JPH11313346A - 投影映像検査装置 - Google Patents

投影映像検査装置

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JPH11313346A
JPH11313346A JP10119475A JP11947598A JPH11313346A JP H11313346 A JPH11313346 A JP H11313346A JP 10119475 A JP10119475 A JP 10119475A JP 11947598 A JP11947598 A JP 11947598A JP H11313346 A JPH11313346 A JP H11313346A
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JP
Japan
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value
chromaticity
illuminance
data
illuminance value
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Application number
JP10119475A
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English (en)
Inventor
Hidenobu Nakanishi
秀信 中西
Kimihiko Kajimoto
公彦 梶本
Kenji Ito
健二 伊藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Liquid Crystal (AREA)
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投影映像全域および部分域における色むら・
照度むらの検査およびむら解消のための調整を高精度か
つ良好に行えるようにする。 【解決手段】 複数の色度・照度センサ12を取り付け
たスクリーン11に対して液晶プロジェクタ300より
映像を投影する。その投影映像をカラーカメラ13で撮
像する。撮像した画像データのうち色度・照度センサ1
2に位置対応す画素の相対的な仮照度値と色度・照度セ
ンサ12による絶対的な照度値との比較から全画素の画
像データについてその相対的な仮色度値・仮照度値を絶
対的な色度値・照度値に変換し、その変換後の絶対的な
色度値・照度値に基づいて検査を実行する。また、補正
データも作成する。補正データを液晶プロジェクタ30
0にフィードバックし、色むら・照度むらを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像投影装置の光
学量を測定して映像表示品質を検査/調整する投影映像
検査装置にかかわり、特には液晶プロジェクタの色度/
照度を検査/調整するための液晶プロジェクタ検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は液晶プロジェクタの光学モジュ
ールに装備されているランプユニット500の概略的な
構造を示す断面図である。図21において、符号の50
1はランプケース、502はリフレクタ、503は放電
管、504はリード線である。ランプケース501にリ
フレクタ502と放電管503とが取り付けられてい
る。
【0003】従来より、ランプユニットの構造および取
り付け精度が原因となってスクリーン上に投影された映
像に色むらや照度むらが発生することが問題となってい
る。リフレクタ502に対する放電管503の相対位置
関係やランプケース501に対するリフレクタ502の
相対位置関係が調整規格範囲内にない場合には、光学モ
ジュールからスクリーンに映像を投影したときに全体的
な色むらや照度むらが発生する。また、放電管503か
ら発しリフレクタ502で反射した光が光学モジュール
内の液晶パネル等の光学エンジンに到達する過程でリー
ド線504や放電管503の真空封じ用の突起503a
による影を生じさせ、この影がスクリーン上で部分的な
色むらや照度むらの原因となる。
【0004】このような色むらや照度むらの発生は当然
に表示品質の劣化をもたらすことになるので、出荷前に
検査し、調整しなければならない。
【0005】図22に従来の技術にかかわる液晶プロジ
ェクタ検査装置600の概略構成を示す。液晶プロジェ
クタ700の光学モジュール701は液晶プロジェクタ
700内のユニットで、映像を制御する液晶パネルと、
液晶パネルに高輝度の光を照射するためのランプユニッ
ト(図示せず)と、映像をスクリーン601上に投影す
るための光学プリズム、レンズ等から構成されている。
光学モジュールのうちランプユニットを除いた部分を光
学エンジンと称する。
【0006】液晶プロジェクタ検査装置600は、液晶
プロジェクタ700の光学モジュール701から投影さ
れた映像を映し出すスクリーン601と、スクリーン6
01の複数箇所(四隅と中央の5箇所)に配置された色
度を検出するための色度センサ602を備えている。ま
た、各色度センサ602からの検出信号を入力するため
の入力インターフェイスとしての色度センサ入力部60
3と、入力された各色度センサ602からの検出電圧を
実際の色度値に変換する色度値測定部604と、各色度
センサ602による色度値を液晶プロジェクタ700に
ついての検査規格値と比較する測定結果比較部605
と、色度センサ602による各部分の色度値および測定
結果比較部605による検査規格値との比較結果をモニ
ターやプリンタ等に出力する測定結果出力部606と、
5つの色度センサ602による色度値の平均値を作成す
る色度値平均化データ作成部607と、色度値の平均値
と液晶プロジェクタ700の検査規格値のセンター値と
の差分をとってセンター値に調整するための補正量のデ
ータを作成し液晶プロジェクタ700に出力する平均化
色度値補正データ作成部608とを備えている。一方、
液晶プロジェクタ700には、平均化色度値補正データ
作成部608からの補正データを入力する平均化色度値
補正データ入力部702と、入力した補正データを記憶
する平均化色度値補正データ記憶部703と、記憶され
た補正データに基づいてちょうどテレビジョン受像機で
色合い等の調整を行うように液晶プロジェクタ700が
投影する映像全体の色度値がほぼ均等になるように制御
を行う色度値補正用制御回路部704とを備えている。
【0007】以上では色度の検査・調整についての構成
のみについて説明したが、照度値についても同様に構成
されている。すなわち、図示は省略しているが、上記の
説明での「色度」を「照度」に置き換えて、スクリーン
601の複数箇所(四隅と中央の5箇所)に配置された
色度値を検出するための照度センサと、各照度センサか
らの検出信号を入力する照度センサ入力部と、入力され
た各照度センサからの検出電圧を実際の照度値に変換す
る照度値測定部と、5つの照度センサによる照度値の平
均値を作成する照度値平均化データ作成部と、照度値の
平均値と液晶プロジェクタの検査規格値のセンター値と
の差分をとってセンター値に調整するための補正量のデ
ータを作成し液晶プロジェクタに出力する平均化照度値
補正データ作成部とを備えている。一方、液晶プロジェ
クタには、平均化照度値補正データ作成部からの補正デ
ータを入力する平均化照度値補正データ入力部と、入力
した補正データを記憶する平均化照度値補正データ記憶
部と、記憶された補正データに基づいて投影映像全体の
照度値がほぼ均等になるように制御を行う照度値補正用
制御回路部とを備えている。なお、測定結果比較部60
5は各照度センサによる照度値を液晶プロジェクタにつ
いての検査規格値と比較するように構成され、測定結果
出力部606は照度センサによる各部分の照度値および
測定結果比較部による検査規格値との比較結果をモニタ
ーやプリンタ等に出力するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
は次のような問題点がある。
【0009】(1) 色度センサ/照度センサとして数個し
か用いていないので、スクリーン上のセンサ配置箇所と
いうごく一部の色度値/照度値は測定できても、表示画
面全体についての測定が行えない。その結果として、セ
ンサが配置されていない部分に色むら/照度むらが発生
していても検出することができないし、調整することも
できない。
【0010】(2) 数個のセンサでの検出結果に基づいて
液晶プロジェクタの色度値/照度値を調整することが前
提となっており、数個のセンサの平均値に基づいて表示
画面全体について同一に色度/照度を補正するようにな
っているため、全体的に例えば青白い表示画面を白色に
近づけるといった補正は可能であっても、部分的な色む
ら/照度むらを調整することができない。
【0011】(3) センサのみで投影映像全体を測定しよ
うとすると非常に多数のセンサが必要となり、数個のセ
ンサのみを用いる検査装置に比べて装置価格がかなり高
くなるとともに測定時間も長くなる。
【0012】(4) 放電管の寿命が切れたときはランプユ
ニットを交換するが、光学モジュールにおいて光学エン
ジンとランプユニットとは別々に組み立てと調整が行わ
れるものであるので、単にランプユニットを交換するだ
けでは、ランプユニットの組み立て調整精度やランプ特
性のばらつきのために、そのランプユニットに最も適し
た状態で投影映像の全体的および部分的な色むら/照度
むらを調整することができない。
【0013】本発明は、上記した課題の解決を図ること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる請求項
1の投影映像検査装置は、スクリーン上に配置の光学セ
ンサによる光学量とスクリーン上の投影映像の撮像デー
タにおける光学センサに位置対応する部分の光学量との
比較に基づいて投影映像の絶対的な光学量を測定し、そ
の測定結果を出力するように構成してある。投影映像の
撮像データに基づく光学量は光学センサとは違って相対
的なものである。この相対的な光学量では正確な検査が
できない。そこで、撮像データのうち光学センサに位置
対応する部分での光学量を光学センサによる絶対的な光
学量と比較することによりパラメータを取得し、そのパ
ラメータに基づいて投影映像の相対的な光学量を絶対的
な光学量に変換し、その結果を出力するので、正確な検
査が行える。投影映像の絶対的な光学量を求めているの
で、投影映像全域および部分域での光学的なむらを検出
することが可能となる。そのために必要な光学センサの
