JPH11313458A - モータ - Google Patents
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- JPH11313458A JPH11313458A JP11935198A JP11935198A JPH11313458A JP H11313458 A JPH11313458 A JP H11313458A JP 11935198 A JP11935198 A JP 11935198A JP 11935198 A JP11935198 A JP 11935198A JP H11313458 A JPH11313458 A JP H11313458A
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Abstract
ことができるモータを提供すること。 【解決手段】 ローレット加工部50を有する固定軸2
と、固定軸2に回転自在に支持されたロータハブ8と、
ロータハブ8に装着されたマグネット30と、マグネッ
ト30に対向して固定軸2のローレット加工部50に装
着されたステータ32とを具備するモータ。ローレット
加工部50は第1ローレット部54および第2ローレッ
ト部56を有し、第1ローレット部54の外径は第2ロ
ーレット部56の外径より幾分小さく、これによりロー
レット加工部50とステータ32との結合状態をより強
固にし、ステータのねじり固有振動に起因する振動、騒
音を抑える。
Description
等のモータに関する。
回転駆動するためのスピンドルモータは、装置ハウジン
グ等に固定される固定軸と、固定軸に軸受を介して回転
自在に支持されるロータハブと、ロータハブに装着され
たマグネットと、このマグネットに対向して固定軸に装
着されたステータとを備えている。このようなスピンド
ルモータでは、固定軸にローレット加工部が設けられ、
ステータはこのローレット加工部に圧入によって固着さ
れる。このようにステータを固着する部位にローレット
加工を施すことによって、ステータを固定軸に容易に固
定することができ、またステータおよび固定軸の両嵌合
部分の寸法精度を緩くすることができ、またステータお
よび固定軸の結合状態を増大させることができる。特
に、ロータの回転時、ローレット加工を施さない場合に
比して回転方向の力に対してステータを強固に固定する
ことができる。
をディスク駆動装置の装置ハウジングに取付け、そして
記録媒体をロータハブに装着して所定方向に回転駆動す
ると、ステータとマグネットとの磁気的作用に伴う吸
引、反発によってステータにねじれ力が作用し、このね
じれ力の蓄積、解放が繰返されることによって、ねじり
力に起因する特有の振動、すなわちねじり固有振動が発
生する。これは、ステータコアを固定軸のローレット加
工部に嵌合する際、比較的柔らかいステータコアが幾分
変形乃至削られ、この変形乃至削り量は、ステータの挿
入方向に見てその上流側部位とその下流側部位において
相違し、その下流側部位の変形乃至削り量がその上流側
部位の量より大きくなり、ステータと固定軸との結合状
態が低下することに起因するものと考えられる。なお、
この両者の結合状態は、両部材(ここでは固定軸とステ
ータ)の隙間量、押圧力および部材歪み量等により決定
される。このねじり固有振動数がスピンドルモータのス
イッチング振動数に実質上一致すると、ねじり固有振動
が共振してその振動が増幅され、振動、騒音の原因とな
る。また、このねじり固有振動数が装置ハウジングの共
振周波数と実質上一致すると、スピンドルモータのねじ
り固有振動が装置ハウジングに作用して共鳴し、一層大
きな振動、騒音の原因となる。
騒音の発生を抑えることができるモータを提供すること
である。
工部を有する固定軸と、前記固定軸に回転自在に支持さ
れたロータと、前記ロータに装着されたマグネットと、
前記マグネットに対向して前記固定軸の前記ローレット
加工部に装着されたステータとを具備するモータにおい
て、前記ローレット加工部は、前記ステータの装着方向
に見て上流側に位置する第1ローレット部と、その装着
方向に見て前記第1ローレット部の下流側に位置する第
2ローレット部とを有し、前記第1ローレット部と前記
第2ローレット部のローレット形状が相違していること
を特徴とするモータである。
ーレット加工部は第1のローレット部と第2のローレッ
