JPH11312446A - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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JPH11312446A
JPH11312446A JP10117323A JP11732398A JPH11312446A JP H11312446 A JPH11312446 A JP H11312446A JP 10117323 A JP10117323 A JP 10117323A JP 11732398 A JP11732398 A JP 11732398A JP H11312446 A JPH11312446 A JP H11312446A
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proximity switch
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茂洋 佐々木
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慎一郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ全長をなるべく短くしつつ、ケーブ
ルが曲げられてもケーブルホルダやケーブルとプリント
基板との半田接合部が破損せず、且つスイッチの動作状
態を外部から容易に確認できる近接スイッチを提供す
る。 【解決手段】 筒状のケース31と、ケース31の先端
側に収納された検出コイル部32と、検出コイル部32
と電気的に接続され、側部がケース31の内周面に近接
してケース31の長手方向に沿って収納された検出信号
処理用のプリント基板33と、基板33に電気的に接続
され、ケース31の基端側から導出されるケーブル34
と、ケース31の基端側開口部に嵌着され、ケーブル3
4を保持するケーブルホルダ35とからなる近接スイッ
チ30の基板33の一側にスイッチの動作状態を表示す
るための表示素子36を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出コイル部とプ
リント基板とを電気的に接続してケース内に収納してな
る近接スイッチに関する。
【0002】
【関連する背景技術】例えば、特開平9−92105号
公報で紹介されている従来の高周波発振型近接スイッチ
10は、図5に示すように、ケース11と、ケース11
内に収納された検出コイル部12及びプリント基板13
と、このプリント基板13に電気的に接続されたケーブ
ル14と、このケーブル14を保持するケーブルホルダ
15と、プリント基板13の端部に備わった表示素子1
6等から構成されている。
【0003】ケース11は、両端部に開口を有する略円
筒形の筒体であり、ケース11の先端側開口部には、カ
バー17が嵌着され、カバー17の近傍には検出コイル
部12が収納されている。
【0004】プリント基板13は、検出コイル部12に
電気的に接続され、種々の電子部品が実装され、ケース
11の長手方向に収納されている。尚、電子部品の実装
面積をなるべく大きくとるために、プリント基板13は
ケースの直径位置(軸線位置)に収納されている。
【0005】プリント基板13の底面にはケーブル14
の先端が半田接合されると共に、ケース11の基端側開
口部(図5中、右側開口部)にはケーブル14を保持す
るためのケーブルホルダ15が嵌着されている。尚、ケ
ース11の内部にはプリント基板13を保護するために
樹脂剤が充填されている。
【0006】プリント基板13の基端側端部であって基
板幅方向略中央部には表示素子16が取り付けられてい
る。この表示素子16は、近接スイッチ10の動作状態
を表示するためのもので、LED等の発光素子からな
り、被検出物体が検出コイル部12に接近したとき、例
えば、緑色に発光するようになっている。
【0007】ケーブルホルダ15は、ケース11の基端
開口部にホルダ15の一端が嵌着されると共に、ホルダ
15の他端にはケーブル14をクランプ保持するための
ケーブルクランプ部15bが形成されている。
【0008】ケーブルホルダ15の、表示素子16が近
接する部分には、光を透過する導光部15aが形成され
ており、LED光は、この導光部15aを透過してスイ
ッチ外部に照射され、LEDの点灯をスイッチ外部から
確認できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】表示素子16の発光を
スイッチ外部から見やすくするためには、ケーブルホル
