げ部で前記第2可動接点を前記コモン接点に常
時導通させるような構成とした。
【0014】また、前記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記第2可動接点の前記接点部は、スリ
ット部と、このスリット部の前記開口部寄りに前記ステ
ムの第2押圧部が当接する当接部と、前記スリット部の
外側に前記第2固定接点と接離可能なアーム部とで構成
され、前記ステムを傾斜させた時、前記第2押圧部が前
記当接部を押圧すると共に前記アーム部を変位させ、こ
のアーム部が前記第2固定接点と接触して前記第2可動
接点と前記コモン接点とを導通させるような構成とし
た。
【0015】また、前記課題を解決するための第7の解
決手段として、本発明の多方向スイッチをを用いた電子
機器は、前記請求項3、4、5または6記載において、
前記多方向スイッチを内部に収納する筺体と、前記多方
向スイッチの前記摘み部に取り付けられて前記筺体の外
部に露出する操作部材とを備え、前記ステムを傾斜させ
た時、前記操作部材が前記筺体の一部に当接して、前記
ステムの移動を停止させるような構成とした。
【0016】また、前記課題を解決するための第8の解
決手段として、本発明の多方向スイッチをを用いた電子
機器は、前記筺体には開口部を設けると共に、この開口
部周囲に筒状の壁部を設け、前記開口部内には前記摘み
部、または前記操作部材を位置させ、前記ステムを傾斜
させた時、前記操作部材、または前記摘み部のいずれか
一方を、前記壁部の内周面に当接させるような構成とし
た。
【0017】また、前記課題を解決するための第9の解
決手段として、本発明の多方向スイッチをを用いた電子
機器は、前記操作部材には椀状の操作壁を形成し、この
操作壁で前記筺体の前記開口部上を塞ぐように前記操作
部材を前記摘み部に取り付け、前記ステムを傾斜させた
時、前記操作壁の内周面が前記壁部の外周面に当接させ
るような構成とした。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の多方向スイッチ
の実施の形態について説明する。図1は本発明の多方向
スイッチの分解斜視図、図2は本発明の他方向スイッチ
のハウジングの上面図、図3は本発明の多方向スイッチ
の要部断面側面図、図4、図5は本発明の多方向スイッ
チの動作を説明する要部断面側面図、図6は本発明の多
方向スイッチのステムと可動接点の一部を示す要部拡大
図、図7、図8は本発明の多方向スイッチを用いた電子
機器の要部断面図である。
【0019】本発明の多方向スイッチSは、図1〜図3
に示すように、上方が開放された略円形の第1凹部11
aが形成され、この第1凹部11aには所定の深さの内
底部11bが形成されたハウジング11が図示下方に配
設されている。このハウジング11は樹脂材料等の絶縁
材料から成り、内底部11bの中央部が所定寸法だけ低
くなった円形の第2凹部11cが形成され、この第2凹
部11cの中心部に、第2凹部11cの底面と同一平面
上に第1固定接点12が露出されている。前記第2凹部
11cの外側の、内底部11bの同一平面上には、略円
弧状のコモン接点13が露出されて配設されている。
【0020】このコモン接点13の周囲4方向には、4
個の第2固定接点14が、それぞれ分離されて内底部1
1bと同一平面上に露出されて配設されている。前記第
1と第2固定接点12、14、及びコモン接点13は、
それぞれ金属板等の導電性部材で形成され、インサート
成形等によりハウジング11と一体化されている。ま
た、ハウジング11の図示左右の側面からは、第1固定
接点12に接続される端子15aと、コモン接点13に
接続される端子15bと、4個の第2固定接点14にそ
れぞれ接続される4個の端子15cとからなる複数の端
子15が、それぞれ突出形成されて下方に折り曲げられ
ている。
【0021】前記ハウジング11の4隅の略円形の第1
凹部11aの側面には、位置決め溝11dと、上面部1
1fから上方に突出するボス11eとがそれぞれ形成さ
れている。またハウジング11の対角線上で第1固定接
点12から等距離の位置の外方の4方向には4個のステ
ムガイド部16が立設されている。この4個のステムガ
