JPH11312640A - 処理装置および該処理装置を用いたデバイス製造方法 - Google Patents
処理装置および該処理装置を用いたデバイス製造方法Info
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- JPH11312640A JPH11312640A JP11015102A JP1510299A JPH11312640A JP H11312640 A JPH11312640 A JP H11312640A JP 11015102 A JP11015102 A JP 11015102A JP 1510299 A JP1510299 A JP 1510299A JP H11312640 A JPH11312640 A JP H11312640A
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/20—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
- G05D16/2006—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
- G05D16/2013—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Automation & Control Theory (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 減圧チャンバー内の雰囲気気体に所望の気流
を生じさせ、局部的な温度ムラをなくして、安定した雰
囲気状態を維持することができる処理装置を提供する。 【解決手段】 露光処理部を収容した減圧チャンバー1
内の雰囲気気体を真空ポンプ20によって排気すること
により雰囲気圧力を制御する排気ライン11と真空ポン
プ20によって排気された気体を還流させる循環供給ラ
イン12と循環供給ライン12から分岐して気体を還流
させる分岐供給ライン12Aを備え、チャンバー内へ還
流させる気体を吹き出し口15、17から吹き出すこと
により、処理部の周りに沿ったダウンフローの気流や局
所的な吹き付けを生じさせ、チャンバー内の発熱源によ
って発生する熱等を充分に放熱させて、局所的な温度差
によって発生する気体の揺らぎを回避させ、安定した雰
囲気状態を維持する。
を生じさせ、局部的な温度ムラをなくして、安定した雰
囲気状態を維持することができる処理装置を提供する。 【解決手段】 露光処理部を収容した減圧チャンバー1
内の雰囲気気体を真空ポンプ20によって排気すること
により雰囲気圧力を制御する排気ライン11と真空ポン
プ20によって排気された気体を還流させる循環供給ラ
イン12と循環供給ライン12から分岐して気体を還流
させる分岐供給ライン12Aを備え、チャンバー内へ還
流させる気体を吹き出し口15、17から吹き出すこと
により、処理部の周りに沿ったダウンフローの気流や局
所的な吹き付けを生じさせ、チャンバー内の発熱源によ
って発生する熱等を充分に放熱させて、局所的な温度差
によって発生する気体の揺らぎを回避させ、安定した雰
囲気状態を維持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理部を内部に収
容した減圧密閉容器を備えた処理装置に関し、特に、半
導体素子の製造等に適した減圧密閉容器を備えた処理装
置および該処理装置を用いたデバイス製造方法に関する
ものである。
容した減圧密閉容器を備えた処理装置に関し、特に、半
導体素子の製造等に適した減圧密閉容器を備えた処理装
置および該処理装置を用いたデバイス製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の製造等に用いられる露光装
置は、半導体素子の微細化や高集積化に伴ない、露光光
としてX線が有望視されている。半導体露光装置の露光
光としてX線を使用する場合、X線は、大気による減衰
が著しいため、超高真空に保たれたビームダクトを通っ
て露光室に導入されている。そして、露光室には、ウエ
ハ等の基板を吸着チャックにより吸着保持して位置決め
する基板位置決めステージおよびマスクを保持するマス
ク保持装置が収容され、さらに、露光光を基板の所望の
位置に正確に露光するために基板の位置を高精度に位置
決めする必要があることから、基板を保持する基板位置
決めステージの位置を計測するレーザ干渉計測長器等が
収容されており、この露光室は、X線の減衰を防ぐとと
もに、ウエハ等の基板やマスクの放熱を促進するため
に、ヘリウムガス等の減圧雰囲気に保持された減圧チャ
ンバーとし、露光光としてのX線は、マスク保持装置に
保持されたマスクのパターンを基板位置決めステージに
よって位置決めされたウエハ等の基板に転写するように
構成されている。
置は、半導体素子の微細化や高集積化に伴ない、露光光
としてX線が有望視されている。半導体露光装置の露光
光としてX線を使用する場合、X線は、大気による減衰
が著しいため、超高真空に保たれたビームダクトを通っ
て露光室に導入されている。そして、露光室には、ウエ
ハ等の基板を吸着チャックにより吸着保持して位置決め
する基板位置決めステージおよびマスクを保持するマス
ク保持装置が収容され、さらに、露光光を基板の所望の
位置に正確に露光するために基板の位置を高精度に位置
決めする必要があることから、基板を保持する基板位置
決めステージの位置を計測するレーザ干渉計測長器等が
収容されており、この露光室は、X線の減衰を防ぐとと
もに、ウエハ等の基板やマスクの放熱を促進するため
に、ヘリウムガス等の減圧雰囲気に保持された減圧チャ
ンバーとし、露光光としてのX線は、マスク保持装置に
保持されたマスクのパターンを基板位置決めステージに
よって位置決めされたウエハ等の基板に転写するように
構成されている。
【0003】ところで、減圧チャンバー内の圧力は、X
線透過量に影響を与え、チャンバー内圧力に変動が生じ
ると露光ムラの原因となる。雰囲気気体の純度は、減圧
チャンバーの気密性による大気のリークや位置決めステ
ージ等に用いられる静圧軸受やエアベアリング等から漏
出する不純ガス等によって低下し、その結果として、X
線透過量を低下させ、露光装置としての精度劣化やスル
ープットの低下を引き起こしてしまう。また、減圧チャ
ンバー内に配置された位置決めステージ等のアクチュエ
ータや電気基板、レーザ発振器等の熱の発生源により、
あるいはウエハ等の基板やマスクに対する露光光の照射
等により、局部的な温度上昇が減圧チャンバー内に発生
する。このような局部的な温度上昇は、マスクや基板を
熱変形させて精度の良い転写を行うことができなくな
る。また、局部的な温度変化は、レーザ干渉計測長器の
出射するレーザ光の光路上の測長パスに局部的な温度差
により気体の揺らぎを生じさせる。この気体の揺らぎは
屈折率を変動させ測定の誤差要因となり、レーザ干渉計
測長器の測定値がばらつき、位置決め精度の低下をもた
らすこととなる。このように減圧雰囲気の圧力や温度お
よび雰囲気気体の純度等は高精度に制御することが必要
となっている。
線透過量に影響を与え、チャンバー内圧力に変動が生じ
ると露光ムラの原因となる。雰囲気気体の純度は、減圧
チャンバーの気密性による大気のリークや位置決めステ
ージ等に用いられる静圧軸受やエアベアリング等から漏
出する不純ガス等によって低下し、その結果として、X
線透過量を低下させ、露光装置としての精度劣化やスル
ープットの低下を引き起こしてしまう。また、減圧チャ
ンバー内に配置された位置決めステージ等のアクチュエ
ータや電気基板、レーザ発振器等の熱の発生源により、
あるいはウエハ等の基板やマスクに対する露光光の照射
等により、局部的な温度上昇が減圧チャンバー内に発生
する。このような局部的な温度上昇は、マスクや基板を
熱変形させて精度の良い転写を行うことができなくな
る。また、局部的な温度変化は、レーザ干渉計測長器の
出射するレーザ光の光路上の測長パスに局部的な温度差
により気体の揺らぎを生じさせる。この気体の揺らぎは
屈折率を変動させ測定の誤差要因となり、レーザ干渉計
測長器の測定値がばらつき、位置決め精度の低下をもた
らすこととなる。このように減圧雰囲気の圧力や温度お
よび雰囲気気体の純度等は高精度に制御することが必要
となっている。
【0004】そのため、X線露光室のような減圧された
密閉容器内の圧力を一定に保持し、雰囲気気体の純度の
低下を抑えて雰囲気気体の純度を保つための方法として
は、例えば、特開平2−98120号公報に開示されて
いるように、密閉容器内の圧力を検出する圧力センサの
検出結果に基づいて雰囲気気体の排気を調整して密閉容
器内の圧力を一定となるように制御するとともに、密閉
容器内の雰囲気気体のリーク量の任意倍数分の高純度ガ
スを流入する方法などが知られている。
密閉容器内の圧力を一定に保持し、雰囲気気体の純度の
低下を抑えて雰囲気気体の純度を保つための方法として
は、例えば、特開平2−98120号公報に開示されて
いるように、密閉容器内の圧力を検出する圧力センサの
検出結果に基づいて雰囲気気体の排気を調整して密閉容
器内の圧力を一定となるように制御するとともに、密閉
容器内の雰囲気気体のリーク量の任意倍数分の高純度ガ
スを流入する方法などが知られている。
【0005】また、X線露光室としての密閉容器をヘリ
ウムガス等の減圧雰囲気に保持された減圧チャンバーと
し、減圧チャンバー内の位置決めステージに用いられる
静圧軸受の作動流体として雰囲気気体であるヘリウムガ
スをコンプレッサにより加圧して使用し、そして、チャ
ンバー内圧力を検出してその検出結果に基づいて真空ポ
ンプによるヘリウムガスの排気量を調整してチャンバー
内圧力を所定の真空圧力に維持するように制御し、ま
た、真空ポンプにより真空排気されたヘリウムガスを減
圧チャンバー内へ還流させてヘリウムガスの消費量を削
減させるとともに減圧チャンバー内のヘリウムガスの純
度を一定に保ち露光ムラを減少させるようにした技術も
特開平2−156625号公報に記載されている。
ウムガス等の減圧雰囲気に保持された減圧チャンバーと
し、減圧チャンバー内の位置決めステージに用いられる
静圧軸受の作動流体として雰囲気気体であるヘリウムガ
スをコンプレッサにより加圧して使用し、そして、チャ
ンバー内圧力を検出してその検出結果に基づいて真空ポ
ンプによるヘリウムガスの排気量を調整してチャンバー
内圧力を所定の真空圧力に維持するように制御し、ま
た、真空ポンプにより真空排気されたヘリウムガスを減
圧チャンバー内へ還流させてヘリウムガスの消費量を削
減させるとともに減圧チャンバー内のヘリウムガスの純
度を一定に保ち露光ムラを減少させるようにした技術も
特開平2−156625号公報に記載されている。
【0006】さらに、減圧チャンバー内を所定の圧力に
維持するようにチャンバー内の雰囲気気体を真空ポンプ
により真空排気させ、この排出された気体をコンプレッ
サにより圧縮してタンクに回収した後に気体精製器で精
製して気体純度を向上させ、その後にさらに減圧チャン
バーへ循環させるようにして、高価なヘリウムガス等の
雰囲気気体の利用効率を高め、ランニングコストの低減
を図るようになした雰囲気気体の循環系も特開平8−2
64404号公報に開示されている。
維持するようにチャンバー内の雰囲気気体を真空ポンプ
により真空排気させ、この排出された気体をコンプレッ
サにより圧縮してタンクに回収した後に気体精製器で精
製して気体純度を向上させ、その後にさらに減圧チャン
バーへ循環させるようにして、高価なヘリウムガス等の
雰囲気気体の利用効率を高め、ランニングコストの低減
を図るようになした雰囲気気体の循環系も特開平8−2
64404号公報に開示されている。
【0007】また、大気中における半導体露光装置にお
いては、露光装置を収容したチャンバー内に空調装置を
接続し、チャンバー内に配置したモータ等の駆動源や電
気基板、レーザ発振器等の熱の発生源によるチャンバー
内の温度の上昇を制御して、温度を一定に維持するよう
にチャンバー内の雰囲気環境を制御する技術が知られて
いる。この種の空調装置は、送風機(ファン)およびヒ
ータとクーラー等の熱交換器からなり、チャンバー内や
外気から空気を取り込み、取り込んだ空気を熱交換器に
よって温度調整した後、送風機によって吹き出し口から
チャンバー内へ送り出し、チャンバー内の空気を所定の
流路で循環させながら空気を温度調整することによりチ
ャンバー内の温度変動や温度ムラをなくするように制御
し、そして、空気を循環させる経路に設けたフィルター
によって塵埃を取り除きチャンバー内のクリーン度を制
御している。
いては、露光装置を収容したチャンバー内に空調装置を
接続し、チャンバー内に配置したモータ等の駆動源や電
気基板、レーザ発振器等の熱の発生源によるチャンバー
内の温度の上昇を制御して、温度を一定に維持するよう
にチャンバー内の雰囲気環境を制御する技術が知られて
いる。この種の空調装置は、送風機(ファン)およびヒ
ータとクーラー等の熱交換器からなり、チャンバー内や
外気から空気を取り込み、取り込んだ空気を熱交換器に
よって温度調整した後、送風機によって吹き出し口から
チャンバー内へ送り出し、チャンバー内の空気を所定の
流路で循環させながら空気を温度調整することによりチ
ャンバー内の温度変動や温度ムラをなくするように制御
し、そして、空気を循環させる経路に設けたフィルター
によって塵埃を取り除きチャンバー内のクリーン度を制
御している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術において、大気中における空調装置によ
る環境制御においては、局所的な温度上昇をなくして温
度ムラを低減し、温度差によって生じる気体の揺らぎを
回避できるとしても、空調装置に用いる送風機は、露光
部から遠く離して配置すると所望のダウンフローの風速
を得ることができないことから、露光部の極く近傍に配
設する必要がある。このため、送風機が発生する振動
は、送風機が露光部に直接接していなくとも近傍に配設
されていれば、配管等を伝わって露光部の位置決めステ
ージやマスク保持装置を振動させ、これらのステージ等
の振動は、基板とマスクの相対位置を移動させることと
なり、転写パターンの線幅が所望の数値を得ることがで
きなくなり、また解像度が悪くなったりする。さらに、
送風機の駆動部は発熱量が大きく、水冷パイプ等を付設
して冷却する必要があり、それらの付設設備の分だけ容
量を大きくする必要があるために、大きなスペースが必
要となり、1台の露光装置のフットプリントが大きくな
って、1フロアに配置できる露光装置の数が少なくな
り、コストアップにつながってしまう。そして、この種
の送風機を用いる空調装置を減圧雰囲気中に採用する
と、送風機の回転部に使用されている潤滑剤が、減圧雰
囲気中において蒸発するために、送風機の耐久性は著し
く低下してしまう。このように、送風機を用いた空調装
置を、X線を露光光とする露光装置を収容する減圧チャ
ンバーに採用することは好ましくない。
ような従来技術において、大気中における空調装置によ
る環境制御においては、局所的な温度上昇をなくして温
度ムラを低減し、温度差によって生じる気体の揺らぎを
回避できるとしても、空調装置に用いる送風機は、露光
部から遠く離して配置すると所望のダウンフローの風速
を得ることができないことから、露光部の極く近傍に配
設する必要がある。このため、送風機が発生する振動
は、送風機が露光部に直接接していなくとも近傍に配設
されていれば、配管等を伝わって露光部の位置決めステ
ージやマスク保持装置を振動させ、これらのステージ等
の振動は、基板とマスクの相対位置を移動させることと
なり、転写パターンの線幅が所望の数値を得ることがで
きなくなり、また解像度が悪くなったりする。さらに、
送風機の駆動部は発熱量が大きく、水冷パイプ等を付設
して冷却する必要があり、それらの付設設備の分だけ容
量を大きくする必要があるために、大きなスペースが必
要となり、1台の露光装置のフットプリントが大きくな
って、1フロアに配置できる露光装置の数が少なくな
り、コストアップにつながってしまう。そして、この種
の送風機を用いる空調装置を減圧雰囲気中に採用する
と、送風機の回転部に使用されている潤滑剤が、減圧雰
囲気中において蒸発するために、送風機の耐久性は著し
く低下してしまう。このように、送風機を用いた空調装
置を、X線を露光光とする露光装置を収容する減圧チャ
ンバーに採用することは好ましくない。
【0009】また、露光装置を収容した減圧チャンバー
内の減圧雰囲気の圧力や温度そして雰囲気気体の純度を
制御して、基板やマスクの放熱を促進しX線の減衰を防
止するようにした技術が前述したように従来から知られ
ているとはいえ、前述したような技術では、減圧チャン
バー内の雰囲気気体に気流を積極的に発生させるもので
はなく、基板やマスクの露光光の照射による温度上昇を
防止する放熱の促進を充分に行なうことができず、位置
決めステージの駆動手段や電気基板、レーザ発振器等の
発熱源から生じる熱も充分に排除することができず、局
部的な温度上昇や温度変動が生じて、露光ムラを発生さ
せ、さらに、マスクや基板は露光光により熱変形が生じ
るなど、高精度な転写を行うことができないという問題
点があった。
内の減圧雰囲気の圧力や温度そして雰囲気気体の純度を
制御して、基板やマスクの放熱を促進しX線の減衰を防
止するようにした技術が前述したように従来から知られ
ているとはいえ、前述したような技術では、減圧チャン
バー内の雰囲気気体に気流を積極的に発生させるもので
はなく、基板やマスクの露光光の照射による温度上昇を
防止する放熱の促進を充分に行なうことができず、位置
決めステージの駆動手段や電気基板、レーザ発振器等の
発熱源から生じる熱も充分に排除することができず、局
部的な温度上昇や温度変動が生じて、露光ムラを発生さ
せ、さらに、マスクや基板は露光光により熱変形が生じ
るなど、高精度な転写を行うことができないという問題
点があった。
【0010】さらに、露光装置を収容した減圧チャンバ
ーにおいて、基板位置決めステージの位置を計測し基板
を精度良く位置決めするために用いられるレーザ干渉計
測長器は、出射するレーザ光の光路上における熱に起因
する気体の揺らぎによる屈折率の変動が測定の誤差要因
となり、位置決め精度の低下につながる。そのため、レ
ーザ干渉計測長器の精度に悪影響を及ぼす気体の揺らぎ
をなくして雰囲気気体を安定した状態に保つ必要があ
る。
ーにおいて、基板位置決めステージの位置を計測し基板
を精度良く位置決めするために用いられるレーザ干渉計
測長器は、出射するレーザ光の光路上における熱に起因
する気体の揺らぎによる屈折率の変動が測定の誤差要因
となり、位置決め精度の低下につながる。そのため、レ
ーザ干渉計測長器の精度に悪影響を及ぼす気体の揺らぎ
をなくして雰囲気気体を安定した状態に保つ必要があ
る。
【0011】すなわち、レーザ干渉計測長器のレーザ光
は、標準状態の空気中において、温度変化1℃で約1p
pmの屈折率変化が生じ、この屈折率の変化によって、
例えば、ステージまでの距離500mmを測定する干渉
計はその1ppmにあたる500nmの測定誤差を生じ
ることになる。ところで、マスクと基板の重ね合わせ精
度は10nm以下を要求されており、位置を検知する干
渉計は少なくとも5nm以下の測定精度が必要である。
したがって、干渉計の測定誤差の低減のためには、干渉
計光路の測長パスの温度変化は、0.01℃程度に管理
されるべきである。1/5気圧等の減圧ヘリウム雰囲気
中では、温度変化による屈折率変化は、標準状態の空気
に比べ1/40程度であるが、やはり0.4℃程度に管
理する必要があり、このような条件下でも、重ね合わせ
精度を向上させるために、干渉計の測長誤差を2.5n
m以下にするには、温度変化を0.2℃程度に管理しな
ければならない。しかしながら、減圧チャンバー内に
は、位置決めステージの駆動手段や電気基板、レーザ発
振器等の発熱源があり、これらの周りの雰囲気が暖めら
れ、暖められた気体が干渉計光路の測長パスに漂うこと
があり、干渉計の測定値のばらつきの原因となってい
た。
は、標準状態の空気中において、温度変化1℃で約1p
pmの屈折率変化が生じ、この屈折率の変化によって、
例えば、ステージまでの距離500mmを測定する干渉
計はその1ppmにあたる500nmの測定誤差を生じ
ることになる。ところで、マスクと基板の重ね合わせ精
度は10nm以下を要求されており、位置を検知する干
渉計は少なくとも5nm以下の測定精度が必要である。
したがって、干渉計の測定誤差の低減のためには、干渉
計光路の測長パスの温度変化は、0.01℃程度に管理
されるべきである。1/5気圧等の減圧ヘリウム雰囲気
中では、温度変化による屈折率変化は、標準状態の空気
に比べ1/40程度であるが、やはり0.4℃程度に管
理する必要があり、このような条件下でも、重ね合わせ
精度を向上させるために、干渉計の測長誤差を2.5n
m以下にするには、温度変化を0.2℃程度に管理しな
ければならない。しかしながら、減圧チャンバー内に
は、位置決めステージの駆動手段や電気基板、レーザ発
振器等の発熱源があり、これらの周りの雰囲気が暖めら
れ、暖められた気体が干渉計光路の測長パスに漂うこと
があり、干渉計の測定値のばらつきの原因となってい
た。
【0012】また、露光装置等の処理部を収容する減圧
チャンバー内には、基板を保持して基板の位置決めを行
なう基板位置決めステージが収容され、基板を保持する
ために吸着チャックが用いられている。この種の吸着チ
ャックは減圧チャンバー外に配置された真空ポンプに連
結されており、基板を基板位置決めステージに吸着保持
する度に真空ポンプが作動され、この真空ポンプの作動
によってチャンバー内の雰囲気気体は吸着チャックを介
して排出されることとなる。これにより、減圧チャンバ
ー内の圧力は吸着チャックの真空ポンプの作動の度に一
時的に低下する。一方、従来の減圧チャンバーにおいて
は、所定量の雰囲気気体を新たに供給しているけれど
も、これは減圧チャンバーの気密性等に関連する大気の
リークを補償するためのものであり、吸着チャックの真
空ポンプによる雰囲気気体の流出を考慮するものではな
かった。したがって、吸着チャック用の真空ポンプによ
る雰囲気気体の排出は、基板の吸着作動の度に生じてお
り、装置を長時間稼働させていると、吸着用の真空ポン
