JPH11316491A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH11316491A
JPH11316491A JP10123065A JP12306598A JPH11316491A JP H11316491 A JPH11316491 A JP H11316491A JP 10123065 A JP10123065 A JP 10123065A JP 12306598 A JP12306598 A JP 12306598A JP H11316491 A JPH11316491 A JP H11316491A
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JP
Japan
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developer
developing
stirring chamber
developing roll
magnetic
Prior art date
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Application number
JP10123065A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Ochiai
正久 落合
Masumi Asanae
益実 朝苗
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブレスタイプの現像装置において、安
定してかつ連続的に高品質の画像が得られるようにす
る。 【解決手段】 スリーブレスタイプの現像装置Aの現像
剤収容容器20の現像剤排出口側に層厚規制部材60を
設ける。層厚規制部材60の背面側から覆い部材70を
設けて、現像ロール30表面の上方を覆い攪拌室Bを設
ける。攪拌室B内で、層厚規制部材60の背面側で掻落
された現像剤10の攪拌運動が生ずる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体の表面に
形成された静電潜像を現像するための現像装置に関し、
特に、画像品質の向上を図るために現像ロール表面から
掻落された現像剤の攪拌を行えるようにした技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真や静電記録を利用した画像形成
法においては、光導電体又は誘電体からなる像担持体の
表面に形成された静電潜像を、現像ロール上に保持され
たトナーを含む磁性現像剤で形成される磁気ブラシを用
いて現像し、得られたトナー像を普通紙その他の転写部
材上に転写後定着することにより最終画像を得ることが
行われている。
【0003】上記現像ロールは、非磁性材料で形成され
た現像剤支持部材すなわちスリーブと、その内部に配設
された、表面に複数個の磁極を有する永久磁石部材(シ
ャフト付永久磁石)とを有し、スリーブが像担持体の表
面との間に現像領域を形成するように像担持体表面と所
定の間隔をおいて対向配置されている。
【0004】スリーブと永久磁石部材との相対的回転に
より、スリーブ上に保持された磁性現像剤が現像領域に
搬送され、磁性現像剤中に含まれるトナーが静電潜像に
付着してトナー像が得られる。
【0005】一方、複写機やプリンタに代表される電子
写真装置においては、装置の低価格化及び小型化が望ま
れ、この要求に応えるべく現像ロールの構造も変化して
いる。例えば、現像ロールを構成するスリーブを省略
し、永久磁石部材の表面に直接磁性現像剤を吸着し、永
久磁石部材の回転によって磁性現像剤を現像領域に搬送
することが提案されている(例えば特開昭62−201
463号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるスリー
ブレス構成の現像ロールを使用することにより、装置の
低価格化と小型化は達成されるが、スリーブを有する現
像ロールに比べて、現像ロール表面に現像剤が強く吸着
され易く、画像濃度に悪影響が出ることが指摘されてい
