JPH11312554A - 電気コネクタおよびその接続構造、ユニット制御装置ならびにユニット装置 - Google Patents

電気コネクタおよびその接続構造、ユニット制御装置ならびにユニット装置

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JPH11312554A
JPH11312554A JP10119613A JP11961398A JPH11312554A JP H11312554 A JPH11312554 A JP H11312554A JP 10119613 A JP10119613 A JP 10119613A JP 11961398 A JP11961398 A JP 11961398A JP H11312554 A JPH11312554 A JP H11312554A
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unit
terminal
signal
power supply
shell
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JP10119613A
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English (en)
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Nobuyuki Watabe
信之 渡部
Katsusaburo Koyama
勝三郎 小山
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Canon Inc
JST Mfg Co Ltd
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Canon Inc
JST Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気コネクタを画像形成装置に適用した場合
にトナー粒子が付着することがある。コネクタの接続時
に信号伝達が不安定になることがある。 【解決手段】 シェル404,405、グランド端子4
08〜411、電源端子412〜415、信号端子41
6,417の先端の位置を連結方向にずらすことによ
り、接続時に、この順序で接続されるようにした。シェ
ル404,405をいち早く接続して静電気が放電され
るので、トナー粒子等を吸着しない。グラウンドレベル
が安定した後に電源供給するので、異常電圧が負荷され
ない。電源接続後に信号伝達するので、制御部401等
に異常な信号が伝達されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、プ
リンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に適用され
る電気コネクタおよびその接続構造、ユニット制御装置
ならびにユニット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD等を用いたカラー画像装置
と、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等
のデジタルカラープリンタとを組み合わせたデジタルカ
ラー複写装置が開発されたため、多色のカラー原稿を色
調等を含めて忠実に再生記録できるようになってきてお
り、年々フルカラー複写機の需要が増加する傾向にあ
る。
【0003】例えば、電子写真方式のフルカラー複写機
では、原稿をR(レッド),G(グリーン),B(ブル
ー)に分解して読み取り、M(マゼンタ),C(シア
ン),Y(イエロー),Bk(ブラック)の4色の画像
信号に変換する。
【0004】次に、各色毎に、画像信号で変調されたレ
ーザー光を、一定速度で回転する多面体ミラー(以下ポ
リゴンミラー)に照射して、感光ドラム上に静電潜像を
形成した後、現像装置によって静電潜像を現像してトナ
ー画像を形成する。
【0005】一方、感光ドラムの回転に同期して回転す
る転写ドラムに、記録紙を吸着させて搬送し、搬送され
た記録紙に前述のトナー画像を転写する。全てのトナー
画像を転写した後に、定着装置によってトナー画像を記
録紙上に定着して画像を得る構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置において、例えば上記の転写ドラムを含むユニットを
メンテナンスのために画像形成装置本体外へ取り出せる
ようにしたものがある。
【0007】このユニットの着脱に際しては、画像形成
装置本体およびユニットにそれぞれ装備される一対の電
気コネクタを用いて、画像形成装置本体とユニットとの
間の電気的接続/接続解除を行うようにしているが、電
気コネクタ同士の接続/離脱の際に、電気コネクタが帯
電していると、空気中に浮遊しているトナー粒子等が吸
着されて電気コネクタ内に侵入するおそれがある。
【0008】また、装着されたユニットへの電源供給や
ユニットとの間の信号伝達において、異常な電圧や異常
な信号が伝達されないようにする必要がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、画像形成装置に
用いられた場合に、トナー粒子の侵入を防止できかつ機
器の安定した作動を確保することができる電気コネクタ
およびその接続構造、ユニット制御装置ならびにユニッ
ト装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の課題解決手段として、請求項1記載の発明の態様は、
ケーシング、ケーシングの少なくとも一部を覆う導電性
のシェル、ならびにケーシング内に配置されるグラウン
ド端子、電源端子および信号端子を備え、対となる電気
コネクタに連結されるときに、シェル、グラウンド端
子、電源端子および信号端子の順で接続されるようにし
てあることを特徴とするものである。
【0011】この態様では、シェルの接続により静電気
放電がなされ、次いでグラウンド端子の接続によって電
源系のグラウンドレベルが確保された後、電源端子の接
続によって電源電圧が供給され、最後に信号端子の接続
によって信号が伝達されることになる。シェルがいち早
く接続されるので、粒子が浮遊しているような雰囲気中
での接続に際しても、該粒子を不要に付着するようなこ
とがない。また、グラウンドレベルが安定した後に電源
供給がなされるので、異常電圧が負荷されるようなこと
がない。また、電源接続後に信号端子が接続されるの
で、例えば信号端子に接続される制御部等に異常な信号
が伝達されるようなことがない。
【0012】また、本態様の電気コネクタがシェル、グ
ラウンド端子、電源端子および信号端子の順で接続され
るとは、対となる電気コネクタへの連結方向に関して、
シェル、グラウンド端子、電源端子および信号端子の連
結方向側の端部の位置が、この順で反連結方向にずらさ
れていることを意味する。これに対して、対となる電気
コネクタについては、シェル、グラウンド端子、電源端
子および信号端子の連結方向側の端部の位置が本態様の
