JPH11316345A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JPH11316345A
JPH11316345A JP11041805A JP4180599A JPH11316345A JP H11316345 A JPH11316345 A JP H11316345A JP 11041805 A JP11041805 A JP 11041805A JP 4180599 A JP4180599 A JP 4180599A JP H11316345 A JPH11316345 A JP H11316345A
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actuator
endoscope
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switch
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Hiroki Hibino
浩樹 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧電アクチュエータの往復のスピードのバラン
スを自動的に調整することができる操作性が良好な内視
鏡システムの提供を目的としている。 【解決手段】本発明の内視鏡システムは、内視鏡と、内
視鏡の挿入部内に設けられるとともに、圧電素子の急速
変形によって往復移動される駆動部を有し、駆動部の往
復移動によって内視鏡の対物光学系のレンズを移動させ
るアクチュエータ33と、内視鏡に設けられ、前記駆動
部の往復移動時の速度情報を記憶した記憶手段50と、
内視鏡と電気的に接続され、前記記憶手段からの速度情
報に基づいて、 駆動部の往方向移動時の速度と復方向
移動時の速度とが略同一となるように、アクチュエータ
の駆動を制御する制御装置14とを具備することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電素子の伸縮を
利用した衝撃力で被駆動体を駆動させる圧電アクチュエ
ータを有する内視鏡を備えた内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電素子の変形を利用して被駆動
体を駆動させる圧電アクチュエータが一般に知られてい
る。例えば、特開平9−322566号公報では、内視
鏡の先端部に圧電アクチュエータが配置され、観察光学
系における観察倍率の変更(変倍)、フォーカス、ズー
ムを行なうために、観察光学系の光学レンズが圧電アク
チュエータによって移動される。具体的には、圧電アク
チュエータを有する内視鏡と、内視鏡に照明光を供給す
る光源装置と、内視鏡に電気的に接続されて圧電アクチ
ュエータの駆動を制御する制御装置と、内視鏡からの画
像データを処理するCCU(カメラコントロールユニッ
ト)とによって内視鏡システムが構成され、制御装置を
介して圧電アクチュエータが往復移動されることによっ
て、圧電アクチュエータに接続された光学レンズが観察
光学系の光軸方向に沿って往復移動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧電アクチュエータ
は、一般的に、往復時のスピードが異なる。そのため、
従来は、操作者が制御装置の操作パネルでアクチュエー
タの往復のスピードのバランスをとっていた。
【0004】しかし、このように、アクチュエータの往
復のスピードのバランスを操作者が操作パネル上で行な
う従来の形態では、操作性の悪化の問題はさることなが
ら、内視鏡を交換使用する度に圧電アクチュエータの往
復スピードバランスの設定をし直さなければならず、そ
の作業が非常に面倒であった。すなわち、内視鏡にはそ
の種類等に応じて異なる圧電アクチュエータが組み込ま
れており、このような圧電アクチュエータの固体差ゆえ
に、 操作者は内視鏡毎にアクチュエータの往復のスピ
ードバランスを調整するという煩雑な作業を行なわなけ
ればならなかった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、圧電アクチュエータ
の往復のスピードのバランスを自動的に調整することが
できる操作性が良好な内視鏡システムを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内視鏡システムは、内視鏡と、内視鏡の挿
入部内に設けられるとともに、圧電素子の急速変形によ
って往復移動される駆動部を有し、駆動部の往復移動に
よって内視鏡の対物光学系のレンズを移動させるアクチ
ュエータと、内視鏡に設けられ、前記駆動部の往復移動
時の速度情報を記憶した記憶手段と、内視鏡と電気的に
接続され、前記記憶手段からの速度情報に基づいて、駆
動部の往方向移動時の速度と復方向移動時の速度とが略
同一となるように、アクチュエータの駆動を制御する制
御装置とを具備することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0008】図1〜図7は本発明の一実施形態を示して
いる。図1は、 拡大式電子内視鏡( 以下、単に内視
鏡という。)1を備えた内視鏡システムを概略的に示し
ている。図示のように、内視鏡1は、挿入部2と操作部
3とからその本体が構成されている。挿入部2は、可撓
管部8と、可撓管部8の先端に接続されて湾曲操作され
る湾曲部7と、湾曲部7の先端に設けられ且つ各種の光
学要素が組み込まれた先端構成部6とからなる。
【0009】操作部3にはユニバーサルコード4が接続
されており、ユニバーサルコード4の先端には、光源装
置25に接続されるコネクタ5が設けられている。コネ
クタ5からはズームケーブル9が延出しており、ズーム
ケーブル9の先端にはズームコネクタ10が設けられて
いる。このズームコネクタ10には図示のように接続コ
ード11が接続されるが、接続コード11が接続されな
い場合にはキャップ10aがズームコネクタ10に装着
される。
【0010】接続コード11は、その一端にズームコネ
クタ10に対して着脱自在に接続される第1のコネクタ
12を有し、その他端にズーム制御装置14に対して着
脱自在に接続される第2のコネクタ13を有している。
また、ズーム制御装置には、フットスイッチ16に接続
される接続コード17と、挿入部2に取り付けられたシ
ーソー型のズーム用リモコンスイッチ18に接続される
接続コード19とが着脱自在に接続されている。
【0011】ユニバーサルコード4のコネクタ5には、
ビデオケーブル20の一端に設けられたコネクタ21が
着脱自在に接続されている。ビデオケーブル20の他端
にはコネクタ22が設けられ、このコネクタ22はカメ
ラコントロールユニット(以下、CCUという。)23
に対して着脱自在に接続されている。なお、CCU23
の出力画像は、図2に示すモニタ24の画面に表示され
る。
【0012】図2に示すように、光源装置25には、内
視鏡1に内蔵されるライトガイドファイバ27に対して
照明光を入射せしめるランプ26が内蔵されている。ま
た、図示しないが、光源装置25には、内視鏡1の挿入
部2内に配設された送気管路に空気を供給する送気源
