JPH1131591A - 放電装置の駆動方法、放電装置の駆動装置、照明装置および液晶表示装置 - Google Patents

放電装置の駆動方法、放電装置の駆動装置、照明装置および液晶表示装置

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JPH1131591A
JPH1131591A JP18477097A JP18477097A JPH1131591A JP H1131591 A JPH1131591 A JP H1131591A JP 18477097 A JP18477097 A JP 18477097A JP 18477097 A JP18477097 A JP 18477097A JP H1131591 A JPH1131591 A JP H1131591A
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JP
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voltage
frequency
driving
electrodes
discharge
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JP18477097A
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English (en)
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Shinichi Shinada
眞一 品田
Shigeo Mikoshiba
茂生 御子柴
Tomokazu Shiga
智一 志賀
Kenji Kawabata
賢治 川端
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度、効率を向上し、しかも回路コストを安
価にし、高周波ノイズを小さくし、放電を安定にする。 【解決手段】 放電管10の放電管本体12の外面に一
対の電極41、42を設け、放電管本体12の内壁面に
蛍光体を塗布し、放電管本体12内に水銀とNe−Ar
とを封入し、電極41に第1の周波数を有しかつ電圧波
形が矩形波の第1の電圧V1aを発生する第1の駆動電
圧発生回路51aを接続し、電極42に第1の周波数よ
り高い第2の周波数を有し、電圧値が一定でありかつ電
圧波形が正弦波の第2の電圧V2を発生する第2の駆動
電圧発生回路52を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可視光、紫外光等を
放射する放電装置に関し、より詳細には屋内外の照明
用、表示用、機器用または液晶表示装置用のバックライ
ト等に用いられる放電装置の駆動方法、放電装置の駆動
装置、放電装置を用いた照明装置および照明装置を用い
た液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電を用いた光源、たとえば照明用や表
示用の蛍光ランプや平板型の放電装置等を駆動するには
種々の方法がある。たとえば、液晶表示装置のバックラ
イト用インバータや高周波点灯の蛍光ランプ等の一般的
な放電装置の駆動には、数十kHzの高周波を用いてい
る。これらの駆動方法の効率改善例として、たとえば特
願平8−191805号の明細書、図面に記載されてい
る放電装置の駆動方法がある。
【0003】図12は上記従来の放電装置の駆動方法に
おける駆動電圧波形を示すグラフである。すなわち、上
記従来の放電装置の駆動方法においては、放電装置に2
つの電極を設け、図12(a)に示すように、一方の電極
に基本の矩形波の電圧パルス61に電圧パルス61より
も高い周波数を有する高周波パルス63を重畳した電圧
V5を印加し、図12(b)に示すように、他方の電極に
電圧パルス61と位相が半周期ずれた電圧パルス62に
電圧パルス62よりも高い周波数を有する高周波パルス
64を重畳した電圧V6を印加して、交流放電を行な
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の放電装
置の駆動方法は、高輝度、高効率な放電装置が得られる
特徴があるが、高周波パルス63、64を重畳した電圧
