JPH11315976A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JPH11315976A JPH11315976A JP10120803A JP12080398A JPH11315976A JP H11315976 A JPH11315976 A JP H11315976A JP 10120803 A JP10120803 A JP 10120803A JP 12080398 A JP12080398 A JP 12080398A JP H11315976 A JPH11315976 A JP H11315976A
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- Japan
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- nipple
- pipe
- pipe joint
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 管材とニップルとの着脱を何回行っても高圧
流体が圧接面を経て漏れることのない管継手を提供す
る。 【解決手段】 先端に円錐台形の座部25を形成した管
材21と、この管材21の座部25に対応する円錐穴形
の座面31を内面に形成したニップル22とを備えた管
継手20において、管材21の座部25の円錐台の母線
の長さは、ニップル22の座面31の円錐穴の母線の長
さよりも長く形成され、管材21とニップル22との密
接時に、管材21の座部25の先端27は、ニップル2
2の座面31よりも内部奥側に向かって突出するように
なっている。
流体が圧接面を経て漏れることのない管継手を提供す
る。 【解決手段】 先端に円錐台形の座部25を形成した管
材21と、この管材21の座部25に対応する円錐穴形
の座面31を内面に形成したニップル22とを備えた管
継手20において、管材21の座部25の円錐台の母線
の長さは、ニップル22の座面31の円錐穴の母線の長
さよりも長く形成され、管材21とニップル22との密
接時に、管材21の座部25の先端27は、ニップル2
2の座面31よりも内部奥側に向かって突出するように
なっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に係り、特
に、自動車等に使用される高圧用のはめ込み形の管継手
に関する。
に、自動車等に使用される高圧用のはめ込み形の管継手
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のはめ込み形の管継手としては図3
に示すようなものが知られている。この管継手1は、管
材2と、ニップル3と、スリーブ4と、ナット5から構
成されている。
に示すようなものが知られている。この管継手1は、管
材2と、ニップル3と、スリーブ4と、ナット5から構
成されている。
【0003】管材2は、一端部の外周面に押圧加工等に
より円錐台形の拡大座部6を形成した突部7を備えてい
る。そして、座部6は、先端部8に向かって縮径してお
り、その大径部9は、管材2の外径よりも大径とされ、
その小径部10は、管材2の内径よりも大径とされてい
る。
より円錐台形の拡大座部6を形成した突部7を備えてい
る。そして、座部6は、先端部8に向かって縮径してお
り、その大径部9は、管材2の外径よりも大径とされ、
その小径部10は、管材2の内径よりも大径とされてい
る。
【0004】ニップル3は、円筒部11の一端部の内周
面に管材2の座部6に対応する円錐穴形の座面12が円
筒部11の端部に向かって拡径する方向に形成されてい
る。そして座面12の大径部13は、管材2の大径部9
よりも小径とされ、その小径部14は、管材2の内径と
同径に形成されている。そして、円筒部11の外周面に
はおねじ15が形成されている。
面に管材2の座部6に対応する円錐穴形の座面12が円
筒部11の端部に向かって拡径する方向に形成されてい
る。そして座面12の大径部13は、管材2の大径部9
よりも小径とされ、その小径部14は、管材2の内径と
同径に形成されている。そして、円筒部11の外周面に
はおねじ15が形成されている。
【0005】スリーブは、円筒形で、その内径は管材2
の外径よりやや大径とされ、一端部には、管材2の突部
7よりも大径とされ、突部7の軸線方向側面に当接する
フランジ16が形成されている。
の外径よりやや大径とされ、一端部には、管材2の突部
7よりも大径とされ、突部7の軸線方向側面に当接する
フランジ16が形成されている。
【0006】ナット5は、その一端部の内径が、スリー
ブ4の外径よりやや大径とされるとともに、この内部の
軸線方向側面は、スリーブ4のフランジ16に当接し、
他端部の内周面にはニップル3のおねじ15と螺合する
めねじ17が形成されている。
ブ4の外径よりやや大径とされるとともに、この内部の
軸線方向側面は、スリーブ4のフランジ16に当接し、
他端部の内周面にはニップル3のおねじ15と螺合する
めねじ17が形成されている。
【0007】従来の管継手1は、このように構成されて
いるので、管材2に、スリーブ4のフランジ16を突部
7側に向けかつナット5のめねじ17を管材2の突部7
側として挿入する。そして、ニップル3のおねじ15に
ナット5のめねじ17を螺合させ、ナット5をニップル
3へ締付けると、管材2の座部6の円錐台形と、ニップ
ル3の座面12の円錐穴形とが密接して管継手1が組立
てられ、流体は、管材2内を通りニップル3内を経て所
要の機器へ送られる。
いるので、管材2に、スリーブ4のフランジ16を突部
7側に向けかつナット5のめねじ17を管材2の突部7
側として挿入する。そして、ニップル3のおねじ15に
ナット5のめねじ17を螺合させ、ナット5をニップル
3へ締付けると、管材2の座部6の円錐台形と、ニップ
ル3の座面12の円錐穴形とが密接して管継手1が組立
てられ、流体は、管材2内を通りニップル3内を経て所
要の機器へ送られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の管継手1において、管材2の座部6の先端部8を真
円に加工することは非常に難しい。そして、管継手1を
組立てた場合、図4に示すように、精度の確保が困難な
この先端部8が、ニップル3の座面12に当接し、ナッ
ト5をニップル3に対して締め込むことによって先端部
8の一部は真円でないので座面12に噛み込むような形
で密接する。したがって、当初は、座部6と座面12と
の間で流体の漏れることはないが、管継手1の着脱がく
り返し行われると座部6と座面12との間の密接の確保
が困難となり、完全に密接しない部分が発生して管継手
1から流体(殊に、高圧気体)が漏れる等の課題があっ
た。
術の管継手1において、管材2の座部6の先端部8を真
円に加工することは非常に難しい。そして、管継手1を
組立てた場合、図4に示すように、精度の確保が困難な
この先端部8が、ニップル3の座面12に当接し、ナッ
ト5をニップル3に対して締め込むことによって先端部
8の一部は真円でないので座面12に噛み込むような形
で密接する。したがって、当初は、座部6と座面12と
の間で流体の漏れることはないが、管継手1の着脱がく
り返し行われると座部6と座面12との間の密接の確保
が困難となり、完全に密接しない部分が発生して管継手
1から流体(殊に、高圧気体)が漏れる等の課題があっ
た。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、いかなる流体に対し何回着脱を行っ
ても漏れが発生することのない信頼性の高い管継手を提
供することを目的としてなされたものである。
になされたもので、いかなる流体に対し何回着脱を行っ
ても漏れが発生することのない信頼性の高い管継手を提
供することを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るため、本発明の管継手は、軸方向先端に円錐台形の座
部を形成した管材と、この管材の座部に対応する円錐穴
形の座面を内面に形成したニップルとを備えた管継手に
おいて、前記管材の座部の円錐台の母線の長さは、前記
ニップルの座面の円錐穴の母線の長さよりも長く形成さ
れ、前記管材と前記ニップルとの密接時に、前記管材の
座部の先端部は、前記ニップルの座面よりも内部奥側に
向かって突出するようにした構造となっている。
るため、本発明の管継手は、軸方向先端に円錐台形の座
部を形成した管材と、この管材の座部に対応する円錐穴
形の座面を内面に形成したニップルとを備えた管継手に
おいて、前記管材の座部の円錐台の母線の長さは、前記
ニップルの座面の円錐穴の母線の長さよりも長く形成さ
れ、前記管材と前記ニップルとの密接時に、前記管材の
座部の先端部は、前記ニップルの座面よりも内部奥側に
向かって突出するようにした構造となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の管継手の実施の形
態を図1及び図2を参照し、従来の技術と同一の部分に
ついては詳細を省略して説明する。
態を図1及び図2を参照し、従来の技術と同一の部分に
ついては詳細を省略して説明する。
【0012】管継手20は、管材21と、ニップル22
と、スリーブ23と、ナット24とから構成されてい
る。
と、スリーブ23と、ナット24とから構成されてい
る。
【0013】管材21は、その一端部の外周面に、押圧
成型加工等によい円錐台形の拡大座部25を形成した突
部26が設けられている。突部26は、図3に示す従来
