JPH11313866A - 入浴補助エアバッグ装置 - Google Patents
入浴補助エアバッグ装置Info
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- JPH11313866A JPH11313866A JP7486899A JP7486899A JPH11313866A JP H11313866 A JPH11313866 A JP H11313866A JP 7486899 A JP7486899 A JP 7486899A JP 7486899 A JP7486899 A JP 7486899A JP H11313866 A JPH11313866 A JP H11313866A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車椅子使用者など要介護者にとっての入浴時
の浴槽への出入り動作を容易にするよう、要介護者を載
せて徐々に湯につかれるようにする入浴補助のためのエ
アバッグ装置を提供する。 【解決手段】 要介護者が座る台座32を上部に形成し
た蛇腹状のエアバッグ31と、前記蛇腹状のエアバッグ
にエアポンプからのエアを給排気させる手動の制御装置
16とからなる入浴補助のためのエアバッグ装置9であ
り、このエアバッグは浴槽の内側に設置され、浴槽の縁
高さ辺りに臨む台座に介護者が座り、エアバッグより空
気が抜かれると徐々に下がり、安心して湯につかれる。
空気の供給でエアバッグは膨脹し、台座が徐々に上がっ
て浴槽より出られるようになる。この結果少しの介助の
もとにほぼ自分でも入浴可能となり、充足感に満ちた入
浴と、介護者の負担を軽減できる。
の浴槽への出入り動作を容易にするよう、要介護者を載
せて徐々に湯につかれるようにする入浴補助のためのエ
アバッグ装置を提供する。 【解決手段】 要介護者が座る台座32を上部に形成し
た蛇腹状のエアバッグ31と、前記蛇腹状のエアバッグ
にエアポンプからのエアを給排気させる手動の制御装置
16とからなる入浴補助のためのエアバッグ装置9であ
り、このエアバッグは浴槽の内側に設置され、浴槽の縁
高さ辺りに臨む台座に介護者が座り、エアバッグより空
気が抜かれると徐々に下がり、安心して湯につかれる。
空気の供給でエアバッグは膨脹し、台座が徐々に上がっ
て浴槽より出られるようになる。この結果少しの介助の
もとにほぼ自分でも入浴可能となり、充足感に満ちた入
浴と、介護者の負担を軽減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアポンプで駆動
する介護装置に係り、特に車椅子使用者や動くことが不
自由な要介護者等が、入浴の際に浴槽内へ出入りするの
を容易とするための入浴補助エアバッグ装置に関する。
する介護装置に係り、特に車椅子使用者や動くことが不
自由な要介護者等が、入浴の際に浴槽内へ出入りするの
を容易とするための入浴補助エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寝たきり老人、病気により寝たき
りを強いられている患者、或いは病気、事故等により機
能障害を引き起こしている患者は、自分自身で身体を動
かすことが困難であるために介護者による介護を必要と
する。ここで介護装置とは、患者を介護するための装置
の他、患者の機能回復訓練をするための装置をも含む意
味で使用する。
りを強いられている患者、或いは病気、事故等により機
能障害を引き起こしている患者は、自分自身で身体を動
かすことが困難であるために介護者による介護を必要と
する。ここで介護装置とは、患者を介護するための装置
の他、患者の機能回復訓練をするための装置をも含む意
味で使用する。
【0003】特に上述のような車椅子使用者、要介護者
等が生活するうえで、入浴は体をリフレッシュ、リラッ
クスさせるので、健常者と同等に、自由に入浴できるよ
うな生活環境にあるのが、望ましい。
等が生活するうえで、入浴は体をリフレッシュ、リラッ
クスさせるので、健常者と同等に、自由に入浴できるよ
うな生活環境にあるのが、望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、車椅子使用
者あるいは寝たきりの患者など要介護者にとって、入浴
は、浴槽に出たり入ったりするのが大変で、入浴を欲し
ているにもかかわらず却って億劫になり、入浴の機会が
遠のくようになってしまう。このような状況は、患者、
要介護者等の清潔性を悪くし、またそれが微妙に心身に
影響し、生活状況、生活意欲の低下を招き、ときには患
者の病状をも悪化しかねない。故に体の不自由な人で
