JPH11314007A - 集液装置 - Google Patents

集液装置

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Publication number
JPH11314007A
JPH11314007A JP12311998A JP12311998A JPH11314007A JP H11314007 A JPH11314007 A JP H11314007A JP 12311998 A JP12311998 A JP 12311998A JP 12311998 A JP12311998 A JP 12311998A JP H11314007 A JPH11314007 A JP H11314007A
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JP
Japan
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section
liquid
distillation
collector
liquid collecting
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Application number
JP12311998A
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English (en)
Inventor
Daizo Inoue
大造 井上
Takeshi Nishiyama
健 西山
Katsunori Tamura
勝典 田村
Noboru Okamoto
昇 岡本
Minoru Nagashima
実 長島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Priority to IDW20002270A priority patent/ID27034A/id
Priority to PCT/JP1999/002286 priority patent/WO1999056848A1/ja
Priority to EP99917217A priority patent/EP1084741A4/en
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液体と蒸気とを十分に接触させることができる
ようにする。 【解決手段】外筐(きょう)と、該外筐内を分割し、互
いに隣接させて複数の室を形成する中仕切りと、前記外
筐及び中仕切りの内周に沿って集液溝91を形成するコ
レクタボックス72と、該コレクタボックス72上に所
定のピッチで互いに平行に複数配設されたコレクタラミ
ナ93、94とを有する。そして、該各コレクタラミナ
93、94は傾斜部74及び溝部75を備え、各溝部7
5の一端は前記集液溝91の外筐側部分に、他端は前記
集液溝91の中仕切り側部分に臨ませられる。液体及び
蒸気の流れに偏りが生じることがないので、上方及び下
方の室において液体と蒸気とを十分に接触させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集液装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の蒸留塔を組み合わせ、複数
の成分を含有する原液から各成分を蒸留によって分離さ
せて製品を得る場合、複数の蒸留塔を別々に建設する
と、占有面積が大きくなってしまう。また、側塔方式の
蒸留装置においては、各蒸留塔内の圧力を調整するため
に各蒸留塔間における蒸気の分配を制御する必要がある
ので、各蒸留塔を安定して運転することができない。
【0003】そこで、外筒内に内筒を配設し、該内筒内
に原液を供給して蒸留を行うようにしたペトリューク式
の蒸留塔を使用する蒸留装置が提供されている。ところ
が、この場合、内筒を外筒に対して支持したり、外筒を
貫通させてラインを配設したり、内筒にフィードノズル
を取り付けたりすることが困難であるだけでなく、蒸留
装置のコストが高くなってしまう。また、ラインと外筒
との間、及びフィードノズルと内筒との間を十分にシー
ルすることができないので、前記蒸留塔における蒸留の
効率が低くなってしまう。