と、同じく内視鏡1の挿入部2内に配設された送水管路
に水を供給する送水源とが内蔵されている。
【0013】一方、内視鏡1の先端構成部6内には、対
物レンズ系28と、撮像素子29とが内蔵され、被写体
を撮像できるようになっている。なお、撮像素子29と
しては、固体撮像素子、特に電荷結合素子(CCD)が
好ましい。したがって、以下では、撮像素子29をCC
Dとして話をすすめることとする。
【0014】対物レンズ系28はズームレンズ30を有
している。 このズームレンズ30は、一般のズームレ
ンズと異なり、変倍するとフォーカス点が変化する形式
のものである。すなわち、広角側では例えば被写界深度
が5〜100mmで、拡大側では被写界深度が2〜5m
mである。
【0015】CCD29の撮像信号は、プリアンプ31
を介して、CCU23内のビデオ信号処理回路32に入
力されるようになっている。また、内視鏡1の先端構成
部6内には、ズームレンズ30を操作するアクチュエー
タ33が設けられている。このアクチュエータ33は、
ズーム制御装置14内に設けられた駆動回路34からの
駆動信号を受けて駆動されるようになっている。 な
お、アクチュエータ33は、詳しくは圧電式アクチュエ
ータからなり、連結部材36と連結腕35とを介してズ
ームレンズ30を光軸方向に前後移動させる。
【0016】また、内視鏡1には、これに内蔵されたア
クチュエータ33の往復移動時の速度差の情報すなわち
往方向移動時の速度と復方向移動時の速度との差の情報
を記憶したROM等からなるスピード制御信号発生手段
50が内蔵されている。内視鏡1が制御装置14に接続
されると、スピード制御信号発生手段50と制御装置1
4の制御回路43とが電気的に接続され、スピード制御
信号発生手段50に記憶されているアクチュエータ33
の速度情報が制御回路43に送られる。制御回路43
は、この情報を受けて、後述するように、駆動回路34
を介してアクチュエータ33側に出力する駆動パルスの
出現率( デューティ比)を制御する。なお、スピード
制御信号発生手段50は内視鏡毎に設けられており、内
視鏡に内蔵されるアクチュエータ33が異なれば、スピ
ード制御信号発生手段50に記憶されている速度情報も
異なる場合がある。
【0017】オートズーム(すなわち、オートフォーカ
ス)を可能とするために、CCU23内にはフォーカス
検出回路45が内蔵されている。フォーカス検出回路4
5にはビデオ信号処理回路32の画像信号が入力され
る。フォーカス検出回路45はその入力された画像信号
からコントラストのデータを算出し、このデータを制御
回路43に入力する。これによって、制御回路43は、
駆動回路34を介してアクチュエータ33の駆動を制御
し、ズームレンズ30を焦点が合う位置へと移動させ
る。
【0018】具体的には、オートフォーカス制御が行な
われると、 制御回路43は、例えばコントラスト法
(山登り法)により画像のコントラストが最大になるよ
うにズームレンズ30を移動させるべくアクチュエータ
33の駆動を制御する。すなわち、CCD29の受光面
にピントが常に合うようにズームレンズ30を移動させ
る。これによって、モニタ24に表示される画像は常に
ピントが合った状態となる。なお、一般に、内視鏡1の
光学系は、広角時には深度が深くピントを合わせ易い
が、拡大時には深度が浅くピントが合わせにくい。した
がって、拡大時のみ自動的にオートフォーカスとし、そ
の他の時にはオートフォーカスをOFFするようにして
も良い。このようにすることにより、アクチュエータ3
3の耐久性がアップする。
【0019】また、本実施形態の内視鏡システムでは、
フットスイッチ16によってマニュアルズ−ム(すなわ
ち、マニュアルフォ−カス)が可能となる。すなわち、
フットスイッチ16は拡大(T)スイッチ部16aと広
角(W)スイッチ部16bとを備えており、各スイッチ
部16a,16bが選択的に操作されることにより、ア
クチュエータ33が駆動され、対物レンズ系28のズー
ムレンズ30がその選択されたスイッチ操作に応じて光
軸方向の前方または後方へ移動されて、所定のズームが
なされる。なお、各スイッチ部16a,16bの操作に
伴うフットスイッチ16からの出力信号は、フォトカプ
ラ44を介して、制御回路43に入力される。このた
め、フットスイッチ16側と制御回路43側とが電気的
に絶縁される。
【0020】また、本実施形態の内視鏡システムでは、
リモコンスイッチ18によってもマニュアルズ−ムが可
能となる。すなわち、リモコンスイッチ18は、シーソ
ー型のものであり、一方の山部を形成する拡大(T)ス
イッチ部18aと、他方の山部を形成する広角(W)ス
イッチ部18bとを備えている。そして、各スイッチ部
18a,18bが選択的に操作されると、各スイッチ部
18a,18bの操作に伴うリモコンスイッチ18から
の出力信号が制御回路43に直接に入力される。これに
よって、アクチュエータ33が駆動され、対物レンズ系
28のズームレンズ30がその選択されたスイッチ操作
に応じて光軸方向の前方または後方へ移動されて、所定
のズームがなされる。
【0021】さらに、本実施形態の内視鏡システムで
は、ズームスイッチ42によってもマニュアルズ−ムが
可能となる。すなわち、ズームスイッチ42は、シーソ
ー型のものであり、一方の山部を形成する拡大(T)ス
イッチ部42aと、他方の山部を形成する広角(W)ス
イッチ部42bとを備えている。そして、各スイッチ部
42a,42bが選択的に操作されると、各スイッチ部
42a,42bの操作に伴うズームスイッチ42からの
出力信号が制御回路43に直接に入力される。これによ
って、アクチュエータ33が駆動され、対物レンズ系2
8のズームレンズ30がその選択されたスイッチ操作に
応じて光軸方向の前方または後方へ移動されて、所定の
ズームがなされる。
【0022】アクチュエータ33は、図4に示すように
構成されている。すなわち、ズームレンズ30の連結腕
35に連結部材36を介して連結される移動体からなる
駆動部52と、この駆動部52に固定状態で内蔵された
圧電素子53(図3参照)とからなる。この場合、圧電
素子53は、所定の波形の駆動電圧が印加されることに
より機械的な伸縮変形動作をし、この伸縮変形動作によ
って駆動部52に衝撃力を与える。具体的には、圧電素
子53は、図3に示すように、側面に導電性の白金内部
電極55が被着された圧電セラミック54を積層して構
成される。内部電極55が露出する圧電素子53の両側
面には一層おきに交互に電気絶縁層56が設けられる。
そして、電気絶縁層56が設けられている面には、圧電
セラミック54の上部から下部まで、金外部電極57が
プラズマ蒸着によって設けられて一層おきに電気的に接
続されている。圧電セラミック54の下部に位置する外
部電極57には、 給電部材としてのリード線58が半
田59により接続されている。
【0023】また、駆動部52は、図4に示すように、
内視鏡1の先端構成部6の本体部材に固定的に設けられ
たベース(静止部材)、詳しくは円管60の内面に摩擦
係合して保持されている。本実形態では、図示しないバ
ネによって駆動部52が円管60の下面に押圧されてい
る。また、その一端が圧電素子53に電気的に接続され
たリード線58は、弾性部材からなり、コイルバネの形