イド部16は、図2に示すように内底部11b上の1箇
所とコモン接点13の表面上の3箇所とにそれぞれ形成
されている。前記ステムガイド部16は、内周部が2段
に形成され、下方側にガイド面16aと、このガイド面
16aの上部で外側にステムガイド部16の一部である
突起16bが設けられている。また、外側には略球面状
の外壁16cが形成されて、所定の高さのステムガイド
部16が配設されている。
【0022】前記第1固定接点12の上方には、前記4
個のステムガイド部16のガイド面16aに周囲が位置
決めされる、外形が円形で中央部が上方に膨らんだドー
ム状の第1可動接点17が配設されている。この第1可
動接点17は、リン青銅、あるいはSUS等のばね部材
から成り、外周部がコモン接点13上に載置され、常時
コモン接点13に導通した状態になっている。そして、
後述するステム19により、ドーム状に膨らんだ中央部
が押圧されると、中央部が変位して反転し、第1可動接
点17を介して第1固定接点12とコモン接点13とが
導通するようになっている。
【0023】前記第1可動接点17の外側の前記4個の
ステムガイド16には、中央部が略矩形に打ち抜きされ
開口部18aを有する第2可動接点18が取り付けられ
ている。この第2可動接点18は、リン青銅、あるいは
SUS等の一枚のばね部材から成り、外形が花弁状に形
成され、外周部の4方向から外方に突出する円弧状の接
点部18bが形成されている。このそれぞれの接点部1
8bは、スリット部18fと、このスリット部18fの
内側で前記開口部18a寄りに後述するステム19が当
接する当接部18eと、スリット部18fの外側に第2
固定接点14と接離可能なアーム部18cとで構成され
ている。また、アーム部18cの中央部には、図示下方
に突出する微小高さの凸部18dが形成され、この凸部
18dが第2固定接点14の表面と接離可能になってい
る。
【0024】前記接点部18bはスリット部18fによ
り、アーム部18cと当接部18eとが離間された状態
になっている。また、開口部18aを構成する4面から
成る内側の側面には、所定の高さで下方に折り曲げ形成
された折り曲げ部18gが設けられている。そして、第
2可動接点18は開口部18aの4隅が、ステムガイド
部16に挿入されて、折り曲げ部18gの下端部が、コ
モン接点13の表面に接触して、コモン接点13と第2
可動接点18とが常時導通した状態になるようになって
いる。
【0025】また、第1と第2可動接点17、18の上
方には、これら第1、第2可動接点17、18を操作す
るためのステム19が配設されている。このステム19
は樹脂材料等から成り、中心部から上方に突出する角柱
形状の摘み部19aと、この摘み部19aの根元部分に
は円形のストッパ部19bが所定の段差を有して形成さ
れている。このストッパ部19bの下部には、斜め下方
の外方に拡がる球面状のスカート部19cが形成され、
このスカート部19cの内部は空洞になっている。この
スカート部19cの空洞内部の中心部が内底部11b方
向に突出する第1押圧部19dが形成され、この第1押
圧部19dの下部先端中央には、第1可動接点17を押
圧するための突部19eが突出形成されている。
【0026】前記第1押圧部19dの周囲には、ステム
ガイド部16の一部である突起16bと対向する側に、
内底部11b方向に突出する凸部19fが所定の高さで
形成されている。前記スカート部19cの下面側で、第
1押圧部19dの周縁には内底部11b方向に突出する
4個の第2押圧部19gが、略90度の等間隔を保って
突出形成されている。そして、ステム19の第1押圧部
19dの外周を、4個のステムガイド部16のガイド面
16aに位置させると、第1押圧部19dの突部19e
が第1可動接点17上に位置し、4個の第2押圧部19
gが第2可動接点18の4個の接点部18b上に位置す
るようになっている。また、スカート部19bの下部外
周縁には、所定の幅寸法の4個の突片19hが外方に突
出形成されており、この突片19hがハウジング11の
位置決め溝11dにスライド係合することにより、ステ
ム19が凹部11a内で回り止めされるようになってい
る。
【0027】前記ハウジング11の上方には、ハウジン
グ11の凹部11a内に、前述したような第1、第2可
