JPH11314111A - 熱延鋼板の蛇行防止装置 - Google Patents
熱延鋼板の蛇行防止装置Info
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- JPH11314111A JPH11314111A JP4137199A JP4137199A JPH11314111A JP H11314111 A JPH11314111 A JP H11314111A JP 4137199 A JP4137199 A JP 4137199A JP 4137199 A JP4137199 A JP 4137199A JP H11314111 A JPH11314111 A JP H11314111A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】熱間仕上げ圧延する鋼帯の鋼種、サイズの変更
があっても、あるいは同一鋼帯においても、確実に蛇行
防止が可能な熱延鋼板の蛇行防止装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】熱間仕上圧延機の出側ランアウトテーブル
に設けられた熱延鋼板の蛇行防止装置であって、熱延鋼
板の両側端部に高圧水を噴射するスプレーノズル対を備
えるようにした。また、該高圧水の圧力及び/又は流量
を変更自在とした。
があっても、あるいは同一鋼帯においても、確実に蛇行
防止が可能な熱延鋼板の蛇行防止装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】熱間仕上圧延機の出側ランアウトテーブル
に設けられた熱延鋼板の蛇行防止装置であって、熱延鋼
板の両側端部に高圧水を噴射するスプレーノズル対を備
えるようにした。また、該高圧水の圧力及び/又は流量
を変更自在とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱延鋼板の蛇行防
止装置に係わり、特に、熱延仕上圧延機から抜け出た熱
延鋼板がランアウトテーブル上を巻取機まで搬送される
間に発生する蛇行を防止する熱延鋼板の蛇行防止装置で
ある。
止装置に係わり、特に、熱延仕上圧延機から抜け出た熱
延鋼板がランアウトテーブル上を巻取機まで搬送される
間に発生する蛇行を防止する熱延鋼板の蛇行防止装置で
ある。
【0002】
【従来の技術】熱延鋼板は、1本当たりの重量が20ト
ンの厚肉な鋼鋳片を連続的に圧延して薄肉化し、所定厚
み及び幅の鋼帯とし、コイル状に巻き取って製品とされ
る。その際、仕上圧延後の熱延鋼板は、長さが1,00
0mにもなるので、巻取機まではランアウトテーブル上
を高速で搬送される。
ンの厚肉な鋼鋳片を連続的に圧延して薄肉化し、所定厚
み及び幅の鋼帯とし、コイル状に巻き取って製品とされ
る。その際、仕上圧延後の熱延鋼板は、長さが1,00
0mにもなるので、巻取機まではランアウトテーブル上
を高速で搬送される。
【0003】ところで、かかる熱延鋼板は、先端が種々
の形状となり、また、該先端が巻取機に巻き付くまで
は、熱延鋼板には張力が働かないことから、ランアウト
テーブル上で直進せずに蛇行することが多い。そのた
め、熱延鋼板の先端が巻取機に正しい姿勢で巻き付くよ
うに、通常は、ランアウトテーブルに機械式のサイドガ
イドを設けて熱延鋼板の蛇行修正を行っている。また、
熱延鋼板の尾端が仕上圧延機を抜けると、熱延鋼板の張
力が喪失して尾端部が蛇行することがあることから、こ
の尾端部に対しても先端部と同様に蛇行修正が行われて
いる。
の形状となり、また、該先端が巻取機に巻き付くまで
は、熱延鋼板には張力が働かないことから、ランアウト
テーブル上で直進せずに蛇行することが多い。そのた
め、熱延鋼板の先端が巻取機に正しい姿勢で巻き付くよ
うに、通常は、ランアウトテーブルに機械式のサイドガ
イドを設けて熱延鋼板の蛇行修正を行っている。また、
熱延鋼板の尾端が仕上圧延機を抜けると、熱延鋼板の張
力が喪失して尾端部が蛇行することがあることから、こ
の尾端部に対しても先端部と同様に蛇行修正が行われて
いる。
【0004】しかしながら、機械式サイドガイドによる
蛇行修正は、熱延鋼板の側端部を損傷させるという問題