ダ15の導光部15aを表示素子16の近傍に配置させ
ることが必要である。しかし、従来の近接スイッチ10
は、上述のように、ケース11の直径位置にプリント基
板13が収納され、基板13の基端側端部の基板幅方向
略中央部に表示素子16が実装されているので、表示素
子16の近傍に導光部15aを配置させるためには、ケ
ーブル14の軸心を基板13の表示素子実装面と反対側
に偏心させて、ケーブルホルダ15の周壁が表示素子1
6の近傍に位置するようにしなければならず、そのため
にはケーブルホルダ15の外径を小さくしなければなら
ない。
【0010】又、ケーブルホルダ15とプリント基板1
3の基端側端部との干渉を避けるため、ケーブルホルダ
15のケーブルクランプ部15bは、ケース11の基端
側開口部から外方に向かうように形成させなければなら
ない。
【0011】ケーブルホルダ15の外径が小さくならざ
るを得ず、その為、ホルダ15自体が強度的に弱くな
り、破損し易くなる。特に、近接スイッチ10を自動機
等に取り付ける場合、取付けスペースが制限されるため
にケーブル14自体を無理に曲げることがあり、このよ
うな場合に上述の近接スイッチ10のようにケーブルホ
ルダ部15の外径が小さいと、ホルダ部15に応力集中
が生じ、ホルダ部15を破損してしまうことがある。
又、近接スイッチ10がアクチュエータに取り付けられ
ている場合のように、ケーブル14自体が常に揺動する
ような環境ではケーブルホルダ15の耐久性が十分でな
い。
【0012】このような事態を回避するために、ケーブ
ルホルダ15のクランプ部15bをケース外方に十分延
在させて、ケーブル14が極端に曲がらないようにして
ホルダ15の破損を防止することも可能であるが、この
ような対策を講じると近接スイッチ10自体の全長が長
くなり、自動機等の限られたスペースにスイッチ10を
取り付ける際に支障をきたす。
【0013】一方、上述のような問題を解決するため
に、例えば、特開平8−306285号公報で紹介され
ているような図6に示す近接スイッチ20の構造も採る
ことも可能である。この近接スイッチ20は、表示素子
としてディスクリートLED(足長のLED)26を用
いている。そして、この表示素子26を、ケース21に
形成された表示窓21aの近傍に位置するようにプリン
ト基板23上に実装している。これによって、ケーブル
ホルダ25の外径を大きく且つ全長を短くし、同時に表
示素子が点灯しているか否かの識別をし易くしている。
【0014】しかし、ディスクリートLED26をプリ
ント基板23上に実装するには、表面実装機を利用でき
ずに手作業で行うことが多く、余分な組付け工数を必要
とする。又、基板23の半田接合部に半田付け不良が生
じる可能性もある。プリント基板23の周囲は通常、樹
脂剤をポッティング(充填)しているため、半田付け不
良が生じても修正することができず、製品の歩留まりに
悪影響を及ぼす。
【0015】本発明の目的は、スイッチ全長をなるべく
短くしつつ、ケーブルが曲げられてもケーブルホルダや
ケーブルとプリント基板との半田接合部が破損せず、且
つスイッチの動作状態を外部から容易に確認できる近接
スイッチを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明に係る近接スイッチは、筒状のケースと、ケ
ースの先端側に収納された検出コイル部と、検出コイル
部と電気的に接続され、側部がケースの内周面に近接し
てケースの長手方向に沿って収納された検出信号処理用
のプリント基板と、プリント基板に電気的に接続され、
ケースの基端側から導出されるケーブルと、ケースの基
端側開口部に嵌着され、ケーブルを保持するケーブルホ
ルダとからなる近接スイッチであって、近接スイッチの
動作状態を表示するための表示素子がプリント基板の一
側に備わったことを特徴としている。
【0017】表示素子がプリント基板の幅方向略中央部
に装着されず、基板の幅方向の一側に装着されているの
で、ディスクリートLEDをプリント基板に実装したり
することなく、表示素子の点灯をスイッチ外部から容易
に確認することができる。
【0018】又、表示素子の基板上の位置に合わせてケ
ーブルホルダの形状を形成する必要がないので、ケーブ
ルホルダの外径を十分にとることができる。従って、ケ
ーブルホルダ部に十分な強度を持たせることができ、ケ
ーブルの無理な曲げに対しても近接スイッチが破損する
ことはない。
【0019】本発明の請求項2に係る近接スイッチは、
プリント基板の基端部がケースの基端側開口部より突出
すると共に、この基板の突出部の一側に表示素子が備わ
