JPH11319431A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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Publication number
JPH11319431A
JPH11319431A JP10140398A JP14039898A JPH11319431A JP H11319431 A JPH11319431 A JP H11319431A JP 10140398 A JP10140398 A JP 10140398A JP 14039898 A JP14039898 A JP 14039898A JP H11319431 A JPH11319431 A JP H11319431A
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JP
Japan
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filter element
perforated pipe
filter
fitting
tapered
Prior art date
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Application number
JP10140398A
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English (en)
Inventor
Yuichi Takahashi
裕一 高橋
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Fuji Filter Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fuji Filter Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Filter Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Filter Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタエレメントのみを着脱できる構造に
する。 【解決手段】 フィルタ容器2内に仕切板5を設置し、
流入口3と流出口4との間を仕切る。仕切板5のパイプ
取付孔6に、有孔パイプ7の下端部を溶着する。有孔パ
イプ7の上端部を、上端金具8により閉止する。有孔パ
イプ7の外側に、筒状のフィルタエレメント9を着脱可
能に装着し、このフィルタエレメント9を、キャップ1
0およびボルト12を用いて固定する。フィルタエレメ
ント9の上下端部に、例えばテーパ面相互の密着により
シールするシール機構をそれぞれ設け、これら各シール
機構により、フィルタエレメント9と有孔パイプ7との
間をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルタ装置に係
り、特に高温,高圧下で使用されるキャンドル型のフィ
ルタエレメントに適用するのに好適なフィルタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、常温,低圧下で使用されるフィ
ルタ装置においては、フィルタエレメントが分解可能
で、そのコアを再利用することができる構造になってい
るものが多い。
【0003】一方、高温,高圧下で使用されるフィルタ
装置においては、通常キャンドル型で金属製のフィルタ
エレメントが用いられるが、この種のフィルタエレメン
トにおいては、その内側に配される有孔パイプとの間が
溶接構造で組立てられ、フィルタエレメントを交換する
際には、有孔パイプも同時に交換する構造になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のフィルタ装
置において、常温,低圧下で使用されるフィルタ装置の
場合には、フィルタエレメントとコアとが分離できる構
造になっているため、フィルタエレメントのみを交換し
てコアは再利用できるという利点を有しているが、分解
の際には、必ずフィルタエレメントとコアとを同時に分
解し、その後フィルタエレメントとコアとを分離する必
要があり、その作業が容易でないとともに、分解箇所が
多くなるため構造が複雑となるという問題がある。
【0005】また、高温,高圧下で使用される従来のフ
ィルタ装置の場合には、フィルタエレメントと有孔パイ
プとが溶接で一体化されているため、フィルタエレメン
トを内側から洗浄して再使用する際に、有孔パイプが邪
魔になってフィルタエレメントを充分に洗浄することが
できず、フィルタエレメントの寿命が短いという問題が
ある。また、フィルタエレメントの交換の際には、有孔
パイプも同時に新品と交換せざるを得ず、ランニングコ
ストが嵩むという問題もある。
【0006】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、常温,低圧下で使用されるフィルタエレメントはも
とより、高温,高圧下で使用されるフィルタエレメント