動接点17、18、ステム19をそれぞれ収納して上方
から押圧する、蓋体20が取り付けられている。この蓋
体20は金属板等から成り外形が略矩形に形成され、中
央には、上方に向かって球面状に湾曲する周縁壁20a
を有する円形の開口部20bが形成されている。前記周
縁壁20aは、ステム19のスカート部19cの球面形
状と略同形状に形成されている。また、蓋体20の四隅
には、ハウジング11のボス11eが挿通する取付孔2
0cがそれぞれ形成されている。そして、蓋体20の開
口部20bからステム19の摘み部19aを上方に突出
させて、周縁壁20aの内面がステム19の球面状のス
カート部19cを押圧した状態で、取付孔20cを4個
のボス11eに挿通して、ボス11eの先端部をカシメ
付けて、本発明の多方向スイッチSが構成されている。
【0028】本発明の多方向スイッチSの動作を図3〜
図6に基づいて説明する。図3はステム19を操作する
前の状態を示すもので、ステム19の第1押圧部19d
が第1可動接点17上に位置し、第2押圧部19gが第
2可動接点18の接点部18b上に位置している。そし
て、ステム19は第1と第2可動接点17、18とで、
上方の蓋体20に押圧されて直立状態になっている。こ
のとき、多方向スイッチSは、第1、第2可動接点1
7、18は、第1、第2固定接点12、14から離れた
状態の中立状態になっている。この中立状態において
は、ステム19の第1押圧部19dの外周面が、4個の
ステムガイド部16のガイド面16aでガイドされて、
ステム19の傾斜と垂直直方向の動きをガイドするよう
になっている。
【0029】次に、中立状態で直立状態のステム19
を、図4に示すような矢印A方向に移動させると、第1
押圧部19dの突部19eが第1可動接点17の中央部
を押圧し、第1可動接点17が反転して変位し、第1可
動接点12と接触して電気的に導通する。前記ステム1
9を矢印A方向の垂直方向に移動させたときは、ステム
ガイド部16の一部である突起16bでステム19の凸
部19fをガイドして、ステム19に矢印B方向の加重
が加わっても、ステム19が傾斜する動きを規制するよ
うになっている。
【0030】そのために、第1可動接点17が第1固定
接点12に導通してONしているときは、ステム19が
傾斜しないので、第2可動接点18の接点部18bが第
2固定接点14に接触して導通するようなことがない。
前記ステム19が矢印A方向に移動して、第1可動接点
17と第1固定接点12とがONしているときの、第2
可動接点18は、図4に示すように、第2押圧部19g
が接点部18bを押圧して、アーム部18cが若干下方
側に移動するが、接点部18bが第2固定接点14に接
触して導通するようなことはない。前記第1固定接点1
2とコモン接点13とが第1可動接点17を介して導通
してONすると、このON信号を外部の制御部(図示せ
ず)が検出することができるようになっている。
【0031】次に、ステム19に加えていた矢印A方向
への加重を解除して、ステム19を中立状態に戻した
後、図5に示すような、例えば矢印B方向の横方向にス
テム19を押圧すると、ステム19は、4個のステムガ
イド16にガイドされた第1押圧部19dを支点とし
て、矢印B方向に傾斜する。このとき、ステム19が傾
斜した側の第2押圧部19gが、第2可動接点18の接
点部18bを押圧して、この接点部18bが第2固定接
点14と接触し、第2固定接点14とコモン接点13と
が第2可動接点18を介して導通してONする。前記ス
テム19を傾斜させたとき、ステムガイド部16の一部
である突起16bと、ステム19の凸部19fとが対向
状態となり、ステム19の内底部11b方向への動きを
規制するようになっている。そのために、ステム19を
傾斜させて、第2可動接点18が第2固定接点14と接
触してONしているときは、ステム19に内底部11b
方向への押圧力を加わえても、ステム19の動きが規制
されて、第1可動接点17が押圧されて第1固定接点1
2に接触して導通するようなことはない。
【0032】前記ステム19を矢印B方向に傾斜させた
時の、第2可動接点18の接点部18bの詳細な動き
を、図5および、図6A〜Cの要部拡大図に基づいて説