る。現像ロール表面に現像剤が強く吸着されるため、吸
着された現像剤の転動が起きにくくなり、トナーなどの
磁性現像剤の帯電の立ち上がりが遅く、画像濃度のムラ
が発生し易くなるのである。
【0007】微粉末であるトナーなどの磁性現像剤は、
温度、湿度、気圧などの種々の環境要因の変動により、
現像性を左右する摩擦帯電量などの特性が変化し易く、
長時間の連続使用などにより現像ロール表面に現像に使
用されない未使用の現像剤が上記の如く吸着されて薄く
層をなすようになると、新たに供給される現像剤の摩擦
帯電量などが不安定となり画像濃度ムラなどが発生する
こととなる。
【0008】例えば、現像領域で消費されたトナーを補
給すべく、現像ロール上に形成された未使用現像剤層に
直接トナーを接触させると、現像ロール上に形成された
未使用現像剤層と前記トナーとは一体となって回転搬送
され、新たなトナーは十分に上記未使用現像剤層に供給
・混合されず、不十分な状態で現像領域に搬送されるの
である。
【0009】本発明の目的は、スリーブレスタイプの現
像ロールを使用する現像装置において、安定してかつ連
続的に高品質の画像が得られるようにすることにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】すなわち、本発明では、表面に異極性の磁
極が円周方向に交互に配置され、静電潜像を担持して移
動する像担持体と対向して配置された円筒状永久磁石を
有する現像ロールと、現像剤を収容する現像剤収容容器
と、前記現像ロールと前記像担持体とが対向する現像領
域において前記現像ロールを回転させる駆動手段と、前
記現像剤収容容器の現像剤排出口側に設けられ、前記現
像ロールに搬送される前記現像剤の層厚を規制する層厚
規制部材とを有する現像装置で、前記層厚規制部材の前
記現像剤が搬送されてくる側に攪拌室を設けて、前記攪
拌室内で前記層厚規制部材により前記現像ロール表面か
ら掻落された現像剤の攪拌運動が起きるようにした。
【0013】攪拌室は、例えば、層厚規制部材から前記
現像剤が搬送されてくる側に向けて、前記現像ロールの
表面上方を覆い部材で覆って構成すればよい。覆い部材
は現像ロール表面の上方を囲うように湾曲状、あるいは
屈曲状に、さらには平板状などに形成しておけばよい。
【0014】また覆い部材は、金属や樹脂など種々の材
質を使用することができる。
【0015】このようにして覆い部材で覆われてなる空
間内で、前記層厚規制部材により前記現像ロール表面か
ら掻落された現像剤が、覆い部材の内面側にガイドさせ
られて、現像ロールの回転方向と逆方向に回転移動して
攪拌運動が生じ、現像ロール表面に薄く層を成して吸着
された未使用現像剤と攪拌させられることとなる。
【0016】覆い部材は、前記現像ロール表面の上方
へ、2〜10mm離しておけばよい。
【0017】現像ロール表面から離される距離が2mm
未満では、層厚規制部材で掻落された現像剤の逃げ道が
なくなり、トルクが大きくなり過ぎる不都合がある。
【0018】一方、10mmを越える場合には、攪拌室
の空間が大きくなりすぎ、掻落された現像剤の攪拌運動
が緩慢になり現像ロール表面に形成された未使用現像剤
の薄い層との攪拌が十分に行われなくなる。
【0019】また、攪拌室を構成する覆い部材に電位差
を設けるなど、現像剤の帯電を促進させる機能を設けて
おけばより好ましい。
【0020】また、かかる攪拌室を使用した現像装置に
使用する現像剤としては、磁性キャリアとトナー(非磁
性又は磁性のいずれでもよい)からなる二成分現像剤又
は磁性トナーのみからなる一成分系現像剤を用いること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0022】図lは本発明の一実施の形態に係る現像装
置の断面図である。図lにおいて、現像装置Aは、磁性
現像剤10を収容する現像剤収容容器20と現像ロール
30とを有する。
【0023】現像ロール30は、例えば金属材料からな
る導電性シャフト31と、シャフト31に固着されて、
表面に円周方向に沿ってN極とS極が交互に現出するよ