電気コネクタと同様の位置関係でずらされていても良い
し、また、これらの端部の位置が面一とされていても良
い。
【0013】請求項2記載の発明の態様は、画像形成装
置本体およびこれに着脱自在なユニットを電気的に接続
するために請求項1記載の電気コネクタを一対設けてこ
れらを互いに接続する電気コネクタの接続構造であっ
て、一方の電気コネクタのシェルは画像形成装置本体の
ボディに接地され、他方の電気コネクタのシェルはユニ
ットのボディに接地されていることを特徴とする。
【0014】この態様では、各シェルが対応するボディ
に接続されてるので、両シェル同士の接続によって、両
ボディのグラウンドレベルが合わされることになる。
【0015】請求項3記載の発明に態様は、請求項2に
おいて、両電気コネクタの対応する信号端子同士が互い
に接続された状態で構成される複数の信号ラインは、両
電気コネクタ同士が正しく接続されたことを検出する適
正接続検出回路に接続される信号ラインを含むことを特
徴とする。
【0016】この態様では、下記の作用を奏する。すな
わち、電気コネクタの接続時に信号端子が最も最後に接
続されるので、この信号端子の接続を検出するようにす
れば、電気コネクタ同士が正しく接続されたことを検出
することができる。
【0017】請求項4記載の発明の態様は、請求項3に
おいて、前記適正接続検出回路に接続される信号ライン
の一端はユニットのボディに接地されており、前記適正
接続検出回路は、これに接続される信号ラインの電位と
画像形成装置本体側の電気コネクタのシェルの電位との
比較に基づいて、両電気コネクタの適正接続を検出する
ことを特徴とする。
【0018】この態様では、両電気コネクタが接続され
ると、適正接続検出回路には、信号ラインを通じてユニ
ット側の接地電位が与えられる一方、両シェルを介して
ユニット側の接地電位が与えられる。適正接続検出回路
では、両接地電位を比較して、例えば両者の差異が許容
値内であれば、シェルから信号端子までを含めて両電気
コネクタが適正に接続されたと判断することができる。
【0019】請求項5記載の発明の態様は、請求項3ま
たは4において、前記適正接続検出回路は、両電気コネ
クタの適正接続の検出に応じて作動するスイッチング回
路に信号を出力することを特徴とする。
【0020】この態様では、電気コネクタ同士が正しく
接続されたことを確認した後、スイッチング回路を働か
せる。例えば、電源端子を介してユニットの電源を投入
するので、該電源投入によって信号端子に異常な負荷が
かかったりすることを防止することができる。また、電
気コネクタの適正接続の確認後に、スイッチング回路を
作動させて、ユニットと信号をやり取りしたり、ユニッ
ト内に記憶されている情報を読み込んだり、ユニット内
にあるアクチュエータを動作させたりすることもでき
る。このように、電源印加、情報伝達および信号伝達を
安定して行え、また、誤作動の発生を防止することがで
きる。
【0021】請求項6記載の発明の態様は、請求項2な
いし5の何れか一つにおいて、両電気コネクタの対応す
る信号端子同士が互いに接続された状態で構成される複
数の信号ラインは、シールド部材により被覆された少な
くとも一つの信号ラインを含み、前記シールド部材はシ
ェルに接続されていることを特徴とする。
【0022】この態様では、シールド部材がシェル経由
で画像形成装置本体およびユニットのボディに接地され
ていることから、シールド部材を伝わる外来のノイズが
例えばユニット内に侵入することを防止することができ
る。
【0023】請求項7記載の発明の態様は、請求項2な
いし6の何れか一つにおいて、前記電源端子は相対的に
低電位の第1の電源端子と、相対的に高電位の第2の電
源端子を含み、前記グラウンド端子は第1の電源端子に
対応する第1のグラウンド端子と、第2の電源端子に対
応する第2のグラウンド端子とを含み、第1および第2
のグラウンド端子は両シェルを介して互いに接続される
ことを特徴とする。
【0024】この態様では、両シェルが接続されると、
低電位および高電位のための各電源端子に対応するグラ
ウンド端子同士が両シェルを介して接続される。これに
より、特に低電位電源のグラウンドレベルが合わされる
と共に、両シェルを介して画像形成装置本体とユニット
のボディのグラウンドレベルが合わされるので、低電位
電源の電源電位を安定させることができる。また、ユニ
ットの金属部品等にのってくる外来ノイズが回路内に入
り込むことなく、シェル経由でそのままボディに逃がさ
れる。その結果、低電位電源が、例えば検知回路を含
む、電源電位の精度に関する要求の厳しい制御回路等に
対して電源を供給するような場合に、該制御回路の誤作
動を確実に防止することができる。低電位の電源として
は例えば上記した検知回路を含む制御回路のための電源
があり、また、高電位の電源としては例えばユニット内
のモータ等を駆動する回路のための電源がある。
【0025】請求項8記載の発明の態様は、請求項2な
いし7の何れか一つにおいて、両電気コネクタは、画像
形成装置本体へのユニットの着脱に伴って着脱されるド
ロアコネクタとして構成されていることを特徴とする。
【0026】この態様では、一つの電気コネクタに上記
した接続順序が設定される部材を全て組み込んであるの
で、ユニットの装着/離脱と同時に電気コネクタを接続
/離脱できるドロアコネクタとしての適用に特に適して
いる。
【0027】請求項9記載の発明の態様は、請求項2な
いし8の何れか一つにおいて、前記ユニットは感光体上
の画像を記録材に転写する転写器を含むユニットからな
ることを特徴とする。
【0028】この態様では、転写器は、感光体上に形成
された例えばトナー像を記録材、例えば用紙に転写する
働きをする。このため、転写器を含むユニットの着脱
は、トナー粒子が浮遊する雰囲気中で行われる場合もあ
る。これに対して、シェルがいち早く接続されるので、
浮遊しているトナー粒子を不要に付着するようなことが
ない。
【0029】請求項10記載の発明の態様は、導電性の
シェル、第1の端子、第2の端子、第3の端子の順で結
合する一対の電気コネクタを介してユニットからの信号
入力または前記ユニットへの信号出力を行うユニット制
御装置であって、前記シェルに前記ユニット制御装置の
フレームグラウンドを接続し、前記第1の端子に前記ユ
ニットへ電源供給するための電源部のマイナス側を接続
し、前記第2の端子に前記電源部のプラス側を接続し、
前記第3の端子に前記ユニットから信号入力するための
信号線または前記ユニットへ信号出力するための信号線
を接続したことを特徴とする。
【0030】請求項11記載の発明の態様は、導電性の
シェル、第1の端子、第2の端子、第3の端子の順で結
合する一対の電気コネクタを介して制御装置からの信号
入力または前記制御装置への信号出力を行うユニット装
置であって、前記シェルに前記ユニット装置のフレーム
グラウンドを接続し、前記第1の端子に前記制御装置に
設けられた電源部のマイナス側に対応づけて前記ユニッ
ト装置内の負荷を接続し、前記第2の端子に前記電源部
のプラス側に対応づけて前記負荷を接続し、前記第3の
端子に前記制御装置から信号入力するための信号線また
