JPH11316676A - データ処理装置、データ処理装置の制御方法 - Google Patents

データ処理装置、データ処理装置の制御方法

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JPH11316676A
JPH11316676A JP10123767A JP12376798A JPH11316676A JP H11316676 A JPH11316676 A JP H11316676A JP 10123767 A JP10123767 A JP 10123767A JP 12376798 A JP12376798 A JP 12376798A JP H11316676 A JPH11316676 A JP H11316676A
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data
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JP10123767A
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Yushi Takamizawa
雄史 高見沢
Kazuko Fukano
和子 深野
Shugo Mochizuki
秀剛 望月
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ処理装置がホストと接続された
POSシステム等において、それぞれのデータ処理装置
のROMの内容を手軽に書き換えできるようにするこ
と。 【解決手段】 データ処理装置であるプリンタ8では、
パソコン5及びインターフェース14を介してホストサ
ーバ3から書換コマンドC1を受信すると、ROM16
あるいはROM17を書き換え可能な状態に設定する。
この状態で書換コマンドC1に続く書き換えデータC2
を受信すると、その書換データC2でROM16の制御
プログラムP1あるいはROM17の設定情報P3を書
き換える。ROM16あるいは17の書き換え処理が終
了すると、書換終了コマンドC3を受信して、プリンタ
8を再起動する。このようにプリンタ8は、ホストサー
バ3から書換コマンドC1等を送信することでROM1
6あるいは17の内容を手軽に書き換えできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナやプリン
タ等のデータ処理装置に関し、更に詳しくは、そのデー
タ処理装置に搭載されている書き換え可能なメモリーに
記録されている制御プログラム及び/又は設定情報を書
き換える技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スキャナやプリンタ等のデータ処理装置
においては、搭載されているメモリーの制御プログラム
あるいは設定データ(設定情報)により各種の機能が規
定されている。このため、データ処理装置には、制御プ
ログラムあるいは設定情報を記録する不揮発性のメモリ
ーとして、ROMが設けられている。さらに、近年、こ
のROMとして、フラッシュROMやEEPROM等の
書き換え可能なROMを用いて制御プログラムや設定情
報を書き換えできるようにして、制御プログラムあるい
は設定情報のバージョンアップを図れるようにしたもの
がある。このようなROMの内容を書き換えできるデー
タ処理装置では、例えば、電源投入時にカバーを開いた
状態で所定のスイッチを数回押すなどの通常行われない
操作をすることで、ROMを書き換え可能な状態にした
り、ディップスイッチの設定を通常とは異なる状態に変
更した後に電源を投入することで、ROMを書き換え可
能な状態に設定し、不用意にROMの内容が書き換えら
れないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにデータ処理
装置のROMの内容を書き換える場合は、カバーを開け
たり、ディップスイッチの設定を変更する必要があるの
で、オペレータは個々のデータ処理装置が設置されてい
る場所に赴き、所定の操作を行わなければならない。こ
のため、複数のデータ処理装置のROMの内容を書き換
えるときには非常に大きな労力と時間が必要になる。例
えば、スーパーマーケットなどの大規模な店舗の複数の
レジに設置されるプリンタのROMの内容、例えば、レ
シートを印刷するためのフォントデータの書き換えを行
おうとすれば、プリンタを1台1台操作してROMの内
容を変更しなければならないので、大変な手間と時間が
必要になる。
【0004】そこで、本発明においては、このようなデ
ータ処理装置のメモリーの内容を短時間で手間なく書き