があり、特に板厚が薄い熱延鋼板の場合は損傷発生の頻
度が高かった。
蛇行修正は、熱延鋼板の側端部を損傷させるという問題
があり、特に板厚が薄い熱延鋼板の場合は損傷発生の頻
度が高かった。
【0005】一方、熱延鋼板の製造ラインでは、種々の
鋼種やサイズ(厚み及び幅)のものが、圧延されるの
で、ランアウトテーブル上を種々のサイズの鋼帯が走行
することになる。つまり、厚物(通常、板厚4mm以上
をいう)、薄物(板厚1〜2mm程度)、広幅(1,5
00mm幅)、狭幅(900mm幅)の鋼帯が走行し、
同一の装置で蛇行の防止を行う必要がある。
鋼種やサイズ(厚み及び幅)のものが、圧延されるの
で、ランアウトテーブル上を種々のサイズの鋼帯が走行
することになる。つまり、厚物(通常、板厚4mm以上
をいう)、薄物(板厚1〜2mm程度)、広幅(1,5
00mm幅)、狭幅(900mm幅)の鋼帯が走行し、
同一の装置で蛇行の防止を行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑み、熱間仕上げ圧延する鋼帯の鋼種、サイズの変更
があっても、あるいは同一鋼帯においても、確実に蛇行
防止が可能な熱延鋼板の蛇行防止装置を提供することを
目的とする。
に鑑み、熱間仕上げ圧延する鋼帯の鋼種、サイズの変更
があっても、あるいは同一鋼帯においても、確実に蛇行
防止が可能な熱延鋼板の蛇行防止装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するため、機械式サイドガイドに変わる手段の発
見に鋭意努力し、高圧水の利用を着想した。そして、こ
の着想を本発明として具現化した。
を達成するため、機械式サイドガイドに変わる手段の発
見に鋭意努力し、高圧水の利用を着想した。そして、こ
の着想を本発明として具現化した。
【0008】すなわち、本発明は、熱間仕上圧延機の出
側ランアウトテーブルに設けられた熱延鋼板の蛇行防止
装置であって、前記熱延鋼板の両側端部に高圧水を噴出
するスプレーノズル対を備えたことを特徴とする熱延鋼
板の蛇行防止装置である。
側ランアウトテーブルに設けられた熱延鋼板の蛇行防止
装置であって、前記熱延鋼板の両側端部に高圧水を噴出
するスプレーノズル対を備えたことを特徴とする熱延鋼
板の蛇行防止装置である。
【0009】この発明では、熱延鋼板の両側端部にスプ
レーノズル対から高圧水を噴出して熱延鋼板をランアウ
トテーブルの中心線方向に押すようにしたので、従来の
機械式サイドガイドのように熱延鋼板の側端部に機械的
接触による損傷を与えることなく、蛇行防止を図ること
ができる。
レーノズル対から高圧水を噴出して熱延鋼板をランアウ
トテーブルの中心線方向に押すようにしたので、従来の
機械式サイドガイドのように熱延鋼板の側端部に機械的
接触による損傷を与えることなく、蛇行防止を図ること
ができる。
【0010】また、本発明は、前記スプレーノズル対か
ら噴射される高圧水の圧力及び/又は流量を熱延鋼板の
厚み及び/又は幅に応じて変更自在としたことを特徴と
している。この場合、噴出する高圧水の圧力及び/又は
流量の異なるスプレーノズル対を複数設け、熱延鋼板の
厚み及び/又は幅の変化に応じて、適切なスプレーノズ
ル対を選択するようにしても良い。熱延鋼板の板厚が薄
いものから厚いもの、あるいは板幅が狭いものから広い
ものまで広範囲に変更されると、一定圧力・一定流量の
高圧水を熱延鋼板の両側端部に噴出するだけでは適正な
蛇行防止を行うことが困難だからである。例えば、厚物
材の蛇行防止に適した圧力および流量の高圧水を薄物材
に噴出すると、高圧水のエネルギが大きいため、薄物材
の蛇行を助長し、逆に、薄物材に適した圧力および流量
の高圧水を厚物材に噴出すると、高圧水のエネルギが小
さいため、十分な蛇行防止を行うことは困難である。そ
こで、予め、噴出される高圧水の圧力及び/又は流量の
異なるスプレーノズル対を複数準備しておき、ランナウ
トテーブル上を走行する熱延鋼板の板厚に応じて、使用
する適切なスプレ−ノズル対を選択するようにして、薄
物から厚物までの熱延鋼板に疵を発生させることなく良
好な蛇行防止が可能となる。なお、噴出させる高圧水の
圧力や流量の調整は、スプレーノズル対を一対としてお