は前記制御装置へ信号出力するための信号線を接続した
ことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0032】図1は、本発明の一実施の形態の電気コネ
クタが適用された画像形成装置の全体構成を示したもの
である。図1にて図示される画像形成装置は、画像形成
のプロセスに電子写真記録方式を採用した自動両面機能
付きフルカラー電子写真複写機である。
【0033】101は、イメージスキャナ部で最大A3
サイズまでの原稿を読み取りデジタル画像信号処理を行
う。また、102はプリンタ部であり、イメージスキャ
ナ部101で読み取られた原稿画像に対応した画像を用
紙にフルカラーで出力する部分である。イメージスキャ
ナ部101とプリンタ部102により、画像形成装置本
体100が構成されている。
【0034】イメージスキャナ部101は、第1走査ミ
ラー11、第2走査ミラー12、第3走査ミラー13、
結像レンズ14、R,G,Bフィルタと一体のCCD1
5、原稿照明ランプ18から構成される。
【0035】原稿台ガラス28上に置かれた原稿は、原
稿照明ランプ18により照射され、第1〜第3走査ミラ
ー11,12,13によって導かれて、レンズ14を通
過後、CCD15の受光面上に投影される。
【0036】CCD15の受光面上に投影された原稿像
は、RGB3色分解フィルタによりフルカラー情報レッ
ド(R),グリーン(G)およびブルー(B)の各成分
に色分解され電気信号に変換され、画像処理部103に
送られる。
【0037】本実施の形態の場合、CCD15は約50
00画素を有する、また、原稿照明ランプ18と、第1
走査ミラー11は速度Vで、第2,第3走査ミラー1
2,13は、速度1/2VでCCD15の電気的走査方
向に対して垂直方向に機械的に動くことによって原稿全
面を走査する。
【0038】画像処理部103により、画像信号は、対
数変換、UCR、マスキング、階調補正等の処理を経て
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y)および
ブラック(Bk)の各成分に分解され、プリンタ部10
2内にあるレーザースキャナユニット16に送られる。
【0039】また、画像処理部103には不図示の外部
インタフェース用の切り口を持っており、外部に接続さ
れたホストコンピュータを介して、イメージスキャナ部
101で読み取った画像を、メモリもしくはディスクに
画像ファイルとして保存することができる。
【0040】この場合、画像処理部103は、内部に互
いの同期関係を持つ、主走査用の基準信号発生回路と、
副走査用の基準信号発生回路を持っており、この二つの
基準信号を元に画像を読み取るので、色ズレのない画像
をファイルすることが可能になるが、詳細は本実施の形
態とは関係ないので説明を省略する。
【0041】また、イメージスキャナ部101における
1回の原稿走査によって、M,C,Y,Bkの内の1つ
の成分がレーザースキャナユニット16に送られ、合計
4回の原稿走査により、1つのフルカラー記録が完成す
る。
【0042】レーザースキャナユニット16では、画像
信号に応じて半導体レーザーを変調駆動する。半導体レ
ーザーから発光されたレーザー光は、レーザースキャナ
ユニット16内にあるポリゴンミラー、レンズおよび固
定ミラー17を介して感光ドラム1上を走査し、静電潜
像を形成する。
【0043】感光ドラム1の上方には一次帯電器2と前
露光ランプ6が、また右上方には感光ドラム1の表面電
位を測定する表面電位センサ3が配置されている。感光
ドラム1は、静電潜像を形成する前に、まず前露光ラン
プ6で感光ドラム1を露光することによって表面上に残
留している電荷が除去され、その後一次帯電器2で一様
な電荷がチャージされる。
【0044】表面電位センサ3は、画像形成前に一様に
帯電させた感光ドラム表面上をレーザースキャナユニッ
ト16で所定の光量で露光し、その時の表面電位を測定
して、画像形成時の帯電量の制御にフィードバックされ
る。
【0045】形成された潜像は、感光ドラム1の下方に
配置された現像装置40によりトナー画像化される。現
像装置40はM,C,Y,Bk各色のトナーとキャリア
を混合した2成分現像剤を使用した4個の現像ユニット
41,42,43,44を積載した構成になっていて、
各々の現像装置は対応する色を現像するときのみ感光ド
ラム1に近接するよう脱着される。
【0046】感光ドラム1上に形成されたトナー画像
は、転写装置5により記録紙Pに転写される。その後感
光ドラム1はクリーニング装置7によって、ドラム表面
上に残留しているトナーが除去され、次の潜像形成に備
える。
【0047】転写装置5は、吸着帯電器51、転写シー
ト52、転写帯電器53、分離帯電器54および除電器
55により構成される。用紙カセット31,32,33
より給紙されてきた記録紙Pは、吸着帯電器51によ
り、転写シート52とフレームグラウンド(以下、FG
という)間にDCの高電圧を印加することで、転写シー
ト52に静電吸着される。次に、転写帯電器53により
感光ドラム1と転写シート52の間にDC高電圧を印加
することで、転写シート上に静電吸着した用紙Pにトナ
ー画像を転写する。この工程を、M,C,Y,Bkの4
色分繰り返した後、分離爪8および分離帯電器54によ
り、転写シート52にACの高電圧を印加することで、
静電吸着している用紙Pを転写シート52から分離させ
る。さらに、除電器55によって転写シートにACの高
電圧を印加することで、転写シート52上に残留してい
る電荷を除電して、次の記録紙Pの静電吸着に備える。
【0048】このように、転写装置5でトナー画像を転
写され、分離された記録紙Pは、転写紙搬送系25によ
って定着装置20に送られ、記録紙P上のトナー画像が
定着される。
【0049】定着装置20は、定着上ローラ26、定着
下ローラ27、定着クリーナ28、定着上ヒータ29お
よび定着下ヒータ30により構成される。記録紙P上の
トナーは、定着上ヒータ29と定着下ヒータ30による
熱エネルギーによって溶融し、定着上ローラ26と定着
下ローラ27間にかけられている圧力によって、記録紙
Pの繊維と絡ませることによって定着させる。定着上ロ
ーラ26の中心には定着上ヒータ29が、定着下ローラ
26の中心には定着下ヒータ30が配置されており、定
着上ローラ26、定着下ローラ27の表面は一定の温度
になるように独立に温度調節される。また、定着上ロー
ラ26の上方には定着クリーナ28が配置されており、
シリコンオイルを含浸させたウェブで定着上ローラ26
の表面についたゴミが拭き取られる。
【0050】転写装置5、転写紙搬送系25および定着
装置20は、同一の転写枠80の上に搭載され、画像形
成装置本体100からユーザーが手前に容易に引き出せ
る一体のユニットUを構成している。このような構成に
することにより、記録紙Pが、転写装置5の入口から定
着装置20の出口の間の何処かでジャムした場合でも、
ジャム紙を除去しやすいようになっている。
【0051】定着装置20で定着された記録紙Pは、予
め設定されているモード例えば、片面モードあるいは両