ト部とを有し、これら両ローレット部の形状が相違して
いるので、ステータの嵌合部分が幾分変形ないし削られ
たとしても、ステータと固定軸のローレット加工部との
結合状態を強固にすることができ、これによってステー
タのねじり固有振動数を幾分ずらして振動の発生を抑え
ることができる。第1および第2ローレット部は、たと
えば、ローレットのピッチを変える、ローレットを周方
向にずらす等によって、両者の形状を変えることができ
る。
固定軸と、前記固定軸に回転自在に支持されたロータ
と、前記ロータに装着されたマグネットと、前記マグネ
ットに対向して前記固定軸の前記ローレット加工部に装
着されたステータとを具備するモータにおいて、前記ロ
ーレット加工部は、前記ステータの装着方向に見て上流
側に位置する第1ローレット部と、その装着方向に見て
前記第1ローレット部の下流側に位置する第2ローレッ
ト部とを有し、前記第2ローレット部の外径は前記第1
ローレット部の外径よりも幾分大きいことを特徴とする
モータである。
ローレット部と第2ローレット部とを有し、第2ローレ
ット部の外径が第1ローレット部の外径より幾分大きく
形成されているので、このように構成しても上述したと
同様にステータと固定軸のローレット加工部との結合状
態を強固にすることができ、これによってステータのね
じり固有振動数を幾分ずらして振動の発生を抑えること
ができる。このとき、第1および第2ローレット部の外
径は円筒状またはテーパ状に形成することができる。ま
た、このように両者の外径を異ならしめるとともに、そ
れらのローレット形状を相違させるようにすることもで
きる。
固定軸と、前記固定軸に回転自在に支持されたロータ
と、前記ロータに装着されたマグネットと、前記マグネ
ットに対向して前記固定軸の前記ローレット加工部に装
着されたステータとを具備するモータにおいて、前記ロ
ーレット加工部は、前記ステータの装着方向に見て上流
側の一端部からその装着方向に見て下流側に位置する他
端部まで外径が漸増するテーパ状に形成されていること
を特徴とするモータである。
部がテーパ状に形成されてその他端部の外径が一端部よ
りも大きくなっているので、ローレット加工部全域に渡
って同一の加工を施したものに比較して、上述したと同
様にローレット加工部とステータの結合状態が強固にな
り、これによってステータのねじり固有振動数を幾分ず
らして振動の発生を抑えることができる。
固定軸と、前記固定軸に回転自在に支持されたロータ
と、前記ロータに装着されたマグネットと、前記マグネ
ットに対向して前記固定軸の前記ローレット加工部に装
着されたステータとを具備するモータにおいて、前記ロ
ーレット加工部は、前記ステータの装着方向に見て上流
側に位置する第1ローレット部と、その装着方向に見て
前記第1ローレット部の下流側に位置する第2ローレッ
ト部とを有し、前記固定軸には前記ローレット加工部に
対応して軸線方向に延びる中空部が形成され、前記中空
部により、前記第1ローレット部における肉厚は、前記
第2ローレット部における肉厚より小さいことを特徴と
するモータである。
ローレット部と第2ローレット部とを有し、第1ローレ
ット部における肉厚は、第2ローレット部における肉厚
よりも小さく形成されている。ここにおける肉厚とは、
径方向における、中空部を除く部位の厚さであり、肉厚
を小さくするとは、第1のローレット部の中空部の内径
を第2のローレット部の中空部の内径よりも大きくする
ことに加えて、第2のローレット部に中空部を設けるこ
となく、第1のローレット部に中空部を設けることも含
む。このように構成されているので、第1ローレット部
は第2ローレット部よりも幾分弾性変形し易く、これに
よってステータと固定軸のローレット加工部との結合状
態がローレット加工部の実質上全域において結合が寄与
するようになり、これにより両者の結合状態を強固にす
ることができ、これによってステータのねじり固有振動
数を幾分ずらして振動の発生を抑えることができる。こ
のとき、第1および第2ローレット部のローレット形状
を相互に相違するように構成することもでき、また第2
ローレット部の外径を第1ローレット部の外径よりも大
きくすることもできる。
転自在に支持されたロータと、前記ロータに装着された
マグネットと、前記マグネットに対向して前記固定軸に
装着されたステータとを具備するモータにおいて、前記