明する。まず、ステム19が直立状態で、どの接点部も
ONしていない中立状態の時は、ステム19も直立状態
になっている。図6Aはこのようなステム19が中立状
態の時の第2可動接点18とステム19の一部を示して
いる。この中立状態のステム19を、図5に示す矢印B
方向に傾斜させると、第2押圧部19gが接点部18b
の当接部18eを押圧する。
【0033】すると、凸部18dを有するアーム部18
cが、当接部18eの動きに連動して下方に変位し、図
6Bに示すように、凸部18dが第2固定接点14の一
つに接触して導通する。このときのステム19は図5に
示す傾斜角度Dまで傾斜した状態になっている。この傾
斜角度Dまで傾斜したステム19を、更に矢印B方向に
移動させ、角度Eだけオーバストロークさせると、図6
Cに示すように、第2押圧部19gが更に当接部18d
を内底部11b方向に押圧すると、ステム19のストッ
パ部19bが蓋体20の開口部20bの端面に当接し
て、後述する電子機器Hに組み込む前の多方向スイッチ
Sの、ステム19の矢印B方向への移動が停止可能にな
っている。本発明の多方向スイッチSでは、ステム19
の傾斜角度を、第2可動接点18が第2固定接点14に
接触してONしてから、更に角度Eだけオーバストロー
クさせることができるので、接点部18bの高さ寸法に
バラツキがあったとしても、オーバーストロークの角度
Eの範囲内で第2可動接点18を確実に第2固定接点1
4に接触させてONさせることができる。
【0034】このような本発明の多方向スイッチSは、
カーナビゲータ用リモコンあるいは、ファミコン用ゲー
ムパッド等の電子機器に多く用いられている。本発明の
多方向スイッチSを用いた電子機器Hを図7、8に基づ
いて説明する。まず、電子機器Hは本発明の多方向スイ
ッチSSを内部に収納する筺体21が配設されている。
この筺体21の上部には円形状の開口部21aが設けら
れ、この開口部21aの周囲に筒状の壁部21bが内周
面21cを有して設けられている。前記開口部21a内
の略中央部に、ステム19の中立状態の摘み部19aを
位置させた状態で、多方向スイッチSがプリント基板2
2に取り付けられている。このプリント基板22は、本
発明の多方向スイッチSや、その他複数の電子部品等が
取り付けられて、筺体21内部に収納されている。
【0035】前記プリント基板22に取り付けられた多
方向スイッチSの摘み部19aには、操作部材23が取
り付けられている。この操作部材23には椀状の操作壁
23aが内周面23bを有して形成され、この操作壁2
3aで筺体21の開口部21a上を塞ぐように操作部材
23のボス部23cが摘み部19aに圧入等により取り
付けられている。図8に示すように、操作部材23を矢
印B方向に移動させて、ステム19を角度Dまで傾斜さ
せると第2可動接点18が第2固定接点14に接触して
ONし、この状態から、更に矢印B方向にステム19を
オーバストロークさせて、角度Fだけ移動させて、操作
部材23のボス部23c外周が、開口部21aを構成す
る壁部21bの内周面21cに当接させて、ステム19
の矢印B方向への移動を停止させることができるように
なっている。
【0036】前記電子機器Hに多方向スイッチSを組み
込んだときの、ステム19のオーバストロークの角度F
は、図5に示す多方向スイッチS単品の時のオーバスト
ロークの角度Eより小さく設定する。そのために、多方
向スイッチS内部のストッパが働く前に、電子機器H側
でストッパが働くようになっているので、本発明の多方
向スイッチSには、ステム19を傾斜させる操作加重が
加わらないので、長寿命で高精度の多方向スイッチSを
提供できる。また、ステム19を傾斜させる操作加重
を、筺体21の壁部21bの内周面21cで受けとめる
ので、ステム19を傾斜させたときのストッパ加重を大
きくすることができる。
【0037】本発明の多方向スイッチSを用いた電子機
器Hでは、操作部材23のボス部23cを壁部21bの
内周面21cに当接したもので説明したが、ステム19
の摘み部19aを延長して、摘み部19aを壁部21b
の内周面21cに当接するようにしたものでも良い。即
ち、開口部21a内には摘み部19a、または操作部材
23を位置させ、ステム19を傾斜させた時、操作部材