換えるのに適したデータ処理装置およびその制御方法を
提供することを目的としている。また、メモリーの内容
が誤って書き換えられることがなく、適当な条件のとき
にだけメモリーの内容を確実に書き換えることが可能な
信頼性に優れたデータ処理装置およびその制御方法を提
供することも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】スーパーマーケット等の
大規模店舗に設置されるレジ用のプリンタ等のデータ処
理装置においては、それぞれのプリンタあるいはそれを
含めたPOS端末がネットワーク等を介してホスト装置
に接続され、POSシステムを構成していることが多
い。そこで、本発明においては、ホスト装置からインタ
ーフェースを介してプリンタ等のデータ処理装置と交換
するコマンドとして第1および第2のコマンドを設け、
メモリーの内容を書き換える第1のコマンドを認識した
後に、書換データでメモリーの内容を書き換え、その書
き換えが終了した後に第2のコマンドに応じてデータ処
理装置がデータ処理動作可能な状態に移行するようにし
ている。そして、これによりPOSシステム等のホスト
装置に接続されたデータ処理装置を一括で処理できるよ
うにしている。
【0006】すなわち、本発明のデータ処理装置は、ホ
スト装置に接続されて用いられるデータ処理装置におい
て、データ処理装置の制御プログラム及び/又は設定情
報が格納された書き換え可能なメモリーと、このメモリ
ーに格納された情報に基づき動作する制御部と、ホスト
装置と通信を行なうためのインターフェースとを有し、
制御部は、インターフェースを介して受信した第1のコ
マンドに応じて、この第1のコマンドに続く書換データ
に基づきメモリーの内容を書き換え、書換データに続く
第2のコマンドに応じてデータ処理動作可能な状態に移
行することを特徴としている。
【0007】また、本発明の、ホスト装置に接続されて
用いられるデータ処理装置であって、データ処理装置の
制御プログラム及び/又は設定情報が格納された書換可
能なメモリーと、ホスト装置と通信を行なうためのイン
ターフェースとを有するデータ処理装置を制御する方法
においては、(a)インターフェースを介して第1のコ
マンドを受信する工程と、(b)第1のコマンドに応じ
て、インターフェースを介して、更にデータを受信する
工程と、(c)データ受信工程(b)において受信した
データに基づいて、メモリーを書き換える工程と、
(d)書き換え工程(c)の後、インターフェースを介
して第2のコマンドを受信する工程と、(e)第2のコ
マンドに応じて、データ処理動作可能な状態に移行する
工程と、を有することを特徴としている。
【0008】本発明のデータ処理装置およびその制御方
法では、第1のコマンドを受信すると、自動的にメモリ
ーを書き換え可能な状態に移行され、第1のコマンドに
続いて送信されてくる書換データでメモリーの内容が書
き換えられる。また、書換データに続いて送信されてく
る第2のコマンドによってデータ処理動作可能な状態に
移行される。このため、データ処理装置のメモリーの内
容を更新するときには、ローカルで接続されたパソコン
あるいはネットワークで接続されたホスト装置から第1
のコマンドおよび書換データをデータ処理装置に送信す
るだけでデータ処理装置のメモリーを書き換えることが
でき、個々のデータ処理装置に特殊な操作を行わなくて
もメモリーに記録されているプログラムあるいは設定情
報を更新することができる。また、第2のコマンドを送
信してデータ処理装置をデータ処理動作可能な状態に復
帰できる。従って、POSシステムのようなホスト装置
に複数のデータ処理装置が接続されているようなシステ
ムにおいては、ホスト装置から個々のデータ処理装置に
第1のコマンド等を送信するだけで、複数のデータ処理
装置のメモリーの内容を一斉に変更し、バージョンアッ
プ処理等を行うことができる。これにより、オペレータ
は、わざわざ個々のレジにあるプリンタ等のデータ処理
装置の設置場所まで足を運ばなくても、ホスト装置から
それぞれのデータ処理装置に上述したコマンドを送信す
るだけで複数のデータ処理装置の個々のメモリーの書き
換え作業を容易に行うことができる。すなわち、メモリ
ーの書き換え作業に際して必要であった、データ処理装
置のカバーを開けたり、ディップスイッチの設定を変更
したりする操作が不要となり、コマンド送信するだけで
良いので、メモリーの書き換え作業を短時間で容易に行
なえる。さらに、個々のデータ処理装置を直に操作せず
に、ホスト装置から複数のデータ処理装置の個々のメモ
リーを書き換える処理を一括して行なうことができるの
で、メモリーの書き換えに必要な時間も大幅に短縮でき