固定軸と前記ステータとの接合部に接着剤を施して回転
時に発生するねじれ固有振動数を調整することを特徴と
するモータである。
合部に接着剤を施しているので、両者の結合状態を強固
にすることができ、ステータのねじれ固有振動数を調整
してその周波数をずらすことができる。
回転自在に支持されたロータと、前記ロータに装着され
たマグネットと、前記マグネットに対向して前記固定軸
に装着されたステータとを具備するモータにおいて、前
記ステータのコイルに接着剤を施して回転時に発生する
ねじれ固有振動数を調整することを特徴とするモータで
ある。
剤を施してコイルを一体化しているので、ステータのね
じる固有振動数を調整してそのその周波数をずらすこと
ができる。
明に従うモータの種々の実施形態について説明する。
の第1の実施形態を示す断面図であり、図2は、図1の
スピンドルモータにおける固定軸とステータとを分解し
て示す断面図である。
は、固定軸2と、この固定軸2に一対の玉軸受4,6を
介して回転自在に支持されたロータハブ8(ロータを構
成する)とを備えている。この実施形態では、固定軸2
の一端部(図1において下端部)に片方の玉軸受4の内
輪12が固定され、その他端部(図1において上端部)
に他方の玉軸受6の内輪16が固定されている。玉軸受
4,6の内輪12,16の固定軸2への固定は、接着剤
が利用される。この固定軸2は、その一端部またはその
両端部がたとえばディスク駆動装置の装置ハウジングに
固定される。
8を備えている。このハブ本体18の下端部には環状フ
ランジ22が設けられ、磁気ディスクの如き記録媒体
(図示せず)は環状フランジ22に載置される。このハ
ブ本体18の内周面にはスリーブ状のヨーク部材20が
装着され、ヨーク部材20の一端部が環状部材24を介
して軸受4の外輪26に支持され、その他端部が他方の
軸受6の外輪28に支持されている。かく構成されてい
るので、ハブ本体18およびヨーク部材20は、一対の
玉軸受4,6を介して固定軸2に回転自在に支持され
る。
ネット30が装着されている。そして、このマグネット
30に対向してステータ32が配設され、ステータ32
は固定軸2の中間部に装着され、一対の玉軸受4,6間
に配置されている。ステータ32は、コアプレートを積
層することによって形成されるステータコア34と、こ
のステータコア34に所要のとおりに巻かれたコイル3
6を有し、コイル36にモータを駆動するための駆動電
流が供給される。ステータ32の固定軸2への固定様式
については後述する。
リンス部材40,42が配設されている。片方のラビリ
ンス部材40は、固定軸2の、軸受4から突出する部位
に固定され、その先端部43が環状部材24に形成され
た凹部44に受入れられている。また、他方のラビリン
ス部材42は、ヨーク部材20の、他方の玉軸受6から
突出する部位に固定され、その先端部は半径方向内方に
延びて固定軸2の周面に近接している。
テータ32のコイル36に電流を供給すると、ステータ
32が磁化され、ステータ32とマグネット30の相互
磁気作用によってロータハブ8が所定方向に回転駆動さ
れ、これによってロータハブ8に取付けられた記録媒体
(図示せず)も一体的に回動される。このようにロータ
ハブ8を回転駆動するためにステータ32を磁化する
と、所定方向に回転移動するマグネット30との磁気的
作用に伴う吸引、反発によってステータ32にねじれ力
が作用し、このねじれ力の蓄積、解放が繰返されること
によって、ねじり力に起因する特有の振動、すなわちね
じり固有振動が発生する。この実施形態では、このねじ
り固有振動を抑えるためにさらに、次のとおりに構成さ
れている。
中間部にはローレット加工部50が設けられ、このロー
レット加工部50にステータ32のステータコア34が
圧入によって固定される。この実施形態では、ステータ
32は、固定軸2の他端部から図1および図2において
下方に矢印52(図2)で示す方向に向けて相対的に移
動することによってこの固定軸2に装着される。このよ
うに装着されることに関連して、ローレット加工部50
は、ステータ32の矢印52で示す装着方向に見て上流
側に位置する第1ローレット部54と、上記装着方向に
見て第1ローレット部54の下流側に位置する第2ロー
レット部56を有し、第2ローレット部56のさらに下
流側には環状当接部58が設けられている。この実施形
態では、ステータ32と固定軸2との結合状態を強固に