態で円管60内に配置されている。リード線58の他端
側は、円管60の後端に固定された蓋体62を通じて円
管60の外部に直線状に延びている。この場合、リード
線58は蓋体62に接着固定されている。なお、駆動部
52とともにズームレンズ30が前方に移動されると広
角となり、駆動部52とともにズームレンズ30が後方
に移動されると拡大となる。
【0024】図4に示すように、円管60には、アクチ
ュエータ33の駆動ストロークの両端( ズームレンズ
30の移動限界)を検出するための検出手段が設けられ
ている。この検出手段は、円管60の前端部に設けられ
且つアクチュエータ33(ズームレンズ30)が広角側
に最大に移動した時にアクチュエータ33と当接するピ
ン63と、円管60に形成され且つアクチュエータ33
(ズームレンズ30)が拡大側に最大に移動した時に連
結腕35と当接する当接部64とからなる。なお、連結
腕35は、図5に示すように当接部64に当接した際に
連結部材36に対して僅かに回動してズームレンズ30
の中心軸を対物レンズ系28の光軸28aからずらすと
ともに当接部64から離間した際には連結部材35に対
して略直交する初期位置に復帰してズームレンズ30の
中心軸を対物レンズ系28の光軸28aに一致させるよ
うに、連結部材36に対して所定の嵌め合いをもって連
結されている。
【0025】また、本実施形態では、アクチュエータ3
3がその全駆動ストロークの略中央に位置している状態
(図4の(a)の状態)で、リード線58のコイル部が
自然長(リード58線に引張力あるいは押圧力がかかっ
ていない状態でのコイル部の長さ)に保たれるようにな
っている。
【0026】図7は制御装置14のフロントパネル70
を示している。図示のように、フロントパネル70に
は、電源スイッチ71と、ズームケーブル9(または接
続コード11)が着脱自在に接続されるケーブル接続部
76と、アクチュエータ33の移動スピードを設定する
ためのスピード設定部72と、アクチュエータ33の駆
動モードを設定するためのモード設定部73と、 アク
チュエータ33のステップ移動量(倍率)を設定するた
めのステップ移動量設定部74とが設けられている。ス
ピード設定部72には、異なるスピードを設定できるよ
うに2つの設定スイッチ72a,72bが設けられてお
り、各スイッチ72a,72bには、それぞれに対応す
るLED75が設けられている。また、モード設定部7
3には、アクチュエータ33を連続的に移動させるため
の連続モードスイッチ73aと、アクチュエータ33を
段階的に移動させるためのステップモードスイッチ73
bとが設けられている。この場合も、各スイッチ73
a,73bには、それぞれに対応するLED75が設け
られている。さらに、ステップ移動量設定部74には、
異なるステップ移動量を設定できるように3つの設定ス
イッチ74a,74b,74cが設けられており、各ス
イッチ74a,74b,74cには、それぞれに対応す
るLED75が設けられている。本構成では、モード設
定部73の連続モードスイッチがONされた時にのみス
ピード設定部72でスピード設定を行なうことができ
る。また、モード設定部73のステップモードスイッチ
がONされた時にのみステップ移動量設定部74でステ
ップ移動量の設定を行なうことができる。なお、スピー
ド設定部72の第1の設定スイッチ72aは低速スイッ
チであり、また、第2の設定スイッチ72bは高速スイ
ッチであり、低速スイッチ72aがONされた際のアク
チュエータ33の移動速度は高速スイッチ72bがON
された際の移動速度の1/2に設定される。
【0027】次に、上記構成の内視鏡システムの動作の
一実施形態について説明する。
【0028】図6は、駆動回路34からアクチュエータ
33に出力される駆動信号(駆動パルス)の波形を示し
ている。基本周期当たりの全パルス数(パルス出現率が
100%の場合のパルス数)と基本周波数(単位時間当
たりに発生する基本周期の個数)との積がアクチュエー
タ33の駆動周波数であり、この駆動周波数はアクチュ
エータ固有のものである。また、基本周波数が一定の場
合、アクチュエータ33の移動速度は基本周期当たりに
現れるパルス数に略比例する。すなわち、基本周期当た
りの全パルス数に対する出現パルス数(実際に基本周期
内に出現される(駆動回路34を介して出力される)パ
ルス数)の割合すなわちパルス出現率を大きくすれば、
それだけアクチュエータ33の移動速度が速くなる。具
体的には、基本周期当たりの全パルス数が10である場
合、パルス出現率を100%に設定すると、駆動パルス
の出力波形は図6の(b)に示すようになる。すなわ
ち、基本周期内に現れるパルスの数が10となる。パル
スが出現している間、アクチュエータ33は移動を続け
る。また、パルス出現率を50%に設定すると、駆動パ
ルスの出力波形は図6の(d)に示すようになる。すな
わち、基本周期内に現れるパルスの数が5となる。した
がって、図6の(b)に比べてアクチュエータ33の移
動速度は遅くなる。
【0029】アクチュエータ33は、内視鏡1に組み込
まれる前に予めその往復移動時の速度差すなわち往方向
移動時の速度と復方向移動時の速度との差が測定され、
その測定された速度情報を記憶したROM等からなるス
ピード制御信号発生手段50とともに内視鏡1内に組み
込まれる。このようにアクチュエータ33とスピード制
御信号発生手段50とがセットで組み込まれた内視鏡1
を制御装置14に接続すると、スピード制御信号発生手
段50と制御装置14の制御回路43とが電気的に接続
され、スピード制御信号発生手段50に記憶された速度
情報が制御回路43に入力される。制御回路43は、こ
の入力情報に基づいて、アクチュエータ33に出力する
駆動パルスの出現率を制御し、駆動回路34を介してア
クチュエータ33の往復時の駆動速度が略同一となるよ
うにする。すなわち、アクチュエータ33の往方向移動
時の速度と復方向移動時の速度とを略同一に制御する。
【0030】さらに、具体的に説明すると、例えば、ス
ピード制御信号発生手段50に記憶されたアクチュエー
タ33の往方向移動速度と復方向移動速度との比が1:
0.8であった場合(往方向移動速度が復方向移動速度
よりも速い場合)には、その情報がスピード制御信号発
生手段50から制御回路43に入力され、制御回路43
は、往方向移動時のパルス出現率と復方向移動時のパル
ス出現率との比を前記速度情報の逆比である0.8:1
に設定する。したがって、アクチュエータ33の往方向
移動時の速度と復方向移動時の速度とが略同一となる
(本実施形態の場合には、拡大方向の移動速度と広角方
向の移動速度とが略同一となる)。
【0031】この場合、制御回路43は、連続モードス
イッチ73aがONされ且つ高速スイッチ72bがON
されている(高速設定時)と、この信号を受けて、往方
向のパルス出現率を80%、復方向のパルス出現率を1
00%に自動的に設定する(図6の(a)(b)参
照)。 したがって、例えば、内視鏡1の操作部3のズ
ームスイッチ42またはフットスイッチ16が拡大/広
角操作されると、アクチュエータ33を介してズームレ
ンズ30が拡大方向または広角方向に高速で移動し、ま
た、拡大方向の移動速度と広角方向の移動速度とが略同
一となる。