る。このような本発明のデータ処理装置およびその制御
方法によれば、例えば、メモリーに記録された、レシー
トに印刷するための店舗のロゴや季節に合わせたコマー
シャル用のメッセージのイメージ等の設定データ(設定
情報)を更新し、レシートに適当なインフォメーション
を印刷するといった処理が簡単に行なえる。また、デー
タ処理装置に対して機能を新たに追加したり、装置のリ
ワークもホスト側から簡単に行なうことができる。
【0009】さらに、本発明の制御方法は上述したそれ
ぞれの工程に対応する処理を実行可能な命令を有する制
御プログラムとして記録媒体であるメモリーに収納する
ことができる。そして、この制御プログラムで理解され
るコマンドをバージョンアップしたり、あるいは制御プ
ログラム自体をバージョンアップする際にも、本発明の
制御方法を用いることができる。
【0010】本発明においては、第1のコマンドを受信
したときには、インターフェースを介して書き換えの許
諾を示す所定のデータ(許諾応答)を送信することが望
ましい。このように許諾応答を送信するようにすれば、
ホスト装置はその応答に基づき書換データの送信の可否
を判断でき、その応答が送信されてこない場合は、対象
となるデータ処理装置で書き換え機能がサポートされて
いなかったり、データ処理装置に何らかの異常が発生し
ていたり、あるいは第1のコマンドを正常に受信してい
ないときなので、このような場合には、書換データの送
信をキャンセルするようにできる。また、この許諾応答
に応じてホスト装置側では、データ処理装置が書き換え
可能な状態であるか否かを判断できるので、ホスト装置
側のディスプレイ上にデータ処理装置が書き換え可能な
状態であるか否かを表示して、オペレータにデータ処理
装置の状態を視覚的に指示するようにもできる。
【0011】また、書換データを一部受信できなかった
などの原因により、メモリーの書き換えが正常に終了し
ていないときは、メモリーの内容が不定なので、第2の
コマンドが認識されてデータ処理可能な状態に移行する
処理が実行されると、装置が暴走状態になり、異常通電
などが発生してデータ処理機構等のハードウェアが損傷
される恐れがある。このため、本発明においては、メモ
リーの書き換えが正常に終了していないと判断されたと
きは、データ処理動作不能な状態に移行するようにし
て、上記のような不具合の発生を未然に防止している。
【0012】本発明においては、第1のコマンドに書換
データのデータ長と等しいか又は大きいデータ長のデー
タを含ませておくことが望ましい。このような第1のコ
マンドを設けておけば、このコマンドに続く書換データ
をデータ処理装置の側で正しく取り扱うことができる。
また、データ処理装置の側で第1のコマンドを認識でき
なければ、メモリーの書換モードには移行しないので、
間違ってメモリーの内容が書き換えられることもない。
例えば、データ処理装置では、インターフェースを介し
たデータの入出力において、データビット長が7ビット
長の設定の場合がある。このようなデータ処理装置に対
して8ビット単位の書換データを送信する場合、8ビッ
ト以上のデータが含まれる第1のコマンドによりデータ
処理装置の設定を確認でき、書換データが正常に読めな
い設定で間違えてメモリーの書き換えを実行してしま
い、メモリーの書き換えが正常に行なわれないような不
具合を防止できる。これにより、通常はメモリーの内容
が誤って書き換えられることがなく、適当な条件のとき
にだけメモリーの内容を確実に書き換えることができる
信頼性の高いデータ処理装置およびその制御方法を提供
できる。
【0013】このような本発明のデータ処理装置の1つ
には、記録媒体に対しホスト装置から受信したデータに
基づき印刷を行なう印刷機構を有するプリンタ、特にP
OS端末用のプリンタがあり、以下では、そのプリンタ
を例に本発明を更に詳しく説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1にPOSシステムの基本的な
構成を示してある。この図に示すPOSシステム1は、
個々の店舗や、レジ単位で設置される複数のPOS端末
2と、これらのPOS端末2の管理等を行うホストサー
バ(ホスト装置)3とを有し、ホストサーバ3とPOS
端末2がネットワークを構成するように伝送線4によっ
て相互に接続され、これらの間でデータを送受信できる
ようになっている。
【0015】図2にPOS端末2の構成の一例を示して
ある。この図に示すように、本例のPOS端末2は、プ
リンタ、スキャナ、ディスプレイ等のデータ処理装置と
しての機能を有する複数の周辺処理装置がパソコン5に
接続された構成となっている。本例のPOS端末2は、