いて、高圧ポンプの圧力を可変としたり、高圧ポンプか
らスプレーノズルまでの配管に流量調節弁を設けて、こ
れにより調整するようにしても良い。
ら噴射される高圧水の圧力及び/又は流量を熱延鋼板の
厚み及び/又は幅に応じて変更自在としたことを特徴と
している。この場合、噴出する高圧水の圧力及び/又は
流量の異なるスプレーノズル対を複数設け、熱延鋼板の
厚み及び/又は幅の変化に応じて、適切なスプレーノズ
ル対を選択するようにしても良い。熱延鋼板の板厚が薄
いものから厚いもの、あるいは板幅が狭いものから広い
ものまで広範囲に変更されると、一定圧力・一定流量の
高圧水を熱延鋼板の両側端部に噴出するだけでは適正な
蛇行防止を行うことが困難だからである。例えば、厚物
材の蛇行防止に適した圧力および流量の高圧水を薄物材
に噴出すると、高圧水のエネルギが大きいため、薄物材
の蛇行を助長し、逆に、薄物材に適した圧力および流量
の高圧水を厚物材に噴出すると、高圧水のエネルギが小
さいため、十分な蛇行防止を行うことは困難である。そ
こで、予め、噴出される高圧水の圧力及び/又は流量の
異なるスプレーノズル対を複数準備しておき、ランナウ
トテーブル上を走行する熱延鋼板の板厚に応じて、使用
する適切なスプレ−ノズル対を選択するようにして、薄
物から厚物までの熱延鋼板に疵を発生させることなく良
好な蛇行防止が可能となる。なお、噴出させる高圧水の
圧力や流量の調整は、スプレーノズル対を一対としてお
いて、高圧ポンプの圧力を可変としたり、高圧ポンプか
らスプレーノズルまでの配管に流量調節弁を設けて、こ
れにより調整するようにしても良い。
【0011】この発明では、熱延鋼板の板厚及び/又は
幅に応じて、高圧水の圧力およびまたは流量を調整する
ようにしたので、熱延鋼板のサイズの変更や変動があっ
ても、疵を発生させることなく確実に蛇行を防止するこ
とができる。この場合、蛇行防止装置の上流に、板厚検
出器、板幅検出器及び板通過検出器を設けることが好ま
しい。それらによって、高圧水の圧力及び/又は流量の
調整と、変更するタイミングとを確実に把握できるから
である。従って、本発明によれば、鋼帯のサイズ変更時
ばかりでなく、同一鋼帯での板厚や板幅の変動による蛇
行をもダイナミックに防止できるようになる。
幅に応じて、高圧水の圧力およびまたは流量を調整する
ようにしたので、熱延鋼板のサイズの変更や変動があっ
ても、疵を発生させることなく確実に蛇行を防止するこ
とができる。この場合、蛇行防止装置の上流に、板厚検
出器、板幅検出器及び板通過検出器を設けることが好ま
しい。それらによって、高圧水の圧力及び/又は流量の
調整と、変更するタイミングとを確実に把握できるから
である。従って、本発明によれば、鋼帯のサイズ変更時
ばかりでなく、同一鋼帯での板厚や板幅の変動による蛇
行をもダイナミックに防止できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明に係
る蛇行防止装置を説明する。
る蛇行防止装置を説明する。
【0013】図1において、1は、仕上圧延機(図示せ
ず)と巻取機(図示せず)との間に設置されているラン
アウトテーブルであり、複数のテーブルローラ2から構
成される。これらのテーブルローラ2は、減速機4を介
してモータ3で回転駆動される。
ず)と巻取機(図示せず)との間に設置されているラン
アウトテーブルであり、複数のテーブルローラ2から構
成される。これらのテーブルローラ2は、減速機4を介
してモータ3で回転駆動される。
【0014】仕上圧延機を抜け出た熱延鋼板Sは、ラン
アウトテーブル1上を矢印A方向に搬送されて巻取機に
巻き取られる。その際、鋼板Sの先端が巻取機に巻き付
くまでは、該熱延鋼板Sは、ランアウトテーブル1上を
張力のない状態で走行する。ところが、熱延鋼板Sの先
端は、直進せずに曲がってしまうことが多く、そのた
め、従来は、該熱延鋼板Sを幅方向で挟むように機械式
サイドガイドを設置し、これにより熱延鋼帯Sの中心軸
がランアウトテーブル1の中心位置10となるようにし
ていた。また、熱延鋼板Sの尾端が仕上圧延機を抜ける
と、熱延鋼板Sの張力が喪失して尾端部が蛇行すること
があることから、この尾端部に対しても先端部と同様に