プによる雰囲気気体の総排出量は大きいものとなり、前
述の大気のリークを補償するための所定量の気体の供給
のみでは補償することができなくなり、減圧チャンバー
内の圧力が徐々に低下してしまい、減圧チャンバー内の
雰囲気圧力を精度良く制御することができなくなる可能
性があった。このように減圧チャンバー内の雰囲気圧力
を精度良く制御することができなくなると、X線透過量
に影響を与えて露光ムラが生じ、露光精度を劣化させる
という問題点があった。
チャンバー内には、基板を保持して基板の位置決めを行
なう基板位置決めステージが収容され、基板を保持する
ために吸着チャックが用いられている。この種の吸着チ
ャックは減圧チャンバー外に配置された真空ポンプに連
結されており、基板を基板位置決めステージに吸着保持
する度に真空ポンプが作動され、この真空ポンプの作動
によってチャンバー内の雰囲気気体は吸着チャックを介
して排出されることとなる。これにより、減圧チャンバ
ー内の圧力は吸着チャックの真空ポンプの作動の度に一
時的に低下する。一方、従来の減圧チャンバーにおいて
は、所定量の雰囲気気体を新たに供給しているけれど
も、これは減圧チャンバーの気密性等に関連する大気の
リークを補償するためのものであり、吸着チャックの真
空ポンプによる雰囲気気体の流出を考慮するものではな
かった。したがって、吸着チャック用の真空ポンプによ
る雰囲気気体の排出は、基板の吸着作動の度に生じてお
り、装置を長時間稼働させていると、吸着用の真空ポン
プによる雰囲気気体の総排出量は大きいものとなり、前
述の大気のリークを補償するための所定量の気体の供給
のみでは補償することができなくなり、減圧チャンバー
内の圧力が徐々に低下してしまい、減圧チャンバー内の
雰囲気圧力を精度良く制御することができなくなる可能
性があった。このように減圧チャンバー内の雰囲気圧力
を精度良く制御することができなくなると、X線透過量
に影響を与えて露光ムラが生じ、露光精度を劣化させる
という問題点があった。
【0013】さらにまた、上述のような従来技術におい
ては、減圧チャンバー内の圧力を所定の真空圧力に維持
するように雰囲気気体を真空排気した後に、その気体を
精製して再度減圧チャンバー内へ循環させて、雰囲気気
体として使用する高価なヘリウムガスの装置の稼働中の
利用効率を高めて、その消費量を削減し、ランニングコ
ストの低減を図っているけれども、減圧チャンバー内に
収容されている半導体露光装置等の装置のメンテナンス
や装置の稼働の停止等のために装置を休止する場合に、
減圧チャンバー内の雰囲気気体は、減圧チャンバーや循
環系から大気へ放出され、減圧チャンバー内に大気圧の
窒素ガスや空気を充満させた後に、メンテナンス等の作
業を行ない、あるいは装置を停止させていた。すなわ
ち、装置をメンテナンス等のために休止する度に雰囲気
気体としての高価なヘリウムガスを放出しており、ヘリ
ウムガスの消費量の削減およびランニングコストの低減
を充分に図ることができるものではなかった。
ては、減圧チャンバー内の圧力を所定の真空圧力に維持
するように雰囲気気体を真空排気した後に、その気体を
精製して再度減圧チャンバー内へ循環させて、雰囲気気
体として使用する高価なヘリウムガスの装置の稼働中の
利用効率を高めて、その消費量を削減し、ランニングコ
ストの低減を図っているけれども、減圧チャンバー内に
収容されている半導体露光装置等の装置のメンテナンス
や装置の稼働の停止等のために装置を休止する場合に、
減圧チャンバー内の雰囲気気体は、減圧チャンバーや循
環系から大気へ放出され、減圧チャンバー内に大気圧の
窒素ガスや空気を充満させた後に、メンテナンス等の作
業を行ない、あるいは装置を停止させていた。すなわ
ち、装置をメンテナンス等のために休止する度に雰囲気
気体としての高価なヘリウムガスを放出しており、ヘリ
ウムガスの消費量の削減およびランニングコストの低減
を充分に図ることができるものではなかった。
【0014】そこで、本発明は、上記の従来技術の有す
る未解決の課題に鑑みてなされたものであって、本発明
の目的は、減圧密閉容器内における雰囲気気体に所望の
気流を生じさせ、温度ムラをなくするとともに温度差に
より生じる空気の揺らぎを回避して、安定した雰囲気状
態を維持することができる処理装置を提供することであ
る。
る未解決の課題に鑑みてなされたものであって、本発明
の目的は、減圧密閉容器内における雰囲気気体に所望の
気流を生じさせ、温度ムラをなくするとともに温度差に
より生じる空気の揺らぎを回避して、安定した雰囲気状
態を維持することができる処理装置を提供することであ
る。
【0015】また、本発明の他の目的は、減圧密閉容器
における圧力の低下を効率良く補償して、密閉容器内の
圧力制御の精度を向上させることができる処理装置を提
供することである。
における圧力の低下を効率良く補償して、密閉容器内の
圧力制御の精度を向上させることができる処理装置を提
供することである。
【0016】さらに、本発明の他の目的は、減圧密閉容
器における雰囲気気体を装置の休止時に雰囲気気体の循
環系内に貯溜させて、雰囲気気体の消費量の削減および
ランニングコストの低減を図ることができる処理装置を
提供することである。
器における雰囲気気体を装置の休止時に雰囲気気体の循
環系内に貯溜させて、雰囲気気体の消費量の削減および
ランニングコストの低減を図ることができる処理装置を
提供することである。
【0017】そして、本発明の他の目的は、上記の処理
装置を用いたデバイス製造方法を提供することである。
装置を用いたデバイス製造方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の処理装置は、処理部を収容した減圧密閉容
器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することに
よって容器内圧力を所定の真空圧力に制御する圧力制御
手段と、前記減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を
前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環系と
を備え、前記循環系により前記減圧密閉容器内へ還流さ
れる雰囲気気体は、前記処理部に沿って所望の方向への
気流を生じさせるように、前記減圧密閉容器内に吹き出
されることを特徴とする。
め、本発明の処理装置は、処理部を収容した減圧密閉容
器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することに
よって容器内圧力を所定の真空圧力に制御する圧力制御
手段と、前記減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を
前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環系と
を備え、前記循環系により前記減圧密閉容器内へ還流さ
れる雰囲気気体は、前記処理部に沿って所望の方向への
気流を生じさせるように、前記減圧密閉容器内に吹き出
されることを特徴とする。
【0019】本発明の処理装置においては、前記減圧密
閉容器内の雰囲気気体の排気はポンプにより行なわれる
ことが好ましい。
閉容器内の雰囲気気体の排気はポンプにより行なわれる
ことが好ましい。
【0020】本発明の処理装置においては、前記循環系
により前記減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体は、
前記減圧密閉容器の上方部に配設された吹き出し口から
吹き出され、下方部に配設された吸い込み口の方へ流れ
るダウンフローの気流を生じさせることが好ましく、あ
るいはまた、前記減圧密閉容器内に配設されたレーザ干
渉計測長器の測長パスに向けて局所的に吹き出されるこ
とことが好ましい。
により前記減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体は、
前記減圧密閉容器の上方部に配設された吹き出し口から
吹き出され、下方部に配設された吸い込み口の方へ流れ
るダウンフローの気流を生じさせることが好ましく、あ
るいはまた、前記減圧密閉容器内に配設されたレーザ干
渉計測長器の測長パスに向けて局所的に吹き出されるこ
とことが好ましい。
【0021】本発明の処理装置においては、前記循環系
により前記減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体の一
部は、前記減圧密閉容器の上方部に配設された吹き出し
口から吹き出され、下方部に配設された吸い込み口の方
へ流れるダウンフローの気流を生じさせ、還流される雰
囲気気体の一部は、前記減圧密閉容器内に配設されたレ
ーザ干渉計測長器の測長パスに向けて局所的に吹き出さ
れることが好ましい。
により前記減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体の一
部は、前記減圧密閉容器の上方部に配設された吹き出し
口から吹き出され、下方部に配設された吸い込み口の方
へ流れるダウンフローの気流を生じさせ、還流される雰
囲気気体の一部は、前記減圧密閉容器内に配設されたレ
ーザ干渉計測長器の測長パスに向けて局所的に吹き出さ
れることが好ましい。
【0022】本発明の処理装置においては、前記雰囲気
気体の循環系において、ケミカルフィルターをほぼ大気
圧またはそれ以上の圧力を有する箇所に配置することが
でき、また、パーティクル捕集用のフィルターの下流に
位置する気体吹き出し口に気体の温度を計測する温度セ
ンサを配置し、該温度センサによる計測結果に基づいて
気体温度調整部を制御するように構成し、前記気体吹き
出し口における気体の温度を所定の温度に維持すること
もできる。
気体の循環系において、ケミカルフィルターをほぼ大気
圧またはそれ以上の圧力を有する箇所に配置することが
でき、また、パーティクル捕集用のフィルターの下流に
位置する気体吹き出し口に気体の温度を計測する温度セ
ンサを配置し、該温度センサによる計測結果に基づいて
気体温度調整部を制御するように構成し、前記気体吹き
出し口における気体の温度を所定の温度に維持すること
もできる。
【0023】さらに、本発明の処理装置は、処理部を収
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
をコンプレッサまたはポンプにより排気するとともに昇
圧して前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循
環系とを備え、前記循環系により前記減圧密閉容器内へ
還流される雰囲気気体は、前記処理部に沿って所望の方
向への気流を生じさせるように、前記減圧密閉容器内に
吹き出されることを特徴とする。
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
をコンプレッサまたはポンプにより排気するとともに昇
圧して前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循
環系とを備え、前記循環系により前記減圧密閉容器内へ
還流される雰囲気気体は、前記処理部に沿って所望の方
向への気流を生じさせるように、前記減圧密閉容器内に
吹き出されることを特徴とする。
【0024】さらに、本発明の処理装置は、処理部を収
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
を排気することによって容器内圧力を所定の圧力に制御
する圧力制御手段と、前記減圧密閉容器から排気された
雰囲気気体を前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気
体の循環系と、前記減圧密閉容器から排気された雰囲気
気体を加圧して前記減圧密閉容器内へ還流させる高圧気
体の循環系とを備え、前記雰囲気気体の循環系に該循環
系以外から気体を補充するようにしたことを特徴とす
る。
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
を排気することによって容器内圧力を所定の圧力に制御
する圧力制御手段と、前記減圧密閉容器から排気された
雰囲気気体を前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気
体の循環系と、前記減圧密閉容器から排気された雰囲気
気体を加圧して前記減圧密閉容器内へ還流させる高圧気
体の循環系とを備え、前記雰囲気気体の循環系に該循環
系以外から気体を補充するようにしたことを特徴とす
る。
【0025】本発明の処理装置においては、前記圧力制
御手段は、流量制御弁とポンプと減圧密閉容器内の圧力
を検出する圧力センサと該圧力センサの検出結果に基づ
いて前記流量制御弁を調整するコントローラを有し、前
記雰囲気気体の循環系は、前記ポンプにより排気された
雰囲気気体を蓄えるタンクと流量コントロール部を有
し、前記タンクに蓄えられている気体を前記流量コント
ロール部を介して一定流量として前記減圧密閉容器内へ
還流させ、前記高圧気体の循環系は、前記ポンプにより
排気された雰囲気気体を圧縮するコンプレッサと圧縮さ
れた高圧気体を蓄える高圧タンクと該高圧気体を減圧し
て前記減圧密閉容器内へ還流させるレギュレータを有し
ていることが好ましい。
御手段は、流量制御弁とポンプと減圧密閉容器内の圧力
を検出する圧力センサと該圧力センサの検出結果に基づ
いて前記流量制御弁を調整するコントローラを有し、前
記雰囲気気体の循環系は、前記ポンプにより排気された
雰囲気気体を蓄えるタンクと流量コントロール部を有
し、前記タンクに蓄えられている気体を前記流量コント
ロール部を介して一定流量として前記減圧密閉容器内へ
還流させ、前記高圧気体の循環系は、前記ポンプにより
排気された雰囲気気体を圧縮するコンプレッサと圧縮さ
れた高圧気体を蓄える高圧タンクと該高圧気体を減圧し
て前記減圧密閉容器内へ還流させるレギュレータを有し
ていることが好ましい。
【0026】本発明の処理装置においては、前記雰囲気
気体の循環系に配設したタンクに、前記タンク内の圧力
を計測する圧力センサの計測結果に基づいて開閉制御さ
れる制御弁を備えた気体供給源を付設し、前記タンク内
の圧力の低下に応じて前記制御弁を介して前記気体供給
源から前記タンク内へ気体を補充するように構成するこ
とが好ましく、あるいはまた、前記雰囲気気体の循環系
に配設したタンクに、前記タンク内の圧力を計測する圧
力センサの計測結果に基づいて開閉制御される制御弁を
備えた気体供給源および前記圧力センサの計測結果に基
づいて開閉制御される制御弁を備えた排気ポンプをそれ
ぞれ付設し、前記タンク内の圧力を制御するように構成
することが好ましい。また、前記雰囲気気体の循環系に
配設したタンクと前記高圧気体の循環系に配設した高圧
の気体を貯える高圧タンクとを、前記タンク内の圧力を
計測する圧力センサの計測結果に基づいて開閉制御され
る制御弁を有する配管で連結し、前記タンク内の圧力の
低下に応じて前記制御弁を介して前記高圧タンクから高
圧の気体を前記タンク内へ補充するように構成すること
もでき、さらに、前記減圧密閉容器内に収容された吸着
チャックを作動させる真空ポンプを配管をもって前記雰
囲気気体の循環系に連結し、前記真空ポンプにより基板
吸着時に排出される雰囲気気体を前記雰囲気気体の循環
系に導入するように構成することもできる。
気体の循環系に配設したタンクに、前記タンク内の圧力
を計測する圧力センサの計測結果に基づいて開閉制御さ
れる制御弁を備えた気体供給源を付設し、前記タンク内
の圧力の低下に応じて前記制御弁を介して前記気体供給
源から前記タンク内へ気体を補充するように構成するこ
とが好ましく、あるいはまた、前記雰囲気気体の循環系
に配設したタンクに、前記タンク内の圧力を計測する圧
力センサの計測結果に基づいて開閉制御される制御弁を
備えた気体供給源および前記圧力センサの計測結果に基
づいて開閉制御される制御弁を備えた排気ポンプをそれ
ぞれ付設し、前記タンク内の圧力を制御するように構成
することが好ましい。また、前記雰囲気気体の循環系に
配設したタンクと前記高圧気体の循環系に配設した高圧
の気体を貯える高圧タンクとを、前記タンク内の圧力を
計測する圧力センサの計測結果に基づいて開閉制御され
る制御弁を有する配管で連結し、前記タンク内の圧力の
低下に応じて前記制御弁を介して前記高圧タンクから高
圧の気体を前記タンク内へ補充するように構成すること
もでき、さらに、前記減圧密閉容器内に収容された吸着
チャックを作動させる真空ポンプを配管をもって前記雰
囲気気体の循環系に連結し、前記真空ポンプにより基板
吸着時に排出される雰囲気気体を前記雰囲気気体の循環
系に導入するように構成することもできる。
【0027】さらに、本発明の処理装置は、処理部を収
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
を排気することにより容器内圧力を所定の真空圧力に制
御する圧力制御手段と、前記減圧密閉容器から排気され
た雰囲気気体を前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気
気体の循環系と、前記減圧密閉容器から排気された雰囲
気気体を加圧して高圧の気体として前記減圧密閉容器内
へ還流させる高圧気体の循環系とを備え、前記処理装置
の休止時に、雰囲気気体の少なくとも一部分を前記雰囲
気気体の循環系および前記高圧気体の循環系のうちの少
なくとも一方の循環系内に貯溜することを特徴とする。
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
を排気することにより容器内圧力を所定の真空圧力に制
御する圧力制御手段と、前記減圧密閉容器から排気され
た雰囲気気体を前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気
気体の循環系と、前記減圧密閉容器から排気された雰囲
気気体を加圧して高圧の気体として前記減圧密閉容器内
へ還流させる高圧気体の循環系とを備え、前記処理装置
の休止時に、雰囲気気体の少なくとも一部分を前記雰囲
気気体の循環系および前記高圧気体の循環系のうちの少
なくとも一方の循環系内に貯溜することを特徴とする。
【0028】本発明の処理装置においては、前記高圧気
体の循環系に配置した高圧タンクの上流側および下流側
にそれぞれ開閉弁を設け、前記処理装置の休止時に、前
記高圧タンクの下流側の開閉弁を閉鎖した後に、前記減
圧密閉容器内の雰囲気気体および前記雰囲気気体の循環
系と前記高圧気体の循環系内の気体を前記ポンプの作動
により前記高圧タンクに送り込み、その後に前記高圧タ
ンクの上流側の開閉弁を閉鎖して、前記高圧タンク内に
雰囲気気体を貯溜するように構成することができ、ま
た、前記雰囲気気体の循環系および前記高圧気体の循環
系にそれぞれ前記減圧密閉容器に対するバイパス経路を
配設し、前記処理装置の休止時に、前記の各循環系をそ
れぞれの前記バイパス経路に接続し、前記循環系および
前記バイパス経路内に雰囲気気体を循環させて貯溜する
ように構成することもできる。
体の循環系に配置した高圧タンクの上流側および下流側
にそれぞれ開閉弁を設け、前記処理装置の休止時に、前
記高圧タンクの下流側の開閉弁を閉鎖した後に、前記減
圧密閉容器内の雰囲気気体および前記雰囲気気体の循環
系と前記高圧気体の循環系内の気体を前記ポンプの作動
により前記高圧タンクに送り込み、その後に前記高圧タ
ンクの上流側の開閉弁を閉鎖して、前記高圧タンク内に
雰囲気気体を貯溜するように構成することができ、ま
た、前記雰囲気気体の循環系および前記高圧気体の循環
系にそれぞれ前記減圧密閉容器に対するバイパス経路を
配設し、前記処理装置の休止時に、前記の各循環系をそ
れぞれの前記バイパス経路に接続し、前記循環系および
前記バイパス経路内に雰囲気気体を循環させて貯溜する
ように構成することもできる。
【0029】本発明の処理装置においては、前記雰囲気
気体の循環系と前記高圧気体の循環系のうちの少なくと
も一方の循環系において、ケミカルフィルターをほぼ大
気圧またはそれ以上の圧力を有する箇所に配置すること
が好ましい。
気体の循環系と前記高圧気体の循環系のうちの少なくと
も一方の循環系において、ケミカルフィルターをほぼ大
気圧またはそれ以上の圧力を有する箇所に配置すること
が好ましい。
【0030】さらに、本発明の処理装置においては、前
記減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することによって
容器内圧力を所定の真空圧力に制御する前記圧力制御手
段において、前記減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気す
る循環系の一部を複数の系統とし、該複数の系統内の流
量の少ない系統に前記圧力制御手段を構成する流量制御
弁を配設することが好ましい。
記減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することによって
容器内圧力を所定の真空圧力に制御する前記圧力制御手
段において、前記減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気す
る循環系の一部を複数の系統とし、該複数の系統内の流
量の少ない系統に前記圧力制御手段を構成する流量制御
弁を配設することが好ましい。
【0031】さらに、本発明の処理装置においては、減
圧密閉容器に収容された処理部は基板に対して露光処理
を行なう露光装置であることが好ましい。
圧密閉容器に収容された処理部は基板に対して露光処理
を行なう露光装置であることが好ましい。
【0032】また、本発明の計測装置は、計測部を収容
した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を
コンプレッサまたはポンプにより排気するとともに昇圧
して前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環
系とを備え、前記循環系により前記減圧密閉容器内へ還
流される雰囲気気体は、前記計測部に沿って所望の方向
への気流を生じさせるように、前記減圧密閉容器内に吹
き出されることを特徴とし、前記雰囲気気体の循環系に
おいて、ケミカルフィルターをほぼ大気圧またはそれ以
上の圧力を有する箇所に配置することが好ましい。
した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を
コンプレッサまたはポンプにより排気するとともに昇圧
して前記減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環
系とを備え、前記循環系により前記減圧密閉容器内へ還
流される雰囲気気体は、前記計測部に沿って所望の方向
への気流を生じさせるように、前記減圧密閉容器内に吹
き出されることを特徴とし、前記雰囲気気体の循環系に
おいて、ケミカルフィルターをほぼ大気圧またはそれ以
上の圧力を有する箇所に配置することが好ましい。
【0033】また、本発明のデバイス製造方法は、請求
項22記載の処理装置を用いてデバイスを製造すること
を特徴とする。
項22記載の処理装置を用いてデバイスを製造すること
を特徴とする。
【0034】
【作用】本発明によれば、処理部を収容した減圧密閉容
器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することに
より容器内圧力を所定の真空圧力に制御する圧力制御手
段と、減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を減圧密
閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環系を備えた処理
装置において、循環系により減圧密閉容器内へ還流され
る雰囲気気体を、処理部に沿って所望の方向への気流を
生じさせるように、減圧密閉容器内に吹き出すことによ
り、減圧密閉容器内の発熱源によって発生する熱等を充
分に放熱し排除することができ、局所的に生じる温度ム
ラをなくして、温度差によって発生する気体の揺らぎを
回避することができ、安定した雰囲気状態を維持するこ
とができる。
器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することに
より容器内圧力を所定の真空圧力に制御する圧力制御手
段と、減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を減圧密
閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環系を備えた処理
装置において、循環系により減圧密閉容器内へ還流され
る雰囲気気体を、処理部に沿って所望の方向への気流を
生じさせるように、減圧密閉容器内に吹き出すことによ
り、減圧密閉容器内の発熱源によって発生する熱等を充
分に放熱し排除することができ、局所的に生じる温度ム
ラをなくして、温度差によって発生する気体の揺らぎを
回避することができ、安定した雰囲気状態を維持するこ
とができる。
【0035】さらに、雰囲気気体の循環系に真空ポンプ
を用いることによって、従来の空調装置の送風機のよう
な振動の発生がなく、振動を低減させることができ、こ
れにより解像度を向上させることができ、また省スペー
スによるコスト低減を図ることができる。また、雰囲気
気体の循環系にフィルターやケミカルフィルターを配置
することにより、気体中のパーティクルや露光光との化
学反応により生じる化学反応生成物を効率よく除去する
ことが可能となり、露光エネルギーの減衰を防止し、ス
ループットの低下や露光ムラを防ぐことができる。
を用いることによって、従来の空調装置の送風機のよう
な振動の発生がなく、振動を低減させることができ、こ
れにより解像度を向上させることができ、また省スペー
スによるコスト低減を図ることができる。また、雰囲気
気体の循環系にフィルターやケミカルフィルターを配置
することにより、気体中のパーティクルや露光光との化
学反応により生じる化学反応生成物を効率よく除去する
ことが可能となり、露光エネルギーの減衰を防止し、ス
ループットの低下や露光ムラを防ぐことができる。
【0036】したがって、本発明の処理装置を半導体露
光装置に適用することにより、露光室としての減圧チャ
ンバー内の雰囲気圧力を精度良く制御することができ、
X線等の露光光の減衰をなくして露光ムラを生じさせる
ことがなく、また、マスクや基板の熱による位置ずれを
防止し、さらに測定誤差のない精度の良い位置決めおよ
び重ね合わせ精度を向上させることができ、高精度の露
光を行なうことが可能となり、また、本発明の処理装置
を計測装置に適用することによって、計測誤差のない高
精度の計測を行なうことが可能となる。
光装置に適用することにより、露光室としての減圧チャ
ンバー内の雰囲気圧力を精度良く制御することができ、
X線等の露光光の減衰をなくして露光ムラを生じさせる
ことがなく、また、マスクや基板の熱による位置ずれを
防止し、さらに測定誤差のない精度の良い位置決めおよ
び重ね合わせ精度を向上させることができ、高精度の露
光を行なうことが可能となり、また、本発明の処理装置
を計測装置に適用することによって、計測誤差のない高
精度の計測を行なうことが可能となる。
【0037】また、本発明によれば、処理部を収容した
減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気
することにより減圧密閉容器内圧力を所定の真空圧力に
制御する圧力制御手段と、減圧密閉容器から排気された
雰囲気気体を減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の
循環系と、減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を加
圧して減圧密閉容器内へ還流させる高圧気体の循環系を
備えた処理装置において、雰囲気気体の循環系に、気体
供給源、吸着チャックを作動させる真空ポンプ、あるい
は高圧気体の循環系に配設した高圧タンク等の雰囲気気
体の循環系以外から気体を補充するようにして、基板吸
着用の真空ポンプによる雰囲気気体の排出等に基づく密
閉容器内および雰囲気気体の循環系内の圧力の低下を効
率良く補償し、減圧密閉容器内の圧力制御の精度を向上
させる。
減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気
することにより減圧密閉容器内圧力を所定の真空圧力に
制御する圧力制御手段と、減圧密閉容器から排気された
雰囲気気体を減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気気体の
循環系と、減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を加
圧して減圧密閉容器内へ還流させる高圧気体の循環系を
備えた処理装置において、雰囲気気体の循環系に、気体
供給源、吸着チャックを作動させる真空ポンプ、あるい
は高圧気体の循環系に配設した高圧タンク等の雰囲気気
体の循環系以外から気体を補充するようにして、基板吸
着用の真空ポンプによる雰囲気気体の排出等に基づく密
閉容器内および雰囲気気体の循環系内の圧力の低下を効
率良く補償し、減圧密閉容器内の圧力制御の精度を向上
させる。
【0038】さらにまた、本発明によれば、処理部を収
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
を排気することにより減圧密閉容器内圧力を所定の真空
圧力に制御する圧力制御手段と、減圧密閉容器から排気
された雰囲気気体を減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気
気体の循環系と、減圧密閉容器から排気された雰囲気気
体を圧縮して高圧の気体として減圧密閉容器内へ還流さ
せる高圧気体の循環系とを備えた処理装置において、処
理装置の休止時に雰囲気気体の少なくとも一部分を雰囲
気気体の循環系および高圧気体の循環系のうちの少なく
とも一方の循環系内に貯溜させるようにして、メンテナ
ンス等のために装置を休止する際にその休止の度に雰囲
気気体の全てを大気に放出することなく、雰囲気気体の
循環系内や高圧気体の循環系内にあるいは高圧タンク内
に貯溜させることができる。これによって、その雰囲気
気体を再度使用することができ、高価なヘリウムガス等
の雰囲気気体の消費量を大きく削減でき、ランニングコ
ストを大きく低減することが可能となる。
容した減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内の雰囲気気体
を排気することにより減圧密閉容器内圧力を所定の真空
圧力に制御する圧力制御手段と、減圧密閉容器から排気
された雰囲気気体を減圧密閉容器内へ還流させる雰囲気
気体の循環系と、減圧密閉容器から排気された雰囲気気
体を圧縮して高圧の気体として減圧密閉容器内へ還流さ
せる高圧気体の循環系とを備えた処理装置において、処
理装置の休止時に雰囲気気体の少なくとも一部分を雰囲
気気体の循環系および高圧気体の循環系のうちの少なく
とも一方の循環系内に貯溜させるようにして、メンテナ
ンス等のために装置を休止する際にその休止の度に雰囲
気気体の全てを大気に放出することなく、雰囲気気体の
循環系内や高圧気体の循環系内にあるいは高圧タンク内
に貯溜させることができる。これによって、その雰囲気
気体を再度使用することができ、高価なヘリウムガス等
の雰囲気気体の消費量を大きく削減でき、ランニングコ
ストを大きく低減することが可能となる。
【0039】さらに、本発明によれば、処理部を収容し
た減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内から排気された雰
囲気気体をコンプレッサまたはポンプにより昇圧した後
に一定流量で減圧密閉容器へ還流させる雰囲気気体の循
環系を備えた処理装置において、減圧密閉容器内に被計
測物の距離や変位を計測する計測手段を配設して、循環
系により減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体を、処
理部としての計測手段に沿って所望の方向への気流を生
じさせるように、減圧密閉容器内に吹き出すことによ
り、局所的に生じる温度ムラをなくして、温度差によっ
て発生する気体の揺らぎを回避することができ、安定し
た雰囲気状態を維持することができ、計測誤差の少ない
高精度の計測を達成することができ、そして、雰囲気気
体の循環系の昇圧された部位にケミカルフィルターを配
置することにより、気体中のパーティクルや化学反応生
成物を効率よく除去することができる。
た減圧密閉容器と、該減圧密閉容器内から排気された雰
囲気気体をコンプレッサまたはポンプにより昇圧した後
に一定流量で減圧密閉容器へ還流させる雰囲気気体の循
環系を備えた処理装置において、減圧密閉容器内に被計
測物の距離や変位を計測する計測手段を配設して、循環
系により減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体を、処
理部としての計測手段に沿って所望の方向への気流を生
じさせるように、減圧密閉容器内に吹き出すことによ
り、局所的に生じる温度ムラをなくして、温度差によっ
て発生する気体の揺らぎを回避することができ、安定し
た雰囲気状態を維持することができ、計測誤差の少ない
高精度の計測を達成することができ、そして、雰囲気気
体の循環系の昇圧された部位にケミカルフィルターを配
置することにより、気体中のパーティクルや化学反応生
成物を効率よく除去することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0041】本発明の処理装置の一実施例について図1
を参照して説明する。図1は、本発明の処理装置の一実
施例を半導体露光装置に適用した状態を図示する模式図
である。
を参照して説明する。図1は、本発明の処理装置の一実
施例を半導体露光装置に適用した状態を図示する模式図
である。
【0042】図1において、4は、減圧密閉容器(以
下、減圧チャンバーともいう。)1内に収容されたウエ
ハ等の基板2を吸着保持する吸着チャック3を有する位
置決めステージである。6は、マスク5を保持するマス
ク保持装置である。7は、基板2を保持する位置決めス
テージ4の位置を計測して位置決めするためのレーザ干
渉計測長器である。8は、露光手段であるシンクロトロ
ン放射光等のX線の光源(図示しない)から発せられた
X線Rを超高真空の状態で減圧チャンバー1へ導入する
ためのビームダクトであり、9は、減圧チャンバー1の
減圧雰囲気をビームダクト8の超高真空雰囲気から遮断
するためのベリリウム窓である。
下、減圧チャンバーともいう。)1内に収容されたウエ
ハ等の基板2を吸着保持する吸着チャック3を有する位
置決めステージである。6は、マスク5を保持するマス
ク保持装置である。7は、基板2を保持する位置決めス
テージ4の位置を計測して位置決めするためのレーザ干
渉計測長器である。8は、露光手段であるシンクロトロ
ン放射光等のX線の光源(図示しない)から発せられた
X線Rを超高真空の状態で減圧チャンバー1へ導入する
ためのビームダクトであり、9は、減圧チャンバー1の
減圧雰囲気をビームダクト8の超高真空雰囲気から遮断
するためのベリリウム窓である。
【0043】位置決めステージ4の位置を計測して位置
決めするためのレーザ干渉計測長器7は、レーザ発振器
で生成されたレーザ光を位置決めステージ4およびマス
ク保持装置6上にそれぞれ設けられているミラー4a、
6aに出射する。ミラー4a、6aによって反射された
レーザ光を検出することにより各々のミラー4a、6a
との間の距離を計測し、この結果に基づいて、位置決め
ステージ4を移動させて位置決めを行なう。このように
位置決めされた位置決めステージ4に吸着チャック3を
介して吸着保持されているウエハ等の基板2に対して、
ビームダクト8を通りベリリウム窓9を経て減圧チャン
バー1内へ導入されるX線Rが、マスク保持装置6によ
って保持されたマスク5のパターンを転写するように構
成されている。
決めするためのレーザ干渉計測長器7は、レーザ発振器
で生成されたレーザ光を位置決めステージ4およびマス
ク保持装置6上にそれぞれ設けられているミラー4a、
6aに出射する。ミラー4a、6aによって反射された
レーザ光を検出することにより各々のミラー4a、6a
との間の距離を計測し、この結果に基づいて、位置決め
ステージ4を移動させて位置決めを行なう。このように
位置決めされた位置決めステージ4に吸着チャック3を
介して吸着保持されているウエハ等の基板2に対して、
ビームダクト8を通りベリリウム窓9を経て減圧チャン
バー1内へ導入されるX線Rが、マスク保持装置6によ
って保持されたマスク5のパターンを転写するように構
成されている。
【0044】減圧チャンバー1の減圧雰囲気を制御する
システムの構成は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス
等の雰囲気気体を真空ポンプ(またはコンプレッサ)2
0により真空排出して減圧チャンバー1内の真空圧力
(真空度)を制御するための排気ライン11と、排気ラ
イン11に接続されて、気体を減圧チャンバー1内へ還
流させる循環供給ライン12と、この循環供給ライン1
2から分岐して気体の一部を減圧チャンバー1内へ供給
する分岐供給ライン12Aを備えている。そして、減圧
チャンバー1内の上方部には、循環供給ライン12に接
続されて雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹
き出し口15が配設され、下方部には排気ライン11に
接続されて雰囲気気体を吸い込む吸い込み口16が吹き
出し口15に対向して配設されている。さらに、雰囲気
気体をレーザ干渉計測長器7の光路上の測長パスに吹き
付けるために第2の吹き出し口17が配設されている。
システムの構成は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス
等の雰囲気気体を真空ポンプ(またはコンプレッサ)2
0により真空排出して減圧チャンバー1内の真空圧力
(真空度)を制御するための排気ライン11と、排気ラ
イン11に接続されて、気体を減圧チャンバー1内へ還
流させる循環供給ライン12と、この循環供給ライン1
2から分岐して気体の一部を減圧チャンバー1内へ供給
する分岐供給ライン12Aを備えている。そして、減圧
チャンバー1内の上方部には、循環供給ライン12に接
続されて雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹
き出し口15が配設され、下方部には排気ライン11に
接続されて雰囲気気体を吸い込む吸い込み口16が吹き
出し口15に対向して配設されている。さらに、雰囲気
気体をレーザ干渉計測長器7の光路上の測長パスに吹き
付けるために第2の吹き出し口17が配設されている。
【0045】排気ライン11は、減圧チャンバー1内の
下方に配設された吸い込み口16から雰囲気気体を真空
排出するドライポンプ等の真空ポンプ20と開度の調整
可能な流量制御弁21、およびコントローラ22と減圧
チャンバー1内の圧力を検出する圧力センサ23を有し
ている。コントローラ22は圧力センサ23の検出出力
に基づいて流量制御弁21の開度を調整し、真空ポンプ
20により雰囲気気体を真空排出することによって、減
圧チャンバー1内の真空圧力を制御する。
下方に配設された吸い込み口16から雰囲気気体を真空
排出するドライポンプ等の真空ポンプ20と開度の調整
可能な流量制御弁21、およびコントローラ22と減圧
チャンバー1内の圧力を検出する圧力センサ23を有し
ている。コントローラ22は圧力センサ23の検出出力
に基づいて流量制御弁21の開度を調整し、真空ポンプ
20により雰囲気気体を真空排出することによって、減
圧チャンバー1内の真空圧力を制御する。
【0046】そして、循環供給ライン12は、真空ポン
プ20により排出されかつ圧縮された気体を蓄えるタン
ク26と流量コントロール部27、および気体の温度を
調整するための温調ユニット28を有し、減圧チャンバ
ー1内の吹き出し口15に接続されている。タンク26
は、真空ポンプ20の脈流等による圧力変動を抑えると
ともに、流量制御弁21および真空ポンプ20を介して
タンク26へ流入する気体の量が減少しても減圧チャン
バー1内へ送り込む気体の流量を一定の流量に維持する
ことができるようにバッファの役割をし、流量コントロ
ール部27は、マスフローコントローラまたはコンダク
タンスバルブ等で構成され、温調ユニット28により所
定の温度に温度調整された気体を所定の流量で吹き出し
口15から減圧チャンバー1内へ還流させる。また、分
岐供給ライン12Aは、循環供給ライン12から分岐し
て第2の吹き出し口17に接続されており、循環供給ラ
イン12を流れる気体の一部を第2の吹き出し口17か
らレーザ干渉計測長器7の光路上の測長パスに吹き付け
るものである。
プ20により排出されかつ圧縮された気体を蓄えるタン
ク26と流量コントロール部27、および気体の温度を
調整するための温調ユニット28を有し、減圧チャンバ
ー1内の吹き出し口15に接続されている。タンク26
は、真空ポンプ20の脈流等による圧力変動を抑えると
ともに、流量制御弁21および真空ポンプ20を介して
タンク26へ流入する気体の量が減少しても減圧チャン
バー1内へ送り込む気体の流量を一定の流量に維持する
ことができるようにバッファの役割をし、流量コントロ
ール部27は、マスフローコントローラまたはコンダク
タンスバルブ等で構成され、温調ユニット28により所
定の温度に温度調整された気体を所定の流量で吹き出し
口15から減圧チャンバー1内へ還流させる。また、分
岐供給ライン12Aは、循環供給ライン12から分岐し
て第2の吹き出し口17に接続されており、循環供給ラ
イン12を流れる気体の一部を第2の吹き出し口17か
らレーザ干渉計測長器7の光路上の測長パスに吹き付け
るものである。
【0047】以上のように構成された減圧雰囲気を制御
するシステムにおいて、真空ポンプ20は、減圧チャン
バー1内のヘリウムガス等の雰囲気気体を吸い込み口1
6から流量制御弁21を介して真空排気し、減圧チャン
バー1内の圧力を検出する圧力センサ23の検出結果に
基づいて、減圧チャンバー1内の圧力を所定の真空圧力
(例えば、20000Pa)となるようにコントローラ
22により流量制御弁21の開度を調整し、排気量を制
御する。真空ポンプ20により排気されかつ圧縮されて
約102000Pa程度まで加圧された気体は、循環供
給ライン12のタンク26に蓄えられる。そして、流量
コントロール部27は気体の流量をほぼ一定(例えば、
500SLM)にして減圧チャンバー1内に還流させ、
吹き出し口15から気体を吹き出す。
するシステムにおいて、真空ポンプ20は、減圧チャン
バー1内のヘリウムガス等の雰囲気気体を吸い込み口1
6から流量制御弁21を介して真空排気し、減圧チャン
バー1内の圧力を検出する圧力センサ23の検出結果に
基づいて、減圧チャンバー1内の圧力を所定の真空圧力
(例えば、20000Pa)となるようにコントローラ
22により流量制御弁21の開度を調整し、排気量を制
御する。真空ポンプ20により排気されかつ圧縮されて
約102000Pa程度まで加圧された気体は、循環供
給ライン12のタンク26に蓄えられる。そして、流量
コントロール部27は気体の流量をほぼ一定(例えば、
500SLM)にして減圧チャンバー1内に還流させ、
吹き出し口15から気体を吹き出す。
【0048】吹き出し口15から吹き出された気体は、
図1に一部を破線で示すように、減圧チャンバー1内の
基板2やマスク5および位置決めステージ4等の露光装
置の周りに沿って上方から下方へのダウンフローの気流
をもって吸い込み口16の方へ流れる。このダウンフロ
ーの気流は基板面およびマスク面と平行になるように流
される。この雰囲気気体の上方から下方へのダウンフロ
ーの気流により、減圧チャンバー1内の位置決めステー
ジの駆動手段や電気基板等の発熱源によって発生する熱
を充分に放熱し排除することができ、安定した雰囲気状
態を維持でき、マスク5や基板2の熱による位置ずれを
防止し、精度の良い露光を行なうことが可能となる。
図1に一部を破線で示すように、減圧チャンバー1内の
基板2やマスク5および位置決めステージ4等の露光装
置の周りに沿って上方から下方へのダウンフローの気流
をもって吸い込み口16の方へ流れる。このダウンフロ
ーの気流は基板面およびマスク面と平行になるように流
される。この雰囲気気体の上方から下方へのダウンフロ
ーの気流により、減圧チャンバー1内の位置決めステー
ジの駆動手段や電気基板等の発熱源によって発生する熱
を充分に放熱し排除することができ、安定した雰囲気状
態を維持でき、マスク5や基板2の熱による位置ずれを
防止し、精度の良い露光を行なうことが可能となる。
【0049】また、分岐供給ライン12Aは、第2の吹
き出し口17から所定の温度に調整された気体を吹き出
して、レーザ干渉計測長器7の測長パスに1m/s以上
の速度で局所的に吹き付けることが可能である。これに
よって、減圧チャンバー1内の位置決めステージの駆動
手段や電気基板等の発熱源によりその周囲の雰囲気が暖
められるとしても、それらの暖められた雰囲気の上昇速
度に比べて充分に速い速度で気体を局所的に吹き付ける
ことができ、それらの暖められた雰囲気をレーザ干渉計
測長器7の光路上の測長パスから排除することができ、
干渉計光路の測長パスにおける温度差によって生じる雰
囲気気体の揺らぎをなくし、その雰囲気を安定した状態
に維持することができ、測定誤差のない精度の良い位置
決めを行なうことが可能となる。
き出し口17から所定の温度に調整された気体を吹き出
して、レーザ干渉計測長器7の測長パスに1m/s以上
の速度で局所的に吹き付けることが可能である。これに
よって、減圧チャンバー1内の位置決めステージの駆動
手段や電気基板等の発熱源によりその周囲の雰囲気が暖
められるとしても、それらの暖められた雰囲気の上昇速
度に比べて充分に速い速度で気体を局所的に吹き付ける
ことができ、それらの暖められた雰囲気をレーザ干渉計
測長器7の光路上の測長パスから排除することができ、
干渉計光路の測長パスにおける温度差によって生じる雰
囲気気体の揺らぎをなくし、その雰囲気を安定した状態
に維持することができ、測定誤差のない精度の良い位置
決めを行なうことが可能となる。
【0050】さらに、レーザ干渉計測長器の光路上の測
長パスやマスクとウエハ近傍に向けて吹き付ける気体
は、回路パターンへの影響やウエハの面外変形等の観点
から、パーティクルを含まない気体とすることが重要で
あり、気体中に含まれるパーティクルを除去するため
に、吹き出し口15および第2の吹き出し口17にUL
PAフィルター(図示しない)を付設する。
長パスやマスクとウエハ近傍に向けて吹き付ける気体
は、回路パターンへの影響やウエハの面外変形等の観点
から、パーティクルを含まない気体とすることが重要で
あり、気体中に含まれるパーティクルを除去するため
に、吹き出し口15および第2の吹き出し口17にUL
PAフィルター(図示しない)を付設する。
【0051】以上のように、減圧雰囲気を制御するシス
テムにおいて、雰囲気気体の循環系に真空ポンプを用い
ることによって、その真空ポンプの前後の圧力差は送風
機(ファン)に比べて数桁大きいので、振動源である真
空ポンプを減圧チャンバーから遠くに離して設置しても
充分な速度で気流を発生させることができ、しかも従来
の空調装置における送風機のようにチャンバー内の装置
やステージに振動を与えることがない。
テムにおいて、雰囲気気体の循環系に真空ポンプを用い
ることによって、その真空ポンプの前後の圧力差は送風
機(ファン)に比べて数桁大きいので、振動源である真
空ポンプを減圧チャンバーから遠くに離して設置しても
充分な速度で気流を発生させることができ、しかも従来
の空調装置における送風機のようにチャンバー内の装置
やステージに振動を与えることがない。
【0052】また、冷却やパーティクル除去のために、
局所的に高速で気体を吹き付ける場合や、コスト低減の
ため、省スペースのチャンバー内の配置上の制約より圧
力損失が大きくなるような細く長い配管を用いる必要が
ある場合でも、真空ポンプを用いることにより充分な速
度で気流を発生することが可能である。それゆえ、1m
/s以上の速度での吹き付けが必要とされるレーザ干渉
計測長器にも適しており、さらに、流量コントロール部
により一定流量に制御された気体を流すことができるの
で、レーザ干渉計測長器の測長パスへの吹き付け量が変
動することがなく、測定誤差を少なくすることができ
る。また、ウエハへのパーティクルの付着を避けるため
のウエハ搬送パスへの吹き付けにも適している。
局所的に高速で気体を吹き付ける場合や、コスト低減の
ため、省スペースのチャンバー内の配置上の制約より圧
力損失が大きくなるような細く長い配管を用いる必要が
ある場合でも、真空ポンプを用いることにより充分な速
度で気流を発生することが可能である。それゆえ、1m
/s以上の速度での吹き付けが必要とされるレーザ干渉
計測長器にも適しており、さらに、流量コントロール部
により一定流量に制御された気体を流すことができるの
で、レーザ干渉計測長器の測長パスへの吹き付け量が変
動することがなく、測定誤差を少なくすることができ
る。また、ウエハへのパーティクルの付着を避けるため
のウエハ搬送パスへの吹き付けにも適している。
【0053】次に、本発明の処理装置の他の実施例につ
いて図2を参照して説明する。図2は、本発明の処理装
置の他の実施例を半導体露光装置に適用した状態を図示
する模式図であり、本実施例において、前述した実施例
と同様の部材には同一符号を付して、詳細な説明は省略
する。
いて図2を参照して説明する。図2は、本発明の処理装
置の他の実施例を半導体露光装置に適用した状態を図示
する模式図であり、本実施例において、前述した実施例
と同様の部材には同一符号を付して、詳細な説明は省略
する。
【0054】前述した実施例において説明したULPA
フィルターは、気体中のパーティクルを除去することが
できるけれども、雰囲気気体内に露光光との化学反応に
より生じる硫酸アンモニウム等の反応生成物を除去する
ことはできない。これらの反応生成物はマスク等に付着
し、露光エネルギーを減衰させてスループットを低下さ
せ、露光光のムラにつながり、これがウエハパターンの
線幅の不均一を生じさせることとなる。そのため、硫酸
アンモニウム等の反応生成物を除去するために、気体循
環経路中にケミカルフィルターを配設することが望まし
い。このケミカルフィルターは、活性炭に化学物質を添
着させたもので、物理吸着とともに化学吸着を利用し
て、微量の対象ガスを除去するものであるけれども、圧
力が0Paからほぼ大気圧まで分布する気体循環経路内
で、大気圧より低い圧力下に配置すると、化学吸着用の
化学物質が蒸発して対象ガスの除去性能が低下すること
となる。したがって、ケミカルフィルターは、ほぼ大気
圧、またはそれ以上の圧力の所に配設することが望まれ
る。
フィルターは、気体中のパーティクルを除去することが
できるけれども、雰囲気気体内に露光光との化学反応に
より生じる硫酸アンモニウム等の反応生成物を除去する
ことはできない。これらの反応生成物はマスク等に付着
し、露光エネルギーを減衰させてスループットを低下さ
せ、露光光のムラにつながり、これがウエハパターンの
線幅の不均一を生じさせることとなる。そのため、硫酸
アンモニウム等の反応生成物を除去するために、気体循
環経路中にケミカルフィルターを配設することが望まし
い。このケミカルフィルターは、活性炭に化学物質を添
着させたもので、物理吸着とともに化学吸着を利用し
て、微量の対象ガスを除去するものであるけれども、圧
力が0Paからほぼ大気圧まで分布する気体循環経路内
で、大気圧より低い圧力下に配置すると、化学吸着用の
化学物質が蒸発して対象ガスの除去性能が低下すること
となる。したがって、ケミカルフィルターは、ほぼ大気
圧、またはそれ以上の圧力の所に配設することが望まれ
る。
【0055】そこで、本実施例においては、ケミカルフ
ィルター29は、図2に図示するように、温調ユニット
28の下流側で流量コントロール部27との間に配設す
る。すなわち、真空ポンプ20によって排気されかつ圧
縮された雰囲気気体は大気圧より少し高めの圧力(例え
ば、102000Pa)になり、そして、気体が配管や
温調ユニット28内を通る際の圧損で圧力がほぼ大気圧
(例えば、101330Pa)程度になるところに配設
する。あるいはまた、循環経路内のいずれかの部位に圧
力を調整できる調整弁やオリフィスを配設し、気体の圧
力を大気圧程度まで上昇させて、その下流にケミカルフ
ィルターを配設することもできる。
ィルター29は、図2に図示するように、温調ユニット
28の下流側で流量コントロール部27との間に配設す
る。すなわち、真空ポンプ20によって排気されかつ圧
縮された雰囲気気体は大気圧より少し高めの圧力(例え
ば、102000Pa)になり、そして、気体が配管や
温調ユニット28内を通る際の圧損で圧力がほぼ大気圧
(例えば、101330Pa)程度になるところに配設
する。あるいはまた、循環経路内のいずれかの部位に圧
力を調整できる調整弁やオリフィスを配設し、気体の圧
力を大気圧程度まで上昇させて、その下流にケミカルフ
ィルターを配設することもできる。
【0056】このようにケミカルフィルターを循環経路
内のほぼ大気圧となる箇所に配設することにより、ケミ
カルフィルターの性能を劣化させることなく、反応生成
物を除去することができ、露光光の減衰を抑えて露光光
のムラをなくし、精度の良い露光を行なうことが可能と
なる。
内のほぼ大気圧となる箇所に配設することにより、ケミ
カルフィルターの性能を劣化させることなく、反応生成
物を除去することができ、露光光の減衰を抑えて露光光
のムラをなくし、精度の良い露光を行なうことが可能と
なる。
【0057】次に、本発明の処理装置の他の実施例につ
いて図3を参照して説明する。図3は、本発明の処理装
置の他の実施例を計測装置に適用した状態を図示する模
式図であり、本実施例においても、前述した実施例と同
様の部材には同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
いて図3を参照して説明する。図3は、本発明の処理装
置の他の実施例を計測装置に適用した状態を図示する模
式図であり、本実施例においても、前述した実施例と同
様の部材には同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
【0058】本実施例は、図3に図示するように、減圧
チャンバー1内の減圧雰囲気中で距離や変位を計測する
装置に関するものであり、減圧チャンバー1内には、前
述した実施例と同様に1/5気圧のヘリウムガス等の雰
囲気気体で満たされており、レーザ干渉計測長器47お
よび被計測物48が収容される。減圧チャンバー1の上
方部には、循環供給ライン12に接続されて雰囲気気体
を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹き出し口15が配設
され、下方部には、排気ライン11に接続されて雰囲気
気体を吸い込む吸い込み口16が吹き出し口15に対向
して配設されている。吹き出し口15と吸い込み口16
により形成されるダウンフローは、レーザ光49を横切
るように流れている。減圧チャンバー1内の雰囲気気体
を循環させる排気ライン11および循環供給ライン12
には、コンプレッサ(または真空ポンプ)50、タンク
26、温調ユニット28、ケミカルフィルター29およ
び流量コントロール部27が配設され、コンプレッサ5
0は、約1/5気圧に減圧された雰囲気気体を1気圧あ
るいはそれ以上に昇圧してタンク26に送り込むもので
あり、温調ユニット28は気体を23℃±0.1℃程度
に温度制御する。そして、ケミカルフィルター29は、
コンプレッサ50により昇圧されかつ温度調整された気
体を通すことにより、気体からオイル、アンモニア、硫
酸イオン、硝酸イオン等を除去し、流量コントロール部
27は一定量の気体を減圧チャンバー1内に還流させ
る。
チャンバー1内の減圧雰囲気中で距離や変位を計測する
装置に関するものであり、減圧チャンバー1内には、前
述した実施例と同様に1/5気圧のヘリウムガス等の雰
囲気気体で満たされており、レーザ干渉計測長器47お
よび被計測物48が収容される。減圧チャンバー1の上
方部には、循環供給ライン12に接続されて雰囲気気体
を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹き出し口15が配設
され、下方部には、排気ライン11に接続されて雰囲気
気体を吸い込む吸い込み口16が吹き出し口15に対向
して配設されている。吹き出し口15と吸い込み口16
により形成されるダウンフローは、レーザ光49を横切
るように流れている。減圧チャンバー1内の雰囲気気体
を循環させる排気ライン11および循環供給ライン12
には、コンプレッサ(または真空ポンプ)50、タンク
26、温調ユニット28、ケミカルフィルター29およ
び流量コントロール部27が配設され、コンプレッサ5
0は、約1/5気圧に減圧された雰囲気気体を1気圧あ
るいはそれ以上に昇圧してタンク26に送り込むもので
あり、温調ユニット28は気体を23℃±0.1℃程度
に温度制御する。そして、ケミカルフィルター29は、
コンプレッサ50により昇圧されかつ温度調整された気
体を通すことにより、気体からオイル、アンモニア、硫
酸イオン、硝酸イオン等を除去し、流量コントロール部
27は一定量の気体を減圧チャンバー1内に還流させ
る。
【0059】このように、約1/5気圧に減圧されたヘ
リウムガス等の雰囲気中で、レーザ干渉計測長器47を
用い、被計測物48にレーザ光49を照射して被計測物
48の位置を計測することにより、1気圧空気中で計測
する場合に比べ、温度変化による計測誤差は1/40程
度に低減され、高精度の計測を達成することが可能とな
る。また、ケミカルフィルター29をコンプレッサ50
等により昇圧された気圧中に配置することにより、ケミ
カルフィルターの性能を低下させることなく機能させる
ことができる。
リウムガス等の雰囲気中で、レーザ干渉計測長器47を
用い、被計測物48にレーザ光49を照射して被計測物
48の位置を計測することにより、1気圧空気中で計測
する場合に比べ、温度変化による計測誤差は1/40程
度に低減され、高精度の計測を達成することが可能とな
る。また、ケミカルフィルター29をコンプレッサ50
等により昇圧された気圧中に配置することにより、ケミ
カルフィルターの性能を低下させることなく機能させる
ことができる。
【0060】次に、本発明の処理装置の他の実施例につ
き図4を参照して説明する。図4は、レーザ干渉計測長
器の測長パス等へ吹き付ける気体を所定の温度に制御す
る気体温度制御手段を図示する概略図である。
き図4を参照して説明する。図4は、レーザ干渉計測長
器の測長パス等へ吹き付ける気体を所定の温度に制御す
る気体温度制御手段を図示する概略図である。
【0061】図4において、気体温度制御手段は、気体
吹き出し用の配管40に配置したパーティクル捕集用の
フィルター41の上流側に気体の温度を調整する気体温
調部42を配置している。この気体温調部42には温調
水循環装置43の配管43aが配設されており、温調水
循環装置43において温度調整された温調水を気体温調
部42に循環させることにより、気体温調部42を流れ
る気体の温度を調整できるように構成されている。そし
て、フィルター41の下流で気体吹き出し口40aの近
傍に、気体吹き出し口40aから吹き出される気体の温
度を計測する温度センサ45を配置し、温調水温度制御
部44は、吹き出される気体の温度が所定の基準温度と
なるように、温度センサ45により計測される気体の温
度に基づいて、温調水循環装置43を制御し、所望温度
の温調水または所望流量の温調水を気体温調部42に循
環させることにより、気体温調部42において気体の温
度を制御する。したがって、気体吹き出し口40aから
吹き出される気体の温度を計測する温度センサ45の計
測結果に基づいて、温調水温度制御部44によって気体
温調部42を制御して、吹き出される気体の温度を所定
の基準温度に維持することができる。これにより、干渉
計測長パスやマスクとウエハ近傍に向けて吹き付ける気
体の温度を所定の基準温度に一定にすることができる。
なお、図4において、47はレーザ干渉計測長器、47
aはビームスプリッタ、48は位置決めステージ等に固
定されたミラー等の被計測物である。
吹き出し用の配管40に配置したパーティクル捕集用の
フィルター41の上流側に気体の温度を調整する気体温
調部42を配置している。この気体温調部42には温調
水循環装置43の配管43aが配設されており、温調水
循環装置43において温度調整された温調水を気体温調
部42に循環させることにより、気体温調部42を流れ
る気体の温度を調整できるように構成されている。そし
て、フィルター41の下流で気体吹き出し口40aの近
傍に、気体吹き出し口40aから吹き出される気体の温
度を計測する温度センサ45を配置し、温調水温度制御
部44は、吹き出される気体の温度が所定の基準温度と
なるように、温度センサ45により計測される気体の温
度に基づいて、温調水循環装置43を制御し、所望温度
の温調水または所望流量の温調水を気体温調部42に循
環させることにより、気体温調部42において気体の温
度を制御する。したがって、気体吹き出し口40aから
吹き出される気体の温度を計測する温度センサ45の計
測結果に基づいて、温調水温度制御部44によって気体
温調部42を制御して、吹き出される気体の温度を所定
の基準温度に維持することができる。これにより、干渉
計測長パスやマスクとウエハ近傍に向けて吹き付ける気
体の温度を所定の基準温度に一定にすることができる。
なお、図4において、47はレーザ干渉計測長器、47
aはビームスプリッタ、48は位置決めステージ等に固
定されたミラー等の被計測物である。
【0062】このようにすることによって、気体吹き出
し口から吹き出される気体は常に所定の基準温度に設定
することができ、フィルターを介して高速度で気体を流
した時の圧力損失による気体の温度変動、気体が配管内
を流れるときに生じる圧損による気体の温度変動、ある
いは雰囲気温度に基づく配管温度の変動による気体の温
度変動等によって影響を受けることがない。さらに、温
度調整された気体を干渉計測長器の測長パスに局所的に
高速で吹き付けることにより、気体の揺らぎを排除し、
測定誤差のばらつきをなくすことができ、干渉計の測長
精度を向上させることができ、基板とマスクの重ね合わ
せ精度も向上する。
し口から吹き出される気体は常に所定の基準温度に設定
することができ、フィルターを介して高速度で気体を流
した時の圧力損失による気体の温度変動、気体が配管内
を流れるときに生じる圧損による気体の温度変動、ある
いは雰囲気温度に基づく配管温度の変動による気体の温
度変動等によって影響を受けることがない。さらに、温
度調整された気体を干渉計測長器の測長パスに局所的に
高速で吹き付けることにより、気体の揺らぎを排除し、
測定誤差のばらつきをなくすことができ、干渉計の測長
精度を向上させることができ、基板とマスクの重ね合わ
せ精度も向上する。
【0063】なお、本実施例においては、気体を干渉計
測長器の測長パスに局所的に吹き付けているけれども、
気体を局所的に吹き付ける箇所としては、干渉計測長器
の測長パスに限定されるものではなく、マスクやウエハ
の近傍等、その他の種々の箇所に局所的に吹き付けるよ
うにすることができることはいうまでもないところであ
る。
測長器の測長パスに局所的に吹き付けているけれども、
気体を局所的に吹き付ける箇所としては、干渉計測長器
の測長パスに限定されるものではなく、マスクやウエハ
の近傍等、その他の種々の箇所に局所的に吹き付けるよ
うにすることができることはいうまでもないところであ
る。
【0064】次に、本発明の処理装置のさらに他の実施
例について図5を参照して説明する。図5は、本実施例
を半導体露光装置に適用した状態を図示する模式図であ
り、本実施例は、減圧チャンバー内および雰囲気気体の
循環系内の圧力の低下を補償するようになしたものであ
る。前述した図1や図2に図示する実施例と同様の部材
には同一符号を付して説明する。
例について図5を参照して説明する。図5は、本実施例
を半導体露光装置に適用した状態を図示する模式図であ
り、本実施例は、減圧チャンバー内および雰囲気気体の
循環系内の圧力の低下を補償するようになしたものであ
る。前述した図1や図2に図示する実施例と同様の部材
には同一符号を付して説明する。
【0065】図5において、半導体露光装置は、図1に
図示する実施例と同様に、減圧チャンバー1内に収容さ
れた基板2を吸着保持する吸着チャック3を有する位置
決めステージ4およびマスク5を保持するマスク保持装
置6と、露光手段であるシンクロトロン放射光等のX線
の光源(図示しない)から発せられたX線Rを超高真空
の状態で減圧チャンバー1へ導入するためのビームダク
ト8と、減圧チャンバー1の減圧雰囲気をビームダクト
8の超高真空雰囲気から遮断するためのベリリウム窓9
を有している。そして、減圧チャンバー1内に収容され
ているマスク保持装置6や位置決めステージ4の高精度
な位置決めを行なうために案内機構として使用される複
数の静圧軸受10(なお、図5には例示的に1個のみ図
示する。)は、その作動流体として、通常は空気等が用
いられるけれども、本実施例においては、後述する高圧
気体供給ライン13に接続され、ヘリウムガス等の雰囲
気気体を圧縮した高圧の気体を用いる。位置決めステー
ジ4に設けられた吸着チャック3は、減圧チャンバー1
の外部に配置された真空ポンプ3aに連結されており、
この真空ポンプ3aの作動により基板2を吸着保持す
る。このようにビームダクト8を通りベリリウム窓9を
経て減圧チャンバー1内へ導入されるX線Rは、マスク
保持装置6によって保持されたマスク5のパターンを、
位置決めステージ4に吸着チャック3を介して吸着保持
された基板2に対して転写するように構成されている。
図示する実施例と同様に、減圧チャンバー1内に収容さ
れた基板2を吸着保持する吸着チャック3を有する位置
決めステージ4およびマスク5を保持するマスク保持装
置6と、露光手段であるシンクロトロン放射光等のX線
の光源(図示しない)から発せられたX線Rを超高真空
の状態で減圧チャンバー1へ導入するためのビームダク
ト8と、減圧チャンバー1の減圧雰囲気をビームダクト
8の超高真空雰囲気から遮断するためのベリリウム窓9
を有している。そして、減圧チャンバー1内に収容され