するために、第1ローレット部54と第2ローレット部
56の外径が相違している。
び第2ローレット部56には実質上同一のパターン、す
なわち固定軸2の軸線方向に平行に延びるすじ目形状の
パターンの加工が施されている。そして、第1ローレッ
ト部54の外径Aは第2ローレット部56の外径Bより
も幾分小さく(A<B)、たとえば固定軸2の外径Dが
6mm程度である場合、両ローレット部54,56の外
径差は約0.02〜0.10mm程度小さく設定され
る。また、ステータ32のステータコア34の中央部に
は貫通取付孔60が形成され、この貫通取付孔60の内
径Cは、第1ローレット部54の外径Aよりも幾分小さ
く(C<A)、約0.04〜0.15mm程度小さく設
定されている。このように構成することによって、ステ
ータコア34の貫通取付孔60においていわゆるカジリ
による拡径量の大きい下端部側は、外径Bと幾分大きい
第2ローレット部56に、また上記拡径量の小さい上端
部側は外径Aと小さい第1ローレット部54にそれぞれ
嵌合されたときの寸法に見合うようになるので、第2ロ
ーレット部56とステータコア34との結合状態は、第
1ローレット部54とステータコア34との結合状態と
ほぼ等しくなり、第1ローレット部をローレット加工部
50の全域に設けた場合に比してステータ34と固定軸
2との結合が全域に渡り寄与するため、その結合状態を
強固にすることができる。なお、第1および第2ローレ
ット部54,56には、実質上同一の他の形状、たとえ
ばななこ目形状、斜目形状のパターンを施すこともでき
る。また、第1および第2ローレット部54,56の軸
線方向の長さは、図示の形態では、実質上等しく設定さ
れているが、固定軸2とステータ32との結合強度の大
きさなどを考慮して適宜設定することにより、ねじり固
有振動数をずらすことができる。
させて固定軸2に圧入すると、ステータ32の下端面が
固定軸2の環状当接部58に当接し、これによってステ
ータ32は固定軸2の所定位置に位置付け固定される。
このように圧入すると、第2ローレット部56とステー
タ32との結合状態が、第1ローレット部54とステー
タ32との結合状態とほぼ等しくなる。それ故に、ロー
レット加工部50の実質上全域を第1ローレット部54
から構成した場合に比して、ローレット加工部50とス
テータ32との結合が全域に渡り寄与するため、その結
合状態がより強くなり、これによってステータ32のね
じり固有振動数をずらすように調整し、ねじり固有振動
数に起因する振動、騒音の発生を抑えることができる。
の第1ローレット部54と第2ローレット部56との境
界部には小さい段差が形成されるが、このような段差を
なくすために、第2ローレット部56をテーパ状に形成
する、たとえば第2ローレット部56の一端部(第1ロ
ーレット部54との境界部)が外径Aで、その他端部が
外径Bとなるテーパ状に形成することができ、このよう
に構成した場合にも上述したと同様の効果が達成され
る。
いる。図3を参照して、この固定軸2aのローレット加
工部50aは、軸線方向の実質上全長に渡ってテーパ状
に形成されている。この形態では、ローレット加工部5
0aの一端部、ステータ32の矢印52で示す装着方向
に見て上流側の端部は、たとえば外径Aに設定され、そ
の他端部、矢印52で示す装着方向に見て下流側の端部
は、たとえば外径Aより幾分大きい外径Bに設定され、
ローレット加工部50aの外径は、その一端部から他端
部まで漸増している。なお、ローレット加工部50aの
一端部の外径Aは、ステータコア32の貫通取付孔60
の内径C(図2参照)よりも幾分大きく設定される。
図2に示す実施形態と同様に、ローレット加工部50a
の実質上全域を実質上同じ外径から構成した場合に比し
て、ローレット加工部50aとロータ32との結合状態
をより強固にすることができ、これによってステータ3
2のねじり固有振動数を周波数の大きい側にずらすよう
に調整し、ねじり固有振動数に起因する振動、騒音の発
生を抑えることができる。
した場合、図1、図2に示すようなパターンでもよい
が、図3に示すように、固定軸2aの軸線方向に対して
傾斜する斜目形状のパターンを施すのが望ましい。この
場合、ステータ32はローレット加工部50aのパター
ンの傾斜方向に沿って回しながら挿入することによっ
て、ステータ32を固定軸2aに確実に装着することが
