JPH1131U - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 立ち上がりも立ち下がりも高速で、低消費電
流のサンプルホールド回路を提供する。 【構成】 入力端子INに入力された正に変化する電圧
は第1セレクタS1 を介して第1コンデンサC1 にサン
プルホールドされ第1オペアンプAMP1 から第2セレ
クタS2 を介して出力端子OUTに出力され、入力端子
INに入力された負に変化する電圧は第1セレクタS1
を介して第2コンデンサC2 にサンプルホールドされ第
2オペアンプAMP2 から第2セレクタS2 を介して出
力端子に出力される。
流のサンプルホールド回路を提供する。 【構成】 入力端子INに入力された正に変化する電圧
は第1セレクタS1 を介して第1コンデンサC1 にサン
プルホールドされ第1オペアンプAMP1 から第2セレ
クタS2 を介して出力端子OUTに出力され、入力端子
INに入力された負に変化する電圧は第1セレクタS1
を介して第2コンデンサC2 にサンプルホールドされ第
2オペアンプAMP2 から第2セレクタS2 を介して出
力端子に出力される。
Description
【0001】
この考案は半導体集積回路に関し、特に小さな消費電流で高速動作させるに好 適なサンプルホールド回路を含む半導体集積回路に関する。
【0002】
従来のサンプルホールド回路は、図2に示すように、オペアンプAMPがその 逆相入力端子−と出力間でボルテージホロワ接続され、その正相入力端子+には 、接地ラインとの間に入力電圧をサンプルホールドするコンデンサC1 が接続さ れ、入力端子INとの間にコントロール端子TSに与えられた信号により駆動す るスイッチSWが接続されている。またその出力には出力端子OUTが接続され ている。出力端子OUTには容量性負荷Cが接続される。
【0003】 このサンプルホールド回路の動作では、時間と共に変動する電圧が入力端子I Nに入力されると、コントロール端子TSに入力される制御信号によりスイッチ SWが瞬時導通されてコンデンサC1 がその時の瞬時値電圧に充電され、その電 圧を保持する。オペアンプAMPはその保持された電圧と同じ電圧を出力し、所 定の周期でこの動作を繰り返す。 ところで、負荷容量Cが例えば100PF程度と比較的大きい場合はその充放 電、すなわち出力電圧VOUT の波形的な傾きの立ち上がり及び立ち下がりに時間 を要し、その周期を速くしにくくする。
【0004】 ところで上記のオペアンプAMPは例えば図3に示す回路のオペアンプAMP 1 で構成する。この回路はPチャンネルMOSトランジスタQ1 ,Q2 ,Nチャ ンネルMOSトランジスタQ3 ,Q4 ,Q5 により差動アンプを構成し、トラン ジスタQ3 ,Q4 のそれぞれのゲートを逆相入力端子−,正相入力端子+とする 。電源ラインVccと接地ラインGndの間にPチャンネルMOSトランジスタ Q6 とNチャンネルMOSトランジスタQ7 をドレインどうしで直列接続して配 置し、そのドレインをオペアンプAMP1 の出力端子OUTとする。Nチャンネ ルMOSトランジスタQ5 ,Q7 のゲートは共通接続され、一定の電圧Vr1が与 えられ、トランジスタQ5 ,Q7 にはそれぞれのドレインに所定値以上の電圧が 印加されるとき一定の電流I1,I2が流れ、差動アンプの正相出力でPチャンネ ルMOSトランジスタQ6 を駆動して両入力端子+,−の電圧に応じた電圧を出 力端子OUTに出力する。
【0005】 図3の回路の動作において、まずオペアンプAMP1 の入力端子+の電圧VC1 が低い時、トランジスタQ4 の抵抗は大きく、そのドレイン電圧は高く、したが ってトランジスタQ6 の抵抗が大きくなっている。一方トランジスタQ7 のゲー トには一定の電圧が与えられて、一定の抵抗に保持されて、トランジスタQ6 − Q7 の接続点、すなわち出力端子OUTの出力電圧VOUTは低くなっている。こ の状態でオペアンプAMP1の入力端子+の電圧、すなわちコンデンサC1 の電 圧VC1が高く変わった際には、トランジスタQ4 の抵抗は小さくなり、そのドレ イン電圧が低くなり、トランジスタQ6 の抵抗が低くなり、トランジスタQ7 に 流れる電流I2に加え負荷容量C(図2参照)を充電する電流が流れ出力電圧VO UT を比較的急速に高める。 