バーコード化されたデータを読み取るスキャナ6と、商
品名や値段あるいは合計金額などを表示するカスタマデ
ィスプレイ7と、レシートやジャーナルを印刷するプリ
ンタ8と、硬貨や札を保管するドロア9と、入力装置と
してのキーボード10とを備えており、これらの周辺処
理装置(データ処理装置)6、7、8、9および10は
接続ケーブル等でパソコン(ホスト装置)5に接続さ
れ、パソコン5によって制御されるようになっている。
【0016】図3に、データ処理装置の一つであるプリ
ンタ8の概略のシステムをブロック図で示してある。本
例のプリンタ8は、レシートに印刷する商品名、単価、
合計金額等の印刷用のデジタルデータを入力データφ1
としてパソコン5から受信して印刷機構12で印刷可能
な印刷データφ2に変換して出力する制御部11と、制
御部11で生成された印刷データφ2をレシート(記録
媒体)上の印字データに変換する、すなわち、そのレシ
ートに印字を施す印刷機構12とを有している。
【0017】制御部11は、CPU13を中心に構成さ
れており、このCPU13は、パソコン5に対しインタ
ーフェース14を介してデジタルデータの入出力が可能
となっている。CPU13は、このインターフェース1
4を介してパソコン5から転送された入力データφ1を
受信可能であり、また、ホストサーバ3から送信される
コマンドやデータ等をパソコン5を介して受信し、認識
したコマンドに従った処理が可能となっている。また、
CPU13は内部バス15を介してROM16、17お
よびRAM18と接続されている。ROM16および1
7は、フラッシュROMあるいはEEPROM等の格納
されている内容を書き換え可能なメモリーであり、この
ROM16には、印刷機構12の制御プログラムP1、
およびホストサーバ3からパソコン5を介してプリンタ
8に送信されるROM16あるいは17の内容を書き換
えるコマンド等の実行用プログラムP2が格納されてい
る。ROM17には、入力データφ1を印刷データφ2
に展開処理する際に用いられる印刷用フォント、あるい
はレシート毎に出力する店舗名称や広告等の設定情報P
3が格納されている。内部バス15を介してCPU13
に接続されたRAM18は、インターフェース14を介
して受信した入力データφ1やコマンド等を一旦記憶す
るためのバッファ領域、入力データφ1をROM17に
格納されている設定情報P3に基づいて印刷データφ2
に展開処理するための作業領域、または印刷データφ2
を記憶するためのバッファ領域として利用される。印刷
機構12は、ROM16に格納された制御プログラムP
1をCPU13が実行することにより制御される。
【0018】本例のプリンタ8は、CPU13がROM
16に格納された制御用の実行プログラムP1およびP
2を実行することにより、各種の機能が実現されるよう
になっている。ROM16の実行プログラムP2によっ
て実現される制御部は、ROM16の内容(本例では、
制御プログラムP1)、あるいはROM17の内容(設
定情報P3)を書き換える書換コマンド(第1のコマン
ド)C1をインターフェース14を介して受信し、この
受信した書換コマンドC1に応じて、書換コマンドC1
に続く書換データC2に基づきROM16あるいは17
の内容を書き換える書き換え機能21と、書換データC
2に続く書換終了コマンド(第2のコマンド)C3に応
じてプリンタ8をデータ処理動作可能な状態に移行する
移行機能22とを備えている。また、書換コマンドC1
を受信するとインターフェース14からパソコン5を介
してホストサーバ3に書き換えの許諾を示す書換許諾応
答C4を送信する許諾応答送信機能23を備えている。
さらに、有効データ長が8ビットの書換コマンドC1を
識別する識別機能24を備えている。移行機能22は、
ROM16あるいは17の書き換えが正常に終了したと
判断した場合にはプリンタ8をデータ処理動作可能な状
態に移行する第1の移行機能25と、ROM16あるい
は17の書き換えが正常に終了しなかったと判断した場
合にはプリンタ8をデータ処理動作不能な状態に移行す
る第2の移行機能26とを備えている。
【0019】本例では、ROM16に格納されている制
御プログラムP1あるいはROM17に格納されている
設定情報P3の書き換えに関連するコマンドとして、”
ESCX m”というコマンドが送信されるようになっ
ている。”ESC X”はROM16の制御プログラム
P1あるいはROM17の設定情報P3を書き換えに関
連したコマンドであることを示し、”m”は機能コード
を指定するためのデータである。
【0020】本例では、書換コマンドC1として、”
m”が16進表示で「A0H」(2進表示で「1010
0000」)という有効データ長が8ビットのデータで