うに等間隔で配置された複数個の磁極を有する円筒状永
久磁石32と、シャフト31に接続された、現像ロール
30を矢印X方向に回転させるための駆動手段(図示せ
ず)とを有する。シャフト31はバイアス電圧源40に
接続されている。
【0024】現像ロール30は、矢印S方向に回転する
感光体ドラム50と対向し、両者の間に現像領域Cが形
成される。感光体ドラム50は、導電性基体51と光導
電性層52とを有する。
【0025】現像剤収容容器20の現像剤排出口側に
は、現像ロール30表面に吸着されて搬送される磁性現
像剤10の層厚を規制するドクターブレード60aが層
厚規制部材60として装着されている。層厚規制部材6
0の背面からは、現像剤10が搬送されてくる方向に向
けて、現像ロール30表面の上方を覆う覆い部材70が
設けられ、層厚規制部材60の背面側に攪拌室Bが設け
られている。かかる覆い部材70は、アルミや樹脂など
の非磁性材料を使用して形成すればよい。
【0026】覆い部材70は、層厚規制部材60の現像
ロール30に合わせた幅に設定されている。覆い部材7
0は層厚規制部材60から水平方向に突設され、途中の
屈曲部70aで現像ロール30側に屈曲させられ、現像
ロール30表面上方側に、覆い部材70で囲われた空間
が攪拌室Bとして形成されている。
【0027】また、覆い部材70の先端側71は、現像
ロール30表面から所定間隔ds離されて設けられてい
る。本実施の形態では、ds=3.5mmに設定されてい
る。
【0028】また、本実施の形態の現像ロール30は、
円筒状永久磁石32としてフェライト磁石が使用され、
フェライト粒子{MO・nFe2 3 (M=Ba、S
r、Pbのl種以上、n=5〜6)}とPVA等の結合
剤を乾式混合した原材料を静水圧プレスにより円筒状に
成形し、焼結後加工することにより作成されている。
【0029】また他の方法として、フェライト粒子と水
及びアルコールとを十分に混合した原料を金型から押出
して、中空円筒状に成形し、所定長さに切断後乾燥し、
次いで焼結して作成してもよい。このフェライト磁石は
焼結後軸方向長さを所定寸法に仕上げ、次いで外周面を
機械加工(例えばセンタレス研削加工)することにより
所定寸法に仕上げておけばよい。
【0030】フェライト磁石の表面は、5〜30μmの
表面粗さ{JIS B 0601で定められた十点平均
粗さ(Rz)}になるように加工されている。
【0031】また、フェライト磁石の代りにプラスチッ
ク磁石を用いることもできる。上記の円筒状永久磁石3
2はその内径部に、接着剤(例えば二液性加熱硬化型エ
ポキシ系接着剤)を塗布したシャフト31が挿入・固着
されている。
【0032】このようにして構成された現像ロール30
の表面に多極着磁を施してスリーブレスタイプのマグネ
ットロール30a(30)が得られる。マグネットロー
ル30aは、磁極問ピッチ(P)が1〜4mm、表面磁
束密度(Bo)が200〜700Gであることが好まし
い。
【0033】Pがlmm未満であると、Boが低下しか
つロール表面に形成される磁気ブラシが小さくなって、
地カブリが発生し易くなり又画像濃度が低下するためで
ある。
【0034】Pが4mmを越えると、磁極間と磁極上と
で磁性現像剤10の厚さが極端に異なって、画像濃度の
ムラが生じ易くなる。またBoは200G未満である
と、磁性現像剤10が現像ロール30から飛散し易くな
り、Boが700Gを越えると、現像性が低下するため
である。
【0035】上記の構成により、現像ロール30を例え
ば矢印X方向に回転させることにより、現像剤収容容器
20内の磁性現像剤10は現像ロール30の表面に吸着
されて磁気ブラシを形成し、上記と同方向に搬送され
る。この磁気ブラシはドクターギャップdg (ドクター
ブレード60aの先端と現像ロール30の間隔)を通過
後、現像領域Cに搬送され、現像ギヤツプdv (感光体
ドラム50と現像ロール30とが最も近接する位置にお
ける両者の間隔)を通過後、現像剤収容容器20内に回
収される。
【0036】現像領域Cにおいて、ドクターブレード6
0aあるいはキャリアとの接触などにより所定極性に帯