【0032】一方、制御回路43は、連続モードスイッ
チ73aがONされ且つ低速スイッチ72aがONされ
ている(低速設定時)と、この信号を受けて、往方向の
パルス出現率を40%、復方向のパルス出現率を50%
に自動的に設定する(図6の(c)(d)参照)。した
がって、例えば、内視鏡1の操作部3のズームスイッチ
42またはフットスイッチ16が拡大/広角操作される
と、アクチュエータ33を介してズームレンズ30が拡
大方向または広角方向に低速で移動し、また、拡大方向
の移動速度と広角方向の移動速度とが略同一となる。
【0033】また、制御回路43は、ステップモードス
イッチ73bがONされていると、各設定スイッチ74
a,74b,74cに対応した量のパルスを駆動回路3
4を介して出力する。例えば、第1の設定スイッチ74
aが1回押される度に100パルス出力され、第2の設
定スイッチ74bが1回押される度に200パルス出力
され、第3の設定スイッチ74cが1回押される度に3
00パルス出力されるようになっている。すなわち、内
視鏡1の操作部3のズームスイッチ42またはフットス
イッチ16が拡大操作される度に、設定スイッチ74
a,74b,74cで設定されたステップ移動量(倍
率)だけズームされる。最広角の状態で通常使用されて
いる場合には、ズームスイッチ42またはフットスイッ
チ16が拡大操作される度に、設定スイッチ74a,7
4b,74cで設定されたステップ移動量(倍率)ずつ
徐々に倍率が上がっていき、最終的に拡大MAXとな
る。そして、広角操作されると、どの設定倍率からでも
必ず最広角に戻る。
【0034】以上説明した動作によってアクチュエータ
33が広角側の終端(一方のストローク端)まで移動さ
れると、アクチュエータ33は円管60に設けられたピ
ン63に突き当たる(図5の一点鎖線参照)。この時、
連結腕35は連結部材35に対して略直交した状態を維
持しズームレンズ30の中心軸を対物レンズ系28の光
軸28aに一致させたままとし、また、リード線58は
図4の(c)に示すようにそのコイル部が最大に引張ら
れる。また、アクチュエータ33が拡大側の終端(他方
のストローク端)まで移動されると、連結腕35が円管
60の当接部64に突き当たって連結部材36に対して
僅かに回動する(図5の実線参照)。したがって、 ズ
ームレンズ30の中心軸が対物レンズ系28の光軸28
aからずれ、内視鏡画像がずれる。この画像の変化はモ
ニタ24を通じて確認できる。すなわち、モニタ24を
通じた画像の変化をもって拡大側の終端を知ることがで
きる。なお、この時、リード線58は、図4の(b)に
示すように、そのコイル部が最大に圧縮される。
【0035】以上説明したように、本実施形態の内視鏡
システムでは、アクチュエータ33それ固有の速度情報
を記憶したスピード制御信号発生手段50が内視鏡1に
組み込まれ、この情報に基づいて制御装置14がアクチ
ュエータ33に出力する駆動パルスの出現率を制御して
アクチュエータ33の往復時の駆動速度を略同一に設定
する。したがって、アクチュエータ33の往復のスピー
ドのバランスを接続する内視鏡によらず自動的に調整す
ることができる。
【0036】特に、本実施形態では、アクチュエータ3
3がその全駆動ストロークの略中央に位置している状態
で、リード線58のコイル部が自然長に保たれるように
なっている。すなわち、コイル部の延び側と縮み側のス
トロークが等しく設定されている(L1=L2)。した
がって、アクチュエータ33の往復時のスピードバラン
スがコイル部によって影響を受けない。つまり、アクチ
ュエータ33とリード線58のコイル部(給電部材)と
からなる系の全体で往復時の速度が略同一となる。従
来、例えば特開平9−84336号公報に示すように、
給電部材をコイル状に形成したものがあるが、この給電
部材をアクチュエータの移動体が引張る時には抵抗が大
きく、移動体の移動速度すなわちズーム速度が遅くな
り、戻る時には勢いがついてズーム速度が速くなる不具
合があった。つまり、給電部材の抵抗には固体差がある
ため、内視鏡を交換する度にアクチュエータの往復のス
ピードバランスを制御装置の操作パネルでとらなければ
ならなかった。しかし、本実施形態の内視鏡システムに
よればこのような不都合も解消される。なお、本実施形
態では、アクチュエータ33とリード線58のコイル部
(給電部材)とからなる系全体の速度情報がスピード制
御信号発生手段50に記憶され、その情報に基づいて制
御装置14が系の往復時の速度バランスを調整するよう
になっていても良い。
【0037】また、本実施形態の内視鏡システムでは、
連続移動モード時だけではなく、ステップ移動モード時
においても、アクチュエータ33の往復時の速度が略同
一に設定される。 一般に、ステップ移動モードで往復
を繰り返すと、誤差、すなわち、往復時のスピード差
(往復のステップ量の誤差)が積算され、所定のステッ
プ位置とならない。しかし、本実施形態のように往復時
のスピードを略等しく設定すれば、 ステップモードで
往復を繰り返しても、略所定のステップ位置となる。
【0038】また、本実施形態の内視鏡システムにおい
て、アクチュエータ33の駆動ストロークの両端(ズー
ムレンズ30の移動限界)を検出するための検出手段
は、円管60の前端部に設けられ且つアクチュエータ3
3(ズームレンズ30)が広角側に最大に移動した時に
アクチュエータ33と当接するピン63と、円管60に
形成され且つアクチュエータ33(ズームレンズ30)
が拡大側に最大に移動した時に連結腕35と当接する当
接部64とからなる。従来、例えば特開平9−3225
66号公報に示すように、積層圧電振動子の一部にアク
チュエータの駆動ストローク端を検出する検出手段を設
けたものがある。このように、積層圧電振動子の一部を
検出に使用すると、変位がその分少なくなり、したがっ
て、アクチュエータのスピードが遅くなったり、大きさ
が大きくなったり、構造が複雑となる。しかしながら、
本実施形態のように、円管60に検出手段を設け、ズー
ムレンス30のずれによってストローク端を検出できる
構成にすれ、このような不都合も解消される。
【0039】なお、本実施形態では、フロントパネル7
0の各スイッチが押されると、LED75が点灯するよ
うになっているが、LED75を設けることなく、スイ
ッチ自身が点灯するようにしても良い。また、本実施形
態では、ステップ移動量設定部74の各スイッチ74
a,74b,74cに番号が付されているが、この番号
は、そのスイッチに対応する倍率であっても良い。すな
わち、例えば、第1のスイッチ74aにはその設定倍率
(40倍)を示す番号(40)が付されていても良い。
同様に、第2のスイッチ74bに70の番号が付され、
第3のスイッチ74cに100の番号が付されていても
良い。
【0040】また、本実施形態では、ステップ移動モー
ド時において、広角操作されると、どの設定倍率からで
も必ず最広角に戻るが、設定倍率ずつ徐々に広角される
ようになっていても良い。
【0041】図8は、本実施形態の第1の変形例を示し
ている。この変形例において、アクチュエータ33の駆
動ストロークの両端(ズームレンズ30の移動限界)を
検出するための検出手段は、円管60の前端部に形成さ