あり、”ESC X A0H”というコマンドがホスト
サーバ3から送信されるようになっている。また、書換
終了コマンドC3として、”m”が16進表示で「A1
H」(2進表示で「10100001」)という有効デ
ータ長が8ビットのデータであり、”ESC X M
A1H”というコマンドがホストサーバ3から送信され
るようになっている。このように本例のプリンタ8で
は、書換コマンドC1には16進表示で「A0H」とい
った1バイトデータの最上位ビットが1となるコードが
入っているので、ホストサーバ3やパソコン5等の設定
が7ビット長のとき間違ってROM16あるいは17を
書き換えてしまうことを防止できる。また、書換終了コ
マンドC3についても同様である。
【0021】本例においては、書換コマンドC1に8ビ
ット長のデータを含んでいるが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、書換データC2のデータ長がnビッ
トの場合には書換コマンドC1にnと等しいかまたは大
きいデータ長のデータを含むものであれば良い。これに
より、上記と同様の効果が得られる。
【0022】次に、ROM16の制御プログラムP1あ
るいはROM17の設定情報P3を書き換える処理を図
4および図5に基づき説明する。図4にはホストサーバ
3における処理を示し、図5にはプリンタ8における処
理のフローチャートを示してある。図4および図5に示
すように、ステップST1でホストサーバ3から書換コ
マンドC1として”ESC X A0H”というコマン
ドが送信されると、プリンタ8では、ステップST10
においてその書換コマンドC1が受信されると共に、識
別機能24によりその書換コマンドC1が識別され、一
旦RAM18等に確保されるバッファ領域に格納され
る。そして、ステップST11で装置の状態がROM1
6あるいは17の内容を書き換え可能な状態になってい
るか否が判断される。プリンタ8がROM16あるいは
17が書き換え可能な状態になっていなければ、ステッ
プST12でROM16あるいは17が書き換え可能な
状態に移行される。なお、このときプリンタ8が処理
中、すなわち、RAM17に入力データφ1や印刷デー
タφ2が存在している場合には、それらの処理を行い、
印刷を終了した後に、書換コマンドC1に基づきモード
移行処理が実行される。この移行処理では、ROM16
の制御プログラムP1あるいはROM17の設定情報P
3をRAM18等に待避させたり、印刷機構12を初期
位置等に待避させる。また、プリンタ8に設けられたL
EDを点滅あるいは点灯させ、プリンタ8の状態がメモ
リ書換モードに移行したことをオペレータに知らせる。
【0023】このようにプリンタ8がメモリ書換モード
であることが認識されると、許諾応答送信機能23によ
り、ステップST13で書換許諾応答C4がインターフ
ェース14から出力される。ステップST11において
書換コマンドC1を受信したときに、ディップスイッチ
の設定や所定の操作によって既にプリンタ8がメモリ書
換モードになっていれば、ステップST12のメモリ書
換モードの移行処理は行われず、ステップST13にお
いて許諾応答送信機能23により書換許諾応答C4がイ
ンターフェース14から出力される。
【0024】このインターフェース14から出力された
書換許諾応答C4をステップST2でホストサーバ3が
受信すると、プリンタ8がメモリ書換モードに移行され
たことがホストサーバ3側で認識され、ステップST3
でROM16に格納されている制御プログラムP1やR
OM17に格納されている設定情報P3の書換データC
2が送信される。そして、書換データC2の全てが送信
されると、これに続いてステップST4で書換終了コマ
ンドC3、すなわち、”ESC X A1H”というコ
マンドが送信される。一方、ステップST2でホストサ
ーバ3が書換コマンドC1を送信した後、ステップST
5で所定の時間内に書換許諾応答C4を受信しないと、
プリンタ8がメモリ書換モードをサポートしていない、
あるいは正常にメモリ書換モードに移行していないもの
として、ステップST6でホストサーバ3のディスプレ
イに”プリンタが「メモリ書換モード」ではありませ
ん。”とメッセージを表示してオペレータにその旨を知
らせる。
【0025】プリンタ8では、ステップST13で書換
許諾応答C4を出力した後に、ステップST14でイン
ターフェース14を介して書換データC2が受信される
と、書き換え機能21によりその書換データC2がRO
M16あるいはROM17の所定の領域に書き込まれ
る。そして、ステップST15でこの書き換え処理が正
常に終了したことが判断されると、ホストサーバ3から
書換データC2に続いて送信された書換終了コマンドC
3を受信(認識)して、ステップST17において移行
機能22の第1の移行機能25によりCPU13をリセ
ットし、メモリ書き換え処理が終了する。すなわち、プ
リンタ8が再起動されて、ROM16あるいは17に新
たに書き込まれた内容が有効となり、プリンタ8がデー
タ処理動作可能な状態に移行される。なお、本例では、
書き換えが正常に行なわれたか否かは周知のチェックサ
ムを用いて判断される。すなわち、書換データC2に続
いて送信されてくるチェックサムデータと書き換え後の
メモリの内容から計算したチェックサムデータとを比較
し等しければ正常、そうでなければ異常と判断する。
【0026】このように、本例では、ホストサーバ3が
設置された場所からPOSシステム1を介して個々のプ
リンタ8のROM16あるいは17の内容を書き換える
ことができる。一方、ステップST15でROM16あ
るいは17の書き換え処理が正常に終了していないと判
断された場合には、移行機能23の第2の移行機能26
によりプリンタ8をデータ処理動作不能な状態に移行
し、CPU13をリセットする処理を行なわない。例え
ば、書換データC2の書き込み異常、セクタ消去異常、
通信エラーによる書換データC2の異常等が発生して、
書き換え処理が正常に終了しなかった場合は、CPU1
3がリセットされず、オペレータの操作待ちとなる。
【0027】このように、本例では、プリンタ8のRO
M16あるいは17を書き換え状態にするための書換コ
マンドC1を設け、プリンタ8がこの書換コマンドC1
を認識すると、プリンタ8のROM16あるいは17が
書き換え可能な状態に設定されるようになっている。す
なわち、プリンタ8のROM16あるいは17を書換コ
マンドC1によってソフトウェア的に書き換え可能な状
態に切り換えることができる。このため、POSシステ
ム1によってネットワーク化されたそれぞれのプリンタ
8に対して書換コマンドC1を送信することにより、各
々のプリンタ8を一括して処理することができる。そし
て、プリンタ8では、書換コマンドC1を受信すると、
自動的にROM16あるいは17を書き換え可能な状態
に移行し、書換コマンドC1に続いて送信されてくる書
換データC2でROM16あるいはROM17の内容を
書き換え、この書き換えが終了すると書換終了コマンド
C3に基づきデータ処理動作可能な状態に移行する。従
って、プリンタ8のROM16あるいは17の内容を更
新あるいはリワークするときには、ホストサーバ3が設
置されているホストサーバ3から書換コマンドC1と書
換データC2を送信するだけでPOSシステム1に繋が
ったプリンタ8のROM16あるいは17の内容を一斉
に書き換えることができる。また、ROM16あるいは
17の内容が正常に書き換えられると書換終了コマンド
C3によりソフトウェア的に再起動されるので、ROM
の書き換え処理が終了すると自動的に印刷可能な状態
(データ処理動作可能な状態)に移行できる。従って、
オペレータは、プリンタ8が設置されている個々のレジ
に赴かなくてもホストサーバ3が設置されている事務所
などからプリンタ8を遠隔操作して個々のROM16あ
るいは17の書き換え作業を行うことができる。また、
プリンタ8のカバーを開けたり、ディップスイッチの設
定を変更したりする機械的な操作が不要であるので、R
OM16あるいは17の書き換え作業が容易となり、そ
の作業を手間をかけずに行うことができる。さらに、個
々のプリンタ8を直にマニュアルで操作せずに、ホスト
サーバ3の設置場所で複数のプリンタ8の個々のROM
16あるいは17を一括して書き換えることができるの
で、それらのROM16あるいは17のバージョンアッ
プを容易にでき、この作業に費やす時間も大幅に短縮で
きる。このため、例えば、ROMに格納されているレシ
ートに印刷するための店舗のロゴや季節に合わせたコマ
ーシャル用のメッセージのイメージ等を更新して、新規
のロゴや広告をレシートに印刷するといったことが簡単
に行える。
【0028】また、ROM16あるいは17の書き換え
が正常に終了していないと、ROM16あるいは17の
内容が不定となっている恐れが高い。このような状態で
書換終了コマンドC3が認識されてプリンタ8が再起動
されると、装置が暴走して異常通電などが発生し、これ
に起因して印刷機構12等のハードウェアが損傷してし
まう可能性がある。これに対し、本例のプリンタ8で
は、ROM16あるいは17の書き換えが正常に終了し
ないと、書換終了コマンドC3を無効として、第2の移
行機能26によってプリンタ8の再起動が行なわれない
ようにするので、ROMの書き換えの失敗に起因した上
記の不具合の発生を未然に防止できる。
【0029】さらに、本例のプリンタ8では、書換コマ
ンドC1および書換終了コマンドC3に1バイトデータ
の最上位ビットが1であるコードを含ませているので、
ホストサーバ3やパソコン5から送信される書換コマン
ドC1や書換終了コマンドC3の最上位ビットを認識す
ることにより、7ビット長の設定でメモリの書換モード
に間違って移行することを防止できる。このため、RO
Mを保護する面で有効であり、信頼性の高いプリンタを
実現できる。
【0030】なお、プリンタ8を例で挙げて説明した
が、本発明のデータ処理装置は、パソコン5に接続され
ている各種の周辺処理装置、すなわち、スキャナ6やカ
スタマディスプレイ7等に対しても適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、データ処理装置のROMの内容を書き換え可能な第
1のコマンドを設け、この第1のコマンドをホスト装置
からデータ処理装置に送信することにより、複数のデー
タ処理装置の個々のROMの内容を一括して書き換え処
理できるようにしている。そして、データ処理装置側で
は、第1のコマンドを受信すると、ROMを書き換え可
能な状態に設定し、第1のコマンドに続く書換データで
ROMの内容を自動的に書き換え、さらに、ROMの内
容を書き換えた後には、書換データに続く第2のコマン
ドによってデータ処理装置をデータ処理動作可能な状態
に復帰するようにしている。従って、POSシステムの
ようなホスト装置に複数のデータ処理装置が接続されて
いるシステムにおいては、ホストから個々のデータ処理
装置に第1のコマンド、書換データ、および第2のコマ
ンドを送信するだけで、複数のデータ処理装置のROM
の内容を一斉に更新できる。このため、ROMの書き換
え作業を手間をかけずに行うことができ、その作業に必
要な時間も大幅に削減できる。また、ROMの書き換え
作業に際して、データ処理装置のカバーを開けたり、デ
ィップスイッチの設定を変更する等の機械的な操作が不
要であるので、この点からもROMの書き換え作業を短
時間で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】POSシステムの基本的な構成を示す図であ
る。
【図2】図1に示すPOSシステムのPOS端末の概略
構成図である。
【図3】本発明を適用したデータ処理装置の一つである
プリンタの概略のシステムブロック図である。
【図4】ROMの書き換え処理におけるホストサーバ側
の処理を示すフローチャートである。
【図5】ROMの書き換え処理におけるプリンタ側の処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・POSシステム 2・・POS端末 3・・ホストサーバ 5・・パソコン 8・・プリンタ 11・・制御部 12・・印刷機構 13・・CPU 14・・インターフェース 16、17・・ROM 17・・RAM P1・・制御プログラム P2・・設定情報 21・・書き換え機能 22・・移行機能 23・・許諾応答送信機能 24・・識別機能 25・・第1の移行機能 26・・第2の移行機能 C1・・書換コマンド(第1のコマンド) C2・・書換データ C3・・書換終了コマンド(第2のコマンド) C4・・書換許諾応答

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置に接続されて用いられるデー
    タ処理装置において、 前記データ処理装置の制御プログラム及び/又は設定情
    報が格納された書換可能なメモリーと、 前記メモリーに格納された情報に基づき動作する制御部
    と、 前記ホスト装置と通信を行なうためのインターフェース
    とを有し、 前記制御部は、前記インターフェースを介して受信した
    第1のコマンドに応じて、該第1のコマンドに続く書換
    データに基づき前記メモリーの内容を書き換え、前記書
    換データに続く第2のコマンドに応じてデータ処理動作
    可能な状態に移行することを特徴とするデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、前記制御部は、前記第1のコマンドを受信すると前
    記インターフェースを介して書き換えの許諾を示す所定
    のデータを送信することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、前記制御部は、前記メモリーの書き換えが正常に終
    了したと判断した場合にはデータ処理動作可能な状態に
    移行し、正常に終了しなかったと判断した場合にはデー
    タ処理動作不能な状態に移行することを特徴とするデー
    タ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、前記第1のコマンドは、前記書換データのデータ長
    と等しいか又は大きいデータ長のデータを含んでなるこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、記録媒体に対し前記ホスト装置から受信したデータ
    に基づき印刷を行なう印刷機構を有することを特徴とす
    るデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 ホスト装置に接続されて用いられるデー
    タ処理装置であって、前記データ処理装置の制御プログ
    ラム及び/又は設定情報が格納された書換可能なメモリ
    ーと、前記ホスト装置と通信を行なうためのインターフ
    ェースとを有するデータ処理装置を制御する方法におい
    て、 (a)前記インターフェースを介して第1のコマンドを
    受信する工程と、 (b)前記第1のコマンドに応じて、前記インターフェ
    ースを介して、更にデータを受信する工程と、 (c)前記データ受信工程(b)において受信した前記
    データに基づいて、前記メモリーを書き換える工程と、 (d)前記書き換え工程(c)の後、前記インターフェ
    ースを介して第2のコマンドを受信する工程と、 (e)前記第2のコマンドに応じて、データ処理動作可
    能な状態に移行する工程と、を有することを特徴とする
    データ処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータ処理装置の制御方
    法において、前記コマンド受信工程(a)に続いて、 (f)前記インターフェースを介して書き換えの許諾を
    示す所定のデータを送信する工程を更に有することを特
    徴とするデータ処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のデータ処理装置の制御方
    法において、 (g)前記メモリーの書き換えが正常に終了したか否か
    を判断する工程と、 (h)データ処理動作不能な状態に移行する工程と、を
    有し、前記書き換え工程(c)に続いて前記判断工程
    (g)を実行し、前記判断工程(g)において前記メモ
    リーの書き換えが正常に終了した場合には前記コマンド
    受信工程(d)及び移行工程(e)を実行し、前記判断
    工程(g)において前記メモリーの書き換えが正常に終
    了しなかった場合には前記移行工程(h)を実行するこ
    とを特徴とするデータ処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のデータ処理装置の制御方
    法において、前記コマンド受信工程(a)において受信
    する第1のコマンドは、前記データ受信工程(b)にお
    いて受信するデータのデータ長と等しいかまたは大きい
    データ長のデータを含んでなることを特徴とするデータ
    処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載のデータ処理装置の制御
    方法において、前記移行工程(e)におけるデータ処理
    動作は印刷動作であることを特徴とするデータ処理装置
    の制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149433A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Yazaki Corp メモリ書込装置、メモリ書込方法及びメモリ書込プログラムを記録した記録媒体
JP2008276585A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Nippon Syst Wear Kk 組込み装置、その開発システム、開発プログラム、データの転送方法およびデータ構造
JP2010102512A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Toshiba Tec Corp 情報処理システム、情報処理装置およびその制御プログラム
JP2016128227A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム

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