この状態でオペアンプAMP1 の入力端子+の電圧VC1が低くなると、前記の 通りトランジスタQ6 の抵抗が高くなり電流は少なくなり、負荷容量Cに貯えら れた電荷はトランジスタQ7 の電流I2により放電し、出力電圧VOUTは低くなる 。しかしながらトランジスタQ7 はゲート電圧が一定に保たれているので抵抗が 低く成り得ず、出力電圧VOUTの波形的な傾きの立ち下がりは時間がかかる。 そこで出力電圧VOUTの波形的な傾きの立ち下がりを速くしようとするとトラン ジスタQ7 の電流I2、すなわちゲート電圧Vr1を大きくする必要がある。しか しながらこの電流I2は常時流れているので回路の消費電流が大きくなる。
【0006】 一方、出力電圧VOUTの波形的な傾きの立ち下がりを速くするオペアンプは、 図4に示す回路のオペアンプAMP2 がある。この回路は前述の図3に示すオペ アンプAMP1 のPチャンネルMOSトランジスタQ1 ,Q2 ,Q6 にかえてN チャンネルMOSトランジスタQ11,Q12,Q16とし、NチャンネルMOSトラ ンジスタQ3 ,Q4 ,Q5 ,Q7 にかえてPチャンネルMOSトランジスタQ13 ,Q14,Q15,Q17で構成する。この回路によればオペアンプAMP1 において 説明したと同様な理由により出力電圧VOUTの波形的な傾きの立ち下がりは速く なるが立ち上がりは遅くなる。かくしてオペアンプAMP1 のように出力電圧の 波形的な傾きの立ち上がりが速い動作特性を有するオペアンプと、オペアンプA MP2 のように出力電圧の波形的な傾きの立ち下がりの速い動作特性を有するオ ペアンプとが具体的に構成される。
【0007】
上述のように従来のサンプルホールド回路はオペアンプを1つで構成している ので出力電圧の波形的な傾きの立ち上がりと立ち下がりの速いものを得るのは消 費電流を大きくするので容易でなかった。 そこで、この考案は、小さな消費電流で出力電圧の波形的な傾きの立ち上がり 及び立ち下がりとも速い動作を行うサンプルホールド回路を含む半導体集積回路 を提供することを目的とする。
【0008】
この考案の半導体集積回路は、ボルテージホロワ接続され、入出力端子間で並 列接続された相異なる動作特性を有する一組のオペアンプと、各オペアンプの正 相入力と接地間にそれぞれ挿入したコンデンサと、入力端子と各オペアンプの正 相入力間に挿入した第1セレクタと、各オペアンプの出力と出力端子間に挿入し た第2セレクタとを具備し、オペアンプの一方を出力電圧の波形的な傾きの立ち 上がりが速い動作特性に、他方をその立ち下がりが速い動作特性にしたサンプル ホールド回路を含む。
【0009】
以下、この考案の一実施例の半導体集積回路に含まれるサンプルホールド回路 について、図面を参照して説明する。 このサンプルホールド回路は図1に示すように、入出力端子IN,OUT間で 並列接続され相異なる動作特性を有する第1及び第2オペアンプAMP1,AM P2と、各オペアンプAMP1 ,AMP2 の正相入力と接地間にそれぞれ挿入し た第1及び第2コンデンサC1 ,C2 と、入力端子INと各オペアンプAMP1 ,AMP2 の正相入力間に挿入した第1セレクタS1 と、各オペアンプAMP1 ,AMP2 の出力と出力端子OUT間に挿入した第2セレクタS2 とで構成され る。オペアンプAMP1 ,AMP2 はそれぞれ、その逆相入力端子−と出力とで ボルテージホロワ接続されている。オペアンプAMP1 は具体的には図3に示す 回路で構成され出力電圧の波形的な傾きの立ち上がりが速い動作特性を有し、オ ペアンプAMP2 は具体的には図4に示す回路で構成され出力電圧の波形的な傾 きの立ち下がりが速い動作特性を有する。このサンプルホールド回路の動作では 入力端子INに入力された正に変化する電圧が第1セレクタS1 を介して第1コ ンデンサC1 にサンプルホールドされ第1オペアンプAMP1 から第2セレクタ S2 を介して出力端子OUTに出力され、入力端子INに入力された負に変化す る電圧が第1セレクタS1 を介して第2コンデンサC2 にサンプルホールドされ 第2オペアンプAMP2 から第2セレクタS2 を介して出力端子に出力される。