例の場合と異なり、管材21の主体部とほぼ等しい厚さ
をもち、したがって突部26の半径方向内側には環状凹
部19が形成されている。このため、突部26は全体的
に幾分か撓ませることができる。そして、座部25はそ
の軸方向先端部27に向かって縮径するように形成さ
れ、その大径部28は、管材21の外径よりも大径とさ
れ、その小径部29は管材21の内径にほぼ等しくされ
ている。
成型加工等によい円錐台形の拡大座部25を形成した突
部26が設けられている。突部26は、図3に示す従来
例の場合と異なり、管材21の主体部とほぼ等しい厚さ
をもち、したがって突部26の半径方向内側には環状凹
部19が形成されている。このため、突部26は全体的
に幾分か撓ませることができる。そして、座部25はそ
の軸方向先端部27に向かって縮径するように形成さ
れ、その大径部28は、管材21の外径よりも大径とさ
れ、その小径部29は管材21の内径にほぼ等しくされ
ている。
【0014】ニップル22は、円筒部30の一端部の内
周面に管材21の座部25に対応する円錐穴形の座面3
1が円筒部30の先端部に向かって拡径するように形成
されている。そして、座面31の大径部32は、管材2
1の大径部28より小径とされ、その小径部33は、管
材21の小径部29より大径に形成されている。したが
って、座部25の円錐台の母線の長さは、座面31の円
錐穴の母線の長さよりも長く形成されていることにな
る。そして、円筒部30の外周面にはおねじ34が形成
されている。なお、スリーブ23及びナット24は、従
来の技術と同一の構造につき、その説明は省略する。
周面に管材21の座部25に対応する円錐穴形の座面3
1が円筒部30の先端部に向かって拡径するように形成
されている。そして、座面31の大径部32は、管材2
1の大径部28より小径とされ、その小径部33は、管
材21の小径部29より大径に形成されている。したが
って、座部25の円錐台の母線の長さは、座面31の円
錐穴の母線の長さよりも長く形成されていることにな
る。そして、円筒部30の外周面にはおねじ34が形成
されている。なお、スリーブ23及びナット24は、従
来の技術と同一の構造につき、その説明は省略する。
【0015】管継手20は、このように構成されている
ので、管材21にスリーブ23を挿入するとともにスリ
ーブ23にナット24を挿入し、ニップル22のおねじ
34にナット24のめねじ17を螺合させてナット24
をニップル22へ締付けると、図2に示すように、管材
21の座部25の円錐台形と、ニップル22の座面31
の円錐穴形とが密接して管継手20が組立てられる。こ
の場合、真円度加工精度を出すことが難しい座部25の
先端部27は、ニップル2の座面31より内部奥側(図
1の左方側)に向かって突出するように逃がしているの
で、先端部27が座面31に当接することはなく、真円
度の高い座部25の円錐台形と座面31の円錐穴形との
面接触により、気密性が保持され、したがって、高圧流
体が管継手20から漏れることはない。なお、環状凹部
19のために、突部26は全体的に弾性変形が可能で座
部25は座面31に対してなじみ易く、こじりは生じな
い。
ので、管材21にスリーブ23を挿入するとともにスリ
ーブ23にナット24を挿入し、ニップル22のおねじ
34にナット24のめねじ17を螺合させてナット24
をニップル22へ締付けると、図2に示すように、管材
21の座部25の円錐台形と、ニップル22の座面31
の円錐穴形とが密接して管継手20が組立てられる。こ
の場合、真円度加工精度を出すことが難しい座部25の
先端部27は、ニップル2の座面31より内部奥側(図
1の左方側)に向かって突出するように逃がしているの
で、先端部27が座面31に当接することはなく、真円
度の高い座部25の円錐台形と座面31の円錐穴形との
面接触により、気密性が保持され、したがって、高圧流
体が管継手20から漏れることはない。なお、環状凹部
19のために、突部26は全体的に弾性変形が可能で座
部25は座面31に対してなじみ易く、こじりは生じな
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による管継
手は、先端に円錐台形の座部を形成した管材と、この管
材の座部に対応する円錐穴形の座面を内面に形成したニ
ップルとを備えた管継手において、管材の座部の円錐台
の母線の長さは、ニップルの座面の円錐穴の母線の長さ
よりも長く形成され、管材とニップルとの密接時に、管
材の座部の先端部は、ニップルの座面よりも内部奥側に
向かって突出するようになるので、座部と座面との密接
は常に保持され、高圧流体が管継手から漏れることはな
い。
手は、先端に円錐台形の座部を形成した管材と、この管
材の座部に対応する円錐穴形の座面を内面に形成したニ
ップルとを備えた管継手において、管材の座部の円錐台