ているマスク保持装置6や位置決めステージ4の高精度
な位置決めを行なうために案内機構として使用される複
数の静圧軸受10(なお、図5には例示的に1個のみ図
示する。)は、その作動流体として、通常は空気等が用
いられるけれども、本実施例においては、後述する高圧
気体供給ライン13に接続され、ヘリウムガス等の雰囲
気気体を圧縮した高圧の気体を用いる。位置決めステー
ジ4に設けられた吸着チャック3は、減圧チャンバー1
の外部に配置された真空ポンプ3aに連結されており、
この真空ポンプ3aの作動により基板2を吸着保持す
る。このようにビームダクト8を通りベリリウム窓9を
経て減圧チャンバー1内へ導入されるX線Rは、マスク
保持装置6によって保持されたマスク5のパターンを、
位置決めステージ4に吸着チャック3を介して吸着保持
された基板2に対して転写するように構成されている。
【0066】減圧チャンバー1の減圧雰囲気を制御する
システムの構成は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス
等の雰囲気気体を真空ポンプ20により真空排出して減
圧チャンバー1内の真空圧力を制御するための排気ライ
ン11と、排気ライン11に接続されて、排出された雰
囲気気体を減圧チャンバー1内へ還流させるべく循環供
給する循環供給ライン12とを備え、さらに、位置決め
ステージ4等に使用される複数の静圧軸受10へ雰囲気
気体を圧縮した高圧の気体を供給する高圧気体供給ライ
ン13、および高純度の雰囲気気体を常時一定量供給す
る定量供給ライン14を備えている。そして、減圧チャ
ンバー1内の上方部には、循環供給ライン12に連結さ
れ雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹き出し
口15が配設され、下方部には排気ライン11に連結さ
れて雰囲気気体を吸い込む吸い込み口16が吹き出し口
15に対向して配設されている。
システムの構成は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス
等の雰囲気気体を真空ポンプ20により真空排出して減
圧チャンバー1内の真空圧力を制御するための排気ライ
ン11と、排気ライン11に接続されて、排出された雰
囲気気体を減圧チャンバー1内へ還流させるべく循環供
給する循環供給ライン12とを備え、さらに、位置決め
ステージ4等に使用される複数の静圧軸受10へ雰囲気
気体を圧縮した高圧の気体を供給する高圧気体供給ライ
ン13、および高純度の雰囲気気体を常時一定量供給す
る定量供給ライン14を備えている。そして、減圧チャ
ンバー1内の上方部には、循環供給ライン12に連結さ
れ雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹き出し
口15が配設され、下方部には排気ライン11に連結さ
れて雰囲気気体を吸い込む吸い込み口16が吹き出し口
15に対向して配設されている。
【0067】排気ライン11は、前述した実施例と同様
に構成されており、減圧チャンバー1内の下方に配設さ
れた吸い込み口16から雰囲気気体を真空排出するドラ
イポンプ等の真空ポンプ20と開度の調整可能な流量制
御弁21、およびコントローラ22と減圧チャンバー1
内の圧力を検出する圧力センサ23を有し、コントロー
ラ22は減圧チャンバー1内の圧力を検出する圧力セン
サ23の検出出力に基づいて流量制御弁21の開度を調
整して、減圧チャンバー1内の真空圧力を制御する。
に構成されており、減圧チャンバー1内の下方に配設さ
れた吸い込み口16から雰囲気気体を真空排出するドラ
イポンプ等の真空ポンプ20と開度の調整可能な流量制
御弁21、およびコントローラ22と減圧チャンバー1
内の圧力を検出する圧力センサ23を有し、コントロー
ラ22は減圧チャンバー1内の圧力を検出する圧力セン
サ23の検出出力に基づいて流量制御弁21の開度を調
整して、減圧チャンバー1内の真空圧力を制御する。
【0068】循環供給ライン12は、真空ポンプ20に
より排出されかつ圧縮された気体を蓄えるタンク26
と、気体の温度を調整するための温調ユニット28A
と、ケミカルフィルター29Aと、流量コントロール部
27とを有し、減圧チャンバー1内の吹き出し口15に
連結されている。気体を蓄えるタンク26は、真空ポン
プ20の脈流等による圧力変動を抑えるとともにタンク
26へ流入する気体の量が減少しても減圧チャンバー1
内へ送り込む気体の流量を一定の流量に維持することが
できるようにバッファの役割をし、流量コントロール部
27は、マスフローコントローラまたはコンダクタンス
バルブ等で構成され、温調ユニット28Aにより所定の
温度に温度調整された気体を所定の流量で吹き出し口1
5から減圧チャンバー1内へ循環供給する。ケミカルフ
ィルター29Aは温調ユニット28Aの下流側で流量コ
ントロール部27との間に配設する。
より排出されかつ圧縮された気体を蓄えるタンク26
と、気体の温度を調整するための温調ユニット28A
と、ケミカルフィルター29Aと、流量コントロール部
27とを有し、減圧チャンバー1内の吹き出し口15に
連結されている。気体を蓄えるタンク26は、真空ポン
プ20の脈流等による圧力変動を抑えるとともにタンク
26へ流入する気体の量が減少しても減圧チャンバー1
内へ送り込む気体の流量を一定の流量に維持することが
できるようにバッファの役割をし、流量コントロール部
27は、マスフローコントローラまたはコンダクタンス
バルブ等で構成され、温調ユニット28Aにより所定の
温度に温度調整された気体を所定の流量で吹き出し口1
5から減圧チャンバー1内へ循環供給する。ケミカルフ
ィルター29Aは温調ユニット28Aの下流側で流量コ
ントロール部27との間に配設する。
【0069】高圧気体供給ライン13は、真空ポンプ2
0により排出された気体をさらに圧縮して所定の圧力ま
で加圧するコンプレッサ61と、高圧の気体を蓄える高
圧タンク62と、気体の温度を調整するための温調ユニ
ット28Bと、ケミカルフィルター29Bと、高圧タン
ク62に蓄えられた高圧の気体をやや減圧してこの減圧
された気体を位置決めステージ4等の静圧軸受10へ常
時一定量供給するレギュレータ63とを有している。ケ
ミカルフィルター29Bは温調ユニット28Bの下流側
で流量コントロール部27との間に配設する。また、定
量供給ライン14は、高純度の気体を収容したボンベ2
4と制御弁25を有し、ヘリウムガス等の雰囲気気体を
常時一定の流量(例えば、0.8SLM)を供給して、
減圧チャンバー1の気密性による大気のリークを補償す
るように構成されている。
0により排出された気体をさらに圧縮して所定の圧力ま
で加圧するコンプレッサ61と、高圧の気体を蓄える高
圧タンク62と、気体の温度を調整するための温調ユニ
ット28Bと、ケミカルフィルター29Bと、高圧タン
ク62に蓄えられた高圧の気体をやや減圧してこの減圧
された気体を位置決めステージ4等の静圧軸受10へ常
時一定量供給するレギュレータ63とを有している。ケ
ミカルフィルター29Bは温調ユニット28Bの下流側
で流量コントロール部27との間に配設する。また、定
量供給ライン14は、高純度の気体を収容したボンベ2
4と制御弁25を有し、ヘリウムガス等の雰囲気気体を
常時一定の流量(例えば、0.8SLM)を供給して、
減圧チャンバー1の気密性による大気のリークを補償す
るように構成されている。
【0070】さらに、循環供給ライン12のタンク26
には、タンク26内の圧力を検出する圧力センサ66と
この圧力センサ66の検出結果に基づいて開閉制御され
る制御弁65と気体を収容した気体供給源としてのボン
ベ64が付設されている。
には、タンク26内の圧力を検出する圧力センサ66と
この圧力センサ66の検出結果に基づいて開閉制御され
る制御弁65と気体を収容した気体供給源としてのボン
ベ64が付設されている。
【0071】以上のように構成された本実施例の雰囲気
気体を制御するシステムにおいて、ドライポンプ等の真
空ポンプ20は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス等
の雰囲気気体を吸い込み口16から流量制御弁21を介
して真空排気し、減圧チャンバー1内の圧力を検出する
圧力センサ23の検出結果に基づいて、減圧チャンバー
1内の圧力を所定の真空圧力(例えば、20000P
a)となるようにコントローラ22により流量制御弁2
1の開度を調整し、排気量を調整制御する。真空ポンプ
20により排気されかつ圧縮されて約102000Pa
程度まで加圧された気体は、循環供給ライン12のタン
ク26に蓄えられる。そして、循環供給ライン12の流
量コントロール部27はタンク26に貯えられている気
体をその流量をほぼ一定(例えば、300+αSLM)
にして減圧チャンバー1内に還流させ、吹き出し口15
から気体を吹き出す。
気体を制御するシステムにおいて、ドライポンプ等の真
空ポンプ20は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス等
の雰囲気気体を吸い込み口16から流量制御弁21を介
して真空排気し、減圧チャンバー1内の圧力を検出する
圧力センサ23の検出結果に基づいて、減圧チャンバー
1内の圧力を所定の真空圧力(例えば、20000P
a)となるようにコントローラ22により流量制御弁2
1の開度を調整し、排気量を調整制御する。真空ポンプ
20により排気されかつ圧縮されて約102000Pa
程度まで加圧された気体は、循環供給ライン12のタン
ク26に蓄えられる。そして、循環供給ライン12の流
量コントロール部27はタンク26に貯えられている気
体をその流量をほぼ一定(例えば、300+αSLM)
にして減圧チャンバー1内に還流させ、吹き出し口15
から気体を吹き出す。
【0072】吹き出し口15から吹き出された気体は、
減圧チャンバー1内の基板2やマスク5および位置決め
ステージ4等の露光装置周りを上方から下方へのダウン
フローの気流をもって吸い込み口16の方へ流れる。こ
の雰囲気気体の上方から下方へのダウンフローの気流に
より、減圧チャンバー1内の位置決めステージの駆動手
段や電気基板等の発熱源によって発生する熱を充分に放
熱することができ、マスクや基板の熱による位置ずれを
防止し、精度の良い露光を行なうことが可能となる。
減圧チャンバー1内の基板2やマスク5および位置決め
ステージ4等の露光装置周りを上方から下方へのダウン
フローの気流をもって吸い込み口16の方へ流れる。こ
の雰囲気気体の上方から下方へのダウンフローの気流に
より、減圧チャンバー1内の位置決めステージの駆動手
段や電気基板等の発熱源によって発生する熱を充分に放
熱することができ、マスクや基板の熱による位置ずれを
防止し、精度の良い露光を行なうことが可能となる。
【0073】定量供給ライン14は、減圧チャンバー1
の気密性に関連する大気のリークに基づいて減圧チャン
バー1内の雰囲気気体の純度が低下することを防ぐよう
に予め設定された制御弁25の開度によって高純度の雰
囲気気体をボンベ24から供給するようになし、制御弁
25の開度を調整して常時一定量(例えば、0.8SL
M)の雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ供給する。
の気密性に関連する大気のリークに基づいて減圧チャン
バー1内の雰囲気気体の純度が低下することを防ぐよう
に予め設定された制御弁25の開度によって高純度の雰
囲気気体をボンベ24から供給するようになし、制御弁
25の開度を調整して常時一定量(例えば、0.8SL
M)の雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ供給する。
【0074】マスク5や基板2の位置決めステージ4等
に使用される静圧軸受10への高圧の気体の供給は、真
空ポンプ20により排気されて送り込まれる雰囲気気体
を循環供給ライン12から分岐する高圧気体供給ライン
13により行なう。高圧気体供給ライン13において、
雰囲気気体はコンプレッサ61により所定の圧力(6k
gf/cm2 )まで加圧され、この高圧の気体は高圧タ
ンク62に蓄えられる。高圧タンク62に蓄えられてい
る気体は、レギュレータ63によりその圧力(6kgf
/cm2 )から約5kgf/cm2 まで減圧された後に
静圧軸受10へ常時一定量(例えば、10SLM)還流
される。このように、位置決めステージ4等の静圧軸受
10に高圧の気体が供給され、位置決めステージ4等の
位置決めを高精度で行なうことができ、さらに、減圧チ
ャンバー内の雰囲気を汚染する心配もなく、露光光の減
衰を抑えることができる。なお、静圧軸受10から流出
した高圧の気体により減圧チャンバー1内の圧力がやや
上昇するとしても、圧力センサ23により減圧チャンバ
ー内圧力を検出することにより、流量制御弁21を調整
して、雰囲気気体を真空ポンプ20により真空排気する
ことにより、減圧チャンバー1内の圧力を所定の真空圧
力(例えば、20000Pa)に維持することができ
る。
に使用される静圧軸受10への高圧の気体の供給は、真
空ポンプ20により排気されて送り込まれる雰囲気気体
を循環供給ライン12から分岐する高圧気体供給ライン
13により行なう。高圧気体供給ライン13において、
雰囲気気体はコンプレッサ61により所定の圧力(6k
gf/cm2 )まで加圧され、この高圧の気体は高圧タ
ンク62に蓄えられる。高圧タンク62に蓄えられてい
る気体は、レギュレータ63によりその圧力(6kgf
/cm2 )から約5kgf/cm2 まで減圧された後に
静圧軸受10へ常時一定量(例えば、10SLM)還流
される。このように、位置決めステージ4等の静圧軸受
10に高圧の気体が供給され、位置決めステージ4等の
位置決めを高精度で行なうことができ、さらに、減圧チ
ャンバー内の雰囲気を汚染する心配もなく、露光光の減
衰を抑えることができる。なお、静圧軸受10から流出
した高圧の気体により減圧チャンバー1内の圧力がやや
上昇するとしても、圧力センサ23により減圧チャンバ
ー内圧力を検出することにより、流量制御弁21を調整
して、雰囲気気体を真空ポンプ20により真空排気する
ことにより、減圧チャンバー1内の圧力を所定の真空圧
力(例えば、20000Pa)に維持することができ
る。
【0075】タンク26には、圧力センサ66の計測結
果に基づいて開閉制御される制御弁65を介して気体供
給源としてのボンベ64が接続されており、制御弁65
は、タンク26内の圧力が例えば0.8kgf/cm2
以下となれば開放し、タンク内圧力が例えば1.0kg
f/cm2 以上となれば閉鎖するように構成されてい
る。したがって、圧力センサ66によりタンク26内の
圧力を計測して、タンク内圧力が0.8kgf/cm2
以下となれば制御弁65を開放してボンベ64からタン
ク26へ気体を供給し、また、タンク26内の圧力が
1.0kgf/cm 2 以上となれば制御弁65を閉鎖し
て気体の供給を停止する。これによって、タンク26内
の圧力が低下しても、これを補償するようにボンベ64
から気体を適宜タンク26へ補充することができる。
果に基づいて開閉制御される制御弁65を介して気体供
給源としてのボンベ64が接続されており、制御弁65
は、タンク26内の圧力が例えば0.8kgf/cm2
以下となれば開放し、タンク内圧力が例えば1.0kg
f/cm2 以上となれば閉鎖するように構成されてい
る。したがって、圧力センサ66によりタンク26内の
圧力を計測して、タンク内圧力が0.8kgf/cm2
以下となれば制御弁65を開放してボンベ64からタン
ク26へ気体を供給し、また、タンク26内の圧力が
1.0kgf/cm 2 以上となれば制御弁65を閉鎖し
て気体の供給を停止する。これによって、タンク26内
の圧力が低下しても、これを補償するようにボンベ64
から気体を適宜タンク26へ補充することができる。
【0076】ところで、減圧チャンバー1内に配置され
た位置決めステージ4に基板2を吸着保持する吸着チャ
ック3の真空ポンプ3aによって、基板2の吸着作動の
度に減圧チャンバー1内の雰囲気気体が流出され、その
度に減圧チャンバー1内の雰囲気気体の圧力が一時的に
低下する。さらにこれを長時間繰り返すことにより流出
される雰囲気気体の総排出量は大きくなり、大気のリー
クを補償するための定量供給ライン14による気体の供
給のみでは補償することができなくなり、また、タンク
26も還流させる気体流量のバッファの機能を果たすこ
とができなくなり、減圧チャンバー1内の圧力は徐々に
低下してしまう。このように、減圧チャンバー1内の圧
力が低下し、さらに、循環供給ライン12を介して還流
する気体の流量が少なくなったときには、減圧チャンバ
ー1内の真空圧力を所定の圧力に維持することができな
くなる。しかし、本実施例においては、タンク26内の
圧力が低下するとボンベ64からタンク26へ気体を補
充することができ、循環供給ライン12を介して減圧チ
ャンバー1内へ所定の流量の気体を常に供給することが
可能となり、減圧チャンバー1内の圧力の低下を防止す
ることができ、減圧チャンバー内の圧力制御の精度を向
上させることができる。そして、X線等の露光光の減衰
をなくして露光ムラを生じさせることがなく、高精度の
露光が可能となる。
た位置決めステージ4に基板2を吸着保持する吸着チャ
ック3の真空ポンプ3aによって、基板2の吸着作動の
度に減圧チャンバー1内の雰囲気気体が流出され、その
度に減圧チャンバー1内の雰囲気気体の圧力が一時的に
低下する。さらにこれを長時間繰り返すことにより流出
される雰囲気気体の総排出量は大きくなり、大気のリー
クを補償するための定量供給ライン14による気体の供
給のみでは補償することができなくなり、また、タンク
26も還流させる気体流量のバッファの機能を果たすこ
とができなくなり、減圧チャンバー1内の圧力は徐々に
低下してしまう。このように、減圧チャンバー1内の圧
力が低下し、さらに、循環供給ライン12を介して還流
する気体の流量が少なくなったときには、減圧チャンバ
ー1内の真空圧力を所定の圧力に維持することができな
くなる。しかし、本実施例においては、タンク26内の
圧力が低下するとボンベ64からタンク26へ気体を補
充することができ、循環供給ライン12を介して減圧チ
ャンバー1内へ所定の流量の気体を常に供給することが
可能となり、減圧チャンバー1内の圧力の低下を防止す
ることができ、減圧チャンバー内の圧力制御の精度を向
上させることができる。そして、X線等の露光光の減衰
をなくして露光ムラを生じさせることがなく、高精度の
露光が可能となる。
【0077】また、循環供給ライン12に配設したタン
ク26内の圧力をより精度良く一定に維持するための他
の手段を、図6に図示する。すなわち、図6において、
タンク26には、圧力センサ66の計測結果に基づいて
開閉制御される制御弁65を介して気体供給源としての
ボンベ64を接続するとともに、圧力センサ66の計測
結果に基づいて開閉制御される制御弁68を介してタン
ク26内の気体を排出する排気ポンプ67を接続する。
制御弁65は、タンク26内の圧力が例えば1.0kg
f/cm2 より下がれば開放し、タンク内圧力が1.0
kgf/cm2より高くなれば閉鎖するように構成され
ている。一方の制御弁68は、タンク26内の圧力が例
えば1.0kgf/cm2 より高くなれば開放し、タン
ク内圧力が1.0kgf/cm2 より下がれば閉鎖する
ように構成されている。圧力センサ66によりタンク2
6内の圧力を計測して、タンク内圧力が1.0kgf/
cm2 より下がれば、制御弁65を開放してボンベ64
からタンク26へ気体を供給し、タンク26の圧力を
1.0kgf/cm2 に回復させる。逆に、タンク内圧
力が1.0kgf/cm2 より高くなれば、制御弁65
を閉鎖するとともに制御弁68を開放して、排気ポンプ
67によりタンク26から気体を排気して、タンク26
の圧力を1.0kgf/cm2 に回復させる。このよう
にタンク26に気体供給用のボンベ64と気体排出用の
排気ポンプ67をそれぞれ制御弁65、68を介して付
設することにより、タンク26の圧力を常に一定に維持
することができ、循環供給ライン12の流量コントロー
ル部27での制御が行ないやすくなり、そのため、減圧
チャンバー1に流れ込む雰囲気気体の流量をより精度良
く一定に維持することができる。これにより、減圧チャ
ンバー1内の圧力の低下を防止するとともに、減圧チャ
ンバー1内の圧力制御の精度をより向上させることがで
きる。
ク26内の圧力をより精度良く一定に維持するための他
の手段を、図6に図示する。すなわち、図6において、
タンク26には、圧力センサ66の計測結果に基づいて
開閉制御される制御弁65を介して気体供給源としての
ボンベ64を接続するとともに、圧力センサ66の計測
結果に基づいて開閉制御される制御弁68を介してタン
ク26内の気体を排出する排気ポンプ67を接続する。
制御弁65は、タンク26内の圧力が例えば1.0kg
f/cm2 より下がれば開放し、タンク内圧力が1.0
kgf/cm2より高くなれば閉鎖するように構成され
ている。一方の制御弁68は、タンク26内の圧力が例
えば1.0kgf/cm2 より高くなれば開放し、タン
ク内圧力が1.0kgf/cm2 より下がれば閉鎖する
ように構成されている。圧力センサ66によりタンク2
6内の圧力を計測して、タンク内圧力が1.0kgf/
cm2 より下がれば、制御弁65を開放してボンベ64
からタンク26へ気体を供給し、タンク26の圧力を
1.0kgf/cm2 に回復させる。逆に、タンク内圧
力が1.0kgf/cm2 より高くなれば、制御弁65
を閉鎖するとともに制御弁68を開放して、排気ポンプ
67によりタンク26から気体を排気して、タンク26
の圧力を1.0kgf/cm2 に回復させる。このよう
にタンク26に気体供給用のボンベ64と気体排出用の
排気ポンプ67をそれぞれ制御弁65、68を介して付
設することにより、タンク26の圧力を常に一定に維持
することができ、循環供給ライン12の流量コントロー
ル部27での制御が行ないやすくなり、そのため、減圧
チャンバー1に流れ込む雰囲気気体の流量をより精度良
く一定に維持することができる。これにより、減圧チャ
ンバー1内の圧力の低下を防止するとともに、減圧チャ
ンバー1内の圧力制御の精度をより向上させることがで