【0004】そして、内筒と外筒とが同心的に配設さ
れ、回収部及び濃縮部が環状体構造になるので、前記回
収部及び濃縮部に配設されるトレイを製造するのが困難
になる。そこで、内部を平板状の中仕切りによって区画
した蒸留装置が提供されている(米国特許第42305
33号明細書参照)。
【0005】この場合、該蒸留装置は、入口管を介して
原液が供給され、前記入口管より上方に形成された濃縮
部、及び前記入口管より下方に形成された回収部を備え
た第1の蒸留部と、該第1の蒸留部の上端に接続され、
該上端より上方に形成された濃縮部、及び前記上端より
下方に形成され、かつ、前記第1の蒸留部の濃縮部と隣
接する回収部を備えた第2の蒸留部と、前記第1の蒸留
部の下端に接続され、該下端より上方に形成され、か
つ、前記第1の蒸留部の回収部と隣接する濃縮部、及び
前記下端より下方に形成された回収部を備えた第3の蒸
留部とを有する。また、前記第1の蒸留部の濃縮部と第
2の蒸留部の回収部とが、及び前記第1の蒸留部の回収
部と第3の蒸留部の濃縮部とが、いずれも前記中仕切り
を介して隣接させられる。
【0006】したがって、蒸留装置のコストを低くする
ことができ、蒸留の効率を高くすることができ、トレイ
を容易に製造することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の蒸留装置においては、前記第1の蒸留部の濃縮部と
第1の蒸留部の回収部との間に集液装置が配設され、該
集液装置において、前記第1の蒸留部の濃縮部から下降
してきた液体が集められ、第1の蒸留部の回収部に分配
されるが、前記集液装置においては、入口管を介して原
液が供給されるので、液体の流れに偏りが生じ、液体を
第1の蒸留部の回収部に均一に分配することができな
い。したがって、前記集液装置の下方の室、すなわち、
前記第1の蒸留部の回収部において液体と蒸気とを十分
に接触させることができない。
【0008】そして、前記集液装置においては、前記第
1の蒸留部の回収部から上昇してきた蒸気が、前記液体
と対向させられて流れ、第1の蒸留部の濃縮部に送られ
るが、前記液体の流れに偏りが生じていると、蒸気を第
1の蒸留部の濃縮部に均一に送ることができない。した
がって、前記集液装置の上方の室、すなわち、前記第1
の蒸留部の濃縮部において液体と蒸気とを十分に接触さ
せることができない。
【0009】また、前記第2の蒸留部の回収部と第3の
蒸留部の濃縮部との間に集液装置が配設され、該集液装
置において、前記第2の蒸留部の回収部から下降してき
た液体が集められ、第3の蒸留部の濃縮部に分配される
が、前記集液装置においては、製品として液体の一部が
取り出されるので、液体の流れに偏りが生じ、液体を第
3の蒸留部の濃縮部に均一に分配することができない。
したがって、前記集液装置の下方の室、すなわち、前記
第3の蒸留部の濃縮部において液体と蒸気とを十分に接
触させることができない。
【0010】そして、前記集液装置においては、前記第
3の蒸留部の濃縮部から上昇してきた蒸気が、前記液体
と対向させられて流れ、第2の蒸留部の回収部に送られ
るが、前記液体の流れに偏りが生じていると、蒸気を第
2の蒸留部の回収部に均一に送ることができない。した
がって、前記集液装置の上方の室、すなわち、前記第2
の蒸留部の回収部において液体と蒸気とを十分に接触さ
せることができない。
【0011】本発明は、前記従来の蒸留装置の問題点を
解決して、前記集液装置の上方の室又は下方の室におい
て液体と蒸気とを十分に接触させることができる集液装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の集
液装置においては、外筐(きょう)と、該外筐内を分割
し、互いに隣接させて複数の室を形成する中仕切りと、
前記外筐及び中仕切りの内周に沿って集液溝を形成する
コレクタボックスと、該コレクタボックス上に所定のピ
ッチで互いに平行に複数配設されたコレクタラミナとを
有する。
【0013】そして、該各コレクタラミナは傾斜部及び
溝部を備え、各溝部の一端は前記集液溝の外筐側部分
に、他端は前記集液溝の中仕切り側部分に臨ませられ
る。本発明の他の集液装置においては、さらに、前記各
コレクタラミナは、中仕切りに対して直角の方向に配設
される。本発明の更に他の集液装置においては、さら
