JPH11312651A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH11312651A JPH11312651A JP11868198A JP11868198A JPH11312651A JP H11312651 A JPH11312651 A JP H11312651A JP 11868198 A JP11868198 A JP 11868198A JP 11868198 A JP11868198 A JP 11868198A JP H11312651 A JPH11312651 A JP H11312651A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板に加熱を伴う処理を施す基板処理装置で
あって、接触式温度計にて基板の温度を正確に測定する
ことができる基板処理装置を提供する。 【解決手段】 加熱される基板9の下面に接触式温度セ
ンサ41を接触させて基板9の温度を測定する基板処理
装置1において、基板9の下方に炭化ケイ素にて形成さ
れた遮光板6を配置する。また、遮光板6としては基板
9に対して同等以上の大きさのものを用いる。基板9の
加熱処理はランプ51からの光を基板9に照射し、ラン
プ52からの光を遮光板6に照射して行う。これによ
り、基板9の下面に直接ランプ52からの光が照射され
ないので、基板9の下面の膜種や膜の有無に関係なく温
度測定を行うことができる。また、接触式温度センサ4
1にランプ52からの光が照射されず、温度測定のノイ
ズを低減することができる。これにより、接触式温度計
4による基板9の温度測定を正確に行うことができる。
あって、接触式温度計にて基板の温度を正確に測定する
ことができる基板処理装置を提供する。 【解決手段】 加熱される基板9の下面に接触式温度セ
ンサ41を接触させて基板9の温度を測定する基板処理
装置1において、基板9の下方に炭化ケイ素にて形成さ
れた遮光板6を配置する。また、遮光板6としては基板
9に対して同等以上の大きさのものを用いる。基板9の
加熱処理はランプ51からの光を基板9に照射し、ラン
プ52からの光を遮光板6に照射して行う。これによ
り、基板9の下面に直接ランプ52からの光が照射され
ないので、基板9の下面の膜種や膜の有無に関係なく温
度測定を行うことができる。また、接触式温度センサ4
1にランプ52からの光が照射されず、温度測定のノイ
ズを低減することができる。これにより、接触式温度計
4による基板9の温度測定を正確に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置製造
用の基板に加熱を伴う処理を施す基板処理装置に関す
る。
用の基板に加熱を伴う処理を施す基板処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造に用いられる基板は、
その製造工程において酸化膜や窒化膜の形成、アニール
等といったさまざまな加熱を伴う処理が施される。この
ような加熱を伴う処理において、ランプからの光を基板
の両主面に照射することで基板を加熱する基板処理装置
がある。
その製造工程において酸化膜や窒化膜の形成、アニール
等といったさまざまな加熱を伴う処理が施される。この
ような加熱を伴う処理において、ランプからの光を基板
の両主面に照射することで基板を加熱する基板処理装置
がある。
【0003】基板に加熱を伴う処理を施す際にはその処
理を適正に行うために基板の加熱温度を正確に制御する
必要がある。特に、ランプからの光を用いて基板の温度
を急速に昇降させるRTP(Rapid Thermal Processin
g)では、正確な温度測定に基づく高度な温度制御が要
求される。
理を適正に行うために基板の加熱温度を正確に制御する
必要がある。特に、ランプからの光を用いて基板の温度
を急速に昇降させるRTP(Rapid Thermal Processin
g)では、正確な温度測定に基づく高度な温度制御が要
求される。
【0004】処理中の基板の温度を測定する方法の一つ
として、接触式温度計を基板に接触させて温度を測ると
いう方法がある。
として、接触式温度計を基板に接触させて温度を測ると
いう方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】接触式温度計は実際に
基板に接触して温度を測るものであるが、基板の表面状
態の影響を受けたり、正確な温度測定が困難であったり
することが知られている。例えば、水平姿勢の基板の下
面に接触するようにして接触式温度計で基板の温度を測
定する際に、基板の下面に形成されている膜の種類によ
って測定結果が異なってしまう。なお、基板の下面には
加熱を伴う処理の前に施される様々な処理によって多種
多様な膜が形成されている。
基板に接触して温度を測るものであるが、基板の表面状
態の影響を受けたり、正確な温度測定が困難であったり
することが知られている。例えば、水平姿勢の基板の下
面に接触するようにして接触式温度計で基板の温度を測
定する際に、基板の下面に形成されている膜の種類によ
って測定結果が異なってしまう。なお、基板の下面には
加熱を伴う処理の前に施される様々な処理によって多種
多様な膜が形成されている。
【0006】基板下面の膜種による測定結果の相違には
様々な要因が考えられるが、その一つとして基板下面に
形成された膜の種類によって光吸収率(熱吸収率)が異
なることが原因と考えられる。
様々な要因が考えられるが、その一つとして基板下面に
形成された膜の種類によって光吸収率(熱吸収率)が異
なることが原因と考えられる。
【0007】また、接触式温度計は基板からの熱伝導に
より速やかに速度を検知するとされるものの、その構成