個数は少なくてよい。スクリーンを埋め尽くすくらいの
非常に多数の光学センサを用いれば、絶対的な光学量を
多数の領域で測定して所要の製品規格に適合する状態で
光学的なむらをなくせると考えるかも知れないが、光学
センサが多すぎることになり、重大・深刻なコストアッ
プを招くとともに必要な処理時間がきわめて長大なもの
となる。少数個の光学センサと撮像手段とにより、すべ
ての画素についての絶対的な光学量を画素単位で測定す
ることができるということは、コスト面でも処理時間面
でも有利としながら所要の製品規格に適合する状態で光
学的なむらをなくすことを可能とするのであり、きわめ
て重要であり、この点に本発明の最大のポイントがある
といえる。
【0015】本発明にかかわる請求項2の投影映像検査
装置は、上記請求項1において、光学センサが色度・照
度センサであり、撮像データがカラーカメラによるもの
であり、その撮像データに基づく相対的な仮色度値・仮
照度値を色度・照度センサによる色度値・照度値で絶対
的な色度値・照度値に変換するように構成してある。カ
ラーカメラによる撮像データに基づく画像データは色度
・照度センサとは違って相対的なものである。この相対
的な仮色度値・仮照度値では正確な検査ができない。そ
こで、画像データのうち色度・照度センサに位置対応す
る部分での仮色度値・仮照度値を色度・照度センサによ
る絶対的な色度値・照度値と比較することによりパラメ
ータを取得し、そのパラメータに基づいて投影映像の相
対的な仮色度値・仮照度値を絶対的な色度値・照度値に
変換し、その結果を出力するので、正確な検査が行え
る。投影映像の絶対的な色度値・照度値を求めているの
で、投影映像全域および部分域での色むら・照度むらを
検出することが可能となる。そのために必要な色度・照
度センサの個数は少なくてよい。
【0016】本発明にかかわる請求項3の投影映像検査
装置は、上記請求項2において、絶対的な色度値・照度
値と基準データとの比較により補正データを作成し、映
像投影装置の光学系の色度値・照度値を補正するように
構成してある。映像投影装置の光学的特性に最適とされ
る規格範囲を定める基準データと比較して補正データを
生成し、映像投影装置の光学系の色度値・照度値を補正
するから、映像投影装置の光学的特性を適正にできる。
【0017】本発明にかかわる請求項4の投影映像検査
装置は、上記請求項1において、光学センサが照度セン
サであり、撮像データがモノクロカメラによるものであ
り、その撮像データに基づく相対的な仮照度値を照度セ
ンサによる照度値で絶対的な照度値に変換するように構
成してある。モノクロカメラによる撮像データに基づく
画像データは照度センサとは違って相対的なものであ
る。この相対的な仮照度値では正確な検査ができない。
そこで、画像データのうち照度センサに位置対応する部
分での仮照度値を照度センサによる絶対的な照度値と比
較することによりパラメータを取得し、そのパラメータ
に基づいて投影映像の相対的な仮照度値を絶対的な照度
値に変換し、その結果を出力するので、正確な検査が行
える。投影映像の絶対的な照度値を求めているので、投
影映像全域および部分域での照度むらを検出することが
可能となる。そのために必要な照度センサの個数は少な
くてよい。画像データがモノクロであるから、カラーの
場合に比べて空間分解能を3倍に高める。回路構成も簡
単化され、処理速度も高速化され、コスト面も有利にな
る。
【0018】本発明にかかわる請求項5の投影映像検査
装置は、上記請求項4において、絶対的な照度値と基準
データとの比較により補正データを作成し、映像投影装
置の光学系の照度値を補正するように構成してある。映
像投影装置の光学的特性に最適とされる規格範囲を定め
る基準データと比較して補正データを生成し、映像投影
装置の光学系の照度値を補正するから、映像投影装置の
光学的特性を適正にできる。
【0019】本発明にかかわる請求項6の投影映像検査
装置は、上記請求項1から請求項5までのいずれかにお
いて、スクリーンと映像投影装置および撮像手段とを相
対的に変位可能に構成し、光学センサ取り付け位置の撮
像データを補正するように構成してある。光学センサ上
の投影映像は光学センサの光学的特性のために本来の投
影映像の状態とは異なった状態となっている。そこで、
スクリーンを映像投影装置および撮像手段に対して相対
的に変位させることで、それまで光学センサ上に投影さ
れていた映像をスクリーン上に投影させる状態に切り換
え、本来の投影映像の画像データを得ることができる。
【0020】本発明にかかわる請求項7の投影映像検査
装置は、上記請求項1から請求項5までのいずれかにお
いて、光学センサ付きのスクリーンの前面に対して別の
通常のスクリーンを出退自在に構成し、光学センサ取り
付け位置の撮像データを補正するように構成してある。
光学センサが付いていない通常のスクリーンに映像を投
影して撮像するので、本来の投影映像の画像データを得
ることができる。
【0021】本発明にかかわる請求項8の投影映像検査
装置は、上記請求項3または請求項5において、ランプ
ユニットに特有の補正データを入力して映像投影装置の
光学系の照度値または色度値・照度値を補正するように
構成してある。ランプユニットを交換したときに、その
ランプユニットの光学的特性に整合した状態に調整で
き、色むらや照度むらをなくせる。
【0022】本発明にかかわる請求項9の投影映像検査
装置は、上記請求項1から請求項8までのいずれかにお
いて、映像投影装置を液晶プロジェクタとするものであ
る。本発明の技術的利点が最もよく反映される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかわる投影映像
検査装置の一例としての液晶プロジェクタ検査装置の実
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】〔実施の形態1〕実施の形態1は色度値お
よび照度値の双方について検査・調整するように構成し
たものである。
【0025】図1は実施の形態1にかかわる液晶プロジ
ェクタ検査装置200および液晶プロジェクタ300の
概略構成を示すシステム構成図である。3板式の液晶プ
ロジェクタ300の光学モジュール301は液晶プロジ
ェクタ300内のユニットであり、表示すべき映像を制
御する液晶パネルと、液晶パネルに高輝度の光を照射す
るためのランプユニットと、映像をスクリーン11上に
投影するための光学プリズム、レンズ等から構成されて
いる。検査・調整に際しては、光学モジュール301か
らは検査・調整用の基準の白べた一色の映像パターンを
投影するようになっている。
【0026】液晶プロジェクタ検査装置200は、機械
的要素として、液晶プロジェクタ300の光学モジュー
ル301から投影された映像を映し出すスクリーン11
と、スクリーン11の9箇所(3×3)に配置された色
度値・照度値を検出するための色度・照度センサ12
と、スクリーン11の全体を撮像するためのカラーカメ
ラ13とを備えている。平面板状またはシート状のスク
リーン11に取り付け穴を形成し、その取り付け穴に色
度・照度センサ12を埋め込んでいる。スクリーン11
の表面は白色にコーティングされている。
【0027】液晶プロジェクタ検査装置200は、各色
度・照度センサ12からの検出信号を入力するための入
力インターフェイスとしての色度・照度センサ入力部2
1と、入力された各色度・照度センサ12からの検出電
圧を実際の絶対的な色度値・照度値に変換する色度値・
照度値測定部22と、カラーカメラ13からのスクリー
ン11における投影映像全域についての映像信号を入力
して画像メモリにおけるRGBデータテーブルT1にカ
ラー画像データとして格納する画像入力部23と、その
カラー画像データに基づいてスクリーン11における投
影映像全域での各画素について相対的な色度値である仮
色度値と相対的な照度値である仮照度値を算出して画像
メモリにおける仮色度値・仮照度値テーブルT2に格納
する仮色度値・仮照度値テーブル作成部24と、そのテ
ーブルT2のうち各色度・照度センサ12の位置(これ
はあらかじめ測定しておく)に対応する仮色度値・仮照
度値を抽出するセンサ位置データ抽出部25と、各セン
サ位置における相対的な仮色度値・仮照度値を色度値・
照度値測定部22による絶対的な色度値・照度値と比較
し、その比較の結果として補正係数(パラメータ)を算
出する色度値・照度値補正係数演算部26と、補正係数
に基づいて画像入力部23の画像メモリにおけるスクリ
ーン11における投影映像全域での各画素についての相
対的な仮色度値・仮照度値から絶対的な色度値・照度値
を補正演算し、画像メモリにおける絶対的色度値・照度
値テーブルT3に格納する絶対的色度値・照度値演算部
27と、液晶プロジェクタ300についての規格の色度
値・照度値(基準データ)をあらかじめ格納している基
準データ格納部28と、絶対的色度値・照度値演算部2
7において補正によって得た絶対的な色度値・照度値を
基準データ格納部28の規格の色度値・照度値と比較し
て許容範囲内かどうかを判定する測定結果比較判定部2
9と、絶対的色度値・照度値演算部27によって得た絶
対的な照度値と絶対的な色度X座標および色度Y座標の
データや測定結果比較判定部29による判定結果(良/
不良)をモニターやプリンタなどに出力する測定結果出
力部30と、絶対的色度値・照度値演算部27による絶
対的な色度値・照度値と基準データ格納部28による規
格の色度値・照度値との比較に基づいて色度値・照度値
の補正データを作成して一時的に格納する補正データ作
成部31と、その補正データを格納する補正データ格納
部32と、補正データを液晶プロジェクタ300に出力
する補正データ出力部33と、その補正データを初めと
して各種のデータを記憶するハードディスクなどの補助
記憶装置34とを備えている。
【0028】ここで、液晶プロジェクタ300の構成の
説明に入る前に、液晶プロジェクタ検査装置200にお
ける画像メモリの構造について説明しておく。スクリー
ン11における投影映像全域での各画素を図3のように
表すことにする。n×mドット(m行n列)となってい
る。例えば、n=576、m=540とすると、全画素
数は311,040画素となる。i行j列目の画素ナン
バーをAijで表すと、例えば、A1n=A1576 、Am1
=A5401 、Amn=A540576 となる。
【0029】図4に示すように、画像メモリにおいて各
画素ナンバーAij(i=1〜m、j=1〜n)によるア
ドレスが指定されている。画像メモリのうち画像入力部
23に関係するRGBデータテーブルT1では投影映像
全域での各画素に対応した各画素ナンバーAijのアドレ