きる。
【0078】次に、本発明の処理装置の他の実施例につ
いて図7を参照して説明する。本実施例においても、前
述した図5に図示する実施例と同様の部材には同一符号
を付して、詳細な説明は省略する。
いて図7を参照して説明する。本実施例においても、前
述した図5に図示する実施例と同様の部材には同一符号
を付して、詳細な説明は省略する。
【0079】本実施例は、高圧気体供給ライン13の高
圧タンク62から循環供給ライン12のタンク26へ高
圧の気体を補充するようにしている点で、前述した図5
に図示する実施例と相違している。すなわち、循環供給
ライン12のタンク26と高圧気体供給ライン13の高
圧タンク62とを制御弁72を有する配管71で連結
し、制御弁72は、タンク26内の圧力を計測する圧力
センサ73の計測結果に基づいて制御される。タンク2
6内の圧力が例えば0.8kgf/cm2 以下となれば
制御弁72を開放し、タンク内圧力が例えば1.0kg
f/cm2 以上となれば制御弁72を閉鎖するように構
成されている。したがって、圧力センサ73によりタン
ク26内の圧力を計測して、タンク内圧力が0.8kg
f/cm2以下となれば制御弁72を開放して、高圧タ
ンク62から高圧の気体がタンク26へ供給され、ま
た、タンク26内の圧力が1.0kgf/cm2 以上と
なれば制御弁72は閉鎖して高圧の気体の供給を停止す
る。
圧タンク62から循環供給ライン12のタンク26へ高
圧の気体を補充するようにしている点で、前述した図5
に図示する実施例と相違している。すなわち、循環供給
ライン12のタンク26と高圧気体供給ライン13の高
圧タンク62とを制御弁72を有する配管71で連結
し、制御弁72は、タンク26内の圧力を計測する圧力
センサ73の計測結果に基づいて制御される。タンク2
6内の圧力が例えば0.8kgf/cm2 以下となれば
制御弁72を開放し、タンク内圧力が例えば1.0kg
f/cm2 以上となれば制御弁72を閉鎖するように構
成されている。したがって、圧力センサ73によりタン
ク26内の圧力を計測して、タンク内圧力が0.8kg
f/cm2以下となれば制御弁72を開放して、高圧タ
ンク62から高圧の気体がタンク26へ供給され、ま
た、タンク26内の圧力が1.0kgf/cm2 以上と
なれば制御弁72は閉鎖して高圧の気体の供給を停止す
る。
【0080】したがって、本実施例においても、前述し
た図5に図示する実施例と同様に、基板2を吸着保持す
る吸着チャック3の真空ポンプ3aにより、基板2の吸
着作動の度に雰囲気気体が流出され、その度に減圧チャ
ンバー1内の雰囲気気体の圧力が一時的に低下する。さ
らにこれを長時間繰り返すことにより、減圧チャンバー
1内の圧力に低下傾向が生じる。しかし、本実施例で
は、タンク26内の圧力が所定値以下に低下すると、高
圧タンク62からタンク26へ高圧の気体を補充するこ
とができ、循環供給ライン12を介する減圧チャンバー
1内への還流気体を常に所定流量に維持することが可能
となり、減圧チャンバー1内の圧力の低下を防止するこ
とができ、減圧チャンバー内の圧力制御の精度を向上さ
せることができる。
た図5に図示する実施例と同様に、基板2を吸着保持す
る吸着チャック3の真空ポンプ3aにより、基板2の吸
着作動の度に雰囲気気体が流出され、その度に減圧チャ
ンバー1内の雰囲気気体の圧力が一時的に低下する。さ
らにこれを長時間繰り返すことにより、減圧チャンバー
1内の圧力に低下傾向が生じる。しかし、本実施例で
は、タンク26内の圧力が所定値以下に低下すると、高
圧タンク62からタンク26へ高圧の気体を補充するこ
とができ、循環供給ライン12を介する減圧チャンバー
1内への還流気体を常に所定流量に維持することが可能
となり、減圧チャンバー1内の圧力の低下を防止するこ
とができ、減圧チャンバー内の圧力制御の精度を向上さ
せることができる。
【0081】次に、本発明の処理装置のさらに他の実施
例について図8を参照して説明する。本実施例において
も、前述した図5および図7に図示する実施例と同様の
部材には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
例について図8を参照して説明する。本実施例において
も、前述した図5および図7に図示する実施例と同様の
部材には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0082】本実施例は、基板1を吸着保持する吸着チ
ャック3に連結された真空ポンプ3aを循環供給ライン
12におけるタンク26の上流側に配管75をもって連
結することを特徴とするものである。したがって、吸着
チャック3により基板2を吸着保持する際に作動する真
空ポンプ3aにより排出される雰囲気気体は、配管75
を介して循環供給ライン12へ導入される。これによっ
て、減圧チャンバー1内の雰囲気圧力の低下の原因とな
る吸着チャック3の真空ポンプ3aにより吸引排出され
る雰囲気気体を、直接、配管75を介して循環供給ライ
ン12およびタンク26へ導入し、循環供給ライン12
の気体の流量を上げることができる。これにより、循環
供給ライン12を介して減圧チャンバー1内へ還流させ
る気体を所定流量に維持することが可能となり、減圧チ
ャンバー1内の圧力の低下を防止することができ、減圧
チャンバー内の圧力制御の精度を向上させることができ
る。
ャック3に連結された真空ポンプ3aを循環供給ライン
12におけるタンク26の上流側に配管75をもって連
結することを特徴とするものである。したがって、吸着
チャック3により基板2を吸着保持する際に作動する真
空ポンプ3aにより排出される雰囲気気体は、配管75
を介して循環供給ライン12へ導入される。これによっ
て、減圧チャンバー1内の雰囲気圧力の低下の原因とな
る吸着チャック3の真空ポンプ3aにより吸引排出され
る雰囲気気体を、直接、配管75を介して循環供給ライ
ン12およびタンク26へ導入し、循環供給ライン12
の気体の流量を上げることができる。これにより、循環
供給ライン12を介して減圧チャンバー1内へ還流させ
る気体を所定流量に維持することが可能となり、減圧チ
ャンバー1内の圧力の低下を防止することができ、減圧
チャンバー内の圧力制御の精度を向上させることができ
る。
【0083】次に、本発明の処理装置のさらに他の実施
例について図9を参照して説明する。図9は、本発明の
処理装置の他の実施例を半導体露光装置に適用した状態
を図示する模式図であり、本実施例は、処理装置の休止
時に雰囲気気体をその循環系内に貯溜するようになし、
雰囲気気体の消費量を削減しランニングコストの低減を
図るものであり、前述した図1や図5に図示する実施例
と同様の部材には同一符号を付して説明する。
例について図9を参照して説明する。図9は、本発明の
処理装置の他の実施例を半導体露光装置に適用した状態
を図示する模式図であり、本実施例は、処理装置の休止
時に雰囲気気体をその循環系内に貯溜するようになし、
雰囲気気体の消費量を削減しランニングコストの低減を
図るものであり、前述した図1や図5に図示する実施例
と同様の部材には同一符号を付して説明する。
【0084】図9において、半導体露光装置は、前述し
た図1や図5に図示する実施例と同様に、減圧チャンバ
ー1内に収容された基板2を吸着保持する吸着チャック
3を有する基板位置決めステージ4およびマスク5を保
持するマスク保持装置6と、露光手段であるシンクロト
ロン放射光等のX線の光源(図示しない)から発せられ
たX線Rを超高真空の状態で減圧チャンバー1へ導入す
るためのビームダクト8と、減圧チャンバー1の減圧雰
囲気をビームダクト8の超高真空雰囲気から遮断するた
めのベリリウム窓9を有している。また、マスク保持装
置6や基板位置決めステージ4の高精度な位置決めを行
なうために案内機構として使用される複数の静圧軸受1
0(なお、図9には例示的に1個のみ図示する。)は、
作動流体として通常は空気等が用いられるけれども、本
実施例においては、高圧気体供給ライン13に接続さ
れ、ヘリウムガス等の雰囲気気体を加圧した高圧気体を
用いる。このようにビームダクト8を通りベリリウム窓
9を経て減圧チャンバー1内へ導入されるX線Rは、マ
スク保持装置6によって保持されたマスク5のパターン
を、基板位置決めステージ4に吸着チャック3を介して
吸着された基板2に対して転写するように構成されてい
る。
た図1や図5に図示する実施例と同様に、減圧チャンバ
ー1内に収容された基板2を吸着保持する吸着チャック
3を有する基板位置決めステージ4およびマスク5を保
持するマスク保持装置6と、露光手段であるシンクロト
ロン放射光等のX線の光源(図示しない)から発せられ
たX線Rを超高真空の状態で減圧チャンバー1へ導入す
るためのビームダクト8と、減圧チャンバー1の減圧雰
囲気をビームダクト8の超高真空雰囲気から遮断するた
めのベリリウム窓9を有している。また、マスク保持装
置6や基板位置決めステージ4の高精度な位置決めを行
なうために案内機構として使用される複数の静圧軸受1
0(なお、図9には例示的に1個のみ図示する。)は、
作動流体として通常は空気等が用いられるけれども、本
実施例においては、高圧気体供給ライン13に接続さ
れ、ヘリウムガス等の雰囲気気体を加圧した高圧気体を
用いる。このようにビームダクト8を通りベリリウム窓
9を経て減圧チャンバー1内へ導入されるX線Rは、マ
スク保持装置6によって保持されたマスク5のパターン
を、基板位置決めステージ4に吸着チャック3を介して
吸着された基板2に対して転写するように構成されてい
る。
【0085】減圧チャンバー1の減圧雰囲気を制御する
システムの構成は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス
等の雰囲気気体を真空ポンプ20により真空排出して減
圧チャンバー1内の真空圧力(真空度)を制御するため
の排気ライン11と、排気ライン11に接続されて、排
出された雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ循環供給す
る循環供給ライン12を備え、さらに、基板位置決めス
テージ4等に使用される複数の静圧軸受7へ雰囲気気体
を圧縮した高圧気体を供給する高圧気体供給ライン1
3、および高純度の雰囲気気体を常時一定量供給する定
量供給ライン14を備えている。そして、減圧チャンバ
ー1内の上方部には、循環供給ライン12に連結され雰
囲気気体を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹き出し口1
5が配設され、下方部には排気ライン11に連結されて
雰囲気気体を吸い込む吸い込み口16が吹き出し口15
に対向して配設されている。
システムの構成は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス
等の雰囲気気体を真空ポンプ20により真空排出して減
圧チャンバー1内の真空圧力(真空度)を制御するため
の排気ライン11と、排気ライン11に接続されて、排
出された雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ循環供給す
る循環供給ライン12を備え、さらに、基板位置決めス
テージ4等に使用される複数の静圧軸受7へ雰囲気気体
を圧縮した高圧気体を供給する高圧気体供給ライン1
3、および高純度の雰囲気気体を常時一定量供給する定
量供給ライン14を備えている。そして、減圧チャンバ
ー1内の上方部には、循環供給ライン12に連結され雰
囲気気体を減圧チャンバー1内へ吹き出す吹き出し口1
5が配設され、下方部には排気ライン11に連結されて
雰囲気気体を吸い込む吸い込み口16が吹き出し口15
に対向して配設されている。
【0086】排気ライン11、循環供給ライン12、高
圧気体供給ライン13および定量供給ライン14は、図
5に図示する実施例と略同様に構成されており、排気ラ
イン11の真空ポンプ20は開閉弁81を介して大気に
連通され、開閉弁81は、通常は閉鎖されており、真空
ポンプ20により排気される雰囲気気体を循環供給ライ
ン12に送り込むけれども、開閉弁81を開放すること
により真空ポンプ20を介して減圧チャンバー1や循環
供給ライン12内の雰囲気気体を大気に放出することが
できるように構成されている。そして、循環供給ライン
12において、タンク26、温調ユニット28Aおよび
ケミカルフィルター29Aの下流側に、常時は開放され
ている開閉弁82と大気圧の窒素ガスまたは空気を循環
供給ライン12に導入することができる配管83が設け
られ、高圧気体供給ライン13には、高圧タンク62の
上流側に常時は開放されている開閉弁84が設けられ、
高圧タンク62、温調ユニット28Bおよびケミカルフ
ィルター29Bの下流側でレギュレータ63の上流側に
常時は開放されている開閉弁85が設けられている。ま
た、減圧チャンバー1内へ雰囲気気体を送り込む際に気
体中に含まれるパーティクルを除去するために、吹き出
し口15や循環ライン12、13等にULPAフィルタ
を用いることもできる。
圧気体供給ライン13および定量供給ライン14は、図
5に図示する実施例と略同様に構成されており、排気ラ
イン11の真空ポンプ20は開閉弁81を介して大気に
連通され、開閉弁81は、通常は閉鎖されており、真空
ポンプ20により排気される雰囲気気体を循環供給ライ
ン12に送り込むけれども、開閉弁81を開放すること
により真空ポンプ20を介して減圧チャンバー1や循環
供給ライン12内の雰囲気気体を大気に放出することが
できるように構成されている。そして、循環供給ライン
12において、タンク26、温調ユニット28Aおよび
ケミカルフィルター29Aの下流側に、常時は開放され
ている開閉弁82と大気圧の窒素ガスまたは空気を循環
供給ライン12に導入することができる配管83が設け
られ、高圧気体供給ライン13には、高圧タンク62の
上流側に常時は開放されている開閉弁84が設けられ、
高圧タンク62、温調ユニット28Bおよびケミカルフ
ィルター29Bの下流側でレギュレータ63の上流側に
常時は開放されている開閉弁85が設けられている。ま
た、減圧チャンバー1内へ雰囲気気体を送り込む際に気
体中に含まれるパーティクルを除去するために、吹き出
し口15や循環ライン12、13等にULPAフィルタ
を用いることもできる。
【0087】以上のように構成された本実施例における
減圧雰囲気を制御するシステムにおいて、真空ポンプ2
0は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス等の雰囲気気
体を吸い込み口16から流量制御弁21を介して真空排
気し、その排気量は、減圧チャンバー1内の圧力を検出
する圧力センサ23の検出結果に基づいて、減圧チャン
バー1内の圧力を所定の真空圧力(例えば、20000
Pa)となるようにコントローラ22により調整される
流量制御弁21によって制御される。真空ポンプ20に
より排気されかつ圧縮されて約102000Pa程度ま
で加圧された気体は、循環供給ライン12のタンク26
に蓄えられる。そして、循環供給ライン12の流量コン
トロール部27はタンク26に蓄えられている気体をそ
の流量をほぼ一定(例えば、300+αSLM)にして
減圧チャンバー1内に還流させ、吹き出し口15から気
体を吹き出す。
減圧雰囲気を制御するシステムにおいて、真空ポンプ2
0は、減圧チャンバー1内のヘリウムガス等の雰囲気気
体を吸い込み口16から流量制御弁21を介して真空排
気し、その排気量は、減圧チャンバー1内の圧力を検出
する圧力センサ23の検出結果に基づいて、減圧チャン
バー1内の圧力を所定の真空圧力(例えば、20000
Pa)となるようにコントローラ22により調整される
流量制御弁21によって制御される。真空ポンプ20に
より排気されかつ圧縮されて約102000Pa程度ま
で加圧された気体は、循環供給ライン12のタンク26
に蓄えられる。そして、循環供給ライン12の流量コン
トロール部27はタンク26に蓄えられている気体をそ
の流量をほぼ一定(例えば、300+αSLM)にして
減圧チャンバー1内に還流させ、吹き出し口15から気
体を吹き出す。
【0088】吹き出し口15から吹き出された気体は、
減圧チャンバー1内の基板2やマスク5および基板位置
決めステージ4等の露光装置の周りを上方から下方への
ダウンフローの気流をもって吸い込み口16の方へ流れ
る。この雰囲気気体の上方から下方へのダウンフローの
気流により、減圧チャンバー1内の位置決めステージの
アクチュエータや電気基板等の発熱源によって発生する
熱を充分に放熱することができ、マスクや基板の熱によ
る位置ずれを防止し、精度の良い露光を行なうことが可
能となる。定量供給ライン14は、減圧チャンバー1の
気密性に関連する大気のリークに基づいて減圧チャンバ
ー1内の雰囲気気体の純度が低下することを防ぐように
予め設定された制御弁25の開度によって高純度の雰囲
気気体を気体ボンベ24から供給するようになし、制御
弁25の開度を制御して常時一定量(例えば、0.8S
LM)の雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ供給する。
減圧チャンバー1内の基板2やマスク5および基板位置
決めステージ4等の露光装置の周りを上方から下方への
ダウンフローの気流をもって吸い込み口16の方へ流れ
る。この雰囲気気体の上方から下方へのダウンフローの
気流により、減圧チャンバー1内の位置決めステージの
アクチュエータや電気基板等の発熱源によって発生する
熱を充分に放熱することができ、マスクや基板の熱によ
る位置ずれを防止し、精度の良い露光を行なうことが可
能となる。定量供給ライン14は、減圧チャンバー1の
気密性に関連する大気のリークに基づいて減圧チャンバ
ー1内の雰囲気気体の純度が低下することを防ぐように
予め設定された制御弁25の開度によって高純度の雰囲
気気体を気体ボンベ24から供給するようになし、制御
弁25の開度を制御して常時一定量(例えば、0.8S
LM)の雰囲気気体を減圧チャンバー1内へ供給する。
【0089】マスク5や基板2の位置決めステージ4等
に使用される静圧軸受10への高圧の気体の供給は、真
空ポンプ20により排気されて送り込まれる雰囲気気体
を循環供給ライン12から分岐する高圧気体供給ライン
13により行なう。高圧気体供給ライン13において、
雰囲気気体はコンプレッサ61により所定の圧力(6k
gf/cm2 )まで加圧され、この高圧の気体は高圧タ
ンク62に蓄えられる。高圧タンク62に蓄えられてい
る気体は、レギュレータ63によりその圧力(6kgf
/cm2 )から約5kgf/cm2 まで減圧された後に
静圧軸受10へ常時一定量(例えば、10SLM)還流
される。このとき、開閉弁84および85はともに開放
されている。このように、基板位置決めステージ4等の
静圧軸受10に高圧の気体が供給され、位置決めステー
ジ4等の位置決めを高精度で行なうことができ、さら
に、減圧チャンバー内の雰囲気を汚染する心配もなく、
露光光の減衰を抑えることができる。
に使用される静圧軸受10への高圧の気体の供給は、真
空ポンプ20により排気されて送り込まれる雰囲気気体
を循環供給ライン12から分岐する高圧気体供給ライン
13により行なう。高圧気体供給ライン13において、
雰囲気気体はコンプレッサ61により所定の圧力(6k
gf/cm2 )まで加圧され、この高圧の気体は高圧タ
ンク62に蓄えられる。高圧タンク62に蓄えられてい
る気体は、レギュレータ63によりその圧力(6kgf
/cm2 )から約5kgf/cm2 まで減圧された後に
静圧軸受10へ常時一定量(例えば、10SLM)還流
される。このとき、開閉弁84および85はともに開放
されている。このように、基板位置決めステージ4等の
静圧軸受10に高圧の気体が供給され、位置決めステー
ジ4等の位置決めを高精度で行なうことができ、さら
に、減圧チャンバー内の雰囲気を汚染する心配もなく、
露光光の減衰を抑えることができる。
【0090】そして、装置をメンテナンス等のために休
止する際には、休止に先立って、定量供給ライン14の
制御弁25を閉鎖して高純度の雰囲気気体の供給を停止
するとともに、循環供給ライン12の開閉弁82と高圧
気体供給ライン13の開閉弁85を閉鎖する。すると、
真空ポンプ20の作動により、各ライン12、13の開
閉弁82、85の下流側に存在する気体および減圧チャ
ンバー1内の雰囲気気体は真空ポンプ20に引き込ま
れ、その後、コンプレッサ61により6kgf/cm2
まで加圧されて、高圧タンク62に流し込まれる。この
ように高圧タンク62へ気体が充分に流し込まれた後
に、開閉弁84を閉鎖して、コンプレッサ61の作動を
停止する。これにより、雰囲気気体のほとんどは、6k
gf/cm2の圧力で高圧タンク62内に貯溜される。
次に、真空ポンプ20を大気に連通する開閉弁81を開
放して、減圧チャンバー1やタンク26内等に残留して
いる気体を真空ポンプ20により大気に放出して、それ
らを真空とした後に、開閉弁81を閉鎖する。そして、
循環供給ライン12に配管83を介して大気圧の窒素ガ
スまたは空気を導入し、減圧チャンバー1やタンク26
および排気ライン11や高圧気体供給ライン13の一部
に大気圧の窒素ガスまたは空気を導入する。これによ
り、装置の休止準備が終了し、装置を休止し、必要なメ
ンテナンス等の作業を行なう。
止する際には、休止に先立って、定量供給ライン14の
制御弁25を閉鎖して高純度の雰囲気気体の供給を停止
するとともに、循環供給ライン12の開閉弁82と高圧
気体供給ライン13の開閉弁85を閉鎖する。すると、
真空ポンプ20の作動により、各ライン12、13の開
閉弁82、85の下流側に存在する気体および減圧チャ
ンバー1内の雰囲気気体は真空ポンプ20に引き込ま
れ、その後、コンプレッサ61により6kgf/cm2
まで加圧されて、高圧タンク62に流し込まれる。この
ように高圧タンク62へ気体が充分に流し込まれた後
に、開閉弁84を閉鎖して、コンプレッサ61の作動を
停止する。これにより、雰囲気気体のほとんどは、6k
gf/cm2の圧力で高圧タンク62内に貯溜される。
次に、真空ポンプ20を大気に連通する開閉弁81を開
放して、減圧チャンバー1やタンク26内等に残留して
いる気体を真空ポンプ20により大気に放出して、それ
らを真空とした後に、開閉弁81を閉鎖する。そして、