蛇行修正が行われていた。しかしながら、このサイドガ
イドは、熱延鋼板Sと機械的に接触するので、該熱延鋼
板Sの幅方向端面に疵が発生することが多かった。
アウトテーブル1上を矢印A方向に搬送されて巻取機に
巻き取られる。その際、鋼板Sの先端が巻取機に巻き付
くまでは、該熱延鋼板Sは、ランアウトテーブル1上を
張力のない状態で走行する。ところが、熱延鋼板Sの先
端は、直進せずに曲がってしまうことが多く、そのた
め、従来は、該熱延鋼板Sを幅方向で挟むように機械式
サイドガイドを設置し、これにより熱延鋼帯Sの中心軸
がランアウトテーブル1の中心位置10となるようにし
ていた。また、熱延鋼板Sの尾端が仕上圧延機を抜ける
と、熱延鋼板Sの張力が喪失して尾端部が蛇行すること
があることから、この尾端部に対しても先端部と同様に
蛇行修正が行われていた。しかしながら、このサイドガ
イドは、熱延鋼板Sと機械的に接触するので、該熱延鋼
板Sの幅方向端面に疵が発生することが多かった。
【0015】そこで、本発明では、この機械式サイドガ
イドに代え、前記図1に示したように、熱延鋼板Sに機
械部材を接触させずに蛇行防止が可能となる高圧水9を
利用することにしたものである。図1の5が、本実施形
態による蛇行防止装置であり、架台8、8’に、スプレ
ーノズル対6、6’が取り付けられ、ランアウトテーブ
ル1上を矢印A方向に搬送される熱延鋼板Sの両側端部
に高圧水9を噴出できるように構成されている。なお、
高圧水用の配管や弁類等は省略してある。
イドに代え、前記図1に示したように、熱延鋼板Sに機
械部材を接触させずに蛇行防止が可能となる高圧水9を
利用することにしたものである。図1の5が、本実施形
態による蛇行防止装置であり、架台8、8’に、スプレ
ーノズル対6、6’が取り付けられ、ランアウトテーブ
ル1上を矢印A方向に搬送される熱延鋼板Sの両側端部
に高圧水9を噴出できるように構成されている。なお、
高圧水用の配管や弁類等は省略してある。
【0016】そして、例えば、板厚が2.0mm以下の
熱延鋼板Sが通過する場合には、その先端部ないし尾端
部の両側端部に前記スプレーノズル対6、6’から高圧
水9を噴出させて蛇行を防止し、一方、例えば、板厚が
2.0mm以上に変化したり、あるいは変更された場合
には、高圧水9の圧力及び又は流量を大にして噴射し、
熱延鋼板Sの蛇行を防止する。
熱延鋼板Sが通過する場合には、その先端部ないし尾端
部の両側端部に前記スプレーノズル対6、6’から高圧
水9を噴出させて蛇行を防止し、一方、例えば、板厚が
2.0mm以上に変化したり、あるいは変更された場合
には、高圧水9の圧力及び又は流量を大にして噴射し、
熱延鋼板Sの蛇行を防止する。
【0017】ここで、スプレーノズル対6、6’からの
高圧水9の噴出方向は、熱延鋼板Sをランアウトテーブ
ル1の中心位置10の方向に押す力が生じる方向であれ
ば、いずれの方向でも良い。しかし、図1に示すよう
に、熱延鋼板Sの搬送方向Aに傾斜させるのが一層好ま
しい。なお、ノズル先端から熱延鋼板までの距離は、一
定であることが好ましく、該ノズル6,6’には、その
軸方向へ進退自在とする公知の手段(例えば、シリン
ダ)が備えられているのが良い。また、高圧水9の噴出
方向は、鋼板の端面に直接当るようにせず、図3に示す
ように、熱延鋼板Sの斜め上方から鋼板の端部に向けて
噴射させるようにしても良い。
高圧水9の噴出方向は、熱延鋼板Sをランアウトテーブ
ル1の中心位置10の方向に押す力が生じる方向であれ
ば、いずれの方向でも良い。しかし、図1に示すよう
に、熱延鋼板Sの搬送方向Aに傾斜させるのが一層好ま
しい。なお、ノズル先端から熱延鋼板までの距離は、一
定であることが好ましく、該ノズル6,6’には、その
軸方向へ進退自在とする公知の手段(例えば、シリン
ダ)が備えられているのが良い。また、高圧水9の噴出
方向は、鋼板の端面に直接当るようにせず、図3に示す
ように、熱延鋼板Sの斜め上方から鋼板の端部に向けて
噴射させるようにしても良い。
【0018】次に、高圧水9の噴射・停止について説明
する。
する。
【0019】ランアウトテーブル1上を走行する熱延鋼
板Sが厚肉、薄肉、幅狭、幅広であるかを板厚検出器あ
るいは板幅検出器で測定し、また、鋼板Sの先端部がス