23、または摘み部19aのいずれか一方を、壁部21
bの内周面21cに当接させるようになっている。
【0038】また、ステム19を傾斜させたときのスト
ッパを、操作部材23の操作壁23aの内周面23b
を、筺体21の壁部21bの外周面21dに当接させた
ものでも良い。また、操作部材23の操作壁23aの内
周面23bを、筺体21の壁部21bの外周面21dに
当接すると同時に、ボス部23cを壁部21b内周面2
1cに当接したものでも良い。また、本発明の多方向ス
イッチSでは、接点部18bのアーム部18cと当接部
18eの間にスリット部18fを設けたもので説明した
が、スリット部18fがないもので、接点部18bに
は、アーム部18cの内側近傍に当接部18eを連設し
たものでも良い。
【0039】
【発明の効果】本発明の多方向スイッチは、ステムを所
定方向に傾斜させた時、このステムが傾斜した側の第2
押圧部で第2可動接点の接点部を押圧して、前記接点部
が第2固定接点に接触し、前記第2固定接点とコモン接
点とを導通させ、また、ステムが直立状態でステムを垂
直方向に押圧した時、ステムの第1押圧部により前記第
1可動接点が変位して第1固定接点と接触し、第1固定
接点とコモン接点とを導通させるようにしたので、1つ
のステムで垂直方向への移動と、横方向に移動させて傾
斜させる動作とを、別々に行うことができ、確実に第1
と第2可動接点を別々にONさせることができ、高精度
の多方向スイッチを提供できる。
【0040】また、ハウジングの内底部には、前記ステ
ムの垂直方向への移動をガイドするステムガイド部を設
け、このステムガイド部の一部と対向する側のステムに
も凸部を形成し、前記ステムを垂直方向に押圧したとき
は前記ステムガイド部でガイドして前記ステムを垂直方
向に移動させ、また、前記ステムを傾斜させた時は、前
記ステムガイド部の一部と前記ステムの前記凸部とが対
向状態となって、前記ステムの内底部方向への動きを規
制するようにしたので、ステムを垂直方向に押圧して第
1可動接点をONさた時は、ステムを傾斜させることが
できず、第2可動接点をONさせることができない。ま
た、ステムを傾斜させて第2可動接点をONさせた時
は、ステムを下方側に押圧することができず、第1可動
接点をONさせることができない。そのために、第1、
第2可動接点が同時にONすることがない、誤操作のな
い高性能の多方向スイッチを提供できる。
【0041】また、ハウジングには、開口部が設けられ
た蓋体を取り付け、前記ステムには前記蓋体の開口部か
ら突出する摘み部を設け、この摘み部の根元にストッパ
部を設け、前記ステムを傾斜させた時、前記ストッパ部
が前記開口部の端面に当接して、前記ステムの移動を停
止可能にするようにしたので、電子機器に取り付ける前
の多方向スイッチに、ステムを傾斜させる横方向の力が
加わっても、ストッパ部でステムの傾きを規制すること
ができ、取り扱い性がよい。
【0042】また、複数の接点部を有する前記第2可動
接点を、一枚のばね部材で一体形成したので、部品点数
の少なくすることができ、組立性がよく、且つ低コスト
が実現できる。
【0043】また、第2可動接点には中央部に開口部を
設けると共に、この開口部周辺に折り曲げ部を設け、こ
の折り曲げ部で前記第2可動接点を前記コモン接点に常
時導通させるようにしたので、部品点数が少なくて、組
立性のよい多方向スイッチを提供できる。
【0044】また、第2可動接点の前記接点部は、スリ
ット部と、このスリット部の前記開口部寄りに前記ステ
ムの第2押圧部が当接する当接部と、前記スリット部の
外側に前記第2固定接点と接離可能なアーム部とで構成
され、前記ステムを傾斜させた時、前記第2押圧部が前
記当接部を押圧すると共に前記アーム部を変位させ、こ
のアーム部が前記第2固定接点と接触して前記第2可動
接点と前記コモン接点とを導通させるようにしたので、
ステムを傾斜させるときにオーバストロークさせても、
スリット部で当接部に加わる加重を吸収することがで
き、アーム部に無理な加重が掛からず、第2可動接点の
接点寿命を向上させることができる。
【0045】また、前記請求項3、4、5または6記載
において、前記多方向スイッチを内部に収納する筺体