であっても、フィルタエレメントのみを取外すことがで
き、作業性および洗浄性を向上させることができるとと
もに、ランニングコストを低減させることができるフィ
ルタ装置を提供することを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、フィルタエレメント
の着脱が容易で、しかも安定したシール性能を得ること
ができるフィルタ装置を提供するにある。
【0008】本発明の他の目的は、高温下で使用する際
に、より安定したシール性能を得ることができるフィル
タ装置を提供するにある。
【0009】本発明の他の目的は、常温下で使用する場
合であっても、より安定したシール性能を得ることがで
きるフィルタ装置を提供するにある。
【0010】本発明の他の目的は、シール機構のシール
部が損傷した場合でも容易に交換でき、また既存のフィ
ルタ容器にも容易に適用することができるフィルタ装置
を提供するにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、有孔パイプの
交換が容易なフィルタ装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、流入口と流出口とを有するフィルタ容器内
に、フィルタエレメントを配置したフィルタ装置におい
て、前記フィルタ容器内に、流入口と流出口との間を仕
切る仕切板を配設するとともに、この仕切板に設けられ
た孔部に、自由端が閉止される有孔パイプの固定端を取
付け、この有孔パイプの外周部に前記フィルタエレメン
トを装着し、その両端部をシール機構を介してシールす
るようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、フ
ィルタエレメントを着脱できる構造にしても、有孔パイ
プとの間を確実にシールすることが可能となる。また、
フィルタエレメントのみの交換が可能となるため、作業
性および洗浄性を向上させることが可能となり、またラ
ンニングコストの低減も可能となる。
【0013】本発明はまた、シール機構を、有孔パイプ
側またはフィルタエレメント側のいずれか一方に連結さ
れ、内周面または外周面がテーパ面または湾曲テーパ面
をなすシール金具と;有孔パイプ側またはフィルタエレ
メント側のいずれか他方に連結され、有孔パイプの固定
端方向へのフィルタエレメントのスライドにより前記テ
ーパ面または湾曲テーパ面に密着する密着金具と;で構
成するようにしたことを特徴とする。そしてこれによ
り、フィルタエレメントの着脱が容易となり、しかも安
定したシール性能を得ることが可能となる。
【0014】本発明はまた、シール金具と密着金具との
関係において、内側に位置する金具を、外側に位置する
金具に比較して熱膨張率の大きな素材で形成するように
したことを特徴とする。そしてこれにより、高温下で使
用する際に、両金具の密着状態が良好となり、より安定
したシール性能を得ることが可能となる。
【0015】本発明はまた、シール金具または密着金具
のうちの少なくともいずれか一方を、フィルタエレメン
トの着脱の際に加熱または冷却するようにしたことを特
徴とする。そして、加熱による熱膨張または冷却による
熱収縮により、フィルタエレメントの着脱が容易とな
り、常温に戻った際には安定なシール状態となる。この
ため、常温下で使用する場合であっても、より安定した
シール性能を得ることが可能となる。
【0016】本発明はまた、シール金具または密着金具
のうちの少なくともいずれか一方を、有孔パイプまたは
フィルタエレメントに対し着脱可能な構造としたことを
特徴とする。そしてこれにより、シール機構のシール部
が損傷した場合でも容易に交換することが可能となり、
また既存のフィルタ容器にも容易に適用することが可能
となる。
【0017】本発明はさらに、有孔パイプを、仕切板に
対して着脱可能な構造としたことを特徴とする。そして
これにより、有孔パイプを容易に交換することが可能と
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るフィ
ルタ装置を示すもので、このフィルタ装置1は、上下端
部に流入口3および流出口4を有するフィルタ容器2を
備えており、このフィルタ容器2内には、流入口3と流
出口4との間を仕切る仕切板5が配設されている。
【0019】この仕切板5には、図1ないし図3に示す
ように、任意数のパイプ取付孔6が穿設されており、こ
れら各パイプ取付孔6には、有孔パイプ7の下端部が挿
入され、溶接により一体に固定されている。また、これ
ら各有孔パイプの上端部には、有孔パイプ7の上端部を
閉止する上端金具8が溶着されている。
【0020】これら各有孔パイプ7の外周部には、図
1,図2および図4に示すように、例えば金属製で筒状
をなすフィルタエレメント9が、有孔パイプ7の自由端
側から着脱可能に装着されており、これら各フィルタエ
レメント9は、前記上端金具8上に冠着されるキャップ
10およびキャップ10上から上端金具8のねじ穴11
に螺入されるボルト12を介して、各有孔パイプ7に固
定されるようになっている。
【0021】前記パイプ取付孔6の上端部には、図2お
よび図3に示すように、上端に向かって内周面が次第に