も、少しの介助のもとに、自分で浴槽への出入りが行え
るような入浴のための介護装置が求められる。
者あるいは寝たきりの患者など要介護者にとって、入浴
は、浴槽に出たり入ったりするのが大変で、入浴を欲し
ているにもかかわらず却って億劫になり、入浴の機会が
遠のくようになってしまう。このような状況は、患者、
要介護者等の清潔性を悪くし、またそれが微妙に心身に
影響し、生活状況、生活意欲の低下を招き、ときには患
者の病状をも悪化しかねない。故に体の不自由な人で
も、少しの介助のもとに、自分で浴槽への出入りが行え
るような入浴のための介護装置が求められる。
【0005】また、要介護者を介助する介護者において
も、浴室という狭い場所で、要介護者等の体を支えた
り、抱き上げたりして浴槽に出入りさせるという介護作
業は、大変である。故に、要介護者等を浴槽と浴槽の外
とに移動させることのできる入浴介助装置が付備されて
いれば、介護者の労力は軽減され、好都合となる。
も、浴室という狭い場所で、要介護者等の体を支えた
り、抱き上げたりして浴槽に出入りさせるという介護作
業は、大変である。故に、要介護者等を浴槽と浴槽の外
とに移動させることのできる入浴介助装置が付備されて
いれば、介護者の労力は軽減され、好都合となる。
【0006】本発明は、上記点に鑑みなされたもので、
車椅子使用者、あるいは要介護者が居住する住居の浴室
又は医療施設内の浴室等に導入設置して有益となる入浴
補助のための介護装置であって、蛇腹状のエアバッグの
上部に台座を有し、この台座がエアの給排気で伸縮する
エアバッグにて上下動するようになっており、入浴者
(要介護者)は浴槽の縁高さ程度に臨んでいる前記台座
に車椅子等から移って座り、エアバッグが排気制御され
空気が抜かれて収縮すると台座が下がり、徐々に湯の中
に体が沈み入浴でき、またエアバッグの膨脹で台座が徐
々に上がって浴槽から出られるようになるという入浴補
助エアバッグ装置を提供することを目的とする。
車椅子使用者、あるいは要介護者が居住する住居の浴室
又は医療施設内の浴室等に導入設置して有益となる入浴
補助のための介護装置であって、蛇腹状のエアバッグの
上部に台座を有し、この台座がエアの給排気で伸縮する
エアバッグにて上下動するようになっており、入浴者
(要介護者)は浴槽の縁高さ程度に臨んでいる前記台座
に車椅子等から移って座り、エアバッグが排気制御され
空気が抜かれて収縮すると台座が下がり、徐々に湯の中
に体が沈み入浴でき、またエアバッグの膨脹で台座が徐
々に上がって浴槽から出られるようになるという入浴補
助エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴室内に設置
され、給排気によってその上面が浴室床面又は浴槽床面
と浴槽縁部上端との間で伸縮する入浴補助エアバッグ装
置であって、蛇腹状のエアバッグと、該エアバッグ上に
形成され要介護者が座る台座と、上記エアバッグへの給
排気を制御する制御装置とを備えてなるものである。
され、給排気によってその上面が浴室床面又は浴槽床面
と浴槽縁部上端との間で伸縮する入浴補助エアバッグ装
置であって、蛇腹状のエアバッグと、該エアバッグ上に
形成され要介護者が座る台座と、上記エアバッグへの給
排気を制御する制御装置とを備えてなるものである。
【0008】上記入浴補助エアバッグ装置で、車椅子使
用者や要介護者の入浴を容易にするのに役立つ。すなわ
ち、浴槽の縁高さほどに上がっている台座に入浴者(要
介護者)が移って座り、そして制御装置を手動操作して
エアバッグ装置への排気制御を行い、蛇腹状エアバッグ
の膨脹から収縮への動作を利用して下がる台座にて、浴
槽の湯に体が沈まり入浴となる。浴槽から出るときは、
台座に再び座り、エアバッグ装置へ給気し、蛇腹状エア
バッグの収縮から膨脹への動作を利用した台座の上昇を
行わせ、浴槽の外に出られる態勢となる。こうして、車
椅子利用者など要介護者を楽に入浴させることができ、
入浴者自身も入浴感が良くなり、またそれを補助する介
護者の労力、負担も軽減する。
用者や要介護者の入浴を容易にするのに役立つ。すなわ
ち、浴槽の縁高さほどに上がっている台座に入浴者(要
介護者)が移って座り、そして制御装置を手動操作して
エアバッグ装置への排気制御を行い、蛇腹状エアバッグ
の膨脹から収縮への動作を利用して下がる台座にて、浴
槽の湯に体が沈まり入浴となる。浴槽から出るときは、
台座に再び座り、エアバッグ装置へ給気し、蛇腹状エア
バッグの収縮から膨脹への動作を利用した台座の上昇を
行わせ、浴槽の外に出られる態勢となる。こうして、車
椅子利用者など要介護者を楽に入浴させることができ、