れ且つアクチュエータ33(ズームレンズ30)が広角
側に最大に移動した時に連結腕35と当接する当接部6
5と、円管60に形成され且つアクチュエータ33(ズ
ームレンズ30)が拡大側に最大に移動した時に連結腕
35と当接する当接部64とからなる。このように、ア
クチュエータ33のストロークの両端で連結腕35が傾
くようにすれば、広角側と拡大側の両端位置を、モニタ
24を通じた画像の変化をもって知ることができる。
【0042】図9は、本実施形態の第2の変形例を示し
ている。この変形例では、円管60の当接部63,6
4,65によってズームレンズ30を光軸28aに対し
てずらすのではなく、内視鏡1の例えば先端構成部6の
本体部材に設けられた規制体80のガイド面80aによ
ってズームレンズ30を光軸28aに対して略垂直に移
動させるようになっている。この場合、連結腕35は、
ガイド面80aに当接した際に連結部材36に対して僅
かに下方に移動してズームレンズ30の中心軸を対物レ
ンズ系28の光軸28aから下方にずらすとともにガイ
ド面80aから離間した際には上方の初期位置に復帰し
てズームレンズ30の中心軸を対物レンズ系28の光軸
28aに一致させるように、連結部材36に対して所定
の嵌め合いをもって連結されている。したがって、この
ような構成によっても、広角側と拡大側の両端位置を、
モニタ24を通じた画像の変化をもって知ることができ
る。
【0043】図10〜図12は本実施形態の第3の変形
例を示している。この変形例では、アクチュエータの構
成が前記実施形態と異なる。
【0044】図11に詳しく示すように、アクチュエー
タ33Aは円筒状の移動体82を有している。移動体8
2には積層圧電素子83が内蔵されている。具体的に
は、移動体82を形成するSUSパイプ84の両端にレ
ンズ枠接続部85と素子基台86とが接着されている。
【0045】レンズ枠接続部85には、圧電素子83の
倒れを防止するための突起85bが設けられている。こ
れにより、外部からの衝撃が移動体82に加わっても圧
電素子83の端部83aの倒れが規制されるため、圧電
素子83が折れにくい。素子基台86には接着剤87に
よって圧電素子83が接着されている。SUSパイプ8
4と圧電素子83との間には、衝撃緩衝材としてのシリ
コン系の充填材(弾性体)88と、絶縁用の樹脂チュー
ブ89とが配されている。充填材88は樹脂チューブ8
9内に隙間なく充填されている。また、充填材88に
は、粒径5〜500μm のセラミック球が混入されてい
る(粒径5〜500μm のガラス球が混入されてあって
も良い)。この場合、セラミック(ガラス)の混入比率
は充填材(弾性体)88の10〜70重量%である。ま
た、樹脂チューブ89はポリイミドチューブからなる。
【0046】圧電素子83の外部電極にはリード線90
の端部が半田91によって取り付けられている。リード
線90は、素子基台86を貫通する孔86aに挿通され
て移動体82の外部に導出されている。孔86aには接
着剤(シリコン系の充填材)92が充填されている。移
動体82から延出するリード線90の基部にはシリコン
系の充填材93が充填され、リード線90の端部が破断
しないように補強されている。
【0047】アクチュエータ33Aは外側パイプ(SU
Sパイプ)94の内側に略同心的に配された内側パイプ
(SUSからなるガイドパイプ)95の内面にスライド
可能に摩擦係合している。具体的には、内側パイプ95
の長手方向(軸方向)に沿って移動体82が移動可能で
あり、その移動範囲の全長にわたって移動体82と内側
パイプ95とが接触部A(図12参照)で接触してい
る。なお、この場合の接触部Aは線状となっている。
【0048】内側パイプ95には、ズームレンズが配置
される側に、板バネからなる「く」の字型の摩擦板96
が着脱自在に配設されている。この摩擦板96は、移動
体82を内側パイプ95に対して押し付けて、内側パイ
プ95と移動体82との間に摩擦力を発生させている。
具体的には、内側パイプ95に切り欠き部95aが形成
されるとともに、外側パイプ94に2つの切り欠き部9
4a,94bが形成され、内側パイプ95の切り欠き部
95aの後端部95bと外側パイプ94の切り欠き部9
4aの前端部94cとによって摩擦板96がガタなく挟
み込まれて固定されている。すなわち、移動体82は、
その移動範囲の全長にわたって、内側パイプ95との接
触部Aおよび摩擦板82との接触部B,Cの3点で支持
されている(図12参照)。
【0049】なお、付勢部材として機能する前記摩擦板
96は、リン青銅やSUS304等のバネ材からなる。
また、摩擦板96の両端部の鍔96a,96aは内側パ
イプ95と外側パイプ94との間で挟持されている。ま
た、内側パイプ95に対する移動体82の引掛かりを防
止するために、移動体82の先端部としてのレンズ枠接
続部85の外面は先細りのテーパ状に形成されている。
【0050】このような構成では、アクチュエータ33
Aを内側パイプ95に対して進退させると、レンズ枠接
続部85の結合ピン用孔85aに挿入されて取り付けら
れた結合ピン(前記実施形態の連結腕35に相当)が進
退し、結合ピンに取り付けられたズームレンズが進退さ
れる。また、充填材(弾性体)88によって圧電素子が
保護されているため、耐衝撃性が向上する。また、移動
体82の往復方向のいずれにおいても移動体82と内側
パイプ95との接触面積が変化しないため、性能の安定
性を確保することができる。また、移動体82が3点
A,B,Cで支持されているため、安定な摩擦状態が得
られる。
【0051】図13〜図19は本実施形態の第4の変形
例を示している。この変形例において、アクチュエータ
の構成は第3の変形例と同一であるが、アクチュエータ
が適用される内視鏡側およびシステム側が前記実施形態
と若干異なる。
【0052】図13に示されるように、本変形例に係る
拡大観察内視鏡システム201は、拡大式電子内視鏡2
02と、ビデオプロセッサ203と、光源装置204
と、拡大操作を行なうためのフットスイッチ205と、
拡大をコントロールする拡大観察コントローラ210
と、観察画像を映す図示しないモニタとを備えている。
【0053】拡大式電子内視鏡202は、挿入部211
と、操作部212と、コネクタ部213と、操作部21
2とコネクタ部213とを繋ぐ接続コード部214とに
よって構成されている。挿入部211は、先端部215
と、湾曲部216と、柔軟な可撓管部217とからな
る。先端部215には、光源装置204からの光を投光
する照明窓218や観察画像を撮像する撮像ユニット等
が組み込まれている。なお、前記撮像ユニットは、図1
4に示されるように、固体撮像素子ユニット(以下、C
CDユニットという。)120と、対物ユニット121
と、対物ユニット121の後述するズームレンス123
を移動させる第3の変形例と同一のアクチュエータ(ユ
ニット)33Aとからなる。
【0054】また、操作部212には、アクチュエータ
ユニット33Aを動作させるズームスイッチ224が設
けられている。また、コネクタ部213の第1コネクタ
213aは光源装置204のソケット204aに着脱自
在に接続される。コネクタ部213の第2のコネクタ2
13bは、ビデオプロセッサ203のソケット203a