の母線の長さは、ニップルの座面の円錐穴の母線の長さ
よりも長く形成され、管材とニップルとの密接時に、管
材の座部の先端部は、ニップルの座面よりも内部奥側に
向かって突出するようになるので、座部と座面との密接
は常に保持され、高圧流体が管継手から漏れることはな
い。
【0017】また、管材とニップルの着脱を何回行って
も、真円加工精度のよい座部と座面の円錐面状が変形す
ることはなく、したがって、高圧流体が漏れることはな
い。そして構造を変えるだけで部品等を加えることな
く、安価で漏れのない管継手を提供することができる。
も、真円加工精度のよい座部と座面の円錐面状が変形す
ることはなく、したがって、高圧流体が漏れることはな
い。そして構造を変えるだけで部品等を加えることな
く、安価で漏れのない管継手を提供することができる。
【図1】本発明の管継手の実施の形態を示す軸方向部分
断面図。
断面図。
【図2】図1の座部と座面部分の拡大図。
【図3】従来の管継手の軸方向部分断面図。
【図4】図3の座部と座面部分の拡大図。
19 環状凹部 20 管継手 21 管材 22 ニップル 23 スリーブ 24 ナット 25 座部 27 先端部 31 座面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 管継手
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に係り、特
に、自動車等に使用される高圧用のはめ込み形の管継手
に関する。
に、自動車等に使用される高圧用のはめ込み形の管継手
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のはめ込み形の管継手としては図3
に示すようなものが知られている。この管継手1は、管
材2と、ニップル3と、スリーブ4と、ナット5から構
成されている。
に示すようなものが知られている。この管継手1は、管
材2と、ニップル3と、スリーブ4と、ナット5から構
成されている。
【0003】管材2は、一端部の外周面に押圧加工等に
より円錐台形の拡大座部6を形成した突部7を備えてい
る。そして、座部6は、先端部8に向かって縮径してお
り、その大径部9は、管材2の外径よりも大径とされ、
その小径部10は、管材2の内径よりも大径とされてい
る。
より円錐台形の拡大座部6を形成した突部7を備えてい
る。そして、座部6は、先端部8に向かって縮径してお
り、その大径部9は、管材2の外径よりも大径とされ、
その小径部10は、管材2の内径よりも大径とされてい
る。
【0004】ニップル3は、円筒部11の一端部の内周
面に管材2の座部6に対応する円錐穴形の座面12が円
筒部11の端部に向かって拡径する方向に形成されてい
る。そして座面12の大径部13は、管材2の大径部9
よりも小径とされ、その小径部14は、管材2の内径と
同径に形成されている。そして、円筒部11の外周面に
はおねじ15が形成されている。
面に管材2の座部6に対応する円錐穴形の座面12が円
筒部11の端部に向かって拡径する方向に形成されてい
る。そして座面12の大径部13は、管材2の大径部9
よりも小径とされ、その小径部14は、管材2の内径と
同径に形成されている。そして、円筒部11の外周面に
はおねじ15が形成されている。
【0005】スリーブ4は、円筒形で、その内径は管材
2の外径よりやや大径とされ、一端部には、管材2の突
部7よりも大径とされ、突部7の軸線方向側面に当接す
るフランジ16が形成されている。
2の外径よりやや大径とされ、一端部には、管材2の突
部7よりも大径とされ、突部7の軸線方向側面に当接す
るフランジ16が形成されている。
【0006】ナット5は、その一端部の内径が、スリー
ブ4の外径よりやや大径とされるとともに、この内部の
軸線方向側面は、スリーブ4のフランジ16に当接し、
他端部の内周面にはニップル3のおねじ15と螺合する
めねじ17が形成されている。
ブ4の外径よりやや大径とされるとともに、この内部の
軸線方向側面は、スリーブ4のフランジ16に当接し、
他端部の内周面にはニップル3のおねじ15と螺合する
めねじ17が形成されている。
【0007】従来の管継手1は、このように構成されて
いるので、管材2に、スリーブ4のフランジ16を突部
7側に向けかつナット5のめねじ17を管材2の突部7
側として挿入する。そして、ニップル3のおねじ15に
ナット5のめねじ17を螺合させ、ナット5をニップル
3へ締付けると、管材2の座部6の円錐台形と、ニップ
ル3の座面12の円錐穴形とが密接して管継手1が組立
てられ、流体は、管材2内を通りニップル3内を経て所
要の機器へ送られる。
いるので、管材2に、スリーブ4のフランジ16を突部
7側に向けかつナット5のめねじ17を管材2の突部7