入浴者自身も入浴感が良くなり、またそれを補助する介
護者の労力、負担も軽減する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、1は共通駆動源と
して作用する単一のエアポンプ、2はその一端がエアポ
ンプ1に連結されたフレキシブルな空気配管、3はエア
ポンプ1から空気配管2を介して空気が供給される介護
装置群である。4は空気配管2の分岐管、5はこの分岐
管4に設けられた接続手段で、例えばガス管の接続に使
用されるガスタッチ(登録商標)を使用することができ
る。
して作用する単一のエアポンプ、2はその一端がエアポ
ンプ1に連結されたフレキシブルな空気配管、3はエア
ポンプ1から空気配管2を介して空気が供給される介護
装置群である。4は空気配管2の分岐管、5はこの分岐
管4に設けられた接続手段で、例えばガス管の接続に使
用されるガスタッチ(登録商標)を使用することができ
る。
【0010】介護装置群3は、具体的には褥瘡防止エア
マット6、体位変換エアマット7、段差解消エアバッグ
8、入浴補助エアバッグ9、機能回復訓練エアバッグ1
0、車椅子立ち上がり・着座援助エアバッグ11よりな
る。
マット6、体位変換エアマット7、段差解消エアバッグ
8、入浴補助エアバッグ9、機能回復訓練エアバッグ1
0、車椅子立ち上がり・着座援助エアバッグ11よりな
る。
【0011】褥瘡防止エアマット6及び体位変換エアマ
ット7は、電気的に駆動される共通の制御手段12にて
給排気、調圧制御がなされる。13,14,15は電気
的に駆動される制御手段で、それぞれ段差解消エアバッ
グ8、機能回復訓練エアバッグ10、及び車椅子立ち上
がり・着座援助エアバッグ11の給排気及び圧力を制御
する。16は入浴補助エアバッグ9の給排気を制御する
制御手段で、手動操作で行なう構成のものである。これ
は浴室内での使用であるから、電気駆動構造のものは漏
電事故の危険があり好ましくないのである。尚、他の制
御手段13,14,15を手動構造のものとすることも
可能である。
ット7は、電気的に駆動される共通の制御手段12にて
給排気、調圧制御がなされる。13,14,15は電気
的に駆動される制御手段で、それぞれ段差解消エアバッ
グ8、機能回復訓練エアバッグ10、及び車椅子立ち上
がり・着座援助エアバッグ11の給排気及び圧力を制御
する。16は入浴補助エアバッグ9の給排気を制御する
制御手段で、手動操作で行なう構成のものである。これ
は浴室内での使用であるから、電気駆動構造のものは漏
電事故の危険があり好ましくないのである。尚、他の制
御手段13,14,15を手動構造のものとすることも
可能である。
【0012】図2は医療施設における介護装置ユニット
の設置状態を、図3は個人住宅における介護装置ユニッ
トの設置状態をそれぞれ示す。図中17,17・・・は
寝たきり老人、機能障害者等介護を必要とする患者、6
は前述の患者17を寝かせる褥瘡防止エアマット、7は
このエアマット6の下側に敷設される体位変換のための
エアマット、8は車椅子使用者が利用する段差解消エア
バッグで、低床面18上に、また高床面19に隣接して
設置され、高床面19と低床面18の間で伸縮する。9
は浴槽20内に配置された入浴補助エアバッグ、10は
機能回復訓練を援助するエアバッグ、11は車椅子21
の着座面に敷設され、患者17の立ち上がり及び着座動
作を援助するエアバッグである。
の設置状態を、図3は個人住宅における介護装置ユニッ
トの設置状態をそれぞれ示す。図中17,17・・・は
寝たきり老人、機能障害者等介護を必要とする患者、6
は前述の患者17を寝かせる褥瘡防止エアマット、7は
このエアマット6の下側に敷設される体位変換のための
エアマット、8は車椅子使用者が利用する段差解消エア
バッグで、低床面18上に、また高床面19に隣接して
設置され、高床面19と低床面18の間で伸縮する。9
は浴槽20内に配置された入浴補助エアバッグ、10は
機能回復訓練を援助するエアバッグ、11は車椅子21
の着座面に敷設され、患者17の立ち上がり及び着座動
作を援助するエアバッグである。
【0013】1は室内の一隅に設置されたエアポンプ
で、上記エアマット6,7・・・等に圧搾空気を供給す
る。図2及び図3に示す数(約5〜10個)の介護装置
を駆動するには、風量約40〜100リットル/分程度
の出力のものが使用できる。2はエアポンプ1とエアマ
ット6,7……等を連結する前述のフレキシブル空気配
管、4,4……は分岐管、5,5……は着脱可能な接続
手段である。前述のガス管用接続手段なるガスタッチ
(登録商標)は、互いの結合部に差し込むのみで接続し
て空気導通状態となり、引き抜くと空気遮断状態となる
