JPH11318322A - おからパン及びその製造方法 - Google Patents

おからパン及びその製造方法

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JPH11318322A
JPH11318322A JP10127871A JP12787198A JPH11318322A JP H11318322 A JPH11318322 A JP H11318322A JP 10127871 A JP10127871 A JP 10127871A JP 12787198 A JP12787198 A JP 12787198A JP H11318322 A JPH11318322 A JP H11318322A
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JP
Japan
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minutes
bread
okara
kneading
flour
Prior art date
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Pending
Application number
JP10127871A
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English (en)
Inventor
Tamio Kobayashi
民男 小林
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BIITEIN KENKYUSHO KK
Original Assignee
BIITEIN KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 おから入れの新規なパン及びその製造方法の
提供。 【解決手段】 パンの製造方法において、(1)生おか
らを湿式粉砕して、該おからの75%以上が42メッシ
ュの篩を通過する粒度にし、そして(2)小麦粉、該小
麦粉に対して20〜80重量%の前記湿式粉砕したおか
ら、該小麦粉に対して45〜60%の水、及びイース
ト、イーストフード、油脂やねりごまなどを16分間以
上混捏する、工程を含むことを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なパン及びその
製造方法に関し、さらに詳しくはおから入れパン及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パンの製造においては、主たる原料であ
る小麦粉、油脂及びイースト、並びに香味や質感を改良
するための種々の添加物、例えば合成乳化剤、無機塩
類、酵素を種々の割合で配合したイーストフード等を水
と共に混捏し、第一発酵及び第二発酵を経て膨張せし
め、整形して焼成する。
【0003】従来のパンの製造においては、香味や質感
(軟らかさ、弾力性)等を改良するために種々の添加
剤、例えば合成乳化剤、塩化アンモニウムや炭素カルシ
ウム等の無機塩類が多用されており、健康上必ずしも理
想的とは言えない。しかしながら、これらに代る天然原
料を使用する場合、パンが十分に膨化しない、パンが異
物感を有する等、種々の問題点があり、パン生地に、常
用の添加物以外の添加物を加えることはタブーとされて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、オカ
ラを含有し、常用の添加物を使用しないか又はその使用
量を減少したパン及びその製造方法を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく、栄養及び繊維に富み且つ天然乳化剤成分
を含有する「おから」に注目し、これをパンの原料とし
て使用することにより、蛋白質や繊維成分に富み且つ合
成乳化剤等の添加物の添加が不要か又は添加量を減少し
たパンを製造すべく種々検討した結果、所定の条件下に
おからを使用することにより、上記の課題が解決される
ことを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、パンの製造方法にお
いて、(1)生おからを湿式粉砕して、該おからの75
%以上が42メッシュの篩を通過する粒度にし、(2)
小麦粉、該小麦粉に対して20〜80重量%の前記湿式
粉砕したおから、該小麦粉に対して45〜60%の水、
及びイーストを16分間以上混捏する、工程を含むこと
を特徴とする方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、パン製造における主た
る原料の1種として、小麦粉のほかに「生おから」を使
用することを特徴とするパンの製造方法及びその方法に
より製造されたパンに関する。本発明において使用する
「生おから」は、通常の豆腐の製造において副産する最
大限脱水した生おからを湿式粉砕したものである。粉砕
は常用の粉砕機、例えば磨砕微粒化装置、微細断装置等
を用いて行うことができる。
【0008】粉砕は、粉砕されたおからの75重量%以
上が42メッシュの篩を通過する程度とする。粉砕した
おからの80〜90重量%が42メッシュの篩を通過す
る程度に粉砕するのが好ましい。粒子が大き過ぎると食
べる際に違和感を感じ、粒子が小さ過ぎるとパンが膨れ
にくくなる傾向がある。
【0009】粉砕したおからの使用量は、小麦粉の重量
に対して20〜80重量%である。おからの添加量が小
麦粉に対して20重量%未満では、おからの特徴が出な
い。具体的には、おからの使用により期待される食物繊
維、カルシウム、ビタミンE、大豆蛋白質、天然乳化成
分等が十分に供給されない。他方、おからの量が小麦粉
に対して60重量%を超えると、段々とパンに「イグ
味」、「エグ味」等の異味が付与され、また膨化も十分
でなくなってくる。
【0010】生地の調製にあたっては、前記の小麦粉及
びおからのほかに、小麦粉の重量に対して45〜60重
量%の水を加える。おからを使用しない従来法において
は、小麦粉に対して60〜65重量%の水を添加する必
要があるが、本発明によれば水を小麦粉に対して45重
量%以上、例えば45〜60重量%加えればよく、好ま
しくは50〜60重量%、例えば50〜55重量%加え
る。水の量が小麦粉の量に対して45%未満となるとパ
ンの膨化が不十分となる。
【0011】油脂は、小麦粉の量に対して5〜9重量%
添加する。しかしながら、油脂の全部又は一部に代えて
練りゴマを用いることができる。練りごまは、白ゴマ又
は黒ゴマのいずれであってもよい。練りゴマは栄養補給
のためには好ましいが、多過ぎるとパンのソフト感を損
うおそれがあり、膨化しないので、小麦粉に対して6〜
11%程度添加する。練りごまの粉砕は、38メッシュ
の篩を75%が通過する程度が好ましい。
【0012】イーストは、常法に従って小麦粉に対して
2〜3重量%程度添加すればよい。本発明においては、
水の添加量と混捏の程度が非常に重要である。本発明に
おいては、おからを使用するので、従来法における混捏
よりもおよそ1.5倍の時間にわたって混捏を行う必要
があり、本発明においては、好ましくは16分間以上行
い、この間に低速混捏と中速混捏とを複数回、例えば各
2〜3回づつ低速混捏と中速混捏を交互に行う。3回づ
つ交互に行うのが好ましく、例えば、低速3分間、中速
6分間、低速1分間、中速2分間、低速3分間及び中速
3分間行う。
【0013】おからは、混捏の最初から添加してもよい
が、全混捏時間のおよそ半分〜3分の2が経過した後に
添加するのが好ましい。例えば上記の、低速混捏と中速
混捏を3回づつ反復する方法においては、低速混捏と中
速混捏を2回づつ反復した後におからを添加し、さらに
低速混捏と中速混捏を1回づつ反復するのが好ましい。
また、混捏は、直捏法でもよく、生地の一部を予め発酵
させておく中種法でもよい。
【0014】なお、低速混捏とは150r/mの回転速
度による混捏を意味し、中速混捏とは200r/m〜3
00r/mの回転速度による混捏を意味する。また、油
脂又は練りゴマは、全混捏時間の約3分の1〜半分が経
過した後に添加するのが好ましい。
【0015】こうして調製した生地は、パン製造の常法
に従って処理すればよい。例えば、温度27℃、相対湿
度75%の環境下で60〜90分間第一発酵を行い、パ
ンチし、27℃、75%の温度にて30分間第二発酵を
行い、分割丸めを行う、27℃のホイロに約25分間置
き、整形・型詰を行い38℃、85%の相対湿度のホイ
ロン40〜50分間置き、次に190℃にて40分間焼
成する。比容積、すなわち生地重量に対する焼上ったパ
ンの体積が3.0以上とするのが好ましく、3.3〜
3.8がさらに望ましい。
【0016】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。実施例 小麦粉3,000kg、水1,550kg、イースト(ドラ
イ)24g及びイーストフード(大豆リン脂質及び酵
素)20gを混合し、ミキサーを用いて、低速で3分間
及び中速で6分間混捏した。
【0017】次に、ゴマを粉砕して38メッシュの篩を
75%が通過するようにし、この粉砕したゴマを240
g前記の生地に加え、さらに低速で1分間及び中速で2
分間混捏した。次に、生おからを磨砕微糧化装置により
粉砕し、42メッシュの篩を80%のおからが通過する
ようにした。前記のようにして粉砕したおからを140
0kg加え、さらに低速で3分間及び中速で3分間混捏し
た。
【0018】次に、温度27℃、相対湿度75%の環境
下で60分間第一発酵を行い、パンチし、27℃、75
%の温度にて30分間第二発酵を行い、分割、丸めを行
う、27℃のホイロに約25分間置き、整形・型詰めを
行い38℃、85%の相対湿度のホイロに40分間置
き、次に190℃にて40分間焼成した。こうして、お
からを使用しない従来法のパンとほとんど変らないが過
剰なるソフト感も過膨化もなく、こしのあるしっかりし
た美味なおから入れパンが得られた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンの製造方法において、 (1)生おからを湿式粉砕して、該おからの75%以上
    が42メッシュの篩を通過する粒度にし、そして(2)
    小麦粉、該小麦粉に対して20〜80重量%の前記湿式
    粉砕したおから、該小麦粉に対して45〜60%の水、
    及びイーストを16分間以上混捏する、工程を含むこと
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記混捏(2)において低速と中速を複
    数回反復しながら順次原料を添加し混合する、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記混捏(2)を、低速で3分間、中速
    で6分間、低速で1分間、中速で2分間、低速で3分
    間、及び中速で3分間程度、行うことを特徴とする請求
    項2に記載のパンの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の方
    法により製造されるパン。
JP10127871A 1998-05-11 1998-05-11 おからパン及びその製造方法 Pending JPH11318322A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003219827A (ja) * 2002-01-30 2003-08-05 Tajimaya Shokuhin Kk おから配合膨化食品
JP2009038982A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Ryozo Shiraishi 大豆加工食品および大豆加工食品原料
KR20150139744A (ko) * 2014-06-04 2015-12-14 유한회사 서은옥푸드 콩비지와 흑임자를 포함하는 찜케이크의 제조방법

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JP2009038982A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Ryozo Shiraishi 大豆加工食品および大豆加工食品原料
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