側として挿入する。そして、ニップル3のおねじ15に
ナット5のめねじ17を螺合させ、ナット5をニップル
3へ締付けると、管材2の座部6の円錐台形と、ニップ
ル3の座面12の円錐穴形とが密接して管継手1が組立
てられ、流体は、管材2内を通りニップル3内を経て所
要の機器へ送られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の管継手1において、管材2の座部6の先端部8を真
円に加工することは非常に難しい。そして、管継手1を
組立てた場合、図4に示すように、精度の確保が困難な
この先端部8が、ニップル3の座面12に当接し、ナッ
ト5をニップル3に対して締め込むことによって先端部
8の一部は真円でないので座面12に噛み込むような形
で密接する。したがって、当初は、座部6と座面12と
の間で流体の漏れることはないが、管継手1の着脱がく
り返し行われると座部6と座面12との間の密接の確保
が困難となり、完全に密接しない部分が発生して管継手
1から流体(殊に、高圧気体)が漏れる等の課題があっ
た。
術の管継手1において、管材2の座部6の先端部8を真
円に加工することは非常に難しい。そして、管継手1を
組立てた場合、図4に示すように、精度の確保が困難な
この先端部8が、ニップル3の座面12に当接し、ナッ
ト5をニップル3に対して締め込むことによって先端部
8の一部は真円でないので座面12に噛み込むような形
で密接する。したがって、当初は、座部6と座面12と
の間で流体の漏れることはないが、管継手1の着脱がく
り返し行われると座部6と座面12との間の密接の確保
が困難となり、完全に密接しない部分が発生して管継手
1から流体(殊に、高圧気体)が漏れる等の課題があっ
た。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、いかなる流体に対し何回着脱を行っ
ても漏れが発生することのない信頼性の高い管継手を提
供することを目的としてなされたものである。
になされたもので、いかなる流体に対し何回着脱を行っ
ても漏れが発生することのない信頼性の高い管継手を提
供することを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るため、本発明の管継手は、軸方向先端に円錐台形の拡
大座部を形成した管材と、この管材の拡大座部に対応す
る円錐穴形の座面を内面に形成したニップルとを備えた
管継手において、前記管材の拡大座部の円錐台の母線の
長さを前記ニップルの座面の円錐穴の母線の長さよりも
長く形成し、前記管材と前記ニップルの密着時に、前記
管材の拡大座部の先端部が、前記ニップルの座面よりも
内部奥側に向かって円錐台形状に突出するように形成
し、前記円錐台形拡大座部の半径方向内側には環状凹部
を設けて、前記管材の主体部とほぼ等しい厚さをもつ円
錐台形突部を形成し、前記円錐台形突部は、その半径方
向内面が内側から拘束されることがなく、半径方向内方
へ向かって弾性変形が可能で、前記ニップルの円錐穴形
座面に対しなじみ得るように構成したことを特徴とす
る。
るため、本発明の管継手は、軸方向先端に円錐台形の拡
大座部を形成した管材と、この管材の拡大座部に対応す
る円錐穴形の座面を内面に形成したニップルとを備えた
管継手において、前記管材の拡大座部の円錐台の母線の
長さを前記ニップルの座面の円錐穴の母線の長さよりも
長く形成し、前記管材と前記ニップルの密着時に、前記
管材の拡大座部の先端部が、前記ニップルの座面よりも
内部奥側に向かって円錐台形状に突出するように形成
し、前記円錐台形拡大座部の半径方向内側には環状凹部
を設けて、前記管材の主体部とほぼ等しい厚さをもつ円
錐台形突部を形成し、前記円錐台形突部は、その半径方
向内面が内側から拘束されることがなく、半径方向内方
へ向かって弾性変形が可能で、前記ニップルの円錐穴形
座面に対しなじみ得るように構成したことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の管継手の実施の形
態を図1及び図2を参照し、従来の技術と同一の部分に
ついては詳細を省略して説明する。
態を図1及び図2を参照し、従来の技術と同一の部分に
ついては詳細を省略して説明する。
【0012】
【0013】管材21は、その一端部の外周面に、押圧
成型加工等によい円錐台形の拡大座部25を形成した突
部26が設けられている。突部26は、図3に示す従来
例の場合と異なり、管材21の主体部とほぼ等しい厚さ
をもち、したがって突部26の半径方向内側には環状凹
部19が形成されている。このため、突部26は全体的
に幾分か撓ませることができる。そして、座部25はそ
の軸方向先端部27に向かって縮径するように形成さ
れ、その大径部28は、管材21の外径よりも大径とさ