スにカラーカメラ13から入力したR,G,Bの画像デ
ータRij,Gij,Bijが格納される。
【0030】仮色度値・仮照度値テーブル作成部24が
画像データRij,Gij,Bijに基づいて作成した投影映
像全域での各画素についての相対的な仮照度値Pijと色
度図における相対的な仮色度X座標Xijおよび仮色度Y
座標Yijの値とが画像メモリのうちの仮色度値・仮照度
値テーブルT2において投影映像全域での各画素に対応
して格納される。fk( )を関数記号として、 仮照度値Pij=f1(Rij,Gij,Bij) 仮色度X座標Xij=f2(Rij,Gij,Bij) 仮色度Y座標Yij=f3(Rij,Gij,Bij) である。
【0031】絶対的色度値・照度値演算部27が相対的
な仮照度値Pij、仮色度X座標Xij、仮色度Y座標Yij
および色度値・照度値補正係数演算部26による補正係
数に基づいて作成した投影映像全域での各画素について
の絶対的な照度値P′ijと色度図における絶対的な色度
X座標X′ijおよび色度Y座標Y′ijの値とが画像メモ
リのうちの絶対的色度値・照度値テーブルT3において
投影映像全域での各画素に対応して格納される。
【0032】以上の動作を図10の測定データの作成の
サブルーチンのフローチャートに従って説明する。ステ
ップn1において9個の色度・照度センサ12のそれぞ
れから検出した色度値・照度値の信号を色度・照度セン
サ入力部21に入力し、ステップn2において色度値・
照度値測定部22により入力した信号に基づいて絶対的
な色度値・照度値を測定する。ステップn3においてカ
ラーカメラ13が撮像したスクリーン11における投影
映像全域での検査・調整用の基準の白べた一色の映像パ
ターンの画像データRij,Gij,Bij(i=1〜m、j
=1〜n)を画像入力部23に入力し、ステップn4に
おいて画像データRij,Gij,BijをRGBデータテー
ブルT1に格納する。ステップn5において仮色度値・
仮照度値テーブル作成部24は画像データRij,Gij
ijに基づいて相対的な仮照度値Pijを作成して仮色度
値・仮照度値テーブルT2に格納し、ステップn6にお
いて仮色度値・仮照度値テーブル作成部24は画像デー
タRij,Gij,Bijに基づいて相対的な仮色度X座標X
ijおよび仮色度Y座標Yijを作成して仮色度値・仮照度
値テーブルT2に格納する。ステップn7においてセン
サ位置データ抽出部25は9個の色度・照度センサ12
についてあらかじめ登録してあるセンサ位置データに基
づいて絶対的色度値・照度値テーブルT3で対応する9
つの画素の画素ナンバーAijのアドレスに絶対的な照度
値P′ijと絶対的な色度X座標X′ijおよび色度Y座標
Y′ijを格納する。
【0033】センサ位置データ抽出部25については次
のようになっている。液晶プロジェクタ300の色度値
・照度値の検査・調整を行う場合、通常は一定の大きさ
の投影映像域となるようにスクリーン11に投影するた
め、スクリーン11における色度・照度センサ12の位
置やスクリーン11に対するカラーカメラ13による撮
像領域をあらかじめ一定にすることができる。したがっ
て、液晶プロジェクタ検査装置200をセットする際
に、色度・照度センサ12の位置をカラーカメラ13に
よって撮像し、その画像データの分析に基づいて色度・
照度センサ12の位置データをあらかじめメモリに登録
しておくのである。
【0034】相対的な仮照度値Pijから絶対的な照度値
P′ijを求める一例を説明する。スクリーン11におけ
る投影映像全域つまりは画像メモリにおける画像データ
の格納領域を図5のように3×3の9つのブロックB1
〜B9 に分割する。全体は576×540画素とする。
色度・照度センサ121 の中心画素の画素ナンバーはA
9096 、色度・照度センサ122 の中心画素の画素ナ
ンバーはA27096、色度・照度センサ123 の中心画
素の画素ナンバーはA45096、色度・照度センサ124
の中心画素の画素ナンバーはA90288、……色度・照
度センサ129の中心画素の画素ナンバーはA450480
であるが、それぞれの中心画素についてのカラーカメラ
13による相対的な仮照度値は、P9096
27096、P45096、P90288、……P450480
あり、また各色度・照度センサ121 〜129 による絶
対的な照度値は、Q9096 、Q27096、Q45096
90288、……Q450480 である。そこで、係数k
1 ,k2 ,k3 ,k4 ……k9 を、 k1 =P9096 /Q90962 =P27096/Q270963 =P45096/Q450964 =P90288/Q90288 … k9 =P450480 /Q450480 とする。ブロックB1 ,B2 ,B3 ,B4 ……B9 のそ
れぞれにおいては、任意の画素ナンバーAijの画素につ
いてその絶対的な照度値P′ijを以下のように演算す
る。
【0035】 P′ij=k1 ×Pij (ブロックB1 ) P′ij=k2 ×Pij (ブロックB2 ) P′ij=k3 ×Pij (ブロックB3 ) P′ij=k4 ×Pij (ブロックB4 ) … … P′ij=k9 ×Pij (ブロックB9 ) とする。絶対的な色度X座標X′ijおよび色度Y座標
Y′ijについても同様に求めるものとする。
【0036】以上のようにして、少数個の色度・照度セ
ンサ12とカラーカメラ13とにより、すべての画素に
ついての絶対的な色度値・照度値を画素単位で測定する
ことができる。色度・照度センサ12がなくてもカラー
カメラ13だけですべての画素の照度値・色度X座標・
色度Y座標は測定できるが、それは相対的なものにすぎ
ず、それでは所要の製品規格に適合するような検査・調
整は不可能である。カラーカメラ13を用いずに少数個
の色度・照度センサ12のみを用いる場合には照度むら
・色むらをなくす調整が不可能である。スクリーンを埋
め尽くすくらいの非常に多数の色度・照度センサを用い
れば、絶対的な照度値・色度X座標・色度Y座標を多数
の領域で測定して所要の製品規格に適合する状態で照度
むら・色むらをなくす検査・調整が可能となると考えら
れるかも知れないが、色度・照度センサが多すぎること
になり、重大・深刻なコストアップを招くとともに必要
な処理時間がきわめて長大なものとなる。少数個の色度
・照度センサ12とカラーカメラ13とにより、すべて
の画素についての絶対的な色度値・照度値を画素単位で
測定することができるということは、コスト面でも処理
時間面でも有利としながら所要の製品規格に適合する状
態で照度むら・色むらをなくす検査・調整を可能とする
のであり、きわめて重要である。
【0037】なお、絶対的な照度値P′ijや絶対的な色
度X座標X′ijおよび色度Y座標Y′ijの求め方につい
ては他にもあるが、それについては後述する(図12、
図13参照)。
【0038】図10に戻って、ステップn8においてス
テップn7の結果に基づいて残りのすべての画素につい
ての絶対的な照度値P′ijと絶対的な色度X座標X′ij
および色度Y座標Y′ijとを算出して図4に示す絶対的
色度値・照度値テーブルT3で対応する画素ナンバーA
ijのアドレスに格納する。ステップn9においてすべて
の画素についての絶対的な照度値と絶対的な色度X座標
および色度Y座標とを測定結果出力部30より出力す
る。つまり、モニターに表示したりプリンタで印字す
る。測定結果比較判定部29における基準データ格納部
28からの基準データとの比較の結果(良/不良)も出
力する。
【0039】次に、図1に戻って、液晶プロジェクタ3
00の構成について説明する。液晶プロジェクタ300
には、液晶プロジェクタ検査装置200の補正データ出
力部33から受け取った補正データを入力して格納する
色度値・照度値補正データ入力部41と、入力した補正
データに基づいて光学モジュール301における光学エ
ンジンの液晶パネルの制御に必要な制御量にデータ変換
するための色度値・照度値補正データ演算部42と、ス
クリーン11における投影映像全域での各画素について
の色度値・照度値を補正するための補正データを格納す
る色度値・照度値補正データ格納部43と、その補正デ
ータに基づいてスクリーンへの投影映像全域での各画素
についての色度値・照度値が均等になるように制御を行
う色度値・照度値補正用制御回路部44とを備えてい
る。色度値・照度値補正データ演算部42は入力した補
正データを内部での取り扱いに適合した8ビットあるい
は16ビットの制御データ(これも補正データという)
に変換する機能を有する。
【0040】次に、以上のように構成された液晶プロジ
ェクタ検査装置200の動作を説明する。
【0041】まず、実稼働状態に入る前に基準データを
作成する。この基準データの作成の動作を図8のフロー
チャートに従って説明する。基準データの作成には、基
準光学エンジンと基準ランプユニットを用いる。先にも
説明したように、光学モジュールは光学エンジンとラン
プユニットとからなり、光学エンジンとは、光学モジュ
ールよりランプユニットを除いた部分を指し、液晶パネ
ル、光学プリズム、レンズ等からなる。基準光学エンジ
ンは、液晶パネルの取り付け位置やコンバーゼンスの調
整などすべての調整において調整規格値の中心値に正確
に調整が完了した光学エンジンのことである。基準ラン
プユニットは、ランプケース501に対するリフレクタ
502および放電管503の取り付け位置の調整やラン
プの光学特性が調整規格値の中心値に正確に調整が完了
したランプユニットのことである。ステップS11にお
いて基準光学エンジンと基準ランプユニットとを備えた
基準光学モジュール301よりスクリーン11に対して
検査・調整用の基準の白べた一色の映像パターンを投影
する。ステップS12において色度・照度センサ12と
カラーカメラ13とを用いてスクリーン11における投
影映像全域での各画素についての絶対的な色度値・照度
値を測定する。このステップS12の色度値・照度値の
測定については図10のサブルーチンのステップn1〜
n9のとおりである。ステップS13において色度値・
照度値の測定データに基づいて基準光学モジュール30
1についての基準データを作成する。ステップS13に
おいて基準データを基準データ格納部28および補助記
憶装置34に格納する。
【0042】測定データから基準データを作成する手法
について図6を用いて説明する。図6は照度値について
のデータメモリを示す。これには3項目のデータが格納
されるようになっている。第1の項目は、液晶プロジェ
クタ300の内部のメモリに格納すべき照度値データで
あって、液晶プロジェクタ300はその照度値データに
基づいて制御回路による明るさの制御を行う。第2の項
