JPH1131768A - 沸騰冷却装置 - Google Patents
沸騰冷却装置Info
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- JPH1131768A JPH1131768A JP9186165A JP18616597A JPH1131768A JP H1131768 A JPH1131768 A JP H1131768A JP 9186165 A JP9186165 A JP 9186165A JP 18616597 A JP18616597 A JP 18616597A JP H1131768 A JPH1131768 A JP H1131768A
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- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
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Abstract
きる沸騰冷却装置を提供すること。 【解決手段】 密閉容器1は、受熱プレート3、放熱プ
レート4、細溝プレート5、及び太溝プレート6の各プ
レートを積層して構成される。細溝プレート5は、受熱
プレート3の内側と放熱プレート4の内側にそれぞれ配
され、プレートの縦方向に伸びる複数の溝5aが等間隔
に形成されている。また、細溝プレート5は、その板厚
が溝幅と略同一に設けられている。太溝プレート6は、
両細溝プレート5の間に2枚重ねて配され、プレートの
横方向に伸びる複数の溝が等間隔に形成されている。ま
た、太溝プレート6は、その板厚が溝幅と略同一に設け
られている。但し、細溝プレート5の板厚と溝幅は毛管
長さより小さく(例えば0.5mm以下)設定され、太
溝プレート6の板厚と溝幅は毛管長さより大きく(例え
ば1.0mm以上)設定されている。
Description
熱体を冷却するための沸騰冷却装置に関する。
る姿勢での使用に対応でき、且つコストダウンと量産性
を兼ね備えた沸騰冷却装置が要求されている。そこで、
本出願人は、図22に示す様に、積層構造の沸騰冷却装
置を出願した(特願平9−52704号参照)。この沸
騰冷却装置100は、発熱体110が取り付けられる受
熱壁120と、スリット状の開口部130が形成された
複数枚の平板部材140と、放熱面を形成する放熱壁1
50とを積層して構成される。各平板部材140は、互
いの開口部130が交差する様に重ね合わされて、各平
板部材140の板厚部160同士が積層方向に重なって
柱状の伝熱部が形成され、その伝熱部により受熱壁12
0と放熱壁150とを熱的に連結している。
冷却装置では、更なる薄幅化(図22の上下方向の薄型
化)を図るために受熱壁120と放熱壁150との間に
介在される平板部材140の使用枚数を少なくすると、
発熱体110の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気は必然的に
横方向への流れが主流となる(平板部材140の使用枚
数が多い時には、冷媒蒸気は上方への流れが主流とな
る)。その結果、凝縮した冷媒液と冷媒蒸気とが密閉容
器内の周辺部で干渉し、受熱部(沸騰部)へ供給される
冷媒液の流れが阻害される(冷媒液が受熱部へ十分に戻
れなくなる)ため、冷却性能が低下するという問題があ
った。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、
その目的は、薄幅化しても受熱部へ十分に冷媒液を供給
できる沸騰冷却装置を提供することにある。
ける受熱部へ冷媒液を供給するための冷媒液供給通路を
具備し、この冷媒液供給通路は、その通路幅と通路高さ
が、冷媒蒸気より冷媒液の方が優先的に流れることので
きる大きさ(毛管長さより小さい)に設けられている。
これにより、冷媒蒸気より冷媒液の方が冷媒液供給通路
を優先的に流れることができるため、冷媒蒸気と冷媒液