れ、その小径部29は管材21の内径にほぼ等しくされ
ている。
成型加工等によい円錐台形の拡大座部25を形成した突
部26が設けられている。突部26は、図3に示す従来
例の場合と異なり、管材21の主体部とほぼ等しい厚さ
をもち、したがって突部26の半径方向内側には環状凹
部19が形成されている。このため、突部26は全体的
に幾分か撓ませることができる。そして、座部25はそ
の軸方向先端部27に向かって縮径するように形成さ
れ、その大径部28は、管材21の外径よりも大径とさ
れ、その小径部29は管材21の内径にほぼ等しくされ
ている。
【0014】ニップル22は、円筒部30の一端部の内
周面に管材21の座部25に対応する円錐穴形の座面3
1が円筒部30の先端部に向かって拡径するように形成
されている。そして、座面31の大径部32は、管材2
1の大径部28より小径とされ、その小径部33は、管
材21の小径部29より大径に形成されている。したが
って、座部25の円錐台の母線の長さは、座面31の円
錐穴の母線の長さよりも長く形成されていることにな
る。そして、円筒部30の外周面にはおねじ34が形成
されている。なお、スリーブ23及びナット24は、従
来の技術と同一の構造につき、その説明は省略する。
周面に管材21の座部25に対応する円錐穴形の座面3
1が円筒部30の先端部に向かって拡径するように形成
されている。そして、座面31の大径部32は、管材2
1の大径部28より小径とされ、その小径部33は、管
材21の小径部29より大径に形成されている。したが
って、座部25の円錐台の母線の長さは、座面31の円
錐穴の母線の長さよりも長く形成されていることにな
る。そして、円筒部30の外周面にはおねじ34が形成
されている。なお、スリーブ23及びナット24は、従
来の技術と同一の構造につき、その説明は省略する。
【0015】管継手20は、このように構成されている
ので、管材21にスリーブ23を挿入するとともにスリ
ーブ23にナット24を挿入し、ニップル22のおねじ
34にナット24のめねじ17を螺合させてナット24
をニップル22へ締付けると、図2に示すように、管材
21の座部25の円錐台形と、ニップル22の座面31
の円錐穴形とが密接して管継手20が組立てられる。こ
の場合、真円度加工精度を出すことが難しい座部25の
先端部27は、ニップル2の座面31より内部奥側(図
1の左方側)に向かって突出するように逃がしているの
で、先端部27が座面31に当接することはなく、真円
度の高い座部25の円錐台形と座面31の弾性変形が可
能で座部25は座面31に対してなじみ易く、こじりは
生じない。
ので、管材21にスリーブ23を挿入するとともにスリ
ーブ23にナット24を挿入し、ニップル22のおねじ
34にナット24のめねじ17を螺合させてナット24
をニップル22へ締付けると、図2に示すように、管材
21の座部25の円錐台形と、ニップル22の座面31
の円錐穴形とが密接して管継手20が組立てられる。こ
の場合、真円度加工精度を出すことが難しい座部25の
先端部27は、ニップル2の座面31より内部奥側(図
1の左方側)に向かって突出するように逃がしているの
で、先端部27が座面31に当接することはなく、真円
度の高い座部25の円錐台形と座面31の弾性変形が可
能で座部25は座面31に対してなじみ易く、こじりは
生じない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による管継
手は、軸方向先端に円錐台形の拡大座部を形成した管材
と、この管材の拡大座部に対応する円錐穴形の座面を内
面に形成したニップルとを備えた管継手において、管材
の拡大座部の円錐台の母線の長さをニップルの座面の円
錐穴の母線の長さよりも長く形成し、管材とニップルの
密着時に、管材の拡大座部の先端部が、ニップルの座面
よりも内部奥側に向かって円錐台形状に突出するように
形成したので、管継手を締め込んだ時に管材の拡大座部
の先端部がニップルの座面に噛み込むことがなく、管材
とニップルの着脱を何回行っても、噛み込みに起因して
高圧流体が漏れやすくなることがない。
手は、軸方向先端に円錐台形の拡大座部を形成した管材
と、この管材の拡大座部に対応する円錐穴形の座面を内
面に形成したニップルとを備えた管継手において、管材
の拡大座部の円錐台の母線の長さをニップルの座面の円
錐穴の母線の長さよりも長く形成し、管材とニップルの
密着時に、管材の拡大座部の先端部が、ニップルの座面
よりも内部奥側に向かって円錐台形状に突出するように
形成したので、管継手を締め込んだ時に管材の拡大座部
の先端部がニップルの座面に噛み込むことがなく、管材
とニップルの着脱を何回行っても、噛み込みに起因して
高圧流体が漏れやすくなることがない。
【0017】また、拡大座部の半径方向内側に環状凹部
を設けて、管材の主体部とほぼ等しい厚さをもつ円錐台
形突部を形成し、円錐台形突部はその半径方向内面が内
側から拘束されることがないようにしたので、円錐台形
突部は半径方向内方へ向かって弾性変形が可能で、ニッ
プルの円錐穴形座面に対しなじむように変形して、拡大
座部とニップルの座面との密接は常に保持され、高圧流
体が管継手から漏れることはない。そして、管材の先端
に、半径方向内側に環状凹部を有する拡大座部を形成す
るだけで済むから管継手を安価に提供することができ
る。
を設けて、管材の主体部とほぼ等しい厚さをもつ円錐台
形突部を形成し、円錐台形突部はその半径方向内面が内
側から拘束されることがないようにしたので、円錐台形
突部は半径方向内方へ向かって弾性変形が可能で、ニッ
プルの円錐穴形座面に対しなじむように変形して、拡大
座部とニップルの座面との密接は常に保持され、高圧流
体が管継手から漏れることはない。そして、管材の先端
に、半径方向内側に環状凹部を有する拡大座部を形成す
るだけで済むから管継手を安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手の実施の形態を示す軸方向部分
断面図。
断面図。
【図2】図1の座部と座面部分の拡大図。
【図3】従来の管継手の軸方向部分断面図。
【図4】図3の座部と座面部分の拡大図。
【符号の説明】 19 環状凹部 20 管継手 21 管材 22 ニップル 23 スリーブ 24 ナット 25 円錐台形拡大座部 27 先端部 31 円錐穴形座面
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向先端に円錐台形の座部を形成した管
材と、この管材の座部に対応する円錐穴形の座面を内面
に形成したニップルとを備えた管継手において、前記管
材の座部の円錐台の母線の長さが前記ニップルの座面の
円錐穴の母線の長さよりも長く形成され、前記管材と前
記ニップルの密接時に、前記管材の座部の先端部は、前
記ニップルの座面よりも内部奥側に向って突出するよう
にしたことを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120803A JPH11315976A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120803A JPH11315976A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11315976A true JPH11315976A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14795381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10120803A Pending JPH11315976A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11315976A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005214253A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Sanoh Industrial Co Ltd | チューブのフレア形端末構造 |
| JP2017002995A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | イハラサイエンス株式会社 | 継手構造およびその製造方法 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10120803A patent/JPH11315976A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005214253A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Sanoh Industrial Co Ltd | チューブのフレア形端末構造 |
| EP2258973A1 (en) | 2004-01-28 | 2010-12-08 | Sanoh Kogyo Kabushiki Kaisha | Flared end structure of tube |
| JP2017002995A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | イハラサイエンス株式会社 | 継手構造およびその製造方法 |
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