目は、色度・照度センサ12によって測定した照度値
(lx)のデータである。第3の項目は、第2の項目の照
度値に対してカラーカメラ13で取得した照度値のデー
タである。まず、のように基準液晶プロジェクタ30
0内のメモリデータを“1000”に設定し、液晶プロ
ジェクタ300より検査・調整用の基準の白べた一色の
映像パターンをスクリーン11に投影し、このときの色
度・照度センサ12で取得した照度値データを“50
0”と格納し、カラーカメラ13で取得した照度値デー
タを“150”と格納する。これらの照度値データの値
は一例にすぎない。以下同様である。次に、のように
メモリデータを“900”と一定量“100”だけずら
せて、同様に測定を行い、“450”、“140”を格
納する。次は、のようにさらに一定量“100”を低
い側にずらせて同様の測定を行い、以下低い側へインク
リメントする。また、のように“1000”から一定
量“100”だけ高い側にずらせて同様の測定を行い、
以下のように順次高い側へインクリメントする。一定
量をずらすことから中間のメモリデータについてはイン
クリメントされないが、それについては補間処理を行っ
て補間のデータを得る。以上のようにして照度値につい
ての基準データを作成する。同様にして、色度値につい
ての基準データも作成する。通常、基準光学エンジンと
基準ランプユニットを用いた基準データの作成は最初に
一度だけ実行する。
【0043】なお、液晶プロジェクタ300の現在の照
度値が“600lx”のところを例えば“500lx”に変
更したい場合には、図6のととの比較から液晶プロ
ジェクタ300内のメモリに格納する照度値データとし
て現在の“1200”から“200”減らして“100
0”とすればよい。この場合に、実際的には“500l
x”の近傍に調整されることになるはずである。それ
は、液晶プロジェクタ300の光学系や回路系のばらつ
きがあるためであり、多少の誤差を生じるためである。
したがって、測定を繰り返すことにより(図9のS33
〜S41)、照度値データの値をシフトさせつつ最終的
にちょうど“500lx”へともっていくのである。そし
て、そのときの照度値データが液晶プロジェクタ300
における後述する照度値補正データテーブル51(図2
参照)に登録されるのである。
【0044】次に、被調整ランプユニットの補正データ
の作成の動作を図9のフローチャートに従って説明す
る。この被調整ランプユニットの補正データの作成にお
いても基準光学エンジンを用いる。ステップS31にお
いて基準光学エンジンと被調整ランプユニットとを備え
た光学モジュール301よりスクリーン11に対して検
査・調整用の基準の白べた一色の映像パターンを投影す
る。ステップS32において色度・照度センサ12とカ
ラーカメラ13とを用いてスクリーン11における投影
映像全域での各画素についての絶対的な色度値・照度値
を測定する。このステップS32の色度値・照度値の測
定については図10のサブルーチンのステップn1〜n
9のとおりである。すなわち、9個の色度・照度センサ
12から検出した色度値・照度値の信号を入力し(n
1)、入力した信号に基づいて絶対的な色度値・照度値
を測定し(n2)、カラーカメラ13による投影映像全
域の画像データRij,Gij,Bijを入力し(n3)、画
像データRij,Gij,BijをRGBデータテーブルT1
に格納し(n4)、画像データRij,Gij,Bijに基づ
いて相対的な仮照度値Pijを作成して仮色度値・仮照度
値テーブルT2に格納し(n5)、画像データRij,G
ij,Bijに基づいて相対的な仮色度X座標Xijおよび仮
色度Y座標Yijを作成して仮色度値・仮照度値テーブル
T2に格納し(n6)、9個の色度・照度センサ12に
ついてあらかじめ登録してあるセンサ位置データに基づ
いて絶対的色度値・照度値テーブルT3で対応する9つ
の画素の画素ナンバーAijのアドレスに絶対的な照度値
P′ijと絶対的な色度X座標X′ijおよび色度Y座標
Y′ijを格納し(n7)、その格納した結果に基づいて
残りのすべての画素についての絶対的な照度値P′ij
絶対的な色度X座標X′ijおよび色度Y座標Y′ijとを
算出して絶対的色度値・照度値テーブルT3で対応する
画素ナンバーAijのアドレスに格納し(n8)、すべて
の画素についての絶対的な照度値と絶対的な色度X座標
および色度Y座標とを測定結果出力部30(モニターや
プリンタ)より出力する(n9)。
【0045】次に、ステップS33において測定結果比
較判定部29は絶対的色度値・照度値演算部27の絶対
的色度値・照度値テーブルT3の測定した絶対的な色度
値・照度値と基準データ格納部28からの基準としての
色度値・照度値とを各画素ごとに比較する。ステップS
34において補正データ作成部31は比較結果に基づい
て被調整ランプユニットに適した補正データを作成し、
ステップS35において補正データを補正データ格納部
32に格納する。ステップS36において補正データ出
力部33は補正データ格納部32から補正データを読み
出して、液晶プロジェクタ300の色度値・照度値補正
データ入力部41に対して出力する。ステップS37に
おいて基準光学エンジンと被調整ランプユニットとを備
えた光学モジュール301を補正された条件で制御し、
スクリーン11に対して検査・調整用の基準の白べた一
色の映像パターンを投影する。この液晶プロジェクタ3
00における調整については別に詳述する(図2参
照)。ステップS38において再び色度・照度センサ1
2とカラーカメラ13とを用いてスクリーン11におけ
る投影映像全域での各画素についての絶対的な色度値・
照度値を測定する。このステップS38の色度値・照度
値の測定については図10のサブルーチンのステップn
1〜n9のとおりである。そして、補正データが必ずし
も適切であるとは限らないため、ステップS39におい
て測定結果比較判定部29は絶対的色度値・照度値テー
ブルT3の再測定されたすべての画素についての絶対的
な色度値・照度値が液晶プロジェクタ300の規格範囲
内にあるかどうかを判定し、規格範囲外であるときはス
テップS40において測定繰り返し回数iが指定回数I
0 に達したかどうかを判断し(i≧I0 ?)、この判断
がNOのときはステップS41に進んで測定繰り返し回
数iのインクリメント処理(i←i+1)を行った後
に、ステップS33に戻り、測定データと基準データの
比較と補正データ作成と補正データの液晶プロジェクタ
への出力と新たな補正条件での映像パターン投影と再測
定と規格範囲内の判定とを行う。規格範囲外のときは、
規格範囲内となるまで測定を繰り返し、規格範囲外のま
ま繰り返し回数iが指定回数I0 に達したときはステッ
プS42に進んで測定結果比較判定部29は調整不良の
メッセージデータを測定結果出力部30より出力する
(モニター表示またはプリントアウト)。一方、ステッ
プS39において測定されたすべての画素についての絶
対的な色度値・照度値が規格範囲内になったときはステ
ップS43に進んで被調整ランプユニットについての補
正データの作成処理を完了し、ステップS44において
補正データ作成部31が作成完了した最終の補正データ
を補正データ格納部32に格納するとともに、補正デー
タ出力部33を介して補助記憶装置34にも格納する。
これで投影映像全域での各画素についての色度値・照度
値の補正データが作成されたことになる。ステップS4
5において測定結果比較判定部29は調整良のメッセー
ジデータを測定結果出力部30より出力する(モニター
表示またはプリントアウト)。
【0046】上記のステップS39の規格範囲内か否か
の判断は次のようである。液晶プロジェクタの色度値・
照度値について品質を確保するためにメーカーにおいて
各製品ごとに検査・調整の規格の色度値・照度値を定め
ている。一例として、色度値や照度値についての投影映
像全域での平均値、投影映像領域の中心部での値とコー
ナー部での値との比率、測定した色度値や照度値の最大
値と最小値との差などについて規格がある。これらの規
格値をあらかじめパラメータデータとして製品ごとに登
録しておき、測定した色度値・照度値が登録してある規
格値の範囲内にあるかどうかを判断する。規格範囲内で
あれば良品と判定し、規格範囲外であれば不良品と判定
する。
【0047】次に、液晶プロジェクタ300のより詳し
い構成を図2に基づいて説明する。液晶プロジェクタ3
00は、大きく分けて、補正データ出力部33から受け
取った補正データ80(図7参照)を入力して格納する
色度値・照度値補正データ入力部41と、入力した補正
データを光学モジュール301における光学エンジンの
液晶パネルの制御に必要な制御量として色度値・照度値
を補正するための補正データに変換するための色度値・
照度値補正データ演算部42と、その補正データを格納
する色度値・照度値補正データ格納部43と、その補正
データに基づいてスクリーンへの投影映像全域での各画
素についての色度値・照度値が均等になるように制御を
行う色度値・照度値補正用制御回路部44とを備えてい
る。
【0048】色度値・照度値補正データ格納部43は、
照度値補正データテーブル51とR,G,BのうちのR
用色度値補正データテーブル52とG用色度値補正デー
タテーブル53とB用色度値補正データテーブル54と
を備えている。色度値・照度値補正用制御回路部44
は、映像信号を入力してR,G,Bの各信号と同期信号
を分離するR,G,B・同期信号分離回路61とR用A
/Dコンバータ62とG用A/Dコンバータ63とB用
A/Dコンバータ64と加算器65,66,67とR用
D/Aコンバータ68とG用D/Aコンバータ69とB
用D/Aコンバータ70とX,Yアドレス生成カウンタ
71とR用液晶ドライバ72とG用液晶ドライバ73と
B用液晶ドライバ74とR用液晶パネル75とG用液晶
パネル76とB用液晶パネル77とを備えている。
【0049】色度値・照度値補正データ入力部41が補
正データ出力部33から受け取る補正データ80は図7
に示すようなフォーマットを有している。このフォーマ
ットはシリアル通信によりデータを転送するためのもの
で、大きく分けて、ヘッダー81とデータブロック82
a〜82nと終了コード83からなっている。ヘッダー
81は液晶プロジェクタ検査装置200から補正データ
80が転送されてきたことを認識するためのもので、液
晶プロジェクタ検査装置200と液晶プロジェクタ30
0との間のデータ転送のタイミングの同期をとることに
利用される。データブロック82a〜82nは実際に補
正データとして使用する内容が含まれたもので、各ブロ
ックナンバーとそのデータのタイプと実際のデータによ