パルス61、62で放電の発生、維持を行なっているか
ら、放電長が長くなると高電圧が必要になるので、高耐
圧の回路部品を使用しなければならず、しかも回路構成
も複雑になるので、回路コストが高くなり、また高周波
ノイズが大きくなり、さらに高周波パルス63、64が
制御しにくいので、放電が不安定になりやすい。
【0005】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたもので、輝度、効率を向上でき、しかも回路コス
トが安価であり、高周波ノイズが小さく、放電が安定で
ある放電装置の駆動方法、放電装置の駆動装置、照明装
置、液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、複数の電極を有する放電装置の
駆動方法において、上記電極の少なくとも1つに第1の
周波数を有する第1の電圧を印加し、他の上記電極に上
記第1の周波数より高い第2の周波数を有する第2の電
圧を印加する。
【0007】また、複数の電極を有する放電装置の駆動
方法において、上記電極の少なくとも1つに第1の周波
数を有する第1の電圧と上記第1の周波数より高い第2
の周波数を有する第2の電圧とを交互に印加し、他の上
記電極に上記第2の電圧と上記第1の電圧とを交互に印
加する。
【0008】また、少なくとも3つの電極を有する放電
装置の駆動方法において、上記電極の少なくとも1つに
第1の周波数を有する第3の電圧を印加し、他の上記電
極に上記第1の周波数を有しかつ位相が第3の電圧と半
周期ずれた第4の電圧を印加し、さらに他の上記電極に
上記第1の周波数より高い第2の周波数を有する第2の
電圧を印加する。
【0009】これらの場合、上記電極を放電空間の外部
に設ける。
【0010】また、上記第1の周波数を2kHzから1
MHzの間から選んだ周波数とする。
【0011】また、上記第2の周波数を2.5MHzか
ら50MHzの間から選んだ周波数とする。
【0012】また、上記第1、第3、第4の電圧として
電圧波形が矩形波のものまたは電圧波形が矩形のパルス
波のものを用いる。
【0013】また、複数の電極を有する放電装置の駆動
装置において、上記電極の少なくとも1つに第1の周波
数を有する第1の電圧を印加する第1の駆動電圧発生回
路を接続し、他の上記電極に上記第1の周波数より高い
第2の周波数を有する第2の電圧を印加する第2の駆動
電圧発生回路を接続する。
【0014】また、複数の電極を有する放電装置の駆動
装置において、上記電極の少なくとも1つに第1の周波
数を有する第1の電圧と上記第1の周波数より高い第2
の周波数を有する第2の電圧とを交互に印加する第3の
駆動電圧発生回路を接続し、他の上記電極に上記第2の
電圧と上記第1の電圧とを交互に印加する第4の駆動電
圧発生回路を接続する。
【0015】また、少なくとも3つの電極を有する放電
装置の駆動装置において、上記電極の少なくとも1つに
第1の周波数を有する第3の電圧を印加する第5の駆動
電圧発生回路を接続し、他の上記電極に上記第1の周波
数を有しかつ位相が第3の電圧と半周期ずれた第4の電
圧を印加する第6の駆動電圧発生回路を接続し、さらに
他の上記電極に上記第1の周波数より高い第2の周波数
を有する第2の電圧を印加する第2の駆動電圧発生回路
を接続する。
【0016】また、照明装置において、上記の放電装置
の駆動方法により点灯させた放電装置を用いて被照明体
を照明するよう構成する。
【0017】また、液晶表示装置において、上記の照明
装置を用いる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る放電管の駆動
方法を実施するための装置、すなわち本発明に係る放電
管の駆動装置を示す概略図である。図に示すように、放
電管10の放電管本体12の外面にすなわち放電空間の
外部に一対の電極41、42が設けられ、放電管本体1
2の外径寸法は3mmで、放電管本体12の内壁面には
蛍光体が塗布され、放電管本体12内に水銀とNe−A
rとが封入され、電極41、42の長さは10mmであ
る。また、電極41に第1の周波数を有しかつ電圧波形
が矩形波(略矩形波を含む)の第1の電圧V1aを発生
する第1の駆動電圧発生回路51aが接続され、電極4
2に第1の周波数より高い第2の周波数を有し、電圧値