ため、この種接続手段として有効である。空気配管2は
図示の如く床面隅部に設置することができるが、建物建
築と同時にこのユニットを設置する場合には、床下或い
は壁面内に配設し、壁の適所或いは床の適所に接続手段
の一方を固定することができる。またエアポンプ1は室
外に配置することもでき、駆動音の伝達を防止するため
には室外の方が好ましい。このエアポンプ1は一室内の
複数の介護装置群3を駆動させることも、また複数の部
屋に配置された介護装置群3を駆動させることもでき
る。
で、上記エアマット6,7・・・等に圧搾空気を供給す
る。図2及び図3に示す数(約5〜10個)の介護装置
を駆動するには、風量約40〜100リットル/分程度
の出力のものが使用できる。2はエアポンプ1とエアマ
ット6,7……等を連結する前述のフレキシブル空気配
管、4,4……は分岐管、5,5……は着脱可能な接続
手段である。前述のガス管用接続手段なるガスタッチ
(登録商標)は、互いの結合部に差し込むのみで接続し
て空気導通状態となり、引き抜くと空気遮断状態となる
ため、この種接続手段として有効である。空気配管2は
図示の如く床面隅部に設置することができるが、建物建
築と同時にこのユニットを設置する場合には、床下或い
は壁面内に配設し、壁の適所或いは床の適所に接続手段
の一方を固定することができる。またエアポンプ1は室
外に配置することもでき、駆動音の伝達を防止するため
には室外の方が好ましい。このエアポンプ1は一室内の
複数の介護装置群3を駆動させることも、また複数の部
屋に配置された介護装置群3を駆動させることもでき
る。
【0014】褥瘡防止エアマット6は、図4に示すよう
に複数の細長い可撓性エアセル22,22……を前後方
向に対し垂直な方向に接続配列して構成される。このエ
アマット6はナイロン等の織布の片面又は両面にポリ塩
化ビニールをラミネートし、空気流通を遮断した基布を
2枚重ね合わせ、周囲を高周波溶着等により接合し、更
に中央部分をジグザグ状に接合して形成される。このエ
アマット6の大きさは、給気状態で前後方向に約2m、
左右方向に約80cm、エアセル22,22……の直径
10cm、エアセル22,22……の数20個とするこ
とができる。エアセル22,22……は奇数番目の位置
のエアセルと偶数番目の位置のエアセルの2グループに
分けられ、各グループへ交互に給気、排気することによ
り患者の身体の圧迫部位を変化させ、褥瘡発生を防止す
るのである。12は駆動オン・オフ切換バルブ等給排気
の調整を行なう制御手段として機能する制御装置、2
3,23は各グループエアセルへ給排気を行なうフレキ
シブル給排気管、24は制御装置12と分岐管4(図
2、図3)との間に設けられたフレキシブル配管で、そ
の先端に接続手段5が設けられている。25は商用交流
電源に接続するためのプラグである。
に複数の細長い可撓性エアセル22,22……を前後方
向に対し垂直な方向に接続配列して構成される。このエ
アマット6はナイロン等の織布の片面又は両面にポリ塩
化ビニールをラミネートし、空気流通を遮断した基布を
2枚重ね合わせ、周囲を高周波溶着等により接合し、更
に中央部分をジグザグ状に接合して形成される。このエ
アマット6の大きさは、給気状態で前後方向に約2m、
左右方向に約80cm、エアセル22,22……の直径
10cm、エアセル22,22……の数20個とするこ
とができる。エアセル22,22……は奇数番目の位置
のエアセルと偶数番目の位置のエアセルの2グループに
分けられ、各グループへ交互に給気、排気することによ
り患者の身体の圧迫部位を変化させ、褥瘡発生を防止す
るのである。12は駆動オン・オフ切換バルブ等給排気
の調整を行なう制御手段として機能する制御装置、2
3,23は各グループエアセルへ給排気を行なうフレキ
シブル給排気管、24は制御装置12と分岐管4(図
2、図3)との間に設けられたフレキシブル配管で、そ
の先端に接続手段5が設けられている。25は商用交流
電源に接続するためのプラグである。
【0015】体位変換エアマット7は、図5に示すよう
に中央を連結された2個のエアセル26,27よりな
り、各エアセル26,27は給排気管23,23を介し
て制御装置12に接続される。エアセル26,27は給
気により断面略三角形に膨張する。寸法の一例をあげる
と、2個のエアセルの間隔、即ち連続部の幅は約10c
m、エアセル26,27の長さは約90cm、幅は約3
0cm、最大給気時患者の身体を傾斜できる角度は約2
5°である。エアマット7の材質は前述の褥瘡防止エア
マット6と同様のものが使用できる。他の構成部分は前
述の例と同一である。係るエアマット7は、通常図2、
