JPH1131261A - カップ式飲料自動販売機のディスプレイ用カップ - Google Patents

カップ式飲料自動販売機のディスプレイ用カップ

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JPH1131261A
JPH1131261A JP18495197A JP18495197A JPH1131261A JP H1131261 A JPH1131261 A JP H1131261A JP 18495197 A JP18495197 A JP 18495197A JP 18495197 A JP18495197 A JP 18495197A JP H1131261 A JPH1131261 A JP H1131261A
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beer
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茂樹 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】常時は自動販売機のディスプレイ室内に展示し
ておき、販売開始に先立って実施するテスト販売で飲料
供給量を調整する際には、ディスプレイ室から取出して
計量カップとして使用できるようにした多機能なディス
プレイ用カップを提供する。 【解決手段】飲料販売用の紙カップと同サイズの透明プ
ラスチック製として作られたディスプレイ用カップ19
の周面に、飲料供給量に対応したレベルに合わせて計量
目盛り線19a,19bを入れるとともに、該カップ周
面の前半面域に中身飲料を模擬した飲料ラベル19cを
表示した構成とし、常時は飲料ラベルを前面に向けて自
動販売機のディスプレイ室14に配した商品展示台18
に陳列し、飲料供給量の調整時にはディスプレイ室から
ベンドステージに移し、テスト販売でカップに注がれる
飲料供給量を目盛り線と対比して調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生ビールなどを
販売するカップ式飲料自動販売機のディスプレイ用カッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この発明の実施対象となる生ビー
ル自動販売機の飲料供給系統,販売動作を図2,図3で
説明する。図2において、1は自動販売機の本体ケー
ス、2は本体ケースの前面外扉に開口した商品取出口3
の内側に画成したベンドステージ、4は機内の冷蔵庫
(図示せず)に収容した生ビールの樽容器、5は樽容器
4の頂部に取付けたビールディスペンスヘッド、6は炭
酸ガス圧力ボンベ、7は樽容器4から引き出してベンド
ステージ2の上方へ配管したビール供給管路8の途中に
接続した冷却コイル、9a,9bはビール供給管路8の
終端に接続したビール液,ビール泡の注出弁、10a,
10bは各弁に接続した供給ノズル、11は図示されて
ないカップ供給機構からベンドステージ2に搬出したカ
ップ(紙製カップ)、12は紙カップ11を保持して昇
降移動するカップ昇降機構である。また、カップ昇降機
構12は昇降ガイドレール12aに沿って移動する傾動
式の昇降台12bと、昇降台12bに連結したカップ受
け12cと、カップ受け12cの昇降移動経路に配した
ストッパ12dとからなり、この構成で後述するビール
の斜め注ぎを行うようにしている。
【0003】次に、ビールの販売動作を図3(a) 〜(c)
で説明する。すなわち、販売待機時にはカップ昇降機構
12が下降,待機している。ここで、販売指令が与えら
れると、カップ供給機構(図示せず)から搬出したカッ
プ11がカップ受け12cに受容保持され、続いてカッ
プ昇降機構12が始動して図3(a) のように上昇移動を
開始するとともに、その上昇経路と途中でカップ受け1
2cがストッパ12dに当たって傾動し、これにより図
3(b) で示すようにカップ11が前傾姿勢に傾く。次に
この位置でカップ昇降機構12を一旦停止し、続いてビ
ール液注出弁9aを開き、ノズル10aを通じて定量の
ビール液を供給する。この場合に、カップ11の姿勢が
傾斜しているので、いわゆる斜め注ぎとなり、ビール液
はカップ11の内周壁面に当たって殆どフォーミングな
しに注がれる。
【0004】続いて、カップ昇降機構12を下降移動に
転じ、カップ受け12cをストッパ12dから離脱させ
て水平姿勢に復帰させた後、図2(c) のようにビール泡
注出弁9bを開いてカップ11に定量のビール泡を注ぎ
足す。そして、カップ11が商品取出口3の位置まで下
降してところでカップ昇降機構12を停止して一連の販
売動作が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したビ
ール自動販売機では、通常の販売に先立ってロケーショ
ン先の現地でテスト販売を繰り返して行い、1回の販売
動作でカップ11に注がれるビール液,ビール泡が規定
