JPH11312902A - 誘電体フィルタ、送受共用器および通信機 - Google Patents
誘電体フィルタ、送受共用器および通信機Info
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- JPH11312902A JPH11312902A JP10120690A JP12069098A JPH11312902A JP H11312902 A JPH11312902 A JP H11312902A JP 10120690 A JP10120690 A JP 10120690A JP 12069098 A JP12069098 A JP 12069098A JP H11312902 A JPH11312902 A JP H11312902A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
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- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/203—Strip line filters
- H01P1/20309—Strip line filters with dielectric resonator
- H01P1/20318—Strip line filters with dielectric resonator with dielectric resonators as non-metallised opposite openings in the metallised surfaces of a substrate
-
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- H01P1/00—Auxiliary devices
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- H01P1/213—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
- H01P1/2135—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using strip line filters
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/10—Dielectric resonators
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 誘電体板の一部に構成した誘電体共振器の共
振モードのうちスプリアスモードを抑圧して、阻止域減
衰特性を改善した誘電体フィルタおよびそれを用いた送
受共用器および通信機を提供する。 【解決手段】 誘電体板3の両主面に電極非形成部(4
a,4b,4c,4e)を有する電極を形成してそれぞ
れに誘電体共振器部を構成し、誘電体板3の上面にプロ
ーブとしての線路導体6,7を形成し、線路導体6に誘
電体共振器を結合させて帯域阻止フィルタ回路を構成
し、線路導体7の途中に低域通過フィルタ回路を構成す
る。この帯域阻止フィルタ回路および低域通過フィルタ
回路によってスプリアスモードの信号を遮断する。
振モードのうちスプリアスモードを抑圧して、阻止域減
衰特性を改善した誘電体フィルタおよびそれを用いた送
受共用器および通信機を提供する。 【解決手段】 誘電体板3の両主面に電極非形成部(4
a,4b,4c,4e)を有する電極を形成してそれぞ
れに誘電体共振器部を構成し、誘電体板3の上面にプロ
ーブとしての線路導体6,7を形成し、線路導体6に誘
電体共振器を結合させて帯域阻止フィルタ回路を構成
し、線路導体7の途中に低域通過フィルタ回路を構成す
る。この帯域阻止フィルタ回路および低域通過フィルタ
回路によってスプリアスモードの信号を遮断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波帯や
ミリ波帯で使用される誘電体フィルタ、送受共用器およ
び通信機に関するものである。
ミリ波帯で使用される誘電体フィルタ、送受共用器およ
び通信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の移動体通信システムの拡大および
扱う情報量の大容量化に伴って使用周波数帯域がマイク
ロ波帯からミリ波帯へ拡大されようとしている。このよ
うな高周波帯域においても所定の特性が容易に得られる
誘電体共振器として本願出願人は特願平7−62625
号を出願している。
扱う情報量の大容量化に伴って使用周波数帯域がマイク
ロ波帯からミリ波帯へ拡大されようとしている。このよ
うな高周波帯域においても所定の特性が容易に得られる
誘電体共振器として本願出願人は特願平7−62625
号を出願している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記出願に係る誘電体
共振器は、基本的に誘電体板の両主面に、一部を電極非
形成部とする電極を形成することによって、誘電体板に
おける電極非形成部を誘電体共振器として作用させるも
のである。
共振器は、基本的に誘電体板の両主面に、一部を電極非
形成部とする電極を形成することによって、誘電体板に
おける電極非形成部を誘電体共振器として作用させるも
のである。
【0004】ここで、複数の誘電体共振器を誘電体板に
形成して誘電体フィルタを構成した例を図7に示す。同
図の(A)は誘電体フィルタの上面の導体板部分を取り
除いた状態での図、(B)は(A)におけるA−A部分
の断面図、(C)は(A)におけるB−B部分の断面図
である。同図において3は誘電体板であり、その第1主
面に電極非形成部4a,4bを有する電極1を形成し、
電極非形成部4a,4bに対向する電極非形成部5a,
5bを有する電極2を第2主面に形成する。これらの電
極非形成部で挟まれる誘電体板部分がTE010モード
の誘電体共振器として作用する。キャビティ8には同軸
コネクタ10,11を形成して、中心導体からプローブ
6,7を突出させ、それぞれの誘電体共振器と結合させ
る。
形成して誘電体フィルタを構成した例を図7に示す。同
図の(A)は誘電体フィルタの上面の導体板部分を取り
除いた状態での図、(B)は(A)におけるA−A部分
の断面図、(C)は(A)におけるB−B部分の断面図
である。同図において3は誘電体板であり、その第1主
面に電極非形成部4a,4bを有する電極1を形成し、
電極非形成部4a,4bに対向する電極非形成部5a,
5bを有する電極2を第2主面に形成する。これらの電
極非形成部で挟まれる誘電体板部分がTE010モード
の誘電体共振器として作用する。キャビティ8には同軸
コネクタ10,11を形成して、中心導体からプローブ
6,7を突出させ、それぞれの誘電体共振器と結合させ
る。
【0005】ところが図7に示したような誘電体フィル
タにおいては、次に述べるようなスプリアスレスポンス
が問題となる場合が生じる。
タにおいては、次に述べるようなスプリアスレスポンス
が問題となる場合が生じる。
【0006】図7に示した誘電体フィルタの阻止域減衰
特性は図8に示すようになる。同図において(a)はH
E110モード、(b)はHE210モード、(c)は
HE310モード、(d)はTE110モードであり、
(e)がTE010モードの応答である。このように、
メインのレスポンスであるTE010モード以外に不要
なスプリアスレスポンスがいくつも現れる。これらのス
プリアスレスポンスが、所定の減衰レベルが必要とされ
る周波数に重なった場合、その減衰レベルの要求を満た
さなくなる場合がある。
特性は図8に示すようになる。同図において(a)はH
E110モード、(b)はHE210モード、(c)は
HE310モード、(d)はTE110モードであり、
(e)がTE010モードの応答である。このように、
メインのレスポンスであるTE010モード以外に不要
なスプリアスレスポンスがいくつも現れる。これらのス
プリアスレスポンスが、所定の減衰レベルが必要とされ
る周波数に重なった場合、その減衰レベルの要求を満た
さなくなる場合がある。
【0007】ここで上記各種共振モードの電磁界分布の
例を図9に示す。同図において実線は電気力線、破線は
磁力線であり、これらによって電磁界分布を示してい
る。また各図において上部は平面図、下部は誘電体板の
断面方向で見た図である。
例を図9に示す。同図において実線は電気力線、破線は
磁力線であり、これらによって電磁界分布を示してい
る。また各図において上部は平面図、下部は誘電体板の
断面方向で見た図である。
【0008】図9は隣接する2つの誘電体共振器間の各
モードにおける結合の様子を示す図である。このように
いずれのモードにおいても、隣接する誘電体共振器同士
が近接する部分で磁界結合する。
モードにおける結合の様子を示す図である。このように
いずれのモードにおいても、隣接する誘電体共振器同士
が近接する部分で磁界結合する。
【0009】この発明の目的はスプリアスモードを抑圧
して、阻止域減衰特性を改善した誘電体フィルタおよび
それを用いた送受共用器と通信機を提供することにあ
る。
して、阻止域減衰特性を改善した誘電体フィルタおよび
それを用いた送受共用器と通信機を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の誘電体フィル
タは、誘電体板の第1主面に一部を電極非形成部として
電極を形成し、第2主面に第1主面の電極非形成部に対
向する部分を電極非形成部として電極を形成して、前記
誘電体板における前記電極非形成部を誘電体共振器とし
て構成するとともに、該誘電体共振器に結合して信号の
入力および出力を行う信号入力手段および信号出力手段
を設けた誘電体フィルタにおいて、前記信号入力手段ま
たは前記信号出力手段のいずれか一方または両方を、前
記誘電体共振器に結合し且つ低域通過フィルタ回路を構
成する線路導体として前記誘電体板に形成する。
タは、誘電体板の第1主面に一部を電極非形成部として
電極を形成し、第2主面に第1主面の電極非形成部に対
向する部分を電極非形成部として電極を形成して、前記
誘電体板における前記電極非形成部を誘電体共振器とし
て構成するとともに、該誘電体共振器に結合して信号の
入力および出力を行う信号入力手段および信号出力手段
を設けた誘電体フィルタにおいて、前記信号入力手段ま
たは前記信号出力手段のいずれか一方または両方を、前
記誘電体共振器に結合し且つ低域通過フィルタ回路を構
成する線路導体として前記誘電体板に形成する。
【0011】この構造により、誘電体共振器に結合する
信号入力手段または信号出力手段である線路導体の低域
通過フィルタ回路で高域成分が減衰される。したがって
その低域通過フィルタ回路の遮断周波数をTE010モ
ード等のメインモードの共振周波数付近に設定するか、
それより高い周波数に設定しておくことによって、メイ
ンモードより高域側に現れるスプリアスが抑圧される。
信号入力手段または信号出力手段である線路導体の低域
通過フィルタ回路で高域成分が減衰される。したがって
その低域通過フィルタ回路の遮断周波数をTE010モ
ード等のメインモードの共振周波数付近に設定するか、
それより高い周波数に設定しておくことによって、メイ
ンモードより高域側に現れるスプリアスが抑圧される。
【0012】またこの発明の誘電体フィルタは、誘電体
板の第1主面に一部を電極非形成部として電極を形成
し、第2主面に第1主面の電極非形成部に対向する部分
を電極非形成部として電極を形成して、前記誘電体板に
おける前記電極非形成部を誘電体共振器として構成する
とともに、該誘電体共振器に結合して信号の入力および
出力を行う信号入力手段および信号出力手段を設けた誘
電体フィルタにおいて、前記信号入力手段または前記信
号出力手段のいずれか一方または両方を、前記誘電体共
振器に結合する線路導体として前記誘電体板に形成し、
該線路導体の途中に誘電体共振器を結合させて、当該線
路導体に帯域阻止フィルタ特性をもたせる。
板の第1主面に一部を電極非形成部として電極を形成
し、第2主面に第1主面の電極非形成部に対向する部分
を電極非形成部として電極を形成して、前記誘電体板に
おける前記電極非形成部を誘電体共振器として構成する
とともに、該誘電体共振器に結合して信号の入力および
出力を行う信号入力手段および信号出力手段を設けた誘
電体フィルタにおいて、前記信号入力手段または前記信
号出力手段のいずれか一方または両方を、前記誘電体共
振器に結合する線路導体として前記誘電体板に形成し、
該線路導体の途中に誘電体共振器を結合させて、当該線
路導体に帯域阻止フィルタ特性をもたせる。
【0013】この構造により、誘電体共振器に結合する
信号入力手段または信号出力手段である線路導体の帯域
阻止フィルタ特性により、その阻止帯域の成分が減衰さ
れる。したがって上記帯域阻止フィルタ特性の阻止帯域
内に所定のスプリアスモードの共振周波数が入るように
定めれば、そのスプリアスを選択的に抑圧することがで
きる。たとえばメインモードの共振周波数より低域側に
現れるスプリアスモードであっても抑圧することができ
る。
信号入力手段または信号出力手段である線路導体の帯域
阻止フィルタ特性により、その阻止帯域の成分が減衰さ
れる。したがって上記帯域阻止フィルタ特性の阻止帯域
内に所定のスプリアスモードの共振周波数が入るように
定めれば、そのスプリアスを選択的に抑圧することがで
きる。たとえばメインモードの共振周波数より低域側に
現れるスプリアスモードであっても抑圧することができ
る。
【0014】上記低域通過フィルタ回路を構成する線路
導体と帯域阻止フィルタ特性を持たせる線路導体とを信
号入力手段と信号出力手段とにそれぞれ設ければ、メイ
ンモードの共振周波数より高域のスプリアスを抑圧する
とともに、所定のスプリアスを選択的に抑圧することが
できる。
導体と帯域阻止フィルタ特性を持たせる線路導体とを信
号入力手段と信号出力手段とにそれぞれ設ければ、メイ
ンモードの共振周波数より高域のスプリアスを抑圧する
とともに、所定のスプリアスを選択的に抑圧することが
できる。
【0015】上記線路導体に結合して帯域阻止フィルタ
特性を持たせる誘電体共振器を、誘電体板の両主面を挟
む電極非形成部によって構成すれば、誘電体板上に別部
品としての誘電体共振器を実装する必要がなくなる。し
たがって、単一の誘電体板の両主面に所定パターンの電
極を形成するだけで、主たる誘電体フィルタとして用い
る誘電体共振器と信号入出力手段としての線路導体およ
びその線路導体に帯域阻止フィルタ特性を持たせるため
の誘電体共振器をすべて構成することができる。
特性を持たせる誘電体共振器を、誘電体板の両主面を挟
む電極非形成部によって構成すれば、誘電体板上に別部
品としての誘電体共振器を実装する必要がなくなる。し
たがって、単一の誘電体板の両主面に所定パターンの電
極を形成するだけで、主たる誘電体フィルタとして用い
る誘電体共振器と信号入出力手段としての線路導体およ
びその線路導体に帯域阻止フィルタ特性を持たせるため
の誘電体共振器をすべて構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態に係る
誘電体フィルタの構成を図1を参照して説明する。図1
の(A)は誘電体フィルタの上面の導体板を取り除いた
状態での図、(B)は(A)におけるA−A部分の断面
図である。同図において3は誘電体板であり、その第1
主面(図における上面)に電極非形成部4a,4b,4
cを有する電極1を形成していて、電極非形成部4a,
4b,4cにそれぞれ対向する電極非形成部5a,5
b,5cを有する電極2を第2主面(図における下面)
に形成している。これらの電極非形成部で挟まれる誘電
体板部分がTE010モードの誘電体共振器として作用
する。
誘電体フィルタの構成を図1を参照して説明する。図1
の(A)は誘電体フィルタの上面の導体板を取り除いた
状態での図、(B)は(A)におけるA−A部分の断面
図である。同図において3は誘電体板であり、その第1
主面(図における上面)に電極非形成部4a,4b,4
cを有する電極1を形成していて、電極非形成部4a,
4b,4cにそれぞれ対向する電極非形成部5a,5
b,5cを有する電極2を第2主面(図における下面)
に形成している。これらの電極非形成部で挟まれる誘電
体板部分がTE010モードの誘電体共振器として作用
する。
【0017】誘電体板3の上面には線路導体6,7を、
下面には線路導体6′,7′をそれぞれ形成している。
これらの線路導体6,7,6′,7′は電極1,2とと
もに両面対向型のコプレーナ線路を構成している。線路
導体6,6′は電極非形成部4a,5a部分に構成され
ている誘電体共振器Raと磁界結合し、線路導体7,
7′は電極非形成部4c,5c部分に構成されている誘
電体共振器Rcと磁界結合する。線路導体6,6′の外
部端は信号入力部として用い、線路導体7,7′の外部
端は信号出力部として用いる。線路導体6,6′の誘電
体共振器Raと結合する部分と、信号入力部との間(途
中)にそれぞれ低域通過フィルタ(LPF)回路を構成
している。この例では線路導体の線路幅を広げた部分で
キャパシタを構成し、線路幅を狭めた部分でインダクタ
を構成して、LC低域通過フィルタ回路を構成してい
る。
下面には線路導体6′,7′をそれぞれ形成している。
これらの線路導体6,7,6′,7′は電極1,2とと
もに両面対向型のコプレーナ線路を構成している。線路
導体6,6′は電極非形成部4a,5a部分に構成され
ている誘電体共振器Raと磁界結合し、線路導体7,
7′は電極非形成部4c,5c部分に構成されている誘
電体共振器Rcと磁界結合する。線路導体6,6′の外
部端は信号入力部として用い、線路導体7,7′の外部
端は信号出力部として用いる。線路導体6,6′の誘電
体共振器Raと結合する部分と、信号入力部との間(途
中)にそれぞれ低域通過フィルタ(LPF)回路を構成
している。この例では線路導体の線路幅を広げた部分で
キャパシタを構成し、線路幅を狭めた部分でインダクタ
を構成して、LC低域通過フィルタ回路を構成してい
る。
【0018】このように信号入力部に低域通過フィルタ
回路を構成し、その遮断周波数をメインモードであるT
E010モードの共振周波数付近かそれより高く定め
る。このことにより、誘電体共振器Ra,Rb,Rc
が、メインモードであるTE010モードより共振周波
数の高いたとえばHE310モードやTE110モード
のスプリアスモードでそれぞれ共振し得る状態にあって
も、信号入力部から入力された信号成分のうちメインモ
ードであるTE010モードの共振周波数より高域成分
が阻止されるため、上記スプリアスモードの信号成分を
抑圧することができる。
回路を構成し、その遮断周波数をメインモードであるT
E010モードの共振周波数付近かそれより高く定め
る。このことにより、誘電体共振器Ra,Rb,Rc
が、メインモードであるTE010モードより共振周波
数の高いたとえばHE310モードやTE110モード
のスプリアスモードでそれぞれ共振し得る状態にあって
も、信号入力部から入力された信号成分のうちメインモ
ードであるTE010モードの共振周波数より高域成分
が阻止されるため、上記スプリアスモードの信号成分を
抑圧することができる。
【0019】なお、誘電体板3の両面に対向させて、コ
プレーナ線路および低域通過フィルタ回路を設けたこと
により、コプレーナ線路および低域通過フィルタ回路
が、誘電体板を伝搬するパラレルプレートモードに結合
し難くなり、パラレルプレートモードのスプリアスの発
生を防止することができる。
プレーナ線路および低域通過フィルタ回路を設けたこと
により、コプレーナ線路および低域通過フィルタ回路
が、誘電体板を伝搬するパラレルプレートモードに結合
し難くなり、パラレルプレートモードのスプリアスの発
生を防止することができる。
【0020】上述の例では、信号入力部側に低域通過フ
ィルタ回路を構成したが、逆に信号出力部側に低域通過
フィルタ回路を構成してもよい。その場合、各誘電体共
振器部分で、メインモードであるTE010モードの共
振周波数より高域のスプリアスモードの共振が生じて
も、低域通過フィルタ回路によりスプリアスモードの信
号成分は遮断されて出力されない。
ィルタ回路を構成したが、逆に信号出力部側に低域通過
フィルタ回路を構成してもよい。その場合、各誘電体共
振器部分で、メインモードであるTE010モードの共
振周波数より高域のスプリアスモードの共振が生じて
も、低域通過フィルタ回路によりスプリアスモードの信
号成分は遮断されて出力されない。
【0021】次に第2の実施形態に係る誘電体フィルタ
の構成を図2を参照して説明する。図2は誘電体フィル
タの上面の導体板を取り除いた状態での図である。同図
において3は誘電体板であり、その第1主面(図におけ
る上面)に電極非形成部4a,4b,4c,4eを有す
る電極を形成していて、電極非形成部4a,4b,4
c,4eにそれぞれ対向する電極非形成部を有する電極
を第2主面(図における下面)に形成している。これら
の電極非形成部で挟まれる誘電体板部分がTE010モ
ードの誘電体共振器として作用する。
の構成を図2を参照して説明する。図2は誘電体フィル
タの上面の導体板を取り除いた状態での図である。同図
において3は誘電体板であり、その第1主面(図におけ
る上面)に電極非形成部4a,4b,4c,4eを有す
る電極を形成していて、電極非形成部4a,4b,4
c,4eにそれぞれ対向する電極非形成部を有する電極
を第2主面(図における下面)に形成している。これら
の電極非形成部で挟まれる誘電体板部分がTE010モ
ードの誘電体共振器として作用する。
【0022】誘電体板3の上面には線路導体6,7を形
成している。これらの線路導体6,7は電極1とともに
コプレーナ線路を構成している。線路導体6は電極非形
成部4a部分に構成されている誘電体共振器Raと磁界
結合し、線路導体7は電極非形成部4c部分に構成され
ている誘電体共振器Rcと磁界結合する。線路導体6の
外部端は信号入力部として用い、線路導体7の外部端は
信号出力部として用いる。
成している。これらの線路導体6,7は電極1とともに
コプレーナ線路を構成している。線路導体6は電極非形
成部4a部分に構成されている誘電体共振器Raと磁界
結合し、線路導体7は電極非形成部4c部分に構成され
ている誘電体共振器Rcと磁界結合する。線路導体6の
外部端は信号入力部として用い、線路導体7の外部端は
信号出力部として用いる。
【0023】誘電体板3の電極非形成部4e部分の誘電
体共振器は線路導体6の所定位置に近接配置して磁界結
合させている。この電極非形成部4eによる誘電体共振
器の共振周波数は阻止すべきスプリアスモードの共振周
波数とほぼ等しくしている。また、線路導体6に対す
る、電極非形成部4a部分の誘電体共振器の結合位置
と、電極非形成部4e部分の誘電体共振器の結合位置と
の距離lをλ/4の奇数倍としている。ここでλは線路
導体6の線路上での阻止すべきスプリアスモードの共振
周波数の波長である。このような構造によって、上記ス
プリアスモードの信号成分は、線路導体6上でλ/4の
奇数倍離れた2点で等価的に短絡され、そのスプリアス
モードの共振周波数を阻止する帯域阻止フィルタ特性が
生じる。メインの共振モードであるTE010モードに
ついては電極非形成部4e部分の誘電体共振器の共振周
波数と異なるため、また上記lがλ/4の奇数倍(ここ
でλはTE010モードにおける線路導体上での波長)
の関係とはならないため、阻止されずに線路導体6を伝
搬することになる。したがって上記電極非形成部4e部
分の誘電体共振器の共振周波数および距離lを適宜定め
ることによって、所定のスプリアスモードを選択的に抑
圧することができる。
体共振器は線路導体6の所定位置に近接配置して磁界結
合させている。この電極非形成部4eによる誘電体共振
器の共振周波数は阻止すべきスプリアスモードの共振周
波数とほぼ等しくしている。また、線路導体6に対す
る、電極非形成部4a部分の誘電体共振器の結合位置
と、電極非形成部4e部分の誘電体共振器の結合位置と
の距離lをλ/4の奇数倍としている。ここでλは線路
導体6の線路上での阻止すべきスプリアスモードの共振
周波数の波長である。このような構造によって、上記ス
プリアスモードの信号成分は、線路導体6上でλ/4の
奇数倍離れた2点で等価的に短絡され、そのスプリアス
モードの共振周波数を阻止する帯域阻止フィルタ特性が
生じる。メインの共振モードであるTE010モードに
ついては電極非形成部4e部分の誘電体共振器の共振周
波数と異なるため、また上記lがλ/4の奇数倍(ここ
でλはTE010モードにおける線路導体上での波長)
の関係とはならないため、阻止されずに線路導体6を伝
搬することになる。したがって上記電極非形成部4e部
分の誘電体共振器の共振周波数および距離lを適宜定め
ることによって、所定のスプリアスモードを選択的に抑
圧することができる。
【0024】なお、電極非形成部4e部分の誘電体共振
器はTE010モードを利用するものに限らず、たとえ
ばHE110モードやHE210モード等他の共振モー
ドを利用してもよい。さらに、電極非形成部4a,4
b,4c部分に構成される3つの誘電体共振器のメイン
モードはTE010モードに限らず、たとえばTE11
0モードをメインモードとして、その他のスプリアスモ
ードを上記帯域阻止フィルタ特性により抑圧するように
してもよい。
器はTE010モードを利用するものに限らず、たとえ
ばHE110モードやHE210モード等他の共振モー
ドを利用してもよい。さらに、電極非形成部4a,4
b,4c部分に構成される3つの誘電体共振器のメイン
モードはTE010モードに限らず、たとえばTE11
0モードをメインモードとして、その他のスプリアスモ
ードを上記帯域阻止フィルタ特性により抑圧するように
してもよい。
【0025】また、図2では信号入力側に帯域阻止フィ
ルタ回路を設けたが、同様にして、線路導体7の所定箇
所に他の誘電体共振器を結合させることによって、信号
出力部側に帯域阻止フィルタ回路を構成してもよい。
ルタ回路を設けたが、同様にして、線路導体7の所定箇
所に他の誘電体共振器を結合させることによって、信号
出力部側に帯域阻止フィルタ回路を構成してもよい。
【0026】次に、第3の実施形態に係る誘電体フィル
タの構成を図3に示す。(A)の例では信号入力部側だ
けでなく、信号出力部側にも上述したものと同様の誘電
体共振器を構成してそれぞれに帯域阻止フィルタ特性を
もたせている。
タの構成を図3に示す。(A)の例では信号入力部側だ
けでなく、信号出力部側にも上述したものと同様の誘電
体共振器を構成してそれぞれに帯域阻止フィルタ特性を
もたせている。
【0027】この場合、信号入力部側の帯域阻止フィル
タ回路と信号出力部側の帯域阻止フィルタ回路とで、そ
れぞれ別の周波数帯域を阻止すれば、少なくとも2つの
スプリアスモードを選択的に抑圧することができる。
タ回路と信号出力部側の帯域阻止フィルタ回路とで、そ
れぞれ別の周波数帯域を阻止すれば、少なくとも2つの
スプリアスモードを選択的に抑圧することができる。
【0028】図3の(B)に示す例では、線路導体6
に、電極非形成部4e,4g部分に構成した2つの誘電
体共振器を結合させている。この2つの誘電体共振器の
結合点の間隔lを、阻止すべき周波数における波長をλ
とした場合に、λ/4の奇数倍の関係としている。この
構造によって、電極非形成部4e,4gによる2つの誘
電体共振器と線路導体6とによって帯域阻止フィルタ回
路を構成する。
に、電極非形成部4e,4g部分に構成した2つの誘電
体共振器を結合させている。この2つの誘電体共振器の
結合点の間隔lを、阻止すべき周波数における波長をλ
とした場合に、λ/4の奇数倍の関係としている。この
構造によって、電極非形成部4e,4gによる2つの誘
電体共振器と線路導体6とによって帯域阻止フィルタ回
路を構成する。
【0029】図3の(B)において、線路導体6に対す
る、電極非形成部4a部分の誘電体共振器の結合点と、
電極非形成部4e部分の誘電体共振器の結合点との距離
についても、阻止すべき周波数における波長の1/4の
奇数倍の関係としてもよい。このことによって、2段の
共振器による帯域阻止フィルタ回路を構成することがで
きる。
る、電極非形成部4a部分の誘電体共振器の結合点と、
電極非形成部4e部分の誘電体共振器の結合点との距離
についても、阻止すべき周波数における波長の1/4の
奇数倍の関係としてもよい。このことによって、2段の
共振器による帯域阻止フィルタ回路を構成することがで
きる。
【0030】なお、図3の(B)に示した例では、信号
入力部側に帯域阻止フィルタ回路を構成したが、信号出
力部側に2つの誘電体共振器による帯域阻止フィルタ回
路を構成してもよい。また、帯域阻止フィルタ回路を構
成するための誘電体共振器の数は3つ以上であってもよ
い。
入力部側に帯域阻止フィルタ回路を構成したが、信号出
力部側に2つの誘電体共振器による帯域阻止フィルタ回
路を構成してもよい。また、帯域阻止フィルタ回路を構
成するための誘電体共振器の数は3つ以上であってもよ
い。
【0031】次に第4の実施形態に係る誘電体フィルタ
の構成例を図4に示す。この誘電体フィルタは、電極非
形成部4e部分に誘電体共振器を構成して線路導体6に
所定箇所で結合させ、また線路導体7の途中に低域通過
フィルタ回路を構成している。なお、図1に示したもの
と同様に、誘電体板3の下面に上面側の線路導体7およ
び低域通過フィルタ回路と同様の線路導体および低域通
過フィルタ回路を必要に応じて対向配置してもよい。
の構成例を図4に示す。この誘電体フィルタは、電極非
形成部4e部分に誘電体共振器を構成して線路導体6に
所定箇所で結合させ、また線路導体7の途中に低域通過
フィルタ回路を構成している。なお、図1に示したもの
と同様に、誘電体板3の下面に上面側の線路導体7およ
び低域通過フィルタ回路と同様の線路導体および低域通
過フィルタ回路を必要に応じて対向配置してもよい。
【0032】この低域通過フィルタ回路の遮断周波数を
定めることによってメインモードの共振周波数より高域
側のスプリアスを抑圧し、帯域阻止フィルタ回路の阻止
帯域を定めることによってメインモードの共振周波数よ
り低域側のスプリアスを選択的に抑圧することができ
る。
定めることによってメインモードの共振周波数より高域
側のスプリアスを抑圧し、帯域阻止フィルタ回路の阻止
帯域を定めることによってメインモードの共振周波数よ
り低域側のスプリアスを選択的に抑圧することができ
る。
【0033】なお、メインモードの共振周波数より高域
側に現れるスプリアスを重点的に抑圧する場合には、帯
域阻止フィルタ回路によって、メインモードの共振周波
数より高域側に現れるスプリアスを抑圧するようにして
もよい。
側に現れるスプリアスを重点的に抑圧する場合には、帯
域阻止フィルタ回路によって、メインモードの共振周波
数より高域側に現れるスプリアスを抑圧するようにして
もよい。
【0034】次に第5の実施形態に係る送受共用器の構
成を図5を参照して説明する。図5は上面の導体板を取
り除いた状態での平面図である。全体の基本的な構成
は、先に示した2ポートの誘電体フィルタと同様であ
る。誘電体板3の上面には4a,4b,4c,4h,4
i,4e,4gで示す7つの電極非形成部を有する電極
を形成していて、誘電体板の下面には上記電極非形成部
にそれぞれ対向する部分を電極非形成部とする電極を形
成している。この構成によって、7つの誘電体共振器を
単一の誘電体板3に設けている。また誘電体板3の上面
には線路導体6,7,10,11をそれぞれ形成してい
て、これらの線路導体と電極1とによってそれぞれコプ
レーナ線路を構成している。ただし、線路導体10,1
1は所定箇所で分岐させた形状としている。線路導体6
は電極非形成部4a,4e,4g部分にそれぞれ構成し
ている3つの誘電体共振器とそれぞれ所定箇所で磁界結
合する。線路導体7は電極非形成部4i部分に構成して
いる誘電体共振器と磁界結合する。また線路導体10,
11は電極非形成部4c,4h部分に構成している誘電
体共振器とそれぞれ磁界結合する。
成を図5を参照して説明する。図5は上面の導体板を取
り除いた状態での平面図である。全体の基本的な構成
は、先に示した2ポートの誘電体フィルタと同様であ
る。誘電体板3の上面には4a,4b,4c,4h,4
i,4e,4gで示す7つの電極非形成部を有する電極
を形成していて、誘電体板の下面には上記電極非形成部
にそれぞれ対向する部分を電極非形成部とする電極を形
成している。この構成によって、7つの誘電体共振器を
単一の誘電体板3に設けている。また誘電体板3の上面
には線路導体6,7,10,11をそれぞれ形成してい
て、これらの線路導体と電極1とによってそれぞれコプ
レーナ線路を構成している。ただし、線路導体10,1
1は所定箇所で分岐させた形状としている。線路導体6
は電極非形成部4a,4e,4g部分にそれぞれ構成し
ている3つの誘電体共振器とそれぞれ所定箇所で磁界結
合する。線路導体7は電極非形成部4i部分に構成して
いる誘電体共振器と磁界結合する。また線路導体10,
11は電極非形成部4c,4h部分に構成している誘電
体共振器とそれぞれ磁界結合する。
【0035】線路導体6とこれに結合する3つの誘電体
共振器との関係は図3の(B)に示したものと同様であ
り、線路導体6に帯域阻止フィルタ特性をもたせてい
る。線路導体7の途中には図1に示したものと同様の低
域通過フィルタ回路LPFを形成している。
共振器との関係は図3の(B)に示したものと同様であ
り、線路導体6に帯域阻止フィルタ特性をもたせてい
る。線路導体7の途中には図1に示したものと同様の低
域通過フィルタ回路LPFを形成している。
【0036】電極非形成部4a,4b,4c部分に構成
した3つの誘電体共振器は受信フィルタとして用い、電
極非形成部4h,4i部分に構成した2つの誘電体共振
器は送信フィルタとして用いる。
した3つの誘電体共振器は受信フィルタとして用い、電
極非形成部4h,4i部分に構成した2つの誘電体共振
器は送信フィルタとして用いる。
【0037】電極非形成部4c部分の誘電体共振器の等
価的短絡面から線路導体10,11の分岐点までの電気
長は、送信周波数の線路導体上での波長の1/4の奇数
倍の関係となるようにし、かつ、電極非形成部4h部分
の誘電体共振器の等価的短絡面から上記分岐点までの電
気長は受信周波数の線路導体上での波長で1/4の奇数
倍の関係となるように定める。
価的短絡面から線路導体10,11の分岐点までの電気
長は、送信周波数の線路導体上での波長の1/4の奇数
倍の関係となるようにし、かつ、電極非形成部4h部分
の誘電体共振器の等価的短絡面から上記分岐点までの電
気長は受信周波数の線路導体上での波長で1/4の奇数
倍の関係となるように定める。
【0038】この構成によって、受信フィルタと送信フ
ィルタのいずれにおいても所定のスプリアスモードを抑
圧するとともに、送信信号と受信信号の分岐を行うこと
ができる。
ィルタのいずれにおいても所定のスプリアスモードを抑
圧するとともに、送信信号と受信信号の分岐を行うこと
ができる。
【0039】次に、第6の実施形態に係る通信機の構成
をブロック図として図6に示す。図6は上記送受共用器
をアンテナ共用器として用いた通信機の実施形態に係る
図である。ここで、46aは上記受信フィルタ、46b
は上記送信フィルタであり、46部分がアンテナ共用器
を構成している。同図に示すように、アンテナ共用器4
6の受信信号出力ポート46cに受信回路47を、送信
信号入力ポート46dに送信回路48をそれぞれ接続
し、入出力ポート46eにアンテナ49を接続すること
によって、全体として通信機50を構成している。
をブロック図として図6に示す。図6は上記送受共用器
をアンテナ共用器として用いた通信機の実施形態に係る
図である。ここで、46aは上記受信フィルタ、46b
は上記送信フィルタであり、46部分がアンテナ共用器
を構成している。同図に示すように、アンテナ共用器4
6の受信信号出力ポート46cに受信回路47を、送信
信号入力ポート46dに送信回路48をそれぞれ接続
し、入出力ポート46eにアンテナ49を接続すること
によって、全体として通信機50を構成している。
【0040】このようにスプリアス特性および分岐特性
に優れたアンテナ共用器を用いることによって、小型で
高効率な通信機が構成できる。
に優れたアンテナ共用器を用いることによって、小型で
高効率な通信機が構成できる。
【0041】なお、図6の例では、本願発明の送受共用
器を適用した通信機の例を示したが、先に示した各種誘
電体フィルタを高周波回路部に備えて通信機を構成する
ことができる。これにより、スプリアスの影響のない高
周波回路を備えた通信機を構成することができる。
器を適用した通信機の例を示したが、先に示した各種誘
電体フィルタを高周波回路部に備えて通信機を構成する
ことができる。これにより、スプリアスの影響のない高
周波回路を備えた通信機を構成することができる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、誘電体板に複数の誘
電体共振器を設けて成る誘電体フィルタにおいて、スプ
リアスモードの入出力が抑えられ、スプリアスレスポン
スが抑圧される。これにより、誘電体フィルタの阻止域
減衰特性が改善され、減衰特性に優れた誘電体フィル
タ、分岐特性に優れた送受共用器および高効率な通信機
が得られる。
電体共振器を設けて成る誘電体フィルタにおいて、スプ
リアスモードの入出力が抑えられ、スプリアスレスポン
スが抑圧される。これにより、誘電体フィルタの阻止域
減衰特性が改善され、減衰特性に優れた誘電体フィル
タ、分岐特性に優れた送受共用器および高効率な通信機
が得られる。
【0043】また、この発明によれば、所定のスプリア
スモードを選択的に抑圧することができ、スプリアスモ
ードによる影響を効果的に改善できる。
スモードを選択的に抑圧することができ、スプリアスモ
ードによる影響を効果的に改善できる。
【図1】第1の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
示す図
【図2】第2の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
示す図
【図3】第3の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
示す図
【図4】第4の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
示す図
【図5】送受共用器の構成を示す図
【図6】通信機の構成を示すブロック図
【図7】従来の誘電体フィルタの構成例を示す図
【図8】同誘電体フィルタの阻止域減衰特性を示す図
【図9】各種共振モードの電磁界分布の例を示す図
1,2−電極 3−誘電体板 4,5−電極非形成部 6,7−線路導体 8−上部カバー 9−下部カバー 10,11−線路導体 R−誘電体共振器 LPF−低域通過フィルタ回路
Claims (6)
- 【請求項1】 誘電体板の第1主面に一部を電極非形成
部として電極を形成し、第2主面に第1主面の電極非形
成部に対向する部分を電極非形成部として電極を形成し
て、前記誘電体板における前記電極非形成部を誘電体共
振器として構成するとともに、該誘電体共振器に結合し
て信号の入力および出力を行う信号入力手段および信号
出力手段を設けた誘電体フィルタにおいて、 前記信号入力手段または前記信号出力手段のいずれか一
方または両方を、前記誘電体共振器に結合し且つ低域通
過フィルタ回路を構成する線路導体として前記誘電体板
に形成したことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 誘電体板の第1主面に一部を電極非形成
部として電極を形成し、第2主面に第1主面の電極非形
成部に対向する部分を電極非形成部として電極を形成し
て、前記誘電体板における前記電極非形成部を誘電体共
振器として構成するとともに、該誘電体共振器に結合し
て信号の入力および出力を行う信号入力手段および信号
出力手段を設けた誘電体フィルタにおいて、 前記信号入力手段または前記信号出力手段のいずれか一
方または両方を、前記誘電体共振器に結合する線路導体
として前記誘電体板に形成し、該線路導体の途中に誘電
体共振器を結合させて、当該線路導体に帯域阻止フィル
タ特性をもたせたことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項3】 誘電体板の第1主面に一部を電極非形成
部として電極を形成し、第2主面に第1主面の電極非形
成部に対向する部分を電極非形成部として電極を形成し
て、前記誘電体板における前記電極非形成部を誘電体共
振器として構成するとともに、該誘電体共振器に結合し
て信号の入力および出力を行う信号入力手段および信号
出力手段を設けた誘電体フィルタにおいて、 前記信号入力手段または前記信号出力手段のいずれか一
方を、前記誘電体共振器に結合し且つ低域通過フィルタ
回路を構成する線路導体として前記誘電体板に形成し、
他方の前記信号出力手段または前記信号入力手段を、前
記誘電体共振器に結合する線路導体として前記誘電体板
に形成し、該線路導体の途中に誘電体共振器を結合させ
て、当該線路導体に帯域阻止フィルタ特性をもたせたこ
とを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項4】 前記誘電体板の第1・第2主面に電極を
形成して成る前記誘電体共振器を複数個形成し、それら
の誘電体共振器の幾つかを前記線路導体の途中に結合す
る誘電体共振器とした請求項2または3に記載の誘電体
フィルタ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれかに記載に誘
電体フィルタを、送信フィルタと受信フィルタの一方ま
たは両方に用い、前記送信フィルタを送信信号入力ポー
トと入出力ポートとの間に設け、前記受信フィルタを受
信信号出力ポートと前記入出力ポートとの間に設けたこ
とを特徴とする送受共用器。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の誘電体
フィルタまたは請求項5に記載の送受共用器を高周波回
路部に備えて成る通信機。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120690A JPH11312902A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 誘電体フィルタ、送受共用器および通信機 |
| TW088106699A TW419856B (en) | 1998-04-30 | 1999-04-27 | Dielectric filter, transmission-reception sharing unit, and communication device |
| CA002270295A CA2270295C (en) | 1998-04-30 | 1999-04-28 | Dielectric filter, transmission-reception sharing unit, and communication device |
| KR1019990015415A KR100349082B1 (ko) | 1998-04-30 | 1999-04-29 | 유전체 필터, 송수신 공용기, 및 통신 장치 |
| US09/302,149 US6147575A (en) | 1998-04-30 | 1999-04-29 | Dielectric filter transmission-reception sharing unit and communication device |
| NO992064A NO992064L (no) | 1998-04-30 | 1999-04-29 | Dielektrisk filter, dupleksenhet for sender/mottaker og kommunikasjonsapparat |
| EP99108712A EP0954047A3 (en) | 1998-04-30 | 1999-04-30 | Dielectric filter, transmission/reception sharing unit, and communication device |
| CNB991064151A CN1144315C (zh) | 1998-04-30 | 1999-04-30 | 介质滤波器、收发共用装置和通信设备 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120690A JPH11312902A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 誘電体フィルタ、送受共用器および通信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11312902A true JPH11312902A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14792557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10120690A Pending JPH11312902A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 誘電体フィルタ、送受共用器および通信機 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6147575A (ja) |
| EP (1) | EP0954047A3 (ja) |
| JP (1) | JPH11312902A (ja) |
| KR (1) | KR100349082B1 (ja) |
| CN (1) | CN1144315C (ja) |
| CA (1) | CA2270295C (ja) |
| NO (1) | NO992064L (ja) |
| TW (1) | TW419856B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018092453A1 (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 株式会社村田製作所 | 誘電体複合フィルタ、高周波モジュール、高周波フロントエンド回路、通信装置、及びMassive MIMOシステム |
| JP2023545882A (ja) * | 2021-06-14 | 2023-11-01 | イナートロン インコーポレイテッド | スプリアスを調整するグラウンドポストを含む広帯域ダイプレクサ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3498649B2 (ja) * | 1998-11-13 | 2004-02-16 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 |
| US7864528B2 (en) * | 2005-07-25 | 2011-01-04 | Harris Corporation | Liquid cooled high-frequency filter |
| JP2015076661A (ja) | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 日本電気株式会社 | 同軸配線装置及び送受信一体型分波器 |
| CN114843723B (zh) * | 2021-01-30 | 2023-04-18 | 上海华为技术有限公司 | 一种带阻滤波器和多阻带滤波器 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI90158C (fi) * | 1991-06-25 | 1993-12-27 | Lk Products Oy | Oevertonsfrekvensfilter avsett foer ett keramiskt filter |
| GB2273393B (en) * | 1992-05-26 | 1996-09-04 | Motorola Inc | Multi-passband,dielectric filter construction |
| JP2897678B2 (ja) * | 1995-03-22 | 1999-05-31 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器及び高周波帯域通過フィルタ装置 |
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