図3に示すように褥瘡防止エアマット6の下において、
患者の中心線に対して略左右対称位置に敷設される。
に中央を連結された2個のエアセル26,27よりな
り、各エアセル26,27は給排気管23,23を介し
て制御装置12に接続される。エアセル26,27は給
気により断面略三角形に膨張する。寸法の一例をあげる
と、2個のエアセルの間隔、即ち連続部の幅は約10c
m、エアセル26,27の長さは約90cm、幅は約3
0cm、最大給気時患者の身体を傾斜できる角度は約2
5°である。エアマット7の材質は前述の褥瘡防止エア
マット6と同様のものが使用できる。他の構成部分は前
述の例と同一である。係るエアマット7は、通常図2、
図3に示すように褥瘡防止エアマット6の下において、
患者の中心線に対して略左右対称位置に敷設される。
【0016】図6に示す例は体位変換エアマット7aの
別の実施例を示し、エアセルを2段構造としたものであ
る。即ち、左右各エアセル部26,27は2つの重ね合
わされたエアセル26a,26b,27a,27bより
なり、各エアセル26a,26b,27a,27bに4
本の給排気管23,23……が接続され、制御装置12
によりそれぞれ独立に駆動される。係る構成では、例え
ば右エアセル部26の1個のエアセル26aのみ給気す
れば最大傾斜角約25°、2個のエアセル26a,26
b共に給気すれば傾斜角50°が得られる。
別の実施例を示し、エアセルを2段構造としたものであ
る。即ち、左右各エアセル部26,27は2つの重ね合
わされたエアセル26a,26b,27a,27bより
なり、各エアセル26a,26b,27a,27bに4
本の給排気管23,23……が接続され、制御装置12
によりそれぞれ独立に駆動される。係る構成では、例え
ば右エアセル部26の1個のエアセル26aのみ給気す
れば最大傾斜角約25°、2個のエアセル26a,26
b共に給気すれば傾斜角50°が得られる。
【0017】上述の第2実施例に係る体位変換エアマッ
ト7,7aは、左右のエアセルを交互に給排気動作させ
ることにより、小さい傾斜角の場合は患者に寝返り効果
を与え、また大きい傾斜角の場合は着替え、清拭のため
の体位変換動作を援助する。またエアマット7,7a
は、患者の背中に位置させて起き上がり動作を援助する
装置として使用することもできる。
ト7,7aは、左右のエアセルを交互に給排気動作させ
ることにより、小さい傾斜角の場合は患者に寝返り効果
を与え、また大きい傾斜角の場合は着替え、清拭のため
の体位変換動作を援助する。またエアマット7,7a
は、患者の背中に位置させて起き上がり動作を援助する
装置として使用することもできる。
【0018】段差解消のためのエアバッグ8は、図7に
示すように蛇腹状エアバッグ28上に板状の台座29を
固定した構造を有する。13は制御装置、30は手すり
である。制御装置13にてエアバッグ28への給排気及
びこれに伴う台座29の上下移動を制御する。エアバッ
グ28は給気時膨張し、台座29は高い床面に一致し、
排気時収縮し、台座29は低い床面に一致する。この段
差解消エアバッグ8は、車椅子利用者が段差のある床面
間を移動する場合に使用される。通常使用される床面の
高低差は約30〜50cm程度である。また、エアバッ
グ28の材質は前述の例と同じものが使用できる。
示すように蛇腹状エアバッグ28上に板状の台座29を
固定した構造を有する。13は制御装置、30は手すり
である。制御装置13にてエアバッグ28への給排気及
びこれに伴う台座29の上下移動を制御する。エアバッ
グ28は給気時膨張し、台座29は高い床面に一致し、
排気時収縮し、台座29は低い床面に一致する。この段
差解消エアバッグ8は、車椅子利用者が段差のある床面
間を移動する場合に使用される。通常使用される床面の
高低差は約30〜50cm程度である。また、エアバッ
グ28の材質は前述の例と同じものが使用できる。
【0019】入浴補助のためのエアバッグ装置9は、図
8に示すように蛇腹状エアバッグ31上に台座32を載
置固定したものである。16は制御装置で、手動制御さ
れる。このエアバッグ装置9は浴槽20の内側に配置さ
れ、車椅子21から浴槽20の縁を乗り越えて浴槽20
内へ移動させる場合に使用され、浴槽20内に移動され
た患者17や要介護者は、蛇腹状エアバッグ31の空気
を抜くことにより徐々に身体を湯の中に沈められるので
ある。エアポンプ2によるこの入浴補助エアバッグ装置
9へのエアの給排気は、これに備わる着脱自在な接続装
置5を、フレキシブル空気管2より分岐する分岐管4に
接続することにより可能となる。また、この膨張、収縮