量となるようにする調整作業を実施している。この場合
に、正確な計量にはメスシリンダなどを使用する必要が
あるが、その保管管理が面倒であることから、従来では
その都度カップ供給機構から紙カップを搬出して繰り返
しテスト販売を行っているのが現状である。しかしなが
ら、この方法では次記のような問題点がある。すなわ
ち、 (1) 販売用の紙カップは計量目盛りの表示もないことか
ら正確な計量が行えず、しかも紙カップは不透明で泡で
覆われているためにビール液と泡との境界が見えず、ビ
ール液の供給量が適正であるか,否かはその都度ビール
泡を退けて確認しなければならない。
【0006】(2) 紙製のカップは濡れに対して弱く、同
じカップを使って繰り返し計量を行うことが困難である
ことから、ビール供給量の調整には何個もの紙カップを
無駄に捨てて消費することになる。この発明は上記の点
に鑑みなされたものであり、常時は自動販売機のディス
プレイ室内に展示しておき、販売開始に先立って実施す
るテスト販売で飲料供給量を調整する際には、ディスプ
レイ室から取出して計量カップとして使用できるように
したディスプレイ用カップを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、飲料販売用の紙カップと同サイ
ズの透明プラスチック製カップの周面に、飲料供給量に
対応したレベルに合わせて計量目盛り線を入れるととも
に、該カップ周面の前半面域に中身飲料を模擬した飲料
ラベルを表示した構成とし、常時は飲料ラベルを前面に
向けてディスプレイ室内の商品展示台上に陳列し、飲料
供給量の調整時に前記カップをディスプレイ室からベン
ドステージに移してテスト販売の計量カップとして使用
するようにする(請求項1)。
【0008】また、ビール自動販売機に使用するディス
プレイ用カップについては、当該ディスプレイ用カップ
に対し、計量目盛り線をビールの液体と後注ぎする泡と
の境界に相応したレベルに合わせて表示する(請求項
2)ものとし、特に、図2,図3で述べた斜め注ぎ方式
を採用したビール自動販売機では、前記した計量目盛り
線を、カップの斜め注ぎ姿勢に合わせて表示する(請求
項3)のがよい。
【0009】上記のディスプレイ用カップは丈夫で半永
久的に使用でき、通常販売に先立って実施するテスト販
売で飲料供給量の調整を行う際には、多くの紙カップを
無駄に消費することなしに、ディスプレイ室から取出し
たディスプレイ用カップを計量カップとして繰り返し使
用できる。しかも、このディスプレイ用カップは透明カ
ップであり、カップに飲料を注いだ状態では、その中身
を外部から目視確認できる。特に、ビールのようにビー
ル液を先に注いだ後に泡を注ぎ足す飲料でも、ビール液
と泡との境界が外部から目視でき、これをカップに表示
した計量目盛り線と対比することで、メスシリンダを使
用した場合と同様に飲料供給量の正確な計量が行える。
さらに、この計量目盛り線をカップの斜め注ぎ姿勢に合
わせて表示しておけば、テスト販売動作時にカップを傾
けた姿勢でビール液を注いだ状態でも、ビール液の供給
量が適正であるか,否かを目視確認できる。
【0010】また、テスト販売の計量カップとして使用
した後は、再びディスプレイ室内に戻して展示すること
で紛失のおそれもなく、その保管管理に特別な配慮を講
じる必要もない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、ビール自動販売機を対象と
したこの発明の実施の形態を図1(a) 〜(c)に示す実施
例に基づいて説明する。まず、図1(a) において、本体
ケース1の内部には図2,図3で述べたビール供給系統
が組み込まれており、その前面外扉13にはディスプレ
イ室14、商品取出口3,商品選択ボタン15,コイン
機構などを備えた販売操作パネル16、釣銭返却口17
などを備えている。ここで、ディスプレイ室14は前面
を透明樹脂の電照板で覆い、その内部には蛍光灯(図示
せず)を内蔵した商品展示台18を設置し、その上に販
売飲料の見本としてこの発明によるディスプレイ用カッ
プ19を着脱可能に載置して陳列している。
【0012】次に、前記したディスプレイ用カップ19
の構造を図1(b),(c) に示す。このディスプレイ用カッ
プ19は、図2で述べた販売用の紙カップ11と同じサ
イズに作られた透明プラスチック製カップであり、その
カップの周面には1回の販売動作でカップに供給すべき
飲料供給量に対応したレベルに合わせて計量目盛り線1
9a,および傾斜した計量目盛り線19bを表示すると
ともに、該カップ周面の前半面域に中身ビールを模擬し
た飲料ラベル19cを表示した構成になる。なお、前記
の計量目盛り線19aはカップの直立姿勢に対応してお
り、計量目盛り線19bは、図3(b) に示したカップの
傾斜姿勢に合わせて設定する。また、飲料ラベル19c
はカップに直接印刷するか、あるいは写真印刷したシー
トを貼り付ける。
【0013】そして、このディスプレイ用カップ19
は、常時は飲料ラベル19cを前面に向けてディスプレ
イ室内の商品展示台18に陳列し、商品見本のライテン
グカップとして使用する。一方、テスト販売に際して飲
料供給量の調整を行う場合には、ディスプレイ室14か
ら取出して図2に示したベンドステージ3に移し、前記
目盛り線19a,19bが前方から見えるように正面に
向けてカップ昇降機構12のカップ受け12にセットす
る。この状態でテスト販売を繰り返し実施してビール供
給量の調整を行い、その都度カップ内に注がれたビール
液と泡の量を計量目盛り線19a,19bと対比して目
視確認し、販売動作時のビール供給量が適正であるか,
否かを確かめてビール供給量の調整を行う。特に、傾斜
計量目盛り線19bは、図3(b) に示したビール斜め注
ぎの状態でビール液の供給量を対比確認できる。また、
飲料供給量の調整作業が済めば、カップ19を水洗いし
た上で、再びディスプレイ室14に戻して展示台18に
装着する。
【0014】なお、図示実施例はビール自動販売機に使
用するディスプレイ用カップについて述べたが、これに
限定されるものではなく、シロップなどを販売するカッ
プ式飲料自動販売機用としても実施適用できることは勿
論である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、カップ式飲料自動販
売機のディスプレイ室に展示する商品見本として、この
発明によるディスプレイ用カップを採用することによ
り、通常の飲料販売に先立って実施するテスト販売で飲
料供給量の調整を行う際に、従来のように多くの紙カッ
プを無駄に消費することなしに、ディスプレイ室から取
出したディスプレイ用カップを計量カップとして反復使
用することができる。
【0016】しかも、このディスプレイ用カップは透明
でカップに飲料を注いだ状態でも、その中身を外部から
目視確認できる。特に、ビールのようにビール液を先に
注いだ後に泡を注ぎ足す飲料でもビール液と泡との境界
が外部から目視でき、これをカップに表示した計量目盛
り線と対比することで、メスシリンダを使用した場合と
同様に飲料供給量の正確な計量が行える。さらに、この
計量目盛り線をカップの斜め注ぎ姿勢に合わせて傾斜表
示しておけば、テスト販売動作時にカップを傾けた姿勢
でビール液を注いだ状態でも、ビール液の供給量が適正
であるか,否かを目視確認できる。
【0017】また、テスト販売の計量カップとして使用
した後は、再びディスプレイ室内に戻して展示すること
で紛失のおそれもなく、その保管管理に特別な配慮を講
じる必要もないなど、カップ式飲料自動販売機用として
有用なディスプレイ用カップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、(a) はビール自動販
売機の正面図、(b) は(a) 図のディスプレイ室内に展示
したディスプレイ用カップの側面図、(c) は(b) 図の外
観斜視図
【図2】図1(a) のビール自動販売機に組み込んだビー
ル供給系統図
【図3】図2によるビール販売動作の説明図であり、
(a) 〜(c) は販売動作の工程を表す図
【符号の説明】
1 自動販売機の本体ケース 3 商品取出口 13 前面外扉 14 ディスプレイ室 18 商品展示台 19 ディスプレイ用カップ 19a 計量目盛り線 19b 傾斜計量目盛り線 19c 飲料ラベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップ式飲料自動販売機のディスプレイ室
    内に展示するディスプレイ用カップであって、飲料販売
    用の紙カップと同サイズの透明プラスチック製カップの
    周面に、飲料供給量に対応したレベルに合わせて計量目
    盛り線を入れるとともに、該カップ周面の前半面域に中
    身飲料を模擬した飲料ラベルを表示した構成になり、常
    時は飲料ラベルを前面に向けてディスプレイ室内の商品
    展示台上に陳列し、飲料供給量の調整時に前記カップを
    ディスプレイ室からベンドステージに移してテスト販売
    の計量カップとして使用するようにしたことを特徴とす
    るカップ式飲料自動販売機のディスプレイ用カップ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスプレイ用カップにお
    いて、当該ディスプレイ用カップがビール販売用のカッ
    プであり、かつ計量目盛り線をビールの液体と後注ぎす
    る泡との境界に相応したレベルに合わせて表示したこと
    を特徴とするカップ式飲料自動販売機のディスプレイ用
    カップ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のディスプレイ用カップにお
    いて、計量目盛り線を、カップの斜め注ぎ姿勢に合わせ
    て表示したことを特徴とするカップ式飲料自動販売機の
    ディスプレイ用カップ。
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