り構成されている。データのタイプはデータ長や色度値
データと照度値データとの識別子である。終了コード8
3はデータの終了を認識するためのコードとチェックサ
ムデータで構成されている。
【0050】色度値・照度値補正データ演算部42は、
色度値・照度値補正データ入力部41から受け取った補
正データ80の内容を解析し、色度値・照度値補正デー
タ格納部43のどのデータテーブルにどのような補正デ
ータを格納すべきかを演算し、それぞれの補正データを
照度値補正データテーブル51とR用色度値補正データ
テーブル52とG用色度値補正データテーブル53とB
用色度値補正データテーブル54とに分けて格納する。
色度値が色度座標X,Yで定義されるのに対してR,
G,Bの各色度値補正データを生成するのは、実際に液
晶プロジェクタ内で制御される対象がR,G,Bの各原
色データであるためである。
【0051】液晶パネルの総画素数を576×540×
3とした場合、照度値の補正データ、R,G,Bの各色
度値の補正データをそれぞれ576×540=311,
040個のデータとすれば1画素単位で照度値および各
色の色度値の補正が可能となるが、必要な記憶容量が非
常に多くなり、コスト面で不利となる。また、現状では
それほど細かく補正する必要性は低い。このため、後述
する実施の形態3のように、例えば、64×60画素を
ブロック単位として、9×9=81のブロックに分け
て、各ブロック単位で補正するようにすれば、記憶容量
は81分の1と格段に少なくてすむ。この場合、色度値
・照度値補正データ演算部42においては、液晶パネル
のX方向について補正データの演算を64画素ごとに切
り換え、Y方向について補正データの演算を60画素ご
とに切り換える。ただし、本実施の形態1においては、
1画素単位での補正とする。
【0052】色度値・照度値補正用制御回路部44にお
いて、R,G,B・同期信号分離回路61は映像信号を
入力し、R,G,Bの各映像信号を分離してそれぞれを
R用A/Dコンバータ62とG用A/Dコンバータ63
とB用A/Dコンバータ64に出力するとともに、同期
信号を分離してX,Yアドレス生成カウンタ71に出力
する。X,Yアドレス生成カウンタ71は各液晶パネル
のX軸・Y軸の制御を行うために入力した同期信号に基
づいてアドレス用カウンタデータを生成し、各アドレス
用カウンタデータを照度値補正データテーブル51とR
用色度値補正データテーブル52とG用色度値補正デー
タテーブル53とB用色度値補正データテーブル54と
R用液晶ドライバ72とG用液晶ドライバ73とB用液
晶ドライバ74に出力する。各補正データテーブル51
〜54は入力したアドレス用カウンタデータに基づいて
対応するアドレスの補正データをR,G,B用の各加算
器65,66,67に出力する。照度値補正データテー
ブル51はすべての加算器65,66,67に出力す
る。R用A/Dコンバータ62とG用A/Dコンバータ
63とB用A/Dコンバータ64によってそれぞれアナ
ログからディジタルに変換されたR,G,Bの各画像デ
ータは各加算器65,66,67においてそれぞれ照度
値補正データが加算されるとともにR,G,B用の各色
度値補正データが個別的に加算され、それぞれR用D/
Aコンバータ68とG用D/Aコンバータ69とB用D
/Aコンバータ70とに出力され、ここで補正後のR,
G,Bのディジタルの各画像データがアナログの映像信
号に変換され、それぞれR用液晶ドライバ72とG用液
晶ドライバ73とB用液晶ドライバ74とに送出され、
各液晶ドライバ72,73,74は補正後のアナログの
各映像信号に基づいてR用液晶パネル75とG用液晶パ
ネル76とB用液晶パネル77と駆動制御する。この制
御においては、各液晶パネルの個々の画素に対して同一
タイミングで電圧を印加し、その印加電圧のスキャニン
グに各液晶パネル間で同期をとることで照度値の制御が
可能であり、各液晶パネルを別個にしてあることで色度
値の制御が可能である。
【0053】図11に示すように液晶プロジェクタ30
0からスクリーン11に検査・調整用の基準の白べた一
色の映像パターンを投影した場合に投影映像の中央付近
に最高照度位置85があり、これを中心とするような同
心円的な照度分布86が生じ、照度むらを起こさせる傾
向がある。87aはX方向での照度分布であり、87b
はY方向での照度分布である。また、スクリーン11上
で部分的に色むらが起きる傾向がある。従来の技術の場
合にはこのような照度むら・色むらを良好になくす調整
は不可能であった。本実施の形態の場合には、投影映像
全域を9×9=81個のブロックに多分割して比較的に
狭い領域ごとに補正を行っているので、具体的には、照
度値補正データテーブル51からの補正データに基づく
補正により、X方向での照度分布を実線の87aから破
線の88aのようにリニアにでき、Y方向での照度分布
を実線の87bから破線の88bのようにリニアにでき
る。すなわち、投影映像全域で照度分布を均一化するこ
とができる。同様に、R用色度値補正データテーブル5
2とG用色度値補正データテーブル53とB用色度値補
正データテーブル54からの各補正データに基づく補正
により、色むらをなくすことができる。なお、記憶容量
は増えるが、投影映像全域の分割数を多くするほどきめ
細かい調整が行え、1画素単位で補正するときは最も高
い精度での調整が行える。
【0054】なお、照度値の補正データをR用色度値補
正データテーブル52とG用色度値補正データテーブル
53とB用色度値補正データテーブル54において各色
度値の補正データにオフセットとしてあらかじめ加算し
ておくことにより、照度値補正データテーブル51を省
略することができる。
【0055】以上のように、1画素単位で色度値・照度
値の検査・調整を行うので、投影映像全域についてはも
ちろん部分的な領域においても色むら・照度むらのない
表示品質のきわめて高い液晶プロジェクタ300に調整
することができる。もっとも、後述する実施の形態3で
の小さなブロック単位での検査・調整でも遜色はないこ
とをあらかじめ断っておく。
【0056】本実施の形態1においては、9個の色度・
照度センサ12を用いてスクリーン11上のセンサ配置
箇所というごく一部だけの絶対的な色度値・照度値を測
定する。スクリーン11における投影映像全域での各画
素についての色度値・照度値についてはカラーカメラ1
3で取得する。ただし、この各画素の色度値・照度値は
相対的なものであり、正確性に欠ける。そこで、色度・
照度センサ12による絶対的な色度値・照度値に基づい
て各画素の相対的な仮色度値・仮照度値を絶対的な色度
値・照度値に変換する。このことによって、色度・照度
センサ12としては比較的少ない個数のものを用いなが
ら、投影映像全域および部分域における色むら・照度む
らを良好に検出でき、または色むら・照度むらをなくす
ように光学エンジンを調整することができる。放電管の
寿命が切れてランプユニットを交換した場合に、ランプ
ユニットの組み立て調整精度やランプ特性のばらつきが
あっても、そのランプユニットに最も適した状態で表示
画面の全体的および部分的な色むら・照度むらの調整を
行うことができる。
【0057】実施の形態1の技術は論理的に矛盾しない
限りにおいて他のどの実施の形態にも適用することがで
きる。
【0058】〔実施の形態2〕実施の形態2は絶対的色
度値・照度値テーブルT3に登録するすべての画素につ
いての絶対的な照度値と絶対的な色度X座標および色度
Y座標の演算の方式の別形態である。基本的構成は実施
の形態1(図1、図2)と同様であり、動作についても
実施の形態1(図4、図8〜図10)の場合と同様であ
る。実施の形態1の場合は、ブロックB1 〜B9 のそれ
ぞれについて各ブロックごとにそのブロックに属するす
べての画素について共通の係数を用いた。つまり、例え
ばブロックB1 におけるすべての画素については共通の
係数k1 を用いた。これに対して実施の形態2の場合に
は、図12に示すようにブロックに分けずにすべての画
素について個々に係数を用いるものである。4つの色度
・照度センサ121 ,122 ,124 ,125 で囲まれ
た領域中の任意の画素ナンバーをAijとする。基準の色
度・照度センサ121 を原点とする画素Aijの座標を
(j′,i′)とする。〜の画素の絶対的な照度値
1 〜q4 を比例按分によって求める。
【0059】q1 =Q9096 +j′/192・
(Q90288−Q9096) q2 =Q27096+j′/192・(Q270288 −Q
27096) q3 =Q9096 +i′/180・(Q27096−Q90
96) q4 =Q90288+i′/180・(Q270288
90288) とし、画素Aijでの絶対的な照度値P′ijを平均化処理
によって、P′ij=(q1 +q2 +q3 +q4)/4で
算出する。上記の領域の外側では鏡像的な演算により同
様にして任意の画素の絶対的な照度値P′ijを求めるこ
とができる。絶対的な色度X座標X′ijおよび色度Y座
標Y′ijについても同様である。その他の構成および動
作については実施の形態1の場合と同様であるので、説
明を省略する。実施の形態2の技術は論理的に矛盾しな
い限りにおいて他のどの実施の形態にも適用することが
できる。
【0060】〔実施の形態3〕実施の形態3は絶対的色
度値・照度値テーブルT3に登録するすべての画素につ
いての絶対的な照度値と絶対的な色度X座標および色度
Y座標の演算の方式のさらに別の形態である。基本的構
成は実施の形態1(図1、図2)と同様であり、動作に
ついても実施の形態1(図4、図8〜図10)の場合と
同様である。実施の形態1の場合は図5に示すように3
×3=9の大きなブロックB1 〜B9 に分けて演算し
た。これに対して実施の形態3の場合は、図13に示す
ようにブロックB1 〜B9 のそれぞれをさらに3×3=
9の小さなブロックに分けている。すなわち、小さなブ
ロックとして、C11,C12,…C19,C21,C22,…C
29…………C91,C92,…C99の9×9=81の小さな
ブロックに分けて、その小さなブロックごとに係数を決
め、絶対的な照度値P′ij等を演算する。各小さなブロ
ックの画素数は64×60である。ここでは中央のブロ
ックB5 を構成する9つの小さなブロックC44,C45
46,C54,C55,C56,C64,C65,C66についてそ
れぞれの係数k44,k45,k46,k54,k55,k56,k
64,k65,k66を演算することを考える。中央の係数k
5 から左側の係数k2 に向かう係数ベクトルV1 と、中
央の係数k5 から右側の係数k8 に向かう係数ベクトル
2 と、中央の係数k5 から上側の係数k4 に向かう係