による上下移動距離は約55cm程度である。また本例
においても、エアバッグ31の材質は前述の例と同一の
ものが使用できる。
8に示すように蛇腹状エアバッグ31上に台座32を載
置固定したものである。16は制御装置で、手動制御さ
れる。このエアバッグ装置9は浴槽20の内側に配置さ
れ、車椅子21から浴槽20の縁を乗り越えて浴槽20
内へ移動させる場合に使用され、浴槽20内に移動され
た患者17や要介護者は、蛇腹状エアバッグ31の空気
を抜くことにより徐々に身体を湯の中に沈められるので
ある。エアポンプ2によるこの入浴補助エアバッグ装置
9へのエアの給排気は、これに備わる着脱自在な接続装
置5を、フレキシブル空気管2より分岐する分岐管4に
接続することにより可能となる。また、この膨張、収縮
による上下移動距離は約55cm程度である。また本例
においても、エアバッグ31の材質は前述の例と同一の
ものが使用できる。
【0020】このように、浴槽20の内側に自在に設置
可能な入浴補助エアバッグ装置9により、要介護者は台
座32により安定した座位姿勢で湯につかれるようにな
るので、浴槽20に出入りする際に介護者にしっかりと
つかまらなければというような緊張感などは取れ、不安
感なくゆったりと入浴できるようになる。また介護者に
とっても、要介護者を抱き上げ、慎重に浴槽20内へと
出入り移行させるという重労働が軽減でき介助が楽にな
り、効率的に介護作業も行えるようになる。
可能な入浴補助エアバッグ装置9により、要介護者は台
座32により安定した座位姿勢で湯につかれるようにな
るので、浴槽20に出入りする際に介護者にしっかりと
つかまらなければというような緊張感などは取れ、不安
感なくゆったりと入浴できるようになる。また介護者に
とっても、要介護者を抱き上げ、慎重に浴槽20内へと
出入り移行させるという重労働が軽減でき介助が楽にな
り、効率的に介護作業も行えるようになる。
【0021】なお、浴槽20外にもう一台の入浴補助エ
アバッグ装置9を、排気した状態で、浴槽20の縁に隣
接して置き、患者17を一旦この外側の入浴補助エアバ
ッグ装置9の台座32上に載せ、給気膨脹させて台座3
2を浴槽20の縁まで上昇させ、かかる状態で患者17
を浴槽20内の入浴補助エアバッグ装置9の台座32上
に移動させることもできる。この移動は、患者17自ら
の力により又は介護者の介助によりなされる。
アバッグ装置9を、排気した状態で、浴槽20の縁に隣
接して置き、患者17を一旦この外側の入浴補助エアバ
ッグ装置9の台座32上に載せ、給気膨脹させて台座3
2を浴槽20の縁まで上昇させ、かかる状態で患者17
を浴槽20内の入浴補助エアバッグ装置9の台座32上
に移動させることもできる。この移動は、患者17自ら
の力により又は介護者の介助によりなされる。
【0022】機能回復訓練を援助するエアバッグ10
は、図9に示すように給気状態において略半円柱状に膨
張する。寸法の一例をあげると、幅(a)約25cm、
高さ(h)約25cmである。このエアバッグ10上
に、例えば図2に示すように患者17の機能障害部、例
えば脚を載せエアバッグ10への給排気を繰り返すこと
により脚は強制的に屈曲せしめられ、機能回復訓練を援
助するのである。給排気動作は電気的に駆動する制御手
段14にて制御される。
は、図9に示すように給気状態において略半円柱状に膨
張する。寸法の一例をあげると、幅(a)約25cm、
高さ(h)約25cmである。このエアバッグ10上
に、例えば図2に示すように患者17の機能障害部、例
えば脚を載せエアバッグ10への給排気を繰り返すこと
により脚は強制的に屈曲せしめられ、機能回復訓練を援
助するのである。給排気動作は電気的に駆動する制御手
段14にて制御される。
【0023】図10に示すエアバッグ10aは、上記機
能回復訓練エアバッグ10の他の実施例を示し、略半円
柱体形状のエアバッグ33を支持枠34間に配置した構
造を有する。支持枠34は蝶番35を有し、これを支点
に矢印a方向に回動する。この支持枠34に脚、腕等、
機能障害部分を載せ、給排気によりエアバッグ33を膨
張、収縮させ、支持枠34を蝶番35を支点に回動させ
る。これにより脚、腕は強制的に回動せしめられ、機能
回復訓練がなされる。14は制御装置である。
能回復訓練エアバッグ10の他の実施例を示し、略半円
柱体形状のエアバッグ33を支持枠34間に配置した構
造を有する。支持枠34は蝶番35を有し、これを支点
に矢印a方向に回動する。この支持枠34に脚、腕等、
機能障害部分を載せ、給排気によりエアバッグ33を膨
張、収縮させ、支持枠34を蝶番35を支点に回動させ
る。これにより脚、腕は強制的に回動せしめられ、機能