り、表示素子は、表示光をケーブルホルダを透過してス
イッチ外部に照射することを特徴としている。
【0020】上述と同様に、表示素子のプリント基板へ
の取付け位置に合わせてケーブルホルダの形状を形成す
る必要がない。即ち、ケーブルホルダの外径を十分に確
保したまま、表示素子の表示部をホルダに形成すること
ができる。従って、ケーブルホルダ部に十分な強度を持
たせることができ、ケーブルの無理な曲げに対しても近
接スイッチを破損することはない。
【0021】本発明の請求項3に係る近接スイッチは、
プリント基板の基端部に切欠き部が形成されると共に、
ケーブルが当該切欠き部に挿入されていることを特徴と
している。
【0022】ケーブルの端部から十分離れた位置でケー
ブルを保持することができるので、ケーブルクランプ部
の全長が短くてもケーブルクランプ部の強度やケーブル
と基板との半田接合部の強度を保つことができ、その結
果、スイッチの全長を短くすることができる。そして、
ケーブルホルダの外径をたとえ小さくしても、ケーブル
ホルダはケーブルの曲げに対して十分な強度をもつこと
ができる。
【0023】又、ケーブルクランプ部をケースの基端側
開口よりケース内方(プリント基板側)に延在させるこ
ともでき、ケーブルの曲げに対するケーブルホルダの強
度をより向上させることもできる。
【0024】本発明の請求項4に係る近接スイッチは、
表示素子がプリント基板の両面に夫々備わっていること
を特徴としている。
【0025】同じ発光色の表示素子をプリント基板の両
面に夫々実装することで、発光量が増大し、表示素子が
点灯しているか否かをより容易に確認することができ
る。
【0026】又、異なる発光色の表示素子をプリント基
板の両面に夫々実装し、コイル検出部の異なる検出ゾー
ンでこれらの表示素子が夫々異なる表示色で発光するよ
うにすれば、近接スイッチの検出状態を段階的に確認す
ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る近接スイッチの一実施形態について説明する。
【0028】本発明の近接スイッチ30は、図1に示す
ように、ケース31と、ケース31の先端側に収納され
た検出コイル部32と、検出コイル部32と電気的に接
続され、表示素子36が基端側端部の所定位置に実装さ
れた検出信号処理用のプリント基板33と、プリント基
板33に電気的に接続されたケーブル34と、ケース3
1基端側開口部に嵌着されたケーブルホルダ35等とか
ら構成されている。
【0029】ケース31は、両端部に開口を有する略円
筒形の筒体であり、ケース31の先端側開口部には、電
気絶縁性の前面カバー37が嵌着され、前面カバー37
の内部には電磁コイル32bが断面略E字形のコア32
aに装着された状態で収納されている。そして、これら
は、検出コイル部32を構成している。プリント基板3
3は、検出コイル部32に電気的に接続されており、発
振回路や信号処理回路を構成する電子部品が実装され、
ケース31の長手方向に収納されている。尚、電子部品
の実装面積をなるべく大きくとるために、プリント基板
33はケース31の直径位置に収納され、基板33の両
側部がケース31の内周面に近接するようになってい
る。
【0030】又、プリント基板33の基端側端部(図
中、右側の端部)は、ケース31の基端側開口部から外
方に突出している。プリント基板33の基端側端部には
ケーブル34の端部が電気的に接続され、ケース31の
基端側開口部にはケーブル34を保持するためのケーブ
ルホルダ35が嵌着されている。尚、ケース31の内部
にはプリント基板33を保護するために図示しない樹脂
剤が充填(ポッティング)されている。
【0031】プリント基板33の基端側端部であって基
板幅方向一側(図中、上方位置側)にはチップ型のLE
D(表示素子)36が実装されている。このLED36
は、近接スイッチ30の動作状態を表示するためのもの
で、被検出物体が検出コイル部32に接近したとき、緑
色に発光して被検出物の接近を知らせるようになってい
る。
【0032】ケーブルホルダ35はケーブル34をしっ
かりと保持するためのもので、ホルダ35の一端部に形
成されたケース嵌着部35cと、ケース嵌着部35cに
隣接して形成されたLED動作表示部35aと、ホルダ
35の他端部に形成されたケーブルクランプ部35b等
から構成されている。
【0033】ケース嵌着部35cは、その外径がケース
基端部の内径とほぼ一致し、ケース基端部の開口に嵌着
されるようになっている。
【0034】LED動作表示部35aは、ケーブルホル
ダ35がケース基端開口部から突出した位置であって、
プリント基板33のLED36が配置されている近傍の