部材であるSiCの光学的特性により、先端部の基板と
接触していない面では直接ランプ光を吸収することによ
り先端部には基板からの熱伝導以外の熱の流入が起こ
り、ひいては基板の温度測定に誤差を生じていた。従っ
て、基板裏面の膜種により光吸収特性が異なり、これに
よって例えば同一加熱温度に上昇あるいは保持するため
のランプパワーが異なり、ひいては接触式温度計の先端
部と基板に接触していない面に吸収されるランプ光強度
が異なることにより先端部の基板から熱伝導以外の熱の
流入が異なって、膜種の異なる基板間に温度測定に誤差
が生じることも誤差発生のメカニズムとなっている。
より速やかに速度を検知するとされるものの、その構成
部材であるSiCの光学的特性により、先端部の基板と
接触していない面では直接ランプ光を吸収することによ
り先端部には基板からの熱伝導以外の熱の流入が起こ
り、ひいては基板の温度測定に誤差を生じていた。従っ
て、基板裏面の膜種により光吸収特性が異なり、これに
よって例えば同一加熱温度に上昇あるいは保持するため
のランプパワーが異なり、ひいては接触式温度計の先端
部と基板に接触していない面に吸収されるランプ光強度
が異なることにより先端部の基板から熱伝導以外の熱の
流入が異なって、膜種の異なる基板間に温度測定に誤差
が生じることも誤差発生のメカニズムとなっている。
【0008】つまり、水平姿勢の基板を上下両面からラ
ンプの光で加熱する場合には、基板の下面を支えるよう
にして接触する接触式温度計に直接ランプ光が照射さ
れ、この光が測定温度のノイズとなって正確な温度測定
を妨げているという原因も考えられる。
ンプの光で加熱する場合には、基板の下面を支えるよう
にして接触する接触式温度計に直接ランプ光が照射さ
れ、この光が測定温度のノイズとなって正確な温度測定
を妨げているという原因も考えられる。
【0009】そこで、この発明は上記課題に鑑みなされ
たものであり、基板を両主面からランプで加熱する基板
処理装置において接触式温度計による正確な温度測定を
実現することを目的としている。
たものであり、基板を両主面からランプで加熱する基板
処理装置において接触式温度計による正確な温度測定を
実現することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
に加熱を伴う処理を施す基板処理装置であって、処理さ
れる基板の一の主面側に配置された第1ランプおよび他
の主面側に配置された第2ランプを有する加熱手段と、
前記他の主面と前記第2ランプとの間に配置され、前記
基板に対して大きさが同等以上の遮光部材と、前記他の
主面側から前記基板に接触する接触式温度計とを備え
る。
に加熱を伴う処理を施す基板処理装置であって、処理さ
れる基板の一の主面側に配置された第1ランプおよび他
の主面側に配置された第2ランプを有する加熱手段と、
前記他の主面と前記第2ランプとの間に配置され、前記
基板に対して大きさが同等以上の遮光部材と、前記他の
主面側から前記基板に接触する接触式温度計とを備え
る。
【0011】請求項2の発明は、基板に加熱を伴う処理
を施す基板処理装置であって、処理される基板の一の主
面側に配置された第1ランプおよび他の主面側に配置さ
れた第2ランプを有する加熱手段と、前記他の主面と前
記第2ランプとの間に配置され、前記基板に対して大き
さが同等以上の遮光部材と、前記遮光部材の前記基板側
に取り付けられた接触式温度計とを備える。
を施す基板処理装置であって、処理される基板の一の主
面側に配置された第1ランプおよび他の主面側に配置さ
れた第2ランプを有する加熱手段と、前記他の主面と前
記第2ランプとの間に配置され、前記基板に対して大き
さが同等以上の遮光部材と、前記遮光部材の前記基板側
に取り付けられた接触式温度計とを備える。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の基板処理装置であって、前記遮光部材の光吸収率が
前記基板の光吸収率に対して同等以上である。
載の基板処理装置であって、前記遮光部材の光吸収率が
前記基板の光吸収率に対して同等以上である。
【0013】
【発明の実施の形態】<1.第1の実施の形態>図1は
この発明の第1の実施の形態である基板処理装置1の構
成を示す正面図であり、図2は平面図である。
この発明の第1の実施の形態である基板処理装置1の構
成を示す正面図であり、図2は平面図である。
【0014】基板処理装置1は基板9に酸化処理、窒化
処理、アニール処理、CVD処理等の加熱を伴う処理を
施す装置であり、図1に示すように、処理される基板9
を収容するチャンバ2(図1および図2中断面にて図
示)、チャンバ2内にて基板9を水平姿勢にて支持する
アーム3、基板9の下面に接触して基板9の温度を測定
する接触式温度計4、チャンバ2外から基板9の両主面
を加熱する加熱部5、並びに、アーム3上に載置された
遮光板6を有している。
処理、アニール処理、CVD処理等の加熱を伴う処理を
施す装置であり、図1に示すように、処理される基板9
を収容するチャンバ2(図1および図2中断面にて図
示)、チャンバ2内にて基板9を水平姿勢にて支持する
アーム3、基板9の下面に接触して基板9の温度を測定
する接触式温度計4、チャンバ2外から基板9の両主面
を加熱する加熱部5、並びに、アーム3上に載置された
遮光板6を有している。
【0015】接触式温度計4は基板9の下面に接触する
接触式温度センサ41および接触式温度センサ41から
の信号を受けて温度を求める温度計算部42を有してい
る。なお、基板9はアーム3から上方に突出する2つの
支持部31および接触式温度センサ41により水平姿勢
に支持される。
接触式温度センサ41および接触式温度センサ41から
の信号を受けて温度を求める温度計算部42を有してい
る。なお、基板9はアーム3から上方に突出する2つの
支持部31および接触式温度センサ41により水平姿勢
に支持される。
【0016】加熱部5は基板9の一の主面である上面側
に配置されてこの上面に光を照射するランプ51、基板
9の他の主面である下面側に配置されてこの下面に光を
照射するランプ52、およびこれらのランプ51、52
への電力供給を行うランプ電源53を有している。な
お、図2ではランプ51、52の図示を省略している。
に配置されてこの上面に光を照射するランプ51、基板
9の他の主面である下面側に配置されてこの下面に光を
照射するランプ52、およびこれらのランプ51、52
への電力供給を行うランプ電源53を有している。な
お、図2ではランプ51、52の図示を省略している。
【0017】また、基板処理装置1は温度計算部42か
らの測定結果に応じてランプ電源53を制御することに
より基板9の温度制御を行う温度制御部7も有してい
る。
らの測定結果に応じてランプ電源53を制御することに
より基板9の温度制御を行う温度制御部7も有してい
る。
【0018】次に、これらの構成について説明する。
【0019】チャンバ2は石英で形成されており、チャ
ンバ2の一部は基板9を出し入れするための扉21とな
っている。
ンバ2の一部は基板9を出し入れするための扉21とな
っている。
【0020】アーム3は基板9を支持するために支持部
31を2つ有しており、既述のように接触式温度センサ
41の先端と2つの支持部31とで基板9が図2に示す
ように3点で安定して支持される。なお、これらの支持
部31は遮光板6に設けられた貫通孔を貫通している。
31を2つ有しており、既述のように接触式温度センサ
41の先端と2つの支持部31とで基板9が図2に示す
ように3点で安定して支持される。なお、これらの支持
部31は遮光板6に設けられた貫通孔を貫通している。
【0021】アーム3および接触式温度センサ41は扉
21に固定されており、基板9のチャンバ2への搬入と
ともに扉21がチャンバ2を密閉し、基板9の搬出とと
もに扉21が開けられるようになっている。
21に固定されており、基板9のチャンバ2への搬入と
ともに扉21がチャンバ2を密閉し、基板9の搬出とと
もに扉21が開けられるようになっている。
【0022】接触式温度センサ41は炭化ケイ素(Si
C)にて形成された筒の先端に熱電対を閉じこめた構造
となっており、接触式温度センサ41の先端が基板9に
接触して熱電対が加熱されると起電力が温度計算部42
に伝えられる。そして、温度計算部42がこの起電力に
基づいて測定温度を求める。
C)にて形成された筒の先端に熱電対を閉じこめた構造
となっており、接触式温度センサ41の先端が基板9に
接触して熱電対が加熱されると起電力が温度計算部42
に伝えられる。そして、温度計算部42がこの起電力に
基づいて測定温度を求める。
【0023】ランプ51は棒状のハロゲンランプとなっ
ており、チャンバ2の上方に複数平行に配列配置されて
いる。ランプ51が点灯するとランプ51からの光が石
英のチャンバ2を透過して基板9の上面に照射される。
ランプ52も棒状のハロゲンランプとなっており、チャ
ンバ2の下方に複数平行に配列配置されている。ランプ
52が点灯するとランプ52からの光がチャンバ2を透
過し、遮光板6に照射される。したがって、ランプ51
とランプ52とが点灯されると、基板9と遮光板6とが
加熱される。
ており、チャンバ2の上方に複数平行に配列配置されて
いる。ランプ51が点灯するとランプ51からの光が石
英のチャンバ2を透過して基板9の上面に照射される。
ランプ52も棒状のハロゲンランプとなっており、チャ
ンバ2の下方に複数平行に配列配置されている。ランプ
52が点灯するとランプ52からの光がチャンバ2を透
過し、遮光板6に照射される。したがって、ランプ51
とランプ52とが点灯されると、基板9と遮光板6とが
加熱される。
【0024】遮光板6は炭化ケイ素(SiC)で形成さ
れており、円板形状となっている。また、遮光板6の大
きさは基板9の直径に対して同等以上(図2では基板9
よりも大きい場合を示している。)となっている。遮光
板6は基板9とランプ52との間にて基板9と平行に、
かつランプ52側からみて基板9を覆うように配置され
ている。遮光板6はアーム3上に配置されているので、
基板9の搬入とともに遮光板6がチャンバ2内部へと搬
入されてチャンバ2内に収容され、基板9の搬出ととも
に遮光板6がチャンバ2外部へと搬出される。また、遮
光板6は基板9に対して4〜5mm程度の間隔を隔てて配
置されている。
れており、円板形状となっている。また、遮光板6の大
きさは基板9の直径に対して同等以上(図2では基板9
よりも大きい場合を示している。)となっている。遮光
板6は基板9とランプ52との間にて基板9と平行に、
かつランプ52側からみて基板9を覆うように配置され
ている。遮光板6はアーム3上に配置されているので、
基板9の搬入とともに遮光板6がチャンバ2内部へと搬
入されてチャンバ2内に収容され、基板9の搬出ととも
に遮光板6がチャンバ2外部へと搬出される。また、遮
光板6は基板9に対して4〜5mm程度の間隔を隔てて配
置されている。
【0025】温度計算部42にて求められた温度は温度
制御部7に入力され、温度制御部7は測定された温度が
予め設定されている目標温度となるようにランプ電源5
3を制御してランプからの光照射出力を調整する。すな
わち、温度制御部7の作用により測定温度が目標温度よ
りも低い場合にはランプ51、52へとさらに電力が供
給され、測定温度が目標温度よりも高い場合にはランプ
51、52への電力供給が低減あるいは遮断される。
制御部7に入力され、温度制御部7は測定された温度が
予め設定されている目標温度となるようにランプ電源5
3を制御してランプからの光照射出力を調整する。すな
わち、温度制御部7の作用により測定温度が目標温度よ
りも低い場合にはランプ51、52へとさらに電力が供
給され、測定温度が目標温度よりも高い場合にはランプ
51、52への電力供給が低減あるいは遮断される。
【0026】以上、この発明に係る基板処理装置1につ
いて説明したが、次に基板処理装置1と従来の基板処理
装置との温度制御性能の相違について説明する。
いて説明したが、次に基板処理装置1と従来の基板処理
装置との温度制御性能の相違について説明する。
【0027】図3は従来の基板処理装置101の構成を
示す正面図である。図3に示すように従来の基板処理装
置101はこの発明に係る基板処理装置1と比較して遮
光板6を有しないという点で相違する。なお、図3では
図1に示す基板処理装置1と同様の構成については図1
に付されている符号に100を加えた値を符号として付
している。
示す正面図である。図3に示すように従来の基板処理装
置101はこの発明に係る基板処理装置1と比較して遮
光板6を有しないという点で相違する。なお、図3では
図1に示す基板処理装置1と同様の構成については図1
に付されている符号に100を加えた値を符号として付
している。
【0028】図4はこの発明に係る基板処理装置1と従
来の基板処理装置101とを比較するためにこれらの基
板処理装置に行わせたRTO(Rapid Thermal Oxidatio
n)処理の動作を示す図である。
来の基板処理装置101とを比較するためにこれらの基
板処理装置に行わせたRTO(Rapid Thermal Oxidatio
n)処理の動作を示す図である。
【0029】図4に示すように、基板9がチャンバ2に
搬入されると、チャンバ2内部のガスを窒素(N2)か
ら酸素(O2)へと置換する。なお、チャンバ2にはガ
スを供給する手段とガスを排出する手段(図示省略)と
が設けられており、これらの手段によりガス置換が行わ
れる。すなわち、チャンバ2は基板9の処理環境を適切
に維持する役割を果たしている。
搬入されると、チャンバ2内部のガスを窒素(N2)か
ら酸素(O2)へと置換する。なお、チャンバ2にはガ
スを供給する手段とガスを排出する手段(図示省略)と
が設けられており、これらの手段によりガス置換が行わ
れる。すなわち、チャンバ2は基板9の処理環境を適切
に維持する役割を果たしている。
【0030】ガス置換が完了するとランプ51、52か
らの光により基板9の温度を30℃/秒の速度で昇温
し、1100℃にて40秒間温度を保持した後、基板9
を冷却する。基板9の冷却と同時にチャンバ2内のガス
を酸素から窒素へと置換し、基板9の温度が600℃ま
で下降した時点で基板9をチャンバ2から搬出する。そ
の後、次に処理される基板9をアーム3に載置する。そ
して、この動作を従来の基板処理装置101においても
行った。
らの光により基板9の温度を30℃/秒の速度で昇温
し、1100℃にて40秒間温度を保持した後、基板9
を冷却する。基板9の冷却と同時にチャンバ2内のガス
を酸素から窒素へと置換し、基板9の温度が600℃ま
で下降した時点で基板9をチャンバ2から搬出する。そ
の後、次に処理される基板9をアーム3に載置する。そ
して、この動作を従来の基板処理装置101においても
行った。
【0031】また、基板9の実際の温度(以下、「実温
度」という。)を測定するために、図1および図3に示
すように実温度測定用の熱電対91を直接取り付けた基
板9を処理に用いた。
度」という。)を測定するために、図1および図3に示
すように実温度測定用の熱電対91を直接取り付けた基
板9を処理に用いた。
【0032】表1は図1に示す基板処理装置1(SiC
プレート(遮光板6)あり)と図3に示す従来の基板処
理装置101(SiCプレートとなし)とに図4に示す
処理動作を行わせた際の温度測定結果の違いを示してい
る。
プレート(遮光板6)あり)と図3に示す従来の基板処
理装置101(SiCプレートとなし)とに図4に示す
処理動作を行わせた際の温度測定結果の違いを示してい
る。
【0033】
【表1】
【0034】表1に示す測定温度は、図4中に符号Mに
て示す時点、すなわち1100℃での温度維持から温度
を下げる直前での基板9の実温度と目標温度である11
00℃との差を示している。なお、表1に示す符号
「−」は1100℃よりも測定された温度が低いことを
示しており、例えば、「−10℃」は基板9の実温度が
1090℃と測定されたことを示している。実際の処理
動作ではベアシリコンの基板9に対して接触式温度セン
サ41が正確な温度を測定できるように温度計算部42
の校正が施されるが、この実験測定ではかかる校正は行
っていない。
て示す時点、すなわち1100℃での温度維持から温度
を下げる直前での基板9の実温度と目標温度である11
00℃との差を示している。なお、表1に示す符号
「−」は1100℃よりも測定された温度が低いことを
示しており、例えば、「−10℃」は基板9の実温度が
1090℃と測定されたことを示している。実際の処理
動作ではベアシリコンの基板9に対して接触式温度セン
サ41が正確な温度を測定できるように温度計算部42
の校正が施されるが、この実験測定ではかかる校正は行
っていない。
【0035】また、表1に示すように温度測定は、ベア
シリコンの基板(表1中に、「Si基板」と示す。以
下、「ペアシリコン基板」という。)とシリコン上に酸
化膜(SiO2)を形成してさらにその上にポリシリコン
膜を形成した基板(表1中に、「Poly on SiO2」と示
す。以下、「Poly/SiO2基板」という。)に対して行
った。
シリコンの基板(表1中に、「Si基板」と示す。以
下、「ペアシリコン基板」という。)とシリコン上に酸
化膜(SiO2)を形成してさらにその上にポリシリコン
膜を形成した基板(表1中に、「Poly on SiO2」と示
す。以下、「Poly/SiO2基板」という。)に対して行
った。
【0036】表1に示すように従来の基板処理装置10
1ではベアシリコン基板とPoly/SiO2基板とでは実温
度に20℃の差が生じたが、遮光板6を配置したこの発
明に係る基板処理装置1では2.4℃に抑えられた。こ
の実験結果はベアシリコン基板に対して適正な温度制御
ができるように温度計算部42の校正を行うことで、こ
の発明に係る基板処理装置1ではPoly/SiO2基板に対
しても適正な温度制御が可能であることを示している。
1ではベアシリコン基板とPoly/SiO2基板とでは実温
度に20℃の差が生じたが、遮光板6を配置したこの発
明に係る基板処理装置1では2.4℃に抑えられた。こ
の実験結果はベアシリコン基板に対して適正な温度制御
ができるように温度計算部42の校正を行うことで、こ
の発明に係る基板処理装置1ではPoly/SiO2基板に対
しても適正な温度制御が可能であることを示している。
【0037】このように基板処理装置1では遮光板6を
設けることにより接触式温度センサ41と基板9との接
触位置での基板9の表面状態(膜種や膜の有無)が異な
っていても基板9の温度を安定して制御可能であるとい
える。
設けることにより接触式温度センサ41と基板9との接
触位置での基板9の表面状態(膜種や膜の有無)が異な
っていても基板9の温度を安定して制御可能であるとい
える。
【0038】ところで、従来の基板処理装置101では
適切な温度制御が困難であった理由として次のような原
因が考えられている。
適切な温度制御が困難であった理由として次のような原
因が考えられている。
【0039】一つの原因としては、基板9の下面(接触
式温度センサ141との接触部位)に形成されている膜
種の相違により膜種間の光吸収率が異なるため、基板下
面に照射されるランプ光による下面の膜の温度が異なっ
たものとなってしまうということが考えられる。同様
に、ベアシリコン基板と下面に膜が存在する基板との間
においては、シリコンと膜との光吸収率の相違によりベ
アシリコン基板の下面の加熱と基板下面の膜の加熱とが
同様に行われないことに起因すると考えられる。
式温度センサ141との接触部位)に形成されている膜
種の相違により膜種間の光吸収率が異なるため、基板下
面に照射されるランプ光による下面の膜の温度が異なっ
たものとなってしまうということが考えられる。同様
に、ベアシリコン基板と下面に膜が存在する基板との間
においては、シリコンと膜との光吸収率の相違によりベ
アシリコン基板の下面の加熱と基板下面の膜の加熱とが
同様に行われないことに起因すると考えられる。
【0040】例えば、表1に示す例では、Poly/SiO2
付きサンプルについては、ベアシリコン基板の下面に形
成されたPoly/SiO2膜の光吸収率がベアシリコンのそ
れより高いため、ベアシリコン基板下面と比較し温度が
高くなる。この場合、ベアシリコン基板に対して正確な
温度を求めることができるように予め校正された温度計
測部42を通しても、Poly/SiO2膜に対しては測定さ
れた温度が高くなるように制御される。したがって、Po
ly/SiO2膜付きサンプルについては、基板9が十分に
加熱されないことになる。
付きサンプルについては、ベアシリコン基板の下面に形
成されたPoly/SiO2膜の光吸収率がベアシリコンのそ
れより高いため、ベアシリコン基板下面と比較し温度が
高くなる。この場合、ベアシリコン基板に対して正確な
温度を求めることができるように予め校正された温度計
測部42を通しても、Poly/SiO2膜に対しては測定さ
れた温度が高くなるように制御される。したがって、Po
ly/SiO2膜付きサンプルについては、基板9が十分に
加熱されないことになる。
【0041】また、適切な温度制御が困難な他の原因と
しては、図3に示すように従来の基板処理装置101で
は遮光板6が存在しないためにランプ152からの光が
直接接触式温度センサ141を加熱してしまうという原
因が考えられる。ランプからの光が温度測定においてノ
イズとして影響する場合には、昇温過程における昇温速
度が予想通りに行われず、また、加熱温度保持の過程に
おける温度制御が予想された通りに行われずに温度の定
常状態を理想的に維持できなくなる。
しては、図3に示すように従来の基板処理装置101で
は遮光板6が存在しないためにランプ152からの光が
直接接触式温度センサ141を加熱してしまうという原
因が考えられる。ランプからの光が温度測定においてノ
イズとして影響する場合には、昇温過程における昇温速
度が予想通りに行われず、また、加熱温度保持の過程に
おける温度制御が予想された通りに行われずに温度の定
常状態を理想的に維持できなくなる。
【0042】これらの温度制御不具合の原因からこの発
明に係る基板処理装置1の遮光板6の役割として次のよ
うなことが考えられる。
明に係る基板処理装置1の遮光板6の役割として次のよ
うなことが考えられる。
【0043】まず、基板処理装置1では基板9と同等ま
たは基板9よりも大きい遮光板6が基板9の下面とラン
プ52との間に配置されているので、ランプ52からの
ランプ光が基板9の下面に直接照射されるということは
ない。したがって、基板9の下面の膜種や膜の有無の相
違による基板9下面の加熱の相違が低減される。また、
ランプ52からのランプ光が接触式温度センサ41の先
端に直接照射されないので、ランプ光が温度測定のノイ
ズとなることも低減される。その結果、基板9の温度を
正確に測定し、的確な温度制御を行うことができる。
たは基板9よりも大きい遮光板6が基板9の下面とラン
プ52との間に配置されているので、ランプ52からの
ランプ光が基板9の下面に直接照射されるということは
ない。したがって、基板9の下面の膜種や膜の有無の相
違による基板9下面の加熱の相違が低減される。また、
ランプ52からのランプ光が接触式温度センサ41の先
端に直接照射されないので、ランプ光が温度測定のノイ
ズとなることも低減される。その結果、基板9の温度を
正確に測定し、的確な温度制御を行うことができる。
【0044】次に、遮光板6と基板9との間における輻
射という観点から考察した場合、既述のように遮光板6
と基板9とは4〜5mmの間隔にて対向するように配置さ
れているので、加熱された遮光板6からは基板9に向け
て輻射光(輻射熱)が放出され、加熱された基板9から
も遮光板6に向けて輻射光が放出される状態となってい
る。したがって、基板9が加熱されて定常状態が保持さ
れている状態では遮光板6と基板9との間の空間は輻射
熱平衡状態となっているといえる。接触式温度センサ4
1はこのような輻射熱平衡状態の空間内部に位置するの
で、接触式温度センサ41の先端の温度は基板9の下面
の膜種やランプ光のノイズと考慮することなく基板9の
温度と同等の温度になると考えられる。
射という観点から考察した場合、既述のように遮光板6
と基板9とは4〜5mmの間隔にて対向するように配置さ
れているので、加熱された遮光板6からは基板9に向け
て輻射光(輻射熱)が放出され、加熱された基板9から
も遮光板6に向けて輻射光が放出される状態となってい
る。したがって、基板9が加熱されて定常状態が保持さ
れている状態では遮光板6と基板9との間の空間は輻射
熱平衡状態となっているといえる。接触式温度センサ4
1はこのような輻射熱平衡状態の空間内部に位置するの
で、接触式温度センサ41の先端の温度は基板9の下面
の膜種やランプ光のノイズと考慮することなく基板9の
温度と同等の温度になると考えられる。
【0045】また、この基板処理装置1では遮光板6が
炭化ケイ素で形成されている。炭化ケイ素はシリコンで
形成されている基板9と同程度(若干シリコンよりも高
い)の光吸収率を有しており、シリコンにより形成され
ている基板9と遮光板6とがほぼ同様の温度変化にて加
熱される。したがって、基板9の加熱および冷却途上に
おいても遮光板6と基板9との熱平衡状態はほぼ維持さ
れ、加熱処理の工程全体を通して基板9の安定した温度
測定が実現される。
炭化ケイ素で形成されている。炭化ケイ素はシリコンで
形成されている基板9と同程度(若干シリコンよりも高
い)の光吸収率を有しており、シリコンにより形成され
ている基板9と遮光板6とがほぼ同様の温度変化にて加
熱される。したがって、基板9の加熱および冷却途上に
おいても遮光板6と基板9との熱平衡状態はほぼ維持さ
れ、加熱処理の工程全体を通して基板9の安定した温度
測定が実現される。
【0046】また、基板処理装置1ではアーム3上に遮
光板6を配置しているので、チャンバ2への基板9の出
し入れとチャンバ2への遮光板6の出し入れとが同時に
行われる。したがって、基板9の周囲の温度環境と遮光
板6の周囲の温度環境とは全く同様であり、基板9の搬
出入の工程を含めた加熱処理の全工程において基板9の
温度測定および温度制御が安定して行われ、複数枚の基
板を連続して処理する場合であっても、最初の基板と次
の基板との温度変化特性をが同様にすることができる。
これにより、個々の基板の品質のばらつきを抑えること
ができる。
光板6を配置しているので、チャンバ2への基板9の出
し入れとチャンバ2への遮光板6の出し入れとが同時に
行われる。したがって、基板9の周囲の温度環境と遮光
板6の周囲の温度環境とは全く同様であり、基板9の搬
出入の工程を含めた加熱処理の全工程において基板9の
温度測定および温度制御が安定して行われ、複数枚の基
板を連続して処理する場合であっても、最初の基板と次
の基板との温度変化特性をが同様にすることができる。
これにより、個々の基板の品質のばらつきを抑えること
ができる。
【0047】なお、遮光板6の大きさを基板9よりも大
きくしたり、遮光板6としてシリコンよりも光吸収率が
高い材料を利用することにより、基板9が遮光板6から
の安定した輻射光を受けて安定した温度測定および温度
制御が保たれる。
きくしたり、遮光板6としてシリコンよりも光吸収率が
高い材料を利用することにより、基板9が遮光板6から
の安定した輻射光を受けて安定した温度測定および温度
制御が保たれる。
【0048】以上説明してきたように、この発明に係る
基板処理装置1では基板9と同等あるいは大きい遮光板
6を基板9の下面に沿って配置するので、基板9の下面
の膜種や膜の有無の影響を受けずに、また、基板9の下
方に配置されたランプ52からのランプ光をノイズとし
て受けることもなく、正確な温度測定を安定して行うこ
とができる。また、これにより基板9の的確な温度制御
が実現され、基板9の品質を適正に維持することが可能
となる。
基板処理装置1では基板9と同等あるいは大きい遮光板
6を基板9の下面に沿って配置するので、基板9の下面
の膜種や膜の有無の影響を受けずに、また、基板9の下
方に配置されたランプ52からのランプ光をノイズとし
て受けることもなく、正確な温度測定を安定して行うこ
とができる。また、これにより基板9の的確な温度制御
が実現され、基板9の品質を適正に維持することが可能
となる。
【0049】<2.第2の実施の形態>図5はこの発明
に係る第2の実施の形態である基板処理装置1aの構成
を示す正面図である。
に係る第2の実施の形態である基板処理装置1aの構成
を示す正面図である。
【0050】基板処理装置1aは第1の実施の形態の基
板処理装置1の接触式温度センサ41が遮光板6に取り
付けられた熱電対41aとなっている点で相違してい
る。すなわち、接触式温度計4aが遮光板6に取り付け
られた形態となっている。また、この形態に対応するよ
うにアーム3には3つの支持部31が設けられており、
基板9はこれらの支持部31により支持される。その他
の構成は第1の実施の形態と同様であり、図5では同様
の符号を付している。
板処理装置1の接触式温度センサ41が遮光板6に取り
付けられた熱電対41aとなっている点で相違してい
る。すなわち、接触式温度計4aが遮光板6に取り付け
られた形態となっている。また、この形態に対応するよ
うにアーム3には3つの支持部31が設けられており、
基板9はこれらの支持部31により支持される。その他
の構成は第1の実施の形態と同様であり、図5では同様
の符号を付している。
【0051】なお、図5に示すように、熱電対41aに
はランプ51からの光が直接照射されないようにランプ
51側からみて熱電対41aが基板9の背後に隠れるよ
うに配置されている。
はランプ51からの光が直接照射されないようにランプ
51側からみて熱電対41aが基板9の背後に隠れるよ
うに配置されている。
【0052】基板処理装置1aにおいても第1の実施の
形態と同様に基板9と遮光板6とは一定の間隔を隔てて
平行に配置されるので、ランプ51、52が点灯される
と基板9と遮光板6とが加熱されて基板9と遮光板6と
の間の空間が輻射熱の平衡状態となる。また、熱電対4
1aにはランプ51からのランプ光が直接照射されるこ
とはない。したがって、熱電対41aは遮光板6の温度
に的確に反応することとなる。
形態と同様に基板9と遮光板6とは一定の間隔を隔てて
平行に配置されるので、ランプ51、52が点灯される
と基板9と遮光板6とが加熱されて基板9と遮光板6と
の間の空間が輻射熱の平衡状態となる。また、熱電対4
1aにはランプ51からのランプ光が直接照射されるこ
とはない。したがって、熱電対41aは遮光板6の温度
に的確に反応することとなる。
【0053】ところで、遮光板6がシリコン(すなわ
ち、基板9のほぼ全体)と同程度の光吸収率を有する炭
化ケイ素にて形成されている場合には基板9と遮光板6
とはほぼ同様に加熱される。したがって、遮光板6の温
度は基板9の温度とみなすことができ、接触式温度計4
aの温度計算部42により求められる温度が基板9の温
度を的確に示すこととなる。これにより、基板9の裏面
の状態に影響されることなく正確な温度測定および適正
な加熱制御が実現される。
ち、基板9のほぼ全体)と同程度の光吸収率を有する炭
化ケイ素にて形成されている場合には基板9と遮光板6
とはほぼ同様に加熱される。したがって、遮光板6の温
度は基板9の温度とみなすことができ、接触式温度計4
aの温度計算部42により求められる温度が基板9の温
度を的確に示すこととなる。これにより、基板9の裏面
の状態に影響されることなく正確な温度測定および適正
な加熱制御が実現される。
【0054】また、遮光板6がシリコンよりも熱吸収率
が高い場合には既述のように遮光板6からの輻射光が基
板9に向けて十分に放射されて基板9の温度制御が安定
する。この場合であっても、予め遮光板6の温度を測定
することにより基板9の温度が求められるように温度計
算部42を校正しておくことで膜種(あるいは、膜の有
無)が異なる基板9に対しても適切な温度測定が可能で
あり、適切な温度制御が実現される。
が高い場合には既述のように遮光板6からの輻射光が基
板9に向けて十分に放射されて基板9の温度制御が安定
する。この場合であっても、予め遮光板6の温度を測定
することにより基板9の温度が求められるように温度計
算部42を校正しておくことで膜種(あるいは、膜の有
無)が異なる基板9に対しても適切な温度測定が可能で
あり、適切な温度制御が実現される。
【0055】<3.変形例>以上、この発明の実施の形
態である基板処理装置について説明してきたが、この発
明は上記実施の形態に限定されるものではない。
態である基板処理装置について説明してきたが、この発
明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0056】例えば、上記実施の形態では遮光板6は炭
化ケイ素にて形成されていると説明したが、これはチャ
ンバ2内部での処理環境を適切に維持するとともに処理
環境に耐えうる材料の一例として採り上げたものであ
り、遮光板6としてカーボンに炭化ケイ素をコートした
ものや焼結品に炭化ケイ素をコートしたものであっても
よい。
化ケイ素にて形成されていると説明したが、これはチャ
ンバ2内部での処理環境を適切に維持するとともに処理
環境に耐えうる材料の一例として採り上げたものであ
り、遮光板6としてカーボンに炭化ケイ素をコートした
ものや焼結品に炭化ケイ素をコートしたものであっても
よい。
【0057】また、表1ではRTO処理について具体的
な測定結果を示したが、加熱のみの処理や加熱を伴う他
の処理であってもよい。
な測定結果を示したが、加熱のみの処理や加熱を伴う他
の処理であってもよい。
【0058】また、上記実施の形態では基板9を水平姿
勢に保持しているが、水平姿勢に限定されるものではな
く、起立姿勢や傾斜姿勢の基板9に接触式温度センサ4
1を接触させたり、起立姿勢や傾斜姿勢の遮光板6に熱
電対41aを取り付けるようにしてもよい。
勢に保持しているが、水平姿勢に限定されるものではな
く、起立姿勢や傾斜姿勢の基板9に接触式温度センサ4
1を接触させたり、起立姿勢や傾斜姿勢の遮光板6に熱
電対41aを取り付けるようにしてもよい。
【0059】さらに、上記実施の形態では遮光板6が基
板9よりも大きい円形となっているが、円形に限定され
るものではなく基板9を覆う大きさ、すなわち基板9に
対して同等以上の大きさであればどのような形状であっ
てもよい。
板9よりも大きい円形となっているが、円形に限定され
るものではなく基板9を覆う大きさ、すなわち基板9に
対して同等以上の大きさであればどのような形状であっ
てもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1ないし3記載の発明では、第2
ランプからの光が基板の他の主面に直接照射されないの
で、基板の他の主面の表面状態(膜種や膜の有無等)の
影響を受けることなく基板の温度を正確に測定すること
ができる。
ランプからの光が基板の他の主面に直接照射されないの
で、基板の他の主面の表面状態(膜種や膜の有無等)の
影響を受けることなく基板の温度を正確に測定すること
ができる。
【0061】また、請求項3記載の発明では、基板が遮
光部材から輻射光を十分受けるので、基板の温度を安定
することができる。
光部材から輻射光を十分受けるので、基板の温度を安定
することができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態である基板処理装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図2】図1に示す基板処理装置の平面図である。
【図3】従来の基板処理装置の正面図である。
【図4】加熱を伴う処理の一例を示す図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態である基板処理装
置の正面図である。
置の正面図である。
1、1a 基板処理装置 2 チャンバ 3 アーム 4、4a 接触式温度計 5 加熱部 6 遮光板 7 温度制御部 9 基板 51、52 ランプ
Claims (3)
- 【請求項1】 基板に加熱を伴う処理を施す基板処理装
置であって、 処理される基板の一の主面側に配置された第1ランプお
よび他の主面側に配置された第2ランプを有する加熱手
段と、 前記他の主面と前記第2ランプとの間に配置され、前記
基板に対して大きさが同等以上の遮光部材と、 前記他の主面側から前記基板に接触する接触式温度計
と、を備えることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 基板に加熱を伴う処理を施す基板処理装
置であって、 処理される基板の一の主面側に配置された第1ランプお
よび他の主面側に配置された第2ランプを有する加熱手
段と、 前記他の主面と前記第2ランプとの間に配置され、前記
基板に対して大きさが同等以上の遮光部材と、 前記遮光部材の前記基板側に取り付けられた接触式温度
計と、を備えることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の基板処理装置
であって、 前記遮光部材の光吸収率が前記基板の光吸収率に対して
同等以上であることを特徴とする基板処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11868198A JPH11312651A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11868198A JPH11312651A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 基板処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11312651A true JPH11312651A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14742576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11868198A Abandoned JPH11312651A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11312651A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004335621A (ja) * | 2003-05-02 | 2004-11-25 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置、熱処理システム及び熱処理装置の温度制御方法 |
| JP2009231694A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理装置 |
| JP2014165283A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Nissin Ion Equipment Co Ltd | イオンビーム照射装置及び基板冷却方法 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11868198A patent/JPH11312651A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004335621A (ja) * | 2003-05-02 | 2004-11-25 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置、熱処理システム及び熱処理装置の温度制御方法 |
| JP2009231694A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 熱処理装置 |
| JP2014165283A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Nissin Ion Equipment Co Ltd | イオンビーム照射装置及び基板冷却方法 |
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