回復訓練がなされる。14は制御装置である。
【0024】車椅子立ち上がり・着座援助エアバッグ1
1は、図11に示すように断面略三角形のエアバッグよ
りなり、車椅子の着座面に敷設され、通常の着座時には
収縮状態にあり、立ち上がる際に給気、膨張せしめられ
る。膨張によりエアバッグ11は最大約30cm患者を
持ち上げ、且つ前面へ押し出す。これにより患者は立ち
上がり動作を容易に行なうことができる。着座する場合
には、膨張状態から排気収縮させることにより、立った
姿勢から徐々に着座姿勢に移行できる。この給排気は制
御装置15にて駆動制御される。
1は、図11に示すように断面略三角形のエアバッグよ
りなり、車椅子の着座面に敷設され、通常の着座時には
収縮状態にあり、立ち上がる際に給気、膨張せしめられ
る。膨張によりエアバッグ11は最大約30cm患者を
持ち上げ、且つ前面へ押し出す。これにより患者は立ち
上がり動作を容易に行なうことができる。着座する場合
には、膨張状態から排気収縮させることにより、立った
姿勢から徐々に着座姿勢に移行できる。この給排気は制
御装置15にて駆動制御される。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、浴槽の
内側又は外側に自在に設置され、エアの給排気で膨脹・
収縮して要介護者を台座に載せてゆっくりと上下動し
て、浴槽内へ出入できるようになる入浴補助エアバッグ
装置を用いることで、要介護者は、介護者により持ち抱
えられて浴槽に出入りさせられて入浴するよりも、座位
姿勢という安定した姿勢で静かに湯につかれるようにな
り、自分でも入浴することが可能となり、充足した入浴
ができるようになる。
内側又は外側に自在に設置され、エアの給排気で膨脹・
収縮して要介護者を台座に載せてゆっくりと上下動し
て、浴槽内へ出入できるようになる入浴補助エアバッグ
装置を用いることで、要介護者は、介護者により持ち抱
えられて浴槽に出入りさせられて入浴するよりも、座位
姿勢という安定した姿勢で静かに湯につかれるようにな
り、自分でも入浴することが可能となり、充足した入浴
ができるようになる。
【0026】また、入浴を補助する介護者にとっても、
要介護者を抱き上げ浴槽に移し又出させるといった大変
な労力は軽減される。そして付き添い時の仕事は、浴槽
に移る際に介護者の体を安全に支えたり、あるいは入浴
動作を注視するといった補助的作業となり、負担が減
り、世話、介助をより親身的に行えるようになるという
介護の内容の充実なども期待できるようになる。
要介護者を抱き上げ浴槽に移し又出させるといった大変
な労力は軽減される。そして付き添い時の仕事は、浴槽
に移る際に介護者の体を安全に支えたり、あるいは入浴
動作を注視するといった補助的作業となり、負担が減
り、世話、介助をより親身的に行えるようになるという
介護の内容の充実なども期待できるようになる。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明に係る介護装置ユニットの設置状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】本発明に係る介護装置ユニットの他の設置状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例を構成する褥瘡防止のためのエ
アマットを示す斜視図である。
アマットを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例を構成する体位変換のためのエ
アマットを示す斜視図である。
アマットを示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例を構成する他の体位変換のため
のエアマットを示す斜視図である。
のエアマットを示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例を構成する段差解消のためのエ
アバッグを示す斜視図である。
アバッグを示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例を構成する入浴補助のためのエ
アバッグを示す斜視図である。
アバッグを示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例を構成する機能回復訓練を援助
するためのエアバッグを示す斜視図である。
するためのエアバッグを示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例を構成する機能回復訓練を援