位置に形成されている。このLED動作表示部35a
は、LED光を透過するのに十分な透明度を有する材質
で形成されている。
【0035】ケーブルホルダ35の反対側端部には、ケ
ーブル34を保持するためのクランプ部35bが形成さ
れている。そして、ケース嵌着部35cとケーブルクラ
ンプ部35bとの間には、補強用の肉厚部35dが形成
されている。
【0036】上述のように、LED36が、プリント基
板33の基端側端部であって基板幅方向一側に実装され
ているので、ケーブルホルダ35のLED動作表示部3
5aをこれに対応する位置、即ち、ケーブルホルダ35
のケース基端開口部から突出した位置に形成することが
できる。
【0037】従って、図5に示すような従来型の近接ス
イッチ10のように、ケーブルホルダ15のLED動作
表示部15aを基板基端側端部の幅方向略中央部に実装
されたLED16の近傍に形成する必要がなくなる。
【0038】つまり、図1に示すように、ケーブルホル
ダ35のクランプ部35bをケース軸線に対して偏心し
て形成する必要がなくなり、クランプ部35bの外径、
即ち、クランプ部35bの肉厚を十分に確保することが
でき、ケーブル34が無理に曲げられたり、振られたり
してもケーブル端部はケーブルホルダ35にしっかりと
保持され、ケーブルホルダ35が破損したり、ケーブル
34とプリント基板33との半田接合部が剥離したりす
ることがない。
【0039】又、チップ型LED36をそのまま利用で
きるので、ディスクリートLEDをプリント基板33に
実装したりする必要がなく、電子部品取付け工数の増加
を防ぐことができ、又、ディスクリートLEDに多く見
られる半田部の剥離を防止することができる。
【0040】尚、上述の実施形態と異なり、プリント基
板33の基端部がケース31の基端開口部から突出して
いなくても良い。かかる場合には、ケース31の、LE
D36に近接する周壁部にLED動作表示用窓を形成す
れば、ケーブルホルダ35の外径を十分に確保すること
ができ、ケーブルクランプ部35の強度を十分に維持し
つつ、スイッチ外部からLED36の発光を容易に確認
することができる。
【0041】又、LED36をプリント基板面に実装す
るのではなく、基板33の長手方向の側部の所定位置に
切欠きを形成し、この切欠きにLED36を嵌装するよ
うにしても良い。これにより、LED36の発光部をケ
ース31の周壁又はケーブルホルダ35の内周壁により
接近させることができ、スイッチ30の外部からLED
36の発光をより認識し易くする。
【0042】更に又、LED36はチップ型でなくても
良いが、チップ型LEDを利用することで、表面実装機
による実装が可能になり、組み付け工数の低減につなが
る。
【0043】次に、本発明に係る近接スイッチの別の実
施形態について説明する。この近接スイッチは、図2に
示すように、ケース41と、ケース41の先端側に収納
された検出コイル部42と、検出コイル部42と電気的
に接続され、表示素子46が基端側端部の所定位置に実
装された検出信号処理用のプリント基板43と、プリン
ト基板43に電気的に接続されたケーブル44と、ケー
ス基端側開口部に嵌着されたケーブルホルダ45等とか
ら構成されている。
【0044】図1及び図2から明らかなように、ケース
41とケース31、検出コイル42と検出コイル32、
表示素子46と表示素子36は夫々同じ形状・構造を有
している。
【0045】一方、プリント基板43の基端側端部に
は、上述の実施形態と異なり、切欠き43aが形成さ
れ、基端部の一部のみが、ケース41の基端開口部から
外方に突出している。そして、その突出部43bに動作
表示用のチップ型LED46が実装されている。
【0046】ケーブルホルダ45は、上述の実施形態と
同様に、ケース嵌着部45cと、LED動作表示部45
aと、ケーブルクランプ部45b等から構成され、ホル
ダ部45の、プリント基板43のLED46が配置され
ている近傍の位置には、LED動作表示部45aが形成
されている。しかし、ケーブルクランプ部45bは、上
述の実施形態と異なり、基板側に向かって基板43の切
欠き部43aに合うように形成されている。その結果、
ケーブルクランプ部45bは、ケース41の基端開口部
の外方のみならず内方にも形成されるとともに、ケーブ
ル端部から十分離れた位置でもケーブル44を保持でき
るようになっている。
【0047】この別の実施形態に係る近接スイッチ40
は、以上のように構成されているので、LED動作表示
部46をケーブルホルダ45のケース嵌着部45c近傍
に位置させることができ、LED動作表示部45a近傍