と、前記多方向スイッチの前記摘み部に取り付けられて
前記筺体の外部に露出する操作部材とを備え、前記ステ
ムを傾斜させた時、前記操作部材が前記筺体の一部に当
接して、前記ステムの移動を停止させるようにしたの
で、ステムを傾斜させたときのストッパ加重が多方向ス
イッチに加わらないようになっている。そのために、筺
体内部に取り付けた多方向スッチを長寿命化させること
ができる。
【0046】また、前記筺体には開口部を設けると共
に、この開口部周囲に筒状の壁部を設け、前記開口部内
には前記摘み部、または前記操作部材を位置させ、前記
ステムを傾斜させた時、前記操作部材、または前記摘み
部のいずれか一方を、前記壁部の内周面に当接させるよ
うにしたので、筺体内部に取り付けた多方向スッチを長
寿命化させることができる。
【0047】また、前記操作部材には椀状の操作壁を形
成し、この操作壁で前記筺体の前記開口部上を塞ぐよう
に前記操作部材を前記摘み部に取り付け、前記ステムを
傾斜させた時、前記操作壁の内周面が前記壁部の外周面
に当接させるようにしたので、筺体内部に取り付けた多
方向スッチを長寿命化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向スイッチの分解斜視図である。
【図2】本発明の他方向スイッチのハウジングの上面図
である。
【図3】本発明の多方向スイッチの要部断面側面図であ
る。
【図4】本発明の多方向スイッチの動作を説明する要部
断面側面図である。
【図5】本発明の多方向スイッチの動作を説明する要部
断面側面図である。
【図6】本発明の多方向スイッチのステムと可動接点の
一部を示す要部拡大図である。
【図7】本発明の多方向スイッチを用いた電子機器の要
部断面図である。
【図8】本発明の多方向スイッチを用いた電子機器の要
部断面図である。
【図9】従来の多方向スイッチの要部断面側面図であ
る。
【図10】従来の多方向スイッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
S 本発明の多方向スイッチ 11 ハウジング 11a 第1凹部 11b 内底部 12 第1固定接点 13 コモン接点 14 第2固定接点 15 端子 16 ステムガイド部 16a ガイド面 16b 突起 16c 外壁 17 第1可動接点 18 第2可動接点 18a 開口部 18b 接点部 18c アーム部 18d 凸部 18e 当接部 18f スリット部 18g 折り曲げ部 19 ステム 19a 摘み部 19b ストッパ部 19d 第1押圧部 19f 凸部 19g 第2押圧部 20 蓋体 20a 周縁壁 20b 開口部 H 電子機器 21 蓋体 21a 開口部 21b 壁部 21c 内周面 21d 外周面 22 プリント基板 23 操作部材 23a 操作壁 23b 内周面 23c ボス部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内底部を有するハウジングと、前記内底
    部の中央部に位置する第1固定接点と、この第1固定接
    点の周縁に位置するコモン接点および複数の第2固定接
    点と、前記ハウジング内に位置し、中心部が前記内底部
    方向に突出する第1押圧部、および、この第1押圧部の
    周縁に設けられた前記内底部方向に突出する複数の第2
    押圧部とを有する揺動可能なステムと、前記コモン接点
    に常時導通し、前記第1固定接点と接離可能な第1可動
    接点と、前記コモン接点に常時導通し、前記第2固定接
    点と接離可能な複数の接点部を有する第2可動接点とを
    備え、前記ステムを所定方向に傾斜させた時、このステ
    ムが傾斜した側の前記第2押圧部で前記接点部を押圧し
    て、前記接点部が前記第2固定接点に接触し、前記第2
    固定接点と前記コモン接点とを導通させ、また、前記ス
    テムが直立状態で前記ステムを垂直方向に押圧した時、
    前記第1押圧部により前記第1可動接点が変位して前記
    第1固定接点と接触し、前記第1固定接点と前記コモン
    接点とを導通させるようにしたことを特徴とする多方向