できる。ローレット加工部50aのパターンの傾斜方向
は、ロータハブ8の回転方向と一致させるのが望まし
く、この方向に傾斜させることによって、ステータ32
にねじれ力が作用すると、このねじれ力は矢印52で示
す挿入方向にステータ32に作用する。
いる。図4を参照して、この固定軸2bのローレット加
工部50bは、図1および図2に示す実施形態と同様
に、矢印52で示す装着方向に見て上流側に位置する第
1ローレット部54bと、上記装着方向に見て第1ロー
レット部54bの下流側に位置する第2ローレット部5
6bを有し、第1ローレット部54bと第2ローレット
部56bのローレット形状が相違している。この変形形
態では、第1ローレット部54bと第2ローレット部5
6bの外径は実質上等しく設定され、また第1ローレッ
ト部54bと第2ローレット部56bのパターンも実質
上同じ形状、この形態ではすじ目形状に形成され、第1
ローレット部54bのパターンと第2ローレット部56
bのパターンとが固定軸2bの周方向にずれて設けら
れ、第1ローレット部54bのパターンの山部(または
谷部)と第2ローレット部56bのパターンの谷部(ま
たは山部)とが対応するように設けられ、このようにロ
ーレットのパターンを周方向にずらすことによってそれ
らのローレット形状を変えている。このように構成した
場合においても、ローレット加工部50bの実質上全域
を第1ローレット部54bから構成した場合に比して、
ローレット加工部50bとステータ32との結合状態が
より強固となり、これによってステータ32のねじり固
有振動数をずらすように調整し、ねじり固有振動数に起
因する振動、騒音の発生を避けることができる。これ
は、第1ローレット部54bと第2ローレット部56b
のパターンが周方向に相互にずれているので、ステータ
コア34の取付貫通孔60における、第1ローレット部
54bの山部に作用する部位と、第2ローレット部56
bの山部に作用する部位とが異なり、これによりローレ
ット加工部50bとステータ32との結合が全域に渡っ
て寄与し、それらの結合状態がより強くなる。
ット部のパターンを固定軸の周方向に相互にずらしてい
るが、このように構成することに代えて、第1および第
2ローレット部54b,56bに全く異なるパターンを
施す、たとえば第2ローレット部56bのローレットの
パターンのピッチを第1ローレット部54bのローレッ
トのパターンのピッチより小さくすることができる。な
お、第1および第2ローレット部54a,54bのパタ
ーンを相互にずらす構成、あるいはこれらパターンを全
く異なるものにする構成は、図1および図2に示す実施
形態にも同様に適用することができる。
いる。図5を参照して、この固定軸2cのローレット加
工部50cは、図1および図2に示す実施形態と同様
に、矢印52で示す装着方向に見て上流側に位置する第
1ローレット部54cと、上記装着方向に見て第1ロー
レット部54cの下流側に位置する第2ローレット部5
6cを有し、第1ローレット部54cと第2ローレット
部56cのローレット形状は実質上同一で、それらの外
径も実質上等しく形成されている。この変形形態では、
固定軸2cの上端から軸線方向下方に延びる孔82が形
成され、この孔82によって中空部が形成され、かかる
中空部は、ローレット加工部50cに対応する部位まで
直線状に延びている。ローレット加工部50cに対応し
て設けられた孔82は、第1ローレット部54cに対応
してその内部に設けられた第1孔部84と、第2ローレ
ット部56cに対応してその内部に設けられた第2孔部
86とを有し、第1の孔部84の内径Eが第2孔部86
の内径Fよりも大きく形成されている(E>F)。
ローレット部54cの肉厚(中空部を除く部位の厚さ)
は比較的薄く、一方その第2ローレット部56cの肉厚
は比較的厚い。そのため、ステータ32を矢印52で示
す方向に圧入すると、第1ローレット部54cにおいて
はその剛性が小さくて弾性変形し易いので、この第1ロ
ーレット部54cを通過してもステータ32の貫通取付
孔60の下端部に発生するカジリ量が少なく、カジリ量
が少ない状態にて第2ローレット部56cに圧入される
ようになる。したがって、このように構成した場合も、
ローレット加工部50cの実質上全域を第1ローレット
部54cから構成した場合に比して、ローレット加工部
50cとステータ32との結合状態がより強固となり、
これによってステータ32のねじり固有振動数を周波数