面モードの裏面コピー終了時は、排紙ローラ対24によ
り排紙トレー23に排出され、両面モードの表面コピー
終了時は、両面フラッパ61により両面ユニット60に
搬送される。
【0052】両面ユニット60は、反転ローラ対62、
反転トレー63、両面搬送系64、反転搬送系65、反
転ガイド66および両面トレー67により構成される。
【0053】両面フラッパ61によって搬送されてきた
記録紙Pは、両面搬送系64にガイドされて反転ローラ
対62まで送られる。反転ローラ対62は、記録紙Pの
サイズにより予め決められた長さだけ記録紙Pを図中矢
印Aの方向に反転トレー63に送ると、次に逆方向に回
転して矢印Bの方向に送り、反転搬送系65にガイドさ
れて両面トレー67まで搬送される。この時、両面トレ
ー内に載置された記録紙Pは次の裏面記録に備えて、記
録された面の後端を先頭にして裏返しになっている。ま
た両面搬送系64と、反転搬送系65の接合点に反転ガ
イド66が設けてあり、記録紙Pを矢印Bの方向に送る
場合に両面搬送系64に入り込まないようにしてある。
【0054】両面トレー67に載置された記録紙Pは、
用紙カセット31,32からの給紙と同様に再度転写装
置5に送られ裏面に画像を転写され、定着装置20で定
着されて排紙ローラ対24により排紙トレー23に排出
される。
【0055】図2は本実施の形態による転写装置の構成
を示す断面図である。同図において、201,202は
記録紙検知センサであり、例えば透明フィルムなどの転
写シートに静電吸着させた記録紙Pの有無を検出する。
203は転写シート52を貼り合わせるための連結板で
ある。
【0056】図3は、図2の転写装置を横方向から見た
断面図である。同図において、転写装置5は、上記した
ユニットUとして転写枠80に載置されていて、ユーザ
ーがレバー321を持って矢印方向へ引き出すことでレ
ール322上を移動する構成になっており、ジャム紙の
処理が容易な構成になっている。連結板203には透明
な転写シート52が貼られていて、記録紙Pを静電吸着
して保持し、転写ドラム軸301を中心にして回転しな
がら、感光ドラム1上に形成されたトナー画像を色順次
に転写していく。また、転写ドラム軸301は、中が空
洞になっていて、ハーネスが通せる構造になっている。
【0057】302および303はそれぞれリセプタク
ル型およびプラグ型の電気コネクタ(以下、ドロアコネ
クタという)で、ドロアコネクタ302が本体側に配置
され、ドロアコネクタ303がユニット側に配置されて
いる。304,305は、除電帯電器55へ印加する高
電圧を給電する高圧コネクタで、高圧コネクタ304が
本体側に配置され、高圧コネクタ305がユニット側に
配置されている。本体側のドロアコネクタ302および
高圧コネクタ304は、不図示の制御基板と高圧電源に
ハーネスで接続されている。また、ユニット側のドロア
コネクタ303および高圧コネクタ305は、転写ドラ
ム軸301内に敷設されたハーネスにより、転写ドライ
バ基板306および除電帯電器55にそれぞれ接続され
ている。
【0058】転写ドライバ基板306は、転写装置5内
部に載置されている不図示のモータ、クラッチ、ソレノ
イドを、後述する画像形成装置側の制御部401からの
制御信号に従い駆動したり、記録紙検知センサ201,
202からの信号を受けて、本体側の制御部401へ送
る機能を有する。また、転写装置5が画像形成装置本体
100へきちんと装着されたかどうかを検出する検知回
路が搭載されている。
【0059】307は、転写ドライバ基板306を保持
する金属板金の保持台で、転写ドライバ基板306の四
隅に設けられた取付穴にビスで止められる。転写ドライ
バ基板306の取付穴の部分には、グラウンドパターン
が設けられており、ビスにより取り付けられた際に、信
号系のグラウンドとユニットのフレームグラウンドが接
続される構成になっている。
【0060】次いで、図4および図5を参照して、上記
のプラグ型のドロアコネクタ303について説明する。
図4はドロアコネクタ303の斜視図であり、図5
(a)はドロアコネクタ303の平面図であり、図5
(b)はドロアコネクタ303の概略正面図である。こ
れらの図を参照して、ドロアコネクタ303は、矩形形
状のベース部502を有し、このベース部502の左右
には、本ドロアコネクタ303をユニットUに取り付け
るためのねじ等の固定部材を貫通させる貫通孔503が
設けられている。
【0061】上記ベース部502上の表面の中央部には
ケーシングとしてのハウジング部504が設けられてい
る。このハウジング部504は矩形筒状をしており、そ
の内部にはハウジング部504よりも一回り小さくて高
さの低い矩形筒状をなす端子収容部505が設けられて
いる。図5(a)に示すように、この端子収容部505
の対向する一対の内壁面509,510のそれぞれに、
複数の信号端子417が並んで設けられている。これら
の信号端子417はそれぞれ図4に示すハーネスを構成
するシールドケーブル419に接続され、シールドケー
ブル419内のシールド線はシェル405に接続されて
いる。
【0062】また、図5(a)を参照して、ハウジング
部504内には、端子収容部505の4つの隅角部のそ
れぞれの近傍位置に、一対の電源端子413,415と
一対のグラウンド端子409,411が収容されてい
る。一対の電源端子413,415は互いに端子収容部
505の対角線上で対向する一対の隅角部の近傍位置に
配置され、一対のグラウンド端子409,411は他対
の隅角部の近傍位置に配置されている。各端子413,
415,409,411は、ハウジング部504下部に
突出する突出部531内の個別の保持孔に収容された状
態で、上半部をハウジング部504内に露出させてい
る。529,530は保持孔内で電源端子413,41
5およびグラウンド端子409,411にそれぞれ接続
されて保持孔532から導出されるリード線である。5
12は、このユニットU側のプラグ型ドロアコネクタ3
03を本体側のリセプタクル型ドロアコネクタ302に
装着するときにおける、ハウジング部504の装着側端
面である。
【0063】また、上記ハウジング部504の周状の外
壁507の外周面に沿ってこれを取り巻くように四角環
状を呈する導電性の金属シェル405が装着されてい
る。この金属シェル405は、長尺の平板を折り曲げ
て、一対の継ぎ合わせ部同士をかしめ等により互いに継
ぎ合わせ、ハウジング部504の外壁507に沿うよう
な四角環状としたものである。
【0064】上記金属シェル405をハウジング部50
4に装着した時に、この金属シェル405がハウジング
部504に保持されるようにするため、この金属シェル
405の対向する一対の面にそれぞれ内方へ切り起こさ
れた止め片511が形成されている。この止め片511
はハウジング部504の外壁507に形成された突起か
らなる止め片固定部513に係止されるものである(図
10参照)。
【0065】また、金属シェル405の対向する他対の
面には、それぞれ折り返されて「く」の字状を呈する延
設片としての接触ビーム514が形成されており、これ
ら接触ビーム514は、金属シェル405がハウジング
部504の外壁507に装着された状態で、図5