プレーノズル対の設置位置を通過するタイミングを、鋼
板Sの走行速度から予測したり、仕上圧延機の出側に鋼
板の通過検出器を設置し、検出する。そして、この信号
は、図2に示すように、熱間圧延設備に付帯したプロセ
スコンピュータ7から各スプレーノズル対6,6’の配
管に設けられた自動弁11に伝達され、板厚等の変動、
変更に応じて該ノズル対6,6’から適切な圧力又は流
量の高圧水9が噴射されるように自動弁11の開度が調
整される。尾端についても同様である。なお、鋼板Sの
先端が巻取機に巻き付いて張力が確立すれば、高圧水9
の噴射を停止してよい。また、尾端については、尾端が
スプレーノズル対6,6’の設置位置を通過した後、高
圧水9の噴射を停止する。
板Sが厚肉、薄肉、幅狭、幅広であるかを板厚検出器あ
るいは板幅検出器で測定し、また、鋼板Sの先端部がス
プレーノズル対の設置位置を通過するタイミングを、鋼
板Sの走行速度から予測したり、仕上圧延機の出側に鋼
板の通過検出器を設置し、検出する。そして、この信号
は、図2に示すように、熱間圧延設備に付帯したプロセ
スコンピュータ7から各スプレーノズル対6,6’の配
管に設けられた自動弁11に伝達され、板厚等の変動、
変更に応じて該ノズル対6,6’から適切な圧力又は流
量の高圧水9が噴射されるように自動弁11の開度が調
整される。尾端についても同様である。なお、鋼板Sの
先端が巻取機に巻き付いて張力が確立すれば、高圧水9
の噴射を停止してよい。また、尾端については、尾端が
スプレーノズル対6,6’の設置位置を通過した後、高
圧水9の噴射を停止する。
【0020】図1では、2対のスプレーノズル対6,
6’を配置してあるが、一対でも良く、また、逆に、3
対以上にしてきめ細かく吹き付けるようにしても良い。
さらに、それぞれのスプレーノズル対6,6’で高圧水
9の圧力のみを異なるようにしても良いし、あるいは流
量のみを異なるようにしても良く、さらには圧力と流量
の両方を異なるようにしても良い。
6’を配置してあるが、一対でも良く、また、逆に、3
対以上にしてきめ細かく吹き付けるようにしても良い。
さらに、それぞれのスプレーノズル対6,6’で高圧水
9の圧力のみを異なるようにしても良いし、あるいは流
量のみを異なるようにしても良く、さらには圧力と流量
の両方を異なるようにしても良い。
【0021】加えて、本発明では、板厚、板幅の経時的
な変動に起因した蛇行をダイナミックに制御できるよう
に、熱延鋼板Sのサイズに応じて、噴出される高圧水9
の圧力もしくは流量、あるいは両者を調整するようにし
たが、本発明では、それに限らず、板厚、板幅の変更が
大きい場合には、スプレーノズル対として仕様の異なる
ものを複数配置し、適切な仕様のスプレーノズル対6,
6’を選択し、切り替えて使用するようにしても良い。
な変動に起因した蛇行をダイナミックに制御できるよう
に、熱延鋼板Sのサイズに応じて、噴出される高圧水9
の圧力もしくは流量、あるいは両者を調整するようにし
たが、本発明では、それに限らず、板厚、板幅の変更が
大きい場合には、スプレーノズル対として仕様の異なる
ものを複数配置し、適切な仕様のスプレーノズル対6,
6’を選択し、切り替えて使用するようにしても良い。
【0022】
【実施例】(実施例1)図1に示した2対のスプレーノ
ズル対6,6’を有する蛇行防止装置5を用いて、熱延
鋼板Sの蛇行発生状況および疵発生状況を調査した。
ズル対6,6’を有する蛇行防止装置5を用いて、熱延
鋼板Sの蛇行発生状況および疵発生状況を調査した。
【0023】まず、板厚が1.5mmの熱延鋼板Sがラ
ンアウトテーブル1上を走行する場合には、スプレーノ
ズル対6,6’から噴射する高圧水9の噴出圧力を10
kg/cm2、流量を100リットル/minとして操
業した。次に、板厚が2.5mmの熱延鋼板Sに変更さ
れたので、高圧水9の噴出圧力を20kg/cm2、流
量を200リットル/minに変更した。また、スプレ
ーノズル対6,6’からの高圧水9は、図3に示すよう
に、鋼板Sの端面を目がけて噴射し、かつ、鋼板Sの走
行方向Aに30度傾斜させるようにした。さらに、本発
明の効果を確認するため、蛇行防止装置5を使用しない
場合についても,同様に調査した。