助するための他のエアバッグを示す斜視図である。
助するための他のエアバッグを示す斜視図である。
【図11】本発明の実施例を構成する車椅子からの立ち
上がり・着座動作を援助するエアバッグを示す斜視図で
ある。
上がり・着座動作を援助するエアバッグを示す斜視図で
ある。
1 エアポンプ 2 空気配管 3 介護装置群 4 分岐管 5 接続手段 6 褥瘡防止エアマット 7 体位変換エアマット 8 段差解消エアバッグ 9 入浴補助エアバッグ 10 機能回復訓練エアバッグ 11 車椅子立ち上がり・着座補助エアバッグ 12,13,14,15,16 制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 浴室内に設置され、給排気によってその
上面が浴室床面又は浴槽床面と浴槽縁部上端との間で伸
縮する入浴補助エアバッグ装置であって、蛇腹状のエア
バッグと、該エアバッグ上に形成され要介護者が座る台
座と、上記エアバッグへの給排気を制御する制御装置と
を備えてなる入浴補助エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7486899A JPH11313866A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 入浴補助エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7486899A JPH11313866A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 入浴補助エアバッグ装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22909594A Division JPH0866435A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 介護装置ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11313866A true JPH11313866A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=13559749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7486899A Pending JPH11313866A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 入浴補助エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11313866A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002102303A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-09 | Hideaki Kuniyone | 医療用エアマット |
| JP2011182949A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 高齢者対応歯科診療椅子用マットおよび歯科診療椅子 |
| JP2012024213A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 医科及び歯科診療用車椅子補助具および該補助具を備える車椅子 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP7486899A patent/JPH11313866A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002102303A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-09 | Hideaki Kuniyone | 医療用エアマット |
| JP2011182949A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 高齢者対応歯科診療椅子用マットおよび歯科診療椅子 |
| JP2012024213A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 医科及び歯科診療用車椅子補助具および該補助具を備える車椅子 |
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