【0010】 次に図1の具体的な回路例を図5を参照して説明する。 図5は図1のセレクタS1 、S2 を具体的なスイッチ回路で示したもので、セ レクタS1 は制御端子TS1 に与えられる信号により駆動するスイッチSW1 と 制御端子TS2 に与えられる信号により駆動するスイッチSW2 とで構成され、 セレクタS2 は制御端子TS3 に与えられる信号により駆動するスイッチSW3 と制御端子TS4 に与えられる信号により駆動するスイッチSW4 とで構成され ている。スイッチSW1 は入力端子INとオペアンプAMP1 間に接続され、ス イッチSW2 は入力端子INとオペアンプAMP2 間に接続されている。また、 スイッチSW3 はオペアンプAMP1 と出力端子OUT間に接続され、スイッチ SW4 はオペアンプAMP2 と出力端子OUT間に接続されている。
【0011】 次に図6に示すタイミングチャートも併用して動作を説明する。入力端子IN には入力電圧VINが時間により変化する電圧として与えられる。制御端子TS1 ,TS2 にはスイッチSW1 ,SW2 をコントロールする電圧VVS1,VVS2が入 力電圧に同期してそれぞれ所定のタイミング信号として与えられ、ハイの時スイ ッチSW1 ,SW2 をそれぞれONさせる。また、制御端子TS3 ,TS4 には スイッチSW3 ,SW4 をコントロールする電圧VTS3,VTS4が入力電圧に同期 してそれぞれハイ・ロウ相反対のタイミング信号として与えられ、ハイの時スイ ッチSW3 ,SW4 をONさせる。時刻T1 前においてスイッチSW1 ,SW2 はOFF状態で、コンデンサC1 はその電圧VC1 として入力電圧VIN(=V1 )を保持している。この時スイッチS3 はON状態で,コンデンサC1 の電圧VC1 (=V1)をオペアンプAMP1 から出力電圧VOUTとして出力している。
【0012】 時刻T1 においてスイッチSW1 はOFF状態のまま,スイッチSW2 はO N状態になり,コンデンサC2 はその電圧VC2してV1より低い入力電圧VIN( =V2)を保持する。このときスイッチSW4 はOFF状態である。次に時刻T2 においてスイッチSW1 ,SW2 はOFF状態のまま,スイッチSW3 はOF F状態,スイッチSW4 はON状態になり、コンデンサC2 の電圧VC2(=V2) をオペアンプAMP2 から出力電圧VOUTとして出力する。
【0013】 同様に時刻T3 においてSW1 はON状態になりコンデンサC1 はその電圧 VC1としてV2より高い入力電圧VIN(=V3)を保持し、時刻T4 においてSW 3 はON状態、スイッチSW4 はOFF状態になり、コンデンサC1 の電圧VC1 (=V2)をオペアンプAMP1 から出力電圧として出力し、時刻T5においてS W2 はON状態になり、コンデンサC2 はその電圧VC2としてV3より低い入力 電圧VIN(=V4)を保持し、時刻T6 においてSW3 はOFF状態、SW4 は ON状態になり、コンデンサC2 の電圧VC2(=V4)をオペアンプAMP2 か ら出力電圧として出力する。
【0014】 このようにV1↓V2↑V3↓V4と交互に上昇,降下を繰り返す出力電圧VOUT を出力端子OUTから出力するとき、上昇、すなわちV2からV3ように出力電圧 の波形の立ち上がりの際には出力電圧の波形的な傾きの立ち上がりの速い動作特 性を有するオペアンプAMP1 が担当し、降下、すなわちV1からV2 、、V3か らV4ように出力電圧の波形の立ち下がりの際には出力電圧の波形的な傾きの立 ち下がりの速いオペアンプAMP2 が担当して立ち上がりと立ち下がり波形の急 峻な出力電圧を出力する。
【0015】
以上説明したように、この考案は、立ち上がりが速くて立ち下がりの遅い動作 特性を有する第1オペアンプと立ち上がりが遅くて立ち下がりの速い動作特性を 有する第2オペアンプとを並列的に接続し、選択して使うことにより、消費電流 を大きくすることなく立ち上がりと立ち下がり波形の急峻な出力をするサンプル ホールド回路とすることができる。また、簡単な回路で構成できるので安価な回 路を提供できる。
【図1】 本考案の一実施例を示すサンプルホールド回
路のブロック図
路のブロック図
【図2】 従来のサンプルホールド回路の回路図
【図3】 第1オペアンプの回路図
【図4】 第2オペアンプの回路図
【図5】 図1のサンプルホールド回路の具体的な回路
図
図
【図6】 図5の回路のタイミングチャート