電したトナーが静電潜像に付着して現像が行われる。
【0037】図1に示す現像装置Aによれば、図2に示
すように、現像剤収容容器20内の現像剤10は、覆い
部材70の先端71と現像ロール30表面との間から、
覆い部材70に囲われた攪拌室B内に搬送される(矢印
a)。覆い部材70の先端71と現像ロール30表面と
の間隔dsは、ドクターギャップdgより大きく、且つ
10mm以下に設定されている。
【0038】現像剤10は攪拌室B内を進んでドクター
ブレード60aの背面側に当たり、現像ロール30から
ドクターギャップdgに合わせた層厚の現像剤10が現
像ロール30の回転に伴って現像両域Cに送られること
となる(矢印b)。
【0039】一方、ドクターブレード60aの背面側で
は、ドクターギャップdgより厚い層厚分の現像剤10
はせき止められて掻落とされることとなる。ここで、現
像ロール30は矢印X方向に回転させられているので、
掻落された現像剤10には、矢印cで示すような回転運
動が与えられることとなる。回転運動は、覆い部材70
の内面に沿ってガイドさせられている。
【0040】このようにして、ドクターブレード60a
によりせき止められて掻落された余剰の磁性現像剤10
は、層厚規制部材60が設けられた現像剤排出口側で環
流状態になり、攪拌室Bに入って来る現像剤10と攪拌
されることとなる。
【0041】この攪拌により、現像領域Cで使用されず
に現像ロール30表面に薄く吸着された未使用現像剤の
層厚がかき乱されて、現像ロール30表面にかかる未使
用現像剤の層が常態化されないようにすることができ
る。
【0042】図2において、覆い部材70の先端71側
と現像ロール30との間隔dsは、現像剤10の流動性
によっても異なるが2〜10mmの範囲が好ましく、特
に4mm前後が最も好ましい。
【0043】また、余剰現像剤の攪拌運動により未使用
現像剤層がかき乱され易いように、余剰現像剤の攪拌が
覆い部材70によりガイドされるように、覆い部材70
の形状も、図1に示すように屈曲状に形成されている。
かかる覆い部材70の形状は、図3(a)に示すよう
に、湾曲状に形成しても、あるいは図3(b)に示すよ
うに平板状に形成しても構わない。要は、覆い部材70
により囲われて形成された攪拌室B内で、現像ロール3
0表面から掻落とされた余剰現像剤と、現像ロール表面
に薄く層をなして吸着されてきた未使用現像剤との攪拌
が生じるように構成されればどの様な形状でも構わな
い。
【0044】図4は、覆い部材70にフィルム状部材を
使用した場合の現像装置A’の断面図であり、図lと同
一部分は同一の参照符号をつけた。図4に示す現像装置
A’は、図lに示す現像装置Aで、ドクターブレード6
0aの背面側にアルミニウムなどの非磁性材料のステー
72を設け、このステー72にマイラーフィルム73を
貼って覆い部材70として攪拌室Bを設けた構成であ
る。その他の構成は、現像装置Aと同様である。
【0045】また、上記実施の形態の現像装置A、A’
で使用する磁性現像剤は、磁性トナーのみからなる一成
分現像剤でも、あるいは非磁性トナー又は磁性トナーと
磁性キャリアとからなる二成分現像剤でも、いずれでも
構わない。
【0046】トナーとしては、平均粒径が5〜l2μm
で(好ましくは6〜10μm)、体積固有抵抗が1014
Q・cm/以上、かつ摩擦帯電量が絶対値で5μc/g
以上のものを用い得る。トナーの組成は、必須成分とし
て結着樹脂及び着色剤を含有し、任意成分として磁性
粉、荷電制御剤、離型剤、流動化剤を含有(内添及び/
又は外添)したものを使用できる。磁性トナーは、キャ
リアを用いない一成分方式としても使用できる。
【0047】磁性キャリアとしては、鉄粉、ソフトフェ
ライト又はマグネタイト等の磁性粒子をそのままもしく
はこれらの表面の少なくとも一部を樹脂で被覆した粒
子、あるいは樹脂中に磁性粉が分散されたバインダー型
粒子を使用することができる。
【0048】上記キャリアとしては、平均粒径がl0〜
70μmで、体積固有抵抗が103〜l013Ω・cm、
飽和磁化が20emu/g以上のものが好ましい。
【0049】上記各種物性の測定方法は次の通りであ
