JPH11317617A - 球面鏡アンテナ装置 - Google Patents

球面鏡アンテナ装置

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JPH11317617A
JPH11317617A JP12222398A JP12222398A JPH11317617A JP H11317617 A JPH11317617 A JP H11317617A JP 12222398 A JP12222398 A JP 12222398A JP 12222398 A JP12222398 A JP 12222398A JP H11317617 A JPH11317617 A JP H11317617A
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reflecting mirror
sub
mirror
spherical mirror
spherical
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JP12222398A
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Hiroyuki Deguchi
博之 出口
Norio Miyahara
典夫 宮原
Shuji Urasaki
修治 浦崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い利得を実現することができる球面鏡アン
テナ装置を得る。 【解決手段】 曲率中心を一致させ、かつ同一中心軸に
対して軸対称に配置された球面鏡からなる主反射鏡1と
副反射鏡2を有し、主反射鏡1および副反射鏡2を介し
て電波を送受信する一次放射器5とを有する球面鏡アン
テナ装置において、一次放射器5と副反射鏡2の間の電
波経路に配置され、一次放射器5から放射された球面波
を円錐状に反射させて、副反射鏡2に中心方向がヌルと
なるようなリング状電力パターンで、かつ主反射鏡1と
副反射鏡2によって発生する波面収差を補正する位相パ
ターンを有する補助反射鏡7を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星通信や電波
天文などの分野で使用される可動ビーム特性やマルチビ
ーム特性を得るための球面鏡アンテナ装置に関するもの
であり、特に高い利得が要求される大口径の球面鏡アン
テナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、図9に示す
ようなものがあった。この図は、A.Ishimaru,H.Sreeni
vasiah,and V.K.Wong,”Double Spherical Cassegrai
n Reflector Antennas”,IEEE Antennas Propagat.,vo
l.AP-21,no.6,Nov. 1973年に示されたものである。
図9において、1は凹面を用いた曲率半径Rの球面鏡か
らなる主球面鏡、2は凸面を用いた曲率半径rの球面鏡
からなる副球面鏡、3は軸対称球面鏡アンテナ装置にお
ける中心軸、4は主球面鏡1および副球面鏡2で発生す
る波面収差を補正する補助反射鏡である。5は主反射鏡
1および副反射鏡2の間に設けられ、主反射鏡1および
副反射鏡2を介して電波を送受信する一次放射器であ
る。
【0003】Oは主球面鏡1および副球面鏡2の曲率中
心であり中心軸3上に存在する。Fmは図9の右方向か
ら入射した中心軸3に平行な光線が、主球面鏡1に反射
した後集束するビームウエスト位置を示す。主球面鏡1
の曲率半径Rが主球面鏡1の開口半径に比べて十分大き
い場合、点Fmは近似的に点Oから中心軸3上にR/2
だけ離れた位置となる。一方、Fsはさらにこの主球面
鏡1に反射した光線が、副球面鏡2に反射した後集束す
るビームウエスト位置を示す。そして、副球面鏡2の曲
率半径rが主球面鏡1の曲率半径Rに比べて十分小さい
場合、点Fsは近似的に点Oからビームの中心軸上に
(r/R)/2/[1−(r/R)]だけ離れた位置と
なる。
【0004】図10は図9の球面鏡アンテナ装置の光線
の軌跡を示す図である。図10に従って従来の球面鏡ア
ンテナ装置の受信の場合の動作原理を説明する。図10
の右方向から主球面鏡1に入射した中心軸3に平行な光
線6は、主球面鏡1で反射され点Fmに向かって伝搬す
る。その後、光線6は、副球面鏡2で反射され、点Fs
に向かって伝搬する。その後光線6は、点Fsを通過し
補助反射鏡4に入射する。光線6は、補助反射鏡4で反
射されて、一次放射器5に入射する。光線6は、補助反
射鏡4で反射される際に、主球面鏡1および副球面鏡2
で発生した波面収差が除去(補正されて球面波に変換)
される。
【0005】このように構成された球面鏡アンテナ装置
においては、球面鏡の点対称の性質から主球面鏡1およ
び副球面鏡2を固定した状態で、補助反射鏡4および一
次放射器5を点Oを中心として回転させることにより、
波面収差による劣化が全くない可動ビームを得ることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
球面鏡アンテナ装置の補助反射鏡4の幾何光学的設計に
おいては、副球面鏡2によるブロッキングの影響を無視
した光線追跡を基にしている。そのため、副球面鏡2に
よって電波が遮られブロッキングにより利得が低下す
る。仮に、主球面鏡1の開口面での照度分布が一様の場
合、副球面鏡2によるブロッキングにて生じるボアサイ
ト方向における利得低下量Lbは、副球面鏡2によるブ
ロッキングがない場合の利得と副球面鏡2によるブロッ
キングがある場合の利得との比をとって次のようにな
る。
【0007】
【数1】
【0008】ただし、ここでSは主球面鏡1の開口面の
面積、Ssは副球面鏡2の開口面の面積、Dは主球面鏡
1の開口面の直径、Dsは副球面鏡2の開口面の直径を
示す。
【0009】さらに、副球面鏡2の曲率半径rが主球面
鏡1の曲率半径Rに比べて小さい場合、
【0010】
【数2】
【0011】となる。よって、r/Rが十分小さくない
場合には利得低下が大きくなるという問題があった。一
方、利得低下を抑えるためにr/Rを小さくとると、副
球面鏡2の位置が主球面鏡1から離れ、アンテナ装置の
構造としては大型となり、指向精度を上げるのが困難と
なるだけでなく、構造的な強度を得るために製造コスト
が高くなるという問題があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、照度分布による利得低下を抑
え、高い利得を実現することができる球面鏡アンテナ装
置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る球面鏡ア
ンテナ装置においては、曲率中心を一致させ、かつ同一
中心軸に対して軸対称に配置された球面鏡からなる主反
射鏡と副反射鏡を有し、主反射鏡および副反射鏡を介し
て電波を送受信する一次放射器とを有する球面鏡アンテ
ナ装置において、一次放射器と副反射鏡の間の電波経路
に配置され、一次放射器から放射された球面波を円錐状
に反射させて、副反射鏡に中心方向がヌルとなるような
リング状電力パターンで、かつ主反射鏡と副反射鏡によ
って発生する波面収差を補正する位相パターンを有する
補助反射鏡を設けている。
【0014】また、副反射鏡は、中心軸を中心にして電
波が透過する開口を有する。
【0015】また、主反射鏡と副反射鏡との間の中心軸
上で、一次放射器から放射され副反射鏡で反射された電
波と干渉しない位置に、主反射鏡の方向に向けた第2の
一次放射器を設けている。
【0016】さらに、一次放射器および一次放射器に対
応する補助反射鏡は、複数設けられている。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の球
面鏡アンテナ装置の概略構成図である。図において図9
に示した従来の球面鏡アンテナ装置と同一または相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1にお
いて、7は一次放射器5の放射した電波を入射し、リン
グ状電力パターンとして放射する補助反射鏡である。
【0018】図2は図1の球面鏡アンテナ装置の光線の
軌跡を示す図である。図2に従って従来の球面鏡アンテ
ナ装置の受信の場合の動作原理を説明する。図2の右方
向から主球面鏡1に入射した中心軸3に平行な光線6
は、主球面鏡1で反射され点Fmに向かって伝搬する。
その後、光線6は、副球面鏡2で反射され、点Fsに向
かって伝搬する。その後光線6は、点Fsを通過し補助
反射鏡7に入射する。光線6は、補助反射鏡7で反射さ
れて、一次放射器5の位相中心に集束する。光線6は、
補助反射鏡4で反射される際に、主球面鏡1および副球
面鏡2で発生した波面収差が除去(補正されて球面波に
変換)される。尚、図2において、副球面鏡2で遮られ
る光線については同図には示していない。
【0019】一方、球面鏡アンテナ装置が電波を送信す
る場合には、一次放射器5から放射された球面波の電波
は、補助反射鏡7で反射された後、中心部分がヌルとな
るリング状電力パターンで円錐状に広がり副反射鏡2方
向に伝播する。すなわち、副反射鏡2はリング状ビーム
を放射させる。そして、電波は副反射鏡2に中心部分を
ヌルとしたリング状の電力パターンにて入射する。電波
はその後、副反射鏡2で反射され、さらに主球面鏡1に
入射して反射され、中心軸3に平行な光線となって図2
の右方向に向かって送信される。このとき、電波は同図
の光線のごとく副球面鏡2で遮られることなく空間に放
射される。そのため、一次放射器5における電力を有効
に使った放射が行われ、高い利得を実現することができ
る。
【0020】図3(a)は本実施の形態の補助反射鏡7の
断面形状を説明する図である。図3(a)は副球面鏡2に
よるブロッキングを無視して光線追跡し、幾何光学的に
求めた反射点を連ねた面であり、図中符号8部分は、副
球面鏡2によってブロッキングされる部分であって、本
実施の形態の補助反射鏡7において、実際には鏡面とし
て用いていない部分である。
【0021】一方、図3(b)は図9に示した従来の補助
反射鏡4の断面形状を示している。この補助反射鏡4の
鏡面形状は、副球面鏡2によるブロッキングを無視し、
図10に示したように主球面鏡1に入射する光線を全て
考慮して幾何光学的に決められる面である。すなわち、
副球面鏡2によるブロッキングを考慮しないで鏡面が構
成されている。
【0022】一般に、放物面鏡、楕円面鏡あるいは双曲
面鏡においては、いずれも焦点があるので、これらを組
み合わせた多数枚の鏡面においも、幾何光学的に求めた
反射点の連なる面は、図3(a)のように面が折り返すこ
とはない。しかし、球面鏡の場合には、波面収差を有す
るので鏡面を配置する位置によって、ビームウエスト位
置から十分離れた位置では図3(b)のように曲面となる
が、ビームウエスト位置近傍では、図3(a)のように反
射点の連なる面は折り返す。
【0023】図4は本実施の形態の利得低下量と従来例
の利得低下量との比較を示す図である。図9において、
縦軸は、利得低下量を表す、横軸は主球面鏡1の曲率半
径Rと副球面鏡2の曲率半径rの比r/Rを表す。図9
中、実線9はリング状ビームを放射させる補助反射鏡7
を用いたときの利得低下量を示し、一方点線10は従来
例の補助反射鏡4を用いたときの利得低下量を示す。こ
の図から解るように、本実施の形態の利得低下量は従来
例の利得低下量に比べて小さい。
【0024】さらに、主球面鏡1の開口面での照度分布
が、副球面鏡2でブロッキングにならない領域において
一様の場合、副球面鏡2によるブロッキングで生じるボ
アサイト方向における利得低下量Laは、
【0025】
【数3】
【0026】で表され、先に示した従来例の利得低下量
bに比べて小さく抑えることができる。
【0027】このような構成の球面鏡アンテナ装置にお
いては、従来例と同じように、主球面鏡1および副球面
鏡2を固定した状態で、補助反射鏡7および一次放射器
5を点Oを中心として回転させることにより、ビームの
方向を可変とする可動ビームを得ることができる。そし
て、この可動ビームにおいては、補助反射鏡7におい
て、波面収差を補正されているので、波面収差による劣
化が全くない。そしてさらに、上述したように、r/R
が十分小さくない場合にも利得低下を抑えることができ
るので、r/Rを大きくして副球面鏡2の位置を主球面
鏡1に近づけることができ、アンテナ装置をコンパクト
にして製造コストを下げることができる。また、一次放
射器5の電力を有効に使って利得低下を抑えることによ
り可動ビームを高い利得で得ることができる。
【0028】実施の形態2.図5は本発明の球面鏡アン
テナ装置の他の例を示す概略構成図である。図5におい
て、補助反射鏡7aは図1に示した実施の形態1の補助
反射鏡7と同形状のものであるが、配設される位置が異
なっている。11はビームウエスト位置Fs近傍に配置
した反射鏡である。反射鏡11は開口径をスピルオーバ
しない程度の大きさとされた平面鏡である。反射鏡11
は、副球面鏡2で反射された電波を概略直角に反射し、
補助反射鏡7aに入射する。反射鏡11は平面鏡である
ので、電気性能は図1に示した実施の形態1と同様とな
る。
【0029】このような構成の球面鏡アンテナ装置にお
いては、一次放射器5の放射方向を副球面鏡2方向とす
ることができる。そして逆に一次放射器5の給電回路は
主球面鏡1側となるので、図示しない給電回路を構成す
るのに都合がよい。すなわち、本実施の形態において
は、実施の形態1と同様の効果を得られるとともに、給
電回路を容易に構成することができ、製造コストを下げ
ることができる。
【0030】実施の形態3.図6は本発明の球面鏡アン
テナ装置の他の例を示す概略構成図である。図6におい
て、12は中心軸3を中心にして電波が透過する開口1
2aが設けられた副球面鏡である。開口12aは、補助
反射鏡7方向から入射した電波をすべて反射できるよう
に考慮して、入射しない部分が穿孔されて形成されてい
る。副球面鏡12の曲率半径rおよび曲率中心Oが主球
面鏡1の曲率中心と一致していることは、実施の形態1
の副球面鏡2と同様である。また、その他の構成は、実
施の形態1と同様である。
【0031】このような構成の球面鏡アンテナ装置にお
いては、実施の形態1と同様の効果を得られると共に、
副球面鏡12に開口12aが形成されているので、軽量
化することができ、副球面鏡12を支える構造を簡単と
することができるので、製造コストを下げることができ
る。
【0032】実施の形態4.図7は本発明の球面鏡アン
テナ装置の他の例を示す概略構成図である。図7におい
て、13は主反射鏡1と副反射鏡2との間に設けられた
第2の一次放射器である。第2の一次放射器13は、主
球面鏡1に向けて直接電波を放射するために中心軸3上
に、放射口を主球面鏡1方向に向けて配設されている。
また、第2の一次放射器13は、一次放射器5から放射
され副反射鏡2で反射された円錐状に広がるリング状ビ
ームと干渉しない位置に配設されている。そのため、一
次放射器5から放射される電波に影響を及ぼすことがな
い。
【0033】そして、主球面鏡1で発生する波面収差に
比べて、使用波長が小さくない場合、主球面鏡1に向け
た第2の一次放射器13から放射される球面波は、主球
面鏡1のみによってほぼ並行な平面波に変換されこの利
得は高い。その他の構成は、実施の形態1と同様であ
る。
【0034】このような構成の球面鏡アンテナ装置にお
いては、副反射鏡2で反射された円錐状に広がるリング
状ビームと干渉しない位置に第2の一次放射器13が設
けられている。そのため、実施の形態1と同様の効果を
得られると共に、主球面鏡1で発生する波面収差に比べ
て、使用波長が小さくない場合、主球面鏡1に向けた第
2の一次放射器13から放射される球面波は、主球面鏡
1のみによってほぼ平面波に変換され高い利得が得られ
る。
【0035】実施の形態5.図8は本発明の球面鏡アン
テナ装置の他の例を示す概略構成図である。図8におい
て、図中点線3aは、中心軸3から点Oを中心に角度θ
だけ傾いた線である。14は補助反射鏡7が概略点Oを
中心に回動した位置に補助反射鏡7と反対方向に向けて
配設された第2の補助反射鏡である。また、15は一次
放射器5が概略点Oを中心に回動した位置に、第2の補
助反射鏡14と対向するように設けられた第3の一次放
射器である。その他の構成は、実施の形態1と同様であ
る。
【0036】第3の一次放射器15から放射された電波
は、第2の補助反射鏡14で反射された後、中心部分が
ヌルとなるように円錐状に広がり副反射鏡2方向に伝播
する。そして、電波は副反射鏡2に中心部分をヌルとし
てリング状の電力パターンにて入射し反射する。電波
は、その後主球面鏡1に入射して反射され、図中点線3
aに平行な光線となって図8の右方向に向かって送信さ
れる。一方、一次放射器5から放射された電波は、実施
の形態1と同様に、中心軸3に平行な光線となって図8
の右方向に向かって送信される。
【0037】第3の一次放射器15と第2の補助反射鏡
14は、1組に限らず順次角度をずらして複数設けられ
ても良い、このような構成とすることにより、マルチビ
ームの球面鏡アンテナ装置を構成するとことができる。
そしてさらに、これらの一次放射器5,15および補助
反射鏡7,14を点Oを中心として回転させることによ
り、ビームの方向を可変とする可動ビームを得ることが
できる。そして、この可動ビームは、補助反射鏡7,1
4において、波面収差を補正されているので、波面収差
による劣化が全くない。
【0038】このような構成の球面鏡アンテナ装置にお
いては、複数の一次放射器5,15を用いたマルチビー
ムの球面鏡アンテナ装置において、実施の形態1と同様
な効果を得ることができる。すなわち、r/Rが十分小
さくない場合にも利得低下を抑えることができるので、
r/Rを大きくして副球面鏡2の位置を主球面鏡1に近
づけることができ、アンテナ装置をコンパクトにして製
造コストを下げることができる。また、一次放射器5、
15の電力を有効に使って利得低下を抑えることにより
可動ビームを高い利得で得ることができる。
【0039】
【発明の効果】この発明に係る球面鏡アンテナ装置にお
いては、曲率中心を一致させ、かつ同一中心軸に対して
軸対称に配置された球面鏡からなる主反射鏡と副反射鏡
を有し、主反射鏡および副反射鏡を介して電波を送受信
する一次放射器とを有する球面鏡アンテナ装置におい
て、一次放射器と副反射鏡の間の電波経路に配置され、
一次放射器から放射された球面波を円錐状に反射させ
て、副反射鏡に中心方向がヌルとなるようなリング状電
力パターンで、かつ主反射鏡と副反射鏡によって発生す
る波面収差を補正する位相パターンを有する補助反射鏡
を設けている。そのため、主反射鏡と副反射鏡の距離を
短くすることができ、アンテナ装置をコンパクトにして
製造コストを下げることができる。また、一次放射器の
電力を有効に使って利得低下を抑えることにより可動ビ
ームを高い利得で得ることができる。さらに、波面収差
による劣化ない状態で電波を送受信することができる。
【0040】また、副反射鏡は、中心軸を中心にして電
波が透過する開口を有する。そのため、副反射鏡を軽量
化することができ、副球面鏡を支える構造を簡単とする
ことができ、製造コストを下げることができる。
【0041】また、主反射鏡と副反射鏡との間の中心軸
上で、一次放射器から放射され副反射鏡で反射された電
波と干渉しない位置に、主反射鏡の方向に向けた第2の
一次放射器を設けている。そのため、第2の一次放射器
から放射される球面波は、主球面鏡のみによってほぼ平
面波に変換され高い利得が得られる。
【0042】さらに、一次放射器および一次放射器に対
応する補助反射鏡は、複数設けられている。そのため、
マルチビームが得られ、また主反射鏡と副反射鏡の距離
を短くすることができ、アンテナ装置をコンパクトにし
て製造コストを下げることができる。また、一次放射器
の電力を有効に使って利得低下を抑えることにより可動
ビームを高い利得で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の球面鏡アンテナ装置の概略構成図で
ある。
【図2】 図1の球面鏡アンテナ装置の光線の軌跡を示
す図である。
【図3】 補助反射鏡の断面形状を説明する図である。
【図4】 本発明の実施の形態の利得低下量と従来例の
利得低下量との比較を示す図である。
【図5】 本発明の球面鏡アンテナ装置の他の例を示す
概略構成図である。
【図6】 本発明の球面鏡アンテナ装置の他の例を示す
概略構成図である。
【図7】 本発明の球面鏡アンテナ装置の他の例を示す
概略構成図である。
【図8】 本発明の球面鏡アンテナ装置の他の例を示す
概略構成図である。
【図9】 従来の球面鏡アンテナ装置の概略構成図であ
る。
【図10】 図9の球面鏡アンテナ装置の光線の軌跡を
示す図である。
【符号の説明】
1 主球面鏡、2,12 副球面鏡、3 中心軸、5
一次放射器、7,14補助反射鏡、 11 反射鏡、1
2a 開口、13 第2の一次放射器、14第2の補助
反射鏡(補助反射鏡)、15 第3の一次放射器(一次
放射器)、R 主球面鏡の曲率半径、r 副球面鏡の曲
率半径、O 主球面鏡および副球面鏡の曲率中心。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲率中心を一致させ、かつ同一中心軸に
    対して軸対称に配置された球面鏡からなる主反射鏡と副
    反射鏡を有し、該主反射鏡および該副反射鏡を介して電
    波を送受信する一次放射器とを有する球面鏡アンテナ装
    置において、 上記一次放射器と上記副反射鏡の間の電波経路に配置さ
    れ、該一次放射器から放射された球面波を円錐状に反射
    させて、上記副反射鏡に中心方向がヌルとなるようなリ
    ング状電力パターンで、かつ上記主反射鏡と上記副反射
    鏡によって発生する波面収差を補正する位相パターンを
    有する補助反射鏡を設けたことを特徴とする球面鏡アン
    テナ装置。
  2. 【請求項2】 上記副反射鏡は、上記中心軸を中心にし
    て電波が透過する開口を有することを特徴とする請求項
    1記載の球面鏡アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記主反射鏡と上記副反射鏡との間の上
    記中心軸上で、上記一次放射器から放射され上記副反射
    鏡で反射された電波と干渉しない位置に、上記主反射鏡
    の方向に向けた第2の一次放射器を設けたことを特徴と
    する請求項1または2記載の球面鏡アンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記一次放射器および該一次放射器に対
    応する上記補助反射鏡は、複数設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の球面鏡アン
    テナ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189046A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Mitsubishi Electric Corp アンテナの測定方法
JP2003524975A (ja) * 2000-02-25 2003-08-19 レイセオン・カンパニー 改善されたフィード設計を有するコモンアパーチャリフレクタアンテナ

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