をずらすように調整し、ねじり固有振動数に起因する振
動、騒音の発生を避けることができる。
部50cに対応して孔82を設け、その第1ローレット
部54cに対応して第1孔部84を配置し、その第2孔
部86に対応して第2孔部86を配置しているが、容易
に理解されるとおり、ローレット加工部50cの第1ロ
ーレット部54cに対応してのみ孔を設け、これによっ
て第1ローレット部54cの肉厚を第2ローレット部5
6cの肉厚より薄くしてその剛性を低下させることによ
っても同様の効果が達成せきる。
ット部の外径を異ならせる構成、また第1および第2ロ
ーレット部のローレットのパターンを相違する構成を組
合わせて採用することができる。
の第2の実施形態を示す断面図である。なお、図1およ
び図2に示す第1の実施形態と実質上同一の部材には同
一の番号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
は、固定軸2cの中央部にローレット加工部50cが設
けられている。ローレット加工部50cの外径はその軸
線方向全長に渡って実質上等しく、その周面にはすじ目
形状のパターンが施されている。ステータ32は、固定
軸2cのローレット加工部50cに圧入によって固定さ
れている。固定軸2cの一端部近傍には環状当接部58
が設けられ、ステータコア34の下面が環状当接部58
に当接することによって、固定軸2cに対するステータ
32の位置付けが行われる。モータのその他の構造は、
図1および図2に示す第1の実施形態と実質上同一であ
る。
2cとステータ32の接合部に接着剤62,64が施さ
れている。固定軸2cの一端側(図6において下端側)
においては、ステータコア34の下端面と固定軸2c、
この形態では環状当接部58の外周面との角部に接着剤
が施されている。また、固定軸2cの他端側(図6にお
いて上端側)においては、ステータコア34の上端面と
固定軸2cの外周面との角部に接着剤64が施されてい
る。このように接着剤62,64を施すことにより、接
着剤を使用しない場合に比して、ステータ32と固定軸
2cとの結合状態が一層強くなる。それ故に、接着剤6
2,64を施すことによってもステータ32のねじり固
有振動数を周波数の大きい側にずらすように調整し、こ
れによりねじり固有振動数に起因する振動、騒音の発生
を抑えることができる。なお、接着剤62,64による
固定は、固定軸2cの一端側または他端側のいずれか一
方のみ、或いはコイル36に及んでも所望の効果が達成
される。この場合、接着剤の塗布量を調整することによ
って、ねじり固有振動数をずらすように調整することも
可能である。
2のコイル36の上部表面にも接着剤66が施されてい
る。このように接着剤66を施すことによって、ステー
タコア34とコイル36がより一体化されるようにな
り、またステータ32の質量がより大きくなる。したが
って、このように構成することによって、ステータ32
のねじり固有振動数を周波数の大きい側にさらにずらす
ことができる。なお、この形態では、コイル36の上部
表面に接着剤66を施しているが、これに代えて、また
はこれととともにコイル36の下部表面に接着剤を施す
ようにすることができる。
軸4cの結合を強くするための接着剤62,64と、ス
テータコア34とコイル36をより一体化するための接
着剤66とを併用しているが、これら接着剤62,6
4,66は単独でもって用いることもできる。また、接
着剤62,64の塗布構成と、接着剤66の塗布構成と
は、単独で、または組合わせて、図1および図2に示す
第1の実施形態に、または図3に示す第1の変形形態
に、さらには図4に示す第2の変形形態にも適用するこ
とができる。
スピンドルモータの実施形態について説明したが、本発
明はこれら実施形態に限定されるものではなく、本発明
の範囲を逸脱することなく種々の変形、修正が可能であ
る。
スクを回転駆動するためのスピンドルモータに適用して
説明したが、これに限定されることなく、光ディスク、
光磁気ディスクなどの記録媒体を回転駆動するためのそ
の他のスピンドルモータ、さらには通常のDCモータな
どにも適用することができる。
ーレット加工部の第1および第2ローレット部の形状が
相違しているので、ステータと固定軸のローレット加工
部との結合状態を強固にすることができ、これによって
ステータのねじり固有振動数を幾分ずらして振動の発生