る。トナーの平均粒径(体積基準)は、市販の粒度分析
計(コールターエレクトロニクス社製コールターマルチ
サイザー)を使用して測定した。
【0050】体積固有抵抗の値は、試料を適当量(l0
数mg)秤取し、ダイアルゲージを改良した内径3.05
mmのテフロン(登録商標)製シリンダー中に充填し、
0.lkgの荷重下、トナーの場合はD.C4KV/cm
の電場を印加し、キャリアの場合はD.C100V/c
mの電場を印加して、横河ヒューレッドパッカード社製
4329A型絶縁抵抗計を使用して測定した。
【0051】摩擦帯電量は、フェライト系標準キャリア
(日立金属製KBN−l00)とトナーとを混合し(ト
ナー濃度5重量%)、ブロー圧1.0kg・f/cmでト
ナーをブローし、これをブローオフ粉体帯電量測定器
(東芝ケミカル社製TB一200型)により測定した。
【0052】本実施の形態の現像装置A、A’に上記の
磁性現像剤を供給して静電潜像を現像する場合、次の条
件で現像を行えばよい。
【0053】現像ロール30(周速:V2 mm/se
c)の回転方向は現像領域Cにおいて像担持体(周速:
1 mm/sec)50とは逆方向(カウンターモー
ド)、あるいは同方向(ウイズモード)の何れでもよ
い。
【0054】画質の点から速度比(V2 /V1 )を次の
ように設定することが好ましい。カウンターモードの場
合は、V2 /V1 がl以上であれば濃度ムラは生じない
が、画像濃度の点から2以上が好ましい。但しV2 /V
1 が大きいと地カブリが生じ易くなるので、V2 /V1
は5以下が好ましい。
【0055】ウイズモードの場合には、V2 /V1 は、
2以上であればよい。
【0056】次に、現像ギヤツプ(dv)は、像担持体
50の表面電位やその移動速度(プロセス速度)等に応
じて設定されるが、0.15〜0.4mmの範囲がよい。現
像ギヤツプが狭すぎると、マグネットロール30aの振
れがわずかでも磁気ブラシと像担持体50との接触状態
が変化し、画像ムラが生じ易くなり、現像ギャップが広
すぎると、高い画像濃度が得られなくなる。
【0057】ドクターギヤツプ(dg)は、現像ギヤツ
プ(dv)と同等に設定されるが、磁気ブラシの高さを
考慮する必要があり、dg=dv−(0.lmm−0.25
mm)の範囲に収まるようにすればよい。
【0058】現像ロール30のマグネットロール30a
に印加されるバイアス電圧(Vb)は、正規現像の場合
には、絶対値で50〜l00Vの直流電圧を印加すれば
よく、この範囲であれば地カブリを有効に防止できる。
【0059】また反転現像の場合は、感光体の表面電位
(V0 :非露光部の電位)の0.6〜1.0倍の直流電圧を
印加すればよい。なおVbが0.6×V0 より少ないと画
像濃度が低下するので好ましくない。
【0060】また直流電圧に低周波(2KHz以下)の
交番電圧(Vp‐p=1000〜2000V)を重畳し
てもよい。
【0061】(実施例)次に以下の実施例により、本発
明を更に詳細に説明する。
【0062】本実施例では、上記説明の攪拌室Bを設け
た現像装置A、A’に対して、以下の条件で二成分現像
剤、一成分現像剤を使用して、攪拌室Bを設けない構成
の現像装置(対照)との画像品質の比較を行った。本実
施例で使用した対照の現像装置は、現像装置A、A’と
は、攪拌室Bを設けない点でのみ異なり、その他の構成
は同じである。
【0063】本実施例で使用した現像装置A、A’の現
像ロール30は、外径20mm、表面磁束密度400G
で、長さ310mm、表面粗さ約Rz=5μmの等方性
フェライト磁石(日立金属社製YBM−3)からなる3
2極の円筒状永久磁石32の内径部に、二液性接着剤を
塗布したSUS303製のシャフト31を挿入した後加
熱して(l00℃、1hr)両者を接着して構成されて
いる。
【0064】また、現像装置Aでは、覆い部材70に厚
さ1mmのABS樹脂板を使用し、図1に示すように、
途中に屈曲部70aを設けて、現像ロール30表面を覆
うようにしてステンレス製のドクターブレード60a
(60)の背面側に攪拌室Bが形成されている。
【0065】現像装置A’では、覆い部材70に厚さ0.
2mmのマイラーフィルムを使用し、図4に示すよう
に、ドクターブレード60a(60)の背面側に設けた
アルミ製のステー72を介して略逆反りにされたマイラ
ーフィルムの一端側を固定してステンレス製のドクター
ブレード60a(60)の背面側に攪拌室Bが形成され
ている。
【0066】また、本実施例では磁性現像剤10に、以
下の成分を有する二成分現像剤と、一成分現像剤とを用
いて、画像品質の評価を行った。
【0067】二成分現像剤としては、シリコーン樹脂で
被覆したCu−Znフェライトキャリア(平均粒径(重
量基準)50μm、体積固有抵抗1010Ω・cm、及び
δs85emu/g)と異形の非磁性トナー(平均粒径
8.5μm、摩擦帯電量−42μc/g)とを250:5
0の重量比で混合したものを使用した。
【0068】本実施例の非磁性トナーは、スチレン−n
ブチルメタクリレート共重合体(Mw約20万、Mn約
l万6千)85重量部とカーボンブラック(三菱化成社
製#55)l0重量部とポリプロピレン(三洋化成社製
TP−32)3重量部と荷電制御剤(オリエント化学社
製ボントロンS34)2重量部とを乾式混合し、加熱混
練後冷却固化し、粉砕後分級し次いで表面に疎水性シリ
カ(日本アエロジル社製アエロジルR972)0.5重量
部を添加して作成した。
【0069】一方、一成分現像剤には、負帯電性の粒径
10μmの磁性トナーが使用されている。配合比率は、
重量比でスチレン−nブチルメタクリレート共重合体
(Mw約20万、Mn約l万6千)51重量部と磁性粉
(戸田工業製、EPT500)45重量部とポリプロピ
レン(三洋化成社製 TP32)3重量部と帯電制御剤
(オリエント化学製、ボントロンS34)1重量部とし
た。磁性トナーの表面には、上記と同様に疎水性シリカ
(日本アエロジル社製アエロジルR972)が0.5重量
部添加されている。
【0070】上記構成の現像ロール30を図l、図4に
示すそれぞれの現像装置A、A’に組み込み、上記の磁
性現像剤10を使用し、以下の現像条件で画像形成を行
った。
【0071】像担持体50には、OPC感光体50a
(周速40mm/sec)を使用し、その表面に静電潜
像(表面電位−600V)を形成し、現像ギヤップ(d
v)を0.4mm、ドクターギヤップ(dg)を0.2mm
に設定し、マグネットロール30aを100mm/se
cの周速で回転させ、マグネットロール30aに直流バ
イアス電圧−550Vと交流電圧(1KHz、1.5KV
p-p )を印加して反転現像を行った。
【0072】
【表1】
【0073】尚、表中IDは画像濃度を意味している。
画像濃度(ID)は、1.35以上を良好(○)として評
価した。カブリは、0.5以下を良好と評価した。評価が
不良の場合には、表中×で示した。
【0074】また、試料1は二成分現像剤を使用した場
合、試料2は一成分現像剤を使用した場合を示してい
る。
【0075】濃度ムラはの判定基準は次の通りである。
○:濃度ムラがほとんどない。○△:濃度ムラがわずか
見られる。×:濃度ムラがある。
【0076】表1より、現像装置A、A’、二成分現像
剤、一成分現像剤の如何にかかわらず、攪拌室Bを設け
た場合の方が、画像濃度が大きく、また濃度ムラも少な
いことが分かる。画像濃度については、攪拌室Bを設け
ない場合に比べて、約1.1〜1.2倍程度の増加である
が、濃度ムラは攪拌室Bがない場合に比べて大幅に改善
されていることが分かる。
【0077】例えば、二成分現像剤を使用した場合に
は、攪拌室Bがない場合に発生する濃度ムラを、攪拌室
Bを設けた場合には濃度ムラを殆ど見られないまでに抑
えらることが分かる。一成分現像剤では、攪拌室Bの構
成による差異が目立つものの二成分現像剤と同様に濃度
ムラが抑えられることが分かる。
【0078】一方、攪拌室Bの構成による画像濃度など
に与える影響については、二成分現像剤では、画像濃
度、濃度ムラの両項目で大きな相違は見られなかった。
しかし、一成分現像剤を使用する場合には、濃度ムラの
点で、マイラーフィルムで攪拌室Bを構成した現像装置
A’の場合より、ABS樹脂板で攪拌室Bを構成した現
像装置Aの場合の方が、濃度ムラを完全に抑えることが
できた。
【0079】一方、同一構成の攪拌室Bにおける二成分
現像剤と一成分現像剤との相違による影響は、表1では
余り大きな差がないことが分かる。
【0080】上記表1から、本発明に係る攪拌室Bを設
けた場合の方が、攪拌室Bを設けない場合に比べて画像
濃度などが向上することが分かり、攪拌室Bを設ける構
成が画像濃度の均一性向上に有効であることが確認され
た。
【0081】
【表2】
【0082】また、上記表2には、上記表1におけると
同様の現像装置A、A’、攪拌室を持たない現像装置
(対照)に、上記と同様の二成分現像剤、一成分現像剤
を使用して連続印刷時の影響について調べた結果を示し
た。
【0083】表2からは、攪拌室Bを設けた現像装置
A、A’を使用した場合には、1万枚連続印刷後でも初
期の画像品質がほぼ維持されていることが分かる。一
方、攪拌室を持たない現像装置を使用した場合には、画
像濃度の低下、およびカブリの増加が見られる。
【0084】このことから本発明に係る攪拌室Bを設け
る構成が、連続印刷時における画像品質の向上に有効で