が一定でありかつ電圧波形が正弦波の第2の電圧V2を
発生する第2の駆動電圧発生回路52が接続されてい
る。すなわち、本発明に係る放電管の駆動方法において
は、電極41に電圧V1aを印加し、電極42に電圧V
2を印加する。
【0019】この放電管の駆動方法、駆動装置において
は、電極41に印加した電圧V1aにより放電の発生、
形成が行なわれ、電極42に印加した電圧V2が放電管
本体12内のプラズマ中で重畳された放電が維持され、
電子温度が可視光あるいは紫外光を放射するために好ま
しい値に近づく。このため、数百ボルトの低電圧で駆動
しても、千ボルト以上の高電圧を印加したと同じ輝度を
得ることができ、高輝度、高効率の放電装置が実現でき
る。そして、高周波の高電圧が必要になることはないの
で、高耐圧の回路部品を使用する必要がなく、しかも回
路構成も簡単になるため、回路コストが安価になり、ま
た高周波ノイズが小さくなり、さらに電圧V2が制御し
やすくなるので、放電が安定になる。また、電極41に
電圧波形が矩形波の電圧V1aを印加しているから、電
圧V1aの立ち上がり、立ち下がりが早いので、電圧V
2を印加することにより輝度、効率の増加する効果がさ
らに大きくなる。
【0020】図2は電圧V1aの周波数が100kH
z、電圧値が600V(p−p)であるときの電圧V2
の電圧値と輝度との関係を示したグラフであり、線a〜
dは電圧V2の周波数が2、6、14、26MHzの場
合を示す。このグラフから明らかなように、電圧V2の
電圧値が0Vのときには、電圧V1aだけが印加された
放電であって輝度は低いが、電圧V2の電圧値、周波数
を高くすると、輝度は高くなる。そして、電圧V2の周
波数が2MHzでは、電圧V2の電圧値を高くしても輝
度はあまり増加しないが、電圧V2の周波数を2.5M
Hz以上にしたときには、電圧V1aとともに電圧V2
を印加することによる効果が出てきて、大幅に輝度を高
くすることができた。この結果から、電圧V2の周波数
を2.5MHz以上にするのが望ましい。
【0021】図3は電圧V1aの周波数が100kH
z、電圧値が600V(p−p)であり、電圧V2の電
圧値が100V(p−p)であるときの電圧V2の周波
数fV2と輝度との関係を示したものである。このグラフ
から明らかなように、電圧V2の周波数fV2を高くする
に従って放電回数が増えるため、輝度はほぼ比例的に増
加する。しかし、周波数fV2が50MHzを越えると、
輝度飽和現象が現れた。これは周波数fV2が高くなるに
従い電界リークが増加し、実効的な放電電圧が低下する
ためである。また、電磁波ノイズや回路構成が難しくな
るなどの問題も発生し、電圧V2の周波数fV2の範囲は
図2で示した結果と合わせて、2.5MHzから50M
Hzの間から選んだ周波数にするのが望ましい。また、
電圧V2の周波数fV2をたとえば15MHzとしたとき
には、電圧V2を印加しないときに比べて4倍以上の輝
度が得られることがわかる。
【0022】図4は電圧V1aの周波数が100kHz
であるときの電圧V1aの電圧値と輝度との関係を示し
たもので、線aは電圧V1aのみで放電させた場合を示
し、線bは電極42に周波数8MHz、電圧値100V
の電圧V2を印加した場合を示す。このグラフから明ら
かなように、たとえば電圧V1aの電圧値が600Vの
ときには、電圧V2を印加することで輝度は2倍以上に
なる。また、最低放電維持電圧も530Vから475V
に低下することができ、輝度の変化範囲(調光範囲)を
広くできる効果もある。
【0023】なお、電圧V1aは放電の発生と維持を受
け持つため、電圧V2に比較して高い電圧で駆動する
が、電圧V1aの周波数範囲としては、2kHzから1
MHzの間が望ましい。電圧V1aの周波数が2kHz
より低いと、放電回数が少なくなり過ぎて必要な輝度が
得られないことと、点灯のための電圧が非常に高くなる
ため、回路コストや安全性等が問題となり、本発明の利
点がなくなる。また、電圧V1aの周波数が1MHz以
上になると、上記した電界リークのために非常に高い電
圧を印加しないと放電の維持ができず、上記したと同じ
問題が発生する。さらに、放電装置の浮遊容量の充電、
放電に要する電力が大きくなり、回路効率が悪くなる問
題もある。
【0024】図5は本発明に係る平板型光源の駆動方法