ンアウトテーブル1上を走行する場合には、スプレーノ
ズル対6,6’から噴射する高圧水9の噴出圧力を10
kg/cm2、流量を100リットル/minとして操
業した。次に、板厚が2.5mmの熱延鋼板Sに変更さ
れたので、高圧水9の噴出圧力を20kg/cm2、流
量を200リットル/minに変更した。また、スプレ
ーノズル対6,6’からの高圧水9は、図3に示すよう
に、鋼板Sの端面を目がけて噴射し、かつ、鋼板Sの走
行方向Aに30度傾斜させるようにした。さらに、本発
明の効果を確認するため、蛇行防止装置5を使用しない
場合についても,同様に調査した。
【0024】かかる操業での蛇行発生状況を図4に示
す。図4より、本発明の蛇行防止装置5を用いること
で、蛇行を確実に防止できることが明らかである。その
際、いずれのケースにおいても、鋼帯の側端部に、疵は
観察されなかった。 (実施例2)3対のスプレーノズル対6,6’を有する
蛇行防止装置5を用いて、熱延鋼板Sの蛇行発生状況お
よび疵発生状況を調査した。
す。図4より、本発明の蛇行防止装置5を用いること
で、蛇行を確実に防止できることが明らかである。その
際、いずれのケースにおいても、鋼帯の側端部に、疵は
観察されなかった。 (実施例2)3対のスプレーノズル対6,6’を有する
蛇行防止装置5を用いて、熱延鋼板Sの蛇行発生状況お
よび疵発生状況を調査した。
【0025】まず、板厚1.5mm,板幅が900mm
の熱延鋼板Sがランアウトテーブル1上を走行する場合
には、スプレーノズル対6,6’から噴射する高圧水9
の噴出圧力を10kg/cm2、流量を100リットル
/minとして操業した。次に、板厚は同一で、板幅が
1500mmの熱延鋼板Sに変更されたので、高圧水9
の噴出圧力を20kg/cm2、流量を200リットル
/minに変更した。スプレーノズル対6,6’からの
高圧水9の噴射方向は、実施例1と同じである。さら
に、本発明の効果を確認するため、蛇行防止装置5を使
用しない場合についても,同様に調査した。
の熱延鋼板Sがランアウトテーブル1上を走行する場合
には、スプレーノズル対6,6’から噴射する高圧水9
の噴出圧力を10kg/cm2、流量を100リットル
/minとして操業した。次に、板厚は同一で、板幅が
1500mmの熱延鋼板Sに変更されたので、高圧水9
の噴出圧力を20kg/cm2、流量を200リットル
/minに変更した。スプレーノズル対6,6’からの
高圧水9の噴射方向は、実施例1と同じである。さら
に、本発明の効果を確認するため、蛇行防止装置5を使
用しない場合についても,同様に調査した。
【0026】かかる操業での蛇行発生状況を図5に示
す。図5より、本発明の蛇行防止装置5を用いること
で、蛇行を確実に防止できることが明らかである。その
際、いずれのケースにおいても、鋼帯の側端部に、疵は
観察されなかった。 (実施例3)3対のスプレーノズル対6,6’を有する
蛇行防止装置5を用いて、熱延鋼板Sの同一鋼帯での経
時的な蛇行発生防止を行なった。使用した熱延鋼帯S
は、板厚1.5mm,板幅が900mmのものである。
該熱延鋼板Sがランアウトテーブル1上を走行する際、
上流に設置した板厚検出器、板幅検出器、及び板通過検
出器で常時それらの情報をキャッチし、その情報に対応
するようスプレーノズル対6,6’の高圧水9の圧力及
び流量をその都度調整した。蛇行は、目視で観察した
が、該熱延鋼板Sの先端から後端までまったく蛇行のな
い走行ができ、円滑な巻取りが行われた。なお、最初の
設定値は、高圧水9の圧力を10kg/cm 2、流量を
100リットル/minとした。また、この場合も、鋼
帯の側端部に、疵は観察されなかった。
す。図5より、本発明の蛇行防止装置5を用いること
で、蛇行を確実に防止できることが明らかである。その
際、いずれのケースにおいても、鋼帯の側端部に、疵は
観察されなかった。 (実施例3)3対のスプレーノズル対6,6’を有する
蛇行防止装置5を用いて、熱延鋼板Sの同一鋼帯での経
時的な蛇行発生防止を行なった。使用した熱延鋼帯S
は、板厚1.5mm,板幅が900mmのものである。
該熱延鋼板Sがランアウトテーブル1上を走行する際、
上流に設置した板厚検出器、板幅検出器、及び板通過検
出器で常時それらの情報をキャッチし、その情報に対応
するようスプレーノズル対6,6’の高圧水9の圧力及
び流量をその都度調整した。蛇行は、目視で観察した
が、該熱延鋼板Sの先端から後端までまったく蛇行のな
い走行ができ、円滑な巻取りが行われた。なお、最初の
設定値は、高圧水9の圧力を10kg/cm 2、流量を
100リットル/minとした。また、この場合も、鋼
帯の側端部に、疵は観察されなかった。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、熱間
仕上圧延機から抜け出た熱延鋼板が、いかなるサイズで
あっても、疵を発生させることなく、蛇行を防止するこ
とができる。また、必要に応じて、同一鋼帯でのダイナ
ミックな蛇行防止が可能となる。
仕上圧延機から抜け出た熱延鋼板が、いかなるサイズで
あっても、疵を発生させることなく、蛇行を防止するこ
とができる。また、必要に応じて、同一鋼帯でのダイナ
ミックな蛇行防止が可能となる。
【0028】その結果、特に、薄肉の熱延鋼板の仕上圧
延が安定して実施できるようになり、熱延鋼板の歩留り
や生産性を大幅に向上させることができた。
延が安定して実施できるようになり、熱延鋼板の歩留り
や生産性を大幅に向上させることができた。
【図1】本発明に係る蛇行防止装置の概要を示す平面図
である。
である。
【図2】本発明に係る蛇行防止装置のスプレーノズルを
説明する図である。
説明する図である。
【図3】本発明に係る蛇行防止装置での高圧水の噴出状
況を示す模式図である。
況を示す模式図である。
【図4】本発明に係る蛇行防止装置の実施効果を示す図
である。
である。
【図5】本発明に係る蛇行防止装置の別の実施効果を示
す図である。
す図である。
1 ランアウトテーブル 2 テーブルローラ 3 モータ 4 減速機 5 蛇行防止装置 6、6’ スプレーノズル対 7 プロセスコンピュータ 8、8’ 架台 9 高圧水 10 ランアウトテーブルの中心線 11 自動弁 A 熱延鋼板の進行方向 S 熱延鋼板
Claims (2)
- 【請求項1】 熱間仕上圧延機の出側ランアウトテーブ
ルに設けられた熱延鋼板の蛇行防止装置であって、 前記熱延鋼板の両側端部に高圧水を噴出するスプレーノ
ズル対を備えたことを特徴とする熱延鋼板の蛇行防止装
置。 - 【請求項2】 前記スプレーノズル対から噴射される高
圧水の圧力及び/又は流量を、熱延鋼板の厚み及び/又
は幅に応じて変更自在としたことを特徴とする請求項1
記載の熱延鋼板の蛇行防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4137199A JPH11314111A (ja) | 1998-03-02 | 1999-02-19 | 熱延鋼板の蛇行防止装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-49627 | 1998-03-02 | ||
| JP4962798 | 1998-03-02 | ||
| JP4137199A JPH11314111A (ja) | 1998-03-02 | 1999-02-19 | 熱延鋼板の蛇行防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11314111A true JPH11314111A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=26380975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4137199A Withdrawn JPH11314111A (ja) | 1998-03-02 | 1999-02-19 | 熱延鋼板の蛇行防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11314111A (ja) |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP4137199A patent/JPH11314111A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |