JPH11318942A - インプラント体 - Google Patents

インプラント体

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JPH11318942A
JPH11318942A JP10128401A JP12840198A JPH11318942A JP H11318942 A JPH11318942 A JP H11318942A JP 10128401 A JP10128401 A JP 10128401A JP 12840198 A JP12840198 A JP 12840198A JP H11318942 A JPH11318942 A JP H11318942A
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通三 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植立直後から強力な保持力を得られるととも
に細菌の侵入を防止し得るインプラント体の提供を目的
とする。 【解決手段】 インプラント本体20の内側に、インプ
ラント本体20の所要部位を外側に拡開する拡開ねじ体
25を挿入してインプラント体1Aを構成するとともに
前記インプラント本体20の係止段部20eと拡開ねじ
体25の頭部25aの接合面にシール部を形成すること
により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は顎骨に歯科技工上の
構造体を固定するインプラント体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顎骨に義歯を固定するインプラン
ト体としては、顎骨内に挿入する第1のインプラント構
成部材(ベース部材)と、この第1のインプラント構成
部材に結合して、歯科技工上の構造体を支持する第2の
インプラント構成部材(ホルダー部材)とから構成する
発明が、例えば特開平7−23983号あるいは特開平
8−196548号公報にて公開されている。
【0003】しかして、前記インプラント体の実施に当
たっては、第1のインプラント構成部材を顎骨の所要位
置に植立した後、再びその部分の歯肉を縫合して、所要
期間待ち、顎骨が成長することによりインプラント構成
部材が顎骨に強固に固着するようにする。
【0004】すなわち、前者の発明は、顎骨に義歯を固
定する装置で、図36に示す如く顎骨41に挿入できる
ベース44、ホルダー45およびスリーブ46を有する
義歯49を顎骨41に固定する装置43の提供を目的と
する。
【0005】又、その構成は、ベース44には、端面4
4dに流入する内ネジ44gおよび拡大部44hを有す
る穴44eの流入部を取り囲む円錐状のリング面44k
とがある。ホルダー45には、装置を組み立てる時にス
リーブ46を貫通し、ベース44の内ネジ44gにネジ
込まれるネジ部分45cと、ベース44の外にあり義歯
49を止めるために使用される外部部分45bとがあ
る。装置43を組み立てる時には、スリーブ46が穴4
4cの拡大部44hの中に着座し、円錐状の外面46a
でベース44の円錐状の内面44iに固定接触する。更
に、ホルダー45の外部部分45bは円錐状の当接45
gでベース44のリング面44kに固定接触する。ホル
ダー45は、装置を組み立てる時、ベース44に安定に
連結し、ベースの端面を継目なしに覆うものである。
【0006】さらに、前記後者の発明は、2相の歯用イ
ンプラントで、段階的に位置決め可能で、かつ遊びのな
い2相の歯用インプラントの提供を目的とする。
【0007】同インプラントの構成は、図37に示す如
く、第1のインプラント構成部材57内の受容開口64
が錐形であり、かつこの中へ嵌合した第2のインプラン
ト構成部材がこれに適合する錐形であり、第2のインプ
ラント構成部材61が中央の孔53によって貫通せしめ
られており、この孔内に引張りねじ54の径を細く形成
された円筒状の軸部が位置しており、引張りねじがおね
じの固定ねじ山を有する拡大された端部58を備えてお
り、固定ねじ山が受容開口64の延長部内に延びた袋穴
66のめねじ65へ嵌め込まれることにより構成されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、前記の特開平7
−23983号等のインプラント体の場合には、一旦第
1のインプラント構成部材を顎骨内に植立した後、同部
材が顎骨の成長によって、強固に固着するのを待って、
再び同部材の植立部の歯肉を切開し、前記第1のインプ
ラント構成部材の上部を露出させつつ、以後の歯科技工
上の構造体の固着作業を続ける必要があった。
【0009】従って、患者は前記第1のインプラント構
成部材の植立後、通常半年間は、十分な咀嚼機能を回復
できず不便な生活を強いられるばかりでなく前記作業の
開始時における第1のインプラント構成部材の植立部の
歯肉部を切開するという肉体的苦痛をも伴うものであっ
た。
【0010】要するに、前記公開技術によるインプラン
ト体は、抜歯直後の抜歯窩へ植立するのは不可能であっ
た。
【0011】すなわち、抜歯窩の形状には個人差があり
第1の円筒状のインプラント構成部材を抜歯窩に植立し
ても顎骨または/および歯槽骨との密着面積が小さく、
強度的にも十分な固着が得られない。従って、通常抜歯
後、数年間、抜歯窩が完全になくなる迄待たなければな
らず、加えて、抜歯窩のあとは、顎骨または/および歯
槽骨が薄くなることが知られており、前記第1のインプ
ラント構成部材の植立自体が難しくなるケースが頻繁に
生じているのが現状である。
【0012】因って、本発明者等は、前記従来のインプ
ラントに於ける欠点を解消すべく特願平9−19082
4号および特願平9−227809号に係わるインプラ
ント体の発明を提案したところである。
【0013】そして、本発明者等は、前記両発明に於け
るインプラント体により、達成し得る抜歯窩等との間の
保持力の増大による、即日可能な人工歯牙の形成に加え
て、特に、インプラント本体の植立状態においてインプ
ラント本体内に細菌等の侵入を防止し得るインプラント
体の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前記課題を解決するために、インプラント本体の所
要部位を外側に拡開し得るように構成して成るインプラ
ント体において、前記インプラント本体の植立状態に
て、インプラント本体の内部に細菌等が侵入するのを阻
止するシール部を設けることにより構成したことを特徴
とする。
【0015】そして、請求項2の発明は、請求項1にお
けるシール部を、互いに接合面を有する接合部にて形成
するとともに当該接合部に施した表面処理によるシール
部にて構成したものである。
【0016】さらに、本発明の請求項3の発明は、前記
課題を解決するために、筒状体の長さ方向間の所要部位
に設けたスリット部を介して、インプラント本体の所要
部位を外側に拡開し得るように構成して成るインプラン
ト体において、前記インプラント本体の植立状態にて、
インプラント本体の内部に細菌等が侵入するのを阻止す
るシール部を設けることにより構成したことを特徴とす
る。
【0017】そして、本発明の請求項4の発明は、請求
項3の発明におけるシール部を、接合部に施した表面処
理によるシール部にて構成したものである。
【0018】以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明
する。
【0019】(実施の形態1)図1乃至図5は、本発明
の実施の形態1のインプラント体1及びその形成方法を
示すものである。
【0020】図1に示すインプラント体1は、チタン又
はステンレスにアパタイト等をコーティングして生体へ
の親和性の良い材料を用いて略円筒状に形成したインプ
ラント本体2を具備している。尚、このインプラント本
体2は、円筒状とする他、臼歯部の抜歯窩での使用状態
を考慮すると四角筒状等の多角形状とすることも可能で
ある。
【0021】前記インプラント本体2には、顎骨または
/および歯槽骨との密着性を高めるためと、上方からか
かる咀嚼による力を分散させるために、筒状体の外周に
ねじ部2aが設けられている。また、インプラント本体
2には、少なくとも一部がこの本体2の肉厚部と分離し
ない図2に示すようなコの字形状のスリット部3を、例
えば本体上部に2箇所、本体中央部及び下部に各々2箇
所、合計6箇所設けている。そして、インプラント本体
2の上部2箇所のスリット部3は、図2の筒状体上側に
示すように本体2の円周方向に長辺が沿い、本体2の長
さ方向に短辺が沿う形状としている。また、本体中央部
及び下部に各々2箇所ずつ設けたスリット部3は、図2
の筒状体下側に示すように本体2の長さ方向に長辺が沿
い、本体2の円周方向に短辺が沿う形状としている。
尚、スリット部3の部分は外周側から切り込みを入れ、
スリット部3を外側へ膨出させ易くするようにして形成
することが望ましい。
【0022】そして、図1に示す如く、前記インプラン
ト本体2の上部の2箇所のスリット部3に囲まれる領域
を各々本体2の外周面から外方に膨出させて、2個の膨
出部4a,4bとし、本体2の中央部の2箇所のスリッ
ト部3に囲まれる領域を各々本体2の外周面から外方に
膨出させて、本体2の上方に向けて開口した2個の膨出
部5a,5bとし、さらに、本体2の下部の2箇所のス
リット部3に囲まれる領域を各々本体2の外周面から外
方に膨出させて、本体2の下方に向けて開口した2個の
膨出部6a,6bとしている。
【0023】これら各膨出部4a,4b,5a,5b,
6a,6bの形状は、コの字形状の他、これと近似した
山形状、略半円状、台形状等とすることができる。
【0024】前記インプラント本体2の内側は、図3に
示すように長さ方向或いは円周方向に沿ってテーパー状
に加工されている。
【0025】このテーパー状の加工について以下に説明
する。外形加工をしたインプラント体1の本体2の一方
の端部から図3に示すように偏心した孔7a,7b,7
cを他方の端部を貫通する若干手前まで開ける。さら
に、孔7a,7b,7cにより形成される本体2の内周
におけるテーパ部8を損なわないようなサイズの孔9を
本体2の中心に沿って貫通するように開ける。さらに、
3箇所の孔7a,7b,7cにより形成される本体2の
内周におけるテーパ部8を含むような孔(図示せず)を
インプラント体1の本体2の上部に開ける。以上の孔加
工はドリルでの加工以外にも放電加工等によって行なう
ことも可能である。次に、一番大きな孔の途中まで雌ね
じを切る。
【0026】前記膨出部4a,4b,5a,5b,6
a,6bを拡開させる拡開ねじ体10について図4を参
照して説明する。この拡開ねじ体10の下端はインプラ
ント体1の本体2の下端の孔に嵌合し、拡開ねじ体10
に設けた任意数の凸部11bはインプラント体1の本体
2内のテーパー部分に沿って回転し、図5に示すように
テーパー部分を外側へ押し開き、膨出部4a,4b,5
a,5b,6a,6bを形成する。上端部は本体2の上
部の孔に嵌合する。拡開ねじ体10の上端部に設けた溝
11eは、手動による回転力を与えるものである。
【0027】又、この拡開ねじ体10の上端部11aの
内側端面11dは、当該拡開ねじ体10を本体2内に挿
入した際、本体2の上端部2d(図1参照)の内側に設
けた拡開ねじ体10の頭部11aの係止段部(図示しな
い)と接合した状態にて装着される。
【0028】そして、内側端面11dと本体2の上端部
2dの内側に設けた係止段部の接合面間に水密、気密性
を有するシール部(図示しない)を設けることにより、
インプラント本体2の植立状態において、インプラント
本体2内に細菌等の侵入を阻止することができる。
【0029】前記シール部としては、拡開ねじ体10の
上端部11aの内側端面11dと本体2の同端面11d
との係止段部の両接合面の表面処理により形成すること
ができる。
【0030】その実施の形態としては、端面11dと係
止段部の表面を両接合面のシール性を確保し得る精密な
表面加工を施すことにより形成したり、あるいは、水
密、気密性を備える塗膜処理並びにシール部材の介在そ
の他のシール性を確保し得る表面処理にて実施する。
【0031】前記凸部11bの外周面に設けた段部11
cは、図5に示す如く前記本体2内のテーパー部分の角
部12に係合し、拡開ねじ体10を定位置に固定する。
このようにして、図1に示すような本体2を形成するこ
とができる。
【0032】膨出部4a,4bをインプラント体1の最
上部に設ければ顎骨または/および歯槽骨の緻密な部分
へ拡張することができ強力な保持力を発揮する。また、
膨出部4a,4bの向きは顎骨または/および歯槽骨の
薄い患部に対応する短いインプラント体1に使用するこ
ともできる。さらに、臼歯部の抜歯窩のように先端が二
つないしは三つに分岐しているような場合、従来の拡張
形のインプラント体では対応が不可能であったが、この
タイプの短いインプラント体1により臼歯部への適応が
可能になった。
【0033】前記膨出部6a,6bのようにインプラン
ト体1の下方向きに設けた場合には、咀嚼時に上方から
インプラント体1にかかる力に対して大きな保持力を有
することになる。膨出部6a,6bの膨出によって骨密
度が増した部分が有効に作用すると言える。
【0034】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について図6乃至図9を参照して説明する。本実施
の形態2のインプラント体1は、筒状体の外周にねじ部
21を設けるとともに周壁部を貫くコの字形状の任意の
スリット部22を設け、かつこの各スリット部22によ
り囲まれる領域の内周側に例えば上下合計3箇所の受凸
部23を設けた筒状のインプラント本体20の内部に、
図6及び図7に示すような頭部25aを有するとともに
外周における前記各受凸部23に各々対応する位置に上
下合計3箇所の膨出凸部24を設けた拡開ねじ体25を
挿入し、このねじ体25の頭部25aを回転し、前記受
凸部23を拡開ねじ体25の膨出凸部24により外方
(インプラント体1Aの長さ方向、外周方向)に膨出さ
せてスリット部22により囲まれる領域を任意数の膨出
部27とし、図1に示す場合と同様な形状を有する図7
に示すインプラント体1Aとするものである。
【0035】又、インプラント本体20内に拡開ねじ体
25を挿入し、本体20の上端部20dの内側に設け
た、拡開ねじ体25の係止段部20eに拡開ねじ体25
の頭部25aを係合せしめた状態にて装着するものであ
るが、頭部25aと係止段部20eとの接合面には、前
記したように、実施の形態1と同様のシール部を形成す
るものである。
【0036】そして、前記シール部の実施の形態につい
ては、図6,図7に示すように、前記本体20の一部に
抜孔20aを設け、拡開ねじ体25にも貫通孔28を設
けて、緩み止めピン29を抜孔20aから貫通孔28に
挿入する事で、拡開ねじ体25を定位置に固定して膨出
部27が本体20側に没入しない構成とする事ができ
る。この場合、本体20の係止段部20eの下側と前記
ピン29間に位置せしめて拡開ねじ体25の外周にウェ
ーブワッシャ(又は皿ばね体)30を嵌め付け、上述し
た頭部25aの下面と、この頭部25aの下面が接合す
る本体20の係止段部20eの上面との表面加工と相俟
って、拡開ねじ体25と本体20との間から細菌等が本
体20内に侵入することを防止することができる。ま
た、前記緩み止めピン29と抜孔20aとの間、緩み止
めピン29と貫通孔28との間にも各々円筒状のシール
部材を介在するようにすれば本体20内への細菌等の侵
入をより完璧に防止できる。
【0037】図8は、前記拡開ねじ体25に設けた膨出
部27の膨出動作を示すものである。膨出凸部24は拡
開ねじ体25の軸部25bに対して、例えば180度対
称配置に前記軸部25bの直径(D)よりも大きい突出
長(L)となるように全体として楕円を呈するように形
成され、拡開ねじ体25を図8に示す矢印方向aに90
度回転することで、膨出部24の両突出端を対応する受
凸部23に当てて外方に押し出すことで、スリット部2
2により囲まれる領域を膨出部27とするものである。
膨出凸部24としては、図9に示すような形状、即ち、
前記軸部25bに 対して180度対称配置に外方に突
出させた段差付きのカム形状で、かつ、外周部にねじ状
部24aを備えたものを用いる事もできる。この場合、
膨出凸部24により拡開される受凸部23側にもねじ状
部23aを設ける事で、拡開ねじ体25を図8に示す如
く矢印方向に90度回転したとき、膨出凸部24を受凸
部23に螺合せしめつつ膨出部27を形成できる。
【0038】尚、インプラント体1Aに対する加工は、
外形加工をしたインプラント体1Aの一方の端部から内
部を貫通する孔を開け、さらにスリット部22により囲
まれる領域の内周側に受凸部23を設ける。また、放電
加工を利用してもインプラント体1Aの加工を実施でき
る。
【0039】(実施の形態3)次に、図10乃至14を
参照して本発明の実施の形態3のインプラント体1Bに
ついて説明する。このインプラント体1Bは、筒状体の
外周にねじ部31を設け、周壁部を貫くコの字状の任意
のスリット部32(図10において上側部は図12に示
すように本体30の円周方向、下部側は本体20の長さ
方向)を設け、また、スリット部32の下側に、図14
にも示すようにねじ33bを有する筒状で、その外周か
ら180度対称配置に最突出端から内方に至る上昇勾配
の押上凸部33aを設けた押上体33が挿通可能な空隙
部34(この空隙部34はスリット部32の一辺を大き
く切り欠くことで形成される)を設けた筒状のインプラ
ント本体30に対して、この本体30の上部から前記空
隙部34に挿通された押上体33のねじ33bに螺合し
つつ拡開ねじ体35を挿入することにより構成される。
【0040】そして、拡開ねじ体35を回転させて前記
押上体33を上昇させ、押上体33の押上凸部33aの
上昇力を前記スリット部32により囲まれる領域の内周
側に作用させて外方に膨出させ、これにより、上部側は
図11に示すように本体30の円周方向に膨出する任意
数の膨出部36Aとし、下部側は本体30の長さ方向の
斜め下方に膨出する膨出部36Bとし、これによりイン
プラント体1Bを形成するものである。
【0041】前記実施例の形態1,2のインプラント体
1,1Aと同様に、インプラント本体30の上端部30
dの内側に設けた、拡開ねじ体35の頭部35aとの係
止段部30e間の接合面には、シール部を設けるもので
ある。
【0042】図13は、本体20の円周方向に膨出して
形成される前記膨出部36Aの形状を示すものであり、
この膨出部36Aは、上部が厚く形成されるとともに、
その内周側において最下端から斜めに上方に向かって最
も側方に突出した稜線37を有し、前記押上体33の押
上凸部33aが上昇するとき、押上凸部33aの傾斜面
が常に稜線37に沿って接触するようにして、膨出部3
6Aを円周方向に膨出させるものである。
【0043】(実施の形態4)図15、図16は、前記
インプラント体1の使用例を概略的に示すものであり、
図15に示すように、上向きの膨出部5a,5bと、下
向きの膨出部6a,6bとを有するインプラント体1を
使用し、これらを隣接して膨出部5a,5b、膨出部6
a,6bの位置を調整しつつ抜歯窩15に植立すること
により、これらが互いに干渉することなく抜歯窩15に
高密度で植立することが可能となる。
【0044】また、インプラント体1の任意の箇所から
膨出部4a,4b,5a,5bを膨出させることで、図
16に示すように不安定な抜歯窩16にもこのインプラ
ント体1を埋め込むことができる。
【0045】以上説明した実施の形態1〜4によれば、
抜歯窩へのインプラント体1の植立が可能となり、以下
の説明のようにインプラント体1の適応症例を飛躍的に
拡大させる。即ち、通常咀嚼により歯牙からの力により
顎骨がわずかに歪み、微小な電位が顎骨に生じる。この
電位に血液中のカルシウムイオンが引き寄せられ、歯槽
骨へのカルシウム成分の補給を行なっている。
【0046】従来のインプラント体では抜歯窩が完全に
塞がるのを待つ必要があったが、この間には抜歯部の顎
骨には十分なカルシウム成分は供給されない。また、抜
歯窩を周辺の骨成分が埋めようとするので顎骨が薄く脆
弱になり、インプラント体が植立できないケースが上顎
で約80%、下顎で30%あるのがインプラント体を処
置する際の最大のネックであった。
【0047】又、抜歯窩へインプラント体1,1A,1
Bを植立してもインプラント体1,1A,1Bの上下各
部に膨出部4a等を設けることができるので、埋め込み
の為の穴が完全な円で無くても良く、抜歯直後にインプ
ラント体1,1A,1Bを顎骨または/および歯槽骨へ
植立できる。
【0048】従って、インプラント体1,1A,1Bの
不適合な症例は極めて限られたケースとなる。抜歯窩は
不定形であり、従って従来の非拡張形インプラント体を
埋め込むのは不可能である。また、従来の拡張形インプ
ラント体もこのインプラント体の下部のみしか拡開しな
いため不可能であった。本実施の形態によれば、インプ
ラント体1,1A,1Bの各所を膨出できるので、不定
型な抜歯窩にもインプラント体1,1A,1Bを埋め込
むことができる。
【0049】現在、インプラント体を扱う術者はごく限
られた人数しかいない。その主な原因は、顎骨に穴を開
けるという高度な技術を要求されるためである。穴の深
さ、方向に細心の注意を払わなければ、直ちに医療事故
につながる事態が生じるが、抜歯窩がそのままインプラ
ント体1,1A,1Bの埋め込みのための穴として利用
できるのであれば遥かに容易に、そして安全にインプラ
ント体1,1A,1Bの植立を行なうことが可能とな
る。
【0050】さらに、前記インプラント体1,1A,1
Bによれば、抜歯窩の複数箇所に膨出部を当てて支持で
きるので、インプラント体1,1A,1Bに作用する
曲げモーメントに対しても従来例の場合よりも強くなる
という利点がある。
【0051】そして、実施の形態1〜3においては、イ
ンプラント本体20とこの本体20の所要部位を外側に
拡開する拡開部材としての拡開ねじ体10,25,35
により構成されるインプラント体1,1A,1Bにおい
て、特に拡開ねじ体10,25,35の頭部11d,2
5a,35aとこれを係止する本体20の係止段部20
eとの接合面にシール部を形成することにより、インプ
ラント本体20内に対する同部からの細菌の進入を防止
することができる。
【0052】尚、以上の実施の形態1〜3については、
インプラント本体20内に拡開ねじ体10,25,35
を挿入し、インプラント本体20の所要部位を外側に拡
開する実施の形態について適用した場合の前記シール部
の構成を具体的に示したのであるが、前記シール部の構
成については、インプラント本体とこのインプラント本
体の所要部位を外側に拡開する拡開部材とから成るイン
プラント体について実施する形態のすべてに適用し得る
もので、実施の形態1〜3に限定されるものではない。
【0053】更に、インプラント体1,1A,1Bは歯
科技工上の構造体を支持する場合の具体的な説明はして
いないが、これに対して、歯科技工上の義歯等の構造体
を取り付ける場合には、これを取り付けるに必要な取り
付け部(図示しない)を前記各実施例の形態1〜3のイ
ンプラント体1,1A,1Bにあらかじめ形成しておく
か、あるいは、前記構造体のホルダーを各インプラント
体1,1A,1Bの上端部に結合しつつ構成するもので
ある。尚、図33は、実施の形態1のインプラント1を
歯槽骨17に植立後、義歯18をホルダー19を介して
取り付けた状態を示したものである。
【0054】(実施の形態5)図17〜図21は、実施
の形態5を示すものである。但し、本実施例の形態5
は、前記実施の形態1におけるインプラント体1の構成
中インプラント本体2の外周にねじ部2aを設けた実施
に換えてねじ部2aを形成しない場合の実施の形態を示
すものである。
【0055】従って、インプラント本体2の外周にねじ
部2aを形成しない構成以外の構成は実施の形態1と同
様であるので、同一構成部分には同一番号を付して詳細
な説明は省略する。
【0056】(実施の形態6,7)図22〜30は、実
施の形態6,7を示し、実施の形態5と同様にインプラ
ント本体20,30の外周にねじ部を形成しない実施の
形態を示すものである。前記実施の形態2および3のイ
ンプラント体1A,1Bの構成についても、図6〜9の
実施の形態2、そして図10〜14の実施の形態3の両
実施の形態のインプラント体1A,1Bのインプラント
本体20及び30は、ともに外周に、実施の形態1の本
体2と同様に、ねじ部21,31を設け、顎骨または/
および歯槽骨との密着性を高め、かつ上方からかかる咀
嚼による力を分散させることができるようにした場合を
示している。
【0057】従って、図6〜14の実施の形態2,3の
インプラント体1A,1Bの本体20,30の外周にね
じ部2aに換わるねじ部21,31を備えるものに換え
て前記図17〜21の実施の形態4に対応する、図6〜
14の本体20の外周にねじ部21,31、を備えない
実施が可能であることを実施の形態6,7にて挙げるこ
とができ、それは、図22〜30の構成によって実施す
ることができ、具体的構成は図6〜14の実施の形態と
全く同一の構成であるので図中同一構成部分には同一番
号を付して詳細な説明は省略する。
【0058】(実施の形態8)図31,32は前記各実
施の形態5〜7のインプラント1,1A,1Bの使用例
を示すものである。尚、前記インプラント本体2,2
0,30によるインプラント体1,1A,1Bによる使
用例については図15,16の使用説明と同様であるの
で詳細な説明は省略する。
【0059】(実施の形態9)図34は実施の形態9を
示す部分拡大断面図で、実施の形態1〜3,6,7,に
おけるインプラント本体20,30の係止段部20e,
30eと拡開ねじ体25,35の頭部25a,35aと
の接合面におけるシール部とは別の構成による実施の形
態を示すものである。
【0060】すなわち、図34に示す如く、拡開ねじ体
10の頭部11aと、インプラント本体2の上端部2d
内側部における係止段部2eとの接合面12および13
を互いにテーパー面によって形成することによりシール
部14を形成したものである。
【0061】又、同シール部14の接合面12,13の
テーパー面は、これの表面処理によって形成することが
できることは、実施の形態1にて説明した通りである。
【0062】因って、インプラント本体2の植立状態に
おいて、同シール部14により、同部14からインプラ
ント本体2内に細菌等の侵入するのを阻止することがで
きる。
【0063】尚、前述にては、図34中実施の形態1の
インプラント体1のインプラント本体2と拡開ねじ体1
0に適用した場合について図示したが、同様にしてその
他の実施の形態2,3,6,7に適用することも可能
で、図34中にはカッコ内に、上記各実施の形態に適用
した場合の符号を図示して、その具体的な説明を省略す
る。
【0064】(実施の形態10)図35は実施の形態1
0を示す部分拡大断面図で、図34のシール部とは別の
実施の形態を示すものである。
【0065】すなわち、実施の形態9のシール部14に
換えて、頭部11aと係止段部2eとの接合面12のテ
ーパー面を頭部11aの外周縁下部に設けるとともに接
合面13のテーパー面は係止段部2eの落とし込み溝1
3aの溝縁に沿って形成し、かつ両テーパー面の表面処
理によってシール部14を形成したものである。
【0066】尚、図35中実施の形態1以外の適用につ
いては実施の形態9と同様にカッコ内の符号のより図示
し、説明は省略する。
【0067】当該実施の形態10は実施の形態9のシー
ル部14に比し接合面12,13のテーパー面を係止段
部2e(20e,30e)の落とし込み溝13aを形成
し、この溝縁に沿って係止段部2e(20e,30e)
側の接合面13を形成するとともに頭部11a(25
a,35a)側の接合面12をこれに対応する頭部11
a(25a,35a)の外周縁下部に設けたので、イン
プラント本体2(20,30)の植立状態において、同
本体内に細菌等の侵入を落とし込み溝13aによって、
一旦緩衝せしめる作用が発揮される。
【0068】すなわち、実施の形態9のシール部14の
場合には、インプラント本体2(20,30)内への細
菌等の侵入は、シール部14にて直接阻止しなければな
らないのに対して、実施の形態10の場合には、落とし
込み溝13aがシール部14の副次的なシール作用を発
揮し構成上間接的となる。
【0069】以上の実施の形態によれば、本発明のイン
プラント体において、以下の構成要旨から成るインプラ
ント体を得ることができる。
【0070】インプラント体は、筒状のインプラント本
体と拡開部材とから成るとともに前記インプラント本体
は、長さ方向の所要部位に配設した複数の拡開部を備
え、前記拡開部材は、前記インプラント本体の複数の拡
開部を径方向の外側に拡開し得るように構成して成るこ
とを特徴とするインプラント体。
【0071】前記インプラント本体の各拡開部は、スリ
ット部を介して径方向の外側に拡開し得るように形成す
るとともに前記拡開部材は、前記インプラント本体の軸
心方向に装入した拡開ねじ体にて形成するとともにこの
拡開ねじ体の長さ方向間の、前記インプラント本体の各
拡開部との対向位置に突出した凸部とから形成され、当
該拡開ねじ体をインプラント本体の軸心にて所要角度回
転することにより、各凸部にてこれに対向するインプラ
ント本体の各拡開部を外側に拡開し得るように構成した
ことを特徴とするインプラント体。
【0072】前記インプラント本体の各拡開部は、イン
プラント本体の径方向または/およびインプラント本体
の軸心方向との直交方向に拡開する拡開部を配設して成
ることを特徴とするインプラント体。
【0073】前記インプラント本体は、外周の全面また
は所要部位にネジ部を突設して構成したことを特徴とす
るインプラント体。
【0074】前記拡開ねじ体は、外周にねじ部を螺設す
るとともに前記インプラント本体には、所要部位に空隙
部を配設し、前記拡開ねじ体のねじ部に螺合するねじ部
を備える押上体を前記空隙部内に装入した後、前記拡開
ねじ体をインプラント本体の軸心に回転自在に装入する
とともに空隙部内に装入される押上体のねじ部を拡開ね
じ体のねじ部に螺合せしめて構成し、前記拡開ねじ体を
回転することにより押上体を拡開ねじ体のねじ部に沿っ
て螺進しつつ上昇し、インプラント本体の所要位置に配
設される拡開部を外側に拡開し得るように構成したこと
を特徴とするインプラント体。
【0075】前記インプラント本体は、前記拡開ねじ体
の頭部の係止段部を備え、この係止段部と頭部の接合面
間に、インプラント本体の植立状態に於いて、インプラ
ント本体の内部に細菌等が侵入するのを阻止するシール
部を設けることにより構成したことを特徴とするインプ
ラント体。
【0076】前記シール部は、拡開ねじ体の頭部のテー
パー面とインプラント本体の係止段部のテーパー面との
接合面にて構成したことを特徴とするインプラント体。
【0077】前記シール部の両テーパー面はインプラン
ト本体の係止段部の落とし込み溝のテーパー面と拡開ね
じ体の頭部外周縁下部のテーパー面にて構成したことを
特徴とするインプラント体。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、インプラント体を、イ
ンプラント本体の所要部位を外側に拡開し得るように構
成することにより、従来のインプラント体に比較して植
立直後から強力な保持力を発揮し、即日の歯科技工上の
構造体の施術をも可能ならしめ得るとともに顎骨または
/および歯槽骨が薄くなることを防止し得るインプラン
ト体を提供することができる。
【0079】又、特に前記構成のインプラント体におい
て、インプラント本体の植立状態において、インプラン
ト本体の内部に細菌の侵入を阻止するシール部を設けた
ので、前記インプラント体における細菌の繁殖を阻止し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のインプラント体を示す
正面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のインプラント本体にお
けるスリット部の方向を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1のインプラント本体の加
工状態を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1のインプラント体の拡開
ねじ体を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1のインプラント本体の拡
開工程を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2のインプラント体を示す
断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2のインプラント本体の拡
開状態を示す断面図である。
【図8】本発明の形態2のインプラント本体の膨出凸部
の動作を示す説明図である。
【図9】本実施例の形態2のインプラント本体の膨出凸
部の他例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態3のインプラント体を示
す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態3のインプラント本体の
拡開状態を示す断面図である。
【図12】本実施の形態3のインプラント本体の膨出部
を示す部分斜視図である。
【図13】本実施の形態3のインプラント本体の膨出部
の拡大図である。
【図14】本実施の形態3のインプラント本体の押上体
を示す斜視図である。
【図15】本発明の実施の形態1〜3のインプラント体
の使用例を示す概略図である。
【図16】本発明の実施の形態1〜3のインプラント体
の他の使用例を示す概略図である。
【図17】本発明の実施の形態5のインプラント体を示
す正面図である。
【図18】本発明の実施の形態5のインプラント本体に
おけるスリット部の方向を示す説明図である。
【図19】本発明の実施の形態5のインプラント本体の
加工状態を示す説明図である。
【図20】本発明の実施の形態5のインプラント体の拡
開ねじ体を示す斜視図である。
【図21】本発明の実施の形態5のインプラント本体の
拡開工程を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態6のインプラント体の断
面図である。
【図23】本発明の実施の形態6のインプラント体の拡
開状態を示す断面図である。
【図24】本発明の実施の形態6のインプラント本体の
膨出凸部の動作を示す説明図である。
【図25】本実施の形態6のインプラント本体の膨出凸
部の他例を示す説明図である。
【図26】本発明の実施の形態7のインプラント体を示
す断面図である。
【図27】本発明の実施の形態7のインプラント本体の
拡開状態を示す断面図である。
【図28】本実施の形態7のインプラント本体の膨出部
を示す部分斜視図である。
【図29】本実施の形態7のインプラント本体の膨出部
の拡大図である。
【図30】本実施の形態7のインプラント本体の押上体
を示す斜視図である。
【図31】本発明の実施の形態5〜7のインプラント体
の使用例を示す概略図である。
【図32】本発明の実施の形態5〜7のインプラント体
の他の使用例を示す概略図である。
【図33】本発明の実施の形態1のインプラント体の使
用例を示す説明図である。
【図34】本発明の実施の形態9のインプラント体の一
部拡大断面図である。
【図35】本発明の実施の形態10のインプラント体の
一部拡大断面図である。
【図36】従来のインプラント体の実施の形態を示す断
面図である。
【図37】従来のインプラント体の実施の形態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B インプラント体 2,20,30 インプラント本体 2a,21,30 ねじ部 2d,20d インプラント本体の上端部 2e,20e,30e 係止段部 3,22,32 スリット部 4a,4b,5a,5b,6a,6b 膨出部 7a,7b,7c 孔 8 テーパー部 10,25,35 拡開ねじ体 11a,25a,35a 拡開ねじ体の頭部 11b 拡開ねじ体の凸部 11c 拡開ねじ体の段部 11d 拡開ねじ体の頭部の内側端面 11e 拡開ねじ体の溝 12 角部 12,13 接合面 13a 落とし込み溝 14 シール部 15,16 抜歯窩 17 歯槽骨 18 義歯 19 ホルダー 20a 抜孔 23 受凸部 24 膨出凸部 24a ねじ状部 25b 軸部 27 膨出部 28 貫通孔 29 ピン 30 ウェーブワッシャ 33 押上体 33a 押上凸部 33b ねじ 34 空隙部 36A,36B 膨出部 37 稜線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インプラント本体の所要部位を外側に拡
    開し得るように構成して成るインプラント体において、
    前記インプラント本体の植立状態にて、インプラント本
    体の内部に細菌等が侵入するのを阻止するシール部を設
    けることにより構成したことを特徴とするインプラント
    体。
  2. 【請求項2】 前記シール部は、互いに接合面を有する
    接合部から成るとともに当該接合部に施した表面処理に
    よるシール部にて構成したことを特徴とする請求項1記
    載のインプラント体。
  3. 【請求項3】 筒状体の長さ方向間の所用部位に設けた
    スリット部を介して、インプラント本体の所要部位を外
    側に拡開し得るように構成して成るインプラント体にお
    いて、前記インプラント本体の植立状態にて、インプラ
    ント本体の内部に細菌等が侵入するのを阻止するシール
    部を設けることにより構成したことを特徴とするインプ
    ラント体。
  4. 【請求項4】 前記シール部は、互いに接合面を有する
    接合部から成るとともに当該接合部に施した表面処理に
    よるシール部にて構成したことを特徴とする請求項3記
    載のインプラント体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003055403A1 (en) * 2001-12-29 2003-07-10 Jong-Jin Kwon Expandable dental implant
WO2008125049A1 (fr) * 2007-04-12 2008-10-23 Daguo Zhao Implant dentaire bionique
US9289275B2 (en) 2010-10-21 2016-03-22 Daguo Zhao Bionic tooth implant, and base and sub-root thereof
WO2017131600A3 (en) * 2016-01-29 2017-08-31 Tekin Fevzi Levent Dental implant having a mechanism which increases bone attachment

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