に、前記各コレクタラミナは、前記室の中央から離れる
側に向けて傾斜させられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の
実施の形態における結合型蒸留塔の概念図である。図に
おいて、10は結合型蒸留塔であり、該結合型蒸留塔1
0は、第1セクション11、第2セクション12、第3
セクション13、第4セクション14、第5セクション
15、第6セクション16、第7セクション17、第8
セクション18及び第9セクション19から成る。
【0015】そして、前記第4セクション14、第5セ
クション15及び第6セクション16は、それぞれ平板
状の中仕切り22〜24によって第1室14A〜16A
と第2室14B〜とに区分され、第1室14A〜16A
と第2室14B〜16Bとはそれぞれ互いに隣接させら
れる。また、前記第1室14A、15A、16Aによっ
て第1の蒸留部25が、前記第1セクション11、第2
セクション12、第3セクション13及び第2室14B
によって第2の蒸留部26が、前記第2室15B、16
B、第7セクション17、第8セクション18及び第9
セクション19によって第3の蒸留部27がそれぞれ形
成される。なお、前記中仕切り22〜24を断熱材によ
って形成したり、中仕切り22〜24の内部を真空にし
たりして、中仕切り22〜24を断熱構造にすることも
できる。
【0016】この場合、第1室14Aと第2室14Bと
の間、第1室15Aと第2室15Bとの間、及び第1室
16Aと第2室16Bとの間の熱伝達をそれぞれ少なく
することができるので、蒸留の効率を高くすることがで
きる。そして、結合型蒸留塔10のほぼ中央に前記第5
セクション15が配設され、第1室15Aにフィードノ
ズル41が、第2室15Bにサイドカットノズル42が
それぞれ配設される。また、結合型蒸留塔10の塔頂に
前記第1セクション11が配設され、該第1セクション
11に、図示されない凝縮器に接続された蒸気出口43
及び還流液入口44がそれぞれ配設される。さらに、結
合型蒸留塔10の塔底に第9セクション19が配設さ
れ、該第9セクション19に、図示されない蒸発器と接
続させて缶出液出口45及び蒸気入口46がそれぞれ配
設される。
【0017】前記構成の結合型蒸留塔10において、複
数の成分A〜Cを含有する混合物が原液Mとして前記フ
ィードノズル41を介して供給される。なお、成分Aは
成分Bより、成分Bは成分Cより沸点が低い。また、前
記結合型蒸留塔10及び前記凝縮器、蒸発器等によって
蒸留装置が構成される。また、前記第1の蒸留部25内
において、前記フィードノズル41より上方に配設され
た第1室14Aによって濃縮部AR1が、フィードノズ
ル41より下方に配設された第1室16Aによって回収
部AR2がそれぞれ形成される。そして、前記第2の蒸
留部26内において、第2セクション12によって濃縮
部AR3が、前記濃縮部AR1と隣接させて配設された
第2室14Bによって回収部AR4がそれぞれ形成され
る。さらに、前記第3の蒸留部27内において、前記回
収部AR2と隣接させて配設された第2室16Bによっ
て濃縮部AR5が、第8セクション18によって回収部
AR6がそれぞれ形成される。
【0018】このように、図に示されるように、第1の
蒸留部25の上端が第2の蒸留部26の中央に、第1の
蒸留部25の下端が第3の蒸留部27の中央にそれぞれ
接続される。そして、前記回収部AR2においては、フ
ィードノズル41から供給された原液Mが下降し、上方
において成分A及びBに富んだ蒸気を、下方になるに従
って成分B及びCに富んだ液体をそれぞれ発生させ、第
1の蒸留部25の下端から前記成分B及びCに富んだ液
体が第3の蒸留部27に供給される。
【0019】さらに、前記成分B及びCに富んだ液体
は、第3の蒸留部27内において加熱されて成分B及び
Cに富んだ蒸気になり、前記回収部AR2内を上昇する
間に原液Mと接触し、該原液Mから成分A及びBに富ん
だ蒸気を発生させる。続いて、該成分A及びBに富んだ
蒸気は、濃縮部AR1内を上昇し、前記第1の蒸留部2
5の上端から第2の蒸留部26に供給される。さらに、
前記成分A及びBに富んだ蒸気は、第2の蒸留部26内
において冷却されて凝縮され、成分A及びBに富んだ液
体になる。
【0020】そして、該成分A及びBに富んだ液体の一
部は、濃縮部AR1に還流され、該濃縮部AR1内を上
昇する成分A及びBに富んだ蒸気と接触させられる。こ
のようにして、第1の蒸留部25の上端から第2の蒸留
部26に成分A及びBに富んだ蒸気を供給することがで
きる。ところで、結合型蒸留塔10の塔頂には蒸気出口
43が、塔底には缶出液出口45がそれぞれ形成され
る。そして、前記回収部AR6においては、成分B及び
Cに富んだ液体が下降し、上方において成分Bに富んだ
蒸気を、下方になるに従って成分Cに富んだ液体をそれ
ぞれ発生させる。したがって、該成分Cに富んだ液体は
缶出液として缶出液出口45から排出される。
【0021】また、前記缶出液出口45から排出された
成分Cに富んだ液体の一部は前記蒸発器に送られ、該蒸
発器によって加熱されて成分Cに富んだ蒸気になる。該
成分Cに富んだ蒸気は、蒸気入口46から第9セクショ
ン19に供給され、該第9セクション19内及び前記回
収部AR6内を上昇する間に、成分B及びCに富んだ液
体と接触し、該成分B及びCに富んだ液体から成分Bに
富んだ蒸気を発生させる。
【0022】続いて、該成分Bに富んだ蒸気の一部は、
濃縮部AR5内を上昇し、第3の蒸留部27の上端にお
いて、第2の蒸留部26からの成分Bに富んだ液体と接
触し、成分Bに富んだ液体になる。このようにして、第
3の蒸留部27の上端において得られた成分Bに富んだ
液体は、サイドカット液、すなわち、製品としてサイド
カットノズル42から排出される。
【0023】一方、前記第2の蒸留部26の回収部AR
4においては成分A及びBに富んだ液体が下降し、上方
において成分Aに富んだ蒸気を、下方になるに従って成
分Bに富んだ液体をそれぞれ発生させる。このようにし
て、前記第2の蒸留部26の下端において成分Bに富ん
だ液体が得られる。また、前記成分Aに富んだ蒸気は、
濃縮部AR3内を上昇して前記蒸気出口43から排出さ
れ、前記凝縮器に送られ、該凝縮器によって凝縮されて
成分Aに富んだ液体になる。
【0024】このように、成分A及びBに富んだ液体
は、前記第2の蒸留部26によって成分Aに富んだ蒸気
と成分Bに富んだ液体とに分離させられ、成分Aに富ん
だ蒸気は塔頂から排出され、凝縮器によって凝縮されて
成分Aに富んだ液体になり、成分Bに富んだ液体は製品
としてサイドカットノズル42から排出される。また、
成分B及びCに富んだ液体は、前記第3の蒸留部27に
よって成分Bに富んだ液体と成分Cに富んだ液体とに分
離させられ、成分Bに富んだ液体は製品としてサイドカ
ットノズル42から排出され、成分Cに富んだ液体は缶
出液出口45から排出される。
【0025】そして、成分Aの蒸留の効率を高くするた
めに、前記成分Aに富んだ液体を前記還流液入口44か
ら濃縮部AR3に還流し、該濃縮部AR3内を上昇する
成分A及びBに富んだ蒸気と接触させるようにしてい
る。なお、前記各濃縮部AR1、AR3、AR5及び各
回収部AR2、AR4、AR6は、一つの節から成る充
填(てん)物によって形成されるようになっているが、
蒸留しようとする各成分A〜C間の比揮発度によって
は、蒸留に必要な理論段数を確保するために、使用され
る充填物の特性に対応させて複数の節から成る充填物に
よって形成することもできる。また、各節間にディスト
リビュータを配設することもできる。また、フィードノ
ズル41及びサイドカットノズル42を必ずしも同じ高
さに配置する必要はない。
【0026】このようにして、複数の蒸留塔を使用する
ことなく、原液Mを各成分A〜Cに分離させることがで
きる。また、複数の蒸留塔において加熱及び冷却をそれ
ぞれ繰り返す必要がないので、凝縮器、蒸発器、図示さ
れないポンプ等の計装品を配設する必要がなくなる。し
たがって、蒸留装置の占有面積を小さくすることができ
るだけでなく、ユーティリティの使用量及び消費エネル
ギーを少なくすることができ、蒸留装置のコストを低く
することができる。
【0027】前記結合型蒸留塔10は、全体で約30〜
100段の理論段数を有し、第4セクション14及び第
6セクション16にそれぞれ5〜30段程度を当てるよ
うにするのが好ましい。ところで、第3セクション13
にコレクタ54及びチャンネル型のディストリビュータ
61が配設され、前記コレクタ54によって集められた
液体は、前記ディストリビュータ61によって所定の配
分比率で第4セクション14の第1室14Aと第2室1
4Bとに異なる量ずつ分配される。
【0028】また、第5セクション15の第1室15A
におけるフィードノズル41の直上にはラミナ型のコレ
クタ62が、直下にチューブラ型のディストリビュータ
63が配設され、前記コレクタ62によって集められた
液体は、前記フィードノズル41を介して供給された原
液Mと共に、ディストリビュータ63によって第6セク
ション16の第1室16Aに分配される。
【0029】一方、第5セクション15の第2室15B
におけるサイドカットノズル42の直上にはラミナ型の
コレクタ65が、直下にチューブラ型のディストリビュ
ータ66が配設され、前記コレクタ65によって集めら
れた液体は、製品として前記サイドカットノズル42か
ら排出されるとともに、ディストリビュータ66によっ
て第6セクション16の第2室16Bに分配される。
【0030】さらに、第7セクション17には、コレク
タ67及びチューブラ型のディストリビュータ68が配
設され、第6セクション16から下降してきた液体は、
前記コレクタ67によって集められた後、ディストリビ
ュータ68によって前記第8セクション18に分配され
る。ところで、前記第1の蒸留部25の濃縮部AR1か
ら下降してきた液体と回収部AR2を上昇する蒸気とを
接触させる必要があるが、フィードノズル41を介して
原液Mがそのまま供給されると、液体の流れに偏りが生
じ、前記濃縮部AR1及び回収部AR2において液体と
蒸気とを十分に接触させることができない。
【0031】また、前記第2の蒸留部26の回収部AR
4から下降してきた液体と第3の蒸留部27の濃縮部A
R5を上昇する蒸気とを接触させ、かつ、製品として前
記液体の一部を取り出すようになっているが、該製品を
取り出すために、第2室15B内に図示されない液体受
けを大きく突出させると、該液体受けによって蒸気の流
れに偏りが生じ、前記回収部AR4及び濃縮部AR5に
おいて液体と蒸気とを十分に接触させることができな
い。
【0032】そこで、前述されたように、前記コレクタ
62、65にラミナ型のものを使用するようにしてい
る。図1は本発明の実施の形態におけるコレクタの要部
断面図、図3は本発明の実施の形態におけるコレクタの
平面図、図4は本発明の実施の形態におけるコレクタボ
ックスの平面図、図5は本発明の実施の形態におけるコ
レクタボックスの断面図である。この場合、図1及び3
においては、コレクタ62だけについて、図4及び5に
おいては、コレクタ62、65(図2)について示され
る。
【0033】図において、15は第5セクション、15
Aは第1室、15Bは第2室、62はコレクタである。
該コレクタ62は、外筐としての塔本体70、該塔本体
70における第5セクション15を分割して半円筒状の
第1室15A及び第2室15Bを形成する中仕切り2
3、前記塔本体70及び中仕切り23の内周に沿って集
液溝91を形成するコレクタボックス72、該コレクタ
ボックス72上に架設されたラミナサポート92、並び
に該ラミナサポート92に沿って所定のピッチで互いに
平行に複数配設されたコレクタラミナ93、94から成
る。また、各コレクタラミナ93、94は、図3に示さ
れるように、前記コレクタボックス72の内周壁72a
上において塔本体70側部分と中仕切り23側部分との
間に架設され、中仕切り23に対して直角の方向に延在
させられる。
【0034】そして、各コレクタラミナ93、94は、
上端に曲折部73を、中央に傾斜部74を、下端に溝部
75を備え、前記曲折部73及び溝部75はいずれも水
平(図1における奥行方向)に延びる。なお、各コレク
タラミナ93、94のうち中央のコレクタラミナ94
は、一つの溝部75に対して傾斜部74及び曲折部73
を二つ備え、二つの傾斜部74は第1室15Aの中央か
ら離れる側に向けて傾斜させられる。そして、各コレク
タラミナ93は、前記コレクタラミナ94を挟んで両側
に、例えば、4個ずつ配設され、いずれも前記第1室1
5Aの中央から離れる側に向けて傾斜させられる。しか
も、前記各曲折部73の先端は、隣接するコレクタラミ
ナ93の傾斜部74とオーバラップさせられ、下降して
きた液体が必ずコレクタラミナ93、94に当たるよう
になっている。
【0035】また、前記各溝部75の一端は集液溝91
の塔本体70側部分に臨ませて、他端は集液溝91の中
仕切り23側部分に臨ませられるので、溝部75内に集
められた液体は、塔本体70側から、又は中仕切り23
側から集液溝91に送られる。そして、該集液溝91に
おける中仕切り23から最も離れた部分には、塔本体7
0にフィードノズル41が接続され、コレクタボックス
72に液抜出ノズル95が接続される。また、前記コレ
クタ65は、コレクタ62と同様の構造を有し、前記集
液溝91における中仕切り23から最も離れた部分に
は、塔本体70にサイドカットノズル42が接続され、
コレクタボックス72に液抜出ノズル95が接続され
る。
【0036】この場合、塔本体70、中仕切り23及び
コレクタ62、65によって集液装置が構成される。し
たがって、第4セクション14の第1室14Aから下降
してきた液体は、コレクタ62の各コレクタラミナ9
3、94に当たった後、傾斜部74に沿って流れ、溝部
75によって受けられ、水平方向に移動させられて、集
液溝91に送られ、該集液溝91において、フィードノ
ズル41から供給された原液Mが混入される。続いて、
集液溝91内の液体は、液抜出ノズル95から抜き出さ
れてディストリビュータ63に送られ、該ディストリビ
ュータ63によって第6セクション16の第1室16A
に供給される。この場合、集液溝91内において、フィ
ードノズル41を介して供給された原液Mは、前記コレ
クタ62によって集められた液体に混入され、ディスト
リビュータ63によって第1室16Aに供給されるの
で、液体の流れに偏りが生じることはない。
【0037】また、該第1室16Aから上昇してきた蒸
気は、前記コレクタ62の各コレクタラミナ93、94
間の隙(すき)間を通り、傾斜部74に沿って第1室1
5Aの中央から離れる側に傾けられて上昇する。このと
き、前記蒸気は傾斜部74に沿って円滑に上昇させられ
るので、コレクタ62による圧力損失は、ほとんど無視
することができるほど小さくなる。したがって、蒸気の
流れに偏りが生じない。
【0038】このように、液体及び蒸気の流れに偏りが
生じないので、濃縮部AR1及び回収部AR2において
液体と蒸気とを十分に接触させることができる。そし
て、第4セクション14の第2室14Bから下降してき
た液体は、同様に、コレクタ65の各コレクタラミナ9
3、94に当たった後、傾斜部74に沿って流れ、溝部
75によって受けられ、水平方向に移動させられて集液
溝91に送られる。該集液溝91において、一部の液体
が製品としてサイドカットノズル42から取り出され
る。続いて、集液溝91内の液体は、液抜出ノズル95
を介して抜き出されて前記ディストリビュータ66に送
られ、該ディストリビュータ66によって第6セクショ
ン16の第2室16Bに供給される。この場合、前記製
品を取り出すために、第2室15B内にコレクタボック
ス72を大きく突出させる必要がないので、コレクタボ
ックス72によって蒸気の流れに偏りが生じない。
【0039】また、該第2室16Bから上昇してきた蒸
気は、前記コレクタ65の各コレクタラミナ93、94
間の隙間を通り、傾斜部74に沿って第2室15Bの中
央から離れる側に傾けられて上昇する。このとき、前記
蒸気は傾斜部74に沿って円滑に上昇させられるので、
コレクタ65による圧力損失は、ほとんど無視すること
ができるほど小さくなる。したがって、蒸気の流れに偏
りが生じない。
【0040】このように、蒸気の流れに偏りが生じない
ので、回収部AR4及び濃縮部AR5において液体と蒸
気とを十分に接触させることができる。なお、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣
旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、集液装置においては、外筐と、該外筐内を分割
し、互いに隣接させて複数の室を形成する中仕切りと、
前記外筐及び中仕切りの内周に沿って集液溝を形成する
コレクタボックスと、該コレクタボックス上に所定のピ
ッチで互いに平行に複数配設されたコレクタラミナとを
有する。
【0042】そして、該各コレクタラミナは傾斜部及び
溝部を備え、各溝部の一端は前記集液溝の外筐側部分
に、他端は前記集液溝の中仕切り側部分に臨ませられ
る。この場合、上方の室から下降してきた液体は、各コ
レクタラミナに当たった後、傾斜部に沿って流れ、溝部
によって受けられ、水平方向に移動させられて前記集液
溝に送られる。
【0043】したがって、該集液溝内において液体に原
液を混入させることができるので、液体の流れに偏りが
生じることはない。したがって、上方及び下方の室にお
いて液体と蒸気とを十分に接触させることができる。ま
た、前記製品を取り出すために、外筐内にコレクタボッ
クスを大きく突出させる必要がないので、蒸気の流れに
偏りが生じないので、上方及び下方の室において液体と
蒸気とを十分に接触させることができる。
【0044】また、下方の室から上昇してきた蒸気は、
前記各コレクタラミナ間の隙間を通り、傾斜部に沿って
中央から離れる側に傾けられて上昇する。このとき、前
記蒸気は傾斜部に沿って円滑に上昇させられるので、圧
力損失はほとんど無視することができるほど小さくな
る。したがって、蒸気の流れに偏りが生じないので、上
方及び下方の室において液体と蒸気とを十分に接触させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるコレクタの要部断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態における結合型蒸留塔の概
念図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるコレクタの平面図
である。
【図4】本発明の実施の形態におけるコレクタボックス
の平面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるコレクタボックス
の断面図である。
【符号の説明】
23 中仕切り 62、65 コレクタ 70 塔本体 72 コレクタボックス 74 傾斜部 75 溝部 91 集液溝 93、94 コレクタラミナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 昇 東京都田無市谷戸町二丁目1番1号 住重 東京エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 長島 実 東京都田無市谷戸町二丁目1番1号 住重 東京エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)外筐と、(b)該外筐内を分割
    し、互いに隣接させて複数の室を形成する中仕切りと、
    (c)前記外筐及び中仕切りの内周に沿って集液溝を形
    成するコレクタボックスと、(d)該コレクタボックス
    上に所定のピッチで互いに平行に複数配設されたコレク
    タラミナとを有するとともに、(e)該各コレクタラミ
    ナは傾斜部及び溝部を備え、各溝部の一端は前記集液溝
    の外筐側部分に、他端は前記集液溝の中仕切り側部分に
    臨ませられることを特徴とする集液装置。
  2. 【請求項2】 前記各コレクタラミナは、中仕切りに対
    して直角の方向に配設される請求項1に記載の集液装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各コレクタラミナは、前記室の中央
    から離れる側に向けて傾斜させられる請求項2に記載の
    集液装置。
JP12311998A 1998-05-06 1998-05-06 集液装置 Pending JPH11314007A (ja)

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IDW20002270A ID27034A (id) 1998-05-06 1999-04-28 Piranti penyulingan dan metode penyulingan
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US10/279,919 US20030047438A1 (en) 1998-05-06 2002-10-25 Distillation apparatus and distillation method

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