JPH11319991A - 金型用ストックブロックセット - Google Patents

金型用ストックブロックセット

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JPH11319991A
JPH11319991A JP13960398A JP13960398A JPH11319991A JP H11319991 A JPH11319991 A JP H11319991A JP 13960398 A JP13960398 A JP 13960398A JP 13960398 A JP13960398 A JP 13960398A JP H11319991 A JPH11319991 A JP H11319991A
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Masahiro Higuchi
正弘 樋口
Toshiyuki Yarimizu
利行 鑓水
Shoji Nemoto
昭二 根本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プレス金型等の重いものを保管する
際に使用されるストックブロックに係り、金型からの落
下防止や製作コストの低減が課題である。 【解決手段】金型を保管する際に当該金型のU溝に嵌装
され金型の下面に所要の間隙を確保する金型用ストック
ブロックセット1であって、前記金型のU溝内に嵌装さ
れるブロックセットの柱状部分3に、当該U溝の壁面に
弾性的に拡開し当接する弾性体5が設けられていること
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス金型等の重
いものを保管する際に使用されるストックブロックに係
り、例えば、金型を保管場所において載置するため、金
型の隅部の下側に嵌装させて保護するストックブロック
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、重量物(例えば、数十トン)であ
るもの、例えば大型金型等をそれ用の保管庫に保管する
場合には、床面に木製枕木や樹脂製枕木を載置し、その
枕木の上に前記大型金型等の重量物を置いている。
【0003】これにより、金型の下面に傷が付くのを防
止されると共に、錆等の発生が防止されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金型は
上下方向に重ね積みされるものであり、また、金型工場
から金型を使用するプレス工場へと移送される事が多々
あり、単なる棒状の枕木では、金型の移動毎に所定の位
置に敷設しなければならないという手間が掛かる。
【0005】一方、金型の基部に通常設けられる、プレ
ス機械のボルスターに締め付け固定させるための、図7
に示すU溝11に遊嵌させるだけの介在物12では、金
型10の移動時において、上位置の金型のU溝11から
落下するおそれがある、という問題点がある。
【0006】本発明に係る金型用ストックブロックセッ
トは、このような課題を解消するために提案され、金型
に簡易に装着できて、かつ、その取り外しが容易な着脱
自在型にして、更に、その製作コストの安価なものを提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
するための要旨は、金型を保管する際に当該金型のU溝
に嵌装され金型の下面に所要の間隙を確保する金型用ス
トックブロックセットであって、前記金型のU溝内に嵌
装されるブロックセットの柱状部分に、当該U溝の壁面
に弾性的に拡開し当接する弾性体が設けられていること
である。
【0008】前記弾性体は、ブロックセットの柱状部分
にその一部が固定されると共に、当該固定部分から右翼
と左翼に拡開する両翼部分の長手方向の長さが異なって
いること、;また、弾性体における短い方の短片翼部分
の長手方向の長さは、固定部分の位置からブロックセッ
トの柱状部分の周方向における略1/4周分の長さ又は
それを若干越える長さであること、;弾性体における長
い方の長片翼部分の長手方向の長さは、金型のU溝に嵌
装させた使用状態において当該U溝の開口端部に至る長
さであること、;金型用ストックブロックセットは、基
台と柱状部分と上部把持部とが各々別体で構成され、か
つ、互いに連結手段で固定されたものであることを含む
ものである。
【0009】本発明に係る金型用ストックブロックセッ
トによれば、保管しようとする金型のボルスターへの締
め付け用のU溝に嵌合させると、拡開している弾性体が
該U溝の壁面によって縮退せしめられて弾発力が生じる
ことになり、この弾発力によって嵌合された金型用スト
ックブロックセットの金型からの脱落が防止される。
【0010】また、金型用ストックブロックセットにお
ける、柱上部分の固定部分から右翼と左翼に拡開した翼
部分が、その長手方向の長さが異なっているので、当該
ブロックセットの上部把持部分を略半回転させること
で、短片翼部分がU溝の壁面から離間され、かつ、長片
翼部分がU溝の壁面から離間されて、前記弾発力が消散
することになり、当該U溝から金型用ストックブロック
セットを容易に取り外すことができるものである。
【0011】更に、金型用ストックブロックセットが、
基台と柱状部分と上部把持部とが各々別体の3個の部品
で構成されているので、それぞれが簡易な形状であって
製作コストが低減され、全体としてコスト低減となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る金型用ストッ
クブロックセットについて図面を参照して説明する。こ
の金型用ストックブロックセット1は、図1に示すよう
に、一例として、合成樹脂製の円形状の基台2と、同じ
く合成樹脂製で円柱状の柱状部分3と、合成樹脂製で円
形状の上部把持部4と、該柱状部分3に固定して設けら
れる、例えば、ステンレス製のバネ鋼等の弾性体5とか
ら概ね構成されている。
【0013】前記各構成体は、別体として形成され、そ
して、基台2と柱状部分3とは、中心部においてボルト
6で固定されている。また、柱状部分3と上部把持部4
とは、図1乃至図2に示すように、ボルト7,7の2本
で固定されている。
【0014】なお、前記基台2、柱状部分3、上部把持
部4とを一体成型することを妨げるものではない。ま
た、基台2と柱状部分3とを一体成型とすることも同様
である。基台2と上部把持部4とは、円形状に限るもの
ではなく、多角形状や矩形状でもよい。
【0015】また、前記基台2と上部把持部4との間
に、保管する金型のU溝部分が入り込むので、その金型
の肉厚寸法よりも柱状部分3の高さを高くして(例え
ば、約50mm程度)ある。
【0016】前記柱状部分3の直径は、保管する金型の
締め付け用のU溝に嵌装するものなので、図5に示すよ
うに、該U溝11の幅の寸法aとすると、D=a−(弾
性体5の板厚t×2)と同じ寸法かそれより若干小さい
寸法である。
【0017】前記弾性体5は、所要幅の帯状体で形成さ
れるもので、所望位置に貫通孔を設けて、ボルト(皿ボ
ルト、この他、例えば、タッピングネジ等)8で柱状部
分3に固定される。また、この貫通孔を設ける部分を、
図4に示すように、凹部にして平坦部5cとし(柱状部
分3側にも平坦部3aを設ける)、ボルト8の頭部8a
が、弾性体5の外側曲面(外表面)から突出しないよう
にしてある。
【0018】これによって、柱状部分3を回転させる際
に、ボルト8の頭部8aがU溝壁面に衝突して、該回転
作用の邪魔になることが防止され、滑らかに柱状部分3
を回転させることが出来るものである。
【0019】この弾性体5の固定方法は、図示した実施
例の形態に限定されるものではなく、例えば、インサー
ト成型方法によって、柱状部分3に弾性体5の一部埋設
させることで固定する方法でもよい。
【0020】また、弾性体5は、最良の実施形態として
帯状体としたが、場合によっては、他の実施例として、
棒状のスプリングによって形成してもよいものである。
【0021】前記弾性体5の翼部分のうちの短片翼部分
5aは、図4に示すように、その長手方向の長さが、固
定部分Aの位置からブロックセットの柱状部分3の周方
向における略1/4周分の長さ、又は、それを若干越え
る長さにされている。
【0022】なお、この短片翼部分5aの長さは、柱状
部分3の周方向における略1/4周分の長さ、または、
これより若干長くするのを最良形態とするもので、厳密
に規定するものでなはないので、これよりも若干短くす
ることを妨げるものではない。但し、長片翼部分5bよ
りも、外観上で明らかに短いものである。
【0023】前記弾性体5における長片翼部分5bの長
手方向の長さは、図5に示すように、金型10のU溝1
1に嵌装させた使用状態において、当該U溝11の開口
端部11aに至る長さである。この長片翼部分5bの長
さも、厳密に規定するものでなく、開口端部11aから
若干短くて引っ込んでいたり、若干長くて突出していた
りする場合を含むものである。なお、安全上、長片翼部
分5bの先端部を開口端部11aから突出させないよう
にした方がよい、とするものである。
【0024】以上のようにして形成される金型用ストッ
クブロックセット1によれば、基台2と弾性体5が固定
された柱状部分3と上部把持部4とを、連結手段あるボ
ルト6,7で固定して図4に示す状態にした金型用スト
ックブロックセット1を、保管しようとする金型10の
U溝11に、図5に示すように、その柱状部分3を開口
端部11aから奥側に差し込むことで、嵌装させる。
【0025】すると、弾性体5の短片翼部分5aと長片
翼部分5bとが、U溝11の両側壁面に当接して、拡開
状態から柱状部分3の周壁面に沿って嵌装力により強制
的に変形される。この変形により、弾性体5の両翼部分
5a,5bで弾発力が生じて、いわゆる突っ張った状態
となって、当該金型用ストックブロックセット1がU溝
11に安定して保持される。
【0026】この状態で、金型10が保管場所に載置さ
れ、かつ、更に段積みされる。そして、金型10を使用
する際、または、移動させる際に、前記U溝11に嵌装
させた金型用ストックブロックセット1を取り外すに
は、図6に示すように、金型用ストックブロックセット
1の上部把持部4を手で掴んで、矢印で示す所定の方向
(短片翼部分5aから長片翼部分5bに向かう方向)
に、例えば、略90°程度回転させる。このとき、固定
部分Aにおけるボルト8の頭部8aは、弾性体5の外側
表面から突出していないので、スムーズに回転させるこ
ととができるものである。
【0027】すると、長片翼部分5bが図4に示す元の
状態にほぼ戻ることになり、前記強制変形による弾発力
が消勢される。また、短片翼部分5aの弾発力で柱状部
分3が開口端部11aに向かって押し出される。よっ
て、手で金型用ストックブロックセット1を矢印方向へ
引き出す(図6参照)のが容易になる。
【0028】このように、金型用ストックブロックセッ
ト1は、短片翼部分5aと長片翼部分5bとを有する弾
性体5を備えていることで、金型10のU溝11に嵌装
させた状態では、しっかりと保持され、外すときには、
所定方向に回転させる事で容易に取り出すことが出来る
ものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る金型
用ストックブロックセットは、金型を保管する際に当該
金型のU溝に嵌装され金型の下面に所要の間隙を確保す
る金型用ストックブロックセットであって、前記金型の
U溝内に嵌装されるブロックセットの柱状部分に、当該
U溝の壁面に弾性的に拡開し当接する弾性体が設けられ
ているので、金型用ストックブロックセットが金型のU
溝から脱落することが防止され、金型の移動中における
安全性が向上するという優れた効果を奏するものであ
る。
【0030】また、前記弾性体は、ブロックセットの柱
状部分にその一部が固定されると共に、当該固定部分か
ら右翼と左翼に拡開する両翼部分の長手方向の長さが異
なっているので、外す時には、該金型用ストックブロッ
クセットを所定方向に回転させることで、一方の翼部分
の弾発力が消勢されて、簡単に金型用ストックブロック
セットを金型のU溝から外すことができるという優れた
効果を奏するものである。
【0031】更に、前記弾性体における短い方の短片翼
部分の長手方向の長さは、固定部分の位置からブロック
セットの柱状部分の周方向における略1/4周分の長さ
又はそれを若干越える長さであること、または、前記弾
性体における長い方の長片翼部分の長手方向の長さは、
金型のU溝に嵌装させた使用状態において当該U溝の開
口端部に至る長さであることとすることで、嵌装状態で
しっかりと保持されるとともに外すときも容易にできる
ようになるという優れた効果を奏するものである。
【0032】前記金型用ストックブロックセットは、基
台と柱状部分と上部把持部とが各々別体で構成され、か
つ、互いに連結手段で固定されたものとすることで、各
々の製作コストが、簡易な形状であるので、低減させる
ことが出来るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型用ストックブロックセットの
正面図である。
【図2】同本発明に係る金型用ストックブロックセット
の平面図である。
【図3】同本発明に係る金型用ストックブロックセット
の底面図で、ボルト6が有る場合と無い状態とを半分に
分けて示してある。
【図4】同本発明に係る金型用ストックブロックセット
の、上部把持部分を除いた状態の平面図である。
【図5】本発明に係る金型用ストックブロックセットを
金型のU溝に嵌装させる様子を示す説明図である。
【図6】同本発明に係る金型用ストックブロックセット
を、金型のU溝から外す様子を示す説明図である。
【図7】従来例に係るブロックセットの使用状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 金型用ストックブロックセット、2 基台、3 柱
状部分、3a 平坦部、4 上部把持部、5 弾性体、
5a 短片翼部分、5b 長片翼部分、5c 平坦部、
8 ボルト、8a 頭部、10 金型、11 U溝、1
1a U溝の開口端部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を保管する際に当該金型のU溝に嵌
    装され金型の下面に所要の間隙を確保する金型用ストッ
    クブロックセットであって、 前記金型のU溝内に嵌装されるブロックセットの柱状部
    分に、当該U溝の壁面に弾性的に拡開し当接する弾性体
    が設けられていること、 を特徴とする金型用ストックブロックセット。
  2. 【請求項2】 弾性体は、ブロックセットの柱状部分に
    その一部が固定されると共に、当該固定部分から右翼と
    左翼に拡開する両翼部分の長手方向の長さが異なってい
    ること、 を特徴とする請求項1に記載の金型用ストックブロック
    セット。
  3. 【請求項3】 弾性体における短い方の短片翼部分の長
    手方向の長さは、固定部分の位置からブロックセットの
    柱状部分の周方向における略1/4周分の長さ又はそれ
    を若干越える長さであること、 を特徴とする請求項2に記載の金型用ストックブロック
    セット。
  4. 【請求項4】 弾性体における長い方の長片翼部分の長
    手方向の長さは、金型のU溝に嵌装させた使用状態にお
    いて当該U溝の開口端部に至る長さであること、 を特徴とする請求項2または3に記載の金型用ストック
    ブロックセット。
  5. 【請求項5】 金型用ストックブロックセットは、基台
    と柱状部分と上部把持部とが各々別体で構成され、か
    つ、互いに連結手段で固定されたものであること、 を特徴とする請求項1に記載の金型用ストックブロック
    セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104353728A (zh) * 2014-10-31 2015-02-18 苏州广型模具有限公司 一种数控冲床模具冲头

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CN104353728A (zh) * 2014-10-31 2015-02-18 苏州广型模具有限公司 一种数控冲床模具冲头

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