あることが確認された。
【0085】
【表3】
【0086】また、上記表3には、上記表1におけると
同様の現像装置A、A’、攪拌室を持たない現像装置
(対照)に、上記と同様の二成分現像剤、一成分現像剤
を使用して画像品質に及ぼす温度、湿度の影響について
調べた結果を示した。
【0087】表3からは、攪拌室Bを設けた現像装置
A、A’を使用した場合の方が、攪拌室を設けない場合
に比べて、温度や湿度の変化に基づく画像濃度やカブリ
の変動が少ないことが分かる。
【0088】このことから本発明に係る攪拌室Bを設け
る構成が、温度や湿度などの環境変化に対しての画像品
質の安定化に有効であることが分かる。
【0089】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0090】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0091】(1).攪拌室を設けることにより、攪拌
室を設けない場合に比べて、画像濃度を向上させること
ができる。
【0092】(2).攪拌室を設けることにより、攪拌
室を設けない場合に比べて、画像濃度のムラの発生を抑
えることができる。
【0093】(3).攪拌室を設けることにより、攪拌
室を設けない場合に比べて、連続印刷での耐久性を向上
させることができる。
【0094】(4).攪拌室を設けることにより、攪拌
室を設けない場合に比べて、画像品質を湿度環境の変化
に対して安定にすることができる。
【0095】(5).攪拌室を設けることにより、攪拌
室を設けない場合に比べて、画像品質を温度環境の変化
に対して安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の攪拌室を有する現像装
置を示す要部断面図である。
【図2】層厚規制部材により掻落とされた現像剤の攪拌
室内の攪拌運動の状況を示す部分断面図である。
【図3】(a)、(b)は、攪拌室の変形例を示す現像
装置の要部断面図である。
【図4】覆い部材にマイラーフィルムを使用して攪拌室
を構成した現像装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
10 磁性現像剤 20 現像剤収容容器 30 現像ロール 31 シャフト 32 円筒状永久磁石 40 バイアス電圧源 50 像担持体 50a OPC感光体 51 導電性基体 52 光導電性層 60 層厚規制部材 60a ドクターブレード 70 覆い部材 70a 屈曲部 71 先端 72 ステー 73 マイラーフィルム A 現像装置 A’ 現像装置 B 攪拌室 C 現像領域 S 矢印 X 矢印 a 矢印 b 矢印 c 矢印 ds 間隔 dg ドクターギャップ dv 現像ギャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に異極性の磁極が円周方向に交互に
    配置された円筒状永久磁石を、静電潜像を担持して移動
    する像担持体に対向配置させてなる現像ロールと、 現像剤を収容する現像剤収容容器と、 前記現像ロールと前記像担持体とが対向する現像領域に
    おいて前記現像ロールを回転させる駆動手段と、 前記現像剤収容容器の現像剤排出口側に設けられ、前記
    現像ロールに搬送される前記現像剤の層厚を規制する層
    厚規制部材とを有する現像装置であって、 前記層厚規制部材の前記現像剤が搬送されてくる側に、
    前記層厚規制部材により前記現像ロール表面から掻落と
    された現像剤の攪拌運動が生ずる攪拌室を設けたことを
    特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の現像装置において、 前記攪拌室は、前記層厚規制部材から前記現像剤が搬送
    されてくる側に向けて前記現像ロールの表面上方を覆い
    部材で覆って構成されていることを特徴とする現像装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の現像装置において、 前記覆い部材は、前記現像ロール表面から上方に向け
    て、2〜10mm離されていることを特徴とする現像装
    置。
JP10123065A 1998-05-06 1998-05-06 現像装置 Pending JPH11316491A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018210A (ja) * 2004-06-04 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2006293316A (ja) * 2005-03-17 2006-10-26 Oki Data Corp 現像装置及び画像形成装置
JP2013064783A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Kyocera Document Solutions Inc 現像装置、およびそれを備えた画像形成装置

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