(a),(b)に示すように、外壁507の内面よりも
突出する状態でハウジング部504の内方に配置され
る。本プラグ型ドロアコネクタ303がリセプタクル型
ドロアコネクタ302と嵌め合わせられたときに、これ
ら接触ビーム514は、自身のばね性により、その
「く」の字の頂部が本体側のリセプタクル型ドロアコネ
クタ302側の後述する金属シェル404に弾力的に押
圧され接触されるようになっている(図9参照)。
【0066】本ドロアコネクタ303では、連結方向に
関して金属シェル405の先端が最も先に臨んでおり、
以下、上記のグラウンド端子409,411の先端、電
源端子413,415の先端、および信号端子417の
先端の順で位置がずらされている。このため、ドロアコ
ネクタ303の接続時には、この順で接続されることに
なる。また、金属シェル405に対して、外部の雌端子
515に接続できるタブ端子516が、金属シェル40
5と別体に設けられて、保持部517に保持されると共
に、金属シェル405のベース部502側の縁部(下縁
部)に嵌め込み接続されている。
【0067】次いで、図6は本体側のリセプタクル型の
ドロアコネクタ302の斜視図であり、図7はその分解
斜視図である。また、図8(a)はドロアコネクタ30
2の平面図であり、図8(b)はドロアコネクタ302
の一部破断正面図である。これらの図を参照して、本リ
セプタクル型ドロアコネクタ302は、矩形形状のベー
ス部552を有し、このベース部552の左右には、本
ドロアコネクタ302を画像形成装置本体100の所定
部に取り付けるためのねじ等の固定部材を貫通させる貫
通孔553が設けられている。
【0068】上記ベース部552上の表面(以下、ベー
ス面571という)の中央部にはハウジング部554が
設けられている。このハウジング部554は矩形筒状を
しており、その内部には矩形板状をなしかつその両側面
に複数の端子保持溝を並設した端子収容部555が設け
られている。図8(a)に示すように、この端子収容部
555の対向する一対の外側面572,573のそれぞ
れに、複数の信号端子416が並んで設けられている。
これらの信号端子416は図6に示すハーネスを構成す
るシールドケーブル418に接続されている。このシー
ルドケーブル418のシールド線はシェル404に接続
されている。
【0069】また、図8(a)を参照して、ハウジング
部554内には、端子収容部555の4つの隅角部のそ
れぞれの近傍位置に、一対のグラウンド端子408,4
10と一対の電源端子412,414が収容されてい
る。一対のグラウンド端子408,410は互いに端子
収容部555の対角線上で対向する一対の隅角部の近傍
位置に配置され、一対の電源端子412,414は他対
の隅角部の近傍位置に配置されている。各端子408,
410,412,414は、ハウジング部554下部に
突出する突出部571内の個別の保持孔に収容された状
態で、上半部をハウジング部554内に露出させてい
る。569,570は保持孔内でグラウンド端子40
8,410および電源端子412,414にそれぞれ接
続されて保持孔から導出されるリード線である。
【0070】主に図7を参照すると、ベース部552の
上面であるベース面571は、ハウジング部554の周
囲を取り囲むように環状をなしており、このベース面5
71に形成された凹部574に沿う環状部分559、一
対の立ち上がり片562およびタブ端子564を含む金
属シェル404が配置されている。この金属シェル40
4は、ユニットU側のプラグ型ドロアコネクタ303の
金属シェル405と接触されるものである。
【0071】図9に示すように、金属シェル404の環
状部分559は、上記ベース面571がプラグ型ドロア
コネクタ303のハウジング部504の装着側端面51
2と対向する部分よりも外方へ延びるようにベース面5
71に沿って延設された延設部分560を含んでいる。
この延設部分560には、ベース部552の貫通孔55
3に見合う位置に貫通孔561が形成されている。
【0072】図6、図7および図8(a),(b)を参
照して、環状部分559の内周縁のうち、長手方向に対
向する一対の縁部のそれぞれから立ち上がり片562が
立ち上げられている。各立ち上がり片562は、ハウジ
ング部554の外壁557に沿って立ち上げられてお
り、この外壁557に形成された保持溝563に収容保
持されている。各保持溝563は、立ち上がり片562
が立ち上がる方向(対となるドロアコネクタ303への
装着方向)に挿脱自在に立ち上がり片562を収容して
いる。各保持溝563に保持された立ち上がり片562
は、図9に示すように両ドロアコネクタ302,303
が互いに連結されたときにプラグ型ドロアコネクタ30
3側の金属シェル405の接触ビーム514によって接
触され、これにより、両ドロアコネクタ302,303
の金属シェル404,405同士の電気的導通が達成さ
れるようになっている。
【0073】次いで、図10は両ドロアコネクタ30
2,303が互いに組み合わされた状態を示している。
同図を参照して、両ドロアコネクタ302,303の組
み合わせ状態では、ユニット側のプラグ型ドロアコネク
タ303のハウジング504内に、本体側のリセプタク
ル型ドロアコネクタ302のハウジング554が挿入さ
れ、信号端子416,417同士が接続されている。図
示していないが、両ドロアコネクタ302,303のグ
ラウンド端子同士および電源端子同士も接続されてい
る。また、プラグ型ドロアコネクタ303のハウジング
部504の装着側端面512に対向する、リセプタクル
型電気コネクタ302のベース面571に、金属シェル
404の環状部分559が配置されている。
【0074】次いで、図11は、本発明の転写装置5の
電気的な接続構成を説明するブロック図である。本図
は、説明を簡潔にするために、本発明の趣旨を損なわな
い程度に、代表的な負荷のみ抜き出して記載してある。
【0075】図中401は、不図示のCPU,ROM,
RAM,I/Oなどにより構成され、所定のシーケンス
で装置を制御する制御部である。制御部401について
は、詳細な構成を簡略し、要部のみを図示してある。す
なわち、制御部401には、入力ポートP2,P3,P
4およびP5と、出力ポートP1が設けられており、ま
た、両ドロアコネクタ302,303同士が適正に接続
されたことを検出する適正接続検知回路430と、この
適正接続検知回路430からの信号を受けて本体とユニ
ットUとの間の信号伝達を開始させるためのスイッチン
グ回路431が設けられている。
【0076】402および403は、転写装置5内部の
負荷を制御し、駆動するための5V電源および24V電
源である。5V電源402は制御回路部の電源であり、
24V電源403はモータ、クラッチ、ソレノイドなど
の負荷駆動用の電源である。5V電源402および24
V電源403は、各々の内部でマイナス側の端子が、各
電源のシャーシと接続されているので、各電源を装置に
取り付けた際に、マイナス側の端子とフレームグラウン
ド(以下、FGという)が結果的に接続されることにな
る。従って、以下からはマイナス側の端子をグラウンド
端子と呼ぶことにする。