にカールコード226を介して接続される。また、拡大
観察コントローラ210の背面パネルには、アクチュエ
ータユニット33Aを駆動操作するためのフットスイッ
チ205が着脱自在に接続可能な図示しないコネクタ/
ソケットが設けられている。
【0055】なお、アクチュエータ33Aそれ固有の速
度情報を記憶したスピード制御信号発生手段が内視鏡2
02に組み込まれ、この情報に基づいて拡大観察コント
ローラ210がアクチュエータ33Aに出力する駆動パ
ルスの出現率を制御してアクチュエータ33Aの往復時
の駆動速度を略同一に設定する点については前記実施形
態と同様である。
【0056】図15に詳しく示されるように、対物ユニ
ット121は、固体撮像素子(CCD)135(図14
および図19参照)上に観察画像を結像するための複数
のレンズ123…,136…,136A,136Bと、
絞り199…と、レンズ枠138…,138A,138
Bとを有している。この場合、複数の対物レンズ136
…がレンズ枠138…によって保持され、ズーム(変
倍)レンズ123がズームレンズ枠138Aによって保
持されている。また、ズームレンズ枠138Aはレンズ
枠138B内に摺動可能に嵌合されている。
【0057】ズームレンズ枠138Aを摺動可能に保持
する前記レンズ枠138Bにはスリット139が設けら
れており、ズームレンズ枠138Aから延びる柄部14
0がスリット139を通じて延出している。柄部140
には、アクチュエータユニット33Aとの結合部を形成
する結合孔140aが形成されている。そして、図14
および図18に示されるように、アクチュエータユニッ
ト33Aの移動体82の先端に設けられたレンズ枠接続
部85の結合ピン用孔85aには結合ピン335が挿入
固定されており、この結合ピン335が柄部140の結
合孔140aに挿入固定されることにより、アクチュエ
ータユニット33Aがズームレンズ枠138Aに取り付
けられる。
【0058】なお、本変形例において、ズームレンズ枠
138Aは、光軸を中心とするその回転がスリット13
9と柄部140との係合によって規制されていため、レ
ンズ枠138B内を対物ユニット121の光軸方向に沿
ってのみ移動(摺動)することができる。また、結合ピ
ン用孔85aはレンズ枠接続部85を貫通するように形
成されており、結合ピン用孔85aの一方側からの結合
ピン335の抜けが内側パイプ95によって防止され
る。また、結合ピン用孔85aおよび結合孔140aに
対する結合ピン335の固定は、弾性接着剤によって行
なわれても良い。また、結合ピン335はパイプ状であ
っても良い。
【0059】図15に示されるように、レンズ136
A,136Bのレンズ面間は広く設定されている。した
がって、これらのレンズ136A,136Bを透過する
光線は光軸に対して略平行となる。そのため、レンズ1
36A,136B間に配置されたスペーサ142の内面
には遮光線142aが設けられている。
【0060】また、 対物ユニット121には解像力調
整用のリング143が設けられている。このリング14
3は、図16に示されるような形状を成しており、複数
の貫通穴145を有している。また、リング143は、
その中心軸が対物ユニット121の光軸上に位置するよ
うに配置されている。なお、図17に示されるような形
状のリング144を使用しても良い。
【0061】図15に示されるように、ズームレンズ枠
138Aには、レンズ枠138Bのスリット139内に
位置して、リング143と当接する突起146が設けら
れている。また、ズームレンズ123の周囲に位置する
ズームレンズ枠138Aの部位には、複数の貫通穴14
7…が設けられている。また、ズームレンズ枠138A
に接着固定された絞り199にも貫通穴148…が設け
られている。 この場合、ズームレンズ枠138Aの貫
通穴147の内径は、絞り199の貫通穴148の内径
と同一もしくはそれよりも大きく設定されている。ま
た、貫通穴147の中心軸は貫通穴148の中心軸から
ずれており、具体的には、貫通穴147の中心軸が貫通
穴148の中心軸よりも内側(ユニット121の光軸
側)に位置するようになっている。
【0062】図19に詳しく示されるように、CCDユ
ニット120は、CCD135と、CCD135を保持
するCCD枠149と、CCD135を駆動して信号を
増幅する回路を有するIC基板150と、CCD135
からの信号の伝送やCCD135への電源供給を行なう
多芯複合ケーブル151と、CCD135とIC基板1
50と多芯複合ケーブル151との間を接続する複数の
電気ケーブル152…と、CCD枠149とCCD13
5とIC基板150と多芯複合ケーブル151の先端部
とを覆うシールド枠153とを備えている。IC基板1
50はCCD枠149に接着固定されている。CCD1
35とIC基板150は電気ケーブル152…を介して
接続されている。シールド枠153は、多芯複合ケーブ
ル151に糸154で縛って固定されるとともに、CC
D枠149とIC基板150とに接続固定されている。
【0063】なお、本変形例において、電気ーブル15
2は、単芯のものが使用されているが、平行多芯ケ−ブ
ル(フラットケーブル)を使用しても良い。また、シー
ルド枠153を糸154で縛らなくても良い。また、C
CD135の中心と多芯複合ケーブル151の中心との
位置関係は、内視鏡202の挿入部211の他の内蔵物
との関係により適宜変更可能である。
【0064】次に、撮像ユニットを構成するCCDユニ
ット120と対物ユニット121とアクチュエータユニ
ット33Aの組立手順について説明する。なお、完全に
組み立てられた状態が図14に示されている。
【0065】まず、ズームレンズ枠138Aを広角(W
IDE)側に突き当てた状態で、接着剤を付けたCCD
ユニット120の嵌合部133A(CCD枠149の先
端に形成されている)を対物ユニット121のCCDユ
ニット嵌合孔133(レンズ枠138Bとともにズーム
レンズ枠138Aを摺動可能に保持する手元側のレンズ
枠138の基端に形成されている)に嵌合させる。この
時、広角側の被写界深度と解像力とを調整しながら、C
CDユニット120と対物ユニット121との相対位置
を決定する。この相対位置の決定は、例えば、図示しな
い解像力チャート等を対物ユニット121から規定の距
離離れた位置に置いた状態で前記解像力チャート等を撮
像し、規定のチャートが解像できる位置にCCDユニッ
ト120を位置決めすることにより行なわれる。この
際、治具等を用いて対物ユニット121とCCDユニッ
ト120との光軸回りの相対角度が所定の角度となるよ
うにする。
【0066】このように対物ユニット121とCCDユ
ニット120とを組み付けて広角側の被写界深度と解像
力とを調整したら、今度は、拡大側の解像力と倍率とを
調整する。すなわち、まず、ズームレンズ枠138Aを
拡大側に位置させた状態で、解像力調整リング143
(144)に設けられた穴145に棒を差し込み、リン
グ143(144)を光軸を中心に回転させる。これに
より、リング143(144)は、ズームレンズ枠13
8Aの突起146を押して、ズームレンズ枠138Aを
光軸方向に沿って広角側に移動させる。この場合も、広
角側の調整と同様に、解像力チャート等を対物ユニット