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの内底部には、前記ステ
    ムの垂直方向への移動をガイドするステムガイド部を設
    け、このステムガイド部の一部と対向する側のステムに
    凸部を形成し、前記ステムを垂直方向に押圧して垂直方
    向に移動させたときは前記ステムガイド部の一部で前記
    ステムの凸部をガイドして前記ステムの傾斜する動きを
    規制し、また、前記ステムを傾斜させた時は、前記ステ
    ムガイド部の一部と前記ステムの前記凸部とが対向状態
    となって、前記ステムの内底部方向への動きを規制する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の多方向スイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングには、開口部が設けられ
    た蓋体を取り付け、前記ステムには前記蓋体の開口部か
    ら突出する摘み部を設け、この摘み部の根元にストッパ
    部を設け、前記ステムを傾斜させた時、前記ストッパ部
    が前記開口部の端面に当接して、前記ステムの移動を停
    止可能にするようにしたことを特徴とする請求項1、ま
    たは2記載の多方向スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記複数の接点部を有する前記第2可動
    接点を、一枚のばね部材で一体形成したことを特徴とす
    る請求項1、2、または3記載の多方向スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記第2可動接点には中央部に開口部を
    設けると共に、この開口部周辺に折り曲げ部を設け、こ
    の折り曲げ部で前記第2可動接点を前記コモン接点に常
    時導通させるようにしたことを特徴とする請求項1、
    2、3、または4記載の多方向スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記第2可動接点の前記接点部は、スリ
    ット部と、このスリット部の前記開口部寄りに前記ステ
    ムの第2押圧部が当接する当接部と、前記スリット部の
    外側に前記第2固定接点と接離可能なアーム部とで構成
    され、前記ステムを傾斜させた時、前記第2押圧部が前
    記当接部を押圧すると共に前記アーム部を変位させ、こ
    のアーム部が前記第2固定接点と接触して前記第2可動
    接点と前記コモン接点とを導通させるようにしたことを
    特徴とする請求項5記載の多方向スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記請求項3、4、5または6記載にお
    いて、前記多方向スイッチを内部に収納する筺体と、前
    記多方向スイッチの前記摘み部に取り付けられて前記筺
    体の外部に露出する操作部材とを備え、前記ステムを傾
    斜させた時、前記操作部材を前記筺体の一部に当接させ
    て、前記ステムの移動を停止させるようにしたことを特
    徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 前記筺体には開口部を設けると共に、こ
    の開口部の周囲に筒状の壁部を設け、前記開口部内には
    前記摘み部、または前記操作部材を位置させ、前記ステ
    ムを傾斜させた時、前記操作部材、または前記摘み部の
    いずれか一方を、前記壁部の内周面に当接させるように
    したことを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記操作部材には椀状の操作壁を形成
    し、この操作壁で前記筺体の前記開口部上を塞ぐように
    前記操作部材を前記摘み部に取り付け、前記ステムを傾
    斜させた時、前記操作壁の内周面が前記壁部の外周面に
    当接させるようにしたことを特徴とする請求項7、また
    は8記載の電子機器。
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