循環供給ライン12に配管83を介して大気圧の窒素ガ
スまたは空気を導入し、減圧チャンバー1やタンク26
および排気ライン11や高圧気体供給ライン13の一部
に大気圧の窒素ガスまたは空気を導入する。これによ
り、装置の休止準備が終了し、装置を休止し、必要なメ
ンテナンス等の作業を行なう。
【0091】このようにすることにより、減圧チャンバ
ー1に使用する高価なヘリウムガス等の雰囲気気体のほ
とんどを高圧タンク62内に貯溜することができ、従来
のようにメンテナンス等のための休止の度に雰囲気気体
の全てを大気に放出するようなことがなく、高圧タンク
62内に貯溜した雰囲気気体を再度使用することがで
き、高価なヘリウムガス等の雰囲気気体の消費量を大き
く削減でき、ランニングコストを大きく低減することが
可能となる。
ー1に使用する高価なヘリウムガス等の雰囲気気体のほ
とんどを高圧タンク62内に貯溜することができ、従来
のようにメンテナンス等のための休止の度に雰囲気気体
の全てを大気に放出するようなことがなく、高圧タンク
62内に貯溜した雰囲気気体を再度使用することがで
き、高価なヘリウムガス等の雰囲気気体の消費量を大き
く削減でき、ランニングコストを大きく低減することが
可能となる。
【0092】次に、本発明の処理装置の他の実施例につ
いて図10を参照して説明する。本実施例においても、
図9に図示する実施例と同様の部材には同一符号を付し
て説明する。
いて図10を参照して説明する。本実施例においても、
図9に図示する実施例と同様の部材には同一符号を付し
て説明する。
【0093】本実施例は、減圧チャンバー1に対して排
気ライン11と循環供給ライン12とを連結する第1の
バイパスライン93および高圧気体供給ライン13にお
ける減圧チャンバー1に対する第2のバイパスライン9
6を配設し、これらのバイパスライン93、96を介す
る循環系に雰囲気気体を貯溜するようになした点で、前
述した図9に図示する実施例と相違している。
気ライン11と循環供給ライン12とを連結する第1の
バイパスライン93および高圧気体供給ライン13にお
ける減圧チャンバー1に対する第2のバイパスライン9
6を配設し、これらのバイパスライン93、96を介す
る循環系に雰囲気気体を貯溜するようになした点で、前
述した図9に図示する実施例と相違している。
【0094】減圧チャンバー1内の雰囲気気体を排気し
て減圧チャンバー1内の真空圧力を制御する排気ライン
11は、減圧チャンバー1内の下方に配設された吸い込
み口16から雰囲気気体を真空排出するドライポンプ等
の真空ポンプ20と開度の調整可能な流量制御弁21と
コントローラ22と減圧チャンバー1内の圧力を検出す
る圧力センサ23、および真空ポンプ20の上流側に配
置された第1の三方弁91を有し、減圧チャンバー1内
の圧力を検出する圧力センサ23の検出出力に基づいて
コントローラ22により流量制御弁21の開度を調整し
て、減圧チャンバー1内の真空圧力を制御する。
て減圧チャンバー1内の真空圧力を制御する排気ライン
11は、減圧チャンバー1内の下方に配設された吸い込
み口16から雰囲気気体を真空排出するドライポンプ等
の真空ポンプ20と開度の調整可能な流量制御弁21と
コントローラ22と減圧チャンバー1内の圧力を検出す
る圧力センサ23、および真空ポンプ20の上流側に配
置された第1の三方弁91を有し、減圧チャンバー1内
の圧力を検出する圧力センサ23の検出出力に基づいて
コントローラ22により流量制御弁21の開度を調整し
て、減圧チャンバー1内の真空圧力を制御する。
【0095】排気された雰囲気気体を減圧チャンバー1
内へ循環供給する循環供給ライン12は、排気ライン1
1の真空ポンプ20により排出されかつ圧縮された気体
を蓄えるタンク26と温調ユニット28Aとケミカルフ
ィルター29Aと流量コントロール部27、およびタン
ク26の下流側でケミカルフィルター29Aと流量コン
トロール部27の間に配置された第2の三方弁92を有
し、吹き出し口15に連結されている。タンク26は、
真空ポンプ20の脈流等による圧力変動を抑えるととも
にタンク26へ流入する気体の量が減少しても減圧チャ
ンバー1内へ送り込む気体の流量を一定の流量に維持す
ることができるようにバッファの役割をし、流量コント
ロール部27は、マスフローコントローラまたはコンダ
クタンスバルブ等からなり、温調ユニット28Aにより
所定の温度に温度調整された気体を所定の流量で吹き出
し口15から減圧チャンバー1内へ循環供給する。
内へ循環供給する循環供給ライン12は、排気ライン1
1の真空ポンプ20により排出されかつ圧縮された気体
を蓄えるタンク26と温調ユニット28Aとケミカルフ
ィルター29Aと流量コントロール部27、およびタン
ク26の下流側でケミカルフィルター29Aと流量コン
トロール部27の間に配置された第2の三方弁92を有
し、吹き出し口15に連結されている。タンク26は、
真空ポンプ20の脈流等による圧力変動を抑えるととも
にタンク26へ流入する気体の量が減少しても減圧チャ
ンバー1内へ送り込む気体の流量を一定の流量に維持す
ることができるようにバッファの役割をし、流量コント
ロール部27は、マスフローコントローラまたはコンダ
クタンスバルブ等からなり、温調ユニット28Aにより
所定の温度に温度調整された気体を所定の流量で吹き出
し口15から減圧チャンバー1内へ循環供給する。
【0096】減圧チャンバー1内の複数の静圧軸受10
へ雰囲気気体を加圧して高圧気体を供給する高圧気体供
給ライン13は、真空ポンプ20により排出された気体
をさらに圧縮して所定の圧力まで加圧するコンプレッサ
61と加圧された気体を蓄える高圧タンク62と温調ユ
ニット28Bとケミカルフィルター29Bと高圧タンク
62に蓄えられた高圧の気体をやや減圧してこの減圧さ
れた気体を位置決めステージ4等の静圧軸受10へ常時
一定量供給するレギュレータ63、およびコンプレッサ
61の上流側に配置された第3の三方弁94とレギュレ
ータ63の下流側に配置された第4の三方弁95を有し
ている。そして、第1のバイパスライン93は第1の三
方弁91と第2の三方弁92を接続するものであり、第
2のバイパスライン96は第3の三方弁94と第4の三
方弁95を接続するものである。また、定量供給ライン
14は、高純度の気体を収容した気体ボンベ24と流量
制御弁25を有し、ヘリウム等の雰囲気気体を常時一定
の流量(例えば、0.8SLM)を供給して、減圧チャ
ンバー1の気密性による大気のリークを補償するように
構成されている。
へ雰囲気気体を加圧して高圧気体を供給する高圧気体供
給ライン13は、真空ポンプ20により排出された気体
をさらに圧縮して所定の圧力まで加圧するコンプレッサ
61と加圧された気体を蓄える高圧タンク62と温調ユ
ニット28Bとケミカルフィルター29Bと高圧タンク
62に蓄えられた高圧の気体をやや減圧してこの減圧さ
れた気体を位置決めステージ4等の静圧軸受10へ常時
一定量供給するレギュレータ63、およびコンプレッサ
61の上流側に配置された第3の三方弁94とレギュレ
ータ63の下流側に配置された第4の三方弁95を有し
ている。そして、第1のバイパスライン93は第1の三
方弁91と第2の三方弁92を接続するものであり、第
2のバイパスライン96は第3の三方弁94と第4の三
方弁95を接続するものである。また、定量供給ライン
14は、高純度の気体を収容した気体ボンベ24と流量
制御弁25を有し、ヘリウム等の雰囲気気体を常時一定
の流量(例えば、0.8SLM)を供給して、減圧チャ
ンバー1の気密性による大気のリークを補償するように
構成されている。
【0097】以上のように構成された本実施例における
減圧雰囲気を制御するシステムにおいて、第1ないし第
4の三方弁91、92、94、95によって第1および
第2のバイパスライン93、96への気体の流れを閉鎖
することにより、前述した図9に図示する実施例と同様
に、排気ライン11により減圧チャンバー1内の圧力を
所定の真空圧力に維持するように雰囲気気体を真空排出
するとともに、循環供給ライン12により減圧チャンバ
ー1内に雰囲気気体を還流させて雰囲気気体の気流を生
じさせ、そして、高圧気体供給ライン13により静圧軸
受10へ高圧の気体を還流させる。
減圧雰囲気を制御するシステムにおいて、第1ないし第
4の三方弁91、92、94、95によって第1および
第2のバイパスライン93、96への気体の流れを閉鎖
することにより、前述した図9に図示する実施例と同様
に、排気ライン11により減圧チャンバー1内の圧力を
所定の真空圧力に維持するように雰囲気気体を真空排出
するとともに、循環供給ライン12により減圧チャンバ
ー1内に雰囲気気体を還流させて雰囲気気体の気流を生
じさせ、そして、高圧気体供給ライン13により静圧軸
受10へ高圧の気体を還流させる。
【0098】そして、装置をメンテナンス等のために休
止する際には、休止に先立って、定量供給ライン14の
制御弁25を閉鎖して高純度の雰囲気気体の供給を停止
するとともに、第2の三方弁92と第4の三方弁95を
切り換え、減圧チャンバー1内の雰囲気気体および循環
供給ライン12における第2の三方弁92の下流側と高
圧気体供給ライン13における第4の三方弁95の下流
側に位置するライン内の雰囲気気体を、真空ポンプ20
によって引き込み、これをタンク26および高圧タンク
62に流し込む。このようにタンク26および高圧タン
ク62へ気体を充分に流し込んだ後、第1の三方弁91
と第3の三方弁94を切り換える。これによって、排気
ライン11の真空ポンプ20および循環供給ライン12
のタンク26から第2の三方弁92を経て第1のバイパ
スライン93へ流れて圧損部97を通り第1の三方弁9
1を経て真空ポンプ20へ戻る第1の経路と、高圧気体
供給ライン13のコンプレッサ61、高圧タンク62お
よびレギュレータ63から第4の三方弁95を経て第2
のバイパスライン96へ流れて第3の三方弁94を経て
高圧気体供給ライン13へ戻る第2の経路が形成され
る。このとき、コンプレッサ61は高圧タンク62の圧
力が6kgf/cm2 に達するまで動作し、6kgf/
cm2 で停止し、そして圧力が6kgf/cm2 より下
がると再び6kgf/cm2 となるまで動作する。かく
して、減圧チャンバー1に使用する高価なヘリウムガス
等の雰囲気気体のほとんどを、第1のバイパスライン9
3とタンク26を含む第1の経路、および第2のバイパ
スライン96と高圧タンク62を含む第2の経路に貯溜
することができ、従来のようにメンテナンス等のための
休止の度に雰囲気気体の全てを大気に放出するようなこ
とがない。また、本実施例においては、装置の休止時に
おいても真空ポンプ20やコンプレッサ61を稼働状態
にしておくことができ、装置の稼働開始時に第1および
第2の経路内に貯溜されている雰囲気気体を直ちに再使
用することができ、高価なヘリウムガス等の雰囲気気体
の消費量を大きく削減でき、ランニングコストを大きく
低減することが可能となる。
止する際には、休止に先立って、定量供給ライン14の
制御弁25を閉鎖して高純度の雰囲気気体の供給を停止
するとともに、第2の三方弁92と第4の三方弁95を
切り換え、減圧チャンバー1内の雰囲気気体および循環
供給ライン12における第2の三方弁92の下流側と高
圧気体供給ライン13における第4の三方弁95の下流
側に位置するライン内の雰囲気気体を、真空ポンプ20
によって引き込み、これをタンク26および高圧タンク
62に流し込む。このようにタンク26および高圧タン
ク62へ気体を充分に流し込んだ後、第1の三方弁91
と第3の三方弁94を切り換える。これによって、排気
ライン11の真空ポンプ20および循環供給ライン12
のタンク26から第2の三方弁92を経て第1のバイパ
スライン93へ流れて圧損部97を通り第1の三方弁9
1を経て真空ポンプ20へ戻る第1の経路と、高圧気体
供給ライン13のコンプレッサ61、高圧タンク62お
よびレギュレータ63から第4の三方弁95を経て第2
のバイパスライン96へ流れて第3の三方弁94を経て
高圧気体供給ライン13へ戻る第2の経路が形成され
る。このとき、コンプレッサ61は高圧タンク62の圧
力が6kgf/cm2 に達するまで動作し、6kgf/
cm2 で停止し、そして圧力が6kgf/cm2 より下
がると再び6kgf/cm2 となるまで動作する。かく
して、減圧チャンバー1に使用する高価なヘリウムガス
等の雰囲気気体のほとんどを、第1のバイパスライン9
3とタンク26を含む第1の経路、および第2のバイパ
スライン96と高圧タンク62を含む第2の経路に貯溜
することができ、従来のようにメンテナンス等のための
休止の度に雰囲気気体の全てを大気に放出するようなこ
とがない。また、本実施例においては、装置の休止時に
おいても真空ポンプ20やコンプレッサ61を稼働状態
にしておくことができ、装置の稼働開始時に第1および
第2の経路内に貯溜されている雰囲気気体を直ちに再使
用することができ、高価なヘリウムガス等の雰囲気気体
の消費量を大きく削減でき、ランニングコストを大きく
低減することが可能となる。
【0099】次に、本発明の処理装置の他の実施例につ
いて図11の(a)および(b)を参照して説明する。
図11の(a)および(b)は、本発明の処理装置にお
ける排気ラインの形態を図示する部分的な模式図であ
る。
いて図11の(a)および(b)を参照して説明する。
図11の(a)および(b)は、本発明の処理装置にお
ける排気ラインの形態を図示する部分的な模式図であ
る。
【0100】前述した各実施例においては、減圧チャン
バー内のヘリウムガス等の雰囲気気体を排気して減圧チ
ャンバー内の真空圧力を制御するために、減圧チャンバ
ーから雰囲気気体を排出する真空ポンプまたはコンプレ
ッサと、開度の調整可能な流量制御弁、減圧チャンバー
内の圧力を検出する圧力センサとコントローラを備えた
排気ラインを用いているが、真空ポンプおよび排気ライ
ンを、図11の(a)および(b)に図示するように構
成して、圧力制御の精度を向上させて減圧チャンバー内
の圧力を精度良く一定に維持するようにすることができ
る。
バー内のヘリウムガス等の雰囲気気体を排気して減圧チ
ャンバー内の真空圧力を制御するために、減圧チャンバ
ーから雰囲気気体を排出する真空ポンプまたはコンプレ
ッサと、開度の調整可能な流量制御弁、減圧チャンバー
内の圧力を検出する圧力センサとコントローラを備えた
排気ラインを用いているが、真空ポンプおよび排気ライ
ンを、図11の(a)および(b)に図示するように構
成して、圧力制御の精度を向上させて減圧チャンバー内
の圧力を精度良く一定に維持するようにすることができ
る。
【0101】図11の(a)において、減圧チャンバー
1内のヘリウムガス等の雰囲気気体を排気して減圧チャ
ンバー1内の真空圧力を制御しかつタンク26に連通す
る排気ライン11は、第1の排気ライン11aと第2の
排気ライン11bとに分岐され、それぞれの排気ライン
11a、11bに真空ポンプ20a、20bを配設す
る。なお、排気ライン11aおよび11bは、予めそれ
ぞれのラインのコンダクタンスが設定されており、図示
する例では、排気ライン11bを流れる流量が排気ライ
ン11aを流れる流量に対し少なくなるようにそれぞれ
のコンダクタンスが設定されている。例えば、排気ライ
ン11aは300SLM、排気ライン11bは10SL
M程度を流すようにする。そして、減圧チャンバー1内
の圧力を検出する圧力センサ23とコントローラ22に
よって流量を制御する流量制御弁21は、流れる流量の
少ない排気ライン11bに配置する。
1内のヘリウムガス等の雰囲気気体を排気して減圧チャ
ンバー1内の真空圧力を制御しかつタンク26に連通す
る排気ライン11は、第1の排気ライン11aと第2の
排気ライン11bとに分岐され、それぞれの排気ライン
11a、11bに真空ポンプ20a、20bを配設す
る。なお、排気ライン11aおよび11bは、予めそれ
ぞれのラインのコンダクタンスが設定されており、図示
する例では、排気ライン11bを流れる流量が排気ライ
ン11aを流れる流量に対し少なくなるようにそれぞれ
のコンダクタンスが設定されている。例えば、排気ライ
ン11aは300SLM、排気ライン11bは10SL
M程度を流すようにする。そして、減圧チャンバー1内
の圧力を検出する圧力センサ23とコントローラ22に
よって流量を制御する流量制御弁21は、流れる流量の
少ない排気ライン11bに配置する。
【0102】このように排気ライン11を構成すること
により、真空ポンプ20a、20bは、減圧チャンバー
1内のヘリウムガス等の雰囲気気体をそれぞれの排気ラ
イン11a、11bを経て真空排気し、その排気量は、
減圧チャンバー1内の圧力を検出する圧力センサ23の
検出結果に基づいて、減圧チャンバー1内の圧力を所定
の真空圧力となるようにコントローラ22により制御さ
れる排気ライン11bの流量制御弁21によって調整制
御される。なお、一方の排気ライン11aはほぼ一定の
流量を排気する。このように、減圧チャンバー1内の圧
力の調整を、流量が少ない排気ライン11bにおいて流
量調整を行なうことにより、流量制御弁21での微量の
流量制御で行なうことができる。
により、真空ポンプ20a、20bは、減圧チャンバー
1内のヘリウムガス等の雰囲気気体をそれぞれの排気ラ
イン11a、11bを経て真空排気し、その排気量は、
減圧チャンバー1内の圧力を検出する圧力センサ23の
検出結果に基づいて、減圧チャンバー1内の圧力を所定
の真空圧力となるようにコントローラ22により制御さ
れる排気ライン11bの流量制御弁21によって調整制
御される。なお、一方の排気ライン11aはほぼ一定の
流量を排気する。このように、減圧チャンバー1内の圧
力の調整を、流量が少ない排気ライン11bにおいて流
量調整を行なうことにより、流量制御弁21での微量の
流量制御で行なうことができる。
【0103】図11の(a)に図示する例では、排気ラ
イン11aおよび11bに真空ポンプ20a、20bを
それぞれ配設してあるけれども、図11の(b)に図示
するように、両排気ライン11a、11bを一つの真空
ポンプ20に連通させ、流れる流量を少なくなるように
設定した排気ライン11bに流量制御弁20を配置する
ことによっても、同様に、減圧チャンバー1内の圧力の
調整を、流量が少ない排気ライン11bにおいて流量調
整を行なうことにより、流量制御弁21での微量の流量
制御で行なうことができる。
イン11aおよび11bに真空ポンプ20a、20bを
それぞれ配設してあるけれども、図11の(b)に図示
するように、両排気ライン11a、11bを一つの真空
ポンプ20に連通させ、流れる流量を少なくなるように
設定した排気ライン11bに流量制御弁20を配置する
ことによっても、同様に、減圧チャンバー1内の圧力の
調整を、流量が少ない排気ライン11bにおいて流量調
整を行なうことにより、流量制御弁21での微量の流量
制御で行なうことができる。
【0104】以上のように、図11の(a)あるいは
(b)に図示する実施例においては、減圧チャンバー内
のヘリウムガス等の雰囲気気体を排気する排気ラインの
一部を複数の系統とし、複数の系統の内の流量の少ない
排気ラインに圧力制御手段を構成する流量制御弁を配置
することにより、この流量制御弁での微量の流量制御で
行なうことができ、減圧チャンバー内圧力をより精度良
く一定に維持することができるようになる。
(b)に図示する実施例においては、減圧チャンバー内
のヘリウムガス等の雰囲気気体を排気する排気ラインの
一部を複数の系統とし、複数の系統の内の流量の少ない
排気ラインに圧力制御手段を構成する流量制御弁を配置
することにより、この流量制御弁での微量の流量制御で
行なうことができ、減圧チャンバー内圧力をより精度良
く一定に維持することができるようになる。
【0105】次に、上述した本発明の処理装置を用いた
デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
【0106】図12は、微小デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステッ
プ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4に
よって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステッ
プ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4に
よって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
【0107】図13は、上記ウエハプロセスの詳細なフ
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を
酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イ
オン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ
15(レジスト処理)ではウエハにレジストを塗布す
る。ステップ16(露光)では上記説明した露光装置に
よってマスクの回路パターンをウエハの複数のショット
領域に並べて焼付露光する。ステップ17(現像)では
露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチン
グ)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ス
テップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不
要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰
り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回路パタ
ーンが形成される。
ローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を
酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イ
オン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ
15(レジスト処理)ではウエハにレジストを塗布す
る。ステップ16(露光)では上記説明した露光装置に
よってマスクの回路パターンをウエハの複数のショット
領域に並べて焼付露光する。ステップ17(現像)では
露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチン
グ)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ス
テップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不
要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰
り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回路パタ
ーンが形成される。
【0108】このようなデバイスの製造方法を用いれ
ば、従来は製造が難しかった高集積度のデバイスを低コ
ストに製造することができる。
ば、従来は製造が難しかった高集積度のデバイスを低コ
ストに製造することができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の処理装置
によれば、雰囲気気体を循環系により減圧チャンバー内
へ還流させ、減圧チャンバー内の処理部周りに沿って所
望の方向への気流を生じさせることができ、減圧チャン
バー内の発熱源によって発生する熱を充分に放熱して排
除することができ、局所的に生じる温度ムラをなくし
て、温度差によって発生する気体の揺らぎを回避するこ
とができ、安定した雰囲気状態を維持することができ
る。
によれば、雰囲気気体を循環系により減圧チャンバー内
へ還流させ、減圧チャンバー内の処理部周りに沿って所
望の方向への気流を生じさせることができ、減圧チャン
バー内の発熱源によって発生する熱を充分に放熱して排
除することができ、局所的に生じる温度ムラをなくし
て、温度差によって発生する気体の揺らぎを回避するこ
とができ、安定した雰囲気状態を維持することができ
る。
【0110】さらに、雰囲気気体の循環系にポンプを用
いることによって、従来の空調装置の送風機のような振
動の発生がなく、振動を低減させることができ、これに
より解像度を向上させることができ、また省スペースに
よるコスト低減を図ることができる。また、雰囲気気体
の循環系にフィルターやケミカルフィルターを配置する
ことにより、気体中のパーティクルや露光光との化学反
応により生じる化学反応生成物を効率よく除去すること
が可能となり、露光エネルギーの減衰を防止し、スルー
プットの低下や露光ムラを防ぐことができる。
いることによって、従来の空調装置の送風機のような振
動の発生がなく、振動を低減させることができ、これに
より解像度を向上させることができ、また省スペースに
よるコスト低減を図ることができる。また、雰囲気気体
の循環系にフィルターやケミカルフィルターを配置する
ことにより、気体中のパーティクルや露光光との化学反
応により生じる化学反応生成物を効率よく除去すること
が可能となり、露光エネルギーの減衰を防止し、スルー
プットの低下や露光ムラを防ぐことができる。
【0111】また、干渉計の測長パス等に対する局所的
な気体の吹き付けができ、しかも吹き付ける気体の温度
を一定に維持することが可能であり、干渉計の測定誤差
を低減でき、重ね合わせ精度を向上させることができ
る。
な気体の吹き付けができ、しかも吹き付ける気体の温度
を一定に維持することが可能であり、干渉計の測定誤差
を低減でき、重ね合わせ精度を向上させることができ
る。
【0112】さらに、本発明の処理装置によれば、減圧
チャンバーから排気された雰囲気気体を減圧チャンバー
内へ還流させる雰囲気気体の循環系内に配設したタンク
に、気体供給源、高圧気体の循環系に配設した高圧タン
ク、あるいは吸着チャックを作動させる真空ポンプ等の
循環系以外から気体を補充するようにして、減圧チャン
バー内および雰囲気気体の循環系内の圧力の低下を効率
良く補償することができ、減圧チャンバー内の圧力制御
の精度を向上させることができる。
チャンバーから排気された雰囲気気体を減圧チャンバー
内へ還流させる雰囲気気体の循環系内に配設したタンク
に、気体供給源、高圧気体の循環系に配設した高圧タン
ク、あるいは吸着チャックを作動させる真空ポンプ等の
循環系以外から気体を補充するようにして、減圧チャン
バー内および雰囲気気体の循環系内の圧力の低下を効率
良く補償することができ、減圧チャンバー内の圧力制御
の精度を向上させることができる。
【0113】さらにまた、本発明の処理装置によれば、
減圧された密閉容器における雰囲気気体を、装置の休止
時において、タンクやバイパスラインを介する雰囲気気
体の循環系内に貯溜させることによって、高価なヘリウ
ムガス等の雰囲気気体の消費量を大きく削減でき、さら
に、ランニングコストの低減を図ることができる。
減圧された密閉容器における雰囲気気体を、装置の休止
時において、タンクやバイパスラインを介する雰囲気気
体の循環系内に貯溜させることによって、高価なヘリウ
ムガス等の雰囲気気体の消費量を大きく削減でき、さら
に、ランニングコストの低減を図ることができる。
【0114】本発明を半導体露光装置に適用することに
より、露光室としての減圧チャンバー内の雰囲気圧力を
精度良く制御することができ、X線等の露光光の減衰を
なくして露光ムラを生じさせることがなく、また、マス
クや基板の熱による位置ずれを防止し、さらに測定誤差
のない精度の良い位置決めおよび重ね合わせ精度を向上
させることができ、高精度の露光を行なうことが可能と
なり、また、本発明を計測装置に適用することによっ
て、計測誤差のない高精度の計測を行なうことが可能と
なる。
より、露光室としての減圧チャンバー内の雰囲気圧力を
精度良く制御することができ、X線等の露光光の減衰を
なくして露光ムラを生じさせることがなく、また、マス
クや基板の熱による位置ずれを防止し、さらに測定誤差
のない精度の良い位置決めおよび重ね合わせ精度を向上
させることができ、高精度の露光を行なうことが可能と
なり、また、本発明を計測装置に適用することによっ
て、計測誤差のない高精度の計測を行なうことが可能と
なる。
【図1】本発明の処理装置の一実施例を半導体露光装置
に適用した状態を図示する模式図である。
に適用した状態を図示する模式図である。
【図2】本発明の処理装置の他の実施例を半導体露光装
置に適用した状態を図示する模式図である。
置に適用した状態を図示する模式図である。
【図3】本発明の処理装置の他の実施例を計測装置に適
用した状態を図示する模式図である。
用した状態を図示する模式図である。
【図4】本発明の処理装置におけるレーザ干渉計測長器
の測長パスへ吹き付ける気体を所定の温度に制御する気
体温度制御手段を図示する概略図である。
の測長パスへ吹き付ける気体を所定の温度に制御する気
体温度制御手段を図示する概略図である。
【図5】本発明の処理装置のさらに他の実施例を半導体
露光装置に適用した状態を図示する模式図である。
露光装置に適用した状態を図示する模式図である。
【図6】図5に図示する本発明の実施例におけるタンク
内の圧力を補償するための他の形態を図示する部分的な
模式図である。
内の圧力を補償するための他の形態を図示する部分的な
模式図である。
【図7】本発明の処理装置の他の実施例を半導体露光装
置に適用した状態を図示する模式図である。
置に適用した状態を図示する模式図である。
【図8】本発明の処理装置の他の実施例を半導体露光装
置に適用した状態を図示する模式図である。
置に適用した状態を図示する模式図である。
【図9】本発明の処理装置のさらに他の実施例を半導体
露光装置に適用した状態を図示する模式図である。
露光装置に適用した状態を図示する模式図である。
【図10】本発明の処理装置の他の実施例を半導体露光
装置に適用した状態を図示する模式図である。
装置に適用した状態を図示する模式図である。
【図11】(a)および(b)は、本発明の処理装置に
おける排気ラインの他の形態をそれぞれ図示する部分的
な模式図である。
おける排気ラインの他の形態をそれぞれ図示する部分的
な模式図である。
【図12】半導体デバイスの製造工程を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図13】ウエハプロセスを示すフローチャートであ
る。
る。
1 減圧チャンバー(減圧密閉容器) 2 基板(ウエハ) 3 吸着チャック 3a 真空ポンプ 4 位置決めステージ 5 マスク 6 マスク保持装置 7 レーザ干渉計測長器 8 ビームダクト 9 ベリリウム窓 11(11a、11b) 排気ライン 12 循環供給ライン 12A 分岐供給ライン 13 高圧気体供給ライン 14 定量供給ライン 15 吹き出し口 16 吸い込み口 17 第2の吹き出し口 20(20a、20b) 真空ポンプ 21 流量制御弁 22 コントローラ 23 圧力センサ 24 (定量供給用)ボンベ 25 制御弁 26 タンク 27 流量コントロール部 28、28A、28B 温調ユニット 29、29A、29B ケミカルフィルター 40 配管 41 フィルター 42 気体温調部 43 温調水循環装置 44 温調水温度制御部 45 温度センサ 47 レーザ干渉計測長器 48 被計測物(ミラー) 49 レーザ光 50 コンプレッサ 61 コンプレッサ 62 高圧タンク 63 レギュレータ 64 ボンベ(気体供給源) 65 制御弁 66 圧力センサ 67 排気ポンプ 68 制御弁 71、75 配管 72 制御弁 73 圧力センサ 81、82、84、85 開閉弁 91、92 三方弁 93 第1のバイパスライン 94、95 三方弁 96 第2のバイパスライン 97 圧損部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 紳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長谷川 隆行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (25)
- 【請求項1】 処理部を収容した減圧密閉容器と、該減
圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することによって容器
内圧力を所定の真空圧力に制御する圧力制御手段と、前
記減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を前記減圧密
閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環系とを備え、前
記循環系により前記減圧密閉容器内へ還流される雰囲気
気体は、前記処理部に沿って所望の方向への気流を生じ
させるように、前記減圧密閉容器内に吹き出されること
を特徴とする処理装置。 - 【請求項2】 前記減圧密閉容器内の雰囲気気体の排気
はポンプにより行なわれることを特徴とする請求項1記
載の処理装置。 - 【請求項3】 前記循環系により前記減圧密閉容器内へ
還流される雰囲気気体は、前記減圧密閉容器の上方部に
配設された吹き出し口から吹き出され、下方部に配設さ
れた吸い込み口の方へ流れるダウンフローの気流を生じ
させることを特徴とする請求項1または2記載の処理装
置。 - 【請求項4】 前記循環系により前記減圧密閉容器内へ
還流される雰囲気気体は、前記減圧密閉容器内に配設さ
れたレーザ干渉計測長器の測長パスに向けて局所的に吹
き出されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
か1項に記載の処理装置。 - 【請求項5】 前記循環系により前記減圧密閉容器内へ
還流される雰囲気気体の一部は、前記減圧密閉容器の上
方部に配設された吹き出し口から吹き出され、下方部に
配設された吸い込み口の方へ流れるダウンフローの気流
を生じさせ、還流される雰囲気気体の一部は、前記減圧
密閉容器内に配設されたレーザ干渉計測長器の測長パス
に向けて局所的に吹き出されることを特徴とする請求項
1または2記載の処理装置。 - 【請求項6】 前記雰囲気気体の循環系において、ケミ
カルフィルターをほぼ大気圧またはそれ以上の圧力を有
する箇所に配置することを特徴とする請求項1ないし5
のいずれか1項に記載の処理装置。 - 【請求項7】 前記雰囲気気体の循環系において、パー
ティクル捕集用のフィルターの下流に位置する気体吹き
出し口に気体の温度を計測する温度センサを配置し、該
温度センサによる計測結果に基づいて気体温度調整部を
制御するように構成し、前記気体吹き出し口における気
体の温度を所定の温度に維持することを特徴とする請求
項1ないし6のいずれか1項記載の処理装置。 - 【請求項8】 処理部を収容した減圧密閉容器と、該減
圧密閉容器内の雰囲気気体をコンプレッサまたはポンプ
により排気するとともに昇圧して前記減圧密閉容器内へ
還流させる雰囲気気体の循環系とを備え、前記循環系に
より前記減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体は、前
記処理部に沿って所望の方向への気流を生じさせるよう
に、前記減圧密閉容器内に吹き出されることを特徴とす
る処理装置。 - 【請求項9】 処理部を収容した減圧密閉容器と、該減
圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することによって容器
内圧力を所定の圧力に制御する圧力制御手段と、前記減
圧密閉容器から排気された雰囲気気体を前記減圧密閉容
器内へ還流させる雰囲気気体の循環系と、前記減圧密閉
容器から排気された雰囲気気体を加圧して前記減圧密閉
容器内へ還流させる高圧気体の循環系とを備え、前記雰
囲気気体の循環系に該循環系以外から気体を補充するよ
うにしたことを特徴とする処理装置。 - 【請求項10】 前記圧力制御手段は、流量制御弁とポ
ンプと減圧密閉容器内の圧力を検出する圧力センサと該
圧力センサの検出結果に基づいて前記流量制御弁を調整
するコントローラを有し、 前記雰囲気気体の循環系は、前記ポンプにより排気され
た雰囲気気体を蓄えるタンクと流量コントロール部を有
し、前記タンクに蓄えられている気体を前記流量コント
ロール部を介して一定流量として前記減圧密閉容器内へ
還流させ、 前記高圧気体の循環系は、前記ポンプにより排気された
雰囲気気体を圧縮するコンプレッサと圧縮された高圧気
体を蓄える高圧タンクと該高圧気体を減圧して前記減圧
密閉容器内へ還流させるレギュレータを有することを特
徴とする請求項9記載の処理装置。 - 【請求項11】 前記雰囲気気体の循環系に配設したタ
ンクに、前記タンク内の圧力を計測する圧力センサの計
測結果に基づいて開閉制御される制御弁を備えた気体供
給源を付設し、前記タンク内の圧力の低下に応じて前記
制御弁を介して前記気体供給源から前記タンク内へ気体
を補充することを特徴とする請求項9または10記載の
処理装置。 - 【請求項12】 前記雰囲気気体の循環系に配設したタ
ンクに、前記タンク内の圧力を計測する圧力センサの計
測結果に基づいて開閉制御される制御弁を備えた気体供
給源および前記圧力センサの計測結果に基づいて開閉制
御される制御弁を備えた排気ポンプをそれぞれ付設し、
前記タンク内の圧力を制御することを特徴とする請求項
9または10記載の処理装置。 - 【請求項13】 前記雰囲気気体の循環系に配設したタ
ンクと前記高圧気体の循環系に配設した高圧の気体を貯
える高圧タンクとを、前記タンク内の圧力を計測する圧
力センサの計測結果に基づいて開閉制御される制御弁を
有する配管で連結し、前記タンク内の圧力の低下に応じ
て前記制御弁を介して前記高圧タンクから高圧の気体を
前記タンク内へ補充することを特徴とする請求項9また
は10記載の処理装置。 - 【請求項14】 前記減圧密閉容器内に収容された吸着
チャックを作動させる真空ポンプを配管をもって前記雰
囲気気体の循環系に連結し、前記真空ポンプにより基板
吸着時に排出される雰囲気気体を前記雰囲気気体の循環
系に導入するようにしたことを特徴とする請求項9また
は10記載の処理装置。 - 【請求項15】 前記雰囲気気体の循環系と前記高圧気
体の循環系のうちの少なくとも一方の循環系において、
ケミカルフィルターをほぼ大気圧またはそれ以上の圧力
を有する箇所に配置することを特徴とする請求項9ない
し14のいずれか1項に記載の処理装置。 - 【請求項16】 処理部を収容した減圧密閉容器と、該
減圧密閉容器内の雰囲気気体を排気することにより容器
内圧力を所定の真空圧力に制御する圧力制御手段と、前
記減圧密閉容器から排気された雰囲気気体を前記減圧密
閉容器内へ還流させる雰囲気気体の循環系と、前記減圧
密閉容器から排気された雰囲気気体を加圧して高圧の気
体として前記減圧密閉容器内へ還流させる高圧気体の循
環系とを備え、前記処理装置の休止時に、雰囲気気体の
少なくとも一部分を前記雰囲気気体の循環系および前記
高圧気体の循環系のうちの少なくとも一方の循環系内に
貯溜することを特徴とする処理装置。 - 【請求項17】 前記圧力制御手段は、流量制御弁とポ
ンプと減圧密閉容器内の圧力を検出する圧力センサと該
圧力センサの検出結果に基づいて前記流量制御弁を調整
するコントローラを有し、 前記雰囲気気体の循環系は、前記ポンプにより排気され
た雰囲気気体を蓄えるタンクと流量コントロール部を有
し、前記タンクに蓄えられている気体を前記流量コント
ロール部を介して一定流量として前記減圧密閉容器内へ
還流させ、 前記高圧気体の循環系は、前記ポンプにより排気された
雰囲気気体を圧縮するコンプレッサと圧縮された高圧気
体を蓄える高圧タンクと該高圧気体を減圧して前記減圧
密閉容器内へ還流させるレギュレータを有することを特
徴とする請求項16記載の処理装置。 - 【請求項18】 前記高圧気体の循環系に配置した高圧
タンクの上流側および下流側にそれぞれ開閉弁を設け、
前記処理装置の休止時に、前記高圧タンクの下流側の開
閉弁を閉鎖した後に、前記減圧密閉容器内の雰囲気気体
および前記雰囲気気体の循環系と前記高圧気体の循環系
内の気体を前記ポンプの作動により前記高圧タンクに送
り込み、その後に前記高圧タンクの上流側の開閉弁を閉
鎖して、前記高圧タンク内に雰囲気気体を貯溜するよう
にしたことを特徴とする請求項16または17記載の処
理装置。 - 【請求項19】 前記雰囲気気体の循環系および前記高
圧気体の循環系にそれぞれ前記減圧密閉容器に対するバ
イパス経路を配設し、前記処理装置の休止時に、前記の
各循環系をそれぞれの前記バイパス経路に接続し、前記
循環系および前記バイパス経路内に雰囲気気体を循環さ
せて貯溜するようにしたことを特徴とする請求項16ま
たは17記載の処理装置。 - 【請求項20】 前記雰囲気気体の循環系と前記高圧気
体の循環系のうちの少なくとも一方の循環系において、
ケミカルフィルターをほぼ大気圧またはそれ以上の圧力
を有する箇所に配置することを特徴とする請求項16な
いし19のいずれか1項に記載の処理装置。 - 【請求項21】 前記減圧密閉容器内の雰囲気気体を排
気することによって容器内圧力を所定の真空圧力に制御
する前記圧力制御手段において、前記減圧密閉容器内の
雰囲気気体を排気する循環系の一部を複数の系統とし、
該複数の系統内の流量の少ない系統に前記圧力制御手段
を構成する流量制御弁を配設したことを特徴とする請求
項1ないし20のいずれか1項に記載の処理装置。 - 【請求項22】 前記減圧密閉容器に収容された処理部
は、基板に対して露光処理を行なう露光装置であること
を特徴とする請求項1ないし21のいずれか1項に記載
の処理装置。 - 【請求項23】 計測部を収容した減圧密閉容器と、該
減圧密閉容器内の雰囲気気体をコンプレッサまたはポン
プにより排気するとともに昇圧して前記減圧密閉容器内
へ還流させる雰囲気気体の循環系とを備え、前記循環系
により前記減圧密閉容器内へ還流される雰囲気気体は、
前記計測部に沿って所望の方向への気流を生じさせるよ
うに、前記減圧密閉容器内に吹き出されることを特徴と
する計測装置。 - 【請求項24】 前記雰囲気気体の循環系において、ケ
ミカルフィルターをほぼ大気圧またはそれ以上の圧力を
有する箇所に配置することを特徴とする請求項23記載
の計測装置。 - 【請求項25】 請求項22記載の処理装置を用いてデ
バイスを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP11015102A JPH11312640A (ja) | 1998-02-25 | 1999-01-25 | 処理装置および該処理装置を用いたデバイス製造方法 |
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Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072398 | 1998-02-25 | ||
| JP10-60723 | 1998-02-25 | ||
| JP10-60708 | 1998-02-25 | ||
| JP10-60591 | 1998-02-25 | ||
| JP6070898 | 1998-02-25 | ||
| JP6059198 | 1998-02-25 | ||
| JP11015102A JPH11312640A (ja) | 1998-02-25 | 1999-01-25 | 処理装置および該処理装置を用いたデバイス製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11312640A true JPH11312640A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=27456327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11015102A Pending JPH11312640A (ja) | 1998-02-25 | 1999-01-25 | 処理装置および該処理装置を用いたデバイス製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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