との干渉を低減でき、冷媒液供給通路を通って受熱部へ
冷媒液が供給される。その結果、密閉容器を薄幅化して
も、受熱部へ冷媒液が十分に供給されるため、冷却性能
の低下を防止できる。
板部材にスリット状に形成するだけの簡単な構成によっ
て設けることができ、この平板部材を密閉容器内の所定
位置に配置するだけで良い。この場合、板厚が毛管長さ
より小さな平板部材を準備し、その平板部材に毛管長さ
より小さな溝幅(スリット幅)の通路を形成するだけで
良い。
ィンにより容易に形成することができ、このフィンを密
閉容器内の所定位置に配置するだけで良い。この場合、
フィンピッチとフィン高さをそれぞれ毛管長さより小さ
く設定することにより、フィンの壁面間に冷媒液供給通
路を形成することができる。
熱壁に隣接して設けられている。この場合、発熱体を密
閉容器の下側に固定すると、重力方向で受熱壁の方が放
熱壁より下方に位置するため、その受熱壁に隣接して冷
媒液供給通路を設けることにより、受熱部に対して冷媒
液が安定的に供給されて、放熱性能の低下を防止でき
る。
熱壁と放熱壁の両方に隣接して設けられている。発熱体
を密閉容器の下側に固定した場合には、請求項4で説明
した様に冷媒液供給通路を通って受熱部へ冷媒液を供給
することができる。一方、発熱体を密閉容器の上側に固
定すると、重力方向で受熱壁の方が放熱壁より上方に位
置するため、密閉容器に封入されている冷媒液は直接受
熱壁に接触していない。この場合、発熱体の熱が受熱壁
から伝熱部を通じて放熱壁へ伝達されるとともに、伝熱
部を通じて冷媒液にも伝熱されるため、冷媒液面で最も
盛んに沸騰する。従って、受熱壁側だけでなく、放熱壁
側にも冷媒液供給通路を設けることにより、発熱体を密
閉容器の上側に固定した場合でも受熱部(冷媒液面)へ
冷媒液を供給することが可能となる。
面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置の断面図、図2は図
1のA−A断面図である。本実施例の沸騰冷却装置は、
伝熱性の高い密閉容器1を備え、この密閉容器1に封入
された冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しによる熱伝達を利用
して発熱体2を冷却する。密閉容器1は、図1及び図2
に示す様に、受熱プレート3、放熱プレート4、細溝プ
レート5、及び太溝プレート6の各プレートを積層して
構成される。この各プレートは、それぞれろう付けが可
能で、アルミニウム等の熱伝導性に優れる金属板から成
る。具体的には、母材となるアルミニウム板の表面にろ
う材層が形成されたクラッド材を使用している。
長方形の平板材であり、密閉容器1の上下両壁面を形成
している。細溝プレート5と太溝プレート6は、外形が
受熱プレート3及び放熱プレート4と同一の長方形に形
成されている。細溝プレート5は、受熱プレート3の内
側と放熱プレート4の内側にそれぞれ配され、図3に示
す様に、プレートの縦方向(図3の上下方向)に伸びる
複数の溝5a(本発明の冷媒液供給通路)が等間隔に形
成されている。また、細溝プレート5は、その板厚が溝
幅aと略同一に設けられている。太溝プレート6は、両
細溝プレート5の間に2枚重ねて配され、図4に示す様
に、プレートの横方向(図4の左右方向)に伸びる複数
の溝6aが等間隔に形成されている。また、太溝プレー
ト6は、その板厚が溝幅bと略同一に設けられている。
各板厚及び各溝幅は、それぞれ下式より求められる毛管
長さ(あるいはラプラス長さ)に基づいて設定されてい
る。即ち、細溝プレート5の板厚と溝幅は毛管長さより
小さく(例えば0.5mm以下)設定され、太溝プレー
ト6の板厚と溝幅は毛管長さより大きく(例えば1.0
mm以上)設定されている。
2 :冷媒蒸気の密度、g:重力加速度
134aが用いられているが、冷媒を封入する圧力を調
節することにより、冷媒の作動温度領域は約40〜75
℃に設定されている。この場合、上記の数式に用いる
σ、ρ1 、ρ2 の各値が冷媒温度によって変化するた
め、予め冷媒温度と各値(σ、ρ1 、ρ2 )との関係を
測定し、その測定結果(図5及び図6)より各値を求め
た。図5は冷媒温度に対する冷媒液(R134a)の表
面張力の変化を示すグラフで、図6は冷媒温度に対する
冷媒液(R134a)の密度と冷媒蒸気の密度の変化を
示すグラフである。上記の測定結果(図5及び図6)よ
り得られた冷媒温度に対する各値(σ、ρ 1 、ρ2 )を
上記数式に代入して算出された毛管長さを図7に示す。
この図7より、冷媒の作動温度領域の上端である約75
℃に相当する毛管長さは0.5mm程度と読める。
閉容器1は、細溝プレート5の溝5aと太溝プレート6
の溝6aとが交差する位置で各溝5a、6a同士が連通
して密閉空間が形成され、その密閉空間に注入パイプ7
(図8参照)を通じて所定量の冷媒が注入される。但
し、冷媒が発熱体2の熱を受けて沸騰できる様に、密閉
容器1内の略半分程度まで注入されている。注入パイプ
7は、放熱プレート4(または受熱プレート3)を貫通
して密閉空間に通じる貫通穴(図示しない)に差し込ま
れてろう付けされ、冷媒を注入した後、先端を封じ切っ
て密閉される。この密閉容器1には、細溝プレート5の
各溝間に形成される柱部5b(図3参照)と、太溝プレ
ート6の各溝間に形成される柱部6b(図4参照)とが
上下方向(積層方向)に重なって柱状の伝熱部(5b、
6b)が形成されている。この伝熱部は、細溝プレート
5の柱部5bと、太溝プレート6の柱部6bとが交差す
る位置毎に設けられ、それぞれ下端面が受熱プレート3
と接触し、上端面が放熱プレート4と接触して、受熱プ
レート3と放熱プレート4とを熱的に連結している。
配されて、図示しないボルト等の締め付けにより固定さ
れている。なお、発熱体2と受熱プレート3との間の接
触熱抵抗を小さくするために、両者間に熱伝導グリース
を介在させても良い。放熱プレート4の表面には、図8
に示す様に、放熱フィン8がボルト9の締め付けにより
固定されている。この放熱フィン8は、熱伝導性に優れ
るアルミニウム等の金属製で、放熱プレート4に対して
直立して設けられている。この場合、放熱フィン8を密
閉容器1と別体とすることで、装置全体のレイアウト等
によりユーザーの要求に合致した性能、形態、大きさの
放熱フィン8を選定できる。なお、放熱フィン8は、図
9に示す様に、放熱プレート4と一体に形成しても良
い。この場合、放熱プレート4と放熱フィン8との間の
接触熱抵抗が無くなるため、放熱性能を向上できるメリ
ットがある。
に示す状態)。 発熱体2から発生した熱は、受熱プレート3を通じて密
閉容器1内に封入された冷媒に伝達されて冷媒を沸騰さ
せるとともに、受熱プレート3から各伝熱部を通じて放
熱プレート4へ伝達される。なお、発熱体2から受熱プ
レート3へ伝わる熱は、発熱体2の取付け部位から遠く
なる程低くなるため、密閉容器1内の冷媒は、主に発熱
体2の取付け部位に対応する領域(以下、受熱部と言
う)で沸騰する。この受熱部で沸騰した冷媒蒸気は、主
に太溝プレート6の各溝6aを通って密閉容器1内全体
に拡がり、密閉容器1の内壁面に凝縮して液化する。液
化した冷媒は、重力により冷媒液面に滴下した後、受熱
プレート3側に配された細溝プレート5の溝5aを通っ
て受熱部へ供給され、上記サイクル(沸騰−凝縮−液
化)を繰り返す。発熱体2から冷媒に伝達された熱は、
冷媒蒸気が凝縮する際に凝縮潜熱として放出され、その
凝縮潜熱が放熱プレート4から放熱フィン8を通じて大
気へ放出される。一方、受熱プレート3から伝熱部を通
じて放熱プレート4に伝達された熱も、放熱プレート4
から放熱フィン8を通じて大気に放出される。
れる時。 発熱体2から発生した熱は、受熱プレート3から各伝熱
部を通じて放熱プレート4へ伝達されるとともに、各伝
熱部に接触する冷媒に伝達されて冷媒を沸騰させる。な
お、受熱プレート3から各伝熱部へ伝わる熱は、発熱体
2の取付け部位から遠くなる程低くなるため、密閉容器
1内の冷媒は主に発熱体2の取付け部に配置された伝熱
部に接触する冷媒液面(受熱部)で沸騰する。沸騰した
冷媒蒸気は、太溝プレート6の各溝6aを通って密閉容
器1内全体に拡がり、密閉空間の内壁面に凝縮して液化
する。液化した冷媒は、重力により冷媒液面に滴下した
後、放熱プレート4側に配された細溝プレート5の溝5
aを通って受熱部へ供給され、上記サイクル(沸騰−凝
縮−液化)を繰り返す。発熱体2から冷媒に伝達された
熱は、冷媒蒸気が凝縮する際に凝縮潜熱として放出さ
れ、その凝縮潜熱が放熱プレート4から放熱フィン8を
通じて大気へ放出される。一方、受熱プレート3から伝
熱部を通じて放熱プレート4に伝達された熱も、放熱プ
レート4から放熱フィン8を通じて大気に放出される。
レート5の板厚と溝幅が毛管長さより小さく(例えば
0.5mm以下)設定され、太溝プレート6の板厚と溝
幅が毛管長さより大きく(例えば1.0mm以上)設定
されている。これにより、細溝プレート5の溝5aには
冷媒蒸気より冷媒液の方が優先的に流れることができ、
太溝プレート6の溝6aには冷媒液より冷媒蒸気の方が
優先的に流れることができるため、冷媒蒸気と冷媒液と
の干渉を低減できる。この結果、発熱体2が密閉容器1
の下側に配置された場合には、受熱プレート3の内側に
細溝プレート5が配設されていることから、この細溝プ
レート5の溝5aを通って受熱部の中央部まで冷媒液を
供給することができる。従って、密閉容器1を薄幅化し
ても、安定的に受熱部まで冷媒液を供給できるため、十
分な冷却性能を確保できる。
された場合には、放熱プレート4の内側に細溝プレート
5が配設されていることから、この細溝プレート5の溝
5aを通って受熱部(冷媒液面)の下方から冷媒液を供
給することができる。なお、本実施例では、細溝プレー
ト5の溝5aと太溝プレート6の溝6aとが直交する様
に構成されているが、両プレート5、6の溝5a、6a
が同方向に形成されていても良い。また、太溝プレート
6は、溝幅の異なる多種のプレートを組み合わせても良
い。本実施例の場合、発熱体2を密閉容器1の下側に配
置する姿勢に限定すれば、放熱プレート4側の細溝プレ
ート5はなくても良い。
平面図、図11は太溝プレート6の平面図である。本実
施例は、密閉容器1の平面形状(即ち各プレートの平面
形状)を略正方形とし、且つ細溝プレート5及び太溝プ
レート6の各溝5a、6aを放射状に形成した一例を示
すものである。本実施例の様に、密閉容器1の平面形状
が正方形に近い場合は、図10及び図11に示す様に、
細溝プレート5及び太溝プレート6の各溝5a、6aを
放射状に形成することにより、冷媒が密閉容器1内を略
均等に流れることができるため、効率の良い沸騰冷却装
置を構成することが可能である。特に、細溝プレート5
の溝5aを放射状に形成した場合には、各溝5aを流れ
る冷媒液が全て中央部へ集まるため、効果的に受熱部へ
冷媒液を供給することができ、冷却性能を向上できるメ
リットがある。
ト10の平面図である。本実施例は、第1実施例で説明
した密閉容器1に対して、更に2枚の太溝プレート6間
に冷媒流制御プレート10を配設した一例を示すもので
ある。つまり、図13に示すように、受熱プレート3と
放熱プレート4の内側にそれぞれ細溝プレート5が配さ
れ、その両細溝プレート5の内側にそれぞれ太溝プレー
ト6が配され、更に2枚の太溝プレート6間(冷媒液面
付近)に冷媒流制御プレート10が介在されている。冷
媒流制御プレート10以外の各プレート3〜6は第1実
施例と同一品を用いることができ、その説明は省略す
る。
様に、発熱体2の取付け位置(二点鎖線で示す)に対応
するプレート中央部と、プレート10の左右両側部にそ
れぞれ複数の溝10aが形成されている。この冷媒流制
御プレート10に形成された溝10aは、太溝プレート
6の溝6aと同一溝幅に設定されている。この場合、受
熱部で沸騰した冷媒蒸気が冷媒流制御プレート10の中
央部に形成された各溝10aを通って冷媒流制御プレー
ト10より上方へ流れることができ、凝縮した冷媒液
は、冷媒流制御プレート10の左右両側部に形成された
各溝10aを通って冷媒液面へ戻ることができる。この
様に、冷媒液面付近に冷媒流制御プレート10を配設す
ることにより、冷媒蒸気の流れと冷媒液の流れとを分離
して両者の干渉を低減することができるため、受熱部へ
の冷媒液の戻りがより促進される。
ト10の平面図である。本実施例は、図17に示す様
に、受熱プレート3に対して発熱体2の取付け位置をオ
フセットした場合の一例を示すものである。密閉容器1
の構成は、受熱プレート3と放熱プレート4の内側にそ
れぞれ細/太溝プレート11が配され、その細/太溝プ
レート11の内側にそれぞれ太溝プレート6が配され、
更に2枚の太溝プレート6間(冷媒液面付近)に冷媒流
制御プレート10が介在されている。但し、発熱体2を
オフセット配置するため、各プレートとも左右方向の横
幅が長く設けられている。
様に、発熱体2の取付け位置(二点鎖線で示す)に対応
するオフセット部位と、そのオフセット部位の左右両側
にそれぞれ複数の溝10aが形成されている。この冷媒
流制御プレート10に形成された溝10aは、太溝プレ
ート6の溝6aと同一溝幅に設定されている。太溝プレ
ート6は、図15に示す様に、プレートの長手方向に伸
びる複数の溝6aが等間隔で形成されている。細/太溝
プレート11は、図16に示す様に、発熱体2の取付け
部近傍に細溝11aが形成され、その他の部位に太溝1
1bが形成されている。細溝11aは、第1実施例に示
した細溝プレート5の溝5aと同一溝幅に設定され、太
溝11bは、太溝プレート6の溝6aと同一溝幅に設定
されている。本実施例の様に、発熱体2をオフセット配
置するために横幅の長い密閉容器1を使用する場合に
は、受熱部周辺に細溝11aが形成されていれば良いた
め、細溝プレート5の代わりに細/太溝プレート11を
用いることによって液戻り性を向上できるメリットがあ
る。但し、細/太溝プレート11の代わりに細溝プレー
ト5を使用しても良いことは言うまでもない。
の平面図である。本実施例は、図18に示す様に、1枚
のプレート12に溝幅の異なる2種類の溝12a、12
bを形成した一例を示すものである。この場合、受熱プ
レート3と放熱プレート4との間に介在されるプレート
12を1種類で構成できるメリットがある。なお、図1
8では細溝12aと太溝12bとが同一方向に形成され
ているが、必ずしも同一方向である必要はない。また、
溝幅は2種類以上でも良い。但し、冷媒液を優先的に流
すための溝12aは毛管長さより小さく設定し、冷媒蒸
気を優先的に流すための溝12bは毛管長さより大きく
設定することは言うまでもない。
図、図20は図19のB−B断面図である。本実施例
は、溝幅が同じプレートの板厚あるいは積層枚数を変え
ることによって冷媒蒸気と冷媒液とを分離する一例を示
すものである。例えば、図19及び図20に示す様に、
受熱プレート3と放熱プレート4の内側にそれぞれ細溝
プレート5を配設し、両細溝プレート5の内側に、細溝
プレート5と同じ溝幅の溝13aが形成され、板厚が毛
管長さより大きい厚板材13を配設しても良い。この場
合、厚板材13は、溝幅が細溝プレート5の溝幅と同じ
でも、板厚(つまり溝13aの高さ)が毛管長さより大
きいため、冷媒液より冷媒蒸気の方が優先的に流れるこ
とができる。なお、図19及び図20では、両厚板材1
3の間に冷媒流制御プレート10が介在されているが、
無くても良い。
図である。本実施例は、ピッチと高さが異なる数種類
(図21では2種類)のフィン14、15を用いて冷媒
蒸気と冷媒液とを分離する一例を示すものである。第1
のフィン14は、図21に示す様に、受熱プレート3と
放熱プレート4のそれぞれ内側に配されて、フィンピッ
チとフィン高さが共に毛管長さより小さく設定されてい
る。第2のフィン15は、第1のフィンの内側に金網等
の支持部材16を介して配され、フィンピッチとフィン
高さが共に毛管長さより大きく設定されている。図21
では、両方の第2のフィン15の間に冷媒流制御プレー
ト10が介在されているが、無くても良い。この様に、
第1のフィン14によって冷媒液が優先的に流れる冷媒
液通路を形成し、第2のフィン15によって冷媒蒸気が
優先的に流れる冷媒蒸気通路を形成することができる。
但し、第1のフィン14は、受熱部へ液冷媒を供給でき
る様に、フィン中央部に開口部(図示しない)が形成さ
れている。
ラフである。
の関係を示すグラフである。
る。
例)。
例)。
施例)。
施例)。
例)。
例)。
例)。
例)。
Claims (6)
- 【請求項1】冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しによる熱伝達
を利用して発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、 表面に前記発熱体が取り付けられる受熱壁、及びこの受
熱壁と所定の間隔をおいて対向する放熱壁を有し、内部
に冷媒が封入される密閉容器と、 この密閉容器内で前記受熱壁と前記放熱壁との間に介在
されて、前記受熱壁と前記放熱壁とを熱的に連結する伝
熱部と、 前記密閉容器内で前記発熱体の熱を受ける受熱部へ冷媒
液を供給するための冷媒液供給通路とを具備し、 この冷媒液供給通路は、その通路幅及び通路高さが、冷
媒蒸気より冷媒液の方が優先的に流れることのできる大
きさに設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。 - 【請求項2】前記冷媒液供給通路は、その通路幅と通路
高さが、それぞれ下式より求められる毛管長さより小さ
く設定されていることを特徴とする請求項1に記載した
沸騰冷却装置。 毛管長さ=√{σ/g(ρ1 −ρ2 )} σ:冷媒液の表面張力、ρ1 :冷媒液の密度、ρ2 :冷
媒蒸気の密度、g:重力加速度 - 【請求項3】前記冷媒液供給通路は、平板部材にスリッ
ト状の開口部を空けて形成されていることを特徴とする
請求項1または2に記載した沸騰冷却装置。 - 【請求項4】前記冷媒液供給通路は、フィンにより形成
されていることを特徴とする請求項1または2に記載し
た沸騰冷却装置。 - 【請求項5】前記冷媒液供給通路は、前記受熱壁に隣接
して設けられていることを特徴とする請求項1〜4に記
載した何れかの沸騰冷却装置。 - 【請求項6】前記冷媒液供給通路は、前記受熱壁と前記
放熱壁の両方に隣接して設けられていることを特徴とす
る請求項1〜4に記載した何れかの沸騰冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18616597A JP3890685B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 沸騰冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18616597A JP3890685B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 沸騰冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1131768A true JPH1131768A (ja) | 1999-02-02 |
| JP3890685B2 JP3890685B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=16183534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18616597A Expired - Fee Related JP3890685B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 沸騰冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3890685B2 (ja) |
Cited By (16)
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