拡径するテーパ凹部13が設けられており、また前記上
端金具8の上端外周部には、図4および図5に示すよう
に、上端に向かって次第に縮径するテーパ部14が設け
られている。
【0022】一方、前記フィルタエレメント9の下端外
周部には、図2および図6に示すように、外周面が上端
に向かって次第に拡径するテーパ状をなす下端密着リン
グ15が溶着されており、この下端密着リング15は、
フィルタエレメント9を有孔パイプ7の外周部に装着し
た際に、その外周面が前記テーパ凹部13の内周面に密
着し、フィルタエレメント9と有孔パイプ7との間をシ
ールするようになっている。
【0023】また、このフィルタエレメント9の上端内
周部には、図4および図7に示すように、内周面が上端
に向かって次第に縮径するテーパ状をなす上端密着リン
グ16が溶着されており、この上端密着リング16は、
フィルタエレメント9を有孔パイプ7の外周部に装着し
た際に、その内周面が前記テーパ部14の外周部に密着
し、フィルタエレメント9と有孔パイプ7との間をシー
ルするようになっている。
【0024】また、前記フィルタ装置1が、フィルタエ
レメント9のセツト時と濾過時との温度差が例えば20
℃程度もあるような高温下で使用される場合には、テー
パ凹部13を有する仕切板5および上端密着リング16
に比較して、下端密着リング15およびテーパ部14を
有する上端金具8が、熱膨張率の大きな素材で形成され
るようになっている。具体的には、仕切板5および上端
密着リング16の素材としてSUS630を用いる場合
には、下端密着リング15および上端金具8にはSUS
304が用いられるようになっており、かつ仕切板5お
よび上端金具8には、熱硬化処理が施されるようになっ
ている。そしてこれにより、高温下での使用の際に、テ
ーパ凹部13およびテーパ部14と各密着リング15,
16との密着度が向上し、より充分なシール性が得られ
るとともに、熱硬化処理により、テーパ凹部13および
テーパ部14の摩耗が減少し、フィルタエレメント9の
交換回数が多くなっても、常に安定なシール性を確保す
ることができるようになっている。
【0025】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。フィルタエレメント9の有孔パイプ7外周部への装
着に際しては、まずボルト12およびキャップ10を取
外した状態で、フィルタエレメント9を有孔パイプ7の
外周部に、有孔パイプ7の自由端側から装着する。そし
て装着後、キャップ10を上端金具8に冠着するととも
に、ボルト12を上端金具8のねじ穴11に螺入する。
これにより、フィルタエレメント9が有孔パイプ7の外
周部に装着固定される。
【0026】ところで、ボルト12を締付けると、その
締付け力は、キャップ10を介してフィルタエレメント
9に伝達され、フィルタエレメント9が有孔パイプ7の
固定端方向,すなわち仕切板5側に押圧されることにな
る。すると、テーパ凹部13の内周面に下端密着リング
15の外周面が密着するとともに、テーパ部14の外周
面に上端密着リング16の内周面が密着し、フィルタエ
レメント9の上下端部と有孔パイプ7との間が完全にシ
ールされることになる。
【0027】しかして、有孔パイプ7を取外すことな
く、フィルタエレメント9のみを着脱交換できるので、
着脱交換時の作業性を向上させることができる。また、
フィルタエレメント9のみを取出すことができるので、
洗浄時に有孔パイプ7が邪魔になるといった不具合がな
く、洗浄性を向上させてフィルタエレメント9の長寿命
化を図ることができる。また、フィルタエレメント9の
みの交換が可能となるので、ランニングコストを低減さ
せることができる。
【0028】また、テーパ凹部13と下端密着リング1
5との間のシール、およびテーパ部14と上端密着リン
グ16との間のシールにより、フィルタエレメント9を
着脱できる構造にしているにも拘らず、フィルタエレメ
ント9と有孔パイプ7との間を完全にシールすることが
できる。しかも、フィルタエレメント9を仕切板5側に
スライドさせるだけで完全なシールが確保されるので、
シール作業が容易である。
【0029】また、テーパ凹部13および上端密着リン
グ16とテーパ部14および下端密着リング15とを、
熱膨張率の異なる素材で形成するようにしているので、
高温下で使用する場合には、より完全なシール性を得る
ことができる。
【0030】なお、前記第1の実施の形態においては、
テーパ凹部13および上端密着リング16とテーパ部1
4および下端密着リング15とを、熱膨張率の異なる素
材で形成する場合について説明したが、常温下で使用す
る場合には、このようにしてもシール性の向上は期待で
きない。そこでこのような場合には、フィルタエレメン
ト9の着脱時に、テーパ凹部14および下端密着リング
16を加熱して熱膨張させるか、テーパ部14および下
端密着リング15を冷却して熱収縮させ、この状態で作
業を行なうようにすればよい。そしてこれにより、フィ
ルタエレメント9の着脱が容易で、しかも常温に戻った
際には、より完全なシール性を得ることができる。
【0031】また、前記第1の実施の形態においては、
仕切板5上にフィルタエレメント9が設置される場合に
ついて説明したが、フィルタ容器2の上下を逆にして使
用する場合にも、同様に適用できることは云うまでもな
い。
【0032】図8は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、有孔パイプ7を仕切板5に対して着脱可能な構
造とするとともに、前記第1の実施の形態における下端
密着リング15に代え、下端密着リング25を用いるよ
うにしたものである。
【0033】すなわち、有孔パイプ7は、図8に示すよ
うに、ねじ部20を介して仕切板5に螺装連結されてお
り、有孔パイプ7が損傷した場合には、着脱交換できる
ようになっている。
【0034】また、前記下端密着リング25は、図8に
示すように、断面概略U字状に板金加工して形成されて
おり、その下端外周部には、断面円弧状の膨出部25a
が形成され、この下端密着リング25は、加絞め加工に
よりフィルタエレメント9に一体化されている。そし
て、前記膨出部25aを、テーパ凹部13の内周面に密
着させることにより、シール性が確保されるようになっ
ている。なお、その他の点については、前記第1の実施
の形態と同一構成となっており、作用も同一である。
【0035】しかして、この下端密着リング25の場合
には、板金加工で形成できるので、製作が容易でコスト
ダウンを図ることができる。また、有孔パイプ7が着脱
可能な構造となっているので、損傷等の場合の有孔パイ
プ7の交換が容易である。
【0036】図9は、本発明の第3の実施の形態を示す
もので、前記第1の実施の形態におけるテーパ凹部13
に代えてテーパ凹部33を用いるとともに、前記第1の
実施の形態における下端密着リング15に代えて下端密
着リング35を用いるようにしたものである。
【0037】すなわち、前記テーパ凹部33は、図9に
示すように、上端側のテーパ部33aと、テーパ部33
aに連続する下端側の垂直部33bとから構成されてお
り、また前記下端密着リング35は、前記第2の実施の
形態における下端密着リング25と同様、板金加工によ
り形成され、かつ加絞め加工によりフィルタエレメント
9に一体化されている。
【0038】前記下端密着リング35の外周部には、図
9に示すように、テーパ凹部33のテーパ部33aに対
応するテーパ膨出部35aと、垂直部33bに対応する
膨出部35bとが形成されており、これら各膨出部35
a,35bは、テーパ凹部33の内周面にそれぞれ密着
し、広いシール面積を確保できるようになっている。な
お、その他の点については、前記第1の実施の形態と同
一構成となっており、作用も同一である。
【0039】しかして、下端密着リング35が板金加工
で形成されているので、製作が容易でコストダウンを図
ることができる。また、テーパ部33aとテーパ膨出部
35aとの密着によりフィルタエレメント9の装着位置
が一義的に決定されるので、フィルタエレメント9の装
着位置決めを安定させることができる。
【0040】図10は、本発明の第4の実施の形態を示
すもので、前記第1の実施の形態におけるテーパ凹部1
3に代えて湾曲テーパ凹部43を用いるとともに、前記
第1の実施の形態における下端密着リング15に代えて
下端密着リング45を用いるようにしたものである。
【0041】すなわち、前記湾曲テーパ凹部43は、図
10に示すように、前記第1の実施の形態におけるテー
パ凹部13と同様、仕切板5に設けられているが、テー
パ凹部13と異なり、内周面が外側に凸状に湾曲する湾
曲テーパ面となっている。
【0042】また、前記下端密着リング45は、図10
に示すように、前記第1の実施の形態における下端密着
リング15と同様、フィルタエレメント9の下端外周部
に溶着されているが、下端密着リング15と異なり、外
周面が外側に膨出する円弧面となっている。そして、こ
の下端密着リング45は、その外周面が前記湾曲テーパ
凹部43の内周面に密着するようになっている。なお、
その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構
成となっており、作用も同一である。
【0043】しかして、この湾曲テーパ凹部43および
下端密着リング45を用いても、前記第1の実施の形態
と同様の効果を得ることができる。
【0044】図11は、本発明の第5の実施の形態を示
すもので、前記第1の実施の形態におけるテーパ凹部1
3に代え、仕切板5に溶着されたシール金具53を用い
るようにしたものである。
【0045】すなわち、仕切板5のテーパ凹部13(図
3参照)に対応する位置には、図11に示すように、大
型の凹部50が形成されており、前記シール金具53
は、この凹部50内に配設されている。
【0046】このシール金具53は、図11に示すよう
に、下端に向かって次第に縮径するテーパ筒部53a
と、テーパ筒部53aの上端部に連続する外フランジ部
53bとから、全体としてラッパ状に板金加工して形成
されており、前記外フランジ部53bは、凹部50の上
端周縁部に溶着されている。そして、前記テーパ筒部5
3aの内周面には、下端密着リング15の外周面が密着
するようになっている。なお、その他の点については、
前記第1の実施の形態と同一構成となっており、作用も
同一である。
【0047】しかして、このシール金具53を用いるこ
とにより、外フランジ部53bの弾性を利用して、テー
パ筒部53aと下端密着リング15とを圧力下で密着さ
せることができ、高いシール性を得ることができるとと
もに、寸法公差を吸収してシール性を安定させることが
できる。
【0048】図12は、本発明の第6の実施の形態を示
すもので、前記第1の実施の形態における上端密着リン
グ16に代えて上端密着リング66を用いるようにした
ものである。
【0049】すなわち、前記上端密着リング66は、図
12に示すように、断面概略逆U字状に板金加工して形
成されており、その内周部には、上端金具8のテーパ部
14に密着するテーパ部66aが形成され、この上端密
着リング66は、加絞め加工によりフィルタエレメント
9に一体化されている。そして、前記テーパ部66a
を、テーパ部14の外周面に密着させることにより、シ
ール性が確保されるようになっている。なお、その他の
点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっ
ており、作用も同一である。
【0050】しかして、この上端密着リング66の場合
には、板金加工で形成できるので、製作が容易でコスト
ダウンを図ることができる。
【0051】図13は、本発明の第7の実施の形態を示
すもので、仕切板5にアダプタ70を着脱可能に取付
け、このアダプタ70に、有孔パイプ7を着脱可能に取
付けるとともに、フィルタエレメント9を装着するよう
にしたものである。
【0052】すなわち、前記アダプタ70は、図13に
示すように、仕切板5に着脱可能に螺装される雄ねじ部
70aと、雄ねじ部70aの上端側に連続して仕切板5
上に載置される本体部70bとから、全体として段付き
の筒状に形成されており、有孔パイプ7は、ねじ部71
を介して本体部70bに螺装連結され、アダプタ70と
は独立して着脱できるようになっている。
【0053】また、前記本体部70bの上端内周部に
は、図13に示すように、上端に向かって次第に拡径す
るテーパ部72が形成されており、このテーパ部72の
内周面には、フィルタエレメント9の下端密着リング1
5外周面が密着するようになっている。なお、その他の
点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっ
ており、作用も同一である。
【0054】しかして、仕切板5にアダプタ70を取付
け、このアダプタ70に有孔パイプ7およびフィルタエ
レメント9を装着するようにしているので、仕切板5側
がどのような構造であっても本発明を適用することがで
き、既存のフィルタ容器2にも容易に適用することがで
きる。
【0055】なお、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば前記各実施の形態を適宜組合
わせて用いるようにしてもよい。
【0056】
【実施例】本発明者等は、図2に示す仕切板5をSUS
630で形成するとともに、下端密着リング15をSU
S304で形成し、この下端密着リング15を、常温で
テーパ凹部13に装着した後、200℃まで昇温させて
シール性の実験を行なった。
【0057】その結果、昇温状態では、下端密着リング
15がテーパ凹部13から抜けなくなり、充分な密着状
態が得られることが確認された。また、温度を常温に戻
した後、下端密着リング15をテーパ凹部13から抜き
出し、その外周部を目視確認した処、全周に均一な圧跡
が認められ、シール性も良好であることが確認された。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フィルタ
容器内に、流入口と流出口との間を仕切る仕切板を配設
するとともに、この仕切板に設けられた孔部に、自由端
が閉止される有孔パイプの固定端を取付け、この有孔パ
イプの外周部にフィルタエレメントを装着し、その両端
部をシール機構を介してシールするようにしているの
で、フィルタエレメントを着脱可能な構造にしても、有
孔パイプとの間を確実にシールすることができる。ま
た、フィルタエレメントのみの交換が可能となるため、
作業性および洗浄性を向上させることができ、またラン
ニングコストを低減させることができる。
【0059】本発明はまた、シール機構を、有孔パイプ
側またはフィルタエレメント側のいずれか一方に連結さ
れ、内周面または外周面がテーパ面または湾曲テーパ面
をなすシール金具と;有孔パイプ側またはフィルタエレ
メント側のいずれか他方に連結され、有孔パイプの固定
端方向へのフィルタエレメントのスライドにより前記テ
ーパ面または湾曲テーパ面に密着する密着金具と;で構
成するようにしているので、フィルタエレメントの着脱
が容易となり、しかも安定したシール性能を得ることが
できる。
【0060】本発明はまた、シール金具と密着金具との
関係において、内側に位置する金具を、外側に位置する
金具に比較して熱膨張率の大きな素材で形成するように
しているので、高温下で使用する際に、両金具の密着状
態が良好となり、より安定したシール性能を得ることが
できる。
【0061】本発明はまた、シール金具または密着金具
のうちの少なくともいずれか一方を、フィルタエレメン
トの着脱の際に加熱または冷却するようにしているの
で、加熱による熱膨張または冷却による熱収縮により、
フィルタエレメントの着脱を容易なものとすることがで
き、一方常温に戻った際には、安定なシール状態を得る
ことができる。このため、常温下で使用する場合であっ
ても、高いシール性能を得ることができる。
【0062】本発明はまた、シール金具または密着金具
のうちの少なくともいずれか一方を、有孔パイプまたは
フィルタエレメントに対し着脱可能な構造としているの
で、シール機構のシール部が損傷した場合でも容易に交
換することができ、また既存のフィルタ容器にも適用す
ることができる。
【0063】本発明はさらに、有孔パイプを、仕切板に
対して着脱可能な構造としているので、有孔パイプを容
易に交換でき、有孔パイプが損傷した場合や、有孔パイ
プの開口率を変更する必要がある場合等に適宜である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフィルタ装置
を示す断面構成図である。
【図2】図1のフィルタエレメント下端部分の要部拡大
図である。
【図3】仕切板のテーパ凹部の構造を示す図2相当図で
ある。
【図4】図1のフィルタエレメント上端部分の要部拡大
図である。
【図5】有孔パイプ上端のテーパ部の構造を示す図4相
当図である。
【図6】フィルタエレメント下端の下端密着リングの構
造を示す図2相当図である。
【図7】フィルタエレメント上端の上端密着リングの構
造を示す図4相当図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す図2相当図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す図2相当図で
ある。
【図10】本発明の第4の実施の形態を示す図2相当図
である。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す図2相当図
である。
【図12】本発明の第6の実施の形態を示す図4相当図
である。
【図13】本発明の第7の実施の形態を示す図2相当図
である。
【符号の説明】
1 フィルタ装置 2 フィルタ容器 3 流入口 4 流出口 5 仕切板 6 パイプ取付孔 7 有孔パイプ 8 上端金具 9 フィルタエレメント 10 キャップ 12 ボルト 13,33 テーパ凹部 14,33a,66a,72 テーパ部 15,25,35,45 下端密着リング 16,66 上端リング 20,71 ねじ部 25a,35b 膨出部 33b 垂直部 35a テーパ膨出部 43 湾曲テーパ凹部 50 凹部 53 シール金具 53a テーパ筒部 53b 外フランジ部 70 アダプタ 70a 雄ねじ部 70b 本体部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口と流出口とを有するフィルタ容器
    内に、フィルタエレメントを配置したフィルタ装置にお
    いて、前記フィルタ容器内に、流入口と流出口との間を
    仕切る仕切板を配設するとともに、この仕切板に設けら
    れた孔部に、自由端が閉止される有孔パイプの固定端を
    取付け、この有孔パイプの外周部に前記フィルタエレメ
    ントを装着し、その両端部をシール機構を介してシール
    したことを特徴とするフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 シール機構は、有孔パイプ側またはフィ
    ルタエレメント側のいずれか一方に連結され、内周面ま
    たは外周面がテーパ面または湾曲テーパ面をなすシール
    金具と;有孔パイプ側またはフィルタエレメント側のい
    ずれか他方に連結され、有孔パイプの固定端方向へのフ
    ィルタエレメントのスライドにより前記テーパ面または
    湾曲テーパ面に密着する密着金具と;を備えていること
    を特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 シール金具と密着金具とは、内側に位置
    する金具が外側に位置する金具に比較して熱膨張率の大
    きな素材で形成されていることを特徴とする請求項2記
    載のフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 シール金具または密着金具のうちの少な
    くともいずれか一方は、フィルタエレメントの着脱の際
    に加熱または冷却されることを特徴とする請求項2記載
    のフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 シール金具または密着金具のうちの少な
    くともいずれか一方は、有孔パイプまたはフィルタエレ
    メントに対し着脱可能となつていることを特徴とする請
    求項2,3または4記載のフィルタ装置。
  6. 【請求項6】 有孔パイプは、仕切板に対して着脱可能
    となっていることを特徴とする請求項1,2,3,4ま
    たは5記載のフィルタ装置。
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