JPH11319984A - パンチプレス - Google Patents
パンチプレスInfo
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- JPH11319984A JPH11319984A JP14066298A JP14066298A JPH11319984A JP H11319984 A JPH11319984 A JP H11319984A JP 14066298 A JP14066298 A JP 14066298A JP 14066298 A JP14066298 A JP 14066298A JP H11319984 A JPH11319984 A JP H11319984A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流体噴出を必要なときだけ行えて、無駄な流
体噴出を無くせ、かつ検知手段の寿命の向上を図ること
ができるものとする。 【解決手段】 エアの噴出によりスラグを落下させるた
めの流路12を内部に有するパンチ金型3を用いる。ラ
ム6は、パンチ金型3を殴打する際に前記流路12と連
通してエアを供給する流路15を内部に有する。このラ
ム6の流路15への流体供給を制御する流体供給制御手
段19と、ラム6がパンチ金型3と接触したことを検知
する検知手段21とを設ける。検知手段21は、ラム6
がパンチ金型3と接触する位置に臨んでラム6およびパ
ンチ金型3とは非接触に配置する。流体供給制御手段1
9は、検知手段21により、接触が検知された場合にラ
ム6へ流体供給を行うものとする。
体噴出を無くせ、かつ検知手段の寿命の向上を図ること
ができるものとする。 【解決手段】 エアの噴出によりスラグを落下させるた
めの流路12を内部に有するパンチ金型3を用いる。ラ
ム6は、パンチ金型3を殴打する際に前記流路12と連
通してエアを供給する流路15を内部に有する。このラ
ム6の流路15への流体供給を制御する流体供給制御手
段19と、ラム6がパンチ金型3と接触したことを検知
する検知手段21とを設ける。検知手段21は、ラム6
がパンチ金型3と接触する位置に臨んでラム6およびパ
ンチ金型3とは非接触に配置する。流体供給制御手段1
9は、検知手段21により、接触が検知された場合にラ
ム6へ流体供給を行うものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチ金型から
流体を吐出して、パンチ加工時に生じるスラグを強制的
に落下させる機能を備えたパンチプレスに関する。
流体を吐出して、パンチ加工時に生じるスラグを強制的
に落下させる機能を備えたパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチ加工したときに、打ち抜か
れたスラグがダイ金型より浮上することを防止し、上記
スラグを強制的に落下させるために、ラムおよびパンチ
金型に、互いに連通する圧縮エアの流路を形成したもの
が提案されている。ラム内の流路は、ラムが下死点まで
下降したときに、ラムガイドに成形された流路と連通
し、パンチ金型の下端から圧縮エアを噴出させる。この
エア噴出力により、スラグを強制落下させ、その後のパ
ンチ金型の上昇に伴うスラグの浮上を防止している。ラ
ムへの圧縮エアの供給は、無駄な流体噴出を無くすた
め、ラムが下降によりパンチ金型に接触したことを、ラ
ムに設けられたセンサ類で検知し、その検知信号に応答
してバルブを制御することにより行われる。前記センサ
には、通電による接触検知スイッチ等が用いられる。
れたスラグがダイ金型より浮上することを防止し、上記
スラグを強制的に落下させるために、ラムおよびパンチ
金型に、互いに連通する圧縮エアの流路を形成したもの
が提案されている。ラム内の流路は、ラムが下死点まで
下降したときに、ラムガイドに成形された流路と連通
し、パンチ金型の下端から圧縮エアを噴出させる。この
エア噴出力により、スラグを強制落下させ、その後のパ
ンチ金型の上昇に伴うスラグの浮上を防止している。ラ
ムへの圧縮エアの供給は、無駄な流体噴出を無くすた
め、ラムが下降によりパンチ金型に接触したことを、ラ
ムに設けられたセンサ類で検知し、その検知信号に応答
してバルブを制御することにより行われる。前記センサ
には、通電による接触検知スイッチ等が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラムに設けら
れてパンチ金型との接触を検知するセンサは、パンチ動
作毎にパンチ金型に接して殴打されるため、満足できる
寿命を得ることが難しい。
れてパンチ金型との接触を検知するセンサは、パンチ動
作毎にパンチ金型に接して殴打されるため、満足できる
寿命を得ることが難しい。
【0004】この発明の目的は、流体噴出を必要なとき
だけ行えて、無駄な流体噴出を無くせ、かつ検知手段の
寿命の向上を図ることができるパンチプレスを提供する
ことである。この発明の他の目的は、接触検知用の流体
でラムとパンチ金型を汚すことがないようにすることで
ある。この発明のさらに他の目的は、スラグの強制落下
およびラムの接触検知のための流体供給系の構成の簡易
を図ることである。
だけ行えて、無駄な流体噴出を無くせ、かつ検知手段の
寿命の向上を図ることができるパンチプレスを提供する
ことである。この発明の他の目的は、接触検知用の流体
でラムとパンチ金型を汚すことがないようにすることで
ある。この発明のさらに他の目的は、スラグの強制落下
およびラムの接触検知のための流体供給系の構成の簡易
を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のパンチプレス
は、流体の吐出によりスラグを落下させるための流路を
内部に有するパンチ金型を装着可能としたパンチプレス
であって、前記パンチ金型を殴打する際に前記流路と連
通して流体を供給する流路を内部に有するラムと、この
ラムの流路への流体供給を制御する流体供給制御手段
と、前記ラムがパンチ金型と接触する位置に臨んで前記
ラムおよびパンチ金型とは非接触に配置され、ラムがパ
ンチ金型と接触したことを検知する検知手段とを備え
る。前記流体供給制御手段は、前記検知手段により、ラ
ムがパンチ金型と接触したことを検知した場合にラムの
流路への流体供給を行うようになされている。この構成
によると、ラムでパンチ金型を殴打する各回のパンチ動
作において、ラムがパンチ金型と接触したことを検知手
段が検知したときに、その検知信号に応答して流体供給
制御手段によりラムの流路への流体供給が行われる。こ
の流体供給により、パンチ金型から流体が吐出され、そ
の吐出圧でスラグを強制落下させる。この場合に、ラム
とパンチ金型との接触の検知により流体供給を行うよう
にしたため、必要なときだけに流体の吐出を行うことが
でき、無駄な流体吐出を無くせる。また、検知手段は、
ラムがパンチ金型と接触する位置に臨んで、ラムおよび
パンチ金型とは非接触に配置されるため、確実な検知を
可能としながら、ラムの殴打による荷重や振動が検知手
段に伝わらず、負荷荷重や振動による検知手段の寿命低
下が防止される。したがって、検知手段が長寿命のもの
となる。
は、流体の吐出によりスラグを落下させるための流路を
内部に有するパンチ金型を装着可能としたパンチプレス
であって、前記パンチ金型を殴打する際に前記流路と連
通して流体を供給する流路を内部に有するラムと、この
ラムの流路への流体供給を制御する流体供給制御手段
と、前記ラムがパンチ金型と接触する位置に臨んで前記
ラムおよびパンチ金型とは非接触に配置され、ラムがパ
ンチ金型と接触したことを検知する検知手段とを備え
る。前記流体供給制御手段は、前記検知手段により、ラ
ムがパンチ金型と接触したことを検知した場合にラムの
流路への流体供給を行うようになされている。この構成
によると、ラムでパンチ金型を殴打する各回のパンチ動
作において、ラムがパンチ金型と接触したことを検知手
段が検知したときに、その検知信号に応答して流体供給
制御手段によりラムの流路への流体供給が行われる。こ
の流体供給により、パンチ金型から流体が吐出され、そ
の吐出圧でスラグを強制落下させる。この場合に、ラム
とパンチ金型との接触の検知により流体供給を行うよう
にしたため、必要なときだけに流体の吐出を行うことが
でき、無駄な流体吐出を無くせる。また、検知手段は、
ラムがパンチ金型と接触する位置に臨んで、ラムおよび
パンチ金型とは非接触に配置されるため、確実な検知を
可能としながら、ラムの殴打による荷重や振動が検知手
段に伝わらず、負荷荷重や振動による検知手段の寿命低
下が防止される。したがって、検知手段が長寿命のもの
となる。
【0006】この発明において、前記検知手段は、前記
ラムがパンチ金型と接触する位置に向かってエアを噴出
すると共に、このエアの噴出圧を検知するものであって
も良い。前記検知手段は、ラムがパンチ金型と接触する
位置に向かって、例えば常時エアを噴出する。この場合
に、ラムがパンチ金型と離れている間は、エア噴出の抵
抗が小さく、噴出圧は低い値を維持する。ラムがパンチ
金型に接すると、噴出経路が噴出口の直後の位置でラム
により阻害されることから、噴出圧が高くなる。この噴
出圧の上昇により、ラムのパンチ金型への接触が検知さ
れる。エアは検知手段から常時噴出されることになって
も、検知に必要なエア量だけで良いため、スラグ落下の
ために常時エア吐出を行う場合と異なり、エア吐出の無
駄の問題がない。また、噴出流体はエアであるため、ラ
ムやパンチ金型を汚すことがない。
ラムがパンチ金型と接触する位置に向かってエアを噴出
すると共に、このエアの噴出圧を検知するものであって
も良い。前記検知手段は、ラムがパンチ金型と接触する
位置に向かって、例えば常時エアを噴出する。この場合
に、ラムがパンチ金型と離れている間は、エア噴出の抵
抗が小さく、噴出圧は低い値を維持する。ラムがパンチ
金型に接すると、噴出経路が噴出口の直後の位置でラム
により阻害されることから、噴出圧が高くなる。この噴
出圧の上昇により、ラムのパンチ金型への接触が検知さ
れる。エアは検知手段から常時噴出されることになって
も、検知に必要なエア量だけで良いため、スラグ落下の
ために常時エア吐出を行う場合と異なり、エア吐出の無
駄の問題がない。また、噴出流体はエアであるため、ラ
ムやパンチ金型を汚すことがない。
【0007】また、この発明において、前記パンチ金型
から吐出する流体をエアとし、このパンチ金型から吐出
するエアと前記検知手段のエアとを同一のエア源から供
給するようにしても良い。この構成の場合、スラグの強
制落下のためのエアと接触検知のエアとが共通のエア源
から得られるため、装置全体の構成が簡単となる。
から吐出する流体をエアとし、このパンチ金型から吐出
するエアと前記検知手段のエアとを同一のエア源から供
給するようにしても良い。この構成の場合、スラグの強
制落下のためのエアと接触検知のエアとが共通のエア源
から得られるため、装置全体の構成が簡単となる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1と共
に説明する。上下の金型保持手段1,2に、パンチ金型
3およびダイ金型4が各々設置され、これらパンチ金型
3とダイ金型4との間に、テーブル5上の板材Wが板材
移動手段(図示せず)により送られる。上下の金型保持
手段1,2は、互いに同軸上に設置されたタレットであ
り、円周方向の複数個所に、パンチ金型3およびダイ金
型4が設置されている。上下の金型保持手段1,2で割
り出し可能な所定のパンチ位置に、ラム6がラムガイド
7に沿って昇降自在に設置され、ラム6はパンチ駆動装
置(図示せず)により昇降駆動される。パンチ駆動装置
は油圧式のものであっても、機械式のものであっても良
い。
に説明する。上下の金型保持手段1,2に、パンチ金型
3およびダイ金型4が各々設置され、これらパンチ金型
3とダイ金型4との間に、テーブル5上の板材Wが板材
移動手段(図示せず)により送られる。上下の金型保持
手段1,2は、互いに同軸上に設置されたタレットであ
り、円周方向の複数個所に、パンチ金型3およびダイ金
型4が設置されている。上下の金型保持手段1,2で割
り出し可能な所定のパンチ位置に、ラム6がラムガイド
7に沿って昇降自在に設置され、ラム6はパンチ駆動装
置(図示せず)により昇降駆動される。パンチ駆動装置
は油圧式のものであっても、機械式のものであっても良
い。
【0009】パンチ金型3は、ストリッパを兼ねる円筒
状のガイド部材8の内部に剪断刃体9が昇降自在に嵌合
し、かつ弾性体である第1の復帰ばね10が設けられた
ものとされている。また、パンチ金型3は、剪断刃体9
を上下に貫通した孔からなる流路12を中心部に有して
いる。第1の復帰ばね10は、ガイド部材8に対して剪
断刃体9を上昇状態に支持するものである。剪断刃体9
は、上端がガイド部材8よりも上方に突出している。剪
断刃体9の上端に設けられたばね受け9aと、ガイド部
材8の上端に設けられたフランジ部8aとの間に、上記
第1の復帰ばね10が設けられている。パンチ金型3
は、ガイド部材8の外周で、タレットからなる金型保持
手段1のパンチ保持孔13内に昇降自在に嵌合してい
る。また、パンチ金型3は、フランジ部8aとパンチ保
持手段1の上面との間に介在させた弾性体である第2の
復帰ばね11により、パンチ保持手段1に上昇状態に支
持されている。
状のガイド部材8の内部に剪断刃体9が昇降自在に嵌合
し、かつ弾性体である第1の復帰ばね10が設けられた
ものとされている。また、パンチ金型3は、剪断刃体9
を上下に貫通した孔からなる流路12を中心部に有して
いる。第1の復帰ばね10は、ガイド部材8に対して剪
断刃体9を上昇状態に支持するものである。剪断刃体9
は、上端がガイド部材8よりも上方に突出している。剪
断刃体9の上端に設けられたばね受け9aと、ガイド部
材8の上端に設けられたフランジ部8aとの間に、上記
第1の復帰ばね10が設けられている。パンチ金型3
は、ガイド部材8の外周で、タレットからなる金型保持
手段1のパンチ保持孔13内に昇降自在に嵌合してい
る。また、パンチ金型3は、フランジ部8aとパンチ保
持手段1の上面との間に介在させた弾性体である第2の
復帰ばね11により、パンチ保持手段1に上昇状態に支
持されている。
【0010】第2の復帰ばね11は、第1の復帰ばね1
0よりもばね定数が小さなものである。そのため、パン
チ金型3がラム6で上面から押されると、まず第2の復
帰ばね11が圧縮されてパンチ金型3の全体が下降し、
ガイド部材8の下面でワークWを押える。この後、第1
の復帰ばね10が圧縮されてガイド部材8に対して剪断
刃体9が下降し、板材Wにパンチ孔を明ける。ラム6が
下死点に達して上昇に転じると、上記と逆に第1の復帰
ばね10の復元力で剪断刃体9が上昇する。剪断刃体9
が板材Wのパンチ孔から抜けた後、第2の復帰ばね11
の復元力でパンチ金型3の全体が上昇する。
0よりもばね定数が小さなものである。そのため、パン
チ金型3がラム6で上面から押されると、まず第2の復
帰ばね11が圧縮されてパンチ金型3の全体が下降し、
ガイド部材8の下面でワークWを押える。この後、第1
の復帰ばね10が圧縮されてガイド部材8に対して剪断
刃体9が下降し、板材Wにパンチ孔を明ける。ラム6が
下死点に達して上昇に転じると、上記と逆に第1の復帰
ばね10の復元力で剪断刃体9が上昇する。剪断刃体9
が板材Wのパンチ孔から抜けた後、第2の復帰ばね11
の復元力でパンチ金型3の全体が上昇する。
【0011】ラム6は、パンチ金型3を殴打する際に、
パンチ金型3の流路と連通して流体を供給する流路15
を内部に有している。流路15は、ラム6の下面に出口
が、側面に入口が各々開口している。この流路15は、
その入口が、ラムガイド7に設けられた流路16、およ
び配管からなる流路17を介して流体供給源であるエア
源18に接続されている。ラムガイド7の流路16は、
ラム6の任意昇降範囲、または所定昇降範囲にわたって
ラム6の流路15の入口に連通可能なように、ラム6の
昇降方向に幅を持つ連通溝16aを介してラム6の流路
15と連通させるようにしてある。なお、連通溝16a
に代えて、フレキシブルな配管でラム6の流路15とそ
の上流側の流路16(または流路17)とを連通させて
も良い。前記配管の流路17には、流体供給制御手段1
9のバルブ20が設けられている。バルブ20は電磁開
閉弁等の電磁弁からなる。
パンチ金型3の流路と連通して流体を供給する流路15
を内部に有している。流路15は、ラム6の下面に出口
が、側面に入口が各々開口している。この流路15は、
その入口が、ラムガイド7に設けられた流路16、およ
び配管からなる流路17を介して流体供給源であるエア
源18に接続されている。ラムガイド7の流路16は、
ラム6の任意昇降範囲、または所定昇降範囲にわたって
ラム6の流路15の入口に連通可能なように、ラム6の
昇降方向に幅を持つ連通溝16aを介してラム6の流路
15と連通させるようにしてある。なお、連通溝16a
に代えて、フレキシブルな配管でラム6の流路15とそ
の上流側の流路16(または流路17)とを連通させて
も良い。前記配管の流路17には、流体供給制御手段1
9のバルブ20が設けられている。バルブ20は電磁開
閉弁等の電磁弁からなる。
【0012】ラム6がパンチ金型3と接触する位置に臨
んで、ラム6がパンチ金型3と接触したことを検知する
検知手段21が設けられている。この検知手段21は、
ラム6およびパンチ金型3とは非接触に配置されたもの
であり、例えば、ラムガイド7を設置したフレーム(図
示せず)に設置されている。この検知手段21は、エア
を噴出するノズルと、その噴出圧であるノズルの背圧を
検知する噴出圧検知センサとでなり、ノズルへのエア供
給口は、流路22を介して前記エア源18に接続されて
いる。流路22には、噴出圧を調節する可変の絞り弁2
3が設けられている。検知手段21の噴出圧検知信号
は、電圧値などで取り出され、この噴出圧検知信号は、
アンプ等の制御回路24を介して前記流体供給制御手段
19のバルブ20に接続されている。制御回路24は、
噴出圧検知信号を単に増幅するものであっても良く、ま
た噴出圧検知信号に応答して所定のタイミングでバルブ
20が開くように信号処理を行うものとしても良い。
んで、ラム6がパンチ金型3と接触したことを検知する
検知手段21が設けられている。この検知手段21は、
ラム6およびパンチ金型3とは非接触に配置されたもの
であり、例えば、ラムガイド7を設置したフレーム(図
示せず)に設置されている。この検知手段21は、エア
を噴出するノズルと、その噴出圧であるノズルの背圧を
検知する噴出圧検知センサとでなり、ノズルへのエア供
給口は、流路22を介して前記エア源18に接続されて
いる。流路22には、噴出圧を調節する可変の絞り弁2
3が設けられている。検知手段21の噴出圧検知信号
は、電圧値などで取り出され、この噴出圧検知信号は、
アンプ等の制御回路24を介して前記流体供給制御手段
19のバルブ20に接続されている。制御回路24は、
噴出圧検知信号を単に増幅するものであっても良く、ま
た噴出圧検知信号に応答して所定のタイミングでバルブ
20が開くように信号処理を行うものとしても良い。
【0013】上記構成の動作を説明する。ラム6が下降
し、パンチ金型3を殴打してパンチ金型を下降させるこ
とにより、板材Wにパンチ加工が行われる。パンチ金型
3は、ラム6が上昇すると、前記のように上昇復帰す
る。このパンチ動作の繰り返し過程で、検知手段21
は、エア源18から供給されたエアを常時吐出し、ラム
6のパンチ金型3への接触を監視する。この場合に、ラ
ム6がパンチ金型3と離れている間は、エア噴出の抵抗
が小さく、噴出圧は低い値を維持する。ラム6が同図に
鎖線で示すようにパンチ金型3に接すると、検知手段2
1のノズルが出口の直後の位置でラム6により阻害され
ることから、噴出圧が高くなる。この噴出圧の上昇によ
り、ラム6のパンチ金型3への接触が検知される。この
接触の検知により、流体供給制御手段19のバルブ20
が開く。これにより、エア源18の圧縮エアは、ラム6
内の流路15を介してパンチ金型3内の流路12に供給
され、パンチ金型3の先端から噴出される。このエア噴
出により、打ち抜きにより生じたスラグ(図示せず)が
強制落下させられる。エア噴出期間は、流体供給制御手
段19で適宜設定される。例えば、流体供給制御手段1
9は、検知手段21がオンとなっている期間だけバルブ
20を開くものとされ、ラム6が上昇してパンチ金型3
から離れるとエア供給が停止される。
し、パンチ金型3を殴打してパンチ金型を下降させるこ
とにより、板材Wにパンチ加工が行われる。パンチ金型
3は、ラム6が上昇すると、前記のように上昇復帰す
る。このパンチ動作の繰り返し過程で、検知手段21
は、エア源18から供給されたエアを常時吐出し、ラム
6のパンチ金型3への接触を監視する。この場合に、ラ
ム6がパンチ金型3と離れている間は、エア噴出の抵抗
が小さく、噴出圧は低い値を維持する。ラム6が同図に
鎖線で示すようにパンチ金型3に接すると、検知手段2
1のノズルが出口の直後の位置でラム6により阻害され
ることから、噴出圧が高くなる。この噴出圧の上昇によ
り、ラム6のパンチ金型3への接触が検知される。この
接触の検知により、流体供給制御手段19のバルブ20
が開く。これにより、エア源18の圧縮エアは、ラム6
内の流路15を介してパンチ金型3内の流路12に供給
され、パンチ金型3の先端から噴出される。このエア噴
出により、打ち抜きにより生じたスラグ(図示せず)が
強制落下させられる。エア噴出期間は、流体供給制御手
段19で適宜設定される。例えば、流体供給制御手段1
9は、検知手段21がオンとなっている期間だけバルブ
20を開くものとされ、ラム6が上昇してパンチ金型3
から離れるとエア供給が停止される。
【0014】このパンチプレスによると、このように、
ラム6とパンチ金型3との接触の検知によりエア供給を
行うようにしたため、必要なときだけにエアの噴出を行
うことができ、無駄なエア噴出を無くせる。また、検知
手段21は、ラム6がパンチ金型3と接触する位置に臨
んで、ラム6およびパンチ金型3とは非接触に配置され
るため、確実な検知を可能としながら、ラム6の殴打に
よる荷重や振動が検知手段に伝わらず、負荷荷重や振動
による検知手段21の寿命低下が防止される。したがっ
て、検知手段21が長寿命のものとなる。エアは検知手
段21から常時噴出されることになっても、検知に必要
なエア量だけで良いため、スラグ落下のために常時エア
吐出を行う場合と異なり、エア吐出の無駄の問題がな
い。また、噴出流体はエアであるため、ラム6やパンチ
金型3を汚すことがない。
ラム6とパンチ金型3との接触の検知によりエア供給を
行うようにしたため、必要なときだけにエアの噴出を行
うことができ、無駄なエア噴出を無くせる。また、検知
手段21は、ラム6がパンチ金型3と接触する位置に臨
んで、ラム6およびパンチ金型3とは非接触に配置され
るため、確実な検知を可能としながら、ラム6の殴打に
よる荷重や振動が検知手段に伝わらず、負荷荷重や振動
による検知手段21の寿命低下が防止される。したがっ
て、検知手段21が長寿命のものとなる。エアは検知手
段21から常時噴出されることになっても、検知に必要
なエア量だけで良いため、スラグ落下のために常時エア
吐出を行う場合と異なり、エア吐出の無駄の問題がな
い。また、噴出流体はエアであるため、ラム6やパンチ
金型3を汚すことがない。
【0015】なお、検知手段21は、透過型や反射型の
光電スイッチであっても良く、またラム6に設けられた
ドグ(図示せず)等を検出する近接スイッチであっても
良いが、この実施形態では、エア噴出で検知する検知手
段21を用いたため、例えば透過型の光電スイッチを用
いる場合と異なり、ラム6の片側だけに配置すれば良
く、設置位置の確保が容易である。また、反射型の光電
スイッチに比べて検出の信頼性が高く、また近接スイッ
チと異なり、ドグをラム6に設ける必要がない等の利点
がある。
光電スイッチであっても良く、またラム6に設けられた
ドグ(図示せず)等を検出する近接スイッチであっても
良いが、この実施形態では、エア噴出で検知する検知手
段21を用いたため、例えば透過型の光電スイッチを用
いる場合と異なり、ラム6の片側だけに配置すれば良
く、設置位置の確保が容易である。また、反射型の光電
スイッチに比べて検出の信頼性が高く、また近接スイッ
チと異なり、ドグをラム6に設ける必要がない等の利点
がある。
【0016】
【発明の効果】この発明のパンチプレスは、ラムの流路
への流体供給を制御する流体供給制御手段と、ラムがパ
ンチ金型と接触する位置に臨んでラムおよびパンチ金型
とは非接触に配置され、ラムがパンチ金型と接触したこ
とを検知する検知手段とを備え、前記流体供給制御手段
は、前記検知手段により、ラムがパンチ金型と接触した
ことを検知した場合にラムの流路への流体供給を行うよ
うにしたため、スラグの強制落下のための流体吐出を必
要なときだけ行えて、無駄な流体吐出を無くせ、かつ検
知手段の寿命の向上を図ることができる。したがって、
長い期間使用しても、適切なタイミングの流体吐出が行
える。前記検知手段が、ラムのパンチ金型との接触位置
に向かってエアを噴出すると共に、このエアの噴出圧を
検知するものである場合は、接触検知用の流体でラムや
パンチ金型を汚すことがない。また、パンチ金型から吐
出する流体がエアであり、このパンチ金型から吐出する
エアと検知手段のエアとが同一のエア源から供給される
ようにした場合は、スラグの強制落下およびラムの接触
検知のための流体供給系が簡単な構成で済む。
への流体供給を制御する流体供給制御手段と、ラムがパ
ンチ金型と接触する位置に臨んでラムおよびパンチ金型
とは非接触に配置され、ラムがパンチ金型と接触したこ
とを検知する検知手段とを備え、前記流体供給制御手段
は、前記検知手段により、ラムがパンチ金型と接触した
ことを検知した場合にラムの流路への流体供給を行うよ
うにしたため、スラグの強制落下のための流体吐出を必
要なときだけ行えて、無駄な流体吐出を無くせ、かつ検
知手段の寿命の向上を図ることができる。したがって、
長い期間使用しても、適切なタイミングの流体吐出が行
える。前記検知手段が、ラムのパンチ金型との接触位置
に向かってエアを噴出すると共に、このエアの噴出圧を
検知するものである場合は、接触検知用の流体でラムや
パンチ金型を汚すことがない。また、パンチ金型から吐
出する流体がエアであり、このパンチ金型から吐出する
エアと検知手段のエアとが同一のエア源から供給される
ようにした場合は、スラグの強制落下およびラムの接触
検知のための流体供給系が簡単な構成で済む。
【図1】この発明の一実施形態にかかるパンチプレスの
部分断面図とその流路系および制御系の概念構成図とを
示す説明図である。
部分断面図とその流路系および制御系の概念構成図とを
示す説明図である。
1,2…金型保持手段 3…パンチ金型 6…ラム 7…ラムガイド 12…パンチ金型内の流路 15…ラム内の流路 16,17…流路 18…エア源 19…流体供給制御手段 20…バルブ 21…検知手段 22…流路 23…絞り弁 24…制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 流体の吐出によりスラグを落下させるた
めの流路を内部に有するパンチ金型を装着可能としたパ
ンチプレスであって、前記パンチ金型を殴打する際に前
記流路と連通して流体を供給する流路を内部に有するラ
ムと、このラムの流路への流体供給を制御する流体供給
制御手段と、前記ラムがパンチ金型と接触する位置に臨
んで前記ラムおよびパンチ金型とは非接触に配置され、
ラムがパンチ金型と接触したことを検知する検知手段と
を備え、前記流体供給制御手段は、前記検知手段によ
り、ラムがパンチ金型と接触したことを検知した場合に
ラムの流路への流体供給を行うようになされているパン
チプレス。 - 【請求項2】 前記検知手段は、前記ラムがパンチ金型
と接触する位置に向かってエアを噴出すると共に、この
エアの噴出圧を検知するものである請求項1記載のパン
チプレス。 - 【請求項3】 前記パンチ金型から吐出する流体はエア
であり、このパンチ金型から吐出するエアと前記検知手
段のエアとは同一のエア源から供給される請求項2記載
のパンチプレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14066298A JPH11319984A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | パンチプレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14066298A JPH11319984A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | パンチプレス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11319984A true JPH11319984A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15273858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14066298A Pending JPH11319984A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | パンチプレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11319984A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108723172A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-02 | 中国兵器装备集团自动化研究所 | 一种能够检测余料排出的传火孔加工装置 |
| CN109226568A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-01-18 | 上海华兑金属有限公司 | 一种冷冲模自动出料装置及其使用方法 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14066298A patent/JPH11319984A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108723172A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-02 | 中国兵器装备集团自动化研究所 | 一种能够检测余料排出的传火孔加工装置 |
| CN109226568A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-01-18 | 上海华兑金属有限公司 | 一种冷冲模自动出料装置及其使用方法 |
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