数ベクトルV3 と、中央の係数k5 から下側の係数k6
に向かう係数ベクトルV4 とを考える。係数ベクトルV
1〜V4 として、 V1 =(k2 −k5)/(288−96)=(k2
5)/192 V2 =(k8 −k5)/192 V3 =(k4 −k5)/(270−90)=(k2
5)/180 V4 =(k6 −k5)/180 と定義する。
【0061】k44=(V1 /3+V3 /3)/2 k45=V3 /3 k46=(V2 /3+V3 /3)/2 k54=V1 /3 k55=k556=V2 /3 k64=(V1 /3+V4 /3)/2 k65=V4 /3 k66=(V2 /3+V4 /3)/2 となる。したがって、絶対的な照度値P′ijは、 P′ij=k44×Pij (ブロックC44) P′ij=k45×Pij (ブロックC45) P′ij=k46×Pij (ブロックC46) P′ij=k54×Pij (ブロックC54) P′ij=k55×Pij (ブロックC55) P′ij=k56×Pij (ブロックC56) P′ij=k64×Pij (ブロックC64) P′ij=k65×Pij (ブロックC65) P′ij=k66×Pij (ブロックC66) となる。他の各ブロックの小さなブロックについても同
様のベクトル係数処理により任意の画素の絶対的な照度
値P′ijを求めることができる。絶対的な色度X座標
X′ijおよび色度Y座標Y′ijについても同様である。
その他の構成および動作については実施の形態1の場合
と同様であるので、説明を省略する。
【0062】このような小さなブロック単位での絶対的
な照度値P′ijと絶対的な色度X座標X′ijおよび色度
Y座標Y′ijの演算の方式は一例であるにすぎず、小さ
なブロック単位での絶対的な照度値・色度X座標・色度
Y座標の演算方式としては公知の種々の方式を適用する
ことができる。
【0063】なお、小さなブロックへの分割数は、カラ
ーカメラ13の分解能をαx ×αYとして、αx ×αY
まで可能である。例えば分解能を512×512とする
と、512×512の小さなブロックへ分割することが
できる。分割数が多いほど精度の高い絶対的な照度値
P′ijと絶対的な色度X座標X′ijおよび色度Y座標
Y′ijの演算が可能であるが、その分、処理時間がかか
るとともに必要な記憶容量が多くなる。もっとも、9×
9の小さなブロックへの分割の場合でも、照度むらおよ
び色むらをなくす上で充分である。もちろん、9×9は
一例にすぎず、2以上の任意の自然数をa,bとして、
a×bの小さなブロックに分割することができる。
【0064】ここで、色度値・照度値補正データ演算部
42と色度値・照度値補正データ格納部43による補正
条件の更新について説明しておく。この更新による調整
についてはマクロ調整とミクロ調整とがある。マクロ調
整においては、ブロック間の相対的な照度値・色度値を
あまり変化させず、全体的に絶対値を大きくしたり小さ
くしたりして全体の調整量を等価的に変化させ規格範囲
内に調整する。この場合は調整が簡単であるが、一部の
ブロックのバランスが悪いときは調整に困難を伴う。ミ
クロ調整においては、ブロック単位で規格範囲内に調整
するもので、マクロ調整よりも品質の良い細かな調整が
可能である。ただし、ブロックごとの調整であるため、
調整処理に多少多くの時間がかかる。
【0065】以上のように、小さなブロック単位で色度
値・照度値の検査・調整を行うので、投影映像全域につ
いてはもちろん部分的な領域においても、実施の形態1
の場合の1画素単位での検査・調整と比べて遜色ない状
態で、色むら・照度むらのない表示品質のきわめて高い
液晶プロジェクタ300に調整することができる。
【0066】実施の形態3の技術は論理的に矛盾しない
限りにおいて他のどの実施の形態にも適用することがで
きる。
【0067】〔実施の形態4〕色度・照度センサ12と
スクリーン11とは光学的に材質を異にする。液晶プロ
ジェクタ300から投影された映像のうちスクリーン1
1上の映像部分は本来的な表示状態となるが、色度・照
度センサ12上の映像部分は変化を生じている。したが
って、その部分をカラーカメラ13で撮像したときの画
像データにも本来の画像データとは異なりが生じてお
り、全体から見ると小部分ではあるが、色度・照度セン
サ12上の投影映像については画像データに誤差が生じ
ている。実施の形態4はこの不都合をなくすものであ
る。
【0068】図14の(a),(b),(c)に示すよ
うに、複数個の色度・照度センサ12を備えたスクリー
ン11を液晶プロジェクタ300からの映像投影領域9
1に対して太い矢印で示すように横方向に移動させる。
92はカラーカメラ13の撮像エリアである。図(a)
は移動前の状態を示し、図(b)は矢印方向への移動後
の状態を示す。図(c)は図(a)と(b)の両状態を
模式的に合わせて示し、実線が(a)に対応し、破線が
(b)に対応している。図(a)の移動前の状態では、
スクリーン11と映像投影領域91と撮像エリア92の
各中心(対角線交点)が互いに一致している。この状態
で色度・照度センサ12により取り込んだ色度・照度の
信号は有効とする。また、カラーカメラ13で取り込ん
だ画像データのうち色度・照度センサ12以外の部分の
データを有効とし、色度・照度センサ12の部分のデー
タは無効とする。これにより、色度・照度センサ12の
部分に投影されている映像部分91aのデータが欠落す
ることになる。そこで、スクリーン11を図(b)のよ
うに移動させ、再びカラーカメラ13で画像データを取
り込む。このとき、図(a)の状態で色度・照度センサ
12の部分に投影されていた映像部分91aが色度・照
度センサ12ではなくスクリーン11上に映し出され、
その本来の映像の画像データがカラーカメラ13で取り
込まれる。これで欠落していたデータを補うことができ
る。なお、このときは色度・照度センサ12による色度
・照度の信号の取り込みは行わない。
【0069】なお、スクリーン11の方は固定しておい
て、液晶プロジェクタ300とカラーカメラ13の方を
移動させるようにしてもよい。注意する必要がある点
は、液晶プロジェクタ300による映像投影領域91と
カラーカメラ13の撮像エリア92とが常に一対一に対
応している必要があるということである。この点に鑑み
ると、スクリーン11を移動する方が簡単である。上記
では横方向に移動させたが、縦方向に移動させてもよ
い。場合によっては斜め方向に移動させることも考えら
れる。実施の形態4の技術は論理的に矛盾しない限りに
おいて他のどの実施の形態にも適用することができる。
【0070】〔実施の形態5〕実施の形態5は色度・照
度センサ12上の投影映像の画像データに誤差が生じて
いることに対する別の解決策である。図15に示すよう
に、色度・照度センサ12付きのスクリーン11とは別
に電動スクリーン94を設ける。電動スクリーン94は
収納部94aと、巻き取り収納と繰り出し展開とが可能
な全面白色のスクリーン94bと、駆動用のモーター
(図示せず)や駆動回路などを有している。色度・照度
センサ12による色度値・照度値のデータの収集時には
スクリーン94bを収納部94a内に収納しておく。そ
れが終了するとカラーカメラ13による画像データの収
集に移るが、その前に電動スクリーン94を駆動して、
色度・照度センサ12付きスクリーン11の前面にスク
リーン94bを繰り出し展開し、カラーカメラ13によ
る画像データを収集する。実施の形態5の技術は論理的
に矛盾しない限りにおいて他のどの実施の形態にも適用
することができる。
【0071】〔実施の形態6〕実施の形態6は色度・照
度センサ12上の投影映像の画像データに誤差が生じて
いることに対する別の解決策である。図16に示すよう
に、色度・照度センサ12の周囲に8つの補正用小ブロ
ックD11〜D33を設定する。1つの補正用小ブロックの
サイズは例えば16×16画素である。補正用小ブロッ
クD11における256の画像データRij,Gij,B
ij(より詳しくは、Rijについて記すと、R 11-11 ,R
11-12 ……R11-116 ,R11-21 ,R11-22 ……R
11-216 ………………R11-161 ,R11-162 ……
11-1616の256個)の平均値(R11-AVE,G
11-AVE,B11-AVE)を取り、同様に補正用小ブロックD
12,D13,D21,D23,D31,D32,D33それぞれの平
均値(R12-AVE,G12-AVE,B12-AVE),(R13-AVE
13-AVE,B13-AVE),(R21-AVE,G21-AVE,B
21-AVE),(R23-AVE,G23-AVE,B23-AVE),(R
31-AVE,G31-AVE,B31-AVE),(R32-AVE
32-AVE,B32-AVE),(R33-AVE,G33-AVE,B
33-AVE)を取る。以下、煩雑になるのを避けるため、R
についてのみ記述する。得た8つの平均値R11-AVE,R
12-AVE,R13-AVE,R21-AVE,R23-AVE,R31-AVE,R
32-AVE,R33-AVEの平均値を取ることにより、色度・照
度センサ12の部分に投影されている映像部分のRの画
像データとする。G,Bについても同様とする。もっと
も、この手法の場合、補正用小ブロックD11〜D33の1
つごとに平均値を取る必要はなくて、8つの補正用小ブ
ロックD11〜D33中の全画素(2,048個分)の平均
値を直接に取っても等価である。
【0072】8つの補正用小ブロックD11〜D33のうち
上下左右の4つの補正用小ブロックD12,D32,D21
23の平均値を取ってセンサ部分の画像データとしても
よい。
【0073】スクリーン11を移動させる実施の形態4
の場合や電動スクリーン94を用いる実施の形態5の場
合に比べて、画像データを電子的に処理することでセン
サ部分の画像データを取得でき、その処理に要する時間
がはるかに短くなる。実施の形態4,5の場合には1〜
3秒程度かかるのに対して、実施の形態6の場合には数
msec〜数100msecですむ。実施の形態6の技
術は論理的に矛盾しない限りにおいて他のどの実施の形
態にも適用することができる。
【0074】〔実施の形態7〕図17の(a)に示すよ
うに、色度・照度センサ12を含む状態の16×16画
素のブロックD22の1つだけを設定する。そして、その
中を小分割して、8つの微小ブロックE11〜E33を設定
する。もちろん、これらの微小ブロックには色度・照度
センサ12に対応する画素分は含まない。この微小ブロ
ックについて実施の形態6の場合と同様の処理を実行す
ることにより、センサ部分の画像データを取得する。あ
るいは、図17の(b)に示すように、微小ブロックは
設定せずに、ブロックD22中の色度・照度センサ12に
対応する画素分を除いた領域E00での画像データの平均
値を取ってもよい。
【0075】実施の形態6に比べて、色度・照度センサ
12により近い部分の画像データを用いていること、お
よび用いる画像データの数がより少ないことから、高速
な処理が可能である。
【0076】なお、このことを考慮に入れると、規格値
の近傍に至るまでは実施の形態6または実施の形態7の
電子処理による粗調整で対応し、次に実施の形態4のス
クリーン移動または実施の形態5の電動スクリーンによ
る微調整で対応するようにしてもよい。そうすれば、調
整精度を確保しながら調整時間の短縮化を図れる。
【0077】実施の形態7の技術は論理的に矛盾しない
限りにおいて他のどの実施の形態にも適用することがで
きる。
【0078】〔実施の形態8〕実施の形態8はランプユ
ニットについての色度値・照度値の補正データを外部か
ら取り込むようにするものである。図18にそのシステ
ムを示す。液晶プロジェクタ検査装置200における補
助記憶装置34に対する入出力インターフェイス100
は、電話回線401を介してメーカーのデータベース4
00との間で補正データの入出力を行う電話回線入出力
端子101と、ICカード402との間で補正データの
入出力を行うICカード入出力端子102と、フロッピ
ーディスク403との間で補正データの入出力を行うフ
ロッピーディスク入出力端子103と、光ディスク40
4との間で補正データの入出力を行う光ディスク入出力
端子104と、上記4つの入出力端子をハードディスク
などの補助記憶装置34に対して選択的に切り換えて接
続する切換器105とを備えている。
【0079】ランプユニットの製造メーカーは、製造し
たランプユニットの特性検査を行い、良品の場合は製造
ナンバーをランプユニットに印字する。また、製造ナン
バーとともに検査データをホストコンピュータ等に転送
し、ホストコンピュータで検査データを管理するように
なっている。これがデータベース400である。
【0080】ランプユニットを交換するときに、ランプ
ユニットに印字されている製造ナンバーを読み、切換器
105を電話回線入出力端子101に切り換え、製造ナ
ンバーをキーボード等により入力すると、電話回線入出
力端子101および電話回線401を介してメーカーの
ホストコンピュータのデータベース400にアクセス
し、そこからそのランプユニットに対応した色度値・照
度値の補正データを補助記憶装置34にダウンロードす
る。なお、図示は省略してあるが、電話回線入出力端子
101と切換器105との間あるいは切換器105と補
助記憶装置34との間にモデムやNCU(ネットワーク
コントロールユニット)などが介挿されている。この場
合、ランプユニットの補正データを一元管理でき、ま
た、ランプユニットにICカードやフロッピーディスク
や光ディスクなどの補助記憶メディアを添付する必要が
ない。
【0081】場合によっては、ICカード402を利用
することもある。この場合には、切換器105をICカ
ード入出力端子102に切り換え、ICカード402か
ら読み出したランプユニットについての色度値・照度値
の補正データを補助記憶装置34にダウンロードする。
ICカードからのダウンロードは高速に行える。また、
場合によっては、フロッピーディスク403や光ディス
ク404を利用することもある。切換器105をフロッ
ピーディスク入出力端子103または光ディスク入出力
端子104に切り換え、フロッピーディスク403や光
ディスク404から再生したランプユニットについての
色度値・照度値の補正データを補助記憶装置34にダウ
ンロードする。
【0082】なお、切換器105としては、信号の種別
を判別する機能によって自動的に切り換え動作を行うタ
イプのものでもよい。
【0083】以上のようにして補助記憶装置34にダウ
ンロードしたランプユニットについての色度値・照度値
の補正データは補正データ出力部33を介して液晶プロ
ジェクタ300に転送される。液晶プロジェクタ300
における色度値・照度値補正データ入力部41、色度値
・照度値補正データ演算部42、色度値・照度値補正デ
ータ格納部43および色度値・照度値補正用制御回路部
44の機能はすでに説明したとおりであり、投影映像全
域または部分について色度値・照度値を調整することが
でき、ランプユニットの交換に伴って生じる色むら・照
度むらをなくし、表示品質を高いものにすることができ
る。
【0084】補助記憶装置34のデータを逆にデータベ
ース400やICカード402、フロッピーディスク4
03、MDやCD−RやDVDなどの光ディスク404
に書き込むことも可能である。実施の形態8の技術は論
理的に矛盾しない限りにおいて他のどの実施の形態にも
適用することができる。
【0085】〔実施の形態9〕実施の形態9は液晶プロ
ジェクタ300自体において外部からランプユニットに
ついての色度値・照度値の補正データを取り込むように
するものである。図19にそのシステムを示す。液晶プ
ロジェクタ300における入出力インターフェイス15
0は、電話回線401を介してメーカーのデータベース
400との間で補正データの入出力を行う電話回線入出
力端子151と、ICカード402との間で補正データ
の入出力を行うICカード入出力端子152と、フロッ
ピーディスク403との間で補正データの入出力を行う
フロッピーディスク入出力端子153と、光ディスク4
04との間で補正データの入出力を行う光ディスク入出
力端子154と、オーディオテープ405から補正デー
タを入力する音声信号入力端子155と、ビデオテープ
406から補正データを入力するビデオ信号入力端子1
56と、液晶プロジェクタ検査装置200における補助
記憶装置34との間で補正データ出力部33を介して補
正データの入出力を行う専用信号入出力端子157と、
上記7つの入出力端子・入力端子を液晶プロジェクタ3
00の色度値・照度値補正データ入力部41に対して選
択的に切り換えて接続する切換器158とを備えてい
る。符号の41は補正データを入力して格納する色度値
・照度値補正データ入力部、42は入力した補正データ
に基づいて光学モジュール301における光学エンジン
の液晶パネルの制御に必要な制御量にデータ変換するた
めの色度値・照度値補正データ演算部、43はスクリー
ン11における投影映像全域での各画素についての色度
値・照度値を補正するための補正データを格納する色度
値・照度値補正データ格納部、44はその補正データに
基づいてスクリーンへの投影映像全域での各画素につい
ての色度値・照度値が均等になるように制御を行う色度
値・照度値補正用制御回路部である。
【0086】ランプユニットを交換するときの処理につ
いて、電話回線401、ICカード402、フロッピー
ディスク403あるいは光ディスク404を利用すると
きは、実施の形態8の場合と同様である。ただし、ダウ
ンロードした補正データは切換器158から色度値・照
度値補正データ入力部41へと出力される。オーディオ
テープ405を利用するときは、切換器158を音声信
号入力端子155に切り換え、オーディオテープ405
から読み出した補正データを切換器158を介して色度
値・照度値補正データ入力部41に出力する。また、ビ
デオテープ406を利用するときは、切換器158をビ
デオ信号入力端子156に切り換え、ビデオテープ40
6から読み出した補正データを切換器158を介して色
度値・照度値補正データ入力部41に出力する。オーデ
ィオテープやビデオテープには補正データがデジタルの
形で記録されているものとする。ただし、アナログで記
録していてもよい。その場合は、音声信号入力端子やビ
デオ信号入力端子と切換器158との間にA/Dコンバ
ータを介挿するものとする。一般家庭ではオーディオデ
ッキやビデオデッキが普及している。それを利用して補
正データの取り込みを行う利便性がある。なお、液晶プ
ロジェクタ300の製造過程において色むら・照度むら
の検査/調整を行う場合において液晶プロジェクタ検査
装置200を用いるときは、専用信号入出力端子157
を利用する。また、外部からダウンロードした補正デー
タを切換器158、専用信号入出力端子157および補
正データ出力部33を介して補助記憶装置34に転送し
て格納するようにすることも考えられる。実施の形態9
の技術は論理的に矛盾しない限りにおいて他のどの実施
の形態にも適用することができる。
【0087】〔実施の形態10〕実施の形態10は照度
値のみについての検査・調整にかかわるものである。図
20にその構成を示す。カラーカメラの代わりにモノク
ロカメラ13aを用いている。また、各部は色度値・照
度値についてのものから照度値のみについてのものに変
えている。12aは照度センサ、21aは照度センサ入
力部、22aは照度値測定部、24aは仮照度値テーブ
ル作成部、26aは照度値補正係数演算部、27aは絶
対的照度値演算部、41aは照度値補正データ入力部、
42aは照度値補正データ演算部、43aは照度値補正
データ格納部、44aは照度値補正用制御回路部であ
り、その他の構成は実施の形態1(図1)と同様である
ので、対応する部分に同一符号を付すにとどめ、説明を
省略する。本実施の形態10の場合、投影映像全域また
は部分の照度むらを検出でき、またその照度むらをなく
すことができる。投影映像全域をモノクロカメラ13a
で撮像するので、カラーカメラの場合に比べて空間分解
能が3倍になり、照度値の検査・調整がより高精度に行
えるとともに、回路構成が簡略化され、処理時間が短縮
化され、またコストダウンが図れる。
【0088】色むらの原因としては主に光学モジュール
301の液晶パネルの取り付け調整不良やランプユニッ
トの取り付け調整不良が考えられるが、照度むらの原因
としては主にランプユニットの取り付け調整不良が考え
られ、ランプユニットの交換に対処する意味で照度値の
みの検査・調整は有意義である。もっとも、色度値のみ
の検査・調整を行うタイプに構成してもよい。
【0089】実施の形態10の技術は論理的に矛盾しな
い限りにおいて他のどの実施の形態にも適用することが
できる。
【0090】以上、いくつかの実施の形態について説明
してきたが、本発明は次のように構成したものも含むも
のである。
【0091】(1)上記の実施の形態では、色度・照度
センサ12の個数を3×3の9個にしたが、これに限定
するものではなく、縦方向配列個数を任意の値のM、横
方向配列個数を任意の値のNとして、M×N個の色度・
照度センサを配置してもよい。照度センサ12aだけの
ときも同様とする。
【0092】(2)色度・照度センサ12に代えて、色
度のみを測定する色度センサを用いるものであってもよ
いし、照度のみを測定する照度センサを用いるものであ
ってもよい。もっもと、色度センサは一般的に照度をも
測定できるタイプが多い。
【0093】(3)照度センサ12aのみを用いる図2
0の場合においても、ランプユニット交換に対応するた
め液晶プロジェクタ300には、色度値・照度値補正デ
ータ入力部41、色度値・照度値補正データ演算部4
2、色度値・照度値補正データ格納部43、色度値・照
度値補正用制御回路部44をもたせてもよい。
【0094】上記の(1)〜(3)は互いに独立した事
項であり、これらのうち任意の事項を任意数適当に組み
合わせてもよきものであり、また、論理的に矛盾しない
限りにおいてどの実施の形態に適用してもよきものであ
る。
【0095】なお、特許請求の範囲に記載した個々の構
成要素を表す文言、構成要素間の結合関係を表す文言、
各状態・各動作・各作用・各処理等を表す文言を含めて
すべての任意の文言はいずれも説明上の便宜のために付
けた表現にすぎず、したがって決して限定的に解釈すべ
きではなく、本発明の技術的思想の精神に反しない範囲
で均等な任意の表現がすべて含まれると解釈しなければ
ならず、あるいは各文言についてその意味を最も広義に
解釈しなければならない。課題を解決するための手段の
項および発明の効果の項における文言についても同様に
解釈しなければならない。とりわけ、「スクリーン」
「光学センサ」「照度センサ」「色度・照度センサ」
「投影映像」「撮像データ」「光学量」「色度値」「照
度値」「補正データ」「映像投影装置」「液晶プロジェ
クタ」等についてはそのように解釈しなければならな
い。発明の名称の「投影映像検査装置」の「検査」は、
検査のみの場合と調整を含める場合とのいずれをも意味
する広義のものである。
【0096】
【発明の効果】投影映像検査装置(液晶プロジェクタ検
査装置)についての本発明によれば、撮像データのうち
光学センサ(色度/照度センサ)に位置対応する部分で
の光学量(相対的な仮色度値/仮照度値)を光学センサ
(色度/照度センサ)による絶対的な光学量(色度値/
照度値)と比較することによりパラメータを取得し、そ
のパラメータに基づいて投影映像の相対的な光学量(仮
色度値/仮照度値)を絶対的な光学量(色度値・照度
値)に変換するので、正確な検査ができ、また、投影映
像全域および部分域での光学的なむら(色むら/照度む
ら)を検出することができる。必要な光学センサ(色度
/照度センサ)の個数は少なくてよい。
【0097】また、絶対的な色度値・照度値と基準デー
タとの比較により生成した補正デーに基づいて映像投影
装置(液晶プロジェクタ)の光学系の色度値/照度値を
補正するので、映像投影装置(液晶プロジェクタ)の光
学的特性を適正にできる。
【0098】また、光学センサを照度センサとし、カメ
ラをモノクロカメラとするものでは、空間分解能を高
め、回路構成を簡単化でき、処理速度も高速化でき、コ
ストを安くできる。
【0099】また、スクリーンを映像投影装置・撮像手
段に対して相対的に変位させ、あるいは光学センサ付き
のスクリーンの前面に対して別の通常のスクリーンを出
退自在に構成することにより、光学センサ取り付け位置
の撮像データを補正し、光学センサ上の投影映像が光学
センサの光学的特性のために本来の投影映像の状態とは
異なった状態となっているという不都合を解消し、本来
の投影映像の画像データを得て、検査・調整することが
できる。
【0100】また、ランプユニットを交換したときに、
そのランプユニットに特有の補正データを入力して映像
投影装置の光学系の色度値/照度値を補正するので、そ
のランプユニットの光学的特性に整合した状態に調整で
き、色むらや照度むらをなくせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投影映像検査装置の実施の形態1にか
かわる液晶プロジェクタ検査装置および液晶プロジェク
タの概略構成を示すシステム構成図
【図2】実施の形態1における液晶プロジェクタの構成
を示すブロック図
【図3】実施の形態1についてスクリーンにおける各画
素についての画像データと相対的な仮色度値・仮照度値
と絶対的な色度値・照度値との関係を示す模式図
【図4】実施の形態1について画像メモリに構築される
RGBデータテーブル、仮色度値・仮照度値テーブルお
よび絶対的色度値・照度値テーブルの模式図
【図5】実施の形態1についてスクリーンにおける各画
素についての画像データと相対的な仮色度値・仮照度値
と絶対的な色度値・照度値との関係を示す模式図
【図6】実施の形態1における照度値についてのデータ
メモリの状態図
【図7】実施の形態1における補正データのフォーマッ
【図8】実施の形態1の場合の基準データの作成の処理
のフローチャート
【図9】実施の形態1の場合の被調整ランプユニットの
補正データの作成の処理のフローチャート
【図10】実施の形態1の場合の測定データの作成の処
理のサブルーチンのフローチャート
【図11】実施の形態1による照度むら解消の説明図
【図12】実施の形態2にかかわる液晶プロジェクタ検
査装置の場合の絶対的な色度値・照度値の演算の方式を
説明する模式図
【図13】実施の形態3にかかわる液晶プロジェクタ検
査装置の場合の絶対的な色度値・照度値の演算の方式を
説明する模式図
【図14】実施の形態4にかかわる液晶プロジェクタ検
査装置のスクリーンと映像投影領域・撮像エリアの相対
変位の説明図
【図15】実施の形態5にかかわる液晶プロジェクタ検
査装置のスクリーンと電動スクリーンを示す側面図
【図16】実施の形態6にかかわる液晶プロジェクタ検
査装置において投影映像の画像データに生じる誤差を解
決するための手法の説明図
【図17】実施の形態7にかかわる液晶プロジェクタ検
査装置において投影映像の画像データに生じる誤差を解
決するための手法の説明図
【図18】実施の形態8にかかわる液晶プロジェクタ検
査装置において外部から補正データを取り込むための要
素を示すブロック図
【図19】実施の形態9にかかわる液晶プロジェクタに
おいて外部から補正データを取り込むための要素を示す
ブロック図
【図20】実施の形態10にかかわるモノクロタイプ
(照度値のみ)の液晶プロジェクタ検査装置および液晶
プロジェクタの構成を示すシステム構成図
【図21】ランプユニットの概略的な構造を示す断面図
【図22】従来の技術にかかわる液晶プロジェクタ検査
装置の概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
11……スクリーン 12……色度・
照度センサ 12a……照度センサ 13……カラー
カメラ 13a……モノクロカメラ 21……色度・
照度センサ入力部 22……色度値・照度値測定部 23……画像入力部 24……仮色度値・仮照度値テーブル作成部 25……センサ位置データ抽出部 26……色度値・照度値補正係数演算部 27……絶対的色度値・照度値演算部 28……基準データ格納部 29……測定結
果比較判定部 30……測定結果出力部 31……補正デ
ータ作成部 32……補正データ格納部 33……補正デ
ータ出力部 34……補助記憶装置 41……色度値・照度値補正データ入力部 42……色度値・照度値補正データ演算部 43……色度値・照度値補正データ格納部 44……色度値・照度値補正用制御回路部 21a……照度センサ入力部 22a……照度値測定部 24a……仮照度値テーブル作成部 26a……照度値補正係数演算部 27a……絶対的照度値演算部 41a……照度値補正データ入力部 42a……照度値補正データ演算部 43a……照度値補正データ格納部 44a……照度値補正用制御回路部 80……補正データ 91……映像投影領域 92……撮像エリア 94……電動スクリーン 200……液晶プロジェクタ検査装置 300……液晶プロジェクタ 301……光学モジュール T1……RGBデータテーブル T2……仮色度値・仮照度値テーブル T3……絶対的色度値・照度値テーブル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン上に配置の光学センサによる
    光学量とスクリーン上の投影映像の撮像データにおける
    前記光学センサに位置対応する部分の光学量との比較に
    基づいて投影映像の絶対的な光学量を測定し、その測定
    結果を出力するように構成してある投影映像検査装置。
  2. 【請求項2】 光学センサが色度・照度センサであり、
    撮像データがカラーカメラによるものであり、その撮像
    データに基づく相対的な仮色度値・仮照度値を色度・照
    度センサによる色度値・照度値で絶対的な色度値・照度
    値に変換するように構成してある請求項1に記載の投影
    映像検査装置。
  3. 【請求項3】 絶対的な色度値・照度値と基準データと
    の比較により補正データを作成し、映像投影装置の光学
    系の色度値・照度値を補正するように構成してある請求
    項2に記載の投影映像検査装置。
  4. 【請求項4】 光学センサが照度センサであり、撮像デ
    ータがモノクロカメラによるものであり、その撮像デー
    タに基づく相対的な仮照度値を照度センサによる照度値
    で絶対的な照度値に変換するように構成してある請求項
    1に記載の投影映像検査装置。
  5. 【請求項5】 絶対的な照度値と基準データとの比較に
    より補正データを作成し、映像投影装置の光学系の照度
    値を補正するように構成してある請求項4に記載の投影
    映像検査装置。
  6. 【請求項6】 スクリーンと映像投影装置および撮像手
    段とを相対的に変位可能に構成し、光学センサ取り付け
    位置の撮像データを補正するように構成してある請求項
    1から請求項5までのいずれかに記載の投影映像検査装
    置。
  7. 【請求項7】 光学センサ付きのスクリーンの前面に対
    して別の通常のスクリーンを出退自在に構成し、光学セ
    ンサ取り付け位置の撮像データを補正するように構成し
    てある請求項1から請求項5までのいずれかに記載の投
    影映像検査装置。
  8. 【請求項8】 ランプユニットに特有の補正データを入
    力して映像投影装置の光学系の照度値または色度値・照
    度値を補正するように構成してある請求項3または請求
    項5に記載の投影映像検査装置。
  9. 【請求項9】 映像投影装置が液晶プロジェクタである
    請求項1から請求項8までのいずれかに記載の投影映像
    検査装置。
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