のケーブルホルダ45の外径を十分に確保することがで
きる。又、ケーブルクランプ部45bの一端がプリント
基板43の切欠き部43aに合うように延在すると共
に、ケーブル端部から十分離れた位置でもケーブル44
を保持できるので、近接スイッチ40全体の全長を長く
することなく、ケーブルクランプ部45bの長さを十分
に確保することができる。従って、上述の実施形態のよ
うにケーブルホルダ45の一部に補強用の肉厚部を形成
しなくてもケーブル44の曲げに対して十分な強度を保
つことができる。
【0048】尚、ケーブルクランプ部45bは必ずしも
基板切欠き部43aに向かってケース内方に延在して形
成される必要はないが、このように延在させることでよ
り一層、ケーブルをしっかりと保持することが可能とな
る。
【0049】又、上述の実施形態と異なり、図3に示す
ように、動作表示用のLED46a,46bをプリント
基板43の片面だけでなく両面に夫々実装しても良い。
【0050】LED46a,46bに同じ発光色のLE
Dを使用し、プリント基板の両面に夫々装着した場合、
LEDの発光量が増大するので、LEDが点灯している
か否かをケース外部からより容易に判断することができ
る。
【0051】更に又、異なる発光色のLED46a,4
6bをプリント基板43の両面に夫々実装し、これらの
LED46a,46bがコイル検出部42の異なる検出
ゾーンで発光するようにすれば、近接スイッチ40の検
出状態を段階的に確認することができる。例えば、発光
色が緑色のLEDと赤色のLEDとを夫々実装し、被検
出物を不安定状態で検出したときは、赤色のLEDが発
光し、安定状態で検出したときは、緑色のLEDが発光
するようにすれば、検出状態を段階的にチェックするこ
とが可能となる。
【0052】又、図4に示すように、プリント基板53
の基端部に略U字型の切欠き53aを形成しても良い。
切欠き53aをこのように形成することで、上述の最初
の実施形態と同様にケーブルホルダ55のケーブルクラ
ンプ部55bの肉厚を十分にとることができる。又、ケ
ーブル54の端部から一定距離だけ隔てた位置をケーブ
ルクランプ部55bによって保持することができ、ケー
ブル54を無理に曲げたり揺すったりしても応力がケー
ブル54と基板53との半田接合部に生じ難い。従っ
て、ケーブルクランプ部55bをケース51の開口部内
方に向かうようにケーブルホルダ55に形成させなくて
も、十分な強度を維持することができると共に、ケーブ
ルクランプ部55bの長さが短くても十分な距離を維持
でき、スイッチ全長を短くすることが可能である。
【0053】尚、ケースは、上述の実施形態のように円
筒形状に限定されるものではなく、四角筒形であっても
良い。この場合、ケーブルホルダ及び検出コイルも四角
形状となることは言うまでもない。
【0054】又、プリント基板がケース内部で確実に保
護されれば、ケース内部に必ずしも樹脂剤を充填する必
要もない。
【0055】更に又、プリント基板は、表示素子の配設
された一側がケースの内周面に近接していれば良く、基
板の他側は必ずしもケース内周面に近接している必要は
ない。
【0056】
【発明の効果】上述した目的を達成すべく、本発明に係
る近接スイッチは、筒状のケースと、ケースの先端側に
収納された検出コイル部と、検出コイル部と電気的に接
続され、側部がケースの内周面に近接してケースの長手
方向に沿って収納された検出信号処理用のプリント基板
と、プリント基板に電気的に接続され、ケースの基端側
から導出されるケーブルと、ケースの基端側開口部に嵌
着され、ケーブルを保持するケーブルホルダとからなる
近接スイッチであって、近接スイッチの動作状態を表示
するための表示素子がプリント基板の一側に備わったこ
とを特徴としている。
【0057】表示素子がプリント基板の幅方向略中央部
に装着されず、基板の幅方向の一側に装着されているの
で、ディスクリートLEDをプリント基板に実装したり
することなく、表示素子の点灯をスイッチ外部から容易
に確認することができる。
【0058】又、表示素子の基板上の位置に合わせてケ
ーブルホルダの形状を形成する必要がないので、ケーブ
ルホルダの外径を十分にとることができる。従って、ケ
ーブルホルダ部に十分な強度を持たせることができ、ケ
ーブルの無理な曲げに対しても近接スイッチを破損せず
に長時間使用することが可能になる。
【0059】本発明の請求項2に係る近接スイッチは、
プリント基板の基端部がケースの基端側開口部より突出
すると共に、この基板の突出部の一側に表示素子が備わ
り、表示素子は、表示光をケーブルホルダを透過してス
イッチ外部に照射することを特徴としている。
【0060】上述と同様に、表示素子のプリント基板へ
の取付け位置に合わせてケーブルホルダの形状を形成す
る必要がない。即ち、ケーブルホルダの外径を十分に確
保したまま、表示素子の表示部をホルダに形成すること
ができる。従って、ケーブルホルダ部に十分な強度を持
たせることができ、ケーブルの無理な曲げに対しても近
接スイッチを破損せずに長時間使用することが可能にな
る。
【0061】本発明の請求項3に係る近接スイッチは、
プリント基板の基端部に切欠き部が形成されると共に、
ケーブルが当該切欠き部に挿入されていることを特徴と
している。
【0062】ケーブルの端部から十分離れた位置でケー
ブルを保持することができるので、ケーブルクランプ部
の全長が短くてもケーブルクランプ部の強度やケーブル
と基板との半田接合部の強度を保つことができ、その結
果、スイッチの全長を短くすることができる。そして、
ケーブルホルダの外径をたとえ小さくしても、ケーブル
ホルダはケーブルの曲げに対して十分な強度をもつこと
ができる。
【0063】又、ケーブルクランプ部をケースの基端側
開口よりケース内方(プリント基板側)に延在させるこ
ともでき、ケーブルの曲げに対するケーブルホルダの強
度をより向上させることができる。従って、スイッチの
取付けスペースの狭い場所にもスイッチを取り付けるこ
とが可能になる。
【0064】本発明の請求項4に係る近接スイッチは、
表示素子がプリント基板の両面に夫々備わっていること
を特徴としている。
【0065】同じ発光色の表示素子をプリント基板の両
面に夫々実装することで、発光量が増大し、表示素子が
点灯しているか否かをより容易に確認することができ
る。
【0066】又、異なる発光色の表示素子をプリント基
板の両面に夫々実装し、夫々異なる表示色で発光するよ
うにすれば、近接スイッチの検出状態を段階的に確認す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る近接スイッチの長手
方向の断面図である。
【図2】本発明の別の実施形態に係る近接スイッチの長
手方向の断面図である。
【図3】本発明の更に別の実施形態に係る近接スイッチ
の、図2におけるIII-III断面図である。
【図4】本発明の更に別の実施形態に係る近接スイッチ
の長手方向の断面図である。
【図5】従来の近接スイッチの一例を示す長手方向の断
面図である。
【図6】従来の近接スイッチの別の例を示す長手方向の
断面図である。
【符号の説明】
30 近接スイッチ 31 ケース 32 検出コイル部 33 プリント基板 34 ケーブル 35 ケーブルホルダ 35a LED動作表示部 35b クランプ部 36 LED 40 近接スイッチ 41 ケース 42 検出コイル部 43 プリント基板 43a 切欠き 44 ケーブル 45 ケーブルホルダ 45a LED動作表示部 45b クランプ部 46a,b LED

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケースと、 上記ケースの先端側に収納された検出コイル部と、 上記検出コイル部と電気的に接続され、側部が上記ケー
    スの内周面に近接して上記ケースの長手方向に沿って収
    納された検出信号処理用のプリント基板と、 上記プリント基板に電気的に接続され、上記ケースの基
    端側から導出されるケーブルと、 上記ケースの基端側開口部に嵌着され、上記ケーブルを
    保持するケーブルホルダとからなる近接スイッチであっ
    て、 近接スイッチの動作状態を表示するための表示素子が上
    記プリント基板の一側に備わったことを特徴とする近接
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 上記プリント基板の基端部は、上記ケー
    スの基端側開口部より突出すると共に、この基板の突出
    部の一側に上記表示素子が備わり、 上記表示素子は、表示光を上記ケーブルホルダを透過し
    てスイッチ外部に照射することを特徴とする、請求項1
    に記載の近接スイッチ。
  3. 【請求項3】 上記プリント基板の基端部には、切欠き
    部が形成されると共に、上記ケーブルが当該切欠き部に
    挿入されていることを特徴とする、請求項2に記載の近
    接スイッチ。
  4. 【請求項4】 上記表示素子は、上記プリント基板の両
    面に夫々備わっていることを特徴とする、請求項1に記
    載の近接スイッチ。
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