121から規定の距離離れた位置に置いた状態で前記解
像力チャート等を撮像し、規定のチャートが解像できる
位置または規定の倍率でる位置でリング143(14
4)の回転を止め、この位置でリング143(144)
を接着剤により対物ユニット121に固定する。
【0067】以上のようにして対物ユニット121とC
CDユニット120の組立が完了したら、次に、 アク
チュエータユニット33Aを対物ユニット121に取り
付ける。すなわち、まず、摩擦板96が取り付けられて
いない状態のアクチュエータユニット33Aを対物ユニ
ット121側に形成されたアクチュエータユニット挿通
孔134に挿通する。そして、内側パイプ95および移
動体82を外側パイプ94の切り欠き部94a,94b
よりも手元側(図14の右側)に位置させた状態で、切
り欠き部94b側(図10のY方向)から外側パイプ9
4内に摩擦板96を挿入する。
【0068】外側パイプ94内に摩擦板96が挿入され
た状態で、今度は、移動体82および内側パイプ95を
外側パイプ94の先端から突出させて、摩擦板96が内
側パイプ95の切り欠き部95aの基端部95bと外側
パイプ94の切り欠き部95bの前端部94cとによっ
てガタなく固定されるように、内側パイプ95と外側パ
イプ94とを接着固定する。
【0069】次に、アクチュエータユニット33Aの外
側パイプ94と内側パイプ95を移動体82に対して相
対的に回転させ、結合ピン用孔85aの下方向の開口を
露出させる。そして、この結合ピン用孔85aに結合ピ
ン33を挿入し、結合ピン335を柄部140の結合孔
140aに挿入するとともに、外側パイプ94と内側パ
イプ95を図14の状態に回転する。これにより、移動
体82がズームレンズ枠138Aに取り付けられる。そ
して、アクチュエータユニット挿通孔134と外側パイ
プ94を接着固定する。
【0070】なお、本変形例では、解像力およびピント
調整のために突起146とリング143とが設けられて
いるが、これらの代わりに、アクチュエータユニット挿
通孔134に接着用の孔134aを設けても良い。すな
わち、結合ピン335を外側パイプ94の先端94dに
突き当てた状態で、アクチュエータユニット33Aを挿
通孔134に対して軸方向に前後させ、解像力およびピ
ントを調整する。そして、最適位置で、孔134aに接
着剤を流し込み、対物ユニット121とアクチュエータ
33Aとを接着固定する。なお、ズームレンズ枠138
Aを内視鏡202の挿入部211の先端側に移動した時
が広角側となっているので、万が一アクチュエータ33
Aが故障して拡大側で止まっても挿入部211を振れば
遠心力でズームレンズ枠138Aを広角側に戻すことが
できる。
【0071】また、拡大観察コントローラ210の電源
をOFFにすると、移動体82が広角側に移動して電源
が切れるようにしても良い。これにより、拡大観察コン
トローラ210が次の検査までに故障しても、ズームレ
ンズ枠138Aは広角側に移動しているため、通常の内
視鏡検査は可能となる。
【0072】なお、以上説明した技術内容によれば、以
下に示すような各種の構成が得られる。
【0073】1.内視鏡の挿入部内に設けられた急速変
形アクチュエータを有し、このアクチュエータにより挿
入部内の光学レンズを往復移動させ、変倍、フォーカ
ス、ズームのいずれか1つを行なう内視鏡システムにお
いて、内視鏡毎に設けられるスピード制御信号発生手段
と、制御装置に設けられ、前記制御信号発生手段の出力
を検出する検出手段と、制御装置に設けられ、検出手段
の出力により前記アクチュエータの往復時のスピードを
略一定に制御する制御手段と、を具備することを特徴と
する内視鏡システム。
【0074】2.制御手段は、基本周期あたりのアクチ
ュエータの駆動パルスの出現率を調整することによっ
て、往復時のスピードを略一定に制御することを特徴と
する第1項に記載の内視鏡システム。 3.往復時のスピードは複数の設定(Hi/Low)が
可能であることを特徴とする第1項に記載の内視鏡シス
テム。 4.異なるモードの設定が可能であることを特徴とする
第1項に記載の内視鏡システム。 5.異なるモードは連続移動モードとステップ移動モー
ドであることを特徴とする第4項に記載の内視鏡システ
ム。 6.連続移動モードの往復時のスピードを略一定に制御
することを特徴とする第5項に記載の内視鏡システム。 7.ステップ移動モードの往復時のスピードを略一定に
制御することを特徴とする第5項に記載の内視鏡システ
ム。
【0075】8.アクチュエータの駆動によって光学レ
ンズを一端から他端に移動させて、フォーカス、ズー
ム、変倍の少なくとも1つが行なわれ、光学レンズが一
端と他端との中間に位置する時、アクチュエータに電力
を供給する螺旋状のリード線が自然長となることを特徴
とする第1項に記載の内視鏡システム。 9.内視鏡の挿入部に設けた圧電アクチュエータを駆動
して、観察光学系の少なくとも1つの光学レンズを一端
から他端に移動させて、フォーカス、ズーム、変倍の少
なくとも1つを行なう内視鏡装置において、光学レンズ
が一端と他端との中間に位置する時、圧電アクチュエー
タに電力を供給する螺旋状のリード線が自然長となるこ
とを特徴とする内視鏡システム。
【0076】10.内視鏡の挿入部に設けた圧電アクチ
ュエータを駆動して、観察光学系の少なくとも1つの光
学レンズを一端から他端に移動させて、 フォーカス、
ズーム、変倍の少なくとも1つを行なう内視鏡システム
において、光学レンズが一端または他端に位置する時、
光学レンズの軸中心が観察光学系の軸中心に対して移動
することを特徴とする内視鏡システム。
【0077】11.光学レンズの軸中心が観察光学系の
軸中心に対して略垂直に移動する。 12.光学レンズの軸中心が観察光学系の軸中心に対し
て回転移動する。従来、特開平10−150783号公
報の図14に示すように、圧電素子の自由端側に弾性材
を設けたものがある。この構造である程度の衝撃には耐
えられるが、内視鏡の先端部を床に落とした際には、圧
電素子が折れたり、クラックが生じたりしていた。以下
の第13項〜第25項は、こうした問題に着目してなさ
れたものであり、耐衝撃性の向上をその目的としてい
る。
【0078】13.ガイドの長手方向に沿って移動可能
な移動体を有する急速変形アクチュエータを備えた内視
鏡装置において、前記移動体は、両端部に蓋を有する筒
状部材と、筒状部材の内部に配置され且つ前記蓋の一方
に固定された圧電素子と、筒状部材の空間部に充填され
た弾性体とからなることを特徴とする内視鏡装置。 14.前記蓋が筒状部材に接着固定されていることを特
徴とする第13項に記載の内視鏡装置。 15.筒状部材と一方の蓋とが一体的に形成されている
ことを特徴とする第13項に記載の内視鏡装置。 16.前記弾性体は筒状部材の空間部に隙間なく充填さ
れていることを特徴とする第13項に記載の内視鏡装
置。 17.前記弾性体がシリコン系の接着剤であることを特
徴とする第13項に記載の内視鏡装置。 18.前記弾性体がシリコン系の充填剤であることを特
徴とする第13項に記載の内視鏡装置。
【0079】19.前記弾性体には、粒径5〜500μ
m のセラミック球が混入されていることを特徴とする第
13項に記載の内視鏡装置。 20.前記弾性体には、粒径5〜500μm のガラス球