を抑えることができる。
レット加工部の第2ローレット部の外径がその第1ロー
レット部の外径より幾分大きいので、ステータと固定軸
のローレット加工部との結合状態を強固にすることがで
き、これによってステータのねじり固有振動数を幾分ず
らして振動の発生を抑えることができる。
軸のローレット加工部がテーパ状に形成されてその他端
部の外径が一端部よりも大きくなっているので、ローレ
ット加工部全域に渡って同一の加工を施したものに比較
して、ローレット加工部とステータの結合状態が強固に
なり、これによってステータのねじり固有振動数を幾分
ずらして振動の発生を抑えることができる。
ローレット加工部に対応して形成された中空部は、第1
ローレット部における肉厚が第2ローレット部における
肉厚よりも小さいので、第1ローレット部は第2ローレ
ット部よりも幾分弾性変形し易く、これによってステー
タと固定軸のローレット加工部との結合状態がローレッ
ト加工部の実質上全域において結合が寄与するようにな
り、両者の結合状態を強固にすることができ、これによ
ってステータのねじり固有振動数を幾分ずらして振動の
発生を抑えることができる。
軸とステータとの接合部に接着剤を施しているので、両
者の結合状態を強固にすることができ、ステータのねじ
れ固有振動数を調整してその周波数をずらすことができ
る。
ステータのコイルに接着剤を施してコイルを一体化して
いるので、ステータのねじる固有振動数を調整してその
その周波数をずらすことができる。
ば、ロータがロータハブから構成されているので、記録
媒体を回転駆動するためのスピンドルモータに好都合に
適用することができる。
モータの第1の実施形態を示す断面図である。
ータとを分解して示す断面図である。
ある。
ある。
である。
モータの第2の実施形態を示す断面図である。
工部 54,54b,54c 第1ローレット部 56,56b,56c 第2ローレット部 62,64,66 接着剤
Claims (7)
- 【請求項1】 ローレット加工部を有する固定軸と、前
記固定軸に回転自在に支持されたロータと、前記ロータ
に装着されたマグネットと、前記マグネットに対向して
前記固定軸の前記ローレット加工部に装着されたステー
タとを具備するモータにおいて、 前記ローレット加工部は、前記ステータの装着方向に見
て上流側に位置する第1ローレット部と、その装着方向
に見て前記第1ローレット部の下流側に位置する第2ロ
ーレット部とを有し、前記第1ローレット部と前記第2
ローレット部のローレット形状が相違していることを特
徴とするモータ。 - 【請求項2】 ローレット加工部を有する固定軸と、前
記固定軸に回転自在に支持されたロータと、前記ロータ
に装着されたマグネットと、前記マグネットに対向して
前記固定軸の前記ローレット加工部に装着されたステー
タとを具備するモータにおいて、 前記ローレット加工部は、前記ステータの装着方向に見
て上流側に位置する第1ローレット部と、その装着方向
に見て前記第1ローレット部の下流側に位置する第2ロ
ーレット部とを有し、前記第2ローレット部の外径は前
記第1ローレット部の外径よりも幾分大きいことを特徴
とするモータ。 - 【請求項3】 ローレット加工部を有する固定軸と、前
記固定軸に回転自在に支持されたロータと、前記ロータ
に装着されたマグネットと、前記マグネットに対向して
前記固定軸の前記ローレット加工部に装着されたステー
タとを具備するモータにおいて、 前記ローレット加工部は、前記ステータの装着方向に見
て上流側の一端部からその装着方向に見て下流側に位置
する他端部まで外径が漸増するテーパ状に形成されてい
ることを特徴とするモータ。 - 【請求項4】 ローレット加工部を有する固定軸と、前
記固定軸に回転自在に支持されたロータと、前記ロータ
に装着されたマグネットと、前記マグネットに対向して
前記固定軸の前記ローレット加工部に装着されたステー
タとを具備するモータにおいて、 前記ローレット加工部は、前記ステータの装着方向に見
て上流側に位置する第1ローレット部と、その装着方向
に見て前記第1ローレット部の下流側に位置する第2ロ
ーレット部とを有し、 前記固定軸には前記ローレット加工部に対応して軸線方
向に延びる中空部が形成され、前記中空部により、前記
第1ローレット部における肉厚は、前記第2ローレット
部における肉厚より小さいことを特徴とするモータ。 - 【請求項5】 固定軸と、前記固定軸に回転自在に支持
されたロータと、前記ロータに装着されたマグネット
と、前記マグネットに対向して前記固定軸に装着された
ステータとを具備するモータにおいて、 前記固定軸と前記ステータとの接合部に接着剤を施して
回転時に発生するねじれ固有振動数を調整することを特
徴とするモータ。 - 【請求項6】 固定軸と、前記固定軸に回転自在に支持
されたロータと、前記ロータに装着されたマグネット
と、前記マグネットに対向して前記固定軸に装着された
ステータとを具備するモータにおいて、 前記ステータのコイルに接着剤を施して回転時に発生す
るねじれ固有振動数を調整することを特徴とするモー
タ。 - 【請求項7】 前記ロータはロータハブから構成され、
前記ロータハブに記録媒体が装着されることを特徴とす
る請求項1〜6のいずれかに記載のモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11935198A JPH11313458A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11935198A JPH11313458A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11313458A true JPH11313458A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14759348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11935198A Pending JPH11313458A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11313458A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009077617A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-04-09 | Denso Corp | 整流装置 |
| US7855480B2 (en) | 2007-08-31 | 2010-12-21 | Denso Corporation | Rectifier device for automotive alternator |
| JP2012257389A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機の回転子 |
| JP2017112775A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 株式会社デンソー | 回転電機の回転子 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11935198A patent/JPH11313458A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009077617A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-04-09 | Denso Corp | 整流装置 |
| US7855480B2 (en) | 2007-08-31 | 2010-12-21 | Denso Corporation | Rectifier device for automotive alternator |
| JP2012257389A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機の回転子 |
| JP2017112775A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 株式会社デンソー | 回転電機の回転子 |
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Effective date: 20061130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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