を実施するための装置、すなわち本発明に係る平板型光
源の駆動装置を示す概略図である。図に示すように、ソ
ーダガラスやセラミックス等からなる前面板21と、ソ
ーダガラス等からなる透光性の絶縁基板22と、ソーダ
ガラス等からなる側板23とが、たとえば低融点ガラス
(図示せず)で一体に気密封着され、断面が偏平状の平
板型光源20の密閉容器27が構成されている。また、
絶縁基板22に電極43、44が形成され、電極43、
44の全面は誘電体24で覆われている。また、前面板
21の内面には蛍光体25が塗布され、蛍光体25は放
電で発生した紫外線で励起発光する。また、密閉容器2
7内の放電空間26はたとえば高さは3mmで、大きさ
110mm×85mm、対角約5.5インチの発光面を
有し、放電空間26内には水銀と始動用ガスとしてアル
ゴンやネオンーアルゴン等の混合ガス、またはキセノ
ン、クリプトン、アルゴン、ヘリウム、ネオン等の希ガ
スの放電ガスが封入されている。また、電極43に第1
の周波数を有しかつ電圧波形が矩形のパルス波(略矩形
のパルス波を含む)である第1の電圧V1bを発生する
第1の駆動電圧発生回路51bが接続され、電極44に
駆動電圧発生回路52が接続されている。すなわち、本
発明に係る平板型光源の駆動方法においては、電極43
に周波数が2kHzから1MHzの電圧V1bを印加
し、電極44に周波数が2.5MHzから50MHzの
電圧V2を印加する。
【0025】この平板型光源の駆動方法、駆動装置にお
いても、上記したと同様の効果が得られ、高輝度、高効
率の平板型光源を得ることができる。また、電極43に
電圧波形が矩形のパルス波の電圧V1bを印加している
から、電圧V1bの立ち上がり、立ち下がりが早いの
で、電圧V2を印加することにより輝度、効率の増加す
る効果がさらに大きくなる。
【0026】図6は本発明に係る冷陰極蛍光ランプの駆
動方法を実施するための装置、すなわち本発明に係る冷
陰極蛍光ランプの駆動装置を示す概略図である。図に示
すように、液晶表示装置等のバックライトに用いられて
いる冷陰極蛍光ランプ30のランプ本体31の内壁面に
は蛍光体が塗布され、冷陰極蛍光ランプ30の電極45
には第1の周波数を有しかつ電圧波形が正弦波である第
1の電圧V1cを発生する第1の駆動電圧発生回路51
cが接続され、冷陰極蛍光ランプ30の電極46に駆動
電圧発生回路52が接続されている。すなわち、本発明
に係る冷陰極蛍光ランプの駆動方法においては、電極4
5に電圧V1cを印加し、電極46に電圧V2を印加す
る。なお、駆動電圧発生回路51cとしては蛍光ランプ
等に通常用いられているインバータを用いてもよい。
【0027】この内部電極型の放電装置である冷陰極蛍
光ランプの駆動方法、駆動装置においても、放電管10
のような外部電極型の放電装置の駆動方法と同様の効果
が得られ、高輝度、高効率の冷陰極蛍光ランプ30を得
ることができる。
【0028】図7は本発明に係る他の放電管の駆動方法
を実施するための装置、すなわち本発明に係る他の放電
管の駆動装置を示す概略図である。図に示すように、放
電管11の放電管本体13の外面に3つの電極47〜4
9が設けられ、放電管本体13の外径寸法は3mmで、
放電管本体13の内壁面には蛍光体が塗布され、放電管
本体13内に水銀とNe−Arとが封入され、中央の電
極48には駆動電圧発生回路51aが接続され、両側の
電極47および電極49には駆動電圧発生回路52が接
続されている。すなわち、本発明に係る他の放電管の駆
動方法においては、電極48に電圧V1aを印加し、電
極47、49に電圧V2を印加する。
【0029】この放電管の駆動方法、駆動装置において
は、液晶表示装置用のバックライト等に用いられる放電
管のように放電管本体13の長さが長いときにも、低い
駆動電圧で高輝度、高効率な発光が得られる。また、低
電圧で駆動できるから、放電管の省電力化が可能にな
り、回路も安価にでき、ノイズの発生も少ない利点もあ
る。
【0030】図8は本発明に係る他の放電管の駆動方法
を実施するための装置、すなわち本発明に係る他の放電
管の駆動装置を示す概略図である。図に示すように、両
側の電極47および電極49には駆動電圧発生回路51
aが接続され、中央の電極48には駆動電圧発生回路5
2が接続されている。すなわち、本発明に係る他の放電