が混入されていることを特徴とする第13項に記載の内
視鏡装置。 21.前記セラミックまたはガラスの混入比率は弾性体
の10〜70重量%であることを特徴とする第19項ま
たは第20項に記載の内視鏡装置。 22.移動体の他方の蓋には、圧電素子の倒れを防止す
る突起が設けられていることを特徴とする第13項に記
載の内視鏡装置。 23.圧電素子の回りには絶縁チューブが設けられてい
ることを特徴とする第13項に記載の内視鏡装置。
【0080】24.前記絶縁チューブがポリイミドチュ
ーブであることを特徴とする第23項に記載の内視鏡装
置。 25.絶縁チューブ内には弾性体が隙間なく充填されて
いることを特徴とする第23項に記載の内視鏡装置。 従来、特開平10−150783号公報に示すように、
パイプの内部を移動体が移動する技術が開示されてい
る。パイプから突出する方向に移動体が移動した場合と
反対側に移動した場合とでガイドの接触面積が異なるた
め、移動体の位置により性能がばらつく問題があった。
以下の第26項〜29項はこのような問題に着目してな
されたものであり、性能の安定化を目的としている。
【0081】26.ガイドの長手方向に沿って移動可能
な移動体を有する急速変形アクチュエータを備えた内視
鏡装置において、移動体はその移動範囲の全長にわたっ
てガイドと接触していることを特徴とする内視鏡装置。 27.移動体とガイドとの接触部が線状であることを特
徴とする第26項に記載の内視鏡装置。 28.前記ガイドが切り欠き部を有していることを特徴
とする第26項に記載の内視鏡装置。 29.移動体は、前記切り欠き部で対物レンズユニット
と結合することを特徴とする第28項に記載の内視鏡装
置。
【0082】従来、特開平10−150783号公報に
示すように、移動体は2点で支持されており、摩擦状態
が不安定になり易かった。以下の第30項〜第35項は
このような問題に着目してなされたものであり、性能の
安定化を目的としている。 30.ガイドパイプの長手方向に沿って移動可能な移動
体を有する急速変形アクチュエータを備えた内視鏡装置
において、移動体はその移動範囲の全長にわたって3点
で支持されていることを特徴とする内視鏡装置。 31.移動体は、ガイドパイプと「く」の字型の摩擦部
材とによって、3点で支持されていることを特徴とする
第30項に記載の内視鏡装置。 32.前記摩擦部材は移動体をガイドパイプに対して付
勢する付勢部材を兼ねていることを特徴とする第31項
に記載の内視鏡装置。
【0083】33.前記移動体が円筒状を成しているこ
とを特徴とする第30項に記載の内視鏡装置。 34.前記摩擦部材は、ガイドパイプに対して着脱自在
に設けられ、レンズの光軸側に配設されていることを特
徴とする第31項に記載の内視鏡装置。 35.移動体の先端部がテーパ状を成していることを特
徴とする第30項に記載の内視鏡装置。
【0084】従来、特開平10−150783号公報に
示すように、変倍(ズーム)レンズ枠と移動体とは接続
した後に容易に取り外せないため、アクチュエータ交換
時の手間は非常に大きなものであった。第36項〜第4
4項はこのような問題に着目してなされたものであり、
容易にアクチュエータを交換できるようにすることを目
的としている。 36.ガイドパイプの長手方向に沿って移動可能な移動
体を有する急速変形アクチュエータを備えた内視鏡装置
において、対物レンズとアクチュエータとが結合ピンに
よって結合されていることを特徴とする内視鏡装置。 37.対物レンズは光軸方向に移動可能な変倍レンズを
有することを特徴とする第36項に記載の内視鏡装置。
【0085】38.変倍レンズは変倍レンズ枠に保持さ
れており、変倍レンズ枠にはアクチュエータ側に突出す
る柄部が設けられていることを特徴とする第37項に記
載の内視鏡装置。 39.アクチュエータの移動体の先端部には前記結合ピ
ンが嵌入される嵌入孔が形成されていることを特徴とす
る第36項に記載の内視鏡装置。 40.ガイドパイプが結合ピンのストッパになっている
ことを特徴とする第36項に記載の内視鏡装置。 41.結合ピンは、柄部と移動体とに対して弾性接着剤
により固定されていることを特徴とする第38項に記載
の内視鏡装置。
【0086】42.結合ピンがパイプ状を成しているこ
とを特徴とする第36項に記載の内視鏡装置。 43.移動体は、対物レンズユニットとアクチュエータ
ユニットとが結合ピンによって結合された状態で、その
回転が抑制されることを特徴とする第36項に記載の内
視鏡装置。 44.移動体の少なくとも一方の蓋に結合ピンの結合孔
が設けられていることを特徴とする第36項に記載の内
視鏡装置。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡シ
ステムによれば、圧電アクチュエータの往復のスピード
のバランスを自動的に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内視鏡システムの構
成図である。
【図2】図1の内視鏡システムの回路構成図である。
【図3】内視鏡に組み込まれたアクチュエータの圧電素
子の構成を示す斜視図である。
【図4】アクチュエータの概略断面図である。
【図5】図4のアクチュエータの駆動状態を説明するた
めの断面図である。
【図6】アクチュエータを駆動させるための駆動パルス
の波形図である。
【図7】制御装置のフロントパネルの正面図である。
【図8】図1の実施形態の第1の変形例を示す断面図で
ある。
【図9】図1の実施形態の第2の変形例を示す断面図で
ある。
【図10】図1の実施形態の第3の変形例を示す斜視図
である。
【図11】図10のアクチュエータの側断面図である。
【図12】図11のA−A線に沿う断面図である。
【図13】図1の実施形態の第4の変形例に係る内視鏡
システムの概略構成図である。
【図14】対物ユニットとCCDユニットとアクチュエ
ータユニットとを組み立てた状態を示す側断面図であ
る。
【図15】対物ユニットの側断面図である。
【図16】解像度調整リングの斜視図である。
【図17】図16の解像度調整リングの変形例の斜視図
である。
【図18】移動体とズームレンズ枠との接続状態を示す
断面図である。
【図19】CCDユニットの側断面図である。
【符号の説明】
1…内視鏡 14…制御装置 30…ズームレンズ 50…スピード制御信号発生手段(記憶手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡と、 内視鏡の挿入部内に設けられるとともに、圧電素子の急
    速変形によって往復移動される駆動部を有し、駆動部の
    往復移動によって内視鏡の対物光学系のレンズを移動さ
    せるアクチュエータと、 内視鏡に設けられ、 前記駆動部の往復移動時の速度情
    報を記憶した記憶手段と、 内視鏡と電気的に接続され、前記記憶手段からの速度情
    報に基づいて、駆動部の往方向移動時の速度と復方向移
    動時の速度とが略同一となるように、アクチュエータの
    駆動を制御する制御装置と、 を具備することを特徴とする内視鏡システム。
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