【0077】5V電源402および24V電源403の
各グラウンド端子(以下、GND端子という)は、本体
側ドロアコネクタ302のGND端子408,410か
ら、ユニット側ドロアコネクタ303のGND端子40
9,411を介して転写ドライバ基板306のGND端
子に供給される。5V電源402および24V電源40
3の電源端子も、本体側ドロアコネクタ302の電源端
子412,414から、ユニット側ドロアコネクタ30
3の電源端子413,415を介して、転写ドライバ基
板306の電源端子に供給される。また、ドロアコネク
タ302,303は、金属でできたシェル404,40
5と信号端子416,417をもつ。シェル404は本
体側FG406、ユニット側FG407に汎用のファス
トン端子で接続されている。
【0078】ドロアコネクタ302,303の各接続端
子には、各々接続タイミングに関してシーケンス(接続
順序)が設定されており、ユーザーがジャム処理のため
にユニットUごと、転写装置5を引き出した場合は、ま
ず信号端子416と417が離れ、次に電源端子412
と413、414と415が離れ、次いでGND端子4
08と409、410と411が離れ、最後にシェル4
04と405が離れる。転写装置を本体に装着する場合
は、逆にシェル、GND端子、電源端子、信号端子の順
に接続される。すなわち、各接続端子に4段階の段差が
設けられた本体側ドロアコネクタ302の最も突出した
シェル404にはフレームグラウンド(FG)を、次に
奥側に設けられた端子408,410に電源のグラウン
ド(GND)(マイナス側)を、その次に奥側に設けら
れた端子412,414に電源のプラス側を、最も奥側
の端ド子416に制御や検知のための信号線を接続する
構成としている。ユニット側ドロアコネクタ303につ
いてもドロアコネクタ302と対応するように接続する
構成としている。
【0079】ドロアコネクタ302,303の信号端子
416,417に接続する信号はGNDとペアリングさ
れていて、各々のGND端子を使用して1芯のシールド
ケーブル418,419でハーネスが構成されている。
【0080】421は、転写装置5内に設けられたモー
タで、制御部401からの制御信号Monを、送信回路
425で転写装置5に送出し、モータ駆動回路422で
駆動する。
【0081】記録紙検知センサ201は、一般的なフォ
トセンサで、発光部から発光された光が検出部へ入力さ
れる光の量を検知することで、対象物の有無を判定する
ものである。記録紙検知センサ201からの出力信号
は、抵抗423でプルアップされ、本体側の受信回路4
26を介して制御部401に入力される。
【0082】424は、転写装置5のコネクト信号用の
プルアップ抵抗で、転写ドライバ基板306の電源が確
保されていると、抵抗424と本体側のプルダウン抵抗
427により所定のレベルを制御部401に入力ポート
P4に入力する。従って、ドロアコネクタ302,30
3が離れていたり、転写ドライバ基板306に何らかの
トラブルで電源が供給されなかったり、ハーネスが線カ
ミしていたりすると、コネクト信号が所定のレベルを確
保できなくなることで、装置が動作可能かどうかの判定
ができる構成になっている。
【0083】430は、ドロアコネクタ302と303
が完全に嵌合したことを検出する適正接続検出回路で、
転写装置5側では、ドロアコネクタ303の信号ピンに
5V電源系のGNDを接続し、本体側では抵抗429で
プルアップして制御部401に入力する。前述のよう
に、転写ドライブ基板306内のGNDは、ユニット側
のFGと接続されていて、またドロアコネクタ303の
シェル405もFGに接続されているため、制御部40
1は本体側のFG406とユニットU側のFG407が
互いに接続されたことを通じて両ドロアコネクタ30
2,303が適正に接続されたことを検知することが可
能な構成となっている。
【0084】具体的には、両ドロアコネクタ302,3
03が適正に接続されていないと、例えば、シェル40
4,405同士は接続されたが信号ピン416,417
の接続が不良である場合、信号端子416,417に含
まれる検出端子a,b同士が互いに離れている。このた
め、制御部401の入力ポートP3には、低電位側の電
源電圧5Vがそのままかかるので、入力ポートP3の電
位はハイレベルとなる。一方、シェル同士の接続によっ
て、制御部401の入力ポートP5には、ユニットU側
のFG407と等しい電位となる。適正接続検知回路4
30では、これら入力ポートP3,P5から得られる電
位同士を比較し、例えば偏差をとって該偏差が許容値外
にあると判定し、これにより両ドロアコネクタ302,
303が適正に接続されていないことを検知する。
【0085】一方、両ドロアコネクタ302,303が
シェル404,405から信号端子416,417まで
適正に接続されると、信号端子416,417のうちの
検出端子a,b同士の接続に伴って、制御部401の入
力ポートP3がユニットU側にボディアースされたシェ
ル405につながり、入力ポートP3の電位はローレベ
ルとなってユニット側のFGに等しくなる。適正接続検
知回路430では、これら入力ポートP3,P5から得
られる電位同士を比較し、例えば偏差をとって該偏差が
許容値外にあると判定し、これにより両ドロアコネクタ
302,303が適正に接続されていることを検知す
る。また、適正接続検知回路430では、この適正接続
の検知に応じて、スイッチング回路431に信号を出力
し、信号を受けたスイッチング回路431では、入力ポ
ートP1,P2を介してユニットU側との間の送受信を
開始させるようにする。このように両ドロアコネクタ3
02,303同士の適正な接続が確保されてから、信号
伝達を開始するので、安定した信号伝達が可能となり、
機器の誤作動等を招くことがない。
【0086】なお、上記において、適正接続検知回路4
30およびスイッチング回路431についてはハードウ
ェアにより実現しても良いし、CPUのソフトウェアの
一部により実現しても良い。
【0087】図12は従来までの、図13は本実施例で
の電源とコネクタとの接続態様(A)およびコネクタ接
続シーケンスと印加電圧の関係(B)を示す図である。
図12,図13を使用して、コネクタシーケンスと電源
波形について説明する。
【0088】図12の(A)に示すように、DC電源4
03から供給される出力Vccの電源は、コネクタ30
2,303を介してユニット側に供給される。
【0089】図12の(B)の1201は、このコネク
タ302,303を挿入したときの、a点とb点の電位
差を表すチャートで、ポイント1202で挿入されたこ
とを示す。この構成の場合、GNDレベルが規定されて
いないため、DC電源403から見て、ユニット側の電
位が不定となり、最悪の場合Vccのレベル1204よ
りも高くなってしまう可能性がある。また、コネクタ3
02,303の接続が完了するポイント1203までの
間に、GNDレベルを割り込んだアンダーシュートが発
生する場合もある。さらに、接続後も、ドリフトを繰り
返しながら、不定のレベルで推移する可能性もある。
【0090】こういった場合、ユニット側で使用される
素子の定格電圧を大きく越えたり、電源とGNDが反転
するので、半導体素子のラッチアップ現象や、最悪の場
合、素子破壊につながる可能性がある。
【0091】図13の(A)に示すように、本実施例の
場合、コネクタを接続する場合、まず本体のFGに接続
されたシェル404と、ユニットのFGに接続されたシ
ェル405が接続されるため、ユニット側のFGが規定
される。さらに、DC電源403のGND端子がユニッ
ト側のGND端子(図13の(A)中のd点)と接続し
た後で、Vcc端子とc点が接続されるので、ユニット
側の端子が不定になることはない。したがって、c点と
d点の電位差を示すチャートは、図13の(B)のよう
に接続開始点1202から、接続完了点1203まで、
大きなオーバーシュートや、アンダーシュート、さらに
はドリフトによる不定な電位での推移もなく、安定した
電力供給が可能になる。
【0092】以上のような構成にすることにより、シェ
ル404,405がいち早く接続されるので、トナー粒
子が浮遊しているような雰囲気中での接続に際しても、
粒子が不要に付着するようなことがない。
【0093】また、転写装置5を本体にセットする場合
に、まず本体とユニットのFGのレベルが確保され、次
に電源系のGNDのレベルが確保され、その次に電源電
圧が供給され、最後に制御信号が接続されるので、装着
時にGNDレベルが不安定のまま電源が供給されること
がなく、GNDレベルが不安定のまま電源供給されたと
きに生じるユニット側の素子への異常電圧印加を防止す
ることが可能になる。また、FG、信号GND、電源が
安定に確保されてからユニットの接続信号が有効になる
ので、接続状態の誤検知をなくすことが可能になる。さ
らに、本体とユニットのFGが接続されたことを検出す
ることにより、転写ドライブ基板306上に設けられた
接続信号の信頼性を向上させることができる。
【0094】さらに、接続信号を検知してから、ユニッ
トU内にあるセンサの信号を取り込んだり、ユニットU
内にあるモータ等のアクチュエータを動作させることが
できるので、安定した装置制御が可能になる。
【0095】逆に、転写装置5を本体から離脱させる場
合にも、信号、電源、GND、FGの順で離脱するの
で、制御回路を安定に動作させたまま接続信号や、例え
ば記録紙検知センサ201等のセンサからの信号をノン
アクティブにすることが可能になり、本体側の制御部4
01の誤検知がなくなり、安定した記録装置を実現する
ことができる。
【0096】以上のような構成により、安定した活電挿
抜が可能になる。
【0097】さらに、制御信号を伝送するハーネスがシ
ールドケーブル418,419としてシールド化されて
おり、しかも、シールドケーブル418,419のシー
ルド部材が各々シェル404,405に接続され該シェ
ル418,419を介して接地されているので、信号ラ
イン全体としてシールド効果を持たせることができる結
果、特に高圧ラインなどのノイズ発生源からシールドす
る効果をほぼ完全な形で確保することが可能になる。
【0098】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば上記の実施の形態では、スイッ
チング回路による切り換えで信号の送受信が開始されて
いたが、これに限らず、5V電源、24V電源によるユ
ニット側への電源供給がONになるように切り換えても
良い。この場合、安定した電源供給が可能となる。その
他、本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
【0099】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、シェルがいち
早く電気接続されるので、粒子が浮遊しているような雰
囲気中での接続に際しても、該粒子が不要に付着するよ
うなことがない。また、グラウンドレベルが安定した後
に電源供給がなされるので、異常電圧が付加されるよう
なことがない。また、電源接続後に信号端子が接続され
るので、例えば信号端子に接続される制御部等に異常な
信号が伝達されるようなことがない。
【0100】請求項2記載の発明では、各シェルが対応
するボディに接続されているので、両シェル同士の接続
によって、両ボディのグラウンドレベルが合わされるこ
とになる。
【0101】請求項3記載の発明では、電気コネクタの
接続時に信号端子が最も最後に接続されるので、この信
号端子の接続を検出することにより電気コネクタ同士が
正しく接続されたことを検出することができる。
【0102】請求項4記載の発明では、両電気コネクタ
が接続されると、適正接続検出回路には、信号ラインを
通じてユニット側の接地電位が与えられる一方、両シェ
ルを介してユニット側の接地電位が与えられる。これら
の接地電位を互いに比較することにより、シェルから信
号端子までを含めて両電気コネクタが適正に接続された
と判断することができる。
【0103】請求項5記載の発明では、電気コネクタ同
士が正しく接続されたことを確認した後、スイッチング
回路を働かせるので、情報伝達や信号伝達を安定して行
え、また、誤作動の発生を防止することができる。
【0104】請求項6記載の発明では、シールド部材が
シェル経由で画像形成装置本体およびユニットのボディ
に接地されていることから、シールド部材を伝わる外来
のノイズが例えばユニット内に侵入することを防止する
ことができる。
【0105】請求項7記載の発明では、両シェルが接続
されると、低電位および高電位のための各電源端子に対
応するグラウンド端子同士が両シェルを介して接続され
る。これにより、低電位電源の電源、電位を安定させる
ことができると共に、外来ノイズを回路内に侵入させる
ことなくシェル経由でそのままボディに逃がすことがで
きる。したがって、低電位電源を例えば検知回路を含む
制御回路等の電源供給に用いるような場合に、該制御回
路の誤作動を確実に防止することができる。
【0106】請求項8記載の発明では、一つの電気コネ
クタに接続シーケンスを要する部材を全て組み込んであ
るので、ユニットの装着/離脱と同時に電気コネクタを
接続/離脱できるドロアコネクタとしての適用に適して
いる。
【0107】請求項9記載の発明では、トナー粒子が浮
遊する雰囲気中で装着/離脱が行われることもある転写
ユニットに適用した場合、シェルがいち早く接続される
ので、浮遊しているトナー粒子を不要に付着するような
ことがない。
【0108】請求項10記載の発明では、最初にユニッ
トのフレームグラウンドが、次にユニットの負荷のマイ
ナス側が、次にユニットの負荷のプラス側が、次にユニ
ットの信号線が、各々ユニット制御装置の対応する端子
に接続されるので、ユニット側の各端子が不定になら
ず、ユニット装置にユニット制御装置からの電源供給が
安定して行われる。
【0109】請求項11記載の発明では、最初にユニッ
ト制御装置のフレームグラウンドが、次にユニット制御
装置の電源のマイナス側が、次にユニット制御装置の電
源のプラス側が、次にユニット制御装置の信号線が、各
々ユニット装置の対応する端子に接続されるので、ユニ
ット側の各端子が不定にならず、ユニット装置にユニッ
ト制御装置からの電源供給が安定して行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電気コネクタを含む画
像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】転写装置の模式的断面図である。
【図3】転写装置を含むユニットとこれを支持する機構
の概略側面図である。
【図4】ユニット側に取り付けられるプラグ型ドロアコ
ネクタの斜視図である。
【図5】(a)はプラグ型ドロアコネクタの平面図であ
り、(b)はプラグ型ドロアコネクタの概略正面図であ
る。
【図6】画像形成装置本体側に取り付けられるリセプタ
クル型ドロアコネクタの斜視図である。
【図7】リセプタクル型ドロアコネクタの分解斜視図で
ある。
【図8】(a)はリセプタクル型ドロアコネクタの平面
図であり、(b)はリセプタクル型ドロアコネクタの一
部破断正面図である。
【図9】互いに連結された両ドロアコネクタの要部の断
面図である。
【図10】互いに連結された両ドロアコネクタの断面図
である。
【図11】転写装置の電気的な接続構成を説明するブロ
ック図である。
【図12】(A)は従来までの電源とコネクタとの接続
態様を示す図であり、(B)はコネクタ接続シーケンス
と印加電圧の関係を示す図である。
【図13】(A)は本実施例での電源とコネクタとの接
続態様を示す図であり、(B)はコネクタ接続シーケン
スと印加電圧の関係を示す図である。
【符号の説明】
5 転写装置 20 定着装置 25 転写紙搬送系 100 画像形成装置本体 201 記録紙検知センサ 302 リセプタクル型ドロアコネクタ 303 プラグ型ドロアコネクタ 306 転写ドライバ基板 401 制御部 402 5V電源 403 24V電源 404,405 シェル 406 本体側FG 407 ユニット側FG 408,409,410,411 グラウンド端子 412,413,414,415 電源端子 416,417 信号端子 418,419 シールドケーブル 430 適正接続検知回路 431 スイッチング回路 404,554 ハウジング部(ケーシング) U ユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング、ケーシングの少なくとも一
    部を覆う導電性のシェル、ならびにケーシング内に配置
    されるグラウンド端子、電源端子および信号端子を備
    え、 対となる電気コネクタに連結されるときに、シェル、グ
    ラウンド端子、電源端子および信号端子の順で接続され
    るようにしてあることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 画像形成装置本体およびこれに着脱自在
    なユニットを電気的に接続するために請求項1記載の電
    気コネクタを一対設けてこれらを互いに接続する電気コ
    ネクタの接続構造であって、 一方の電気コネクタのシェルは画像形成装置本体のボデ
    ィに接地され、他方の電気コネクタのシェルはユニット
    のボディに接地されていることを特徴とする電気コネク
    タの接続構造。
  3. 【請求項3】 両電気コネクタの対応する信号端子同士
    が互いに接続された状態で構成される複数の信号ライン
    は、両電気コネクタ同士が正しく接続されたことを検出
    する適正接続検出回路に接続される信号ラインを含むこ
    とを特徴とする請求項2記載の電気コネクタの接続構
    造。
  4. 【請求項4】 前記適正接続検出回路に接続される信号
    ラインの一端はユニットのボディに接地されており、 前記適正接続検出回路は、これに接続される信号ライン
    の電位と画像形成装置本体側の電気コネクタのシェルの
    電位との比較に基づいて、両電気コネクタの適正接続を
    検出することを特徴とする請求項3記載の電気コネクタ
    の接続構造。
  5. 【請求項5】 前記適正接続検出回路は、両電気コネク
    タの適正接続の検出に応じて作動するスイッチング回路
    に信号を出力することを特徴とする請求項3または4記
    載の電気コネクタの接続構造。
  6. 【請求項6】 両電気コネクタの対応する信号端子同士
    が互いに接続された状態で構成される複数の信号ライン
    は、シールド部材により被覆された少なくとも一つの信
    号ラインを含み、 前記シールド部材はシェルに接続されていることを特徴
    とする請求項2ないし5のいずれか一つに記載の電気コ
    ネクタの接続構造。
  7. 【請求項7】 前記電源端子は相対的に低電位の第1の
    電源端子と、相対的に高電位の第2の電源端子を含み、 前記グラウンド端子は第1の電源端子に対応する第1の
    グラウンド端子と、第2の電源端子に対応する第2のグ
    ラウンド端子とを含み、 第1および第2のグラウンド端子は両シェルを介して互
    いに接続されることを特徴とする請求項2ないし6の何
    れか一つに記載の電気コネクタの接続構造。
  8. 【請求項8】 両電気コネクタは、画像形成装置本体へ
    のユニットの着脱に伴って着脱されるドロアコネクタと
    して構成されていることを特徴とする請求項2ないし7
    の何れか一つに記載の電気コネクタの接続構造。
  9. 【請求項9】 前記ユニットは感光体上の画像を記録材
    に転写する転写器を含むユニットからなることを特徴と
    する請求項2ないし8の何れか一つに記載の電気コネク
    タの接続構造。
  10. 【請求項10】 導電性のシェル、第1の端子、第2の
    端子、第3の端子の順で結合する一対の電気コネクタを
    介してユニットからの信号入力または前記ユニットへの
    信号出力を行うユニット制御装置であって、 前記シェルに前記ユニット制御装置のフレームグラウン
    ドを接続し、前記第1の端子に前記ユニットへ電源供給
    するための電源部のマイナス側を接続し、前記第2の端
    子に前記電源部のプラス側を接続し、前記第3の端子に
    前記ユニットから信号入力するための信号線または前記
    ユニットへ信号出力するための信号線を接続したことを
    特徴とするユニット制御装置。
  11. 【請求項11】 導電性のシェル、第1の端子、第2の
    端子、第3の端子の順で結合する一対の電気コネクタを
    介して制御装置からの信号入力または前記制御装置への
    信号出力を行うユニット装置であって、 前記シェルに前記ユニット装置のフレームグラウンドを
    接続し、前記第1の端子に前記制御装置に設けられた電
    源部のマイナス側に対応づけて前記ユニット装置内の負
    荷を接続し、前記第2の端子に前記電源部のプラス側に
    対応づけて前記負荷を接続し、前記第3の端子に前記制
    御装置から信号入力するための信号線または前記制御装
    置へ信号出力するための信号線を接続したことを特徴と
    するユニット装置。
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