管の駆動方法においては、電極47、49に電圧V1a
を印加し、電極48に電圧V2を印加する。
【0031】この放電管の駆動方法、駆動装置において
は、図7に示した放電管の駆動方法、駆動装置と同じ効
果を有する。
【0032】図9は本発明に係る他の放電管の駆動方法
を実施するための装置、すなわち本発明に係る他の放電
管の駆動装置を示す概略図である。図に示すように、電
極41に電圧V1aと電圧V2とを交互に印加する第3
の駆動電圧発生回路53が接続され、電極42に電圧V
2と電圧V1aとを交互に印加する第4の駆動電圧発生
回路54が接続されている。すなわち、本発明に係る放
電管の駆動方法においては、電極41に電圧V1aと電
圧V2とを交互に印加し、電極42に電圧V2と電圧V
1aとを交互に印加する。たとえば、電極41に印加す
る電圧を周期60Hzで電圧V1a−電圧V2−電圧V
1aと切り替えるとともに、電極42に印加する電圧を
周期60Hzで電圧V2−電圧V1a−電圧V2と切り
替える。すなわち、電極41に電圧V1aを印加してい
るとき、電極42に電圧V2を印加し、電極41に電圧
V2を印加しているとき、電極42に電圧V1aを印加
する。
【0033】この放電管の駆動方法、駆動装置において
は、放電管本体12の長さや形状等にかかわらず発光の
ムラや、不均一が発生することがなく、高輝度、高効率
で均一な発光が得られる。
【0034】図10は本発明に係る他の放電管の駆動方
法を実施するための装置、すなわち本発明に係る放電管
の駆動装置を示す概略図である。図に示すように、電極
48に駆動電圧発生回路53が接続され、電極47およ
び電極49に駆動電圧発生回路54が接続されている。
すなわち、本発明に係る放電管の駆動方法においては、
電極48に電圧V1aと電圧V2とを交互に印加し、電
極47および電極49に電圧V2と電圧V1aとを交互
に印加する。たとえば、電極48に印加する電圧を周期
60Hzで電圧V1a−電圧V2−電圧V1aと切り替
えるとともに、電極47および電極49に印加する電圧
を周期60Hzで電圧V2−電圧V1a−電圧V2と切
り替える。
【0035】この放電管の駆動方法、駆動装置において
も、放電管本体13の長さや形状等にかかわらず発光の
ムラや、不均一が発生することがなく、高輝度、高効率
で均一な発光が得られる。
【0036】図11は本発明に係る他の放電管の駆動方
法を実施するための装置、すなわち本発明に係る放電管
の駆動装置を示す概略図である。図に示すように、電極
47に第1の周波数を有しかつ電圧波形が矩形波の第3
の電圧V3を発生する第5の駆動電圧発生回路55が接
続され、電極49に第1の周波数を有し、位相が電圧V
3と半周期ずれかつ電圧波形が矩形波の第4の電圧V4
を発生する第6の駆動電圧発生回路56が接続され、電
極48に駆動電圧発生回路52が接続されている。すな
わち、本発明に係る放電管の駆動方法においては、電極
47に電圧V3を印加し、電極49に電圧V4を印加
し、電極48に電圧V2を印加する。
【0037】この放電管の駆動方法、駆動装置において
は、電極47、49に印加した電圧V3、V4により放
電の発生、形成が行なわれ、電極48に印加した電圧V
2により放電管本体13内のプラズマ中で重畳された放
電が維持され、その効果は上記した実施の形態と同じで
ある。
【0038】また、照明装置において、上述の放電装置
の駆動方法、駆動装置により点灯させた放電装置を用い
て被照明体を照明するよう構成する。
【0039】また、液晶表示装置において、上述の照明
装置を用いる。
【0040】なお、上述実施の形態においては、放電装
置が放電管10、11、平板型光源20、冷陰極蛍光ラ
ンプ30の場合について説明したが、他の放電装置にも
本発明を適用することができる。また、上述実施の形態
においては、第1の電圧として電圧波形が矩形波の電圧
V1a、電圧波形が矩形のパルス波の電圧V1b、電圧
波形が正弦波である電圧V1cを用いたが、第1の電圧
として電圧波形が三角波等のものを用いてもよい。ま
た、上述実施の形態においては、第3、第4の電圧とし
て電圧波形が矩形波の電圧V3、V4を用いたが、第
3、第4の電圧として電圧波形が矩形のパルス波、正弦
波、三角波等のものを用いてもよい。また、上述実施の
形態においては、第2の電圧として電圧値が一定の電圧
V2を用いたが、第2の電圧として電圧値が一定周期で
次第に減衰、増加するようなものを用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る放電装置の駆動方法、駆動
装置、照明装置、液晶表示装置においては、電子温度が
可視光あるいは紫外光を放射するために好ましい値に近
づくから、高輝度、高効率の放電装置が実現でき、しか
も放電長が長くなったとしても高電圧が必要になること
はないから、高耐圧の回路部品を使用する必要がなく、
また回路構成も簡単になるので、回路コストが安価にな
り、また高周波ノイズが小さくなり、さらに第2の電圧
が制御しやすくなるので、放電が安定になる。
【0042】また、電極の少なくとも1つに第1の電圧
と第2の電圧とを交互に印加し、他の電極に第2の電圧
と第1の電圧とを交互に印加したときには、放電装置の
長さや形状等にかかわらず発光のムラや、不均一が発生
することがなく、高輝度、高効率で均一な発光が得られ
る。
【0043】また、第1の周波数を2kHzから1MH
zの間から選んだ周波数としたときには、必要な輝度が
得られ、しかも電界リークの発生がほとんどないから、
高い電圧を印加しなくとも放電を維持することができ
る。
【0044】また、第2の周波数を2.5MHzから5
0MHzの間から選んだ周波数としたときには、大幅に
輝度を高くすることができる。
【0045】また、第1、第3、第4の電圧として電圧
波形が矩形波のものまたは電圧波形が矩形のパルス波の
ものを用いたときには、第1、第3、第4の電圧の立ち
上がり、立ち下がりが早いので、第2の電圧を印加する
ことにより輝度、効率の増加する効果がさらに大きくな
る。
【0046】また、電極の少なくとも1つに第3の駆動
電圧発生回路を接続し、他の電極に第4の駆動電圧発生
回路を接続したときには、放電装置の長さや形状等にか
かわらず発光のムラや、不均一が発生することがなく、
高輝度、高効率で均一な発光が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電管の駆動方法を実施するため
の装置を示す概略図である。
【図2】図1に示した装置の電圧V2の電圧値と輝度と
の関係を示すグラフである。
【図3】図1に示した装置の電圧V2の周波数と輝度と
の関係を示すグラフである。
【図4】図1に示した装置の電圧V1の電圧値と輝度と
の関係を示すグラフである。
【図5】本発明に係る平板型光源の駆動方法を実施する
ための装置を示す概略図である。
【図6】本発明に係る冷陰極蛍光ランプの駆動方法を実
施するための装置を示す概略図である。
【図7】本発明に係る他の放電管の駆動方法を実施する
ための装置を示す概略図である。
【図8】本発明に係る他の放電管の駆動方法を実施する
ための装置を示す概略図である。
【図9】本発明に係る他の放電管の駆動方法を実施する
ための装置を示す概略図である。
【図10】本発明に係る他の放電管の駆動方法を実施す
るための装置を示す概略図である。
【図11】本発明に係る他の放電管の駆動方法を実施す
るための装置を示す概略図である。
【図12】従来の放電装置の駆動方法における駆動電圧
波形を示すグラフである。
【符号の説明】
10…放電管 11…放電管 20…平板型光源 30…冷陰極蛍光ランプ 41〜49…電極 51a…第1の駆動電圧発生回路 51b…第1の駆動電圧発生回路 51c…第1の駆動電圧発生回路 52…第2の駆動電圧発生回路 53…第3の駆動電圧発生回路 54…第4の駆動電圧発生回路 55…第5の駆動電圧発生回路 56…第6の駆動電圧発生回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電極を有する放電装置の駆動方法に
    おいて、上記電極の少なくとも1つに第1の周波数を有
    する第1の電圧を印加し、他の上記電極に上記第1の周
    波数より高い第2の周波数を有する第2の電圧を印加す
    ることを特徴とする放電装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】複数の電極を有する放電装置の駆動方法に
    おいて、上記電極の少なくとも1つに第1の周波数を有
    する第1の電圧と上記第1の周波数より高い第2の周波
    数を有する第2の電圧とを交互に印加し、他の上記電極
    に上記第2の電圧と上記第1の電圧とを交互に印加する
    ことを特徴とする放電装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】少なくとも3つの電極を有する放電装置の
    駆動方法において、上記電極の少なくとも1つに第1の
    周波数を有する第3の電圧を印加し、他の上記電極に上
    記第1の周波数を有しかつ位相が第3の電圧と半周期ず
    れた第4の電圧を印加し、さらに他の上記電極に上記第
    1の周波数より高い第2の周波数を有する第2の電圧を
    印加することを特徴とする放電装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】上記電極を放電空間の外部に設けたことを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の放電装置の駆
    動方法。
  5. 【請求項5】上記第1の周波数を2kHzから1MHz
    の間から選んだ周波数としたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の放電装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】上記第2の周波数を2.5MHzから50
    MHzの間から選んだ周波数としたことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の放電装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】上記第1、第3、第4の電圧として電圧波
    形が矩形波のものまたは電圧波形が矩形のパルス波のも
    のを用いたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の放電装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】複数の電極を有する放電装置の駆動装置に
    おいて、上記電極の少なくとも1つに第1の周波数を有
    する第1の電圧を印加する第1の駆動電圧発生回路を接
    続し、他の上記電極に上記第1の周波数より高い第2の
    周波数を有する第2の電圧を印加する第2の駆動電圧発
    生回路を接続したことを特徴とする放電装置の駆動装
    置。
  9. 【請求項9】複数の電極を有する放電装置の駆動装置に
    おいて、上記電極の少なくとも1つに第1の周波数を有
    する第1の電圧と上記第1の周波数より高い第2の周波
    数を有する第2の電圧とを交互に印加する第3の駆動電
    圧発生回路を接続し、他の上記電極に上記第2の電圧と
    上記第1の電圧とを交互に印加する第4の駆動電圧発生
    回路を接続したことを特徴とする放電装置の駆動装置。
  10. 【請求項10】少なくとも3つの電極を有する放電装置
    の駆動装置において、上記電極の少なくとも1つに第1
    の周波数を有する第3の電圧を印加する第5の駆動電圧
    発生回路を接続し、他の上記電極に上記第1の周波数を
    有しかつ位相が第3の電圧と半周期ずれた第4の電圧を
    印加する第6の駆動電圧発生回路を接続し、さらに他の
    上記電極に上記第1の周波数より高い第2の周波数を有
    する第2の電圧を印加する第2の駆動電圧発生回路を接
    続したことを特徴とする放電装置の駆動装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜7のいずれかに記載の放電装
    置の駆動方法により点灯させた放電装置を用いて被照明
    体を照明するよう構成したことを特徴とする照明装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の照明装置を用いたこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
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