AMP1 第1オペアンプ AMP2 第2オペアンプ C1 第1コンデンサ C2 第2コンデンサ S1 第1セレクタ S2 第2セレクタ IN 入力端子 OUT 出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】ボルテージホロワ接続され、入出力端子間
で並列接続された相異なる動作特性を有する一組のオペ
アンプと、前記各オペアンプの正相入力と接地間にそれ
ぞれ挿入したコンデンサと、前記入力端子と前記各オペ
アンプの正相入力間に挿入した第1セレクタと、前記各
オペアンプの出力と前記出力端子間に挿入した第2セレ
クタとを具備し、前記オペアンプの一方を出力電圧の波
形的な傾きの立ち上がりが速い動作特性に、他方をその
立ち下がりが速い動作特性にしたサンプルホールド回路
を含む集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997011245U JP2605603Y2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997011245U JP2605603Y2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1131U true JPH1131U (ja) | 1999-03-05 |
| JP2605603Y2 JP2605603Y2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=11772567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1997011245U Expired - Fee Related JP2605603Y2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605603Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007214613A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Seiko Instruments Inc | 増幅回路 |
| JP2019161324A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 日本電信電話株式会社 | トラックアンドホールド回路 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101154240B1 (ko) | 2010-09-15 | 2012-06-18 | 강원대학교산학협력단 | Usn용 센서신호 처리장치 및 방법 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2585128Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1998-11-11 | 関西日本電気株式会社 | 半導体集積回路 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP1997011245U patent/JP2605603Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| KR101141567B1 (ko) * | 2006-02-07 | 2012-05-16 | 각코우호진 지코우지가쿠엔 | 증폭 회로 |
| TWI392223B (zh) * | 2006-02-07 | 2013-04-01 | Seiko Instr Inc | 放大電路 |
| JP2019161324A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 日本電信電話株式会社 | トラックアンドホールド回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2605603Y2 (ja) | 2000-07-31 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |